JPH0882691A - 原子炉出力領域モニタ - Google Patents
原子炉出力領域モニタInfo
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- JPH0882691A JPH0882691A JP6219206A JP21920694A JPH0882691A JP H0882691 A JPH0882691 A JP H0882691A JP 6219206 A JP6219206 A JP 6219206A JP 21920694 A JP21920694 A JP 21920694A JP H0882691 A JPH0882691 A JP H0882691A
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- lprm
- detector
- neutron flux
- gamma
- reactor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Measurement Of Radiation (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、LPRM測定値の妥当性について確
認し常時LPRM検出器の健全性を確認することを目的
とする。 【構成】原子炉1内に設置され炉内中性子束に応じた出
力信号を発生するLPRM検出器11と、このLPRM
検出器11の感度校正のために炉1内に設置されるガン
マサーモ検出器12と、前記LPRM検出器11からの
信号により炉内中性子束を測定するLPRM測定装置1
4と、前記ガンマサーモ検出器12の出力により前記L
PRM検出器11の感度校正のために炉内中性子束を測
定するガンマサーモ測定装置16とを有する原子炉出力
領域モニタにおいて、前記LPRM測定装置14で測定
された中性子束測定値と、前記ガンマサーモ測定装置1
6で測定された中性子束測定値との偏差に基づいて前記
LPRM検出器11の健全性を確認する比較判定手段1
9を備えた。
認し常時LPRM検出器の健全性を確認することを目的
とする。 【構成】原子炉1内に設置され炉内中性子束に応じた出
力信号を発生するLPRM検出器11と、このLPRM
検出器11の感度校正のために炉1内に設置されるガン
マサーモ検出器12と、前記LPRM検出器11からの
信号により炉内中性子束を測定するLPRM測定装置1
4と、前記ガンマサーモ検出器12の出力により前記L
PRM検出器11の感度校正のために炉内中性子束を測
定するガンマサーモ測定装置16とを有する原子炉出力
領域モニタにおいて、前記LPRM測定装置14で測定
された中性子束測定値と、前記ガンマサーモ測定装置1
6で測定された中性子束測定値との偏差に基づいて前記
LPRM検出器11の健全性を確認する比較判定手段1
9を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉の中性子束を測
定して出力領域を監視する出力領域モニタに係り、さら
に詳しくはLPRM検出器の感度を校正するためのガン
マサーモ検出器が炉内に設置された出力領域モニタに関
する。
定して出力領域を監視する出力領域モニタに係り、さら
に詳しくはLPRM検出器の感度を校正するためのガン
マサーモ検出器が炉内に設置された出力領域モニタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来の出力領域モニタの概要を示
す。原子炉1内には多数のLPRM検出器2が設置さ
れ、各LPRM検出器2から周囲の中性子束に比例した
電流が出力される。出力領域モニタは、各LPRM検出
器2の出力をケーブル3を介してLPRM測定部4に入
力し炉内中性子束の測定値に変換する。LPRM測定部
4から出力される中性子束測定値は指示手段5に表示さ
れて炉内中性子束の監視に利用されると共に、上限判定
部6へ入力される。上限判定部6では、上限設定部7か
ら設定されている上限値と中性子束測定値とを比較し、
中性子束測定値が上限値を越えた場合に中性子束高警報
8を発っする。この中性子束高警報8により中性子束が
異常に増加した事をオペレータに報知している。
す。原子炉1内には多数のLPRM検出器2が設置さ
れ、各LPRM検出器2から周囲の中性子束に比例した
電流が出力される。出力領域モニタは、各LPRM検出
器2の出力をケーブル3を介してLPRM測定部4に入
力し炉内中性子束の測定値に変換する。LPRM測定部
4から出力される中性子束測定値は指示手段5に表示さ
れて炉内中性子束の監視に利用されると共に、上限判定
部6へ入力される。上限判定部6では、上限設定部7か
ら設定されている上限値と中性子束測定値とを比較し、
中性子束測定値が上限値を越えた場合に中性子束高警報
8を発っする。この中性子束高警報8により中性子束が
異常に増加した事をオペレータに報知している。
【0003】ところで、一般的にLPRM検出器2は核
分裂計数管で構成されているが、この種の検出器は時間
の経過と共に感度が変化するため、実際のプラントでは
LPRM検出器の健全性を確認するため定期的にプラト
ー測定(検出器の高圧を変化させて電流を測定)等を実
施している。しかし、出力領域モニタとしての欠測を防
止するため同時にプラトー測定を実施できる検出器数に
は制限が設けられている。
分裂計数管で構成されているが、この種の検出器は時間
の経過と共に感度が変化するため、実際のプラントでは
LPRM検出器の健全性を確認するため定期的にプラト
ー測定(検出器の高圧を変化させて電流を測定)等を実
施している。しかし、出力領域モニタとしての欠測を防
止するため同時にプラトー測定を実施できる検出器数に
は制限が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の出
力領域モニタは、LPRM検出器の健全性を確認するた
めにLPRM検出器を一時的に止めて感度校正(プラト
ー測定)等を行わなければならず煩雑な作業を必要とし
た。また、実際に中性子束高警報8が発っせられたとし
ても、中性子束が上昇したことに起因するのか、或いは
LPRM検出器に故障が発生したためなのか判断が困難
であった。
力領域モニタは、LPRM検出器の健全性を確認するた
めにLPRM検出器を一時的に止めて感度校正(プラト
ー測定)等を行わなければならず煩雑な作業を必要とし
た。また、実際に中性子束高警報8が発っせられたとし
ても、中性子束が上昇したことに起因するのか、或いは
LPRM検出器に故障が発生したためなのか判断が困難
であった。
【0005】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、LPRM測定値の妥当性について確認する
事により常時LPRM検出器の健全性を確認する事がで
き、LPRM検出器異常による上限誤警報が発生する前
に検出器異常の兆候を検出する事ができる原子炉出力領
域モニタを提供することを目的とする。
れたもので、LPRM測定値の妥当性について確認する
事により常時LPRM検出器の健全性を確認する事がで
き、LPRM検出器異常による上限誤警報が発生する前
に検出器異常の兆候を検出する事ができる原子炉出力領
域モニタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、原子炉内に設置され炉内中性子束に応
じた出力信号を発生するLPRM検出器と、このLPR
M検出器の感度校正のために炉内に設置されるガンマサ
ーモ検出器と、前記LPRM検出器からの信号により炉
内中性子束を測定するLPRM測定装置と、前記ガンマ
サーモ検出器の出力により前記LPRM検出器の感度校
正のために炉内中性子束を測定するガンマサーモ測定装
置とを有する原子炉出力領域モニタにおいて、前記LP
RM測定装置で測定された中性子束測定値と、前記ガン
マサーモ測定装置で測定された中性子束測定値との偏差
に基づいて前記LPRM検出器の健全性を確認する比較
判定手段を備える構成とした。
成するために以下のような手段を講じた。請求項1に対
応する本発明は、原子炉内に設置され炉内中性子束に応
じた出力信号を発生するLPRM検出器と、このLPR
M検出器の感度校正のために炉内に設置されるガンマサ
ーモ検出器と、前記LPRM検出器からの信号により炉
内中性子束を測定するLPRM測定装置と、前記ガンマ
サーモ検出器の出力により前記LPRM検出器の感度校
正のために炉内中性子束を測定するガンマサーモ測定装
置とを有する原子炉出力領域モニタにおいて、前記LP
RM測定装置で測定された中性子束測定値と、前記ガン
マサーモ測定装置で測定された中性子束測定値との偏差
に基づいて前記LPRM検出器の健全性を確認する比較
判定手段を備える構成とした。
【0007】請求項2に対応する本発明は、前記比較判
定手段を、前記LPRM測定装置で測定した中性子束測
定値を表すLPRM信号を前記ガンマサーモ検出器の応
答遅れに対応した遅れ関数にて処理する遅れ関数手段
と、この遅れ関数手段から出力されるLPRM信号と前
記ガンマサーモ測定装置で測定した中性子束測定値を表
すガンマサーモ信号との偏差を検出する偏差算出手段
と、予め設定された上限値と前記偏差算出手段で検出さ
れた偏差とを比較して偏差が上限値を越えたならば前記
LPRM検出器が異常である旨の警報を発生する比較手
段とから構成した。
定手段を、前記LPRM測定装置で測定した中性子束測
定値を表すLPRM信号を前記ガンマサーモ検出器の応
答遅れに対応した遅れ関数にて処理する遅れ関数手段
と、この遅れ関数手段から出力されるLPRM信号と前
記ガンマサーモ測定装置で測定した中性子束測定値を表
すガンマサーモ信号との偏差を検出する偏差算出手段
と、予め設定された上限値と前記偏差算出手段で検出さ
れた偏差とを比較して偏差が上限値を越えたならば前記
LPRM検出器が異常である旨の警報を発生する比較手
段とから構成した。
【0008】請求項3に対応する本発明は、前記比較判
定手段が、前記LPRM測定装置で測定した中性子束測
定値を表すLPRM信号と前記ガンマサーモ測定装置で
測定した中性子束測定値を表すガンマサーモ信号との偏
差を監視し、この偏差が一定値よりも大きい状態の継続
時間を測定し、この継続時間によりLPRM検出器の異
常か否かを判定することを特徴とする。
定手段が、前記LPRM測定装置で測定した中性子束測
定値を表すLPRM信号と前記ガンマサーモ測定装置で
測定した中性子束測定値を表すガンマサーモ信号との偏
差を監視し、この偏差が一定値よりも大きい状態の継続
時間を測定し、この継続時間によりLPRM検出器の異
常か否かを判定することを特徴とする。
【0009】請求項4に対応する本発明は、原子炉内に
設置され炉内中性子束に応じた出力信号を発生するLP
RM検出器と、このLPRM検出器の感度校正のために
炉内に設置されるガンマサーモ検出器と、前記LPRM
検出器からの信号により炉内中性子束を測定するLPR
M測定装置と、前記ガンマサーモ検出器の出力により前
記LPRM検出器の感度校正のために炉内中性子束を測
定するガンマサーモ測定装置と、前記LPRM測定装置
で測定した中性子束測定値とLPRM上限値とを比較し
て中性子束測定値がLPRM上限値を越えたときに中性
子束高警報を発生するLPRM上限判定部とを有する原
子炉出力領域モニタにおいて、前記中性子束高警報が発
生したとき前記ガンマサーモ測定装置の出力データを保
存するデータ保存手段を具備する構成とした。
設置され炉内中性子束に応じた出力信号を発生するLP
RM検出器と、このLPRM検出器の感度校正のために
炉内に設置されるガンマサーモ検出器と、前記LPRM
検出器からの信号により炉内中性子束を測定するLPR
M測定装置と、前記ガンマサーモ検出器の出力により前
記LPRM検出器の感度校正のために炉内中性子束を測
定するガンマサーモ測定装置と、前記LPRM測定装置
で測定した中性子束測定値とLPRM上限値とを比較し
て中性子束測定値がLPRM上限値を越えたときに中性
子束高警報を発生するLPRM上限判定部とを有する原
子炉出力領域モニタにおいて、前記中性子束高警報が発
生したとき前記ガンマサーモ測定装置の出力データを保
存するデータ保存手段を具備する構成とした。
【0010】請求項5に対応する本発明は、前記ガンマ
サーモ測定装置の入力段に設けられ中性子束高警報信号
に基づいて前記ガンマサーモ測定装置に入力すべきガン
マサーモ検出器の出力を選択する入力選択手段を具備す
る構成とした。
サーモ測定装置の入力段に設けられ中性子束高警報信号
に基づいて前記ガンマサーモ測定装置に入力すべきガン
マサーモ検出器の出力を選択する入力選択手段を具備す
る構成とした。
【0011】
【作用】本発明は、以上のような手段を講じたことによ
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、LPRM測定装置で測定された中性子束測定
値とガンマサーモ測定装置で測定された中性子束測定値
とが比較判定手段へ入力される。そして比較判定手段
で、両者の偏差が求められ、その偏差の大きさに基づい
てLPRM検出器の健全性が判断される。LPRM検出
器及びガンマサーモ検出器が正常の時の偏差を基準値と
して設定しておき、測定される偏差が基準値から離れる
ほどLPRM検出器が健全度が低いと判断できる。
り次のような作用を奏する。請求項1に対応する本発明
によれば、LPRM測定装置で測定された中性子束測定
値とガンマサーモ測定装置で測定された中性子束測定値
とが比較判定手段へ入力される。そして比較判定手段
で、両者の偏差が求められ、その偏差の大きさに基づい
てLPRM検出器の健全性が判断される。LPRM検出
器及びガンマサーモ検出器が正常の時の偏差を基準値と
して設定しておき、測定される偏差が基準値から離れる
ほどLPRM検出器が健全度が低いと判断できる。
【0012】請求項2に対応する本発明によれば、LP
RM測定装置で測定した中性子束測定値を表すLPRM
信号が遅れ関数手段に入力してガンマサーモ検出器の応
答遅れに対応した遅れ関数にて処理される。この遅れ関
数手段から出力されるLPRM信号は偏差算出手段へ入
力される。この偏差算出手段にはガンマサーモ測定装置
で測定した中性子束測定値を表すガンマサーモ信号が入
力され、両者の偏差が検出される。
RM測定装置で測定した中性子束測定値を表すLPRM
信号が遅れ関数手段に入力してガンマサーモ検出器の応
答遅れに対応した遅れ関数にて処理される。この遅れ関
数手段から出力されるLPRM信号は偏差算出手段へ入
力される。この偏差算出手段にはガンマサーモ測定装置
で測定した中性子束測定値を表すガンマサーモ信号が入
力され、両者の偏差が検出される。
【0013】ここで、LPRM信号は遅れ関数手段にて
ガンマサーモ検出器の応答遅れに対応した遅れ関数にて
処理されているので、LPRM検出器に異常がなければ
両者の偏差はほぼ零となる。従って、比較手段では上限
値と偏差とを比較して偏差が上限値を越えたならばLP
RM検出器が異常である旨の警報を発生する。
ガンマサーモ検出器の応答遅れに対応した遅れ関数にて
処理されているので、LPRM検出器に異常がなければ
両者の偏差はほぼ零となる。従って、比較手段では上限
値と偏差とを比較して偏差が上限値を越えたならばLP
RM検出器が異常である旨の警報を発生する。
【0014】請求項3に対応する本発明によれば、LP
RM信号とガンマサーモ信号との偏差が一定値よりも大
きい状態の継続時間が測定され、この継続時間によりL
PRM検出器の異常か否かが判定される。原子炉内中性
子束が瞬間的に増加するような場合は、一時的に偏差が
大きくなるが直ぐに元の状態に戻ってしまう。このよう
な場合には、その都度中性子束高警報が発生られること
になるが、オペレータ側ではどのような原因で警報が発
せられたのか判断することができない。本発明では、偏
差大の継続時間を監視しているので、原子炉内中性子束
の突変とLPRM検出器の異常と区別することができ
る。
RM信号とガンマサーモ信号との偏差が一定値よりも大
きい状態の継続時間が測定され、この継続時間によりL
PRM検出器の異常か否かが判定される。原子炉内中性
子束が瞬間的に増加するような場合は、一時的に偏差が
大きくなるが直ぐに元の状態に戻ってしまう。このよう
な場合には、その都度中性子束高警報が発生られること
になるが、オペレータ側ではどのような原因で警報が発
せられたのか判断することができない。本発明では、偏
差大の継続時間を監視しているので、原子炉内中性子束
の突変とLPRM検出器の異常と区別することができ
る。
【0015】請求項4に対応する本発明によれば、中性
子束高警報が発生したときだけガンマサーモ測定装置の
出力データがデータ保存手段へ保存される。請求項5に
対応する本発明によれば、ガンマサーモ測定装置の入力
段に設けられ入力選択手段が、LPRM上限判定部から
中性子束高警報信号が発生したときにガンマサーモ測定
装置に入力すべきガンマサーモ検出器の出力を選択す
る。そして入力選択手段で選択されたガンマサーモ検出
器の出力のみがガンマサーモ測定装置でガンマサーモ信
号に変換されデータ保存手段へ保存される。
子束高警報が発生したときだけガンマサーモ測定装置の
出力データがデータ保存手段へ保存される。請求項5に
対応する本発明によれば、ガンマサーモ測定装置の入力
段に設けられ入力選択手段が、LPRM上限判定部から
中性子束高警報信号が発生したときにガンマサーモ測定
装置に入力すべきガンマサーモ検出器の出力を選択す
る。そして入力選択手段で選択されたガンマサーモ検出
器の出力のみがガンマサーモ測定装置でガンマサーモ信
号に変換されデータ保存手段へ保存される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の第1実施例に係る出力領域モニタの機能
ブロック図である。原子炉1内に設置された検出器集合
体10には、複数のLPRM検出器11a〜11d及び
ガンマサーモ検出器12a〜12dが収納されている。
ガンマサーモ検出器12a〜12dは各LPRM検出器
11a〜11dの近傍にそれぞれ対応して設けられてお
り、常時炉内に固定されている。各LPRM検出器11
a〜11dの出力はケーブル13を介してLPRM測定
部14へ入力され、各ガンマサーモ検出器12a〜12
dの出力はケーブル15を介してガンマサーモ測定部1
6へ入力される。
1は、本発明の第1実施例に係る出力領域モニタの機能
ブロック図である。原子炉1内に設置された検出器集合
体10には、複数のLPRM検出器11a〜11d及び
ガンマサーモ検出器12a〜12dが収納されている。
ガンマサーモ検出器12a〜12dは各LPRM検出器
11a〜11dの近傍にそれぞれ対応して設けられてお
り、常時炉内に固定されている。各LPRM検出器11
a〜11dの出力はケーブル13を介してLPRM測定
部14へ入力され、各ガンマサーモ検出器12a〜12
dの出力はケーブル15を介してガンマサーモ測定部1
6へ入力される。
【0017】なお、各LPRM検出器11a〜11dは
核分裂計数管で構成されており、検出器内核物質の電離
作用を利用して中性子束の検出を行っている。また、ガ
ンマサーモ検出器12a〜12dは熱電対から構成され
ており、炉内放射線によるガンマ発熱を利用して熱中性
子束の検出を行っている。ガンマサーモ検出器は、核分
裂計数管に比べて感度の経年変化が小さい特徴があり、
LPRM検出器の感度校正のために原子炉内に固定設置
している。ガンマサーモ検出器による感度校正の詳細に
ついては特願平2−150105号に記載されている。
核分裂計数管で構成されており、検出器内核物質の電離
作用を利用して中性子束の検出を行っている。また、ガ
ンマサーモ検出器12a〜12dは熱電対から構成され
ており、炉内放射線によるガンマ発熱を利用して熱中性
子束の検出を行っている。ガンマサーモ検出器は、核分
裂計数管に比べて感度の経年変化が小さい特徴があり、
LPRM検出器の感度校正のために原子炉内に固定設置
している。ガンマサーモ検出器による感度校正の詳細に
ついては特願平2−150105号に記載されている。
【0018】LPRM測定部14の出力はLPRM上限
判定部17に入力され、ここで上限設定部18の値と比
較され、これを越えた場合に中性子束高警報を発する。
またLPRM測定部14の出力(LPRM信号)及びガ
ンマサーモ測定部16の出力(ガンマサーモ信号)は警
報判定部19に入力される。
判定部17に入力され、ここで上限設定部18の値と比
較され、これを越えた場合に中性子束高警報を発する。
またLPRM測定部14の出力(LPRM信号)及びガ
ンマサーモ測定部16の出力(ガンマサーモ信号)は警
報判定部19に入力される。
【0019】警報判定部19は、例えばマイクロプロセ
ッサを使用したデータ処理装置またはアナログ演算器か
らなる。図2は、警報判定部19の具体的な構成を示す
図である。警報判定部19は、LPRM測定部14から
LPRM信号が入力する遅れ関数回路21、遅れ関数回
路21の出力及びガンマサーモ測定部16からのガンマ
サーモ信号が入力する偏差算出部22、偏差算出部22
の出力段に設けられた比較部23、比較部23に偏差の
上限値を設定する偏差大設定部24から構成されてい
る。
ッサを使用したデータ処理装置またはアナログ演算器か
らなる。図2は、警報判定部19の具体的な構成を示す
図である。警報判定部19は、LPRM測定部14から
LPRM信号が入力する遅れ関数回路21、遅れ関数回
路21の出力及びガンマサーモ測定部16からのガンマ
サーモ信号が入力する偏差算出部22、偏差算出部22
の出力段に設けられた比較部23、比較部23に偏差の
上限値を設定する偏差大設定部24から構成されてい
る。
【0020】遅れ関数回路21は、アナログフィルタや
DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)等から構成さ
れ、LPRM測定系に対するガンマサーモ測定系の時間
遅れにより決定される遅れ関数が設定されている。偏差
算出部22は、遅れ関数回路21の出力とガンマサーモ
信号との偏差を検出する回路である。比較部23は、偏
差算出部22から出力される偏差と設定値とを比較して
偏差大の場合に“LPRM検出器異常警報”を発する。
DSP(ディジタルシグナルプロセッサ)等から構成さ
れ、LPRM測定系に対するガンマサーモ測定系の時間
遅れにより決定される遅れ関数が設定されている。偏差
算出部22は、遅れ関数回路21の出力とガンマサーモ
信号との偏差を検出する回路である。比較部23は、偏
差算出部22から出力される偏差と設定値とを比較して
偏差大の場合に“LPRM検出器異常警報”を発する。
【0021】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について、図3及び図4を参照して説明する。LP
RM検出器11a〜11dから炉内の中性子束に比例し
た電流が出力され、また各LPRM検出器11a〜11
dの近傍の熱中性子束を検出しているガンマサーモ検出
器12a〜12dから熱中性子束に比例した電流が出力
される。
動作について、図3及び図4を参照して説明する。LP
RM検出器11a〜11dから炉内の中性子束に比例し
た電流が出力され、また各LPRM検出器11a〜11
dの近傍の熱中性子束を検出しているガンマサーモ検出
器12a〜12dから熱中性子束に比例した電流が出力
される。
【0022】ここで、LPRM検出器11a〜11dは
中性子照射による検出器内核物質の電離作用を利用して
いるため非常に応答性に優れている。そのためLPRM
検出器11からの信号を処理したLPRM測定部14か
ら出力されるLPRM信号(A)は図3,図4に示すよ
うに垂直に立ち上がる。
中性子照射による検出器内核物質の電離作用を利用して
いるため非常に応答性に優れている。そのためLPRM
検出器11からの信号を処理したLPRM測定部14か
ら出力されるLPRM信号(A)は図3,図4に示すよ
うに垂直に立ち上がる。
【0023】一方、ガンマサーモ検出器12a〜12d
は炉内放射線によるガンマ発熱を利用しているため感度
変化が小さい代わりに応答性が低い。そのためガンマサ
ーモ検出器12からの信号を処理したガンマサーモ測定
部16から出力されるガンマサーモ信号(B)は図3,
図4に示すように曲線状に徐々に飽和レベルに達するよ
うに立ち上がる。
は炉内放射線によるガンマ発熱を利用しているため感度
変化が小さい代わりに応答性が低い。そのためガンマサ
ーモ検出器12からの信号を処理したガンマサーモ測定
部16から出力されるガンマサーモ信号(B)は図3,
図4に示すように曲線状に徐々に飽和レベルに達するよ
うに立ち上がる。
【0024】図3には、原子炉内中性子束が実際に増加
した際の各信号波形を示している。原子炉内中性子束が
増加すると、その近傍に設置されているLPRM検出器
11及びガンマサーモ検出器12で同時に中性子束の増
加が検出される。LPRM信号(A)は上記したように
応答性が極めて速いため直ちに追従するが、ガンマサー
モ信号(B)は立ち上がりが緩やかな(図の例では一次
遅れ)出力となる。
した際の各信号波形を示している。原子炉内中性子束が
増加すると、その近傍に設置されているLPRM検出器
11及びガンマサーモ検出器12で同時に中性子束の増
加が検出される。LPRM信号(A)は上記したように
応答性が極めて速いため直ちに追従するが、ガンマサー
モ信号(B)は立ち上がりが緩やかな(図の例では一次
遅れ)出力となる。
【0025】LPRM測定部14から出力されたLPR
M信号(A)は遅れ関数回路21へ入力すると一次遅れ
関数によりガンマサーモ信号(B)と同様の立ち上がり
曲線に変換される。ここで、遅れ関数回路21には、L
PRM信号(A)の矩形波的な立ち上がりをガンマサー
モ信号(B)と同様の立ち上がり曲線となるような遅れ
関数を予め設定しておく。
M信号(A)は遅れ関数回路21へ入力すると一次遅れ
関数によりガンマサーモ信号(B)と同様の立ち上がり
曲線に変換される。ここで、遅れ関数回路21には、L
PRM信号(A)の矩形波的な立ち上がりをガンマサー
モ信号(B)と同様の立ち上がり曲線となるような遅れ
関数を予め設定しておく。
【0026】従って、偏差算出部22には同時にガンマ
サーモ信号(B)と、ガンマサーモ信号(B)とほぼ同
様の立ち上がり曲線に変換されたLPRM信号(C)が
入力する。この場合は、両者の偏差(D)は零(または
非常に小さい値)となる。
サーモ信号(B)と、ガンマサーモ信号(B)とほぼ同
様の立ち上がり曲線に変換されたLPRM信号(C)が
入力する。この場合は、両者の偏差(D)は零(または
非常に小さい値)となる。
【0027】比較部23では、偏差(D)≧偏差設定値
(E)の条件が成立するか否か判断する。この場合に
は、偏差(D)はほぼ零に近いため条件は成立せず、従
ってLPRM検出器異常警報も発生されない。
(E)の条件が成立するか否か判断する。この場合に
は、偏差(D)はほぼ零に近いため条件は成立せず、従
ってLPRM検出器異常警報も発生されない。
【0028】一方、LPRM測定部14から出力された
LPRM信号(A)はLPRM上限判定部17へも入力
され、高速に中性子束高警報が発生させられる。図4
は、LPRM検出器の異常によりLPRM検出器電流が
増加(または減少)した場合の例を示している。
LPRM信号(A)はLPRM上限判定部17へも入力
され、高速に中性子束高警報が発生させられる。図4
は、LPRM検出器の異常によりLPRM検出器電流が
増加(または減少)した場合の例を示している。
【0029】この場合、LPRM検出器の異常によりL
PRM信号側(A)(C)は図3に示す場合と同様に変
化しているが、ガンマサーモ信号(B)は実際に中性子
束が変化していないため全く変化しない。よって、偏差
算出部22では、零状態のガンマサーモ信号(B)と異
常により立ち上げられているLPRM信号(C)との差
分を算出するため、偏差(D)は大きな値となる。その
結果、比較部23では偏差(D)≧基準値(E)の条件
が成立し、LPRM検出器異常警報出力(F)がONと
なる。
PRM信号側(A)(C)は図3に示す場合と同様に変
化しているが、ガンマサーモ信号(B)は実際に中性子
束が変化していないため全く変化しない。よって、偏差
算出部22では、零状態のガンマサーモ信号(B)と異
常により立ち上げられているLPRM信号(C)との差
分を算出するため、偏差(D)は大きな値となる。その
結果、比較部23では偏差(D)≧基準値(E)の条件
が成立し、LPRM検出器異常警報出力(F)がONと
なる。
【0030】なお、ガンマサーモ検出器は熱電対であり
標準的に設置されたバーンアウト回路等によ容易にり健
全性を確認することができる。このように本実施例によ
れば、LPRM測定部14から出力されるLPRM信号
とガンマサーモ測定部16から出力されるガンマサーモ
信号とを比較するようにしたので、LPRM測定値の妥
当性を判断でき、LPRM検出器11の健全性を常に監
視することができる。また、LPRM検出器異常による
上限警報(中性子束高警報)が出る前に検出器異常の兆
候を知る事も可能である。さらに、LPRM測定値の妥
当生をも常時監視する事ができることから、回路系の異
常検出器以外の健全性も常時確認できる。
標準的に設置されたバーンアウト回路等によ容易にり健
全性を確認することができる。このように本実施例によ
れば、LPRM測定部14から出力されるLPRM信号
とガンマサーモ測定部16から出力されるガンマサーモ
信号とを比較するようにしたので、LPRM測定値の妥
当性を判断でき、LPRM検出器11の健全性を常に監
視することができる。また、LPRM検出器異常による
上限警報(中性子束高警報)が出る前に検出器異常の兆
候を知る事も可能である。さらに、LPRM測定値の妥
当生をも常時監視する事ができることから、回路系の異
常検出器以外の健全性も常時確認できる。
【0031】次に、本発明の第2実施例について図5及
び図6を参照して説明する。本実施例は、LPRM測定
部14から出力されるLPRM信号とガンマサーモ測定
部16から出力されるガンマサーモ信号との偏差を求
め、その偏差の継続時間に応じて発生する警報の種別を
異ならせるようにしている。
び図6を参照して説明する。本実施例は、LPRM測定
部14から出力されるLPRM信号とガンマサーモ測定
部16から出力されるガンマサーモ信号との偏差を求
め、その偏差の継続時間に応じて発生する警報の種別を
異ならせるようにしている。
【0032】すなわち、LPRM値とガンマサーモ値と
の偏差が大である状態の継続時間Eを求め、その継続時
間Eに基づいて以下に示すイ),ロ)の処理を実施す
る。 イ)図5に示すように、継続時間Eがある一定時間以上
(この継続時間限界値は先述のガンマサーモ測定系の時
間遅れを考慮して設定される)の場合は、LPRM検出
器に何等かの異常があると判定し検出器異常警報を発す
る。
の偏差が大である状態の継続時間Eを求め、その継続時
間Eに基づいて以下に示すイ),ロ)の処理を実施す
る。 イ)図5に示すように、継続時間Eがある一定時間以上
(この継続時間限界値は先述のガンマサーモ測定系の時
間遅れを考慮して設定される)の場合は、LPRM検出
器に何等かの異常があると判定し検出器異常警報を発す
る。
【0033】ロ)図6に示すように、継続時間Eがある
一定時間以内(ガンマサーモ測定系では追従不可能なよ
うなパルス的な変化)の場合は、LPRM検出器異常の
可能性及び実際に中性子束がパルス状に上昇した可能性
の両者が考えられるとして、別の種類の警報を発する。
一定時間以内(ガンマサーモ測定系では追従不可能なよ
うなパルス的な変化)の場合は、LPRM検出器異常の
可能性及び実際に中性子束がパルス状に上昇した可能性
の両者が考えられるとして、別の種類の警報を発する。
【0034】このような本実施例によれば、LPRM検
出器異常の可能性が極めて高い場合と、単なる中性子束
の突変又はLPRM検出器異常の可能性の両方を含む場
合とでその警報の種類を違えて出力することができる。
その結果、オペレータに対してより詳細な情報を提供す
る事ができる。
出器異常の可能性が極めて高い場合と、単なる中性子束
の突変又はLPRM検出器異常の可能性の両方を含む場
合とでその警報の種類を違えて出力することができる。
その結果、オペレータに対してより詳細な情報を提供す
る事ができる。
【0035】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図7は、第3実施例の要部の構成を示す図である。
本実施例は、第1実施例と第2実施例とを組み合わせた
例である。
る。図7は、第3実施例の要部の構成を示す図である。
本実施例は、第1実施例と第2実施例とを組み合わせた
例である。
【0036】LPRM測定部14から出力されたLPR
M信号(A)を遅れ関数回路21と偏差算出及び警報種
別判定部19′に入力し、ガンマサーモ測定部16から
出力されたガンマサーモ信号(B)を偏差算出及び警報
種別判定部19′に入力している。また、遅れ関数回路
21の出力(C)を偏差算出及び警報種別判定部19′
へ入力している。偏差算出及び警報種別判定部19′
は、この3種類の信号A,B,Cに基づいて次のイ),
ロ)の処理を実施する。 イ)LPRM信号(A)とガンマサーモ信号(B)とか
ら両者の偏差を求め、その偏差の継続時間に応じて異な
る種類の警報を発生する。 ロ)遅れ関数回路21の出力(C)とガンマサーモ信号
(B)とに基づいて前述した第1実施例と同様の処理を
実行して偏差(D)が偏差大設定値を越えればLPRM
検出器異常警報を発生する。
M信号(A)を遅れ関数回路21と偏差算出及び警報種
別判定部19′に入力し、ガンマサーモ測定部16から
出力されたガンマサーモ信号(B)を偏差算出及び警報
種別判定部19′に入力している。また、遅れ関数回路
21の出力(C)を偏差算出及び警報種別判定部19′
へ入力している。偏差算出及び警報種別判定部19′
は、この3種類の信号A,B,Cに基づいて次のイ),
ロ)の処理を実施する。 イ)LPRM信号(A)とガンマサーモ信号(B)とか
ら両者の偏差を求め、その偏差の継続時間に応じて異な
る種類の警報を発生する。 ロ)遅れ関数回路21の出力(C)とガンマサーモ信号
(B)とに基づいて前述した第1実施例と同様の処理を
実行して偏差(D)が偏差大設定値を越えればLPRM
検出器異常警報を発生する。
【0037】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。図8は、第4実施例に係る出力領域モニタの構成図
である。本実施例は、LPRM上限判定部から中性子束
高警報が発生した場合にのみガンマサーモ測定系による
測定及び警報判定を実施するようにした例である。な
お、中性子束高警報を発生するためのLPRM測定系の
構成は前述した第1実施例と同じであり同一機能を有す
る部分には同一符号を付している。
る。図8は、第4実施例に係る出力領域モニタの構成図
である。本実施例は、LPRM上限判定部から中性子束
高警報が発生した場合にのみガンマサーモ測定系による
測定及び警報判定を実施するようにした例である。な
お、中性子束高警報を発生するためのLPRM測定系の
構成は前述した第1実施例と同じであり同一機能を有す
る部分には同一符号を付している。
【0038】本実施例の出力領域モニタは、ガンマサー
モ検出器(12a〜12d)の出力を入力選択部31を
経由してガンマサーモ測定部16に入力し、このガンマ
サーモ測定部16の出力段にデータ保存部32を接続し
ている。
モ検出器(12a〜12d)の出力を入力選択部31を
経由してガンマサーモ測定部16に入力し、このガンマ
サーモ測定部16の出力段にデータ保存部32を接続し
ている。
【0039】入力選択部31は、その制御端子にLPR
M上限測定部17の出力端子が接続されており、中性子
束高警報信号の入力を条件にガンマサーモ検出器(12
a〜12d)の出力をガンマサーモ測定部16へ通過さ
せるように動作する。
M上限測定部17の出力端子が接続されており、中性子
束高警報信号の入力を条件にガンマサーモ検出器(12
a〜12d)の出力をガンマサーモ測定部16へ通過さ
せるように動作する。
【0040】本実施例においては、前述した第1実施例
と同様にしてLPRM検出器11a〜11dの出力をL
PRM測定部14に入力し、LPRM測定部14から出
力されるLPRM信号をLPRM上限測定部17に入力
して上限設定値と比較し、LPRM値が上限を越えたと
きに中性子束高警報信号が発生する。
と同様にしてLPRM検出器11a〜11dの出力をL
PRM測定部14に入力し、LPRM測定部14から出
力されるLPRM信号をLPRM上限測定部17に入力
して上限設定値と比較し、LPRM値が上限を越えたと
きに中性子束高警報信号が発生する。
【0041】中性子束高警報信号が入力選択部31に入
力されると、その中性子束高警報が発生したLPRM検
出器11近傍のガンマサーモ検出器12が選択されガン
マサーモ測定部16に入力される。
力されると、その中性子束高警報が発生したLPRM検
出器11近傍のガンマサーモ検出器12が選択されガン
マサーモ測定部16に入力される。
【0042】ここで、LPRM測定系は上記したように
高速応答性出あるのに対して、ガンマサーモ測定系は応
答性が遅いことから、LPRM測定系で中性子束高警報
を発生させてからガンマサーモ測定を実施しても中性子
束高判断時の中性子束情報を収集できる。
高速応答性出あるのに対して、ガンマサーモ測定系は応
答性が遅いことから、LPRM測定系で中性子束高警報
を発生させてからガンマサーモ測定を実施しても中性子
束高判断時の中性子束情報を収集できる。
【0043】入力選択部31で選択されガンマサーモ測
定部16にて集中的に処理されたガンマサーモ信号はデ
ータ保存部32に一定時間保存される。これにより中性
子束高警報発生時のLPRM検出器近傍のガンマサーモ
値データを詳細に知る事ができるため、LPRM検出器
異常か否かの判定のためのデータを取得できる。本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
定部16にて集中的に処理されたガンマサーモ信号はデ
ータ保存部32に一定時間保存される。これにより中性
子束高警報発生時のLPRM検出器近傍のガンマサーモ
値データを詳細に知る事ができるため、LPRM検出器
異常か否かの判定のためのデータを取得できる。本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、L
PRM測定値の妥当性について確認する事により常時L
PRM検出器の健全性を確認する事ができ、LPRM検
出器異常による上限誤警報が発生する前に検出器異常の
兆候を検出する事ができる原子炉出力領域モニタを提供
できる。
PRM測定値の妥当性について確認する事により常時L
PRM検出器の健全性を確認する事ができ、LPRM検
出器異常による上限誤警報が発生する前に検出器異常の
兆候を検出する事ができる原子炉出力領域モニタを提供
できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る原子炉出力領域モニ
タの構成図である。
タの構成図である。
【図2】図1の原子炉出力領域モニタに備えた警報判定
部の構成図である。
部の構成図である。
【図3】中性子束増加時の動作を説明するための図であ
る。
る。
【図4】LPRM検出器異常時の動作を説明するための
図である。
図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る原子炉出力領域モニ
タにおける異常種別判定原理を説明するための図であ
る。
タにおける異常種別判定原理を説明するための図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例に係る原子炉出力領域モニ
タにおける異常種別判定原理を説明するための図であ
る。
タにおける異常種別判定原理を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例に係る原子炉出力領域モニ
タの要部の構成図である。
タの要部の構成図である。
【図8】本発明の第4実施例に係る原子炉出力領域モニ
タの構成図である。
タの構成図である。
【図9】従来の原子炉出力領域モニタの構成図である。
1…原子炉、10…検出器集合体、11a〜11d…L
PRM検出器、12a〜12d…ガンマサーモ検出器、
14…LPRM測定部、16…ガンマサーモ測定部、1
7…LPRM上限判定部、19…警報判定部、21…遅
れ関数部、22…偏差算出部、23…比較部、31…入
力選択部。
PRM検出器、12a〜12d…ガンマサーモ検出器、
14…LPRM測定部、16…ガンマサーモ測定部、1
7…LPRM上限判定部、19…警報判定部、21…遅
れ関数部、22…偏差算出部、23…比較部、31…入
力選択部。
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉内に設置され炉内中性子束に応じ
た出力信号を発生するLPRM検出器と、このLPRM
検出器の感度校正のために炉内に設置されるガンマサー
モ検出器と、前記LPRM検出器からの信号により炉内
中性子束を測定するLPRM測定装置と、前記ガンマサ
ーモ検出器の出力により前記LPRM検出器の感度校正
のために炉内中性子束を測定するガンマサーモ測定装置
とを有する原子炉出力領域モニタにおいて、 前記LPRM測定装置で測定された中性子束測定値と、
前記ガンマサーモ測定装置で測定された中性子束測定値
との偏差に基づいて前記LPRM検出器の健全性を確認
する比較判定手段を備えたことを特徴とする原子炉出力
領域モニタ。 - 【請求項2】 前記比較判定手段は、前記LPRM測定
装置で測定した中性子束測定値を表すLPRM信号を前
記ガンマサーモ検出器の応答遅れに対応した遅れ関数に
て処理する遅れ関数手段と、この遅れ関数手段から出力
されるLPRM信号と前記ガンマサーモ測定装置で測定
した中性子束測定値を表すガンマサーモ信号との偏差を
検出する偏差算出手段と、予め設定された上限値と前記
偏差算出手段で検出された偏差とを比較して偏差が上限
値を越えたならば前記LPRM検出器が異常である旨の
警報を発生する比較手段とからなることを特徴とする請
求項1記載の原子炉出力領域モニタ。 - 【請求項3】 前記比較判定手段は、前記LPRM測定
装置で測定した中性子束測定値を表すLPRM信号と前
記ガンマサーモ測定装置で測定した中性子束測定値を表
すガンマサーモ信号との偏差を監視し、この偏差が一定
値よりも大きい状態の継続時間を測定し、この継続時間
によりLPRM検出器の異常か否かを判定することを特
徴とする請求項1記載の原子炉出力領域モニタ。 - 【請求項4】 原子炉内に設置され炉内中性子束に応じ
た出力信号を発生するLPRM検出器と、このLPRM
検出器の感度校正のために炉内に設置されるガンマサー
モ検出器と、前記LPRM検出器からの信号により炉内
中性子束を測定するLPRM測定装置と、前記ガンマサ
ーモ検出器の出力により前記LPRM検出器の感度校正
のために炉内中性子束を測定するガンマサーモ測定装置
と、前記LPRM測定装置で測定した中性子束測定値と
LPRM上限値とを比較して中性子束測定値がLPRM
上限値を越えたときに中性子束高警報を発生するLPR
M上限判定部とを有する原子炉出力領域モニタにおい
て、 前記中性子束高警報が発生したとき前記ガンマサーモ測
定装置の出力データを保存するデータ保存手段を具備し
たことを特徴とする原子炉出力領域モニタ。 - 【請求項5】 前記ガンマサーモ測定装置の入力段に設
けられ中性子束高警報信号に基づいて前記ガンマサーモ
測定装置に入力すべきガンマサーモ検出器の出力を選択
する入力選択手段を具備したことを特徴とする請求項4
記載の原子炉出力領域モニタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219206A JPH0882691A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子炉出力領域モニタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219206A JPH0882691A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子炉出力領域モニタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882691A true JPH0882691A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16731875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219206A Pending JPH0882691A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子炉出力領域モニタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882691A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008286664A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Toshiba Corp | 固定式炉心内計測装置 |
| JP2017116342A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | セイコー・イージーアンドジー株式会社 | 放射能検出システム、及び放射能検出方法 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6219206A patent/JPH0882691A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008286664A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Toshiba Corp | 固定式炉心内計測装置 |
| JP2017116342A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | セイコー・イージーアンドジー株式会社 | 放射能検出システム、及び放射能検出方法 |
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