JPH0879619A - ビデオブランキング回路 - Google Patents

ビデオブランキング回路

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JPH0879619A
JPH0879619A JP6215065A JP21506594A JPH0879619A JP H0879619 A JPH0879619 A JP H0879619A JP 6215065 A JP6215065 A JP 6215065A JP 21506594 A JP21506594 A JP 21506594A JP H0879619 A JPH0879619 A JP H0879619A
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JP
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blanking
transistor
signal
circuit
video
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JP6215065A
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English (en)
Inventor
Yoichi Takano
陽一 高野
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はビデオブランキング回路に関し、ビ
デオ出力信号に遅延時間を生じず、ブランキングによる
枠の位置ずれ等を解消できることを目的とする。 【構成】 ブランキング回路21の入力比較回路31
は、差動対トランジスタQ 20,Q21、抵抗R20、負荷抵
抗R21からなる差動増幅器と、トランジスタQ23,抵抗
22からなるインピーダンス変換回路とで構成される。
比較回路32は、差動対トランジスタQ24,Q25、抵抗
23、負荷抵抗R24からなる差動増幅器と、トランジス
タQ26,抵抗R25からなるインピーダンス変換回路とで
構成される。出力比較回路33は、差動対トランジスタ
27,Q28、抵抗R26からなる差動増幅器で構成され
る。ブランキング回路21は入力端子25に供給される
ブランキング信号を基準電圧Vref と比較して、ビデオ
アンプ22のブランキングを制御する出力ブランキング
制御信号をトランジスタQ28のコレクタから生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオブランキング回路
に係り、特に、文字表示等に合わせて、ブランキングに
より枠(黒色部)を表示する機能を付加したビデオブラ
ンキング回路に)する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の一例のビデオアンプ3と
ブランキング回路2の回路図を示す。ブランキング回路
2は、PNP型の差動対トランジスタQ1 ,Q2 、カレ
ントミラー負荷を構成するNPN型トランジスタQ3
4 、定電流IS9の定電流源9、NPN型トランジスタ
5 ,Q6 、ダイオードQ7 ,Q8 、定電流IS10 の定
電流源10、抵抗R1 、ダイオードQ10〜Q12から構成
される。
【0003】ブランキング回路2は、入力端子6に供給
されるブランキング信号を基準電圧Vref と比較して、
ビデオアンプ3のブランキングを制御する出力ブランキ
ング制御信号を生成する回路である。
【0004】ビデオアンプ3は、増幅器A1 、トランジ
スタQ9 、抵抗R2 ,R3 、トランジスタQ13〜Q16
抵抗R4 〜R7 、定電流IS11 の定電流源11から構成
される。入力端子7に供給されたビデオ入力信号は、増
幅器A1 ,トランジスタQ9で増幅されて、トランジス
タQ9 のコレクタから出力される。トランジスタQ13
16、抵抗R4 〜R7 、定電流源11からなる回路に
て、インピーダンス変換とレベルシフトが行われ、出力
端子8からビデオ出力信号が出力される。出力端子8に
は、所定の負荷抵抗RL が接続される。また、電源端子
4には、電源電圧Vccが供給され、接地端子5が接地さ
れている。
【0005】次に、ブランキング回路2の詳しい動作に
ついて説明する。電源電圧Vccは、例えば、12Vに設
定される。ブランキング信号は、ハイレベル
(“H”),エルレベル(“L”)の2値の信号であ
る。基準電圧Vref は、“H”と“L”の中間のレベル
に設定される。例えば、“H”=5V,“L”=0Vに
対して、V ref =1.4Vに設定する。
【0006】ブランキング信号が“H”の場合は、トラ
ンジスタQ1 がオフし、トランジスタQ2 がオンとな
る。このとき、トランジスタQ3 ,Q4 には、コレクタ
電流が流れず、トランジスタQ2 のコレクタ電流がトラ
ンジスタQ5 のベースに流入する。これにより、トラン
ジスタQ5 がオンとなり、定電流源10から、ダイオー
ドQ7 を介して、トランジスタQ5 のコレクタに電流が
流入する。トランジスタQ5 は、飽和状態となり、コレ
クタ電圧はほぼ0Vとなる。
【0007】トランジスタQ5 のコレクタが0Vである
ため、トランジスタQ6 は、オフとなり、トランジスタ
6 のコレクタ電圧は、ほぼ電源電圧Vccとなる。この
ため、ダイオードQ10〜Q12は、オフとなる。
【0008】従って、このとき、ビデオアンプ3のトラ
ンジスタQ9 のコレクタに生成されたビデオ信号が、ト
ランジスタQ13〜Q16、抵抗R7 を介して、出力端子8
から出力される。
【0009】ブランキング信号が“L”の場合は、トラ
ンジスタQ1 がオンし、トランジスタQ2 がオフとな
る。このとき、トランジスタQ1 のコレクタからトラン
ジスタQ3 に電流が流れ、トランジスタQ4 にもコレク
タ電流が流れようとする。これにより、トランジスタQ
5 がオフとなり、定電流源10から、ダイオードQ7
介して、トランジスタQ6 のベースに電流が流入し、ト
ランジスタQ6 がオンとなる。
【0010】このとき、トランジスタQ6 のコレクタに
は、定電流源10からダイオードQ 8 を介して、また、
抵抗R1 を介して、電流が流入する。トランジスタQ6
のベース・エミッタ間電圧をVBE6 、ダイオードQ7
8 の電圧をVBE7 、VBE8として、トランジスタQ6
のコレクタ電圧は、VBE6 +VBE7 −VBE8 となる。V
BE7 ≒VBE8 であるので、コレクタ電圧は、VBE6 とな
る。
【0011】ところで、入力端子7に供給されるビデオ
入力信号に応じて出力端子8から出力されるビデオ出力
信号は、最低レベルが0Vで、最大レベルは、例えば5
V程度となる。トランジスタQ13〜Q16のベース・エミ
ッタ間電圧をVBE13とすると、ビデオ出力信号が0Vで
あるとき、トランジスタQ9 のコレクタ電圧は、4・V
BE13となる。
【0012】一方、ダイオードQ10〜Q12の電圧をV
BE10とすると、トランジスタQ6 がオンのときのダイオ
ードQ12のアノードの電圧は、VBE6 +3・VBE10とな
る。V BE6 =VBE10=VBE13とすると、ダイオードQ12
のアノードの電圧は、4・VBE 13となる。
【0013】上記のことから、ブランキング信号が
“L”の場合は、ビデオ入力信号のレベルに関わらず、
ダイオードQ10〜Q12がオンとなり、抵抗R3 からダイ
オードQ 10〜Q12を介してトランジスタQ6 に制御電流
(出力ブランキング制御信号)が流入し、トランジスタ
9 のコレクタ電圧は、強制的に4・VBE13に下げられ
る。これにより、ビデオ出力信号のレベルは、強制的に
0Vに下げられる。
【0014】図4(A)〜(C)は、夫々、ビデオ入力
信号、ブランキング信号、ビデオ出力信号の例を示す。
近年、ディスプレイの画面上に文字情報等を表示する場
合に、ブランキング信号を、画面上の枠取りに使用する
ことが検討されている。図5は、枠取りの説明図を示
す。画面51の内側の特定の領域を、黒色の枠52で枠
取りを行い、この枠内に文字(図5では、A,B,C)
等の表示を行う。
【0015】図4(A)のビデオ入力信号は、水平同期
信号部aとそれ以外の信号部からなる。図4(B)のブ
ランキング信号は、“L”のときにブランキングを指定
する信号で、水平同期帰線部bで“L”となっている。
また、画面51中の枠52を生成するための枠取り部C
1 ,C2 で“L”となっている。
【0016】図4(C)のビデオ出力信号は、水平同期
帰線部d、及び、枠取り部e1 ,e 2 で、ペデスタルレ
ベル(黒レベル)を下回る0Vとなっている。水平同期
帰線部d、及び、枠取り部e1 ,e2 は、ブランキング
信号の水平同期帰線部bと枠取り部C1 ,C2 に対応し
て、ブランキング回路2により生成されている。
【0017】水平同期帰線部dは、例えば、5〜6μ
s、水平同期信号部aは、2〜3μs程度である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来回路では、
ブランキング信号が“H”のときは、トランジスタQ5
が飽和状態にあり、ブランキング信号が“L”のとき
は、トランジスタQ4 が飽和状態にある。このため、ブ
ランキング信号が“H”から“L”に変化するときは、
飽和状態にあるトランジスタQ5 の蓄積時間により、出
力ブランキング信号に遅延時間が生じ、ブランキング信
号が“L”から“H”に変化するときは、飽和状態にあ
るトランジスタQ4 の蓄積時間により、出力ブランキン
グ信号に遅延時間が生じる。
【0019】図6は、トランジスタQ5 ,Q4 の遅延時
間により、図6(A)のブランキング信号に対して、図
6(B)のビデオ出力信号のブランキング部(水平同期
帰線部,枠取り部)が時間tD だけ遅延した様子を示
す。
【0020】このように、ブランキング信号の枠取り部
1 ,c2 に対して、ビデオ出力信号の枠取り部e1
2 が遅延する。これにより、図7に示すように、枠5
2の垂直部52aが、本来あるべき位置から水平方向
(図7では、右方向)にずれて、枠52内に表示されて
いる文字等にかぶってしまうという問題が生じる。
【0021】例えば、約50nsの遅延時間により、枠
52内の端部に表示される文字等に枠52がかぶってし
まう。
【0022】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ビデオ出力信号のブランキング部に遅延時間を生じ
ず、枠が文字等にかぶる等の不具合を解消できるブラン
キング回路を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のビデオ
ブランキング回路は、ビデオ入力信号を増幅してビデオ
出力信号として出力するビデオ増幅回路中の所定点の電
圧を制御することで、ビデオ出力信号のレベルを黒レベ
ル以下にしてブランキングを行うビデオブランキング回
路において、差動対トランジスタの一方のベースに基準
電圧が供給され、コレクタと電源端子間に負荷抵抗が接
続され、前記差動対トランジスタの他方のベースにブラ
ンキング信号が供給され、前記差動対トランジスタが非
飽和で動作する差動増幅器と、前記差動対トランジスタ
の一方のコレクタに接続され、前記ブランキング信号と
基準電圧との比較結果の信号を出力するインピーダンス
変換回路とからなる入力比較回路と、差動対トランジス
タの一方のベースに基準電圧が供給され、前記差動対ト
ランジスタの他方のベースに前記入力比較回路から比較
結果の信号が供給され、前記差動対トランジスタが非飽
和で動作する差動増幅器で構成され、前記差動対トラン
ジスタの一方のコレクタから、前記ビデオ増幅回路中の
所定点の電圧を制御する出力ブランキング制御信号を生
成する出力比較回路とを有する構成とする。
【0024】請求項2の発明では、前記入力比較回路と
出力比較回路との間に、前記入力比較回路と同様構成の
比較回路を複数段従属接続した構成とする。
【0025】
【作用】請求項1の発明では、ビデオブランキング回路
を構成するトランジスタが非飽和で動作するため、入力
ブランキング信号に対して、出力ブランキング制御信号
はほとんど遅延時間を生じない。従って、入力ブランキ
ング信号に対して、ビデオ出力信号のブランキング部分
は、ほとんど遅延時間を生じない。このため、ブランキ
ング信号により、画面上の黒色部を形成させる場合に、
黒色部の表示位置がずれる問題を無くすことを可能とす
る。
【0026】請求項2の発明では、複数段従属接続した
比較回路により、入力ブランキング信号の立ち上がり時
間及び立ち下がり時間に比べて、出力ブランキング制御
信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を速くするこ
とができ、従って、ビデオ出力信号のブランキング部分
の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を速くすることが
できる。これにより、ブランキング信号による黒色部の
解像度を向上させることを可能とする。
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例のビデオブランキン
グ回路21とビデオアンプ22の回路図を示す。
【0028】ブランキング回路21は、入力比較回路3
1,比較回路32,出力比較回路33から構成される。
入力比較回路31は、NPN型の差動対トランジスタQ
20,Q21、エミッタ抵抗R20、負荷抵抗R21からなる差
動増幅器と、NPN型トランジスタQ23及び抵抗R22
らなるインピーダンス変換回路とから構成される。
【0029】トランジスタQ20のベースは、ブランキン
グ用入力端子25に接続され、コレクタは電源電圧Vcc
2 の電源端子23に接続され、エミッタはトランジスタ
21のエミッタに接続されると共に、抵抗R20を介して
接地端子24に接続されて接地されている。トランジス
タQ21のコレクタは、負荷抵抗R21を介して、電源端子
23に接続され、ベースには、基準電圧Vref が供給さ
れている。トランジスタQ23のベースは、トランジスタ
21のコレクタに接続され、コレクタは電源端子23に
接続され、エミッタは、抵抗R22を介して接地されてい
る。
【0030】比較回路32は、NPN型の差動対トラン
ジスタQ24,Q25、エミッタ抵抗R 23、負荷抵抗R24
らなる差動増幅器と、NPN型トランジスタQ26及び抵
抗R 25からなるインピーダンス変換回路とから構成され
る。
【0031】トランジスタQ24のベースは、入力比較回
路31のトランジスタQ23のエミッタに接続され、コレ
クタは電源端子23に接続され、エミッタはトランジス
タQ 25のエミッタに接続されると共に、抵抗R23を介し
て接地されている。トランジスタQ25のコレクタは、負
荷抵抗R24を介して、電源端子23に接続され、ベース
には、基準電圧Vref が供給されている。トランジスタ
26のベースは、トランジスタQ25のコレクタに接続さ
れ、コレクタは電源端子23に接続され、エミッタは、
抵抗R25を介して接地されている。
【0032】出力比較回路33は、NPN型の差動対ト
ランジスタQ27,Q28、エミッタ抵抗R26からなる差動
増幅器で構成される。トランジスタQ27のベースは、比
較回路32のトランジスタQ26のエミッタに接続され、
コレクタは電源端子23に接続され、エミッタはトラン
ジスタQ28のエミッタに接続されると共に、抵抗R26
介して接地されている。
【0033】トランジスタQ28のベースには、基準電圧
ref が供給されており、コレクタは、ビデオアンプ2
2のトランジスタQ29のコレクタに接続されている。
【0034】ブランキング回路21は、入力端子25に
供給されるブランキング信号を基準電圧Vref と比較し
て、ビデオアンプ22のブランキングを制御する出力ブ
ランキング制御信号を生成する回路である。
【0035】ビデオアンプ22は、増幅器A11、トラン
ジスタQ29、抵抗R27,R28、トランジスタQ30
33、抵抗R29〜R32、定電流IS30 の定電流源30か
ら構成される。ビデオアンプ22の電源端子28には、
電源電圧Vcc1 が供給されている。電源電圧Vcc1 は、
例えば、12Vに設定する。
【0036】ビデオ入力端子26に供給されたビデオ信
号は、増幅器A11,トランジスタQ 29で増幅されて、ト
ランジスタQ29のコレクタから出力される。トランジス
タQ 30〜Q33、抵抗R29〜R32、定電流源30からなる
回路にて、インピーダンス変換とレベルシフトが行わ
れ、ビデオ出力端子27からビデオ出力信号が出力され
る。出力端子27には、所定の負荷抵抗RL が接続され
る。
【0037】なお、シンクチップ部のレベルを決めるク
ランプ回路は別に設けられ、ビデオ入力端子26には、
ペデスタルレベル以上のビデオ信号が供給される。
【0038】次に、ブランキング回路21の詳しい動作
について説明する。ブランキング信号は、“H”,
“L”の2値の信号である。基準電圧Vref は、“H”
と“L”の中間のレベルに設定される。例えば、“H”
の電圧VIH=5V,“L”の電圧VIL=0Vに対して、
ref =1.4Vに設定する。ブランキング回路21の
電源電圧Vcc2 は、VIH以上の電圧、例えば、5Vに設
定される。
【0039】ブランキング信号が“H”の場合は、トラ
ンジスタQ20がオンし、トランジスタQ21がオフとな
る。このとき、トランジスタQ20のエミッタ電圧V20E
は、V 20E =VIH−VBE20となる。VIH=Vcc2 の場合
は、V20E =Vcc2 −VBE20となる。トランジスタQ20
のコレクタ電圧は、Vcc2 であるので、トランジスタQ
20は、非飽和である。
【0040】抵抗R21の電圧降下は十分小さいため、エ
ミッタ・フォロアーとして動作するトランジスタQ23
エミッタ電圧は、ほぼ、Vcc2 −VBE23となる。Vcc2
−V BE23>Vref となるように、Vcc2 ,Vref を設定
してあるため、トランジスタQ24はオンとなり、トラン
ジスタQ25がオフとなる。トランジスタQ24のエミッタ
電圧は、Vcc2 −VBE23−VBE24となる。トランジスタ
24のコレクタ電圧は、Vcc2 であるので、トランジス
タQ24は、非飽和である。
【0041】抵抗R24の電圧降下は十分小さいため、エ
ミッタ・フォロアーとして動作するトランジスタQ26
エミッタ電圧は、ほぼ、Vcc2 −VBE26となる。Vcc2
−V BE26>Vref となるように、Vcc2 ,Vref を設定
してあるため、トランジスタQ27はオンとなり、トラン
ジスタQ28がオフとなる。トランジスタQ27のエミッタ
電圧は、Vcc2 −VBE26−VBE27となる。トランジスタ
27のコレクタ電圧は、Vcc2 であるので、トランジス
タQ27は、非飽和である。
【0042】上記のように、ブランキング信号が“H”
の場合は、トランジスタQ28がオフであるため、ビデオ
アンプ22のトランジスタQ29のコレクタに生成された
ビデオ信号が、トランジスタQ30〜Q33、抵抗R32を介
して、出力端子27から出力される。
【0043】トランジスタQ29のコレクタ電圧V
29C は、下記(1) 式で表せる。 V29C =Vcc1 −(VAout−VBE29)・(R28/R27) (1) ここで、VBE29は、トランジスタQ29のベース・エミッ
タ間電圧、VAoutは、増幅器A11の出力電圧である。
【0044】トランジスタQ30〜Q33のベース・エミッ
タ間電圧をVBE30とすると、トランジスタQ29のコレク
タから出力端子27までのレベルシフト電圧は、4・V
BE30となる。
【0045】出力端子27におけるビデオ出力信号の電
圧をVVOとすると、トランジスタQ 29のコレクタ電圧V
29C は、V29C =VVO+4・VBE30 となる。従って、
(1)式とから、下記(2) 式が成立する。
【0046】 V29C =Vcc1 −(VAout−VBE29)・(R28/R27) =VVO+4・VBE30 (2) ブランキング信号が“L”の場合は、トランジスタQ20
がオフし、トランジスタQ21がオンとなる。このとき、
トランジスタQ21のエミッタ電圧V21E は、下記(3) 式
で表せる。
【0047】 V21E =Vref −VBE21 (3) トランジスタQ21のコレクタ電圧V21C は、下記(4) 式
で表せる。
【0048】 V21C =Vcc2 −(Vref −VBE21)・(R21/R20) (4) このとき、エミッタ・フォロアーとして動作するトラン
ジスタQ23のエミッタ電圧V23E は、下記(5) 式で表せ
る。
【0049】 V23E =V21C −VBE23 =Vcc2 −(Vref −VBE21)・(R21/R20)−VBE23 (5) ブランキング回路21では、夫々(3) ,(4) ,(5) 式で
表せるV21E ,V21C,V23E に関して、V21C −V
21E >0 かつ、 V23E <Vref となるように、抵抗
20,R21を設定してある。
【0050】このため、オンであるトランジスタQ21
非飽和の状態となる。また、トランジスタQ24のベース
電圧がVref より小さくなるため、比較回路32のトラ
ンジスタQ24がオフとなり、トランジスタQ25がオンと
なる。
【0051】このとき、トランジスタQ25のエミッタ電
圧V25E は、下記(6) 式で表せる。
【0052】 V25E =Vref −VBE25 (6) トランジスタQ25のコレクタ電圧V25C は、下記(7) 式
で表せる。
【0053】 V25C =Vcc2 −(Vref −VBE25)・(R24/R23) (7) このとき、エミッタ・フォロアーとして動作するトラン
ジスタQ26のエミッタ電圧V26E は、下記(8) 式で表せ
る。
【0054】 V26E =V25C −VBE26 =Vcc2 −(Vref −VBE25)・(R24/R23)−VBE26 (8) ブランキング回路21では、夫々(6) ,(7) ,(8) 式で
表せるV25E ,V25C,V26E に関して、V25C −V
25E >0 かつ、 V26E <Vref となるように、抵抗
23,R24を設定してある。
【0055】このため、オンであるトランジスタQ25
非飽和の状態となる。また、トランジスタQ27のベース
電圧がVref より小さくなるため、トランジスタQ27
オフとなり、トランジスタQ28がオンとなる。
【0056】このとき、トランジスタQ28のエミッタ電
圧V28E は、下記(9) 式で表せる。
【0057】 V28E =Vref −VBE28 (9) トランジスタQ28のコレクタ電圧V28C は、下記(10)式
で表せる。
【0058】 V28C =Vcc1 −(VAout−VBE29)・(R28/R27) −(Vref −VBE28)・(R28/R26) (10) ここで、VBE28は、トランジスタQ28のベース・エミッ
タ間電圧である。前記(2) 式と(10)式から分かるよう
に、V28C は、トランジスタQ28がオフの場合のトラン
ジスタQ29のコレクタ電圧から、トランジスタQ28のコ
レクタ電流(出力ブランキング制御信号)による電圧降
下分の(Vref −VBE28)・(R28/R26)を引いた値
である。
【0059】ビデオ入力信号が最大レベルで、ブランキ
ング信号が“H”でトランジスタQ 28がオフであるとき
の、ビデオ出力信号の電圧をVVOM とすると、ビデオ入
力信号が最大レベルで、ブランキング信号が“L”であ
るときの、トランジスタQ28のコレクタ電圧(即ち、ト
ランジスタQ29のコレクタ電圧)は、下記(11)式であら
わせる。
【0060】 V28C =VVOM +4・VBE30−(Vref −VBE28)・(R28/R26) (11) ブランキング回路21では、上記(11)式で表せるV28C
の値が、V28C ≦4・VBE30 となるように、抵抗R26
を設定してある。
【0061】これにより、ブランキング信号が“L”で
トランジスタQ28がオンの場合は、ビデオ入力信号のレ
ベルに関わらず、トランジスタQ28のコレクタ電流によ
り、ビデオ出力信号のレベルが強制的に0Vまで引下げ
られる。
【0062】なお、ビデオ入力信号のレベルが最低(た
だし、ペデスタルレベル以上)の場合でも、トランジス
タQ28が飽和しないように、抵抗R26,R28を設定して
ある。
【0063】図2は、本実施例における、ブランキング
信号とビデオ出力信号のタイミング関係の説明図を示
す。
【0064】上記のように、ブランキング回路21で
は、ブランキング信号が“H”のときでも、“L”のと
きでも、トランジスタQ20,Q21,Q23〜Q28が非飽和
である。このため、ブランキング信号に対して、トラン
ジスタQ28のコレクタ電流(出力ブランキング制御信
号)のオン・オフのタイミングは、ほとんど遅延時間を
生じない。従って、図2(A)のブランキング信号に対
して、図2(B)に示すように、ビデオ出力信号のブラ
ンキング部(水平同期帰線部,枠取り部)は、ほとんど
遅延時間を生じない。
【0065】このため、図4に示すブランキング信号の
枠取り部c1 ,c2 に対して、ビデオ出力信号の枠取り
部e1 ,e2 はほとんど遅延時間を生じず、図7に示す
ように、枠52の垂直部52aが、本来あるべき位置か
ら水平方向(図7では、右方向)にずれて、枠52内に
表示されている文字等にかぶってしまうという、従来回
路での問題を解消することができる。
【0066】なお、比較回路32を複数段従属接続する
と、ゲインが大きくなるため、入力信号に対して、出力
信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間を速くして波形
整形をすることができる。
【0067】このため、比較回路32を複数段従属接続
することにより、入力端子25に供給されるブランキン
グ信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間に比べて、ビ
デオ出力信号のブランキング部の立ち上がり時間と立ち
下がり時間を速くして、枠52部分での解像度を向上さ
せることができる。
【0068】特に、ブランキング信号の立ち上がり時間
と立ち下がり時間が遅い場合に、ビデオ出力信号のブラ
ンキング部の立ち上がり時間と立ち下がり時間を速くし
て、枠52部分での十分な解像度を確保することがで
き、効果がある。
【0069】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ビデオブランキング回路を構成するトランジスタが非飽
和で動作するため、入力ブランキング信号に対して、出
力ブランキング制御信号はほとんど遅延時間を生じず、
従って、ビデオ出力信号のブランキング部分は、ほとん
ど遅延時間を生じないため、ブランキング信号により、
画面上の黒色部を形成させる場合に、黒色部の表示位置
がずれる問題を無くすことができる。
【0070】請求項2の発明によれば、複数段従属接続
した比較回路により、入力ブランキング信号の立ち上が
り時間及び立ち下がり時間に比べて、出力ブランキング
制御信号の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を速くす
ることができ、従って、ビデオ出力信号のブランキング
部分の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を速くするこ
とができるため、ブランキング信号による黒色部の解像
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブランキング回路とビデオ
アンプの回路図である。
【図2】本実施例における、ブランキング信号とビデオ
出力信号のタイミング関係の説明図である。
【図3】従来の一例のブランキング回路とビデオアンプ
の回路図である。
【図4】ビデオ入力信号、ブランキング信号、ビデオ出
力信号の例を示す図である。
【図5】枠取りの説明図である。
【図6】ブランキング信号に対して、ビデオ出力信号の
ブランキング部が遅延した様子を示す図である。
【図7】枠の垂直部が、本来の位置から水平方向にずれ
た状態を示す図である。
【符号の説明】
21 ビデオブランキング回路 22 ビデオアンプ 25 ブランキング用入力端子 26 ビデオ入力端子 27 ビデオ出力端子 31 入力比較回路 32 比較回路 33 出力比較回路 Q20,Q21、Q24,Q25、Q27,Q28 差動対トランジ
スタ Vref 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/03 7/035

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ入力信号を増幅してビデオ出力信
    号として出力するビデオ増幅回路中の所定点の電圧を制
    御することで、ビデオ出力信号のレベルを黒レベル以下
    にしてブランキングを行うビデオブランキング回路にお
    いて、 差動対トランジスタの一方のベースに基準電圧が供給さ
    れ、コレクタと電源端子間に負荷抵抗が接続され、前記
    差動対トランジスタの他方のベースにブランキング信号
    が供給され、前記差動対トランジスタが非飽和で動作す
    る差動増幅器と、前記差動対トランジスタの一方のコレ
    クタに接続され、前記ブランキング信号と基準電圧との
    比較結果の信号を出力するインピーダンス変換回路とか
    らなる入力比較回路と、 差動対トランジスタの一方のベースに基準電圧が供給さ
    れ、前記差動対トランジスタの他方のベースに前記入力
    比較回路から比較結果の信号が供給され、前記差動対ト
    ランジスタが非飽和で動作する差動増幅器で構成され、
    前記差動対トランジスタの一方のコレクタから、前記ビ
    デオ増幅回路中の所定点の電圧を制御する出力ブランキ
    ング制御信号を生成する出力比較回路とを有することを
    特徴とするビデオブランキング回路。
  2. 【請求項2】 前記入力比較回路と出力比較回路との間
    に、前記入力比較回路と同様構成の比較回路を複数段従
    属接続したことを特徴とする請求項2記載のビデオブラ
    ンキング回路。
JP6215065A 1994-09-08 1994-09-08 ビデオブランキング回路 Pending JPH0879619A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108880196A (zh) * 2018-07-06 2018-11-23 电子科技大学 一种动态前沿消隐电路

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