JPH0882839A - レンズ付きフィルムユニットの製造方法 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニットの製造方法

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Publication number
JPH0882839A
JPH0882839A JP21965994A JP21965994A JPH0882839A JP H0882839 A JPH0882839 A JP H0882839A JP 21965994 A JP21965994 A JP 21965994A JP 21965994 A JP21965994 A JP 21965994A JP H0882839 A JPH0882839 A JP H0882839A
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JP
Japan
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film
unit
motor
lens
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP21965994A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Yokoo
広和 横尾
Manabu Tobiyo
学 飛世
Masaaki Sakaguchi
正明 坂口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、レンズ付きフィルムユニッ
トが所望のように組み立てられたか否かを確認すること
のできるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供
することにある。 【構成】 外部電源171を用いて、フィルム自動巻き
上げ用モータ30の駆動させ、パトローネ付きフィルム
20を巻き上げる際のモータ30の電気的動作を検出し
て、パトローネ付きフィルム20を収納し、モータ30
の駆動力を伝達するギヤ群31を備えたユニット本体2
が所望のように組み立てられたか否かを判別した後に、
包装することにより、レンズ付きフィルムユニットが製
造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの自動巻き上
げ用モータと、モータの駆動力を伝達するギヤユニット
とを有し、パトローネ付きフィルムが収納されたユニッ
ト本体を備えたレンズ付きフィルムユニットの製造方法
に関するものであり、さらに詳細には、パトローネ付き
フィルムおよびギヤユニットが所望のように組み込まれ
たか否かを確認することのできるレンズ付きフィルムユ
ニットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラを携帯し忘れた場合でも、簡単に
入手して、写真撮影をすることができるように、安価な
レンズ付きフィルムユニットが提供されている。このレ
ンズ付きフィルムユニットは、撮影レンズ、シャッタを
含む簡単な撮影機構の他、ストロボ装置およびフィルム
巻上げ機構などを備えたユニット本体に、国際標準規格
(ISO 1007−2079年版)で規定されたパト
ローネ付きフィルムを内蔵させたものであり、小型で、
携帯性にも優れている。これを購入したユーザーは、室
内や暗い所でも手軽に写真撮影を楽しむことができ、し
かも、撮影終了後には、撮影済みの写真フィルムを自ら
取り出すことなく、そのままユニット本体ごと、現像取
扱店に渡して、現像を依頼すればよく、フィルム巻き戻
しやパトローネの取り出しなどの面倒な操作を行う必要
はないという利点を有している。このようなレンズ付き
フィルムユニットは、パトローネと、パトローネから引
き出されたフィルムをロール形態で収納しており、撮影
を行うごとに、パトローネのスプールに直結された巻上
げノブを回動することによって、パトローネ内に撮影済
みのフィルムを巻き取っていくように構成されている。
そして、フィルムのパーフォレーションに係合して、1
コマ巻上げることにより、1回転する従動スプロケット
と、この従動スプロケットと同軸で回動するカムによ
り、シャッターチャージとフィルム巻止めとを行ってお
り、撮影ごとに、巻上げノブを回動操作しないと、次の
撮影を行うことができないように構成されている。その
ため、撮影の後に、フィルムの巻き上げを忘れた時など
は、シャッタチャンスを逃してしまうことがあった。
【0003】かかる問題を解決するとともに、撮影操作
をより簡便なものとするため、一般のコンパクトカメラ
のように、モータを使用して、シャッタレリーズ後に、
自動的にフィルム巻き上げを行うようにすることが考え
られる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】レンズ付きフィルムユ
ニットにおいては、パトローネと、パトローネから引き
出されたフィルムをロール形態で収納した状態で、出荷
されるため、出荷に先立って、パローネ付きフィルムが
所望のように組み込まれたか否かを確認することが必要
である。そのため、従来のフィルムの巻き上げを手動で
おこなうレンズ付きフィルムユニットにおいては、1パ
ーフォレーション分のフィルムを、機械によって巻き上
げ、1パーフォレーション分のフィルムの巻き上げに要
する時間やトルクを測定することにより、パローネ付き
フィルムが所望のように組み込まれているか否かを確認
していた。モータを使用して、シャッタレリーズ後に、
自動的にフィルム巻き上げを行うようにしたレンズ付き
フィルムユニットにおいては、フィルム巻き上げ用のモ
ータの駆動力を伝達するギヤユニットを備えており、パ
ローネ付きフィルムだけでなく、ギヤユニットもまた、
所望のように組み込まれているか否かを確認することが
必要である。
【0005】しかしながら、モータを使用して、シャッ
タレリーズ後に、自動的にフィルム巻き上げを行うよう
にする場合には、このように、機械を用いて、1パーフ
ォレーション分のフィルムを巻き上げた際の巻き上げに
要する時間やトルクを測定することによって、パローネ
付きフィルムやギヤユニットが所望のように組み込まれ
ているか否かを確認することはできないという問題があ
った。
【0006】
【発明の目的】本発明は、フィルムの自動巻き上げ用モ
ータと、モータの駆動力を伝達するギヤユニットとを有
し、パトローネ付きフィルムが収納されたユニット本体
を備えたレンズ付きフィルムユニットの製造方法であっ
て、パトローネ付きフィルムおよびギヤユニットが所望
のように組み込まれたか否かを確認することのできるレ
ンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、外部電源を用い
て、前記フィルムの自動巻き上げ用モータを駆動させ、
前記パトローネ付きフィルムを巻き上げる際の前記モー
タの電気的動作を検出して、前記ユニット本体が所望の
ように組み立てられたか否かを判別し、しかる後に、包
装することによって達成される。本発明の好ましい実施
態様においては、モータの電流値を検出して、ユニット
本体が所望のように組み立てられたか否かが判別されて
いる。本発明の別の好ましい実施態様においては、モー
タの回転数を検出することにより、ユニット本体が所望
のように組み立てられたか否かが判別されている。
【0008】
【発明の作用】本発明によれば、外部電源を用いて、フ
ィルムの自動巻き上げ用モータを駆動させ、パトローネ
付きフィルムを巻き上げる際のモータの電気的動作を検
出することにより、ユニット本体が所望のように組み立
てられたか否かを判別し、しかる後に、包装して、レン
ズ付きフィルムユニットを製造しているので、フィルム
巻き上げ用のモータの駆動力を伝達するギヤユニットを
備え、とくに、ユニット本体が所望のように組み立てら
れたか否かを判別する必要性の高いレンズ付きフィルム
ユニットにおいて、手動によってフィルムの巻き上げが
なされる従来のレンズ付きフィルムユニットの場合とは
異なり、外部に検出素子を有していないにもかかわら
ず、容易に、ユニット本体が所望のように組み立てられ
たか否かを判別して、レンズ付きフィルムユニットを製
造することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき、詳細に説明を加える。図1は、本発明の実施例
にかかるレンズ付きフィルムユニットの外観を示す略斜
視図である。図1において、本発明の実施例にかかるレ
ンズ付きフィルムユニット1は、フィルムの自動巻き上
げが可能なように構成され、後述のように、撮影機構な
どが内蔵されたユニット本体2と、ユニット本体2を収
納する外ケース3を備えている。外ケース3の表面に
は、レンズ付きフィルムユニット1の使用方法などの説
明が印刷されており、外ケース3には、ストロボ発光部
4、シャッタボタン5、メインスイッチ摘み6、撮影枚
数表示板7、ファインダ8、撮影レンズ9、ストロボを
充電する際に操作されるストロボ充電スイッチ10など
を外部に露出させるための開口部およびストロボユニッ
トの充電が完了したときに点滅するネオン管11の光を
外部に導く開口部が、それぞれ、形成されている。ま
た、メインスイッチ摘み6を外部に露出させる開口部の
近傍には、メインスイッチ摘み6のON位置に対応し
て、「ON」の文字が、OFF位置に対応して、「OF
F」の文字が印刷されている。シャッタボタン5の下部
の外ケース3の部分は、後述するグリップ部に対応し
て、前面側に突出されている。メインスイッチ摘み6
は、ON位置にあるときは、後述するフィルムの自動巻
き上げをおこなうモータを駆動可能とし、他方、OFF
位置にあるときは、モータが駆動されないようにするも
のである。
【0010】図2は、レンズ付きフィルムユニット1の
ユニット本体2の略分解斜視図である。図2に示される
ように、本実施例においては、ユニット本体2は、本体
部分12、露光ユニット13、ストロボユニット14、
減速伝達機構とモータとが一体化されたモータユニット
16、スイッチ17、前カバー18および後カバー19
とパトローネ付きフィルム20とから構成されており、
これらは爪係合によって、着脱自在に取り付けられてい
る。ユニット本体2には、組み立ての完了後、電池が装
填されるが、本実施例においては、説明の便宜上、電池
15がユニット本体2に装填されたものとして、説明を
加える。前カバー18には、光軸21上に、撮影レンズ
9を外部に露呈するための開口部9aと、ストロボユニ
ット14のストロボ発光部4を外部に露呈させるための
ストロボ開口部4aと、ファインダ対物窓8aと、スト
ロボユニット14への充電を行うストロボ充電スイッチ
10、ネオン管11の光を外部に導く充電確認孔11a
が形成されている。また、前カバー18のシャッタボタ
ン5の下部には、前面側に突出されたグリップ部22が
形成されており、ユーザーが、このグリップ部22を握
持して撮影を行うことができるように構成されている。
さらに、前カバー18のグリップ部22の側部には、二
つの係合孔18a、18bが形成されている。
【0011】本体部分12には、光軸21上に配置され
た露光開口23の両側に、パトローネ20aを収納する
パトローネ収納室24と、フィルム20bがあらかじめ
巻き取られて形成されたフィルムロール20cを収納す
るフィルムロール収納室25とが形成されている。パト
ローネ収納室24の外壁前面は、フィルムロール収納室
25の外壁前面よりも前方に突出した形状となってい
る。本体部分12の背面側には、フィルム20bへの露
光範囲を規定するアパーチャー(図示せず)が形成され
ている。図3は、フィルム巻き上げ用のモータユニット
16およびスイッチ17の略分解斜視図である。図3に
示されるように、パトローネ収納室24の側方には、モ
ータユニット16を収納するモータユニット収納室26
が形成されている。モータユニット16は、上方あるい
は前方から、モータユニット収納室26内に挿入され
て、パトローネ収納室24側に押されることによって、
パトローネ収納室24の側面に突設された係合爪27
a、27b、27c、27dと係合して取り付けられる
ようになっている。なお、この際に、同じくパトローネ
収納室24の側面に形成された突起28aとピン28b
とが、モータユニット16に形成された穴や溝と係合し
て、位置決めが行われる。モータユニット収納室26の
側部には、前方に延びる二つの係合部材26a、26b
が形成されており、各係合部材26a、26bには、そ
れぞれ、前カバー18の係合孔18a、18bと係合可
能な突起29a、29bが形成されている。係合部材2
6a、26bは弾性変形可能な部材により形成されてお
り、係合部材26a、26bを、モータユニット収納室
26の内方に弾性変形させて、係合部材26a、26b
の突起29a、29bを、前カバー18の係合孔18
a、18b内に係合させることによって、本体部分12
と前カバー18とが結合される。ここに、突起29a、
29b近傍の係合部材26a、26bの係合孔18a、
18bに対向する面は、前カバー18の係合孔18a、
18b近傍の本体部分12に対向する面の形状と合致し
た形状を有している。したがって、係合部材26a、2
6bのの突起29a、29bが、前カバー18の係合孔
18a、18b内に係合した状態では、突起29a、2
9b近傍の係合部材26a、26bの部分が、係合孔1
8a、18b近傍の前カバー18に密着して、前カバー
18の係合孔18a、18bを完全に塞ぎ、本体部分1
2と前カバー18とは、結合部からの塵の侵入を防止す
るように、互いに結合される。モータユニット収納室2
6は、前カバー18に形成されたグリップ部22によっ
て、その前方が覆われている。
【0012】図4は、モータユニット16の略分解斜視
図である。図4に示されるように、モータユニット16
は、フィルム巻上げの駆動源としてのモータ30と、モ
ータ30の回転を減速して、伝達するギヤ群31と、こ
れらを保持する保持枠32と、ギヤ群31を上方から保
持する天板33とから構成されている。ここに、モータ
30は、メインスイッチ摘み6が、OFF位置に位置し
ているときは、駆動されず、ON位置に位置していると
きにのみ、駆動されるように構成されている。保持枠3
2の上部には、ギヤ支持部34が、下部には、モータ支
持部35が形成されており、ギヤ支持部34、モータ支
持部35の間には、板状で弾性変形可能な連結部36が
形成されている。モータユニット収納室26に形成され
た係合爪27aないし27dは、連結部36に係合され
るようになっている。本実施例において、モータ30と
しては、模型等の動力源として使用される低価格なもの
が使用されている。ギヤ支持部34には、モータ30の
回転軸30aを挿入可能な穴34aが形成され、また、
モータ支持部35には、モータ30の下部に形成された
突起部と同形状の穴35aが形成されている。したがっ
て、図4に示されるように、保持枠32を変形させた状
態で、モータ30の回転軸30aを下方から穴34a
に、モータ30の頭部37が、ギヤ支持部34の下面に
形成された凹部に入り込むように、挿入することによ
り、モータ30を、連結部36の弾性力を用いて、挟み
込むことによってモータ30が固定される。
【0013】モータ30が固定されると、穴34aに挿
入されたモータ30の回転軸30aは、ギヤ支持部34
から上方に突出し、突出した回転軸30aには、ギヤ3
8が取り付けられる。ギヤ支持部34の上面に形成され
た軸受け穴40、41、42と軸43、44とには、ギ
ヤ45、46、47、48、49が挿入される。これら
のギヤ45ないし49は、いずれも上下に2個の平ギヤ
が形成されており、これらが噛合されることによって、
モータ30の回転を減速するように構成されている。天
板33には、下方に向かって突設された2つの係合爪5
0が形成され、ギヤ支持部34に係合させられて、保持
枠32に取り付けられる。この際,天板33に形成され
た5つの穴51に、ギヤ45、46、47と軸43、4
4の上部が挿入されるので、ギヤ45ないし49の軸間
距離が保たれて、確実に、モータ30の回転を伝達する
ことができる。図3および図4に示されるように、係合
爪50が形成された反対側の天板33の面には、壁部5
2aと、内部に3本の突条52b、52c、52dを備
えた塵収集ボックス53が形成されている。塵収集ボッ
クス53内には、メインスイッチ摘み6が一体に形成さ
れた操作板54が、3本の突条52b、52c、52d
に沿って、スライド可能に収められている。したがっ
て、ユーザーが操作可能なように、外部に露出されたメ
インスイッチ摘み6の部分から、本体部分12の内部に
塵が侵入した場合にも、塵は、壁部52aにより、塵収
集ボックス53内に収集され、メインスイッチ摘み6の
近傍のギヤ38、45、46、47、48、49からな
るギヤ群31の部分に、塵が侵入して、ギヤ群31の駆
動を妨げ、フィルム20bの給送に支障が生ずることが
防止されている。操作板54の両側面には、一対の凸部
55が形成されており、一対の凸部55は、塵収集ボッ
クス53の壁部52aに形成された凹部56と一対の凹
部57とに、選択的に、係合可能に形成されている。一
対の凸部55と一対の凹部57とが係合しているときに
は、メインスイッチ摘み6は、図1に示されるように、
「ON」位置に位置し、レンズ付きフィルムユニット1
は、撮影操作が行われると、即座に、フィルムの巻上げ
が行われる状態となっている。また、一対の凸部55と
凹部56とが係合しているときには、メインスイッチ摘
み6は、「OFF」位置に位置し、レンズ付きフィルム
ユニット1は、撮影操作を行っても、フィルムの巻上げ
が行われないようになっている。
【0014】図3に示されるように、パトローネ収納室
24の上部には、巻上げギヤ60が回転自在に取り付け
られる。パトローネ収納室24の上面には、軸受け開口
61が形成されており、軸受け開口61には、巻上げギ
ヤ60の下面に形成された駆動軸62が挿入されてい
る。駆動軸62の端部には、パトローネ20aのスプー
ル20d(図2参照)と噛合する歯列62aが形成され
ており、巻上げギヤ60の回転により、スプール20d
が回転されて、パトローネ20a内に、フィルム20b
が巻上げられるように構成されている。巻上げギヤ60
の上面には、軸63が形成されている。この軸63は、
モータユニット16が、本体部分12に取り付けられた
ときに、天板33に形成された穴64に挿入される。巻
上げギヤ60は、モータユニット16のギヤ49の下段
ギヤ49aと噛合されて、ギヤ49と巻上げギヤ60と
の軸間距離は一定に保たれる。これにより、モータ30
の回転が1/100〜1/290に減速されて、スプー
ル20dに伝達される。本実施例において、軸受け穴4
0、41、42とギヤ45、46、47の間、軸43、
44とギヤ48、49の間、ギヤ45、46、47と天
板33に形成された穴51の間、巻上げギヤ60の軸6
3と天板33に形成された穴64の間には、いずれも、
グリスは塗布されておらず、これらは、直接、接触可能
な状態に嵌め合い係合されている。
【0015】なお、上述したギヤ群31の減速比1/1
00〜1/290は、以下のような公式を用いて決定さ
れている。 減速比= 必要フィルム巻上げトルク/(モータ軸負荷トルク×ギヤ効率)・・・ モータ回転数=8700−510×モータ軸負荷トルク・・・・・・・・ 1コマ巻上げ時間=1コマ巻上げ時のスプール回転数/単位時間当たり のスプール回転数 =1コマ巻上げ時のスプール回転数/(モータ回転数 ×1/60×1/減速比)・・・・・・・・・・・・・・ まず、最小の減速比を決定する。必要フィルム巻上げト
ルクは、フィルムを巻き上げるのに必要なトルクであ
り、最もトルクが必要な条件として、低温時(−10
℃)で最終コマの巻き上げを行い、巻き上げトルクを測
定した。この必要巻上げトルクは、700gf・cmで
あった。上記式は、安価なモータの回転数とモータ軸
負荷トルクとの関係を、実測値より求めたものであり、
モータ軸負荷トルクは、安全を考え、上記式の停動ト
ルクの1/2以下で駆動するように規定し、式におい
て、モータの回転数が0のときの1/2として、8.5
gf・cmとする。
【0016】ギヤ効率は、ギヤの枚数はスペースを考慮
して、4ないし8枚とし、各ギヤ間のロスを5%とし
て、ギヤ5枚使用時の場合に、0.954 で、0.82
となった。これらの必要巻上げトルク、モータ軸負荷ト
ルクおよびギヤ効率を式に代入すると、減速比は1/
100となる。なお、減速比を1/100より小さくす
ると、フィルム巻上げ時間は短くなるが、モータ軸負荷
トルクが大きくなり、安定したフィルムの巻き上げが出
来なくなるおそれがある。次に、上記式を用いて最大
減速比を決定した。1コマ巻上げ時間は通常の使用状況
に鑑みて、3秒とした。1コマ巻上げ時のスプール回転
数は、撮影が行われる前では、パトローネのスプールは
フィルムが僅かしか巻き付けられていないため、最小と
なり直径11.5mmとなる。フィルム1コマの長手方向の
長さと隣合う1コマとの間隔との和(36mm+2mm)
を、この直径に対する円周で割ると、1コマを巻き上げ
るのに必要なスプール回転数が求められ、38/11.
5π=1.05回転/コマとなる。また、モータ軸負荷
トルクは、負荷に対する回転数の安定領域から考えて、
5gf・cmとする。これら1コマ巻上げ時間、1コマ
巻上げ時のスプール回転数およびモータ軸負荷トルクを
式、式に代入すると、最大減速比は1/290とな
る。
【0017】パトローネ収納室24の上面には、軸受け
開口61の他に、ボス65が形成され、ボス65には、
スイッチングレバー66が回動自在に挿入されている。
スイッチングレバー66には、ボス65に挿入される軸
部67と、上方に突設されたL字型のアーム部68とが
形成されている。このアーム部68は、操作板54が
「OFF」位置に位置しているときに、操作板54に突
設された突出部54aによって押圧される位置にあり、
スイッチングレバー66は、図3において、反時計方向
に回動される。また、スイッチングレバー66には、長
穴状の係合部69と突出部70とが形成されている。係
合部69には、露光ユニット13に組付けられる係止レ
バー71に形成されたピン72が挿入され、突出部70
には、スイッチ17の一部をなす係合部材73が当接さ
れている。図5は、シャッタボタン5の操作時における
スイッチ17の略側面図である。図3および図5に示さ
れるように、スイッチ17は、樹脂製のホルダ75に、
金属製の3本の接片が、互いに絶縁されて、取り付けら
れており、ホルダ75は、後述するように、露光ユニッ
ト13に取り付けられている。3本の接片のうち、中央
に配置された第1接片76の上端部には、円弧状に折曲
された接点部76aが形成されている。また、第1接片
76の側方からは、突出片76bが、上方に向かって突
出されるように、形成されており、この突出片76bの
先端部には、係合部材73が取り付けられている。この
係合部材73は、プラスチックによって円筒状に成形さ
れたものであり、スイッチングレバー66の回動によっ
て、背面側に押圧され、第1接片76を背面側に変形さ
せる。
【0018】第1接片76の前面側には、第2接片77
が配置されている。第2接片77の側方からは、突出片
77aが、下方に向かって突出するように形成されてい
る。この突出片77aの下端部は、第1接片76の側に
向かって、円弧状となるように、形成されている。第1
接片76の背面側には、先端に円弧状の接点部78aが
形成された第3接片78が配置されている。これら第1
接片76、第2接片77、第3接片78には、図5に示
されるように、モータ30と電池15とが接続されてい
る。図6は、モータ駆動時におけるスイッチ17の略側
面図であり、図7は、モータ停止時におけるスイッチ1
7の略側面図である。図6に示されるように、第1接片
76の接点部76aと第2接片77とが当接されたとき
には、回路が閉じられて、モータ30が駆動される。ま
た、図7に示されるように、第1接片76と第3接片7
8の接点部78aとが当接されたときには、モータ30
がショートされて、モータ30の駆動が停止される。図
8は、露光ユニットの略分解斜視図である。図8に示さ
れるように、露光ユニット13のベース部85には、光
軸21上の前方に設けられた露光開口86と、2つの軸
87、88と軸受開口89とが一体に形成されている。
軸87には、シャッタ駆動レバー90と撮影枚数表示板
7とが回動自在に挿入され、止め輪91で抜け止めされ
ている。また、軸88には、バネ92と係止レバー71
とが回動自在に挿入され、ビス93により抜け止めされ
ている。軸受開口89には、回転部材94が挿入されて
いる。
【0019】回転部材94の中央部には、巻き止めカム
94a、シャッタチャージカム94b、下方に突出した
軸94c及び上方に突出した一歯ギヤ94dとが一体に
形成されている。軸94cには、ベース部85内に配置
された従動スプロケット95が係合され、従動スプロケ
ット95の回転が伝達される。一歯ギヤ94dには、撮
影枚数表示板7の外周に形成された歯列7aが噛合され
る。従動スプロケット95は、フィルム20b(図2参
照)の撮影範囲外に形成されたパーフォレーションに噛
合され、巻上げギヤ60の回転によって、パトローネ2
0aのスプール20dが回転し、フィルム20bが1コ
マ分の長さだけ移送されると、一回転する。バネ92
は、その一端部92aが、シャッタ駆動レバー90の係
止部90aに係合しており、軸87まわりに、シャッタ
駆動レバー90を、図8において、反時計方向に付勢し
ている。また、バネ92の他端92bは、係止レバー7
1の垂直片71aに係合して、係止レバー71を、軸8
8まわりに、図8において、時計方向に付勢している。
シャッタチャージカム94bには、シャッタ駆動レバー
90の一端部90bが当接しており、従動スプロケット
95の回転により、シャッタ駆動レバー90を、バネ9
2の付勢に抗して、図8において、時計まわりに回転さ
せる。
【0020】巻き止めカム94aの外周には、溝94e
が形成されており、この溝94eには、フィルムが1コ
マ送りされて、回転部材94が1回転したときに、係止
レバー71の爪部71bが嵌入するようになっている。
これにより、従動スプロケット95の回転がロックされ
て、フィルム20bの巻き上げが阻止される。また、係
止レバー71の爪部71bが、溝94eに嵌入するた
め、係止レバー71が、図8において、時計方向にわず
かに回動する。この回動により、係止レバー71の突条
部71cが、シャッタ駆動レバー90の立上がり片90
cに係合し、シャッタ駆動レバー90をチャージ位置で
保持する。なお、従動スプロケット95の1回転によっ
て、一歯ギヤ94dが、撮影枚数表示板7を1目盛り
分、回転させる。係止レバー71が、図3において、時
計方向に回動されたときには、係止レバー71のピン7
2が、スイッチングレバー66を、図3において、反時
計方向に回動させる。これにより、スイッチ17の第1
接片76の係合部材73が背面側に押圧され、第1接片
76は、図7に示されるように、第3接片78と当接さ
れる。
【0021】シャッタボタン5が押下げられると、係止
レバー71は、軸88まわりに、図8において、わずか
に反時計方向に回動される。この回動によって、係止レ
バー71の突条部71cが、シャッタ駆動レバー90の
立ち上がり片90cから外れて、シャッタ駆動レバー9
0が、バネ92の付勢力によって、軸87まわりに、図
8において、反時計方向に回動し、シャッタ駆動レバー
90の蹴飛ばしアーム90dが、後述するシャッタ羽根
96を蹴飛ばす。係止レバー71が、図3において、反
時計方向に回動されたときには、スイッチングレバー6
6へのピン72による押圧が解除され、第1接片76
は、自らの弾性により、第2接片77の側の位置に復帰
する。このとき、シャッタボタン5が押下げられていな
い場合には、第1接片76と第2接片77とが当接され
て、モータ30が回転される。ベース部85の前面に
は、光軸21と平行に軸97が形成されている。この軸
97には、クランク形状をしたシャッタ羽根96が回動
自在に軸着されている。シャッタ羽根96は、バネ10
3の付勢力により、光軸21上に設けた露光開口86を
遮断する遮断位置と、シャッタ駆動レバー90の蹴飛ば
しによって、露光開口86上から退避した退避位置との
間で回動する。
【0022】シャッタ羽根96の前面には、シャッタカ
バー98が取り付けられ、シャッタ羽根96が、光軸2
1の方向に揺動することが防止されている。このシャッ
タカバー98には、光軸21上に、絞り開口98aが形
成されており、絞り開口98aを取り囲むように鏡筒9
8bが一体に形成されている。鏡筒98b内には、撮影
レンズ9を構成する後玉レンズ99および前玉レンズ1
00と、これらの間に挟装されるスペーサ101とが挿
入され、最後に、レンズカバー102が被せられる。べ
ース部85の上部右側には、凹型の保持枠110が一体
に形成されている。保持枠110には、対物レンズ10
4aと接眼レンズ104bとが挿入され、逆ガリレオタ
イプのファインダ8を構成している。ファインダ8は、
図2に示されるように、前カバー18のファインダ対物
窓8aと後カバー19のファインダ接眼窓8bとの間に
配置されている。図8に示されるように、ベース部85
の左側部には、三つの係合片111a、111b、11
1cが形成されており、係合片111a、111b、1
11cには、それぞれ、孔が形成されている。他方、ス
イッチ17のホルダ75には、三つの凸部75a(図8
においては、スイッチ17の後面に形成された凸部は図
示されていない。)が、それぞれ、係合片111a、1
11b、111cに形成された孔と、スナップ係合が可
能に形成されている。スイッチ17は、位置決め板11
2を介して、露光ユニット13に取付けられるようにな
っている。ここに、位置決め板112は、スイッチ17
の第1接片76、第2接片77および第3接片78が、
所定の位置に位置するように、スイッチ17が、露光ユ
ニット13に取付けられることを保証するものである。
【0023】後カバー19には、アパーチャー(図示せ
ず)に対向する位置に、フィルム支持面105が形成さ
れている。フィルム支持面105の上部には、ファイン
ダ接眼窓8bが形成されており、撮影時にはこの窓を通
して、フレーミングを行う。後カバー19の上縁部に
は、前方に向かって突設された上板106が形成されて
おり、上板106は、前カバー18の上板107に形成
された切欠部107aと嵌合する形状となっている。後
カバー19の上板106と、前カバー18の上板107
が嵌合されると、図1に示されるように、両者に形成さ
れた切欠きによって、メインスイッチ摘み6を外部に露
呈させるための開口部108と、撮影枚数表示板7を外
部に露呈させるための表示窓109とが形成される。後
カバー19の底面側には、パトローネ収納室24とフィ
ルムロール室25との底面を覆うプルトップ式の蓋19
a、19bとがそれぞれ設けられている。蓋19aは、
フィルム20bを収納したパトローネ20aを取り出す
ときの取り出し蓋として用いられる。ファインダ接眼窓
8bの近傍には、ストロボユニット14が充電されたか
否かを確認する充電確認窓120が形成されている。図
9は、ストロボユニット14の一部拡大略分解斜視図で
ある。
【0024】図2および図9に示されるように、前カバ
ー18に形成されたストロボ充電スイッチ10の背後に
は、ストロボ充電用接片121が設けられており、ユー
ザーにより、ストロボ充電スイッチ10が操作される
と、ストロボ充電用接片121が、ストロボユニット1
4の基板122に当接され、基板122上に設けられた
接点123、124を短絡させて、ストロボ充電回路に
よる充電を行うようになっている。さらに、ストロボ充
電回路により、ストロボユニット14が充電されると点
滅するネオン管11と、保持枠110に挿入された対物
レンズ104aと接眼レンズ104bの上方を覆う押え
板125が設けられている。押え板125は、対物レン
ズ104aおよび接眼レンズ104bならびにカム(図
示せず)を所定の位置に保持するものであり、導光性プ
ラスチックにより形成され、撮影枚数表示板7により表
示されるべき撮影枚数を拡大して表示するためのレンズ
部126を備えている。押え板125のネオン管11側
の部分には、ネオン管11からの光を、その内面で、反
射させて、充電確認窓120に導く導光部127が形成
されている。図2および図9において、128は、コン
デンサである。導光部127は、ユニット本体3のほぼ
前後方向に直線状に延びており、その後端部は、充電確
認窓120に嵌め込まれるようになっている。また、そ
の前端部は、長手方向に対して、ほぼ45度の角度をな
した平面127aを形成しており、ネオン管11からの
光が、この平面127aに対して、ほぼ45度の角度で
入射して、導光部127の長手方向に反射され、後端部
に導かれて、充電確認窓120から観察できるように構
成されている。
【0025】図10は、シャッタボタン5を含むシャッ
タ機構の略斜視図である。図10に示されるように、シ
ャッタボタン5は、円筒形状をなしており、その下部に
は、フランジ5aと下方に突出された押圧ピン5bが形
成されている。前カバー18の上板107には、シャッ
タボタン用の開口部140と、開口部140を取り囲む
突条141が下面に形成されており、シャッタボタン5
は、この開口部140に下方から挿入されるが、突条1
41とフランジ5aとが当接するため、上方に抜けてし
まうことはない。シャッタボタン5の下方には、前カバ
ー18の内側に、背面側に向かって突設されたピン14
2に挿入され、回動自在に取り付けられた中間レバー1
43が配置されている。この中間レバー143の先端部
には、下方に突出された押圧レバー144が一体に形成
されており、中間レバー143の中間部には、上方に突
出された係合部145が形成されている。押圧レバー1
44の先端部には、背面側に向けて押圧片144aが形
成されており、この押圧片144aは、上述したスイッ
チ17の第2接片77に形成された突出片77aに当接
して、接点部77aを下方および背面側に変形させてい
る。
【0026】また、前カバー18には、係止解除レバー
146が一体に形成されている。係止解除レバー146
は、前カバー18の上板107と一体化された連接部1
46aによって弾性が付与されており、係止レバー71
の垂直片71aを押圧する押圧部146bと、中間レバ
ー143の係合部145を係合する爪部146cとが形
成されている。シャッタボタン5が押下げられると、シ
ャッタボタン5の下部に形成された押圧ピン5bが、中
間レバー143を下方に押す。シャッタボタン5によ
り、押された中間レバー143は、ピン142を中心
に、時計方向に回動される。これにより、係合部145
に係合された爪部146cが下方に押されて、係止解除
レバー146は、前カバー18との連接部146aを中
心に押し下げられる。係止解除レバー146が押し下げ
られると、押圧部146bが係止レバー71の垂直片7
1aを押して、係止レバー71を、図8において、反時
計方向にわずかに回動する。その結果、シャッタ駆動レ
バー90によるシャッタレリーズが行われる。なお、シ
ャッタボタン5が押下げられている間は、押圧レバー1
44も下方に移動されているため、押圧片144aと第
2接片77の突出片77aとの当接が解除され、第2接
片77は、自身の弾性により、第1接片76から離れる
方向に復帰する。これにより、シャッタボタン5を押下
げている間は、第1接片76と第2接片77とが当接す
ることがないので、フィルムの巻上げが行われることは
ない。また、シャッタボタン5の押下げを解除すると、
押圧レバー144は上方に移動するが、第2接片77の
突出片77aの下端は円弧状をなすように形成されてい
るので、押圧レバー144と突出片77aとは、スムー
ズに当接する。
【0027】ストロボユニット14の基板122の下部
には、電池15が装填された時に、電池15のプラス端
子15aと当接する電池接片150と、マイナス端子1
5bと当接する電池接片151とが取り付けられてい
る。これらの電池接片150、151は、ストロボ回路
に接続されている他に、モータユニット16やスイッチ
17にも接続されており、電池15は、ストロボユニッ
ト14とモータユニット16の駆動源となる。ここに、
モータ30は、直流電源によって駆動されるように構成
されているため、接続される電池15の向きによって、
回転方向が変わってしまう。図2に示すように、正しく
電池15が装填された場合には、モータ30の回転軸3
0aは図4において、反時計方向に回転されるが、電池
15が逆方向に装填されると、回転軸30aは時計方向
に回転され、パトローネ20a内に、フィルム20bを
巻き上げることができなくなる。したがって、本実施例
においては、図2に示されるように、本体部分12の電
池接片150が配置される部分に、突片153を設けて
いる。このように構成すると、電池15の装填状態を示
す底側から見た略斜視図である図11に示されるよう
に、ユニット本体2の組み立て後、電池を装填する際
に、電池接片150の前に、突片153が位置している
ため、電池15の突出したプラス端子15aは装填でき
るが、マイナス側端子15bを、電池接片150の側に
装填すると、プラス側端子15aは装填できなくなるの
で、電池15を誤って装填することを確実に防止するこ
とができる。
【0028】本実施例においては、パトローネ付きフィ
ルム20は、従動スプロケット95が7番目のパーフォ
レーションに係合して状態で、レンズ付きフィルムユニ
ット1に組み込まれる。すなわち、パトローネ付きフィ
ルム20は、露光開口23の両側に形成されたパトロー
ネ収納室24内に、パトローネ20aが収納されるとと
もに、パトローネ付きフィルム20のパトローネ20a
から、フィルム20bが、あらかじめフィルムロール収
納室25に巻き取られて、フィルムロール20cを形成
した状態で、レンズ付きフィルムユニット1内に組み込
まれるが、この時、フィルム20bの7番目のパーフォ
レーションが、従動スプロケット95に係合した状態に
あるように、パトローネ付きフィルム20が、レンズ付
きフィルムユニット1内に組み込まれるようになってい
る。以上のようにして、本実施例にかかるユニット本体
2は組み立てられるが、すべての部品が、つねに、正し
く組み立てられるとはかぎらない。そこで、フィルム2
0bの巻き上げを手動でおこなう従来のレンズ付きフィ
ルムユニットにおいては、フィルム20bを1パーフォ
レーション分だけ、機械的に巻き上げ、その際に要する
時間およびトルクを検出することによって、パトローネ
付きフィルム20が正しく組み込まれているか否かを確
認していた。しかしながら、本実施例にかかるレンズ付
きフィルムユニット1は、フィルム20bの巻き上げ
は、モータ30によってなされ、また、ユニット本体2
においては、外部に検出素子が存在しないので、フィル
ム20bを1パーフォレーション分だけ、機械的に巻き
上げ、その際に要する時間およびトルクを検出すること
によって、パトローネ付きフィルム20が正しく組み込
まれているか否かを確認することはできない。にもかか
わらず、本実施例にかかるレンズ付きフィルムユニット
1においては、モータ30の駆動力を伝達して、フィル
ム20bを自動的に巻き上げるためのギヤ群31を備え
ており、パトローネ付きフィルム20が正しく組み込ま
れているか否かを検出するだけでなく、ギヤ群31が正
しく組み込まれているか否かをも検出することが必要で
ある。
【0029】そこで、本実施例においては、外部電源を
利用して、電気的に、パトローネ付きフィルム20およ
びギヤ群31が正しく組み込まれているか否かを検出す
るように構成されている。図12は、パトローネ付きフ
ィルム20およびギヤ群31が正しく組み込まれている
か否かを検出するための検出回路図である。図12にお
いて、電池15の装填部には、電池15と同じ形のプロ
ーブ170が装填され、これに、電池などの定電圧電源
171が接続されている。検出回路には、電流計17
2、抵抗173および電圧計174が接続されており、
定電圧電源171により、モータ30が駆動され、1パ
ーフォレーション分のフィルム20bを巻き上げる際の
電流値および電圧値を測定することができるようになっ
ている。図13は、モータ30の略横断面図である。図
13に示されるように、本実施例において、モータ30
は、単相三極モータであり、絶縁物180と、そのまわ
りに取付けられた三つのコミュテータ片181a、18
1b、181cと、ブラシ182a、182cとを備え
ている。
【0030】以上のように構成された検出回路をユニッ
ト本体2に接続した状態で、メインスイッチ摘み6をオ
ンすると、モータ30が駆動されて、フィルム20bが
巻き上げられる。ここに、ユニット本体2が組み立てら
れたとき、フィルム20bの7番目のパーフォレーショ
ンが、従動スプロケット95に係合しており、未だ、1
コマのフィルム20bの巻き上げが完了していないか
ら、メインスイッチ摘み6がオンされると、1パーフォ
レーション分のフィルム20bが、モータ30により巻
き上げられ、スイッチ17がオフして、モータ30の駆
動が停止される。図14は、モータ30の特性を示すグ
ラフであり、曲線Xは、電流値とトルクとの関係を示し
ている。したがって、1パーフォレーション分のフィル
ム20bを巻き上げた際の電流値を電流計172により
測定することにより、図14に基づき、モータ30のト
ルクを知ることができる。こうして得られた電流値に基
づき、1パーフォレーション分のフィルム20bを巻き
上げる際のモータ30のトルクが求められると、次式に
したがって、フィルム巻上げトルクを求めることができ
る。
【0031】フィルム巻上げトルク=モータトルク×ギ
ヤ減速比×ギヤ効率 こうして、検出された電流値に基づき、算出されたフィ
ルム巻上げトルクを、手動巻上げによる従来のレンズ付
きフィルムユニットにおけるフィルム巻上げトルクと比
較し、許容範囲内にあるか否かを判定することにより、
パトローネ付きフィルム20およびギヤ群31が正しく
組み込まれているか否かが判別される。さらに、本実施
例においては、1パーフォレーション分のフィルム20
bを巻き上げる際のモータ30の回転数を求めることに
より、パトローネ付きフィルム20およびギヤ群31が
正しく組み込まれているか否かを判別するように構成さ
れている。すなわち、本実施例におけるモータ30は、
単相三極モータであり、コミュテータ片181a、18
1b、181cの間に形成されたギャップが、ブラシ1
82a、182cと接触する際に、電気ノイズが発生す
る。モータ30が1回転するときに、発生する電気ノイ
ズは、 電気ノイズ=ブラシの数×ギャップの数 の関係にあるから、本実施例においては、1回転あた
り、6つの電気ノイズが発生する。この電気ノイズは、
電圧計174によって測定された電圧値に大きな変動を
生じさせるので、この変動部分の負側あるいは正側をカ
ットし、さらに、パルス波形に整形して、パルスカウン
タによって、パルスの数をカウントすることにより、モ
ータ30の回転数を求めることができる。こうして求め
た1パーフォレーション分のフィルム20bを巻き上げ
る際のモータ30の回転数を、基準回転数と比較し、許
容範囲内にあるか否かを判定することにより、パトロー
ネ付きフィルム20およびギヤ群31が正しく組み込ま
れているか否かが判別される。
【0032】ここに、検出された電流値に基づき、算出
されたフィルム巻上げトルクと、算出されたモータ30
の回転数のうち、一方は、許容範囲内にあるが、他方
は、許容範囲外にあるという場合があり得るが、本実施
例においては、そのような場合には、パトローネ付きフ
ィルム20およびギヤ群31が正しく組み込まれていな
いと判断している。このようにして、検査が終了したユ
ニット本体2には、電池15が装填され、その後、その
外側を、外ケース3によって覆われて、レンズ付きフィ
ルムユニット1となる。図1に示すように完成されたレ
ンズ付きフィルムユニット1は、遮光と防湿とを行う防
湿袋(図示せず)に収納されて販売されるが、搬送時な
どに、防湿袋の上からシャッタボタン5が押されてシャ
ッタレリーズされ、フィルムが無駄に消費されることを
防止するために、メインスイッチ摘み6を、「OFF」
位置にセットし、シャッタボタン5を押下して、シャッ
タレリーズを行ってから、防湿袋に収納される。図15
は、スイッチ17がOFFのときの略上面図である。
【0033】この状態では、図12に示されるように、
操作板54に突設された突出部54aが、スイッチング
レバー66のアーム部68を押圧するので、スイッチン
グレバー66は反時計方向に回動される。回動されたス
イッチングレバー66は、突出部70により、第1接片
76の突出片76bの先端部に取り付けられた係合部材
73を背面側に押す。その結果、図7に示されるよう
に、第1接片76が、背面側に変形されて、第3接片7
8の接点部78aと当接されるので、モータ30の駆動
が防止される。レンズ付きフィルムユニット1を購入し
たユーザーは、防湿袋からレンズ付きフィルムユニット
1を取り出し、防湿袋や外ケース3に記載された説明に
したがって、メインスイッチ摘み6を、「ON」位置に
スライドする。その結果、スイッチングレバー66に対
する操作板54からの押圧が解除されるので、第1接片
76は、自身の弾性により、第3接片78から離れて、
元の位置に復帰する。また、図6に示されるように、こ
のとき、第2接片77は、押圧レバー144に形成され
た押圧片144aの押圧によって、第1接片76の側に
変形されているので、第1接片76の接点部76aと第
2接片77とが当接されることになり、モータ30が回
転される。
【0034】モータ30の回転軸30aは、図4におい
て、反時計方向に回転され、この回転は、ギヤ群31に
よって、1/100〜1/290に減速される。図3に
示されるように、減速されたモータ30の回転は、ギヤ
49の下段ギヤ49aによって、巻上げギヤ60に伝え
られ、巻上げギヤ60は、図4において、反時計方向に
回転される。図2に示されるように、巻上げギヤ60の
回転によって、駆動軸62の歯列62aと噛合されたパ
トローネ20aのスプール20dも、反時計方向に回転
される。スプール20dの回転により、フィルム20b
が、パトローネ20a内に巻き上げられるが、この時
に、図8に示される従動スプロケット95が、フィルム
20bのパーフォレーションとの噛合により、反時計方
向に回転される。従動スプロケット95の回転により、
従動スプロケット95に取り付けられた回転部材94
が、同方向に回転される。回転部材94の回転によっ
て、シャッタチャージカム94bに一端90bが当接さ
れたシャッタ駆動レバー90が、バネ92の付勢に抗し
て、時計方向に回転され、チャージ位置に移動する。フ
ィルム20bの1コマ巻き上げにより、回転部材94も
1回転し、巻止めカム94aの溝94eに、係止レバー
71の爪部71bが入り込んで、従動スプロケット95
の回転をロックする。また、この溝94eと爪部71b
との嵌合によって、係止レバー71が、わずかに時計方
向に回動されるので、突条部71cと立上がり片90c
とが係合されてシャッタチャージが行われる。
【0035】また、同時に、係止レバー71の回動によ
り、図3に示される係止レバー71のピン72によっ
て、係合部69が押されて、スイッチングレバー66が
反時計方向に回動される。このスイッチングレバー66
の回動により、突出部70が、第1接片76の係合部材
73を背面側に押圧し、第1接片76を変形させて、図
7に示されるように、第3接片78の接点部78aに当
接させる。これにより、モータ30はショートされるの
で、モータ30の回転が即座に停止され、撮影準備が完
了する。ユーザーは、後カバー19に形成されたファイ
ンダ接眼窓8b(図2参照)を覗いて、被写体を確認
し、フレーミングを決定した後で、シャッタボタン5を
押下げる。シャッタボタン5が押下げられると、図10
に示されるように、シャッタボタン5の下部に形成され
た押圧ピン5bが、中間レバー143を下方に押し下げ
る。中間レバー143は、前カバー18に形成されたピ
ン142を中心に、時計方向に回動されて、係合部14
5に係合された爪部146cを押し下げる。爪部146
cが押し下げられた係止解除レバー146は、前カバー
18との接続部146aを支点として、押し下げられ、
押圧部146bで、係止レバー71の垂直片71aを押
して、係止レバー71をわずかに反時計方向に回動させ
る。
【0036】図8に示されるように、係止レバー71
が、反時計方向に回動されると,係止レバー71の突条
部71cと、シャッタ駆動レバー90の立上がり片90
cとの係合が解除され、シャッタ駆動レバー90は、バ
ネ92の付勢力により、反時計方向に回動される。この
際に、蹴飛ばしアーム90dが、シャッタ羽根96を蹴
飛ばして、シャッタ羽根96を回動し、撮影開口86を
開放する。その結果、撮影レンズ9を通過した被写体光
が、フィルム20bに達し、フィルム20bへの露光が
行われる。なお、フィルムの1コマ巻上げ時に、モータ
30がブレーキによって、即座に停止されているので、
フィルム20bは引っ張られてはおらず、シャッタレリ
ーズ時に、フィルムのブレが発生することはない。ま
た、同時に、図3に示されるように、係止レバー71の
回動によりピン72のスイッチングレバー66に対する
反時計方向への押圧が解除される。これにより、第1接
片76は、自身の弾性によって、元の形状に復帰するた
め、第2接片77の側に移動する。しかしながら、図5
に示されるように、シャッタボタン5が押下げられてい
る間は、押圧レバー144の押圧片144aと、第2接
片77の突出片77aとは当接されていないので、第2
接片77は、自身の弾性によって、第1接片76から離
れる方向に変位して、第1接片76の接点部76aと第
2接片77とは当接されず、モータ30は回転されな
い。
【0037】その後、シャッタボタン5の押下げを解除
すると、第2接片77は、再び、押圧レバー144の押
圧片144aによって、第1接片76側に押圧されるの
で、図6に示されるように、第1接片76の接点部76
aと第2接片77とが当接される。これにより、モータ
30が回転され、モータ30の回転によるフィルムの巻
上げと、シャッタチャージおよびフィルム巻止めとが行
われる。他方、ストロボユニット14を用いて、ストロ
ボ撮影をする場合には、まず、ストロボ充電スイッチ1
0が操作される。その結果、ストロボ充電スイッチ10
の背後に設けられたストロボ充電用接片121が、スト
ロボユニット14の基板122に当接され、基板122
上の接点123、124を短絡させて、ストロボ充電回
路を充電する。ストロボ充電回路により、ストロボユニ
ット14の充電が完了すると、ネオン管11が点滅す
る。その結果、ネオン管11からの光は、前カバー18
に形成された充電確認孔11aから、外部に導かれる。
同時に、保持枠110に挿入された対物レンズ104a
と接眼レンズ104bの上方を覆い、導光性プラスチッ
クにより形成された押え板125の導光部127に、ネ
オン管11の光が導かれ、導光部127の内面127a
で、反射されて、ファインダ接眼窓8bの近傍の後カバ
ー19に形成された充電確認窓120に導かれる。した
がって、ユーザーは、撮影態勢を保持した状態で、ファ
インダ接眼窓8bから目を離しても、ストロボユニット
14が充電されたか否かを確認して、次の撮影をおこな
うことができ、したがって、短い時間間隔で、連続し
て、ストロボ撮影をすることが可能になる。さらには、
ネオン管11の光が導かれる充電確認窓120は、ファ
インダ接眼窓8bの近傍の後カバー19に形成されてお
り、ファインダ8内には、導かれないから、ユーザー
は、ネオン管11からの光により、妨害されることな
く、所望のように、被写体のフレーミングをおこなうこ
とができる。
【0038】本実施例によれば、電池15と同じ形のプ
ローブ170を電池15の装填部に装填し、これに、電
池などの定電圧電源171が接続して、検出回路を構成
し、さらに、検出回路に、電流計172、抵抗173お
よび電圧計174を接続し、定電圧電源171により、
モータ30を駆動して、1パーフォレーション分のフィ
ルム20bを巻き上げる際の電流値および電圧値を測定
することにより、パトローネ付きフィルム20およびギ
ヤ群31が、ユニット本体2に正しく組み込まれている
か否かを検出しているので、外部に検出素子が存在しな
いフィルム自動巻き上げ方式のレンズ付きフィルムユニ
ット1においても、パトローネ付きフィルム20および
ギヤ群31が、ユニット本体2に正しく組み込まれてい
るか否かを検出することが可能になり、レンズ付きフィ
ルムユニット1の信頼性を向上させることができる。本
発明は、以上の実施例に限定されることなく、特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能
であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであ
ることはいうまでもない。たとえば、前記実施例におい
ては、測定した電流値に基づき算出したフィルム巻上げ
トルクおよび1パーフォレーション分のフィルム20b
を巻き上げる際のモータ30の回転数を算出することに
より、パトローネ付きフィルム20およびギヤ群31
が、ユニット本体2に正しく組み込まれているか否かを
検出しているが、あらかじめ、1パーフォレーション分
のフィルム20bを巻き上げるのに必要なモータ30の
トルクの許容範囲を定めておき、フィルム巻上げトルク
を算出することなく、測定した電流値に基づき、図14
にしたがって、モータ30のトルクを求め、モータ30
のトルクが許容範囲内にあるか否かを判定することによ
って、パトローネ付きフィルム20およびギヤ群31
が、ユニット本体2に正しく組み込まれているか否かを
検出するようにしても、さらには、1パーフォレーショ
ン分のフィルム20bを巻き上げる際の許容電圧値の範
囲をあらかじめ定めておき、測定した電圧値が許容範囲
内にあるか否かを判定することにより、パトローネ付き
フィルム20およびギヤ群31が、ユニット本体2に正
しく組み込まれているか否かを検出するようにしてもよ
い。また、電流値もしくはこれに基づき算出したフィル
ム巻上げトルクまたはモータ30の回転数のいずれかに
基づいて、パトローネ付きフィルム20およびギヤ群3
1が、ユニット本体2に正しく組み込まれているか否か
を検出するようにしてもよい。
【0039】さらに、前記実施例においては、パトロー
ネ付きフィルム20は、7番目のパーフォレーション
が、従動スプロケット95に係合した状態で、ユニット
本体2に組み込まれているが、パトローネ付きフィルム
20は、1コマ未満のフィルム20bが、パトローネ2
0aに巻き上げられた状態で、ユニット本体2に組み込
まれていればよく、7番目のパーフォレーションが、従
動スプロケット95に係合した状態で、ユニット本体2
に組み込まれていることは必ずしも必要でなく、また、
パトローネ付きフィルム20およびギヤ群31が、ユニ
ット本体2に正しく組み込まれているか否かを検出する
ためのモータ30によるフィルム20bの巻き上げも、
1パーフォレーション分に限られるものではない。ま
た、前記実施例においては、本体部分12に、係合部材
26a、26bが形成され、前カバー18に、係合孔1
8a、18bが形成されているが、係合部材26a、2
6bを前カバーに形成し、係合孔18a、18bを本体
部分12に形成するようにしてもよい。さらに、前記実
施例においては、二つの係合部材26a、26bおよび
二つの係合孔18a、18bが形成されているが、係合
部材および係合孔の数は二つに限定されるものではな
く、少なくとも一つの係合部材および係合孔が形成され
ていればよい。
【0040】また、前記実施例においては、ネオン管1
1からの光を、導光性プラスチックによって形成された
押え板125に設けた導光部127によって、ファイン
ダ接眼窓8bの近傍の後カバー19に形成された充電確
認窓120に導き、ストロボユニット14の充電が完了
したか否かを確認し得るようにしているが、ネオン管1
1からの光が、ファインダ接眼窓8bの近傍の後カバー
19に形成された充電確認窓120に導かれればよく、
導光性プラスチックによって形成された押え板125に
設けた導光部138に代えて、その他の導光手段、たと
えば、光ファイバなどを用いて、ネオン管11からの光
を、充電確認窓120に導くようにしてもよい。さら
に、前記実施例においては、ストロボユニット14の充
電が完了したことを示すために、ネオン管11を用いて
いるが、ネオン管11に代えて、光発光ダイオード(L
ED)などの適当な発光部材を用いてもよい。また、前
記実施例においては、前カバー18の上板107にも、
ネオン管11の光を外部に導く充電確認孔11aを形成
しているが、この充電確認孔11aは省略してもよい
し、あるいは、押え板125に、導光部127を設け
ず、後カバー19に充電確認窓120を形成することな
く、充電確認孔11aのみを形成して、ストロボユニッ
ト14の充電が完了したか否かを確認するようにしても
よい。
【0041】また、前記実施例においては、電池15の
誤装填を防止するため、突片153によって、電池15
が、所定の向きでしか、装填できないようにしている
が、図16に示されるように、後カバー19の底面19
cに、電池マーク160ならびにプラスマーク161お
よびマイナスマーク162とを刻設して、電池15の装
填方向を明確にし、電池15の誤装填を防止するように
してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、フィルムの自動巻き上
げ用モータと、モータの駆動力を伝達するギヤユニット
とを有し、パトローネ付きフィルムが収納されたユニッ
ト本体を備えたレンズ付きフィルムユニットの製造方法
であって、パトローネ付きフィルムおよびギヤユニット
が所望のように組み込まれたか否かを確認することので
きるレンズ付きフィルムユニットの製造方法を提供する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例にかかるレンズ付きフ
ィルムユニットの外観を示す略斜視図である。
【図2】図2は、レンズ付きフィルムユニットのユニッ
ト本体の略分解斜視図である。
【図3】図3は、フィルム巻き上げ用のモータユニット
16およびスイッチ17の略分解斜視図である。
【図4】図4は、モータユニットの略分解斜視図であ
る。
【図5】図5は、シャッタボタンの操作時におけるスイ
ッチの略側面図である。
【図6】図6は、モータ駆動時におけるスイッチの略側
面図である。
【図7】図7は、モータ停止時におけるスイッチの略側
面図である。
【図8】図8は、露光ユニットの略分解斜視図である。
【図9】図9は、ストロボユニット14の一部拡大略分
解斜視図である。
【図10】図10は、シャッタボタン5を含むシャッタ
機構の略斜視図である。
【図11】図11は、電池の装填状態を示す略斜視図で
ある。
【図12】図12は、パトローネ付きフィルムおよびギ
ヤ群が正しく組み込まれているか否かを検出するための
検出回路図である。
【図13】図13は、モータの略横断面図である。
【図14】図14は、モータの特性を示すグラフであ
る。
【図15】図15は、スイッチがOFFのときの略上面
図である。
【図16】図16は、電池の装填状態の他の例を示す略
斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフィルムユニット 2 ユニット本体 3 外ケース 4 ストロボ発光部 4a ストロボ開口部 5 シャッタボタン 6 メインスイッチ摘み 7 撮影枚数表示板 7a 歯列 8 ファインダ 8a ファインダ対物窓 9 撮影レンズ 9a 開口部 10 ストロボ充電スイッチ 11 ネオン管 11a 充電確認孔 12 本体部分 13 露光ユニット 14 ストロボユニット 15 電池 16 モータユニット 17 スイッチ 18 前カバー 19 後カバー 20 パトローネ付きフィルム 20a パトローネ 20b フィルム 20c フィルムロール 20d スプール 21 光軸 22 グリップ部 23 露光開口 24 パトローネ収納室 25 フィルムロール収納室 26 モータユニット収納室 27a、27b、27c、27d 係合爪 28a 突起 28b ピン 30 モータ 31 ギヤ群 32 保持枠 33 天板 34 ギヤ支持部 35 モータ支持部 36 連結部 38 ギヤ 40、41、42 軸受け穴 43、44 軸 45、46、47、48、49 ギヤ 49a 下段ギヤ 50 係合爪 54 操作板 54a 突出部 55 凸部 56、57 凹部 60 巻上げギヤ 66 スイッチングレバー 71 係止レバー 75 ホルダ 76 第1接片 77 第2接片 78 第3接片 85 ベース部 86 露光開口 90 シャッタ駆動レバー 90d 蹴飛ばしアーム 94b シャッタチャージカム 95 従動スプロケット 96 シャッタ羽根 98 シャッタカバー 98a 絞り開口 98b 鏡筒 99 後玉レンズ 100 前玉レンズ 102 レンズカバー 104a 対物レンズ 104b 接眼レンズ 105 フィルム支持面 111a、111b、111c 係合片 112 位置決め板 120 充電確認窓 121 ストロボ充電用接片 122 基板 123、124 接点 125 押え板 126 レンズ部 127 導光部 128 コンデンサ 143 中間レバー 144 押圧レバー 145 係合部 146 係止解除レバー 150、151 電池接片 170 プローブ 171 定電圧電源 172 電流計 173 抵抗 174 電圧計 180 絶縁物 181a、181b、181c コミュテータ片 182a、182b ブラシ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの自動巻き上げ用モータと、モ
    ータの駆動力を伝達するギヤユニットとを有し、パトロ
    ーネ付きフィルムが収納されたユニット本体を備えたレ
    ンズ付きフィルムユニットの製造方法において、外部電
    源を用いて、前記フィルムの自動巻き上げ用モータを駆
    動させ、前記パトローネ付きフィルムを巻き上げる際の
    前記モータの電気的動作を検出して、前記ユニット本体
    が所望のように組み立てられたか否かを判別し、しかる
    後に、包装することを特徴とするレンズ付きフィルムユ
    ニットの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記パトローネ付きフィルムを巻き上げ
    る際の電流値を検出して、前記ユニット本体が所望のよ
    うに組み立てられたか否かを判別することを特徴とする
    請求項1に記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記モータの回転数を検出して、前記ユ
    ニット本体が所望のように組み立てられたか否かを判別
    することを特徴とする請求項1に記載のレンズ付きフィ
    ルムユニットの製造方法。
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