JPH0876585A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0876585A
JPH0876585A JP6210872A JP21087294A JPH0876585A JP H0876585 A JPH0876585 A JP H0876585A JP 6210872 A JP6210872 A JP 6210872A JP 21087294 A JP21087294 A JP 21087294A JP H0876585 A JPH0876585 A JP H0876585A
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JP
Japan
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developer
toner
developing sleeve
developing
supply
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JP6210872A
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English (en)
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Tatsuichi Tsukida
辰一 月田
Koichi Hiroshima
康一 廣島
Takuji Shibuya
卓史 渋谷
Kazuhisa Kenmochi
和久 剱持
Osamu Iwasaki
修 岩崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤供給回収回転体の現像剤担持体に対す
る当接圧を、現像剤を潰すことのないような値に保持し
つつ、現像剤担持体表面に残存する現像に寄与しなかっ
た現像剤を外添剤と共に除去することができる現像装置
を提供すること。 【構成】 像担持体の外周面に対向するよう開口部が形
成され、その内部に形状係数SFIが100〜110で
ある略球形のトナー(1成分現像剤)が収納されるトナ
ー容器(現像剤収納容器)12と、該トナー容器12の
開口部に回転自在に保持された現像スリーブ(現像剤担
持体)9と、該現像スリーブ9の外周面にその先端部若
しくは先端部近傍が当接する現像ブレード(現像剤薄層
形成部材)10と、現像スリーブ9のトナー容器12側
の外周面の現像ブレード10の当接位置よりも現像スリ
ーブ9の回転方向上流側で当接するよう配設されたトナ
ー供給回収ローラ(現像剤供給回収回転体)11とを有
する現像装置4において、前記トナー供給回収ローラ1
1をブラシ状回転体で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等を採用
するカラー画像形成装置に具備され、像担持体上に形成
された静電潜像を可視化するための現像装置、特に重合
法によって製造された現像剤を用いる現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、色ズレの無いカラー画像を得
ることを目的として、図5に示すような中間転写体を用
いた画像形成装置が提案されている。
【0003】図5において、101は図示矢印方向に回
転駆動される第1の像担持体としての感光ドラムであ
り、先ず、その表面は帯電手段102によって負に一様
帯電される。次に、第1の画像情報に応じてON/OF
F制御された露光手段103による走査が施され、感光
ドラム101上に第1の静電潜像が形成される。この第
1の静電潜像は、第1色目の負に帯電した現像剤を内包
した第1の現像手段104aによって現像されて第1の
トナー像として可視化される。
【0004】上記可視化された第1のトナー像は、回転
駆動される第2の像担持体としての中間転写体105と
対向する部位において、中間転写体105の表面に静電
転写(1次転写)される。
【0005】そして、上記工程を複数回繰り返し、その
都度、第2の現像手段104b,第3の現像手段104
c、第4の現像手段104dに各々内包された色の異な
る現像剤によるトナー像を中間転写体105の表面に順
次静電転写して積層することによってカラー画像を形成
した後、中間転写体105とこれに接触して回転する転
写手段としての転写ローラ106とのニップ部へと搬送
される転写材107の表面にカラー画像を一括転写(2
次転写)する。尚、1次転写時に感光ドラム101の表
面に残留する転写残トナーと、2次転写時に中間転写体
105の表面に残留する転写残トナーは、各々クリーニ
ング手段109,110によって感光ドラム101表
面、中間転写体105表面から除去される。
【0006】次に、上記現像手段104(104a〜1
04d)について説明する。
【0007】一般的にカラー画像形成装置に採用される
現像方式としては、非磁性1成分方式と非磁性2成分方
式とが挙げられるが、後者はトナーとキャリアとを混合
して成る現像剤を用いるため、トナーの消費に応じてこ
れらの混合比を制御する必要があり、そのため、装置構
成が複雑、且つ、大型化するという問題がある。
【0008】そこで、近年にあっては、前者の非磁性1
成分方式が多く採用されている。そして、この非磁性1
成分方式に適した現像装置としては、図6に示すような
構成のものが広く用いられている。
【0009】即ち、図6において、111は現像剤担持
体としての現像スリーブであって、これは図示矢印方向
に回転駆動され、その表面にはトナー規制部材としての
現像ブレード112とトナー供給回収ローラ113が当
接されている。
【0010】上記現像ブレード112は、リン青銅等か
ら成る支持部材112aの現像スリーブ対向面側にウレ
タンゴム等の弾性部材112bを接着して構成されてお
り、これは現像スリーブ111の表面にトナーの薄層を
形成するとともに、トナーに電荷を付与する機能を有す
る。
【0011】又、前記トナー供給回収ローラ113は、
SUS等から成る芯金113aの外周面にウレタンフォ
ーム等の弾性部材113bを被覆して構成され、これは
トナー容器114内に蓄えられているトナーを現像スリ
ーブ111表面に対して供給するとともに、現像工程に
寄与しないで戻って来たトナーを現像スリーブ111表
面から掻き落とす機能を有する。
【0012】ところで、前記トナー容器114内には、
重合法により製造されたトナー(以後、重合トナーと称
する)が収納されている。この重合トナーは、その形状
が略球形(形状係数SFIが100〜110)であっ
て、従来の粉砕法によって製造された不定形のトナー
(以後、粉砕トナーと称する)と比べて、転写効率を向
上させることが可能となる。これは、前述のような中間
転写体を用い、1次転写、2次転写という2回の転写工
程を有する画像形成装置にあっては、出力画像を高濃度
で良好なものとすることに大きく貢献している。
【0013】又、重合トナーの内部には、例えばパラフ
ィン系のワックス等が内包されており、この重合トナー
を用いれば、画像形成装置に具備されている定着装置に
おいて、オフセットを防止する目的で、定着ローラに対
して多量のシリコンオイル等を塗布していた工程を省略
することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示したような現像装置にあっては、以下のような
問題点がある。
【0015】即ち、一般的にトナーには、その電荷を高
めて安定化させることを主目的として該トナーよりも粒
径の小さな粉体を外添している。重合トナーにおいて
も、例えばシリカ系の微粉体を外添剤として外添してお
り、個々のトナー粒子の表面には、まぶされたような状
態で外添剤が付着している。
【0016】ところが、前述のように重合トナーはその
形状が略球形であり、そのためにトナーと外添剤との付
着力が粉砕トナーに比べて弱い傾向にある。このような
トナーを前述のような構成の現像装置に用いた場合にあ
っては、現像スリーブが回転を続けていくに連れて、ト
ナー表面から外添剤が徐々に遊離してしまい、現像に寄
与しなかったトナーをトナー供給回収ローラによって現
像スリーブ表面から除去しようとしても、トナーは除去
可能であるものの、トナーから遊離した外添剤は除去し
切れないで現像スリーブ表面に残留してしまう。このよ
うな現象が継続して発生すると、現像スリーブ表面に外
添剤の膜が形成されてしまい、本来、現像スリーブとこ
れに当接する現像ブレードとのニップ部においてトナー
に対して電荷を付与すべきであるにも拘らず、前記外添
剤の膜によりこれが阻止されてしまい、トナーに十分な
電荷が付与されなくなり、更には、帯電不十分なトナー
が現像スリーブと現像ブレードとのニップ部をすり抜け
てしまい、所謂「ボタ落ち」と称される現象が生じてし
まう。
【0017】又、上記従来例において示したように、ゴ
ム、スポンジ等の弾性体から成るトナー供給回収ローラ
に十分な掻き落とし能力を持たせるために、これを現像
スリーブに対して強い圧力で面接触させている場合に
は、その内部にワックス等を内包し粉砕トナーに比べて
トナー個々の強度が弱い重合トナーにあっては、トナー
供給回収ローラと現像スリーブとの面接触領域において
トナーが潰れ易くなってしまうという不具合も生じてし
まう。
【0018】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、現像剤供給回収回転体の現像
剤担持体に対する当接圧を、現像剤を潰すことのないよ
うな値に保持しつつ、現像剤担持体表面に残存する現像
に寄与しなかった現像剤を外添剤と共に現像剤担持体表
面から除去することができる現像装置を提供することに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体の外周面に対向す
るよう開口部が形成され、その内部に形状係数SFIが
100〜110である略球形の1成分現像剤が収納され
る現像剤収納容器と、該現像剤収納容器の開口部に回転
自在に保持された現像剤担持体と、該現像剤担持体の外
周面にその先端部若しくは先端部近傍が当接する現像剤
薄層形成部材と、現像剤担持体の現像剤収納容器側の外
周面の現像剤薄層形成部材の当接位置よりも現像剤担持
体の回転方向上流側で当接するよう配設された現像剤供
給回収回転体とを有する現像装置において、前記現像剤
供給回収回転体をブラシ状回転体で構成したことを特徴
とする。
【0020】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、前記現像剤を重合法により製造された
ものとしたことを特徴とする。
【0021】更に、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明において、前記現像剤を、その内部に5
〜30重量部の低軟化物質を含有するものとしたことを
特徴とする。
【0022】
【作用】本発明によれば、現像剤供給回収回転体をブラ
シ状回転体で構成したため、該現像剤供給回収回転体の
現像剤担持体に対する当接圧を、現像剤を潰すことのな
いような値に保持しつつ、現像剤担持体表面に残存する
現像に寄与しなかった現像剤を外添剤と共に現像剤担持
体表面から除去することができる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0024】<実施例1>図1は本発明に係る現像装置
を備える画像形成装置要部の構成図である。
【0025】図1において、1は第1の像担持体として
の感光ドラムであり、これはアルミニウムやニッケル等
のシリンダ状の基体の外周面にOPC、アモルファスS
e、アモルファスSi等の感光層を形成して構成されて
いる。
【0026】上記感光ドラム1は所定の周速度で図示矢
印方向に回転駆動され、先ず、その表面は帯電装置とし
ての帯電ローラ2によって暗部電位VD として−700
〔V〕に一様帯電される。次に、感光ドラム1の表面に
対し、第1の画像情報に応じてON/OFF制御された
レーザビーム3による走査露光が施され、明部部位VL
として−100〔V〕の第1の静電潜像が感光ドラム1
上に形成される。
【0027】このようにして形成された第1の静電潜像
は、現像装置4によって現像されて可視化されるが、こ
の現像装置4は、第1色目のトナーとしてイエロートナ
ーが内包された第1の現像装置4a、第2色目のトナー
としてマゼンタトナーが内包された第2の現像装置4
b、第3色目のトナーとしてシアントナーが内包された
第3の現像装置4c、第4色目のトナーとしてブラック
トナーが内包された第4の現像装置4dを一体化した構
成を有しており、先ず、前記第1の静電潜像は第1色目
のトナーとしてイエロートナーが内包された第1の現像
装置4aによって現像されて第1のトナー像として可視
化される。尚、現像方法としては、イメージ露光と反転
現像とを組み合わせて用いることが多い。
【0028】而して、可視化された第1のトナー像は、
前記感光ドラム1に対して所定の押圧力を持って圧接さ
れ、感光ドラム1の周速度と略等しい速度で図示矢印方
向に回転駆動される第2の像担持体としての中間転写体
5と接触する第1の転写部位6aにおいて、中間転写体
5表面に静電転写(1次転写)される。ここで、中間転
写体5は、転写材の長さよりも若干長い周長を有してお
り、感光ドラム1表面に形成されたトナー像は、中間転
写体5に不図示の高圧電源からトナーの帯電極性とは逆
極性の電圧が印加されることにより、中間転写体5表面
に静電転写(1次転写)される。尚、1次転写が終了し
た感光ドラム1表面に若干量残存するトナーは、クリー
ニング装置7aによって除去される。
【0029】続いて、上記工程を3回繰り返し、その都
度、マゼンタトナーにより現像された第2のトナー像、
シアントナーにより現像された第3のトナー像、ブラッ
クトナーにより現像された第4のトナー像を順次中間転
写体5表面に転写して積層させてカラー画像を形成す
る。
【0030】その後、中間転写体5表面に対して離間状
態にあった転写手段としての転写ローラ8が所定の押圧
力で中間転写体5表面に圧接されて従動又は駆動回転さ
れ、転写ローラ8に不図示の高圧電源からトナーの帯電
極性とは逆極性の電圧が印加されることにより、第2の
転写部位6bに所定のタイミングで搬送されて来る転写
材P表面に前記カラー画像が一括転写(2次転写)さ
れ、この転写材Pは不図示の定着装置へと搬送され、カ
ラー画像を永久画像として定着された後、機外へと排出
される。尚、2次転写が終了した中間転写体5表面に若
干量残存するトナーは、所定のタイミングで中間転写体
5表面に対して動作状態となるクリーニング装置7bに
よって除去される。
【0031】ここで、本発明に係る前記現像装置4(4
a〜4d)の構成の詳細を図2に基づいて説明する。
【0032】本発明に係る現像装置4は、現像スリーブ
9、現像ブレード10、トナー供給回収ローラ11、ト
ナー容器12及び撹拌羽根13から構成されている。
【0033】上記現像スリーブ9は、外径16〔mm〕
のアルミニウムから成り、90〔mm/sec〕の周速
度で図示矢印方向に回転駆動されるとともに、その外周
面は#800砥粒により粗さRZ =3〔μm〕程度に粗
されている。そして、この現像スリーブ9の表面には、
前記現像ブレード10とトナー供給回収ローラ11が当
接されている。
【0034】上記現像ブレード10は、厚さ0.2〔m
m〕のリン青銅板10aに、厚さ1〔mm〕のウレタン
ゴム10bを接着して構成されており、このウレタンゴ
ム10b部が現像スリーブ9表面に対して約10〔g/
cm〕の線圧で当接されている。
【0035】又、前記トナー供給回収ローラ11は、外
径6〔mm〕のSUSから成る芯金11aの外周面に、
毛の長さが5〔mm〕、繊度が16〔Dener/Filament〕
(以下、〔D/F〕と記す)、密度が48000〔F/
inch2 〕のポリプロピレンから成るブラシ11bを植設
して構成されている。このトナー供給回収ローラ11
は、ブラシ11b先端の現像スリーブ9に対する侵入量
δが1.5〔mm〕に設定されており、現像スリーブ9
との当接部において、現像スリーブ9の回転方向とは逆
方向に現像スリーブ9の周速度よりも速い150〔mm
/sec〕の周速度で回転駆動されている。
【0036】他方、トナー容器12内には、重合法によ
って製造された粒径略6〔μm〕の非磁性の重合トナー
が内包されている。この重合トナーには、粒径が略0.
1〔μm〕のシリカが1.5%の重量比で外添されてい
る。
【0037】而して、上記重合トナーは、トナー容器1
2内に具備された図示矢印方向に20〔rpm〕の回転
速度で回転する前記撹拌羽根13によってトナー供給回
収ローラ11へと搬送、供給された後、トナー供給回収
ローラ11によって現像スリーブ9表面へと供給され
る。
【0038】以下にトナー供給回収ローラに関する実験
結果を示す。
【0039】先ず、トナー供給回収ローラの植毛密度の
現像スリーブ表面へのトナーのコーティング状態に対す
る影響についての実験結果を表1に示す。
【0040】実験方法としては、図2に示した現像装置
に植毛密度の異なる数種のトナー供給回収ローラを組み
込んだ状態で、現像スリーブ、トナー供給回収ローラ、
撹拌羽根を所定の周速度で空回転させ、現像スリーブ表
面へのトナーのコーティング状態を経時的に観察した。
【0041】尚、実験に用いたトナー供給回収ローラ
は、芯金外径は6〔mm〕、ローラ外径は16〔mm〕
で、繊度が16〔D/F〕のポリプロピレンのブラシを
用いて成る。
【0042】
【表1】 表1中、最右欄に示した「Ref.」とは、従来のトナ
ー供給回収ローラ、即ち、セル数90、硬度20〔K
g〕の発泡ウレタンフォームから成るものを示してい
る。
【0043】従来のトナー供給回収ローラを用いた場合
にあっては、空回転開始後数分で「ボタ落ち」が生じて
しまった。そして、このとき、ボタ落ちしたトナーの電
荷量を測定したところ、略0〔μC/g〕と殆ど電荷を
保持していなかった。又、このような状態で現像スリー
ブ表面に付着しているトナーをエアー吹き付けにより除
去したところ、このトナー層の下側には白い粉体層、即
ち、外添剤としてのシリカが存在していることが確認さ
れた。
【0044】これに対し、トナー供給回収ローラをブラ
シタイプのものとした場合にあっては、植毛密度が小さ
い場合には、「ボタ落ち」こそ生じないものの、現像ス
リーブ表面にコーティングされたトナー層に顕著なコー
トムラが生じてしまった。これは、植毛密度が小さいた
めにトナー供給回収ローラにより現像スリーブ表面へと
供給されるトナー量に部分的なムラが生じてしまうこと
に起因していると考えられる。これに対し、植毛密度が
大きい場合には、1時間の空回転の後においても、「ボ
タ落ち」、コートムラ共に発生しなかった。そして、現
像スリーブ表面に付着しているトナーをエアー吹き付け
によって除去したところ、このトナー層の下側にはシリ
カ層が形成されているような現象は確認されなかった。
【0045】次に、トナー供給回収ローラのブラシの繊
度とブラシの現像スリーブに対する侵入量δの現像スリ
ーブ表面へのトナーのコーティング状態に対する影響に
ついての実験結果を表2に示す。実験方法は前述のそれ
と同様である。
【0046】
【表2】 表2に示す結果によれば、繊度が小さい、即ち、ブラシ
が柔らかい場合にあっては、ブラシの現像スリーブに対
する侵入量δを大きく設定しても、現像スリーブ表面か
らトナーを外添剤と共に掻き落とす能力が弱く、空回転
においてボタ落ちが生じてしまった。
【0047】これに対し、繊度が大きく、即ち、ブラシ
を硬くするに連れて、ブラシの現像スリーブに対する侵
入量δが小さくても、現像スリーブ表面からトナーを外
添剤と共に掻き落とす能力が強く、空回転においてもボ
タ落ちが生じることはなかったが、侵入量δを大きく設
定し過ぎると、現像スリーブとブラシローラの接触圧が
強いために現像スリーブとブラシローラの回転トルクが
高くなってしまうとともに、その強い圧力によりトナー
を潰してしまい、潰れたトナーが現像スリーブ表面に固
着してしまう、所謂「スリーブ融着」が生じてしまっ
た。
【0048】以上のことより、回転トルク上昇、スリー
ブ融着等の不具合が生じることなく、現像スリーブ表面
からのトナー掻き落とし能力を十分確保することができ
る構成としては、繊度を16〔D/F〕以上、侵入量δ
を0.5〔mm〕〜2.0〔mm〕とすることが好まし
い。
【0049】以下に本発明の変更実施例を示すが、各変
更実施例における現像装置の構成は前記実施例1のそれ
と同様であるため、それについての説明は省略する。
【0050】<実施例2>本実施例は、トナー供給回収
ローラのブラシ形態を線状ではなく、図3に示すような
ループ状にしたことを特徴とする。
【0051】このように、ループ状繊維によりトナー供
給回収ローラを構成することにより、現像スリーブ表面
に付着しているトナーを外添剤と共に掻き落とす能力を
より高めることが可能となる。
【0052】ここで、本トナー供給回収ローラに関する
ブラシの繊度とブラシの現像スリーブに対する侵入量δ
の現像スリーブ表面へのトナーのコーティング状態に対
する影響についての実験結果を表3に示す。実験方法は
前述のそれと同様である。尚、本実験に用いたループ状
繊維の植毛密度は、前記実施例1に示した線状繊維の3
3000(F/In2 )と同程度に設定された。
【0053】
【表3】 表3に示す結果によれば、前記実施例1に示した線状繊
維の繊度よりも小さく、且つ、現像スリーブに対する侵
入量δも小さいにも拘らず、十分なトナー掻き落とし能
力を有することが分かる。このことは、トナーに対する
ストレスを軽減させることができるとともに、現像スリ
ーブとトナー供給回収ローラの回転トルクをも軽減させ
ることが可能となる。
【0054】<実施例3>前記実施例1においては、ト
ナー供給回収ローラのブラシ材質をポリプロピレンとし
たが、本実施例においては、そのブラシ材質をトナーを
負に帯電させるもの、具体的にはナイロンとしたことを
特徴とする。
【0055】このように構成することにより、トナー容
器内から撹拌羽根によりトナー供給回収ローラへと搬送
されたトナーはトナー供給回収ローラと現像スリーブと
のニップ部及びその近傍における摺擦等により、トナー
の帯電量を大きく、且つ、均一に帯電させることが可能
となり、現像スリーブと現像ブレードとのニップ部を殆
ど電荷を保持していないトナーがすり抜けてしまうよう
な不具合を解消することが可能となる。
【0056】<実施例4>図4に本発明の実施例4を示
すが、図4においては前記実地例1において示したと同
一部材には同符号を付している。
【0057】本実施例は、トナー容器12内のトナー供
給回収ローラ11のブラシ11bに当接する位置に、ブ
ラシ11bに付着したトナーを掻き落とすことを目的と
したフリッカ部材14を設けたことを特徴とする。
【0058】このように構成することにより、現像スリ
ーブ9からトナー供給回収ローラ11により回収されて
ブラシ11bに付着したトナーを確実に振り落とすこと
が可能となり、これにより、新たにトナー容器12から
搬送されて来た新しいトナーが十分に、且つ、均一にト
ナー供給回収ローラ11に取り込まれることになり、現
像スリーブ9の表面に均一なトナーの薄層コートを実現
することが可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、像担持体の外周面に対向するよう開口部が形成
され、その内部に形状係数SFIが100〜110であ
る略球形の1成分現像剤が収納される現像剤収納容器
と、該現像剤収納容器の開口部に回転自在に保持された
現像剤担持体と、該現像剤担持体の外周面にその先端部
若しくは先端部近傍が当接する現像剤薄層形成部材と、
現像剤担持体の現像剤収納容器側の外周面の現像剤薄層
形成部材の当接位置よりも現像剤担持体の回転方向上流
側で当接するよう配設された現像剤供給回収回転体とを
有する現像装置において、前記現像剤供給回収回転体を
ブラシ状回転体で構成したため、現像剤供給回収回転体
の現像剤担持体に対する当接圧を、現像剤を潰すことの
ないような値に保持しつつ、現像剤担持体表面に残存す
る現像に寄与しなかった現像剤を外添剤と共に現像剤担
持体表面から除去することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置を備える画像形成装置要
部の構成図である。
【図2】本発明に係る現像装置の断面図である。
【図3】本発明の変更実施例に係るトナー供給回収ロー
ラのブラシ形態(ループ状ブラシ)を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る現像装置の断面図で
ある。
【図5】従来の画像形成装置要部の構成図である。
【図6】従来の現像装置の断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4 現像装置 9 現像スリーブ(現像剤担持体) 10 現像ブレード(現像剤薄層形成部材) 11 トナー供給回収ローラ(現像剤供給回収回転
体) 12 トナー容器(現像剤収納容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 9/087 G03G 9/08 384 (72)発明者 剱持 和久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 岩崎 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の外周面に対向するよう開口部
    が形成され、その内部に形状係数SFIが100〜11
    0である略球形の1成分現像剤が収納される現像剤収納
    容器と、該現像剤収納容器の開口部に回転自在に保持さ
    れた現像剤担持体と、該現像剤担持体の外周面にその先
    端部若しくは先端部近傍が当接する現像剤薄層形成部材
    と、現像剤担持体の現像剤収納容器側の外周面の現像剤
    薄層形成部材の当接位置よりも現像剤担持体の回転方向
    上流側で当接するよう配設された現像剤供給回収回転体
    とを有する現像装置において、 前記現像剤供給回収回転体をブラシ状回転体で構成した
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤は、重合法により製造された
    現像剤であることを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤は、その内部に5〜30重量
    部の低軟化物質を含有することを特徴とする請求項1又
    は2記載の現像装置。
JP6210872A 1994-09-05 1994-09-05 現像装置 Pending JPH0876585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6212348B1 (en) 1998-09-29 2001-04-03 Sharp Kabushiki Kaisha Developing unit having elastic blade

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