JPH087806Y2 - モータの軸支装置 - Google Patents
モータの軸支装置Info
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- JPH087806Y2 JPH087806Y2 JP1990119593U JP11959390U JPH087806Y2 JP H087806 Y2 JPH087806 Y2 JP H087806Y2 JP 1990119593 U JP1990119593 U JP 1990119593U JP 11959390 U JP11959390 U JP 11959390U JP H087806 Y2 JPH087806 Y2 JP H087806Y2
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- motor
- synthetic resin
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- rotary shaft
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Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモータの軸支装置に関し、特にスラスト方向
に力を受けるモータの回転軸を軸支するモータの軸支装
置に関する。
に力を受けるモータの回転軸を軸支するモータの軸支装
置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のモータの軸支装置としては、例えば実
開昭60-103743号公報に示すようなものがある。
開昭60-103743号公報に示すようなものがある。
第5図及び第6図に示すように、このモータの軸支装
置は、モータのハウジング10内に正逆転可能に軸支され
る回転軸12を有し、この回転軸12の一部には、図示せぬ
ウォームホイールと噛合するウォームギアが形成されて
いる。従って、この回転軸12には、モータの正逆転時に
ウォームホイール及びウォームギアの噛合によって生ず
るスラスト方向の荷重が加わることになる。
置は、モータのハウジング10内に正逆転可能に軸支され
る回転軸12を有し、この回転軸12の一部には、図示せぬ
ウォームホイールと噛合するウォームギアが形成されて
いる。従って、この回転軸12には、モータの正逆転時に
ウォームホイール及びウォームギアの噛合によって生ず
るスラスト方向の荷重が加わることになる。
このため、ハウジング10の上記回転軸12端部と対向す
る位置には、回転軸12の端部と当接して回転軸12のスラ
スト方向の荷重を受け止め軸支するスラスト軸受部14が
形成されている。
る位置には、回転軸12の端部と当接して回転軸12のスラ
スト方向の荷重を受け止め軸支するスラスト軸受部14が
形成されている。
このスラスト軸受部14は、ハウジング10に形成した凹
部16内に、回転軸12の端部と当接する金属板18を配設す
るとともに、上記凹部16内の金属板18とハウジング10側
端との間に合成樹脂部20を射出成形にて形成し、回転軸
12のスラスト方向の荷重を受け止めて、スラスト方向の
がたを防止するようにしていた。
部16内に、回転軸12の端部と当接する金属板18を配設す
るとともに、上記凹部16内の金属板18とハウジング10側
端との間に合成樹脂部20を射出成形にて形成し、回転軸
12のスラスト方向の荷重を受け止めて、スラスト方向の
がたを防止するようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のモータの軸支装置にあっては、合成樹脂部
20を形成する際、ハウジング10の回転軸12の軸方向と交
差する方向に射出注入口22を形成し(第6図参照)、こ
の射出注入口22よりハウジング10内に合成樹脂材料を射
出注入するようにしていた。従って、上記射出注入口22
は、射出成形機のノズル径に相応する寸法分だけ大きく
することが必要となるため、この分だけ金属板18から凹
部16の側端部までの距離1が大きくなり、それだけモ
ータの小型化が難しくなるという問題があった。
20を形成する際、ハウジング10の回転軸12の軸方向と交
差する方向に射出注入口22を形成し(第6図参照)、こ
の射出注入口22よりハウジング10内に合成樹脂材料を射
出注入するようにしていた。従って、上記射出注入口22
は、射出成形機のノズル径に相応する寸法分だけ大きく
することが必要となるため、この分だけ金属板18から凹
部16の側端部までの距離1が大きくなり、それだけモ
ータの小型化が難しくなるという問題があった。
また、回転軸12の受けるスラスト力が大きくなると、
摺動摩擦により金属板18の温度が上昇し、合成樹脂部20
の耐熱性が低いと、熱変形を起こすおそれがあり、逆に
耐熱性の高い材料を用いると、成形性やコストの面で問
題があった。
摺動摩擦により金属板18の温度が上昇し、合成樹脂部20
の耐熱性が低いと、熱変形を起こすおそれがあり、逆に
耐熱性の高い材料を用いると、成形性やコストの面で問
題があった。
更に、射出注入口22は、合成樹脂部20を形成した後、
そのまま外部に対し開放状態となっており、しかも格別
合成樹脂部20の封止手段を採用していない。このため
に、回転軸12にスラスト方向の荷重が加わって合成樹脂
部20が圧縮された際に、合成樹脂部20が外部にはみだし
てしまうおそれがあるという問題があった。
そのまま外部に対し開放状態となっており、しかも格別
合成樹脂部20の封止手段を採用していない。このため
に、回転軸12にスラスト方向の荷重が加わって合成樹脂
部20が圧縮された際に、合成樹脂部20が外部にはみだし
てしまうおそれがあるという問題があった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、合成樹脂部を射出成形にて形成し
つつ、金属板からハウジング端部までの距離を短くして
モータの全長を短くし、モータの小型化に寄与し得ると
ともに、回転軸に大きなスラスト力が加わっても合成樹
脂部に熱変形が生じたりすることなく、成形性やコスト
の面でも良好なモータの軸支装置を提供することにあ
る。
であり、その目的は、合成樹脂部を射出成形にて形成し
つつ、金属板からハウジング端部までの距離を短くして
モータの全長を短くし、モータの小型化に寄与し得ると
ともに、回転軸に大きなスラスト力が加わっても合成樹
脂部に熱変形が生じたりすることなく、成形性やコスト
の面でも良好なモータの軸支装置を提供することにあ
る。
また、回転軸にスラスト方向の荷重が加わって合成樹
脂部が圧縮された際に、合成樹脂部が射出注入口より外
部にはみだすことのないモータの軸支装置を提供するこ
とにある。
脂部が圧縮された際に、合成樹脂部が射出注入口より外
部にはみだすことのないモータの軸支装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案は、 モータハウジング内に正逆転可能に軸支され、一部に
交叉方向への回転力伝達部を有する回転軸と、 前記回転軸の先端に当接して回転軸のスラスト荷重を
受けるスラスト軸受部と、 を含むモータの軸支装置において、 前記スラスト軸受部は、 前記回転軸の先端に直接または間接的に当接する金属
板と、 前記モータハウジングにおける前記回転軸の先端側に
位置し、回転軸の軸方向に貫通するよう形成された射出
注入口と、 前記金属板の前記回転軸と対向する面とは反対の面に
当接する耐熱性プレートと、 前記射出注入口から前記耐熱性プレートと前記モータ
ハウジングとの間に射出された合成樹脂部と、 を有することを特徴とする。
交叉方向への回転力伝達部を有する回転軸と、 前記回転軸の先端に当接して回転軸のスラスト荷重を
受けるスラスト軸受部と、 を含むモータの軸支装置において、 前記スラスト軸受部は、 前記回転軸の先端に直接または間接的に当接する金属
板と、 前記モータハウジングにおける前記回転軸の先端側に
位置し、回転軸の軸方向に貫通するよう形成された射出
注入口と、 前記金属板の前記回転軸と対向する面とは反対の面に
当接する耐熱性プレートと、 前記射出注入口から前記耐熱性プレートと前記モータ
ハウジングとの間に射出された合成樹脂部と、 を有することを特徴とする。
また、請求項(2)の考案は、前記射出注入口は、そ
の内壁面を前記回転軸の軸方向外側にむけて先細状に形
成されたことを特徴とする。
の内壁面を前記回転軸の軸方向外側にむけて先細状に形
成されたことを特徴とする。
[作用] 上記構成のモータの軸支装置は、回転軸の軸方向に貫
通する射出注入口より、ハウジング内に合成樹脂材料を
射出注入して合成樹脂部を形成している。これにより、
射出成形機のノズル径の大きさにかかわりなく合成樹脂
部を形成することが可能となり、従って合成樹脂部の軸
方向の厚さを薄くして、モータの全長を短くし、小型化
を図ることが可能となる。
通する射出注入口より、ハウジング内に合成樹脂材料を
射出注入して合成樹脂部を形成している。これにより、
射出成形機のノズル径の大きさにかかわりなく合成樹脂
部を形成することが可能となり、従って合成樹脂部の軸
方向の厚さを薄くして、モータの全長を短くし、小型化
を図ることが可能となる。
また、合成樹脂部と金属板との間に耐熱性プレートが
介在することによって、回転軸に大きなスラスト力が加
わって、摺動摩擦により金属板が加熱されたとしても、
合成樹脂部に熱が伝達されるのを防止でき、その結果合
成樹脂部に耐熱性の高い材料を用いる必要がなく、成形
性及びコストの面で有利な上に、合成樹脂部の熱変形を
も防止できることとなる。
介在することによって、回転軸に大きなスラスト力が加
わって、摺動摩擦により金属板が加熱されたとしても、
合成樹脂部に熱が伝達されるのを防止でき、その結果合
成樹脂部に耐熱性の高い材料を用いる必要がなく、成形
性及びコストの面で有利な上に、合成樹脂部の熱変形を
も防止できることとなる。
更に、請求項(2)の考案は、射出注入口の内壁面を
上記回転軸の軸方向外側に向けて先細状に形成してい
る。これにより、回転軸にスラスト方向の荷重が加わっ
て合成樹脂部が圧縮され射出注入口よりはみ出そうとし
ても、合成樹脂部はくさび効果により射出注入口の内壁
面により圧縮されて押戻され、外部にはみ出すことが防
止される。
上記回転軸の軸方向外側に向けて先細状に形成してい
る。これにより、回転軸にスラスト方向の荷重が加わっ
て合成樹脂部が圧縮され射出注入口よりはみ出そうとし
ても、合成樹脂部はくさび効果により射出注入口の内壁
面により圧縮されて押戻され、外部にはみ出すことが防
止される。
[実施例] 次に、本考案の好適な実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図及び第2図には、本考案をパワーシート装置に
おけるシートリクライニング用のモータに適用した場合
の好適な実施例が示されている。
おけるシートリクライニング用のモータに適用した場合
の好適な実施例が示されている。
本実施例においては、モータのハウジング30内に、回
転子32、マグネット34、回転軸36、ウォームホイール38
並びにスラスト軸受部40などが配設されている。
転子32、マグネット34、回転軸36、ウォームホイール38
並びにスラスト軸受部40などが配設されている。
モータのハウジング30は、金属ハウジング部42と、樹
脂ハウジング部44とを組合せて形成されている。
脂ハウジング部44とを組合せて形成されている。
金属ハウジング部42は鉄板で形成され、樹脂ハウジン
グ部44はPETなどの合成樹脂材料にて形成されている。
グ部44はPETなどの合成樹脂材料にて形成されている。
回転子32は、金属ハウジング部42内に回転可能に配設
されている。
されている。
マグネット34は、回転子32の周囲で金属ハウジング部
42の内壁面に取付けられて界磁を構成するようになって
いる。
42の内壁面に取付けられて界磁を構成するようになって
いる。
尚、上記回転子32の端部には、コンミテータ46が配設
され、その金属ハウジング部42側の周囲にはコンミテー
タ46に接触するブラシ48が設けられている。
され、その金属ハウジング部42側の周囲にはコンミテー
タ46に接触するブラシ48が設けられている。
回転軸36は、回転子32及びコンミテータ46を貫通し、
金属ハウジング部42及び樹脂ハウジング部44にまたがっ
て配設されている。すなわち、この回転軸36は、金属ハ
ウジング部42及び樹脂ハウジング部44で軸受メタル50に
よって回転可能に軸支され、ラジアル方向の動きが規制
されるようになっている。
金属ハウジング部42及び樹脂ハウジング部44にまたがっ
て配設されている。すなわち、この回転軸36は、金属ハ
ウジング部42及び樹脂ハウジング部44で軸受メタル50に
よって回転可能に軸支され、ラジアル方向の動きが規制
されるようになっている。
さらに、この回転軸36の樹脂ハウジング部44側の一部
には、ウォームギア52が形成され、このウォームギア52
に上記ウォームホイール38が噛合して回転軸36の軸方向
と直交する方向に回転力を伝達するようになっている。
従って、上記回転軸36が正逆転をすると、ウォームホイ
ール38と噛合するウォームギアを介して回転軸36にスラ
スト方向の荷重がかかることとなる。
には、ウォームギア52が形成され、このウォームギア52
に上記ウォームホイール38が噛合して回転軸36の軸方向
と直交する方向に回転力を伝達するようになっている。
従って、上記回転軸36が正逆転をすると、ウォームホイ
ール38と噛合するウォームギアを介して回転軸36にスラ
スト方向の荷重がかかることとなる。
このため、本実施例では、回転軸36の金属ハウジング
部42側の端部に設けた樹脂部材54を金属ハウジング部4
2′に押し付け支持させると共に、樹脂ハウジング部44
側の端部を樹脂ハウジング部44の側端部に設けたスラス
ト軸受部40に押し付け支持させることによって、スラス
ト方向の荷重を受け止めるようにしている。
部42側の端部に設けた樹脂部材54を金属ハウジング部4
2′に押し付け支持させると共に、樹脂ハウジング部44
側の端部を樹脂ハウジング部44の側端部に設けたスラス
ト軸受部40に押し付け支持させることによって、スラス
ト方向の荷重を受け止めるようにしている。
第2図には、第1図のIIで囲んだ部分の拡大図が示さ
れている。同図に示すよう、スラスト軸受部40は、金属
板56と合成樹脂部60とを備えている。金属板56は、上記
回転軸36の樹脂ハウジング部40側の端部と当接するもの
で、回転軸36が自由に回転し得るようになっている。
れている。同図に示すよう、スラスト軸受部40は、金属
板56と合成樹脂部60とを備えている。金属板56は、上記
回転軸36の樹脂ハウジング部40側の端部と当接するもの
で、回転軸36が自由に回転し得るようになっている。
また、金属板56の回転軸36当接面と反対側の面には、
角穴62が凹設されており、この角穴62に上記合成樹脂部
60が食込んで、回転軸36とともに金属板56が回転するの
を防止するようになっている。
角穴62が凹設されており、この角穴62に上記合成樹脂部
60が食込んで、回転軸36とともに金属板56が回転するの
を防止するようになっている。
合成樹脂部60は、弾性により回転軸36のスラスト方向
の荷重を吸収してがたを防止するもので、上記金属板56
と樹脂ハウジング部44の側端部との間に射出成形により
形成されるようになっている。
の荷重を吸収してがたを防止するもので、上記金属板56
と樹脂ハウジング部44の側端部との間に射出成形により
形成されるようになっている。
この合成樹脂部60は、樹脂ハウジング部44に形成した
合成樹脂部射出成形用の射出注入口64より、合成樹脂材
料を樹脂ハウジング部44内に射出注入して成形するよう
になっている。
合成樹脂部射出成形用の射出注入口64より、合成樹脂材
料を樹脂ハウジング部44内に射出注入して成形するよう
になっている。
この射出注入口64は、樹脂ハウジング部44の側端部
に、回転軸36の軸方向に貫通して形成されるようになっ
ており、上記射出注入口64に挿入される射出成形機のノ
ズルの口径にかかわらず合成樹脂部60の厚さを設定でき
るようにしている。
に、回転軸36の軸方向に貫通して形成されるようになっ
ており、上記射出注入口64に挿入される射出成形機のノ
ズルの口径にかかわらず合成樹脂部60の厚さを設定でき
るようにしている。
従って、金属板56と合成樹脂部60の側端部内壁面との
間の距離l2を短く設定することができ、モータの全長を
短くしてモータの小型化に寄与することができるものと
なる。例えば、この金属板56と樹脂ハウジング部44の側
端部内壁面との間の距離l2は、従来射出成形機のノズル
の口径のために8.5mm程度であったものが、約1mm程度に
設定することができ、モータの小型化に十分に寄与し得
ることとなるものである。
間の距離l2を短く設定することができ、モータの全長を
短くしてモータの小型化に寄与することができるものと
なる。例えば、この金属板56と樹脂ハウジング部44の側
端部内壁面との間の距離l2は、従来射出成形機のノズル
の口径のために8.5mm程度であったものが、約1mm程度に
設定することができ、モータの小型化に十分に寄与し得
ることとなるものである。
また、上記射出注入口64は、その内壁面66を回転軸36
の軸方向外側に向けて先細状に形成されている。これに
よりモータの回転軸36の正逆転時にスラスト方向の荷重
が加わって合成樹脂部60に圧縮力が作用しても、射出注
入口64の内壁面66が先細となっているために、合成樹脂
部60が射出注入口64よりはみ出そうとしても内壁面66の
傾斜によって押戻され、射出注入口64より外部にはみだ
すようなことはない。
の軸方向外側に向けて先細状に形成されている。これに
よりモータの回転軸36の正逆転時にスラスト方向の荷重
が加わって合成樹脂部60に圧縮力が作用しても、射出注
入口64の内壁面66が先細となっているために、合成樹脂
部60が射出注入口64よりはみ出そうとしても内壁面66の
傾斜によって押戻され、射出注入口64より外部にはみだ
すようなことはない。
なお、合成樹脂部60は、耐熱温度に合わせて、ジュラ
コン、PBT、ナイロンなどの合成樹脂材料をインジェク
ション成形により射出成形するようにしている。
コン、PBT、ナイロンなどの合成樹脂材料をインジェク
ション成形により射出成形するようにしている。
次に、本実施例のモータの組付け順序について説明す
る。
る。
樹脂ハウジング部44内に金属板56を挿入した後に、軸
受メタル50を樹脂ハウジング部44内に組込む。
受メタル50を樹脂ハウジング部44内に組込む。
次に、軸受メタル50の中に回転軸36の先端部を挿入す
る。
る。
次いで、樹脂ハウジング部44の側端部に形成した射出
注入口64から、射出成形機によって合成樹脂材料を樹脂
ハウジング部44内に流入させて、金属板56と回転軸の先
端部とが接触するようにし、その後、樹脂ハウジング部
44内で合成樹脂材料を冷却し固化させて合成樹脂部60と
する。
注入口64から、射出成形機によって合成樹脂材料を樹脂
ハウジング部44内に流入させて、金属板56と回転軸の先
端部とが接触するようにし、その後、樹脂ハウジング部
44内で合成樹脂材料を冷却し固化させて合成樹脂部60と
する。
この場合、射出注入口64は、回転軸36の軸方向に貫通
しているので、従来のように軸方向と交差する方向から
射出注入する場合に比し、射出成形機のノズルの口径に
左右されることなく、合成樹脂部60の厚さを任意に設定
でき、その結果金属板56と樹脂ハウジング部44の側端部
内壁面との間の距離l2を短くして、モータの全長を短く
し、モータを小型化することが可能となる。
しているので、従来のように軸方向と交差する方向から
射出注入する場合に比し、射出成形機のノズルの口径に
左右されることなく、合成樹脂部60の厚さを任意に設定
でき、その結果金属板56と樹脂ハウジング部44の側端部
内壁面との間の距離l2を短くして、モータの全長を短く
し、モータを小型化することが可能となる。
このようにして構成されたスラスト軸受け部40は、モ
ータの回転軸36が正転するとスラスト力は回転軸の先端
が金属板56から離れる方向に作用し、逆転すると回転軸
の先端部が金属板56に押し付けられる方向に作用する。
ータの回転軸36が正転するとスラスト力は回転軸の先端
が金属板56から離れる方向に作用し、逆転すると回転軸
の先端部が金属板56に押し付けられる方向に作用する。
そして、このいずれの回転においてもスラストがたが
なくなるように、金属板と回転軸の先端とが組付けられ
ているので、回転軸36の反転音が発生することがない。
なくなるように、金属板と回転軸の先端とが組付けられ
ているので、回転軸36の反転音が発生することがない。
さらに、射出注入口64の内壁面66を、回転軸36の軸方
向外側に向けて先細状に形成したので、回転軸36にスラ
スト方向の荷重が加わって、合成樹脂部60に圧縮力が作
用しても、合成樹脂部60が射出注入口64より外部にはみ
出すようなことはない。
向外側に向けて先細状に形成したので、回転軸36にスラ
スト方向の荷重が加わって、合成樹脂部60に圧縮力が作
用しても、合成樹脂部60が射出注入口64より外部にはみ
出すようなことはない。
第3図には、本考案の他の実施例が示されている。
この実施例では、同図(A)で示すよう回転軸36の先
端を球面状に形成し、かつ摩擦抵抗を低減するために、
樹脂プラグスラスト68を回転軸36の先端と当接し得るよ
うに配設し、これをスラスト受けとして用いるようにし
ている。
端を球面状に形成し、かつ摩擦抵抗を低減するために、
樹脂プラグスラスト68を回転軸36の先端と当接し得るよ
うに配設し、これをスラスト受けとして用いるようにし
ている。
この場合、同図(B),(C)に示すよう、樹脂プラ
グスラスト68は、軸受メタル50に形成した嵌合凹部51と
係合する2つの突起70を有し、軸受メタル50との間で回
り止めがなされている。
グスラスト68は、軸受メタル50に形成した嵌合凹部51と
係合する2つの突起70を有し、軸受メタル50との間で回
り止めがなされている。
また、樹脂プラグスラスト68と合成樹脂部60との間に
は、金属板56を挟み込み、樹脂プラグスラスト68が回転
軸36のスラスト力によって、集中荷重を受けて変形する
のを防止するようにしている。
は、金属板56を挟み込み、樹脂プラグスラスト68が回転
軸36のスラスト力によって、集中荷重を受けて変形する
のを防止するようにしている。
他の構成及び作用は、上記実施例と同様に付き、説明
を省略する。
を省略する。
第4図には、更に他の実施例が示されている。
この実施例は、第3図の状態に加え、回転軸36が受け
るスラスト力が大きい場合を想定したものである。
るスラスト力が大きい場合を想定したものである。
即ち、スラスト力が大きくなると、樹脂プラグスラス
ト68と金属板56との面圧が高くなり、その結果両者の摺
動摩擦による温度上昇が大きくなる。このため、合成樹
脂部60を耐熱性の低い樹脂、例えばジュラコンとする
と、スラスト力と熱によって変形してしまう場合があ
り、逆に合成樹脂部60を耐熱性の高い合成樹脂、例えば
PBT,NY66,PET等にすると成形性やコストの面で問題が生
じることとなる。
ト68と金属板56との面圧が高くなり、その結果両者の摺
動摩擦による温度上昇が大きくなる。このため、合成樹
脂部60を耐熱性の低い樹脂、例えばジュラコンとする
と、スラスト力と熱によって変形してしまう場合があ
り、逆に合成樹脂部60を耐熱性の高い合成樹脂、例えば
PBT,NY66,PET等にすると成形性やコストの面で問題が生
じることとなる。
そこで、この実施例では、金属板56と、合成樹脂部60
との間に、耐熱性の高い合成樹脂、例えば、PBT、NY6
6、PET等で形成した耐熱性プレートとしての樹脂プレー
ト72を設けることにより、樹脂プレート72にて断熱し、
合成樹脂部60には熱が伝わらないようにし、合成樹脂部
60が耐熱性の低い合成樹脂でも十分に対応できるように
している。
との間に、耐熱性の高い合成樹脂、例えば、PBT、NY6
6、PET等で形成した耐熱性プレートとしての樹脂プレー
ト72を設けることにより、樹脂プレート72にて断熱し、
合成樹脂部60には熱が伝わらないようにし、合成樹脂部
60が耐熱性の低い合成樹脂でも十分に対応できるように
している。
他の構成及び作用は、上記実施例と同様に付き、説明
を省略する。
を省略する。
なお、本考案は前記実施例に限らず、本考案の要旨の
範囲内で各種の変形実施が可能である。
範囲内で各種の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例では、本考案に係るモータの軸支
装置を、パワーシート装置におけるシートリクライニン
グ用のモータに適用した場合を例にとり説明したが、本
考案はこれに限らず、これ以外の用途、例えばシートス
ライド用のモータ、シートリフタ用のモータ並びにパワ
ーウィンドウ用のモータ等の各種モータに適用すること
ができる。
装置を、パワーシート装置におけるシートリクライニン
グ用のモータに適用した場合を例にとり説明したが、本
考案はこれに限らず、これ以外の用途、例えばシートス
ライド用のモータ、シートリフタ用のモータ並びにパワ
ーウィンドウ用のモータ等の各種モータに適用すること
ができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のモータの軸支装置は、
射出成形機のノズルの口径に左右されることなく金属板
とハウジング端内側面との間の距離を任意に設定するこ
とができ、その結果、金属板とハウジング内側面との距
離を短くして、モータの全長を短くすることができ、モ
ータの小型化に寄与することができるという効果があ
る。
射出成形機のノズルの口径に左右されることなく金属板
とハウジング端内側面との間の距離を任意に設定するこ
とができ、その結果、金属板とハウジング内側面との距
離を短くして、モータの全長を短くすることができ、モ
ータの小型化に寄与することができるという効果があ
る。
また、回転軸に大きなスラスト力が加わって、摺動摩
擦により金属板が加熱されたとしても、耐熱性プレート
の存在により、合成樹脂部に熱が伝達されるのを防止で
き、その結果合成樹脂部に耐熱性の高い材料を用いる必
要がなく、成形性及びコストの面で有利な上に、合成樹
脂部の熱変形をも防止できるという効果がある。
擦により金属板が加熱されたとしても、耐熱性プレート
の存在により、合成樹脂部に熱が伝達されるのを防止で
き、その結果合成樹脂部に耐熱性の高い材料を用いる必
要がなく、成形性及びコストの面で有利な上に、合成樹
脂部の熱変形をも防止できるという効果がある。
更に、請求項(2)の考案によれば、射出注入口の内
壁面を、回転軸の軸方向外側に向けて先細状に形成する
こととしたため、回転軸にスラスト方向の荷重が加わっ
て合成樹脂部に圧縮力が作用したとしても、上記内壁面
の形状によって合成樹脂部をハウジング内に押戻す力が
作用し、合成樹脂部が射出注入口より外部にはみ出すの
を確実に防止できるという効果がある。
壁面を、回転軸の軸方向外側に向けて先細状に形成する
こととしたため、回転軸にスラスト方向の荷重が加わっ
て合成樹脂部に圧縮力が作用したとしても、上記内壁面
の形状によって合成樹脂部をハウジング内に押戻す力が
作用し、合成樹脂部が射出注入口より外部にはみ出すの
を確実に防止できるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例に係るモータの全体断面図、 第2図は第1図の要部拡大図、 第3図は本考案の他の実施例を示す部分断面図、 第4図は本考案の更に他の実施例を示す部分断面図、 第5図は従来例を示す部分断面図、 第6図は第5図VI−VI線に沿う断面図である。 30……ハウジング、36……回転軸、40……スラスト軸受
部、44……樹脂ハウジング部、56……金属板、60……合
成樹脂部、64……射出注入口、66……内壁面。
部、44……樹脂ハウジング部、56……金属板、60……合
成樹脂部、64……射出注入口、66……内壁面。
Claims (2)
- 【請求項1】モータハウジング内に正逆転可能に軸支さ
れ、一部に交叉方向への回転力伝達部を有する回転軸
と、 前記回転軸の先端に当接して回転軸のスラスト荷重を受
けるスラスト軸受部と、 を含むモータの軸支装置において、 前記スラスト軸受部は、 前記回転軸の先端に直接または間接的に当接する金属板
と、 前記モータハウジングにおける前記回転軸の先端側に位
置し、回転軸の軸方向に貫通するよう形成された射出注
入口と、 前記金属板の前記回転軸と対向する面とは反対の面に当
接する耐熱性プレートと、 前記射出注入口から前記耐熱性プレートと前記モータハ
ウジングとの間に射出された合成樹脂部と、 を有することを特徴とするモータの軸支装置。 - 【請求項2】請求項(1)において、前記射出注入口
は、その内壁面を前記回転軸の軸方向外側に向けて先細
状に形成されたことを特徴とするモータの軸支装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119593U JPH087806Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | モータの軸支装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990119593U JPH087806Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | モータの軸支装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476148U JPH0476148U (ja) | 1992-07-02 |
| JPH087806Y2 true JPH087806Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=31867540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990119593U Expired - Lifetime JPH087806Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | モータの軸支装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087806Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5203892B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2013-06-05 | アスモ株式会社 | 回転軸の組付方法及び回転軸の軸受構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467661A (en) * | 1977-11-08 | 1979-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Switching regulator controller |
| JPS60103743U (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-15 | 株式会社デンソー | ウオ−ム減速機の軸支装置 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP1990119593U patent/JPH087806Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476148U (ja) | 1992-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |