JPH0874755A - スクロール型無給油式流体機械 - Google Patents
スクロール型無給油式流体機械Info
- Publication number
- JPH0874755A JPH0874755A JP21381594A JP21381594A JPH0874755A JP H0874755 A JPH0874755 A JP H0874755A JP 21381594 A JP21381594 A JP 21381594A JP 21381594 A JP21381594 A JP 21381594A JP H0874755 A JPH0874755 A JP H0874755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- thrust
- end plate
- fixed
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、簡単な構成によってスラスト寸法
を高精度に管理でき、しかも、スラスト軸受部品の構
成、装着を簡易化して、組立作業性を向上できる高性能
なスクロール流体機械を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、スクロール圧縮要素2と電動要素
3とを備え、このスクロール圧縮要素2は、フレーム5
に固定され、鏡板8とこの鏡板に立設された渦巻き状の
ラップ10とを有する固定スクロール6と、鏡板11と
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップ12
と他方の面に立設されたボス13とを有する揺動スクロ
ール7と、この揺動スクロール7を前記固定スクロール
6に対して自転しないように円軌道上を公転させるオル
ダム継手36とで構成されているスクロール型流体機械
において、前記フレーム5に揺動スクロール7の鏡板1
1のスラスト面を支承するスラストキャップ42を別部
品として装着したものである。
を高精度に管理でき、しかも、スラスト軸受部品の構
成、装着を簡易化して、組立作業性を向上できる高性能
なスクロール流体機械を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、スクロール圧縮要素2と電動要素
3とを備え、このスクロール圧縮要素2は、フレーム5
に固定され、鏡板8とこの鏡板に立設された渦巻き状の
ラップ10とを有する固定スクロール6と、鏡板11と
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップ12
と他方の面に立設されたボス13とを有する揺動スクロ
ール7と、この揺動スクロール7を前記固定スクロール
6に対して自転しないように円軌道上を公転させるオル
ダム継手36とで構成されているスクロール型流体機械
において、前記フレーム5に揺動スクロール7の鏡板1
1のスラスト面を支承するスラストキャップ42を別部
品として装着したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動要素の回転力を揺
動スクロールに伝える駆動装置を有するスクロール型流
体機械に関する。
動スクロールに伝える駆動装置を有するスクロール型流
体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型流体機械、特に圧縮
機は例えば、特開昭62−282186号公報に示され
ているように、スクロール圧縮要素と電動要素とを備
え、このスクロール圧縮要素は中央に軸受を有するフレ
ームと、このフレームに固定される鏡板とこの鏡板に立
設された渦巻き状のラップとを有する固定スクロール
と、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設された渦巻き状の
ラップと他方の面に立設されたボスとを有する揺動スク
ロールとで構成され、前記固定スクロールと揺動スクロ
ールとはラップを互にかみ合わせて組立てられ、この揺
動スクロールのボスには電動要素の回転軸に設けられた
駆動装置が嵌合されている構成である。
機は例えば、特開昭62−282186号公報に示され
ているように、スクロール圧縮要素と電動要素とを備
え、このスクロール圧縮要素は中央に軸受を有するフレ
ームと、このフレームに固定される鏡板とこの鏡板に立
設された渦巻き状のラップとを有する固定スクロール
と、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設された渦巻き状の
ラップと他方の面に立設されたボスとを有する揺動スク
ロールとで構成され、前記固定スクロールと揺動スクロ
ールとはラップを互にかみ合わせて組立てられ、この揺
動スクロールのボスには電動要素の回転軸に設けられた
駆動装置が嵌合されている構成である。
【0003】また、揺動スクロールを前記固定スクロー
ルに対して自転しないように円軌道上を公転させるため
のオルダム継手は、リング状の別部品として組み込まれ
ており、フレームと揺動スクロールの鏡板に各々形成し
た溝にキーを嵌合させて摺動させる構成である。
ルに対して自転しないように円軌道上を公転させるため
のオルダム継手は、リング状の別部品として組み込まれ
ており、フレームと揺動スクロールの鏡板に各々形成し
た溝にキーを嵌合させて摺動させる構成である。
【0004】一方、フレームにはスラスト軸受部が形成
され、揺動スクロールのスラスト荷重を支承している。
され、揺動スクロールのスラスト荷重を支承している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造のス
クロール型流体機械、特に無給油式のスクロール型圧縮
機では、揺動スクロールの軸方向の荷重設計が重要とな
り、スラスト軸受部には特殊な潤滑対策を施さなければ
ならない。
クロール型流体機械、特に無給油式のスクロール型圧縮
機では、揺動スクロールの軸方向の荷重設計が重要とな
り、スラスト軸受部には特殊な潤滑対策を施さなければ
ならない。
【0006】そこで、従来はフレームにスラスト軸受部
と固定スクロールの装着部とを段差状に一体形成するこ
とにより、その段差の寸法差を高精度に管理し、固定ス
クロールと揺動スクロールとの噛み合わせ寸法、及びス
ラスト軸受部の寸法を管理していた。
と固定スクロールの装着部とを段差状に一体形成するこ
とにより、その段差の寸法差を高精度に管理し、固定ス
クロールと揺動スクロールとの噛み合わせ寸法、及びス
ラスト軸受部の寸法を管理していた。
【0007】しかし、フレームは通常、鉄系材料で形成
されているため、揺動スクロールに加わるスラスト荷重
でスラスト軸受部が焼きつきを起こしやすいという問題
があった。
されているため、揺動スクロールに加わるスラスト荷重
でスラスト軸受部が焼きつきを起こしやすいという問題
があった。
【0008】そこで、スラスト軸受部に摺動材料を塗布
する方法も考えられるが、斯る摺動材料を塗布するとス
ラスト面の面精度が粗くなり、逆に、スクロール流体機
械の性能を低下させる。この問題は摺動材料を接着剤に
よって均一に塗布する場合でも接着剤の介入により面精
度のバラツキが生じ解決策とならない。
する方法も考えられるが、斯る摺動材料を塗布するとス
ラスト面の面精度が粗くなり、逆に、スクロール流体機
械の性能を低下させる。この問題は摺動材料を接着剤に
よって均一に塗布する場合でも接着剤の介入により面精
度のバラツキが生じ解決策とならない。
【0009】尚、上記のようにスラスト面精度のバラツ
キに対処するために、フレームと固定スクロールとの間
にバラツキに応じた寸法のスペーサを介在させる方法も
考えられるが、この場合にはバラツキ寸法に対応する多
種多様なスペーサを用意しなければならず、現実的では
ない。
キに対処するために、フレームと固定スクロールとの間
にバラツキに応じた寸法のスペーサを介在させる方法も
考えられるが、この場合にはバラツキ寸法に対応する多
種多様なスペーサを用意しなければならず、現実的では
ない。
【0010】この発明は上記の問題を解決するもので、
簡単な構成によってスラスト寸法を高精度に管理でき、
しかも、スラスト軸受部品の構成、装着を簡易化して、
組立作業性を向上できる高性能なスクロール流体機械を
提供することを目的とする。また、多種多様なスペーサ
を用意するまでもなくスラスト軸受面のバラツキに対応
することができ、上記スラスト軸受精度の向上を助長で
きるスクロール流体機械を提供することを目的とする。
簡単な構成によってスラスト寸法を高精度に管理でき、
しかも、スラスト軸受部品の構成、装着を簡易化して、
組立作業性を向上できる高性能なスクロール流体機械を
提供することを目的とする。また、多種多様なスペーサ
を用意するまでもなくスラスト軸受面のバラツキに対応
することができ、上記スラスト軸受精度の向上を助長で
きるスクロール流体機械を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、請求項1の
構成により、スクロール圧縮要素と電動要素とを備え、
このスクロール圧縮要素は、フレームに固定され、鏡板
とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する固
定スクロールと、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設され
た渦巻き状のラップと他方の面に立設されたボスとを有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールを前記固定
スクロールに対して自転しないように円軌道上を公転さ
せるオルダム継手とで構成されているスクロール型流体
機械において、前記フレームに揺動スクロールの鏡板の
スラスト面を支承するスラスト軸受部品をキャップ状の
別部品として設けたものである。
構成により、スクロール圧縮要素と電動要素とを備え、
このスクロール圧縮要素は、フレームに固定され、鏡板
とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有する固
定スクロールと、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設され
た渦巻き状のラップと他方の面に立設されたボスとを有
する揺動スクロールと、この揺動スクロールを前記固定
スクロールに対して自転しないように円軌道上を公転さ
せるオルダム継手とで構成されているスクロール型流体
機械において、前記フレームに揺動スクロールの鏡板の
スラスト面を支承するスラスト軸受部品をキャップ状の
別部品として設けたものである。
【0012】また、請求項2の構成により、スクロール
圧縮要素と電動要素とを備え、このスクロール圧縮要素
は、フレームに固定され、鏡板とこの鏡板に立設された
渦巻き状のラップとを有する固定スクロールと、鏡板と
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップと他
方の面に立設されたボスとを有する揺動スクロールと、
この揺動スクロールを前記固定スクロールに対して自転
しないように円軌道上を公転させるオルダム継手とで構
成されているスクロール型流体機械において、前記フレ
ームと固定スクロールとの間にスペーサを設ける一方、
前記フレームに揺動スクロールの鏡板のスラスト面を支
承するスラスト軸受部品をキャップ状の別部品として設
けたものである。
圧縮要素と電動要素とを備え、このスクロール圧縮要素
は、フレームに固定され、鏡板とこの鏡板に立設された
渦巻き状のラップとを有する固定スクロールと、鏡板と
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップと他
方の面に立設されたボスとを有する揺動スクロールと、
この揺動スクロールを前記固定スクロールに対して自転
しないように円軌道上を公転させるオルダム継手とで構
成されているスクロール型流体機械において、前記フレ
ームと固定スクロールとの間にスペーサを設ける一方、
前記フレームに揺動スクロールの鏡板のスラスト面を支
承するスラスト軸受部品をキャップ状の別部品として設
けたものである。
【0013】
【作用】この発明は上記請求項1の構成により、スラス
ト軸受部品は別部品であるためスラスト軸受部品自体の
スラスト寸法を単体で高精度に管理することができ、結
果的にスクロール流体機械のスラスト軸受寸法を高精度
に管理可能となって流体機械の性能を向上できる。
ト軸受部品は別部品であるためスラスト軸受部品自体の
スラスト寸法を単体で高精度に管理することができ、結
果的にスクロール流体機械のスラスト軸受寸法を高精度
に管理可能となって流体機械の性能を向上できる。
【0014】また、スラスト軸受部品はキャップ状の別
部品であるため、フレームに形成された溝にワンタッチ
で嵌合させて取り付けることができ、接着剤も不要であ
るため従来のようなスラスト寸法のバラツキもなく、ス
ラスト寸法を高精度に維持しておくことができ、組立作
業性を向上できる。尚、位置決めもピン等によって簡単
に行える。
部品であるため、フレームに形成された溝にワンタッチ
で嵌合させて取り付けることができ、接着剤も不要であ
るため従来のようなスラスト寸法のバラツキもなく、ス
ラスト寸法を高精度に維持しておくことができ、組立作
業性を向上できる。尚、位置決めもピン等によって簡単
に行える。
【0015】また、請求項2の構成により、スラスト軸
受部品の別部品化によるスラスト寸法のバラツキの減少
に伴い、斯るスラスト寸法の何種かのバラツキに対応し
てスペーサを設ければ良くなり、多種多様なスペーサを
用意するまでもなく何種かのスペーサによってスラスト
軸受面のバラツキに対応することができ、上記スラスト
軸受精度の向上を助長できる。
受部品の別部品化によるスラスト寸法のバラツキの減少
に伴い、斯るスラスト寸法の何種かのバラツキに対応し
てスペーサを設ければ良くなり、多種多様なスペーサを
用意するまでもなく何種かのスペーサによってスラスト
軸受面のバラツキに対応することができ、上記スラスト
軸受精度の向上を助長できる。
【0016】
【実施例】以下この発明を図に示す実施例に基いて説明
する。
する。
【0017】図1はこの発明の一実施例を示す無給油式
のスクロール型空気圧縮機の断面図である。
のスクロール型空気圧縮機の断面図である。
【0018】1はスクロール型空気圧縮機で、このスク
ロール圧縮機は上側のスクロール圧縮要素2と、下側の
電動要素3とで構成されている。スクロール圧縮要素2
は中央に主軸受4を有するフレーム5と、後述するモー
タカバー15にスペーサ45を介して固定された固定ス
クロール6と、この固定スクロールとフレーム5との間
に挟持された揺動スクロール7とで構成されている。
ロール圧縮機は上側のスクロール圧縮要素2と、下側の
電動要素3とで構成されている。スクロール圧縮要素2
は中央に主軸受4を有するフレーム5と、後述するモー
タカバー15にスペーサ45を介して固定された固定ス
クロール6と、この固定スクロールとフレーム5との間
に挟持された揺動スクロール7とで構成されている。
【0019】固定スクロール6は円板状の鏡板8と、こ
の鏡板の一方の面周縁に突出された環状壁9と、この環
状壁で囲まれた鏡板8に立設された渦巻き状のラップ1
0とで構成されている。そして、固定スクロール6は環
状壁9及びラップ10の突出方向を下向きにしている。
の鏡板の一方の面周縁に突出された環状壁9と、この環
状壁で囲まれた鏡板8に立設された渦巻き状のラップ1
0とで構成されている。そして、固定スクロール6は環
状壁9及びラップ10の突出方向を下向きにしている。
【0020】揺動スクロール7は円板状の鏡板11と、
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップ12
と、鏡板11の他方の面の中央に突出されたボス部13
とで構成されている。そして、揺動スクロール7はラッ
プ12の突出方向を上向きにしている。
この鏡板の一方の面に立設された渦巻き状のラップ12
と、鏡板11の他方の面の中央に突出されたボス部13
とで構成されている。そして、揺動スクロール7はラッ
プ12の突出方向を上向きにしている。
【0021】固定スクロール6と揺動スクロール7とは
ラップ10,12を互に向かい合わせてかみ合うように
して内部に複数の圧縮空間14を形成するようにしてい
る。電動要素3はフレーム5に固定されたモータカバー
15と、このモータカバー内に固定された固定子16
と、この固定子の内側に配置された回転子17と、この
回転子の中央に挿着された回転軸18とで構成されてい
る。モータカバー15には回転軸を軸支する補助軸受1
9が設けられている。
ラップ10,12を互に向かい合わせてかみ合うように
して内部に複数の圧縮空間14を形成するようにしてい
る。電動要素3はフレーム5に固定されたモータカバー
15と、このモータカバー内に固定された固定子16
と、この固定子の内側に配置された回転子17と、この
回転子の中央に挿着された回転軸18とで構成されてい
る。モータカバー15には回転軸を軸支する補助軸受1
9が設けられている。
【0022】主軸受4には回転軸18の段部20に嵌合
されるボールベアリング24が取付けられている。
されるボールベアリング24が取付けられている。
【0023】25は電動要素3の回転力を揺動スクロー
ル7に伝える駆動装置で、この駆動装置は揺動スクロー
ル7の不平衡力とバランスさせるバランスウェイト26
と、この揺動スクロールのボス部13のボス孔内に挿入
して揺動スクロール7を公転させる偏心ブッシュ28
と、この偏心ブッシュとバランスウェイトとの位置決め
を行うピン29と、偏心ブッシュ28を回転軸18に固
定するボルト30とで構成されている。
ル7に伝える駆動装置で、この駆動装置は揺動スクロー
ル7の不平衡力とバランスさせるバランスウェイト26
と、この揺動スクロールのボス部13のボス孔内に挿入
して揺動スクロール7を公転させる偏心ブッシュ28
と、この偏心ブッシュとバランスウェイトとの位置決め
を行うピン29と、偏心ブッシュ28を回転軸18に固
定するボルト30とで構成されている。
【0024】固定スクロール6には鏡板8に外側の圧縮
空間14に連通する吸込孔31が、鏡板8の中央に圧縮
空間14に連通する吐出孔32が夫々形成されている。
空間14に連通する吸込孔31が、鏡板8の中央に圧縮
空間14に連通する吐出孔32が夫々形成されている。
【0025】36は前記揺動スクロール7を前記固定ス
クロール6に対して自転しないように円軌道上を公転さ
せるオルダム継手である。
クロール6に対して自転しないように円軌道上を公転さ
せるオルダム継手である。
【0026】33は前記揺動スクロール7の鏡板11の
背面に一体形成された補強リブである。この補強リブ
は、中央に環状のスラスト軸受部34を、端部に前記オ
ルダム継手36のキー41と係合するキー溝35を画成
するキー溝形成部40を連続形成したものである。
背面に一体形成された補強リブである。この補強リブ
は、中央に環状のスラスト軸受部34を、端部に前記オ
ルダム継手36のキー41と係合するキー溝35を画成
するキー溝形成部40を連続形成したものである。
【0027】このように構成されたスクロール型空気圧
縮機において、電動要素3を回転させると、その回転力
が回転軸18を介して揺動スクロール7に伝えられる。
すなわち、揺動スクロール7はこのスクロールのボス部
13のボス孔に挿入された回転軸18に取付けた駆動装
置25の偏心ブッシュ28で駆動され、オルダム継手3
6によって固定スクロール6に対して自転しないように
円軌道上を公転させられる。そして、固定スクロール6
と揺動スクロール7とはこれらのスクロールで形成され
た圧縮空間14を外方から内方へ向かって次第に縮小さ
せ、吸込孔31から流入した空気を圧縮している。この
圧縮された空気は固定スクロール6の鏡板8の吐出孔3
2から吐出されている。
縮機において、電動要素3を回転させると、その回転力
が回転軸18を介して揺動スクロール7に伝えられる。
すなわち、揺動スクロール7はこのスクロールのボス部
13のボス孔に挿入された回転軸18に取付けた駆動装
置25の偏心ブッシュ28で駆動され、オルダム継手3
6によって固定スクロール6に対して自転しないように
円軌道上を公転させられる。そして、固定スクロール6
と揺動スクロール7とはこれらのスクロールで形成され
た圧縮空間14を外方から内方へ向かって次第に縮小さ
せ、吸込孔31から流入した空気を圧縮している。この
圧縮された空気は固定スクロール6の鏡板8の吐出孔3
2から吐出されている。
【0028】駆動装置25の組立順序を説明すると、ま
ず電動要素3が組込まれているモータカバー15にフレ
ーム4を固定する。このときフレーム4の主軸受4には
ボールベアリング24が組込まれている。この状態でバ
ランスウェイト26はボールベアリング24の内輪に接
触するように回転軸18に挿入される。この回転軸に挿
入されたバランスウェイト26にはピン29がセットさ
れる。そして、偏心ブッシュ28はピン29に嵌合する
ように回転軸18に挿入される。最後にボルト30で偏
心ブッシュ28は回転軸18に固定される。この時、揺
動スクロール7のボス部13と偏心ブッシュ28と間
に、ニードルベアリング37及びシール部材38をセッ
トする。そして、ボールベアリング24の内輪とバラン
スウェイト26とは偏心ブッシュ28を回転軸18に固
定するボルト30の締付力でこの回転軸の段部20に押
付けられて固定される。この結果、駆動装置25は一本
のボルト30で確実に固定される。
ず電動要素3が組込まれているモータカバー15にフレ
ーム4を固定する。このときフレーム4の主軸受4には
ボールベアリング24が組込まれている。この状態でバ
ランスウェイト26はボールベアリング24の内輪に接
触するように回転軸18に挿入される。この回転軸に挿
入されたバランスウェイト26にはピン29がセットさ
れる。そして、偏心ブッシュ28はピン29に嵌合する
ように回転軸18に挿入される。最後にボルト30で偏
心ブッシュ28は回転軸18に固定される。この時、揺
動スクロール7のボス部13と偏心ブッシュ28と間
に、ニードルベアリング37及びシール部材38をセッ
トする。そして、ボールベアリング24の内輪とバラン
スウェイト26とは偏心ブッシュ28を回転軸18に固
定するボルト30の締付力でこの回転軸の段部20に押
付けられて固定される。この結果、駆動装置25は一本
のボルト30で確実に固定される。
【0029】バランスウェイト26と偏心ブッシュ28
とはピン29によって位置決めを行うことにより、運転
時の揺動スクロール7の旋回で発生する不平衡力がバラ
ンスウェイト26で確実に打ち消されるようにしてい
る。
とはピン29によって位置決めを行うことにより、運転
時の揺動スクロール7の旋回で発生する不平衡力がバラ
ンスウェイト26で確実に打ち消されるようにしてい
る。
【0030】また、駆動装置25は一本のボルト30で
回転軸18に固定されることにより、各部品ごとに取付
ける作業がなくなり、組立工程の簡略化を図ることがで
きるようにされている。
回転軸18に固定されることにより、各部品ごとに取付
ける作業がなくなり、組立工程の簡略化を図ることがで
きるようにされている。
【0031】一方、フレーム5の上面にはその摺動面に
固形潤滑材料等の摺動材料43を塗布又は貼付したスラ
ストキャップ42が嵌合されている。即ち、スラストキ
ャップ42は、図3乃至図5に示す如く、金属或いは合
成樹脂材料によりリング状に形成され、その上面に摺動
材料43を塗布又は貼付する一方、下面に突起46を一
体形成している。そして、突起46をフレーム5の溝4
7に嵌合することにより、フレーム5に固定されてい
る。
固形潤滑材料等の摺動材料43を塗布又は貼付したスラ
ストキャップ42が嵌合されている。即ち、スラストキ
ャップ42は、図3乃至図5に示す如く、金属或いは合
成樹脂材料によりリング状に形成され、その上面に摺動
材料43を塗布又は貼付する一方、下面に突起46を一
体形成している。そして、突起46をフレーム5の溝4
7に嵌合することにより、フレーム5に固定されてい
る。
【0032】このように、スラスト軸受部品は別部品と
してフレーム5に装着されたスラストキャップ42にて
構成されているため、スラスト面精度を含めたスラスト
寸法bをスラストキャップ42単体で高精度に仕上げ加
工して管理することができ、結果的にスクロール流体機
械のスラスト軸受寸法aを高精度に管理可能となって流
体機械の性能を向上できる。
してフレーム5に装着されたスラストキャップ42にて
構成されているため、スラスト面精度を含めたスラスト
寸法bをスラストキャップ42単体で高精度に仕上げ加
工して管理することができ、結果的にスクロール流体機
械のスラスト軸受寸法aを高精度に管理可能となって流
体機械の性能を向上できる。
【0033】また、スラストキャップ42はキャップ状
の別部品であるため、フレーム5に形成された溝47に
ワンタッチで嵌合させて取り付けることができ、接着剤
も不要であるため従来のようなスラスト軸受寸法aのバ
ラツキもなく、スラスト軸受寸法aを高精度に維持して
おくことができ、組立作業性を向上できる。
の別部品であるため、フレーム5に形成された溝47に
ワンタッチで嵌合させて取り付けることができ、接着剤
も不要であるため従来のようなスラスト軸受寸法aのバ
ラツキもなく、スラスト軸受寸法aを高精度に維持して
おくことができ、組立作業性を向上できる。
【0034】また、図6乃至図10は他の実施例を示
し、図6乃至図9は、図1におけるスペーサ45を用い
ず、フレーム5に直に固定スクロール6を固定するタイ
プの流体機械であって、スラストキャップ50は、その
上面に摺動材料51を塗布又は貼付する一方、下面に溝
52を一体形成しており、ピン53を前記溝52とフレ
ーム5の溝47の双方に嵌合することにより、フレーム
5に固定されるようにしたものである。
し、図6乃至図9は、図1におけるスペーサ45を用い
ず、フレーム5に直に固定スクロール6を固定するタイ
プの流体機械であって、スラストキャップ50は、その
上面に摺動材料51を塗布又は貼付する一方、下面に溝
52を一体形成しており、ピン53を前記溝52とフレ
ーム5の溝47の双方に嵌合することにより、フレーム
5に固定されるようにしたものである。
【0035】また、図10はスペーサ45を用いた例で
あり、スラストキャップ50の別部品化によるスラスト
寸法bのバラツキの減少に伴い、斯るスラスト寸法bの
何種かのバラツキに対応して数個のスペーサ45を設け
れば良くなり、多種多様なスペーサを用意するまでもな
く少ない何種かのスペーサ45によってスラスト軸受寸
法aのバラツキに対応することができ、上記スラスト軸
受精度の向上を助長できる。
あり、スラストキャップ50の別部品化によるスラスト
寸法bのバラツキの減少に伴い、斯るスラスト寸法bの
何種かのバラツキに対応して数個のスペーサ45を設け
れば良くなり、多種多様なスペーサを用意するまでもな
く少ない何種かのスペーサ45によってスラスト軸受寸
法aのバラツキに対応することができ、上記スラスト軸
受精度の向上を助長できる。
【0036】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、請求項
1の構成により、スラスト軸受部品は別部品であるため
スラスト軸受部品自体のスラスト寸法を単体で高精度に
管理することができ、結果的にスクロール流体機械のス
ラスト軸受寸法を高精度に管理可能となって流体機械の
性能を向上できる。
1の構成により、スラスト軸受部品は別部品であるため
スラスト軸受部品自体のスラスト寸法を単体で高精度に
管理することができ、結果的にスクロール流体機械のス
ラスト軸受寸法を高精度に管理可能となって流体機械の
性能を向上できる。
【0037】また、スラスト軸受部品はキャップ状の別
部品であるため、フレームに形成された溝にワンタッチ
で嵌合させて取り付けることができ、接着剤も不要であ
るため従来のようなスラスト寸法のバラツキもなく、ス
ラスト寸法を高精度に維持しておくことができ、組立作
業性を向上できる。尚、位置決めもピン等によって簡単
に行える。
部品であるため、フレームに形成された溝にワンタッチ
で嵌合させて取り付けることができ、接着剤も不要であ
るため従来のようなスラスト寸法のバラツキもなく、ス
ラスト寸法を高精度に維持しておくことができ、組立作
業性を向上できる。尚、位置決めもピン等によって簡単
に行える。
【0038】また、請求項2の構成により、スラスト軸
受部品の別部品化によるスラスト寸法のバラツキの減少
に伴い、斯るスラスト寸法の何種かのバラツキに対応し
てスペーサを設ければ良くなり、多種多様なスペーサを
用意するまでもなく何種かのスペーサによってスラスト
軸受面のバラツキに対応することができ、上記スラスト
軸受精度の向上を助長できる。
受部品の別部品化によるスラスト寸法のバラツキの減少
に伴い、斯るスラスト寸法の何種かのバラツキに対応し
てスペーサを設ければ良くなり、多種多様なスペーサを
用意するまでもなく何種かのスペーサによってスラスト
軸受面のバラツキに対応することができ、上記スラスト
軸受精度の向上を助長できる。
【図1】この発明の一実施例を示すスクロール型空気圧
縮機の断面図である。
縮機の断面図である。
【図2】スラスト軸受部の断面図である。
【図3】スラストキャップの斜視図である。
【図4】スラストキャップの平面図である。
【図5】スラストキャップの断面図である。
【図6】他の実施例を示すスラスト軸受部の断面図であ
る。
る。
【図7】他の実施例を示すスラストキャップの斜視図で
ある。
ある。
【図8】他の実施例を示すスラストキャップの平面図で
ある。
ある。
【図9】他の実施例を示すスラストキャップの断面図で
ある。
ある。
【図10】他の実施例を示すスラスト軸受部の断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 2 スクロール圧縮要素 3 電動要素 5 フレーム 6 固定スクロール 7 揺動スクロール 8,11 鏡板 10,12 ラップ 33 補強リブ 34 スラスト軸受部 35 キー溝 36 オルダム継手 42 スラストキャップ 43 摺動材料 45 スペーサ 46 突起 47 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 スクロール圧縮要素と電動要素とを備
え、このスクロール圧縮要素は、フレームに固定され、
鏡板とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有す
る固定スクロールと、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設
された渦巻き状のラップと他方の面に立設されたボスと
を有する揺動スクロールと、この揺動スクロールを前記
固定スクロールに対して自転しないように円軌道上を公
転させるオルダム継手とで構成されているスクロール型
流体機械において、前記フレームに揺動スクロールの鏡
板のスラスト面を支承するスラスト軸受部品をキャップ
状の別部品として設けたことを特徴とするスクロール型
無給油式流体機械。 - 【請求項2】 スクロール圧縮要素と電動要素とを備
え、このスクロール圧縮要素は、フレームに固定され、
鏡板とこの鏡板に立設された渦巻き状のラップとを有す
る固定スクロールと、鏡板とこの鏡板の一方の面に立設
された渦巻き状のラップと他方の面に立設されたボスと
を有する揺動スクロールと、この揺動スクロールを前記
固定スクロールに対して自転しないように円軌道上を公
転させるオルダム継手とで構成されているスクロール型
流体機械において、前記フレームと固定スクロールとの
間にスペーサを設ける一方、前記フレームに揺動スクロ
ールの鏡板のスラスト面を支承するスラスト軸受部品を
キャップ状の別部品として設けたことを特徴とするスク
ロール型無給油式流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381594A JPH0874755A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スクロール型無給油式流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21381594A JPH0874755A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スクロール型無給油式流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874755A true JPH0874755A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16645494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21381594A Pending JPH0874755A (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | スクロール型無給油式流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0874755A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005325842A (ja) * | 2005-06-13 | 2005-11-24 | Daikin Ind Ltd | 流体機械 |
| US7563510B2 (en) | 2004-01-15 | 2009-07-21 | Daikin Industries, Ltd. | Fluid machinery |
| KR101230732B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-02-07 | 갑을오토텍(주) | 수평형 스크롤 압축기 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP21381594A patent/JPH0874755A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7563510B2 (en) | 2004-01-15 | 2009-07-21 | Daikin Industries, Ltd. | Fluid machinery |
| JP2005325842A (ja) * | 2005-06-13 | 2005-11-24 | Daikin Ind Ltd | 流体機械 |
| KR101230732B1 (ko) * | 2011-05-30 | 2013-02-07 | 갑을오토텍(주) | 수평형 스크롤 압축기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4040300B2 (ja) | スクロール流体機械、そのピンクランク機構、及びその組立方法 | |
| US5374166A (en) | Motor driven fluid compressor within hermetic housing | |
| KR102097499B1 (ko) | 스크롤형 압축기 | |
| JPH0311188A (ja) | 圧縮機 | |
| JPH07208353A (ja) | スクロール型無給油式流体機械 | |
| JP3133112B2 (ja) | スクロール式流体機械 | |
| JP2000097168A (ja) | 無給油式スクロール流体機械 | |
| JPH0647989B2 (ja) | スクロ−ル式流体機械 | |
| JPH08200245A (ja) | スクロール型無給油式流体機械 | |
| JPH0719184A (ja) | スクロール型空気圧縮機 | |
| JP3260049B2 (ja) | スクロール形圧縮機 | |
| US5447415A (en) | Motor driven fluid compressor within hermetic housing | |
| JPS63253189A (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
| JPH0874757A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPS63235683A (ja) | スクロ−ル型流体装置 | |
| JPH0874759A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPH05149271A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP3616451B2 (ja) | スクロール式流体機械の製造方法 | |
| JP2019173658A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2520532Y2 (ja) | スクロール形流体機械 | |
| JPH11294361A (ja) | 密閉型圧縮機及び密閉型圧縮機のステータ固定方法 | |
| JPH07217555A (ja) | スクロール型無給油式流体機械 | |
| JPH1061569A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP2550622Y2 (ja) | スクロール式流体機械 | |
| JPH0311182A (ja) | スクロール式圧縮機 |