JPH0882588A - 粒子分析装置 - Google Patents
粒子分析装置Info
- Publication number
- JPH0882588A JPH0882588A JP6217514A JP21751494A JPH0882588A JP H0882588 A JPH0882588 A JP H0882588A JP 6217514 A JP6217514 A JP 6217514A JP 21751494 A JP21751494 A JP 21751494A JP H0882588 A JPH0882588 A JP H0882588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- sample
- light receiving
- flow
- receiving element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims abstract description 94
- 239000007850 fluorescent dye Substances 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 abstract description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000000684 flow cytometry Methods 0.000 description 1
- 238000001506 fluorescence spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つの検出器中に2つ以上の試料流を形成し
て、異なる試薬で処理された2種類以上の試料を同時ま
たは順次、測定できる粒子分析装置を提供する。 【構成】 粒子計数装置D1 は、1つのフローセル(12)
の中に2つの試料流路(12a・12b)が近接して配置されて
いる。これによって2つの試料流(A1 ・B1 )を形成
し、各々の試料流(A1 ・B1 )からの信号を別々に検
出する。フローセル(12)は、流路の一辺が0.3mmの
四角柱形をした2つの流路(12a・12b)を、互いに0.5
mmの間隔をおいて平行に配置したものである。
て、異なる試薬で処理された2種類以上の試料を同時ま
たは順次、測定できる粒子分析装置を提供する。 【構成】 粒子計数装置D1 は、1つのフローセル(12)
の中に2つの試料流路(12a・12b)が近接して配置されて
いる。これによって2つの試料流(A1 ・B1 )を形成
し、各々の試料流(A1 ・B1 )からの信号を別々に検
出する。フローセル(12)は、流路の一辺が0.3mmの
四角柱形をした2つの流路(12a・12b)を、互いに0.5
mmの間隔をおいて平行に配置したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒子分析装置に関す
るものであり、さらに詳しくは、フローセルを用いて試
料流中の粒子の大きさや性状などを測定するための粒子
分析装置に関するものである。
るものであり、さらに詳しくは、フローセルを用いて試
料流中の粒子の大きさや性状などを測定するための粒子
分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、試料流からの散乱光や蛍光を測定
することによって試料流中の粒子の大きさや性状を測定
する技術が知られている。このような技術には数種類の
ものがある。
することによって試料流中の粒子の大きさや性状を測定
する技術が知られている。このような技術には数種類の
ものがある。
【0003】たとえば、「 Fast Imaging in Flow : A
Means of Combining Flow-Cytometry and Image Analys
is」 (J Histochemistry and Cytochemistry vol.277 N
o.11979) には、粒子を検知孔隙に通した後に粒子の形
状を検査できるようにした装置が示されている。また、
米国特許第 3710933号公報には、電気抵抗の測定と光吸
収検出・散乱光検出とを組み合わせる方法が示されてい
る。
Means of Combining Flow-Cytometry and Image Analys
is」 (J Histochemistry and Cytochemistry vol.277 N
o.11979) には、粒子を検知孔隙に通した後に粒子の形
状を検査できるようにした装置が示されている。また、
米国特許第 3710933号公報には、電気抵抗の測定と光吸
収検出・散乱光検出とを組み合わせる方法が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
装置や方法では、検出器内における試料流形成法の制限
から、一度に1種類の試料流のみしか測定することがで
きない。その結果、2種類以上の性状の異なる試薬で処
理した試料を使用して測定する場合には、 一方の試料を測定した後に試料流と吐出用の流路を
一度洗浄し、その後に他方の試料を測定する 使用する試薬ごとに別々の検出器を準備する という2つの方法のどちらかで測定しなければならない
ために、「測定に時間がかかる」、または「装置が大型
化する」という問題があった。
装置や方法では、検出器内における試料流形成法の制限
から、一度に1種類の試料流のみしか測定することがで
きない。その結果、2種類以上の性状の異なる試薬で処
理した試料を使用して測定する場合には、 一方の試料を測定した後に試料流と吐出用の流路を
一度洗浄し、その後に他方の試料を測定する 使用する試薬ごとに別々の検出器を準備する という2つの方法のどちらかで測定しなければならない
ために、「測定に時間がかかる」、または「装置が大型
化する」という問題があった。
【0005】また、特開昭61−132841号公報
(顕微鏡機器の運用方法)には、縦横比の大きな流路を
有するフローセル中に試料流を形成し、試料流中の粒子
を観察する案が示されている。しかし、「異なる試薬で
処理した2種類以上の試料を同時に測定する」ことにつ
いては考慮されていなかった。
(顕微鏡機器の運用方法)には、縦横比の大きな流路を
有するフローセル中に試料流を形成し、試料流中の粒子
を観察する案が示されている。しかし、「異なる試薬で
処理した2種類以上の試料を同時に測定する」ことにつ
いては考慮されていなかった。
【0006】さらに、実開昭58−114754号公報
(さやつき試料流生成装置)には、1つのフローセルの
前室部の内径を2mm、測定部の流路内径を0.2mm
とし、前室部に0.8mmの間隔で2つのサンプル流出
用ノズルを配置することによって、1つの流路内に2つ
の試料の流れを形成しようとするものが示されている。
(さやつき試料流生成装置)には、1つのフローセルの
前室部の内径を2mm、測定部の流路内径を0.2mm
とし、前室部に0.8mmの間隔で2つのサンプル流出
用ノズルを配置することによって、1つの流路内に2つ
の試料の流れを形成しようとするものが示されている。
【0007】しかし、この例では、試料の流れる管路が
断面真円状であるため、内径が約0.2mmの場合には
2つの試料流の間隔は80μm程度と推測でき、2つの
試料は測定領域でほとんど同じ位置を流れることにな
る。その結果、試料流中の粒子からの信号を別々の検出
器で検出することはむずかしい。さらに、異なる性状の
2つの試料を同時に流した場合には、2つの試料が検出
領域で混合してしまうために有効な測定を行うことがで
きないという問題があった。
断面真円状であるため、内径が約0.2mmの場合には
2つの試料流の間隔は80μm程度と推測でき、2つの
試料は測定領域でほとんど同じ位置を流れることにな
る。その結果、試料流中の粒子からの信号を別々の検出
器で検出することはむずかしい。さらに、異なる性状の
2つの試料を同時に流した場合には、2つの試料が検出
領域で混合してしまうために有効な測定を行うことがで
きないという問題があった。
【0008】この発明の目的は、上記のような問題点を
解決し、1つの検出器中に2つ以上の試料流を形成し
て、異なる試薬で処理された2種類以上の試料を同時ま
たは順次、測定できるようにすることによって、装置の
コストダウンならびに測定の高速化を達成しようとする
ことにある。
解決し、1つの検出器中に2つ以上の試料流を形成し
て、異なる試薬で処理された2種類以上の試料を同時ま
たは順次、測定できるようにすることによって、装置の
コストダウンならびに測定の高速化を達成しようとする
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】この発明
によれば、フローセル中をシース液に囲まれて流れる試
料に光を照射し試料中の粒子からの光を検出する粒子分
析装置において、フローセルは、その内部を複数の試料
流が所定間隔をおいて並列状に流れるようにされ、フロ
ーセルにおける各試料流からの前方散乱光を受ける受光
部を有する受光素子が受光レンズを介して設けられ、そ
の受光素子の受光部に、各試料流からの前方散乱光が互
いに独立して入射するようにされていることを特徴とす
る粒子分析装置が提供される。
によれば、フローセル中をシース液に囲まれて流れる試
料に光を照射し試料中の粒子からの光を検出する粒子分
析装置において、フローセルは、その内部を複数の試料
流が所定間隔をおいて並列状に流れるようにされ、フロ
ーセルにおける各試料流からの前方散乱光を受ける受光
部を有する受光素子が受光レンズを介して設けられ、そ
の受光素子の受光部に、各試料流からの前方散乱光が互
いに独立して入射するようにされていることを特徴とす
る粒子分析装置が提供される。
【0010】
【作用など】フローセルは、その内部を複数の試料流が
所定間隔をおいて並列状に流れるようにされている。1
つのフローセルの内部に2つ以上の試料流を並列状に形
成する方法としては次の2つの方法が考えられる。 1つのフローセル内に試料流の流れ方向に沿って隔
壁を1つまたは複数設けることにより、所定の間隔をお
いて2つ以上の試料流を形成する。 1つのフローセル内に偏平な流路を1つ設け、その
流路に所定の間隔をおいて2つ以上の試料流を形成す
る。
所定間隔をおいて並列状に流れるようにされている。1
つのフローセルの内部に2つ以上の試料流を並列状に形
成する方法としては次の2つの方法が考えられる。 1つのフローセル内に試料流の流れ方向に沿って隔
壁を1つまたは複数設けることにより、所定の間隔をお
いて2つ以上の試料流を形成する。 1つのフローセル内に偏平な流路を1つ設け、その
流路に所定の間隔をおいて2つ以上の試料流を形成す
る。
【0011】前方散乱光を受ける受光素子の数は、1つ
であってもよく、試料流と同数の複数であってもよい。
前者の場合、その受光素子には試料流と同数の複数の受
光部が設けられ、後者の場合、それらの受光素子には1
つずつの受光部が設けられる。かくして、いずれの場合
にも、受光素子における受光部には、各試料流からの前
方散乱光が互いに独立して入射する。
であってもよく、試料流と同数の複数であってもよい。
前者の場合、その受光素子には試料流と同数の複数の受
光部が設けられ、後者の場合、それらの受光素子には1
つずつの受光部が設けられる。かくして、いずれの場合
にも、受光素子における受光部には、各試料流からの前
方散乱光が互いに独立して入射する。
【0012】受光素子と受光レンズとの間には、受光レ
ンズから出た前記前方散乱光を遮蔽するための遮蔽板を
配し、この遮蔽板に、前記前方散乱光を受光素子の受光
部に導くためのスリットを設けてもよい。そのようにし
た場合、受光素子における受光部には、各試料流からの
前方散乱光がより確実に互いに独立して入射する。
ンズから出た前記前方散乱光を遮蔽するための遮蔽板を
配し、この遮蔽板に、前記前方散乱光を受光素子の受光
部に導くためのスリットを設けてもよい。そのようにし
た場合、受光素子における受光部には、各試料流からの
前方散乱光がより確実に互いに独立して入射する。
【0013】この発明に係る粒子分析装置は、別の光
(たとえば側方散乱光)を受光するための別の受光素子
が複数の試料流に対応して設けられ、前方散乱光を用い
てその別の受光素子で検出された信号をゲーティングす
るようにされていてもよい。ここで、ゲーティングと
は、データとして採用する/採用しないの判断を行うこ
とをいう。
(たとえば側方散乱光)を受光するための別の受光素子
が複数の試料流に対応して設けられ、前方散乱光を用い
てその別の受光素子で検出された信号をゲーティングす
るようにされていてもよい。ここで、ゲーティングと
は、データとして採用する/採用しないの判断を行うこ
とをいう。
【0014】この発明に係る粒子分析装置は、複数の試
料中の各粒子から検出される前方散乱光を利用して、ど
の試料流からの信号かを判別し複数の受光素子の中から
最適なものを選択して検出するようにされていてもよ
い。
料中の各粒子から検出される前方散乱光を利用して、ど
の試料流からの信号かを判別し複数の受光素子の中から
最適なものを選択して検出するようにされていてもよ
い。
【0015】この発明に係る粒子分析装置は、前処理段
階やその他の段階などにおいて蛍光染料で染色した複数
の試料からの蛍光信号を検出するようにされていてもよ
い。
階やその他の段階などにおいて蛍光染料で染色した複数
の試料からの蛍光信号を検出するようにされていてもよ
い。
【0016】
【実施例】以下、この発明の4つの実施例を図面に基づ
いて詳しく説明する。なお、これらによってこの発明が
限定されるものではない。
いて詳しく説明する。なお、これらによってこの発明が
限定されるものではない。
【0017】実施例1 図1に、この発明に係る粒子分析装置の実施例1の構成
を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計数
装置D1 を示している。すなわち、この粒子計数装置D
1 は、1つのフローセル(12)の中に2つの試料流路(12a
・12b)を近接して配置することによって2つの試料流
(A1 ・B1 )を形成し、各々の試料流(A1 ・B1 )
からの信号を別々に検出することを特徴とする。
を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計数
装置D1 を示している。すなわち、この粒子計数装置D
1 は、1つのフローセル(12)の中に2つの試料流路(12a
・12b)を近接して配置することによって2つの試料流
(A1 ・B1 )を形成し、各々の試料流(A1 ・B1 )
からの信号を別々に検出することを特徴とする。
【0018】ここでは、フローセル(12)として、流路の
一辺が0.3mmの四角柱形をした2つの流路(12a・12
b)を、互いに0.5mmの間隔をおいて平行に配置した
ものを示している。
一辺が0.3mmの四角柱形をした2つの流路(12a・12
b)を、互いに0.5mmの間隔をおいて平行に配置した
ものを示している。
【0019】図2に、フローセル(12)およびその周辺の
構成を示す。この構成では、2つの流路(12a・12b)の下
方にそれぞれ試料吐出用のノズル(22a・22b)が配置され
ている。各ノズル(22a・22b)は各流路(12a・12b)の中心
軸と同軸に配置されている。2つの流路(12a・12b)のど
うし間には、結果的に、2つの試料流(A1 ・B1 )が
所定間隔をおいて並列状に流れるようにするための隔壁
が設けられたのと同じ状態になっている。
構成を示す。この構成では、2つの流路(12a・12b)の下
方にそれぞれ試料吐出用のノズル(22a・22b)が配置され
ている。各ノズル(22a・22b)は各流路(12a・12b)の中心
軸と同軸に配置されている。2つの流路(12a・12b)のど
うし間には、結果的に、2つの試料流(A1 ・B1 )が
所定間隔をおいて並列状に流れるようにするための隔壁
が設けられたのと同じ状態になっている。
【0020】図1に示すように、レーザ光源(2)からの
照明光は集光レンズ(4)により楕円形に集光されてフロ
ーセル(12)を常時照明する。そして、「被検粒子が照明
光の領域を通過すると粒子からの散乱光が受光レンズ
(6)により受光素子1(14)に集光される」ことで、被検
粒子の性状が測定される。この点は従来のフローサイト
メータと同様である。
照明光は集光レンズ(4)により楕円形に集光されてフロ
ーセル(12)を常時照明する。そして、「被検粒子が照明
光の領域を通過すると粒子からの散乱光が受光レンズ
(6)により受光素子1(14)に集光される」ことで、被検
粒子の性状が測定される。この点は従来のフローサイト
メータと同様である。
【0021】受光素子1(14)としては、試料流(A1 ・
B1 )が2本の場合、図3に示すようにA2 およびB2
という2つの検出領域を持った構成のフォトダイオード
が使用される。このフォトダイオードは、受光レンズ1
(6)の焦点位置またはそれよりも離れた位置に配置され
る。受光素子1(14)を受光レンズ1(6)の焦点位置に配
置した場合、受光レンズ1(6)で集光された2つの試料
流(A1 ・B1 )からの散乱光は、受光素子1(14)の2
つの検出領域(A2 ・B2 )にそれぞれ集光される。こ
れにより、各々の試料流(A1 ・B1 )からの散乱光信
号を別々に検出することができる。
B1 )が2本の場合、図3に示すようにA2 およびB2
という2つの検出領域を持った構成のフォトダイオード
が使用される。このフォトダイオードは、受光レンズ1
(6)の焦点位置またはそれよりも離れた位置に配置され
る。受光素子1(14)を受光レンズ1(6)の焦点位置に配
置した場合、受光レンズ1(6)で集光された2つの試料
流(A1 ・B1 )からの散乱光は、受光素子1(14)の2
つの検出領域(A2 ・B2 )にそれぞれ集光される。こ
れにより、各々の試料流(A1 ・B1 )からの散乱光信
号を別々に検出することができる。
【0022】また、受光素子1(14)を受光レンズ1(6)
の焦点位置よりも後ろに配置し、受光レンズ1(6)の焦
点位置に図4に示すような円形スリット付き遮蔽板(24)
(たとえば、各円形スリットの穴径:0.5mm)を配
置すれば、各々の試料流(A 1 ・B1 )以外の部分から
の散乱光や蛍光を遮蔽除去することが可能になる。
の焦点位置よりも後ろに配置し、受光レンズ1(6)の焦
点位置に図4に示すような円形スリット付き遮蔽板(24)
(たとえば、各円形スリットの穴径:0.5mm)を配
置すれば、各々の試料流(A 1 ・B1 )以外の部分から
の散乱光や蛍光を遮蔽除去することが可能になる。
【0023】受光レンズ2(8)は、試料流A1 からの側
方散乱光または蛍光を受光するためのレンズである。受
光素子2(16)としては光電子倍増管が使用されている。
試料からの蛍光を検出する場合には、受光素子2(16)の
前面に特定の波長のみを透過させる光学フィルタを配置
する。このフィルタは、試料流の染色に使用した試薬の
蛍光波長領域に対応する波長領域のみを透過させる特性
を持っていることが必要である。
方散乱光または蛍光を受光するためのレンズである。受
光素子2(16)としては光電子倍増管が使用されている。
試料からの蛍光を検出する場合には、受光素子2(16)の
前面に特定の波長のみを透過させる光学フィルタを配置
する。このフィルタは、試料流の染色に使用した試薬の
蛍光波長領域に対応する波長領域のみを透過させる特性
を持っていることが必要である。
【0024】受光レンズ3(10)は、試料流B1 からの側
方散乱光または蛍光を受光するためのレンズである。受
光素子3(18)としては、受光素子2(16)と同様に光電子
倍増管が使用されている。試料からの蛍光を検出する場
合には、受光素子3(18)の前面に光学フィルタを配置す
る。
方散乱光または蛍光を受光するためのレンズである。受
光素子3(18)としては、受光素子2(16)と同様に光電子
倍増管が使用されている。試料からの蛍光を検出する場
合には、受光素子3(18)の前面に光学フィルタを配置す
る。
【0025】以下、粒子計数装置D1 の動作に従って説
明する。被測定試料は、測定の前段階において特定の蛍
光染料で染色されるなどの前処理が施された後に2つの
ノズル(22a・22b)のいずれかに導かれる。一方のノズル
(22a) から流出した試料流A1 中の粒子が光源(2)から
の照明光領域を通過すると、粒子からの散乱光は受光レ
ンズ1(6)で集光されて受光素子1(14)の検出領域A2
に集光される。同時に、粒子からの蛍光が受光レンズ2
(8)および受光レンズ3(10)で集光されて受光素子2(1
6)および受光素子3(18)で検出される。
明する。被測定試料は、測定の前段階において特定の蛍
光染料で染色されるなどの前処理が施された後に2つの
ノズル(22a・22b)のいずれかに導かれる。一方のノズル
(22a) から流出した試料流A1 中の粒子が光源(2)から
の照明光領域を通過すると、粒子からの散乱光は受光レ
ンズ1(6)で集光されて受光素子1(14)の検出領域A2
に集光される。同時に、粒子からの蛍光が受光レンズ2
(8)および受光レンズ3(10)で集光されて受光素子2(1
6)および受光素子3(18)で検出される。
【0026】受光レンズ2(8)はフローセル(12)中の一
方の流路12a からの信号をもっともよく検出できるよう
にセットされており、集光レンズ3(10)は他方の流路12
b からの信号をもっともよく検出できるようにセットさ
れている。その結果、受光レンズ3(10)によって受光素
子3(18)に集光された蛍光による信号は受光素子2(16)
で検出される信号に比べて弱い信号となる。
方の流路12a からの信号をもっともよく検出できるよう
にセットされており、集光レンズ3(10)は他方の流路12
b からの信号をもっともよく検出できるようにセットさ
れている。その結果、受光レンズ3(10)によって受光素
子3(18)に集光された蛍光による信号は受光素子2(16)
で検出される信号に比べて弱い信号となる。
【0027】信号処理装置(20)は、受光素子1(14)、受
光素子2(16)および受光素子3(18)の検出信号を解析す
る機能に加えて、「受光素子1(14)の検出領域A2 で信
号を検出した場合には受光素子2(16)で検出した信号を
データとして受光素子3(18)で検出した信号をクリア
し、また、逆に受光素子1(14)の検出領域B2 で信号を
検出した場合には受光素子3(18)の検出信号をデータと
して受光素子2(16)の検出信号をクリアする。」という
機能を有している。
光素子2(16)および受光素子3(18)の検出信号を解析す
る機能に加えて、「受光素子1(14)の検出領域A2 で信
号を検出した場合には受光素子2(16)で検出した信号を
データとして受光素子3(18)で検出した信号をクリア
し、また、逆に受光素子1(14)の検出領域B2 で信号を
検出した場合には受光素子3(18)の検出信号をデータと
して受光素子2(16)の検出信号をクリアする。」という
機能を有している。
【0028】これは、「一方の流路(たとえば流路12a
)を粒子が通過した場合に、粒子からの散乱光信号ま
たは蛍光信号は、受光素子2(16)の受光箇所A3 におい
て検出されるだけでなく、同時に受光素子3(18)の受光
箇所B3 においても弱い信号として検出される」という
現象に対して、B3 で検出される信号を偽信号として除
去するためのものである。
)を粒子が通過した場合に、粒子からの散乱光信号ま
たは蛍光信号は、受光素子2(16)の受光箇所A3 におい
て検出されるだけでなく、同時に受光素子3(18)の受光
箇所B3 においても弱い信号として検出される」という
現象に対して、B3 で検出される信号を偽信号として除
去するためのものである。
【0029】このような方法を使用することによって、
受光素子2(16)と受光素子3(18)とで検出される信号が
2つの流路(12a・12b)のそれぞれを流れた粒子からの信
号か否かを判別できることになる。その結果、受光素子
1(14)の検出領域A2 で検出された信号と受光素子2(1
6)の受光箇所A3 で検出された信号とが、一方の流路12
a を通過した粒子からの1組の信号として解析すること
ができるようになる。このような信号処理方法を利用す
ることによって、従来は不可能であった「2つの流路に
同時に試料流を流して各々の流路を流れる粒子からの信
号を同時に検出し解析する」という測定が可能になる。
受光素子2(16)と受光素子3(18)とで検出される信号が
2つの流路(12a・12b)のそれぞれを流れた粒子からの信
号か否かを判別できることになる。その結果、受光素子
1(14)の検出領域A2 で検出された信号と受光素子2(1
6)の受光箇所A3 で検出された信号とが、一方の流路12
a を通過した粒子からの1組の信号として解析すること
ができるようになる。このような信号処理方法を利用す
ることによって、従来は不可能であった「2つの流路に
同時に試料流を流して各々の流路を流れる粒子からの信
号を同時に検出し解析する」という測定が可能になる。
【0030】信号処理装置(20)では、各々の受光素子1
(14)・2(16)・3(18)からの信号が解析され、各粒子か
らの散乱光および蛍光データとして出力される。すなわ
ち、信号処理装置(20)に受光素子1(14)からの信号、受
光素子2(16)からの信号および受光素子3(18)からの信
号が入力されると、受光素子2(16)からの信号の強度と
受光素子3(18)からの信号の強度とを比較する。そし
て、たとえば受光素子2(16)からの信号の強度がより大
きい場合、その信号を粒子からのデータとして採用す
る。その結果、受光素子1(14)の信号と受光素子2(16)
の信号とが1組として処理され、最終的に一方の流路12
a を通過した被検粒子からのデータとして出力される。
(14)・2(16)・3(18)からの信号が解析され、各粒子か
らの散乱光および蛍光データとして出力される。すなわ
ち、信号処理装置(20)に受光素子1(14)からの信号、受
光素子2(16)からの信号および受光素子3(18)からの信
号が入力されると、受光素子2(16)からの信号の強度と
受光素子3(18)からの信号の強度とを比較する。そし
て、たとえば受光素子2(16)からの信号の強度がより大
きい場合、その信号を粒子からのデータとして採用す
る。その結果、受光素子1(14)の信号と受光素子2(16)
の信号とが1組として処理され、最終的に一方の流路12
a を通過した被検粒子からのデータとして出力される。
【0031】また、他方のノズル(22b) から流路12b へ
試料を流出させた場合にも同様にして信号を解析し、最
終的に流路12b を通過した被検粒子からのデータとして
出力する。
試料を流出させた場合にも同様にして信号を解析し、最
終的に流路12b を通過した被検粒子からのデータとして
出力する。
【0032】さらに、2つのノズル(22a・22b)から2つ
の流路(12a・12b)へ同時に試料流を流出させた場合に
も、同様にして試料流A1 からの信号と試料流B1 から
の信号とを別々に解析することができ、各々の流路を通
過した試料からのデータとして別々に出力する。このよ
うにして、1つの検出器内に同時に2つ以上の試料流
(A1 ・B1 )を流して各々の試料流(A1 ・B1 )か
らの信号を検出することが可能になる。
の流路(12a・12b)へ同時に試料流を流出させた場合に
も、同様にして試料流A1 からの信号と試料流B1 から
の信号とを別々に解析することができ、各々の流路を通
過した試料からのデータとして別々に出力する。このよ
うにして、1つの検出器内に同時に2つ以上の試料流
(A1 ・B1 )を流して各々の試料流(A1 ・B1 )か
らの信号を検出することが可能になる。
【0033】2つの流路(12a・12b)どうしの間隔が広い
場合には、受光素子2(16)で検出される信号の強度と受
光素子3(18)で検出される信号の強度とに大きな差があ
るため、受光素子2(16)の出力信号と受光素子3(18)の
出力信号とを比較すればどちらの流路(12a・12b)を流れ
た粒子による信号かの判別は容易である。しかし、2つ
の流路(12a・12b)どうしの間隔が狭くなるに従って受光
素子3(18)で検出される信号は強くなり、流路12a を流
れた粒子からの信号であるにもかかわらず、あたかも流
路12b を流れた粒子からの信号であるかのような強い信
号を検出するようになる。
場合には、受光素子2(16)で検出される信号の強度と受
光素子3(18)で検出される信号の強度とに大きな差があ
るため、受光素子2(16)の出力信号と受光素子3(18)の
出力信号とを比較すればどちらの流路(12a・12b)を流れ
た粒子による信号かの判別は容易である。しかし、2つ
の流路(12a・12b)どうしの間隔が狭くなるに従って受光
素子3(18)で検出される信号は強くなり、流路12a を流
れた粒子からの信号であるにもかかわらず、あたかも流
路12b を流れた粒子からの信号であるかのような強い信
号を検出するようになる。
【0034】このときでも、試料流が1本の場合または
2本の試料流を交互に流す場合には問題は生じない。し
かし、2本の試料流を同時に流す場合には、1つの試料
流から同時に2つの受光素子2(16)・3(18)に同じ信号
が検出されることになり偽データが生じることになる。
この場合には先に示した方法での信号処理が不可能にな
り、前記の方法で各々の信号を分別する必要がある。
2本の試料流を交互に流す場合には問題は生じない。し
かし、2本の試料流を同時に流す場合には、1つの試料
流から同時に2つの受光素子2(16)・3(18)に同じ信号
が検出されることになり偽データが生じることになる。
この場合には先に示した方法での信号処理が不可能にな
り、前記の方法で各々の信号を分別する必要がある。
【0035】信号処理装置(20)は、受光素子1(14)から
の信号、受光素子2(16)からの信号および受光素子3(1
8)からの信号が入力されると、受光素子1(14)内の2つ
の検出領域(A2 ・B2 )のどちらの領域で散乱信号を
検出したかを判別する。領域A2 からの信号を受光して
いると判断した場合には受光素子2(16)からの信号をホ
ールドして受光素子3(18)からの信号をクリアし、領域
B2 からの信号を受光していると判断した場合には受光
素子3(18)からの信号をホールドして受光素子2(16)か
らの信号をクリアする。
の信号、受光素子2(16)からの信号および受光素子3(1
8)からの信号が入力されると、受光素子1(14)内の2つ
の検出領域(A2 ・B2 )のどちらの領域で散乱信号を
検出したかを判別する。領域A2 からの信号を受光して
いると判断した場合には受光素子2(16)からの信号をホ
ールドして受光素子3(18)からの信号をクリアし、領域
B2 からの信号を受光していると判断した場合には受光
素子3(18)からの信号をホールドして受光素子2(16)か
らの信号をクリアする。
【0036】その後、受光素子1(14)からの信号と受光
素子2(16)からの信号とを1組とし、受光素子1(14)か
らの信号と受光素子3(18)からの信号とを1組としてそ
れぞれ処理し、最終的に、流路12a を通過した被検粒子
からのデータと流路12b を通過した被検粒子からのデー
タとを別々に出力する。
素子2(16)からの信号とを1組とし、受光素子1(14)か
らの信号と受光素子3(18)からの信号とを1組としてそ
れぞれ処理し、最終的に、流路12a を通過した被検粒子
からのデータと流路12b を通過した被検粒子からのデー
タとを別々に出力する。
【0037】このようにして、同時に2つの流路(12a・
12b)から試料を流出させた場合にも、各々の流路(12a・
12b)からの信号を正しく検出し測定することが可能とな
る。もし、2つの領域(A2 ・B2 )に同時に粒子が来
た場合には、いずれの側方散乱光データ(A3 ,B3 で
検出される信号)もデータにはしないとする。
12b)から試料を流出させた場合にも、各々の流路(12a・
12b)からの信号を正しく検出し測定することが可能とな
る。もし、2つの領域(A2 ・B2 )に同時に粒子が来
た場合には、いずれの側方散乱光データ(A3 ,B3 で
検出される信号)もデータにはしないとする。
【0038】実施例2 図5〜図8に、この発明に係る粒子分析装置の実施例2
の構成を示す。この実施例は、フローセル(32)中に1つ
の偏平な試料流路(32a) が設けられた粒子分析装置とし
ての粒子計数装置D2 を示している。すなわち、この粒
子計数装置D2では、フローセル(32)中の試料流路(32a)
の横断面形状を長辺が短辺の10倍以上の比を有した
長方形とし、フローセル(32)の前室部(32b) での流れの
収束方向を流路(32a) の長方形断面の短辺方向のみにす
ることによって、一方のみに収束される偏平なシース液
流を形成することを特徴としている。
の構成を示す。この実施例は、フローセル(32)中に1つ
の偏平な試料流路(32a) が設けられた粒子分析装置とし
ての粒子計数装置D2 を示している。すなわち、この粒
子計数装置D2では、フローセル(32)中の試料流路(32a)
の横断面形状を長辺が短辺の10倍以上の比を有した
長方形とし、フローセル(32)の前室部(32b) での流れの
収束方向を流路(32a) の長方形断面の短辺方向のみにす
ることによって、一方のみに収束される偏平なシース液
流を形成することを特徴としている。
【0039】フローセル(32)の詳細を図6〜図8に示
す。この構成では、2つのノズル(22a・22b)どうしの間
隔を1mm以上とすることによって、測定領域(32c) で
の2つの試料流(A1 ・B1 )の間隔を十分にとること
ができるとともに、試料流(A 1 ・B1 )を形成しても
試料の混合が生じることがなく、各々の試料流(A1 ・
B1 )中を流れる粒子を正確に測定することができる。
す。この構成では、2つのノズル(22a・22b)どうしの間
隔を1mm以上とすることによって、測定領域(32c) で
の2つの試料流(A1 ・B1 )の間隔を十分にとること
ができるとともに、試料流(A 1 ・B1 )を形成しても
試料の混合が生じることがなく、各々の試料流(A1 ・
B1 )中を流れる粒子を正確に測定することができる。
【0040】ここで、フローセルの形状を粒子計数装置
D2 におけるフローセル(32)よりもさらに横長の長方形
にすることによって、1つのフローセル中に3つ以上の
ノズルを配置することが容易になり、さらに異なる試料
流を同時に形成することが容易に実施できる。
D2 におけるフローセル(32)よりもさらに横長の長方形
にすることによって、1つのフローセル中に3つ以上の
ノズルを配置することが容易になり、さらに異なる試料
流を同時に形成することが容易に実施できる。
【0041】実施例3 図9に、この発明に係る粒子分析装置の実施例3の構成
を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計数
装置D3 を示している。すなわち、この粒子計数装置D
3 では、粒子からの信号を検出する3つの受光レンズ1
・2・3 (36・38・40) としてロッドタイプのレンズ
(セルフォックレンズ)を使用し、これらをフローセル
(42)の近傍に配置した構成を示している。
を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計数
装置D3 を示している。すなわち、この粒子計数装置D
3 では、粒子からの信号を検出する3つの受光レンズ1
・2・3 (36・38・40) としてロッドタイプのレンズ
(セルフォックレンズ)を使用し、これらをフローセル
(42)の近傍に配置した構成を示している。
【0042】図9では、3つの受光レンズ1・2・3
(36・38・40) のすべてをロッドレンズとした例を示し
ているが、受光レンズ2・3 (38・40) については従来
のレンズを使用することも可能である。その場合、受光
素子1(14)として先の実施例1・2に示した、2つの検
出領域(A2 ・B2 )を有した素子(図3参照)を使用
してもよいし、2つの受光素子を並列に配置してもよ
い。また、ロッドレンズを直接フローセル(42)に接着す
る方法も可能である。
(36・38・40) のすべてをロッドレンズとした例を示し
ているが、受光レンズ2・3 (38・40) については従来
のレンズを使用することも可能である。その場合、受光
素子1(14)として先の実施例1・2に示した、2つの検
出領域(A2 ・B2 )を有した素子(図3参照)を使用
してもよいし、2つの受光素子を並列に配置してもよ
い。また、ロッドレンズを直接フローセル(42)に接着す
る方法も可能である。
【0043】ここでは、受光レンズ1(36)として外径が
2mmのロッドレンズを2個並列に配置し、試料流の間
隔を2mmとすることによって、各々の試料流からの信
号を別々の受光レンズで受光するように配置している。
2mmのロッドレンズを2個並列に配置し、試料流の間
隔を2mmとすることによって、各々の試料流からの信
号を別々の受光レンズで受光するように配置している。
【0044】実施例1・2で示した従来型の受光レンズ
1(6) を使用する場合には、受光レンズ1(6) の口径と
開口数によって、1つのフローセル (12・32) 内に構成
できる試料流の数が制限されてしまう。たとえば、口径
10mmの受光レンズ1(6)を使用し、各々1mmの間
隔をあけて複数の試料流を形成する場合、理論上はおよ
そ10本の試料流が形成できることになるが、実際には
受光レンズ1(6) の外側に近づくに従ってレンズの集光
能力が低下してしまうために3〜5本の試料流を形成す
るのが限界である。
1(6) を使用する場合には、受光レンズ1(6) の口径と
開口数によって、1つのフローセル (12・32) 内に構成
できる試料流の数が制限されてしまう。たとえば、口径
10mmの受光レンズ1(6)を使用し、各々1mmの間
隔をあけて複数の試料流を形成する場合、理論上はおよ
そ10本の試料流が形成できることになるが、実際には
受光レンズ1(6) の外側に近づくに従ってレンズの集光
能力が低下してしまうために3〜5本の試料流を形成す
るのが限界である。
【0045】しかし、本実施例で示すロッドレンズを使
用すれば、各々の試料流に対して1個ずつの受光レンズ
1(36)を対応させて使用できる。その結果、5本以上の
試料流を同時に形成することが可能になり、さらに試料
流間の感度の違いを小さくすることができる。
用すれば、各々の試料流に対して1個ずつの受光レンズ
1(36)を対応させて使用できる。その結果、5本以上の
試料流を同時に形成することが可能になり、さらに試料
流間の感度の違いを小さくすることができる。
【0046】実施例4 図10に、この発明に係る粒子分析装置の実施例4の構
成を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計
数装置D4 を示している。すなわち、この粒子計数装置
D4 では、実施例3のロッドタイプの受光レンズ1(36)
で集光された検出光を光ファイバーによって伝達し受光
素子1(14)(14)に導くようにしたものである。検出光を
ファイバーで伝送することによって受光レンズ1(36)と
受光素子1(14)(14)の位置を任意に設定できるためシス
テム構成の自由度が向上し、装置の小型化が可能になる
と共に組立時の調整が簡略化できるという利点がある。
成を示す。この実施例は、粒子分析装置としての粒子計
数装置D4 を示している。すなわち、この粒子計数装置
D4 では、実施例3のロッドタイプの受光レンズ1(36)
で集光された検出光を光ファイバーによって伝達し受光
素子1(14)(14)に導くようにしたものである。検出光を
ファイバーで伝送することによって受光レンズ1(36)と
受光素子1(14)(14)の位置を任意に設定できるためシス
テム構成の自由度が向上し、装置の小型化が可能になる
と共に組立時の調整が簡略化できるという利点がある。
【0047】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る粒子分析装置
によれば、フローセルは、その内部を複数の試料流が所
定間隔をおいて並列状に流れるようにされ、フローセル
における各試料流からの前方散乱光を受ける受光部を有
する受光素子が受光レンズを介して設けられ、その受光
素子の受光部に、各試料流からの前方散乱光が互いに独
立して入射するようにされているので、複数の相異なる
試薬で処理した複数の試料を1つの検出器で同時に測定
できるようになる。したがって、処理試薬ごとに検出器
を設ける必要がなくなり装置が簡略化できるうえ、1つ
の検出器で、連続して測定する場合に比べて測定時間を
短縮することができる。
によれば、フローセルは、その内部を複数の試料流が所
定間隔をおいて並列状に流れるようにされ、フローセル
における各試料流からの前方散乱光を受ける受光部を有
する受光素子が受光レンズを介して設けられ、その受光
素子の受光部に、各試料流からの前方散乱光が互いに独
立して入射するようにされているので、複数の相異なる
試薬で処理した複数の試料を1つの検出器で同時に測定
できるようになる。したがって、処理試薬ごとに検出器
を設ける必要がなくなり装置が簡略化できるうえ、1つ
の検出器で、連続して測定する場合に比べて測定時間を
短縮することができる。
【0048】この発明の請求項2または請求項3に係る
粒子分析装置においても、請求項1に係る粒子分析装置
と同様の効果を奏する。
粒子分析装置においても、請求項1に係る粒子分析装置
と同様の効果を奏する。
【0049】この発明の請求項4または請求項5に係る
粒子分析装置によれば、1つの受光素子に試料流と同数
の複数の受光部が設けられ、または複数の受光素子に1
つずつの受光部が設けられているので、受光素子におけ
る受光部には、各試料流からの前方散乱光が互いに独立
して入射する。したがって、請求項1に係る粒子分析装
置と同様の効果を奏する。
粒子分析装置によれば、1つの受光素子に試料流と同数
の複数の受光部が設けられ、または複数の受光素子に1
つずつの受光部が設けられているので、受光素子におけ
る受光部には、各試料流からの前方散乱光が互いに独立
して入射する。したがって、請求項1に係る粒子分析装
置と同様の効果を奏する。
【0050】この発明の請求項6に係る粒子分析装置に
よれば、受光素子と受光レンズとの間に、受光レンズか
ら出た前方散乱光を遮蔽するための遮蔽板が配され、こ
の遮蔽板に、前記前方散乱光を受光素子の受光部に導く
ためのスリットが設けられているので、受光素子におけ
る受光部には、各試料流からの前方散乱光がより確実に
互いに独立して入射する。したがって、請求項1に係る
粒子分析装置における場合に比べてより顕著な効果を奏
する。
よれば、受光素子と受光レンズとの間に、受光レンズか
ら出た前方散乱光を遮蔽するための遮蔽板が配され、こ
の遮蔽板に、前記前方散乱光を受光素子の受光部に導く
ためのスリットが設けられているので、受光素子におけ
る受光部には、各試料流からの前方散乱光がより確実に
互いに独立して入射する。したがって、請求項1に係る
粒子分析装置における場合に比べてより顕著な効果を奏
する。
【0051】この発明の請求項7に係る粒子分析装置に
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、別の光(たとえば側方散乱光)を受光するための
別の受光素子が複数の試料流に対応して設けられ、前方
散乱光を用いてその別の受光素子で検出された信号をゲ
ーティングすることが可能になり、より使いやすい粒子
分析装置を得ることができる。
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、別の光(たとえば側方散乱光)を受光するための
別の受光素子が複数の試料流に対応して設けられ、前方
散乱光を用いてその別の受光素子で検出された信号をゲ
ーティングすることが可能になり、より使いやすい粒子
分析装置を得ることができる。
【0052】この発明の請求項8に係る粒子分析装置に
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、複数の試料中の各粒子から検出される前方散乱光
を利用して、どの試料流からの信号かを判別し複数の受
光素子の中から最適なものを選択して検出することが可
能になり、より使いやすい粒子分析装置を得ることがで
きる。
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、複数の試料中の各粒子から検出される前方散乱光
を利用して、どの試料流からの信号かを判別し複数の受
光素子の中から最適なものを選択して検出することが可
能になり、より使いやすい粒子分析装置を得ることがで
きる。
【0053】この発明の請求項9に係る粒子分析装置に
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、前処理段階やその他の段階などにおいて蛍光染料
で染色した複数の試料からの蛍光信号を検出することが
可能になり、より使いやすい粒子分析装置を得ることが
できる。
よれば、請求項1に係る粒子分析装置における効果に加
えて、前処理段階やその他の段階などにおいて蛍光染料
で染色した複数の試料からの蛍光信号を検出することが
可能になり、より使いやすい粒子分析装置を得ることが
できる。
【図1】この発明の実施例1に係る粒子分析装置の概略
構成を示す構成説明図。
構成を示す構成説明図。
【図2】その粒子分析装置の構成要素であるフローセル
の詳細な構成を示す構成説明図。
の詳細な構成を示す構成説明図。
【図3】その粒子分析装置の構成要素である、前方散乱
光を受ける受光素子の構成を示す構成説明図。
光を受ける受光素子の構成を示す構成説明図。
【図4】その粒子分析装置の構成要素である遮蔽板の構
成を示す構成説明図。
成を示す構成説明図。
【図5】この発明の実施例2に係る粒子分析装置の概略
構成を示す構成説明図。
構成を示す構成説明図。
【図6】その粒子分析装置の構成要素であるフローセル
の詳細な構成を示す構成説明図。
の詳細な構成を示す構成説明図。
【図7】そのフローセルの内部を正面から見た構成説明
図。
図。
【図8】そのフローセルの内部を側面から見た構成説明
図。
図。
【図9】この発明の実施例3に係る粒子分析装置の概略
構成を示す構成説明図。
構成を示す構成説明図。
【図10】この発明の実施例4に係る粒子分析装置の概
略構成を示す構成説明図。
略構成を示す構成説明図。
2 光源(レーザ) 4 集光レンズ 6 受光レンズ1 8 受光レンズ2 10 受光レンズ3 12 フローセル 12a 試料流路 12b 試料流路 14 受光素子1 16 受光素子2 18 受光素子3 20 信号処理装置 22a 試料ノズル 22b 試料ノズル 24 遮蔽板 28 ビームストッパ 32 フローセル 32a 試料流路 36 受光レンズ1 38 受光レンズ2 40 受光レンズ3 42 フローセル
Claims (9)
- 【請求項1】 フローセル中をシース液に囲まれて流れ
る試料に光を照射し試料中の粒子からの光を検出する粒
子分析装置において、 フローセルは、その内部を複数の試料流が所定間隔をお
いて並列状に流れるようにされ、 フローセルにおける各試料流からの前方散乱光を受ける
受光部を有する受光素子が受光レンズを介して設けら
れ、 その受光素子の受光部に、各試料流からの前方散乱光が
互いに独立して入射するようにされていることを特徴と
する粒子分析装置。 - 【請求項2】 フローセルに、複数の試料流が所定間隔
をおいて並列状に流れるようにするための隔壁が流れ方
向に沿って設けられている請求項1記載の粒子分析装
置。 - 【請求項3】 フローセルに、複数の試料流が所定間隔
をおいて並列状に流れるようにするための1つの偏平流
路が設けられている請求項1記載の粒子分析装置。 - 【請求項4】 受光素子が1つであり、その受光素子に
おける受光部が試料流と同数の複数である請求項1〜3
のいずれか1つに記載の粒子分析装置。 - 【請求項5】 受光素子が試料流と同数の複数であり、
各受光素子における受光部が1つである請求項1〜3の
いずれか1つに記載の粒子分析装置。 - 【請求項6】 受光素子と受光レンズとの間に、受光レ
ンズから出た前記前方散乱光を遮蔽するための遮蔽板が
配され、 この遮蔽板に、前記前方散乱光を受光素子の受光部に導
くためのスリットが設けられている請求項1〜5のいず
れか1つに記載の粒子分析装置。 - 【請求項7】 別の光を受光するための別の受光素子が
複数の試料流に対応して設けられ、前方散乱光を用いて
その別の受光素子で検出された信号をゲーティングする
ようにされてなる請求項1〜6のいずれか1つに記載の
粒子分析装置。 - 【請求項8】 複数の試料中の各粒子から検出される前
方散乱光を利用して、どの試料流からの信号かを判別し
複数の受光素子の中から最適なものを選択して検出する
ようにした請求項7記載の粒子分析装置。 - 【請求項9】 蛍光染料で染色した複数の試料からの蛍
光信号を検出するようにした請求項7記載の粒子分析装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217514A JPH0882588A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 粒子分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217514A JPH0882588A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 粒子分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882588A true JPH0882588A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16705431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6217514A Pending JPH0882588A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 粒子分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882588A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006004176A1 (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-12 | Tama-Tlo Corporation | 検体分析素子 |
| JP2006227013A (ja) * | 1998-05-14 | 2006-08-31 | Luminex Corp | フローアナライザー及び多重分析物診断システム |
| US9513206B2 (en) | 2013-03-29 | 2016-12-06 | Sysmex Corporation | Particle measuring apparatus |
| US20240230510A9 (en) * | 2021-02-23 | 2024-07-11 | Cellular Highways Ltd | Optical particle analyser with illumination at an oblique angle onto a non-transparent microfluidic chip |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP6217514A patent/JPH0882588A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006227013A (ja) * | 1998-05-14 | 2006-08-31 | Luminex Corp | フローアナライザー及び多重分析物診断システム |
| WO2006004176A1 (ja) * | 2004-07-01 | 2006-01-12 | Tama-Tlo Corporation | 検体分析素子 |
| JPWO2006004176A1 (ja) * | 2004-07-01 | 2008-04-24 | タマティーエルオー株式会社 | 検体分析素子 |
| JP4565205B2 (ja) * | 2004-07-01 | 2010-10-20 | タマティーエルオー株式会社 | 検体分析素子 |
| US9513206B2 (en) | 2013-03-29 | 2016-12-06 | Sysmex Corporation | Particle measuring apparatus |
| US10094760B2 (en) | 2013-03-29 | 2018-10-09 | Sysmex Corporation | Particle measuring apparatus |
| US20240230510A9 (en) * | 2021-02-23 | 2024-07-11 | Cellular Highways Ltd | Optical particle analyser with illumination at an oblique angle onto a non-transparent microfluidic chip |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7161665B2 (en) | High resolution imaging fountain flow cytometry | |
| EP1091205B1 (de) | Spektralphotometrische und nephelometrische Detektionseinheit | |
| EP0736765B1 (en) | Particle analyzer with spatially split wavelength filter | |
| JP3352092B2 (ja) | 分子特性解析の方法及び装置 | |
| US5644388A (en) | Imaging flow cytometer nearly simultaneously capturing a plurality of images | |
| EP0160568B1 (en) | Methods and apparatus for analysis of particles and cells | |
| CN110226082B (zh) | 具有多个强度峰值设计的流式细胞仪 | |
| JP4309107B2 (ja) | 溶解度測定用のフローセルシステム | |
| JPS61280548A (ja) | 粒子解析装置 | |
| JPH0882588A (ja) | 粒子分析装置 | |
| WO1991003725A1 (en) | Combined optical train for laser spectroscopy | |
| JPH0224535A (ja) | 粒子解析装置 | |
| US20230168178A1 (en) | Methods, apparatus, and systems for an optical fiber forward scatter channel in flow cytometers | |
| JPH02176562A (ja) | 分析装置 | |
| JPS6244650A (ja) | 粒子解析装置 | |
| JPS61221633A (ja) | フローサイトメータ | |
| JPH03154850A (ja) | 検体検査装置 | |
| EP3821227B1 (en) | System, apparatus and method for off-axis illumination in flow cytometry | |
| JP2749912B2 (ja) | 検体測定装置及び検体測定方法 | |
| JPH03221837A (ja) | 検体測定方法及び検体測定装置 | |
| JPS6244649A (ja) | 粒子解析装置 | |
| JPS59102139A (ja) | 血球カウンタ | |
| RU2079131C1 (ru) | Устройство для анализа биологических объектов | |
| JPH0313847A (ja) | 光学式粒子分析装置 | |
| JPS62153758A (ja) | フロ−サイトメ−タによる網状赤血球測定方法 |