JPH0880727A - 自動車用暖房装置 - Google Patents

自動車用暖房装置

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JPH0880727A
JPH0880727A JP21767594A JP21767594A JPH0880727A JP H0880727 A JPH0880727 A JP H0880727A JP 21767594 A JP21767594 A JP 21767594A JP 21767594 A JP21767594 A JP 21767594A JP H0880727 A JPH0880727 A JP H0880727A
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晋一 真下
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直人 堀田
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靖男 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼式ヒータ16の過熱による燃焼停止を防
止して、安定的に温風を供給することのできる自動車用
暖房装置の提供。 【構成】 暖房装置の燃焼式ヒータ16は、燃焼室24
で生成された燃焼ガスを排気する第1排気通路34と第
2排気通路35とを有し、燃焼室24の外周に形成され
る外周路34a(第1排気通路34)を流れる燃焼ガス
との熱交換によって温水回路を循環する温水を加熱す
る。燃焼室24で生成された燃焼ガスは、第2排気通路
35を開閉する開閉弁37が第2排気通路35を閉じる
ことですべて第1排気通路34を流れて排気され、開閉
弁37が第2排気通路35を開くことで第1排気通路3
4と第2排気通路35との両方を流れて排気される。開
閉弁37は、燃焼式ヒータ16入口の温水温度を検出す
る水温センサ19の検出温度に基づいて開閉制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼式ヒータを用いた
自動車用暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンを搭載するガソリン
車と比較して暖房用熱源を十分に確保できない電気自動
車では、暖房装置として燃焼式ヒータを使用したものが
ある。燃焼式ヒータは、燃料を燃焼用空気と混合して燃
焼させる燃焼装置と、この燃焼装置で生成された燃焼ガ
スによって温水(例えば不凍液)を加熱する温水加熱器
とを備え、この温水加熱器とダクト内に配されたヒータ
コアとの間を温水が循環するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この燃焼式ヒータを使
用した暖房装置では、図6に示すように、ヒータコアへ
送風する室内ブロワの送風量に対して燃焼式ヒータの発
熱量を制御することにより、温水の温度制御が行なわれ
る。従って、燃焼式ヒータの発熱量とヒータコアでの放
熱量とが略等しい時に温水温度を一定に保つことができ
る。ところが、室内ブロワをHi運転からLo運転(ま
たはOFF)に切り替えてヒータコアでの放熱量を減ら
すと、燃焼式ヒータでの発熱量を抑えても水温が上昇す
ることから、燃焼式ヒータの過熱防止のために燃焼を停
止する必要が生じる。
【0004】ところが、水冷式エンジンの冷却水回路と
比較して、この暖房装置に使用される温水回路の熱容量
が小さいため、燃焼式ヒータでの燃焼を停止すると水温
が急激に下降する。そして、燃焼式ヒータでは、一旦燃
焼を停止すると、再び燃焼を開始するまでに排気および
予熱を行なうために一定の時間を要することから、燃焼
を開始して水温が上昇するまでに暫く時間がかかる。従
って、燃焼停止後、再度燃焼を開始して実際に水温が上
昇するまでの間は必要な温風が得られず、暖房感が損な
われるという問題が生じる。本発明は、上記事情に基づ
いて成されたもので、その目的は、燃焼式ヒータの過熱
による燃焼停止を防止して、安定的に温風を供給するこ
とのできる自動車用暖房装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1では、車室内へ空気を導くダク
トと、このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る
送風機と、前記ダクト内に配されて、内部を流れる熱媒
体との熱交換によって前記送風機より送られた空気を加
熱するヒータコアと、前記ヒータコアを通って熱媒体が
循環する循環回路と、この循環回路に熱媒体を循環させ
るポンプと、燃料の燃焼を行なう燃焼装置と、この燃焼
装置で生成された燃焼ガスが排気される第1排気通路お
よび第2排気通路と、前記第1排気通路を流れる燃焼ガ
スと前記循環回路を流れる熱媒体とを熱交換させる熱交
換手段と、前記第2排気通路を開閉する開閉手段と、前
記循環回路を流れる熱媒体の温度を検出する熱媒体温度
検出手段と、この熱媒体温度検出手段の検出温度に基づ
いて前記開閉手段を制御する制御手段とを備えた技術的
手段を採用する。
【0006】請求項2では、車室内へ空気を導くダクト
と、このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送
風機と、燃料の燃焼を行なう燃焼装置と、この燃焼装置
で生成された燃焼ガスが排気される第1排気通路および
第2排気通路と、前記ダクト内に配されて、前記第1排
気通路を流れる燃焼ガスとの熱交換によって前記送風機
より送られた空気を加熱する熱交換手段と、前記第2排
気通路を開閉する開閉手段と、前記第1排気通路を流れ
る燃焼ガスの温度を検出するガス温検出手段と、このガ
ス温検出手段の検出温度に基づいて前記開閉手段を制御
する制御手段とを備えた技術的手段を採用する。
【0007】請求項3では、請求項1に記載された自動
車用暖房装置において、前記制御手段は、前記熱媒体温
度検出手段の検出温度が所定温度より低い時は前記第2
排気通路を閉じるように前記開閉手段を制御し、前記熱
媒体温度検出手段の検出温度が前記所定温度に達した時
は前記第2排気通路を開くように前記開閉手段を制御す
ることを特徴とする。
【0008】請求項4では、請求項2に記載された自動
車用暖房装置において、前記制御手段は、前記ガス温検
出手段の検出温度が所定温度より低い時は前記第2排気
通路を閉じるように前記開閉手段を制御し、前記ガス温
検出手段の検出温度が前記所定温度に達した時は前記第
2排気通路を開くように前記開閉手段を制御することを
特徴とする。
【0009】請求項5では、請求項1に記載された自動
車用暖房装置において、前記熱媒体温度検出手段は、前
記熱交換器で燃焼ガスと熱交換される前の熱媒体の温度
を検出することを特徴とする。
【0010】請求項6では、請求項1または2に記載さ
れた自動車用暖房装置において、前記送風機は、送風能
力を可変することを特徴とする。請求項7では、請求項
1または2に記載された自動車用暖房装置において、前
記燃焼装置は、燃焼量を可変することを特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】請求項1に記載された自動車
用暖房装置は、循環回路を循環する熱媒体が、熱交換手
段で第1排気通路を流れる燃焼ガスとの熱交換によって
加熱され、ダクト内に配されたヒータコアで送風機より
送られた空気との熱交換により放熱する。ここで、第1
排気通路を流れる燃焼ガス流量は、第2排気通路の開閉
状態によって変化する。即ち、第2排気通路が開閉手段
により閉じられた時には、燃焼装置で生成された燃焼ガ
スがすべて第1排気通路を流れて排気され、第2排気通
路が開閉手段により開かれた時には、燃焼装置で生成さ
れた燃焼ガスが第1排気通路と第2排気通路の両方を流
れて排気される。
【0012】従って、開閉手段の開閉作動を制御して第
1排気通路を流れる燃焼ガス流量を増減することによ
り、熱交換手段で燃焼ガスと熱交換される熱媒体の温度
をコントロールすることができる。具体的には、請求項
3に記載したように、燃焼ガスと熱交換される前の熱媒
体の温度が所定温度より低い時は、開閉手段により第2
排気通路を閉じて第1排気通路を流れる燃焼ガス流量を
多くすることにより、熱交換手段で燃焼ガスと熱交換さ
れる熱媒体の温度を高めることができる。また、燃焼ガ
スと熱交換される前の熱媒体の温度が所定温度に達した
時には、開閉手段により第2排気通路を開いて第1排気
通路を流れる燃焼ガス流量を減らすことにより、熱交換
手段で燃焼ガスと熱交換される熱媒体の温度上昇を低く
抑えることができる。
【0013】これにより、熱媒体の温度上昇に伴う燃焼
装置の過熱防止のために燃焼を停止する必要がないこと
から、燃焼停止による熱媒体の温度低下を防止すること
ができ、その結果、安定的に温風の供給を行なうことが
可能となる。
【0014】請求項2に記載された自動車用暖房装置
は、ダクト内を流れる空気(送風機により送られた空
気)が、熱交換手段で第1排気通路を流れる燃焼ガスと
の熱交換により加熱されて車室内へ供給される。ここ
で、第1排気通路を流れる燃焼ガス流量は、請求項1の
場合と同様に、第2排気通路の開閉状態によって変化す
る。従って、開閉手段の開閉作動を制御して第1排気通
路を流れる燃焼ガス流量を増減することにより、熱交換
手段で燃焼ガスと熱交換される空気の温度をコントロー
ルすることができる。
【0015】具体的には、請求項4に示すように、第1
排気通路を流れる燃焼ガスの温度が所定温度より低い時
は、開閉手段により第2排気通路を閉じて第1排気通路
を流れる燃焼ガス流量を多くすることにより、熱交換手
段で燃焼ガスと熱交換される空気の温度を高めることが
できる。また、第1排気通路を流れる燃焼ガスの温度が
所定温度に達した時には、開閉手段により第2排気通路
を開いて第1排気通路を流れる燃焼ガス流量を減らすこ
とにより、熱交換手段で燃焼ガスと熱交換される空気の
温度上昇を低く抑えることができる。
【0016】これにより、燃焼ガスの温度上昇に伴う燃
焼装置の過熱防止のために燃焼を停止する必要がないこ
とから、燃焼停止による空気の温度低下を防止すること
ができ、その結果、安定的に温風の供給を行なうことが
可能となる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の自動車用暖房装置の第1実施
例を図1〜4に基づいて説明する。図1は燃焼式ヒータ
の断面図、図2は車両用エアコンの全体模式図である。
本実施例の車両用エアコン1は、電気自動車に搭載され
るもので、送風機2、ダクト3、冷房装置(後述す
る)、暖房装置(後述する)、および制御装置4(図3
参照)等より構成されている。
【0018】送風機2は、図2に示すように、内外気切
替箱5と一体に構成されたブロワケース2a、遠心式フ
ァン2b、およびブロワモータ2cより成り、このブロ
ワモータ2cへの印加電圧(ブロワ電圧)に応じてブロ
ワモータ2cの回転数(送風量)が決定される。なお、
この送風機2は、風量レベルを高風量の「Hi」、低風
量の「Lo」、および送風を停止する「OFF」の3段
階に切り替えて使用することができる。
【0019】内外気切替箱5には、内気を導入する内気
導入口5aと外気を導入する外気導入口5bとが形成さ
れるとともに、その内気導入口5aと外気導入口5bと
を選択的に開閉する内外気切替ダンパ6が設けられてい
る。この内外気切替ダンパ6は、図示しないリンク機構
を介してアクチュエータ(例えばサーボモータ)により
駆動される。
【0020】ダクト3は、送風機2によって導入された
空気を車室内へ導くもので、その下流端が車室内に開口
する各吹出口7、8、9に連通する。各吹出口7〜9
は、車両の窓ガラスに向けて空気を吹き出すデフロスタ
吹出口7、乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイ
ス吹出口8、乗員の足元に向けて空気を吹き出すフット
吹出口9が設けられている。この各吹出口7〜9は、図
示しないリンク機構を介してアクチュエータ(例えばサ
ーボモータ)により駆動される吹出口切替ダンパ10、
11によって選択的に開閉される。
【0021】冷房装置は、周知の冷凍サイクル(図示し
ない)により構成されるもので、その冷凍サイクルの冷
媒蒸発器12がダクト3内に配されている。この冷媒蒸
発器12は、冷媒圧縮機(図示しない)の作動に伴って
供給された低温低圧の冷媒との熱交換によって、送風機
2より送られた空気を冷却する。
【0022】暖房装置は、温水(熱媒体)が循環する温
水回路13(本発明の循環回路)、この温水回路13に
温水を循環させるウォータポンプ14、温水回路13に
介在されたヒータコア15、および温水回路13を循環
する温水を加熱するための燃焼式ヒータ16(本発明の
燃焼装置)等より構成されている。なお、本実施例で
は、温水として不凍液(エチレングリコール水溶液)を
使用している。
【0023】温水回路13には、温水の温度上昇に伴っ
て温水回路13内の圧力が上昇して、所定の設定圧に達
した時に開弁する圧力キャップ17が設けられている。
この圧力キャップ17は、開弁した時に流出する温水を
貯留するためのリザーブタンク18に連絡されている。
また、温水回路13には、燃焼式ヒータ16入口の温水
温度を検出する水温センサ19が設置されている。この
水温センサ19は、例えば、サーミスタ等の感温素子よ
り成り、検出した温水温度を水温信号として制御装置4
へ出力する。
【0024】ヒータコア15は、ダクト3内で冷媒蒸発
器12の風下に配置されて、内部を流れる温水との熱交
換によって通過する空気を加熱する。なお、ダクト3内
には、冷媒蒸発器12を通過した空気がヒータコア15
を迂回することのできるバイパス路20が形成されてお
り、ヒータコア15を通過する空気量とバイパス路20
を通過する空気量との割合が、ダクト3内に配されたエ
アミックスダンパ21によって調節される。このエアミ
ックスダンパ21は、図示しないリンク機構を介してア
クチュエータ(例えばサーボモータ)により駆動され
る。
【0025】燃焼式ヒータ16は、温水回路13を流れ
る温水を燃料の燃焼によって生成された燃焼ガスとの熱
交換により加熱するものである。この燃焼式ヒータ16
は、図1に示すように、燃料と燃料用空気とを混合する
予混合室22、燃料の予熱および着火を行なうグロープ
ラグ23、燃料の燃焼を行なう燃焼室24、燃料の燃焼
によって発生した燃焼ガスを排気する排気手段(下述す
る)、温水回路13の一部を構成する温水通路25、お
よび燃焼ガスと温水との熱交換を行なう熱交換用フィン
26(本発明の熱交換手段)等より構成されている。
【0026】予混合室22には、底面側(図1の左側)
に燃焼用空気を導入する空気導入路27が設けられて、
この空気導入路27に介在された燃焼用ファン28(図
2参照)の作動により燃焼用空気が導入される。予混合
室22の内部には、空気導入路27より導入された燃焼
用空気が螺旋状に旋回しながら流入する旋回筒29が設
けられている。この旋回筒29は、空気導入路27と連
通して予混合室22の内部に突設され、その周壁面に燃
焼用空気が通過するためのスリット29aが等間隔で複
数形成されている。
【0027】また、予混合室22の側壁面には、グロー
プラグ23を保持するとともに、燃料パイプ30を介し
て供給された燃料を予混合室22へ導入する燃料導入筒
31が設けられている。燃料パイプ30は、図2に示す
ように、燃料を貯留する燃料タンク32と燃料導入筒3
1とを連絡して、燃料パイプ30に介在された燃料ポン
プ33の作動により燃料タンク32から燃料導入筒31
へ燃料を導く。燃焼室24は、予混合室22と連通して
筒状の空間を形成し、先端側(図1の右側)が開放され
ている。
【0028】排気手段は、第1排気通路34、第2排気
通路35、および第2排気通路35の開閉を行なう開閉
装置(下述する)より構成される。第1排気通路34
は、燃焼室24の外周に筒状に形成された外周路34a
と、この外周路34aと第2排気通路35とを連絡する
連絡路34bとから成り、燃焼室24より流出した燃焼
ガスが燃焼室24の外周壁面に沿って外周路34aを流
れた後、連絡路34bを通って第2排気通路35と合流
するように設けられている。第2排気通路35は、筒状
を成す燃焼室24の中心位置で燃焼室24の先端方向
(図1の右方向)に延びて設けられ、第1排気通路34
と合流した後、マフラー36(図2参照)を介して外気
に開放されている。
【0029】開閉装置は、第2排気通路35を開閉する
開閉弁37と、この開閉弁37を第2排気通路35を開
く開位置(図1の実線位置)と第2排気通路35を閉じ
る閉位置(図1の破線位置)との間で駆動するアクチュ
エータ38(例えばサーボモータ)より構成される。従
って、開閉弁37が第2排気通路35を開いた状態で
は、燃焼室24で生成された燃焼ガスが第1排気通路3
4と第2排気通路35との両方を流れて排気され、開閉
弁37が第2排気通路35を閉じた状態では、燃焼室2
4で生成された燃焼ガスが第1排気通路34のみを流れ
て排気されることになる。
【0030】温水通路25は、第1排気通路34の外周
路34aの外周に筒状に形成されて、温水回路13を循
環する温水が外周路34aの外周壁面に沿って流れるよ
うに設けられている。熱交換用フィン26は、第1排気
通路34の外周路34a内で温水通路25側の壁面に設
けられて、外周路34aを流れる燃焼ガスと温水通路2
5を流れる温水との熱交換を促進する。この燃焼式ヒー
タ16は、燃料供給量および燃焼用空気量を調節するこ
とにより、燃焼量(発熱量)の高い「Hi」、燃焼量の
低い「Lo」、および燃焼停止の「OFF」の3段階に
切り替えて使用することができる。
【0031】制御装置4は、マイクロコンピュータ(図
示しない)を内蔵するもので、図3に示すように、エア
コン操作パネル39より出力される操作信号、および水
温センサ19を含む各種検出手段(図示しない)からの
検出信号を入力し、予めインプットされた制御プログラ
ムに基づいて、各ダンパ(内外気切替ダンパ6、吹出口
切替ダンパ10、11、エアミックスダンパ21)、送
風機2、冷凍サイクル、ウォータポンプ14、燃焼式ヒ
ータ16(グロープラグ23、燃焼用ファン28、燃料
ポンプ33、アクチュエータ38)等の各機器を制御す
る。
【0032】燃焼式ヒータ16は、過熱防止のために燃
焼を自動的に停止する燃焼停止温度TULが設定されてお
り、水温センサ19の検出温度が燃焼停止温度TULより
低く設定された高温設定値TH に達した場合、または高
温設定値TH を越える場合は、燃焼量「Lo」で運転さ
れ、水温センサ19の検出温度が低温設定値TL (TL
<TH )まで低下した場合は、燃焼量「Hi」で運転さ
れる(図4参照)。
【0033】また、開閉装置は、水温センサ19の検出
温度が高温設定値TH より高い上限値TR (但しTR ≦
TUL)に達するまでは、開閉弁37が第2排気通路35
を閉じる閉位置に駆動されて、水温センサ19の検出温
度が高温設定値TH を超えて上限値TR に達した場合
は、開閉弁37が第2排気通路35を開く開位置へ駆動
される。
【0034】次に、暖房運転を行なう場合の作動を図4
を参照しながら説明する。まず、暖房運転開始時は、燃
焼式ヒータ16を「Hi」レベル、送風機2を「Hi」
レベルでそれぞれ運転し、第2排気通路35を閉じるよ
うに開閉弁37を閉位置へ駆動する。これにより、ウォ
ータポンプ14の作動によって温水回路13を循環する
温水は、燃焼式ヒータ16の温水通路25を流れる際
に、第1排気通路34の外周路34aを通過する燃焼ガ
スとの熱交換によって加熱された後、ヒータコア15へ
送られて、車室内へ送風される空気との熱交換によって
放熱する。
【0035】このように燃焼式ヒータ16の燃焼量を
「Hi」レベルとして、生成された燃焼ガスをすべて第
1排気通路34に流すことで温水との熱交換量が最大と
なる。このため、送風機2の送風レベルを「Hi」とし
ても、ヒータコア15での放熱量より燃焼ガスとの熱交
換による吸熱量(加熱量)の方が大きくなることから、
温水回路13を循環する温水の温度は上昇する。
【0036】その後、温水の温度上昇によって水温セン
サ19の検出温度が高温設定値THに達すると、燃焼式
ヒータ16の燃焼量を「Hi」→「Lo」へ切り替え
る。この場合は、温水の燃焼ガスとの熱交換による吸熱
量よりヒータコア15での放熱量の方が大きくなること
から、温水回路13を循環する温水の温度は低下するこ
とになる。そして、温水の温度低下によって水温センサ
19の検出温度が低温設定値TL まで低下すると、再び
燃焼式ヒータ16の燃焼量を「Lo」→「Hi」へ切り
替える。
【0037】このように、送風機2の送風レベルを「H
i」で使用する場合は、開閉弁37を閉位置に固定して
燃焼式ヒータ16の燃焼量を上述のように制御すること
により、温水回路13を循環する温水の温度を水温セン
サ19の検出温度で高温設定値TH と低温設定値TL と
の間に維持することができる。
【0038】その後、送風機2の送風レベルを「Hi」
→「Lo」へ切り替えると、温水のヒータコア15での
放熱量が低下することから、温水回路13を循環する温
水は、燃焼式ヒータ16の燃焼量を「Hi」→「Lo」
に切り替えても温度上昇する。そこで、水温センサ19
の検出温度が高温設定値TH を超えて上限値TR に達し
た場合は、開閉弁37を第2排気通路35を開く開位置
へ駆動する。これにより、燃焼室24で生成された燃焼
ガスが第1排気通路34と第2排気通路35との両方を
通って排気されるため、第1排気通路34を通過する燃
焼ガス流量が減少する。この結果、第1排気通路34を
流れる燃焼ガスと温水通路25を流れる温水との熱交換
量が減少することから、温水回路13を循環する温水の
温度が低下する。
【0039】そして、温水の温度低下によって水温セン
サ19の検出温度が上限値TR から高温設定値TH まで
低下した時点で、再び開閉弁37を閉位置へ駆動するこ
とにより、温水温度は再び上昇する。このように、送風
機2の送風レベルを「Lo」で使用する場合は、燃焼式
ヒータ16の燃焼量を「Lo」に設定して開閉弁37を
開閉制御することにより、温水回路13を循環する温水
の温度を水温センサ19の検出温度で高温設定値TH と
上限値TR との間に維持することができる。
【0040】(実施例の効果)本実施例では、送風機2
の送風レベルを「Hi」→「Lo」へ切り替えてヒータ
コア15での放熱量を減らしても、開閉弁37を開閉制
御することにより、水温センサ19の検出温度が燃焼停
止温度TULに達することはなく、温水温度を水温センサ
19の検出温度で高温設定値TH と上限値TR との間に
維持することができる。その結果、従来のように、過熱
防止のために燃焼式ヒータ16を停止する必要がなく、
車室内へ安定的に温風を供給することができる。
【0041】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
5は第2実施例に係わる暖房装置の断面図である。本実
施例の暖房装置は、熱媒体としての温水を使用すること
なく、ダクト3内を流れる空気を燃焼式ヒータ16によ
って直接加熱するものである。燃焼式ヒータ16は、図
5に示すように、ダクト3内の略中央部に配置されて、
第1排気通路34の外周路34aを流れる燃焼ガスとの
熱交換によって燃焼式ヒータ16の外周を流れる空気を
加熱する。なお、熱交換用フィン26は、外周路34a
の外周側、即ちダクト3内を流れる空気側に設けられて
いる。
【0042】この暖房装置は、第1排気通路34を流れ
る燃焼ガスの温度を検出するガス温センサ40(本発明
のガス温検出手段)を備え、このガス温センサ40の検
出温度に基づいて、燃焼式ヒータ16の燃焼量および開
閉装置の作動が制御される。具体的には、図4に示した
制御方法で、水温センサ19の検出温度をガス温センサ
40の検出温度に読み替えて制御することができる。こ
れにより、第1実施例と同様に、送風機2の送風レベル
を「Hi」→「Lo」へ切り替えてヒータコア15での
放熱量を減らしても、開閉弁37を開閉制御することに
より、過熱防止のために燃焼式ヒータ16を停止する必
要がなく、安定的に車室内を暖房することが可能であ
る。
【0043】〔変形例〕上記実施例では、送風機2の送
風レベルを「Hi」、「Lo」、「OFF」の3段階、
燃焼式ヒータ16の燃焼量を「Hi」、「Lo」、「O
FF」の3段階に切り替えて使用する例を説明したが、
それぞれ4段階以上に切替可能として、温水温度の変動
を小さくすることもできる。
【0044】また、送風機2を「Lo」レベルで運転し
た場合に、水温センサ19の検出温度が上限値TR から
高温設定値TH まで低下した時点で開閉弁37を閉位置
に駆動するように制御したが、上限値TR から低温設定
値TL まで低下してから開閉弁37を閉位置に駆動する
ように制御しても良い。
【0045】本実施例では、暖房装置を冷房装置(冷凍
サイクル)と組み合わせて車両用エアコン1を構成した
が、他の暖房装置(例えば、ヒートポンプ式冷凍サイク
ル)と組み合わせることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】暖房装置の断面図である(第1実施例)。
【図2】車両用エアコンの全体構成図である。
【図3】第1実施例の制御系に係わるブロック図であ
る。
【図4】第1実施例の制御例を示すタイムチャートであ
る。
【図5】第2実施例に係わる暖房装置の断面図である。
【図6】従来技術に係わる燃焼式ヒータの制御例を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
2 送風機 3 ダクト 4 制御装置(制御手段) 13 温水回路(循環回路) 14 ウォータポンプ 15 ヒータコア 16 燃焼式ヒータ(燃焼装置) 19 水温センサ(熱媒体温度検出手段) 26 熱交換用フィン(熱交換手段) 34 第1排気通路 35 第2排気通路 37 開閉弁(開閉手段) 38 アクチュエータ(開閉手段) 40 ガス温センサ(ガス温検出手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)車室内へ空気を導くダクトと、 b)このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送
    風機と、 c)前記ダクト内に配されて、内部を流れる熱媒体との
    熱交換によって前記送風機より送られた空気を加熱する
    ヒータコアと、 d)前記ヒータコアを通って熱媒体が循環する循環回路
    と、 e)この循環回路に熱媒体を循環させるポンプと、 f)燃料の燃焼を行なう燃焼装置と、 g)この燃焼装置で生成された燃焼ガスが排気される第
    1排気通路および第2排気通路と、 h)前記第1排気通路を流れる燃焼ガスと前記循環回路
    を流れる熱媒体とを熱交換させる熱交換手段と、 i)前記第2排気通路を開閉する開閉手段と、 j)前記循環回路を流れる熱媒体の温度を検出する熱媒
    体温度検出手段と、 k)この熱媒体温度検出手段の検出温度に基づいて前記
    開閉手段を制御する制御手段とを備えた自動車用暖房装
    置。
  2. 【請求項2】a)車室内へ空気を導くダクトと、 b)このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送
    風機と、 c)燃料の燃焼を行なう燃焼装置と、 d)この燃焼装置で生成された燃焼ガスが排気される第
    1排気通路および第2排気通路と、 e)前記ダクト内に配されて、前記第1排気通路を流れ
    る燃焼ガスとの熱交換によって前記送風機より送られた
    空気を加熱する熱交換手段と、 f)前記第2排気通路を開閉する開閉手段と、 g)前記第1排気通路を流れる燃焼ガスの温度を検出す
    るガス温検出手段と、 h)このガス温検出手段の検出温度に基づいて前記開閉
    手段を制御する制御手段とを備えた自動車用暖房装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記熱媒体温度検出手段
    の検出温度が所定温度より低い時は前記第2排気通路を
    閉じるように前記開閉手段を制御し、前記熱媒体温度検
    出手段の検出温度が前記所定温度に達した時は前記第2
    排気通路を開くように前記開閉手段を制御することを特
    徴とする請求項1に記載された自動車用暖房装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記ガス温検出手段の検
    出温度が所定温度より低い時は前記第2排気通路を閉じ
    るように前記開閉手段を制御し、前記ガス温検出手段の
    検出温度が前記所定温度に達した時は前記第2排気通路
    を開くように前記開閉手段を制御することを特徴とする
    請求項2に記載された自動車用暖房装置。
  5. 【請求項5】前記熱媒体温度検出手段は、前記熱交換器
    で燃焼ガスと熱交換される前の熱媒体の温度を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載された自動車用暖房装
    置。
  6. 【請求項6】前記送風機は、送風能力を可変することを
    特徴とする請求項1または2に記載された自動車用暖房
    装置。
  7. 【請求項7】前記燃焼装置は、燃焼量を可変することを
    特徴とする請求項1または2に記載された自動車用暖房
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1142929A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Honda Motor Co Ltd 車両用燃焼式ヒータ
KR100440028B1 (ko) * 2002-05-14 2004-07-14 현대자동차주식회사 자동차의 연소식 히터
KR20240008078A (ko) * 2022-07-11 2024-01-18 강민석 무시동히터의 폐열을 이용한 온수생성장치 및 이를 이용한 온수매트 시스템

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