JPH0881812A - パッド形成部品及びパッドの製造方法 - Google Patents

パッド形成部品及びパッドの製造方法

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JPH0881812A
JPH0881812A JP24211094A JP24211094A JPH0881812A JP H0881812 A JPH0881812 A JP H0881812A JP 24211094 A JP24211094 A JP 24211094A JP 24211094 A JP24211094 A JP 24211094A JP H0881812 A JPH0881812 A JP H0881812A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状記憶合金又は超弾性部材等からなる形状
記憶部材を布地に固定し易くするとともに、形状記憶部
材がずれ難くなるようにする。 【構成】 布地12に固定可能な帯状部材14に、形状
記憶部材16を、縫合によって固定してパッド形成部品
10を構成し、このパッド形成部品10を布地12に固
定すれば形状記憶合金16を内蔵する肩パッド18を製
造できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形状記憶合金又は超弾
性合金等からなる形状記憶部材を内蔵したパッドを形成
するためのパッド形成部品及びパッドの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、衣服の形状を整えるためにパ
ッドが使用されている。また、近年においては、形状記
憶部材の内蔵されたパッドが案出されて使用されてい
る。
【0003】この形状記憶部材の内蔵されたパッドの一
例として、肩パッド(パッド)1を図11に示す。この
肩パッド1は、複数層から成るパッド素地2の間に形状
記憶部材3が内蔵されたものである。このような肩パッ
ド1は、平面状に形成されたパッド素地2を折り曲げ、
その折り曲げ位置近辺に、湾曲状の形状を記憶させられ
た形状記憶合金3を挟んだ後、加熱押圧して接着するこ
とにより製造することを、本出願人は先に提案してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この肩パッド
1の製造方法は、湾曲状の形状記憶合金3を平面状のパ
ッド素地2に挟まなければならないため、湾曲状の形状
記憶合金3を真直にのばしながら挟まなければならなか
った。このため、製造作業が困難であった。また、針金
状の形状記憶合金3を挟んだのでは、形状記憶合金3の
位置がずれやすかった。このため、肩パッド1が型くず
れすることがあり、品質の高い肩パッドを製造すること
ができなかった。
【0005】そこで、本発明者は、このような課題を解
決するべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパッド形成部品
の要旨とするところは、形状記憶合金又は超弾性合金等
からなる1又は2以上の形状記憶部材が、パッド素地へ
取付け可能な板状の柔軟部材に固定されて構成されたこ
とにある。
【0007】本発明のパッド形成部品において、前記柔
軟部材が帯状であり、該柔軟部材によって構成されるパ
ッド形成部品全体に渡って帯状であることにある。
【0008】次に、本発明のパッドの製造方法の要旨と
するところは、形状記憶合金又は超弾性合金等からなる
1又は2以上の形状記憶部材を板状の柔軟部材に固定し
た後、該柔軟部材をパッド素地へ取り付けることにあ
る。
【0009】
【作用】本発明のパッド形成部品は、形状記憶合金又は
超弾性部材等からなる形状記憶部材が板状の柔軟部材に
固定されている。従って、この柔軟部材を加熱溶着や縫
合によってパッド素地に取付ければ、形状記憶部材を内
蔵するパッドが製造される。板状の柔軟部材をパッド素
地に取付ければ良いため、加熱溶着や縫合による取付け
が容易になる。また、板状であるため、針金状の形状記
憶部材をパッド素地に直接固定する従来のパッドと異な
り、形状記憶部材の位置がずれることもなくなる。
【0010】また、柔軟部材が帯状であり、柔軟部材に
よって構成されるパッド形成部品全体に渡って帯状であ
る本発明のパッド形成部品は、全体が帯状に構成され
る。全体が帯状に構成されるため、パッド素地が層状に
構成されている場合等に、そのパッド素地内に固定し易
い。また、帯状であるため、形状記憶回復機能の必要な
部分に沿って固定することが可能である。さらに、複数
個のパッド形成部品を適宜組み合わせて、パッドに最適
の形状記憶能力を備えさせることができる。
【0011】次に、本発明のパッドの製造方法は、まず
形状記憶合金又は超弾性合金等からなる形状記憶部材を
板状の柔軟部材に固定しておいた後、その柔軟部材をパ
ッド素地に固定することによって、形状記憶部材が内蔵
されたパッドを形成する方法である。すなわち、この点
において、針金状の形状記憶部材を直接パッド素地に固
定していた従来のパッドの製造方法と異なる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るパッド形成部品及びパッ
ドの製造方法の実施例について、図面に基づいて詳しく
説明する。
【0013】図1及び図2において、符号10は本発明
に係る肩パッド形成部品(パッド形成部品)であり、セ
ットインスリーブ用の肩パッド18の形成部品であ
る。。この形成部品10は、パッド素地12に固定可能
な帯状部材(柔軟部材)14に、1本の形状記憶部材1
6が固定されて構成されている。
【0014】帯状部材14は織布又は不織布から構成さ
れており、形状記憶部材16が縫合されて固定されてい
る。なお、縫い方は、かがり縫いの他、まつり縫い等で
も良く、特に限定されることはない。形状記憶部材16
は、形状記憶合金からなり、肩11に当てることができ
るように、湾曲形状が記憶させられている。また、形状
記憶部材16の両端はパッド素地12を破ることがない
ように折り曲げられている。なお、形状記憶合金の代替
として超弾性合金を使用しても良い。超弾性合金とは、
ゴムのような伸縮性があるとともに形状回復能力のある
合金であり、例えばニッケルとチタンによる合金等であ
る。
【0015】この形成部品10は、図2に示すように、
複数層のパッド素地12を半分に折り曲げ、その折り曲
げ位置付近に挟まれる。折り曲げ位置付近に挟まれる
と、加熱押圧装置等によって加熱押圧され、複数層のパ
ッド素地12が溶着される。複数層のパッド素地12が
溶着されることにより、形成部品10がパッド素地12
に固定される。このようにして、形状記憶部材16の内
蔵された肩パッド18が製造される。なお、形成部品1
0が折り曲げ位置付近に挟まれた後、パッド素地12を
縫合することによって、形成部品10を固定しても良
い。
【0016】このような肩パッド18の形成部品10及
び肩パッド18の製造方法によれば、形状記憶部材16
の固定された帯状部材14をパッド素地12に固定する
ことにより、形状記憶部材16の内蔵された肩パッド1
8を製造することができる。このため、従来のように、
形状記憶部材を直接パッド素地に固定するのと異なり、
パッド素地12に固定し易くなる。また、形状記憶部材
16の固定された帯状部材14をパッド素地12に固定
するため、形状記憶部材16がパッド素地12に対して
ずれ難くなる。このため、肩パッド18が型くずれしな
いようになり、品質の高い肩パッド18を製造すること
ができる。
【0017】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明に係るパッド形成部品及びパッドの製造方法
はその他の態様でも実施し得るものである。
【0018】例えば、図3に示す肩パッド形成部品(パ
ッド形成部品)20であっても良い。この形成部品20
はラグランスリーブ用の肩パッド28の形成部品であ
り、パッド素地22に固定可能な帯状部材(柔軟部材)
24に、1本の形状記憶部材26が固定されて構成され
ている。この形成部品20は、その面方向に少し湾曲し
た形状に構成されており、パッド素地22に固定してパ
ッド素地22を固定した時に、肩パッド28の頂上30
付近から湾曲状に垂れる垂れ部32が形成されるように
されており、肩パッド28が肩21だけでなく袖23に
まで行き渡るようにされている。
【0019】このような形成部品20及び形成部品20
によるパッドの製造方法によっても、形状記憶部材26
の固定された帯状部材24をパッド素地22に固定する
ことにより、形状記憶部材26の内蔵されたラグランス
リーブ用の肩パッド28を製造することができる。ま
た、形状記憶部材26の固定された帯状部材24をパッ
ド素地22に固定するため、形状記憶部材26がパッド
素地22に対してずれ難くなる。このため、肩パッド2
8が型くずれしないようになり、ラグランスリーブの衣
服の形状を整えることができる。
【0020】次に、本発明に係るパッド形成部品は図4
に示すパッド形成部品40であっても良い。この形成部
品40は、形成部品10よりも帯状部材(柔軟部材)4
4の幅が広く構成されており、2本の形状記憶部材46
が帯状部材44に固定されている。このような形成部品
40及び形成部品40によるパッドの製造方法によって
も、形成部品10及び形成部品10によるパッドの製造
方法と略同様の効果を奏することができる。また、帯状
部材44の幅が広く構成されているため、よりずれ難く
なる。
【0021】また、本発明に係るパッド形成部品は図5
に示すパッド形成部品50であっても良い。この形成部
品50は、樹脂からなる帯状部材(柔軟部材)54内に
形状記憶部材56が内蔵されるように一体成形されて構
成されている。この形成部品50は接着シート等によ
り、或いはパッド素地が縫合されることによりパッド素
地に固定される。このような形成部品50及び形成部品
50によるパッドの製造方法によっても、形成部品10
及び形成部品10によるパッドの製造方法と略同様の効
果を奏することができる。なお、形状記憶部材56を一
体成形するのではなく、後で帯状部材に嵌め込んでも良
い。例えば、図6に示すパッド成形部品58であっても
良い。この成形部品58の帯状部材55には、形状記憶
部材56を嵌め込む溝59が設けられ、この溝59の数
箇所に係合凸部57が備えられている。このような成形
部品58は、先に帯状部材55を成形しておき、後で形
状記憶部材56を嵌め込むことができ、製造するのが容
易である。
【0022】次に、本発明に係るパッド形成部品は図7
に示すパッド形成部品60であっても良い。この形成部
品60は、帯状部材(柔軟部材)64に、形状記憶メッ
シュからなる形状記憶部材66が、接着シート68によ
って固定されて構成されている。このような形成部品6
0によれば、より薄く構成することが可能となるため、
パッドに内蔵してもその形状がパッドの表面に表れず、
外観上好ましい。また、人の皮膚に対する肌触りがやわ
らかくなるため、肩パッド等に内蔵するのに好ましい。
【0023】また、本発明に係るパッド形成部品は図8
に示すパッド形成部品70であっても良い。この形成部
品70は帯状部材(柔軟部材)74に形状記憶繊維から
なる形状記憶部材76が縫合されて構成されている。こ
のような形成部品70によっても形成部品60と略同様
の効果を奏することができる。
【0024】また、本発明に係るパッド形成部品は図9
に示すパッド形成部品80であっても良い。この形成部
品80は、帯状部材(柔軟部材)84に板状の形状記憶
部材86が接着シート88によって固定されて構成され
ている。このような形成部品80によっても形成部品6
0と略同様の効果を奏することができる。
【0025】次に、上述したパッド形成部品は、パッド
を製造する場合に1個のみ使用されることに限定されな
い。例えば、図10に示すように、本発明に係るパッド
形成部品92及び94を、パッド素地96へ十字状に固
定しても良い。このように複数個のパッド形成部品を使
用することにより、肩パッド98の形状回復能力を向上
させることができる。
【0026】以上、本発明の実施例について、図面に基
づいて種々説明したが、本発明は図示したパッド形成部
品及びパッドの製造方法に限定されるものではない。例
えば、本発明のパッド形成部品によって製造するパッド
は、上述のような肩パッドに限定されず、胸パッドや肘
パッド等であっても良い。また、通常の衣服用のパッド
に限定されず、野球、ボクシング又はフットボール等の
スポーツ用のパッドであっても良い。
【0027】また、本発明のパッド形成部品によって肩
パッドを製造する場合において、製造する肩パッドの形
状は上述のものに限定されず、ワッフル形状のもの等で
あっても良い。また、本発明のパッドの形成部品によっ
て製造する肩パッドは、上述のようにセットインスリー
ブやラグランスリーブ用に限定されず、きものスリーブ
やフレンチスリーブ用であっても良い。
【0028】次に、柔軟部材の形状は、パッド形成部品
全体としてある程度の幅のある板状になり、パッド素地
に取付け易いものであれば良い。また、本願にいう形状
記憶合金又は超弾性合金等からなる形状記憶部材とは、
広く形状回復能力を有する部材をいう概念であり、上述
した形状記憶メッシュや形状記憶繊維の他、形状回復能
力を有する材料からなる部材であれば良い。また、本発
明のパッド形成部品は単体のパッドを製造するためのも
のに限定されず、衣服に直接取り付けて使用しても良
い。その他、本発明に係る従動輪及びその製造方法はそ
の趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた態様で実施できるものであ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明のパッド形成部品によれば、形状
記憶合金等の固定された帯状部材をパッド素地に固定す
ることにより、形状記憶合金等の内蔵されたパッドを製
造することができる。このため、従来のように、形状記
憶合金等を直接パッド素地に固定するのと異なり、パッ
ド素地に当てやすくなるため、パッド素地に固定し易く
なる。また、形状記憶合金等の固定された帯状部材をパ
ッド素地に固定するため、形状記憶合金等がパッド素地
12に対してずれ難くなる。このため、肩パッドが型く
ずれしないようになり、高品質の肩パッドを製造するこ
とができる。
【0030】また、柔軟部材が帯状であり、柔軟部材に
よって構成されるパッド形成部品全体に渡って帯状であ
る本発明のパッド形成部品によれば、全体が帯状に構成
されるため、パッド素地が層状に構成されている場合等
に、そのパッド素地内に固定し易い。また、帯状である
ため、形状記憶回復機能の必要な部分に沿って固定する
ことができる。特に、肩パッド等の湾曲形状部分に沿っ
て容易に固定できることとなる。さらに、複数個のパッ
ド形成部品を適宜組み合わせて、パッドに最適の形状記
憶能力を備えさせることができる。
【0031】次に、本発明のパッドの製造方法によれ
ば、針金状の形状記憶合金等を直接パッド素地に固定し
ていた従来のパッドの製造方法と異なり、形状記憶合金
等の固定された帯状部材をパッド素地に固定することに
より、形状記憶合金等の内蔵されたパッドを製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパッド形成部品の実施例を示す図
であり、同図(a)は正面断面図、同図(b)は平面図
である。
【図2】図1に示すパッド形成部品を用いて製造した肩
パッドを示す図であり、同図(a)は斜視図、同図
(b)は側面断面図である。
【図3】本発明に係るパッド形成部品の他の実施例を示
す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)はパッド
形成部品を用いて製造した肩パッドを示す斜視図であ
る。
【図4】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図5】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は側
面図である。
【図6】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は側
面図である。
【図7】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図8】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図9】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施例
を示す平面図である。
【図10】本発明に係るパッド形成部品の更に他の実施
例を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図(b)は
平面図である。
【図11】従来のパッド製造方法を説明するための図で
あり、同図(a)は斜視図、同図(b)は側面断面図で
ある。
【符号の説明】
10,20,40,50,58,60,70,80,9
2,94;パッド形成部品 12,22,96;パッド素地 14,24,44,54,64,74,84;帯状部材
(柔軟部材) 16,26,46,56,66,76,86;形状記憶
部材 18,28,98;肩パッド(パッド)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状記憶合金又は超弾性合金等からなる
    1又は2以上の形状記憶部材が、パッド素地へ取付け可
    能な板状の柔軟部材に固定されて構成されたことを特徴
    とするパッド形成部品。
  2. 【請求項2】 前記柔軟部材が帯状であり、該柔軟部材
    によって構成されるパッド形成部品全体に渡って帯状で
    あることを特徴とする請求項1に記載するパッド形成部
    品。
  3. 【請求項3】 形状記憶合金又は超弾性合金等からなる
    1又は2以上の形状記憶部材を板状の柔軟部材に固定し
    た後、該柔軟部材をパッド素地へ取り付けることを特徴
    とするパッドの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3021851U (ja) * 1995-08-23 1996-03-12 テイコク株式会社 パッド
WO1997007699A1 (en) * 1995-08-22 1997-03-06 Teikoku Co., Ltd. Pad and method of manufacturing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997007699A1 (en) * 1995-08-22 1997-03-06 Teikoku Co., Ltd. Pad and method of manufacturing same
JP3021851U (ja) * 1995-08-23 1996-03-12 テイコク株式会社 パッド

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