JPH0881745A - 形状記憶合金線材製造装置 - Google Patents

形状記憶合金線材製造装置

Info

Publication number
JPH0881745A
JPH0881745A JP24468794A JP24468794A JPH0881745A JP H0881745 A JPH0881745 A JP H0881745A JP 24468794 A JP24468794 A JP 24468794A JP 24468794 A JP24468794 A JP 24468794A JP H0881745 A JPH0881745 A JP H0881745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wire rod
shape memory
memory alloy
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24468794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3548746B2 (ja
Inventor
Mitsuru Aiba
満 相場
Toshiharu Uchida
敏晴 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Special Steel Works Ltd
Original Assignee
Kanto Special Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Special Steel Works Ltd filed Critical Kanto Special Steel Works Ltd
Priority to JP24468794A priority Critical patent/JP3548746B2/ja
Publication of JPH0881745A publication Critical patent/JPH0881745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3548746B2 publication Critical patent/JP3548746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状記憶合金を用いて弾性力の大きい、所定
長さの直線状の線材を製造する装置の提供。 【構成】 線材16を電気炉4内で伸張張力を与えられ
た状態のまま加熱し、その後に、その状態のまま冷却槽
7で冷却し、ループ形成部20でいったループ張架し
て、光センサ9がそのループを検知した後、ピッチ送り
部10が線材16を熱処理切断部11に移送し、線材1
6の両端部を通電加熱による焼鈍した後に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形状記憶合金を線材と
して成形する装置、特に、携帯電話用アンテナの素材を
成形する装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来から、携帯電話用のアンテナは、芯線
をステンレス鋼材、バネ鋼線等により作られ、その芯線
にナイロン、ビニールなどの高分子化合物のチューブを
被膜し、さらに両端にストッパーを取付けて用いられて
いた。また、近年の軽薄短小化の要求に答え、これら携
帯電話用アンテナも、より細く、より軽くする傾向にな
った。そのため、使用時または携行時に障害物にアンテ
ナ線が引っかかり、ステンレス鋼材の弾性限界を越えて
たわむことにより、残留歪によって曲がり、収納できな
くなるという問題があった。一般的に、鋼材の弾性限界
は0.2〜O.5%であるのに対して、TiNi合金を
初めとする形状記憶合金は、その超弾性効果を利用した
場合、本質的に鋼材の塑性変形領域である8%もの弾性
歪を示す。よって、形状記憶合金は従来の鋼線と比べて
アンテナ芯線として有用である。また、形状記憶合金と
しては、NiTi系合金、Cu系合金等が存在するが、
一般的にはNiTi系形状記憶合金が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合金の線材を製造する
には、所定の分量に配合した原料を溶解し、丸型の鋳型
に鋳込んで所定のインゴットにして、鍛造、圧延等の熱
間加工で丸棒とした後、伸線加工にかけ丸棒をダイスの
径を順次細いものに交換して、冷間穴ダイス伸線により
所定の線径を得るものであった。このような伸線加工
後、連続して線材を次加工に送り所定長さに切断する場
合を考えると、切断工程においては、線材が停止せずに
移動している間に切断することは高度の技術を有するも
のであり、いったん線材の移動を停止して線材を切断す
ることが必要となり、一方、伸線加工においては連続的
に線材を送りだしているため、線材はループを作り、た
わませることが必要となる。そして、また、その後切断
工程を経て切断された線材を集積する工程を設ける必要
もある。このような、たわみ工程、切断工程、集積工程
等を伸線加工工程の後に付加して、一連のアンテナ製造
装置を構成することは可能であるが、そうするとアンテ
ナ線材専用製造装置を設けることとなり、他の合金線材
を作ることができなくなる。よって、伸線加工工程によ
って製造された合金線材は、いったんボビンに卷回して
保管後、専用のアンテナ製造装置により切断加工される
ことが好ましいものである。しかしながら、その際には
ボビンによる卷きぐせが残り湾曲されたアンテナ芯線が
製造される恐れがある。又、使用する商用電源の電圧が
下がると、焼鈍時における温度が所定温度に設定でき
ず、熱処理時間が十分にとれなくなるという問題があっ
た。又、複数の異なった線径を有する線材を製造するに
はその数だけ製造装置を用意する必要があった。本発明
は、上述した事情に鑑み、形状記憶合金を用いて所定長
さの直線状の線材を製造する装置を提供することを目的
とするものである。また、本発明の他の目的は、商用電
源の電圧が下がっても十分な焼鈍時間がとれる装置を提
供することである。また、本発明の他の目的は、簡単な
操作で異なった線径を有する線材を製造する装置に対応
できる線材製造装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、形状記憶合金線材を加熱伸張し、直線状
態を保持したまま冷却し、前記線材を所定の長さに切断
して製造する形状記憶合金線材製造装置において、前記
線材を導入して加熱する電気炉の入口側に設けられ、前
記線材の接触面に押圧力を加えるローラ部と、前記電気
炉の出口側に設けられ、前記線材を送出する駆動ローラ
部とにより前記線材を伸張張力状態のまま加熱し、前記
線材を伸張張力状態のまま、前記駆動ローラ部と前記電
気炉の出口間に設けられた冷却槽により冷却した後、ル
ープ形成部に前記線材を送出し、このループ量を検知し
て信号を送出するループ検知部の信号によりピッチ送り
部が駆動し、熱処理切断部に送出して前記線材の両端部
を焼鈍した後に前記線材を所定長さに切断するように構
成したものである。また、前記線材を押圧する第1位置
と、前記線材の押圧を解除する第2位置との間を移動可
能に設けられた一対の押圧部材であって、この押圧部材
の各々間に電圧が印加され、前記押圧部材が第1位置に
あるとき、前記線材に通電して前記線材の通電部分を加
熱するように構成すると好ましいものである。また、商
用電源の電圧変動を監視する電圧測定回路を有し、この
電圧測定回路の電圧情報に応じて前記熱処理切断部にお
ける焼鈍のための前記線材への通電時間を制御するよう
に構成すると好ましいものである。また、前記線材と接
触するローラは、回転する円形周面の線材が接触する部
分に溝幅の異なる複数の線状溝を設け、線材の線径に応
じて該線状溝を選択的に切り替え可能に構成すると好ま
しいものである。
【0005】
【作用】次に、本発明の作用を説明する。本発明は、上
記目的を達成するために、形状記憶合金線材を加熱伸張
し、直線状態を保持したまま冷却し、前記線材を所定の
長さに切断して製造する形状記憶合金線材製造装置にお
いて、前記線材を導入して加熱する電気炉の入口側に設
けられ、前記線材の接触面に押圧力を加えるローラ部
と、前記電気炉の出口側に設けられ、前記線材を送出す
る駆動ローラ部とにより前記線材を伸張張力状態のまま
加熱し、前記線材を伸張張力状態のまま、前記駆動ロー
ラ部と前記電気炉の出口間に設けられた冷却槽により冷
却して、前記線材の伸張状態を保存することにより、線
材の直線化処理が行われる。そして、直線化処理により
連続して送出される前記線材をループ形成部に送出し、
このループ量を検知して信号を送出するループ検知部の
信号によりピッチ送り部が駆動し、前記線材を熱処理切
断部に送出して前記線材の両端部を焼鈍した後に前記線
材を所定長さに切断される。また、前記線材を押圧する
第1位置と、前記線材の押圧を解除する第2位置との間
を移動可能に設けられた一対の押圧部材であって、この
押圧部材の各々間に電圧が印加され、前記押圧部材が第
1位置にあるとき、前記線材に通電して前記線材の通電
部分を加熱するように構成してあるので、前記押圧部材
により前記線材を押圧した後、その部分を通電すること
によって加熱して焼鈍することができる。また、商用電
源の電圧変動を監視する電圧測定回路を有し、この電圧
測定回路の電圧情報に応じて前記熱処理切断部における
焼鈍のための前記線材への通電時間を制御するように構
成してあるので、基準値より電源電圧の低下により前記
線材への通電時間を長くし、基準値より電源電圧の上昇
により前記線材への通電時間を短くして、焼鈍時間を調
整することができるものである。また、前記線材と接触
するローラは、回転する円形周面の線材が接触する部分
に溝幅の異なる複数の線状溝を設け、線材の線径に応じ
て該線状溝を選択的に切り替え可能に構成した場合は、
ローラの表裏を入れ換えてローラ軸に挿入することによ
り簡単に線径の異なる線材に対応することができるもの
である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0007】図1は、本発明に係る形状記憶合金線材製
造装置の自動成形機概略図、図2は本発明に係る形状記
憶合金線材製造装置のブロック回路図、図3はテンショ
ンローラ、送りローラ及び駆動ローラの説明図、図4は
送りローラ、駆動ローラ及びピッチ送り部のローラの説
明図、図5は熱処理切断部の要部を示す平面図、図6は
図5の側面図、図7は図5の正面図、図8は製造される
線材を示す図である。
【0008】図1において、自動成形機1は、後述する
CPU(中央演算素子)14の指令によって、350℃
〜550℃に加熱する電気炉4を基台8上に有してい
る。この電気炉4は、両側面4a,4bに小径の孔が開
設され、該孔はボビン2に卷回されたNiTi系形状記
憶合金の線材16が貫通可能に構成されている。電気炉
4の出口側には冷却槽7が設けられ、内部には電気炉4
から送出された線材16が貫通自在であって、CPU1
4の指令によって線材16に放水可能に構成されてい
る。線材16の移動通路であって、電気炉4と冷却槽7
を挟んで、電気炉4の入口側にテンションローラ部5お
よび送りローラ部41、冷却槽7の出口側に駆動ローラ
部6が設けられている。テンションローラ部5は、ボビ
ン台3に載置されたボビン2に卷回された線材16を電
気炉4に送出するものであるが、駆動ローラ部6と共同
して線材16に伸張張力を与えるものである。したがっ
て、駆動ローラ部6によって線材16は引っ張られる
が、テンションローラ部5は、その引張り力に対してブ
レーキをかけるように作用するものである。よって、側
面5cに固定された上部テンションローラ5aに対して
下部テンションローラ5bは、図示しない手段で若干線
材16を押圧微調整可能に構成されている。
【0009】送りローラ部41は、テンションローラ部
5から送り出された線材を駆動ローラ部6に送り出すガ
イドの役目をするものであり、駆動ローラ21,22と
共同して電気炉4および冷却槽7において線材16が直
線状態で送られるように設けられている。そして、側面
41cに固定された上部ローラ21に対して下部ローラ
22は図示しない手段によって若干線材16を押圧微調
整可能に構成されている。また、駆動ローラ部6の側面
6cに固定された上部駆動ローラ21は図示しない内部
の送りモータに連結してモータ駆動力により回転するも
のであるが、下部送りローラ22は、下部テンションロ
ーラと同様に、図示しない手段で若干線材16を押圧微
調整可能に構成されている。これらテンションローラ部
5の側面5c、送りローラ部41の側面41c及び駆動
ローラ部6の側面6cは、図3に示すように、お互いに
同一平面上であって、線材16の移送方向に対して平行
に配置されている。また、ローラ5a,5b,21,2
2,は狭い溝16とそれよりやや広い溝17とを有し、
それぞれ2種類の線材に対応できるように構成されてい
る。よって、線材16は移送方向に直線状態で直線化処
理が行われる。やや広い溝17に対応する線材を使用す
る場合は、ビス18および21cを緩め、溝17が側面
5c、41c、または6cに近くなるように、ローラ端
面の表裏を入れ替えて取付ればよい。
【0010】駆動ローラ部6の出口側にはループ形成部
20が設けられている。駆動ローラ部6から送出された
線材16は、このループ形成部20にループ状態で張架
される。駆動ローラ部6からの線材16の送出量が増
え、ループが下方に垂れ下がるると、そのループを検知
して出力信号を送出する光センサ9が下方に設けられて
いる。ループ形成部20の出口側には、ピッチ送り部1
0が設けられている。このピッチ送り部10には、図4
に示すように線材16をピッチ送りするローラ21およ
び22が側面10aに設けられ、ピッチ送り部10の内
部には、駆動モータが内臓されている。ローラ21およ
び22の外周は、図4(B)に示すように、0.3mm
の空隙をもって側面10aに回転可能に設けられてい
る。外周面に設けられた溝21aは細い線材に対応する
ものであり、溝21bはやや太い線材に対応するもので
ある。これらのローラ21および22は、ビス21cお
よび22cを緩めて、ローラの表裏を逆にしてビスを締
め直すとやや太い溝21bおよび22bに対応する線材
16に使用が可能である。尚、図4に示すものは、ピッ
チ送り部10のみでなく、駆動ローラ部6及び送りロー
ラ部41に用いられるローラ21及び22に適用される
ものである。駆動モータは、図示しない減速機構によっ
てローラ21に連結されている。したがって、駆動モー
タが所定の回転数で所定時間回転すると、駆動力は減速
機構を介してローラ21に伝達され、所定量の線材16
を送出することができる。
【0011】図5、図6および図7は、熱処理切断部1
1の要部を示す図である。ここは線材16の両端部を7
00℃〜800℃に通電加熱して焼鈍して、250〜2
70HVの硬度にした後に、その焼鈍した中心部を切断
するところである。台座35、36、および37は、絶
縁耐熱部材で形成され、これら台座上に設けられた押圧
部材32、および34は伝導体で形成され、押圧部材3
3は絶縁耐熱部材で形成されている。これらの押圧部材
はギヤ32a,33a,34aを回転することによって
台座を押圧してバイスのごとき作用を行うものである。
ギヤ32a,33a,34aの回転はギヤ列26〜31
を介してモータ25の回転によって行われる。線材16
は押圧部材と台座の間に載置され、また、移送される。
押圧部材が線材16を台座との間に挟んで押圧した状態
で、配線34bおよび32bを介して電源が印加され、
押圧部材32および34間が通電加熱される。焼鈍の後
に、カッター部15は線材16を押圧保持している押圧
部材33の空隙33a内に回転するカッター15aが侵
入して線材16を切断するように構成されている。熱処
理切断部11の後方には、搬送装置12が設けられ、ア
ーム12aの先端に設けた把持部12bにより切断され
た線材16を集積する製品受13が設けられている。
【0012】図2は、本発明に係る形状記憶合金線材製
造装置のブロック回路図である。同図において、中央演
算素子(CPU)14の入力端子T1には、図示しない
スタートスイッチを閉成するとスタート信号が入来する
ように接続されている。入力端子T2は、前述したルー
プ形成部20に設けられた線材16のループを検出する
光センサ9の出力端と接続され、線材16のループを検
出すると入力端子T2に信号が入来するように構成され
ている。入力端子T3は、カッター部15の出力端と接
続され、カッター部15が線材16を切断するに十分な
位置まで到達すると信号が入来するように構成されてい
る。入力端子T4は、バイス用モータ25の出力端に接
続され、バイスが線材16を十分に押圧されると信号が
入来するように構成されている。入力端子T5は、商業
電源の電圧を測定する電圧測定回路39の出力端に接続
され、電圧の変動により異なった値が入力され、その入
力信号によりCPU14は、後述する電源回路に出力す
る電源電圧を印加する時間を演算するように構成されて
いる。
【0013】出力端子T6は、電圧測定回路39の入力
端に接続され、電源電圧測定値を出力する時期を制御す
るものである。すなわち、スタート信号38が入来して
すぐに電源回路40の出力値を演算してものよいのであ
るが、実際は前述したように押圧部材32、34が線材
16を押圧する直前までに電源回路40の出力値が演算
されていればよいために、スタート信号38が入来後の
所定時間経過後に読み込み信号が電圧測定回路39に送
出され、その後に電圧測定回路39はCPU14に電圧
情報を送出するように構成されている。出力端子T7及
びT8はバイス用モータ25に接続され、該モータ25
は光センサ9が線材16のループを検出すると信号がC
PU14に入来し、ピッチ送り部10が線材16をピッ
チ送りし、それが完了するに十分な時間の後に、出力端
子T7から信号がバイス用モータ25に送出され、モー
タ25が正転し、押圧部材32、33、34が線材16
を押圧し、負荷が増大するとモータ25は停止するとと
もに信号をCPU14の入力端子T4に送出してモータ
25が線材を押圧して停止していることをCPU14に
伝え、前述したカッター部15により線材16の切断完
了信号が入力端子T3に入来すると出力端子T8は信号
をモータ25に送出し、モータ25を逆転して線材16
へのバイスの押圧を解除するように構成されている。
【0014】出力端子T9はカッター部15に接続さ
れ、電源回路40が電圧測定回路39により測定された
電圧により演算された、印加電圧の印加時間で線材16
を通電した後に、信号を送出してカッター部15内に設
けられている図示しないカッターモータの制御回路に、
該モータの往復動を指令し、正転したカッターモータが
線材を切断するに十分な位置に達すると、図示しないス
イッチによりCPU14の入力端子T3に信号を送ると
ともにカッターモータ制御回路はモータを逆転させ初期
位置にカッター部15を復帰させるように構成されてい
る。出力端子T10は、駆動ローラ部6に接続され、ス
タート信号38に同期して線材16を駆動するように構
成されている。出力端子T11は、冷却槽7に接続さ
れ、スタート信号38に同期して伸張加熱された線材1
6を冷却するために放水するように構成されている。出
力端子T12は、ピッチ送り部10に接続され、光セン
サ9による線材のループを検出した信号により駆動する
ように構成されている。出力端子T13は、押圧部材3
2、34によって押圧された線材16の部分に通電する
ための電源回路40に接続され、光センサ9による線材
16のループを検出した信号に駆動するバイスモータ2
5の押圧完了による停止信号に同期して線材16に電源
を印加するように構成されている。出力端子T14は、
電気炉4に接続され、スタート信号38に同期して線材
16を加熱するように構成されている。出力端子T15
は、搬送装置12に接続され、カッター部15の線材1
6の切断完了信号を受けて信号を送出し、搬送装置12
を駆動するように構成されている。
【0015】次に、このように構成された本実施例の作
用を説明する。図2において、スタート信号38がCP
U14の入力端子T1に入来すると、端子T14から信
号を送り電気炉4を加熱させる。所定時間の後に電気炉
4は350℃〜550℃に達する。次に、CPU14は
端子T10から駆動ローラ部6に信号を送り、図示しな
い駆動モータを駆動してローラ21を回転して線材16
を引っ張る。この駆動モータの駆動により線材16は電
気炉4内で伸張張力が付与された状態で、マルテンサイ
ト変態発生温度以上の温度で加熱され、その状態のまま
線材16は電気炉4から送出され、冷却槽7内に侵入す
る。この時点でCPU14は端子T11から冷却槽7に
信号を送り、線材16に冷却水を放出する。
【0016】駆動ローラ部6のローラ21の回転によ
り、線材16はループ形成部20に送出され、ループ状
に張架される。ループが大きくなり、下に垂れ下がって
くると、光センサ9がそれをキャッチし、CPU14の
端子T2に信号を送出する。CPU14は端子T12か
ら信号をピッチ送り部10に送出し、ローラ21を駆動
し、線材16を熱処理切断部11に送出する。所定時間
後にピッチ送りが完了すると、CPU14は端子T7か
ら信号をバイス押圧モータ25に送出し、モータ25を
正転駆動して、線材16を押圧保持する。モータ25は
線材16の押圧により負荷が増大し、モータの正転が停
止するとともに回転停止信号を送出する。
【0017】端子T4によってモータ25の回転停止信
号を受けると、CPU14は端子T13から信号を電源
回路40に送出し、図5の押圧部材34および32間に
配線34bおよび32bを介して電圧を印加して通電加
熱する。このとき、電圧測定回路39により商用電源が
低下していることを検出すると、その電圧低下分に見合
う時間、電源回路40を駆動して線材16の接続部分に
通電する。所定時間通電加熱の後、CPU14は端子T
9からカッター部15に信号を送り、カッター部15を
駆動して回転するカッター15aにより線材16を切断
する。切断位置に停止したカッター部15のモータは所
定時間後には、逆回転して初期位置に戻って停止する。
前記切断位置における停止信号をCPU14は端子T3
に受けて、端子T8からバイス押圧モータ25に信号を
送り、該モータを逆転させ、押圧部材32、33、およ
び34の押圧保持を解除する。搬送装置12の把持部1
2bは、図8に示されるように両端部16a,16bを
焼鈍され、切断された線材16を把持して製品受13内
に落下し、集積する。
【0018】上述した実施例は、熱処理切断部のバイス
の押圧部材をモータとギヤで上下させているが、かなら
ずしもこれに限定されるものではなく、ラックとギヤま
たはカムとレバー、もしくは手動のレバー操作でバイス
を作動させてもよいものである。
【0019】上述したように本実施例においては、素線
を直線化処理する熱処理部と、通電加熱による端部焼鈍
後定尺切断を行う2ラインから構成され、焼鈍する電圧
及び処理時間は、線径に応じて、15V×3秒〜120
V×0.5秒と調整設定することを基本とし、焼鈍時間
も数秒以下と速く、また、バイスにより線材を押圧保持
して切断しているため精度よく、切断長さ精度も従来品
の±0.35mmに対して±0.22mmと向上し、線
径精度も従来品が±0.15mmであるのに対して±
0.0015mmと向上したものである。また、両端部
の焼鈍部分以外の硬度が320〜380HVであるのに
対して、焼鈍部分は250〜270HVと低く、他の機
構部品との連結を容易ならしめるものである。そして、
本発明は形状記憶合金を用いているので、弾性力の大き
い所定長さの直線状の線材を提供できるものである。ま
た、商用電源の電圧を監視する装置により、商用電源の
電圧変動があっても十分な焼鈍時間がとれるものであ
り、ローラを取り替え可能に設けることによって、簡単
な操作で異なった線径を有する線材を製造する装置を提
供できるものである。
【0020】
【効果】以上説明したように、本発明は、形状記憶合金
を用いることにより、弾性力の大きい直線状の線材を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る形状合金線材製造装置の自動成型
機の概略図である。
【図2】ブロック回路図である。
【図3】テンションローラ、送りローラ及び駆動ローラ
の説明図である。
【図4】送りローラ、駆動ローラ及びピッチ送り部のロ
ーラの説明図である。
【図5】熱処理切断部の要部を示す平面図である。
【図6】熱処理切断部の要部を示す側面図である。
【図7】熱処理切断部の要部を示す正面図である。
【図8】製造される線材を示す図である。
【符号の説明】
1 自動成形機 2 ボビン 3 ボビン台 4 電気炉 5 テンションローラ部 6 駆動ローラ部 7 冷却槽 9 光センサ 10 ピッチ送り部 11 熱処理切断部 12 搬送装置 14 CPU 15 カッター部 41 送りローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状記憶合金線材を加熱伸張し、直線状
    態を保持したまま冷却し、前記線材を所定の長さに切断
    して製造する形状記憶合金線材製造装置において、 前記線材を導入して加熱する電気炉と、 この電気炉の入口側に設けられ、前記線材を前記電気炉
    に導入するとともに前記線材の接触面に押圧力を加える
    ローラ部と、 前記電気炉の出口側に設けられ、前記ローラ部と共同し
    て前記線材の送出方向に伸張張力を与えるとともに前記
    線材を送出する駆動ローラ部と、 この駆動ローラ部と前記電気炉の出口間に設けられ、前
    記線材を伸張張力状態のまま冷却する冷却槽と、 前記線材の両端部を焼鈍した後所定長さに切断する熱処
    理切断部と、 この熱処理切断部に前記線材を送るピッチ送り部と、 このピッチ送り部と前記駆動ローラ部間にあって前記線
    材のたわみループを形成するループ形成部と、 このループ形成部のループ量を検知して前記ピッチ送り
    部に信号を送出するループ検知部とを備え、 前記駆動ローラ部から送出された前記線材が所定量張架
    された後、前記熱処理切断部に送出されることを特徴と
    する形状記憶合金線材製造装置。
  2. 【請求項2】 前記線材を押圧する第1位置と、前記線
    材の押圧を解除する第2位置との間を移動可能に設けら
    れた一対の押圧部材であって、この押圧部材の各々間に
    電圧が印加され、前記押圧部材が第1位置にあるとき、
    前記線材に通電して前記線材の通電部分を加熱すること
    を特徴とする請求項1記載の形状記憶合金線材製造装
    置。
  3. 【請求項3】 商用電源の電圧変動を監視する電圧測定
    回路を有し、この電圧測定回路の電圧情報に応じて前記
    熱処理切断部における焼鈍のための前記線材への通電時
    間を制御することを特徴とする請求項1記載の形状記憶
    合金線材製造装置。
  4. 【請求項4】 前記線材と接触するローラは、回転する
    円形周面の線材が接触する部分に溝幅の異なる複数の線
    状溝を設け、線材の線径に応じて該線状溝を選択的に切
    り替え可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の
    形状記憶合金線材製造装置。
JP24468794A 1994-09-13 1994-09-13 形状記憶合金線材製造装置 Expired - Fee Related JP3548746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24468794A JP3548746B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-13 形状記憶合金線材製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24468794A JP3548746B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-13 形状記憶合金線材製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0881745A true JPH0881745A (ja) 1996-03-26
JP3548746B2 JP3548746B2 (ja) 2004-07-28

Family

ID=17122454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24468794A Expired - Fee Related JP3548746B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-13 形状記憶合金線材製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3548746B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005106441A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-10 Saes Getters S.P.A. Method and apparatus for the continuous quality control of a shape memory alloy wire
JP2008133522A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 High Frequency Heattreat Co Ltd 金属線材加熱装置
JP2010047800A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Konica Minolta Opto Inc 加熱炉および加熱装置
CN110151339A (zh) * 2019-06-02 2019-08-23 上海海蔚科技有限公司 一种齿科记忆合金热激活牙弓丝自动成型系统
CN112872087A (zh) * 2021-02-27 2021-06-01 苏州英忆新材料有限公司 一种可自动定型记忆合金丝的生产方法
CN112935009A (zh) * 2021-02-27 2021-06-11 苏州英忆新材料有限公司 一种可自动定型口腔正畸丝的生产方法
CN120861701A (zh) * 2025-07-21 2025-10-31 青岛倍速得汽车部件有限公司 一种金属丝的供料和切断装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005106441A1 (en) * 2004-04-29 2005-11-10 Saes Getters S.P.A. Method and apparatus for the continuous quality control of a shape memory alloy wire
JP2007537423A (ja) * 2004-04-29 2007-12-20 サエス・ゲッタース・ソチエタ・ペル・アツィオニ 形状記憶合金ワイヤの連続的品質制御の方法および装置
JP2008133522A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 High Frequency Heattreat Co Ltd 金属線材加熱装置
JP2010047800A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Konica Minolta Opto Inc 加熱炉および加熱装置
CN110151339A (zh) * 2019-06-02 2019-08-23 上海海蔚科技有限公司 一种齿科记忆合金热激活牙弓丝自动成型系统
JP2020195753A (ja) * 2019-06-02 2020-12-10 上海海蔚科技有限公司 形状記憶合金製の歯科用熱活性化アーチワイヤーの自動成形システム
CN112872087A (zh) * 2021-02-27 2021-06-01 苏州英忆新材料有限公司 一种可自动定型记忆合金丝的生产方法
CN112935009A (zh) * 2021-02-27 2021-06-11 苏州英忆新材料有限公司 一种可自动定型口腔正畸丝的生产方法
CN120861701A (zh) * 2025-07-21 2025-10-31 青岛倍速得汽车部件有限公司 一种金属丝的供料和切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3548746B2 (ja) 2004-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0881745A (ja) 形状記憶合金線材製造装置
CN105269099B (zh) 线放电加工装置
JPH08300044A (ja) 棒線材連続矯正装置
TWI267409B (en) Pinch roll unit
KR101001925B1 (ko) 수술용 봉합바늘 곡형기
CN206464480U (zh) 锡丝绕圈机
JP3673691B2 (ja) マグネシウム合金製ねじ部品の製造装置
JPH07314389A (ja) 紐状材の切断装置および紐状材の切断方法
JP2018140399A (ja) コイルばね製造装置と、コイルばねの製造方法
JP4234371B2 (ja) 高周波加熱方法および高周波加熱装置
JPH06304819A (ja) ワイヤ放電加工機
US4075299A (en) Method of making retractile cords
JP2019510639A (ja) 冷間ピルガー圧延機、及び管の製造方法
US3820367A (en) Power feed and uncoiler for hot forging machines or the like
JP2652124B2 (ja) ベンダー
JP2010168197A (ja) フィルム送り装置
JP3267806B2 (ja) 薄板条材の形状加工方法
CN108808571A (zh) 铜线剥离装置
US3401723A (en) Needle making method and apparatus
JP2020066020A (ja) ラックバーの製造装置及びラックバーの製造方法
US3844150A (en) Apparatus for forming coils using round conductor wire
JPH08323440A (ja) 線状金属材の曲り矯正方法
JP2000114086A (ja) コイル巻線装置
JPH11268387A (ja) 熱転写印字装置のリボン搬送機構
JP3641557B2 (ja) 線材加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20040206

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040206

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees