JPH0879934A - 電線端末用絶縁キャップ - Google Patents
電線端末用絶縁キャップInfo
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- JPH0879934A JPH0879934A JP6230738A JP23073894A JPH0879934A JP H0879934 A JPH0879934 A JP H0879934A JP 6230738 A JP6230738 A JP 6230738A JP 23073894 A JP23073894 A JP 23073894A JP H0879934 A JPH0879934 A JP H0879934A
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- Japan
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- electric wire
- cap
- insulating cap
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- insulating
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】活線状態の電線端末に装着後は脱落しにくく、
安全に作業できる絶縁キャップを提供する。 【構成】キャップ1はキャップ本体11と装着体12を
備え、キャップ本体11は有底円筒状で側板110が封
鎖部となっている。装着体12はフランジ120を有
し、その内側には装着板121が設けてある。装着板1
21の中心部には挿通孔123が形成してあり、装着板
121は挿通孔123に向かいかつ内部側へ所要の角度
で傾斜させて設けてある。装着板121には挿通孔12
3を中心とする十字状に形成された四本の切り込みが形
成してあり、これにより四枚の保持片122・・・が形
成されている。キャップ本体11の開口側には装着体1
2がフランジ120を外嵌させて接着してあり、またキ
ャップ本体11の外周部には操作用部材2が設けてあ
る。
安全に作業できる絶縁キャップを提供する。 【構成】キャップ1はキャップ本体11と装着体12を
備え、キャップ本体11は有底円筒状で側板110が封
鎖部となっている。装着体12はフランジ120を有
し、その内側には装着板121が設けてある。装着板1
21の中心部には挿通孔123が形成してあり、装着板
121は挿通孔123に向かいかつ内部側へ所要の角度
で傾斜させて設けてある。装着板121には挿通孔12
3を中心とする十字状に形成された四本の切り込みが形
成してあり、これにより四枚の保持片122・・・が形
成されている。キャップ本体11の開口側には装着体1
2がフランジ120を外嵌させて接着してあり、またキ
ャップ本体11の外周部には操作用部材2が設けてあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空配電線の活線作業
中において、活線状態で切断された電線の端末に被せて
感電事故や短絡事故を防止する電線端末用絶縁キャップ
に関するものである。
中において、活線状態で切断された電線の端末に被せて
感電事故や短絡事故を防止する電線端末用絶縁キャップ
に関するものである。
【0002】
【従来技術】架空配電線の径間途中接続作業などにおい
ては、活線状態にある電線を切断しなければならない場
合がある。この場合は、心線の端部が露出することにな
るので、感電事故や短絡事故を防止するために、電線の
切断部端末に絶縁キャップが被せられている。従来の絶
縁キャップの一般的なものとしては、プラスチックなど
の絶縁体で有底筒状に形成されたキャップ本体の開口部
に洗濯バサミ状の保持具を備えたものがあげられる。こ
の構造の絶縁キャップは、まずキャップ本体を電線の切
断部端末にはめ込み、次に保持具で電線を保持して固定
する。
ては、活線状態にある電線を切断しなければならない場
合がある。この場合は、心線の端部が露出することにな
るので、感電事故や短絡事故を防止するために、電線の
切断部端末に絶縁キャップが被せられている。従来の絶
縁キャップの一般的なものとしては、プラスチックなど
の絶縁体で有底筒状に形成されたキャップ本体の開口部
に洗濯バサミ状の保持具を備えたものがあげられる。こ
の構造の絶縁キャップは、まずキャップ本体を電線の切
断部端末にはめ込み、次に保持具で電線を保持して固定
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の絶縁キャップには、次のような課題があった。 (a)絶縁キャップの構造は、保持具にバネ機構などを
必要とするために、全体を構成する部品点数がやや多く
複雑である。このため、製造においても組み立て箇所が
多くなる。従って、製造コストが高くなり、製品を安価
につくることが困難である。また、動作不良なども起こ
りやすい。 (b)絶縁キャップは、保持具がキャップ本体の一端側
に設けてあるので重量バランスが悪い。また、保持具は
外側へ大きく張り出しているので、作業中に物が接触し
たり引っ掛ったりしやすい。従って、絶縁キャップが電
線の切断部端末から脱落する危険が大きく、安全に作業
することができない。
な従来の絶縁キャップには、次のような課題があった。 (a)絶縁キャップの構造は、保持具にバネ機構などを
必要とするために、全体を構成する部品点数がやや多く
複雑である。このため、製造においても組み立て箇所が
多くなる。従って、製造コストが高くなり、製品を安価
につくることが困難である。また、動作不良なども起こ
りやすい。 (b)絶縁キャップは、保持具がキャップ本体の一端側
に設けてあるので重量バランスが悪い。また、保持具は
外側へ大きく張り出しているので、作業中に物が接触し
たり引っ掛ったりしやすい。従って、絶縁キャップが電
線の切断部端末から脱落する危険が大きく、安全に作業
することができない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記課題を解消するもので、
構造が簡単で安価に製造でき、また活線状態の電線端末
に装着後は脱落しにくく、安全に作業できる絶縁キャッ
プを提供することを目的とする。
構造が簡単で安価に製造でき、また活線状態の電線端末
に装着後は脱落しにくく、安全に作業できる絶縁キャッ
プを提供することを目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、活線状態の電線の端末部に装着する絶縁キ
ャップであって、この絶縁キャップは、絶縁体で形成さ
れ、両端部が実質的に封鎖された筒状体であって、一方
の封鎖部には電線に装着するための装着手段を備え、こ
の装着手段は、装着後は電線との間で電線から脱落しに
くくする抵抗を生じるように形成してある、電線端末用
絶縁キャップである。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、活線状態の電線の端末部に装着する絶縁キ
ャップであって、この絶縁キャップは、絶縁体で形成さ
れ、両端部が実質的に封鎖された筒状体であって、一方
の封鎖部には電線に装着するための装着手段を備え、こ
の装着手段は、装着後は電線との間で電線から脱落しに
くくする抵抗を生じるように形成してある、電線端末用
絶縁キャップである。
【0006】第2の手段にあっては、装着手段は、封鎖
部に設けてある放射状の切り込みまたはスリットであ
り、封鎖部は可撓性または/及び弾力性を有する材料で
形成されている、第1の手段に係る電線端末用絶縁キャ
ップである。
部に設けてある放射状の切り込みまたはスリットであ
り、封鎖部は可撓性または/及び弾力性を有する材料で
形成されている、第1の手段に係る電線端末用絶縁キャ
ップである。
【0007】第3の手段にあっては、放射状の切り込み
またはスリットの中心部には所要の大きさの挿通孔が形
成してある、第2の手段に係る電線端末用絶縁キャップ
である。
またはスリットの中心部には所要の大きさの挿通孔が形
成してある、第2の手段に係る電線端末用絶縁キャップ
である。
【0008】第4の手段にあっては、装着手段を備えた
封鎖部は、その中心部に向かいかつ内部側へ所要の角度
で傾斜して形成してある、第2または第3の手段に係る
電線端末用絶縁キャップである。
封鎖部は、その中心部に向かいかつ内部側へ所要の角度
で傾斜して形成してある、第2または第3の手段に係る
電線端末用絶縁キャップである。
【0009】第5の手段にあっては、装着手段を備えた
封鎖部は、電線端末用絶縁キャップを形成する他の部分
と別体に形成したものを取付手段により一体に取り付け
て設けてある、第1ないし第4の手段に係る電線端末用
絶縁キャップである。
封鎖部は、電線端末用絶縁キャップを形成する他の部分
と別体に形成したものを取付手段により一体に取り付け
て設けてある、第1ないし第4の手段に係る電線端末用
絶縁キャップである。
【0010】第6の手段にあっては、所要の箇所に、絶
縁操作具による操作を容易にするための操作用部材が設
けてある、第1ないし第5の手段に係る電線端末用絶縁
キャップである。
縁操作具による操作を容易にするための操作用部材が設
けてある、第1ないし第5の手段に係る電線端末用絶縁
キャップである。
【0011】
【作用】電線端末用絶縁キャップを、活線状態にある電
線の切断部端末に装着する。この際、絶縁キャップの一
方の封鎖部に設けてある装着手段に電線の切断部端末を
挿通するようにして装着する。そして、電線に絶縁キャ
ップを装着した後、絶縁キャップに電線から引き抜く方
向の力が加わると、それを邪魔して脱落しにくくする抵
抗が生じる。従って、自然脱落はしにくく、作業者や電
線の接触など何等かの原因により外力が加わった場合で
も、絶縁キャップは脱落しにくいので、安全に作業でき
る。
線の切断部端末に装着する。この際、絶縁キャップの一
方の封鎖部に設けてある装着手段に電線の切断部端末を
挿通するようにして装着する。そして、電線に絶縁キャ
ップを装着した後、絶縁キャップに電線から引き抜く方
向の力が加わると、それを邪魔して脱落しにくくする抵
抗が生じる。従って、自然脱落はしにくく、作業者や電
線の接触など何等かの原因により外力が加わった場合で
も、絶縁キャップは脱落しにくいので、安全に作業でき
る。
【0012】絶縁キャップは、絶縁体として例えば比較
的安価なゴムやプラスチックを材料とすることができ、
その構成部品数も僅かであり、また装着手段として、切
り込みやスリット或いは挿通孔などの簡単な加工を利用
することができるので、全体を安価に製造できる。材料
としてプラスチックを使用する場合、プラスチックの硬
度は、JIS A(ゴム硬度)で20〜90度(好まし
くは50〜80度)である。硬度19度以下では柔らか
すぎて電線を保持する保持力が弱く、硬度91度以上で
は硬すぎて電線への装着、引き抜きが困難になる。
的安価なゴムやプラスチックを材料とすることができ、
その構成部品数も僅かであり、また装着手段として、切
り込みやスリット或いは挿通孔などの簡単な加工を利用
することができるので、全体を安価に製造できる。材料
としてプラスチックを使用する場合、プラスチックの硬
度は、JIS A(ゴム硬度)で20〜90度(好まし
くは50〜80度)である。硬度19度以下では柔らか
すぎて電線を保持する保持力が弱く、硬度91度以上で
は硬すぎて電線への装着、引き抜きが困難になる。
【0013】装着手段が、封鎖部に設けてある放射状も
切り込みまたはスリットであるものは、上記したように
加工が容易であるため製造コストを安価にするための一
助となり得る。また、切り込みまたはスリットの数を調
整することにより、引き抜き時の抵抗の強さ、言い替え
れば保持力の調整が可能である。
切り込みまたはスリットであるものは、上記したように
加工が容易であるため製造コストを安価にするための一
助となり得る。また、切り込みまたはスリットの数を調
整することにより、引き抜き時の抵抗の強さ、言い替え
れば保持力の調整が可能である。
【0014】放射状の切り込みまたはスリットの中心部
に所要の大きさの挿通孔が形成してあるものは、やはり
加工が容易であるため製造コストを安価にするための一
助となり得ると共に、挿通孔の大きさを調整することに
より、引き抜き時の抵抗の強さ、保持力の調整が可能で
ある。
に所要の大きさの挿通孔が形成してあるものは、やはり
加工が容易であるため製造コストを安価にするための一
助となり得ると共に、挿通孔の大きさを調整することに
より、引き抜き時の抵抗の強さ、保持力の調整が可能で
ある。
【0015】装着手段を備えた封鎖部がその中心部に向
かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成してあるも
のは、すなわち電線の挿通方向に向かって傾斜すること
になり、挿通時の抵抗が小さく、電線に比較的容易に装
着できる。また、封鎖部は絶縁キャップを電線に一旦装
着して取り外した後の元の状態への復帰がしやすくなっ
ており、外力が加わらないときは常時内側へ窪んでお
り、再度使用するときに電線への装着がしやすい。ま
た、電線に装着した時の保持力も良好である。上記傾斜
角度は、通常は0〜20度の範囲(好ましくは5〜15
度)で設定される。傾斜角度が0度より小さく(マイナ
ス角)なると保持力が弱まり抜けやすくなる。また、傾
斜角度が20度を越えても、同様に保持力が弱まり抜け
やすくなる。
かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成してあるも
のは、すなわち電線の挿通方向に向かって傾斜すること
になり、挿通時の抵抗が小さく、電線に比較的容易に装
着できる。また、封鎖部は絶縁キャップを電線に一旦装
着して取り外した後の元の状態への復帰がしやすくなっ
ており、外力が加わらないときは常時内側へ窪んでお
り、再度使用するときに電線への装着がしやすい。ま
た、電線に装着した時の保持力も良好である。上記傾斜
角度は、通常は0〜20度の範囲(好ましくは5〜15
度)で設定される。傾斜角度が0度より小さく(マイナ
ス角)なると保持力が弱まり抜けやすくなる。また、傾
斜角度が20度を越えても、同様に保持力が弱まり抜け
やすくなる。
【0016】装着手段を備えた封鎖部が電線端末用絶縁
キャップを形成する他の部分と別体に形成したものを取
付手段により一体に取り付けて設けてあるものは、一体
に成形する場合と比較して、取り付けの手間はかかるけ
れども加工性がよく簡単に製造できる。また、この封鎖
部だけを他の部分と違う材料で形成することもでき、よ
り安価に製造できるようにしたり、保持力などの機能を
向上させるうえでの材料の選択肢も広くなる。
キャップを形成する他の部分と別体に形成したものを取
付手段により一体に取り付けて設けてあるものは、一体
に成形する場合と比較して、取り付けの手間はかかるけ
れども加工性がよく簡単に製造できる。また、この封鎖
部だけを他の部分と違う材料で形成することもでき、よ
り安価に製造できるようにしたり、保持力などの機能を
向上させるうえでの材料の選択肢も広くなる。
【0017】所要の箇所に絶縁操作具による操作を容易
にするための操作用部材が設けてあるものは、ヤットコ
など各種絶縁操作具を使用した作業がより確実にできる
ようになり、近年において主流になっている絶縁操作具
を使用した間接活線作業において有用である。
にするための操作用部材が設けてあるものは、ヤットコ
など各種絶縁操作具を使用した作業がより確実にできる
ようになり、近年において主流になっている絶縁操作具
を使用した間接活線作業において有用である。
【0018】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は絶縁キャップの一実施例を示す側
面図、図2は絶縁キャップの一実施例を示す正面図、図
3は電線に装着した状態を示す説明図である。符号C1
は絶縁キャップで、全体が可撓性及び弾力性を有する絶
縁体であるプラスチックで形成されている。本実施例の
プラスチックの硬度は、JIS A(ゴム硬度)で60
度である。
細に説明する。図1は絶縁キャップの一実施例を示す側
面図、図2は絶縁キャップの一実施例を示す正面図、図
3は電線に装着した状態を示す説明図である。符号C1
は絶縁キャップで、全体が可撓性及び弾力性を有する絶
縁体であるプラスチックで形成されている。本実施例の
プラスチックの硬度は、JIS A(ゴム硬度)で60
度である。
【0019】絶縁キャップC1はキャップ1と操作用部
材2を備えている。キャップ1は、キャップ本体11
と、実質的な封鎖部である装着体12を備えている。キ
ャップ本体11は有底円筒状で、側板110が封鎖部と
なっている。なお、キャップ本体11の断面形状は円形
に限定するものではなく、楕円形、多角形あるいは異形
のものでもよい。
材2を備えている。キャップ1は、キャップ本体11
と、実質的な封鎖部である装着体12を備えている。キ
ャップ本体11は有底円筒状で、側板110が封鎖部と
なっている。なお、キャップ本体11の断面形状は円形
に限定するものではなく、楕円形、多角形あるいは異形
のものでもよい。
【0020】装着体12は、キャップ本体11の開口部
に外嵌できるフランジ120を有している。フランジ1
20の内側には円形の装着板121が設けてある。装着
板121の中心部には、装着手段を構成する挿通孔12
3が形成してあり、装着板121は、この挿通孔123
に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜させて設けてあ
る。本実施例では、この傾斜角は15度に設定してあ
る。
に外嵌できるフランジ120を有している。フランジ1
20の内側には円形の装着板121が設けてある。装着
板121の中心部には、装着手段を構成する挿通孔12
3が形成してあり、装着板121は、この挿通孔123
に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜させて設けてあ
る。本実施例では、この傾斜角は15度に設定してあ
る。
【0021】また、装着板121には、挿通孔123を
中心とする十字状に形成された四本の切り込み124、
124、・・が形成してあり、これにより装着手段を構
成する四枚の保持片122、122、・・が形成されて
いる。なお、切り込み124は四本に限定されるもので
はなく、二本、三本あるいは五本以上でもよい。そし
て、キャップ本体11の開口側には、装着体12がフラ
ンジ120を外嵌させて接着剤により取り付けてある。
中心とする十字状に形成された四本の切り込み124、
124、・・が形成してあり、これにより装着手段を構
成する四枚の保持片122、122、・・が形成されて
いる。なお、切り込み124は四本に限定されるもので
はなく、二本、三本あるいは五本以上でもよい。そし
て、キャップ本体11の開口側には、装着体12がフラ
ンジ120を外嵌させて接着剤により取り付けてある。
【0022】キャップ本体11の外周部には上記操作用
部材2が設けてある。操作用部材2は、図1、図2に示
すようにキャップ本体11の外周部から張り出して設け
てあり、張り出し部分には操作用孔20が貫通して設け
てある。なお、本実施例の各部のサイズは次のとおりで
あるが、これに限定されるものではなく、電線のサイズ
の違いに合わせて適宜設定されるものである。キャップ
本体11の長さ280mm、直径50mm、肉厚2.5
mm、装着体12の保持片122の肉厚5mm、切り込
み124の長さ15mm、挿通孔123の直径4mmで
ある。
部材2が設けてある。操作用部材2は、図1、図2に示
すようにキャップ本体11の外周部から張り出して設け
てあり、張り出し部分には操作用孔20が貫通して設け
てある。なお、本実施例の各部のサイズは次のとおりで
あるが、これに限定されるものではなく、電線のサイズ
の違いに合わせて適宜設定されるものである。キャップ
本体11の長さ280mm、直径50mm、肉厚2.5
mm、装着体12の保持片122の肉厚5mm、切り込
み124の長さ15mm、挿通孔123の直径4mmで
ある。
【0023】(作 用)図1ないし図3を参照して本実
施例の作用を説明する。絶縁キャップC1を、活線状態
にある電線3の切断部端末に装着する。この際には、絶
縁キャップC1の装着体12に設けてある挿通孔123
に電線3の切断部端末を保持片122、122、・・の
弾力性に抗しながら挿通するようにして装着する。そし
て、絶縁キャップC1の装着後は、図3に示すように、
保持片122、122、・・が更に内側へ湾曲し、電線
3の表面と所要の角度をもって所要の弾性力で当接す
る。
施例の作用を説明する。絶縁キャップC1を、活線状態
にある電線3の切断部端末に装着する。この際には、絶
縁キャップC1の装着体12に設けてある挿通孔123
に電線3の切断部端末を保持片122、122、・・の
弾力性に抗しながら挿通するようにして装着する。そし
て、絶縁キャップC1の装着後は、図3に示すように、
保持片122、122、・・が更に内側へ湾曲し、電線
3の表面と所要の角度をもって所要の弾性力で当接す
る。
【0024】この状態で、絶縁キャップC1に電線3か
ら引き抜く方向の力が加わると、保持片122、12
2、・・が電線3を保持し、引き抜きを邪魔して脱落し
にくくする抵抗が生じる。従って、絶縁キャップは通常
の使用において自然脱落はしにくく、作業者や電線の接
触など何等かの原因により外力が加わった場合でも、脱
落しにくいので、安全に作業できる。なお、絶縁キャッ
プC1を取り外す際には、ヤットコなどの絶縁操作具を
使用して操作用部材2を掴みあるいは操作用孔20に引
っ掛けるなどして絶縁キャップC1を強く引っ張ると、
保持片122、122、・・は図3において想像線で示
すように反対側に変形し、後は僅かな力で取り外すこと
ができる。
ら引き抜く方向の力が加わると、保持片122、12
2、・・が電線3を保持し、引き抜きを邪魔して脱落し
にくくする抵抗が生じる。従って、絶縁キャップは通常
の使用において自然脱落はしにくく、作業者や電線の接
触など何等かの原因により外力が加わった場合でも、脱
落しにくいので、安全に作業できる。なお、絶縁キャッ
プC1を取り外す際には、ヤットコなどの絶縁操作具を
使用して操作用部材2を掴みあるいは操作用孔20に引
っ掛けるなどして絶縁キャップC1を強く引っ張ると、
保持片122、122、・・は図3において想像線で示
すように反対側に変形し、後は僅かな力で取り外すこと
ができる。
【0025】絶縁キャップC1の構成部品は、キャップ
本体11と装着体12だけであり、また装着手段を構成
する挿通孔123、切り込み124及びそれにより形成
される保持片122、122、・・は簡単に加工できる
ので、全体を安価に製造できる。また、切り込み124
の数、つまりそれにより形成される保持片122、12
2、・・の数を調整することにより、絶縁キャップC1
の引き抜き時の抵抗の強さ、すなわち保持力の調整が可
能である。更には、挿通孔123の大きさを調整するこ
とによっても、同様に絶縁キャップC1の引き抜き時の
抵抗の強さ、保持力の調整が可能である。
本体11と装着体12だけであり、また装着手段を構成
する挿通孔123、切り込み124及びそれにより形成
される保持片122、122、・・は簡単に加工できる
ので、全体を安価に製造できる。また、切り込み124
の数、つまりそれにより形成される保持片122、12
2、・・の数を調整することにより、絶縁キャップC1
の引き抜き時の抵抗の強さ、すなわち保持力の調整が可
能である。更には、挿通孔123の大きさを調整するこ
とによっても、同様に絶縁キャップC1の引き抜き時の
抵抗の強さ、保持力の調整が可能である。
【0026】装着体12の装着板121は、挿通孔12
3に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成して
あるので、絶縁キャップC1を電線3に一旦装着して取
り外した後でも、保持片122、122、・・の元の状
態への復帰がしやすくなっている。従って、装着板12
1は外力が加わらないときは常時内側へ窪んでおり、再
度使用するときに電線3の挿通がしやすい。また、電線
3に装着した時の保持力も十分である。
3に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成して
あるので、絶縁キャップC1を電線3に一旦装着して取
り外した後でも、保持片122、122、・・の元の状
態への復帰がしやすくなっている。従って、装着板12
1は外力が加わらないときは常時内側へ窪んでおり、再
度使用するときに電線3の挿通がしやすい。また、電線
3に装着した時の保持力も十分である。
【0027】また、装着体12はキャップ本体11とは
別体に形成したものを接着剤で一体に取り付けて設けて
あるので、一体に成形する場合と比較して、取り付けの
手間はかかるけれども加工性がよく簡単に製造できる。
また、装着体12だけを他の部分と違う材料で形成する
こともでき、より安価に製造できるようにしたり、保持
力などの機能を向上させるうえでの材料の選択肢も広く
なる。
別体に形成したものを接着剤で一体に取り付けて設けて
あるので、一体に成形する場合と比較して、取り付けの
手間はかかるけれども加工性がよく簡単に製造できる。
また、装着体12だけを他の部分と違う材料で形成する
こともでき、より安価に製造できるようにしたり、保持
力などの機能を向上させるうえでの材料の選択肢も広く
なる。
【0028】また、キャップ本体11の外周部に操作用
部材2が設けてあるので、ヤットコなど各種絶縁操作具
を使用した作業がより確実にできる。なお、本実施例に
おける操作用孔20は、例えばこれに絶縁操作具のフッ
クなどを引っ掛けたり、或いはあらかじめリング体を装
着しておき、これを絶縁操作具で引っ掛けるなどの使い
方ができる。
部材2が設けてあるので、ヤットコなど各種絶縁操作具
を使用した作業がより確実にできる。なお、本実施例に
おける操作用孔20は、例えばこれに絶縁操作具のフッ
クなどを引っ掛けたり、或いはあらかじめリング体を装
着しておき、これを絶縁操作具で引っ掛けるなどの使い
方ができる。
【0029】図4は絶縁キャップの他の実施例を示す側
面図、図5は絶縁キャップの他の実施例を示す正面図で
ある。本実施例の絶縁キャップC2のキャップ1aは、
上記実施例とは相違して装着体12が設けられず、全体
が一体に形成されている。また、操作用部材2aは図4
において左右に所要間隔で設けてある基板21、22間
に連結板23が設けてあり、操作用孔20はこの連結板
23に設けてある。すなわち、操作用孔20の方向は上
記実施例の操作用孔20と直角方向となっている。な
お、作用、効果については、上記実施例とほぼ同様であ
るので、説明を省略する。また、図4、図5において、
上記実施例と同一または同等箇所には同一の符号を付し
て示している。本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
面図、図5は絶縁キャップの他の実施例を示す正面図で
ある。本実施例の絶縁キャップC2のキャップ1aは、
上記実施例とは相違して装着体12が設けられず、全体
が一体に形成されている。また、操作用部材2aは図4
において左右に所要間隔で設けてある基板21、22間
に連結板23が設けてあり、操作用孔20はこの連結板
23に設けてある。すなわち、操作用孔20の方向は上
記実施例の操作用孔20と直角方向となっている。な
お、作用、効果については、上記実施例とほぼ同様であ
るので、説明を省略する。また、図4、図5において、
上記実施例と同一または同等箇所には同一の符号を付し
て示している。本発明は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変形
が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)電線に絶縁キャップを装着した後、絶縁キャップ
に電線から引き抜く方向の力が加わると、それを邪魔し
て脱落しにくくする抵抗が生じる。従って、自然脱落は
しにくく、作業者や電線の接触など何等かの原因により
外力が加わった場合でも、絶縁キャップは脱落しにくい
ので、安全に作業できる。
する。 (a)電線に絶縁キャップを装着した後、絶縁キャップ
に電線から引き抜く方向の力が加わると、それを邪魔し
て脱落しにくくする抵抗が生じる。従って、自然脱落は
しにくく、作業者や電線の接触など何等かの原因により
外力が加わった場合でも、絶縁キャップは脱落しにくい
ので、安全に作業できる。
【0031】(b)絶縁キャップは、絶縁体として例え
ば比較的安価なゴムやプラスチックを材料とすることが
でき、その構成部品数も僅かであり、また装着手段とし
て、切り込みやスリット或いは挿通孔などの簡単な加工
を利用することができるので、全体を安価に製造でき
る。
ば比較的安価なゴムやプラスチックを材料とすることが
でき、その構成部品数も僅かであり、また装着手段とし
て、切り込みやスリット或いは挿通孔などの簡単な加工
を利用することができるので、全体を安価に製造でき
る。
【0032】(c)装着手段が、封鎖部に設けてある放
射状も切り込みまたはスリットであるものは、上記した
ように加工が容易であるため製造コストを安価にするた
めの一助となり得る。また、切り込みまたはスリットの
数を調整することにより、引き抜き時の抵抗の強さ、言
い替えれば保持力の調整が可能である。
射状も切り込みまたはスリットであるものは、上記した
ように加工が容易であるため製造コストを安価にするた
めの一助となり得る。また、切り込みまたはスリットの
数を調整することにより、引き抜き時の抵抗の強さ、言
い替えれば保持力の調整が可能である。
【0033】(d)放射状の切り込みまたはスリットの
中心部に所要の大きさの挿通孔が形成してあるものは、
やはり加工が容易であるため製造コストを安価にするた
めの一助となり得ると共に、挿通孔の大きさを調整する
ことにより、引き抜き時の抵抗の強さ、保持力の調整が
可能である。
中心部に所要の大きさの挿通孔が形成してあるものは、
やはり加工が容易であるため製造コストを安価にするた
めの一助となり得ると共に、挿通孔の大きさを調整する
ことにより、引き抜き時の抵抗の強さ、保持力の調整が
可能である。
【0034】(e)装着手段を備えた封鎖部がその中心
部に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成して
あるものは、すなわち電線の挿通方向に向かって傾斜す
ることになり、挿通時の抵抗が小さく、電線に比較的容
易に装着できる。また、封鎖部は絶縁キャップを電線に
一旦装着して取り外した後の元の状態への復帰がしやす
くなっており、外力が加わらないときは常時内側へ窪ん
でいるので、再度使用するときに電線への装着がしやす
い。また、電線に装着した時の保持力も良好である。
部に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成して
あるものは、すなわち電線の挿通方向に向かって傾斜す
ることになり、挿通時の抵抗が小さく、電線に比較的容
易に装着できる。また、封鎖部は絶縁キャップを電線に
一旦装着して取り外した後の元の状態への復帰がしやす
くなっており、外力が加わらないときは常時内側へ窪ん
でいるので、再度使用するときに電線への装着がしやす
い。また、電線に装着した時の保持力も良好である。
【0035】(f)装着手段を備えた封鎖部が電線端末
用絶縁キャップを形成する他の部分と別体に形成したも
のを取付手段により一体に取り付けて設けてあるもの
は、一体に成形する場合と比較して、取り付けの手間は
かかるけれども加工性がよく簡単に製造できる。また、
この封鎖部だけを他の部分と違う材料で形成することも
でき、より安価に製造できるようにしたり、保持力など
の機能を向上させるうえでの材料の選択肢も広くなる。
用絶縁キャップを形成する他の部分と別体に形成したも
のを取付手段により一体に取り付けて設けてあるもの
は、一体に成形する場合と比較して、取り付けの手間は
かかるけれども加工性がよく簡単に製造できる。また、
この封鎖部だけを他の部分と違う材料で形成することも
でき、より安価に製造できるようにしたり、保持力など
の機能を向上させるうえでの材料の選択肢も広くなる。
【0036】(g)所要の箇所に絶縁操作具による操作
を容易にするための操作用部材が設けてあるものは、ヤ
ットコなど各種絶縁操作具を使用した作業がより確実に
できるようになり、近年において主流になっている絶縁
操作具を使用した間接活線作業において有用である。
を容易にするための操作用部材が設けてあるものは、ヤ
ットコなど各種絶縁操作具を使用した作業がより確実に
できるようになり、近年において主流になっている絶縁
操作具を使用した間接活線作業において有用である。
【図1】絶縁キャップの一実施例を示す側面図。
【図2】絶縁キャップの一実施例を示す正面図。
【図3】電線に装着した状態を示す説明図。
【図4】絶縁キャップの他の実施例を示す側面図。
【図5】絶縁キャップの他の実施例を示す正面図。
C1 絶縁キャップ 1 キャップ 2 操作用部材 20 操作用孔 11 キャップ本体 12 装着体 120 フランジ 121 装着板 122 保持片 123 挿通孔 124 切り込み
Claims (6)
- 【請求項1】 活線状態の電線の端末部に装着する絶縁
キャップであって、この絶縁キャップは、 絶縁体で形成され、両端部が実質的に封鎖された筒状体
であって、一方の封鎖部には電線に装着するための装着
手段を備え、この装着手段は、装着後は電線との間で電
線から脱落しにくくする抵抗を生じるように形成してあ
る、 電線端末用絶縁キャップ。 - 【請求項2】 装着手段は、封鎖部に設けてある放射状
の切り込みまたはスリットであり、封鎖部は可撓性また
は/及び弾力性を有する材料で形成されている、請求項
1記載の電線端末用絶縁キャップ。 - 【請求項3】 放射状の切り込みまたはスリットの中心
部には所要の大きさの挿通孔が形成してある、請求項2
記載の電線端末用絶縁キャップ。 - 【請求項4】 装着手段を備えた封鎖部は、その中心部
に向かいかつ内部側へ所要の角度で傾斜して形成してあ
る、請求項2または3記載の電線端末用絶縁キャップ。 - 【請求項5】 装着手段を備えた封鎖部は、電線端末用
絶縁キャップを形成する他の部分と別体に形成したもの
を取付手段により一体に取り付けて設けてある、請求項
1ないし4記載の電線端末用絶縁キャップ。 - 【請求項6】 所要の箇所に、絶縁操作具による操作を
容易にするための操作用部材が設けてある、請求項1な
いし5記載の電線端末用絶縁キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230738A JPH0879934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 電線端末用絶縁キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230738A JPH0879934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 電線端末用絶縁キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0879934A true JPH0879934A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16912534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230738A Pending JPH0879934A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 電線端末用絶縁キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0879934A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4915760U (ja) * | 1972-05-13 | 1974-02-09 | ||
| JPS585023A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相比較回路 |
| JPS58190582A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Kumagai Gumi Ltd | 波エネルギの一次変換装置 |
| JPH01110008A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-26 | Nitto Denko Corp | 送配電線の端末絶縁処理方法 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6230738A patent/JPH0879934A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4915760U (ja) * | 1972-05-13 | 1974-02-09 | ||
| JPS585023A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相比較回路 |
| JPS58190582A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Kumagai Gumi Ltd | 波エネルギの一次変換装置 |
| JPH01110008A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-26 | Nitto Denko Corp | 送配電線の端末絶縁処理方法 |
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