JPH0882132A - ステアリング軸のロック装置 - Google Patents
ステアリング軸のロック装置Info
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- JPH0882132A JPH0882132A JP21156594A JP21156594A JPH0882132A JP H0882132 A JPH0882132 A JP H0882132A JP 21156594 A JP21156594 A JP 21156594A JP 21156594 A JP21156594 A JP 21156594A JP H0882132 A JPH0882132 A JP H0882132A
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- key
- resistance
- steering shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロックキー又はキー溝の破損によるロック作
用の喪失時においてもステアリングホィールの操作によ
る舵取りを困難として、盗難防止効果を維持し得るよう
にする。 【構成】 ステアリング軸1を支承するハウジング2の
外側にキーシリンダ4を固設し、このキーシリンダ4の
動作により、ハウジング2の内部にロックキー5及び抵
抗キー6が突出する構成とする。ステアリング軸1の一
部をなすキー環15にロックキー5の突出位置に臨ませて
キー溝7を形成し、また、抵抗キー6の突出位置に臨ま
せてキー溝7の中途部に交叉する環状の抵抗溝8を形成
する。ロックキー5とキー溝7との係合によるロック作
用がいずれかの破損により失われたとき、抵抗キー6が
これよりも狭幅の抵抗溝8に嵌入し、両者間の摺動摩擦
によりステアリング軸1に回転抵抗を加え、ステアリン
グホィール3の操作によるステアリング軸1の回転、即
ち、舵取りを困難とする。
用の喪失時においてもステアリングホィールの操作によ
る舵取りを困難として、盗難防止効果を維持し得るよう
にする。 【構成】 ステアリング軸1を支承するハウジング2の
外側にキーシリンダ4を固設し、このキーシリンダ4の
動作により、ハウジング2の内部にロックキー5及び抵
抗キー6が突出する構成とする。ステアリング軸1の一
部をなすキー環15にロックキー5の突出位置に臨ませて
キー溝7を形成し、また、抵抗キー6の突出位置に臨ま
せてキー溝7の中途部に交叉する環状の抵抗溝8を形成
する。ロックキー5とキー溝7との係合によるロック作
用がいずれかの破損により失われたとき、抵抗キー6が
これよりも狭幅の抵抗溝8に嵌入し、両者間の摺動摩擦
によりステアリング軸1に回転抵抗を加え、ステアリン
グホィール3の操作によるステアリング軸1の回転、即
ち、舵取りを困難とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の非使用時にス
テアリング軸の回転をロックする装置に関する。
テアリング軸の回転をロックする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車、トラック等の自動車には、駐車
中における盗難の防止を目的として、ステアリングホィ
ールの回転を舵取機構に伝達するためのステアリング軸
をロックするロック装置が広く装備されている。
中における盗難の防止を目的として、ステアリングホィ
ールの回転を舵取機構に伝達するためのステアリング軸
をロックするロック装置が広く装備されている。
【0003】このロック装置は、一般的には、特開昭57
−191149号公報等に開示されている如く、ステアリング
軸を支承するハウジング内に突出するロックキーと、該
ロックキーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の
周面に形成されたキー溝とを備えてなる。ロックキーの
突出は、前記ハウジングに固設されたキーシリンダの動
作により、所定のロック操作、例えば、エンジンキーの
オフ操作に応じて生じようになしてあり、突出したロッ
クキーの先端が前記キー溝に係合してステアリング軸の
両方向の回転をロックする構成となっている。
−191149号公報等に開示されている如く、ステアリング
軸を支承するハウジング内に突出するロックキーと、該
ロックキーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の
周面に形成されたキー溝とを備えてなる。ロックキーの
突出は、前記ハウジングに固設されたキーシリンダの動
作により、所定のロック操作、例えば、エンジンキーの
オフ操作に応じて生じようになしてあり、突出したロッ
クキーの先端が前記キー溝に係合してステアリング軸の
両方向の回転をロックする構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
構成されたステアリング軸のロック装置においては、ス
テアリング軸の上端に固設されたステアリングホィール
に衝撃的な回転力が繰り返し加えられた場合に、係合状
態にあるロックキー又はキー溝の一部が破損し、両者の
係合が外れてロック機能が失われる虞れがあり、この後
は、ステアリングホィールの操作による舵取りが支障な
く行われる結果、盗難防止効果が得られなくなるという
不都合があった。
構成されたステアリング軸のロック装置においては、ス
テアリング軸の上端に固設されたステアリングホィール
に衝撃的な回転力が繰り返し加えられた場合に、係合状
態にあるロックキー又はキー溝の一部が破損し、両者の
係合が外れてロック機能が失われる虞れがあり、この後
は、ステアリングホィールの操作による舵取りが支障な
く行われる結果、盗難防止効果が得られなくなるという
不都合があった。
【0005】また、実開平2−2969号公報には、ステア
リング軸とステアリングホィールとを断続可能に構成
し、非使用時には、両者の接続を断つと共にこの状態を
維持する構成としたロック装置が開示されている。この
構成によれば、ステアリングホィールに作用する回転力
によりロック機能が失われる虞れはなく、前述した不都
合は解消される。
リング軸とステアリングホィールとを断続可能に構成
し、非使用時には、両者の接続を断つと共にこの状態を
維持する構成としたロック装置が開示されている。この
構成によれば、ステアリングホィールに作用する回転力
によりロック機能が失われる虞れはなく、前述した不都
合は解消される。
【0006】ところがこのロック装置においては、ステ
アリング軸とステアリングホィールとを断続するための
機構が構成の複雑化を招来する上、ステアリング軸のロ
ックに際しては、ステアリング軸との接続を断つべくス
テアリングホィールを抜き出す操作を、逆に、ロック状
態の解除に際しては、ステアリング軸との接続を得るべ
くステアリングホィールを押し込む操作を夫々必要と
し、これらの操作に煩わしさを伴うという難点がある。
アリング軸とステアリングホィールとを断続するための
機構が構成の複雑化を招来する上、ステアリング軸のロ
ックに際しては、ステアリング軸との接続を断つべくス
テアリングホィールを抜き出す操作を、逆に、ロック状
態の解除に際しては、ステアリング軸との接続を得るべ
くステアリングホィールを押し込む操作を夫々必要と
し、これらの操作に煩わしさを伴うという難点がある。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ロックキーとキー溝との係合によりロック状態
を得る構成を採用し、ロック及びロック解除操作の容易
さと構成の簡素化とを実現すると共に、ロックキー又は
キー溝の破損によるロック機能の喪失時においてもステ
アリングホィールの操作による舵取りを困難として、盗
難防止効果を維持し得るステアリング軸のロック装置を
提供することを目的とする。
であり、ロックキーとキー溝との係合によりロック状態
を得る構成を採用し、ロック及びロック解除操作の容易
さと構成の簡素化とを実現すると共に、ロックキー又は
キー溝の破損によるロック機能の喪失時においてもステ
アリングホィールの操作による舵取りを困難として、盗
難防止効果を維持し得るステアリング軸のロック装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グ軸のロック装置は、ステアリング軸を支承するハウジ
ング内に所定のロック操作により突出するロックキー
と、該ロックキーの突出位置に臨ませて前記ステアリン
グ軸の周面に形成されたキー溝とを備え、該キー溝に前
記ロックキーの突出端を係合させて前記ステアリング軸
の回転をロックするステアリング軸のロック装置におい
て、前記ロックキーと前記キー溝とによるロック作用の
喪失時に、前記ステアリング軸に所定の回転抵抗を加え
る抵抗付与手段を具備することを特徴とする。
グ軸のロック装置は、ステアリング軸を支承するハウジ
ング内に所定のロック操作により突出するロックキー
と、該ロックキーの突出位置に臨ませて前記ステアリン
グ軸の周面に形成されたキー溝とを備え、該キー溝に前
記ロックキーの突出端を係合させて前記ステアリング軸
の回転をロックするステアリング軸のロック装置におい
て、前記ロックキーと前記キー溝とによるロック作用の
喪失時に、前記ステアリング軸に所定の回転抵抗を加え
る抵抗付与手段を具備することを特徴とする。
【0009】更に加えて前記抵抗付与手段は、前記ハウ
ジング内に前記ロックキーと共に突出する抵抗キーと、
該抵抗キーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の
周面に形成された係合部と、該係合部を中途に含んで前
記ステアリング軸に周設され、前記抵抗キーとの間の摺
動摩擦により前記回転抵抗を生じる抵抗溝とを備えるこ
とを特徴とする。
ジング内に前記ロックキーと共に突出する抵抗キーと、
該抵抗キーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の
周面に形成された係合部と、該係合部を中途に含んで前
記ステアリング軸に周設され、前記抵抗キーとの間の摺
動摩擦により前記回転抵抗を生じる抵抗溝とを備えるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、所定のロック操作が行われ
たとき、ステアリング軸を支承するハウジング内にロッ
クキーが突出し、ステアリング軸に形成されたキー溝に
係合してロック作用をなす一方、これらが破損してロッ
ク作用が失われ、ステアリングホィールの回転操作が可
能となったときには、回転抵抗付与手段がステアリング
軸に回転抵抗を加え、ステアリングホィールの操作によ
るステアリング軸の回転を阻止して舵取りを困難とす
る。
たとき、ステアリング軸を支承するハウジング内にロッ
クキーが突出し、ステアリング軸に形成されたキー溝に
係合してロック作用をなす一方、これらが破損してロッ
ク作用が失われ、ステアリングホィールの回転操作が可
能となったときには、回転抵抗付与手段がステアリング
軸に回転抵抗を加え、ステアリングホィールの操作によ
るステアリング軸の回転を阻止して舵取りを困難とす
る。
【0011】前記回転抵抗付与手段は、例えば、前記ロ
ックキーと共にハウジング内に突出してステアリング軸
に形成された係合部に係合する抵抗キーと、前記係合部
を中途に含んでステアリング軸に周設された抵抗溝とに
より構成でき、この場合、ロックキー又はキー溝の破損
に伴うロック機能の喪失時に、ステアリング軸の回転に
伴って前記抵抗キーが一側の抵抗溝に嵌入し、抵抗キー
と抵抗溝との間の摺動摩擦によりステアリング軸に回転
抵抗が付与される。
ックキーと共にハウジング内に突出してステアリング軸
に形成された係合部に係合する抵抗キーと、前記係合部
を中途に含んでステアリング軸に周設された抵抗溝とに
より構成でき、この場合、ロックキー又はキー溝の破損
に伴うロック機能の喪失時に、ステアリング軸の回転に
伴って前記抵抗キーが一側の抵抗溝に嵌入し、抵抗キー
と抵抗溝との間の摺動摩擦によりステアリング軸に回転
抵抗が付与される。
【0012】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係るロック装置を備えた舵
取り機構要部の縦断面図である。
て詳述する。図1は本発明に係るロック装置を備えた舵
取り機構要部の縦断面図である。
【0013】図中1は、上部軸10と下部軸11とを筒状を
なす連結筒12により同軸上に連結して構成されたステア
リング軸であり、該ステアリング軸1は、ブラケット20
により車体の一部に固定された円筒形をなすハウジング
2の内部に同軸回動自在に支承されている。
なす連結筒12により同軸上に連結して構成されたステア
リング軸であり、該ステアリング軸1は、ブラケット20
により車体の一部に固定された円筒形をなすハウジング
2の内部に同軸回動自在に支承されている。
【0014】上部軸10と連結筒12とは、前者の下端部を
後者の一端部に所定長内嵌し、両者をスプライン結合せ
しめた後、溶接等の適宜の固定手段により一体的に結合
することにより、周方向及び軸長方向に拘束した状態で
連結されている。一方、下部軸11と連結筒12とは、前者
の上端部を後者の他端部に所定長内嵌し、両者をスプラ
イン結合せしめると共に、連結筒12の周面に形成された
小径の貫通孔を経て下部軸11外周の対応位置に形成され
た凹所内に樹脂13を充填し、該樹脂13により軸方向に、
前記スプラインにより周方向に拘束した状態で連結され
ている。
後者の一端部に所定長内嵌し、両者をスプライン結合せ
しめた後、溶接等の適宜の固定手段により一体的に結合
することにより、周方向及び軸長方向に拘束した状態で
連結されている。一方、下部軸11と連結筒12とは、前者
の上端部を後者の他端部に所定長内嵌し、両者をスプラ
イン結合せしめると共に、連結筒12の周面に形成された
小径の貫通孔を経て下部軸11外周の対応位置に形成され
た凹所内に樹脂13を充填し、該樹脂13により軸方向に、
前記スプラインにより周方向に拘束した状態で連結され
ている。
【0015】上部軸10の上端は、ハウジング2の上側開
口部から所定長突出させてあり、この突出部の先端に
は、ステアリングホィール3が同軸的に固定されてい
る。また下部軸11の下端は、図示しないステアリングギ
ヤに連結されている。更に、上部軸10の下端と下部軸11
の上端とは、連結筒12の内側において所定の間隔を隔て
て対向しており、この対向面間には、板ばねを用いてな
る緩衝ばね14が介装されている。
口部から所定長突出させてあり、この突出部の先端に
は、ステアリングホィール3が同軸的に固定されてい
る。また下部軸11の下端は、図示しないステアリングギ
ヤに連結されている。更に、上部軸10の下端と下部軸11
の上端とは、連結筒12の内側において所定の間隔を隔て
て対向しており、この対向面間には、板ばねを用いてな
る緩衝ばね14が介装されている。
【0016】而して、ステアリングホィール3の回転操
作が行われた場合、この回転は、上部軸10、連結筒12及
び下部軸11を経てステアリングギヤに伝わり、該ステア
リングギヤにより直線運動に変換されて車体左右の図示
しない操向車輪に伝達され、これらの車輪の向きが変わ
ることになり、このようにして舵取りが行われる。
作が行われた場合、この回転は、上部軸10、連結筒12及
び下部軸11を経てステアリングギヤに伝わり、該ステア
リングギヤにより直線運動に変換されて車体左右の図示
しない操向車輪に伝達され、これらの車輪の向きが変わ
ることになり、このようにして舵取りが行われる。
【0017】このような舵取り操作中、衝突等によりス
テアリングホィール3に過大な外力が軸方向に加わった
場合、下部軸11と連結筒12とを前述の如く連結する樹脂
13が両者の界面において剪断し、連結筒12及びこれと一
体化された上部軸10が下部軸11に対して軸方向に相対移
動可能な状態となり、前記ステアリングホィール3に加
わる外力のエネルギは、下部軸11と連結筒12との嵌合部
での摺動抵抗と、前記緩衝ばね14の変形抵抗とにより吸
収され、前記外力の要因となった衝突のショックを和ら
げ、運転者の体を保護する構成となっている。
テアリングホィール3に過大な外力が軸方向に加わった
場合、下部軸11と連結筒12とを前述の如く連結する樹脂
13が両者の界面において剪断し、連結筒12及びこれと一
体化された上部軸10が下部軸11に対して軸方向に相対移
動可能な状態となり、前記ステアリングホィール3に加
わる外力のエネルギは、下部軸11と連結筒12との嵌合部
での摺動抵抗と、前記緩衝ばね14の変形抵抗とにより吸
収され、前記外力の要因となった衝突のショックを和ら
げ、運転者の体を保護する構成となっている。
【0018】以上の如き舵取り機構に装備された本発明
に係るステアリング軸のロック装置(以下本発明装置と
いう)は、ステアリング軸1を支承するハウジング2の
外側に固設されたキーシリンダ4の動作により、該ハウ
ジング2の周面を貫通する貫通孔を経て内部に突出する
ロックキー5及び抵抗キー6を備えると共に、ロックキ
ー5の突出位置に臨ませてステアリング軸1に形成され
たキー溝7と、同じく抵抗キー6の突出位置に臨ませて
形成された抵抗溝8とを備えてなる。
に係るステアリング軸のロック装置(以下本発明装置と
いう)は、ステアリング軸1を支承するハウジング2の
外側に固設されたキーシリンダ4の動作により、該ハウ
ジング2の周面を貫通する貫通孔を経て内部に突出する
ロックキー5及び抵抗キー6を備えると共に、ロックキ
ー5の突出位置に臨ませてステアリング軸1に形成され
たキー溝7と、同じく抵抗キー6の突出位置に臨ませて
形成された抵抗溝8とを備えてなる。
【0019】キー溝7及び抵抗溝8は、上部軸10との嵌
合部を含んで連結筒12に外嵌固定されたキー環15に形成
されている。図2は、この形成部の近傍を拡大して示す
斜視図であり、本図に示す如くキー溝7は、ステアリン
グ軸1の軸長方向に所定の長さを有して延設された長溝
である。また抵抗溝8は、キー環15、即ち、連結筒12の
全周に亘って周設された環状の溝であり、キー溝7の略
中央部に直交し、該キー溝7を上下に2分割する態様に
形成されている。
合部を含んで連結筒12に外嵌固定されたキー環15に形成
されている。図2は、この形成部の近傍を拡大して示す
斜視図であり、本図に示す如くキー溝7は、ステアリン
グ軸1の軸長方向に所定の長さを有して延設された長溝
である。また抵抗溝8は、キー環15、即ち、連結筒12の
全周に亘って周設された環状の溝であり、キー溝7の略
中央部に直交し、該キー溝7を上下に2分割する態様に
形成されている。
【0020】前記ロックキー5は、抵抗溝8により分割
されたキー溝7の夫々の部分に係合する上キー5a及び下
キー5bを所定長隔てて備え、前記抵抗キー6は、上キー
5a及び下キー5bと同一直線上にて両キー5a,5b間に配し
てある。この配置により抵抗キー6は、前記キーシリン
ダ4の動作により、前記抵抗溝8の形成周上に突出する
ことになる。
されたキー溝7の夫々の部分に係合する上キー5a及び下
キー5bを所定長隔てて備え、前記抵抗キー6は、上キー
5a及び下キー5bと同一直線上にて両キー5a,5b間に配し
てある。この配置により抵抗キー6は、前記キーシリン
ダ4の動作により、前記抵抗溝8の形成周上に突出する
ことになる。
【0021】ロックキー5を構成する上キー5a及び下キ
ー5bは、図2中に2点鎖線により示す如く、前記キー溝
7よりも狭幅の矩形断面を有しており、キーシリンダ4
の動作により突出する上キー5a及び下キー5bは、この突
出位置に臨ませたキー溝7に係合することができる。こ
の係合は、ステアリング軸1の回転によりロックキー5
の突出位置がキー溝7の形成位置と周方向に整合した場
合に生じる。
ー5bは、図2中に2点鎖線により示す如く、前記キー溝
7よりも狭幅の矩形断面を有しており、キーシリンダ4
の動作により突出する上キー5a及び下キー5bは、この突
出位置に臨ませたキー溝7に係合することができる。こ
の係合は、ステアリング軸1の回転によりロックキー5
の突出位置がキー溝7の形成位置と周方向に整合した場
合に生じる。
【0022】また抵抗キー6は、図2中に2点鎖線によ
り示す如く円形断面の棒体であり、前記抵抗溝8の幅を
超える直径を有し、キーシリンダ4の動作により突出し
たとき、この突出位置に臨ませた抵抗溝8には係合しな
いようになしてある。
り示す如く円形断面の棒体であり、前記抵抗溝8の幅を
超える直径を有し、キーシリンダ4の動作により突出し
たとき、この突出位置に臨ませた抵抗溝8には係合しな
いようになしてある。
【0023】ところが抵抗溝8は、前述の如くキー溝7
の略中央部に交叉しており、この交叉部分には、キー溝
7の幅及び抵抗溝8の幅を縦横寸法とする矩形の凹所80
が形成されており、前述の如く突出する抵抗キー6は、
この凹所80(係合部)には係合することができる。この
係合は、ロックキー5とキー溝7との場合と同様に、ス
テアリング軸1の回転により抵抗キー6の突出位置が凹
所80の形成位置と周方向に整合した場合に生じるが、こ
の整合は、ロックキー5と抵抗キー6との前述した配置
により、ロックキー5とキー溝7との整合に併せて生じ
る。
の略中央部に交叉しており、この交叉部分には、キー溝
7の幅及び抵抗溝8の幅を縦横寸法とする矩形の凹所80
が形成されており、前述の如く突出する抵抗キー6は、
この凹所80(係合部)には係合することができる。この
係合は、ロックキー5とキー溝7との場合と同様に、ス
テアリング軸1の回転により抵抗キー6の突出位置が凹
所80の形成位置と周方向に整合した場合に生じるが、こ
の整合は、ロックキー5と抵抗キー6との前述した配置
により、ロックキー5とキー溝7との整合に併せて生じ
る。
【0024】ロックキー5及び抵抗キー6の突出は、エ
ンジンキーのオフ操作等の所定のロック操作に応じたキ
ーシリンダ4の進出動作により一括して生じる。突出し
たロックキー5及び抵抗キー6は、キーシリンダ4に内
蔵された図示しない押しばねのばね力により、ステアリ
ング軸1の周面に向けて付勢されており、この後のステ
アリングホィール3の操作によりステアリング軸1が回
転せしめられたとき、所定の回転位置にてキー溝7及び
凹所80に夫々係合してロック状態が得られる。
ンジンキーのオフ操作等の所定のロック操作に応じたキ
ーシリンダ4の進出動作により一括して生じる。突出し
たロックキー5及び抵抗キー6は、キーシリンダ4に内
蔵された図示しない押しばねのばね力により、ステアリ
ング軸1の周面に向けて付勢されており、この後のステ
アリングホィール3の操作によりステアリング軸1が回
転せしめられたとき、所定の回転位置にてキー溝7及び
凹所80に夫々係合してロック状態が得られる。
【0025】図3は、このロック状態を模式的に示す平
面図であり、図示の如く、本発明装置によるロック状態
は、ロックキー5の上キー5a及び下キー5bがキー溝7の
上半部及び下半部に夫々係合し、これらの間にて抵抗キ
ー6が凹所80に係合して得られる。このとき抵抗キー6
の係合は、ロックキー5のそれに比して、周方向に大な
る隙間を有して生じており、ステアリング軸1の回動
は、上キー5a及び下キー5bがキー溝7の両側面に当接す
る範囲に拘束され、ステアリングホィール3は操作不可
能な状態にロックされる。
面図であり、図示の如く、本発明装置によるロック状態
は、ロックキー5の上キー5a及び下キー5bがキー溝7の
上半部及び下半部に夫々係合し、これらの間にて抵抗キ
ー6が凹所80に係合して得られる。このとき抵抗キー6
の係合は、ロックキー5のそれに比して、周方向に大な
る隙間を有して生じており、ステアリング軸1の回動
は、上キー5a及び下キー5bがキー溝7の両側面に当接す
る範囲に拘束され、ステアリングホィール3は操作不可
能な状態にロックされる。
【0026】このようにして得られるロック状態は、ス
テアリングホィール3を介してステアリング軸1に加え
られる過大な回転力により、ロックキー5又はキー溝7
の角部が破損することにより失われ、この後は、ステア
リングホィール3の操作が可能となる。ところが本発明
装置においては、ロック状態の喪失後におけるステアリ
ングホィール3の操作に応じてステアリング軸1が回転
するとき、ロック状態下にて凹所80に係合している抵抗
キー6が、これよりも狭幅である抵抗溝8に嵌入して、
該抵抗溝8の両側面との間の摺動摩擦により、ステアリ
ング軸1に大なる回転抵抗を加える作用をなす。
テアリングホィール3を介してステアリング軸1に加え
られる過大な回転力により、ロックキー5又はキー溝7
の角部が破損することにより失われ、この後は、ステア
リングホィール3の操作が可能となる。ところが本発明
装置においては、ロック状態の喪失後におけるステアリ
ングホィール3の操作に応じてステアリング軸1が回転
するとき、ロック状態下にて凹所80に係合している抵抗
キー6が、これよりも狭幅である抵抗溝8に嵌入して、
該抵抗溝8の両側面との間の摺動摩擦により、ステアリ
ング軸1に大なる回転抵抗を加える作用をなす。
【0027】図4は、ロック喪失後の状態を模式的に示
す平面図である。図示の如く、ステアリング軸1の回転
による抵抗溝8内での抵抗キー6の相対移動は、該抵抗
溝8の押し広げを伴って生じることになり、両者の摺動
摩擦によりステアリング軸1に加わる回転抵抗は極めて
大きい。従って、ロック状態の喪失後におけるステアリ
ングホィール3の操作は、この回転抵抗に抗して行われ
ねばならず、この操作による舵取りは極めて困難なもの
となり、盗難防止効果は有効に維持される。
す平面図である。図示の如く、ステアリング軸1の回転
による抵抗溝8内での抵抗キー6の相対移動は、該抵抗
溝8の押し広げを伴って生じることになり、両者の摺動
摩擦によりステアリング軸1に加わる回転抵抗は極めて
大きい。従って、ロック状態の喪失後におけるステアリ
ングホィール3の操作は、この回転抵抗に抗して行われ
ねばならず、この操作による舵取りは極めて困難なもの
となり、盗難防止効果は有効に維持される。
【0028】抵抗キー6と抵抗溝8との間に生じる摺動
摩擦の大きさは、両者の幅寸法の差に依存する。従っ
て、ロック喪失後にステアリング軸1に加わる回転抵抗
の大きさは、設計段階での抵抗キー6及び抵抗溝8の幅
寸法の選定により自在に設定できる。この回転抵抗値
は、ロックキー5又はキー溝7の破損が生じると考えら
れる回転トルクの数分の1程度に設定するのが望まし
く、このような設定がなされた場合、抵抗キー6は、ロ
ックキー5又はキー溝7の破損時と同等の回転力がステ
アリングホィール3に再度加えられたときにも破損せ
ず、ステアリング軸1への回転抵抗の付与が継続され
る。
摩擦の大きさは、両者の幅寸法の差に依存する。従っ
て、ロック喪失後にステアリング軸1に加わる回転抵抗
の大きさは、設計段階での抵抗キー6及び抵抗溝8の幅
寸法の選定により自在に設定できる。この回転抵抗値
は、ロックキー5又はキー溝7の破損が生じると考えら
れる回転トルクの数分の1程度に設定するのが望まし
く、このような設定がなされた場合、抵抗キー6は、ロ
ックキー5又はキー溝7の破損時と同等の回転力がステ
アリングホィール3に再度加えられたときにも破損せ
ず、ステアリング軸1への回転抵抗の付与が継続され
る。
【0029】抵抗溝8は、通常時に抵抗キー6が係合す
る凹所80の両側に連設されているから、以上の如き抵抗
付与動作は、ステアリングホィール3の両方向の回転に
対して同様に行われる。
る凹所80の両側に連設されているから、以上の如き抵抗
付与動作は、ステアリングホィール3の両方向の回転に
対して同様に行われる。
【0030】このように本発明装置においては、所定の
ロック操作に伴うキーシリンダ4の動作によりロックキ
ー5と共に抵抗キー6が突出し、通常時には、ロックキ
ー5とキー溝7との係合によりステアリング軸1の回転
がロックされる。このとき抵抗キー6は、キー溝7と抵
抗溝8との交叉部に形成された凹所80に緩く係合してお
り、何らの作用も行わない。
ロック操作に伴うキーシリンダ4の動作によりロックキ
ー5と共に抵抗キー6が突出し、通常時には、ロックキ
ー5とキー溝7との係合によりステアリング軸1の回転
がロックされる。このとき抵抗キー6は、キー溝7と抵
抗溝8との交叉部に形成された凹所80に緩く係合してお
り、何らの作用も行わない。
【0031】一方、以上の如きロック状態がロックキー
5又はキー溝7の破損により失われた場合、前記抵抗キ
ー6は、これよりも狭幅の抵抗溝8に嵌入し、この後の
ステアリング軸1の回転に際しては、両者の摺動摩擦が
回転抵抗として作用し、ロック作用の喪失により可能と
なったステアリングホィール3の操作を困難として、盗
難防止効果を維持することができる。
5又はキー溝7の破損により失われた場合、前記抵抗キ
ー6は、これよりも狭幅の抵抗溝8に嵌入し、この後の
ステアリング軸1の回転に際しては、両者の摺動摩擦が
回転抵抗として作用し、ロック作用の喪失により可能と
なったステアリングホィール3の操作を困難として、盗
難防止効果を維持することができる。
【0032】なお、ステアリング軸1に回転抵抗を付与
するための抵抗付与手段は、本実施例中に示す構成、即
ち、ロックキー5と共に突出する抵抗キー6、この突出
位置に臨ませてステアリング軸1に周設された抵抗溝
8、及び該抵抗溝8の中途に抵抗キー6との係合可能に
形成された凹所80を備えた構成に限らず、ステアリング
軸1に回転抵抗を付与できるものであれば如何なる構成
であってもよい。
するための抵抗付与手段は、本実施例中に示す構成、即
ち、ロックキー5と共に突出する抵抗キー6、この突出
位置に臨ませてステアリング軸1に周設された抵抗溝
8、及び該抵抗溝8の中途に抵抗キー6との係合可能に
形成された凹所80を備えた構成に限らず、ステアリング
軸1に回転抵抗を付与できるものであれば如何なる構成
であってもよい。
【0033】但し、本実施例中に示す構成は、従来一般
的に用いられているロック装置の小改良、即ち、ロック
キー5の突出のためのキーシリンダ4を抵抗キー6の突
出手段として兼用すると共に、ステアリング軸1にキー
溝7と交叉する一定幅の抵抗溝8を周設することにより
実現できる利点を有する。
的に用いられているロック装置の小改良、即ち、ロック
キー5の突出のためのキーシリンダ4を抵抗キー6の突
出手段として兼用すると共に、ステアリング軸1にキー
溝7と交叉する一定幅の抵抗溝8を周設することにより
実現できる利点を有する。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明装置において
は、ロックキー又はキー溝の破損によりステアリング軸
のロック作用が失われたとき、回転抵抗付与手段の動作
によりステアリング軸に回転抵抗が加えられるから、ロ
ック作用の喪失後においてもステアリングホィールの操
作による舵取りが困難となり、盗難防止効果を有効に維
持できる。
は、ロックキー又はキー溝の破損によりステアリング軸
のロック作用が失われたとき、回転抵抗付与手段の動作
によりステアリング軸に回転抵抗が加えられるから、ロ
ック作用の喪失後においてもステアリングホィールの操
作による舵取りが困難となり、盗難防止効果を有効に維
持できる。
【0035】この抵抗付与手段は、ロックキーと共にハ
ウジング内に突出してステアリング軸に係合する抵抗キ
ーと、この係合部を中途に含んでステアリング軸に周設
された抵抗溝とにより簡素に構成でき、従来一般的に用
いられているロック装置の小改良により前述した効果が
得られる等、本発明は優れた効果を奏する。
ウジング内に突出してステアリング軸に係合する抵抗キ
ーと、この係合部を中途に含んでステアリング軸に周設
された抵抗溝とにより簡素に構成でき、従来一般的に用
いられているロック装置の小改良により前述した効果が
得られる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明装置を備えた舵取り機構要部の縦断面図
である。
である。
【図2】キー溝及び抵抗溝の形成態様を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明装置によるロック状態を模式的に示す平
面図である。
面図である。
【図4】本発明装置によるロック喪失後の状態を模式的
に示す平面図である。
に示す平面図である。
1 ステアリング軸 2 ハウジング 3 ステアリングホィール 4 キーシリンダ 5 ロックキー 5a 上キー 5b 下キー 6 抵抗キー 7 キー溝 8 抵抗溝 10 上部軸 11 下部軸 12 連結筒 14 緩衝ばね 15 キー環
Claims (2)
- 【請求項1】 ステアリング軸を支承するハウジング内
に所定のロック操作により突出するロックキーと、該ロ
ックキーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の周
面に形成されたキー溝とを備え、該キー溝に前記ロック
キーの突出端を係合させて前記ステアリング軸の回転を
ロックするステアリング軸のロック装置において、前記
ロックキーと前記キー溝とによるロック作用の喪失時
に、前記ステアリング軸に所定の回転抵抗を加える抵抗
付与手段を具備することを特徴とするステアリング軸の
ロック装置。 - 【請求項2】 前記抵抗付与手段は、前記ハウジング内
に前記ロックキーと共に突出する抵抗キーと、該抵抗キ
ーの突出位置に臨ませて前記ステアリング軸の周面に形
成された係合部と、該係合部を中途に含んで前記ステア
リング軸に周設され、前記抵抗キーとの間の摺動摩擦に
より前記回転抵抗を生じる抵抗溝とを備える請求項1記
載のステアリング軸のロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21156594A JPH0882132A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ステアリング軸のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21156594A JPH0882132A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ステアリング軸のロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882132A true JPH0882132A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16607897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21156594A Pending JPH0882132A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ステアリング軸のロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448808B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2004-09-16 | 현대자동차주식회사 | 차량 도난 방지 장치 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP21156594A patent/JPH0882132A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448808B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2004-09-16 | 현대자동차주식회사 | 차량 도난 방지 장치 |
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