JPH0877631A - 光記録媒体の製造方法 - Google Patents
光記録媒体の製造方法Info
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- JPH0877631A JPH0877631A JP20695694A JP20695694A JPH0877631A JP H0877631 A JPH0877631 A JP H0877631A JP 20695694 A JP20695694 A JP 20695694A JP 20695694 A JP20695694 A JP 20695694A JP H0877631 A JPH0877631 A JP H0877631A
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- Japan
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- hot melt
- melt resin
- recording medium
- optical recording
- bonding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホットメルトレジンの表面性を改善し、良好
なフォーカスサーボを行うことが可能となる光記録媒体
の製造方法を提供する。 【構成】 ホットメルトレジンからなる接着剤層15を
介して少なくとも1枚の光記録媒体Aと被貼合わせ物B
とを貼り合わせる際に、上記ホットメルトレジンが塗布
される貼り合わせ部材の貼り合わせ面を、前記ホットメ
ルトレジンの塗布直前に赤外線ランプ照射等により加熱
する。上記貼り合わせ面の加熱温度は、40〜80℃程
度であることが好ましい。
なフォーカスサーボを行うことが可能となる光記録媒体
の製造方法を提供する。 【構成】 ホットメルトレジンからなる接着剤層15を
介して少なくとも1枚の光記録媒体Aと被貼合わせ物B
とを貼り合わせる際に、上記ホットメルトレジンが塗布
される貼り合わせ部材の貼り合わせ面を、前記ホットメ
ルトレジンの塗布直前に赤外線ランプ照射等により加熱
する。上記貼り合わせ面の加熱温度は、40〜80℃程
度であることが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットメルトレジンに
より少なくとも1枚の光記録媒体を含む複数個の部材を
貼り合わせる光記録媒体の製造方法に関する。
より少なくとも1枚の光記録媒体を含む複数個の部材を
貼り合わせる光記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスクや光ディスクにお
いては、例えば接着剤を介して2枚の光記録媒体の記録
面同士を貼り合わせた構成を有する、所謂密着貼り合わ
せ構造の光記録媒体が知られている(例えば、「わかり
やすい光ディスク」昭和60年12月10日発行,第5
2頁参照。)。
いては、例えば接着剤を介して2枚の光記録媒体の記録
面同士を貼り合わせた構成を有する、所謂密着貼り合わ
せ構造の光記録媒体が知られている(例えば、「わかり
やすい光ディスク」昭和60年12月10日発行,第5
2頁参照。)。
【0003】この密着貼り合わせ構造の光記録媒体にお
いては、両面が記録再生面とされ、各面の記録容量の総
和を自身の記録容量とすることにより、高記録容量を達
成することができる。このような光記録媒体において、
上記接着剤としては、短時間で硬化し、且つ記録層や基
板を侵す虞れが少ないことから、例えば熱可塑性高分子
接着剤等のホットメルトレジンが使用されている。
いては、両面が記録再生面とされ、各面の記録容量の総
和を自身の記録容量とすることにより、高記録容量を達
成することができる。このような光記録媒体において、
上記接着剤としては、短時間で硬化し、且つ記録層や基
板を侵す虞れが少ないことから、例えば熱可塑性高分子
接着剤等のホットメルトレジンが使用されている。
【0004】このホットメルトレジンを用いた貼り合わ
せ工程では、ホットメルトレジンを貼り合わせようとす
る部材の貼り合わせ面に塗布する際に、例えばロールコ
ータやスクリーン印刷装置等の塗布装置を用いて上記接
着剤を塗布し、塗布後直ちに貼り合わせを行っている。
即ち、先ず貼り合わせようとする部材の両方又は片方の
貼り合わせ面に、例えばロールコータ等により接着剤
(ホットメルトレジン)を塗布する。
せ工程では、ホットメルトレジンを貼り合わせようとす
る部材の貼り合わせ面に塗布する際に、例えばロールコ
ータやスクリーン印刷装置等の塗布装置を用いて上記接
着剤を塗布し、塗布後直ちに貼り合わせを行っている。
即ち、先ず貼り合わせようとする部材の両方又は片方の
貼り合わせ面に、例えばロールコータ等により接着剤
(ホットメルトレジン)を塗布する。
【0005】この時、上記ホットメルトレジンは、容易
に塗布できるようにある程度の流動性が必要であること
から、該ホットメルトレジンを温度140〜180℃程
度に加熱して用いる。その後、2枚の貼り合わせ部材の
貼り合わせ面を両者の中心が合うように位置決めして貼
り合わせ、圧着される。
に塗布できるようにある程度の流動性が必要であること
から、該ホットメルトレジンを温度140〜180℃程
度に加熱して用いる。その後、2枚の貼り合わせ部材の
貼り合わせ面を両者の中心が合うように位置決めして貼
り合わせ、圧着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法により上記貼り合わせ部材の貼り合わせを行う
場合、上述のように140〜180℃程度に加熱された
ホットメルトレジンが常温の上記貼り合わせ部材の貼り
合わせ面と接触されるため、ロールコータ面近傍のホッ
トメルトレジンと上記貼り合わせ面に既に接触している
ホットメルトレジンとの間には大きな温度差が生じる。
うな方法により上記貼り合わせ部材の貼り合わせを行う
場合、上述のように140〜180℃程度に加熱された
ホットメルトレジンが常温の上記貼り合わせ部材の貼り
合わせ面と接触されるため、ロールコータ面近傍のホッ
トメルトレジンと上記貼り合わせ面に既に接触している
ホットメルトレジンとの間には大きな温度差が生じる。
【0007】上記ホットメルトレジンの粘性は温度に強
く依存することから、上述のような温度差が生じている
と、上記貼り合わせ面に接触している部分とロールコー
タ面近傍では粘度の不規則なムラが発生し、この結果塗
布されたホットメルトレジンの表面に、例えば塗布時の
光記録媒体の進行方向に沿った縞模様状の凹凸等がで
き、平滑性が失われてしまう。
く依存することから、上述のような温度差が生じている
と、上記貼り合わせ面に接触している部分とロールコー
タ面近傍では粘度の不規則なムラが発生し、この結果塗
布されたホットメルトレジンの表面に、例えば塗布時の
光記録媒体の進行方向に沿った縞模様状の凹凸等がで
き、平滑性が失われてしまう。
【0008】このため、その後の圧着工程で、上記光記
録媒体上にスパッタリングや蒸着により形成された記録
層や反射膜に不均一な圧力がかかり、また上記ホットメ
ルトレジンの塗布厚が上記光記録媒体表面で不均一のま
ま圧着されるので、信号再生系の対物レンズと上記光記
録媒体上の記録面との距離が該光記録媒体の回転時に微
妙に変動することになる。
録媒体上にスパッタリングや蒸着により形成された記録
層や反射膜に不均一な圧力がかかり、また上記ホットメ
ルトレジンの塗布厚が上記光記録媒体表面で不均一のま
ま圧着されるので、信号再生系の対物レンズと上記光記
録媒体上の記録面との距離が該光記録媒体の回転時に微
妙に変動することになる。
【0009】このようにホットメルトレジンの表面に凹
凸が生じているような光記録媒体では、記録・再生時に
光ピックアップのフォーカスサーボに悪影響が現れ、最
悪の場合はフォーカスができなくなってしまう。そこ
で、本発明はこのような実情に鑑みて提案されたもので
あって、ホットメルトレジンの表面性を改善し、良好な
フォーカスサーボを行うことが可能となる光記録媒体の
製造方法を提供することを目的とする。
凸が生じているような光記録媒体では、記録・再生時に
光ピックアップのフォーカスサーボに悪影響が現れ、最
悪の場合はフォーカスができなくなってしまう。そこ
で、本発明はこのような実情に鑑みて提案されたもので
あって、ホットメルトレジンの表面性を改善し、良好な
フォーカスサーボを行うことが可能となる光記録媒体の
製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の目
的を達成せんものと鋭意研究の結果、ホットメルトレジ
ンを塗布する際に、予め貼り合わせ部材の貼り合わせ面
を加熱しておくことにより、塗布されたホットメルトレ
ジンの表面を平滑にすることができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
的を達成せんものと鋭意研究の結果、ホットメルトレジ
ンを塗布する際に、予め貼り合わせ部材の貼り合わせ面
を加熱しておくことにより、塗布されたホットメルトレ
ジンの表面を平滑にすることができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0011】即ち、本発明の光記録媒体の製造方法は、
ホットメルトレジンを介して少なくとも1枚の光記録媒
体と被貼合わせ物とを貼り合わせる光記録媒体の製造方
法において、上記ホットメルトレジンが塗布される貼り
合わせ部材の貼り合わせ面を、前記ホットメルトレジン
の塗布直前に加熱することを特徴とするものである。本
発明においては、ホットメルトレジンにより貼り合わせ
部材の貼り合わせを行う際に、予め上記貼り合わせ部材
の貼り合わせ面を加熱する。
ホットメルトレジンを介して少なくとも1枚の光記録媒
体と被貼合わせ物とを貼り合わせる光記録媒体の製造方
法において、上記ホットメルトレジンが塗布される貼り
合わせ部材の貼り合わせ面を、前記ホットメルトレジン
の塗布直前に加熱することを特徴とするものである。本
発明においては、ホットメルトレジンにより貼り合わせ
部材の貼り合わせを行う際に、予め上記貼り合わせ部材
の貼り合わせ面を加熱する。
【0012】上記貼り合わせ部材の貼り合わせ面を加熱
する手段としては、例えば赤外線ランプ等が挙げられ
る。この時、上記貼り合わせ部材の貼り合わせ面の加熱
温度は、40〜80℃とされることが好ましい。これに
より、塗布されたホットメルトレジンの表面性を良好に
することができる。
する手段としては、例えば赤外線ランプ等が挙げられ
る。この時、上記貼り合わせ部材の貼り合わせ面の加熱
温度は、40〜80℃とされることが好ましい。これに
より、塗布されたホットメルトレジンの表面性を良好に
することができる。
【0013】一方、上記ホットメルトレジンを塗布する
手段としては、例えばロールコータやスクリーン印刷装
置等の塗布装置等が使用可能である。このホットメルト
レジンは、容易に塗布することができるように、ある程
度の粘性を確保するために、140〜180℃程度に加
熱されることが好ましい。また、このホットメルトレジ
ンの塗布厚は、50〜150μm程度であることが好ま
しい。該ホットメルトレジンの塗布厚が50μmより薄
いと、接着能力が不十分となる。逆に、該ホットメルト
レジンの塗布厚が150μmよりも厚いと、貼り合わせ
断面より水分等が侵入し易くなり、信頼性が低下する。
手段としては、例えばロールコータやスクリーン印刷装
置等の塗布装置等が使用可能である。このホットメルト
レジンは、容易に塗布することができるように、ある程
度の粘性を確保するために、140〜180℃程度に加
熱されることが好ましい。また、このホットメルトレジ
ンの塗布厚は、50〜150μm程度であることが好ま
しい。該ホットメルトレジンの塗布厚が50μmより薄
いと、接着能力が不十分となる。逆に、該ホットメルト
レジンの塗布厚が150μmよりも厚いと、貼り合わせ
断面より水分等が侵入し易くなり、信頼性が低下する。
【0014】なお、このホットメルトレジンの塗布厚を
制御する方法としては、例えば該ホットメルトレジンの
塗布装置と光記録媒体間のスペーシング、塗布速度、ホ
ットメルトレジンの粘性等を適宜選定する方法が考えら
れる。
制御する方法としては、例えば該ホットメルトレジンの
塗布装置と光記録媒体間のスペーシング、塗布速度、ホ
ットメルトレジンの粘性等を適宜選定する方法が考えら
れる。
【0015】
【作用】ホットメルトレジンにより貼り合わせ部材の貼
り合わせを行う際に、予め貼り合わせ部材の貼り合わせ
面を加熱することにより、該ホットメルトレジンと上記
貼り合わせ部材の貼り合わせ面との温度差が緩和され、
該ホットメルトレジンの温度分布が不均一になることが
抑えられる。
り合わせを行う際に、予め貼り合わせ部材の貼り合わせ
面を加熱することにより、該ホットメルトレジンと上記
貼り合わせ部材の貼り合わせ面との温度差が緩和され、
該ホットメルトレジンの温度分布が不均一になることが
抑えられる。
【0016】従って、このホットメルトレジンの粘性に
バラツキが生じることが抑えられ、塗布されるホットメ
ルトレジンの表面が平滑になる。
バラツキが生じることが抑えられ、塗布されるホットメ
ルトレジンの表面が平滑になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。本実施例は、ホットメルトレジ
ンを介して同じ構成を有する2枚の光ディスク(各30
0MB)の記録面同士が貼り合わせられた、5.25イ
ンチの両面光ディスク(600MB、カートリッジ収納
型)を製造する際に、上記ホットメルトレジンの塗布直
前に上記光ディスクの記録面を加熱した例である。
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。本実施例は、ホットメルトレジ
ンを介して同じ構成を有する2枚の光ディスク(各30
0MB)の記録面同士が貼り合わせられた、5.25イ
ンチの両面光ディスク(600MB、カートリッジ収納
型)を製造する際に、上記ホットメルトレジンの塗布直
前に上記光ディスクの記録面を加熱した例である。
【0018】先ず、本実施例において作製した光ディス
クの構成について説明する。この光ディスクは、図1に
示すように、それぞれ基板1の一主面1a上に記録層2
が形成され、この記録層2上に保護膜3が形成された同
一構成を有する光ディスク単板A,Bが、上記保護膜3
上に塗布形成されたホットメルトレジンからなる接着剤
層5を介して上記基板1の記録面(上記記録層2が形成
された面側)同士を突き合わせて接着されてなる構成を
有する。
クの構成について説明する。この光ディスクは、図1に
示すように、それぞれ基板1の一主面1a上に記録層2
が形成され、この記録層2上に保護膜3が形成された同
一構成を有する光ディスク単板A,Bが、上記保護膜3
上に塗布形成されたホットメルトレジンからなる接着剤
層5を介して上記基板1の記録面(上記記録層2が形成
された面側)同士を突き合わせて接着されてなる構成を
有する。
【0019】上記基板1は、厚さ数mm程度(ここでは
1.2mmとした。)の円盤状の透明基板であって、そ
の材質として、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチ
ック材料の他、ガラス等がいずれも使用可能である。こ
の基板1の上記記録層2が設けられる一主面1a上に
は、通常再生時に使用するレーザ光波長のおよそ4分の
1の深さを有する案内溝4(又はプリピット列等のプリ
フォーマットパターン等)が凹凸状に形成される。
1.2mmとした。)の円盤状の透明基板であって、そ
の材質として、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリオレフィン樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチ
ック材料の他、ガラス等がいずれも使用可能である。こ
の基板1の上記記録層2が設けられる一主面1a上に
は、通常再生時に使用するレーザ光波長のおよそ4分の
1の深さを有する案内溝4(又はプリピット列等のプリ
フォーマットパターン等)が凹凸状に形成される。
【0020】また、この基板1の中心部には、センター
孔1bが設けられており、該センター孔1bに上記光デ
ィスクを図示しない記録再生装置に保持せしめるための
ディスクハブ(図示せず。)が取り付けられるようにな
されている。そして、この基板1の中心部と上記保護膜
3との接触がなされる外周縁を除く領域上に上記記録層
2が形成される。
孔1bが設けられており、該センター孔1bに上記光デ
ィスクを図示しない記録再生装置に保持せしめるための
ディスクハブ(図示せず。)が取り付けられるようにな
されている。そして、この基板1の中心部と上記保護膜
3との接触がなされる外周縁を除く領域上に上記記録層
2が形成される。
【0021】この記録層2としては、特に限定されるも
のではなく、用途に応じて適宜選択すれば良い。具体的
に例示するならば、磁気光学特性(カー効果やファラデ
ー効果)を有する垂直磁化膜、低融点金属薄膜、相変化
膜、有機色素を含有する膜等が挙げられる。更に、この
記録層2の表面には、紫外線硬化樹脂を用いた保護膜3
が形成される。この保護膜3は、上記基板1の表面から
の水や酸素の侵入及び低分子量物の侵入等を防止し、且
つ上記記録層2が上記基板1から剥離したり、亀裂を生
じたりするのを防止するために設けられるものである。
のではなく、用途に応じて適宜選択すれば良い。具体的
に例示するならば、磁気光学特性(カー効果やファラデ
ー効果)を有する垂直磁化膜、低融点金属薄膜、相変化
膜、有機色素を含有する膜等が挙げられる。更に、この
記録層2の表面には、紫外線硬化樹脂を用いた保護膜3
が形成される。この保護膜3は、上記基板1の表面から
の水や酸素の侵入及び低分子量物の侵入等を防止し、且
つ上記記録層2が上記基板1から剥離したり、亀裂を生
じたりするのを防止するために設けられるものである。
【0022】この保護膜3は、上記記録層2の表面を覆
って形成され、上記記録層2が形成された領域以外の上
記基板1上、即ち上記ディスクハブが取り付けられる中
心部と上記保母膜3との接触がなされる外周縁における
上記基板1上で当該基板1に接着される。このような光
ディスクは、以下の手順に従って作製した。
って形成され、上記記録層2が形成された領域以外の上
記基板1上、即ち上記ディスクハブが取り付けられる中
心部と上記保母膜3との接触がなされる外周縁における
上記基板1上で当該基板1に接着される。このような光
ディスクは、以下の手順に従って作製した。
【0023】即ち、図2に示すように、先ず片面11a
に案内溝14(又はプリピット列等のプリフォーマット
パターン等)が凹凸状に形成され、中心部にセンター孔
11bが配設された基板11表面のディスクハブ(図示
せず。)が取り付けられる中心部と保護膜13との接触
がなされる外周縁を除く領域(案内溝形成領域)上に蒸
着やスパッタリング等により記録層12を成膜し、更に
この記録層12上に紫外線硬化樹脂からなる保護膜13
を塗布形成して光ディスク単板A,Bをそれぞれ作製し
た(図2中には光ディスク単板Aの構成のみを示した
が、光ディスク単板Bについても同様である。)。
に案内溝14(又はプリピット列等のプリフォーマット
パターン等)が凹凸状に形成され、中心部にセンター孔
11bが配設された基板11表面のディスクハブ(図示
せず。)が取り付けられる中心部と保護膜13との接触
がなされる外周縁を除く領域(案内溝形成領域)上に蒸
着やスパッタリング等により記録層12を成膜し、更に
この記録層12上に紫外線硬化樹脂からなる保護膜13
を塗布形成して光ディスク単板A,Bをそれぞれ作製し
た(図2中には光ディスク単板Aの構成のみを示した
が、光ディスク単板Bについても同様である。)。
【0024】次に、図3に示すように、上記光ディスク
単板A,Bの記録面側、即ち上記保護膜13の表面及び
該保護膜13の内外周部に続く上記基板11の表面に、
例えばロールコータ等の塗布装置16によりホットメル
トレジンを塗布し、図4に示すように、均一な厚さを有
する接着剤層15を形成した。この際、上記ホットメル
トレジンの塗布直前に、該ホットメルトレジンが塗布さ
れる面(ホットメルトレジンの塗布面)、即ち上記保護
膜13の表面及び該保護膜13の内外周部に続く上記基
板11の表面を加熱した。これにより、上記ホットメル
トレジンとその塗布面の温度差が緩和され、上記ホット
メルトレジンに温度分布による不規則な粘性ムラが生じ
ることがなくなる。この結果、塗布されたホットメルト
レジンの表面に、塗布時のディスクの進行方向に沿った
縞模様状の塗布ムラができるのを防止することができ、
後述のように貼り合わせられた光ディスクのフォーカス
サーボ等に悪影響を及ぼす虞れがなくなる。
単板A,Bの記録面側、即ち上記保護膜13の表面及び
該保護膜13の内外周部に続く上記基板11の表面に、
例えばロールコータ等の塗布装置16によりホットメル
トレジンを塗布し、図4に示すように、均一な厚さを有
する接着剤層15を形成した。この際、上記ホットメル
トレジンの塗布直前に、該ホットメルトレジンが塗布さ
れる面(ホットメルトレジンの塗布面)、即ち上記保護
膜13の表面及び該保護膜13の内外周部に続く上記基
板11の表面を加熱した。これにより、上記ホットメル
トレジンとその塗布面の温度差が緩和され、上記ホット
メルトレジンに温度分布による不規則な粘性ムラが生じ
ることがなくなる。この結果、塗布されたホットメルト
レジンの表面に、塗布時のディスクの進行方向に沿った
縞模様状の塗布ムラができるのを防止することができ、
後述のように貼り合わせられた光ディスクのフォーカス
サーボ等に悪影響を及ぼす虞れがなくなる。
【0025】この加熱工程において、上記塗布面の温度
は、該塗布面上に塗布されるホットメルトレジンの粘度
分布を小さくするために、使用されるホットメルトレジ
ンの温度に近い法が望ましいが、上記基板11上に記録
層12及び保護膜13等が形成された上記光ディスク単
板A,Bの温度に対する耐性を考慮すると、40〜80
℃程度にされることが好ましい。
は、該塗布面上に塗布されるホットメルトレジンの粘度
分布を小さくするために、使用されるホットメルトレジ
ンの温度に近い法が望ましいが、上記基板11上に記録
層12及び保護膜13等が形成された上記光ディスク単
板A,Bの温度に対する耐性を考慮すると、40〜80
℃程度にされることが好ましい。
【0026】また、この塗布面の加熱手段としては、例
えば赤外線ランプ等が好適であるがこれに限定されるも
のではない。このように加熱された塗布面上に上述のよ
うにホットメルトレジンを塗布した。ここで、上記ホッ
トメルトレジンとしては、短時間で硬化し、且つ上記記
録層12や基板11を侵す虞れの少ない熱可塑性高分子
接着剤が使用可能であり、本実施例では、熱可塑性高分
子を主原料としタッキファイヤー、過疎剤、オイル等の
添加剤を適宜添加した混合物を使用した。
えば赤外線ランプ等が好適であるがこれに限定されるも
のではない。このように加熱された塗布面上に上述のよ
うにホットメルトレジンを塗布した。ここで、上記ホッ
トメルトレジンとしては、短時間で硬化し、且つ上記記
録層12や基板11を侵す虞れの少ない熱可塑性高分子
接着剤が使用可能であり、本実施例では、熱可塑性高分
子を主原料としタッキファイヤー、過疎剤、オイル等の
添加剤を適宜添加した混合物を使用した。
【0027】また、このホットメルトレジンは、容易に
塗布できるようある程度の流動性が必要であるが、その
ために140〜180℃程度に加熱した。このホットメ
ルトレジンの適切な温度は、使用するホットメルトレジ
ンの種類によって異なるが、適切な粘性を得るために、
一定に設定されることが望ましい。このホットメルトレ
ジンの塗布手段としては、例えばロールコータやスクリ
ーン印刷装置等の塗布装置が使用可能である。
塗布できるようある程度の流動性が必要であるが、その
ために140〜180℃程度に加熱した。このホットメ
ルトレジンの適切な温度は、使用するホットメルトレジ
ンの種類によって異なるが、適切な粘性を得るために、
一定に設定されることが望ましい。このホットメルトレ
ジンの塗布手段としては、例えばロールコータやスクリ
ーン印刷装置等の塗布装置が使用可能である。
【0028】このようなホットメルトレジンからなる上
記接着剤層15の塗布厚は、50〜150μm程度であ
ることが好ましい。該接着剤層15の塗布厚が50μm
よりも薄いと接着能力が不十分となるばかりか、次の貼
り合わせ工程までに上記ホットメルトレジンが冷えてし
まい、接着効果が低下する。逆に、該ホットメルトレジ
ンの塗布厚が150μmよりも厚いと、貼り合わせ断面
より水分等が侵入し易くなり、信頼性が低下する。
記接着剤層15の塗布厚は、50〜150μm程度であ
ることが好ましい。該接着剤層15の塗布厚が50μm
よりも薄いと接着能力が不十分となるばかりか、次の貼
り合わせ工程までに上記ホットメルトレジンが冷えてし
まい、接着効果が低下する。逆に、該ホットメルトレジ
ンの塗布厚が150μmよりも厚いと、貼り合わせ断面
より水分等が侵入し易くなり、信頼性が低下する。
【0029】なお、この接着剤層15の塗布厚は、例え
ば該ホットメルトレジンの塗布装置と光記録媒体間のス
ペーシング、塗布速度、ホットメルトレジンの粘性等を
適宜選定することによって制御することができる。続い
て、図5に示すように、上記ホットメルトレジンの温度
が降下しないうちに、すみやかに上記接着剤層15が設
けられた光ディスク単板A,Bの各接着剤層15同士を
両者の中心が合うように位置決めして突き合わせ、上記
光ディスク単板A,Bの基板11裏面側より圧着して貼
り合わせを行った。
ば該ホットメルトレジンの塗布装置と光記録媒体間のス
ペーシング、塗布速度、ホットメルトレジンの粘性等を
適宜選定することによって制御することができる。続い
て、図5に示すように、上記ホットメルトレジンの温度
が降下しないうちに、すみやかに上記接着剤層15が設
けられた光ディスク単板A,Bの各接着剤層15同士を
両者の中心が合うように位置決めして突き合わせ、上記
光ディスク単板A,Bの基板11裏面側より圧着して貼
り合わせを行った。
【0030】そこで、以上のようにして作製した光ディ
スクについて、上記ホットメルトレジンの塗りムラ評価
を行った。ホットメルトレジンの塗りムラ評価は、次の
ように行った。即ち、得られた光ディスクを1800r
pmで回転させ、ディスク面に垂直な方向の変位の加速
度を測定した。
スクについて、上記ホットメルトレジンの塗りムラ評価
を行った。ホットメルトレジンの塗りムラ評価は、次の
ように行った。即ち、得られた光ディスクを1800r
pmで回転させ、ディスク面に垂直な方向の変位の加速
度を測定した。
【0031】そして、通常の光ピックアップを用いて上
記光ディスクの再生を行い、該光ディスクが回転してい
る間の対物レンズの上下方向の変位を調べて記録した。
この時、サーボ回路により対物レンズの位置は上記光デ
ィスクの基板表面から常に一定に保たれた(フォーカス
サーーボ)。続いて、記録された上記対物レンズの上下
方向の変位量を時間で2回微分した値(Axial A
cceleration)を求め、これを上記ホットメ
ルトレジンの塗りムラを評価する尺度とした。
記光ディスクの再生を行い、該光ディスクが回転してい
る間の対物レンズの上下方向の変位を調べて記録した。
この時、サーボ回路により対物レンズの位置は上記光デ
ィスクの基板表面から常に一定に保たれた(フォーカス
サーーボ)。続いて、記録された上記対物レンズの上下
方向の変位量を時間で2回微分した値(Axial A
cceleration)を求め、これを上記ホットメ
ルトレジンの塗りムラを評価する尺度とした。
【0032】この場合、加速度は小さい方が本実施例の
効果が大きいことを表す。この結果を図6に示した。図
6は、上記光ディスク単板A,Bの塗布面の加熱時にお
ける加熱温度と上記ホットメルトレジンの塗りムラ量
(Axial Acceleration)の関係を示
すものである。
効果が大きいことを表す。この結果を図6に示した。図
6は、上記光ディスク単板A,Bの塗布面の加熱時にお
ける加熱温度と上記ホットメルトレジンの塗りムラ量
(Axial Acceleration)の関係を示
すものである。
【0033】なお、測定に際し、使用したホットメルト
レジンの温度は、150℃に保った。図6から明らかな
ように、上記光ディスク単板A,Bの塗布面の温度を上
記ホットメルトレジンを塗布する際に使用したホットロ
ール面の温度(即ち、該ホットメルトレジンの温度)に
近づけた場合では、塗布されたホットメルトレジンの塗
布面が平滑になり、塗りムラが抑えられることが判っ
た。
レジンの温度は、150℃に保った。図6から明らかな
ように、上記光ディスク単板A,Bの塗布面の温度を上
記ホットメルトレジンを塗布する際に使用したホットロ
ール面の温度(即ち、該ホットメルトレジンの温度)に
近づけた場合では、塗布されたホットメルトレジンの塗
布面が平滑になり、塗りムラが抑えられることが判っ
た。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、ホットメルトレジンを塗布する直前に、
該ホットメルトレジンを塗布する光記録媒体の接着面を
加熱しているので、塗布されたホットメルトレジンの表
面が平滑になり、塗布ムラが抑えられる。
明においては、ホットメルトレジンを塗布する直前に、
該ホットメルトレジンを塗布する光記録媒体の接着面を
加熱しているので、塗布されたホットメルトレジンの表
面が平滑になり、塗布ムラが抑えられる。
【0035】従って、本発明によれば、ホットメルトレ
ジンの塗布ムラにより貼り合わせられた光記録媒体のフ
ォーカスサーボが悪影響を受ける虞れが防止され、光ピ
ックアップのより安定した光記録媒体への追従性を期待
することができる。
ジンの塗布ムラにより貼り合わせられた光記録媒体のフ
ォーカスサーボが悪影響を受ける虞れが防止され、光ピ
ックアップのより安定した光記録媒体への追従性を期待
することができる。
【図1】本発明にかかる光記録媒体の一構成例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明にかかる光記録媒体の製造工程における
記録層及び保護膜形成工程を示す断面図である。
記録層及び保護膜形成工程を示す断面図である。
【図3】ホットメルトレジンの塗布工程を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】接着剤層形成工程を示す断面図である。
【図5】一対の光ディスク単板の貼り合わせ工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図6】光ディスク単板の塗布面の加熱温度とホットメ
ルトレジンの塗りムラ量の関係を示す特性図である。
ルトレジンの塗りムラ量の関係を示す特性図である。
1 基板 2 記録層 3 保護膜 5 接着剤層
Claims (3)
- 【請求項1】 ホットメルトレジンを介して少なくとも
1枚の光記録媒体と被貼合わせ物とを貼り合わせる光記
録媒体の製造方法において、 上記ホットメルトレジンが塗布される貼り合わせ部材の
貼り合わせ面を、前記ホットメルトレジンの塗布直前に
加熱することを特徴とする光記録媒体の製造方法。 - 【請求項2】 上記貼り合わせ部材の貼り合わせ面を加
熱する手段として赤外線ランプを使用することを特徴と
する請求項1記載の光記録媒体の製造方法。 - 【請求項3】 上記貼り合わせ部材の貼り合わせ面の加
熱温度が40〜80℃であることを特徴とする請求項1
又は2記載の光記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20695694A JPH0877631A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 光記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20695694A JPH0877631A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 光記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0877631A true JPH0877631A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16531801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20695694A Pending JPH0877631A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 光記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0877631A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20695694A patent/JPH0877631A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020730 |