JPH0882695A - 原子力プラントの復水浄化系 - Google Patents
原子力プラントの復水浄化系Info
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- JPH0882695A JPH0882695A JP6218398A JP21839894A JPH0882695A JP H0882695 A JPH0882695 A JP H0882695A JP 6218398 A JP6218398 A JP 6218398A JP 21839894 A JP21839894 A JP 21839894A JP H0882695 A JPH0882695 A JP H0882695A
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- Japan
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- condensate
- silica
- resin tower
- purification system
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】復水中のシリカの除去が容易で、使用済みイオ
ン交換樹脂の発生量が少なく、一次冷却材の高純度維持
を図る。 【構成】原子炉1で発生した蒸気を主蒸気管2を通して
タービン3へ送り、タービン3で仕事を終えた蒸気を復
水器4で復水し、この復水を復水ろ過装置5で固形分を
ろ過し、復水脱塩装置10でイオン分を除去したのち、給
水管8で原子炉1へ給水する。ここで、復水脱塩装置10
はカチオン樹脂塔11,逆浸透膜または中空糸膜を組み込
んだろ過器12およびアニオン樹脂塔13を順次直列接続し
たものからなっている。給水管8にはシリカ分析装置が
接続している。カチオン樹脂塔11を通して復水の液性を
酸性にし、シリカをコロイドまたは不溶解性にろ過器12
およびアニオン樹脂塔13で効率的に除去する。
ン交換樹脂の発生量が少なく、一次冷却材の高純度維持
を図る。 【構成】原子炉1で発生した蒸気を主蒸気管2を通して
タービン3へ送り、タービン3で仕事を終えた蒸気を復
水器4で復水し、この復水を復水ろ過装置5で固形分を
ろ過し、復水脱塩装置10でイオン分を除去したのち、給
水管8で原子炉1へ給水する。ここで、復水脱塩装置10
はカチオン樹脂塔11,逆浸透膜または中空糸膜を組み込
んだろ過器12およびアニオン樹脂塔13を順次直列接続し
たものからなっている。給水管8にはシリカ分析装置が
接続している。カチオン樹脂塔11を通して復水の液性を
酸性にし、シリカをコロイドまたは不溶解性にろ過器12
およびアニオン樹脂塔13で効率的に除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントに設
置されている復水浄化系の復水脱塩装置におけるシリカ
の除去およびイオン交換樹脂の汚染防止を図った原子力
プラントの復水浄化系に関する。
置されている復水浄化系の復水脱塩装置におけるシリカ
の除去およびイオン交換樹脂の汚染防止を図った原子力
プラントの復水浄化系に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子力発電プラントは図3に示
したように原子炉1で発生した蒸気を主蒸気管2を通し
てタービン3へ送ってタービン3により発電機を回転さ
せ、タービン3で仕事を終えた蒸気を復水器4で復水と
し、復水器4からの復水を復水ろ過装置5および復水脱
塩装置6からなる復水浄化系7で浄化したのち給水管8
を通して冷却材として原子炉1へ給水している。
したように原子炉1で発生した蒸気を主蒸気管2を通し
てタービン3へ送ってタービン3により発電機を回転さ
せ、タービン3で仕事を終えた蒸気を復水器4で復水と
し、復水器4からの復水を復水ろ過装置5および復水脱
塩装置6からなる復水浄化系7で浄化したのち給水管8
を通して冷却材として原子炉1へ給水している。
【0003】ここで、復水脱塩装置6は多数の混床式復
水脱塩塔が並列接続されたものからなり、復水ろ過装置
5で採水したのち、復水脱塩装置6、つまり混床式復水
脱塩塔でイオンの除去を行い、原子炉1に給水してい
る。なお、図中、符号9は原子炉冷却材浄化系で、原子
炉1内の炉水を純化している。
水脱塩塔が並列接続されたものからなり、復水ろ過装置
5で採水したのち、復水脱塩装置6、つまり混床式復水
脱塩塔でイオンの除去を行い、原子炉1に給水してい
る。なお、図中、符号9は原子炉冷却材浄化系で、原子
炉1内の炉水を純化している。
【0004】主蒸気中や、給水中に不純物としてシリカ
(SiO2 )が含まれていると、タービン系へのシリコ
ン化合物の沈着を生じ、タービン効率低下の原因とな
り、また、応力腐食割れを加速する影響があるといわ
れ、そのシリカ濃度を低減することが必要となってい
る。
(SiO2 )が含まれていると、タービン系へのシリコ
ン化合物の沈着を生じ、タービン効率低下の原因とな
り、また、応力腐食割れを加速する影響があるといわ
れ、そのシリカ濃度を低減することが必要となってい
る。
【0005】従来、原子炉水中のシリカの除去に関して
は原子炉冷却材浄化系9のろ過脱塩装置の逆洗プリコー
トにより行っている。また、給水系の純水中のシリカに
ついては特にプラントに悪影響を与える不純物とは考え
られておらず、特別な除去手段を施していないのが現状
である。
は原子炉冷却材浄化系9のろ過脱塩装置の逆洗プリコー
トにより行っている。また、給水系の純水中のシリカに
ついては特にプラントに悪影響を与える不純物とは考え
られておらず、特別な除去手段を施していないのが現状
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、復水や炉水中の
シリカの除去方法については画期的な除去方法がなく、
イオン交換樹脂で除去する方法が最も効率的と言われて
いる。イオン交換樹脂を使用した混床式復水脱塩装置で
は、イオン交換樹脂が新しい間はシリカは復水脱塩装置
で除去されるが、約1年間位通水すると、シリカはイオ
ン選択性が低いため、殆ど除去されなくなる。しかし、
他のイオンは除去するため、復水脱塩装置として要求さ
れている機能は満足している。
シリカの除去方法については画期的な除去方法がなく、
イオン交換樹脂で除去する方法が最も効率的と言われて
いる。イオン交換樹脂を使用した混床式復水脱塩装置で
は、イオン交換樹脂が新しい間はシリカは復水脱塩装置
で除去されるが、約1年間位通水すると、シリカはイオ
ン選択性が低いため、殆ど除去されなくなる。しかし、
他のイオンは除去するため、復水脱塩装置として要求さ
れている機能は満足している。
【0007】ここで、復水脱塩装置の薬液再生を行えば
シリカ除去能力が回復し、再びシリカを除去できるよう
になる。古いプラントでは復水のシリカ以外のイオン性
不純物濃度が高く、復水脱塩装置は薬液再生させながら
運用されている。
シリカ除去能力が回復し、再びシリカを除去できるよう
になる。古いプラントでは復水のシリカ以外のイオン性
不純物濃度が高く、復水脱塩装置は薬液再生させながら
運用されている。
【0008】よって、シリカ除去能力もある程度維持さ
れていたわけであるが、近年の復水高純度化に伴い、復
水脱塩装置は非再生運用(薬液再生を行わずイオン交換
樹脂を使い捨てにする運用方法)が行われるようになっ
ている。非再生運用では復水脱塩装置は何年もシリカ除
去能力がない状態で運用されることになっている。
れていたわけであるが、近年の復水高純度化に伴い、復
水脱塩装置は非再生運用(薬液再生を行わずイオン交換
樹脂を使い捨てにする運用方法)が行われるようになっ
ている。非再生運用では復水脱塩装置は何年もシリカ除
去能力がない状態で運用されることになっている。
【0009】また、イオン交換樹脂から溶出するTOC
(全有機炭素)が問題となるようになったのも、復水高
純度化に伴い他の不純物が減少したためである。
(全有機炭素)が問題となるようになったのも、復水高
純度化に伴い他の不純物が減少したためである。
【0010】従来の原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩装置の
逆洗または逆洗プリコートによって原子炉水のシリカ濃
度を低下さているが、これはシリカ濃度を低く保つため
には逆洗または逆洗の頻度を増加させなければならな
い。しかしながら、逆洗または逆洗プリコート頻度の増
加によって運転員の負荷,ミスがあり、しかも使用済イ
オン交換樹脂の発生量が増加する課題がある。
逆洗または逆洗プリコートによって原子炉水のシリカ濃
度を低下さているが、これはシリカ濃度を低く保つため
には逆洗または逆洗の頻度を増加させなければならな
い。しかしながら、逆洗または逆洗プリコート頻度の増
加によって運転員の負荷,ミスがあり、しかも使用済イ
オン交換樹脂の発生量が増加する課題がある。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、復水中のシリカを容易に除去でき、使用済み
イオン交換樹脂の発生量が少なく、一次系冷却材の高純
度維持を図ることができる原子力プラントの復水浄化系
を提供することにある。
たもので、復水中のシリカを容易に除去でき、使用済み
イオン交換樹脂の発生量が少なく、一次系冷却材の高純
度維持を図ることができる原子力プラントの復水浄化系
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は原子炉で発生し
た蒸気を主蒸気管を通してタービンに送り、このタービ
ンからの蒸気を復水器で復水し、この復水を復水ろ過装
置および復水脱塩装置からなる復水浄化系で浄化して純
水となし、この純水を冷却材として前記原子炉へ給水す
る系路における原子力プラントの復水浄化系において、
前記復水脱塩装置はカチオン樹脂塔ろ過器およびアニオ
ン樹脂塔が順次直列接続されたものからなることを特徴
とする。
た蒸気を主蒸気管を通してタービンに送り、このタービ
ンからの蒸気を復水器で復水し、この復水を復水ろ過装
置および復水脱塩装置からなる復水浄化系で浄化して純
水となし、この純水を冷却材として前記原子炉へ給水す
る系路における原子力プラントの復水浄化系において、
前記復水脱塩装置はカチオン樹脂塔ろ過器およびアニオ
ン樹脂塔が順次直列接続されたものからなることを特徴
とする。
【0013】
【作用】復水脱塩装置のカチオン樹脂塔により復水中に
存在する低濃度のシリカイオンをコロイド化または不溶
解性にし、粒径を大きくしてろ過装置によりシリカを除
去したのち、アニオン樹脂塔を通水する。シリカ除去の
補助手段としてろ過装置を使用するが、カチオン樹脂塔
を通してもシリカは全てコロイド化するわけではないの
で、アニオン樹脂塔にはシリカは除去されることにな
る。
存在する低濃度のシリカイオンをコロイド化または不溶
解性にし、粒径を大きくしてろ過装置によりシリカを除
去したのち、アニオン樹脂塔を通水する。シリカ除去の
補助手段としてろ過装置を使用するが、カチオン樹脂塔
を通してもシリカは全てコロイド化するわけではないの
で、アニオン樹脂塔にはシリカは除去されることにな
る。
【0014】アニオン樹脂塔がシリカブブレークした場
合、水酸化ナトリウム(NaOH)を濃度調節し、アニ
オン樹脂塔に循環させることにより、イオン選択性の弱
い(イオン交換樹脂との結合が弱い)シリカ等だけを選
択的にイオン交換樹脂から遊離させ、部分的な再生を行
うことで、アニオン樹脂塔のシリカ除去能力を回復させ
ることができる。
合、水酸化ナトリウム(NaOH)を濃度調節し、アニ
オン樹脂塔に循環させることにより、イオン選択性の弱
い(イオン交換樹脂との結合が弱い)シリカ等だけを選
択的にイオン交換樹脂から遊離させ、部分的な再生を行
うことで、アニオン樹脂塔のシリカ除去能力を回復させ
ることができる。
【0015】この部分再生は単床式の採用により再生操
作が非常に簡単になること、再生操作に伴うイオン交換
樹脂の劣化が抑えられること、部分的再生のため、再生
廃液の濃度も低く、発生量も抑えられる効果がある。
作が非常に簡単になること、再生操作に伴うイオン交換
樹脂の劣化が抑えられること、部分的再生のため、再生
廃液の濃度も低く、発生量も抑えられる効果がある。
【0016】
【実施例】図1および図2を参照しながら原子力プラン
トの復水浄化系の一実施例を説明する。図1において、
原子炉1は主蒸気管2を接続し、主蒸気管2の端末はタ
ービン3に接続している。タービン3は復水器4に接続
し、復水器4は復水ろ過装置5に接続している。復水ろ
過装置5は復水脱塩装置10に接続し、復水脱塩装置10は
給水管8に接続し、給水管8は原子炉1に接続してい
る。
トの復水浄化系の一実施例を説明する。図1において、
原子炉1は主蒸気管2を接続し、主蒸気管2の端末はタ
ービン3に接続している。タービン3は復水器4に接続
し、復水器4は復水ろ過装置5に接続している。復水ろ
過装置5は復水脱塩装置10に接続し、復水脱塩装置10は
給水管8に接続し、給水管8は原子炉1に接続してい
る。
【0017】ここで、復水脱塩装置10はカチオン樹脂塔
11、逆浸透膜または中空糸膜が組み込まれたろ過器12お
よびアニオン樹脂塔13が順次直列接続したもので、この
復水脱塩装置10は多数組並列接続されている。
11、逆浸透膜または中空糸膜が組み込まれたろ過器12お
よびアニオン樹脂塔13が順次直列接続したもので、この
復水脱塩装置10は多数組並列接続されている。
【0018】図2は図1において、復水ろ過装置5から
給水管8までと、アニオン樹脂塔13へのNaOHを供給
するラインを示している。すなわち、図2においてろ過
器12とアニオン樹脂塔13との間には第1の隔離弁14が接
続し、アニオン樹脂塔13と給水管8との間には第2の隔
離弁15が接続している。
給水管8までと、アニオン樹脂塔13へのNaOHを供給
するラインを示している。すなわち、図2においてろ過
器12とアニオン樹脂塔13との間には第1の隔離弁14が接
続し、アニオン樹脂塔13と給水管8との間には第2の隔
離弁15が接続している。
【0019】第1の隔離弁14の出口側および第2の隔離
弁15の入口側から分岐してバイパスした再生ライン16が
接続され、この再生ライン16にNaOH循環タンク17が
接続されている。このNaOH循環タンク17にはNaO
H供給タンク18と廃棄物処理系ライン19が接続されてい
る。なお、給水ライン8にはシリカ分析装置20が接続さ
れている。
弁15の入口側から分岐してバイパスした再生ライン16が
接続され、この再生ライン16にNaOH循環タンク17が
接続されている。このNaOH循環タンク17にはNaO
H供給タンク18と廃棄物処理系ライン19が接続されてい
る。なお、給水ライン8にはシリカ分析装置20が接続さ
れている。
【0020】上記構成の原子炉プラントの復水浄化系に
おいて、アニオン樹脂塔13の出口ラインのシリカ濃度を
シリカ分析装置20で監視し、アニオン樹脂等13出口のシ
リカ濃度上昇が確認されたシリカブレーク時点で手動ま
たは自動でNaOH循環タンク17からNaOHを再生ラ
イン16を通して循環させ、アニオン樹脂等13の再生を行
い、シリカ,炭酸等のイオン選択性の弱いものを再生す
る。
おいて、アニオン樹脂塔13の出口ラインのシリカ濃度を
シリカ分析装置20で監視し、アニオン樹脂等13出口のシ
リカ濃度上昇が確認されたシリカブレーク時点で手動ま
たは自動でNaOH循環タンク17からNaOHを再生ラ
イン16を通して循環させ、アニオン樹脂等13の再生を行
い、シリカ,炭酸等のイオン選択性の弱いものを再生す
る。
【0021】なお、この再生はNaOHを循環させるこ
とによりシリカ,炭酸等のイオン選択性の弱いものに対
して選択的に行えるものとする。また、再生液、NaO
H循環タンク17の排水は再生してもシリカブレークがお
さまらない場合、廃棄物処理系ライン19に排出し、Na
OH供給タンク18からNaOH循環タンク17へ補給す
る。
とによりシリカ,炭酸等のイオン選択性の弱いものに対
して選択的に行えるものとする。また、再生液、NaO
H循環タンク17の排水は再生してもシリカブレークがお
さまらない場合、廃棄物処理系ライン19に排出し、Na
OH供給タンク18からNaOH循環タンク17へ補給す
る。
【0022】シリカブレークとは見かけ上イオン交換樹
脂がシリカの交換能力をなくし、シリカを除去しなくな
った状態か、またはイオン交換樹脂塔出口でシリカが検
出されるようになった状態を指している。
脂がシリカの交換能力をなくし、シリカを除去しなくな
った状態か、またはイオン交換樹脂塔出口でシリカが検
出されるようになった状態を指している。
【0023】カチオン樹脂塔11を流すことにより陽イオ
ンが除去されるが、化学平衡論から陰イオンも濃度低下
の方向に反応が進み、シリカはイオンとしては陰イオン
の形態で存在するため、イオンから非イオン(コロイ
ド)の状態へと移行する。
ンが除去されるが、化学平衡論から陰イオンも濃度低下
の方向に反応が進み、シリカはイオンとしては陰イオン
の形態で存在するため、イオンから非イオン(コロイ
ド)の状態へと移行する。
【0024】このコロイドの粒径を大きくしてろ過器に
より除去したのち、アニオン樹脂塔13に流す。ここで、
カチオン樹脂塔11を流してもシリカは全てコロイド化す
るわけではないので、アニオン樹脂塔13によりシリカは
除去される。
より除去したのち、アニオン樹脂塔13に流す。ここで、
カチオン樹脂塔11を流してもシリカは全てコロイド化す
るわけではないので、アニオン樹脂塔13によりシリカは
除去される。
【0025】アニオン樹脂塔13がシリカブレークした場
合、NaOHを濃度を調節し、アニオン樹脂塔13に循環
させることにより、イオン選択性の弱い(樹脂との結合
が弱い)シリカ等だけを選択的にイオン交換樹脂から遊
離させ、部分的な再生を行うことで、アニオン樹脂塔13
のシリカ除去能力を回復させることができる。
合、NaOHを濃度を調節し、アニオン樹脂塔13に循環
させることにより、イオン選択性の弱い(樹脂との結合
が弱い)シリカ等だけを選択的にイオン交換樹脂から遊
離させ、部分的な再生を行うことで、アニオン樹脂塔13
のシリカ除去能力を回復させることができる。
【0026】この部分再生は単床式の採用により再生操
作が非常に簡便になること、再生操作に伴うイオン交換
樹脂の劣化が抑えられること、再生廃液の濃度が低く、
発生量を抑えることができる。
作が非常に簡便になること、再生操作に伴うイオン交換
樹脂の劣化が抑えられること、再生廃液の濃度が低く、
発生量を抑えることができる。
【0027】なお、上記実施例において復水脱塩装置10
の複数塔並列配置されているうちの1塔をシリカ除去専
用とすることによりアニオン樹脂を定期的に再生を行う
ことができる。また。液体廃棄物処理系ラインの脱塩塔
にも上記実施例の復水浄化系を適用することができる。
の複数塔並列配置されているうちの1塔をシリカ除去専
用とすることによりアニオン樹脂を定期的に再生を行う
ことができる。また。液体廃棄物処理系ラインの脱塩塔
にも上記実施例の復水浄化系を適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉プラントの復水
浄化系において、イオン交換樹脂をカチオン樹脂塔とア
ニオン樹脂塔に分けて採水および保管することにより、
イオン交換樹脂汚染の低減が図れる。
浄化系において、イオン交換樹脂をカチオン樹脂塔とア
ニオン樹脂塔に分けて採水および保管することにより、
イオン交換樹脂汚染の低減が図れる。
【0029】また、両樹脂塔に逆浸透膜または中空糸膜
装置を設置することにより、シリカ除去性能の向上も図
り、かつ原子炉への持ち込みシリカ濃度が低下する。し
たがって、原子炉冷却材浄化系の逆洗回数を減らすこと
が可能となり、イオン交換樹脂の量が減少する効果があ
る。
装置を設置することにより、シリカ除去性能の向上も図
り、かつ原子炉への持ち込みシリカ濃度が低下する。し
たがって、原子炉冷却材浄化系の逆洗回数を減らすこと
が可能となり、イオン交換樹脂の量が減少する効果があ
る。
【図1】本発明に係る原子力プラントの復水浄化系の一
実施例を示す系統図。
実施例を示す系統図。
【図2】図1における復水脱塩装置を示す系統図。
【図3】従来の原子力プラントの復水浄化系を示す系統
図。
図。
1…原子炉、2…主蒸気管、3…タービン、4…復水
器、5…復水ろ過装置、6…復水脱塩装置(従来例)、
7…復水浄化系、8…給水管、9…原子炉冷却材浄化
系、10…復水脱塩装置(本発明)、11…カチオン樹脂
塔、12…ろ過器、13…アニオン樹脂塔、14…第1の隔離
弁、15…第2の隔離弁、16…再生ライン、17…NaOH
循環タンク、18…NaOH供給タンク、19…廃棄物処理
系ライン、20…シリカ分析装置。
器、5…復水ろ過装置、6…復水脱塩装置(従来例)、
7…復水浄化系、8…給水管、9…原子炉冷却材浄化
系、10…復水脱塩装置(本発明)、11…カチオン樹脂
塔、12…ろ過器、13…アニオン樹脂塔、14…第1の隔離
弁、15…第2の隔離弁、16…再生ライン、17…NaOH
循環タンク、18…NaOH供給タンク、19…廃棄物処理
系ライン、20…シリカ分析装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長沢 克己 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉で発生した蒸気を主蒸気管を通し
てタービンに送り、このタービンからの蒸気を復水器で
復水し、この復水を復水ろ過装置および復水脱塩装置か
らなる復水浄化系で浄化して冷却材として前記原子炉へ
給水する系路における原子力プラントの復水浄化系にお
いて、前記復水脱塩装置はカチオン樹脂塔、ろ過器およ
びアニオン樹脂塔が順次直列接続されたものからなるこ
とを特徴とする原子力プラントの復水浄化系。 - 【請求項2】 前記ろ過器は逆浸透膜または中空糸膜の
少なくとも一方が組み込まれたものであることを特徴と
する請求項1記載の原子力プラントの復水浄化系。 - 【請求項3】 前記アニオン樹脂塔の入口側および出口
側にバイパスして水酸化ナトリウム(NaOH)を循環
する再生ラインを設けてなることを特徴とする請求項1
記載の原子力プラントの復水浄化系。 - 【請求項4】 前記アニオン樹脂塔の出口側にシリカ計
を接続してなることを特徴とする請求項1記載の原子力
プラントの復水浄化系。 - 【請求項5】 前記再生ラインにNaOH循環タンクを
設け、このNaOH循環タンクの出口側に廃棄物処理系
を接続し、この廃棄物処理系に前記アニオン樹脂塔を設
けてなることを特徴とする請求項1記載の原子力プラン
トの復水浄化系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6218398A JPH0882695A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子力プラントの復水浄化系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6218398A JPH0882695A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子力プラントの復水浄化系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882695A true JPH0882695A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16719290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6218398A Pending JPH0882695A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 原子力プラントの復水浄化系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882695A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113105027A (zh) * | 2021-05-10 | 2021-07-13 | 华北电力科学研究院有限责任公司 | 一种超超临界直接空冷机组精处理装置及方法 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6218398A patent/JPH0882695A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113105027A (zh) * | 2021-05-10 | 2021-07-13 | 华北电力科学研究院有限责任公司 | 一种超超临界直接空冷机组精处理装置及方法 |
| CN113105027B (zh) * | 2021-05-10 | 2022-11-04 | 华北电力科学研究院有限责任公司 | 一种超超临界直接空冷机组精处理装置及方法 |
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