JPH0879054A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH0879054A
JPH0879054A JP6238561A JP23856194A JPH0879054A JP H0879054 A JPH0879054 A JP H0879054A JP 6238561 A JP6238561 A JP 6238561A JP 23856194 A JP23856194 A JP 23856194A JP H0879054 A JPH0879054 A JP H0879054A
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禎浩 小松
Norio Shoji
法男 小路
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/08Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
    • H03K19/082Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using bipolar transistors
    • H03K19/088Transistor-transistor logic

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は出力回路に関し、全体的に性能が向上
した出力回路を実現する。 【構成】論理入力信号Vi1 ' 、Vi2 ' に応じて所定電圧
レベルの駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成する駆動信号生
成手段14と、駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''に応じて電圧レ
ベルがTTLレベルの論理出力信号DO を出力するTT
Lレベル出力手段12と、駆動信号Vi2 ''が「H」レベ
ルの場合、論理出力信号DO をTTLレベル出力段12
の入力側にフイードバツクして駆動信号Vi2 ''の電圧レ
ベルを下げることにより、TTLレベル出力手段12を
非飽和又は浅い飽和状態で動作させる電圧シフト手段1
7とを設けるようにしたことにより、動作速度を速くで
きると共に、論理出力信号の波形を急峻にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図3) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図2) 作用 実施例 (1)第1実施例(図1) (2)第2実施例(図2) (3)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は出力回路に関し、例えば
アナログデイジタル変換回路の出力側に設けられ、TT
Lレベルの論理信号を出力するTTL出力回路に適用し
て好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のTTL出力回路において
は、図3に示すような回路構成を一般的に用いてTTL
レベルの論理信号を出力するようになされている。この
TTL出力回路1は、駆動信号生成段2で互いに逆相の
論理信号Vi1、Vi2に応じたシングル信号でなる駆動信
号Vi を生成し、当該駆動信号Vi でTTLレベル出力
段3を駆動してTTLレベルの論理信号DO を出力す
る。
【0004】この場合、駆動信号生成段2は論理信号V
i1、Vi2の入力段として差動対を形成するトランジスタ
Q1、Q3を有し、当該トランジスタQ1、Q3のベー
スにそれぞれ論理信号Vi1、Vi2が入力されている。ト
ランジスタQ1、Q3のエミツタは共に電源V1 、トラ
ンジスタQ2及び抵抗R2でなる電流源W1に接続さ
れ、コレクタはそれぞれ抵抗R1、R3を介して電源V
CCに接続されると共に、それぞれトランジスタQ9、Q
6のベースに接続されている。トランジスタQ6、Q9
のコレクタは共に電源VCCに接続され、エミツタはそれ
ぞれ抵抗R4、R5を介してトランジスタQ5、Q8及
びQ4、Q7でなるカレントミラー対に接続されてい
る。
【0005】これに対してTTLレベル出力段3は駆動
信号Vi の入力段としてトランジスタQ10を有し、そ
のトランジスタQ10のコレクタは抵抗R7を介して電
源VCCに接続されると共に、トランジスタQ13、Q1
4及び抵抗R9でなるハイレベル出力段4に接続されて
いる。またトランジスタQ10のエミツタはトランジス
タQ11、Q12及び抵抗R6、R8でなるローレベル
出力段5に接続されている。
【0006】ここでこのような構成を有するTTL出力
回路1の動作について以下に説明する。差動対(トラン
ジスタQ1、Q3)の出力論理振幅(すなわち負荷抵抗
R1又はR3に生じる電圧)をΔVとすれば、論理信号
i1が「H」レベル、論理信号Vi2が「L」レベルの場
合、トランジスタQ1がオン、トランジスタQ3がオフ
するため、トランジスタQ9のベース電圧VQ9B は、次
【数1】 になり、トランジスタQ6のベース電圧VQ6B は、次式
【数2】 になる。またトランジスタのベース・エミツタ間電圧を
f とすれば、トランジスタQ9のエミツタ電圧VQ9E
は、次式
【数3】 になり、トランジスタQ6のエミツタ電圧VQ6E は、次
【数4】 になる。さらにトランジスタQ5のベース電圧V
Q5B は、GND側から2段目であることから、次式
【数5】 になる。
【0007】また抵抗R4に生じる電圧VR4は、トラン
ジスタQ6のエミツタ電圧VQ6E とトランジスタQ5の
ベース電圧VQ5B との差によつて求められ、次式
【数6】 になる。ここで抵抗R4、R5は等しく、かつカレント
ミラー対(トランジスタQ5、Q8及びQ4、Q7)に
よつて抵抗R4、R5に流れる電流IR4、IR5が等しい
ため、抵抗R5に生じる電圧VR5は抵抗R4に生じる電
圧VR4と等しくなる。これによりトランジスタQ10の
ベース電圧VQ10B(すなわち駆動信号Vi )は、トラン
ジスタQ9のエミツタ電圧VQ9E から抵抗R5に生じる
電圧VR5を差し引いて、次式
【数7】 になる。
【0008】これに対して論理信号Vi1が「L」レベ
ル、論理信号Vi2が「H」レベルの場合、トランジスタ
Q1がオフし、トランジスタQ3がオンするため、トラ
ンジスタQ9のベース電圧VQ9B は、次式
【数8】 になり、トランジスタQ6のベース電圧VQ6B は、次式
【数9】 になる。これによりトランジスタQ9のエミツタ電圧V
Q9E は、次式
【数10】 になり、トランジスタQ6エミツタ電圧VQ6E は、次式
【数11】 になる。
【0009】ここでトランジスタQ5のベース電圧V
Q5B は上述の(5)式のようになるため、抵抗R4に生
じる電圧VR4は、次式
【数12】 になる。また上述のように抵抗R4、R5は等しく、か
つカレントミラー対(トランジスタQ5、Q8及びQ
4、Q7)によつて抵抗R4、R5に流れる電流IR4
R5が等しいため、抵抗R5に生じる電圧VR5は抵抗R
4に生じる電圧VR4と等しい。従つてトランジスタQ1
0のベース電圧VQ10B(すなわち駆動信号Vi )は、ト
ランジスタQ9のエミツタ電圧VQ9E から抵抗R5に生
じる電位差VR5を差し引いて求められ、次式
【数13】 になる。このように駆動信号生成段2は、論理信号
i1、Vi2に応じて電圧レベルが±ΔV+2Vf の駆動
信号Vi を生成する。
【0010】一方、TTLレベル出力段3では、駆動信
号Vi の電圧レベルが−ΔV+2Vf の場合(すなわち
論理信号Vi1が「H」レベル、論理信号Vi2が「L」レ
ベルの場合)、トランジスタQ10、Q11及びQ12
がオフする(なぜならオンするためには、駆動信号Vi
の電圧レベルが2Vf 以上必要である)。このときトラ
ンジスタQ14のベース電圧VQ14Bは、次式
【数14】 になるため、2段下のトランジスタQ12のコレクタ電
圧VQ12Cは、次式
【数15】 になる。すなわちTTLレベル出力段3は、電圧レベル
がVCC−2Vf でなる「H」レベルの論理信号DO を出
力する。
【0011】これに対して駆動信号Vi の電圧レベルが
+ΔV+2Vf の場合(すなわち論理信号Vi1が「L」
レベル、論理信号Vi2が「H」レベルの場合)、トラン
ジスタQ10、Q11及びQ12はオンする。このとき
トランジスタQ10、Q11及びQ12はいづれも過大
なベース電流が注入されるため飽和状態に陥る。ここで
トランジスタの飽和状態におけるベース・エミツタ間電
圧をVf(SAT)(通常約0.8〔V〕)、コレクタ・エミツ
タ間電圧をVCE(SAT) (通常約 0.2〔V〕)とすると、
トランジスタQ10のエミツタ電圧VQ10Eは、次式
【数16】 になり、トランジスタQ10のコレクタ電圧VQ10Cは、
次式
【数17】 になる。
【0012】(17)式に示すようにトランジスタQ1
0のコレクタ電圧VQ10Cが約 1.0〔V〕の場合、トラン
ジスタQ13、Q14はオンすることができずオフにな
る(なぜならオンするためには2Vf 以上の電圧レベル
が必要である)。従つてトランジスタQ12のコレクタ
電圧VQ12Cは、トランジスタQ13、Q14側から電圧
が供給されず、次式
【数18】 になる。すなわちTTLレベル出力段3は、電圧レベル
がVCE(SAT) (=約0.2〔V〕)でなる「L」レベルの
論理信号DO を出力する。このようにしてTTL出力回
路1は、論理信号Vi1が「H」レベル、論理信号Vi2
「L」レベルの場合、「H」レベル(=VCC−2Vf
の論理信号DO を出力し、論理信号Vi1が「L」レベ
ル、論理信号Vi2が「H」レベルの場合、「L」レベル
(=VCE(SAT) )の論理信号DO を出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところでTTL出力回
路1では、上述のように論理信号DO が「L」レベルの
ときトランジスタQ10〜Q12が飽和状態でオンして
いるため、論理信号DOが「L」レベルから「H」レベ
ルに切り換わるときトランジスタQ10〜Q12がオフ
になるのが遅れる(通常、トランジスタは飽和状態にな
つていると、切り換わり動作が遅れる)。このときトラ
ンジスタQ13、Q14は飽和状態にないためオンにな
るのが速く、その結果、瞬間的にトランジスタQ10〜
Q14が全てオンになつて縦電流(すなわちTTL回路
において電源VCCとGND間に縦続接続されたトランジ
スタが全てオンすることにより、電源VCCとGNDとが
少数の抵抗で接続されて流れる不要な電流)が流れる問
題がある。またTTL出力回路1では、論理信号DO
「H」レベルから「L」レベルに切り換わるときにもト
ランジスタQ13、Q14がオフになるのが遅れ、トラ
ンジスタQ10〜Q14が全てオンになつて縦電流が流
れることがある。
【0014】このようにTTL出力回路1では、論理出
力が切り換わる際に縦電流が流れて全体的に消費電流が
増える問題がある。因みに、縦電流が流れて消費電流が
増えると、余分な不要輻射が発生して周辺回路に悪影響
を及ぼす。またTTL出力回路1は、上述のようにトラ
ンジスタが飽和状態で動作しているため、全体的に動作
が遅く、出力波形がなまる問題がある。特に、CMOS
系の負荷を接続した場合には、定常状態で負荷電流が全
くなくなるため、TTL出力回路1は飽和状態に深く陥
り、極めて動作が遅くなる。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、全体的に性能が向上した出力回路を提案しようとす
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、論理入力信号Vi1 ' 、Vi2 ' に応
じて所定電圧レベルの駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成す
る駆動信号生成手段14と、駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''
応じて電圧レベルがTTLレベルの論理出力信号DO
出力するTTLレベル出力手段12と、駆動信号が
「H」レベルの場合、論理出力信号DO をTTLレベル
出力手段12の入力側にフイードバツクして駆動信号V
i2 ''の電圧レベルを下げることにより、TTLレベル出
力手段12を非飽和又は浅い飽和状態で動作させる電圧
シフト手段17とを備えるようにした。
【0017】また本発明においては、電圧シフト手段1
7は、ダイオード素子Q41、Q42でなるようにし
た。
【0018】また本発明においては、駆動信号生成手段
14は、互いに逆相でなる第1及び第2の論理入力信号
i1 ' 、Vi2 ' に応じて互いに逆相の第1及び第2の駆
動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成する差動回路(Q31、Q
33、R16、R18、W14)と、第1及び第2の駆
動信号Vi1 ''、Vi2 ''の「L」レベルを所定電圧レベル
にクランプするクランプ回路15、16とを備えるよう
にした。
【0019】また本発明においては、駆動信号生成手段
14は、互いに逆相でなる第1及び第2の論理入力信号
i1 ' 、Vi2 ' に応じて互いに逆相の第1及び第2の駆
動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成する差動回路(Q31、Q
33、R16、R18、W14)と、差動回路を流れる
電流I20を制御して第1及び第2の駆動信号Vi1 ''、V
i2 ''の「L」レベルを所定電圧レベルにクランプする電
流制御回路21とを備えるようにした。
【0020】また本発明においては、TTLレベル出力
手段12は、電源電圧間(VCC〜GND)に縦続接続さ
れ、かつ駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''に応じて反転動作して
接続中点から論理出力信号DO を出力する第1及び第2
のトランジスタQ39、Q40を有し、第1のトランジ
スタQ39のベース及び又は第2のトランジスタQ40
のベースに動作タイミングを調整するタイミング調整手
段R20、R21を設けるようにした。
【0021】また本発明においては、TTLレベル出力
手段12は、出力側に負荷抵抗R23を備えるようにし
た。
【0022】また本発明においては、TTLレベル出力
手段12は、第1の駆動信号Vi1 ''がベースに入力さ
れ、かつコレクタが第1の電圧VCCに接続され、かつエ
ミツタが第1の電流源W15に接続された第1のトラン
ジスタQ37と、第1の駆動信号Vi1 ''と逆相の第2の
駆動信号Vi2 ''がベースに入力され、かつコレクタが第
1の電圧VCCに接続された第2のトランジスタQ36
と、ベースが第1の抵抗R20を介して第1のトランジ
スタQ37のエミツタに接続され、コレクタが第1の電
圧VCCに接続された第3のトランジスタQ39と、ベー
スが第2の抵抗R21を介して第2のトランジスタQ3
6のエミツタに接続されると共に、第3の抵抗R22を
介して第2の電圧GNDに接続され、かつコレクタが第
3のトランジスタQ39のエミツタに接続され、かつエ
ミツタが第2の電圧GNDに接続された第4のトランジ
スタQ40と、一端が第4のトランジスタQ40のコレ
クタに接続され、他端が第2の電圧GNDに接続された
第4の抵抗R23とでなり、第4のトランジスタQ40
のコレクタから論理出力信号DO を出力するようにし
た。
【0023】また電圧シフト手段17は、ベースがコレ
クタに接続され、かつTTLレベル出力手段12の第2
のトランジスタQ36のベースに接続された第5のトラ
ンジスタQ41と、ベースがコレクタに接続され、かつ
第5のトランジスタQ41のエミツタに接続され、かつ
エミツタがTTLレベル出力手段12の第4のトランジ
スタQ40のコレクタに接続された第6のトランジスタ
Q42とでなるようにした。
【0024】
【作用】論理入力信号Vi1 ' 、Vi2 ' に応じて所定電圧
レベルの駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成する駆動信号生
成手段14と、駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''に応じて電圧レ
ベルがTTLレベルの論理出力信号DO を出力するTT
Lレベル出力手段12と、駆動信号が「H」レベルの場
合、論理出力信号DO をTTLレベル出力手段12の入
力側にフイードバツクして駆動信号Vi2 ''の電圧レベル
を下げることにより、TTLレベル出力手段12を非飽
和又は浅い飽和状態で動作させる電圧シフト手段17と
でなるようにしたことにより、TTLレベル出力段12
が非飽和又は浅い飽和状態で動作する。
【0025】また駆動信号生成手段14は、互いに逆相
でなる第1及び第2の論理入力信号Vi1 ' 、Vi2 ' に応
じて互いに逆相の第1及び第2の駆動信号Vi1 ''、Vi2
''を生成する差動回路(Q31、Q33、R16、R1
8、W14)と、第1及び第2の駆動信号Vi1 ''、Vi2
''の「L」レベルを所定電圧レベルにクランプするクラ
ンプ回路15、16とでなるようにしたことにより、駆
動信号生成手段14が非飽和又は浅い飽和状態で動作す
る。
【0026】また駆動信号生成手段14は、互いに逆相
でなる第1及び第2の論理入力信号Vi1 ' 、Vi2 ' に応
じて互いに逆相の第1及び第2の駆動信号Vi1 ''、Vi2
''を生成する差動回路(Q31、Q33、R16、R1
8、W14)と、差動回路を流れる電流I20を制御して
第1及び第2の駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''の「L」レベル
を所定電圧レベルにクランプする電流制御回路21とで
なるようにしたことにより、駆動信号生成手段14が非
飽和又は浅い飽和状態で動作する。
【0027】第1のトランジスタQ39のベース及び又
は第2のトランジスタQ40のベースに動作タイミング
を調整するタイミング調整手段R20、R21を設ける
ようにしたことにより、第1及び第2のトランジスタQ
39、Q40が同時にオン動作しなくなる。
【0028】またTTLレベル出力手段12は、出力側
に負荷抵抗R23を備えるようにしたことにより、負荷
電流がほとんど流れないCMOS系の素子を接続した場
合にも、論理出力信号DO の「H」レベルが無用に高く
ならない。
【0029】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0030】図1において、10は全体としてTTL出
力回路を示し、論理信号処理段11で互いに逆相の論理
信号Vi1、Vi2に応じた駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''を生成
し、当該駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''でTTLレベル出力段
12を駆動してTTLレベルの論理信号DO を出力す
る。この場合、論理信号処理段11は、論理信号Vi1
i2に応じて所定電圧レベルの互いに逆相の論理信号V
i1 ' 、Vi2 ' を生成する論理信号生成段13と、論理信
号Vi1 ' 、Vi2 ' に応じて所定電圧レベルの駆動信号V
i1 ''、Vi2 ''を生成する駆動信号生成段14とによつて
構成されている。
【0031】ここで論理信号生成段13は論理信号
i1、Vi2の入力段として差動対を形成するトランジス
タQ21、Q24を有し、当該トランジスタQ21、Q
24のベースにそれぞれ論理信号Vi1、Vi2が入力され
ている。このトランジスタQ21、Q24のコレクタは
それぞれ抵抗R11、R13を介してトランジスタQ2
3のエミツタに接続され、トランジスタQ21、Q24
のエミツタは共にトランジスタQ22、抵抗R12及び
電源V5 (=Vf +0.2 〔V〕)でなる電流源W11に
接続されている。この場合、トランジスタQ23のベー
スは電源V4 (=4Vf )に接続され、コレクタは電源
CCに接続されている。またトランジスタQ21、Q2
4のコレクタはそれぞれエミツタフオロアを形成するト
ランジスタQ27、Q25のベースに接続されている。
このトランジスタQ25のコレクタは電源VCCに接続さ
れ、エミツタはトランジスタQ26、抵抗R14及び電
源V5 (=Vf +0.2 〔V〕)でなる電流源W12に接
続されている。同様に、トランジスタQ27のコレクタ
は電源VCCに接続され、エミツタはトランジスタQ2
8、抵抗R15及び電源V5 (=Vf +0.2 〔V〕)で
なる電流源W13に接続されている。
【0032】これに対して駆動信号生成段14は論理信
号Vi1 ' 、Vi2 ' の入力段として差動対を形成するトラ
ンジスタQ31、Q33を有し、当該トランジスタQ3
1、Q33のベースにそれぞれ論理信号Vi1 ' 、Vi2 '
が入力されている。このトランジスタQ31、Q33の
エミツタは共にトランジスタQ32、抵抗R17及び電
源V5 (=Vf +0.2 〔V〕)でなる電流源W14に接
続され、コレクタはそれぞれ抵抗R16、R18を介し
て電源VCCに接続されている(すなわちトランジスタQ
31、Q33、抵抗R16、R18及び電流源W14は
差動回路を形成している)。またトランジスタQ31の
コレクタにはトランジスタQ29、Q30でなるクラン
プ回路15が接続され、トランジスタQ33のコレクタ
にはトランジスタQ34、Q35でなるクランプ回路1
6が接続されている。この場合、クランプ回路15、1
6の一端(すなわちトランジスタQ30、Q34のベー
ス)はそれぞれ電源V3 (= 3.5Vf )に接続されてお
り、これによりトランジスタQ31、Q33のコレクタ
電圧VQ31C、VQ33Cは「L」レベルのときでも 1.5Vf
にクランプされる。
【0033】一方、TTLレベル出力段12は駆動信号
i1 ''、Vi2 ''の入力段としてトランジスタQ37、Q
36を有し、当該トランジスタQ37、Q36のベース
に駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''が入力されている。このトラ
ンジスタQ37のコレクタは電源VCCに接続され、エミ
ツタはトランジスタQ38、抵抗R19及び電源V
5 (=Vf +0.2 〔V〕)でなる電流源W15に接続さ
れると共に、抵抗R20を介してハイレベル出力段
(「H」レベルの論理信号DO を出力する際にオンす
る)を形成するトランジスタQ39のベースに接続され
ている。またトランジスタQ36のコレクタは電源VCC
に接続され、エミツタは抵抗R21を介してローレベル
出力段(「L」レベルの論理信号DO を出力する際にオ
ンする)を形成するトランジスタQ40のベースに接続
されている。この場合、トランジスタQ39、Q40の
ベース前段にそれぞれ抵抗R20、R21を設けること
により、トランジスタQ39、Q40の動作タイミング
が調整され、トランジスタQ39、Q40が同時にオン
しないようになされている。
【0034】上述のハイレベル出力段を形成するトラン
ジスタQ39のコレクタは電源VCCに接続され、エミツ
タは上述のローレベル出力段を形成するトランジスタQ
40のコレクタに接続されている。そしてローレベル出
力段を形成するトランジスタQ40のエミツタはGND
に接続され、ベースは抵抗R22を介してGNDに接続
されている。またトランジスタQ40のコレクタは抵抗
R23を介してGNDに接続されており、これによりC
MOS系の負荷素子を接続した場合にコレクタ電圧V
Q40Cの「H」レベルが無用に高くならないようになされ
ている。
【0035】またトランジスタQ40のコレクタはトラ
ンジスタQ41、Q42でなる電圧シフト回路17を介
してトランジスタQ36のベースに接続されている(す
なわちTTLレベル出力段12の出力は電圧シフト回路
17によつて入力にフイードバツクされている)。トラ
ンジスタQ41のベースはコレクタに接続されると共
に、トランジスタQ36のベースに接続され、エミツタ
はトランジスタQ42のベース及びコレクタに接続され
ており、またトランジスタQ42のエミツタはトランジ
スタQ40のコレクタに接続されている。このように接
続されたトランジスタQ41、Q42はそれぞれダイオ
ードとして動作し、駆動信号Vi2 ''が「H」レベルのと
きトランジスタQ36のベース電圧VQ36Bを引き下げる
ようになされている。
【0036】ここでこのように構成されるTTL出力回
路10の動作について以下に説明する。論理信号生成段
13において、論理信号Vi1が「H」レベル、論理信号
i2が「L」レベルになると、トランジスタQ21がオ
ン、トランジスタQ24がオフする。このときトランジ
スタQ23のエミツタ電圧VQ23Eは、ベースに電源V4
(=4Vf )が接続されているため、次式
【数19】 になつている。このため差動対(トランジスタQ21、
Q22)の出力論理振幅(すなわち負荷抵抗R11又は
R13に生じる電圧)をΔVとすれば、トランジスタQ
27のベース電圧VQ27Bは、次式
【数20】 になり、トランジスタQ25のベース電圧VQ25Bは、次
【数21】 になる。従つてトランジスタQ27のエミツタ電圧V
Q27E(すなわち論理信号Vi1 ' )は、次式
【数22】 になり、トランジスタQ25のエミツタ電圧VQ25E(す
なわち論理信号Vi2 ' )は、次式
【数23】 になる。
【0037】これに対して論理信号Vi1が「L」レベ
ル、論理信号Vi2が「H」レベルになると、トランジス
タQ21がオフ、トランジスタQ24がオンするため、
トランジスタQ27のベース電圧VQ27Bは、次式
【数24】 になり、トランジスタQ25のベース電圧VQ25Bは、次
【数25】 になる。従つてトランジスタQ27のエミツタ電圧V
Q27E(すなわち論理信号Vi1 ' )は、次式
【数26】 になり、トランジスタQ25のエミツタ電圧VQ25E(す
なわち論理信号Vi2 ' )は、次式
【数27】 になる。このようにして論理信号生成段13は、論理信
号Vi1が「H」レベル、論理信号Vi2が「L」レベルの
場合、「L」レベル(=2Vf −ΔV)の論理信号Vi1
' と「H」レベル(=2Vf )の論理信号Vi2 ' を出力
し、論理信号Vi1が「L」レベル、論理信号Vi2
「H」レベルの場合、「H」レベル(=2Vf)の論理
信号Vi1 ' と「L」レベル(=2Vf −ΔV)の論理信
号Vi2 ' を出力する。
【0038】ここで駆動信号生成段14において、論理
信号Vi1 ' が「L」レベル(=2Vf −ΔV)、論理信
号Vi2 ' が「H」レベル(=2Vf )になると、トラン
ジスタQ33がオフし、トランジスタQ31がオンす
る。このためトランジスタQ33のコレクタ電圧VQ33C
(すなわち駆動信号Vi1 '')は、次式
【数28】 になり、トランジスタQ31のコレクタ電圧VQ31C(す
なわち駆動信号Vi2 '')は、クランプ回路15でクラン
プされているため、次式
【数29】 になる。
【0039】これに対して論理信号Vi1 ' が「H」レベ
ル、論理信号Vi2 ' が「L」レベルになると、トランジ
スタQ33がオンし、トランジスタQ31がオフする。
従つてトランジスタQ33のコレクタ電圧VQ33C(すな
わち駆動信号Vi1 '')は、クランプ回路16でクランプ
されているため、次式
【数30】 になり、トランジスタQ31のコレクタ電圧VQ31C(す
なわち駆動信号Vi2 '')は、次式
【数31】 になる。このように駆動信号生成段14は、論理信号V
i1 ' が「L」レベル(=2Vf−ΔV)、論理信号Vi2
' が「H」レベル(=2Vf )になると、「H」レベル
(=VCC)の駆動信号Vi1 ''と「L」レベル(=1.5 V
f )の駆動信号Vi2 ''を出力し、論理信号Vi1 '
「H」レベル(=2Vf )、論理信号Vi2 ' が「L」レ
ベル(=2Vf −ΔV)になると、「L」レベル(=1.
5 Vf )の駆動信号Vi1 ''と「H」レベル(=VCC)の
駆動信号Vi2 ''を出力する。
【0040】因みに、トランジスタQ31、Q33のエ
ミツタ電圧VQ31E、VQ33Eは、次式
【数32】 になり、トランジスタQ31、Q33のコレクタ電圧V
Q31C、VQ33Cの「L」レベルは(29)、(30)式に
示すように1.5 Vf になるため、トランジスタQ31、
Q33は飽和状態にならない。またトランジスタQ32
のエミツタ電圧VQ32Eは、ベースに電源V5 (=Vf
0.2 〔V〕)が接続されているため、次式
【数33】 になり、コレクタ電圧VQ32Cは、次式
【数34】 になるため、トランジスタQ32は同様に飽和状態にな
らない。さらにトランジスタQ31、Q33のコレクタ
電圧VQ31C、VQ33Cの「L」レベルは(29)、(3
0)式に示すように1.5 Vf になるため、電源VCCの変
動に対しても影響を受けない。
【0041】ここでTTLレベル出力段12において、
駆動信号Vi1 ''が「H」レベル(=VCC)、駆動信号V
i2 ''が「L」レベル(=1.5 Vf )になると、トランジ
スタQ37、Q36がそれぞれオンする。この場合、ト
ランジスタQ36のエミツタ電圧VQ36Eが、次式
【数35】 になるため、トランジスタQ40はオフする。またトラ
ンジスタQ37のエミツタ電圧VQ37Eは、次式
【数36】 になる。この場合、抵抗R20にほとんど電流が流れな
いため、トランジスタQ39のベース電圧VQ39Bはトラ
ンジスタQ37のエミツタ電圧VQ37Eと等しく、次式
【数37】 になる。従つてトランジスタQ39がオンすることによ
り、トランジスタQ40のコレクタ電圧VQ40C(すなわ
ち論理信号DO )は、次式
【数38】 になる。すなわちTTLレベル出力段12は、電圧レベ
ルがVCC−2Vf でなる「H」レベルの論理信号DO
出力する。このとき駆動信号Vi2 ''(すなわちトランジ
スタQ36のベース電圧VQ36B)は、次式
【数39】 であるため、トランジスタQ41、Q42は逆バイアス
になり、オフになる。
【0042】これに対して駆動信号Vi1 ''が「L」レベ
ル(=1.5 Vf )、駆動信号Vi2 ''が「H」レベル(=
CC)になると、トランジスタQ37、Q36がそれぞ
れオンする。この場合、トランジスタQ39のベース電
圧VQ39Bが、次式
【数40】 になるため、トランジスタQ39はオフする。またトラ
ンジスタQ36のエミツタ電圧VQ36Eが、次式
【数41】 になるため、トランジスタQ40はオンする。
【0043】このとき駆動信号Vi2 ''(すなわちトラン
ジスタQ36のベース電圧VQ36B)は、次式
【数42】 であるため、トランジスタQ41、Q42に順バイアス
がかかつてトランジスタQ40のコレクタ電圧V
Q40C(すなわち論理信号DO )が一瞬、次式
【数43】 になる。しかしながらこの場合、トランジスタQ41、
Q42が順バイアスによつてオンすることにより、抵抗
R16に電流が流れ、トランジスタQ36のベース電圧
Q36Bは下がる。
【0044】その結果最終的には、トランジスタQ40
のベース電圧VQ40Bは、次式
【数44】 になり、トランジスタQ36のエミツタ電圧VQ36Eは、
次式
【数45】 になり、トランジスタQ36のベース電圧VQ36Bは、次
【数46】 になり、トランジスタQ40のコレクタ電圧VQ40C(す
なわち論理信号DO )は、次式
【数47】 になる。かくしてTTLレベル出力段12は、電圧レベ
ルがVf ×R21/R22でなる「L」レベルの論理信
号DO を出力する。
【0045】この場合、トランジスタQ40のベースを
抵抗R22を介してGNDに接続したことにより抵抗R
21に電流が流れ、その結果、(45)及び(47)式
に示すように、トランジスタQ40のコレクタに抵抗R
21に生じる電圧VR21 と等しい電圧が発生する。すな
わち抵抗R21、R22を設けたことにより、電圧シフ
ト回路17が動作したとき、論理信号DO の電圧レベル
が抵抗R21に発生する電圧VR21 になる。また上述の
ようにトランジスタQ36のベース電圧VQ36Bがトラン
ジスタQ41、Q42でなる電圧シフト回路17によつ
て下がるため、トランジスタQ36、Q40は飽和状態
にならない。
【0046】このようにしてTTLレベル出力段12
は、駆動信号Vi1 ''が「H」レベル(=VCC)、駆動信
号Vi2 ''が「L」レベル(=1.5 Vf )になると、
「H」レベル(=VCC−2Vf )の論理信号DO を出力
し、駆動信号Vi1 ''が「L」レベル(=1.5 Vf )、駆
動信号Vi2 ''が「H」レベル(=VCC)になると、
「L」レベル(=Vf ×R21/R22)の論理信号D
O を出力する。すなわちTTL出力回路10としては、
論理信号Vi1が「H」レベル、論理信号Vi2が「L」レ
ベルの場合、「H」レベル(=VCC−2Vf )の論理信
号DOを出力し、論理信号Vi1が「L」レベル、論理信
号Vi2が「H」レベルの場合、「L」レベル(=Vf ×
R21/R22)の論理信号DO を出力する。
【0047】以上の構成において、TTL出力回路10
では飽和状態で動作するトランジスタがないため、動作
速度が速くなり、出力波形も極めて急峻になる。また論
理信号DO が「L」レベルから「H」レベルに切り換わ
るとき、抵抗R20とトランジスタQ39の入力容量で
定まる時定数によつてトランジスタQ39のオンよりも
トランジスタQ40のオフが速くなるため、トランジス
タQ39、Q40が同時にオンになることがなく、縦電
流が流れることはない。さらに論理信号DO が「H」レ
ベルから「L」レベルに切り換わるとき、抵抗R21と
トランジスタQ40の入力容量で定まる時定数によつて
トランジスタQ40のオンよりもトランジスタQ39の
オフが速いため、トランジスタQ39、Q40が同時に
オンになることがなく、縦電流が流れることはない。さ
らにTTL出力回路10では、抵抗R23を出力側に設
けたことにより、CMOS系の負荷素子を接続した場合
(すなわち負荷電流が無くなるような場合)でも、抵抗
R23に負荷電流が流れて論理信号DO の「H」レベル
が無用に高くならない。
【0048】因みに、TTL出力回路10は上述のよう
に飽和状態で動作するトランジスタがないため、動作速
度は基本的にトランジスタの入力容量Cと抵抗Rとの時
定数(C×R)によつて決まる。このためポリシリコン
抵抗のように温度変動に対して安定な抵抗素子を使用す
れば、TTL出力回路10の動作速度は温度変動に対し
て極めて安定になる。またTTL出力回路10は基本的
に基準電圧(GND)側から決まる信号の流れになつて
いるため、電源VCCの変動に対しても極めて安定であ
る。
【0049】以上の構成によれば、TTLレベル出力段
12の出力(トランジスタQ40のコレクタ)を入力
(トランジスタQ36のベース)にフイードバツクする
電圧シフト回路17を設けたことにより、駆動信号Vi2
''が「H」レベルの場合にトランジスタQ36のベース
電圧VQ36Bが下がり、トランジスタQ36、Q40の飽
和状態を回避できる。またトランジスタQ31、Q33
のコレクタにそれぞれクランプ回路15、16を設けた
ことにより、トランジスタQ31、Q33及びその下段
に設けられたトランジスタQ32の飽和状態を回避でき
る。これによりTTL出力回路10では、飽和状態で動
作するトランジスタがなくなつて動作速度を速くするこ
とができ、出力波形を急峻にすることができる。
【0050】またトランジスタQ39、Q40のベース
前段にそれぞれ抵抗R20、R21を設けたことによ
り、トランジスタQ39、Q40が同時にオンすること
がなくなり、不要な縦電流の発生を回避できる。これに
より消費電流の増加を防止できると共に、余分な不要輻
射の発生も防止できる。さらにTTLレベル出力段12
の出力側に抵抗R23を設けたことにより、CMOS系
の負荷素子を接続した場合でも、論理信号DO の「H」
レベルが無用に高くなることを防止できる。かくするに
つき全体的に性能が向上したTTL出力回路10を実現
できる。
【0051】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図2におい
て、20は全体としてTTL出力回路を示し、クランプ
回路15、16の代わりに電流制御段21を設けたこと
を除いて図1に示すTTL出力回路10と同様の構成を
有する。この第2実施例の場合、駆動信号生成段14は
差動回路(トランジスタQ31、Q33、抵抗R16、
R18及び電流源W14)と、差動回路の電流源W14
の電流I20を制御する電流制御段21によつて構成され
ており、電流制御段21で電流I20を制御することによ
り差動回路から出力される駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''(す
なわちトランジスタQ31、Q33のコレクタ電圧V
Q31C、VQ33C)の「L」レベルを所定の電圧にクランプ
する。
【0052】ここで電流制御段21のトランジスタQ1
01とトランジスタQ102はカレントミラーを形成
し、そのエミツタはそれぞれ抵抗R101、R102を
介してGNDに接続されている。またトランジスタQ1
01のコレクタはトランジスタQ103を介して電源V
CCに接続され、トランジスタQ102のコレクタはトラ
ンジスタQ103のベースに接続されると共に、抵抗R
103を介して電源VCCに接続されている。またトラン
ジスタQ101のベースはトランジスタQ32のベース
にも接続されており、トランジスタQ101はトランジ
スタQ32ともカレントミラーを形成している。このよ
うにトランジスタQ101がトランジスタQ102とカ
レントミラーを形成すると共に、トランジスタQ32と
カレントミラーを形成することにより、電流源W14の
電流I20はトランジスタQ102、抵抗R102でなる
電流源W16の電流I21に比例する。従つて電流I21
よつて電流I20を制御すれば、駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''
の「L」レベルを所望の電圧にすることができる。
【0053】ここでこのように構成される駆動信号生成
段14の動作を以下に具体的に説明する。トランジスタ
Q103のベースとトランジスタQ102のエミツタと
の間にかかる電圧VQ103B-Q102E は、次式
【数48】 であるため、抵抗R102にかかる電圧VR102と抵抗R
103にかかる電圧VR103の和は、次式
【数49】 になる。従つて電流源W16の電流I21は、次式
【数50】 になる。
【0054】ここで抵抗R102と抵抗R17とを等し
くすると、電流源W14の電流I20は電流源W16の電
流I21と等しくなり、次式
【数51】 で表される。また抵抗R16と抵抗R18とを等しくす
ると、トランジスタQ31、Q33のコレクタ電圧V
Q31C、VQ33Cの「L」レベルは、次式
【数52】 になる。仮に抵抗R6を抵抗R102と抵抗R103の
和に設定すれば、トランジスタQ31、Q33のコレク
タ電圧VQ31C、VQ33Cの「L」レベルは(52)式か
ら、次式
【数53】 で表される。従つて抵抗R6を、次式
【数54】 に示すように、抵抗R102と抵抗R103の和よりも
大きくすれば、トランジスタQ31、Q33のコレクタ
電圧VQ31C、VQ33Cの「L」レベルを、次式
【数55】 に示すように、2Vf よりも小さくすることができる。
このようにして駆動信号生成段14は駆動信号Vi1 ''
i2 ''の「L」レベルを所望の電圧レベルにする。因み
にこの場合、コレクタ電圧VQ31C、VQ33Cの「L」レベ
ルが下がり過ぎてトランジスタQ31、Q32、Q33
が飽和状態にならないように、抵抗R6の抵抗値を決め
る必要がある。
【0055】以上の構成によれば、電流源W14の電流
20を制御する電流制御段21を設けたことにより、電
流I20を制御して駆動信号Vi1 ''、Vi2 ''の「L」レベ
ルを所望の電圧レベルにすることができる。この場合、
第1実施例のような電源V3(= 3.5Vf )を必要とし
なくなるため、比較的構成を簡易にすることができる。
【0056】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、単一電源でTTL出力回
路10、20を駆動した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、正電源及び負電源の2電源によつて駆
動するようにしても良い。この場合、ダイナミツクレン
ジが広くなるため、論理信号処理段11の構成を簡易に
できる。
【0057】また上述の実施例においては、トランジス
タQ41、Q42で電圧シフト回路17を構成した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばダイ
オード素子を用いて電圧シフト回路を構成しても良く、
要はトランジスタQ36、Q40のベース・エミツタ間
電圧Vf と等しい電圧が発生するものであれば良い。
【0058】また上述の実施例においては、アナログデ
イジタル変換回路の出力側に設けられるTTL出力回路
10、20について述べたが、本発明はこれに限らず、
TTLレベルの論理信号を出力する出力回路に広く適用
できる。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、駆動信号
が「H」レベルの場合、論理出力信号をTTLレベル出
力手段の入力側にフイードバツクして駆動信号の電圧レ
ベルを下げることにより、TTLレベル出力手段を非飽
和又は浅い飽和状態で動作させる電圧シフト手段を設け
るようにしたことにより、TTLレベル出力手段が非飽
和又は浅い飽和状態で動作し、TTLレベル出力手段の
動作速度を速くできると共に、論理出力信号の波形を急
峻にできる。
【0060】また駆動信号生成手段にクランプ回路を設
けるようにしたことにより、駆動信号生成手段が非飽和
又は浅い飽和状態で動作し、駆動信号生成手段の動作速
度を速くできると共に、論理出力信号の波形を急峻にで
きる。
【0061】また駆動信号生成手段に電流制御回路を設
けるようにしたことにより、駆動信号生成手段が非飽和
又は浅い飽和状態で動作し、駆動信号生成手段の動作速
度を速くできると共に、論理出力信号の波形を急峻にで
きる。この場合、クランプ回路を設ける場合に比して構
成を簡易にできる。
【0062】また第1のトランジスタのベース及び又は
第2のトランジスタのベースに、動作タイミングを調整
するタイミング調整手段を設けるようにしたことによ
り、第1及び第2のトランジスタが同時にオン動作しな
くなり、不要な縦電流の発生を回避できる。これにより
消費電流の増加を防止できると共に、余分な不要輻射の
発生を防止できる。
【0063】またTTLレベル出力手段の出力側に負荷
抵抗を設けるようにしたことにより、負荷電流がほとん
ど流れないCMOS系の素子を接続した場合にも、論理
出力信号の「H」レベルが無用に高くならないようにす
ることができる。かくするにつき全体的に性能が向上し
た出力回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるTTL出力回路の構成
を示す接続図である。
【図2】第2実施例によるTTL出力回路の構成を示す
接続図である。
【図3】従来のTTL出力回路の構成を示す接続図であ
る。
【符号の説明】
1、10、20……TTL出力回路、2、14……駆動
信号生成段、3、12……TTLレベル出力段、11…
…論理信号処理段、13……論理信号生成段、15、1
6……クランプ回路、17……電圧シフト回路、21…
…電流制御回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理入力信号に応じて所定電圧レベルの駆
    動信号を生成する駆動信号生成手段と、 上記駆動信号に応じて電圧レベルがTTLレベルの論理
    出力信号を出力するTTLレベル出力手段と、 上記駆動信号が「H」レベルの場合、上記論理出力信号
    を上記TTLレベル出力手段の入力側にフイードバツク
    して上記駆動信号の電圧レベルを下げることにより、上
    記TTLレベル出力手段を非飽和又は浅い飽和状態で動
    作させる電圧シフト手段とを具えることを特徴とする出
    力回路。
  2. 【請求項2】上記電圧シフト手段は、ダイオード素子で
    なるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の出力
    回路。
  3. 【請求項3】上記駆動信号生成手段は、 互いに逆相でなる第1及び第2の論理入力信号に応じて
    互いに逆相の第1及び第2の駆動信号を生成する差動回
    路と、 上記第1及び第2の駆動信号の「L」レベルを所定電圧
    レベルにクランプするクランプ回路とを具えることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の出力回路。
  4. 【請求項4】上記駆動信号生成手段は、 互いに逆相でなる第1及び第2の論理入力信号に応じて
    互いに逆相の第1及び第2の駆動信号を生成する差動回
    路と、 上記差動回路を流れる電流を制御して上記第1及び第2
    の駆動信号の「L」レベルを所定電圧レベルにクランプ
    する電流制御回路とを具えることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の出力回路。
  5. 【請求項5】上記TTLレベル出力手段は、 電源電圧間に縦続接続され、かつ上記駆動信号に応じて
    反転動作して接続中点から上記論理出力信号を出力する
    第1及び第2のトランジスタを有し、 上記第1のトランジスタのベース及び又は上記第2のト
    ランジスタのベースに動作タイミングを調整するタイミ
    ング調整手段を設けるようにしたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の出力回路。
  6. 【請求項6】上記TTLレベル出力手段は、出力側に負
    荷抵抗を具えることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の出力回路。
  7. 【請求項7】上記TTLレベル出力手段は、 第1の駆動信号がベースに入力され、かつコレクタが第
    1の電圧に接続され、かつエミツタが第1の電流源に接
    続された第1のトランジスタと、 上記第1の駆動信号と逆相の第2の駆動信号がベースに
    入力され、かつコレクタが上記第1の電圧に接続された
    第2のトランジスタと、 ベースが第1の抵抗を介して上記第1のトランジスタの
    エミツタに接続され、コレクタが上記第1の電圧に接続
    された第3のトランジスタと、 ベースが第2の抵抗を介して上記第2のトランジスタの
    エミツタに接続されると共に、第3の抵抗を介して第2
    の電圧に接続され、かつコレクタが上記第3のトランジ
    スタのエミツタに接続され、かつエミツタが上記第2の
    電圧に接続された第4のトランジスタと、 一端が上記第4のトランジスタのコレクタに接続され、
    他端が上記第2の電圧に接続された第4の抵抗とでな
    り、 上記第4のトランジスタのコレクタから上記論理出力信
    号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の出力回路。
  8. 【請求項8】上記電圧シフト手段は、 ベースがコレクタに接続され、かつ上記TTLレベル出
    力手段の第2のトランジスタのベースに接続された第5
    のトランジスタと、 ベースがコレクタに接続され、かつ上記第5のトランジ
    スタのエミツタに接続され、かつエミツタが上記TTL
    レベル出力手段の第4のトランジスタのコレクタに接続
    された第6のトランジスタとでなるようにしたことを特
    徴とする請求項7に記載の出力回路。
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