JPH0876772A - アクティブ消音装置 - Google Patents
アクティブ消音装置Info
- Publication number
- JPH0876772A JPH0876772A JP6214875A JP21487594A JPH0876772A JP H0876772 A JPH0876772 A JP H0876772A JP 6214875 A JP6214875 A JP 6214875A JP 21487594 A JP21487594 A JP 21487594A JP H0876772 A JPH0876772 A JP H0876772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- sound
- speaker
- frequency
- active
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 77
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 54
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 53
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 33
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 33
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 11
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 92
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 26
- 230000008859 change Effects 0.000 description 17
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 14
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 description 13
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 8
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 7
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 6
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 5
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 235000021329 brown rice Nutrition 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音と逆位相の音をスピーカーより発して消
音する構成のアクティブ消音装置において、消音効果を
向上するためスピーカーより発する騒音打ち消し音の音
量、音質等を向上させる。 【構成】 アクティブ消音装置の制御部ANCにおい
て、位相設定器PDと音量設定器VDを備え、また、キ
ャビン付きトラクターのキャビン内を消音する場合にお
いては、エンジン回転数やエンジン負荷率の変動を検出
して逆位相音を形成し、更に、バンドパスフィルター通
過型の消音装置の場合にはバンドパスフィルターの中心
周波数を設定可能とし、発振器にて逆位相音を形成する
型の消音装置の場合には、発振器の周波数設定を可能と
する。
音する構成のアクティブ消音装置において、消音効果を
向上するためスピーカーより発する騒音打ち消し音の音
量、音質等を向上させる。 【構成】 アクティブ消音装置の制御部ANCにおい
て、位相設定器PDと音量設定器VDを備え、また、キ
ャビン付きトラクターのキャビン内を消音する場合にお
いては、エンジン回転数やエンジン負荷率の変動を検出
して逆位相音を形成し、更に、バンドパスフィルター通
過型の消音装置の場合にはバンドパスフィルターの中心
周波数を設定可能とし、発振器にて逆位相音を形成する
型の消音装置の場合には、発振器の周波数設定を可能と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクター、コンバイ
ン、建設機械、自動車等のキャビン(少なくとも乗務員
又はオペレーターを外部から隔離する設備)を装備する
車輌における当該室内、或いは籾擦機等の機械を用いて
室内にて作業を行う場合の当該室内の騒音を低減するた
めのアクティブ消音装置の構成に関する。
ン、建設機械、自動車等のキャビン(少なくとも乗務員
又はオペレーターを外部から隔離する設備)を装備する
車輌における当該室内、或いは籾擦機等の機械を用いて
室内にて作業を行う場合の当該室内の騒音を低減するた
めのアクティブ消音装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車等の室内や、大型エンジン
を用いる機械を作動させた室内の騒音を低減させるため
に、マイクロフォン等にて室内騒音を検出し、該騒音の
位相を検出、その逆位相の音をスピーカーより発して騒
音を打ち消す如く構成したアクティブ消音装置は公知と
なっており、例えば、実開平5─55198では、これ
をキャビン付動力農機に搭載した構成が開示されてい
る。
を用いる機械を作動させた室内の騒音を低減させるため
に、マイクロフォン等にて室内騒音を検出し、該騒音の
位相を検出、その逆位相の音をスピーカーより発して騒
音を打ち消す如く構成したアクティブ消音装置は公知と
なっており、例えば、実開平5─55198では、これ
をキャビン付動力農機に搭載した構成が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アクティブ消音装置を
乗用車の室内用に装備する場合には、運転者の体の大小
はあっても、運転姿勢は殆ど一定で、耳の位置があまり
変動しないことから、スピーカーからの打ち消し音の音
量や位相は、一定に設定しておいて支障はない。しか
し、トラクターやコンバイン等のキャビン内における運
転者、或いは機械を室内で扱う作業者は、腰掛けたり、
立ったり、或いはトラクター等では、半身で後方の作業
機の様子を見たりと、運転(作業)姿勢は大幅に変化
し、音を聞く位置が変動する。更に、騒音発生源は、乗
用車の場合のような、エンジン音が主要であるとは限ら
ず、変速機や、作業装置からのものも多く、これらが混
じって騒音となっているものの、この中には、作業装置
の様子を知得する等のために聞き逃せない重要な音も含
まれており、一様に騒音として低減してしまってよいも
のではない。有効に騒音を消すには、個々の作業条件等
に合わせて打ち消し音の設定をしなければならず、更に
これを、前記の如く時々刻々変化する状況に伴う騒音の
変化に対応させなければならないが、従来のアクティブ
消音装置では、このような要望に答えるものとはなって
いない。
乗用車の室内用に装備する場合には、運転者の体の大小
はあっても、運転姿勢は殆ど一定で、耳の位置があまり
変動しないことから、スピーカーからの打ち消し音の音
量や位相は、一定に設定しておいて支障はない。しか
し、トラクターやコンバイン等のキャビン内における運
転者、或いは機械を室内で扱う作業者は、腰掛けたり、
立ったり、或いはトラクター等では、半身で後方の作業
機の様子を見たりと、運転(作業)姿勢は大幅に変化
し、音を聞く位置が変動する。更に、騒音発生源は、乗
用車の場合のような、エンジン音が主要であるとは限ら
ず、変速機や、作業装置からのものも多く、これらが混
じって騒音となっているものの、この中には、作業装置
の様子を知得する等のために聞き逃せない重要な音も含
まれており、一様に騒音として低減してしまってよいも
のではない。有効に騒音を消すには、個々の作業条件等
に合わせて打ち消し音の設定をしなければならず、更に
これを、前記の如く時々刻々変化する状況に伴う騒音の
変化に対応させなければならないが、従来のアクティブ
消音装置では、このような要望に答えるものとはなって
いない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題を解決するために次のような手段を用いるものであ
る。即ち、入力手段である一個又は複数個の騒音検出手
段と、検出騒音の入力信号の中から特定周波数の信号を
選択通過させ、通過した信号を逆位相に変換し、増幅す
る制御部と、出力手段である一個又は複数個のスピーカ
ーとを具備するアクティブ消音装置において、該制御部
における位相変換率及び増幅率を個別にも同時にも調節
可能とした。
問題を解決するために次のような手段を用いるものであ
る。即ち、入力手段である一個又は複数個の騒音検出手
段と、検出騒音の入力信号の中から特定周波数の信号を
選択通過させ、通過した信号を逆位相に変換し、増幅す
る制御部と、出力手段である一個又は複数個のスピーカ
ーとを具備するアクティブ消音装置において、該制御部
における位相変換率及び増幅率を個別にも同時にも調節
可能とした。
【0005】また、前記構成のアクティブ消音装置にお
いて、該騒音検出手段に加速度センサーを使用した。
いて、該騒音検出手段に加速度センサーを使用した。
【0006】また、前記構成のアクティブ消音装置にて
室内騒音を低減する構造において、該騒音検出手段と該
スピーカーを室外に設置し、該スピーカーは室内に対向
させた。
室内騒音を低減する構造において、該騒音検出手段と該
スピーカーを室外に設置し、該スピーカーは室内に対向
させた。
【0007】また、前記構成のアクティブ消音装置にお
いて、制御部にて位相変換率の調節可能としているのに
加えて、スピーカーの入力端子を正負切換可能とした。
いて、制御部にて位相変換率の調節可能としているのに
加えて、スピーカーの入力端子を正負切換可能とした。
【0008】また、前記構成のアクティブ消音装置にお
いて、該制御部における位相変換率及び増幅率の調節結
果を表示する表示手段を設けた。
いて、該制御部における位相変換率及び増幅率の調節結
果を表示する表示手段を設けた。
【0009】また、前記構成のアクティブ消音装置にて
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機回転数の検出に基づ
く自動調節とした。
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機回転数の検出に基づ
く自動調節とした。
【0010】また、前記構成のアクティブ消音装置にて
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機負荷率の検出に基づ
く自動調節とした。
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機負荷率の検出に基づ
く自動調節とした。
【0011】また、騒音に近似した波形の信号を発振器
より発振させて逆位相に変換し、増幅してスピーカーよ
り騒音打ち消し音として発生させる構成のアクティブ消
音装置において、該発振器の発振信号の周波数を自由に
設定可能とした。
より発振させて逆位相に変換し、増幅してスピーカーよ
り騒音打ち消し音として発生させる構成のアクティブ消
音装置において、該発振器の発振信号の周波数を自由に
設定可能とした。
【0012】
【作用】まず、制御部における位相変換率を変更可能と
することで、騒音検出手段に対するスピーカーの位置関
係等によって、スピーカーからの打ち消し用音の位相が
騒音に対して正確に逆位相となっていない場合に、この
ずれを補正して正確に逆位相音をスピーカーより発生さ
せて、消音効果を確実にすることができ、また、消音す
べき騒音のみを逆位相に変換してスピーカーより出力さ
せたりすることも可能となる。一方、スピーカーの音量
出力を調節することで、騒音と打ち消し用音との音量バ
ランスを取ることができ、例えば、聴き手の位置によっ
ては騒音と打ち消し用音とのバランスがずれて、打ち消
し用音の方が大きくなって、却ってうるさくなる時等
に、バランス調節をして消音効果を高めることができ、
また、ある騒音を聞きたい場合には打ち消し用音の音量
を低減して、その騒音は消音せずに聞けるようにするこ
とができる。
することで、騒音検出手段に対するスピーカーの位置関
係等によって、スピーカーからの打ち消し用音の位相が
騒音に対して正確に逆位相となっていない場合に、この
ずれを補正して正確に逆位相音をスピーカーより発生さ
せて、消音効果を確実にすることができ、また、消音す
べき騒音のみを逆位相に変換してスピーカーより出力さ
せたりすることも可能となる。一方、スピーカーの音量
出力を調節することで、騒音と打ち消し用音との音量バ
ランスを取ることができ、例えば、聴き手の位置によっ
ては騒音と打ち消し用音とのバランスがずれて、打ち消
し用音の方が大きくなって、却ってうるさくなる時等
に、バランス調節をして消音効果を高めることができ、
また、ある騒音を聞きたい場合には打ち消し用音の音量
を低減して、その騒音は消音せずに聞けるようにするこ
とができる。
【0013】また、騒音検出手段として、一般に用いら
れるマイクロフォンに代えて、加速度センサーを用いる
ことで、ハウリングが防げる他、低周波用では高価とな
るマイクロフォンに比べて安価ですむ。
れるマイクロフォンに代えて、加速度センサーを用いる
ことで、ハウリングが防げる他、低周波用では高価とな
るマイクロフォンに比べて安価ですむ。
【0014】また、スピーカーを室外に配設すること
で、室内に侵入する前に消音し、消音効果を高め、室外
の周囲に対しても消音効果を有する。更にスピーカーを
室内に対向させることで、室内に侵入する騒音に対して
スピーカーからの打ち消し音を発生させて消音できる。
で、室内に侵入する前に消音し、消音効果を高め、室外
の周囲に対しても消音効果を有する。更にスピーカーを
室内に対向させることで、室内に侵入する騒音に対して
スピーカーからの打ち消し音を発生させて消音できる。
【0015】また、位相変換率の調節可能としているの
に加えて、スピーカーの入力端子を正負切換可能とする
ことで、騒音を0°〜360°に位相変換することがで
き、容易かつ迅速で効果的に逆位相の打ち消し音を形成
できる。
に加えて、スピーカーの入力端子を正負切換可能とする
ことで、騒音を0°〜360°に位相変換することがで
き、容易かつ迅速で効果的に逆位相の打ち消し音を形成
できる。
【0016】また、位相変換率及び増幅率の調節結果を
表示する表示手段を設けたことで、表示を確認しながら
スピーカーからの打ち消し音の位相変換率、増幅率を最
適に調節し、消音効果を確実にできる。
表示する表示手段を設けたことで、表示を確認しながら
スピーカーからの打ち消し音の位相変換率、増幅率を最
適に調節し、消音効果を確実にできる。
【0017】また、原動機付車輌の室内騒音を低減する
場合において、該制御部における増幅率調節を、原動機
回転数の検出に基づく自動調節とすることで、回転数の
増減に基づいて変化する原動機の騒音を効果的に消音す
ることができる。
場合において、該制御部における増幅率調節を、原動機
回転数の検出に基づく自動調節とすることで、回転数の
増減に基づいて変化する原動機の騒音を効果的に消音す
ることができる。
【0018】また、原動機付車輌の室内騒音を低減する
場合において、該制御部における増幅率調節を、原動機
負荷率の検出に基づく自動調節とすることで、負荷率の
増減に基づいて変化する原動機の他、トランスミッショ
ンケースからの騒音、また、トラクター等の車輌におい
ては、作業機の作業音に対しても効果的に消音を行え
る。
場合において、該制御部における増幅率調節を、原動機
負荷率の検出に基づく自動調節とすることで、負荷率の
増減に基づいて変化する原動機の他、トランスミッショ
ンケースからの騒音、また、トラクター等の車輌におい
ては、作業機の作業音に対しても効果的に消音を行え
る。
【0019】また、騒音検出に関わらず、発振器によっ
て騒音に近似する波形の音波信号を逆位相変換して打ち
消し音として発生させる構成のアクティブ消音装置にお
いても、該発振器の周波数の設定が自由にできること
で、騒音に最も近似した周波数の音波信号を発振させる
ことができる。
て騒音に近似する波形の音波信号を逆位相変換して打ち
消し音として発生させる構成のアクティブ消音装置にお
いても、該発振器の周波数の設定が自由にできること
で、騒音に最も近似した周波数の音波信号を発振させる
ことができる。
【0020】
【実施例】次に、添付の図面に示した実施例に基づい
て、本発明の構成を説明する。図1はアクティブ消音装
置の基本ブロック図、図2はアクティブ消音装置におけ
るマイクロフォン、スピーカー及び設定器の取付例を示
すキャビン付トラクターの斜視図、図3はバンドパスフ
ィルターを設けたアクティブ消音装置のブロック図、図
4はマイクロフォンからバンドパスフィルターまでの配
線図、図5はバンドパスフィルターにおける周波数減衰
効果を示すグラフ、図6は騒音検出手段に加速度センサ
ーを用いた場合のアクティブ消音装置のブロック図、図
7は同じく加速度センサーを騒音検出手段とし、バンド
パスフィルターをローパスフィルターのみとした場合の
アクティブ消音装置のブロック図、図8は図7の場合の
ローパスフィルター配線図、図9は別体のアクティブ消
音装置とオーディオ装置とでスピーカーを共用した実施
例を示すブロック図、図10は図9におけるスピーカー
入力部の配線図、図11はアクティブ消音装置とオーデ
ィオ装置とを一つの装置ケース内に収容し、スピーカー
を共用した実施例を示すブロック図、図12は図11の
実施例において、4チャンネルのスピーカーのうち前方
スピーカーのみから騒音打ち消し音を発するよう構成し
た実施例を示すブロック図、図13は図11の実施例に
おいて、低音用スピーカーのみから騒音打ち消し音を発
生させるよう構成した実施例を示すブロック図、図14
は位相変換後の増幅回路を、同相の増幅回路と反転増幅
回路を合成して形成した実施例を示す配線図、図15は
図11の実施例において、スピーカー入力部を正負切換
可能にして、同相にも反転側にも増幅可能とした実施例
を示すブロック図、図16は図15におけるスピーカー
入力部の配線図、図17はエンジン始動時にアクティブ
消音装置をOFFするための配線図、図18はバンドパ
スフィルターを複数個配設した場合のアクティブ消音装
置のブロック図、図19はバンドパスフィルターにおけ
るローパスフィルター及びハイパスフィルターの折点周
波数を調節可能とした場合のアクティブ消音装置のブロ
ック図、図20はバンドパスフィルターを複数個配設
し、各バンドパスフィルター直下に位相変換回路を配設
したアクティブ消音装置のブロック図、図21は中心周
波数の異なるバンドパスフィルターにおける位相設定器
による設定出力に伴う位相変換角の変位を示すグラフ、
図22は複数個のバンドパスフィルター各々の増幅及び
位相変換率を調節可能とした場合における表示器である
レベルメーター取付構成を示すブロック図、図23は複
数個のバンドパスフィルター毎に位相変換調節及び音量
調節を可能とした場合のブロック図、図24は図23の
実施例において、エンジン回転数検出によるスピーカー
の音量調節を可能とした場合のブロック図、図25はエ
ンジン回転数の検出によりバンドパスフィルターの中心
周波数を調節可能とした場合のブロック図、図26は図
25の実施例において、位相変換調節も可能とした場合
のブロック図、図27はエンジン負荷率検出により自動
音量調節可能とした場合のブロック図、図28はエンジ
ン始動時に音量低下あるいは電源OFFする構成のアク
ティブ消音装置のブロック図、図29はエンジン回転数
及びエンジン負荷率の検出に基づいてバンドパスフィル
ターの中心周波数の自動設定可能とした構成のアクティ
ブ消音装置のブロック図、図30は図29の構成におけ
るフローチャート図、図31はエンジン爆発数(エンジ
ン気筒数)の設定によりバンドパスフィルターの周波数
を設定可能とした構成のアクティブ消音装置のブロック
図、図32は図31の構成におけるフローチャート図、
図33はトラクターの対地作業装置を非作業状態にした
時に音量低下させる構成のアクティブ消音装置のフロー
チャート図、図34は同じくブロック図、図35は枕地
旋回時のエンジン回転数低下により音量低下するアクテ
ィブ消音装置のブロック図、図36はトラクターにおい
て走行中立時、また作業機伝動中立時において音量低下
する構成のアクティブ消音装置のブロック図、図37は
クラッチセンサー検出に基づく自動音量調節機能を持つ
アクティブ消音装置のブロック図、図38は、油圧装置
を具備する車輌における油圧装置の作動状態に基づく音
量自動調節機構を示すブロック図、図39はキャビン付
コンバインにおける脱穀部の作動状況に基づく音量自動
調節機構を示すブロック図、図40は籾擦機におけるア
クティブ消音装置の配置構造を示す図、図41は図40
における電源配線図、図42はサイン波発振回路からの
発振信号に基づき騒音打ち消し音を発生する型式のアク
ティブ消音装置のブロック図、図43は発振回路の周波
数を設定可能とした構成のアクティブ消音装置のブロッ
ク図、図44はサイン波発振回路における周波数設定機
構を示す配線図、図45はサイン波発振回路の発振する
サイン波をピークカットして消音する構成のアクティブ
消音装置のブロック図、図46は図45におけるピーク
カット手段を示すブロック図、図47はサイン波と矩形
波の合成波を発振して消音する構成のアクティブ消音装
置のブロック図、図48はサイン波発振型式のアクティ
ブ消音装置においてエンジン回転数検出に基づき自動音
量調節する構成を示すブロック図、図49は同じくブロ
ック図、図50はサイン波発振型式のアクティブ消音装
置において、エンジン爆発数(エンジン気筒数)の設定
によりサイン波の周波数を自動設定可能とした構成を示
すブロック図、図51は図50におけるフローチャート
図、図52はサイン波発振型式と騒音検出に基づくバン
ドパスフィルター通過型式とを組み合わせたアクティブ
消音装置のブロック図、図53は図52のアクティブ消
音装置において、騒音が一定周波数以上でないと、騒音
検出に基づくバンドパスフィルター通過型式のアクティ
ブ消音装置を作動させないよう構成したもののブロック
図である。
て、本発明の構成を説明する。図1はアクティブ消音装
置の基本ブロック図、図2はアクティブ消音装置におけ
るマイクロフォン、スピーカー及び設定器の取付例を示
すキャビン付トラクターの斜視図、図3はバンドパスフ
ィルターを設けたアクティブ消音装置のブロック図、図
4はマイクロフォンからバンドパスフィルターまでの配
線図、図5はバンドパスフィルターにおける周波数減衰
効果を示すグラフ、図6は騒音検出手段に加速度センサ
ーを用いた場合のアクティブ消音装置のブロック図、図
7は同じく加速度センサーを騒音検出手段とし、バンド
パスフィルターをローパスフィルターのみとした場合の
アクティブ消音装置のブロック図、図8は図7の場合の
ローパスフィルター配線図、図9は別体のアクティブ消
音装置とオーディオ装置とでスピーカーを共用した実施
例を示すブロック図、図10は図9におけるスピーカー
入力部の配線図、図11はアクティブ消音装置とオーデ
ィオ装置とを一つの装置ケース内に収容し、スピーカー
を共用した実施例を示すブロック図、図12は図11の
実施例において、4チャンネルのスピーカーのうち前方
スピーカーのみから騒音打ち消し音を発するよう構成し
た実施例を示すブロック図、図13は図11の実施例に
おいて、低音用スピーカーのみから騒音打ち消し音を発
生させるよう構成した実施例を示すブロック図、図14
は位相変換後の増幅回路を、同相の増幅回路と反転増幅
回路を合成して形成した実施例を示す配線図、図15は
図11の実施例において、スピーカー入力部を正負切換
可能にして、同相にも反転側にも増幅可能とした実施例
を示すブロック図、図16は図15におけるスピーカー
入力部の配線図、図17はエンジン始動時にアクティブ
消音装置をOFFするための配線図、図18はバンドパ
スフィルターを複数個配設した場合のアクティブ消音装
置のブロック図、図19はバンドパスフィルターにおけ
るローパスフィルター及びハイパスフィルターの折点周
波数を調節可能とした場合のアクティブ消音装置のブロ
ック図、図20はバンドパスフィルターを複数個配設
し、各バンドパスフィルター直下に位相変換回路を配設
したアクティブ消音装置のブロック図、図21は中心周
波数の異なるバンドパスフィルターにおける位相設定器
による設定出力に伴う位相変換角の変位を示すグラフ、
図22は複数個のバンドパスフィルター各々の増幅及び
位相変換率を調節可能とした場合における表示器である
レベルメーター取付構成を示すブロック図、図23は複
数個のバンドパスフィルター毎に位相変換調節及び音量
調節を可能とした場合のブロック図、図24は図23の
実施例において、エンジン回転数検出によるスピーカー
の音量調節を可能とした場合のブロック図、図25はエ
ンジン回転数の検出によりバンドパスフィルターの中心
周波数を調節可能とした場合のブロック図、図26は図
25の実施例において、位相変換調節も可能とした場合
のブロック図、図27はエンジン負荷率検出により自動
音量調節可能とした場合のブロック図、図28はエンジ
ン始動時に音量低下あるいは電源OFFする構成のアク
ティブ消音装置のブロック図、図29はエンジン回転数
及びエンジン負荷率の検出に基づいてバンドパスフィル
ターの中心周波数の自動設定可能とした構成のアクティ
ブ消音装置のブロック図、図30は図29の構成におけ
るフローチャート図、図31はエンジン爆発数(エンジ
ン気筒数)の設定によりバンドパスフィルターの周波数
を設定可能とした構成のアクティブ消音装置のブロック
図、図32は図31の構成におけるフローチャート図、
図33はトラクターの対地作業装置を非作業状態にした
時に音量低下させる構成のアクティブ消音装置のフロー
チャート図、図34は同じくブロック図、図35は枕地
旋回時のエンジン回転数低下により音量低下するアクテ
ィブ消音装置のブロック図、図36はトラクターにおい
て走行中立時、また作業機伝動中立時において音量低下
する構成のアクティブ消音装置のブロック図、図37は
クラッチセンサー検出に基づく自動音量調節機能を持つ
アクティブ消音装置のブロック図、図38は、油圧装置
を具備する車輌における油圧装置の作動状態に基づく音
量自動調節機構を示すブロック図、図39はキャビン付
コンバインにおける脱穀部の作動状況に基づく音量自動
調節機構を示すブロック図、図40は籾擦機におけるア
クティブ消音装置の配置構造を示す図、図41は図40
における電源配線図、図42はサイン波発振回路からの
発振信号に基づき騒音打ち消し音を発生する型式のアク
ティブ消音装置のブロック図、図43は発振回路の周波
数を設定可能とした構成のアクティブ消音装置のブロッ
ク図、図44はサイン波発振回路における周波数設定機
構を示す配線図、図45はサイン波発振回路の発振する
サイン波をピークカットして消音する構成のアクティブ
消音装置のブロック図、図46は図45におけるピーク
カット手段を示すブロック図、図47はサイン波と矩形
波の合成波を発振して消音する構成のアクティブ消音装
置のブロック図、図48はサイン波発振型式のアクティ
ブ消音装置においてエンジン回転数検出に基づき自動音
量調節する構成を示すブロック図、図49は同じくブロ
ック図、図50はサイン波発振型式のアクティブ消音装
置において、エンジン爆発数(エンジン気筒数)の設定
によりサイン波の周波数を自動設定可能とした構成を示
すブロック図、図51は図50におけるフローチャート
図、図52はサイン波発振型式と騒音検出に基づくバン
ドパスフィルター通過型式とを組み合わせたアクティブ
消音装置のブロック図、図53は図52のアクティブ消
音装置において、騒音が一定周波数以上でないと、騒音
検出に基づくバンドパスフィルター通過型式のアクティ
ブ消音装置を作動させないよう構成したもののブロック
図である。
【0021】まず、図1図示の、アクティブ消音装置の
基本的構成を示すブロック図について説明する。なお、
以下のアクティブ消音装置の説明は、特に説明のない限
り、トラクターのキャビン内の騒音低減用に使用するこ
とを前提としている。
基本的構成を示すブロック図について説明する。なお、
以下のアクティブ消音装置の説明は、特に説明のない限
り、トラクターのキャビン内の騒音低減用に使用するこ
とを前提としている。
【0022】騒音は、騒音検出手段に検出されて入力信
号化される。該騒音検出手段は、主にはマイクロフォン
(MIC)を使用する。検出騒音の入力信号は、アクテ
ィブ消音装置の制御部(ACT)内に入力され、騒音検
出手段からの入力が小さいので、プリアンプ(PRA)
にて増幅される。プリアンプは騒音検出手段(マイクロ
フォン)個々に対応して設けられるもので、複数個の騒
音検出手段及びプリアンプを設けた場合には、加算回路
にて複数入力を単純に加算する。騒音検出手段が一個の
時は加算回路は不要である。こうして入力した騒音入力
信号を、位相変換回路(PCC)において、基本的に半
位相(180°)ずらす。こうして騒音打ち消し用に位
相をずらせた音波信号を、パワーアンプ(POA)にて
スピーカー駆動可能に増幅し、増幅した音をスピーカー
(SPK)より発生させる。なお、図1では一個のみ示
しているが、図3以降の如く、同一のパワーアンプに複
数個のスピーカーを並列に接続させることができる。
号化される。該騒音検出手段は、主にはマイクロフォン
(MIC)を使用する。検出騒音の入力信号は、アクテ
ィブ消音装置の制御部(ACT)内に入力され、騒音検
出手段からの入力が小さいので、プリアンプ(PRA)
にて増幅される。プリアンプは騒音検出手段(マイクロ
フォン)個々に対応して設けられるもので、複数個の騒
音検出手段及びプリアンプを設けた場合には、加算回路
にて複数入力を単純に加算する。騒音検出手段が一個の
時は加算回路は不要である。こうして入力した騒音入力
信号を、位相変換回路(PCC)において、基本的に半
位相(180°)ずらす。こうして騒音打ち消し用に位
相をずらせた音波信号を、パワーアンプ(POA)にて
スピーカー駆動可能に増幅し、増幅した音をスピーカー
(SPK)より発生させる。なお、図1では一個のみ示
しているが、図3以降の如く、同一のパワーアンプに複
数個のスピーカーを並列に接続させることができる。
【0023】このアクティブ消音装置において、位相変
換回路(PCC)には位相設定器(PD)による設定値
を、パワーアンプ(POA)には音量設定器(VD)に
よる設定値を各々入力可能となっている。位相変換にお
いては、騒音検出手段とスピーカーとの位置関係で、単
純に半位相ずらすだけでは、最適の消音効果をもつ位相
とはならない場合があり、位相設定器(PD)は、位相
の変換率を補正するための可変抵抗器である。また音量
設定器(VD)は、騒音を打ち消すのに適量の音をスピ
ーカーより発生できるよう、パワーアンプ(POA)の
増幅率を調節するための可変抵抗器である。
換回路(PCC)には位相設定器(PD)による設定値
を、パワーアンプ(POA)には音量設定器(VD)に
よる設定値を各々入力可能となっている。位相変換にお
いては、騒音検出手段とスピーカーとの位置関係で、単
純に半位相ずらすだけでは、最適の消音効果をもつ位相
とはならない場合があり、位相設定器(PD)は、位相
の変換率を補正するための可変抵抗器である。また音量
設定器(VD)は、騒音を打ち消すのに適量の音をスピ
ーカーより発生できるよう、パワーアンプ(POA)の
増幅率を調節するための可変抵抗器である。
【0024】アクティブ消音装置の騒音検出手段、制御
部を内設する装置本体、及びスピーカー(SPK)の各
部材の取付位置について説明すると、まず、制御部の装
置本体は、キャビン等室内であれば何処でもよい。但
し、設定器(位相設定器(PD)・音量設定器(V
D))の操作可能な範囲である。この位相設定器(P
D)及び音量設定器(VD)の操作に際して、オペレー
ターの頭の位置、また耳の位置が本来の位置からずれる
ようであれば、スピーカーからの打ち消し音の正確な消
音効果を確認することができず、調節作業に支障をきた
すからである。望ましくは図2図示の如く、シートの肘
掛けやその周辺等である。また、トラクター等は、後部
に作業機を装着するので、後方を向くことが多く、この
姿勢でも調節可能な位置であることが望まれる。
部を内設する装置本体、及びスピーカー(SPK)の各
部材の取付位置について説明すると、まず、制御部の装
置本体は、キャビン等室内であれば何処でもよい。但
し、設定器(位相設定器(PD)・音量設定器(V
D))の操作可能な範囲である。この位相設定器(P
D)及び音量設定器(VD)の操作に際して、オペレー
ターの頭の位置、また耳の位置が本来の位置からずれる
ようであれば、スピーカーからの打ち消し音の正確な消
音効果を確認することができず、調節作業に支障をきた
すからである。望ましくは図2図示の如く、シートの肘
掛けやその周辺等である。また、トラクター等は、後部
に作業機を装着するので、後方を向くことが多く、この
姿勢でも調節可能な位置であることが望まれる。
【0025】騒音検出手段(マイクロフォン(MI
C))の配設については、各種のケースが考えられる。
例えば、指向性の狭いマイクロフォン(MIC)をキャ
ビン前方に取り付け、キャビン前に配設されているトラ
クターのエンジン音を検出するものとしてよいし、或い
は、指向性の広いマイクロフォン(MIC)の場合は、
キャビン底部に配設して、主にミッション(変速機)の
騒音を検出するのに使用できる。このように指向性の異
なるマイクロフォン(MIC)を併用して、異種の騒音
を合成して入力することも可能となる。
C))の配設については、各種のケースが考えられる。
例えば、指向性の狭いマイクロフォン(MIC)をキャ
ビン前方に取り付け、キャビン前に配設されているトラ
クターのエンジン音を検出するものとしてよいし、或い
は、指向性の広いマイクロフォン(MIC)の場合は、
キャビン底部に配設して、主にミッション(変速機)の
騒音を検出するのに使用できる。このように指向性の異
なるマイクロフォン(MIC)を併用して、異種の騒音
を合成して入力することも可能となる。
【0026】スピーカー(SPK)は、室内の消音のた
め、室内(キャビン)天井部に、該マイクロフォン(M
IC)と対向するように取り付ける。また、例えば、ス
ピーカー(SPK)が二個の場合は、オペレーターの頭
部の左右に配設される。更にキャビン室外に配設すれ
ば、キャビンの外部で消音効果が得られるし、キャビン
内に伝わる騒音はもとより、キャビン外部のトラクター
周囲が静かになり、また、スピーカー(SPK)を室内
の方に対向させれば、キャビン内に伝わる騒音に対する
打ち消し音が伝わるので、キャビン内の消音効果をも高
めるのである。また、この方向は、室外に配設したマイ
クロフォン(MIC)等の騒音検出手段の検出方向と一
致しない(ハウリング防止のため)ようにして、主にエ
ンジン排気音の消音を目的とするようにする。エンジン
排気音は低周波音で、キャビン内にまで伝導しやすく、
キャビン外部で消音しておくのが有効なのである。
め、室内(キャビン)天井部に、該マイクロフォン(M
IC)と対向するように取り付ける。また、例えば、ス
ピーカー(SPK)が二個の場合は、オペレーターの頭
部の左右に配設される。更にキャビン室外に配設すれ
ば、キャビンの外部で消音効果が得られるし、キャビン
内に伝わる騒音はもとより、キャビン外部のトラクター
周囲が静かになり、また、スピーカー(SPK)を室内
の方に対向させれば、キャビン内に伝わる騒音に対する
打ち消し音が伝わるので、キャビン内の消音効果をも高
めるのである。また、この方向は、室外に配設したマイ
クロフォン(MIC)等の騒音検出手段の検出方向と一
致しない(ハウリング防止のため)ようにして、主にエ
ンジン排気音の消音を目的とするようにする。エンジン
排気音は低周波音で、キャビン内にまで伝導しやすく、
キャビン外部で消音しておくのが有効なのである。
【0027】図2においては、キャビン付きトラクター
において、トラクターTのエンジン排気口H付近にマイ
クロフォン(MIC)を向けて、エンジン排気音ENを
検出し、ハウリングしないようにそれと背中合わせに、
ボンネットBの側部において、キャビン外部の排気音を
消音する目的にてスピーカー(SPK)を取り付けてお
り、また、キャビン室内に侵入する騒音に対して効果的
に消音するために、キャビンCに向けて打ち消し音SN
を発している。この場合において、ハウリング防止のた
めにスピーカー(SPK)とマイクロフォン(MIC)
との間に遮音材を配設することが考えられ、また、マイ
クロフォン(MIC)が排気口Hに近接しているので、
断熱材をマイクロフォン(MIC)の先端に配設しても
よい。
において、トラクターTのエンジン排気口H付近にマイ
クロフォン(MIC)を向けて、エンジン排気音ENを
検出し、ハウリングしないようにそれと背中合わせに、
ボンネットBの側部において、キャビン外部の排気音を
消音する目的にてスピーカー(SPK)を取り付けてお
り、また、キャビン室内に侵入する騒音に対して効果的
に消音するために、キャビンCに向けて打ち消し音SN
を発している。この場合において、ハウリング防止のた
めにスピーカー(SPK)とマイクロフォン(MIC)
との間に遮音材を配設することが考えられ、また、マイ
クロフォン(MIC)が排気口Hに近接しているので、
断熱材をマイクロフォン(MIC)の先端に配設しても
よい。
【0028】基本的に以上のような構成のアクティブ消
音装置における騒音検出手段、制御部、及びスピーカー
の各部の構成の実施例について詳述する。まず、騒音検
出手段は、一般的にマイクロフォン(MIC)である。
指向性の狭いもの、或いは帯域の狭いものは、特定の騒
音検出に用いられ、例えば、前述のようにして、主にエ
ンジン排気音を検出したりする。一方、指向性の広いも
の、或いは帯域の広いものは、全体的な(例えばキャビ
ン内全体)の騒音検出に用いる。これらを特定騒音のみ
の検出のために一個用いたり、異なる種類の騒音を検出
するために取り付け位置を変えて複数個設けたりする。
図1の場合、二個のマイクロフォン(MIC)を用いて
いるが、場合によっては3個以上でもよい。また、一個
使用する場合は、制御部(ANC)内において、加算回
路は不要となる。
音装置における騒音検出手段、制御部、及びスピーカー
の各部の構成の実施例について詳述する。まず、騒音検
出手段は、一般的にマイクロフォン(MIC)である。
指向性の狭いもの、或いは帯域の狭いものは、特定の騒
音検出に用いられ、例えば、前述のようにして、主にエ
ンジン排気音を検出したりする。一方、指向性の広いも
の、或いは帯域の広いものは、全体的な(例えばキャビ
ン内全体)の騒音検出に用いる。これらを特定騒音のみ
の検出のために一個用いたり、異なる種類の騒音を検出
するために取り付け位置を変えて複数個設けたりする。
図1の場合、二個のマイクロフォン(MIC)を用いて
いるが、場合によっては3個以上でもよい。また、一個
使用する場合は、制御部(ANC)内において、加算回
路は不要となる。
【0029】騒音検出手段は、主にはマイクロフォン
(MIC)を使用しているが、この場合、スピーカー
(SPK)の音を拾ってしまうので、ハウリングが生じ
やすい。また、低周波音検出向きのマイクロフォン(M
IC)は高価である。それに対して、圧電素子や容量変
換型素子等の加速度センサー(AS)は、低価格で、騒
音の波形やレベルを検出でき、ハウリングの弊害を解消
できる。そこで、特に低周波の騒音を消音したい時に、
図6の如く、加速度センサー(AS)を騒音検出手段と
して、更に、その検出位置を、キャビンの場合であれば
窓ガラス部位とすれば、低周波騒音の割合の高い騒音を
検出できる。キャビンのうち、窓ガラス以外の部位は、
高周波の騒音も混じって振動するものの、窓ガラスは硬
質で、低周波の音には振動するが、中音域以上の音はレ
ベルが小さくて伝導しないので、低周波騒音を検出する
のに最も適した部位だからである。図6乃至図16の、
オーディオ(AUD)機材との兼用例では、加速度セン
サー(AS)を騒音検出手段として使用しているが、勿
論、マイクロフォン(MIC)でも可である。なお、中
音域以上の音については、低周波騒音に比べてレベルが
小さく、また、中音域以上の音の検出用マイクロフォン
(MIC)は、比較的低コストなので、騒音検出手段と
しては、マイクロフォン(MIC)の方が有効である。
(MIC)を使用しているが、この場合、スピーカー
(SPK)の音を拾ってしまうので、ハウリングが生じ
やすい。また、低周波音検出向きのマイクロフォン(M
IC)は高価である。それに対して、圧電素子や容量変
換型素子等の加速度センサー(AS)は、低価格で、騒
音の波形やレベルを検出でき、ハウリングの弊害を解消
できる。そこで、特に低周波の騒音を消音したい時に、
図6の如く、加速度センサー(AS)を騒音検出手段と
して、更に、その検出位置を、キャビンの場合であれば
窓ガラス部位とすれば、低周波騒音の割合の高い騒音を
検出できる。キャビンのうち、窓ガラス以外の部位は、
高周波の騒音も混じって振動するものの、窓ガラスは硬
質で、低周波の音には振動するが、中音域以上の音はレ
ベルが小さくて伝導しないので、低周波騒音を検出する
のに最も適した部位だからである。図6乃至図16の、
オーディオ(AUD)機材との兼用例では、加速度セン
サー(AS)を騒音検出手段として使用しているが、勿
論、マイクロフォン(MIC)でも可である。なお、中
音域以上の音については、低周波騒音に比べてレベルが
小さく、また、中音域以上の音の検出用マイクロフォン
(MIC)は、比較的低コストなので、騒音検出手段と
しては、マイクロフォン(MIC)の方が有効である。
【0030】なお、ハウリングの防止手段としては、前
記の如く、マイクロフォン(MIC)とスピーカー(S
PK)との間に遮音材を配設することも考えられる。
記の如く、マイクロフォン(MIC)とスピーカー(S
PK)との間に遮音材を配設することも考えられる。
【0031】次に、スピーカーについての実施例におい
て、オーディオスピーカーを利用する方法について説明
する。キャビン等室内にて打ち消し音を出力する場合
で、キャビン内にオーディオ機材を搭載している場合に
は、このオーディオ用のスピーカーを使用すればよい。
図9乃至図16は、オーディオセット(AUD)で、ラ
ジオチューナー(TU)及びカセットデッキ(CD)
(CD用デッキとしてもよい)を内蔵するものについて
開示している。まず、図9の如く、アクティブ消音装置
(ANC)の装置ケースとオーディオ(AUD)用装置
ケースを別にする場合、図10のように、オーディオス
ピーカー(SPK)出力用端子を接続するハーネス又は
コネクターに、アクティブ消音装置の打ち消し用音を発
するための出力信号の混合加算回路を接続可能とすれば
よい。また、図11の如く、アクティブ消音装置の制御
部(ANC)を含む一つの装置ケース内において、該ス
ピーカー(SPK)の出力段より前に該混合加算回路を
内設して、オーディオ(AUD)の使用、不使用に関わ
らず、オーディオスピーカー(SPK)より騒音の打ち
消し用音(逆位相音)が発せられるように構成すると、
スピーカー(SPK)はもとより、パワーアンプ(PO
A)等のスピーカー(SPK)駆動用回路や装置ケース
もオーディオ機材のものと兼用できて、低コストに抑え
られる。
て、オーディオスピーカーを利用する方法について説明
する。キャビン等室内にて打ち消し音を出力する場合
で、キャビン内にオーディオ機材を搭載している場合に
は、このオーディオ用のスピーカーを使用すればよい。
図9乃至図16は、オーディオセット(AUD)で、ラ
ジオチューナー(TU)及びカセットデッキ(CD)
(CD用デッキとしてもよい)を内蔵するものについて
開示している。まず、図9の如く、アクティブ消音装置
(ANC)の装置ケースとオーディオ(AUD)用装置
ケースを別にする場合、図10のように、オーディオス
ピーカー(SPK)出力用端子を接続するハーネス又は
コネクターに、アクティブ消音装置の打ち消し用音を発
するための出力信号の混合加算回路を接続可能とすれば
よい。また、図11の如く、アクティブ消音装置の制御
部(ANC)を含む一つの装置ケース内において、該ス
ピーカー(SPK)の出力段より前に該混合加算回路を
内設して、オーディオ(AUD)の使用、不使用に関わ
らず、オーディオスピーカー(SPK)より騒音の打ち
消し用音(逆位相音)が発せられるように構成すると、
スピーカー(SPK)はもとより、パワーアンプ(PO
A)等のスピーカー(SPK)駆動用回路や装置ケース
もオーディオ機材のものと兼用できて、低コストに抑え
られる。
【0032】また、オーディオスピーカー(SPK)
が、4チャンネル式等で、室内前部と後部に配設されて
いる場合には、図12の如く、該逆位相音を発するスピ
ーカー(SPK)を前方とするか後方とするか、切換可
能とし、例えば前方より騒音が侵入してくる場合には、
後方のスピーカー(SPK)より前方に該逆位相音を発
するのが有効であるし、後方からの騒音に対しては、前
方スピーカー(SPK)より逆位相音を発すればよい。
また、オーディオスピーカー(SPK)が左右にある場
合には、通常のオーディオ出力のように、図11中に図
示する如く、音量バランス調節器によって、左右の音量
バランスを調節でき、座席が複数あって、騒音を聞く者
が中央部に位置していない場合等に対応できるようにし
ている。
が、4チャンネル式等で、室内前部と後部に配設されて
いる場合には、図12の如く、該逆位相音を発するスピ
ーカー(SPK)を前方とするか後方とするか、切換可
能とし、例えば前方より騒音が侵入してくる場合には、
後方のスピーカー(SPK)より前方に該逆位相音を発
するのが有効であるし、後方からの騒音に対しては、前
方スピーカー(SPK)より逆位相音を発すればよい。
また、オーディオスピーカー(SPK)が左右にある場
合には、通常のオーディオ出力のように、図11中に図
示する如く、音量バランス調節器によって、左右の音量
バランスを調節でき、座席が複数あって、騒音を聞く者
が中央部に位置していない場合等に対応できるようにし
ている。
【0033】また、オーディオスピーカー(SPK)
は、周波数の異なる音(高音用や低音用)毎にスピーカ
ー(SPK)を設けているものがあるが、この場合に、
全てのスピーカー(SPK)にアクティブ消音装置の出
力信号を印加するのはコスト面でも高くなる。ここで、
騒音のうち、所謂「こもり音」等の低周波音を消音する
場合、図13のように、低音出力用のスピーカー(SP
K)にのみ印加すればよい。また、低周波音は、指向性
が狭いので、場合によっては複数のスピーカー(SP
K)のうち、一つだけを低周波音用として対応可能な場
合がある。
は、周波数の異なる音(高音用や低音用)毎にスピーカ
ー(SPK)を設けているものがあるが、この場合に、
全てのスピーカー(SPK)にアクティブ消音装置の出
力信号を印加するのはコスト面でも高くなる。ここで、
騒音のうち、所謂「こもり音」等の低周波音を消音する
場合、図13のように、低音出力用のスピーカー(SP
K)にのみ印加すればよい。また、低周波音は、指向性
が狭いので、場合によっては複数のスピーカー(SP
K)のうち、一つだけを低周波音用として対応可能な場
合がある。
【0034】次に、制御部(ANC)内の構成について
説明する。本発明は、種々の音の混じる騒音の中から、
一定の周波数の音を選択して消音できるようにするもの
であって、そのため、制御部(ANC)内にて、検出騒
音の入力信号より打ち消すべき音波信号のみを通過させ
て位相変換回路(PCC)に送信すべく、図3、図4の
如くバンドパスフィルター(BPF)が配設されてい
る。バンドパスフィルター(BPF)は、ローパスフィ
ルター(LPF)及びハイパスフィルター(HPF)の
組み合わせによりなるもので、図5の如く、ローパスフ
ィルター(LPF)は、設定した周波数(折点周波数f
L )より低い周波数の音波信号のみを通過させる(折点
周波数fL より高い周波数の音波信号の入力レベルを減
衰する)よう構成されており、一方、ハイパスフィルタ
ー(HPF)は、設定した周波数(折点周波数fH )よ
り高い周波数の音波信号のみを通過させる(折点周波数
fHより低い周波数の音波信号の入力レベルを減衰す
る)よう構成されている。従って、バンドパスフィルタ
ー(BPF)により、折点周波数fH 以上、折点周波数
fL 以下の周波数の音波信号のみを通過させることにな
る。ここで、折点周波数fH <fL として、ある特定周
波数の音のみ通過させて消音し、それより高周波及び低
周波の音は消音しないよう構成するのである。(fH >
fL ならば、減衰する周波数域が重合し、どの周波数信
号も通過させないことになってしまう。)
説明する。本発明は、種々の音の混じる騒音の中から、
一定の周波数の音を選択して消音できるようにするもの
であって、そのため、制御部(ANC)内にて、検出騒
音の入力信号より打ち消すべき音波信号のみを通過させ
て位相変換回路(PCC)に送信すべく、図3、図4の
如くバンドパスフィルター(BPF)が配設されてい
る。バンドパスフィルター(BPF)は、ローパスフィ
ルター(LPF)及びハイパスフィルター(HPF)の
組み合わせによりなるもので、図5の如く、ローパスフ
ィルター(LPF)は、設定した周波数(折点周波数f
L )より低い周波数の音波信号のみを通過させる(折点
周波数fL より高い周波数の音波信号の入力レベルを減
衰する)よう構成されており、一方、ハイパスフィルタ
ー(HPF)は、設定した周波数(折点周波数fH )よ
り高い周波数の音波信号のみを通過させる(折点周波数
fHより低い周波数の音波信号の入力レベルを減衰す
る)よう構成されている。従って、バンドパスフィルタ
ー(BPF)により、折点周波数fH 以上、折点周波数
fL 以下の周波数の音波信号のみを通過させることにな
る。ここで、折点周波数fH <fL として、ある特定周
波数の音のみ通過させて消音し、それより高周波及び低
周波の音は消音しないよう構成するのである。(fH >
fL ならば、減衰する周波数域が重合し、どの周波数信
号も通過させないことになってしまう。)
【0035】一般に、エンジン音の周波数は、比較的低
帯域にあり、トランスミッション(変速機)音の周波数
は、比較的中帯域にある。よって、制御部(ANC)内
のバンドパスフィルター(BPF)を、中帯域の周波数
の音波信号のみを通過させるよう設定すれば、トランス
ミッション(変速機)より発する騒音のみを消音させる
ことができる。また、場合によっては、図7及び図8の
如く、バンドパスフィルター(BPF)をローパスフィ
ルター(LPF)のみより構成し、折点周波数fL 以下
の低帯域の周波数の音波信号のみを通過させれば、エン
ジンからの騒音のみを消音できる。図9乃至図16の実
施例においては、ローパスフィルター(LPF)のみに
て周波数選択を行っている。
帯域にあり、トランスミッション(変速機)音の周波数
は、比較的中帯域にある。よって、制御部(ANC)内
のバンドパスフィルター(BPF)を、中帯域の周波数
の音波信号のみを通過させるよう設定すれば、トランス
ミッション(変速機)より発する騒音のみを消音させる
ことができる。また、場合によっては、図7及び図8の
如く、バンドパスフィルター(BPF)をローパスフィ
ルター(LPF)のみより構成し、折点周波数fL 以下
の低帯域の周波数の音波信号のみを通過させれば、エン
ジンからの騒音のみを消音できる。図9乃至図16の実
施例においては、ローパスフィルター(LPF)のみに
て周波数選択を行っている。
【0036】このようにして、折点周波数fL ・fH の
設定によって、通過させる音波信号の周波数の異なる様
々な様式のバンドパスフィルター(BPF)を構成する
ことができる。例えば、図20中のように、折点周波数
fL ・fH を低めに設定して、中心周波数60Hz(6
0Hz前後の音波のみを通過させる)のバンドパスフィ
ルター(BPF)や、折点周波数fL ・fH を高めに設
定して、中心周波数16kHz(16kHz前後の音波
のみを通過させる)のバンドパスフィルター(BPF)
を構成することができる。
設定によって、通過させる音波信号の周波数の異なる様
々な様式のバンドパスフィルター(BPF)を構成する
ことができる。例えば、図20中のように、折点周波数
fL ・fH を低めに設定して、中心周波数60Hz(6
0Hz前後の音波のみを通過させる)のバンドパスフィ
ルター(BPF)や、折点周波数fL ・fH を高めに設
定して、中心周波数16kHz(16kHz前後の音波
のみを通過させる)のバンドパスフィルター(BPF)
を構成することができる。
【0037】これらのバンドパスフィルター(BPF)
を、図18、図20の如く、制御部(ANC)内に複数
個配設することで、騒音を周波数毎に分割して、選択的
に消音したり、消音を抑止したりすることができる。ま
た、図18は一括的にバンドパスフィルター分割後、一
括的に位相変換回路(PCC)に位相変換しているが、
これを図20のように、各バンドパスフィルター(BP
F)に対応させて各々位相変換(変更)回路(PCC)
を接続することで、騒音中に含まれる様々な周波数の騒
音を有効に消音することができ、更に、各位相変更回路
(PCC)を位相設定器(PD)にて位相変換率を調節
可能とすることで、選択的に特定の周波数域の音のみを
消音できる。即ち、図20のように、様々な中心周波数
のバンドパスフィルター(BPF)を内蔵しておけば、
様々な周波数音の混じる検出騒音の中から、バンドパス
フィルター(BPF)内蔵分の周波数域の信号を分割し
て通過させることが可能であり、これらの分割されて通
過する信号の中から、消音したいものについては、その
消音したい音の周波数音を通過させる(例えば中心周波
数60Hzの)バンドパスフィルター(BPF)後段の
位相変換回路(PCC)における位相設定器(PD)に
て逆位相変換を行うよう設定し、残りの位相変換回路
(PCC)における位相設定器(PD)については、同
位相で送信するよう設定しておけば、即座にその周波数
域の(60Hz前後の)音のみを消音できる。
を、図18、図20の如く、制御部(ANC)内に複数
個配設することで、騒音を周波数毎に分割して、選択的
に消音したり、消音を抑止したりすることができる。ま
た、図18は一括的にバンドパスフィルター分割後、一
括的に位相変換回路(PCC)に位相変換しているが、
これを図20のように、各バンドパスフィルター(BP
F)に対応させて各々位相変換(変更)回路(PCC)
を接続することで、騒音中に含まれる様々な周波数の騒
音を有効に消音することができ、更に、各位相変更回路
(PCC)を位相設定器(PD)にて位相変換率を調節
可能とすることで、選択的に特定の周波数域の音のみを
消音できる。即ち、図20のように、様々な中心周波数
のバンドパスフィルター(BPF)を内蔵しておけば、
様々な周波数音の混じる検出騒音の中から、バンドパス
フィルター(BPF)内蔵分の周波数域の信号を分割し
て通過させることが可能であり、これらの分割されて通
過する信号の中から、消音したいものについては、その
消音したい音の周波数音を通過させる(例えば中心周波
数60Hzの)バンドパスフィルター(BPF)後段の
位相変換回路(PCC)における位相設定器(PD)に
て逆位相変換を行うよう設定し、残りの位相変換回路
(PCC)における位相設定器(PD)については、同
位相で送信するよう設定しておけば、即座にその周波数
域の(60Hz前後の)音のみを消音できる。
【0038】逆に、図20のように複数個のバンドパス
フィルター(BPF)を設けたことは、様々な周波数の
混じる騒音について、どの周波数の音も消音できること
であって、その中から、特定の音のみを、作業の確認等
のために消音しないようにするには、聞きたい周波数域
の音の信号を通過するバンドパスフィルター(BPF)
後段の位相変換回路(PCC)における位相設定器(P
D)は同位相に設定して、それ以外の位相変換回路(P
CC)の位相設定器(PD)を逆位相変換に設定すれば
よい。
フィルター(BPF)を設けたことは、様々な周波数の
混じる騒音について、どの周波数の音も消音できること
であって、その中から、特定の音のみを、作業の確認等
のために消音しないようにするには、聞きたい周波数域
の音の信号を通過するバンドパスフィルター(BPF)
後段の位相変換回路(PCC)における位相設定器(P
D)は同位相に設定して、それ以外の位相変換回路(P
CC)の位相設定器(PD)を逆位相変換に設定すれば
よい。
【0039】また、例えばエンジン排気音を消音する場
合に、騒音中には、最も音量の大きい一次音の他に、該
一次音の周波数を整数倍した二次音、三次音等が含まれ
る。この二次音、三次音を有効に消音するためには、一
次音向けのバンドパスフィルター(BPF)における中
心周波数の整数倍の中心周波数に設定されたバンドパス
フィルター(BPF)を用いればよい。例えば、一次音
の周波数が約60Hzであれは、一次音消音用の中心周
波数60Hzのバンドパスフィルター(BPF)を設け
る他、二次音(周波数は60×2=120Hz)、三次
音(60×4=240HZ)等の騒音を消音するため、
中心周波数120Hz、240Hzのバンドパスフィル
ター(BPF)を設ければよいのである。なお、図20
では、二次音消去用のバンドパスフィルターの中心周波
数を125Hzとしているが、効果は中心周波数120
Hzのものと殆ど同じである。
合に、騒音中には、最も音量の大きい一次音の他に、該
一次音の周波数を整数倍した二次音、三次音等が含まれ
る。この二次音、三次音を有効に消音するためには、一
次音向けのバンドパスフィルター(BPF)における中
心周波数の整数倍の中心周波数に設定されたバンドパス
フィルター(BPF)を用いればよい。例えば、一次音
の周波数が約60Hzであれは、一次音消音用の中心周
波数60Hzのバンドパスフィルター(BPF)を設け
る他、二次音(周波数は60×2=120Hz)、三次
音(60×4=240HZ)等の騒音を消音するため、
中心周波数120Hz、240Hzのバンドパスフィル
ター(BPF)を設ければよいのである。なお、図20
では、二次音消去用のバンドパスフィルターの中心周波
数を125Hzとしているが、効果は中心周波数120
Hzのものと殆ど同じである。
【0040】また、図18の如く、複数個(図18では
二個)の騒音検出手段(マイクロフォン(MIC))に
対応させて、各マイクロフォン(MIC)の入力信号を
独立に入力するバンドパスフィルター(BPF)を配設
することも可能である。つまり、複数のマイクロフォン
(MIC)を、それぞれ別個の種類の騒音検出用に(一
つはエンジン音検出用に、一つはミッション音検出用
に)設置した場合に、各マイクロフォン(MIC)から
の入力信号に対応させて折点周波数fH ・fL を設定し
たバンドパスフィルター(BPF)を配設すれば、更に
純度の高い騒音の選択が可能となって、消音効果を更に
高めるのである。なお、マイクロフォン(MIC)の指
向性(帯域)が狭い場合には、そのマイクロフォン(M
IC)に対応して配設したバンドパスフィルター(BP
F)は省略してもよい。そのマイクロフォン(MIC)
が、消音すべき一定の帯域の騒音を検出すべく設置され
ていて、バンドパスフィルター(BPF)を介さなくて
も、入力信号が特定の帯域の周波数に限定されているか
らであって、このマイクロフォン(MIC)からの入力
信号は、増幅後、周波数の選択なく、そのまま位相変換
回路(PCC)に入力される。
二個)の騒音検出手段(マイクロフォン(MIC))に
対応させて、各マイクロフォン(MIC)の入力信号を
独立に入力するバンドパスフィルター(BPF)を配設
することも可能である。つまり、複数のマイクロフォン
(MIC)を、それぞれ別個の種類の騒音検出用に(一
つはエンジン音検出用に、一つはミッション音検出用
に)設置した場合に、各マイクロフォン(MIC)から
の入力信号に対応させて折点周波数fH ・fL を設定し
たバンドパスフィルター(BPF)を配設すれば、更に
純度の高い騒音の選択が可能となって、消音効果を更に
高めるのである。なお、マイクロフォン(MIC)の指
向性(帯域)が狭い場合には、そのマイクロフォン(M
IC)に対応して配設したバンドパスフィルター(BP
F)は省略してもよい。そのマイクロフォン(MIC)
が、消音すべき一定の帯域の騒音を検出すべく設置され
ていて、バンドパスフィルター(BPF)を介さなくて
も、入力信号が特定の帯域の周波数に限定されているか
らであって、このマイクロフォン(MIC)からの入力
信号は、増幅後、周波数の選択なく、そのまま位相変換
回路(PCC)に入力される。
【0041】このバンドパスフィルター(BPF)の中
心周波数設定値fを調節可能として、消音する周波数域
の音を選択可能とした構成について説明する。図19
は、バンドパスフィルター(BPF)におけるローパス
フィルター(LPF)、ハイパスフィルター(HPF)
の各折点周波数fL ・fH を調節可能とすべく、それぞ
れに折点周波数設定器(BBD)を設けた構成について
示している。これを例えばダイヤル式にして、例えば、
低域騒音をうるさく感じる時は、ハイパスフィルター
(HPF)の折点周波数設定器(BBD)を低域側に回
して、該折点周波数fH を下げれば、より低域の音波信
号がハイパスフィルター(HPF)を通過して、消音さ
れ、逆に高域騒音がうるさい時には、ローパスフィルタ
ー(LPF)の折点周波数設定器(BBD)を高域側に
回し、該折点周波数fL を上げれば、より高域の音波信
号がローパスフィルター(LPF)を通過して、消音さ
れる。このように、バンドパスフィルター(BPF)に
おける通過設定音域を調節可能とすることで、特定音域
の騒音をうるさく感じた時に、即座にその音域の騒音を
低減できる。前記の如く固定的に中心周波数fを設定し
たバンドパスフィルター(BPF)は、複数個設けて、
各バンドパスフィルター(BPF)後段に位相変換回路
(PCC)を設ける構成に比べると、バンドパスフィル
ター(BPF)及び位相変換回路(PCC)は一つです
み、部品点数の削減、低コスト化の実現にも繋がる。
心周波数設定値fを調節可能として、消音する周波数域
の音を選択可能とした構成について説明する。図19
は、バンドパスフィルター(BPF)におけるローパス
フィルター(LPF)、ハイパスフィルター(HPF)
の各折点周波数fL ・fH を調節可能とすべく、それぞ
れに折点周波数設定器(BBD)を設けた構成について
示している。これを例えばダイヤル式にして、例えば、
低域騒音をうるさく感じる時は、ハイパスフィルター
(HPF)の折点周波数設定器(BBD)を低域側に回
して、該折点周波数fH を下げれば、より低域の音波信
号がハイパスフィルター(HPF)を通過して、消音さ
れ、逆に高域騒音がうるさい時には、ローパスフィルタ
ー(LPF)の折点周波数設定器(BBD)を高域側に
回し、該折点周波数fL を上げれば、より高域の音波信
号がローパスフィルター(LPF)を通過して、消音さ
れる。このように、バンドパスフィルター(BPF)に
おける通過設定音域を調節可能とすることで、特定音域
の騒音をうるさく感じた時に、即座にその音域の騒音を
低減できる。前記の如く固定的に中心周波数fを設定し
たバンドパスフィルター(BPF)は、複数個設けて、
各バンドパスフィルター(BPF)後段に位相変換回路
(PCC)を設ける構成に比べると、バンドパスフィル
ター(BPF)及び位相変換回路(PCC)は一つです
み、部品点数の削減、低コスト化の実現にも繋がる。
【0042】以上のようなバンドパスフィルター(BP
F)を用いる以外に、騒音の波形に似せた疑似波形の波
(通常、サイン波)を発振する発振回路を取り付ける方
法がある。この(サイン波)発振回路(SWC)は、騒
音検出とは関係なく、アクティブ消音装置内において騒
音打ち消し用の音を作り出すものであって、これに基づ
くアクティブ消音装置の構成は、図43の如くであり、
サイン波発振回路(SWC)の構成は図44の如くで、
周波数設定(変更)器(BD)により、任意の周波数の
サイン波を発振させることができる。エンジン付き車輌
においては、エンジン排気音によって形成される低周波
音の比率が大きい。この低周波の波形に中音域や高音域
の波形が印加されているのがエンジン付き車輌における
騒音波形である。低周波であるエンジン排気音は、エン
ジン回転に伴って規則的に略一定のサイン波形の周波数
音を発するので、騒音検出に依らず、このようなサイン
波発振回路(SWC)によって打ち消し音を発生させて
も消音効果が得られるのである。
F)を用いる以外に、騒音の波形に似せた疑似波形の波
(通常、サイン波)を発振する発振回路を取り付ける方
法がある。この(サイン波)発振回路(SWC)は、騒
音検出とは関係なく、アクティブ消音装置内において騒
音打ち消し用の音を作り出すものであって、これに基づ
くアクティブ消音装置の構成は、図43の如くであり、
サイン波発振回路(SWC)の構成は図44の如くで、
周波数設定(変更)器(BD)により、任意の周波数の
サイン波を発振させることができる。エンジン付き車輌
においては、エンジン排気音によって形成される低周波
音の比率が大きい。この低周波の波形に中音域や高音域
の波形が印加されているのがエンジン付き車輌における
騒音波形である。低周波であるエンジン排気音は、エン
ジン回転に伴って規則的に略一定のサイン波形の周波数
音を発するので、騒音検出に依らず、このようなサイン
波発振回路(SWC)によって打ち消し音を発生させて
も消音効果が得られるのである。
【0043】また、図42は、サイン波発振回路(SW
C)を用いた消音装置において、発振された波の周波数
を倍数化する周波数倍数回路(BMC)を設けたものに
ついて開示している。このように、一つの特定のサイン
波を各周波数倍数回路(BMC)に分割して通過させる
と、異なった周波数のサイン波を複数出力させることが
でき、これらを各々逆位相変換し、加算して打ち消し音
を発生させれば、異なる周波数の音の混ざった騒音を効
果的に消音することができるのである。
C)を用いた消音装置において、発振された波の周波数
を倍数化する周波数倍数回路(BMC)を設けたものに
ついて開示している。このように、一つの特定のサイン
波を各周波数倍数回路(BMC)に分割して通過させる
と、異なった周波数のサイン波を複数出力させることが
でき、これらを各々逆位相変換し、加算して打ち消し音
を発生させれば、異なる周波数の音の混ざった騒音を効
果的に消音することができるのである。
【0044】なお、騒音中の低周波音は、厳密には、き
れいなサイン波でなく、頂上付近がつぶれた、サイン波
と矩形波の合成波である。この実際の波形により近似し
た波を発振できれば、消音効果はより高くなる。そこ
で、前記サイン波発振器(SWC)において、図45の
ように、サイン波のピーク(頂上)をカットするピーク
カット回路を設けるか、或いは、図47のように、サイ
ン波発振回路(SWC)と矩形波発振回路(NWC)と
を組み合わせて合成波を発振するかの方法が考えられ
る。なお、図45において、ピークカットは、図46の
方法でフィードバックにて補正可能としてもよい。即
ち、ピークホールド回路にて保持する値をピークカット
の値(図45におけるカット幅設定器の代わり)とする
のである。
れいなサイン波でなく、頂上付近がつぶれた、サイン波
と矩形波の合成波である。この実際の波形により近似し
た波を発振できれば、消音効果はより高くなる。そこ
で、前記サイン波発振器(SWC)において、図45の
ように、サイン波のピーク(頂上)をカットするピーク
カット回路を設けるか、或いは、図47のように、サイ
ン波発振回路(SWC)と矩形波発振回路(NWC)と
を組み合わせて合成波を発振するかの方法が考えられ
る。なお、図45において、ピークカットは、図46の
方法でフィードバックにて補正可能としてもよい。即
ち、ピークホールド回路にて保持する値をピークカット
の値(図45におけるカット幅設定器の代わり)とする
のである。
【0045】エンジン排気音の低周波音の消音と、トラ
ンスミッション等の中周波数、或いは高周波数の音の消
音とを同時になすために、図52のように、低音用消音
系と中・高音用消音系とを組み合わせたアクティブ消音
装置を構成することも考えられる。この中で、低周波の
エンジン排気音は、サイン波発振回路(SWC)より疑
似騒音のサイン波を発生させて逆位相変換し、一方、中
域・高域のトランスミッション等の騒音は、マイク(M
IC)によって検出して、バンドパスフィルター(BP
F)を通過させ、これを逆位相変換して、先のサイン波
の逆位相信号と加算して、スピーカー(SPK)より打
ち消し音を発生させるのである。なお、図53において
は、一定以上の周波数の音が騒音内に検出されなけれ
ば、中音・高音用の増幅における音量を低下またはOF
Fして、余分な中音・高音の逆位相音をスピーカー(S
PK)より発生させることのないようにしている。
ンスミッション等の中周波数、或いは高周波数の音の消
音とを同時になすために、図52のように、低音用消音
系と中・高音用消音系とを組み合わせたアクティブ消音
装置を構成することも考えられる。この中で、低周波の
エンジン排気音は、サイン波発振回路(SWC)より疑
似騒音のサイン波を発生させて逆位相変換し、一方、中
域・高域のトランスミッション等の騒音は、マイク(M
IC)によって検出して、バンドパスフィルター(BP
F)を通過させ、これを逆位相変換して、先のサイン波
の逆位相信号と加算して、スピーカー(SPK)より打
ち消し音を発生させるのである。なお、図53において
は、一定以上の周波数の音が騒音内に検出されなけれ
ば、中音・高音用の増幅における音量を低下またはOF
Fして、余分な中音・高音の逆位相音をスピーカー(S
PK)より発生させることのないようにしている。
【0046】次に、各位相変換回路(PCC)において
位相変換率を設定する位相設定器(PD)について説明
する。該位相設定器(PD)は、可変抵抗器であって、
図21の如く、位相設定器(PD)における抵抗値
(R)を変位させると、変換位相角(deg)が変位す
る。なお、図21中のfはバンドパスフィルター(BP
F)の中心周波数である。この位相設定器(PD)をダ
イヤル等にて構成し、図14の如く、同相の増幅器と反
転増幅器を設けて、反転側と非反転側に増幅可能に設定
すれば、変換位相角は0°〜360°まで変換可能であ
る。
位相変換率を設定する位相設定器(PD)について説明
する。該位相設定器(PD)は、可変抵抗器であって、
図21の如く、位相設定器(PD)における抵抗値
(R)を変位させると、変換位相角(deg)が変位す
る。なお、図21中のfはバンドパスフィルター(BP
F)の中心周波数である。この位相設定器(PD)をダ
イヤル等にて構成し、図14の如く、同相の増幅器と反
転増幅器を設けて、反転側と非反転側に増幅可能に設定
すれば、変換位相角は0°〜360°まで変換可能であ
る。
【0047】また、位相設定器(PD)は通常の同相側
のみ調節可能とし、図15、図16の如く、スピーカー
(SPK)の入力端子を正負切換可能なスピーカー(S
PK)切換器を配設すれば、出力信号をスピーカー(S
PK)入力段で反転でき、従って、変換位相角を0°〜
360°とすることができるのである。
のみ調節可能とし、図15、図16の如く、スピーカー
(SPK)の入力端子を正負切換可能なスピーカー(S
PK)切換器を配設すれば、出力信号をスピーカー(S
PK)入力段で反転でき、従って、変換位相角を0°〜
360°とすることができるのである。
【0048】更に、各バンドパスフィルター(BPF)
及び位相変更(変換)回路(PCC)の後段には、図2
3の如く、増幅回路(AMP)が配設されており、各増
幅回路(AMP)についてその増幅率を調節する音量調
節回路(音量設定器(VD))(増幅率の設定で、スピ
ーカー(SPK)より出される打ち消し用音の音量が決
定する。)が配設されている。各バンドパスフィルター
(BPF)後段に配設したのは、検出騒音中に様々な周
波数の音が混じっていて、それぞれで音量が異なるから
である。これらの音量設定器(VD)にて設定された増
幅率で増幅された各信号は、加算回路にて加算され、ス
ピーカー(SPK)出力用の増幅器(パワーアンプ(P
OA))に送信されて出力される。複数個のバンドパス
フィルター(BPF)の各後段における位相変更回路
(PCC)で、正しく各バンドパスフィルター(BP
F)を通過した信号を打ち消す位相に変換している場合
には、この各バンドパスフィルター(BPF)後段の増
幅回路(AMP)における音量設定器(VD)の調節に
よって、選択的な騒音の消音調節ができる。例えば、中
心周波数60Hzのバンドパスフィルター(BPF)後
段の増幅回路(AMP)の音量設定器(VD)によっ
て、その周波数の騒音を丁度打ち消す程度に打ち消し音
のレベルを調節し、残りのバンドパスフィルター(BP
F)後段の音量設定器(VD)は設定値を弱く、或いは
ゼロにすれば、スピーカー(SPK)からは60Hz前
後の逆位相音のみが発生されて、この音域の騒音のみを
消音できる。逆に特定音域の音のみを聞きたい場合に
は、その音の周波数を中心周波数とするバンドパスフィ
ルター(BPF)後段の増幅回路(AMP)の音量をゼ
ロにし、それ以外の増幅回路(AMP)で消音可能に逆
位相音の音量調節を行い、これらの打ち消し音をスピー
カー(SPK)から発生させるのである。
及び位相変更(変換)回路(PCC)の後段には、図2
3の如く、増幅回路(AMP)が配設されており、各増
幅回路(AMP)についてその増幅率を調節する音量調
節回路(音量設定器(VD))(増幅率の設定で、スピ
ーカー(SPK)より出される打ち消し用音の音量が決
定する。)が配設されている。各バンドパスフィルター
(BPF)後段に配設したのは、検出騒音中に様々な周
波数の音が混じっていて、それぞれで音量が異なるから
である。これらの音量設定器(VD)にて設定された増
幅率で増幅された各信号は、加算回路にて加算され、ス
ピーカー(SPK)出力用の増幅器(パワーアンプ(P
OA))に送信されて出力される。複数個のバンドパス
フィルター(BPF)の各後段における位相変更回路
(PCC)で、正しく各バンドパスフィルター(BP
F)を通過した信号を打ち消す位相に変換している場合
には、この各バンドパスフィルター(BPF)後段の増
幅回路(AMP)における音量設定器(VD)の調節に
よって、選択的な騒音の消音調節ができる。例えば、中
心周波数60Hzのバンドパスフィルター(BPF)後
段の増幅回路(AMP)の音量設定器(VD)によっ
て、その周波数の騒音を丁度打ち消す程度に打ち消し音
のレベルを調節し、残りのバンドパスフィルター(BP
F)後段の音量設定器(VD)は設定値を弱く、或いは
ゼロにすれば、スピーカー(SPK)からは60Hz前
後の逆位相音のみが発生されて、この音域の騒音のみを
消音できる。逆に特定音域の音のみを聞きたい場合に
は、その音の周波数を中心周波数とするバンドパスフィ
ルター(BPF)後段の増幅回路(AMP)の音量をゼ
ロにし、それ以外の増幅回路(AMP)で消音可能に逆
位相音の音量調節を行い、これらの打ち消し音をスピー
カー(SPK)から発生させるのである。
【0049】以上の位相変更回路(PCC)における位
相設定器(PD)と、増幅器(パワーアンプ)における
音量設定器(VD)においては、調節結果を確認して調
節作業ができるように、それぞれに表示器(レベルメー
タ)を設けている。なお、図22の如く、複数個のバン
ドパスフィルター(BPF)を設けた場合において、各
バンドパスフィルター(BPF)毎に各位相設定器(P
D)及び音量設定器(VD)の表紙器を設ける一方、各
バンドパスフィルター(BPF)通過前の検出騒音のレ
ベル表示器も配設し、各バンドパスフィルター(BP
F)毎のレベル表示を行うか、一括にレベル表示を行う
かは切換スイッチにて切換可能とする。
相設定器(PD)と、増幅器(パワーアンプ)における
音量設定器(VD)においては、調節結果を確認して調
節作業ができるように、それぞれに表示器(レベルメー
タ)を設けている。なお、図22の如く、複数個のバン
ドパスフィルター(BPF)を設けた場合において、各
バンドパスフィルター(BPF)毎に各位相設定器(P
D)及び音量設定器(VD)の表紙器を設ける一方、各
バンドパスフィルター(BPF)通過前の検出騒音のレ
ベル表示器も配設し、各バンドパスフィルター(BP
F)毎のレベル表示を行うか、一括にレベル表示を行う
かは切換スイッチにて切換可能とする。
【0050】以上のように、アクティブ消音装置の制御
部(ANC)は、周波数選択通過手段、位相変換手段、
及び増幅手段を内設して形成されるものである。次に、
これらの各手段の自動調節構造について説明する。
部(ANC)は、周波数選択通過手段、位相変換手段、
及び増幅手段を内設して形成されるものである。次に、
これらの各手段の自動調節構造について説明する。
【0051】まず、図23等より音量調節から説明す
る。前記の如く、例えば、複数のバンドパスフィルター
(BPF)を配設したアクティブ消音装置において、各
バンドパスフィルター(BPF)毎に、また、時々刻々
変化する騒音の音量に対応して打ち消し音の音量調節を
行うのは、大変煩雑な作業で、最悪の場合、調節操作不
可能である。そこでこの音量調節については、自動調節
機構が設けられている。これは様々な作業条件や、ま
た、時々刻々変化する状態に対応して、スピーカー(S
PK)の出力レベルを自動調節するためのものである。
このためには、騒音や消音効果の変化を検出して、自動
音量設定機構に送信するフィードバック回路を要する。
まず、検出手段としては、マイクロフォン(MIC)が
あるが、これは、騒音検出手段のマイクロフォン(MI
C)をそのまま利用してもよい。自動音量設定用のフィ
ードバック回路として、騒音検出用に配設したのと同じ
中心周波数のバンドパスフィルター(BPF)を各々一
個ずつ配設し、各バンドパスフィルター(BPF)を通
過した信号は、各バンドパスフィルター(BPF)後段
の自動音量調節回路である積分回路に送信され、該通過
信号のレベルが測定される。このレベルを基に、音量設
定器(VD)における音量調節回路(VD’)が作動
し、増幅回路(AMP)における増幅率の自動調節が行
われる。
る。前記の如く、例えば、複数のバンドパスフィルター
(BPF)を配設したアクティブ消音装置において、各
バンドパスフィルター(BPF)毎に、また、時々刻々
変化する騒音の音量に対応して打ち消し音の音量調節を
行うのは、大変煩雑な作業で、最悪の場合、調節操作不
可能である。そこでこの音量調節については、自動調節
機構が設けられている。これは様々な作業条件や、ま
た、時々刻々変化する状態に対応して、スピーカー(S
PK)の出力レベルを自動調節するためのものである。
このためには、騒音や消音効果の変化を検出して、自動
音量設定機構に送信するフィードバック回路を要する。
まず、検出手段としては、マイクロフォン(MIC)が
あるが、これは、騒音検出手段のマイクロフォン(MI
C)をそのまま利用してもよい。自動音量設定用のフィ
ードバック回路として、騒音検出用に配設したのと同じ
中心周波数のバンドパスフィルター(BPF)を各々一
個ずつ配設し、各バンドパスフィルター(BPF)を通
過した信号は、各バンドパスフィルター(BPF)後段
の自動音量調節回路である積分回路に送信され、該通過
信号のレベルが測定される。このレベルを基に、音量設
定器(VD)における音量調節回路(VD’)が作動
し、増幅回路(AMP)における増幅率の自動調節が行
われる。
【0052】但し、このように騒音検出手段としてのマ
イクロフォン(MIC)を自動音量設定用検出手段とし
て使用できるのは、マイクロフォン(MIC)にて消音
効果が検出される場合であって、例えばマイクロフォン
(MIC)が室外にあって、スピーカー(SPK)は室
内である場合にはマイクロフォン(MIC)付近では殆
ど消音効果がなく、検出不可能である。よって、他にマ
イクロフォン(MIC)を用意し、バンドパスフィルタ
ー(BPF)等の周波数分割手段も別個に設けなくては
ならず、大変なコスト高と機材の大型化をもたらしてし
まう。そこで図23の如く、調節対象とする信号は、各
バンドパスフィルター(BPF)を通過し、位相変換さ
れた出力信号を、加算回路を通して合成した後のスピー
カー(SPK)の出力用増幅器におけるものとして、該
増幅器(POA)に自動音量調節回路(AVD)を設け
る。
イクロフォン(MIC)を自動音量設定用検出手段とし
て使用できるのは、マイクロフォン(MIC)にて消音
効果が検出される場合であって、例えばマイクロフォン
(MIC)が室外にあって、スピーカー(SPK)は室
内である場合にはマイクロフォン(MIC)付近では殆
ど消音効果がなく、検出不可能である。よって、他にマ
イクロフォン(MIC)を用意し、バンドパスフィルタ
ー(BPF)等の周波数分割手段も別個に設けなくては
ならず、大変なコスト高と機材の大型化をもたらしてし
まう。そこで図23の如く、調節対象とする信号は、各
バンドパスフィルター(BPF)を通過し、位相変換さ
れた出力信号を、加算回路を通して合成した後のスピー
カー(SPK)の出力用増幅器におけるものとして、該
増幅器(POA)に自動音量調節回路(AVD)を設け
る。
【0053】一方、フィードバック用の検出手段として
は、消音する騒音の種類によって、既に設置されている
ものを利用する方法がある。例えば、エンジン音の消音
の場合には、エンジン回転数の変化に比例してエンジン
音の音量が変化するので、この変化に合わせて音量調節
できるようにすればよいのだが、エンジン回転数はアク
セルの踏み量にて設定されるものであるから、図24の
如く、電子ガバナ自動調節用のアクセルセンサー(A
S)を利用すればよい。或いは、図27の如く、電子ガ
バナに付設されるエンジン負荷率の検出用部材であるラ
ック位置検出センサーを利用してもよい。アクセル踏み
量が多くてエンジン回転数が多い程、また、電子ガバナ
におけるエンジン負荷率が多い程、これに比例して騒音
が大きくなるので、検出入力値に比例させて音量レベル
を上げて、騒音に対抗しうる打ち消し音を発すればよ
い。これらは、消音効果のフィードバックというより
も、騒音発生の原因の変化をいち早く感知して、それに
対抗しうる音量の打ち消し音を出力するよう構成したも
のといえる。
は、消音する騒音の種類によって、既に設置されている
ものを利用する方法がある。例えば、エンジン音の消音
の場合には、エンジン回転数の変化に比例してエンジン
音の音量が変化するので、この変化に合わせて音量調節
できるようにすればよいのだが、エンジン回転数はアク
セルの踏み量にて設定されるものであるから、図24の
如く、電子ガバナ自動調節用のアクセルセンサー(A
S)を利用すればよい。或いは、図27の如く、電子ガ
バナに付設されるエンジン負荷率の検出用部材であるラ
ック位置検出センサーを利用してもよい。アクセル踏み
量が多くてエンジン回転数が多い程、また、電子ガバナ
におけるエンジン負荷率が多い程、これに比例して騒音
が大きくなるので、検出入力値に比例させて音量レベル
を上げて、騒音に対抗しうる打ち消し音を発すればよ
い。これらは、消音効果のフィードバックというより
も、騒音発生の原因の変化をいち早く感知して、それに
対抗しうる音量の打ち消し音を出力するよう構成したも
のといえる。
【0054】更に、位相調節に関しても、自動調節を行
えるようにしている。図26は、エンジン回転数の検出
結果よりフィードバックして音量自動調節をした後、バ
ンドパスフィルター(BPF1)を通過した騒音と、フ
ィードバック用のバンドパスフィルター(BPF2)を
通過した打ち消し音とを加算回路にて加算し、加算値が
「0」になるように自動調節する位相変更回路について
図示している。
えるようにしている。図26は、エンジン回転数の検出
結果よりフィードバックして音量自動調節をした後、バ
ンドパスフィルター(BPF1)を通過した騒音と、フ
ィードバック用のバンドパスフィルター(BPF2)を
通過した打ち消し音とを加算回路にて加算し、加算値が
「0」になるように自動調節する位相変更回路について
図示している。
【0055】更に、騒音の音量だけでなく、高さも時々
刻々変化するものである。例えばエンジン音の場合に
は、その周波数がエンジン回転数に比例する。従って、
前記の音量等の自動調節機構と同様に、作業中に騒音の
周波数変化毎に折点周波数の調節を行うのは無理がある
ので、バンドパスフィルター(BPF)の自動折点周波
数調節機構が設けられている。このフィードバック回路
を含めての自動周波数調節機構について説明する。
刻々変化するものである。例えばエンジン音の場合に
は、その周波数がエンジン回転数に比例する。従って、
前記の音量等の自動調節機構と同様に、作業中に騒音の
周波数変化毎に折点周波数の調節を行うのは無理がある
ので、バンドパスフィルター(BPF)の自動折点周波
数調節機構が設けられている。このフィードバック回路
を含めての自動周波数調節機構について説明する。
【0056】まず、打ち消し音の周波数設定のための騒
音周波数の検出について説明する。まず、電子ガバナに
よるエンジン回転数制御機能を有する車輌(トラクタ
ー)においては、電子ガバナにて実際のエンジン回転数
を検出するラック位置検出センサーが設けられており、
アクセルセンサーにて設定する回転数設定値との差異
(エンジン負荷)を電子ガバナコントローラーにて算定
するものであって、この演算値に基づいてラック駆動ソ
レノイドを駆動し、燃料噴射量を制御して、エンジン回
転数を設定値に保持する。図29では、このような構造
の電子ガバナコントローラーにおいて演算されるエンジ
ン負荷率の信号を、アクティブ消音装置のバンドパスフ
ィルター(BPF)の中心周波数設定のために入力する
構成について図示している。
音周波数の検出について説明する。まず、電子ガバナに
よるエンジン回転数制御機能を有する車輌(トラクタ
ー)においては、電子ガバナにて実際のエンジン回転数
を検出するラック位置検出センサーが設けられており、
アクセルセンサーにて設定する回転数設定値との差異
(エンジン負荷)を電子ガバナコントローラーにて算定
するものであって、この演算値に基づいてラック駆動ソ
レノイドを駆動し、燃料噴射量を制御して、エンジン回
転数を設定値に保持する。図29では、このような構造
の電子ガバナコントローラーにおいて演算されるエンジ
ン負荷率の信号を、アクティブ消音装置のバンドパスフ
ィルター(BPF)の中心周波数設定のために入力する
構成について図示している。
【0057】図30は、アクティブ消音装置の制御部
(ANC)における信号入力についてのフローチャート
であり、この中で、Rは、アクセルセンサー値、負荷率
設定値等より求められる電子ガバナ付きエンジンの目標
エンジン回転数、kは、周波数の幅を決定する定数であ
り、これにてハイパスフィルターにおける折点周波数f
H をD/A(1)より、ローパスフィルターにおける折
点周波数fL の設定値を入力端子D/A(2)より入力
し、各フィルターに出力する。このフィルターは、騒音
を通過させるものと兼用しており、電子ガバナコントロ
ーラーからの入力信号と、騒音の検出信号とをフィルタ
ーに加算通過させて消音効果を検定し、中心周波数を決
定するのである。
(ANC)における信号入力についてのフローチャート
であり、この中で、Rは、アクセルセンサー値、負荷率
設定値等より求められる電子ガバナ付きエンジンの目標
エンジン回転数、kは、周波数の幅を決定する定数であ
り、これにてハイパスフィルターにおける折点周波数f
H をD/A(1)より、ローパスフィルターにおける折
点周波数fL の設定値を入力端子D/A(2)より入力
し、各フィルターに出力する。このフィルターは、騒音
を通過させるものと兼用しており、電子ガバナコントロ
ーラーからの入力信号と、騒音の検出信号とをフィルタ
ーに加算通過させて消音効果を検定し、中心周波数を決
定するのである。
【0058】また、エンジン音の周波数は、エンジン爆
発回数に比例する。即ち、エンジンの気筒数によって、
周波数が異なる。図50及び図51においては、エンジ
ン回転数に加えて、そのエンジンの気筒数の設定によ
り、サイン発振回路(SWC)を用いたアクティブ消音
装置の打ち消し音の基本周波数を決定する構成について
開示している。この中で、Rはエンジン回転数、Eはサ
イン波発振回路の周波数を決定する電圧値、波高設定器
は、単なる増幅率決定用のものである。なお、気筒設定
器は、様々な種類のエンジンに対応可能で、アクティブ
消音装置を取り付ける車輌のエンジンが例えば2気筒で
あれば、気筒設定器においてそのように設定するのであ
る。
発回数に比例する。即ち、エンジンの気筒数によって、
周波数が異なる。図50及び図51においては、エンジ
ン回転数に加えて、そのエンジンの気筒数の設定によ
り、サイン発振回路(SWC)を用いたアクティブ消音
装置の打ち消し音の基本周波数を決定する構成について
開示している。この中で、Rはエンジン回転数、Eはサ
イン波発振回路の周波数を決定する電圧値、波高設定器
は、単なる増幅率決定用のものである。なお、気筒設定
器は、様々な種類のエンジンに対応可能で、アクティブ
消音装置を取り付ける車輌のエンジンが例えば2気筒で
あれば、気筒設定器においてそのように設定するのであ
る。
【0059】更に図31及び図32は、エンジン爆発数
を決定するエンジン気筒数の設定によって、バンドパス
フィルターの中心周波数を設定する構成について開示し
ている。なお、f1=fH 、f2=fL である。
を決定するエンジン気筒数の設定によって、バンドパス
フィルターの中心周波数を設定する構成について開示し
ている。なお、f1=fH 、f2=fL である。
【0060】アクティブ消音装置は、以上のように、制
御部(ANC)内のバンドパスフィルター(BPF)に
おける中心周波数、位相変換回路(PCC)における位
相変換率、また、パワーアンプにおける増幅率を自動調
節可能となっているが、騒音要因となる事物の変化によ
っては、装置電源をON・OFFする必要があったり、
また、自動調節機構におけるフィードバック回路の入力
(消音効果の検出)が困難であって、騒音要因の変化に
音量調節等がうまく対応できない場合がある。例えば前
記の音量調節において、エンジン音に対する打ち消し音
の自動調節については、エンジン排出音の変化を、エン
ジン回転数やエンジン負荷率の検出に基づいて読み取っ
ていたが、それ以外にトラクターにおいては、対地作業
等を行う作業装置による騒音を消音したい場合があり、
この作業装置による騒音も、作業装置の状態によって時
々刻々変化するものである。この騒音要因の変化に対応
できずに、例えば騒音が小さくなったにもかかわらず、
アクティブ消音装置のスピーカー(SPK)から騒音の
逆位相音を増幅したまま出していたら、スピーカー(S
PK)からの音が大きすぎて却ってうるさい。従って、
様々な騒音要因の変化に対応して、装置電源のON・O
FFや音量調節等の自動制御がなされるよう構成するこ
とが肝要である。以下、様々な騒音要因の変化に対応す
るアクティブ消音装置の自動制御構造について説明す
る。
御部(ANC)内のバンドパスフィルター(BPF)に
おける中心周波数、位相変換回路(PCC)における位
相変換率、また、パワーアンプにおける増幅率を自動調
節可能となっているが、騒音要因となる事物の変化によ
っては、装置電源をON・OFFする必要があったり、
また、自動調節機構におけるフィードバック回路の入力
(消音効果の検出)が困難であって、騒音要因の変化に
音量調節等がうまく対応できない場合がある。例えば前
記の音量調節において、エンジン音に対する打ち消し音
の自動調節については、エンジン排出音の変化を、エン
ジン回転数やエンジン負荷率の検出に基づいて読み取っ
ていたが、それ以外にトラクターにおいては、対地作業
等を行う作業装置による騒音を消音したい場合があり、
この作業装置による騒音も、作業装置の状態によって時
々刻々変化するものである。この騒音要因の変化に対応
できずに、例えば騒音が小さくなったにもかかわらず、
アクティブ消音装置のスピーカー(SPK)から騒音の
逆位相音を増幅したまま出していたら、スピーカー(S
PK)からの音が大きすぎて却ってうるさい。従って、
様々な騒音要因の変化に対応して、装置電源のON・O
FFや音量調節等の自動制御がなされるよう構成するこ
とが肝要である。以下、様々な騒音要因の変化に対応す
るアクティブ消音装置の自動制御構造について説明す
る。
【0061】まず、トラクター等の農耕用移動車輌等の
走行車輌においてアクティブ消音装置を設けている場
合、エンジン停止状態である時には、消音は不要であ
り、スピーカー(SPK)出力が無駄である。そこで、
エンジン停止中はアクティブ消音装置を作動しないよう
にし、エンジン停止状態でオーディオ装置がONしてい
ても、アクティブ消音装置が作動しないようにする。こ
の装置のON・OFF切換については、図17の如くキ
ースイッチを利用すればよい(通常の車輌内における電
装部材と同様である。)。なお、エンジン停止状態でオ
ーディオを聞きたい場合に、オーディオ装置をONする
と消音装置用の回路も作動しては、消音用の逆位相音が
却ってオーディオ装置のスピーカー(SPK)からの発
生音を妨げるので、オーディオ装置と別個のON・OF
F構造とする。更に、エンジン始動時(アイドリング状
態)でも、騒音は非常に小さいので、電源OFFとして
おき、走行開始或いは作業開始(エンジン回転数、ある
いはエンジン負荷率より検出する)時に起動するように
構成してもよい。
走行車輌においてアクティブ消音装置を設けている場
合、エンジン停止状態である時には、消音は不要であ
り、スピーカー(SPK)出力が無駄である。そこで、
エンジン停止中はアクティブ消音装置を作動しないよう
にし、エンジン停止状態でオーディオ装置がONしてい
ても、アクティブ消音装置が作動しないようにする。こ
の装置のON・OFF切換については、図17の如くキ
ースイッチを利用すればよい(通常の車輌内における電
装部材と同様である。)。なお、エンジン停止状態でオ
ーディオを聞きたい場合に、オーディオ装置をONする
と消音装置用の回路も作動しては、消音用の逆位相音が
却ってオーディオ装置のスピーカー(SPK)からの発
生音を妨げるので、オーディオ装置と別個のON・OF
F構造とする。更に、エンジン始動時(アイドリング状
態)でも、騒音は非常に小さいので、電源OFFとして
おき、走行開始或いは作業開始(エンジン回転数、ある
いはエンジン負荷率より検出する)時に起動するように
構成してもよい。
【0062】また、オーディオ装置との併用を考慮しな
い場合において、図37に、エンジン始動時に消音装置
をOFFする構成を開示している。
い場合において、図37に、エンジン始動時に消音装置
をOFFする構成を開示している。
【0063】次に、対地作業装置(例えばロータリー、
プラウ等)を昇降可能に牽引したトラクターにおいてア
クティブ消音装置を装着している場合に、枕地等で、該
対地作業装置を上昇させた状態(非作業状態)の時に、
土壌からの抵抗がなくなることから、騒音が低減するの
で、スピーカー(SPK)の出力レベルを一定量下げ
る。この検出は、図34に図示する如く、トラクターの
対地作業装置を装着するリフトの上昇角度を検出するリ
フト角センサーや、或いは対地作業装置におけるポテン
ショメーターを使用するとよい。図33は、この音量自
動制御のフローチャートである。
プラウ等)を昇降可能に牽引したトラクターにおいてア
クティブ消音装置を装着している場合に、枕地等で、該
対地作業装置を上昇させた状態(非作業状態)の時に、
土壌からの抵抗がなくなることから、騒音が低減するの
で、スピーカー(SPK)の出力レベルを一定量下げ
る。この検出は、図34に図示する如く、トラクターの
対地作業装置を装着するリフトの上昇角度を検出するリ
フト角センサーや、或いは対地作業装置におけるポテン
ショメーターを使用するとよい。図33は、この音量自
動制御のフローチャートである。
【0064】また、該スピーカー(SPK)の出力レベ
ルの下げ幅(打ち消し音のレベル)の決定については、
図33(b)の如く、トラクターと作業装置との相対位
置に対応させる。リフトの最下げ位置LMAX よりある程
度上昇させた位置までは、土壌中に対地作業装置があ
り、上昇に比例して土壌との摩擦力が減って騒音が減少
するので、この間は最下げ位置時の出力レベルEMAX よ
りリフト上昇角に比例して出力レベルEを下げ、土壌と
の摩擦が無くなる上昇位置からリフト最上げ位置LMIN
までは、一定のレベルEMIN に下げたままとする。
ルの下げ幅(打ち消し音のレベル)の決定については、
図33(b)の如く、トラクターと作業装置との相対位
置に対応させる。リフトの最下げ位置LMAX よりある程
度上昇させた位置までは、土壌中に対地作業装置があ
り、上昇に比例して土壌との摩擦力が減って騒音が減少
するので、この間は最下げ位置時の出力レベルEMAX よ
りリフト上昇角に比例して出力レベルEを下げ、土壌と
の摩擦が無くなる上昇位置からリフト最上げ位置LMIN
までは、一定のレベルEMIN に下げたままとする。
【0065】また、高速耕耘装置を装着したトラクター
においては、枕地での旋回時に、電子ガバナ制御にてエ
ンジン回転数を自動的に低減制御する。これは、枕地旋
回時の対地作業装置の上昇に連動しているが、このエン
ジン回転数の低下を検出して、自動的に消音装置の打ち
消し音の音量を低減する構成を、図35にて示してい
る。
においては、枕地での旋回時に、電子ガバナ制御にてエ
ンジン回転数を自動的に低減制御する。これは、枕地旋
回時の対地作業装置の上昇に連動しているが、このエン
ジン回転数の低下を検出して、自動的に消音装置の打ち
消し音の音量を低減する構成を、図35にて示してい
る。
【0066】次に、トラクターにおけるトランスミッシ
ョン(変速機)が非伝動状態の時に出力レベルを下げる
か、或いは電源OFFする方法について、図36、図3
7より説明する。トラクターには、走行用トランスミッ
ションと、作業装置への伝動機関であるPTO軸用トラ
ンスミッションがある。後者が非伝動状態の時、即ち、
PTO軸が駆動していない時には、作業装置が駆動せ
ず、作業装置からの騒音が起こらない上に、エンジン負
荷率も低くて、エンジン音も小さい。更に、走行用トラ
ンスミッションが非伝動状態であれば、停止状態であっ
て、走行によるエンジン負荷も生じないので、エンジン
音はますます小さくなる。そこで、エンジンより走行用
トランスミッションへの伝動系におけるクラッチの入り
切りをクラッチセンサーにて検出し、該クラッチを切っ
ている時には、音量レベルを下げるか、或いは電源OF
Fする。また、エンジンから走行用トランスミッション
へのクラッチを切ってなくても、PTO軸用トランスミ
ッションにおけるPTO軸駆動用のクラッチが切れてい
れば、音量レベルを下げるか、電源OFFする(前者ク
ラッチを切った時に比べると、走行駆動が行われている
分だけ、エンジン音等は大きいことを勘案する。)。エ
ンジン音についての音量自動調節は、前記の如く、エン
ジンの回転数或いは負荷率検出により可能であるが、ト
ランスミッション(変速機)による騒音は、この検出方
法によって有効に音量の自動調節がなされる。なお、こ
の音量調節については、トランスミッションの騒音周波
数の信号を通過させるバンドパスフィルター(BPF)
後段の音量設定器(VD)について制御してもよいし、
加算後のスピーカー(SPK)出力段階において行って
もよい。また、場合によっては、電源OFFにしてもよ
い。なお、このクラッチセンサーによる走行中立検出に
基づく消音装置の自動音量構成は、コンバインの実施例
を示す図39の中にも応用されている。
ョン(変速機)が非伝動状態の時に出力レベルを下げる
か、或いは電源OFFする方法について、図36、図3
7より説明する。トラクターには、走行用トランスミッ
ションと、作業装置への伝動機関であるPTO軸用トラ
ンスミッションがある。後者が非伝動状態の時、即ち、
PTO軸が駆動していない時には、作業装置が駆動せ
ず、作業装置からの騒音が起こらない上に、エンジン負
荷率も低くて、エンジン音も小さい。更に、走行用トラ
ンスミッションが非伝動状態であれば、停止状態であっ
て、走行によるエンジン負荷も生じないので、エンジン
音はますます小さくなる。そこで、エンジンより走行用
トランスミッションへの伝動系におけるクラッチの入り
切りをクラッチセンサーにて検出し、該クラッチを切っ
ている時には、音量レベルを下げるか、或いは電源OF
Fする。また、エンジンから走行用トランスミッション
へのクラッチを切ってなくても、PTO軸用トランスミ
ッションにおけるPTO軸駆動用のクラッチが切れてい
れば、音量レベルを下げるか、電源OFFする(前者ク
ラッチを切った時に比べると、走行駆動が行われている
分だけ、エンジン音等は大きいことを勘案する。)。エ
ンジン音についての音量自動調節は、前記の如く、エン
ジンの回転数或いは負荷率検出により可能であるが、ト
ランスミッション(変速機)による騒音は、この検出方
法によって有効に音量の自動調節がなされる。なお、こ
の音量調節については、トランスミッションの騒音周波
数の信号を通過させるバンドパスフィルター(BPF)
後段の音量設定器(VD)について制御してもよいし、
加算後のスピーカー(SPK)出力段階において行って
もよい。また、場合によっては、電源OFFにしてもよ
い。なお、このクラッチセンサーによる走行中立検出に
基づく消音装置の自動音量構成は、コンバインの実施例
を示す図39の中にも応用されている。
【0067】次に、油圧機器類を搭載する土木建設用移
動機械又は農耕用移動車輌にアクティブ消音装置を設け
た場合についての自動音量調節機構について、図38よ
り説明する。この場合、油圧機器類の駆動に伴う圧力変
化にエンジン負荷率が殆ど比例する。そこで油圧機器類
の油圧変化を圧力検出センサーにて検出し、その検出値
Pに打ち消し音の音量レベルを比例させる(圧力が高い
程、音量レベルを上げる)。また、油圧が一定の設定値
を越えた場合には、音量レベルの最大値・最小値との差
が許容範囲で抑えられるように、最高圧力設定器と最低
圧力設定器にて最高圧力値PMAX と最低圧力値PMIN を
設定しておく。
動機械又は農耕用移動車輌にアクティブ消音装置を設け
た場合についての自動音量調節機構について、図38よ
り説明する。この場合、油圧機器類の駆動に伴う圧力変
化にエンジン負荷率が殆ど比例する。そこで油圧機器類
の油圧変化を圧力検出センサーにて検出し、その検出値
Pに打ち消し音の音量レベルを比例させる(圧力が高い
程、音量レベルを上げる)。また、油圧が一定の設定値
を越えた場合には、音量レベルの最大値・最小値との差
が許容範囲で抑えられるように、最高圧力設定器と最低
圧力設定器にて最高圧力値PMAX と最低圧力値PMIN を
設定しておく。
【0068】次に、キャビン搭載型のコンバインにおい
ては、図39の如き構成にて、脱穀手段(こき胴)また
は脱穀手段への伝達装置をOFF状態にした時に、打ち
消し音の音量レベルを下げるが、または電源OFFす
る。コンバインの最大のエンジン負荷源は脱穀部だから
である。
ては、図39の如き構成にて、脱穀手段(こき胴)また
は脱穀手段への伝達装置をOFF状態にした時に、打ち
消し音の音量レベルを下げるが、または電源OFFす
る。コンバインの最大のエンジン負荷源は脱穀部だから
である。
【0069】図39では、こき胴の回転数検出の他、図
36に示したクラッチセンサーによる走行中立の検出に
よる2系統の制御を行っている。即ち、こき胴回転数セ
ンサー及び走行中立検出センサー(クラッチセンサー)
は、コンバインの各制御用センサーと共用であり、各セ
ンサーが各々こき胴の回転数低下及び中立を検出した時
は、増幅回路の増幅率を低下させて、スピーカーより発
生する打ち消し音のレベルを低下させる。この時、リレ
ーソレノイドが通電して、直下のリレー端子を切り換え
る。こき胴の騒音検出用マイクの設置場所はこき胴近傍
であり、雨及び塵埃に影響されない場所とする(キャビ
ン内も可)。そして、走行中は打ち消し音の音量を大き
く、走行中立時には音量を小さくするが、走行中立時で
あっても、こき胴が回転している場合には、打ち消し音
は大きくするようにしている。
36に示したクラッチセンサーによる走行中立の検出に
よる2系統の制御を行っている。即ち、こき胴回転数セ
ンサー及び走行中立検出センサー(クラッチセンサー)
は、コンバインの各制御用センサーと共用であり、各セ
ンサーが各々こき胴の回転数低下及び中立を検出した時
は、増幅回路の増幅率を低下させて、スピーカーより発
生する打ち消し音のレベルを低下させる。この時、リレ
ーソレノイドが通電して、直下のリレー端子を切り換え
る。こき胴の騒音検出用マイクの設置場所はこき胴近傍
であり、雨及び塵埃に影響されない場所とする(キャビ
ン内も可)。そして、走行中は打ち消し音の音量を大き
く、走行中立時には音量を小さくするが、走行中立時で
あっても、こき胴が回転している場合には、打ち消し音
は大きくするようにしている。
【0070】次に、図40の如く、室内において籾擦機
を使用している場合に、室内騒音を消音するためにアク
ティブ消音装置を設置する場合においては、脱桴部に籾
が供給されていない時、または脱桴部への動力伝達がな
されていない時に、打ち消し音の音量レベルを下げる
か、電源OFFする。籾擦機において騒音源の最大のも
のは脱桴部であって、脱桴部で脱桴駆動が行われていな
ければ、騒音は大幅に低減されているので、打ち消し音
のレベルを下げないと、却って打ち消し音がうるさくな
るからである。
を使用している場合に、室内騒音を消音するためにアク
ティブ消音装置を設置する場合においては、脱桴部に籾
が供給されていない時、または脱桴部への動力伝達がな
されていない時に、打ち消し音の音量レベルを下げる
か、電源OFFする。籾擦機において騒音源の最大のも
のは脱桴部であって、脱桴部で脱桴駆動が行われていな
ければ、騒音は大幅に低減されているので、打ち消し音
のレベルを下げないと、却って打ち消し音がうるさくな
るからである。
【0071】また、この場合の打ち消し音発生用スピー
カー(SPK)は、少なくとも、脱桴部からの騒音の漏
れる箇所である操作部側及び玄米排出側に対向させて、
漏れる騒音に有効に打ち消し音を届かせるようにし、設
置場所は、籾や玄米等を搬送する昇降機の昇降路の頂上
付近、即ち、籾擦機の最も高い所で、打ち消し音が遠く
届く箇所に設置する。図40は、籾擦機使用時のスピー
カー設置箇所を示すもので、※1 は脱桴時の騒音を打ち
消すためのスピーカー、※2 は籾擦機全体の騒音打ち消
し用のスピーカーを設置する箇所を示している。※3 は
※1 の別案であって、籾供給ホッパーの投影面の下で、
風選部の上部、かつ操作部側にスピーカーを向けてい
る。なお、図41は、電源回路例である。
カー(SPK)は、少なくとも、脱桴部からの騒音の漏
れる箇所である操作部側及び玄米排出側に対向させて、
漏れる騒音に有効に打ち消し音を届かせるようにし、設
置場所は、籾や玄米等を搬送する昇降機の昇降路の頂上
付近、即ち、籾擦機の最も高い所で、打ち消し音が遠く
届く箇所に設置する。図40は、籾擦機使用時のスピー
カー設置箇所を示すもので、※1 は脱桴時の騒音を打ち
消すためのスピーカー、※2 は籾擦機全体の騒音打ち消
し用のスピーカーを設置する箇所を示している。※3 は
※1 の別案であって、籾供給ホッパーの投影面の下で、
風選部の上部、かつ操作部側にスピーカーを向けてい
る。なお、図41は、電源回路例である。
【0072】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成することに
より、次のような効果を奏するものである。まず、アク
ティブ消音装置において、請求項1の如く、制御部にお
ける位相変換率を変更可能とすることで、騒音検出手段
に対するスピーカーの位置関係等によって、スピーカー
からの打ち消し用音の位相が騒音に対して正確に逆位相
となっていない場合に、このずれを補正して正確に逆位
相音をスピーカーより発生させて、消音効果を確実にす
ることができ、また、消音すべき騒音のみを逆位相に変
換してスピーカーより出力させたりすることも可能とな
る。一方、スピーカーの音量出力を調節することで、騒
音と打ち消し用音との音量バランスを取ることができ、
例えば、聴き手の位置によっては騒音と打ち消し用音と
のバランスがずれて、打ち消し用音の方が大きくなっ
て、却ってうるさくなる時等に、バランス調節をして消
音効果を高めることができ、また、ある騒音を聞きたい
場合には打ち消し用音の音量を低減して、その騒音は消
音せずに聞けるようにすることができる。このように、
消音効果を最大限に自由に調節できるアクティブ消音装
置を提供できる。
より、次のような効果を奏するものである。まず、アク
ティブ消音装置において、請求項1の如く、制御部にお
ける位相変換率を変更可能とすることで、騒音検出手段
に対するスピーカーの位置関係等によって、スピーカー
からの打ち消し用音の位相が騒音に対して正確に逆位相
となっていない場合に、このずれを補正して正確に逆位
相音をスピーカーより発生させて、消音効果を確実にす
ることができ、また、消音すべき騒音のみを逆位相に変
換してスピーカーより出力させたりすることも可能とな
る。一方、スピーカーの音量出力を調節することで、騒
音と打ち消し用音との音量バランスを取ることができ、
例えば、聴き手の位置によっては騒音と打ち消し用音と
のバランスがずれて、打ち消し用音の方が大きくなっ
て、却ってうるさくなる時等に、バランス調節をして消
音効果を高めることができ、また、ある騒音を聞きたい
場合には打ち消し用音の音量を低減して、その騒音は消
音せずに聞けるようにすることができる。このように、
消音効果を最大限に自由に調節できるアクティブ消音装
置を提供できる。
【0073】また、請求項2の如く、騒音検出手段とし
て、一般に用いられるマイクロフォンに代えて、加速度
センサーを用いることで、ハウリングが防げる他、低周
波用では高価となるマイクロフォンに比べて安価です
む。
て、一般に用いられるマイクロフォンに代えて、加速度
センサーを用いることで、ハウリングが防げる他、低周
波用では高価となるマイクロフォンに比べて安価です
む。
【0074】また、請求項3の如く、スピーカーを室外
に配設することで、室内に侵入する前に消音し、消音効
果を高め、室外の周囲に対しても消音効果を有する。更
にスピーカーを室内に対向させることで、室内に侵入す
る騒音に対してスピーカーからの打ち消し音を発生させ
て消音できる。
に配設することで、室内に侵入する前に消音し、消音効
果を高め、室外の周囲に対しても消音効果を有する。更
にスピーカーを室内に対向させることで、室内に侵入す
る騒音に対してスピーカーからの打ち消し音を発生させ
て消音できる。
【0075】また、請求項3の如く、位相変換率の調節
可能としているのに加えて、スピーカーの入力端子を正
負切換可能とすることで、騒音を0°〜360°に位相
変換することができ、容易かつ迅速で効果的に逆位相の
打ち消し音を形成でき、消音調節が迅速化される。
可能としているのに加えて、スピーカーの入力端子を正
負切換可能とすることで、騒音を0°〜360°に位相
変換することができ、容易かつ迅速で効果的に逆位相の
打ち消し音を形成でき、消音調節が迅速化される。
【0076】また、請求項4の如く、位相変換率及び増
幅率の調節結果を表示する表示手段を設けたことで、表
示を確認しながらスピーカーからの打ち消し音の位相変
換率、増幅率を最適に調節し、消音効果を確実にでき
る。
幅率の調節結果を表示する表示手段を設けたことで、表
示を確認しながらスピーカーからの打ち消し音の位相変
換率、増幅率を最適に調節し、消音効果を確実にでき
る。
【0077】また、原動機付車輌の室内騒音を低減する
場合において、請求項5の如く、該制御部における増幅
率調節を、原動機回転数の検出に基づく自動調節とする
ことで、回転数の増減に基づいて変化する原動機の騒音
を効果的に消音することができる。
場合において、請求項5の如く、該制御部における増幅
率調節を、原動機回転数の検出に基づく自動調節とする
ことで、回転数の増減に基づいて変化する原動機の騒音
を効果的に消音することができる。
【0078】また、原動機付車輌の室内騒音を低減する
場合において、請求項6の如く、制御部における増幅率
調節を、原動機負荷率の検出に基づく自動調節とするこ
とで、負荷率の増減に基づいて変化する原動機の他、ト
ランスミッションケースからの騒音、また、トラクター
等の車輌においては、作業機の作業音に対しても効果的
に消音を行える。
場合において、請求項6の如く、制御部における増幅率
調節を、原動機負荷率の検出に基づく自動調節とするこ
とで、負荷率の増減に基づいて変化する原動機の他、ト
ランスミッションケースからの騒音、また、トラクター
等の車輌においては、作業機の作業音に対しても効果的
に消音を行える。
【0079】また、請求項8の如く、騒音検出に関わら
ず、発振器によって騒音に近似する波形の音波信号を逆
位相変換して打ち消し音として発生させる構成のアクテ
ィブ消音装置においても、該発振器の周波数の設定が自
由にできることで、騒音に最も近似した周波数の音波信
号を発振させることができ、消音効果を最高のものとす
ることができるのである。
ず、発振器によって騒音に近似する波形の音波信号を逆
位相変換して打ち消し音として発生させる構成のアクテ
ィブ消音装置においても、該発振器の周波数の設定が自
由にできることで、騒音に最も近似した周波数の音波信
号を発振させることができ、消音効果を最高のものとす
ることができるのである。
【図1】アクティブ消音装置の基本ブロック図である。
【図2】アクティブ消音装置におけるマイクロフォン、
スピーカー及び設定器の取付例を示すキャビン付トラク
ターの斜視図である。
スピーカー及び設定器の取付例を示すキャビン付トラク
ターの斜視図である。
【図3】バンドパスフィルターを設けたアクティブ消音
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【図4】マイクロフォンからバンドパスフィルターまで
の配線図である。
の配線図である。
【図5】バンドパスフィルターにおける周波数減衰効果
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】騒音検出手段に加速度センサーを用いた場合の
アクティブ消音装置のブロック図である。
アクティブ消音装置のブロック図である。
【図7】同じく加速度センサーを騒音検出手段とし、バ
ンドパスフィルターをローパスフィルターのみとした場
合のアクティブ消音装置のブロック図である。
ンドパスフィルターをローパスフィルターのみとした場
合のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図8】図7の場合のローパスフィルター配線図であ
る。
る。
【図9】別体のアクティブ消音装置とオーディオ装置と
でスピーカーを共用した実施例を示すブロック図であ
る。
でスピーカーを共用した実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】図9におけるスピーカー入力部の配線図であ
る。
る。
【図11】アクティブ消音装置とオーディオ装置とを一
つの装置ケース内に収容し、スピーカーを共用した実施
例を示すブロック図である。
つの装置ケース内に収容し、スピーカーを共用した実施
例を示すブロック図である。
【図12】図11の実施例において、4チャンネルのス
ピーカーのうち前方スピーカーのみから騒音打ち消し音
を発するよう構成した実施例を示すブロック図である。
ピーカーのうち前方スピーカーのみから騒音打ち消し音
を発するよう構成した実施例を示すブロック図である。
【図13】図11の実施例において、低音用スピーカー
のみから騒音打ち消し音を発生させるよう構成した実施
例を示すブロック図である。
のみから騒音打ち消し音を発生させるよう構成した実施
例を示すブロック図である。
【図14】位相変換後の増幅回路を、同相の増幅回路と
反転増幅回路を合成して形成した実施例を示す配線図で
ある。
反転増幅回路を合成して形成した実施例を示す配線図で
ある。
【図15】図11の実施例において、スピーカー入力部
を正負切換可能にして、同相にも反転側にも増幅可能と
した実施例を示すブロック図である。
を正負切換可能にして、同相にも反転側にも増幅可能と
した実施例を示すブロック図である。
【図16】図15におけるスピーカー入力部の配線図で
ある。
ある。
【図17】エンジン始動時にアクティブ消音装置をOF
Fするための配線図である。
Fするための配線図である。
【図18】バンドパスフィルターを複数個配設した場合
のアクティブ消音装置のブロック図である。
のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図19】バンドパスフィルターにおけるローパスフィ
ルター及びハイパスフィルターの折点周波数を調節可能
とした場合のアクティブ消音装置のブロック図である。
ルター及びハイパスフィルターの折点周波数を調節可能
とした場合のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図20】バンドパスフィルターを複数個配設し、各バ
ンドパスフィルター直下に位相変換回路を配設したアク
ティブ消音装置のブロック図である。
ンドパスフィルター直下に位相変換回路を配設したアク
ティブ消音装置のブロック図である。
【図21】中心周波数の異なるバンドパスフィルターに
おける位相設定器による設定出力に伴う位相変換角の変
位を示すグラフである。
おける位相設定器による設定出力に伴う位相変換角の変
位を示すグラフである。
【図22】複数個のバンドパスフィルター各々の増幅及
び位相変換率を調節可能とした場合における表示器であ
るレベルメーター取付構成を示すブロック図である。
び位相変換率を調節可能とした場合における表示器であ
るレベルメーター取付構成を示すブロック図である。
【図23】複数個のバンドパスフィルター毎に位相変換
調節及び音量調節を可能とした場合のブロック図であ
る。
調節及び音量調節を可能とした場合のブロック図であ
る。
【図24】図23の実施例において、エンジン回転数検
出によるスピーカーの音量調節を可能とした場合のブロ
ック図である。
出によるスピーカーの音量調節を可能とした場合のブロ
ック図である。
【図25】エンジン回転数の検出によりバンドパスフィ
ルターの中心周波数を調節可能とした場合のブロック図
である。
ルターの中心周波数を調節可能とした場合のブロック図
である。
【図26】図25の実施例において位相変換調節も可能
とした場合のブロック図である。
とした場合のブロック図である。
【図27】エンジン負荷率検出により自動音量調節可能
とした場合のブロック図である。
とした場合のブロック図である。
【図28】エンジン始動時に音量低下あるいは電源OF
Fする構成のアクティブ消音装置のブロック図である。
Fする構成のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図29】エンジン回転数及びエンジン負荷率の検出に
基づきバンドパスフィルターの中心周波数の自動設定可
能とした構成のアクティブ消音装置のブロック図であ
る。
基づきバンドパスフィルターの中心周波数の自動設定可
能とした構成のアクティブ消音装置のブロック図であ
る。
【図30】図29の構成におけるフローチャート図であ
る。
る。
【図31】エンジン爆発数(エンジン気筒数)の設定に
よりバンドパスフィルターの周波数を設定可能とした構
成のアクティブ消音装置のブロック図である。
よりバンドパスフィルターの周波数を設定可能とした構
成のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図32】図31の構成におけるフローチャート図であ
る。
る。
【図33】トラクターの対地作業装置を非作業状態にし
た時に音量低下させる構成のアクティブ消音装置のフロ
ーチャート図である。
た時に音量低下させる構成のアクティブ消音装置のフロ
ーチャート図である。
【図34】同じくブロック図である。
【図35】枕地旋回時のエンジン回転数低下により音量
低下するアクティブ消音装置のブロック図である。
低下するアクティブ消音装置のブロック図である。
【図36】トラクターにおいて走行中立時、また作業機
伝動中立時において音量低下する構成のアクティブ消音
装置のブロック図である。
伝動中立時において音量低下する構成のアクティブ消音
装置のブロック図である。
【図37】クラッチセンサー検出に基づく自動音量調節
機能を持つアクティブ消音装置のブロック図である。
機能を持つアクティブ消音装置のブロック図である。
【図38】油圧装置を具備する車輌における油圧装置の
作動状態に基づく音量自動調節機構を示すブロック図で
ある。
作動状態に基づく音量自動調節機構を示すブロック図で
ある。
【図39】キャビン付コンバインにおける脱穀部の作動
状況に基づく音量自動調節機構を示すブロック図であ
る。
状況に基づく音量自動調節機構を示すブロック図であ
る。
【図40】籾擦機におけるアクティブ消音装置の配置構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図41】図40における電源配線図である。
【図42】サイン波発振回路からの発振信号に基づき騒
音打ち消し音を発生する型式のアクティブ消音装置のブ
ロック図である。
音打ち消し音を発生する型式のアクティブ消音装置のブ
ロック図である。
【図43】発振回路の周波数を設定可能とした構成のア
クティブ消音装置のブロック図である。
クティブ消音装置のブロック図である。
【図44】サイン波発振回路における周波数設定機構を
示す配線図である。
示す配線図である。
【図45】サイン波発振回路の発振するサイン波をピー
クカットして消音する構成のアクティブ消音装置のブロ
ック図である。
クカットして消音する構成のアクティブ消音装置のブロ
ック図である。
【図46】図45におけるピークカット手段を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図47】サイン波と矩形波の合成波を発振して消音す
る構成のアクティブ消音装置のブロック図である。
る構成のアクティブ消音装置のブロック図である。
【図48】サイン波発振型式のアクティブ消音装置にお
いてエンジン回転数検出に基づき自動音量調節する構成
を示すブロック図である。
いてエンジン回転数検出に基づき自動音量調節する構成
を示すブロック図である。
【図49】同じくブロック図である。
【図50】サイン波発振型式のアクティブ消音装置にお
いて、エンジン爆発数(エンジン気筒数)の設定により
サイン波の周波数を自動設定可能とした構成を示すブロ
ック図である。
いて、エンジン爆発数(エンジン気筒数)の設定により
サイン波の周波数を自動設定可能とした構成を示すブロ
ック図である。
【図51】図50におけるフローチャート図である。
【図52】サイン波発振型式と騒音検出に基づくバンド
パスフィルター通過型式とを組み合わせたアクティブ消
音装置のブロック図である。
パスフィルター通過型式とを組み合わせたアクティブ消
音装置のブロック図である。
【図53】図52のアクティブ消音装置において、騒音
が一定周波数以上でないと、騒音検出に基づくバンドパ
スフィルター通過型式のアクティブ消音装置を作動させ
ないよう構成したもののブロック図である。
が一定周波数以上でないと、騒音検出に基づくバンドパ
スフィルター通過型式のアクティブ消音装置を作動させ
ないよう構成したもののブロック図である。
ANC アクティブ消音装置制御部 MIC マイクロフォン SPK スピーカー BPF バンドパスフィルター LPF ローパスフィルター HPF ハイパスフィルター PCC 位相変換回路 AMP 増幅回路 PRA プリアンプ POA パワーアンプ PD 位相設定器 VD 音量設定器 SWC サイン波発振回路 BD 周波数設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 21/00 8842−5J
Claims (8)
- 【請求項1】 入力手段である一個又は複数個の騒音検
出手段と、検出騒音の入力信号の中から特定周波数の信
号を選択通過させ、通過した信号を逆位相に変換し、増
幅する制御部と、出力手段である一個又は複数個のスピ
ーカーとを具備するアクティブ消音装置において、該制
御部における位相変換率及び増幅率を個別にも同時にも
調節可能としたことを特徴とするアクティブ消音装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のアクティブ消音装置にお
いて、該騒音検出手段に加速度センサーを使用したこと
を特徴とするアクティブ消音装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のアクティブ消音装置にて
室内騒音を低減する構造において、該騒音検出手段と該
スピーカーを室外に設置し、該スピーカーは室内に対向
させたことを特徴とするアクティブ消音装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のアクティブ消音装置にお
いて、制御部にて位相変換率の調節可能としているのに
加えて、スピーカーの入力端子を正負切換可能としたこ
とを特徴とするアクティブ消音装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のアクティブ消音装置にお
いて、該制御部における位相変換率及び増幅率の調節結
果を表示する表示手段を設けたことを特徴とするアクテ
ィブ消音装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のアクティブ消音装置にて
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機回転数の検出に基づ
く自動調節としたことを特徴とするアクティブ消音装
置。 - 【請求項7】 請求項1記載のアクティブ消音装置にて
原動機付車輌の室内騒音を低減する場合において、該制
御部における増幅率調節を、原動機負荷率の検出に基づ
く自動調節としたことを特徴とするアクティブ消音装
置。 - 【請求項8】 騒音に近似した波形の信号を発振器より
発振させて逆位相に変換し、増幅してスピーカーより騒
音打ち消し音として発生させる構成のアクティブ消音装
置において、該発振器の発振信号の周波数を自由に設定
可能としたことを特徴とするアクティブ消音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214875A JPH0876772A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | アクティブ消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214875A JPH0876772A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | アクティブ消音装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0876772A true JPH0876772A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16663022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214875A Pending JPH0876772A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | アクティブ消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0876772A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007212616A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Toshiyuki Kogure | 車両の擬似音発生装置 |
| US7620188B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-11-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Cylinder responsive vibratory noise control apparatus |
| US8059829B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-11-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Sound effect producing apparatus for vehicle |
| US8160266B2 (en) | 2003-06-17 | 2012-04-17 | Honda Motor Co. Ltd. | Active vibratory noise control apparatus matching characteristics of audio devices |
| CN104375362A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-02-25 | 深圳市帅映科技有限公司 | 一种投影机自动降噪方法、装置及系统 |
| JP2016222147A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 株式会社クボタ | 作業車 |
| EP2420742B1 (en) * | 2010-08-17 | 2017-05-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Range hood having an automatic fume detection device |
| WO2019106748A1 (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | 三菱電機株式会社 | 音響信号制御装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 |
| KR20190118136A (ko) * | 2018-04-09 | 2019-10-17 | 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 | 차량에서의 차량 사운드를 제어하기 위한 방법 및 장치 |
| JP2021011132A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用防音装置 |
| CN114913838A (zh) * | 2021-02-07 | 2022-08-16 | 泊康科技股份有限公司 | 一种电机舱主动降噪电路及其跑步机 |
| CN115788622A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-14 | 重庆海特汽车排气系统有限公司 | 一种汽车排气系统用消音装置 |
| KR20240129839A (ko) * | 2023-02-21 | 2024-08-28 | 구본희 | 위상 변이를 이용한 소음 제거 방법 및 장치 |
| RU242354U1 (ru) * | 2025-12-04 | 2026-03-23 | Федеральное государственное бюджетное образовательное Учреждение высшего образования "Воронежский государственный аграрный университет имени императора Петра I" (ФГБОУ ВО Воронежский ГАУ) | Трактор с активным шумоподавлением в кабине |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6214875A patent/JPH0876772A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7620188B2 (en) | 2003-06-17 | 2009-11-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Cylinder responsive vibratory noise control apparatus |
| US8160266B2 (en) | 2003-06-17 | 2012-04-17 | Honda Motor Co. Ltd. | Active vibratory noise control apparatus matching characteristics of audio devices |
| JP2007212616A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Toshiyuki Kogure | 車両の擬似音発生装置 |
| US8059829B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-11-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Sound effect producing apparatus for vehicle |
| EP2420742B1 (en) * | 2010-08-17 | 2017-05-10 | BSH Hausgeräte GmbH | Range hood having an automatic fume detection device |
| CN104375362A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-02-25 | 深圳市帅映科技有限公司 | 一种投影机自动降噪方法、装置及系统 |
| JP2016222147A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 株式会社クボタ | 作業車 |
| US11153683B2 (en) | 2017-11-29 | 2021-10-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Sound signal control device and method, and recording medium |
| WO2019106748A1 (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | 三菱電機株式会社 | 音響信号制御装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 |
| CN111373471A (zh) * | 2017-11-29 | 2020-07-03 | 三菱电机株式会社 | 声响信号控制装置及方法、以及程序及记录介质 |
| CN111373471B (zh) * | 2017-11-29 | 2023-11-21 | 三菱电机株式会社 | 声响信号控制装置及方法、以及记录介质 |
| KR20190118136A (ko) * | 2018-04-09 | 2019-10-17 | 하만인터내셔날인더스트리스인코포레이티드 | 차량에서의 차량 사운드를 제어하기 위한 방법 및 장치 |
| JP2021011132A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用防音装置 |
| CN114913838A (zh) * | 2021-02-07 | 2022-08-16 | 泊康科技股份有限公司 | 一种电机舱主动降噪电路及其跑步机 |
| CN115788622A (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-14 | 重庆海特汽车排气系统有限公司 | 一种汽车排气系统用消音装置 |
| KR20240129839A (ko) * | 2023-02-21 | 2024-08-28 | 구본희 | 위상 변이를 이용한 소음 제거 방법 및 장치 |
| RU242354U1 (ru) * | 2025-12-04 | 2026-03-23 | Федеральное государственное бюджетное образовательное Учреждение высшего образования "Воронежский государственный аграрный университет имени императора Петра I" (ФГБОУ ВО Воронежский ГАУ) | Трактор с активным шумоподавлением в кабине |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4140607B2 (ja) | エンジン音加工装置 | |
| US8194873B2 (en) | Active noise reduction adaptive filter leakage adjusting | |
| CN104299610B (zh) | 有源降噪自适应滤波器自适应率调节 | |
| EP0631383B1 (en) | Acoustic reproduction systems | |
| JPH0876772A (ja) | アクティブ消音装置 | |
| EP2180464B1 (en) | Active vibratory noise control apparatus for cancelling noise inside a vehicle | |
| US20160180832A1 (en) | Vehicle engine sound enhancement | |
| JP2004163875A (ja) | フィードバック能動型ノイズ防止回路およびヘッドホン | |
| WO2012141325A1 (ja) | 車両用音響装置および車両用音響方法 | |
| KR20150050855A (ko) | 스마트폰을 이용한 차량의 실내 음향 제어 시스템 및 방법 | |
| CN107820631A (zh) | 用于主动降噪的在阵列和同相扬声器配置之间的转换 | |
| US20070160227A1 (en) | Sound control device | |
| JP2008137636A (ja) | 能動型騒音制御装置 | |
| JPH08223089A (ja) | 全2重接続のためのエコーキャンセレーションの方法および装置 | |
| US20030065513A1 (en) | Voice input and output apparatus | |
| CN111698636A (zh) | 一种车载定向音响和车辆 | |
| US20010026622A1 (en) | Vehicle-mounted noise control apparatus | |
| JPH05241581A (ja) | アクチブ雑音消去システム | |
| JPH08314474A (ja) | アクティブ消音装置 | |
| KR20210121656A (ko) | 건설기계의 소음 저감 장치 및 방법 | |
| AU2014309394B2 (en) | Sound feedback system for vehicles | |
| JP2007264485A (ja) | 車両用能動音響制御装置 | |
| JP4080898B2 (ja) | 能動消音装置 | |
| JPH0241954A (ja) | 車両のこもり音低減装置 | |
| JP3332162B2 (ja) | アクティブ消音装置 |