JPH088315Y2 - 燃料ポンプ - Google Patents

燃料ポンプ

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JPH088315Y2
JPH088315Y2 JP9738790U JP9738790U JPH088315Y2 JP H088315 Y2 JPH088315 Y2 JP H088315Y2 JP 9738790 U JP9738790 U JP 9738790U JP 9738790 U JP9738790 U JP 9738790U JP H088315 Y2 JPH088315 Y2 JP H088315Y2
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fuel pump
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行博 西川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車エンジン等に燃料タンク内の
燃料を供給するのに好適に用いられる燃料ポンプに関
し、特に、電動モータの回転子にフラットコンミテータ
を備えた燃料ポンプに関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車の燃料噴射装置は燃料タンク内の燃料
を燃料ポンプにより吸込み、燃料供給配管に吐出して、
エンジンの燃料噴射弁に供給するようになっている。そ
して、この種の燃料噴射装置は、エンジンの燃焼状態、
駆動状態を吸入空気量検出センサ,エンジン回転数検出
センサ等を用いて検出し、噴射弁からの燃料の噴射量を
演算制御すると共に、これらの検出信号に基づき燃料ポ
ンプの吐出量(電動モータの印加電圧)を制御するよう
にしている。
そこで、第9図ないし第12図に従来技術の燃料ポンプ
として小型タービン型燃料ポンプを自動車の燃料噴射装
置に用いた場合を例に挙げて示す。
図中、1は燃料タンク(図示せず)内に設けられ、軸
方向両端が開口した筒状のケーシング本体を示し、該ケ
ーシング本体1の一端側(第9図中の下端側)にはポン
プハウジング2が嵌着されている。3は該ポンプハウジ
ング2を構成する円板状の外側ハウジングで、該外側ハ
ウジング3には内面中心側に位置して後述する回転軸12
の下端側12Aが突出できるように、すり鉢状の凹部3Aが
形成されると共に、外周側には燃料の吸込口4が形成さ
れている。そして、5は外側ハウジング3と共に前記ポ
ンプハウジング2を構成する円板状の内側ハウジング
で、該内側ハウジング5には中心側にブシュ嵌合穴5Aが
穿設されると共に、外側ハウジング3との対向面にター
ビン収容凹部5Bが形成されており、外周側には軸方向に
吐出口6が穿設されている。
7は前記タービン収容凹部5Bの外周側に位置してポン
プハウジング2内に設けられた略C字状の燃料通路を示
し、該燃料通路7の一端側は前記吸込口4に連通し、他
端側は吐出口6に連通している。そして、該燃料通路7
からタービン収容凹部5Bにかけてポンプハウジング2内
には、羽根8A,8A,…が周方向に列設されたタービンベー
ン8が回転可能に収容されている。
9はケーシング本体1の上端側に嵌着された有蓋円筒
状のエンドカバーを示し、該エンドカバー9には、その
内面中央側に位置する円筒状のブシュ挿着部9Aと、該ブ
シュ挿着部9Aの径方向両側に位置して筒状に形成された
一対のブラシ保持部9B,9B(第10図参照)とが設けられ
ている。10はエンドカバー9の外周側に設けられた吐出
ポートで、該吐出ポート10は燃料供給配管等を介して燃
料噴射弁(いずれも図示せず)と接続されている。そし
て、該吐出ポート10から燃料供給配管内に吐出された燃
料は、その一部(10%程度)が燃料噴射弁へ供給される
と共に、残りの大部分は圧力レギュレータにより燃圧を
制御されつつ、リターン配管(いずれも図示せず)を介
して燃料タンク内へと戻されるようになっている。ま
た、該吐出ポート10内には残圧保持用のチェック弁11が
設けられており、該チェック弁11は後述する電動モータ
15の停止時に、前記燃料供給配管内を所定の残圧状態に
保持するようになっている。
12はブシュ13,14を介してポンプハウジング2とエン
ドカバー9との間に架設された回転軸で、該回転軸12の
下端側12Aは、ポンプハウジング2の凹部3A内に突出し
てタービンベーン8に嵌合され、タービンベーン8と一
体回転するようになっており、その上端側12Bは前記エ
ンドカバー9のブッシュ挿着部9A内に突出している。ま
た、ブシュ13,14はブシュ嵌合穴5A、ブシュ挿着部9Aに
それぞれ嵌合固着され、回転軸12の両端側を摺動(回
転)可能に支持している。
15はケーシング本体1内に設けられた電動モータを示
し、該電動モータ15は前記回転軸12に挿着されて一体的
に回転する回転子16及びフラットコンミテータ17と、エ
ンドカバー9のブラシ保持部9B内に摺動可能に挿嵌さ
れ、ばね18によって前記フラットコンミテータ17に常時
押圧された一対のブラシ19,19(一方は図示せず)と、
回転子16の外周側に位置してヨーク20に支持された固定
子21とから構成されている。
ここで、前記フラットコンミテータ17は第11図に示す
ように、8個の磁性材料からなる扇形セグメント17A,17
A,…をスロットA,A,…を存して周方向に列設したものか
ら構成されている。そして、該各セグメント17Aは回転
軸12の軸線に平行な鉛直方向からブラシ19,19を押圧す
るために、その上側端面は平坦なブラシ摺接面17A1,17A
1…に形成されていることから、該セグメント17A,17A,
…の集合体をフラットコンミテータ17と称している。
22A,22Bは、下端側が該電動モータ15のブラシ19,19と
接続され、上端側がエンドカバー9の上方に突出した一
対の電源端子を示し、該各電源端子22A,22Bは後述のリ
ード線23A,23Bを介してバッテリ電源(図示せず)等と
接続されている。第12図に示す23A,23Bはリード線を示
し、該リード線23Aはバッテリ電源のプラス側と燃料ポ
ンプの電源端子22Aとを接続し、リード線23Bは燃料ポン
プの電源端子22Bと後述のトランジスタ24のコレクタ24A
とを接続している。
24は燃料ポンプの電源端子22Bとアース側との間に位
置して電動モータ15と直列に接続されたトランジスタを
示し、該トランジスタ24は、ベース24Bに印加されたベ
ース電圧によりコレクタ24A,エミッタ24C間を導通、遮
断し、該エミッタ24Cは抵抗25を介してアース側と接続
されている。26は前記トランジスタ24のベース24Bと接
続された電圧制御部を示し、該電圧制御部26はベース電
圧を調節して、電動モータ15に供給されるバッテリ電源
からの電圧を制御するようになっている。
27はマイクロコンピュータ等からなる制御装置を示
し、該制御装置27の出力側は電圧制御部26の入力側に接
続され、該制御装置27の入力側には、吸入空気量Qおよ
びエンジンの回転数N等を検出する吸入空気量検出セン
サ,エンジン回転数検出センサ等がハーネス(いずれも
図示せず)を介して接続されている。そして、該制御装
置27からの出力信号等に基づき電動モータ15の印加電圧
を演算し、電圧制御部26に制御信号を出力して電動モー
タ15の印加電圧を調節し、燃料ポンプの吐出量をエンジ
ンの回転数Nおよび噴射量Ti等に応じて制御するように
なっている。
従来技術による小型タービン型燃料ポンプを組込んだ
燃料噴射装置は上述の如き構成を有するもので、次にそ
の作動を説明する。
制御装置27は前記各センサからの信号に基づき電動モ
ータ15に供給する電圧を演算し、電圧制御部26に制御信
号を出力する。そして、電圧制御部26はこの制御電圧に
基づきトランジスタ24のベース電圧を調整して電動モー
タ15に電圧を印加する。
これにより電動モータ15は駆動し、回転軸12と共にタ
ービンベーン8が回転を始めると、吸込口4から燃料通
路7へと吸込まれた燃料タンク内の燃料は、タービンベ
ーン8の各羽根8Aにより燃料通路7内を圧送されつつ、
吐出口6からケーシング本体1内に吐出され、該ケーシ
ング本体1内から吐出ポート10を介して燃料供給配管へ
と送り出され、燃料噴射弁に供給されてエンジン内で燃
焼する。そして、制御装置27はエンジンの燃焼状態、駆
動状態を検出する吸入空気量検出センサ、エンジン回転
数検出センサ等からの検出信号に基づき、電圧制御部26
等を介して電動モータ15の印加電圧を制御している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術では、制御装置27等によ
りエンジンの燃焼状態、駆動状態に合わせて電動モータ
15の印加電圧を制御し、これによって燃料ポンプの吐出
量を制御しているに過ぎない。また、この種のタービン
型燃料ポンプは市場要求に応じて小型化されて、タービ
ンベーン8の一回転あたりの燃料吐出量は少なくなって
いるから、燃料噴射弁への燃料供給量を確保するために
電動モータ15の印加電圧を上げてタービンベーン8を高
速回転させるようにしている。
このため従来技術では、電動モータ15によりタービン
ベーン8を高速回転させるときに、燃料ポンプ内に高周
波の異音が生じ易くなり、この異音は燃料タンク等を介
して運転室内や自動車の外部に騒音となって伝わるとい
う問題がある。
また、制御装置27は電動モータ15の回転数を検出せず
に、所謂オープンループで電動モータ15の印加電圧を制
御し、さらに、電動モータ15の回転数には「ばらつき」
が生じて、電動モータ15の印加電圧との関係はリニアに
はならないから、制御装置27は電動モータ15を最適制御
できず、これにより燃料ポンプは必要以上に燃料を吐出
することがあるという問題がある。
さらに、小型タービン型燃料ポンプは回転子16と共に
6,000rpmの高速で回転するフラットコンミテータ17に上
方からばね16のばね力によって一対のブラシ19,19を押
圧するようになっており、フラットコンミテータ17は前
述の如く複数のセグメント17A,17A,…を周方向に隔設
し、該各セグメント17A間には放射状に伸長する複数の
スロットA,A,…を形成したものであるから、各ブラシ19
とフラットコンミテータ17の各ブラシ摺接面17A1との間
に異物がかみ込むと、これらが早期に異常摩耗し、この
ことに気付かずに運転を続けた場合に、電動モータ15の
回転数を高回転に維持することができず、燃料ポンプか
らの燃料の吐出量が不足し、運転や走行性に支障を来す
ばかりでなく、故障箇所がどこであるかを判別できない
という問題がある。
本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、本考案は電動モータの回転数をフィードバック制
御でき、所要の燃料吐出量を確保でき、異音が発生する
のを効果的にに防止できる上に、フラットコンミテータ
に異常摩耗が発生したか否かを早期に検出することがで
きるようにした燃料ポンプを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本考案が採用する構成
の特徴は、電動モータのフラットコンミテータには各セ
グメント間に位置して該フラットコンミテータの外周に
開口し、前記ブラシとの摺接部位まで径方向に伸びる切
欠き部を設け、エンドカバーにはフラットコンミテータ
と対向し、該切欠き部を介して前記電動モータの回転数
を検出する回転数検出器を設けたことにある。
〔作用〕
上記構成により、回転数検出器からの検出信号に基づ
き、電動モータの回転数を検出し、この回転数が異音の
生じ易い回転数まで増大すると、電動モータへの印加電
圧を下げて回転数が過剰に高くなるのを防止でき、電動
モータの回転数をフィードバック制御することができ、
所望の吐出量を確保することが可能となる。また、フラ
ットコンミテータの異常摩耗時には回転数検出器からの
検出信号が変化するから、異常摩耗を早期に検出するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第8図に基づき
詳述する。なお、前述した従来技術の構成要素と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
図中、31は実施例の電動モータ15の一部を構成するフ
ラットコンミテータを示し、該フラットコンミテータ31
は回転軸12を中心に周方向に隔設され、それぞれが平坦
な上向きのブラシ摺接面32Aを有する導電性材料からな
る平面略扇状のセグメント32,32,…と、該各セグメント
32間に形成され、回転軸12を中心に放射状に伸長するス
ロットB,B,…と、各セグメント32の先端側角隅を略L字
形状に切欠くことにより、各スロットBの先端側に位置
して隣接する各一対のセグメント32,32間に形成され、
径方向外向きに開口する平面略コ字形状の切欠き部33,3
3,…とから構成され、該各切欠き部33は第3図に二点鎖
線で示す各ブラシ19と各セグメント32との摺接部位Cの
位置まで径方向に伸長している。
34はエンドカバー9にフラットコンミテータ31と微小
距離を隔てて取付けられ、前記各切欠き部33を介して回
転数を検出する回転数検出器としての回転数検出センサ
を示し、該回転数検出センサ34は後述するケーシング3
5、永久磁石36、コア部材37および検出コイル39とから
大略構成されている(第5図参照)。35は前記回転数検
出センサ34の本体を構成するケーシングを示し、該ケー
シング35は絶縁性の繊維強化樹脂材料により段付筒状に
形成され、その先端側にはコイルボビン35Aが、基端側
側面にはコネクタ35Bが一体形成されている。そして、
該ケーシング35の外周側には後述するOリング42用のシ
ール溝35Cが形成されている。
36はケーシング35内に設けられ、短尺な円柱状に形成
された永久磁石、37は電磁軟鉄等の磁性材料によって段
付円柱状に形成されたコア部材を示し、該コア部材37は
基端側に位置して永久磁石36とほぼ同一外径をもった大
径部37Aと、該大径部37Aから同軸に伸長し、コイルボビ
ン35A内に挿通された小径部37Bとから構成され、該小径
部37Bの先端面37C側はコイルボビン35Aから僅かに突出
し、フラットコンミテータ31のブラシ摺接面32Aおよび
各切欠き部33に近接して配設されるようになっている。
38はケーシング35内に位置して永久磁石36の他側端面に
当接された鉄心部材を示し、該鉄心部材38は電磁軟鉄等
の磁性材料により円柱状に形成され、これにより永久磁
石36の磁束密度を増加させるようになっている。
39はコア部材37の小径部37Bの径方向外側に位置し
て、コイルボビン35Bに巻回された検出コイルを示し、
該検出コイル39はリード線(図示せず),コネクタ35B
を介して検出信号を後述の制御装置44へと出力するよう
になっている。
40はコア部材37の先端面37Cや検出コイル39の先端面
を覆うようにしてケーシング35に取付けられ、非磁性の
ステンレス鋼板等により有蓋筒状に形成された保護キャ
ップを示し、該保護キャップ40はコア部材37の先端面37
Cおよびコイルボビン35Aの先端面等を覆うべく円板状に
形成された蓋部40Aと、該蓋部40Aの外周側から軸方向に
延びて該蓋部40Aと一体形成され、検出コイル39をコイ
ルボビン35Aと共に覆うべく円筒状に形成された筒部40B
と、該筒部40Bの開口端側に設けられたカシメ部40Cとか
ら構成されている。
41は保護キャップ40の筒部40B外周側に嵌合された磁
気遮蔽用のシールド部材を示し、該シールド部材41は例
えば鉄材等の磁性材料から円筒状に形成され、外部から
電磁波等のノイズが検出コイル39等に侵入するのを防止
するようになっている。42はシート溝35Cに装着された
Oリングを示し、該Oリング42はケーシング35と保護キ
ャップ40との間を液密にシールし、検出コイル39等に外
部の燃料等が侵入するのを防止している。
43はケーシング35の基端側を閉塞する閉塞部材を示
し、該閉塞部材43はエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂材料
によって厚肉円板状に形成され、ケーシング35内にコア
部材37,永久磁石36および鉄心部材38を図示の如く挿入
した状態で、ケーシング35の開口部側を閉塞するように
なっている。
44は従来技術で述べた制御装置とほぼ同様に構成され
た制御装置を示し、該制御装置44の出力側は第7図に示
す如く電圧制御部26の入力側およびフラットコンミテー
タ31の異常摩耗警報装置(図示せず)に接続され、該制
御装置44に入力側には、吸入空気量Qおよびエンジンの
回転数N等を検出する吸入空気量検出センサ,エンジン
回転数検出センサ(いずれも図示せず)および回転数検
出センサ34等が接続されている。そして、該制御装置44
の記憶回路内には第8図に示す回転数制御処理用等のプ
ログラム等が格納され、その記憶エリア44Aには回転数
検出センサ34からの信号に基づき、回転数を制御する所
定波長TA,TB(TB>TA)およびフラットコンミテータ
31の異常摩耗を判定する振幅VA等が格納されている。
本実施例による小型タービン型燃料ポンプは上述の如
き構成を有するもので、その基本的動作については従来
技術によるものと格別差異はない。
然るに、本実施例では、フラットコンミテータ31の各
セグメント32間に各切欠き部33を形成したから、回転数
検出センサ34により、電動モータ15の回転数を下記の如
く検出できる上に、フラットコンミテータ31に異常摩耗
が発生した場合でも、これを早期に検出できる。
即ち、回転数検出センサ34は燃料ポンプを作動させ、
電動モータ15が回転すると、フラットコンミテータ31も
回転を始め、各切欠き部33がコア部材37の先端面37Cに
順次接近して離間する。これによって保護キャップ40の
蓋部40Aを透過するコア部材37の磁束が変化し、電磁誘
導作用で検出コイル39には誘導起電力が発生する。そし
て、この誘導起電力は各切欠き部33の接近、離間に応じ
て増減する検出信号となって制御装置44へと出力するよ
うになっている。ここで、第6図(イ)〜(ロ)に回転
数検出センサ34の出力波形を例に挙げて説明する。
第6図(イ)は電動モータ15が定格回転数N0(6000r
pm)で回転しているときの出力波形を示し、振幅V0
波長T0の出力波形が制御装置44に入力される。第6図
(ロ)は電動モータ15の回転数が定格回転数を越えた場
合の出力波形を示し、振幅V1(V1>V0),波長T
1(T1<T0)の出力波形が制御装置44に入力される。
そして、第6図(ハ)は電動モータ15が定格回転数N0
(6000rpm)で回転しているが、フラットコンミテータ3
1が摩耗した場合の出力波形を示し、振幅V2(V2
0),波長T2(T2≒T0)の出力波形が制御装置44に
入力される。即ち、フラットコンミテータ31の摩耗時に
は回転数検出センサ34のコア部材37の先端面37Cとブラ
シ摺接面37Cとの距離が設定距離より大きくなるから、
これにより、回転数検出センサ34内での電磁誘導作用が
低下し、誘導起電力が減少するようになる。
次に、第8図に基づいて電動モータ15の回転数制御処
理等について説明する。
本処理は燃料ポンプが作動することにより処理を開始
するようになっている。
ステップ1で回転数検出センサ34から出力される検出
信号の波長Tおよび振幅Vを読込み、ステップ2で振幅
Vが異常摩耗時の所定振幅VAより小さいか否かを判定
し、「YES」と判定された場合には、回転数検出センサ3
4からの振幅Vが第6図(ハ)に示す如く振幅V2(V2
<VA)程度となって、フラットコンミテータ31と回転
数検出センサ34との距離が大きくなり、異常摩耗が発生
していると判定できるから、ステップ3で警報装置によ
って、フラットコンミテータ31に異常摩耗が発生してい
ることを警報し、ステップ4で電動モータ15への印加電
圧の印加を中止する。そして、ステップ5でエンドさせ
る。
一方、ステップ2で「NO」と判定された場合にはフラ
ットコンミテータ31が異常摩耗状態になっていないか
ら、ステップ6に移って波長Tが所定波長TBより大き
いか否かを判定し、「YES」と判定された場合には、ス
テップ7に移る。ステップ7では波長Tが所定波長TB
よりも大きい場合、即ち、電動モータ15の回転数が定格
回転数N0よりも低回転で回転しているから、定格回転
数N0で回転すべく電動モータ15に印加電圧をΔVだけ
上昇させて電動モータ15に印加電圧を印加する。これに
より、電動モータ15の回転数を上昇させる。
また、ステップ6で「NO」と判定された場合には、ス
テップ8に移る。ステップ8では、電動モータ15の回転
数が所定回転数N0より高い回転数で回転しているか否
かを判定すべく波長Tが所定波長TA(TA≒T0)より
小さいか否かを判定し、「YES」と判定された場合に
は、電動モータ15の回転数が定格回転数N0よりも高回
転で回転しているから、ステップ9に移り、定格回転数
0で回転すべく電動モータ15に印加電圧をΔVだけ降
下させて電圧を印加する。これにより、電動モータ15の
回転数を降下させる。そして、ステップ10に移りリター
ンさせ、この制御を順次繰り返すように制御してフィー
ドバック制御を行うようになっている。
かくして、本実施例では、電動モータ15のフラットコ
ンミテータ31の各セグメント32の外周側に形成した切欠
き部33,33,…を形成し、該各切欠き部33およびブラシ摺
接面32A上には所定寸法を離間してエンドカバー9に回
転数検出センサ34を取付けたから、該回転数検出センサ
34の出力波形により、振幅Vの変化によって、従来、検
出することができなかったフラットコンミテータ31の異
常摩耗を検出することができ、異常摩耗を検出した場合
には運転者にフラットコンミテータ31の異常摩耗を警報
すると共に、燃料ポンプの作動を停止させて走行を中止
させるようにしている。一方、波長Tの変化により電動
モータ15の回転数を検出し、高回転で電動モータ15が回
転するときに生じる燃料ポンプ内の高周波の異音を回転
数を低下させることにより効果的に防止できると共に、
従来行っていなかった電動モータ15の回転数をフィード
バック制御することができ、常時所望の燃料を燃料ポン
プから吐出することができる。
さらに、フラットコンミテータ31の外周に開口して形
成された各切欠き部33によって、各スロットB内に侵入
したブラシ19およびフラットコンミテータ31の摩耗紛を
フラットコンミテータ31が高回転で回転する間、遠心力
によって各切欠き部33から径方向外側に速やかに飛散さ
せることができ、摩耗粉が各スロットB内に堆積するの
を効果的に防止することができ、各セグメント32が短絡
するのを防止し、摩耗粉による事故を確実に防止するこ
とができる。
なお、前記実施例では、8個のセグメント32,32,…か
らなるフラットコンミテータ31を例に挙げて説明した
が、これに替えて、例えば、4個,6個あるいは10個以上
のセグメントから構成されるフラットコンミテータにも
切欠き部33を設けることによって、電動モータ15の回転
数をフィードバック制御でき、フラットコンミテータの
異常摩耗を早期に検出できる。また、切欠き部33は必ず
しも複数個設ける必要はなく、1個の切欠き部33を設け
た場合でも同様の効果が得られる。
また、前記実施例では、電動モータ15の回転数のフィ
ードバック制御を行う場合に、回転数検出センサ34から
出力される検出信号の波長Tに基づき制御を行うように
したが、これに替えて、検出信号の周波数fに基づいて
フィードバック制御を行うようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、フラットコンミテータ31の
異常摩耗時を、回転数検出センサ34から出力される検出
信号の振幅Vが所定の振幅VAよりも小さいか否かで検
出するようにしたが、これに替えて、異常摩耗を判定す
る振幅VAを電動モータ15の回転数に応じて可変に設定
してこれをマップ化し、これにより判定するようにすれ
ば、より確実にフラットコンミテータ31の異常摩耗を検
出することができる。
さらにまた、前記実施例では小型タービン型燃料ポン
プを例に挙げて説明したが、本考案はこれに限らず、例
えばトロコイド型燃料ポンプ等、ポンプロータを高回転
で回転させると共に、フラットコンミテータを備えた全
ての燃料ポンプに適用することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述した如くであって、フラットコンミ
テータの外周側には、各セグメント間に位置して該フラ
ットコンミテータの外周に開口し、ブラシとの摺接部位
まで径方向に伸びる切欠き部を形成し、該各切欠き部を
介して電動モータの回転数を検出する回転数検出器をエ
ンドカバーに設ける構成したから、該回転数検出器から
出力される検出信号に基づき、例えば振幅変化によりフ
ラットコンミテータの異常摩耗を検出することができる
と共に、波長(周波数)の変化により電動モータの回転
数を検出し、電動モータに印加される印加電圧をフィー
ドバック制御することにより確実に電動モータの回転数
制御を行うことができる。これにより、電動モータの高
回転時に燃料ポンプからの異音が発生するのを効果的に
防止することができる。一方、低回転時に発生する燃料
不足を解消することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第8図は本考案の実施例を示し、第1図は
第2図中の矢示I−I線に沿ったタービン型燃料ポンプ
の縦断面図、第2図は第1図の平面図、第3図はフラッ
トコンミテータと回転子の平面図、第4図は電動モータ
のフラットコンミテータを回転子と共に示す外観斜視
図、第5図は回転数検出センサの縦断面図、第6図
(イ)は電動モータの定格回転時における回転数検出セ
ンサの出力波形を示す特性線図、第6図(ロ)は電動モ
ータの高回転時時における回転数検出センサの出力波形
を示す特性線図、第6図(ハ)は電動モータの定格回転
時でフラットコンミテータの異常摩耗時における回転数
検出センサの出力波形を示す特性線図、第7図はタービ
ン型燃料ポンプの駆動回路構成図、第8図は電動モータ
の回転数制御処理等を示す流れ図、第9図ないし第12図
は従来技術を示し、第9図は第10図中の矢示IX-IX線に
沿ったタービン型燃料ポンプの縦断面図、第10図は第9
図の平面図、第11図は電動モータのフラットコンミテー
タを回転子と共に示す外観斜視図、第12図はタービン型
燃料ポンプの駆動回路構成図である。 1……ケーシング本体、2……ポンプハウジング、8…
…タービンベーン(ポンプロータ)9……エンドカバ
ー、15……電動モータ、16……回転子、19……ブラシ、
21……固定子、31……フラットコンミテータ、32……セ
グメント、32A……ブラシ摺接面、33……切欠き部、34
……回転数検出センサ(回転数検出器)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング本体と、該ケーシング本体の一
    端側に設けられ、内部にポンプロータを回転可能に収容
    したポンプハウジングと、前記ケーシング本体の他端側
    に設けられたエンドカバーと、前記ポンプロータを回転
    駆動すべくケーシング本体内に設けられ、固定子、回転
    子、該回転子に一体形成されたフラットコンミテータお
    よびブラシからなる電動モータとを備えた燃料ポンプに
    おいて、前記電動モータのフラットコンミテータには各
    セグメント間に位置して該フラットコンミテータの外周
    に開口し、前記ブラシとの摺接部位まで径方向に伸びる
    切欠き部を設け、前記エンドカバーにはフラットコンミ
    テータと対向し、該切欠き部を介して前記電動モータの
    回転数を検出する回転数検出器を設けたことを特徴とす
    る燃料ポンプ。
JP9738790U 1990-09-17 1990-09-17 燃料ポンプ Expired - Lifetime JPH088315Y2 (ja)

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JPH0454994U JPH0454994U (ja) 1992-05-12
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