JPH0878971A - 出力回路および演算増幅器 - Google Patents
出力回路および演算増幅器Info
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- JPH0878971A JPH0878971A JP4040695A JP4040695A JPH0878971A JP H0878971 A JPH0878971 A JP H0878971A JP 4040695 A JP4040695 A JP 4040695A JP 4040695 A JP4040695 A JP 4040695A JP H0878971 A JPH0878971 A JP H0878971A
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- output
- output circuit
- terminal
- circuit
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3069—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
- H03F3/3071—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with asymmetrical driving of the end stage
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/30—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
- H03F1/307—Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters in push-pull amplifiers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外付けトランジスタを有する出力回路に関
し、出力に外付けトランジスタを使用する場合におい
て、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、且つ、
負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善することのでき
る出力回路の提供を目的とする。 【構成】 第1の電源手段V1と第2の電源手段V2との間
に設けられた第1および第2のトランジスタQE1, QE2
を有し、該第1および第2のトランジスタの少なくとも
一方を外付けトランジスタとして構成した出力回路であ
って、前記第1のトランジスタQE1の第1の端子と前記
第2のトランジスタQE2の第1の端子との間に、並列接
続された抵抗手段Rp およびダイオード手段Dp を設け
るように構成する。
し、出力に外付けトランジスタを使用する場合におい
て、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、且つ、
負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善することのでき
る出力回路の提供を目的とする。 【構成】 第1の電源手段V1と第2の電源手段V2との間
に設けられた第1および第2のトランジスタQE1, QE2
を有し、該第1および第2のトランジスタの少なくとも
一方を外付けトランジスタとして構成した出力回路であ
って、前記第1のトランジスタQE1の第1の端子と前記
第2のトランジスタQE2の第1の端子との間に、並列接
続された抵抗手段Rp およびダイオード手段Dp を設け
るように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力回路に関し、特に、
外付けトランジスタを有する出力回路に関する。近年、
例えば、交換機用の加入者回路(Subscriber Line Inte
rface Circuit:SLIC)の給電回路等の出力段で大
きな消費電力を扱う出力回路を集積回路化(IC化)す
る場合、出力トランジスタを外付けすることが行われて
いる。そこで、外付けトランジスタを使用して出力回路
を構成する場合に、特性の良好な出力回路の提供が要望
されている。
外付けトランジスタを有する出力回路に関する。近年、
例えば、交換機用の加入者回路(Subscriber Line Inte
rface Circuit:SLIC)の給電回路等の出力段で大
きな消費電力を扱う出力回路を集積回路化(IC化)す
る場合、出力トランジスタを外付けすることが行われて
いる。そこで、外付けトランジスタを使用して出力回路
を構成する場合に、特性の良好な出力回路の提供が要望
されている。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、交換機用の加入者回路(S
ubscriber Line Interface Circuit:SLIC)の給電
回路等の出力段で大きな消費電力を扱う回路を集積回路
化(IC化)する場合、出力回路(出力駆動回路:出力
トランジスタ)が消費する電力を無視することはできな
い。さらに、出力回路をICに内蔵する場合には、特殊
な低熱抵抗パッケージを必要とする等のコストダウンや
小型化に反することにもなる。特に、多ピンの高機能L
SIの場合、出力回路のためだけに特殊パッケージを使
用することは、一般的に大きなコストの増加を招くこと
になる。
ubscriber Line Interface Circuit:SLIC)の給電
回路等の出力段で大きな消費電力を扱う回路を集積回路
化(IC化)する場合、出力回路(出力駆動回路:出力
トランジスタ)が消費する電力を無視することはできな
い。さらに、出力回路をICに内蔵する場合には、特殊
な低熱抵抗パッケージを必要とする等のコストダウンや
小型化に反することにもなる。特に、多ピンの高機能L
SIの場合、出力回路のためだけに特殊パッケージを使
用することは、一般的に大きなコストの増加を招くこと
になる。
【0003】ところで、上述した出力回路をLSI(I
C)に内蔵することは、例えば、部品点数削減のために
望ましい場合もあるが、近年ではSMD技術の進歩によ
り多少の外付け部品は小型化の障害とはならないため、
取り扱う電力・電圧・電流等による特殊な出力回路を外
付けトランジスタにより構成することが有利な場合もあ
る。そこで、外付けトランジスタを使用して出力回路を
構成する場合に、特性の良好な出力回路が必要となる。
C)に内蔵することは、例えば、部品点数削減のために
望ましい場合もあるが、近年ではSMD技術の進歩によ
り多少の外付け部品は小型化の障害とはならないため、
取り扱う電力・電圧・電流等による特殊な出力回路を外
付けトランジスタにより構成することが有利な場合もあ
る。そこで、外付けトランジスタを使用して出力回路を
構成する場合に、特性の良好な出力回路が必要となる。
【0004】図14は本発明の出力回路の第1の形態に
対応する従来の出力回路の一例を示す回路図である。同
図において、参照符号Q1,Q2,QE2はPNP型バイポー
ラトランジスタ, Q3,Q4,Q5,QE1はNPN型バイポー
ラトランジスタ, CS1,CS 2 は電流源, そして, Cc
は容量を示している。また、参照符号V1 は高電位電源
線を示し、V2 は低電位電源線(接地線GND0) を示して
いる。
対応する従来の出力回路の一例を示す回路図である。同
図において、参照符号Q1,Q2,QE2はPNP型バイポー
ラトランジスタ, Q3,Q4,Q5,QE1はNPN型バイポー
ラトランジスタ, CS1,CS 2 は電流源, そして, Cc
は容量を示している。また、参照符号V1 は高電位電源
線を示し、V2 は低電位電源線(接地線GND0) を示して
いる。
【0005】図14に示されるように、トランジスタQ
1,Q2,Q3,Q4 および電流源CS1は差動回路部を構成
し、入力INおよび反転入力/INを受け取り、トラン
ジスタQ5 のベースに該差動回路部の出力を供給するよ
うになっている。トランジスタQ5 のベース−コレクタ
間には容量(位相補償容量)Cc が接続され、トランジ
スタQ5 のコレクタは電流源CS2 を介して高電位電源
線V1 に接続されると共に、トランジスタQE1およびQ
E2のベースに共通接続されている。また、トランジスタ
Q5 のエミッタは低電位電源線V2(接地線GND0) に接続
されている。
1,Q2,Q3,Q4 および電流源CS1は差動回路部を構成
し、入力INおよび反転入力/INを受け取り、トラン
ジスタQ5 のベースに該差動回路部の出力を供給するよ
うになっている。トランジスタQ5 のベース−コレクタ
間には容量(位相補償容量)Cc が接続され、トランジ
スタQ5 のコレクタは電流源CS2 を介して高電位電源
線V1 に接続されると共に、トランジスタQE1およびQ
E2のベースに共通接続されている。また、トランジスタ
Q5 のエミッタは低電位電源線V2(接地線GND0) に接続
されている。
【0006】トランジスタQE1およびQE2は、IC(L
SI)の外部に外付けされるようになっており、トラン
ジスタQE1のコレクタは高電位電源線V1 に接続され,
トランジスタQE2のコレクタは低電位電源線V2 に接続
され, そして, トランジスタQE1およびQE2の共通接続
されたエミッタから出力回路の出力OUTが取り出され
るようになっている。すなわち、外付けされたトランジ
スタQE1およびQE2は、プッシュ・プル接続されてい
る。
SI)の外部に外付けされるようになっており、トラン
ジスタQE1のコレクタは高電位電源線V1 に接続され,
トランジスタQE2のコレクタは低電位電源線V2 に接続
され, そして, トランジスタQE1およびQE2の共通接続
されたエミッタから出力回路の出力OUTが取り出され
るようになっている。すなわち、外付けされたトランジ
スタQE1およびQE2は、プッシュ・プル接続されてい
る。
【0007】この図14に示す出力回路は、出力負荷の
ない状態では出力段に電流が流れず(出力段アイドル電
流I3 が零)、消費電力の面で有利なものであるが、出
力電流の向きの切り替わり点でクロスオーバー歪が発生
することが知られている。そこで、このクロスオーバー
歪を低減することのできる出力回路として、図15に示
す出力回路が知られている。
ない状態では出力段に電流が流れず(出力段アイドル電
流I3 が零)、消費電力の面で有利なものであるが、出
力電流の向きの切り替わり点でクロスオーバー歪が発生
することが知られている。そこで、このクロスオーバー
歪を低減することのできる出力回路として、図15に示
す出力回路が知られている。
【0008】図15は本発明の出力回路の第1の形態に
対応する従来の出力回路の他の例を示す回路図であり、
この図15に示す出力回路は、上述した図14の出力回
路回路において、トランジスタQE1およびQE2のベース
を共通接続せず、トランジスタQE1のベースとトランジ
スタQE2のベースとの間に2つのダイオード(出力トラ
ンジスタバイアス用ダイオード)D1 およびD2 を直列
接続するように構成したものである。
対応する従来の出力回路の他の例を示す回路図であり、
この図15に示す出力回路は、上述した図14の出力回
路回路において、トランジスタQE1およびQE2のベース
を共通接続せず、トランジスタQE1のベースとトランジ
スタQE2のベースとの間に2つのダイオード(出力トラ
ンジスタバイアス用ダイオード)D1 およびD2 を直列
接続するように構成したものである。
【0009】すなわち、図15に示す出力回路におい
て、出力段アイドル電流(アイドル電流)I3 は、ダイ
オードD1 およびD2 に電流I2 が流れる時の順方向電
圧2V F がトランジスタQE1およびQE2のベース・エミ
ッタ間に印加されて決まるようになっている。そして、
図15の出力回路は、該アイドル電流I3 により、前述
したクロスオーバー歪を改善するようになっている。
て、出力段アイドル電流(アイドル電流)I3 は、ダイ
オードD1 およびD2 に電流I2 が流れる時の順方向電
圧2V F がトランジスタQE1およびQE2のベース・エミ
ッタ間に印加されて決まるようになっている。そして、
図15の出力回路は、該アイドル電流I3 により、前述
したクロスオーバー歪を改善するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した図15に示す
従来の出力回路において、トランジスタQE1およびQE2
をICに内蔵する場合、ダイオードD1 およびD2 とト
ランジスタQE1およびQ E2との関係がほぼ一定となるた
め、アイドル電流I3 はダイオードD1 およびD 2 を流
れる電流I2 と一定の関係を保った値に抑えられる。し
かしながら、トランジスタQE1およびQE2を外付けとし
た場合は、各素子特性間のばらつきでアイドル電流I3
が大きくばらつくことになる。すなわち、トランジスタ
QE1およびQE2を外付けにすると、ICの製造ばらつき
による特性の変化がそのままアイドル電流I3 に影響を
及ぼすことになる。そして、このアイドル電流I3 のば
らつきは、電流I1 およびI2 に比べて無視できず、ア
ンプ全体の消費電力が左右されて好ましくない。
従来の出力回路において、トランジスタQE1およびQE2
をICに内蔵する場合、ダイオードD1 およびD2 とト
ランジスタQE1およびQ E2との関係がほぼ一定となるた
め、アイドル電流I3 はダイオードD1 およびD 2 を流
れる電流I2 と一定の関係を保った値に抑えられる。し
かしながら、トランジスタQE1およびQE2を外付けとし
た場合は、各素子特性間のばらつきでアイドル電流I3
が大きくばらつくことになる。すなわち、トランジスタ
QE1およびQE2を外付けにすると、ICの製造ばらつき
による特性の変化がそのままアイドル電流I3 に影響を
及ぼすことになる。そして、このアイドル電流I3 のば
らつきは、電流I1 およびI2 に比べて無視できず、ア
ンプ全体の消費電力が左右されて好ましくない。
【0011】アイドル電流I3 のばらつきを減らす方法
として、トランジスタQE1およびQ E2に示す出力トラン
ジスタのエミッタに直列に抵抗を挿入する手法がある
が、数十Ωの小さい抵抗値の抵抗を挿入したのではアイ
ドル電流I3 のばらつきを十分に改善することができ
ず、また、数百Ω以上の大きい抵抗値の抵抗を挿入した
のでは出力負荷電流による抵抗の電圧ドロップがアンプ
の出力電圧範囲を狭くすることになり実用的ではない。
として、トランジスタQE1およびQ E2に示す出力トラン
ジスタのエミッタに直列に抵抗を挿入する手法がある
が、数十Ωの小さい抵抗値の抵抗を挿入したのではアイ
ドル電流I3 のばらつきを十分に改善することができ
ず、また、数百Ω以上の大きい抵抗値の抵抗を挿入した
のでは出力負荷電流による抵抗の電圧ドロップがアンプ
の出力電圧範囲を狭くすることになり実用的ではない。
【0012】本発明は、出力に外付けトランジスタを使
用する場合において、出力段アイドル電流のばらつきを
小さくし、且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改
善することのできる出力回路の提供を目的とする。さら
に、本発明は、入力に影響を及ぼさない(高入力インピ
ーダンスを保持したまま)で出力電圧を制限することが
できる演算増幅器の提供を目的とする。
用する場合において、出力段アイドル電流のばらつきを
小さくし、且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改
善することのできる出力回路の提供を目的とする。さら
に、本発明は、入力に影響を及ぼさない(高入力インピ
ーダンスを保持したまま)で出力電圧を制限することが
できる演算増幅器の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、第1の電源手段と第2の電源手段との間に設けら
れた第1および第2のトランジスタを有し、該第1およ
び第2のトランジスタの少なくとも一方を外付けトラン
ジスタとして構成した出力回路であって、前記第1のト
ランジスタの第1の端子と前記第2のトランジスタの第
1の端子との間に、並列接続された抵抗手段およびダイ
オード手段を設けるようにしたことを特徴とする出力回
路が提供される。
れば、第1の電源手段と第2の電源手段との間に設けら
れた第1および第2のトランジスタを有し、該第1およ
び第2のトランジスタの少なくとも一方を外付けトラン
ジスタとして構成した出力回路であって、前記第1のト
ランジスタの第1の端子と前記第2のトランジスタの第
1の端子との間に、並列接続された抵抗手段およびダイ
オード手段を設けるようにしたことを特徴とする出力回
路が提供される。
【0014】本発明の第2の形態によれば、第1の電源
手段と第2の電源手段との間に設けられた第1および第
2のトランジスタを有し、該第1のトランジスタの制御
端子と該第2のトランジスタの制御端子との間に複数の
ダイオード手段が設けられた出力回路であって、第1の
端子が前記第2の電源手段に接続され、第2の端子が前
記複数のダイオード手段の所定個所に接続された第3の
トランジスタを具備し、該第3のトランジスタが飽和し
たとき、前記第1のトランジスタの制御端子に所定の電
圧を印加して、出力を前記第2の電源手段のレベルに近
づけるようにしたことを特徴とする出力回路が提供され
る。
手段と第2の電源手段との間に設けられた第1および第
2のトランジスタを有し、該第1のトランジスタの制御
端子と該第2のトランジスタの制御端子との間に複数の
ダイオード手段が設けられた出力回路であって、第1の
端子が前記第2の電源手段に接続され、第2の端子が前
記複数のダイオード手段の所定個所に接続された第3の
トランジスタを具備し、該第3のトランジスタが飽和し
たとき、前記第1のトランジスタの制御端子に所定の電
圧を印加して、出力を前記第2の電源手段のレベルに近
づけるようにしたことを特徴とする出力回路が提供され
る。
【0015】さらに、本発明によれば、出力電圧と基準
電圧とを比較する比較手段を有し、該比較した結果に応
じた比較手段の出力を、入力に影響を与えないようにし
て出力段の入力に帰還させることにより、前記出力電圧
に制限を加えるようにしたことを特徴とする演算増幅器
が提供される。
電圧とを比較する比較手段を有し、該比較した結果に応
じた比較手段の出力を、入力に影響を与えないようにし
て出力段の入力に帰還させることにより、前記出力電圧
に制限を加えるようにしたことを特徴とする演算増幅器
が提供される。
【0016】
【作用】本発明第1の形態の出力回路によれば、第1の
トランジスタの第1の端子と第2のトランジスタの第1
の端子との間に、抵抗手段およびダイオード手段が並列
に設けられるようになっている。この抵抗手段により出
力段アイドル電流のばらつきを抑制し、また、ダイオー
ド手段により負荷電流による抵抗手段の電圧ドロップの
増加をクランプするようになっている。これにより、負
荷電流がある時の出力電圧範囲を改善することができ
る。
トランジスタの第1の端子と第2のトランジスタの第1
の端子との間に、抵抗手段およびダイオード手段が並列
に設けられるようになっている。この抵抗手段により出
力段アイドル電流のばらつきを抑制し、また、ダイオー
ド手段により負荷電流による抵抗手段の電圧ドロップの
増加をクランプするようになっている。これにより、負
荷電流がある時の出力電圧範囲を改善することができ
る。
【0017】本発明第2の形態の出力回路によれば、第
1の端子が第2の電源手段に接続され、第2の端子が複
数のダイオード手段の所定個所に接続された第3のトラ
ンジスタが設けられ、第3のトランジスタが飽和したと
き、第1のトランジスタの制御端子に所定の電圧を印加
して、出力を第2の電源手段のレベルに近づけるように
なっている。
1の端子が第2の電源手段に接続され、第2の端子が複
数のダイオード手段の所定個所に接続された第3のトラ
ンジスタが設けられ、第3のトランジスタが飽和したと
き、第1のトランジスタの制御端子に所定の電圧を印加
して、出力を第2の電源手段のレベルに近づけるように
なっている。
【0018】このように、本発明の第1および第2の形
態によれば、出力に外付けトランジスタを使用する場合
において、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、
且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善すること
ができる。さらに、本発明の演算増幅器によれば、比較
手段は出力電圧と基準電圧とを比較し、該比較した結果
に応じた比較手段の出力が入力に影響を与えないように
して中間段または出力段の入力に帰還されるようになっ
ている。
態によれば、出力に外付けトランジスタを使用する場合
において、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、
且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善すること
ができる。さらに、本発明の演算増幅器によれば、比較
手段は出力電圧と基準電圧とを比較し、該比較した結果
に応じた比較手段の出力が入力に影響を与えないように
して中間段または出力段の入力に帰還されるようになっ
ている。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る出力回路
の実施例を説明する。図1は本発明に係る出力回路の第
1の形態における一実施例を示す回路図である。同図に
おいて、参照符号Q1,Q2,QE2はPNP型バイポーラト
ランジスタ,Q3,Q4,Q5,QE1はNPN型バイポーラト
ランジスタ, CS1,CS2 は電流源,Cc は容量, Rp
は抵抗, そして, Dp,D1,D2 はダイオードを示してい
る。また、参照符号V1 は高電位電源線を示し、V2 は
低電位電源線(接地線GND0) を示している。
の実施例を説明する。図1は本発明に係る出力回路の第
1の形態における一実施例を示す回路図である。同図に
おいて、参照符号Q1,Q2,QE2はPNP型バイポーラト
ランジスタ,Q3,Q4,Q5,QE1はNPN型バイポーラト
ランジスタ, CS1,CS2 は電流源,Cc は容量, Rp
は抵抗, そして, Dp,D1,D2 はダイオードを示してい
る。また、参照符号V1 は高電位電源線を示し、V2 は
低電位電源線(接地線GND0) を示している。
【0020】図1に示されるように、トランジスタQ1,
Q2,Q3,Q4 および電流源CS1 は差動回路部を構成
し、入力INおよび反転入力/INを受け取り、トラン
ジスタQ5 のベースに該差動回路部の出力を供給するよ
うになっている。すなわち、トランジスタQ1 およびQ
2 のエミッタは共通接続されると共に, 電流源CS1 を
介して高電位電源線V1 に接続され、また、トランジス
タQ1 のコレクタはトランジスタQ3 のコレクタ, 並び
に, トランジスタQ3 およびQ4 のベースに共通接続さ
れている。さらに、トランジスタQ2 のコレクタはトラ
ンジスタQ4 のコレクタに接続されると共に, 該差動回
路部の出力としてトランジスタQ5 のベースに接続さ
れ、そして、トランジスタQ1 およびQ2 のベースには
反転入力/INおよび入力(非反転入力)INがそれぞ
れ供給されるようになっている。またトランジスタQ3
およびQ4 のエミッタは低電位電源線V2(接地線GND0)
に接続されている。
Q2,Q3,Q4 および電流源CS1 は差動回路部を構成
し、入力INおよび反転入力/INを受け取り、トラン
ジスタQ5 のベースに該差動回路部の出力を供給するよ
うになっている。すなわち、トランジスタQ1 およびQ
2 のエミッタは共通接続されると共に, 電流源CS1 を
介して高電位電源線V1 に接続され、また、トランジス
タQ1 のコレクタはトランジスタQ3 のコレクタ, 並び
に, トランジスタQ3 およびQ4 のベースに共通接続さ
れている。さらに、トランジスタQ2 のコレクタはトラ
ンジスタQ4 のコレクタに接続されると共に, 該差動回
路部の出力としてトランジスタQ5 のベースに接続さ
れ、そして、トランジスタQ1 およびQ2 のベースには
反転入力/INおよび入力(非反転入力)INがそれぞ
れ供給されるようになっている。またトランジスタQ3
およびQ4 のエミッタは低電位電源線V2(接地線GND0)
に接続されている。
【0021】トランジスタQ5 のベース−コレクタ間に
は容量(位相補償容量)Cc が接続され、また、トラン
ジスタQ5 のコレクタは逆方向に直列接続された2つの
ダイオード(出力トランジスタバイアス用ダイオード)
D1,D2 および電流源CS2を介して高電位電源線V1
に接続されると共に, トランジスタQE2のベースに接続
されている。さらに、トランジスタQ5 のエミッタは低
電位電源1 V2 に接続され、また、電流源CS2 とダイ
オードD1(アノード) との接続個所は、トランジスタQ
E1のベースに接続されている。
は容量(位相補償容量)Cc が接続され、また、トラン
ジスタQ5 のコレクタは逆方向に直列接続された2つの
ダイオード(出力トランジスタバイアス用ダイオード)
D1,D2 および電流源CS2を介して高電位電源線V1
に接続されると共に, トランジスタQE2のベースに接続
されている。さらに、トランジスタQ5 のエミッタは低
電位電源1 V2 に接続され、また、電流源CS2 とダイ
オードD1(アノード) との接続個所は、トランジスタQ
E1のベースに接続されている。
【0022】トランジスタQE1およびQE2は、プッシュ
・プル接続された出力トランジスタとして構成され、I
C(LSI)の外部に外付けされるようになっている。
トランジスタQE1のコレクタは高電位電源線V1 に接続
され, トランジスタQE2のコレクタは低電位電源線V2
に接続され, そして, トランジスタQE1のエミッタから
出力回路の出力OUTが取り出されるようになってい
る。ここで、プッシュ・プル接続されたトランジスタQ
E1のエミッタとトランジスタQE2のエミッタとの間に
は、並列接続された抵抗(出力アイドル安定用帰還抵
抗)Rp およびダイオード(ドロップ電圧クランプ用ダ
イオード)Dp が接続されている。すなわち、抵抗Rp
の一端およびダイオードDp のアノードがトランジスタ
QE1のエミッタに接続され、また、抵抗Rp の他端およ
びダイオードDp のカソードがトランジスタQE2のエミ
ッタに接続されるようになっている。なお、抵抗Rp お
よびダイオードDp は、ICの内部に設けられている。
・プル接続された出力トランジスタとして構成され、I
C(LSI)の外部に外付けされるようになっている。
トランジスタQE1のコレクタは高電位電源線V1 に接続
され, トランジスタQE2のコレクタは低電位電源線V2
に接続され, そして, トランジスタQE1のエミッタから
出力回路の出力OUTが取り出されるようになってい
る。ここで、プッシュ・プル接続されたトランジスタQ
E1のエミッタとトランジスタQE2のエミッタとの間に
は、並列接続された抵抗(出力アイドル安定用帰還抵
抗)Rp およびダイオード(ドロップ電圧クランプ用ダ
イオード)Dp が接続されている。すなわち、抵抗Rp
の一端およびダイオードDp のアノードがトランジスタ
QE1のエミッタに接続され、また、抵抗Rp の他端およ
びダイオードDp のカソードがトランジスタQE2のエミ
ッタに接続されるようになっている。なお、抵抗Rp お
よびダイオードDp は、ICの内部に設けられている。
【0023】この図1に示す出力回路は、前述した図1
5に示す出力回路において、トランジスタQE1のエミッ
タとトランジスタQE2のエミッタとを直接に接続せず、
トランジスタQE1のエミッタから出力OUTを取り出す
と共に、トランジスタQE1のエミッタとトランジスタQ
E2のエミッタとの間に抵抗Rp およびダイオードDpを
並列に接続するようにしたものである。
5に示す出力回路において、トランジスタQE1のエミッ
タとトランジスタQE2のエミッタとを直接に接続せず、
トランジスタQE1のエミッタから出力OUTを取り出す
と共に、トランジスタQE1のエミッタとトランジスタQ
E2のエミッタとの間に抵抗Rp およびダイオードDpを
並列に接続するようにしたものである。
【0024】図1に示す本発明の第1の形態における一
実施例では、外付けトランジスタQ E1のエミッタとQE2
のエミッタとの間に、抵抗Rp を設けることにより出力
段アイドル電流I3 のばらつきを抑制し、且つ、該抵抗
Rp に並列接続したダイオードDp により負荷電流によ
る抵抗Rp の電圧ドロップ増加をクランプするようにな
っている。これにより、負荷電流がある時の出力電圧範
囲を改善することができる。
実施例では、外付けトランジスタQ E1のエミッタとQE2
のエミッタとの間に、抵抗Rp を設けることにより出力
段アイドル電流I3 のばらつきを抑制し、且つ、該抵抗
Rp に並列接続したダイオードDp により負荷電流によ
る抵抗Rp の電圧ドロップ増加をクランプするようにな
っている。これにより、負荷電流がある時の出力電圧範
囲を改善することができる。
【0025】次に、説明のために、抵抗Rpが0Ωと仮
定すると、ダイオードDp の順方向電圧VF は次の式
で表される
定すると、ダイオードDp の順方向電圧VF は次の式
で表される
【0026】
【数1】
【0027】ここで、kはボルツマン定数、Tは絶対温
度、qは素電荷、IF はダイオードに流れる順方向電流
(=I2)、そして、ISDはダイオードの飽和電流を示し
ている。また、説明を簡略化するために、外付けトラン
ジスタQE1のエミッタとQE2は相補型のもので、各トラ
ンジスタの飽和電流IS1およびIS2は等しいと仮定する
と、アイドル電流(出力段アイドル電流)I3 は次の
式で表される。
度、qは素電荷、IF はダイオードに流れる順方向電流
(=I2)、そして、ISDはダイオードの飽和電流を示し
ている。また、説明を簡略化するために、外付けトラン
ジスタQE1のエミッタとQE2は相補型のもので、各トラ
ンジスタの飽和電流IS1およびIS2は等しいと仮定する
と、アイドル電流(出力段アイドル電流)I3 は次の
式で表される。
【0028】
【数2】
【0029】上記の式に式を代入してアイドル電流
I3 を求めると、次の式が得られる。
I3 を求めると、次の式が得られる。
【0030】
【数3】
【0031】ここで、式はアイドル電流I3 がIC内
部に設けた素子のISD(ダイオードDp の飽和電流)と
外付けトランジスタQE1(QE2)の飽和電流I
S1(IS2)の比で規定されることを意味する。すなわ
ち、ICや個別トランジスタの飽和電流は、各々が通常
1〜2桁のばらつきをもっており、それだけでも最悪の
場合には4桁もの差が生じる。つまり、100倍程度の
ばらつきが簡単に生じてしまうことになる。
部に設けた素子のISD(ダイオードDp の飽和電流)と
外付けトランジスタQE1(QE2)の飽和電流I
S1(IS2)の比で規定されることを意味する。すなわ
ち、ICや個別トランジスタの飽和電流は、各々が通常
1〜2桁のばらつきをもっており、それだけでも最悪の
場合には4桁もの差が生じる。つまり、100倍程度の
ばらつきが簡単に生じてしまうことになる。
【0032】そこで、アイドル電流I3 を制限するため
に、外付けトランジスタQE1およびQE2に対して直列に
抵抗Rp(抵抗値:Rp)を設けた場合を考えると、
に、外付けトランジスタQE1およびQE2に対して直列に
抵抗Rp(抵抗値:Rp)を設けた場合を考えると、
【0033】
【数4】
【0034】となる。この式において、(VF −I3
. Rp/2)は、アイドル電流I3 に対して抵抗Rp が負
帰還抵抗となることを意味し、抵抗Pp の抵抗値(Pp)
を数百Ω程度以上に大きくすることで、アイドル電流I
3 のばらつきを改善することができる。さらに、この抵
抗Pp 流れる負荷電流を該抵抗Pp に対して並列に接続
したダイオードDp に分流クランプすることにより、負
荷電流が有る状態での最大出力電圧の減少分をダイオー
ドDp の順方向電圧分にとどめることが可能になる。
尚、出力OUTは、最低電圧を重視するならばトランジ
スタQE2のエミッタ側から取り出し、また、最高電圧を
重視するならばトランジスタQE1のエミッタ側から取り
出すように構成すればよい。
. Rp/2)は、アイドル電流I3 に対して抵抗Rp が負
帰還抵抗となることを意味し、抵抗Pp の抵抗値(Pp)
を数百Ω程度以上に大きくすることで、アイドル電流I
3 のばらつきを改善することができる。さらに、この抵
抗Pp 流れる負荷電流を該抵抗Pp に対して並列に接続
したダイオードDp に分流クランプすることにより、負
荷電流が有る状態での最大出力電圧の減少分をダイオー
ドDp の順方向電圧分にとどめることが可能になる。
尚、出力OUTは、最低電圧を重視するならばトランジ
スタQE2のエミッタ側から取り出し、また、最高電圧を
重視するならばトランジスタQE1のエミッタ側から取り
出すように構成すればよい。
【0035】図2は本発明の出力回路の第1の形態にお
ける他の実施例の構成を示す回路図である。図2と図1
との比較から明らかなように、本実施例では、プッシュ
・プル接続をしているトランジスタの一方QE2をICの
内部にトランジスタQ6 として組み込んだものである。
すなわち、出力電流のドライブ能力が吸い込み・吐き出
しの方向で異なるため、例えば、出力電流の吸い込みが
小さく、吐き出しが大きい場合には、トランジスタQE2
をICの内部にトランジスタQ6 として組み込むことが
できる。尚、後述するように、出力電流の吸い込みが大
きく、吐き出しが小さい場合には、トランジスタQE1を
ICの内部に組み込むこともできる。これにより、外付
けトランジスタを1つだけにすることができる。
ける他の実施例の構成を示す回路図である。図2と図1
との比較から明らかなように、本実施例では、プッシュ
・プル接続をしているトランジスタの一方QE2をICの
内部にトランジスタQ6 として組み込んだものである。
すなわち、出力電流のドライブ能力が吸い込み・吐き出
しの方向で異なるため、例えば、出力電流の吸い込みが
小さく、吐き出しが大きい場合には、トランジスタQE2
をICの内部にトランジスタQ6 として組み込むことが
できる。尚、後述するように、出力電流の吸い込みが大
きく、吐き出しが小さい場合には、トランジスタQE1を
ICの内部に組み込むこともできる。これにより、外付
けトランジスタを1つだけにすることができる。
【0036】図3は本発明の出力回路が適用される加入
者回路を概念的に示すブロック図である。同図に示され
るように、交換機用の加入者回路SLIC(Subscriber
Line Interface Circuit) 100は、Tip線およびRing線
(平行ペア線)の電話線により各電話機200 に接続され
ている。そして、図3に示されるように、電話機使用時
(受話器を取った状態)には、Tip−Ring線に直流のル
ープが形成され、SLIC 100から電話機200 に直流電
流ITIP およびIRINGが供給される。直流電流ITIP お
よびIRING(DC)には、交流の音声信号(AC)が重
畳され、SLIC100 から電話機200 へ音声が伝送され
るようになっている。ここで、音声信号の交流電流(A
C)は、給電直流電流(DC)に比べて十分に小さいた
め最大交流電流時でも、直流電流ITIP,I RINGの電流の
向きが逆転するようなことはない。
者回路を概念的に示すブロック図である。同図に示され
るように、交換機用の加入者回路SLIC(Subscriber
Line Interface Circuit) 100は、Tip線およびRing線
(平行ペア線)の電話線により各電話機200 に接続され
ている。そして、図3に示されるように、電話機使用時
(受話器を取った状態)には、Tip−Ring線に直流のル
ープが形成され、SLIC 100から電話機200 に直流電
流ITIP およびIRINGが供給される。直流電流ITIP お
よびIRING(DC)には、交流の音声信号(AC)が重
畳され、SLIC100 から電話機200 へ音声が伝送され
るようになっている。ここで、音声信号の交流電流(A
C)は、給電直流電流(DC)に比べて十分に小さいた
め最大交流電流時でも、直流電流ITIP,I RINGの電流の
向きが逆転するようなことはない。
【0037】しかしながら、現実には、例えば、電話線
は局(100) から加入者(200) までの長配線となるため、
商用電源等による誘導電流(IAC)がペア線(Tip−Ri
ng線)上に同じ向きに同じ量だけ重畳される。このと
き、誘導電流IACは、前述した直流電流ITIP,IRINGに
対して、一方には加算で他方には減算の方向となり、該
誘導電流IACが電流ITIP (IRING)よりも大きい場合
には、SLICの出力電流が逆転することにもなる。そ
して、このような状態でも音声信号の歪み発生を避けな
ければならない。
は局(100) から加入者(200) までの長配線となるため、
商用電源等による誘導電流(IAC)がペア線(Tip−Ri
ng線)上に同じ向きに同じ量だけ重畳される。このと
き、誘導電流IACは、前述した直流電流ITIP,IRINGに
対して、一方には加算で他方には減算の方向となり、該
誘導電流IACが電流ITIP (IRING)よりも大きい場合
には、SLICの出力電流が逆転することにもなる。そ
して、このような状態でも音声信号の歪み発生を避けな
ければならない。
【0038】図4は図3の加入者回路(SLIC)の構
成の一例を示すブロック回路図である。図4に示される
ように、SLIC 100は、制御回路101,Tip線側の出力
回路(AT )102, および, Ring線側の出力回路(AR )1
03を備えている。出力回路102の入力IN1,/IN1 に
はそれぞれ抵抗R11, R12を介して制御回路の出力(v
t)が供給され、同様に、出力回路103 の入力IN2,/I
N2 にもそれぞれ抵抗R 13, R14を介して制御回路の出
力(vr)が供給されている。また、出力回路102および1
03 の出力OUT1,OUT2 はそれぞれ抵抗RF1, R
F2 を介してTip線およびRing線に供給されている。こ
こで、抵抗R21〜R24 は、各出力回路102,103 におけ
るバイアス抵抗を構成している。
成の一例を示すブロック回路図である。図4に示される
ように、SLIC 100は、制御回路101,Tip線側の出力
回路(AT )102, および, Ring線側の出力回路(AR )1
03を備えている。出力回路102の入力IN1,/IN1 に
はそれぞれ抵抗R11, R12を介して制御回路の出力(v
t)が供給され、同様に、出力回路103 の入力IN2,/I
N2 にもそれぞれ抵抗R 13, R14を介して制御回路の出
力(vr)が供給されている。また、出力回路102および1
03 の出力OUT1,OUT2 はそれぞれ抵抗RF1, R
F2 を介してTip線およびRing線に供給されている。こ
こで、抵抗R21〜R24 は、各出力回路102,103 におけ
るバイアス抵抗を構成している。
【0039】出力回路102 および103 は、グランド電圧
(GND:0ボルト)および電圧Vbat(−48ボルト)の電
源電圧で動作するようになっており、また、バイアス電
流は電源電圧Vcc(+5ボルト)系から作ることもでき
る。さらに、制御回路101 の出力vt およびvr により
Tip線およびRing線の電流ITIP,IRING(負荷が決まれ
ば電圧)が制御される。尚、電話未使用時には回路が切
断され、Tip−Ring線に直流ループが無くなるが、この
とき、通常、Tip線をグランドレベル(GND) とし、Ring
線を電圧Vbat のレベルになるように制御する。
(GND:0ボルト)および電圧Vbat(−48ボルト)の電
源電圧で動作するようになっており、また、バイアス電
流は電源電圧Vcc(+5ボルト)系から作ることもでき
る。さらに、制御回路101 の出力vt およびvr により
Tip線およびRing線の電流ITIP,IRING(負荷が決まれ
ば電圧)が制御される。尚、電話未使用時には回路が切
断され、Tip−Ring線に直流ループが無くなるが、この
とき、通常、Tip線をグランドレベル(GND) とし、Ring
線を電圧Vbat のレベルになるように制御する。
【0040】図5は図4の加入者回路におけるTIP 側の
出力回路の一例を示す回路図であり、また、図6は図4
の加入者回路におけるRING側の出力回路の一例を示す回
路図である。図5に示されるように、出力回路102 は、
PNP型バイポーラトランジスタQ 11, Q12, Q16, Q
181,Q182,Q183 、NPN型バイポーラトランジスタQ
13,Q14, Q15, Q171,Q172,Q184,Q185,Q186,Qp1,
QE11 、電流源CS11, CS12、容量Cc1、および、
抵抗Rp1, R11, R12, R13を備えて構成されている。
ここで、前述した図1および図2におけるダイオードD
1,D2 はトランジスタQ171,Q172 に対応し、ドロップ
電圧クランプ用ダイオードDp はトランジスタQp1に対
応し、そして、トランジスタQE2(QE12)はトランジス
タQ16に対応している。
出力回路の一例を示す回路図であり、また、図6は図4
の加入者回路におけるRING側の出力回路の一例を示す回
路図である。図5に示されるように、出力回路102 は、
PNP型バイポーラトランジスタQ 11, Q12, Q16, Q
181,Q182,Q183 、NPN型バイポーラトランジスタQ
13,Q14, Q15, Q171,Q172,Q184,Q185,Q186,Qp1,
QE11 、電流源CS11, CS12、容量Cc1、および、
抵抗Rp1, R11, R12, R13を備えて構成されている。
ここで、前述した図1および図2におけるダイオードD
1,D2 はトランジスタQ171,Q172 に対応し、ドロップ
電圧クランプ用ダイオードDp はトランジスタQp1に対
応し、そして、トランジスタQE2(QE12)はトランジス
タQ16に対応している。
【0041】図5に示す出力回路102 は、プッシュ・プ
ル接続された出力トランジスタQE1 1 およびQ16のエミ
ッタ間に出力アイドル安定用帰還抵抗Rp1およびドロッ
プ電圧クランプ用トランジスタQp1(ドロップ電圧クラ
ンプ用ダイオードに相当)を設けるようになっている。
そして、出力回路102 は、最高電圧を重視するTip線側
の出力回路として使用するため、出力OUT1 は外付け
されたNPN型トランジスタQE11 のエミッタから取り
出されるようになっている。尚、図5から明らかなよう
に、電流源CS11およびCS12には電源電圧Vcc(+5
ボルト)が印加され、また、トランジスタQ186 および
抵抗R13により、出力OUT1(Tip線)のレベルをグラ
ンドレベル(GND:0ボルト) とするようになっている。
ル接続された出力トランジスタQE1 1 およびQ16のエミ
ッタ間に出力アイドル安定用帰還抵抗Rp1およびドロッ
プ電圧クランプ用トランジスタQp1(ドロップ電圧クラ
ンプ用ダイオードに相当)を設けるようになっている。
そして、出力回路102 は、最高電圧を重視するTip線側
の出力回路として使用するため、出力OUT1 は外付け
されたNPN型トランジスタQE11 のエミッタから取り
出されるようになっている。尚、図5から明らかなよう
に、電流源CS11およびCS12には電源電圧Vcc(+5
ボルト)が印加され、また、トランジスタQ186 および
抵抗R13により、出力OUT1(Tip線)のレベルをグラ
ンドレベル(GND:0ボルト) とするようになっている。
【0042】図6に示されるように、出力回路103 は、
PNP型バイポーラトランジスタQ 21, Q22, Q281,Q
282,Q283,Q285,QE22 、NPN型バイポーラトランジ
スタQ23, Q24, Q25, Q26, Q271,Q272,Q284,Q
p2、電流源CS21, CS22、容量Cc2、および、抵抗R
p2, R21, R22を備えて構成されている。ここで、前述
した図1および図2におけるダイオードD1,D2 はトラ
ンジスタQ271,Q272 に対応し、ドロップ電圧クランプ
用ダイオードDp はトランジスタQp2に対応し、そし
て、トランジスタQE1(QE21)はトランジスタQ26に対
応している。
PNP型バイポーラトランジスタQ 21, Q22, Q281,Q
282,Q283,Q285,QE22 、NPN型バイポーラトランジ
スタQ23, Q24, Q25, Q26, Q271,Q272,Q284,Q
p2、電流源CS21, CS22、容量Cc2、および、抵抗R
p2, R21, R22を備えて構成されている。ここで、前述
した図1および図2におけるダイオードD1,D2 はトラ
ンジスタQ271,Q272 に対応し、ドロップ電圧クランプ
用ダイオードDp はトランジスタQp2に対応し、そし
て、トランジスタQE1(QE21)はトランジスタQ26に対
応している。
【0043】図6に示す出力回路103 は、プッシュ・プ
ル接続された出力トランジスタQE2 2 およびQ26のエミ
ッタ間に出力アイドル安定用帰還抵抗Rp2およびドロッ
プ電圧クランプ用トランジスタQp2(ドロップ電圧クラ
ンプ用ダイオードに相当)を設けるようになっている。
そして、出力回路103 は、最低電圧を重視するRing線側
の出力回路として使用するため、出力OUT2 は外付け
されたPNP型トランジスタQE22 のエミッタから取り
出されるようになっている。尚、図6から明らかなよう
に、電流源CS21およびCS22には電源電圧Vcc(+5
ボルト)が印加され、また、トランジスタQ285 および
抵抗R22により、出力OUT2(Ring線)のレベルを電圧
Vbat の電位(−48ボルト) とするようになってい
る。
ル接続された出力トランジスタQE2 2 およびQ26のエミ
ッタ間に出力アイドル安定用帰還抵抗Rp2およびドロッ
プ電圧クランプ用トランジスタQp2(ドロップ電圧クラ
ンプ用ダイオードに相当)を設けるようになっている。
そして、出力回路103 は、最低電圧を重視するRing線側
の出力回路として使用するため、出力OUT2 は外付け
されたPNP型トランジスタQE22 のエミッタから取り
出されるようになっている。尚、図6から明らかなよう
に、電流源CS21およびCS22には電源電圧Vcc(+5
ボルト)が印加され、また、トランジスタQ285 および
抵抗R22により、出力OUT2(Ring線)のレベルを電圧
Vbat の電位(−48ボルト) とするようになってい
る。
【0044】このように、本実施例の出力回路を使用し
てSLICを構成した場合、特性のばらつきおよび歪み
を小さくすることができる。以上により、本発明に係る
出力回路の第1の形態によれば、アンプや駆動回路の出
力段に外付けトランジスタを使用する場合において、負
荷電流がある場合の出力電圧範囲を犠牲にすることな
く、内部素子と外付け素子との特性のばらつきによる出
力段アイドル電流のばらつきを改善することができ、さ
らに、アンプや駆動回路等のスタンバイ時の消費電力を
低減することが可能となる。尚、外付けトランジスタや
ICがバイポーラ型でなくMOS型(MIS型)等のト
ランジスタで構成される場合でも、同様の効果が得られ
ることはいうまでもない。
てSLICを構成した場合、特性のばらつきおよび歪み
を小さくすることができる。以上により、本発明に係る
出力回路の第1の形態によれば、アンプや駆動回路の出
力段に外付けトランジスタを使用する場合において、負
荷電流がある場合の出力電圧範囲を犠牲にすることな
く、内部素子と外付け素子との特性のばらつきによる出
力段アイドル電流のばらつきを改善することができ、さ
らに、アンプや駆動回路等のスタンバイ時の消費電力を
低減することが可能となる。尚、外付けトランジスタや
ICがバイポーラ型でなくMOS型(MIS型)等のト
ランジスタで構成される場合でも、同様の効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0045】図16は本発明の出力回路の第2の形態に
対応する従来の出力回路の使用例を示す回路図である。
図16に示すアンプを利用した電圧・電流変換回路は、
入力電圧(Vi −Vr)に応じて出力電流IF が得られる
ようになっており、図16に示す抵抗定数の場合、その
関係は次の式で表される。
対応する従来の出力回路の使用例を示す回路図である。
図16に示すアンプを利用した電圧・電流変換回路は、
入力電圧(Vi −Vr)に応じて出力電流IF が得られる
ようになっており、図16に示す抵抗定数の場合、その
関係は次の式で表される。
【0046】IF =(Vi −Vr)/RF …… この式に示す特性を利用して、従来、交換機加入者回
路の出力回路等に使用されている。ここで、図16にお
ける出力回路としては、例えば、前述した図15に示す
回路が使用されている。前述したように、図14に示す
従来の出力回路は、クロスオーバー歪が出る欠点を有し
ているため、通常、図15に示すようなプッシュ・プル
接続された出力トランジスタQE1およびQE2のベース間
に2つのダイオードD1 およびD2 を挿入した出力回路
(基本的には、図15の出力回路に対応)が使用されて
いる。
路の出力回路等に使用されている。ここで、図16にお
ける出力回路としては、例えば、前述した図15に示す
回路が使用されている。前述したように、図14に示す
従来の出力回路は、クロスオーバー歪が出る欠点を有し
ているため、通常、図15に示すようなプッシュ・プル
接続された出力トランジスタQE1およびQE2のベース間
に2つのダイオードD1 およびD2 を挿入した出力回路
(基本的には、図15の出力回路に対応)が使用されて
いる。
【0047】図17は図16に示す出力回路の具体的な
構成例を示す回路図である。図17と図15との比較か
ら明らかなように、図17に示す従来例では、図15の
出力回路に対してトランジスタQ6 および抵抗R1 が追
加されている。すなわち、図17に示す出力回路におい
て、トランジスタQ6 のコレクタは高電位の電源線V 1
に接続され、トランジスタQ6 のエミッタはトランジス
タQ5 のベースに接続されると共に, 抵抗R1 を介して
低電位の電源線V2(GND)に接続され、そして、トラ
ンジスタQ6 のベースはトランジスタQ2 およびQ4 の
コレクタの共通接続個所(差動増幅部の出力)が接続さ
れるようになっている。
構成例を示す回路図である。図17と図15との比較か
ら明らかなように、図17に示す従来例では、図15の
出力回路に対してトランジスタQ6 および抵抗R1 が追
加されている。すなわち、図17に示す出力回路におい
て、トランジスタQ6 のコレクタは高電位の電源線V 1
に接続され、トランジスタQ6 のエミッタはトランジス
タQ5 のベースに接続されると共に, 抵抗R1 を介して
低電位の電源線V2(GND)に接続され、そして、トラ
ンジスタQ6 のベースはトランジスタQ2 およびQ4 の
コレクタの共通接続個所(差動増幅部の出力)が接続さ
れるようになっている。
【0048】図18は図17に示す出力回路における課
題を説明するための図である。図18に示されるよう
に、前述した出力回路を電流源として使用するとき、ア
ンプの電源を+V0 単一とし、出力OUT0 を接地(G
NDに接続)する場合、出力電流I0 は、上記の式と
同様に式のようになる。 I0 =(Vi −Vr)/RF …… ところで、Vi =Vr のとき、出力電流I0 =0とする
ためには、アンプの低レベル出力電圧VOL≒0Vとする
必要がある。しかしながら、アンプの低レベル出力電圧
VOL≠0の場合、出力電流I0 はVOL/RF 以下にする
ことができない。具体的に、例えば、交換機加入者回路
の電源混触は、GNDと負電源の間で動作する電圧・電
流交換回路出力が負電源とショートする状態をいうが、
この時、出力に流れる電流を制限することで、出力段の
過剰な電力消費を防止する機能を地絡混触保護と呼ぶ。
題を説明するための図である。図18に示されるよう
に、前述した出力回路を電流源として使用するとき、ア
ンプの電源を+V0 単一とし、出力OUT0 を接地(G
NDに接続)する場合、出力電流I0 は、上記の式と
同様に式のようになる。 I0 =(Vi −Vr)/RF …… ところで、Vi =Vr のとき、出力電流I0 =0とする
ためには、アンプの低レベル出力電圧VOL≒0Vとする
必要がある。しかしながら、アンプの低レベル出力電圧
VOL≠0の場合、出力電流I0 はVOL/RF 以下にする
ことができない。具体的に、例えば、交換機加入者回路
の電源混触は、GNDと負電源の間で動作する電圧・電
流交換回路出力が負電源とショートする状態をいうが、
この時、出力に流れる電流を制限することで、出力段の
過剰な電力消費を防止する機能を地絡混触保護と呼ぶ。
【0049】ところで、図18に示す出力回路におい
て、出力OUTが低レベルとなって接地レベル(GN
D:SLICとして使用する場合にはVbat(−48ボル
ト))まで下がろうとした場合、トランジスタQ6 が飽和
してもトランジスタQ8 のベース−エミッタ間電圧VBE
(トランジスタのVBE一段分)だけ高くなってしまう。
すなわち、図17に示す出力回路においては、電流の吸
い込み(Sink)動作時の低レベル出力電圧はこれが限界
となる。一方、電流の吐き出し(Source)動作時の出力
電圧は、図17におけるノードN1 からのボルテージホ
ロワとなるが、やはりダイオードの順方向電圧一段分だ
け接地レベルGNDよりも高い電位となってしまう。
て、出力OUTが低レベルとなって接地レベル(GN
D:SLICとして使用する場合にはVbat(−48ボル
ト))まで下がろうとした場合、トランジスタQ6 が飽和
してもトランジスタQ8 のベース−エミッタ間電圧VBE
(トランジスタのVBE一段分)だけ高くなってしまう。
すなわち、図17に示す出力回路においては、電流の吸
い込み(Sink)動作時の低レベル出力電圧はこれが限界
となる。一方、電流の吐き出し(Source)動作時の出力
電圧は、図17におけるノードN1 からのボルテージホ
ロワとなるが、やはりダイオードの順方向電圧一段分だ
け接地レベルGNDよりも高い電位となってしまう。
【0050】このように、図17に示す出力回路では、
例えば、交換機加入者回路の地絡混触保護機能に必要な
アンプの出力を最低電位(図17では接地レベルGN
D、或いは、SLICとして使用する場合には、例え
ば、−48ボルト:Vbat)まで下げる動作を行うことが
できない。図7は本発明に係る出力回路の第2の形態に
おける第1の実施例を示す回路図である。
例えば、交換機加入者回路の地絡混触保護機能に必要な
アンプの出力を最低電位(図17では接地レベルGN
D、或いは、SLICとして使用する場合には、例え
ば、−48ボルト:Vbat)まで下げる動作を行うことが
できない。図7は本発明に係る出力回路の第2の形態に
おける第1の実施例を示す回路図である。
【0051】図7と図17との比較から明らかなよう
に、本第2の形態における第1実施例では、図17に示
す従来の出力回路に対してNPN型バイポーラトランジ
スタQ 0 を追加するようになっている。トランジスタQ
0 のコレクタはダイオードD1,D2 の間に接続され、ト
ランジスタQ0 のエミッタは低電位の電源線V2(GN
D)に接続され、そして、トランジスタQ0 のベースは
トランジスタQ5 のベースと共に, トランジスタQ6 の
エミッタと抵抗R1 との接続個所に接続されている。す
なわち、本第1実施例では、入力段からの電流を増幅す
るダーリントン構成のトランジスタQ6 およびQ5 の2
段目のトランジスタQ5 と並列にトランジスタQ0 を挿
入するようになっている。ただし、トランジスタQ0 の
コレクタは、直列接続されたダイオードD1 およびD2
の接続個所に接続されている。
に、本第2の形態における第1実施例では、図17に示
す従来の出力回路に対してNPN型バイポーラトランジ
スタQ 0 を追加するようになっている。トランジスタQ
0 のコレクタはダイオードD1,D2 の間に接続され、ト
ランジスタQ0 のエミッタは低電位の電源線V2(GN
D)に接続され、そして、トランジスタQ0 のベースは
トランジスタQ5 のベースと共に, トランジスタQ6 の
エミッタと抵抗R1 との接続個所に接続されている。す
なわち、本第1実施例では、入力段からの電流を増幅す
るダーリントン構成のトランジスタQ6 およびQ5 の2
段目のトランジスタQ5 と並列にトランジスタQ0 を挿
入するようになっている。ただし、トランジスタQ0 の
コレクタは、直列接続されたダイオードD1 およびD2
の接続個所に接続されている。
【0052】図7に示す出力回路において、まず、通常
動作の場合、出力段の2つのトランジスタQ5 およびQ
0 は、並列に電流を引っ張るだけであり、トランジスタ
Q0の挿入によりアンプの動作が阻害されることはな
い。次に、アンプの出力が低レベル(グランドレベル:
GND, V2)付近となる場合、トランジスタQ6 からの
電流が飛躍的に増えてトランジスタQ5 を飽和させ出力
電圧を下げようとする。このとき、トランジスタQ5 と
同時にトランジスタQ0 も飽和するため、実質的にダイ
オードD2 の順方向電圧がない状態となる。すなわち、
トランジスタQE1がボルテージホロワ動作する時の該ト
ランジスタQE1のベース電位がグランドレベル(GN
D)から、ほぼダイオードD1 の順方向電圧のみとな
り、出力OUTのレベルもグランドレベル(GND)の
電位まで下がることになる。
動作の場合、出力段の2つのトランジスタQ5 およびQ
0 は、並列に電流を引っ張るだけであり、トランジスタ
Q0の挿入によりアンプの動作が阻害されることはな
い。次に、アンプの出力が低レベル(グランドレベル:
GND, V2)付近となる場合、トランジスタQ6 からの
電流が飛躍的に増えてトランジスタQ5 を飽和させ出力
電圧を下げようとする。このとき、トランジスタQ5 と
同時にトランジスタQ0 も飽和するため、実質的にダイ
オードD2 の順方向電圧がない状態となる。すなわち、
トランジスタQE1がボルテージホロワ動作する時の該ト
ランジスタQE1のベース電位がグランドレベル(GN
D)から、ほぼダイオードD1 の順方向電圧のみとな
り、出力OUTのレベルもグランドレベル(GND)の
電位まで下がることになる。
【0053】図8は本発明に係る出力回路の第2の形態
における第2の実施例を示す回路図である。図8に示す
第2実施例では、上述した図7の出力回路において、ト
ランジスタQ5 のベースに直列に抵抗R2 を挿入するよ
うに構成したものである。すなわち、トランジスタQ6
のエミッタと抵抗R1 との接続個所は、直接にトランジ
スタQ0 のベースに接続されると共に, 抵抗R2 を介し
てトランジスタQ5 のベースに接続するようになってい
る。これにより、トランジスタQ5 がトランジスタQ 0
よりも先に飽和して該トランジスタQ0 の飽和が浅くな
ることを防いで、より一層確実にトランジスタQ0 を飽
和することができるようになっている。
における第2の実施例を示す回路図である。図8に示す
第2実施例では、上述した図7の出力回路において、ト
ランジスタQ5 のベースに直列に抵抗R2 を挿入するよ
うに構成したものである。すなわち、トランジスタQ6
のエミッタと抵抗R1 との接続個所は、直接にトランジ
スタQ0 のベースに接続されると共に, 抵抗R2 を介し
てトランジスタQ5 のベースに接続するようになってい
る。これにより、トランジスタQ5 がトランジスタQ 0
よりも先に飽和して該トランジスタQ0 の飽和が浅くな
ることを防いで、より一層確実にトランジスタQ0 を飽
和することができるようになっている。
【0054】図9は本発明に係る出力回路の第2の形態
における第3の実施例を示す回路図である。図9に示す
第3実施例では、上述した図8の出力回路において、ト
ランジスタQ5 のベースに直列に抵抗R2 を挿入するの
と同様に、トランジスタQ0 のベースに直列に抵抗R3
を挿入するように構成したものである。さらに、本第3
実施例では、プッシュ・プル回路を構成する一方のトラ
ンジスタ(NPN型バイポーラトランジスタ)をダーリ
ントン接続したトランジスタQ74およびQE1で構成し、
それに応じて直列接続した2つのダイオードD1,D2 を
ダーリントン接続したトランジスタQ71, Q72およびQ
73により構成するようになっている。従って、トランジ
スタQ0 のコレクタは、Q72のエミッタおよびトランジ
スタQ73のエミッタの接続個所に接続されるようになっ
ている。ここで、抵抗R2 の抵抗値(R 2)および抵抗R
3 の抵抗値(R3)の関係は、R2 >R3 となっている。
における第3の実施例を示す回路図である。図9に示す
第3実施例では、上述した図8の出力回路において、ト
ランジスタQ5 のベースに直列に抵抗R2 を挿入するの
と同様に、トランジスタQ0 のベースに直列に抵抗R3
を挿入するように構成したものである。さらに、本第3
実施例では、プッシュ・プル回路を構成する一方のトラ
ンジスタ(NPN型バイポーラトランジスタ)をダーリ
ントン接続したトランジスタQ74およびQE1で構成し、
それに応じて直列接続した2つのダイオードD1,D2 を
ダーリントン接続したトランジスタQ71, Q72およびQ
73により構成するようになっている。従って、トランジ
スタQ0 のコレクタは、Q72のエミッタおよびトランジ
スタQ73のエミッタの接続個所に接続されるようになっ
ている。ここで、抵抗R2 の抵抗値(R 2)および抵抗R
3 の抵抗値(R3)の関係は、R2 >R3 となっている。
【0055】図10は本発明に係る出力回路の第2の形
態における第4の実施例を示す回路図である。図10に
示す第4実施例では、上述した図8の出力回路におい
て、トランジスタQ0 のコレクタを、ダイオードD1 お
よびD2 の接続個所ではなく、ダイオードD1 および電
流源CS2 の接続個所(トランジスタQE1のベース)に
接続するようになっている。このように、トランジスタ
Q0 のコレクタをトランジスタQ E1のベースに接続する
ことにより、出力回路をボルテージホロワで考えてトラ
ンジスタQE1のエミッタの電位を低レベル(グランドレ
ベルGND)の電位まで下げるように構成してもよい。
態における第4の実施例を示す回路図である。図10に
示す第4実施例では、上述した図8の出力回路におい
て、トランジスタQ0 のコレクタを、ダイオードD1 お
よびD2 の接続個所ではなく、ダイオードD1 および電
流源CS2 の接続個所(トランジスタQE1のベース)に
接続するようになっている。このように、トランジスタ
Q0 のコレクタをトランジスタQ E1のベースに接続する
ことにより、出力回路をボルテージホロワで考えてトラ
ンジスタQE1のエミッタの電位を低レベル(グランドレ
ベルGND)の電位まで下げるように構成してもよい。
【0056】図11は本発明に係る出力回路の第2の形
態における第5の実施例を示す回路図である。図11に
示す第5実施例では、上述した図8の出力回路におい
て、プッシュ・プル回路を構成する他方のトランジスタ
(PNP型バイポーラトランジスタ)をダーリントン接
続したトランジスタQ81およびQE2で構成し、それに応
じて直列接続した2つのダイオードをD1,D2 を直列接
続した3つのダイオードD11, D 12, D13により構成
し、そして、トランジスタQ0 のコレクタをダイオード
D11およびダイオードD12の接続個所に接続するように
なっている。尚、トランジスタQ81のベースはダイオー
ドD13およびトランジスタQ5 のコレクタの接続個所に
接続されている。
態における第5の実施例を示す回路図である。図11に
示す第5実施例では、上述した図8の出力回路におい
て、プッシュ・プル回路を構成する他方のトランジスタ
(PNP型バイポーラトランジスタ)をダーリントン接
続したトランジスタQ81およびQE2で構成し、それに応
じて直列接続した2つのダイオードをD1,D2 を直列接
続した3つのダイオードD11, D 12, D13により構成
し、そして、トランジスタQ0 のコレクタをダイオード
D11およびダイオードD12の接続個所に接続するように
なっている。尚、トランジスタQ81のベースはダイオー
ドD13およびトランジスタQ5 のコレクタの接続個所に
接続されている。
【0057】このように、本発明の第2の形態に係る各
実施例によれば、出力負荷なし、或いは、出力電流の吐
き出し動作時におけるアンプ(出力回路)の出力を最低
電位まで下げることができる。これは、本発明の出力回
路を使用した交換機加入者回路において、地絡混触保護
時に電流制限を行うのに有効なものである。図12は図
8に示す出力回路の変形例を示す回路図であり、また、
図13は図9に示す出力回路の変形例を示す回路図であ
る。
実施例によれば、出力負荷なし、或いは、出力電流の吐
き出し動作時におけるアンプ(出力回路)の出力を最低
電位まで下げることができる。これは、本発明の出力回
路を使用した交換機加入者回路において、地絡混触保護
時に電流制限を行うのに有効なものである。図12は図
8に示す出力回路の変形例を示す回路図であり、また、
図13は図9に示す出力回路の変形例を示す回路図であ
る。
【0058】前述した図8および図9に示す出力回路
は、NPN型バイポーラトランジスタQ0 を設け、該ト
ランジスタQ0 が飽和することにより出力電圧を最低電
位(グアンドレベル:GND)まで下がるようになって
いる。これらの出力回路において、例えば、出力電圧が
最低電位まで下がらない状態で出力端子から電流を流す
(電流をSINKする)場合、トランジスタQ6 からの
電流はトランジスタQ5 およびQ0 のベースに流れる。
ここで、図8に示す出力回路では、トランジスタQ6 の
エミッタは、トランジスタQ0 のベースに直接接続され
ると共に、抵抗R2 を介してトランジスタQ5 のベース
に接続されている。また、図9に示す出力回路では、ト
ランジスタQ6 のエミッタは、抵抗値の小さい抵抗R3
を介してトランジスタQ0 のベースに接続されると共
に、抵抗値の大きい抵抗R2 を介してトランジスタQ5
のベースに接続されている。そのため、図8および図9
の何れの出力回路においても、トランジスタQ5 のベー
ス電流の増加量は少なく、従って、コレクタ電流の増加
量も少ないことになる。その結果、出力OUTからの電
流を吸い取るトランジスタQE2の能力が十分とは言えな
くなってしまう。
は、NPN型バイポーラトランジスタQ0 を設け、該ト
ランジスタQ0 が飽和することにより出力電圧を最低電
位(グアンドレベル:GND)まで下がるようになって
いる。これらの出力回路において、例えば、出力電圧が
最低電位まで下がらない状態で出力端子から電流を流す
(電流をSINKする)場合、トランジスタQ6 からの
電流はトランジスタQ5 およびQ0 のベースに流れる。
ここで、図8に示す出力回路では、トランジスタQ6 の
エミッタは、トランジスタQ0 のベースに直接接続され
ると共に、抵抗R2 を介してトランジスタQ5 のベース
に接続されている。また、図9に示す出力回路では、ト
ランジスタQ6 のエミッタは、抵抗値の小さい抵抗R3
を介してトランジスタQ0 のベースに接続されると共
に、抵抗値の大きい抵抗R2 を介してトランジスタQ5
のベースに接続されている。そのため、図8および図9
の何れの出力回路においても、トランジスタQ5 のベー
ス電流の増加量は少なく、従って、コレクタ電流の増加
量も少ないことになる。その結果、出力OUTからの電
流を吸い取るトランジスタQE2の能力が十分とは言えな
くなってしまう。
【0059】そこで、図12および図13に示す出力回
路では、図8および図9に示す出力回路に対して、ダイ
オード(安定用ダイオード)D0 を設けるように構成さ
れている。具体的に、トランジスタQ5 のコレクタとト
ランジスタQ0 のコレクタとの間にダイオードD0 を設
け、トランジスタQ0 のコレクタ電位がトランジスタQ
5 のコレクタ電位よりも下がり過ぎないように構成され
ている。
路では、図8および図9に示す出力回路に対して、ダイ
オード(安定用ダイオード)D0 を設けるように構成さ
れている。具体的に、トランジスタQ5 のコレクタとト
ランジスタQ0 のコレクタとの間にダイオードD0 を設
け、トランジスタQ0 のコレクタ電位がトランジスタQ
5 のコレクタ電位よりも下がり過ぎないように構成され
ている。
【0060】すなわち、図12および図13に示される
ように、入力段からの電流を増幅するダーリントン構成
のトランジスタQ6 およびQ5 の2段目のトランジスタ
Q5に対して並列になるようトランジスタQ0 を挿入し
た構成の出力回路において、これらトランジスタQ5 お
よびQ0 のコレクタ間に、アノードがトランジスタQ 5
のコレクタに接続され、且つ、カソードがトランジスタ
Q0 のコレクタに接続されたダイオードD0 が挿入され
るようになっている。
ように、入力段からの電流を増幅するダーリントン構成
のトランジスタQ6 およびQ5 の2段目のトランジスタ
Q5に対して並列になるようトランジスタQ0 を挿入し
た構成の出力回路において、これらトランジスタQ5 お
よびQ0 のコレクタ間に、アノードがトランジスタQ 5
のコレクタに接続され、且つ、カソードがトランジスタ
Q0 のコレクタに接続されたダイオードD0 が挿入され
るようになっている。
【0061】次に、図12および図13の出力回路の動
作を説明する。まず、出力OUTがグランドレベル(G
ND)付近となる場合、トランジスタQ5 のコレクタと
トランジスタQ0 のコレクタとの間の電位差は殆ど無
く、ダイオードD0 はオンしないため何の影響も無い。
一方、通常動作時に出力OUTから電流が流入した場
合、トランジスタQ6 からの電流がトランジスタQ5 の
ベースに入り、次に、トランジスタQE2のベース電流を
引いて出力OUTからの電流を吸い取るのであるが、ト
ランジスタQ5 に対して並列にトランジスタQ0 が設け
てあり、且つ、トランジスタQ5 には抵抗R2 が設けら
れ(図12参照)、或いは、トランジスタQ5 のベース
に接続された抵抗R2 の抵抗値がトランジスタQ0 のベ
ースに接続された抵抗R3 の抵抗値よりも大きくされ
(図13参照)ているため、トランジスタQ6 からの電
流は、トランジスタQ0 のベース電流となる方が多い。
これにより、トランジスタQ5のコレクタ電流の増加量
は少なく、それに伴って、トランジスタQE2も出力OU
Tから流入する電流を吸い取る能力に不足が生じてしま
う。
作を説明する。まず、出力OUTがグランドレベル(G
ND)付近となる場合、トランジスタQ5 のコレクタと
トランジスタQ0 のコレクタとの間の電位差は殆ど無
く、ダイオードD0 はオンしないため何の影響も無い。
一方、通常動作時に出力OUTから電流が流入した場
合、トランジスタQ6 からの電流がトランジスタQ5 の
ベースに入り、次に、トランジスタQE2のベース電流を
引いて出力OUTからの電流を吸い取るのであるが、ト
ランジスタQ5 に対して並列にトランジスタQ0 が設け
てあり、且つ、トランジスタQ5 には抵抗R2 が設けら
れ(図12参照)、或いは、トランジスタQ5 のベース
に接続された抵抗R2 の抵抗値がトランジスタQ0 のベ
ースに接続された抵抗R3 の抵抗値よりも大きくされ
(図13参照)ているため、トランジスタQ6 からの電
流は、トランジスタQ0 のベース電流となる方が多い。
これにより、トランジスタQ5のコレクタ電流の増加量
は少なく、それに伴って、トランジスタQE2も出力OU
Tから流入する電流を吸い取る能力に不足が生じてしま
う。
【0062】このとき、トランジスタQ0 のコレクタ電
位は、トランジスタQ5 のコレクタ電位に比べて、コレ
クタ電流の差に対応した電位差が生じることになる。そ
して、この電位差がダイオードD0 の順方向電圧分にな
ると、該ダイオードD0 がオンとなり、トランジスタQ
5 と並列に、トランジスタQ0 がトランジスタQE2のベ
ース電流を引っ張り始め、出力OUTからの電流はトラ
ンジスタQE2が安定して吸い取るようになる。
位は、トランジスタQ5 のコレクタ電位に比べて、コレ
クタ電流の差に対応した電位差が生じることになる。そ
して、この電位差がダイオードD0 の順方向電圧分にな
ると、該ダイオードD0 がオンとなり、トランジスタQ
5 と並列に、トランジスタQ0 がトランジスタQE2のベ
ース電流を引っ張り始め、出力OUTからの電流はトラ
ンジスタQE2が安定して吸い取るようになる。
【0063】このように、図12および図13に示す変
形例によれば、アンプの出力電圧を最低電位(グランド
レベル)まで下げられるように挿入したトランジスタ
(Q0)による、電流SINK能力不足をダイオード(D
0)を加えるだけで、安定した電流SINK動作とするこ
とができる。尚、上記した変形例は、図8および図9を
例として説明したが、例えば、図5や図10の実施例等
においても同様の構成とすることができるのはもちろん
である。
形例によれば、アンプの出力電圧を最低電位(グランド
レベル)まで下げられるように挿入したトランジスタ
(Q0)による、電流SINK能力不足をダイオード(D
0)を加えるだけで、安定した電流SINK動作とするこ
とができる。尚、上記した変形例は、図8および図9を
例として説明したが、例えば、図5や図10の実施例等
においても同様の構成とすることができるのはもちろん
である。
【0064】上述したように、本発明に係る出力回路の
第1の形態および第2の形態は、様々に変形することが
できる。また、上述した各実施例は、バイポーラトラン
ジスタを例として説明されているが、本発明はバイポー
ラトランジスタに限定されるものではなく、MOSトラ
ンジスタ等の様々な半導体デバイスを使用することがで
きる。
第1の形態および第2の形態は、様々に変形することが
できる。また、上述した各実施例は、バイポーラトラン
ジスタを例として説明されているが、本発明はバイポー
ラトランジスタに限定されるものではなく、MOSトラ
ンジスタ等の様々な半導体デバイスを使用することがで
きる。
【0065】以下、本発明に係る演算増幅器を添付図面
を参照して説明する。近年、入力に影響を与えずに出力
電圧の高精度な電圧制限を行うことのできる演算増幅器
が様々な分野で要求されて来ている。具体的に、演算増
幅器の出力をそのまま低電源電圧回路等に接続しようと
した場合、例えば、演算増幅器は高電源電圧(+15V
等)で駆動されており、該演算増幅器の出力をそのまま
低電源電圧回路(5V,3V等)に接続すると、過電流
が流れて低電圧回路が壊れる等の恐れがあるため、演算
増幅器の出力電圧範囲を高精度に制限することが必要と
されている。
を参照して説明する。近年、入力に影響を与えずに出力
電圧の高精度な電圧制限を行うことのできる演算増幅器
が様々な分野で要求されて来ている。具体的に、演算増
幅器の出力をそのまま低電源電圧回路等に接続しようと
した場合、例えば、演算増幅器は高電源電圧(+15V
等)で駆動されており、該演算増幅器の出力をそのまま
低電源電圧回路(5V,3V等)に接続すると、過電流
が流れて低電圧回路が壊れる等の恐れがあるため、演算
増幅器の出力電圧範囲を高精度に制限することが必要と
されている。
【0066】さらに、演算増幅器の出力制限時にも、高
入力インピーダンスを保持する必要があるため入力に帰
還をかけずに出力のみを制限する必要がある場合も考え
られる。図19は従来の演算増幅器の一例を示す回路図
であり、また、図20は従来の演算増幅器の他の例を示
す回路図である。
入力インピーダンスを保持する必要があるため入力に帰
還をかけずに出力のみを制限する必要がある場合も考え
られる。図19は従来の演算増幅器の一例を示す回路図
であり、また、図20は従来の演算増幅器の他の例を示
す回路図である。
【0067】まず、図19に示されるように、従来の出
力電圧制限機能を有する演算増幅器は、該演算増幅器の
出力が電流制限抵抗Rp を介して取り出されようになっ
ており、出力OUT3にはダイオードD31のアノードおよび
ダイオードD32のカソードが接続されている。そして、
ダイオードD31のカソードは高レベルの基準電圧線(高
レベルの基準電圧VH )に接続され、また、ダイオード
D32のアノードは低レベルの基準電圧線(低レベルの基
準電圧VL )に接続されている。
力電圧制限機能を有する演算増幅器は、該演算増幅器の
出力が電流制限抵抗Rp を介して取り出されようになっ
ており、出力OUT3にはダイオードD31のアノードおよび
ダイオードD32のカソードが接続されている。そして、
ダイオードD31のカソードは高レベルの基準電圧線(高
レベルの基準電圧VH )に接続され、また、ダイオード
D32のアノードは低レベルの基準電圧線(低レベルの基
準電圧VL )に接続されている。
【0068】この図19に示す回路構成であれば、出力
OUT3の電圧は、高レベル基準電圧V H +ダイオードの順
方向電圧以上にはならず、また、低レベル基準電圧VL
+ダイオードの順方向電圧以下にもならない。しかしな
がら、図19に示す従来の回路では、電流制限抵抗Rp
が出力OUT3に直列に接続されるため、本来低インピーダ
ンスである演算増幅器の出力インピーダンスが高くなっ
てしまうという欠点がある。
OUT3の電圧は、高レベル基準電圧V H +ダイオードの順
方向電圧以上にはならず、また、低レベル基準電圧VL
+ダイオードの順方向電圧以下にもならない。しかしな
がら、図19に示す従来の回路では、電流制限抵抗Rp
が出力OUT3に直列に接続されるため、本来低インピーダ
ンスである演算増幅器の出力インピーダンスが高くなっ
てしまうという欠点がある。
【0069】次に、図20に示す従来の出力電圧制限機
能を有する演算増幅器は、該演算増幅器の出力段である
NPN型バイポーラトランジスタQ38(QE1)およびP
NP型バイポーラトランジスタQ39(QE2)のそれぞれ
のベース電位をダイオードD 33およびD34により制限す
ることで出力OUT3の電圧を制限する構成となっている。
すなわち、トランジスタQ38のベースにはダイオードD
33のカソードが接続され、また、トランジスタQ39のベ
ースにはダイオードD34のアノードが接続されている。
そして、ダイオードD33のアノードは低レベルの基準電
圧線(低レベルの基準電圧VL )に接続され、また、ダ
イオードD34のカソードは高レベルの基準電圧線(高レ
ベルの基準電圧VH )に接続されている。ここで、図2
0において、入力段はトランジスタQ31〜Q34で構成さ
れた差動増幅器および電流源CS 31を備え、中間段はト
ランジスタQ35〜Q37および電流源CS32を備え、そし
て、出力段はトランジスタQ38およびQ39を備えてい
る。
能を有する演算増幅器は、該演算増幅器の出力段である
NPN型バイポーラトランジスタQ38(QE1)およびP
NP型バイポーラトランジスタQ39(QE2)のそれぞれ
のベース電位をダイオードD 33およびD34により制限す
ることで出力OUT3の電圧を制限する構成となっている。
すなわち、トランジスタQ38のベースにはダイオードD
33のカソードが接続され、また、トランジスタQ39のベ
ースにはダイオードD34のアノードが接続されている。
そして、ダイオードD33のアノードは低レベルの基準電
圧線(低レベルの基準電圧VL )に接続され、また、ダ
イオードD34のカソードは高レベルの基準電圧線(高レ
ベルの基準電圧VH )に接続されている。ここで、図2
0において、入力段はトランジスタQ31〜Q34で構成さ
れた差動増幅器および電流源CS 31を備え、中間段はト
ランジスタQ35〜Q37および電流源CS32を備え、そし
て、出力段はトランジスタQ38およびQ39を備えてい
る。
【0070】この図20に示す回路構成であれば、上述
した演算増幅器の出力インピーダンスを高くすることな
く、出力電圧を制限することができる。さらに、出力段
で電圧を制限しているため、演算増幅器の入力IN3(/
IN3)には影響を与えない電圧制限となっている。しか
しながら、図20に示す従来の回路では、出力OUT3の電
圧が基準電圧からダイオードの順方向電圧分ずれてしま
うことになる。また、ダイオードの順方向電圧は電流依
存および温度依存があるため、高精度な電圧制限を行い
にくいという問題がある。
した演算増幅器の出力インピーダンスを高くすることな
く、出力電圧を制限することができる。さらに、出力段
で電圧を制限しているため、演算増幅器の入力IN3(/
IN3)には影響を与えない電圧制限となっている。しか
しながら、図20に示す従来の回路では、出力OUT3の電
圧が基準電圧からダイオードの順方向電圧分ずれてしま
うことになる。また、ダイオードの順方向電圧は電流依
存および温度依存があるため、高精度な電圧制限を行い
にくいという問題がある。
【0071】図21は本発明の演算増幅器の第1の形態
の原理を説明するための図である。同図において、参照
符号301 は入力段,302は中間段,303は出力段, そして,3
04,305は比較手段(差動増幅器)を示している。図21
に示されるように、本発明の演算増幅器の第1の形態の
第1の原理によれば、比較手段304 は出力電圧Vout と
基準電圧(VH )とを比較し、この比較手段304 の比較
結果に応じた出力が入力IN3 に影響を与えないように
して出力段303 の入力に帰還されている。これにより、
出力電圧Vout に制限を加えるようになっている。
の原理を説明するための図である。同図において、参照
符号301 は入力段,302は中間段,303は出力段, そして,3
04,305は比較手段(差動増幅器)を示している。図21
に示されるように、本発明の演算増幅器の第1の形態の
第1の原理によれば、比較手段304 は出力電圧Vout と
基準電圧(VH )とを比較し、この比較手段304 の比較
結果に応じた出力が入力IN3 に影響を与えないように
して出力段303 の入力に帰還されている。これにより、
出力電圧Vout に制限を加えるようになっている。
【0072】また、本発明の演算増幅器の第1の形態の
第2の原理によれば、比較手段305は出力電圧Vout と
基準電圧(VL )とを比較し、該比較手段305 の比較結
果に応じた出力が入力IN3 に影響を与えないようにし
て中間段302 の入力に帰還されている。これにより、出
力電圧Vout に制限を加えるようになっている。図22
は本発明の演算増幅器の第2の形態の原理を説明するた
めの図である。同図において、参照符号 321〜32n は入
力段301 と出力段303 との間に設けられた複数の中間段
を示し、また、306 は比較手段(差動増幅器)を示して
いる。
第2の原理によれば、比較手段305は出力電圧Vout と
基準電圧(VL )とを比較し、該比較手段305 の比較結
果に応じた出力が入力IN3 に影響を与えないようにし
て中間段302 の入力に帰還されている。これにより、出
力電圧Vout に制限を加えるようになっている。図22
は本発明の演算増幅器の第2の形態の原理を説明するた
めの図である。同図において、参照符号 321〜32n は入
力段301 と出力段303 との間に設けられた複数の中間段
を示し、また、306 は比較手段(差動増幅器)を示して
いる。
【0073】図22に示されるように、本発明の演算増
幅器の第2の形態の第1の原理によれば、演算増幅器
は、複数の中間段 321〜32n を備えて構成されており、
比較手段306 は、出力電圧Vout と基準電圧Vref とを
比較する。比較結果に応じた比較手段306 の出力は、入
力IN3 に影響を与えないようにして出力段303 の入力
に帰還され、これにより、出力電圧Vout に制限を加え
るようになっている。
幅器の第2の形態の第1の原理によれば、演算増幅器
は、複数の中間段 321〜32n を備えて構成されており、
比較手段306 は、出力電圧Vout と基準電圧Vref とを
比較する。比較結果に応じた比較手段306 の出力は、入
力IN3 に影響を与えないようにして出力段303 の入力
に帰還され、これにより、出力電圧Vout に制限を加え
るようになっている。
【0074】また、本発明の演算増幅器の第2の形態の
第2の原理によれば、演算増幅器は、複数の中間段 321
〜32n を備えて構成されており、比較手段306 は、出力
電圧Vout と基準電圧Vref とを比較する。比較結果に
応じた比較手段306 の出力は、入力IN3 に影響を与え
ないようにして複数の中間段 321〜32n のいずれか1つ
の入力に帰還され、これにより、出力電圧Vout に制限
を加えるようになっている。
第2の原理によれば、演算増幅器は、複数の中間段 321
〜32n を備えて構成されており、比較手段306 は、出力
電圧Vout と基準電圧Vref とを比較する。比較結果に
応じた比較手段306 の出力は、入力IN3 に影響を与え
ないようにして複数の中間段 321〜32n のいずれか1つ
の入力に帰還され、これにより、出力電圧Vout に制限
を加えるようになっている。
【0075】図23は本発明の演算増幅器の一実施例を
示す回路図であり、図21に対応する構成となってい
る。同図において、参照符号Q31, Q32, Q36, Q39お
よびQ 45〜Q48はPNP型バイポーラトランジスタ、Q
33〜Q35, Q37, Q38およびQ 41〜Q44はNPN型バイ
ポーラトランジスタ、Cc3は容量、そして、CS31〜C
S34は電流源を示している。
示す回路図であり、図21に対応する構成となってい
る。同図において、参照符号Q31, Q32, Q36, Q39お
よびQ 45〜Q48はPNP型バイポーラトランジスタ、Q
33〜Q35, Q37, Q38およびQ 41〜Q44はNPN型バイ
ポーラトランジスタ、Cc3は容量、そして、CS31〜C
S34は電流源を示している。
【0076】図23において、トランジスタQ31,
Q32, Q33, Q34および電流源CS31は入力段301 であ
る差動回路部を構成し、入力IN3 およびび反転入力/
IN3 を受け取り、トランジスタQ37のベースに該差動
回路部301 の出力を供給するようになっている。また、
トランジスタQ37のベース−コレクタ間には位相補償容
量Cc3が設けられている。ここで、トランジスタQ35〜
Q37および電流源CS32は中間段302 を構成し、トラン
ジスタQ37のベースが中間段302 の入力(入力段301 の
出力)に対応し、また、トランジスタQ37のコレクタと
トランジスタQ36のベースおよびコレクタ, 並びに, Q
35のベースおよびコレクタがそれぞれ中間段302 の出力
(出力段303 の入力)に対応している。また、出力段30
3 は、トランジスタQ38およびQ39を備えて構成されて
いる。
Q32, Q33, Q34および電流源CS31は入力段301 であ
る差動回路部を構成し、入力IN3 およびび反転入力/
IN3 を受け取り、トランジスタQ37のベースに該差動
回路部301 の出力を供給するようになっている。また、
トランジスタQ37のベース−コレクタ間には位相補償容
量Cc3が設けられている。ここで、トランジスタQ35〜
Q37および電流源CS32は中間段302 を構成し、トラン
ジスタQ37のベースが中間段302 の入力(入力段301 の
出力)に対応し、また、トランジスタQ37のコレクタと
トランジスタQ36のベースおよびコレクタ, 並びに, Q
35のベースおよびコレクタがそれぞれ中間段302 の出力
(出力段303 の入力)に対応している。また、出力段30
3 は、トランジスタQ38およびQ39を備えて構成されて
いる。
【0077】図23に示されるように、この演算増幅器
の出力OUT3 と高レベル基準電圧VH とを比較するコ
ンパレータ(高レベルコンパレータ:比較手段)304は、
差動対用のトランジスタQ45, Q46および電流源CS33
で構成され、また、演算増幅器の出力OUT3 と低レベ
ル基準電圧VL とを比較するコンパレータ(低レベルコ
ンパレータ:比較手段)305は、差動対用のトランジスタ
Q47, Q48および電流源CS34で構成されている。
の出力OUT3 と高レベル基準電圧VH とを比較するコ
ンパレータ(高レベルコンパレータ:比較手段)304は、
差動対用のトランジスタQ45, Q46および電流源CS33
で構成され、また、演算増幅器の出力OUT3 と低レベ
ル基準電圧VL とを比較するコンパレータ(低レベルコ
ンパレータ:比較手段)305は、差動対用のトランジスタ
Q47, Q48および電流源CS34で構成されている。
【0078】高レベルコンパレータ304 の出力は、カレ
ントミラーを構成するトランジスタQ44およびQ43を介
してトランジスタQ37のコレクタ(出力段303 の入力)
に供給され、また、低レベルコンパレータ305 の出力
は、カレントミラーを構成するトランジスタQ42および
Q41を介してトランジスタQ37のベース(中間段302 の
入力)に供給され、帰還をかけるようになっている。
ントミラーを構成するトランジスタQ44およびQ43を介
してトランジスタQ37のコレクタ(出力段303 の入力)
に供給され、また、低レベルコンパレータ305 の出力
は、カレントミラーを構成するトランジスタQ42および
Q41を介してトランジスタQ37のベース(中間段302 の
入力)に供給され、帰還をかけるようになっている。
【0079】次に、図23に示す演算増幅器の動作を説
明する。ここで、図23の演算増幅器は、説明を簡略化
するために、出力OUT3 を反転入力/IN3 に接続し
たボルテージ・ホロアとなっている。まず、演算増幅器
の入力IN3 が高レベル基準電圧VH を越える電圧にな
ると、高レベルコンパレータ304 の出力となるトランジ
スタQ46のコレクタから電流が流れ、トランジスタ
Q44, Q43によりミラーされた後、電流源CS32の電流
(I32)を吸い取る動作をする。これにより、トランジ
スタQ37のコレクタ電位は下がり、出力OUT3 の電位
は高レベル基準電圧VH により制限されることになる。
明する。ここで、図23の演算増幅器は、説明を簡略化
するために、出力OUT3 を反転入力/IN3 に接続し
たボルテージ・ホロアとなっている。まず、演算増幅器
の入力IN3 が高レベル基準電圧VH を越える電圧にな
ると、高レベルコンパレータ304 の出力となるトランジ
スタQ46のコレクタから電流が流れ、トランジスタ
Q44, Q43によりミラーされた後、電流源CS32の電流
(I32)を吸い取る動作をする。これにより、トランジ
スタQ37のコレクタ電位は下がり、出力OUT3 の電位
は高レベル基準電圧VH により制限されることになる。
【0080】次に、演算増幅器の入力IN3 が低レベル
基準電圧VL 以下の電圧になると、低レベルコンパレー
タ305 の出力となるトランジスタQ47のコレクタから電
流が流れ、トランジスタQ41, Q42によりミラーされた
後、トランジスタQ37のベース電流を吸い取る動作をす
る。これにより、トランジスタQ37のコレクタ電位は上
がり、出力OUT3 の電位は低レベル基準電圧VL 以下
になならない。
基準電圧VL 以下の電圧になると、低レベルコンパレー
タ305 の出力となるトランジスタQ47のコレクタから電
流が流れ、トランジスタQ41, Q42によりミラーされた
後、トランジスタQ37のベース電流を吸い取る動作をす
る。これにより、トランジスタQ37のコレクタ電位は上
がり、出力OUT3 の電位は低レベル基準電圧VL 以下
になならない。
【0081】このように、図23に示す演算増幅器で
は、出力OUT3 の電圧(Vout)は、高レベル基準電圧
VH および低レベル基準電圧VL により制限されること
になる。ここで、より精度よく基準電圧(VH ,VL )
値で電圧制限をかけようとする場合には、出力電圧(V
out)と基準電圧とがつりあった時の帰還点に対する制御
電流値を、帰還をかける点のバイアス電流値とほぼ等し
くする必要がある。
は、出力OUT3 の電圧(Vout)は、高レベル基準電圧
VH および低レベル基準電圧VL により制限されること
になる。ここで、より精度よく基準電圧(VH ,VL )
値で電圧制限をかけようとする場合には、出力電圧(V
out)と基準電圧とがつりあった時の帰還点に対する制御
電流値を、帰還をかける点のバイアス電流値とほぼ等し
くする必要がある。
【0082】具体的には、通常、電流源CS31とCS32
とでは電流値が大きく異なる(I31の方が小さい)た
め、電流源CS31の電流I31(=トランジスタQ37のベ
ース電流の最大)を吸い取る帰還電流は、電流源CS32
の電流I32を吸い取る帰還電流より小さくなければなら
ない。ところが、仮に、比較手段(高レベルコンパレー
タ304 , 低レベルコンパレータ305)の電流源CS33, C
S34の電流値I33およびI34が同じであり、高レベル基
準電圧VH 側は出力OUT3 と高レベル基準電圧VH が
つりあった時にちょうど電圧制限がかかるように構成す
ると、低レベル基準電圧VL 側は出力OUT3と低レベ
ル基準電圧VL とがつりあう前に電圧制限がかかってし
まうことになる。
とでは電流値が大きく異なる(I31の方が小さい)た
め、電流源CS31の電流I31(=トランジスタQ37のベ
ース電流の最大)を吸い取る帰還電流は、電流源CS32
の電流I32を吸い取る帰還電流より小さくなければなら
ない。ところが、仮に、比較手段(高レベルコンパレー
タ304 , 低レベルコンパレータ305)の電流源CS33, C
S34の電流値I33およびI34が同じであり、高レベル基
準電圧VH 側は出力OUT3 と高レベル基準電圧VH が
つりあった時にちょうど電圧制限がかかるように構成す
ると、低レベル基準電圧VL 側は出力OUT3と低レベ
ル基準電圧VL とがつりあう前に電圧制限がかかってし
まうことになる。
【0083】従って、例えば、各電流源CS31〜CS34
の電流値I31〜I34を、I32=I33,I31=I34とする
か、或いは、トランジスタQ41, Q42およびQ43, Q44
によるカレントミラーのミラー比を変えて帰還電流値を
最適化する等を行うことによって、精度のよい基準電圧
値での電圧制限が可能になる。図24は本発明の演算増
幅器の他の実施例を示す回路図である。この図24に示
す演算増幅器は、制限する電圧値が複数ある場合の実施
例である。
の電流値I31〜I34を、I32=I33,I31=I34とする
か、或いは、トランジスタQ41, Q42およびQ43, Q44
によるカレントミラーのミラー比を変えて帰還電流値を
最適化する等を行うことによって、精度のよい基準電圧
値での電圧制限が可能になる。図24は本発明の演算増
幅器の他の実施例を示す回路図である。この図24に示
す演算増幅器は、制限する電圧値が複数ある場合の実施
例である。
【0084】図24に示す実施例では、高レベルコンパ
レータ(304) および低レベルコンパレータ(305) をそれ
ぞれ2つずつ(341, 342; 351, 352)設け、各コンパレ
ータの電流源Q57, Q56; Q58, Q55を制御部307 によ
り制御するようになっている。ここで、制御部307 は、
PNP型バイポーラトランジスタQ51, Q52, NPN型
バイポーラトランジスタQ53, Q54, および, 電流源C
S35により構成されている。
レータ(304) および低レベルコンパレータ(305) をそれ
ぞれ2つずつ(341, 342; 351, 352)設け、各コンパレ
ータの電流源Q57, Q56; Q58, Q55を制御部307 によ
り制御するようになっている。ここで、制御部307 は、
PNP型バイポーラトランジスタQ51, Q52, NPN型
バイポーラトランジスタQ53, Q54, および, 電流源C
S35により構成されている。
【0085】すなわち、第1の高レベルコンパレータ34
1 は、差動対トランジスタQ451,Q 461 および電流源Q
57で構成され、第2の高レベルコンパレータ342 は、差
動対トランジスタQ452,Q462 および電流源Q56で構成
され、また、第1の低レベルコンパレータ351 は、差動
対トランジスタQ471,Q481 および電流源Q58で構成さ
れ、第2の低レベルコンパレータ352 は、差動対トラン
ジスタQ472,Q482 および電流源Q55で構成されてい
る。そして、トランジスタ(電流源)Q57およびQ58の
ベースには、制御部307 の第1の出力信号(トランジス
タQ51のベース,コレクタとトランジスタQ53のコレク
タの共通接続個所からの信号)が供給され、また、トラ
ンジスタQ56およびQ55のベースには、制御部307 の第
2の出力信号(トランジスタQ52のベース, コレクタと
トランジスタQ54のコレクタの共通接続個所からの信
号)が供給されている。これによって、制限を行う基準
電圧を、高レベル基準電圧VH1, 低レベル基準電圧VL1
とするか、或いは、高レベル基準電圧VH2, 低レベル基
準電圧VL2とするかを選択するようになっている。
1 は、差動対トランジスタQ451,Q 461 および電流源Q
57で構成され、第2の高レベルコンパレータ342 は、差
動対トランジスタQ452,Q462 および電流源Q56で構成
され、また、第1の低レベルコンパレータ351 は、差動
対トランジスタQ471,Q481 および電流源Q58で構成さ
れ、第2の低レベルコンパレータ352 は、差動対トラン
ジスタQ472,Q482 および電流源Q55で構成されてい
る。そして、トランジスタ(電流源)Q57およびQ58の
ベースには、制御部307 の第1の出力信号(トランジス
タQ51のベース,コレクタとトランジスタQ53のコレク
タの共通接続個所からの信号)が供給され、また、トラ
ンジスタQ56およびQ55のベースには、制御部307 の第
2の出力信号(トランジスタQ52のベース, コレクタと
トランジスタQ54のコレクタの共通接続個所からの信
号)が供給されている。これによって、制限を行う基準
電圧を、高レベル基準電圧VH1, 低レベル基準電圧VL1
とするか、或いは、高レベル基準電圧VH2, 低レベル基
準電圧VL2とするかを選択するようになっている。
【0086】具体的に、制御部307 の制御端子CONT
に供給される制御信号Sc が高レベル“H”のとき、ト
ランジスタ(電流源)Q57およびQ58がオンとなって第
1の基準電圧(高レベル基準電圧VH1, 低レベル基準電
圧VL1)が選択され、また、制御信号Sc が低レベル
“L”のとき、トランジスタQ56およびQ55オンとなっ
て第2の基準電圧(高レベル基準電圧VH2, 低レベル基
準電圧VL2)が選択され、これにより、選択的に出力電
圧の制限を行うようになっている。
に供給される制御信号Sc が高レベル“H”のとき、ト
ランジスタ(電流源)Q57およびQ58がオンとなって第
1の基準電圧(高レベル基準電圧VH1, 低レベル基準電
圧VL1)が選択され、また、制御信号Sc が低レベル
“L”のとき、トランジスタQ56およびQ55オンとなっ
て第2の基準電圧(高レベル基準電圧VH2, 低レベル基
準電圧VL2)が選択され、これにより、選択的に出力電
圧の制限を行うようになっている。
【0087】図25は本発明の演算増幅器を応用した構
成を示す回路図であり、図24に示す演算増幅器(300)
の出力(OUT3)を電圧−電流変換回路に印加する回路
例を示すものである。従来、出力電流IOUT をクランプ
しようとした場合には、通常、抵抗R405(R F )の両端
の電圧を検出し、入力に帰還をかけるなどの必要があっ
た。しかし、図25に示すように、図24の演算増幅器
を用いた場合、例えば、抵抗R405 の抵抗値を100
Ω、第1および第2の基準電圧を、VH1=+1ボルト,
VL1=−1ボルト,VH2=+2ボルト,VL2=−2ボル
トとすると、制御信号Sc が高レベル“H”の場合、出
力電流IOUT は、IOUT =±1/100=±10mAと
なる。一方、制御信号Sc が低レベル“L”の場合、出
力電流IOUT は、IOUT =±2/100=±20mAと
なり、電流クランプが容易に可能となる。
成を示す回路図であり、図24に示す演算増幅器(300)
の出力(OUT3)を電圧−電流変換回路に印加する回路
例を示すものである。従来、出力電流IOUT をクランプ
しようとした場合には、通常、抵抗R405(R F )の両端
の電圧を検出し、入力に帰還をかけるなどの必要があっ
た。しかし、図25に示すように、図24の演算増幅器
を用いた場合、例えば、抵抗R405 の抵抗値を100
Ω、第1および第2の基準電圧を、VH1=+1ボルト,
VL1=−1ボルト,VH2=+2ボルト,VL2=−2ボル
トとすると、制御信号Sc が高レベル“H”の場合、出
力電流IOUT は、IOUT =±1/100=±10mAと
なる。一方、制御信号Sc が低レベル“L”の場合、出
力電流IOUT は、IOUT =±2/100=±20mAと
なり、電流クランプが容易に可能となる。
【0088】このように、本発明に係る出力電圧制限型
の演算増幅器によれば、図20を参照して説明した従来
の演算増幅器のように、出力電圧がダイオードの順方向
電圧分ズレることがなく、また、電流依存、温度依存等
もないため、高精度の電圧制限が可能であり、高電源電
圧回路と低電源電圧回路とのインターフェイス回路とし
ても使用することができる。さらに、本発明の演算増幅
器によれば、演算増幅器の出力段に帰還をかけているこ
とから、入力に影響を及ぼさない(高入力インピーダン
スを保持したまま)で出力電圧を制限することができ
る。
の演算増幅器によれば、図20を参照して説明した従来
の演算増幅器のように、出力電圧がダイオードの順方向
電圧分ズレることがなく、また、電流依存、温度依存等
もないため、高精度の電圧制限が可能であり、高電源電
圧回路と低電源電圧回路とのインターフェイス回路とし
ても使用することができる。さらに、本発明の演算増幅
器によれば、演算増幅器の出力段に帰還をかけているこ
とから、入力に影響を及ぼさない(高入力インピーダン
スを保持したまま)で出力電圧を制限することができ
る。
【0089】図26は図25に示す回路を加入者回路の
制御回路に適用した様子を示す図であり、前述した図4
に示す交換機の加入者回路(SLIC)の制御回路(10
1) に適用した様子を示すものである。図26に示され
るように、図25に示す演算増幅器300(OPAt, OPAr) が
図4に示すSLIC 100における出力102,103 および制
御回路101 に対して、Tip線側およびRing線側にそれぞ
れ適用されることが明らかである。すなわち、Tip線側
において、入力電圧VINt は演算増幅器OPAt(300) の入
力(IN3)に印加され、該演算増幅器OPAtの出力(OU
T3)は抵抗R11(R401)を介して出力回路AT (400) の
入力IN1 に供給されている。同様に、Ring線側におい
て、入力電圧VINr は演算増幅器OPAr(300) の入力(I
N3)に印加され、該演算増幅器OPArの出力(OUT3)は
抵抗R13(R401)を介して出力回路AR (400) の入力I
N2 に供給されている。ここで、図4における抵抗R12
およびR14は図25における抵抗R 402 に対応し、同様
に、抵抗R22およびR24は抵抗R402 に対応し、また、
抵抗RF1およびRF2は抵抗R405 に対応している。上述
した実施例では、NPN型トランジスタをPNP型トラ
ンジスタに置き換え、また、PNP型トランジスタをN
PN型トランジスタに置き換えても同様の効果が得られ
る。さらに、本発明はバイポーラトランジスタに限定さ
れるものではなく、MOSトランジスタ等の様々な半導
体デバイスを使用することができるのはもちろんであ
る。
制御回路に適用した様子を示す図であり、前述した図4
に示す交換機の加入者回路(SLIC)の制御回路(10
1) に適用した様子を示すものである。図26に示され
るように、図25に示す演算増幅器300(OPAt, OPAr) が
図4に示すSLIC 100における出力102,103 および制
御回路101 に対して、Tip線側およびRing線側にそれぞ
れ適用されることが明らかである。すなわち、Tip線側
において、入力電圧VINt は演算増幅器OPAt(300) の入
力(IN3)に印加され、該演算増幅器OPAtの出力(OU
T3)は抵抗R11(R401)を介して出力回路AT (400) の
入力IN1 に供給されている。同様に、Ring線側におい
て、入力電圧VINr は演算増幅器OPAr(300) の入力(I
N3)に印加され、該演算増幅器OPArの出力(OUT3)は
抵抗R13(R401)を介して出力回路AR (400) の入力I
N2 に供給されている。ここで、図4における抵抗R12
およびR14は図25における抵抗R 402 に対応し、同様
に、抵抗R22およびR24は抵抗R402 に対応し、また、
抵抗RF1およびRF2は抵抗R405 に対応している。上述
した実施例では、NPN型トランジスタをPNP型トラ
ンジスタに置き換え、また、PNP型トランジスタをN
PN型トランジスタに置き換えても同様の効果が得られ
る。さらに、本発明はバイポーラトランジスタに限定さ
れるものではなく、MOSトランジスタ等の様々な半導
体デバイスを使用することができるのはもちろんであ
る。
【0090】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の出力回
路によれば、出力に外付けトランジスタを使用する場合
において、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、
且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善すること
ができる。さらに、本発明の出力電圧制限型の演算増幅
器によれば、演算増幅器の出力段に帰還をかけているこ
とから、入力に影響を及ぼさない(高入力インピーダン
スを保持したまま)で出力電圧を制限することができ
る。
路によれば、出力に外付けトランジスタを使用する場合
において、出力段アイドル電流のばらつきを小さくし、
且つ、負荷電流がある時の出力電圧範囲を改善すること
ができる。さらに、本発明の出力電圧制限型の演算増幅
器によれば、演算増幅器の出力段に帰還をかけているこ
とから、入力に影響を及ぼさない(高入力インピーダン
スを保持したまま)で出力電圧を制限することができ
る。
【図1】本発明に係る出力回路の第1の形態における一
実施例を示す回路図である。
実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の出力回路の第1の形態における他の実
施例の構成を示す回路図である。
施例の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の出力回路が適用される加入者回路を概
念的に示すブロック図である。
念的に示すブロック図である。
【図4】図3の加入者回路の構成の一例を示すブロック
回路図である。
回路図である。
【図5】図4の加入者回路におけるTIP 側の出力回路の
一例を示す回路図である。
一例を示す回路図である。
【図6】図4の加入者回路におけるRING側の出力回路の
一例を示す回路図である。
一例を示す回路図である。
【図7】本発明に係る出力回路の第2の形態における第
1の実施例を示す回路図である。
1の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明に係る出力回路の第2の形態における第
2の実施例を示す回路図である。
2の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明に係る出力回路の第2の形態における第
3の実施例を示す回路図である。
3の実施例を示す回路図である。
【図10】本発明に係る出力回路の第2の形態における
第4の実施例を示す回路図である。
第4の実施例を示す回路図である。
【図11】本発明に係る出力回路の第2の形態における
第5の実施例を示す回路図である。
第5の実施例を示す回路図である。
【図12】図7に示す出力回路の変形例を示す回路図で
ある。
ある。
【図13】図9に示す出力回路の変形例を示す回路図で
ある。
ある。
【図14】本発明の出力回路の第1の形態に対応する従
来の出力回路の一例を示す回路図である。
来の出力回路の一例を示す回路図である。
【図15】本発明の出力回路の第1の形態に対応する従
来の出力回路の他の例を示す回路図である。
来の出力回路の他の例を示す回路図である。
【図16】本発明の出力回路の第2の形態に対応する従
来の出力回路の使用例を示す回路図である。
来の出力回路の使用例を示す回路図である。
【図17】図16に示す出力回路の具体的な構成例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図18】図17に示す出力回路における課題を説明す
るための図である。
るための図である。
【図19】従来の演算増幅器の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図20】従来の演算増幅器の他の例を示す回路図であ
る。
る。
【図21】本発明の演算増幅器の第1の形態の原理を説
明するための図である。
明するための図である。
【図22】本発明の演算増幅器の第2の形態の原理を説
明するための図である。
明するための図である。
【図23】本発明の演算増幅器の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図24】本発明の演算増幅器の他の実施例を示す回路
図である。
図である。
【図25】本発明の演算増幅器を応用した構成を示す回
路図である。
路図である。
【図26】図25に示す回路を加入者回路の制御回路に
適用した様子を示す図である。
適用した様子を示す図である。
Cc …位相補償容量 D1,D2 …出力トランジスタバイアス用ダイオード Dp …ドロップ電圧クランプ用ダイオード QE1, QE2…出力トランジスタ Rp …出力アイドル安定用帰還抵抗 IN, /IN…入力 OUT…出力 300 …演算増幅器(出力電圧制限型の演算増幅器) 301 …入力段 302, 321〜32n …中間段 303 …出力段 304 …高レベルコンパレータ(比較手段) 305 …低レベルコンパレータ(比較手段) 306 …コンパレータ(比較手段) 307 …制御部
フロントページの続き (72)発明者 船木 哲司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (37)
- 【請求項1】 第1の電源手段(V1)と第2の電源手段
(V2)との間に設けられた第1および第2のトランジス
タ(QE1, QE2)を有し、該第1および第2のトランジ
スタ(QE1, QE2)の少なくとも一方を外付けトランジ
スタとして構成した出力回路であって、 前記第1のトランジスタ(QE1)の第1の端子と前記第
2のトランジスタ(Q E2)の第1の端子との間に、並列
接続された抵抗手段(Rp)およびダイオード手段(Dp)
を設けるようにしたことを特徴とする出力回路。 - 【請求項2】 前記第1および第2のトランジスタ(Q
E1, QE2)はプッシュ・プル接続され、前記抵抗手段
(Rp)は該第1または第2のトランジスタを流れる出力
アイドル電流(I3)を安定させ、且つ、前記ダイオード
手段(Dp)は該抵抗手段(Rp)によるドロップ電圧をク
ランプするようになっていることを特徴とする請求項1
の出力回路。 - 【請求項3】 前記出力回路は、入力および反転入力
(IN,/IN)を有する差動回路部(CS1,Q1,Q2,
Q3,Q4)を備えていることを特徴とする請求項1の出力
回路。 - 【請求項4】 前記出力回路は、第3のトランジスタ
(Q5)および容量手段(Cc)を具備し、該第3のトラン
ジスタ(Q5)の制御端子には前記差動回路部(CS1,Q
1,Q2,Q3,Q4)の出力が供給され、該第3のトランジス
タ(Q5)の第1の端子は前記第2の電源手段(V2)に接
続され、該第3のトランジスタ(Q5)の第2の端子は前
記第2のトランジスタ(QE2)の制御端子に接続され、
そして、該容量手段(Cc)は該第3のトランジスタ(Q
5)の制御端子および第2の端子間に接続されるようにな
っていることを特徴とする請求項1の出力回路。 - 【請求項5】 前記第1のトランジスタ(QE1)の制御
端子と前記第2のトランジスタ(QE2)の制御端子との
間には複数のダイオード手段(D1,D2)が設けられ、該
第1のトランジスタ(QE1)の制御端子は電流源(CS
2)を介して前記第1の電源手段(V1)に接続されるよう
になっていることを特徴とする請求項4の出力回路。 - 【請求項6】 前記ダイオード手段は、直列接続された
第1および第2のダイオード(D1,D2)を備えているこ
とを特徴とする請求項5の出力回路。 - 【請求項7】 前記ダイオード手段は、ダーリントン接
続された複数のトランジスタ(Q171,Q172;Q271,Q
272)を備えていることを特徴とする請求項5の出力回
路。 - 【請求項8】 前記第1のトランジスタ(QE1)および
前記第2のトランジスタ(QE2)の少なくとも一方はダ
ーリントン接続された複数の出力トランジスタで構成さ
れ、前記ダイオード手段は該出力トランジスタの構成に
応じて段数が規定されるようになっている請求項1の出
力回路。 - 【請求項9】 前記第1のトランジスタ(QE1)はNP
N型バイポーラトランジスタであり、前記第2のトラン
ジスタ(QE2)はPNP型バイポーラトランジスタであ
り、そして、前記第1および第2のトランジスタの各第
1の端子はエミッタであることを特徴とする請求項1の
出力回路。 - 【請求項10】 前記抵抗手段(Rp)は、数百Ω以上の
抵抗値を有していることを特徴とする請求項1の出力回
路。 - 【請求項11】 前記出力回路は、交換機用の加入者回
路(SLIC)の給電回路に適用されるようになってい
ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの出力回
路。 - 【請求項12】 第1の電源手段(V1)と第2の電源手
段(V2)との間に設けられた第1および第2のトランジ
スタ(QE1, QE2)を有し、該第1のトランジスタ(Q
E1)の制御端子と該第2のトランジスタ(QE2)の制御
端子との間に複数のダイオード手段(D1,D2;D1,D2,
D3;Q71,Q72,Q73)が設けられた出力回路であって、 第1の端子が前記第2の電源手段(V2)に接続され、第
2の端子が前記複数のダイオード手段の所定個所に接続
された第3のトランジスタ(Q0)を具備し、該第3のト
ランジスタが飽和したとき、前記第1のトランジスタ
(QE1)の制御端子に所定の電圧を印加して、出力(O
UT)を前記第2の電源手段のレベルに近づけるように
したことを特徴とする出力回路。 - 【請求項13】 前記出力回路は、入力および反転入力
(IN,/IN)を有する差動回路部(CS1,Q1,Q2,
Q3,Q4)を備えていることを特徴とする請求項12の出
力回路。 - 【請求項14】 前記出力回路は、第4のトランジスタ
(Q6), 第5のトランジスタ(Q5), 第1の抵抗手段
(R1), および, 容量手段(Cc)を具備し、該第4のト
ランジスタ(Q6)の制御端子には前記差動回路部(CS
1,Q1,Q2,Q3,Q4)の出力が供給され, 該第4のトラン
ジスタ(Q6)の第1の端子は該第1の抵抗手段(R1)を
介して前記第2の電源手段(V2)に接続されると共に前
記第3のトランジスタ(Q0)の制御端子および該第5の
トランジスタ(Q5)の制御端子に接続され, 該第4のト
ランジスタ(Q6)の第2の端子は前記第1の電源手段
(V 1)に接続され、該第5のトランジスタ(Q5)の第1
の端子は該第2の電源手段(V2)に接続され, 該第5の
トランジスタ(Q5)の第2の端子は前記第2のトランジ
スタ(QE2)の制御端子に接続され、該容量手段(Cc)
は該第4のトランジスタの制御端子および該第5のトラ
ンジスタ(Q5)の第2の端子間に接続されるようになっ
ていることを特徴とする請求項12の出力回路。 - 【請求項15】 前記第5のトランジスタ(Q5)の第2
の端子と前記第3のトランジスタ(Q0)の第2の端子と
の間に、安定用ダイオード手段(D0)を設け、該第3の
トランジスタ(Q0)における第2の端子の電位が該第5
のトランジスタ(Q5)における第2の端子の電位よりも
下がり過ぎないようにしたことを特徴とする請求項14
の出力回路。 - 【請求項16】 前記安定用ダイオード手段は、アノー
ドが前記第3のトランジスタ(Q0)の第2の端子に接続
され、且つ、カソードが前記第5のトランジスタ(Q5)
の第2の端子に接続されたダイオード(D0)として構成
されていることを特徴とする請求項15の出力回路。 - 【請求項17】 前記第4のトランジスタ(Q6)の第1
の端子および前記第1の抵抗手段(R1)の接続個所と,
前記第5のトランジスタ(Q5)の制御端子との間に第2
の抵抗手段(R2)を挿入するようにしたことを特徴とす
る請求項14の出力回路。 - 【請求項18】 前記第4のトランジスタ(Q6)の第1
の端子および前記第1の抵抗手段(R1)の接続個所と,
前記第3のトランジスタ(Q0)の制御端子との間に第3
の抵抗手段(R3)を挿入するようにしたことを特徴とす
る請求項14の出力回路。 - 【請求項19】 前記ダイオード手段は、直列接続され
た第1および第2のダイオード(D1,D2)を備え、前記
第3のトランジスタ(Q0)の第2の端子は、該第1のダ
イオード(D1)および該第2のダイオード(D2)の接続
個所に接続されるようになっていることを特徴とする請
求項12の出力回路。 - 【請求項20】 前記ダイオード手段は、ダーリントン
接続された複数のトランジスタ(Q71, Q72, Q73) を
備えていることを特徴とする請求項12の出力回路。 - 【請求項21】 前記第1のトランジスタ(QE1)およ
び前記第2のトランジスタ(QE2)の少なくとも一方は
ダーリントン接続された複数の出力トランジスタで構成
され、前記ダイオード手段は該出力トランジスタの構成
に応じて段数が規定されるようになっている請求項12
の出力回路。 - 【請求項22】 前記第1のトランジスタ(QE1)はN
PN型バイポーラトランジスタであり、前記第2のトラ
ンジスタ(QE2)はPNP型バイポーラトランジスタで
あり、そして、前記第1および第2のトランジスタの各
第1の端子はエミッタであることを特徴とする請求項1
2の出力回路。 - 【請求項23】 前記出力回路は、交換機用の加入者回
路の給電回路に適用されるようになっていることを特徴
とする請求項12〜22のいずれかの出力回路。 - 【請求項24】 請求項1〜23のいずれかに記載の出
力回路を具備することを特徴とする加入者回路。 - 【請求項25】 請求項1〜23のいずれかに記載の出
力回路を具備することを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項26】 請求項1〜23のいずれかに記載の出
力回路を加入者回路の出力回路(102, 103)に適用した
ことを特徴とする交換機。 - 【請求項27】 出力電圧(Vout)と基準電圧(VH )
とを比較する比較手段(304)を有し、該比較した結果に
応じた比較手段(304)の出力を、入力(IN 3)に影響を
与えないようにして出力段(303)の入力に帰還させるこ
とにより、前記出力電圧(Vout)に制限を加えるように
したことを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項28】 出力電圧(Vout)と基準電圧(VL )
とを比較する比較手段(305)を有し、該比較した結果に
応じた比較手段(305)の出力を、入力(IN 3)に影響を
与えないようにして中間段(302)の入力に帰還させるこ
とにより、前記出力電圧(Vout)に制限を加えるように
したことを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項29】 複数の中間段(321〜32n)を有する演算
増幅器であって、 出力電圧(Vout)と基準電圧(Vref)とを比較する比較
手段(306)を有し、該比較した結果に応じた比較手段
(306)の出力を、入力(IN3)に影響を与えないように
して出力段(303)の入力に帰還させることにより、前記
出力電圧に制限を加えるようにしたことを特徴とする演
算増幅器。 - 【請求項30】 複数の中間段(321〜32n)を有する演算
増幅器であって、 出力電圧(Vout)と基準電圧(Vref)とを比較する比較
手段(306)を有し、該比較した結果に応じた比較手段
(306)の出力を、入力(IN3)に影響を与えないように
して前記複数の中間段(321〜32n)のいずれかの入力に帰
還させることにより、前記出力電圧(Vout)に制限を加
えるようにしたことを特徴とする演算増幅器。 - 【請求項31】 前記基準電圧(VH,VL;Vref)および
前記比較手段(304,305;306)は、複数設けられているこ
とを特徴とする請求項27〜30のいずれかに記載の演
算増幅器。 - 【請求項32】 前記比較手段(304;305)は、差動対
(Q45, Q46; Q47,Q48) および電流源(CS33, C
S34)を備えていることを特徴とする請求項27〜31
のいずれかに記載の演算増幅器。 - 【請求項33】 前記電流源(CS33, CS34)を制御
可能とすることにより、電圧制限の可否を選択できるよ
うにしたことを特徴とする請求項32の演算増幅器。 - 【請求項34】 前記電流源(CS33, CS34)は複数
(Q57, Q56; Q58, Q55) 設けられ、該複数の電流源
(Q57, Q56; Q58, Q55) の各々を独立に制御可能と
することにより、選択的に電圧制限(VH1, VL1; V
H2, VL2)を行うようにしたことを特徴とする請求項3
2の演算増幅器。 - 【請求項35】 前記比較手段における差動対が平衡し
た時の帰還電流値を、該演算増幅器側の被制御点のバイ
アス電流値とほぼ等しくするようにしたことを特徴とす
る請求項32の演算増幅器。 - 【請求項36】 請求項27〜35のいずれかに記載の
演算増幅器を具備することを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項37】 請求項27〜35のいずれかに記載の
演算増幅器を加入者回路の制御回路(101)に適用したこ
とを特徴とする交換機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040695A JPH0878971A (ja) | 1994-06-30 | 1995-02-28 | 出力回路および演算増幅器 |
| US08/413,947 US5663673A (en) | 1994-06-30 | 1995-03-30 | Output circuit having at least one external transistor |
| EP95104813A EP0690563A3 (en) | 1994-06-30 | 1995-03-31 | Output circuit with at least one external transistor |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-149361 | 1994-06-30 | ||
| JP14936194 | 1994-06-30 | ||
| JP4040695A JPH0878971A (ja) | 1994-06-30 | 1995-02-28 | 出力回路および演算増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0878971A true JPH0878971A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=26379872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040695A Withdrawn JPH0878971A (ja) | 1994-06-30 | 1995-02-28 | 出力回路および演算増幅器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5663673A (ja) |
| EP (1) | EP0690563A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0878971A (ja) |
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- 1995-02-28 JP JP4040695A patent/JPH0878971A/ja not_active Withdrawn
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- 1995-03-31 EP EP95104813A patent/EP0690563A3/en not_active Withdrawn
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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