JPH0883642A - 防水コネクタ用シール栓、その製造方法及びその成形用金型 - Google Patents

防水コネクタ用シール栓、その製造方法及びその成形用金型

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JPH0883642A
JPH0883642A JP21707894A JP21707894A JPH0883642A JP H0883642 A JPH0883642 A JP H0883642A JP 21707894 A JP21707894 A JP 21707894A JP 21707894 A JP21707894 A JP 21707894A JP H0883642 A JPH0883642 A JP H0883642A
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JP
Japan
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terminal
molding
plug
mold
resin
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Withdrawn
Application number
JP21707894A
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Inventor
Masahito Ito
雅仁 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂ターミナルと栓体とを一体構造とし、シ
ール性を高める。 【構成】 栓体13を、樹脂ターミナル12の膨出部1
2aの外周に一体成形により形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水コネクタの使用し
ない端子挿入孔に挿入され、防水性、防塵性等を確保す
るための防水コネクタ用シール栓、その製造方法及びそ
の成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コネクタには、複数の端子挿入
孔が形成されており、各端子挿入孔を介して電線の先端
に取り付けた端子を挿入し、互いの電気接続等を図るよ
うにしている。このようなコネクタでは、必ずしも全て
の端子挿入孔に端子が挿入されるわけではなく、一部の
端子挿入孔は使用されない場合がある。かかる場合、そ
の端子挿入孔をそのままとすると水等が侵入し、漏電等
の原因となるため、従来から使用しない端子挿入孔には
シール栓を圧入するようにしている。
【0003】例えば、実公平5─32944号公報に
は、樹脂ターミナルと栓体とからなるシール栓が開示さ
れている。このシール栓では、図7に示すように、樹脂
ターミナル1の両端部は外径側に膨出して、一端部に栓
体2が外装され、他端部がコネクタ3の端子挿入孔4内
に設けた係止部5に係止される。これにより、コネクタ
3の内圧が上昇しても、シール栓は端子挿入孔4からは
飛び出すことがないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシール栓では、樹脂ターミナル1と栓体2とを別個
に成形加工しなければならない。しかも、樹脂ターミナ
ル1の一端部に栓体2を装着する作業が必要である。つ
まり、作業性が悪い上、樹脂ターミナル1に栓体2を装
着するまでの間、両部材を管理しておかなければならな
い。
【0005】また、樹脂ターミナル1と栓体2とはそれ
ぞれ別々の金型により成形したものであるため、加工精
度のばらつきにより、両者の装着部分が必ずしも密着状
態とならない場合が生じる。この場合、位置ずれや、場
合によっては栓体2の脱落という問題があり、所望の防
水性を得られない恐れがある。その上、樹脂ターミナル
1と栓体2の各成形加工にはそれぞれ別個に高価な成形
機を必要とする。そこで、本発明は前記問題点に鑑み、
効率良く加工でき、使用時にはシール性の高い防水コネ
クタ用シール栓、その製造方法及びその成形用金型を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、合成樹脂材料を棒状と
し、一端部をコネクタの挿通孔に挿入されることによ
り、係止受部を挿通孔の内面に突設した係止部に係止さ
れる一方、他端部に膨出部を形成された樹脂ターミナル
と、前記膨出部の外周に設けられ、前記挿通孔に密封状
態で圧入される軟質材料からなる栓体とから構成される
防水コネクタ用シール栓において、前記栓体を、前記樹
脂ターミナルの膨出部の外周に一体成形により形成した
ものである。
【0007】請求項2記載の発明では、樹脂ターミナル
を成形する第1成形工程と、樹脂ターミナルの一端部に
形成される膨出部の外周部に軟質材料を一体成形する第
2成形工程と、成形された樹脂ターミナルを金型内から
取り出す取出工程とから構成したものである。
【0008】請求項3記載の発明では、膨出部を成形す
る第1金型と、他の部分を成形する第2金型とからな
り、前記第1金型は、前記膨出部を成形する第1キャビ
ティ以外に、シール栓を成形するための第2キャビティ
を有するものである。
【0009】
【作用】請求項1及び2記載の発明によれば、樹脂ター
ミナルの膨出部の外周には一体成形により栓体が形成さ
れる。この成形加工の際、栓体を形成するための樹脂材
料の溶融熱により、前記膨出部の外面が一部溶融し、両
者は一体となる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、第1金型の
第1キャビティ及び第2金型のキャビティにより樹脂タ
ーミナルを成形した後、第2金型をそのままの状態と
し、第1金型を移動させることにより、樹脂ターミナル
の膨出部の外周に第2キャビティを形成する。そして、
第2キャビティ内に軟質樹脂材料を充填して樹脂ターミ
ナルの膨出部の外周を一部溶融させながら栓体を一体成
形する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。本実施例に係る防水コネクタ用シール栓11
は、従来例とは、樹脂ターミナル12に栓体13を一体
成形した点が異なり、他の部分は略同一である。すなわ
ち、このシール栓11は、樹脂ターミナル12と、樹脂
ターミナル12の一端部に形成した膨出部12aの外周
に一体成形される栓体13とから構成されている(図4
参照)。
【0012】前記シール栓11は、図1ないし図4に示
す工程に従って形成される。すなわち、図1に示すよう
に、第1金型14及び第2金型15により樹脂ターミナ
ル12を成形加工するためのキャビティ16を形成す
る。前記第1金型14では、前記キャビティ16の一部
を第1キャビティ17で構成することにより、膨出部1
2aを成形可能とする。
【0013】前記両金型14,15による樹脂ターミナ
ル12の成形加工では、第2金型15のノズル18を介
して前記キャビティ16内にPP(ポリプロピレン)等
の硬質な樹脂材料を充填する。充填された樹脂材料は、
前記キャビティ16内に満たされることにより樹脂ター
ミナル12となり、第1金型14の第1キャビティ17
によって膨出部12aが形成される。
【0014】続いて、第1金型14を、図2に示すよう
に、上下方向に開き、それぞれ180度回転させた後、
図3に示すように、閉じて前記樹脂ターミナル12の膨
出部12aの外周に第2キャビティ19を形成する。そ
して、第1金型14に形成したノズル20を介して第2
キャビティ19内に、例えば、スチレン系エラストマー
(エラストマーSR750;アロン化成(株)製等)を
充填する。充填されたエラストマーは、温度のあまり下
がっていない膨出部12aの外周を流動し、この膨出部
12aの外周部を部分的に溶融させながら、第2キャビ
ティ19内を満たす。その後、成形品の温度が所定値ま
で低下すれば、両金型14,15を開いて形成されたシ
ール栓11を取り出す。
【0015】取り出されたシール栓11は、樹脂ターミ
ナル12が硬質なPPで構成され、栓体13が、樹脂タ
ーミナル12の膨出部12aを一部溶融した状態で、軟
質(本実施例では、HS30〜50)なエラストマーを
一体成形することにより構成されている。つまり、樹脂
ターミナル12に栓体13を装着するといった作業を必
要とすることなく、成形加工のみによってシール栓11
を形成することができ、成形加工後の部品管理がシール
栓11のみで済む。
【0016】前記シール栓11は、図5(a)に示すよ
うに、コネクタ21の端子挿入孔22のうち、電線が接
続されないものに装着される。シール栓11は、端子挿
入孔22に装着された状態では、図5(b)に示すよう
に、係合部23が樹脂ターミナル12の係止受部24に
係止し、端子挿入孔22の内面には栓体13が弾性密着
状態となり、所望の防水性が得られる。この場合、両部
材12,13は、樹脂ターミナル12の一部が溶融する
ことにより一体化されているため、両部材12,13が
位置ずれしたり、脱落するといった不具合は発生せず、
常に良好な防水状態を構成することができる。特に、端
子挿入孔22が精度良く加工されている場合には、防水
性はより高まる。
【0017】なお、前記実施例では、シール栓11を係
止受部24が樹脂ターミナル12の中間部分に形成され
るものとしたが、図6(a)に示すように、先端部分を
カットされた構成としてもよい。また、前記シール栓1
1の係止受部24は、樹脂ターミナル12の下方にのみ
突出する構成としてもよいが、図6(b)又は(c)に
示すように、全周に亘って突部25又は凹部26を設け
るようにしてもよい。このように全周に亘って突部25
又は凹部26を設けるようにすれば、端子挿入孔22に
対してシール栓11を挿入する方向(シール栓11の回
転方向)を気にすることなく行なうことができ、より作
業性が高まる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1及び2記載の発明では、樹脂ターミナルの膨出部の外
周に軟質材料の栓体を一体成形したので、従来のよう
に、樹脂ターミナルに栓体を装着する必要がなく、作業
性がよい。また、一体成形の際、樹脂ターミナルの一部
が溶融して栓体と一体化されるので、両部材の密着性が
よく、位置ずれや脱落等の不具合は発生しない。したが
って、端子挿入孔内で所望の密着性が維持され、防水性
に優れたものとすることができる。
【0019】請求項3記載の発明では、第1及び第2金
型で連続的に樹脂ターミナル及び栓体を形成することが
できるので、従来のように、別々に成形機が必要でな
く、1つの成形機で連続的に両部材を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る成形用金型の断面図である。
【図2】 図1に示す第2金型を移動させた状態の断面
図である。
【図3】 図1に示す第2金型の第2キャビティによる
成形状態を示す断面図である。
【図4】 図1に示す金型から成形品を取り出す状態を
示す断面図である。
【図5】 本実施例に係るシール栓をコネクタの端子挿
入孔に装着する前後の状態を示す断面図である。
【図6】 他のシール栓の構造を示す断面図である。
【図7】 従来例に係るシール栓の断面図である。
【符号の説明】
12 樹脂ターミナル 12a 膨出部 13 栓体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料を棒状とし、一端部をコネ
    クタの挿通孔に挿入されることにより、係止受部を挿通
    孔の内面に突設した係止部に係止される一方、他端部に
    膨出部を形成された樹脂ターミナルと、前記膨出部の外
    周に設けられ、前記挿通孔に密封状態で圧入される軟質
    材料からなる栓体とから構成される防水コネクタ用シー
    ル栓において、前記栓体を、前記樹脂ターミナルの膨出
    部の外周に一体成形により形成したことを特徴とする防
    水コネクタ用シール栓。
  2. 【請求項2】 樹脂ターミナルを成形する第1成形工程
    と、樹脂ターミナルの一端部に形成される膨出部の外周
    部に軟質材料を一体成形する第2成形工程と、成形され
    た樹脂ターミナルを金型内から取り出す取出工程とから
    なることを特徴とする防水コネクタ用シール栓の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 膨出部を成形する第1金型と、他の部分
    を成形する第2金型とからなり、前記第1金型は、前記
    膨出部を成形する第1キャビティ以外に、シール栓を成
    形するための第2キャビティを有することを特徴とする
    防水コネクタ用シール栓の成形用金型。
JP21707894A 1994-09-12 1994-09-12 防水コネクタ用シール栓、その製造方法及びその成形用金型 Withdrawn JPH0883642A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10687810B2 (en) 2016-12-21 2020-06-23 Ethicon Llc Stepped staple cartridge with tissue retention and gap setting features

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Effective date: 20011120