JPH0880081A - 速度推定オブザーバ - Google Patents
速度推定オブザーバInfo
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- JPH0880081A JPH0880081A JP6214435A JP21443594A JPH0880081A JP H0880081 A JPH0880081 A JP H0880081A JP 6214435 A JP6214435 A JP 6214435A JP 21443594 A JP21443594 A JP 21443594A JP H0880081 A JPH0880081 A JP H0880081A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 31
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 14
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims description 10
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 4
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外乱抑制効果と速度安定性が得られるよう
に、速度に応じてオブザーバゲインgを切り換えても、
過渡現象なく安定した速度制御を可能にする。 【構成】 モデル出力平均値nM'^(j) とモータ平均速
度検出値nM (j) との偏差である速度偏差Δn(j) を求
める。そしてモデル出力推定値nM'^(i) から速度偏差
Δn(j) を減算して速度推定値nM #(i) を推定演算でき
る。更に速度偏差Δn(j) の差分出力Δn(j) −Δn(j
-1) にオブザーバゲインgj を乗算し、この乗算値gj
(Δn(j) −Δn(j-1))を積分して負荷トルク推定値τ
L^(j) を求める。この推定値τL^(j) はゲインgj を
切り換えても変化しない。よってゲイン切り換えによる
過渡現象は生じない。
に、速度に応じてオブザーバゲインgを切り換えても、
過渡現象なく安定した速度制御を可能にする。 【構成】 モデル出力平均値nM'^(j) とモータ平均速
度検出値nM (j) との偏差である速度偏差Δn(j) を求
める。そしてモデル出力推定値nM'^(i) から速度偏差
Δn(j) を減算して速度推定値nM #(i) を推定演算でき
る。更に速度偏差Δn(j) の差分出力Δn(j) −Δn(j
-1) にオブザーバゲインgj を乗算し、この乗算値gj
(Δn(j) −Δn(j-1))を積分して負荷トルク推定値τ
L^(j) を求める。この推定値τL^(j) はゲインgj を
切り換えても変化しない。よってゲイン切り換えによる
過渡現象は生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は速度推定オブザーバに関
し、極低速領域での安定した速度制御と高速領域での良
好な外乱抑制効果を得るためにオブザーバゲインの値を
変更しても、過渡現象が生じることなく良好な速度制御
ができるよう改良をしたものである。
し、極低速領域での安定した速度制御と高速領域での良
好な外乱抑制効果を得るためにオブザーバゲインの値を
変更しても、過渡現象が生じることなく良好な速度制御
ができるよう改良をしたものである。
【0002】
【従来の技術】電動機を速度制御するためには、電動機
の回転速度をパルスエンコーダで検出し、パルスエンコ
ーダから出力されるパルスから電動機速度(モータ平均
速度検出値)を求める。そして求めた電動機速度(モー
タ平均速度検出値)と速度設定値との偏差が零となるよ
うに、電動機を速度制御する。この場合、モータ平均速
度検出値nM は次式(1)を演算することにより求めて
いる。
の回転速度をパルスエンコーダで検出し、パルスエンコ
ーダから出力されるパルスから電動機速度(モータ平均
速度検出値)を求める。そして求めた電動機速度(モー
タ平均速度検出値)と速度設定値との偏差が零となるよ
うに、電動機を速度制御する。この場合、モータ平均速
度検出値nM は次式(1)を演算することにより求めて
いる。
【0003】
【数1】
【0004】上述した速度制御系においてパルスエンコ
ーダの分解能が低い場合、電動機を極低速領域で運転す
ると、図8に示すように、パルス周期TPは速度制御周
期TS よりも大きくなってしまう。このような状態にな
ると、1速度制御周期TS ごとの正確な速度情報を得る
ことができなくなってしまう。このため極低速領域では
速度制御が不安定になりやすく、速度制御の応答を上げ
ることは困難であった。
ーダの分解能が低い場合、電動機を極低速領域で運転す
ると、図8に示すように、パルス周期TPは速度制御周
期TS よりも大きくなってしまう。このような状態にな
ると、1速度制御周期TS ごとの正確な速度情報を得る
ことができなくなってしまう。このため極低速領域では
速度制御が不安定になりやすく、速度制御の応答を上げ
ることは困難であった。
【0005】そこで、低分解能のパルスエンコーダのパ
ルスから求めたモータ平均速度検出値nM を、修正演算
することにより、極低速領域であっても1速度制御周期
TSごとの正確な電動機速度(速度推定値nM^)を推定
演算する速度推定オブザーバが用いられている。
ルスから求めたモータ平均速度検出値nM を、修正演算
することにより、極低速領域であっても1速度制御周期
TSごとの正確な電動機速度(速度推定値nM^)を推定
演算する速度推定オブザーバが用いられている。
【0006】図9は、最小次元の負荷トルクオブザーバ
を用いた速度推定オブザーバである。なお図9におい
て、iは速度制御周期ごとのデータを示し、jは速度検
出周期ごとのデータを示す。詳細は後述するが、この速
度推定オブザーバは、モータ平均速度検出値nM (j) と
トルク指令τM *(i) が入力されると、推定演算した速度
推定値nM^(i) を速度制御周期TS ごとに出力すると
共に、速度検出周期TP(=パルス周期TP )ごとに負
荷トルク推定値τL^(j) も推定演算する。速度推定値
nM^(i) は、1速度制御周期TS ごとの正確な速度情
報を示すデータであり、この速度推定値nM^(i) を用
いて速度制御すれば、極低速領域でも正確な速度制御が
できることとなる。
を用いた速度推定オブザーバである。なお図9におい
て、iは速度制御周期ごとのデータを示し、jは速度検
出周期ごとのデータを示す。詳細は後述するが、この速
度推定オブザーバは、モータ平均速度検出値nM (j) と
トルク指令τM *(i) が入力されると、推定演算した速度
推定値nM^(i) を速度制御周期TS ごとに出力すると
共に、速度検出周期TP(=パルス周期TP )ごとに負
荷トルク推定値τL^(j) も推定演算する。速度推定値
nM^(i) は、1速度制御周期TS ごとの正確な速度情
報を示すデータであり、この速度推定値nM^(i) を用
いて速度制御すれば、極低速領域でも正確な速度制御が
できることとなる。
【0007】速度推定値nM ^(i) の演算手法は次の通
りである(なお、各値の個々の求め方は、この演算手法
の説明の後に説明をする)。即ち電動機に負荷トルクτ
L を印加すると、モータ平均速度検出値nM (j) とモデ
ル出力平均値nM'^(j) との間には、速度偏差Δn(j)
が生じる。この速度偏差Δn(j) を用いて、速度推定値
nM ^(i) は次式(2)で推定できる。この式(2)に
よれば、モデル出力推定値nM'^(i) から速度偏差Δn
(j) を減算することにより、1速度制御周期TS におけ
る速度推定値nM^(i) を推定できることが分かる。
りである(なお、各値の個々の求め方は、この演算手法
の説明の後に説明をする)。即ち電動機に負荷トルクτ
L を印加すると、モータ平均速度検出値nM (j) とモデ
ル出力平均値nM'^(j) との間には、速度偏差Δn(j)
が生じる。この速度偏差Δn(j) を用いて、速度推定値
nM ^(i) は次式(2)で推定できる。この式(2)に
よれば、モデル出力推定値nM'^(i) から速度偏差Δn
(j) を減算することにより、1速度制御周期TS におけ
る速度推定値nM^(i) を推定できることが分かる。
【0008】
【数2】
【0009】ここで図9に示す速度推定オブザーバの詳
細を説明する。偏差器11は、トルク指令τM *(i) と負
荷トルク推定値τL^(j) との偏差を求め、偏差器11
の出力である偏差出力(τM * (i) −τL^(j) )が第1
演算部12に入力される。第1演算部12は、割算部1
2a,加算部12b及び積分部12cで構成されてい
る。割算部12aは、偏差出力(τM *(i) −τL^(j)
)に、速度制御周期TSを乗算し且つモデル機械時定数
TM * で除算する。加算部12bは、割算部12aの出
力と積分部12cの出力を加算してモデル出力推定値n
M'^(i) を出力する。積分部12cはモデル出力推定値
nM'^(i) を積分して積分値を加算部12bに送る。結
局、割算部12aにより除算演算が行なわれ、加算部1
2bと積分部12cにより積分演算が行なわれ、モデル
出力推定値nM'^(i) が得られる。
細を説明する。偏差器11は、トルク指令τM *(i) と負
荷トルク推定値τL^(j) との偏差を求め、偏差器11
の出力である偏差出力(τM * (i) −τL^(j) )が第1
演算部12に入力される。第1演算部12は、割算部1
2a,加算部12b及び積分部12cで構成されてい
る。割算部12aは、偏差出力(τM *(i) −τL^(j)
)に、速度制御周期TSを乗算し且つモデル機械時定数
TM * で除算する。加算部12bは、割算部12aの出
力と積分部12cの出力を加算してモデル出力推定値n
M'^(i) を出力する。積分部12cはモデル出力推定値
nM'^(i) を積分して積分値を加算部12bに送る。結
局、割算部12aにより除算演算が行なわれ、加算部1
2bと積分部12cにより積分演算が行なわれ、モデル
出力推定値nM'^(i) が得られる。
【0010】第2演算部13は、モデル出力推定値nM'
^(i) を平均化演算(速度検出周期TP ごとの平均化演
算)をしてモデル出力平均値nM'(j) を求める。第1偏
差部14は、モデル出力平均値nM'^(j) とモータ平均
速度検出値nM (j) との偏差である速度偏差Δn(j) を
求める。オブザーバゲイン部16は、速度偏差Δn(j)
にオブザーバゲインgj を乗算して負荷トルク指定値τ
L^(j) を求める。
^(i) を平均化演算(速度検出周期TP ごとの平均化演
算)をしてモデル出力平均値nM'(j) を求める。第1偏
差部14は、モデル出力平均値nM'^(j) とモータ平均
速度検出値nM (j) との偏差である速度偏差Δn(j) を
求める。オブザーバゲイン部16は、速度偏差Δn(j)
にオブザーバゲインgj を乗算して負荷トルク指定値τ
L^(j) を求める。
【0011】第2偏差部17は、モデル出力推定値nM'
^(i) から速度偏差Δn(j) を減算して速度推定値nM
^(i) を求める。
^(i) から速度偏差Δn(j) を減算して速度推定値nM
^(i) を求める。
【0012】次に上述した速度推定オブザーバを用い
て、電動機の速度制御をする速度制御系を、図10を参
照して説明する。図10において速度推定オブザーバ1
0は、図9に示すものと同構成であり、速度推定値nM
^(i) と負荷トルク推定値τL^(j) を出力する。この
ため図10の速度制御系では、次に述べるように、速度
推定値nM^(i) を利用して速度制御をすると共に、負
荷トルク推定値τL^(j)を利用して外乱補償をしてい
る。
て、電動機の速度制御をする速度制御系を、図10を参
照して説明する。図10において速度推定オブザーバ1
0は、図9に示すものと同構成であり、速度推定値nM
^(i) と負荷トルク推定値τL^(j) を出力する。この
ため図10の速度制御系では、次に述べるように、速度
推定値nM^(i) を利用して速度制御をすると共に、負
荷トルク推定値τL^(j)を利用して外乱補償をしてい
る。
【0013】つまり第3偏差部18は速度設定値n
M * (i) と速度推定値nM^(i) との偏差を求め偏差出力
(nM * (i) −nM^(i))を速度アンプ19へ送る。速度
アンプ19は、偏差出力(nM * (i) −nM^(i))に比例
ゲインKWCを乗算してアンプ出力KWC(nM * (i) −nM
^(i))を加算器20へ送る。加算器20は、アンプ出力
K WC(nM * (i) −nM^(i))に負荷トルク推定値τL^
(j) を加えてトルク指令τM * (i) を求める。第4偏差
部21では、トルク指令τM * (i) と負荷トルクτLとの
偏差をとって偏差出力(τM * (i) −τL) を電動機22
へ送る。電動機22は、偏差出力(τM * (i) −τL )
を基に(偏差出力(τM * (i) −τL ) が零となるよう
に)速度制御を行う。このようにトルク指令τM *(i) に
負荷トルク推定値τL^(j) を加えているため、負荷外
乱補償が可能となる。
M * (i) と速度推定値nM^(i) との偏差を求め偏差出力
(nM * (i) −nM^(i))を速度アンプ19へ送る。速度
アンプ19は、偏差出力(nM * (i) −nM^(i))に比例
ゲインKWCを乗算してアンプ出力KWC(nM * (i) −nM
^(i))を加算器20へ送る。加算器20は、アンプ出力
K WC(nM * (i) −nM^(i))に負荷トルク推定値τL^
(j) を加えてトルク指令τM * (i) を求める。第4偏差
部21では、トルク指令τM * (i) と負荷トルクτLとの
偏差をとって偏差出力(τM * (i) −τL) を電動機22
へ送る。電動機22は、偏差出力(τM * (i) −τL )
を基に(偏差出力(τM * (i) −τL ) が零となるよう
に)速度制御を行う。このようにトルク指令τM *(i) に
負荷トルク推定値τL^(j) を加えているため、負荷外
乱補償が可能となる。
【0014】なおパルスエンコーダ15はモータ実速度
nM に応じた周期でパルスを出力し、速度検出部23
は、パルスを基に(1)式の演算をしてモータ平均速度
検出値nM (j) を求め、これを速度推定オブザーバ10
へ送る。
nM に応じた周期でパルスを出力し、速度検出部23
は、パルスを基に(1)式の演算をしてモータ平均速度
検出値nM (j) を求め、これを速度推定オブザーバ10
へ送る。
【0015】図10及び図9に示す速度制御系において
は、オブザーバゲイン部16に設定したオブザーバゲイ
ンgj の大きさ(大小)により、次のような相反する状
況が発生する。 オブザーバゲインgj を大きくした場合。このよう
にすると高速領域(このときTS ≫TP となる)での外
乱抑制効果が大きくなる。その反面、極低速領域(この
ときTS <TP となる、図8参照)では、オブザーバゲ
インgj が大きいので、速度制御が不安定となる。 オブザーバゲインgj を小さくした場合。このよう
にすると高速領域(T S ≫TP )での外乱抑制効果が低
減する。その反面、極低速域(TS <TP )では、オブ
ザーバゲインgj が小さいので、速度制御が安定する。
は、オブザーバゲイン部16に設定したオブザーバゲイ
ンgj の大きさ(大小)により、次のような相反する状
況が発生する。 オブザーバゲインgj を大きくした場合。このよう
にすると高速領域(このときTS ≫TP となる)での外
乱抑制効果が大きくなる。その反面、極低速領域(この
ときTS <TP となる、図8参照)では、オブザーバゲ
インgj が大きいので、速度制御が不安定となる。 オブザーバゲインgj を小さくした場合。このよう
にすると高速領域(T S ≫TP )での外乱抑制効果が低
減する。その反面、極低速域(TS <TP )では、オブ
ザーバゲインgj が小さいので、速度制御が安定する。
【0016】そこで高速領域ではオブザーバゲインgj
の値を大きくしておき、極低速領域に入ったらオブザー
バゲインgj の値を小さくすることが行なわれている。
の値を大きくしておき、極低速領域に入ったらオブザー
バゲインgj の値を小さくすることが行なわれている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した速
度推定オブザーバ10は、最小次元の負荷トルクオブザ
ーバを使用しているため、オブザーバゲインgj は比例
要素のみで構成されている。このため負荷トルクτL が
印加されると、モデル出力平均値nM'^(j) (またはモ
デル出力推定値nM '^(i) )と、モータ平均速度検出
値nM (j) との間には、速度偏差Δn(j) が生じる。こ
の速度偏差Δn(j) は次式(3)で、負荷トルク推定値
τL^(j) は次式(4)で表すことができる。
度推定オブザーバ10は、最小次元の負荷トルクオブザ
ーバを使用しているため、オブザーバゲインgj は比例
要素のみで構成されている。このため負荷トルクτL が
印加されると、モデル出力平均値nM'^(j) (またはモ
デル出力推定値nM '^(i) )と、モータ平均速度検出
値nM (j) との間には、速度偏差Δn(j) が生じる。こ
の速度偏差Δn(j) は次式(3)で、負荷トルク推定値
τL^(j) は次式(4)で表すことができる。
【0018】
【数3】
【0019】ここでオブザーバゲインgj を切り換えた
ときの状況を説明する。この場合、負荷トルク推定値τ
L^(j) は、トルク推定が完了してすでにある値に収束
しているものと仮定する。時点(j-1)から時点(j) の間
のモータ平均速度検出値nM (j) を、時点(j) で検出
し、モータ平均速度検出値nM (j) が、あらかじめ設定
した切換速度(高速領域と極低速領域との境界の速度)
を通過して、オブザーバゲインgj をgj'に切り換えた
とする。しかも無条件に、オブザーバゲインをgjから
gj'に切り換えたとすると、速度偏差Δn(j) は一定の
ため、負荷トルク推定値τL ^(j) が変化してしまう。
この結果、オブザーバゲインの切り換えにより、過渡現
象が発生し、これが速度制御系の外乱となってしまい速
度制御が不安定となってしまう。
ときの状況を説明する。この場合、負荷トルク推定値τ
L^(j) は、トルク推定が完了してすでにある値に収束
しているものと仮定する。時点(j-1)から時点(j) の間
のモータ平均速度検出値nM (j) を、時点(j) で検出
し、モータ平均速度検出値nM (j) が、あらかじめ設定
した切換速度(高速領域と極低速領域との境界の速度)
を通過して、オブザーバゲインgj をgj'に切り換えた
とする。しかも無条件に、オブザーバゲインをgjから
gj'に切り換えたとすると、速度偏差Δn(j) は一定の
ため、負荷トルク推定値τL ^(j) が変化してしまう。
この結果、オブザーバゲインの切り換えにより、過渡現
象が発生し、これが速度制御系の外乱となってしまい速
度制御が不安定となってしまう。
【0020】本発明は、上記従来技術に鑑み、オブザー
バゲインを変更しても安定した速度制御を行なわせるこ
とのできる速度推定オブザーバを提供することを目的と
する。
バゲインを変更しても安定した速度制御を行なわせるこ
とのできる速度推定オブザーバを提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明の構成は、トルク指令と負荷トルク推定値との偏
差を、モデル機械時定数で除算し除算値を積分してモデ
ル出力推定値を得る第1演算部12と、前記モデル出力
推定値を平均化処理して速度検出周期での平均値とした
モデル出力平均値を得る第2演算部13と、速度検出器
のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値と、前記モ
デル出力平均値との偏差である速度偏差を得る第1偏差
部14と、前記速度偏差にオブザーバゲインを乗算出力
するオブザーバゲイン部16と、前記モデル出力推定値
と前記速度偏差との偏差である速度推定値を得る第2偏
差部17と、を有する速度推定オブザーバにおいて、前
記第1偏差部14の今回の出力値と前回の出力値との偏
差である差分出力を求めてこの差分出力を前記オブザー
バゲイン部16へ送る速度偏差差分算出部31と、オブ
ザーバゲイン部16の出力を積分して負荷トルク推定値
を求める第1積分器32と、を備えたことを特徴とす
る。
の発明の構成は、トルク指令と負荷トルク推定値との偏
差を、モデル機械時定数で除算し除算値を積分してモデ
ル出力推定値を得る第1演算部12と、前記モデル出力
推定値を平均化処理して速度検出周期での平均値とした
モデル出力平均値を得る第2演算部13と、速度検出器
のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値と、前記モ
デル出力平均値との偏差である速度偏差を得る第1偏差
部14と、前記速度偏差にオブザーバゲインを乗算出力
するオブザーバゲイン部16と、前記モデル出力推定値
と前記速度偏差との偏差である速度推定値を得る第2偏
差部17と、を有する速度推定オブザーバにおいて、前
記第1偏差部14の今回の出力値と前回の出力値との偏
差である差分出力を求めてこの差分出力を前記オブザー
バゲイン部16へ送る速度偏差差分算出部31と、オブ
ザーバゲイン部16の出力を積分して負荷トルク推定値
を求める第1積分器32と、を備えたことを特徴とす
る。
【0022】また第2の本発明の構成は、トルク指令と
負荷トルク推定値との偏差を、モデル機械時定数で除算
し除算値を積分してモデル出力推定値を得る第1演算部
12と、入力信号を平均化処理して速度検出周期での平
均値としたモデル出力平均値を得る第2演算部13と、
速度検出器のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値
と、前記モデル出力平均値との偏差である偏差出力を得
る第1偏差部14と、前記偏差出力にオブザーバゲイン
を除算して出力するオブザーバゲイン部16と、オブザ
ーバゲイン部16の出力を積分して負荷トルク推定値を
求める第1積分器32と、第1偏差部14の偏差出力を
積分してモデル出力補正値を出力する第2積分器33
と、前記モデル出力推定値から前記モデル出力補正値を
減算して速度推定値を求めて出力すると共に、この速度
推定値を前記第2演算部13へ供給する第4偏差部34
と、を備えたことを特徴とする。
負荷トルク推定値との偏差を、モデル機械時定数で除算
し除算値を積分してモデル出力推定値を得る第1演算部
12と、入力信号を平均化処理して速度検出周期での平
均値としたモデル出力平均値を得る第2演算部13と、
速度検出器のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値
と、前記モデル出力平均値との偏差である偏差出力を得
る第1偏差部14と、前記偏差出力にオブザーバゲイン
を除算して出力するオブザーバゲイン部16と、オブザ
ーバゲイン部16の出力を積分して負荷トルク推定値を
求める第1積分器32と、第1偏差部14の偏差出力を
積分してモデル出力補正値を出力する第2積分器33
と、前記モデル出力推定値から前記モデル出力補正値を
減算して速度推定値を求めて出力すると共に、この速度
推定値を前記第2演算部13へ供給する第4偏差部34
と、を備えたことを特徴とする。
【0023】また第3の本発明の構成は、トルク指令と
負荷トルク推定値との偏差を、モデル機械時定数で除算
し、除算値を積分部12cを利用して積分してモデル出
力推定値を得る第1演算部12と、入力信号を平均化処
理して速度検出周期での平均値としたモデル出力平均値
を得る第2演算部13と、速度検出器のパルスを基に求
めたモータ平均速度検出値と、前記モデル出力平均値と
の偏差である偏差出力を得る第1偏差部14と、前記偏
差出力にオブザーバゲインを乗算して出力するオブザー
バゲイン部16と、オブザーバゲイン部16の出力を積
分して負荷トルク推定値を求める第1積分器32と、速
度検出をする時点の後で且つ速度制御をする最初の時点
でのみ投入され、他の時には開放されるスイッチ36
と、前記スイッチ36を介して得た前記偏差出力を、前
記モデル出力推定値から、減算して速度推定値を求めて
出力すると共に、この速度推定値を第2演算部13及び
積分部12cへ供給する減算器35と、を備えたことを
特徴とする。
負荷トルク推定値との偏差を、モデル機械時定数で除算
し、除算値を積分部12cを利用して積分してモデル出
力推定値を得る第1演算部12と、入力信号を平均化処
理して速度検出周期での平均値としたモデル出力平均値
を得る第2演算部13と、速度検出器のパルスを基に求
めたモータ平均速度検出値と、前記モデル出力平均値と
の偏差である偏差出力を得る第1偏差部14と、前記偏
差出力にオブザーバゲインを乗算して出力するオブザー
バゲイン部16と、オブザーバゲイン部16の出力を積
分して負荷トルク推定値を求める第1積分器32と、速
度検出をする時点の後で且つ速度制御をする最初の時点
でのみ投入され、他の時には開放されるスイッチ36
と、前記スイッチ36を介して得た前記偏差出力を、前
記モデル出力推定値から、減算して速度推定値を求めて
出力すると共に、この速度推定値を第2演算部13及び
積分部12cへ供給する減算器35と、を備えたことを
特徴とする。
【0024】また第4の本発明の構成は、前記オブザー
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、ある速
度を基準として2段階に切り換えることを特徴とする。
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、ある速
度を基準として2段階に切り換えることを特徴とする。
【0025】また第5の本発明の構成は、前記オブザー
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
インと定数とによる積算値としたことを特徴とする。
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
インと定数とによる積算値としたことを特徴とする。
【0026】また第6の本発明の構成は、前記オブザー
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
インと1/nの定数とによる積算値としたことを特徴と
する。
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
インと1/nの定数とによる積算値としたことを特徴と
する。
【0027】また第7の本発明の構成は、前記オブザー
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
イン,定数及び補償ゲインの積算値としたことを特徴と
する。
バゲイン部16に設定したオブザーバゲインを、固定ゲ
イン,定数及び補償ゲインの積算値としたことを特徴と
する。
【0028】
【作用】本発明では差分出力Δn(j) −Δn(j-1)にオ
ブザーバゲインgj を乗算した値gj(Δn(j) −Δn
(j-1)) を積分して負荷トルク推定値τL^(j) を求め
るため、ゲインgj を変化させても負荷トルク推定値τ
L^(j) は変化しない。つまりゲインgj を変化させて
も速度制御に過渡現象が生ずることなく、安定した制御
ができる。
ブザーバゲインgj を乗算した値gj(Δn(j) −Δn
(j-1)) を積分して負荷トルク推定値τL^(j) を求め
るため、ゲインgj を変化させても負荷トルク推定値τ
L^(j) は変化しない。つまりゲインgj を変化させて
も速度制御に過渡現象が生ずることなく、安定した制御
ができる。
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお従来技術と同一部分には同一符号を付し
重複する説明は省略する。
説明する。なお従来技術と同一部分には同一符号を付し
重複する説明は省略する。
【0030】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例
を示す。第1実施例は、図9に示す速度推定オブザーバ
を改良したものであり、従来技術に対し、オブザーバゲ
イン部16の前段,後段に速度偏差差分算出部31と第
1積分器32を追加した構成となっている。他の部分の
構成は図9に示すものと同じである。
を示す。第1実施例は、図9に示す速度推定オブザーバ
を改良したものであり、従来技術に対し、オブザーバゲ
イン部16の前段,後段に速度偏差差分算出部31と第
1積分器32を追加した構成となっている。他の部分の
構成は図9に示すものと同じである。
【0031】速度偏差差分算出部31は、積分部31a
と減算部31bを有しており、今回の速度偏差Δn(j)
と1速度検出周期TP 前の速度偏差Δn(j-1)との差分
である差分出力(Δn(j) −Δn(j-1))を求めて出力
する。オブザーバゲイン部16は、差分出力(Δn(j)
−Δn(j-1))にオブザーバゲインgj を乗算して出力
gj (Δn(j) −Δn(j-1)))を出力する。なおオブ
ザーバゲインgj は、ある切換速度を規準とした2段階
に切り換えており、切換速度としては、例えば速度検出
周期TP が速度制御周期TS と一致する速度とする。そ
してモータ平均検出値nM (j) が切換速度よりも速い場
合は、オブザーバゲインgj を大きくし、検出値nM (j)
が切換速度よりも遅い場合は、オブザーバゲインgj
を小さくする。
と減算部31bを有しており、今回の速度偏差Δn(j)
と1速度検出周期TP 前の速度偏差Δn(j-1)との差分
である差分出力(Δn(j) −Δn(j-1))を求めて出力
する。オブザーバゲイン部16は、差分出力(Δn(j)
−Δn(j-1))にオブザーバゲインgj を乗算して出力
gj (Δn(j) −Δn(j-1)))を出力する。なおオブ
ザーバゲインgj は、ある切換速度を規準とした2段階
に切り換えており、切換速度としては、例えば速度検出
周期TP が速度制御周期TS と一致する速度とする。そ
してモータ平均検出値nM (j) が切換速度よりも速い場
合は、オブザーバゲインgj を大きくし、検出値nM (j)
が切換速度よりも遅い場合は、オブザーバゲインgj
を小さくする。
【0032】第1積分器32は、積分部32aと加算部
32bを有しており、オブザーバゲイン部16の出力g
j(Δn(j)−Δn(j-1))を積分演算して負荷トルク推
定値τL^(j) を求める。この負荷トルク推定値τL^
(j) は次式(5)で示される。
32bを有しており、オブザーバゲイン部16の出力g
j(Δn(j)−Δn(j-1))を積分演算して負荷トルク推
定値τL^(j) を求める。この負荷トルク推定値τL^
(j) は次式(5)で示される。
【0033】
【数4】
【0034】一方、第2演算部13は、図5に示すよう
に1速度制御周期TS 間におけるモデル出力推定値nM'
^(i) の平均値を求めて、その総面積を時間(1速度検
出周期TP )で割ることにより、モデル出力平均値nM'
^(j) を求める。つまり、(j,0〜j,n)までのモデル出
力平均値nM'^(j,0〜j,n)は次式(6)で示される。
に1速度制御周期TS 間におけるモデル出力推定値nM'
^(i) の平均値を求めて、その総面積を時間(1速度検
出周期TP )で割ることにより、モデル出力平均値nM'
^(j) を求める。つまり、(j,0〜j,n)までのモデル出
力平均値nM'^(j,0〜j,n)は次式(6)で示される。
【0035】
【数5】
【0036】次に本実施例において、オブザーバゲイン
を切り換えたときの動作を、従来技術と対比しつつ説明
する。
を切り換えたときの動作を、従来技術と対比しつつ説明
する。
【0037】ここでは、時点(j)においてオブザーバゲ
インをgj からgj' に切り換えたときの動作で説明す
る。また負荷トルクの推定はすでに完了し、負荷トルク
推定値はτL^(j-1) に収束していると仮定する。そし
てゲイン切り換えの間には負荷トルクτLは変化しない
と仮定し、τL^(j-1) =τL^(j) =τL^(j+1) とす
る。更に時点(j-1) から時点(j) 間での速度偏差Δn
(j) が、時点(j) にて(3)式から求められたとする。
インをgj からgj' に切り換えたときの動作で説明す
る。また負荷トルクの推定はすでに完了し、負荷トルク
推定値はτL^(j-1) に収束していると仮定する。そし
てゲイン切り換えの間には負荷トルクτLは変化しない
と仮定し、τL^(j-1) =τL^(j) =τL^(j+1) とす
る。更に時点(j-1) から時点(j) 間での速度偏差Δn
(j) が、時点(j) にて(3)式から求められたとする。
【0038】従来技術では負荷トルク推定値τL^(j)
は、式(4)で示すように、τL^(j) =gj ・Δn(j)
で与えられるので、τL(j) =τL(j-1) を保つために
は、オブザーバゲインをgj からgj' に切り換えるこ
とはできない。
は、式(4)で示すように、τL^(j) =gj ・Δn(j)
で与えられるので、τL(j) =τL(j-1) を保つために
は、オブザーバゲインをgj からgj' に切り換えるこ
とはできない。
【0039】第1実施例では負荷トルク推定値τL^(j)
は、式(5)で示すように、 τL^(j) =τL^(j-1) +gj ・(Δn(j) −Δn(j-1)) …(5) となる。負荷トルクτL が変化しないという仮定から Δn(j) =Δn(j-1) となり式(5)は τL^(j) =τL^(j-1) …(7) となる。式(7)からわかるように第1実施例ではオブ
ザーバゲインgj にかかわらず式(7)が成立し、時点
(j) でオブザーバゲインgj を切り換えてもトルク変化
は生ぜず、オブザーバゲインの切り換えに起因する過渡
現象は発生せず、安定した速度制御ができる。
は、式(5)で示すように、 τL^(j) =τL^(j-1) +gj ・(Δn(j) −Δn(j-1)) …(5) となる。負荷トルクτL が変化しないという仮定から Δn(j) =Δn(j-1) となり式(5)は τL^(j) =τL^(j-1) …(7) となる。式(7)からわかるように第1実施例ではオブ
ザーバゲインgj にかかわらず式(7)が成立し、時点
(j) でオブザーバゲインgj を切り換えてもトルク変化
は生ぜず、オブザーバゲインの切り換えに起因する過渡
現象は発生せず、安定した速度制御ができる。
【0040】次に第1実施例において負荷トルクτL が
変化した場合を考える。この場合には、負荷トルクτL
の変化量による速度偏差がΔn(j)−Δn(j-1)として
現れ、これにオブザーバゲインgj を乗じたものが負荷
トルク推定値の補正量として、負荷トルク推定値τL^
(j-1)に加算され、新たな負荷トルク推定値τL^(j)
となる(式(5)参照)。つまり、オブザーバゲインを
切り換えてもすでに収束していた負荷トルク推定値τL
^(j-1)には影響を及ぼすことなく、変化した負荷トル
クの補償ゲインが変化するだけである。よって負荷トル
クが変化した場合でも、過渡現象を生じさせることな
く、オブザーバゲインをgj からgj’に切り換えるこ
とができる。
変化した場合を考える。この場合には、負荷トルクτL
の変化量による速度偏差がΔn(j)−Δn(j-1)として
現れ、これにオブザーバゲインgj を乗じたものが負荷
トルク推定値の補正量として、負荷トルク推定値τL^
(j-1)に加算され、新たな負荷トルク推定値τL^(j)
となる(式(5)参照)。つまり、オブザーバゲインを
切り換えてもすでに収束していた負荷トルク推定値τL
^(j-1)には影響を及ぼすことなく、変化した負荷トル
クの補償ゲインが変化するだけである。よって負荷トル
クが変化した場合でも、過渡現象を生じさせることな
く、オブザーバゲインをgj からgj’に切り換えるこ
とができる。
【0041】<第2実施例>次に本発明の第2実施例を
図2を参照して説明する。第2実施例は、第1実施例
(図1)から速度偏差差分算出部31及び第2偏差部1
7を削除して、新たに第2積分器33及び第4偏差部3
4を追加した構成となっている。
図2を参照して説明する。第2実施例は、第1実施例
(図1)から速度偏差差分算出部31及び第2偏差部1
7を削除して、新たに第2積分器33及び第4偏差部3
4を追加した構成となっている。
【0042】第2積分器33は、積分部33aと加算部
33bを有しており、差分出力Δn(j)−Δn(j-1) を
積分演算してモデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn(j))
を求める。第4偏差部34は、モデル出力推定値nM'^
(i) からモデル出力補正値ΔnC'(j) を減算する。この
減算値はちょうど、速度推定値nM^(i) と等しくなる
ため、第2実施例では第1実施例で用いていた第2偏差
部17を削除している。そして第2演算部13には、速
度推定値nM^(i) が入力される。
33bを有しており、差分出力Δn(j)−Δn(j-1) を
積分演算してモデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn(j))
を求める。第4偏差部34は、モデル出力推定値nM'^
(i) からモデル出力補正値ΔnC'(j) を減算する。この
減算値はちょうど、速度推定値nM^(i) と等しくなる
ため、第2実施例では第1実施例で用いていた第2偏差
部17を削除している。そして第2演算部13には、速
度推定値nM^(i) が入力される。
【0043】第2実施例では、第2積分器33において
差分出力Δn(j)−Δn(j-1) を積分してモデル出力補
正値ΔnC'(j)(=Δn(j))を算出し、第4偏差部34
ではモデル出力推定値nM'^(i) からモデル出力補正値
ΔnC' (j) を減算してこの減算値を第2演算部13に
入力している。このため、第1偏差部14の出力は、1
速度検出周期TP 間において生じたモデル出力平均値n
M^(i) とモータ平均速度検出値nM (j) との偏差(つま
りΔn(j)−Δn(j-1))となり、第1実施例の速度偏
差差分算出部31の出力と同じになる。したがって第2
実施例においても第1実施例と同様の効果が得られる。
差分出力Δn(j)−Δn(j-1) を積分してモデル出力補
正値ΔnC'(j)(=Δn(j))を算出し、第4偏差部34
ではモデル出力推定値nM'^(i) からモデル出力補正値
ΔnC' (j) を減算してこの減算値を第2演算部13に
入力している。このため、第1偏差部14の出力は、1
速度検出周期TP 間において生じたモデル出力平均値n
M^(i) とモータ平均速度検出値nM (j) との偏差(つま
りΔn(j)−Δn(j-1))となり、第1実施例の速度偏
差差分算出部31の出力と同じになる。したがって第2
実施例においても第1実施例と同様の効果が得られる。
【0044】<第3実施例>次に本発明の第3実施例を
図3を参照して説明する。第3実施例は、第2実施例に
対し、モデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn(j)−Δn(j
-1))算出のための積分要素を、速度制御周期TS 側へ
移したものである。すなわち図3において、第1偏差部
14の出力であるモデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn
(j)−Δn(j-1))を、時点(j) の次の最初の時点(i) の
時にのみオンするスイッチ36を介して減算器35へ供
給し、減算器35の出力を積分部12cへ送るようにし
ている。この結果、第3実施例は第2実施例と等価なも
のとなり、第2(第1)実施例と同様の効果が得られ
る。
図3を参照して説明する。第3実施例は、第2実施例に
対し、モデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn(j)−Δn(j
-1))算出のための積分要素を、速度制御周期TS 側へ
移したものである。すなわち図3において、第1偏差部
14の出力であるモデル出力補正値ΔnC'(j)(=Δn
(j)−Δn(j-1))を、時点(j) の次の最初の時点(i) の
時にのみオンするスイッチ36を介して減算器35へ供
給し、減算器35の出力を積分部12cへ送るようにし
ている。この結果、第3実施例は第2実施例と等価なも
のとなり、第2(第1)実施例と同様の効果が得られ
る。
【0045】<第4実施例>次に本発明の第4実施例を
図4を参照して説明する。本実施例の平均化処理部10
0は、第1実施例における第2演算部13を改良したも
のであり、後述する式(14)の演算をしてモデル出力
平均値nM'^(j) を出力する。第1偏差部14は、平均
化処理部100から出力されるモデル出力平均値nM'^
(j) とモータ平均速度検出値nM (j) との偏差を求め
て、速度偏差Δn(j) を出力する。速度偏差Δn(j) は
速度偏差差分算出部31に送られ、この速度偏差差分算
出部31から差分出力Δn(j) −Δn(j-1)が出力され
る。
図4を参照して説明する。本実施例の平均化処理部10
0は、第1実施例における第2演算部13を改良したも
のであり、後述する式(14)の演算をしてモデル出力
平均値nM'^(j) を出力する。第1偏差部14は、平均
化処理部100から出力されるモデル出力平均値nM'^
(j) とモータ平均速度検出値nM (j) との偏差を求め
て、速度偏差Δn(j) を出力する。速度偏差Δn(j) は
速度偏差差分算出部31に送られ、この速度偏差差分算
出部31から差分出力Δn(j) −Δn(j-1)が出力され
る。
【0046】可変ゲイン部101には、後述する(1
5)式により決められた可変ゲイン(定数)KC が設定
されており、差分出力Δn(j) −Δn(j-1)に可変ゲイ
ンKCを乗算した値Kc (Δn(j) −Δn(j-1))にオ
ブザーバゲイン(固定ゲイン)gj が乗算される。後述
するように可変ゲインKC は、低速になるほど小さくな
る。その後の処理は第1実施例と同様である。
5)式により決められた可変ゲイン(定数)KC が設定
されており、差分出力Δn(j) −Δn(j-1)に可変ゲイ
ンKCを乗算した値Kc (Δn(j) −Δn(j-1))にオ
ブザーバゲイン(固定ゲイン)gj が乗算される。後述
するように可変ゲインKC は、低速になるほど小さくな
る。その後の処理は第1実施例と同様である。
【0047】ここで第4実施例の平均化処理部100で
行う、速度制御周期TS と速度検出周期TP とのタイミ
ングずれ期間(TS −ΔTEj-1)でのモデル出力平均値
と、期間ΔTEjでのモデル出力平均値の求め方を述べ
る。
行う、速度制御周期TS と速度検出周期TP とのタイミ
ングずれ期間(TS −ΔTEj-1)でのモデル出力平均値
と、期間ΔTEjでのモデル出力平均値の求め方を述べ
る。
【0048】まず期間ΔTEj間のモデル出力平均値nM'
^( ΔTEj) の算出手法について説明する。図6に示す
時点(j+1)でエンコーダパルスが入力されるまでは、時
点(j) で推定した負荷トルク推定値τL ^(j) を使用し
てモデル出力推定値nM'^(i) を推定する。このため時
点(j+1)でのモデル出力推定値nM'^(i) は次式(8)
で求められる。
^( ΔTEj) の算出手法について説明する。図6に示す
時点(j+1)でエンコーダパルスが入力されるまでは、時
点(j) で推定した負荷トルク推定値τL ^(j) を使用し
てモデル出力推定値nM'^(i) を推定する。このため時
点(j+1)でのモデル出力推定値nM'^(i) は次式(8)
で求められる。
【0049】
【数6】
【0050】よって期間ΔTEjでのモデル出力平均値n
M'^(j) は、次式(9)から求まる。
M'^(j) は、次式(9)から求まる。
【0051】
【数7】
【0052】次にモデル出力推定値nM'^(j+1,0) の求
め方を説明する。時点(j+1)でエンコーダパルスが入力
されることにより、時点(j+1)での負荷トルク推定値τ
L^(j+1)が求まる。よってモデル出力推定値nM'^(j+
1,0) は次式(10)のようになる。
め方を説明する。時点(j+1)でエンコーダパルスが入力
されることにより、時点(j+1)での負荷トルク推定値τ
L^(j+1)が求まる。よってモデル出力推定値nM'^(j+
1,0) は次式(10)のようになる。
【0053】
【数8】
【0054】次に期間(TS −ΔTEj-1) でのモデル出
力平均値nM'^(TS −ΔTEj-1)は、次式(11)
(12)(13)より求めることができる(図7参
照)。
力平均値nM'^(TS −ΔTEj-1)は、次式(11)
(12)(13)より求めることができる(図7参
照)。
【0055】
【数9】
【0056】以上よりTP (j+1)間のモデル出力推定値
nM'^(i) の平均値であるモデル出力平均値nM'^(j+
1)は次式(14)より求めることができる。
nM'^(i) の平均値であるモデル出力平均値nM'^(j+
1)は次式(14)より求めることができる。
【0057】
【数10】
【0058】上記(14)式を用いることにより、モデ
ル出力平均値nM'^(j) を算出するときに、速度制御周
期TS と速度検出周期TP とのタイミングずれを補償す
ることができる。
ル出力平均値nM'^(j) を算出するときに、速度制御周
期TS と速度検出周期TP とのタイミングずれを補償す
ることができる。
【0059】一方、極低速運転領域により速度制御周期
TS が速度検出周期TP よりも短くなったとき(図8参
照)の可変ゲイン部101の可変ゲイン(定数)KC は
次式(15)から求められる。
TS が速度検出周期TP よりも短くなったとき(図8参
照)の可変ゲイン部101の可変ゲイン(定数)KC は
次式(15)から求められる。
【0060】
【数11】
【0061】上記(15)式は速度制御周期(エンコー
ダパルス間隔)TP (j+1)と速度制御周期TS との比を
表し、低速になるほどオブザーバゲインgj を低下させ
ることになる。近似的には(i) と(j) 間のタイミングず
れを無視すれば次の(16)式にしてもよい。
ダパルス間隔)TP (j+1)と速度制御周期TS との比を
表し、低速になるほどオブザーバゲインgj を低下させ
ることになる。近似的には(i) と(j) 間のタイミングず
れを無視すれば次の(16)式にしてもよい。
【0062】
【数12】
【0063】第4実施例では、速度制御周期TS と速度
検出周期TP とのタイミングずれによる誤差を除去で
き、速度推定の高精度化および安定化を図ることができ
る。また可変ゲイン部101を設けて可変ゲインKC を
差分出力Δn(j) −Δn(j-1)に乗算するようにしたの
で、低速から高速まで速度制御系の安定化を図ることが
できる。なおモータのイナーシャ(機械時定数)の同定
を行ない機械時定数を変化させるような場合に同定の前
後で同一のオブザーバゲインgj を用いるとオブザーバ
ゲインgj が大きすぎたり小さすぎたりしていしまい、
同定後の応答が悪くなったり、不安定になったりする。
そこで同定により機械時定数を変化させると共にオブザ
バゲインgj も機械時定数に応じた値に変化させる必要
がある。そこで補償ゲインを導入してこの補償を行なう
ようにしてもよい。
検出周期TP とのタイミングずれによる誤差を除去で
き、速度推定の高精度化および安定化を図ることができ
る。また可変ゲイン部101を設けて可変ゲインKC を
差分出力Δn(j) −Δn(j-1)に乗算するようにしたの
で、低速から高速まで速度制御系の安定化を図ることが
できる。なおモータのイナーシャ(機械時定数)の同定
を行ない機械時定数を変化させるような場合に同定の前
後で同一のオブザーバゲインgj を用いるとオブザーバ
ゲインgj が大きすぎたり小さすぎたりしていしまい、
同定後の応答が悪くなったり、不安定になったりする。
そこで同定により機械時定数を変化させると共にオブザ
バゲインgj も機械時定数に応じた値に変化させる必要
がある。そこで補償ゲインを導入してこの補償を行なう
ようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、高速領域では外乱抑制効果が得られ
るようにオブザーバゲインgj を大きくし、極低速領域
では速度制御を安定化させるようにオブザーバゲインg
j を小さくしても、オブザーバゲインgj の大きさの変
化に起因する過渡現象は発生せず、安定した速度制御が
できる。これは前回の負荷トルク推定値τL^(j-1)
と、差分出力にオブザーバゲインを乗算したトルク補正
量gj(Δn(j) −Δn(j-1))と、を加えた値を、今回
の負荷トルク推定値τL^(j) としたからである。
に本発明によれば、高速領域では外乱抑制効果が得られ
るようにオブザーバゲインgj を大きくし、極低速領域
では速度制御を安定化させるようにオブザーバゲインg
j を小さくしても、オブザーバゲインgj の大きさの変
化に起因する過渡現象は発生せず、安定した速度制御が
できる。これは前回の負荷トルク推定値τL^(j-1)
と、差分出力にオブザーバゲインを乗算したトルク補正
量gj(Δn(j) −Δn(j-1))と、を加えた値を、今回
の負荷トルク推定値τL^(j) としたからである。
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図。
【図4】本発明の第4実施例を示すブロック図。
【図5】第2演算部の演算手法を示す説明図。
【図6】期間ΔTEj間でのモデル出力平均値の算出手法
を示す説明図。
を示す説明図。
【図7】期間(Ts −ΔTEj-1)でのモデル出力平均値
の算出手法を示す説明図。
の算出手法を示す説明図。
【図8】極低速領域での速度制御周期TS と速度検出周
期TP との関係を示す説明図。
期TP との関係を示す説明図。
【図9】従来の速度推定オブザーバを示すブロック図。
【図10】従来の速度推定オブザーバを用いたモータ速
度制御系を示すブロック図。
度制御系を示すブロック図。
10 速度推定オブザーバ 11 偏差器 12 第1演算部 13 第2演算部 14 第1偏差部 15 パルスエンコーダ 16 オブザーバゲイン部 17 第2偏差部 18 第3偏差部 19 速度アンプ 20 加算器 21 第4偏差部 22 電動機 23 速度検出部 31 速度偏差差分算出部 32 第1積分器 33 第2積分器 34 第4偏差部 τL 負荷トルク τM * トルク指令 τL^ 負荷トルク推定値 nM モータ実速度 nM * 速度設定値nM (j) モータ平均速度検出値 nM'^(i) モデル出力推定値nM'^ (i) モデル出力平均値 nM^(i) 速度推定値 Δn(j) 速度偏差 Δn(j) −Δn(j-1) 差分出力 ΔnC'(j) モデル出力補正値 ΔnC(j) モデル出力補正値 gj ,gj' オブザーバゲイン
Claims (7)
- 【請求項1】 トルク指令と負荷トルク推定値との偏差
を、モデル機械時定数で除算し除算値を積分してモデル
出力推定値を得る第1演算部(12)と、 前記モデル出力推定値を平均化処理して速度検出周期で
の平均値としたモデル出力平均値を得る第2演算部(1
3)と、 速度検出器のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値
と、前記モデル出力平均値との偏差である速度偏差を得
る第1偏差部(14)と、 前記速度偏差にオブザーバゲインを乗算出力するオブザ
ーバゲイン部(16)と、 前記モデル出力推定値と前記速度偏差との偏差である速
度推定値を得る第2偏差部(17)と、を有する速度推
定オブザーバにおいて、 前記第1偏差部(14)の今回の出力値と前回の出力値
との偏差である差分出力を求めてこの差分出力を前記オ
ブザーバゲイン部(16)へ送る速度偏差差分算出部
(31)と、 オブザーバゲイン部(16)の出力を積分して負荷トル
ク推定値を求める第1積分器(32)と、 を備えたことを特徴とする速度推定オブザーバ。 - 【請求項2】 トルク指令と負荷トルク推定値との偏差
を、モデル機械時定数で除算し除算値を積分してモデル
出力推定値を得る第1演算部(12)と、 入力信号を平均化処理して速度検出周期での平均値とし
たモデル出力平均値を得る第2演算部(13)と、 速度検出器のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値
と、前記モデル出力平均値との偏差である偏差出力を得
る第1偏差部(14)と、 前記偏差出力にオブザーバゲインを乗算して出力するオ
ブザーバゲイン部(16)と、 オブザーバゲイン部(16)の出力を積分して負荷トル
ク推定値を求める第1積分器(32)と、 第1偏差部(14)の偏差出力を積分してモデル出力補
正値を出力する第2積分器(33)と、 前記モデル出力推定値から前記モデル出力補正値を減算
して速度推定値を求めて出力すると共に、この速度推定
値を前記第2演算部(13)へ供給する第4偏差部(3
4)と、 を備えたことを特徴とする速度推定オブザーバ。 - 【請求項3】 トルク指令と負荷トルク推定値との偏差
を、モデル機械時定数で除算し、除算値を積分部(12
c)を利用して積分してモデル出力推定値を得る第1演
算部(12)と、 入力信号を平均化処理して速度検出周期での平均値とし
たモデル出力平均値を得る第2演算部(13)と、 速度検出器のパルスを基に求めたモータ平均速度検出値
と、前記モデル出力平均値との偏差である偏差出力を得
る第1偏差部(14)と、 前記偏差出力にオブザーバゲインを乗算して出力するオ
ブザーバゲイン部(16)と、 オブザーバゲイン部(16)の出力を積分して負荷トル
ク推定値を求める第1積分器(32)と、 速度検出をする時点の後で且つ速度制御をする最初の時
点でのみ投入され、他の時には開放されるスイッチ(3
6)と、 前記スイッチ(36)を介して得た前記偏差出力を、前
記モデル出力推定値から、減算して速度推定値を求めて
出力すると共に、この速度推定値を第2演算部(13)
及び積分部(12c)へ供給する減算器(35)と、 を備えたことを特徴とする速度推定オブザーバ。 - 【請求項4】 前記オブザーバゲイン部(16)に設定
したオブザーバゲインを、ある速度を基準として2段階
に切り換えることを特徴とする請求項(1)または請求
項(2)または請求項(3)の速度推定オブザーバ。 - 【請求項5】 前記オブザーバゲイン部(16)に設定
したオブザーバゲインを、固定ゲインと定数とによる積
算値としたことを特徴とする請求項(4)の速度推定オ
ブザーバ。 - 【請求項6】 前記オブザーバゲイン部(16)に設定
したオブザーバゲインを、固定ゲインと1/nの定数と
による積算値としたことを特徴とする請求項(4)の速
度推定オブザーバ。 - 【請求項7】 前記オブザーバゲイン部(16)に設定
したオブザーバゲインを、固定ゲイン,定数及び補償ゲ
インの積算値としたことを特徴とする速度推定オブザー
バ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443594A JP3232904B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 速度推定オブザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443594A JP3232904B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 速度推定オブザーバ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880081A true JPH0880081A (ja) | 1996-03-22 |
| JP3232904B2 JP3232904B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=16655741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21443594A Expired - Fee Related JP3232904B2 (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 速度推定オブザーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3232904B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114337449B (zh) * | 2021-11-25 | 2023-09-15 | 河南嘉晨智能控制股份有限公司 | 一种编码器极低速测速性能改善方法 |
| KR20250072467A (ko) * | 2023-11-16 | 2025-05-23 | 단국대학교 산학협력단 | 비선형 속도 관측기를 이용한 유도 전동기의 센서리스 제어 장치 및 이의 제어 방법 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21443594A patent/JP3232904B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114337449B (zh) * | 2021-11-25 | 2023-09-15 | 河南嘉晨智能控制股份有限公司 | 一种编码器极低速测速性能改善方法 |
| KR20250072467A (ko) * | 2023-11-16 | 2025-05-23 | 단국대학교 산학협력단 | 비선형 속도 관측기를 이용한 유도 전동기의 센서리스 제어 장치 및 이의 제어 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3232904B2 (ja) | 2001-11-26 |
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