JPH0883796A - 半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴及び半導体装置の配線形成方法 - Google Patents
半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴及び半導体装置の配線形成方法Info
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- JPH0883796A JPH0883796A JP7149873A JP14987395A JPH0883796A JP H0883796 A JPH0883796 A JP H0883796A JP 7149873 A JP7149873 A JP 7149873A JP 14987395 A JP14987395 A JP 14987395A JP H0883796 A JPH0883796 A JP H0883796A
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Abstract
用いて形成しても、金属配線層に金属不純物がほとんど
含まれないようにする。 【構成】 半導体基板11上に形成された絶縁膜12に
コンタクトホール13及び配線用の溝14を形成する。
銀イオンを含む硝酸銀、銀イオンの還元剤である酒石
酸、銀イオンの錯化剤であるエチレンジアミン、及びp
H調整剤であるテトラメチルアンモニウムハイドロオキ
サイド金属イオンを有する無電解めっき浴により、コン
タクトホール13及び配線用の溝14の内部及び絶縁膜
12の上に銀膜18を形成する。その後、絶縁膜12の
上の銀膜18を化学機械研磨法により除去して、コンタ
クトホール13及び配線用の溝14の内部に埋め込み配
線19を形成する。
Description
に用いる新規な無電解めっき浴、及び該無電解めっき浴
を用いる半導体装置の配線形成方法に関する。
堆積には、アルミニウムのスパッタ法や、タングステン
のCVD法等が用いられてきた。
ると、十分なカバーレッジがとれないという問題、及
び、金属化合物に多大なエネルギーを与えて金属を遊離
させたり、対応する金属化合物を分離したりして、半導
体基板の表面に金属を堆積させるため、膨大なコストが
掛かると共にプロセス的にも複雑であるという問題があ
る。
て、最近、特開平4−307736号公報に示されるよ
うに、無電解めっき法による金属膜の堆積が注目される
ようになってきた。
ECTROLESS PLATING (1985)
Chapter 17 Electroless Pl
ating Of Silver N.Koura”に
おいて、下記の組成を有するものが提案されている。
らが前記の無電解めっき浴を用いて半導体装置の金属配
線層を形成したところ、半導体装置の特性が劣化すると
いうことを見つけた。
めっき浴にNaやKなどの金属不純物(アルカリ金属、
アルカリ土金属など)が含まれており、該金属不純物が
配線金属としてのめっき膜に含有された後、半導体装置
中に拡散して半導体装置の特性を劣化させることを見出
した。
中のNa量及びK量を原子発光分析(ICP)により求
めたところ、それぞれ7411ppm及び6993pp
mという大きい値を示した。また、堆積した銀めっき膜
中にもNaやKが含まれており、半導体基板上に堆積し
た0.5μmの膜厚を有する銀膜中のNa量及びK量を
測定したところ、それぞれ842ppm及び411pp
mであった。これらの値は、半導体装置の配線金属に含
まれる金属不純物の許容値をはるかに上回るものであ
り、このように金属不純物の量の多い銀膜を半導体装置
の配線に用いることはできなかった。
配線層を無電解めっき浴を用いて形成しても、金属配線
層に金属不純物がほとんど含まれないようにすることを
目的とする。
金属不純物が含まれるのは、無電解めっき浴中の金属イ
オンの還元剤及びpH調整剤に含まれている金属に原因
があることを見い出し、該知見に基づいて成されたもの
であって、化学式中に金属を含まない、金属イオンの還
元剤及びpH調整剤を有する無電解めっき浴を用いるも
のである。
は、半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴を、
金属イオンを含む金属材料、化学式中に金属を含まない
前記金属イオンの還元剤、化学式中に金属を含まない前
記金属イオンの錯化剤、及び、化学式中に金属を含まな
いpH調整剤を有する構成とするものである。
含まれる金属イオンを、銀イオン、銅イオン、金イオ
ン、ニッケルイオン、コバルトイオン又はパラジウムイ
オンに限定するものである。
より、金イオンはシアン化金アンモニウム又は塩化金よ
り、ニッケルイオンは硫酸ニッケル又は塩化ニッケルよ
り、コバルトイオンは硫酸コバルト又は塩化コバルトよ
り、パラジウムイオンは硫酸パラジウム又は塩化パラジ
ウムよりそれぞれ供給されるが、金属材料としてはこれ
らに限られるものではない。
含まれる金属イオンを、銀イオン、銅イオン、金イオン
又はパラジウムイオンに限定すると共に、還元剤を、酒
石酸、化学式中に金属を含まない酒石酸塩、単糖類、二
糖類、多糖類、ヒドラジン、ヒドラジン誘導体、アルデ
ヒド及び多価アルコールのうちの少なくとも1つを含有
しているものに限定するものである。
は酒石酸アンモニウムが挙げられ、単糖類としてはグル
コース、デキストロース、グルコラクトン、グルコピラ
ノース、フルクトース又はこれらの混合物が挙げられ、
二糖類としてはサッカロース、ラクトース、マルトース
又はこれらの混合物が挙げられ、多糖類としてはアルギ
ン酸、セルロース、デンプン、グリコゲン、プルラン又
はこれらの混合物が挙げられ、ヒドラジン誘導体として
は硫酸ヒドラジン、塩酸ヒドラジン、抱水ヒドラジン又
はこれらの混合物が挙げられ、アルデヒドとしてはホル
マリン、グリオキサール又はこれらの混合物が挙げら
れ、多価アルコールとしてはグリセリンが挙げられる
が、化学式中に金属を含まない還元剤はこれらに限らな
い。
含まれる金属イオンを、ニッケルイオン又はコバルトイ
オンに限定すると共に、還元剤を、次亜リン酸、化学式
中に金属を含まない次亜リン酸塩、化学式中に金属を含
まない水素化ホウ素化合物、ヒドラジン及びヒドラジン
誘導体のうちの少なくとも1つを含有しているものに限
定するものである。
しては次亜リン酸アンモニウムが挙げられ、化学式中に
金属を含まない水素化ホウ素化合物としてはボラン、ボ
ラザン、ボラゼン、ボラジン、ボランの誘導体、ボラザ
ンの誘導体、ボラゼンの誘導体、ボラジンの誘導体又は
これらの混合物が挙げられ、ボランの誘導体としてはジ
ボラン、メチルジボラン又はこれらの混合物、ボラザン
の誘導体としてはジボラザン、ジエチルアミンボラザ
ン、ジメチルアミンボラザン、トリメチルアミンボラザ
ン又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定さ
れない。
含まれる金属イオンを、銀イオン又は銅イオンに限定す
ると共に、錯化剤を、エチレンジアミン、エチレンジア
ミン誘導体、アンモニア及びトリエタノールアミンのう
ちの少なくとも1つを含有しているものに限定するもの
である。
ス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン、N,N'-
ビス(2−ヒドロキシエチル)エチレンジアミンエチレ
ンジアミン、N,N,N',N'-テトラキス(2−ヒドロキシエ
チル)エチレンジアミン、エチレンジアミンテトラ酢酸
又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限らな
い。
含まれる金属イオンを、金イオン、ニッケルイオン、コ
バルトイオン又はパラジウムイオンに限定すると共に、
錯化剤をカルボン酸基を含む化合物に限定するものであ
る。
ン酸、酢酸、乳酸、オルソ−ヒドロキシ安息香酸、シュ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、オルソ
−フタル酸、ジグリコール酸、チオグリコール酸、チオ
ジグリコール酸、グリシン、メチルグリジン、ジメチル
グリジン、アントラニル酸、ピコリン酸、キノリン酸又
はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限らない。
ニウム塩、アンモニア、硝酸及びホウ酸のうちの少なく
とも1つを含有しているものに限定するものである。
ンモニウムハイドロオキサイド、トリメチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド、コリン、炭酸アンモニウム又は
これらの混合物が挙げられるが、これらに限らない。
還元剤を酒石酸に、錯化剤をエチレンジアミンに、pH
調整剤をテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド
にそれぞれ限定するものである。
2種以上の金属イオンを含有しているものに限定するも
のである。
ルイオンとコバルトイオン、ニッケルイオンとタングス
テンイオン、コバルトイオンとタングステンイオン等が
挙げられるが、これらに限定されない。タングステンイ
オンは、例えばタングステン酸アンモニウムなどから供
給される。
めっき液のpH低下を抑制する化学式中に金属を含まな
いpH緩衝剤、めっき速度の低下を抑制する化学式中に
金属を含まない促進剤、めっき液の分解を防止する化学
式中に金属を含まない安定剤、及びめっき膜の膜質を緻
密にする化学式中に金属を含まない界面活性剤のうちの
少なくとも1つをさらに含んでいる構成を付加するもの
である。
カルボン酸、オキシカルボン酸、無機酸又はこれらの混
合物が挙げられ、促進剤としては、ジカルボン酸、オキ
シカルボン酸又はこれらの混合物が挙げられるが、これ
らに限定されない。
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、アクリル酸、トリメチル酢
酸、安息香酸、クロル酢酸又はこれらの混合物が挙げら
れ、ジカルボン酸としては、シュウ酸、コハク酸、マロ
ン酸、マレイン酸、イタコン酸、パラフタル酸又はこれ
らの混合物が挙げられ、オキシカルボン酸としては、グ
リコール酸、乳酸、サリチル酸、酒石酸、クエン酸又は
これらの混合物が挙げられ、無機酸としては、ホウ酸、
炭酸、亜硫酸又はこれらの混合物が挙げられるが、これ
らに限定されない。
物、ヨー化物又はこれらの化合物が挙げられるが、これ
らに限定されない。
酸塩、ジエチルジチオカルバミン酸塩、ロダニン又はこ
れらの混合物が挙げられ、窒素化合物としては、2,2'-
ジピリジル、オルソフェナントロリン、2,2'- ビキノリ
ン又はこれらの混合物が挙げられ、ヨー化物としては、
3-ヨードチロシン、3,5-ジヨードチロシン又はこれらの
混合物が挙げられるが、これらに限らない。
のフッ素系界面活性剤が挙げられるが、これに限らな
い。
導体装置の配線形成方法を、半導体基板上に形成された
レジストパターン又は絶縁膜におけるコンタクト領域又
は配線領域に凹部を形成する第1の工程と、金属イオン
を含む金属材料、化学式中に金属を含まない前記金属イ
オンの還元剤、化学式中に金属を含まない前記金属イオ
ンの錯化剤、及び、化学式中に金属を含まないpH調整
剤を有する無電解めっき浴により前記凹部内に埋め込み
金属層を形成する第2の工程とを備えている構成とする
ものである。
に、前記第1の工程と前記第2の工程との間に、前記凹
部の底部に、前記埋め込み金属層のコンタクト抵抗を低
減する抵抗低減層、前記埋め込み金属層の反応を防止す
るバリア層、及び前記金属イオンの反応を促進する触媒
層を順次形成する中間層形成工程をさらに備えている構
成を付加するものである。尚、触媒層とバリア層とは同
一の層であってもよい。この場合には、触媒層とバリア
層とを兼用できるので、製造工程を短縮することができ
る。触媒層とバリア層とを同一の層により構成する場合
には、パラジウム層、パラジウムを含むTiN層、Ti
N層若しくはW層又はこれらの混合層等を用いることが
できるが、これらに限らない。
を、Pd層又はTi層に限定するものである。
層を、TiN層、TiW層又はW層に限定するものであ
る。
減層をTi層に限定するものである。
の構成に、前記中間層形成工程は、前記凹部の内部及び
前記レジストパターン又は絶縁膜の上に、前記抵抗低減
層、バリア層及び触媒層を順次形成する工程と、前記レ
ジストパターン又は絶縁膜の上の前記抵抗低減層、バリ
ア層及び触媒層を化学機械研磨法により除去することに
より、前記凹部の底部にのみ前記抵抗低減層、バリア層
及び触媒層を形成する工程とを含み、前記第2の工程
は、前記凹部の底部にのみ形成された前記触媒層の上に
選択的に前記埋め込み金属層を形成する工程を含む構成
を付加するものである。
の構成に、前記第2の工程は、前記凹部の内部及び前記
レジストパターン又は絶縁膜の上に前記無電解めっき浴
により全面的に金属層を形成する工程と、前記レジスト
パターン又は絶縁膜の上の金属層を除去することによ
り、前記凹部内に前記埋め込み金属層を形成する工程と
を含む構成を付加するものである。
前記凹部の内部及び前記絶縁膜の上に前記無電解めっき
浴により全面的に金属層を形成する工程と、前記絶縁膜
の上の金属層を化学機械研磨法により除去して、前記凹
部内に表面が前記絶縁膜の表面と面一である前記埋め込
み金属層を形成する工程とを含む構成を付加するもので
ある。
の構成に、前記第1の工程よりも前に、前記半導体基板
の上に、埋め込みプラグを有する下層絶縁膜を形成する
下層絶縁膜形成工程をさらに備え、前記第1の工程は、
前記下層絶縁膜の上に前記絶縁膜を形成する工程と、前
記絶縁膜の上に、前記埋め込みプラグと対応する部位に
開口部を有する配線領域形成用レジストパターンを形成
する工程と、前記配線領域形成用レジストパターンをマ
スクとして前記絶縁膜に対してエッチングを行なうこと
により、前記絶縁膜に配線領域となる前記凹部を形成す
る工程とを含む構成を付加するものである。
の構成に、前記第1の工程よりも前に、前記半導体基板
の上に、埋め込みプラグを有する下層絶縁膜を形成する
下層絶縁膜形成工程をさらに備え、前記第1の工程は、
前記下層絶縁膜の上に、前記埋め込みプラグと対応する
部位に前記凹部となる開口部を有する前記レジストパタ
ーンを形成する工程を含む構成を付加するものである。
無電解めっき浴の金属イオンを、銀イオン、銅イオン、
金イオン、ニッケルイオン、コバルトイオン又はパラジ
ウムイオンに限定するものである。
無電解めっき浴の金属イオンを、銀イオン、銅イオン、
金イオン又はパラジウムイオンに限定し、無電解めっき
浴の還元剤を、酒石酸、化学式中に金属を含まない酒石
酸塩、単糖類、二糖類、多糖類、ヒドラジン、ヒドラジ
ン誘導体、アルデヒド及び多価アルコールのうちの少な
くとも1つを含有しているものに限定するものである。
無電解めっき浴の金属イオンを、ニッケルイオン又はコ
バルトイオンに限定し、無電解めっき浴の還元剤を、次
亜リン酸、化学式中に金属を含まない次亜リン酸塩、化
学式中に金属を含まない水素化ホウ素化合物、ヒドラジ
ン及びヒドラジン誘導体のうちの少なくとも1つを含有
しているものに限定するものである。
無電解めっき浴の金属イオンを、銀イオン又は銅イオン
に限定し、無電解めっき浴の錯化剤を、エチレンジアミ
ン、エチレンジアミン誘導体、アンモニア及びトリエタ
ノールアミンのうちの少なくとも1つを含有してものに
限定するものである。
無電解めっき浴の金属イオンを、金イオン、ニッケルイ
オン、コバルトイオン又はパラジウムイオンに限定し、
無電解めっき浴の錯化剤をカルボン酸基を含む化合物に
限定するものである。
無電解めっき浴のpH調整剤を、アンモニウム塩、アン
モニア、硝酸及びホウ酸のうちの少なくとも1つを含有
しているものに限定するものである。
無電解めっき浴の金属材料を硝酸銀に、還元剤を酒石酸
に、錯化剤をエチレンジアミンに、pH調整剤をテトラ
メチルアンモニウムハイドロオキサイドにそれぞれ限定
するものである。
無電解めっき浴の金属材料を2種以上の金属イオンを含
有しているものに限定するものである。
無電解めっき浴は、めっき液のpH低下を抑制する化学
式中に金属を含まないpH緩衝剤、めっき速度の低下を
抑制する化学式中に金属を含まない促進剤、めっき液の
分解を防止する化学式中に金属を含まない安定剤、及び
めっき膜の膜質を緻密にする化学式中に金属を含まない
界面活性剤のうちの少なくとも1つをさらに含んでいる
構成を付加するものである。
H調整剤はいずれも化学式中に金属を含まないため、無
電解めっき浴中に金属不純物がほとんど含まれることは
ない。
る金属イオンは、無電解めっきにより金属として良好に
析出する。
る金属イオンは、酸化還元電位が高く、めっき液中で析
出しやすい。また、請求項3の構成における銀イオン、
銅イオン、金イオン又はパラジウムイオンの還元剤は、
酸化還元電位が高いと共に化学式中に金属を含まない。
る金属イオンは、銀イオン、銅イオン、金イオン、パラ
ジウムイオン等に比べて酸化還元電位が低い。これに対
して、請求項4の還元剤も酸化還元電位が比較的低い。
リ性側において銀イオン又は銅イオンの錯体を形成す
る。
ボン酸基を含む化合物は、金イオン、ニッケルイオン、
コバルトイオン、パラジウムイオンと錯体を形成する。
来用いられてきたKOHやNaOHと同等又はそれ以上
の働きをする上に、水溶性であると共に化学式中に金属
を含まない。また、硝酸及びホウ酸は、pH減少作用が
ある。
エチレンジアミン、テトラメチルアンモニウムハイドロ
オキサイドを有する無電解銀めっき浴は、金属不純物を
含まず、また、形成される銀めっき膜の膜質、半導体基
板への銀めっき膜の密着性、及び半導体基板上のコンタ
クトホール又は配線用溝への銀めっき膜の埋め込み性等
において特に良好である。
りなる合金めっき膜を形成することができ、合金めっき
膜は硬さが向上するので好ましい。
様、無電解めっき浴中に金属不純物がほとんど含まれる
ことはない。
抗低減層を形成するため、埋め込み金属層と半導体基板
とのコンタクト抵抗が低減する。また、抵抗低減層の上
にバリア層を形成するため、埋め込み金属層を構成する
金属が半導体基板上に形成されているトランジスタ等の
素子に拡散しない。さらに、バリア層の上に触媒層を形
成するため、埋め込み金属層とその下層とが異なる材料
よりなる場合でも埋め込み金属層は良好に堆積する。
は、通常、蒸着やスパッタにより形成され緻密であるた
め、この上に堆積されるめっき膜も緻密になる。また、
Pd層やTi層は、めっき膜形成後の加熱処理の際に、
めっき膜中の空孔(ボイド)の発生や半導体基板との密
着性不良を生じさせない。
ン又は絶縁膜の上の抵抗低減層、バリア層及び触媒層を
化学機械研磨法により除去して、凹部の底部にのみ抵抗
低減層、バリア層及び触媒層を残存させるため、凹部の
底部にのみ選択的に埋め込み金属層を形成することがで
きる。この場合、抵抗低減層、バリア層及び触媒層は金
属よりなるが、化学機械研磨法により除去するので、簡
易且つ確実に除去できる。
レジストパターン又は絶縁膜の上に全面的に金属層を形
成した後、レジストパターン又は絶縁膜の上の金属層を
除去すると、凹部内に埋め込み金属層を形成することが
できる。
成された金属膜を化学機械研磨法により除去すると、埋
め込み金属層の表面と絶縁膜の表面とが面一になる。こ
の場合、金属層は化学機械研磨法により除去するので、
簡易且つ確実に除去できる。
成され下層絶縁膜の埋め込みプラグと対応する部位に開
口部を有する配線領域形成用レジストパターンをマスク
として絶縁膜に対してエッチングを行なうと、埋め込み
プラグと対応する部位に配線用の凹部が形成される。
を有する下層絶縁膜の上に形成され、埋め込みプラグと
対応する部位に凹部となる開口部を有するレジストパタ
ーンを形成した後、前記凹部に埋め込み金属層を形成す
ると、埋め込みプラグと埋め込み配線層とは接続され
る。
めっき浴について説明する。
した。この無電解めっき浴中のNa量及びK量を原子発
光分析(ICP)により求めたところ、それぞれ2pp
m及び3ppmであって微量の値を示した。この微量の
不純物は、各成分の製造過程において混入したものと考
えられる。
き浴 硝酸銀(銀イオン供給源) 8.8X10-3mol/l 酒石酸(還元剤) 5.3X10-2mol/l エチレンジアミン(錯化剤) 5.4X10-2mol/l 15wt% テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水
溶液(pH調整剤) 3、5−ジヨードチロシン(安定剤) 8.0X10-5mol/l pH 10.0 浴温度 35℃ 第1実施例に係るめっき浴により基板上に堆積した0.
5μm膜厚の銀めっき膜中のNa量及びK量を測定した
ところ、それぞれ0.2ppm、0.2ppmであっ
た。これらの値は、半導体装置の配線金属に含まれる金
属不純物の許容値を大きく下回り、このめっき浴を用い
て堆積する銀膜は半導体装置の金属配線に使用可能であ
ることを確認できた。
酸銀+エチレンジアミン、及び酒石酸の酸化還元電位
(N.H.E)を測定した結果を示している。図1に示
すように、銀膜を堆積するpH9.8付近における電位
差は約0.18Vであり、第1実施例における、還元剤
と錯化剤との組合せ、還元剤及び錯化剤の各濃度、並び
にpHの値は、めっき液中で銀が析出することなく適度
な速さで基板上に銀膜を堆積するのに適したものである
ことが確認できた。また、テトラメチルアンモニウムハ
イドロオキサイド水溶液は、pHを9.8付近に調整す
ることに何等問題はなかった。安定剤である3、5−ジ
ヨードチロシンの効果により、このめっき浴はめっき開
始後約8時間が経過してもpHの値にほとんど変化がな
かったと共に、酸化銀の析出によるめっき浴の分解も全
くなかった。
に係るめっき浴を用いる半導体装置の第1の配線形成方
法について図2(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。
子(図示は省略している)が形成された半導体基板11
の上に、絶縁膜12を0.7μmの膜厚に堆積した後、
リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール
(素子と接続する領域)13及び配線用の溝14を形成
する。その後、半導体基板と銀膜との抵抗低減層として
のTi膜15(25nm)、バリア層としてのTiN膜
16(100nm)、銀めっきのための触媒層としての
パラジウム膜17(100nm)をそれぞれスパッタ法
により堆積する。
めっき浴に5時間浸漬させた後、水洗して、図2(b)
に示すように、銀膜18を形成する。この場合、メッキ
浴により形成される銀膜18の膜厚は約0.22μmで
ある。図3は、第1実施例に係るめっき浴による、めっ
き時間と銀膜の膜厚及びめっき浴のpHとの関係を示し
ている。図3から明らかなように、約8時間経過までは
pHはほとんど不変(0.06の減少)であり、銀膜の
膜厚は0.22μm(5時間)で飽和する。従って、前
記と同じ組成のめっき浴を新しく建浴し、半導体基板1
1を2時間浸漬する作業をさらに4回繰り返して、コン
タクトホール13及び配線用の溝14に銀を完全に埋め
込むことにより、図2(b)に示すように、絶縁膜12
を銀膜18により覆う。
縁膜12の上の銀膜18、パラジウム膜17、TiN膜
16及びTi膜15を除去して、コンタクトホール13
及び配線用の溝14に埋め込まれた銀膜18の表面と絶
縁膜12の表面とをほぼ同一平面にすることにより、図
2(c)に示すように、銀膜よりなる埋め込み配線19
を形成する。
金属不純物は許容値以下しか含まれていなかったため、
半導体素子の特性は悪影響を受けることはなかった。ま
た、この埋め込み配線19においては、第1実施例に係
るめっき浴と、触媒層であるパラジウム膜17の特性と
によって、緻密性、半導体基板11との密着性、並び
にコンタクトホール13及び配線用の溝14への埋め込
み特性が向上しており、コンタクト抵抗が低減してお
り、めっき工程までに行なった半導体素子に対するエ
ッチングによるダメージを回復するためにめっき工程の
後に行なう半導体基板11に対する400〜500℃の
加熱(アニール)を行なっても、埋め込み配線19中に
空孔(ボイド)が発生したり、埋め込み配線19と半導
体基板11との密着不良が生じたりすることはなかっ
た。
は、銀膜18等に対する化学機械研磨の前に行なっても
よい。
膜17の表面をBHF(弗酸:弗化アンモニウム=1:
20)の溶液に浸漬して水洗することにより、パラジウ
ム膜17の表面を清浄化してもよい。
の濃度、pH及び温度等については、前記のものに限ら
ず、めっき浴中で銀が析出せず、めっき浴から半導体基
板への銀膜の堆積反応が終了するまで、めっき浴が安定
するものであればよい。本発明者らの鋭意検討の結果、
硝酸銀のモル濃度に対して、酒石酸及びエチレンジアミ
ンは3倍から10倍程度のモル濃度、3,5-ジヨードチロ
シンは300分の1から30分の1のモル濃度が好まし
く、pHは9から12程度、温度は20℃から50℃程
度がそれぞれ好ましいことを見いだしたが、本発明はこ
れらに限定されない。
ては、コンタクトホール13のみにCVDによりタング
ステン等を埋め込んでおき、配線用の溝14のみに銀膜
18を埋め込んでもよい。
に係るめっき浴を用いる半導体装置の第2の配線形成方
法について図4(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。
子(図示は省略している)が形成された半導体基板21
の上に、絶縁膜22を0.7μmの膜厚に堆積した後、
リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール
(素子と接続する領域)23及び配線用の溝24を形成
する。その後、半導体基板と銀膜との抵抗低減層として
のTi膜25(25nm)、バリア層としてのTiN膜
26(100nm)、銀めっきのための触媒層としての
パラジウム膜27(100nm)をそれぞれスパッタに
より堆積する。
研磨(CMP)により、絶縁膜22の上のパラジウム膜
27、TiN膜26及びTi膜25を除去する。
係るめっき浴に2時間浸漬させた後、水洗する。その
後、前記と同じ組成のめっき浴を新たに建浴し、半導体
基板21を2時間浸漬する作業をさらに1回行なってコ
ンタクトホール23及び配線用の溝24に銀を完全に埋
め込むをいう操作を1回さらに繰り返し、コンタクトホ
ール23と配線用の溝24のみに銀を完全に埋め込むこ
とにより、図4(c)に示すように、銀膜よりなる埋め
込み配線28を形成する。この場合、銀めっきは、その
触媒層であるパラジウム膜27が存在する部位にのみ成
長するため、コンタクトホール23及び配線用の溝24
への選択埋め込みが実現できる。
金属不純物は許容値以下しか含まれていなかったため、
半導体素子の特性は悪影響を受けることはなかった。ま
た、この埋め込み配線28においても、第1実施例に係
るめっき浴と、触媒層であるパラジウム膜27の特性と
によって、緻密性、半導体基板21との密着性、並び
にコンタクトホール23及び配線用の溝24への埋め込
み特性が向上しており、コンタクト抵抗が低減してお
り、めっき工程までに行なった半導体素子に対するエ
ッチングによるダメージを回復するためにめっき工程の
後に行なう半導体基板21に対する400〜500℃の
加熱(アニール)を行なっても、埋め込み配線28中に
空孔(ボイド)が発生したり、埋め込み配線28と半導
体基板21との密着不良が生じたりすることはなかっ
た。
27の表面をBHF(弗酸:弗化アンモニウム=1:2
0)の溶液に浸漬して水洗することにより、パラジウム
膜27の表面を清浄化してもよい。
は、コンタクトホール23のみにCVDによりタングス
テン等を埋め込んでおき、配線用の溝24のみに埋め込
み配線29を形成してもよい。
に係るめっき浴を用いる半導体装置の第3の配線形成方
法について図5(a)〜(e)を参照しながら説明す
る。
子(図示は省略している)が形成された半導体基板31
の上に、第1の絶縁膜32を堆積した後、該第1の絶縁
膜32に対してリソグラフィ・エッチング技術を施すこ
とによりコンタクトホールを形成する。その後、スパッ
タによりTi膜及びTiN膜を堆積した後、CVDによ
りタングステンを堆積して、コンタクトホール内にタン
グステンプラグ33を形成する。その後、第2の絶縁膜
34を堆積した後、該第2の絶縁膜34の上に、配線領
域に開口部35aを有するレジストパターン35をリソ
グラフィ技術により形成する。
て第2の絶縁膜34に対してエッチングを行なって、図
5(b)に示すように、第2の絶縁膜34に配線用の溝
36を形成する。その後、半導体素子と銀膜との抵抗低
減層としてのTi膜37(25nm)、バリア層として
のTiN膜38(100nm)、銀めっきのための触媒
層としてのパラジウム膜39(100nm)をそれぞれ
コリメータ・スパッタにより堆積する。
り除去する。このようにすると、レジストパターン35
上のTi膜37、TiN膜38及びパラジウム膜39が
リフトオフされ、図5(d)に示すように、Ti膜3
7、TiN膜38及びパラジウム膜39は配線用の溝3
6の内部にのみ残る。
係るめっき浴に2時間浸漬させた後、水洗する。その
後、前記と同じ組成のめっき浴を新たに建浴し、半導体
基板31を2時間浸漬する作業をさらに2回行なって、
配線用の溝36に銀を完全に埋め込むことにより、図5
(e)に示すように、銀膜よりなる埋め込み配線40を
形成する。この場合、銀めっきは、その触媒層であるパ
ラジウム膜39が存在する部位にのみ成長するため、配
線用の溝36への選択埋め込みが実現できる。
金属不純物は許容値以下しか含まれていなかったため、
半導体素子の特性は悪影響を受けることはなかった。ま
た、この埋め込み配線40においても、第1実施例に係
るめっき浴と、触媒層であるパラジウム膜39の特性と
によって、緻密性、半導体基板31との密着性、並び
に配線用の溝36への埋め込み特性が向上しており、
コンタクト抵抗が低減しており、めっき工程までに行
なった半導体素子に対するエッチングによるダメージを
回復するためにめっき工程の後に行なう半導体基板31
に対する400〜500℃の加熱(アニール)を行なっ
ても、埋め込み配線40中に空孔(ボイド)が発生した
り、埋め込み配線40と半導体基板31との密着不良が
生じたりすることはなかった。
39の表面をBHF(弗酸:弗化アンモニウム=1:2
0)の溶液に浸漬して水洗することにより、パラジウム
膜39の表面を清浄化してもよい。
に係るめっき浴を用いる半導体装置の第4の配線形成方
法について図6(a)〜(d)を参照しながら説明す
る。
子(図示は省略している)が形成された半導体基板41
の上に、第1の絶縁膜42を堆積した後、該第1の絶縁
膜42に対してリソグラフィ・エッチング技術を施すこ
とによりコンタクトホールを形成する。その後、スパッ
タによりTi膜及びTiN膜を堆積した後、CVDによ
りタングステンを堆積して、コンタクトホール内にタン
グステンプラグ43を形成する。その後、第1の絶縁膜
42の上に、配線領域に開口部44aを有するレジスト
パターン44をリソグラフィ技術により形成する。
板と銀膜との抵抗低減層としてのTi膜45(25n
m)、バリア層としてのTiN膜46(100nm)、
銀めっきのための触媒層としてのパラジウム膜47(1
00nm)をそれぞれコリメータ・スパッタにより堆積
する。
ジストパターン44の上のパラジウム膜47、TiN膜
46及びTi膜45を除去し、その後、半導体基板41
を前記第1実施例に係るめっき浴に2時間浸漬させた
後、水洗する。その後、前記と同じ組成のめっき浴を新
たに建浴し、半導体基板41を2時間浸漬する作業をさ
らに2回行なって、レジストパターン44の開口部44
aに選択的に金属配線40を形成する(図6(c)を参
照)。この場合、銀めっきは、その触媒層であるパラジ
ウム膜47が存在する部位にのみ成長するため、配線領
域にのみ選択的に金属配線40を形成することができ
る。
り除去して、図6(c)に示すように、金属配線40を
残した後、図6(d)に示すように、層間絶縁膜となる
第2の絶縁膜48を全面に堆積する。
て、以下に説明する第2実施例に係る無電解めっき浴を
用いても、同様の良好な配線形成ができる。
に係る無電解めっき浴について説明する。
めっき浴について説明する。
を準備した。この無電解めっき浴中のNa量及びK量を
原子発光分析(ICP)により求めたところ、それぞれ
4ppm及び3ppmであって微量の値を示した。この
微量の不純物は、各成分の製造過程において混入したも
のと考えられる。
3μm膜厚のニッケルめっき膜中のNa量及びK量を測
定したところ、それぞれ0.2ppm、0.2ppmで
あった。これらの値は、半導体装置の配線金属に含まれ
る金属不純物の許容値を大きく下回り、このめっき浴を
用いて堆積するニッケル膜を半導体装置の配線に使用可
能であることが確認できた。
に係るめっき浴を用いる半導体装置の第5の配線形成方
法について図7(a)〜(d)を参照しながら説明す
る。
子(図示は省略している)が形成された半導体基板51
の上に絶縁膜52を堆積した後、該絶縁膜52に対して
リソグラフィ・エッチング技術を施すことによりコンタ
クトホールを形成する。その後、半導体基板とニッケル
膜との抵抗低減層としてのTi膜53(25nm)、バ
リア層としてのTiN膜54(100nm)、ニッケル
めっきのための触媒層としてのパラジウム膜55(10
0nm)をそれぞれスパッタ法により全面に亘って堆積
する。
研磨(CMP)により、絶縁膜52の上のパラジウム膜
55、TiN膜54及びTi膜53を除去する。
係るめっき浴に1時間浸漬させた後、水洗して、コンタ
クトホールにニッケルを完全に埋め込むことにより、図
7(c)に示すように、ニッケル膜よりなる埋め込みプ
ラグ56を形成する。この場合、ニッケルめっきは、そ
の触媒層であるパラジウム膜55が存在する部位にのみ
成長するため、コンタクトホールへの選択埋め込みが実
現できる。
層となるTiN膜よりなる第1の金属層、並びにアルミ
ニウム配線層となる第2の金属膜を順次堆積した後、こ
れら第1及び第2の金属膜に対してフォトリソグラフィ
・エッチング技術を施すことにより、アルミニウムより
なる金属配線57を埋め込みプラグ56の上に形成す
る。
の金属不純物は許容値以下しか含まれていなかったた
め、半導体素子の特性は悪影響を受けることはなかっ
た。また、この埋め込みプラグ56においては、第3実
施例に係るめっき浴と、触媒層であるパラジウム膜55
の特性とによって、緻密性、半導体基板51との密着
性、及びコンタクトホールへの埋め込み特性が向上して
おり、コンタクト抵抗が低減しており、めっき工程
までに行なった半導体素子に対するエッチングによるダ
メージを回復するためにめっき工程の後に行なう半導体
基板51に対する400〜500℃の加熱(アニール)
を行なっても、埋め込みプラグ56中に空孔(ボイド)
が発生したり、埋め込みプラグ56と半導体基板51と
の密着不良が生じたりすることはなかった。
55の表面をBHF(弗酸:弗化アンモニウム=1:2
0)の溶液に浸漬して水洗することにより、パラジウム
膜55の表面を清浄化してもよい。
の濃度、pH及び温度等については、前記のものに限ら
ず、めっき浴中でニッケルが析出せず、めっき浴から半
導体基板への銀膜の堆積反応が終了するまで、めっき浴
が安定するものであればよい。本発明者らの鋭意検討の
結果、硫酸ニッケルのモル濃度に対して、次亜リン酸及
び乳酸は2倍から10倍程度のモル濃度、チオ尿素は5
0000分の1から10000分の1のモル濃度が好ま
しく、pHは3.5から6程度、温度は80℃から10
0℃程度がそれぞれ好ましいことを見いだしたが、本発
明はこれらに限定されない。
は第1実施例又は第2実施例に係るめっき浴を用い、第
5の配線形成方法においては第3実施例に係るめっき浴
を用いたが、本発明はこれらに限られるものではない。
は、埋め込み配線又は埋め込みプラグと、これらの下層
の材料とが異なるため、抵抗低減層、バリア層及び触媒
層を設けたが、埋め込み配線又は埋め込みプラグと、こ
れらの下層の材料とが同じ場合には、抵抗低減層、バリ
ア層及び触媒層を設けなくてもよい。
よると、無電解めっき浴中に金属不純物がほとんど含ま
れないため、該無電解めっき浴により形成する金属層中
の金属不純物の量を許容値以下にすることができるの
で、半導体装置の特性を劣化させることなく、無電解め
っき浴により金属層を形成することが可能になる。
ると、金属材料に含まれる金属イオンは、無電解めっき
により金属として良好に析出するため、半導体装置の金
属配線又はプラグとして使用することができる。特に、
銀、銅、金は、配線金属として従来用いられているアル
ミニウムに比べて比抵抗が低いために、配線金属として
特に好適である。
ると、金属材料に含まれる金属イオンは、めっき液中で
析出しやすいため、良好に金属層を形成することができ
るので特に好適である。また、化学式中に金属を含まな
い、銀イオン、銅イオン、金イオン又はパラジウムイオ
ンの還元剤は、酸化還元電位が高く、前記の金属イオン
の析出を適度に抑制するので好適である。
ると、金属材料に含まれる金属イオンは、銀イオン、銅
イオン、金イオン、パラジウムイオン等に比べて酸化還
元電位が低いが、還元剤も酸化還元電位が比較的低いの
で、前記の金属イオンよりなるめっき層を効率良く堆積
することができると共に、前記の還元剤は化学式中に金
属を含まない。
ると、錯化剤は、アルカリ性側において銀イオン又は銅
イオンの錯体を形成し、アルカリ性のめっき浴において
金属の堆積を助長するので好ましい。
ると、カルボン酸基を含む化合物は、金イオン、ニッケ
ルイオン、コバルトイオン、パラジウムイオンと錯体を
形成するので好ましい。
ると、pH調整剤は、KOHやNaOHと同等又はそれ
以上の働きをすると共に、水溶性であって且つ金属を含
まないので好ましい。硝酸及びホウ酸はpH減少作用が
あるので、pHが低い無電解めっき浴を得る場合に好適
である。
ると、金属不純物を含まないこと、並びに、形成される
銀めっき膜の膜質、半導体基板への銀めっき膜の密着
性、及び半導体基板上のコンタクトホール又は配線用溝
への銀めっき膜の埋め込み性等において特に良好である
こと等の理由により、半導体基板上に銀めっき膜よりな
る金属層を形成するための無電解めっき浴としては最も
好ましい。また、エチレンジアミンは取扱いが容易であ
るため好ましく、テトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイドは臭いが少ないので好ましい。
ると、2種以上の金属よりなる合金めっき膜を形成する
ことができ、合金めっき膜は単金属よりなる金属層より
も硬さが向上するので好ましい。
よると、pH緩衝剤、促進剤、安定剤及び界面活性剤が
有している効果がそれぞれ得られる。
方法によると、請求項1の発明と同様、半導体装置の特
性を劣化させることなく、無電解めっき浴により金属層
を形成することが可能になる。
方法によると、埋め込み金属層と半導体基板とのコンタ
クト抵抗が低減し、埋め込み金属層を構成する金属が半
導体基板上に形成されているトランジスタ等の素子に拡
散せず、埋め込み金属層とその下層とが異なる材料より
なる場合でも埋め込み金属層は良好に堆積する。
方法によると、Pd層又はTi層の上に堆積されるめっ
き膜は緻密になると共に、めっき膜形成後の加熱処理の
際に、めっき膜中の空孔(ボイド)の発生や半導体基板
との密着性不良を生じさせないので好ましい。
方法によると、凹部の底部にのみ選択的に埋め込み金属
層を形成することができるため、レジストパターン又は
絶縁膜の上の金属層を除去する工程が不要になるので、
効率良く埋め込み金属層を形成することができる。
方法によると、凹部の内部及びレジストパターン又は絶
縁膜の上に全面的に金属層を形成した後、レジストパタ
ーン又は絶縁膜の上の金属層を除去することにより、凹
部内に埋め込み金属層を確実に形成することができる。
方法によると、絶縁膜の上に形成された金属膜を化学機
械研磨法により除去するので、エッチングにより除去で
きない金属膜も除去することができる。
方法によると、下層絶縁膜の埋め込みプラグと対応する
部位に開口部を有する配線領域形成用レジストパターン
をマスクとして絶縁膜に対してエッチングを行なうた
め、埋め込みプラグと対応する部位に配線用の凹部を形
成することができ、該凹部に埋め込み金属層を形成する
と、埋め込みプラグと接続する埋め込み配線層を確実に
形成できる。
方法によると、埋め込みプラグと対応する部位に凹部と
なる開口部を有するレジストパターンを形成した後、前
記凹部に埋め込み金属層を形成するので、埋め込みプラ
グと接続する埋め込み配線層を確実に形成できる。
の、硝酸銀+エチレンジアミン、及び酒石酸の酸化還元
電位(N.H.E)を示す図である。
いる半導体装置の第1の配線形成方法の各工程を示す断
面図である。
りめっきをする場合のめっき時間と、銀膜の膜厚及びめ
っき浴のpHとの関係を示す図である。
いる半導体装置の第2の配線形成方法の各工程を示す断
面図である。
いる半導体装置の第3の配線形成方法の各工程を示す断
面図である。
いる半導体装置の第4の配線形成方法の各工程を示す断
面図である。
いる半導体装置の第5の配線形成方法の各工程を示す断
面図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 金属イオンを含む金属材料、化学式中に
金属を含まない前記金属イオンの還元剤、化学式中に金
属を含まない前記金属イオンの錯化剤、及び、化学式中
に金属を含まないpH調整剤を有することを特徴とする
半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項2】 前記金属イオンは、銀イオン、銅イオ
ン、金イオン、ニッケルイオン、コバルトイオン又はパ
ラジウムイオンであることを特徴とする請求項1に記載
の半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項3】 前記金属イオンは、銀イオン、銅イオ
ン、金イオン又はパラジウムイオンであり、 前記還元剤は、酒石酸、化学式中に金属を含まない酒石
酸塩、単糖類、二糖類、多糖類、ヒドラジン、ヒドラジ
ン誘導体、アルデヒド及び多価アルコールのうちの少な
くとも1つを含有していることを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項4】 前記金属イオンは、ニッケルイオン又は
コバルトイオンであり、 前記還元剤は、次亜リン酸、化学式中に金属を含まない
次亜リン酸塩、化学式中に金属を含まない水素化ホウ素
化合物、ヒドラジン及びヒドラジン誘導体のうちの少な
くとも1つを含有していることを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項5】 前記金属イオンは、銀イオン又は銅イオ
ンであり、 前記錯化剤は、エチレンジアミン、エチレンジアミン誘
導体、アンモニア及びトリエタノールアミンのうちの少
なくとも1つを含有していることを特徴とする請求項1
に記載の半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき
浴。 - 【請求項6】 前記金属イオンは、金イオン、ニッケル
イオン、コバルトイオン又はパラジウムイオンであり、 前記錯化剤はカルボン酸基を含む化合物であることを特
徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成に用い
る無電解めっき浴。 - 【請求項7】 前記pH調整剤は、アンモニウム塩、ア
ンモニア、硝酸及びホウ酸のうちの少なくとも1つを含
有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項8】 前記金属材料は硝酸銀であり、前記還元
剤は酒石酸であり、前記錯化剤はエチレンジアミンであ
り、前記pH調整剤はテトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイドであることを特徴とする請求項1に記載の
半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項9】 前記金属材料は2種以上の金属イオンを
含有していることを特徴とする請求項1に記載の半導体
装置の配線形成に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項10】 めっき液のpH低下を抑制する化学式
中に金属を含まないpH緩衝剤、めっき速度の低下を抑
制する化学式中に金属を含まない促進剤、めっき液の分
解を防止する化学式中に金属を含まない安定剤、及びめ
っき膜の膜質を緻密にする化学式中に金属を含まない界
面活性剤のうちの少なくとも1つをさらに含んでいるこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の配線形成
に用いる無電解めっき浴。 - 【請求項11】 半導体基板上に形成されたレジストパ
ターン又は絶縁膜におけるコンタクト領域又は配線領域
に凹部を形成する第1の工程と、 金属イオンを含む金属材料、化学式中に金属を含まない
前記金属イオンの還元剤、化学式中に金属を含まない前
記金属イオンの錯化剤、及び、化学式中に金属を含まな
いpH調整剤を有する無電解めっき浴により前記凹部内
に埋め込み金属層を形成する第2の工程とを備えている
ことを特徴とする半導体装置の配線形成方法。 - 【請求項12】 前記第1の工程と前記第2の工程との
間に、前記凹部の底部に、前記埋め込み金属層のコンタ
クト抵抗を低減する抵抗低減層、前記埋め込み金属層の
反応を防止するバリア層、及び前記金属イオンの反応を
促進する触媒層を順次形成する中間層形成工程をさらに
備えていることを特徴とする請求項11に記載の半導体
装置の配線形成方法。 - 【請求項13】 前記触媒層は、Pd層又はTi層であ
ることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の配
線形成方法。 - 【請求項14】 前記バリア層は、TiN層、TiW層
又はW層であることを特徴とする請求項12に記載の半
導体装置の配線形成方法。 - 【請求項15】 前記抵抗低減層はTi層であることを
特徴とする請求項12に記載の半導体装置の配線形成方
法。 - 【請求項16】 前記中間層形成工程は、前記凹部の内
部及び前記レジストパターン又は絶縁膜の上に、前記抵
抗低減層、バリア層及び触媒層を順次形成する工程と、
前記レジストパターン又は絶縁膜の上の前記抵抗低減
層、バリア層及び触媒層を化学機械研磨法により除去す
ることにより、前記凹部の底部にのみ前記抵抗低減層、
バリア層及び触媒層を形成する工程とを含み、 前記第2の工程は、前記凹部の底部にのみ形成された前
記触媒層の上に選択的に前記埋め込み金属層を形成する
工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体
装置の配線形成方法。 - 【請求項17】 前記第2の工程は、前記凹部の内部及
び前記レジストパターン又は絶縁膜の上に前記無電解め
っき浴により全面的に金属層を形成する工程と、前記レ
ジストパターン又は絶縁膜の上の金属層を除去すること
により、前記凹部内に前記埋め込み金属層を形成する工
程とを含むことを特徴とする請求項11又は12に記載
の半導体装置の配線形成方法。 - 【請求項18】 前記第2の工程は、前記凹部の内部及
び前記絶縁膜の上に前記無電解めっき浴により全面的に
金属層を形成する工程と、前記絶縁膜の上の金属層を化
学機械研磨法により除去して、前記凹部内に表面が前記
絶縁膜の表面と面一である前記埋め込み金属層を形成す
る工程とを含むことを特徴とする請求項11又は12に
記載の半導体装置の配線形成方法。 - 【請求項19】 前記第1の工程よりも前に、前記半導
体基板の上に、埋め込みプラグを有する下層絶縁膜を形
成する下層絶縁膜形成工程をさらに備え、 前記第1の工程は、前記下層絶縁膜の上に前記絶縁膜を
形成する工程と、前記絶縁膜の上に、前記埋め込みプラ
グと対応する部位に開口部を有する配線領域形成用レジ
ストパターンを形成する工程と、前記配線領域形成用レ
ジストパターンをマスクとして前記絶縁膜に対してエッ
チングを行なうことにより、前記絶縁膜に配線領域とな
る前記凹部を形成する工程とを含むことを特徴とする請
求項11又は12に記載の半導体装置の配線形成方法。 - 【請求項20】 前記第1の工程よりも前に、前記半導
体基板の上に、埋め込みプラグを有する下層絶縁膜を形
成する下層絶縁膜形成工程をさらに備え、 前記第1の工程は、前記下層絶縁膜の上に、前記埋め込
みプラグと対応する部位に前記凹部となる開口部を有す
る前記レジストパターンを形成する工程を含むことを特
徴とする請求項11又は12に記載の半導体装置の配線
形成方法。 - 【請求項21】 前記無電解めっき浴の金属イオンは、
銀イオン、銅イオン、金イオン、ニッケルイオン、コバ
ルトイオン又はパラジウムイオンであることを特徴とす
る請求項11〜20のいずれか1項に記載の半導体装置
の配線形成方法。 - 【請求項22】 前記無電解めっき浴の金属イオンは、
銀イオン、銅イオン、金イオン又はパラジウムイオンで
あり、 前記無電解めっき浴の還元剤は、酒石酸、化学式中に金
属を含まない酒石酸塩、単糖類、二糖類、多糖類、ヒド
ラジン、ヒドラジン誘導体、アルデヒド及び多価アルコ
ールのうちの少なくとも1つを含有していることを特徴
とする請求項11〜20のいずれか1項に記載の半導体
装置の配線形成方法。 - 【請求項23】 前記無電解めっき浴の金属イオンは、
ニッケルイオン又はコバルトイオンであり、 前記無電解めっき浴の還元剤は、次亜リン酸、化学式中
に金属を含まない次亜リン酸塩、化学式中に金属を含ま
ない水素化ホウ素化合物、ヒドラジン及びヒドラジン誘
導体のうちの少なくとも1つを含有していることを特徴
とする請求項11〜20のいずれか1項に記載の半導体
装置の配線形成方法。 - 【請求項24】 前記無電解めっき浴の金属イオンは、
銀イオン又は銅イオンであり、 前記無電解めっき浴の錯化剤は、エチレンジアミン、エ
チレンジアミン誘導体、アンモニア及びトリエタノール
アミンのうちの少なくとも1つを含有していることを特
徴とする請求項11〜20のいずれか1項に記載の半導
体装置の配線形成方法。 - 【請求項25】 前記無電解めっき浴の金属イオンは、
金イオン、ニッケルイオン、コバルトイオン又はパラジ
ウムイオンであり、 前記無電解めっき浴の錯化剤はカルボン酸基を含む化合
物であることを特徴とする請求項11〜20のいずれか
1項に記載の半導体装置の配線形成方法。 - 【請求項26】 前記無電解めっき浴のpH調整剤は、
アンモニウム塩、アンモニア、硝酸及びホウ酸のうちの
少なくとも1つを含有していることを特徴とする請求項
11〜20のいずれか1項に記載の半導体装置の配線形
成方法。 - 【請求項27】 前記無電解めっき浴の金属材料は硝酸
銀であり、前記無電解めっき浴の還元剤は酒石酸であ
り、前記無電解めっき浴の錯化剤はエチレンジアミンで
あり、前記無電解めっき浴のpH調整剤はテトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイドであることを特徴とす
る請求項11〜20のいずれか1項に記載の半導体装置
の配線形成方法。 - 【請求項28】 前記無電解めっき浴の金属材料は2種
以上の金属イオンを含有していることを特徴とする請求
項11〜20のいずれか1項に記載の半導体装置の配線
形成方法。 - 【請求項29】 前記無電解めっき浴は、めっき液のp
H低下を抑制する化学式中に金属を含まないpH緩衝
剤、めっき速度の低下を抑制する化学式中に金属を含ま
ない促進剤、めっき液の分解を防止する化学式中に金属
を含まない安定剤、及びめっき膜の膜質を緻密にする化
学式中に金属を含まない界面活性剤のうちの少なくとも
1つをさらに含んでいることを特徴とする請求項11〜
20のいずれか1項に記載の半導体装置の配線形成方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14987395A JP3332668B2 (ja) | 1994-07-14 | 1995-06-16 | 半導体装置の配線形成に用いる無電解めっき浴及び半導体装置の配線形成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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