JPH088167Y2 - 屋根葺き構造 - Google Patents
屋根葺き構造Info
- Publication number
- JPH088167Y2 JPH088167Y2 JP1987195375U JP19537587U JPH088167Y2 JP H088167 Y2 JPH088167 Y2 JP H088167Y2 JP 1987195375 U JP1987195375 U JP 1987195375U JP 19537587 U JP19537587 U JP 19537587U JP H088167 Y2 JPH088167 Y2 JP H088167Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- tile
- eaves
- tiles
- roof tiles
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- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、平板状に形成される屋根瓦を用いた屋根葺
き構造に関するものである。
き構造に関するものである。
[背景技術] 石綿セメント板などで平板状に形成される屋根瓦1と
して、第6図に示すものが従来から提供されている。こ
のものは屋根瓦1の軒側半分の部分に分割線2としてス
リットを設けて分割線2で屋根瓦1のこの軒側半分部分
を左右複数の瓦状片3a,3b,3cに分割するようにしたもの
である。そしてこのように形成される屋根瓦1を屋根に
葺くと屋根瓦1の棟側の半分は上側の屋根瓦1で覆われ
るために、第6図に示すように屋根瓦1は瓦状片3a,3b,
3cのみが外部に露出することになる。従ってこのもので
は分割線2によって分割される各瓦状片3a,3b,3cがそれ
ぞれ独立した瓦であるかのような外観を呈することにな
り、比較的少ない枚数の屋根瓦1を用いて非常に多数枚
の瓦を葺き上げたような外観に屋根を見せることができ
るのである。
して、第6図に示すものが従来から提供されている。こ
のものは屋根瓦1の軒側半分の部分に分割線2としてス
リットを設けて分割線2で屋根瓦1のこの軒側半分部分
を左右複数の瓦状片3a,3b,3cに分割するようにしたもの
である。そしてこのように形成される屋根瓦1を屋根に
葺くと屋根瓦1の棟側の半分は上側の屋根瓦1で覆われ
るために、第6図に示すように屋根瓦1は瓦状片3a,3b,
3cのみが外部に露出することになる。従ってこのもので
は分割線2によって分割される各瓦状片3a,3b,3cがそれ
ぞれ独立した瓦であるかのような外観を呈することにな
り、比較的少ない枚数の屋根瓦1を用いて非常に多数枚
の瓦を葺き上げたような外観に屋根を見せることができ
るのである。
そしてこのものにあって、屋根瓦1はその側端同士を
突き合わせて左右に葺き並べられるものであり、また下
側の屋根瓦1の上に上側の屋根瓦1を重ねるにあたって
は屋根瓦1を左右に半ピッチずらせて、下側の屋根瓦1
の突き合わせた側端部の上に上側の屋根瓦1の中央部が
位置するように、上側の屋根瓦1を下側の屋根瓦1の棟
側略半分の上に葺き重ねるようにしている。このように
屋根瓦1を左右にずらせながら葺き重ねることによっ
て、屋根瓦1の突き合わせた側端部はその軒側の部分が
下側の屋根瓦1で受けられると共にその軒側の部分が上
側の屋根瓦1で覆われることになり、この結果屋根瓦1
の突き合わせ端部に浸入する雨水は総て下側の屋根瓦1
の上面に受けることができることになって、雨水が屋根
下に浸入していくことを防止することができるのであ
る。
突き合わせて左右に葺き並べられるものであり、また下
側の屋根瓦1の上に上側の屋根瓦1を重ねるにあたって
は屋根瓦1を左右に半ピッチずらせて、下側の屋根瓦1
の突き合わせた側端部の上に上側の屋根瓦1の中央部が
位置するように、上側の屋根瓦1を下側の屋根瓦1の棟
側略半分の上に葺き重ねるようにしている。このように
屋根瓦1を左右にずらせながら葺き重ねることによっ
て、屋根瓦1の突き合わせた側端部はその軒側の部分が
下側の屋根瓦1で受けられると共にその軒側の部分が上
側の屋根瓦1で覆われることになり、この結果屋根瓦1
の突き合わせ端部に浸入する雨水は総て下側の屋根瓦1
の上面に受けることができることになって、雨水が屋根
下に浸入していくことを防止することができるのであ
る。
そして上記のように各屋根瓦1の瓦状片3a,3b,3cがそ
れぞれ独立した瓦であるかのような外観にみせて形成し
た屋根にあっては、瓦状片3a,3b,3cをできるだけ大きな
面積で露出させる傾向にあり、従って上下の屋根瓦1の
重ね合わせ幅が狭くなる傾向にある。しかしこのように
屋根瓦1の重ね合わせ幅を狭くすると、屋根瓦1の突き
合わせ端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ上側の
屋根瓦1で覆われる部分の幅(第6図にlで示す)が狭
くなって、屋根瓦1の突き合わせ側端部間から浸入した
雨水が下側の屋根瓦1の裏側へその棟側端縁から回り込
み易くなり、屋根下への雨水の浸入を防止することが困
難になるものである。
れぞれ独立した瓦であるかのような外観にみせて形成し
た屋根にあっては、瓦状片3a,3b,3cをできるだけ大きな
面積で露出させる傾向にあり、従って上下の屋根瓦1の
重ね合わせ幅が狭くなる傾向にある。しかしこのように
屋根瓦1の重ね合わせ幅を狭くすると、屋根瓦1の突き
合わせ端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ上側の
屋根瓦1で覆われる部分の幅(第6図にlで示す)が狭
くなって、屋根瓦1の突き合わせ側端部間から浸入した
雨水が下側の屋根瓦1の裏側へその棟側端縁から回り込
み易くなり、屋根下への雨水の浸入を防止することが困
難になるものである。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、屋
根瓦の突き合わせ側端部から浸入した雨水が屋根下へ回
って浸入していくことを防止することができる屋根葺き
構造を提供することを目的とするものである。
根瓦の突き合わせ側端部から浸入した雨水が屋根下へ回
って浸入していくことを防止することができる屋根葺き
構造を提供することを目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る屋根葺き構造は、屋根瓦1の上
面の軒側略半分に軒棟方向の分割線2を設けて屋根瓦1
のこの軒側略半分の部分を瓦状の外観となる瓦状片3a,3
b,3cに左右に三分割し、中央の瓦状片3aの軒側端縁を他
の瓦状片3b,3cの軒側端縁よりも軒側へ突出させると共
に中央の瓦状片3a以外の各瓦状片3b,3cの軒側端縁の軒
側への突出寸法をそれぞれ異ならせ、分割線2を溝状に
形成すると共に分割線2の軒側前端部に切り込み部9を
設け、屋根瓦1の側端よりも分割線2に近い位置におい
て屋根瓦1の軒棟方向の略中央部よりも棟側に一対の釘
孔11を設け、屋根瓦1の両側端縁に凹段状の半溝部10を
形成し、屋根瓦1を側端同士突き合わせて左右に葺き並
べ、下側の屋根瓦1の突き合わせ側端間の上に中央の瓦
状片3aが位置するように上側の屋根瓦1を下側の屋根瓦
1の棟側略半分の上に葺き重ね、各屋根瓦1の瓦状片3
a,3b,3cを露出させて成ることを特徴とするものであ
る。そして本考案にあっては、屋根瓦1の中央の瓦状片
3aの長さを長く形成することで、屋根瓦1の突き合わせ
端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ上側の屋根瓦
1で覆われる部分の幅を広く保つことができるように
し、屋根瓦1の突き合わせ側端部間から浸入した雨水が
下側の屋根瓦1の裏側へ容易に回り込まないようにした
のである。
面の軒側略半分に軒棟方向の分割線2を設けて屋根瓦1
のこの軒側略半分の部分を瓦状の外観となる瓦状片3a,3
b,3cに左右に三分割し、中央の瓦状片3aの軒側端縁を他
の瓦状片3b,3cの軒側端縁よりも軒側へ突出させると共
に中央の瓦状片3a以外の各瓦状片3b,3cの軒側端縁の軒
側への突出寸法をそれぞれ異ならせ、分割線2を溝状に
形成すると共に分割線2の軒側前端部に切り込み部9を
設け、屋根瓦1の側端よりも分割線2に近い位置におい
て屋根瓦1の軒棟方向の略中央部よりも棟側に一対の釘
孔11を設け、屋根瓦1の両側端縁に凹段状の半溝部10を
形成し、屋根瓦1を側端同士突き合わせて左右に葺き並
べ、下側の屋根瓦1の突き合わせ側端間の上に中央の瓦
状片3aが位置するように上側の屋根瓦1を下側の屋根瓦
1の棟側略半分の上に葺き重ね、各屋根瓦1の瓦状片3
a,3b,3cを露出させて成ることを特徴とするものであ
る。そして本考案にあっては、屋根瓦1の中央の瓦状片
3aの長さを長く形成することで、屋根瓦1の突き合わせ
端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ上側の屋根瓦
1で覆われる部分の幅を広く保つことができるように
し、屋根瓦1の突き合わせ側端部間から浸入した雨水が
下側の屋根瓦1の裏側へ容易に回り込まないようにした
のである。
以下本考案を実施例により詳述する。屋根瓦1は石綿
セメント板などによって略矩形の薄板状に形成されるも
のであり、第2図に示すようにその軒側の約半分部分に
おいて屋根瓦1の上面には複数本(図の実施例では二
本)の分割線2が棟軒方向で形成してある。この分割線
2は第3図、第4図に示すように屋根瓦1の厚みの半分
程度の寸法の深さの溝として形成されるものである。こ
のように分割線2を設けることによって、屋根瓦1の軒
側半分の部分を左右複数の瓦状片3a,3b,3cに分割するこ
とができる。そしてこのように分割線2で分割形成され
る三片の瓦状片3a,3b,3cのうち中央の瓦状片3aは両側の
瓦状片3b,3cよりも軒側縁を軒方向に突出させて長く形
成してある。さらに屋根瓦1の両側端縁には凹段状の半
溝部10が形成してあり、また分割線2の前端部には切り
込み9が形成してある。第2図中11は屋根瓦1の側端よ
りも分割線2に近い位置において屋根瓦1の軒棟方向の
略中央部よりも棟側で両側の瓦状片3b,3cに形成された
釘孔、12は排水溝である。
セメント板などによって略矩形の薄板状に形成されるも
のであり、第2図に示すようにその軒側の約半分部分に
おいて屋根瓦1の上面には複数本(図の実施例では二
本)の分割線2が棟軒方向で形成してある。この分割線
2は第3図、第4図に示すように屋根瓦1の厚みの半分
程度の寸法の深さの溝として形成されるものである。こ
のように分割線2を設けることによって、屋根瓦1の軒
側半分の部分を左右複数の瓦状片3a,3b,3cに分割するこ
とができる。そしてこのように分割線2で分割形成され
る三片の瓦状片3a,3b,3cのうち中央の瓦状片3aは両側の
瓦状片3b,3cよりも軒側縁を軒方向に突出させて長く形
成してある。さらに屋根瓦1の両側端縁には凹段状の半
溝部10が形成してあり、また分割線2の前端部には切り
込み9が形成してある。第2図中11は屋根瓦1の側端よ
りも分割線2に近い位置において屋根瓦1の軒棟方向の
略中央部よりも棟側で両側の瓦状片3b,3cに形成された
釘孔、12は排水溝である。
上記のようにして形成される屋根瓦1を屋根の野地板
の上などに葺くにあたっては、まず軒側に位置する屋根
瓦1,1…を軒と平行に並べて各屋根瓦1の側端縁同士を
突き合わせ、釘孔11から釘を打ち込んで各屋根瓦1,1…
を固定する。そしてこの固定した屋根瓦1,1…の上側に
他の屋根瓦1,1…を取り付けるのであるが、第1図に示
すように下側の隣合う屋根瓦1,1の付き合わせ部分の上
に上側の屋根瓦1の中央の瓦状片3aが重なるように上側
の屋根瓦1を葺き上げるものであり、また下側の屋根瓦
1の瓦状片3a,3b,3cのみが露出するように上側の屋根瓦
1を下側の屋根瓦1の棟側部分の上面に重ねるようにす
るものである。このようにして屋根瓦1を葺いた屋根に
あって、屋根瓦1は分割線2で分割形成された瓦状片3
a,3b,3cのみが外観として露出するために、各瓦状片3a,
3b,3c…がそれぞれ独立した瓦であるかのような外観を
呈し、比較的少ない枚数の屋根瓦1を用いて非常に多数
枚の瓦を葺き上げたような外観に屋根を見せることがで
きるのである。
の上などに葺くにあたっては、まず軒側に位置する屋根
瓦1,1…を軒と平行に並べて各屋根瓦1の側端縁同士を
突き合わせ、釘孔11から釘を打ち込んで各屋根瓦1,1…
を固定する。そしてこの固定した屋根瓦1,1…の上側に
他の屋根瓦1,1…を取り付けるのであるが、第1図に示
すように下側の隣合う屋根瓦1,1の付き合わせ部分の上
に上側の屋根瓦1の中央の瓦状片3aが重なるように上側
の屋根瓦1を葺き上げるものであり、また下側の屋根瓦
1の瓦状片3a,3b,3cのみが露出するように上側の屋根瓦
1を下側の屋根瓦1の棟側部分の上面に重ねるようにす
るものである。このようにして屋根瓦1を葺いた屋根に
あって、屋根瓦1は分割線2で分割形成された瓦状片3
a,3b,3cのみが外観として露出するために、各瓦状片3a,
3b,3c…がそれぞれ独立した瓦であるかのような外観を
呈し、比較的少ない枚数の屋根瓦1を用いて非常に多数
枚の瓦を葺き上げたような外観に屋根を見せることがで
きるのである。
そして、瓦状片3a,3b,3cをできるだけ大きな面積で露
出させる傾向のために上下の屋根瓦1,1の重ね合わせ幅
を狭くしても、屋根瓦1,1の突き合わせた側端間の上に
は上側の屋根瓦1の長く形成した中央の瓦状片3aが重ね
られているために、第1図にlで示すように屋根瓦1の
突き合わせ側端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ
上側の屋根瓦1で覆われる部分の幅を広く保つことがで
き、屋根瓦1,1の突き合わせ側端部間から浸入した雨水
が下側の屋根瓦1の裏側へその棟側端縁から容易に回り
込まないようにすることができるのである。
出させる傾向のために上下の屋根瓦1,1の重ね合わせ幅
を狭くしても、屋根瓦1,1の突き合わせた側端間の上に
は上側の屋根瓦1の長く形成した中央の瓦状片3aが重ね
られているために、第1図にlで示すように屋根瓦1の
突き合わせ側端部のうち下側の屋根瓦1で受けられ且つ
上側の屋根瓦1で覆われる部分の幅を広く保つことがで
き、屋根瓦1,1の突き合わせ側端部間から浸入した雨水
が下側の屋根瓦1の裏側へその棟側端縁から容易に回り
込まないようにすることができるのである。
[考案の効果] 上述のように本考案にあっては、屋根瓦の軒側略半分
の部分を瓦状の外観となる瓦状片に左右に三分割すると
共に中央の瓦状片の軒側端縁を他の瓦状片よりも軒側へ
突出させ、下側の屋根瓦の突き合わせ側端間の上に中央
の瓦状片が位置するように上側の屋根瓦を下側の屋根瓦
の棟側略半分の上に葺き重ねるようにしたので、屋根瓦
の突き合わせた側端間の上には長く形成した中央の瓦状
片が重ねられることになる、屋根瓦の突き合わせ側端部
のうち下側の屋根瓦で受けられ且つ上側の屋根瓦で覆わ
れる部分の幅を広く保つことができ、屋根瓦の突き合わ
せ側端部間から浸入した雨水が下側の屋根瓦の裏側へ容
易に回り込まないようにすることができるものである。
また分割線を溝状に形成すると共に分割線の軒側前端部
に切り込み部を設けたので、溝状の分割線によって分割
された瓦状片がそれぞれ独立した瓦であるかのような外
観を呈すると共に分割線の軒側前端部に設けた切り込み
部によって瓦状片の独立感が一層強調でき、比較的少な
い枚数の屋根瓦を用いて多数枚の瓦を葺き上げたような
外観の屋根にすることができるものである。そしてこの
ように分割線を溝状に形成することよって、分割線を従
来のようにスリットで形成した時の場合に発生する踏み
割れなどの割れが生じないようにすることができると共
に、溝状の分割線を通じて雨水を屋根瓦の軒側へと効率
よく排水して釘孔に雨水が流下しないようにすることが
でき、分割線をスリット状に形成した従来例の場合より
も下側の屋根瓦の釘孔の防水性を高くすることができる
ものである。しかも中央の瓦状片の軒側端縁を他の瓦状
片の軒側端縁よりも軒側へ突出させると共に中央の瓦状
片以外の各瓦状片の軒側端縁の軒側への突出寸法をそれ
ぞれ異ならせるようにしたので、軒側端縁の軒側への突
出寸法がそれぞれ異なる各瓦状片はそれぞれ種類の異な
る瓦のように見えることになり、多数枚でしかも多種類
の瓦を葺き上げた外観を一層強調することができるもの
である。また屋根瓦の両側端縁に凹段状の半溝部を形成
し、屋根瓦を側端同士突き合わせて左右に葺き並べたの
で、屋根瓦の側端縁の突き合わせ部分において半溝部同
士が接合されることによって半溝部で分割線と同様の外
観を得ることができ、屋根瓦の突き合わせ部分を判りに
くくすることができるものである。さらに屋根瓦の側端
よりも分割線に近い位置において屋根瓦の軒棟方向の略
中央部よりも棟側に一対の釘孔を設けたので、両釘孔を
中央の瓦状片の幅寸法分だけ離して相互に近づき過ぎな
いように形成することによって、屋根瓦の釘打ち箇所を
略均等な間隔をあけて設けることができ、二箇所の釘打
ちでも屋根瓦を安定して固定することができるものであ
り、また両釘孔を屋根瓦の側端から両側の瓦状片の幅寸
法分だけ離して屋根瓦の側端に近づき過ぎないように形
成することによって、屋根瓦を割れにくくすることがで
きるものである。しかも下側の屋根瓦の釘孔は上側の屋
根瓦の側端同士の突き合わせ部分よりも離れて位置し、
且つ上側の屋根瓦の軒側略半分で覆われることになり、
上側の屋根瓦の側端同士の突き合わせ部分から流下して
くる雨水が釘孔に浸入しにくくなるものである。
の部分を瓦状の外観となる瓦状片に左右に三分割すると
共に中央の瓦状片の軒側端縁を他の瓦状片よりも軒側へ
突出させ、下側の屋根瓦の突き合わせ側端間の上に中央
の瓦状片が位置するように上側の屋根瓦を下側の屋根瓦
の棟側略半分の上に葺き重ねるようにしたので、屋根瓦
の突き合わせた側端間の上には長く形成した中央の瓦状
片が重ねられることになる、屋根瓦の突き合わせ側端部
のうち下側の屋根瓦で受けられ且つ上側の屋根瓦で覆わ
れる部分の幅を広く保つことができ、屋根瓦の突き合わ
せ側端部間から浸入した雨水が下側の屋根瓦の裏側へ容
易に回り込まないようにすることができるものである。
また分割線を溝状に形成すると共に分割線の軒側前端部
に切り込み部を設けたので、溝状の分割線によって分割
された瓦状片がそれぞれ独立した瓦であるかのような外
観を呈すると共に分割線の軒側前端部に設けた切り込み
部によって瓦状片の独立感が一層強調でき、比較的少な
い枚数の屋根瓦を用いて多数枚の瓦を葺き上げたような
外観の屋根にすることができるものである。そしてこの
ように分割線を溝状に形成することよって、分割線を従
来のようにスリットで形成した時の場合に発生する踏み
割れなどの割れが生じないようにすることができると共
に、溝状の分割線を通じて雨水を屋根瓦の軒側へと効率
よく排水して釘孔に雨水が流下しないようにすることが
でき、分割線をスリット状に形成した従来例の場合より
も下側の屋根瓦の釘孔の防水性を高くすることができる
ものである。しかも中央の瓦状片の軒側端縁を他の瓦状
片の軒側端縁よりも軒側へ突出させると共に中央の瓦状
片以外の各瓦状片の軒側端縁の軒側への突出寸法をそれ
ぞれ異ならせるようにしたので、軒側端縁の軒側への突
出寸法がそれぞれ異なる各瓦状片はそれぞれ種類の異な
る瓦のように見えることになり、多数枚でしかも多種類
の瓦を葺き上げた外観を一層強調することができるもの
である。また屋根瓦の両側端縁に凹段状の半溝部を形成
し、屋根瓦を側端同士突き合わせて左右に葺き並べたの
で、屋根瓦の側端縁の突き合わせ部分において半溝部同
士が接合されることによって半溝部で分割線と同様の外
観を得ることができ、屋根瓦の突き合わせ部分を判りに
くくすることができるものである。さらに屋根瓦の側端
よりも分割線に近い位置において屋根瓦の軒棟方向の略
中央部よりも棟側に一対の釘孔を設けたので、両釘孔を
中央の瓦状片の幅寸法分だけ離して相互に近づき過ぎな
いように形成することによって、屋根瓦の釘打ち箇所を
略均等な間隔をあけて設けることができ、二箇所の釘打
ちでも屋根瓦を安定して固定することができるものであ
り、また両釘孔を屋根瓦の側端から両側の瓦状片の幅寸
法分だけ離して屋根瓦の側端に近づき過ぎないように形
成することによって、屋根瓦を割れにくくすることがで
きるものである。しかも下側の屋根瓦の釘孔は上側の屋
根瓦の側端同士の突き合わせ部分よりも離れて位置し、
且つ上側の屋根瓦の軒側略半分で覆われることになり、
上側の屋根瓦の側端同士の突き合わせ部分から流下して
くる雨水が釘孔に浸入しにくくなるものである。
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は同上の屋
根瓦の一実施例の平面図、第3図は同上の屋根瓦の正面
図、第4図は同上の屋根瓦の分割線部分の拡大断面図、
第5図は同上の屋根瓦の側面図、第6図は従来例の平面
図である。 1は屋根瓦、2は分割線、3a,3b,3cは瓦状片、9は切り
込み部、10は半溝部、11は釘孔である。
根瓦の一実施例の平面図、第3図は同上の屋根瓦の正面
図、第4図は同上の屋根瓦の分割線部分の拡大断面図、
第5図は同上の屋根瓦の側面図、第6図は従来例の平面
図である。 1は屋根瓦、2は分割線、3a,3b,3cは瓦状片、9は切り
込み部、10は半溝部、11は釘孔である。
Claims (1)
- 【請求項1】屋根瓦の上面の軒側略半分に軒棟方向の分
割線を設けて屋根瓦のこの軒側略半分の部分を瓦状の外
観となる瓦状片に左右に三分割し、中央の瓦状片の軒側
端縁を他の瓦状片の軒側端縁よりも軒側へ突出させると
共に中央の瓦状片以外の各瓦状片の軒側端縁の軒側への
突出寸法をそれぞれ異ならせ、分割線を溝状に形成する
と共に分割線の軒側前端部に切り込み部を設け、屋根瓦
の側端よりも分割線に近い位置において屋根瓦の軒棟方
向の略中央部よりも棟側に一対の釘孔を設け、屋根瓦の
両側端縁に凹段状の半溝部を形成し、屋根瓦を側端同士
突き合わせて左右に葺き並べ、下側の屋根瓦の突き合わ
せ側端間の上に中央の瓦状片が位置するように上側の屋
根瓦を下側の屋根瓦の棟側略半分の上に葺き重ね、各屋
根瓦の瓦状片を露出させて成る屋根葺き構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195375U JPH088167Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 屋根葺き構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987195375U JPH088167Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 屋根葺き構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198818U JPH0198818U (ja) | 1989-07-03 |
| JPH088167Y2 true JPH088167Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31486055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987195375U Expired - Lifetime JPH088167Y2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 屋根葺き構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088167Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321530Y2 (ja) * | 1985-02-25 | 1991-05-10 | ||
| JPH0425850Y2 (ja) * | 1985-08-27 | 1992-06-22 | ||
| JPS62190016U (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-03 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP1987195375U patent/JPH088167Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198818U (ja) | 1989-07-03 |
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