JPH087554A - 記録媒体収納体挿入口の蓋機構 - Google Patents

記録媒体収納体挿入口の蓋機構

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JPH087554A
JPH087554A JP13762094A JP13762094A JPH087554A JP H087554 A JPH087554 A JP H087554A JP 13762094 A JP13762094 A JP 13762094A JP 13762094 A JP13762094 A JP 13762094A JP H087554 A JPH087554 A JP H087554A
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和夫 横田
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秀年 椛澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は記録媒体収納体挿入口の蓋機構に関
し、挿入される磁気ディスクカートリッジによって蓋が
押し開かれる動作の信頼性を向上することを目的とす
る。 【構成】 蓋本体22は、磁気ディスクカートリッジ挿
入口15を塞いでいる。蓋本体22は、裏面22bに、
凹部26を有する。磁気ディスク装置のシールドカバー
14は、上記凹部26に対向する、受け片44-1,44
-2及びフック片44-3を有する。受け片44-1,44-2
は、X1 方向に撓む蓋本体22の裏面22bを受け止め
る。フック片44-3は、蓋本体22がZ2 方向に撓んだ
ときに、凹部26を係止するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体収納体挿入口の
蓋機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気ディスク装置等の記録再生装
置においては、記録媒体収納体としての可撓性磁気ディ
スクが収納された磁気ディスクカートリッジを前面ベゼ
ルに設けられたディスク挿入口に挿入されると、磁気デ
ィスクカートリッジの挿入動作とともに可撓性磁気ディ
スクがターンテーブル上に装着されて磁気記録再生可能
になる。
【0003】従来の磁気ディスクカートリッジ挿入口の
蓋機構としては、例えば図13に示すような蓋を前面ベ
ゼルに組み込むタイプと、図14に示すようなフレーム
側に蓋を組み込むタイプのものがある。
【0004】図13中、蓋1は、両端と中央部の3箇所
に軸2を有し、各軸2が前面ベゼル3の取り付け孔3a
に嵌合されて回動自在に支持される。従って、磁気ディ
スクカートリッジ(図示せず)が前面ベゼル3のディス
ク挿入口3bに挿入されると、蓋1は、3箇所の軸2を
支持されながら磁気ディスクカートリッジの前端に押圧
されて磁気ディスク装置内に回動してディスク挿入口3
bを開にする。
【0005】又、図14に示す構成では、蓋1は、両端
に突出する軸2をフレーム4の取り付け孔4aに嵌合さ
れて回動自在に支持される。そして、蓋1をフレーム4
の取り付けた後、前面ベゼル3の両側に突出するフック
5をフレーム4の取り付け孔4bに嵌合させる。この場
合、蓋1は両端の軸2を支持されて前面ベゼル3のディ
スク挿入口3bを開閉する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁気ディス
ク装置の薄型化が進むにつれて前面ベゼル3のディスク
挿入口3b上部のスペースが小さくなるため、図13に
示すように蓋1の中央部に設けられた軸2を支持する取
り付け孔3aを設けるスペースがなくなる。さらには薄
型化された状態では、蓋1の回動支点の設置場所も限ら
れ、蓋1が開いた状態を考慮すると、蓋1の厚みを薄く
する必要が生じ、まして前面ベゼル3の上側の寸法も薄
くなるため、前面ベゼル3の中央部に取り付け孔3aを
設けることが困難になる。
【0007】そのため、磁気ディスクカートリッジ挿入
口の蓋機構としては、次第に図14に示す構成が多く採
用される傾向にある。この構成では、蓋1が両端の軸2
を回動自在に支持されるため、蓋1の中央部分の強度が
弱く、特に前述したように装置が薄型化された状態で
は、蓋1も薄くなっているので蓋1自体に強度が減少し
ている。
【0008】従って、図15に示すように磁気ディスク
カートリッジ6(1点鎖線で示す)が前面ベゼル3のデ
ィスク挿入口3bに挿入される際、例えば磁気ディスク
カートリッジ6の先端が両端の軸2を結ぶ蓋1の回動中
心に向かって斜めに挿入されると、蓋1の中央部が反る
ように変形するため、両端の軸2がフレーム4の取り付
け孔4aから外れてしまうおそれがあった。
【0009】そこで、本出願人は、先に、実願平4−8
9018号、考案の名称「記録媒体挿入口の蓋機構」を
出願した。
【0010】図16は、この蓋機構10を示す。
【0011】11はストッパであり、磁気ディスク装置
のシールドカバー12のフロントベゼル側の縁を、下方
向に折り曲げて形成してある。
【0012】このストッパ11は、蓋1が図15に示す
ように撓もうとしたときに、蓋1の裏面のうち上端近傍
の部分を受け止める作用をする。
【0013】これにより、蓋1は、反りが制限されて、
円滑に回動して押し開かれる。しかし、例えば、磁気デ
ィスクカートリッジ6が矢印Cで示すように斜め下を向
く方向に挿入されたときに、蓋1が矢印Cで示すように
斜め下方向に撓んで、場合によっては、蓋1が、図16
に二点鎖線で示すように、ストッパ11の下側を越え
て、ストッパ11の内側に入り込んでしまうことが起き
ていた。
【0014】このことが起こると、蓋1は、磁気ディス
ク装置の内側に凸となるように撓んだ状態となり、蓋1
の開閉が円滑に行われなくなってしまう。
【0015】そこで、本発明は上記課題を解決した記録
媒体挿入口の蓋機構を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、略長
方形の板状の蓋本体を有し、該蓋本体の長手方向上の両
端側の部位を、記録媒体記録再生装置本体に回動自在に
支持されており、通常は、記録媒体収納体が挿入される
挿入口を塞いでおり、挿入される記録媒体収納体によっ
て押し開かれる蓋を備えた記録媒体収納体挿入口の蓋機
構において、上記蓋本体の裏面に対向しており、該蓋本
体が上記記録媒体記録再生装置本体の内部の方向に撓ま
されたときに、上記蓋本体の裏面の一部を受け止める受
け部と、上記蓋本体が下方向に撓まされたときに、上記
蓋本体の一部を係止するフック部とを有する構成とした
ものである。
【0017】請求項2の発明は、略長方形の板状の蓋本
体を有し、該蓋本体の長手方向上の両端側の部位を、記
録媒体記録再生装置本体に回動自在に支持されており、
通常は、記録媒体収納体が挿入される挿入口を塞いでお
り、挿入される記録媒体収納体によって押し開かれる蓋
を備えた記録媒体収納体挿入口の蓋機構において、上記
蓋は、その蓋本体の裏面に、凹部を有する構成を有し、
且つ、上記記録媒体記録再生装置本体は、上記蓋本体の
裏面に対向しており、該蓋本体が上記記録媒体記録再生
装置本体の内部の方向に撓まされたときに、上記蓋本体
の裏面の一部を受け止める受け部と、上記蓋本体の上記
凹部に対向しており、上記蓋本体が下方向に撓まされた
ときに、凹部を係止するフック部とを有する構成を有す
る構成としたものである。
【0018】請求項3の発明は、上記受け部及びフック
部は、上記記録媒体記録再生装置本体の上面を覆うよう
に取り付けられたシールドカバーの縁の部分に形成して
ある舌部よりなる構成としたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明において、受け部は、蓋本体が
記録再生装置の内部の方向に一定以上に撓むことを制限
するように作用する。
【0020】フック部は、蓋本体が下方向に一定以上に
撓むことを制限するように作用する。
【0021】請求項2の発明において、受け部及びフッ
ク部は、請求項1の発明の受け部及びフック部と同様に
作用する。請求項2の発明の凹部は、フック部による係
止を確実とするように作用する。
【0022】請求項3の発明において、シールドカバー
の舌部が受け部及びフック部を構成する構成は、シール
ドカバーを取り付けることによって、受け部及びフック
部が蓋本体の裏面に対向するように作用する。
【0023】
【実施例】説明の便宜上、まず、本発明の一実施例の蓋
機構が適用してある磁気ディスク装置について説明す
る。
【0024】図2に示すように、磁気ディスク装置10
は、薄型構造を有し、磁気ディスク装置本体11と、本
発明の一実施例になる蓋機構12とよりなる。
【0025】磁気ディスク装置本体11は、アルミダイ
キャスト製のフレーム13と、フレーム13上の磁気デ
ィスクカートリッジ装着機構、磁気ヘッド機構(共に図
示せず)と、フレーム13の上面に取り付けてあり、磁
気ヘッド機構等を覆うシールドカバー14と、磁気ディ
スクカートリッジ挿入口15を有し、フレーム13に取
り付けてあるフロントベゼル16等を有する。
【0026】磁気ディスク装置本体11の組立てにおい
て、シールドカバー14が最後に取り付けられる。
【0027】磁気ディスクカートリッジ挿入口の蓋機構
12は、図3及び図1に示すように、蓋20と、トーシ
ョンコイルばね21と、シールドカバー14の一部と、
フロントベゼル16の一部とよりなる。
【0028】以下、蓋20、シールドカバー14及びフ
ロントベゼル16について、順次説明する。
【0029】まず、蓋20について説明する。
【0030】図3に示すように、蓋20は、合成樹脂の
成形品であり、略長方形の板状の蓋本体22と、蓋本体
22の長手方向上、両端側であって、高さ方向(Z1
2方向)上、上端側の部位の軸23,24とを有す
る。
【0031】蓋本体22は、切欠部25、凹部26,2
7、及び、傾斜面部28,29を有する。
【0032】切欠部25は、蓋本体22の上縁22aの
中央に形成してある。
【0033】凹部26,27は蓋本体22の裏面22b
のうち、上記切欠部25の左右側の部位に形成してあ
る。
【0034】凹部26は、図1に示すように、上方向側
に縁26a及び側面26bを有する。
【0035】この上方側の側面26bは、蓋本体22の
裏面22bに対して略垂直となっている。側面26b
が、後述するように、フック片に確実に引っ掛かるよう
にするためである(図11参照)。
【0036】凹部27は、凹部26と同じ形状を有す
る。
【0037】また、凹部26は、後述するように、蓋2
0が開いたときに、後述する舌片44を相対的に収容し
うる大きさ及び深さを有する。
【0038】同じく、凹部26は、蓋20が開いたとき
に、後述する舌片45を相対的に収容しうる大きさ及び
深さを有する。
【0039】傾斜面部28,29は、夫々凹部26,2
7に対応する部分に、蓋本体22の表面22cから上縁
22aに亘って形成してある。
【0040】図5に示すように、傾斜面部28の水平面
に対する角度αは、傾斜面部28を形成しなかった場合
の面22dの角度βより小さい。
【0041】傾斜面部29も、上記の傾斜面部28と同
様に形成してある。
【0042】また、蓋本体22の上縁22aのうち、傾
斜面部28より左側の部位に、切欠部30が形成してあ
る。
【0043】また、蓋本体22の上縁22aのうち、傾
斜面部29より右側の部位に、切欠部31が形成してあ
る。
【0044】次に、シールドカバー14について説明す
る。
【0045】図3に示すように、シールドカバー14
は、厚さが約0.3mmのアルミニウム板をプレス加工
したものであり、フロントベゼル16側の縁40に、そ
の中央部に、中央舌部41、左側寄りの部位に、左側舌
部42、右側寄りの部位に右側舌部43、中央舌部41
と左側舌部42との間の部位に、左側中間舌部44、中
央舌部41と右側舌部43との間の部位に、右側中間舌
部45を有する。
【0046】舌部42,43は、前方からみて、V字状
となっており、補強されている。
【0047】左側中間舌部44は、図1に拡大して示す
ように、受け部としての左右の受け片44-1,44
-2と、フック部としての中央のフック片44-3とを有す
る。受け片44-1,44-2は、水平面に対して角度γ
(約60度)傾斜している。フック片44-3は、水平面
に対して角度θ(約30度)傾斜している。
【0048】フック片44-3の先端44-3a は、受け片
44-1,44-2の先端44-1a ,44-2a より、X2
向に、寸法aだけ偏倚した位置に位置している。
【0049】右側中間舌部45も、上記左側中間舌部4
4と同様の構成であり、受け片45 -1,45-2及びフッ
ク片45-3を有する。
【0050】ここで、フック片44-3,45-3の角度θ
を、受け片44-1,44-2,45-1,45-2の傾斜より
水平に近い角度(約30度)に定め、且つフック片44
-3,45-3の先端44-3a ,45-3a が受け片44-1
44-2,45-1,45-2の先端44-1a ,44-2a より
2 方向に付き出すようにしたのは、後述するように凹
部26,27の側面26bがフック片44-3,45-3
よって係止され易いようにするためである(図11参
照)。
【0051】舌部44と、凹部27及び傾斜面部28、
並びに舌部45と、凹部28及び傾斜面28とは、磁気
ディスク装置10が組立てられた状態で対向するように
位置している。
【0052】次に、フロントベゼル16について説明す
る。
【0053】図3に示すように、フロントベゼル16
は、合成樹脂の成形品であり、略長方形の枠形状を有
し、上側梁部50と下側梁部51とを有し、梁部50と
51との間に、磁気ディスクカートリッジ挿入口15を
有する。
【0054】上側梁部50の中央の下面には、凸段部5
2が形成してある。
【0055】また、この凸段部52の個所に、スリット
53が形成してある。
【0056】また、上側梁部50の、裏面の左右側寄り
の部位に、角孔54,55が形成してある。
【0057】上側梁部50は、角孔54の個所に、下方
に凸の凸段部56を有する。
【0058】上側梁部50は、角孔55の個所にも、下
方に凸の凸段部(図示せず)を有する。
【0059】次に、蓋20、シールドカバー14及びフ
ロントベゼル16の取付け状態及び相互の関係について
説明する。
【0060】蓋20は、図4に示すように、軸23,2
4を、フレーム13の前面側寄りの孔60,61に嵌合
させて取り付けてあり、軸23,24を中心に、図3
中、矢印A1 ,A2 方向に回動可能である。
【0061】図5,図6,図7中、点0は、蓋20の回
動中心である。蓋20は、トーションコイルばね21に
よって、A2 方向に付勢されている。また、フロントベ
ゼル16がフレーム13の前面側に、嵌合して取り付け
てある。
【0062】シールドカバー14は、舌片41等をフロ
ントベゼル16と嵌合させて、フレーム13に取り付け
てある。
【0063】図6及び図4に示すように、舌部41がス
リット53内に嵌入している。
【0064】図7及び図4に示すように、舌部42が角
孔54に嵌入しており舌部43が角孔55に嵌入してい
る。
【0065】これによって、シールドカバー14の縁4
0側の部分と、フロントベゼル16の上側梁部50と
が、互いに機械的に補強されている。
【0066】蓋20は、ばね21によって付勢され、先
端側が下側梁部51の裏面に押し当って、垂直の回動位
置、即ち閉じ状態にあり、磁気ディスクカートリッジ挿
入口15は塞がれている。
【0067】〔蓋20と凸段部52との関係〕図6に示
すように、凸段部52が、切欠部25内に嵌合してい
る。
【0068】上側梁部50のうち、凸段部52の部分
は、シールドカバー14の舌部41によって補強されて
いる。
【0069】〔蓋20と凸段部56との関係〕図7に示
すように、凸段部56が、切欠部30内に嵌合してい
る。
【0070】上側梁部50のうち、凸段部56の部分
は、シールドカバー14の舌部42によって補強されて
いる。
【0071】蓋20の軸24寄りの切欠部31内にも、
上記と同じく上側梁部50の凸段部(図示せず)が嵌合
している。
【0072】〔蓋20と左側中間舌部44との関係〕図
5に示すように、左側中間舌部44は、蓋本体22の裏
面22bのうち、凹部26が形成してある部位であっ
て、上縁22a寄りの部分に対向している。
【0073】受け片44-2(44-1)と凹部26の縁2
6aは、寸法b(約1mm)離れている。
【0074】フック片44-3の先端側は、凹部26より
寸法c(約0.3mm)抜け出している。
【0075】蓋20と右側中間舌部45との関係は、上
記と同様となっている。
【0076】次に、挿入される記録媒体収納体としての
磁気ディスクカートリッジ6によって、蓋20が押し開
かれるときの動作について説明する。
【0077】 蓋20に、図6中、力F1 が作用した
場合 例えば、使用者が、磁気ディスクカートリッジ6を、水
平の向きで、挿入口15のうち、下側梁部51寄りの部
分に挿入した場合、即ち、磁気ディスクカートリッジ6
が正常に挿入された場合が、該当する。
【0078】蓋20は、ばね21に抗して、軸23,2
4を中心に、矢印A2 方向に、円滑に回動されて、押し
開かれる。
【0079】蓋20は、最大、図8に示す水平となる位
置まで回動される。
【0080】凹部26内に、受け片44-1,44-2及び
フック片44-3が相対的に入り込むことによって、蓋2
0は、上記位置まで支障なく回動される。
【0081】 蓋20に、図6中、力F2 が作用した
場合 例えば、使用者が、磁気ディスクカートリッジ6を挿入
口15のうち、上側梁部50寄りの部分に挿入した場合
が、該当する。
【0082】蓋本体22は、上縁22a寄りの部分を押
されて、図15に示すように、磁気ディスク装置本体1
1の内部側が凸となるようにX1 方向に撓む。
【0083】しかし、図9に示すように、蓋本体22が
少し撓んだところで、蓋本体22の裏面22bのうち凹
部26の縁26aの部分が、受け片44-1,44-2に当
接する。また、同じく、凹部27の縁の部分が、受け片
45-1,45-2に当接する。これにより、蓋本体22で
は、それ以上X1 方向に撓むことが制限される。
【0084】このため、軸23,24が孔60,61か
ら抜け出して、蓋20が脱落することが起きない。
【0085】また、蓋本体22が折れて破損することも
起きない。
【0086】また、蓋20がA1 方向に回動するとき
に、受け片44-1,44-2,45-1,45-2,及びフッ
ク片44-3,45-3は、凹部26,27内に相対的に入
り込む。これにより、蓋20は、円滑に、A1 方向に水
平となる位置まで回動される。このように、蓋20は、
蓋本体22の撓みが制限された状態で、A1 方向に円滑
に回動される。
【0087】 蓋20に、図6中、力F3 が作用した
場合 例えば、使用者が、磁気ディスクカートリッジ6を、挿
入口15内に斜め上向きに挿入した場合が、該当する。
【0088】蓋本体22は、Z1 方向(上方向)へ凸と
なるように撓むと共に、X1 方向へ凸となるように撓
む。
【0089】Z1 方向への撓みは、図10(A)に示す
ように、切欠部25の底面25aが、凸段部52の下面
に当接した状態で制限される。
【0090】X1 方向への撓みは、図10(B)に示す
ように、蓋本体22の裏面22bのうち凹部26の縁2
6aの部分が、受け片44-1,44-2に当接した状態で
制限される。
【0091】これにより、蓋20は、A1 方向に円滑に
回動される。
【0092】 蓋20に、図6中、力F4 が作用した
場合 例えば、使用者が、磁気ディスクカートリッジ6を挿入
口15内に斜め下向きに挿入した場合が、該当する。
【0093】蓋本体22は、Z2 方向(下方向)へ凸と
なるように撓むと共に、X1 方向へ凸となるように撓
む。
【0094】図10に示すように、Z2 方向について
は、蓋本体122が少し撓んだところで、凹部26の側
面26bが、フック片44-3に当たり、且つ凹部27の
縁がフック片45-3に当たり、蓋本体22は、フック片
44-3,45-3(場合によっては、受け片44-1等)に
よって係止されてそれ以上の撓みを制限される。
【0095】X1 方向についても、蓋本体22は、フッ
ク片44-3,45-3によって受け止められて、それ以上
の撓みを制限される。
【0096】これにより、第1には、蓋本体22が、図
11中、矢印Bで示すように、舌部44,45の下側を
越えて、二点鎖線で示すように舌部44,45の裏側に
入り込んでしまうことを防止できる。
【0097】第2には、蓋20が、A1 方向に円滑に回
動される。
【0098】従って、蓋本体22が薄くて撓み易い形状
を有している状況の下において、磁気ディスクカートリ
ッジを如何に態様で挿入した場合であっても、蓋20は
円滑に押し開かれる。
【0099】次に、蓋本体22が、何らかの原因で、図
12(A)に示すように、舌部44,45の裏側に入り
込んでしまった場合に、蓋本体45が自力で舌部44,
45の裏側から抜け出る動作について説明する。
【0100】図12(A)の状態では、傾斜部28がフ
ック片44-3に当接している。
【0101】蓋本体22には、蓋本体22自体の弾性力
によって直線状となる力が生じている。即ち、蓋本体2
2のうち傾斜面部28の個所には、X2 方向の力が作用
している。
【0102】ここで、傾斜面部28の傾斜は、なだらか
であり、且つフック片44-3の傾斜もなだらかである。
【0103】このため、傾斜面部28が、フック片44
-3の下面を滑って、蓋本体22は、図12(B)の状態
を経て、図12(C)の状態となって自力で、舌部44
の裏側から抜け出し、正常な状態となる。
【0104】また、本発明は、上記実施例に限らず、光
磁気ディスクカートリッジ、又は磁気テープカセットが
挿入される挿入口の蓋の部分にも適用出来る。
【0105】また、舌部44,45を、フロントベゼル
の上側梁部50に設けた構成としてもよい。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、以下に挙げる特長を有する。 蓋が挿入される記録媒体収納体によって押されたと
きに、蓋本体が過度に撓むことが起きず、よって、蓋が
脱落したり、蓋が破損したりすることを確実に防止出来
ると共に、蓋が円滑に回動されて押し開かれるようにす
ることが出来る。
【0107】 蓋本体が下方に過度に撓むことが起き
ず、よって蓋本体が受け部の下側を越えて受け部の裏側
に入り込んでしまう事故の発生を確実に防止できる。
【0108】 上記,によって、記録媒体収納体
によって蓋が押し開かれる動作の信頼性を高めることが
出来る。
【0109】請求項2の発明によれば、フック部による
係止をより確実に行うことが出来、よって、蓋本体が受
け部の裏側に入り込んでしまう事故の発生をより確実に
防止することが出来る。
【0110】請求項3の発明によれば、シールドカバー
を最後に取り付けることによって、蓋機構を完成させる
ことが出来、よって、蓋機構の組立性を良くし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる磁気ディスクカートリ
ッジ挿入口の蓋機構の要部を概略的に示す斜視図であ
る。
【図2】図1の蓋機構が適用してある磁気ディスク装置
の斜視図である。
【図3】図2中、蓋機構を分解して示す斜視図である。
【図4】図2中、蓋機構の平面図である。
【図5】図4中、V−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図4中、VI-VI 線に沿う拡大断面図である。
【図7】図4中、VII-VII 線に沿う拡大断面図である。
【図8】図5において、蓋が押し拡かれた状態を示す図
である。
【図9】蓋本体のX1 方向の撓みを制限する動作を説明
する図である。
【図10】蓋本体のZ1 方向への撓み及びX1 方向への
撓みを制限する動作を説明する図である。
【図11】蓋本体のZ2 方向への撓みを制限する動作を
説明する図である。
【図12】受け部の裏側に入り込んでしまった蓋本体が
自力で受け部の裏側から抜け出す動作を説明する図であ
る。
【図13】従来の蓋機構の1例を示す図である。
【図14】従来の蓋機構の別の例を示す図である。
【図15】図14の蓋機構において、蓋が撓むことを示
す図である。
【図16】本出願人が先に出願した蓋機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
6 磁気ディスクカートリッジ 10 磁気ディスク装置 11 磁気ディスク装置本体 12 蓋機構 13 フレーム 14 シールドカバー 15 磁気ディスクカートリッジ挿入口 16 フロントベゼル 20 蓋 21 トーションコイルばね 22 蓋本体 22a 上縁 22b 裏面 22c 表面 23,24 軸 25 切欠部 26,27 凹部 26a 縁 26b 側面 28,29 傾斜面部 30,31 切欠部 40 縁 41 中央舌部 42 左側舌部 43 右側舌部 44 左側中間舌部 45 右側中間舌部 44-1,44-2,45-1,45-2 受け片 44-3,45-3 フック片 50 上側梁部 51 下側梁部 52 凸段部 53 スリット 54,55 角孔 56 凸段部 60,61 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形の板状の蓋本体を有し、該蓋本
    体の長手方向上の両端側の部位を、記録媒体記録再生装
    置本体に回動自在に支持されており、通常は、記録媒体
    収納体が挿入される挿入口を塞いでおり、挿入される記
    録媒体収納体によって押し開かれる蓋を備えた記録媒体
    収納体挿入口の蓋機構において、 上記蓋本体の裏面に対向しており、該蓋本体が上記記録
    媒体記録再生装置本体の内部の方向に撓まされたとき
    に、上記蓋本体の裏面の一部を受け止める受け部と、 上記蓋本体が下方向に撓まされたときに、上記蓋本体の
    一部を係止するフック部とを有する構成としたことを特
    徴とする記録媒体収納体挿入口の蓋機構。
  2. 【請求項2】 略長方形の板状の蓋本体を有し、該蓋本
    体の長手方向上の両端側の部位を、記録媒体記録再生装
    置本体に回動自在に支持されており、通常は、記録媒体
    収納体が挿入される挿入口を塞いでおり、挿入される記
    録媒体収納体によって押し開かれる蓋を備えた記録媒体
    収納体挿入口の蓋機構において、 上記蓋は、その蓋本体の裏面に、凹部を有する構成を有
    し、 且つ、上記記録媒体記録再生装置本体は、上記蓋本体の
    裏面に対向しており、該蓋本体が上記記録媒体記録再生
    装置本体の内部の方向に撓まされたときに、上記蓋本体
    の裏面の一部を受け止める受け部と、 上記蓋本体の上記凹部に対向しており、上記蓋本体が下
    方向に撓まされたときに、凹部を係止するフック部とを
    有する構成を有する構成としたことを特徴とする記録媒
    体収納体挿入口の蓋機構。
  3. 【請求項3】 上記受け部及びフック部は、上記記録媒
    体記録再生装置本体の上面を覆うように取り付けられた
    シールドカバーの縁の部分に形成してある舌部よりなる
    構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の記録
    媒体収納体挿入口の蓋機構。
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