JPH0884080A - バイナリ選択エンコーダ - Google Patents

バイナリ選択エンコーダ

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JPH0884080A
JPH0884080A JP7205516A JP20551695A JPH0884080A JP H0884080 A JPH0884080 A JP H0884080A JP 7205516 A JP7205516 A JP 7205516A JP 20551695 A JP20551695 A JP 20551695A JP H0884080 A JPH0884080 A JP H0884080A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンコーダに生じる論理伝搬時間を大幅に減
少させる。 【解決の手段】 本発明の、エンコーダは、第1および
第2の入力2iエンコーダを備え、第1のエンコーダに
は2i個の高位入力が供給され、第2のエンコーダには
i個の低位入力が供給され、その出力が、1つの2入
力エンコーダ、および入力2iエンコーダに供給される
入力数と等しい複数の両方向セレクタに接続される。入
力2ビットエンコーダを使用し、各入力2ビットエンコ
ーダのVALID出力を後段のエンコーダへのデータ入
力として使用し、最高位一致の選択をする入力2ビット
エンコーダのコード出力を使用して両方向セレクタ回路
を選択することによって、いかなる数のエンコーダ入力
も扱うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にエンコーダ
・ネットワークに関し、より詳細には、いかなる数の入
力もコード化できるエンコーダ・ネットワークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンコーダには、複数の活動状態にある
入力信号を扱う際に、複数のエンコーダ入力が活動化し
ないようにするため、追加回路を必要とするものがあ
る。これらの追加回路は、必要回路数を増加させる上
に、回路に望ましくない遅延を生じさせてしまう。
【0003】優先順位付けエンコーダとして知られる、
他のエンコーダは、複数の入力が活動状態にあるとき、
活動状態にある入力の1つを有効として識別し、他の入
力にも活動状態のものがあるとの指示は行わないコード
を提供するように設計されている。
【0004】また他のエンコーダには、各入力に番号を
付け、各入力を入力1から順に評価し、どれか1つの入
力が活動化されると他のそれより上位のすべての入力を
ブロックして出力コードに影響を与えないようにする、
「リップル禁制」手法が使用されている。この作用が、
終わりから2番目の入力までずっと伝搬され、それが活
動状態にあれば最後の入力をブロックするようになって
いる。このリップル手法は、入力数が多くても、非常に
有用ではあるが、桁上げ先読みを行う場合でも非常に時
間を浪費し、ずっと多くの回路を必要とする。
【0005】したがって、従来技術におけるエンコーダ
に付随する前述の問題をすべて回避する、改良型エンコ
ーダが必要とされている。
【0006】本発明は、最高位の入力の一致を選択する
第一段エンコーダの有効出力によって駆動される両方向
セレクタを組み合わせると、必要な回路数およびそれに
付随する遅延を減少させる後のコード化段に、第1の2
ビット・エンコーダの有効出力をデータ入力として加え
ることにより、これらの望ましい結果を達成することが
できる。したがって、本発明は、通常はこのようなネッ
トワークで生じる論理的伝搬時間を大幅に減少させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、エ
ンコーダ回路数およびそれに付随する遅延が少ない改良
型エンコーダ・ネットワークを提供し、通常このような
ネットワークで生じる論理的伝搬時間を大幅に減少させ
ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、nを正の数として、
N−ビット・バスのコード化を2n次問題からn次問題
に還元することにある。
【0009】本発明の他の目的は、着信信号のパターン
突合せを行う際に要するサポート論理の複雑さを低減し
ながら、本発明の前記のおよびその他のすべての目的お
よび利点を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの望まし
い結果およびその他の目的と利点は、第1および第2の
n入力エンコーダを備え、第1のエンコーダには2n
の高位入力が供給され、第2のエンコーダには2n個の
低位入力が供給され、その出力が、1つの2入力エンコ
ーダ、および2n入力エンコーダに供給される入力数と
等しい複数の両方向セレクタに接続されたエンコーダ・
ネットワークにより、実現され提供される。この配置に
よって、回路数がより少なく、また固有の回路遅延が減
少して性能が向上した、エンコーダ・ネットワークがも
たらされる。
【0011】nを正の整数として、ここに開示するエン
コーダ・ネットワークが、2n個の入力を想定している
点で限界があることに留意されたい。ただし、所望の入
力数が2nより小さくかつ2n-1よりも大きい場合は、こ
こに開示する2n入力エンコーダに周知の論理削減技法
を適用して、所望のエンコーダ・ネットワークを実施す
ることができる。
【0012】本発明はまた、iを正の数として、最低位
から最高位へと並べられた2i+1個の入力をコード化す
る、バイナリ選択エンコーダ・ネットワークをも対象と
する。そのためには、第1のエンコーダが入力として2
i個の高位入力を有し、第2のエンコーダが入力として
i個の低位入力を有する、第1および第2の2i入力エ
ンコーダ、ならびに1つの2入力エンコーダおよびiと
等しい数の複数の両方向セレクタ回路を必要とする。動
作の際には、前記2i入力エンコーダのVALID出力
が、前記2入力エンコーダの第1入力に送られ、前記第
2の2i入力エンコーダのVALID出力が前記2入力
エンコーダの第2入力および両方向セレクタのSELE
CT入力に送られる。
【0013】第1の2i入力エンコーダのコード化入力
はまた、それぞれ両方向セレクタ回路の0入力に送ら
れ、前記第2i入力エンコーダのコード化出力は、それ
ぞれ両方向セレクタ回路の1入力に送られる。同一の順
序ビット位置を有する第1および第2の2iエンコーダ
の出力は、同一の両方向エンコーダに入力されるので、
前記2入力エンコーダのVALID出力がエンコーダ・
ネットワークのVALID出力となり、前記エンコーダ
・ネットワークの出力の最上位ビットである2入力エン
コーダのコード化出力および前記両方向セレクタのコー
ド化出力が前記エンコーダ・ネットワークの他の出力と
なり、前記2i入力エンコーダからの入力順に順序づけ
られるようになっている。
【0014】本発明の上記その他の目的、特徴および利
点は、添付の図面を参照しながら、本発明の好ましい実
施例についての以下のより詳細な説明を読めば、より明
らかになろう。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明として、以下により詳細に
述べるように、基本的には、両方向セレクタ回路を含
む、2つの2n-1入力エンコーダ・ネットワークで構成
される2n入力エンコーダ・ネットワークを記述してい
る。本発明においては、コード化機能は2n-1入力エン
コーダの1つからのコードのバイナリ選択に基づいてい
る。VALID信号は、2つの2n-1入力エンコーダか
らのVALID信号のブールOR関数を使用して生成さ
れる。
【0016】図面、特に図1ないし図9を参照して、本
発明を説明する。
【0017】本明細書に開示するエンコーダ・ネットワ
ークは、2入力エンコーダと両方向セレクタという2つ
のタイプの基本的ビルディング・ブロックから構成され
ている。これらの2つのビルディング・ブロックおよび
その操作について、まず最初に説明する。その後、本発
明によるこれらの2つのビルディング・ブロックおよび
その独自の相互接続に関して、本発明の様々な実施態様
を説明する。最後に、いかなる数の入力もコード化する
一般的方法について説明する。
【0018】図1に、2つの入力12と14、および2
つの出力16と18を有する2入力エンコーダ10のブ
ロック図が示されている。出力16は、VALIDまた
はV出力であり、入力12または14のいずれかが活動
化すると、活動化する。これは、ブールOR演算であ
る。もう1つの出力18は、CODEまたはC出力であ
り、2つの入力12と14のうちの第2の入力14が活
動化すると、活動化する。「1」が「活動状態」を示
し、「0」が「非活動状態」を示すとして、2入力エン
コーダの真理値表は以下の通りである。
【0019】VALID出力16が活動状態になると、
CODE出力18は、入力12または14のどちらが活
動状態にあるかを示す。CODE出力18は、活動化し
た入力12または14の1ビット・バイナリ・「アドレ
ス」を与える。入力12および14がともに活動状態に
ある場合、CODE出力18は、第2の(高位番号の)
入力14のバイナリ・「アドレス」を与える。したがっ
て、エンコーダ10への第2入力14は、第1入力12
よりも高い優先順位を有するといえる。入力12および
14への数の指定は、全く任意であり、両方とも活動状
態にある場合に、CODE出力18が低位番号の入力を
選択するようにすることもできる。
【0020】図2に示した両方向セレクタ・ブロック
は、入力24上の制御セレクタ信号SELによってその
どちらかが選択される2つの入力20と22、および単
一出力26を備える。
【0021】動作中に、たとえば、信号「A」が入力2
0に加えられ、信号「B」が入力22に加えられると、
出力26は、選択信号SELの状態に応じてAまたはB
のいずれかになる。選択された信号が、活動状態または
高、すなわち「1」である場合、入力22上に現れる信
号Bが選択される。選択された信号SELが非活動状態
または低、すなわち「0」である場合、入力20上の信
号Aが選択される。
【0022】これは以下の表で表される。
【0023】図3は、本発明に従って構成され、共に2
入力エンコーダ34および両方向セレクタ36に接続さ
れた2つの2入力エンコーダ30と32を含む4入力エ
ンコーダを示している。エンコーダ30は、1対の入力
37および38と出力線47上のVALID出力と出力
線48上のCODE出力とを有する。同様にエンコーダ
32は、1対の入力39および40と線49上のVAL
ID出力と線50上のCODE出力とを有する。2入力
エンコーダ30および32からの線47および49上に
加えられるVALID出力は、2入力エンコーダ34の
入力に接続されており、2入力エンコーダ34でさらに
コード化されることが可能である。さらに、線49上に
現れるエンコーダ32のVALID出力は、線51を介
してセレクタ回路36の選択入力Sに送られる。エンコ
ーダ30および32の線48および50上のCODE出
力は、それぞれ両方向セレクタ回路36の入力に接続さ
れている。エンコーダ32の入力39または40のいず
れかが活動状態にある場合、エンコーダ32のVALI
D出力は活動状態になり、これが線49を介してエンコ
ーダ34の第2入力に接続されているので、エンコーダ
30からの線47上のVALID入力Vよりも高い優先
順位を有することになり、線57上の高位コード・ビッ
ト(MSB)が活動化される。
【0024】線57上のこの高位コード・ビット(MS
B)は、エンコーダ30または32のどちらが活動状態
の入力を有するかを示す。
【0025】両方向セレクタ回路の出力線58は、それ
ぞれエンコーダ30および32からの線48および50
のいずれかC出力上から選択された他方のコード・ビッ
ト(LSB)を提供する。エンコーダ32が活動状態に
ある入力を有する場合、エンコーダ32の出力が選択さ
れる。入力40が活動状態である場合、LSBコード・
ビットは、活動状態つまり「1」であるが、入力40が
活動状態でなく、入力39が活動状態である場合、LS
Bコード・ビットは非活動状態つまり「0」である。
【0026】入力40および39のどちらも活動状態で
ない場合、エンコーダ32の出力線48上のCODE出
力が、LSBとして選択される。入力40が活動状態の
場合、LSBもまた活動状態である。
【0027】したがって、入力40または入力39のい
ずれかが活動状態のコード化入力である場合、LSBは
活動状態である。
【0028】上記の4入力エンコーダの真理値表を以下
に示す。 入力 入力 入力 入力 V C C 40 39 38 37 (MSB)(LSB) 1 − − − 1 1 1 0 1 − − 1 1 0 0 0 1 − 1 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 X X
【0029】以上、両方向セレクタおよび追加の2入力
エンコーダに接続された2つの2入力エンコーダから4
入力エンコーダがどのようにして構成されるかを示し
た。
【0030】これらの教示をさらに拡大すると、図4に
示すように、2つの4入力エンコーダ60および62と
1つの2入力エンコーダ64と2つの両方向セレクタ回
路66および68から、8入力エンコーダを構成するこ
とができる。エンコーダ60は、4つの入力69、7
0、71、72および出力73、74、75を有する。
エンコーダ62は、4つの入力76、77、78、79
および出力80、81、82を有する。各4入力エンコ
ーダ60および62のそれぞれ出力線73および80上
のVALID出力は、さらに2入力エンコーダ64によ
ってコード化される。エンコーダ62への入力76、7
7、78、79のいずれかが活動状態である場合、エン
コーダ62の線80上のVALID出力は活動状態であ
る。エンコーダ62のVALID出力は、2入力エンコ
ーダ64の第2入力に接続されているので、エンコーダ
60からのどの入力よりも高い優先順位を有しており、
高位コード・ビット(MSB)出力線であるその出力線
86が、活動状態である。
【0031】したがって、2入力エンコーダ64の出力
線86、すなわち高位コード・ビット(MSB)出力線
は、4入力エンコーダ60または62のいずれかが活動
状態の入力を有するかどうかを示している。
【0032】他方のコード・ビットは、両方向セレクタ
回路66および68によってエンコーダ60またはエン
コーダ62のいずれかのコード出力74、75、81、
82から選択され、これらのコード・ビットは出力87
または88のいずれか上に現れる。これらの2ビット・
コードはそれぞれ4つの入力のうちの1つを識別するの
で、2ビット・コードの1つは、低位2ビット・コード
として選択される。たとえば、エンコーダ62が活動状
態の入力76、77、78、79のいずれかを有する場
合、エンコーダ62からの2ビット・コードが選択され
る。そうでない場合は、エンコーダ60からのコードが
選択される。
【0033】以上、8入力エンコーダは、2つの4入力
エンコーダと1つの2入力エンコーダと2つの両方向セ
レクタ回路から容易に構成できることを示した。
【0034】この8ビット・エンコーダの真理値表は以
下の通りである。 入力 入力 入力 入力 入力 入力 入力 入力 出力 出力 出力 出力 79 78 77 76 72 71 70 69 84 86 87 88 1 − − − − − − − 1 1 1 1 0 1 − − − − − − 1 1 1 0 0 0 1 − − − − − 1 1 0 1 0 0 0 1 − − − − 1 1 0 0 0 0 0 0 1 − − − 1 0 1 1 0 0 0 0 0 1 − − 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 − 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 X X X
【0035】図5は、入力数を2の任意の正整数乗とす
る、本発明によるエンコーダの配置を示すブロック図で
ある。
【0036】ここで、2i+1入力のエンコーダが、それ
ぞれVALID出力93および94と複数のCODE出
力96ないし96iおよび97ないし97iを有する2
つの2i入力エンコーダから構成することができること
は、明らかであろう。2i入力エンコーダ90のVAL
ID出力93は、2入力エンコーダ91の第1入力に直
接接続されており、もう1つの2i入力エンコーダ92
のVALID出力94は、2入力エンコーダ91の第2
入力および一連の両方向セレクタ95ないし95iのS
EL入力に直接接続されている。2i入力エンコーダ9
0および92の高位CODE出力(MSB)96および
97はそれぞれ、第1の両方向セレクタ95の入力に接
続され、一連の次の低位CODE出力96ないし96i
および97ないし97iは、一連の次の両方向セレクタ
95ないし95iの入力に接続されている。この配置
が、最低位CODE出力(LSB)96iおよび97i
まで続いている。
【0037】エンコーダ92へのいずれかの入力が活動
状態にある場合、エンコーダ92のVALID出力94
は活動状態にある。エンコーダ92のVALID出力
は、エンコーダ91の第2入力に接続されているので、
エンコーダ90からの入力よりも高い優先順位を有して
いる。したがって、エンコーダ92へのいずれかの入力
が活動状態である場合、高位CODEビット(MSB)
は活動化する。
【0038】このようにして、高位CODEビット(M
SB)は、エンコーダ90または92のどちらが活動状
態の入力を有するかを示す。
【0039】他のCODEビット96ないし96iおよ
び97ないし97iは、それぞれエンコーダ90または
92いずれかのCODE出力から選択される。これらの
CODEビットはそれぞれ、2i個の入力の1つを識別
するので、これらのCODEビットの1つが低位ビット
として選択される。エンコーダ92が活動状態の入力を
有する場合、エンコーダ92からのCODEビットが選
択される。そうでない場合、エンコーダ90からのCO
DEビットが選択される。
【0040】したがって、本発明の教示によれば、2i
+1個の入力を有するエンコーダは、一般に、2つの2
i入力エンコーダ、1つの2入力エンコーダ、およびi
個の両方向セレクタから構成することができる。
【0041】本発明はまた、入力数が2の正整数乗では
ない場合にも適用することができる。
【0042】コード化すべき入力数が、2の正整数乗で
はない場合、本明細書に開示するネットワークを、周知
の論理的削減技法により、最小実施態様に縮小すること
ができ、任意のどんな入力数もコード化することができ
るようになっている。したがって、たとえば、図6にお
ける6入力エンコーダは、図4の8入力エンコーダから
派生したものである。
【0043】実施手順は、2nが所望の入力数以上とな
る最小正整数をnとして、開示された2n入力エンコー
ダを実施することになる。その後、2nが所望の入力数
を越える場合、すべての望ましくない入力を、非活動状
態にあると見なし、周知の論理的削減技法を使用して、
これらの入力および関連する回路を削除する。
【0044】図6に示すように、6入力エンコーダ・ネ
ットワークは、3つの2入力エンコーダ100、10
3、106と、2入力エンコーダ100および103の
それぞれVALID出力101および104に接続され
た2入力エンコーダ109と、2入力エンコーダ100
および103のCODE出力に接続された両方向セレク
タ回路112とを含んでいる。第3のエンコーダ106
は、そのVALID出力107がAND回路115とも
う1つの2入力エンコーダ114とに接続されている。
2入力エンコーダ114は2入力エンコーダ109のV
ALID出力110にも接続されている。2入力エンコ
ーダ106のCODE出力はまた、追加の両方向セレク
タ116に接続されている。AND回路115は、2入
力エンコーダ109のCODE出力をも受け取り、両方
向セレクタ116は、両方向セレクタ112の出力11
3にも接続されている。
【0045】ここに開示するエンコーダ中での伝搬遅延
は、段数に比例する。2n入力エンコーダの場合、n段
あり、伝搬遅延はnに比例する。
【0046】前述の、図1の2入力エンコーダ・ブロッ
クの好ましいCMOS実施態様は、図7および図8に示
すトランジスタ回路で実施することができる。
【0047】図7において、電圧源VDDとアースの間
に接続された、P型FETトランジスタ130および1
31とN型トランジスタ132とから形成されるトラン
ジスタ連鎖を含む、2入力エンコーダ回路の、OR−I
NVERT(OI)バージョンを示す。VALID出力
線16は、トランジスタ131と132の間に接続され
ている。トランジスタ130および132のゲートは、
共に入力12に接続されており、トランジスタ131の
ゲートは、入力14に接続されている。この入力14は
さらに、回路出力16とアースとの間に接続されたN型
トランジスタ133のゲートに接続され、またCODE
出力線18にも接続されている。この回路は、入力12
からVALID出力への単一の遅延ゲートをもたらし、
入力14からCODE出力18への遅延ゲートはもたら
さない。ただし、VALID出力16は、入力に対して
反転される。もちろん、反転または非反転バッファ回路
を追加することもできるが、そのような回路は伝搬遅延
または信号極性あるいはその両方に影響を与えるであろ
う。
【0048】図8は、図7に示した回路の相補型であ
る。すなわち、2入力エンコーダのAND−INVER
T(AI)バージョンであり、電源VDDとアースとの
間に接続されたN型FETトランジスタ140および1
41とP型トランジスタ142とから形成されたトラン
ジスタ連鎖を含んでいる。VALID出力線16はトラ
ンジスタ141と142の間に接続されている。トラン
ジスタ141および142のゲートは、共に入力14に
接続されており、トランジスタ140のゲートは、入力
12に接続されている。この入力12はさらに、回路出
力16とVDDの間に接続されたP型トランジスタ14
3のゲートに接続されている。この入力線14は、トラ
ンジスタ141および142のゲートと、CODE出力
線18とに接続されている。この回路は、入力14から
VALID出力への単一の遅延ゲートをもたらし、入力
12からCODE出力18への遅延ゲートはもたらさな
い。この場合もVALID出力16は、入力12および
14に対して反転される。
【0049】通常の両方向セレクタは、以下のブール関
数を実行する。 OR(AND(SEL、INX)、AND(NOT S
EL、INY)) 上式で、SELは選択入力、INXはSEL=1のとき
選択される入力、INYはAND、SEL=0のとき選
択される入力、ORはブール関数である。
【0050】このようなセレクタを、ここに開示するネ
ットワークの実施に使用する場合、得られるネットワー
クは冗長性を含むことになる。各セレクタのINX入力
は、SEL入力も活動状態でない限り、決して活動化で
きない。これは、INXおよびSELが同一の2入力エ
ンコーダにトレース・バックできるためである。したが
って、本発明とともに使用される両方向セレクタ回路
は、以下の好ましいブール関数を実行することができ
る。 OR(INX、AND(NOT SEL、INY))
【0051】図9および図10は、FETトランジスタ
から形成され、この好ましいブール関数をもたらす両方
向セレクタ回路を示す。これらの回路はそれぞれ、選択
された入力を反転する。もちろん、反転または非反転バ
ッファ回路を追加することもできるが、伝搬遅延または
信号極性あるいはその両方に影響を与えるであろう。
【0052】本明細書に開示するエンコーダでは、各両
方向セレクタへのSELECT信号は2入力エンコーダ
のVALID出力から来、セレクタへの他の2つの入力
INXおよびINYは前段のCODE出力から来る。
【0053】前述の、図2に示した、両方向セレクタ・
ブロックの好ましいCMOS実施態様は、図9および図
10に示すようなトランジスタ回路で実施することがで
きる。
【0054】図9には、セレクタ回路がOR−AND−
INVERT(OAI)回路として示されており、これ
は、電源VDDとアースとの間に接続されたP型FET
トランジスタ150および151と、N型トランジスタ
152および155とから形成されるトランジスタ連鎖
を含んでいる。出力線26は、トランジスタ151と1
52の間に接続されている。トランジスタ150および
152のゲートは、共にINY入力20に接続され、ト
ランジスタ151のゲートは、SEL入力24に接続さ
れている。この入力24はさらに、回路出力26に接続
されトランジスタ155を経てアースに接続されたN型
トランジスタ154のゲートに接続される。プルアップ
・トランジスタ153は、出力線26と電源VDDの間
に接続される。このトランジスタ153のゲートはIN
X入力22に接続されている。
【0055】図10は、図9に示した回路の相補型であ
り、AND−OR−INVERT(AOI)回路として
セレクタ回路を示し、電源VDDとアースの間に直列接
続された、N型FETトランジスタ160および161
とP型トランジスタ162および165とから形成され
るトランジスタ連鎖を含んでいる。出力線26は、トラ
ンジスタ161と162の間に接続されている。トラン
ジスタ161および162のゲートは、共にSEL入力
24に接続され、トランジスタ160のゲートはINY
入力20に接続され、トランジスタ165のゲートはI
NX入力22に接続されている。入力20はさらに、P
型トランジスタ164のゲートに接続されている。トラ
ンジスタ164は回路出力26に接続され、トランジス
タ165を経てVDDに接続されている。プルダウン・
トランジスタ163は、そのゲートが入力22に接続さ
れ、出力線26とアースの間に接続されている。
【0056】図7の2入力エンコーダにおいて、VAL
ID出力は、CODE出力の後しばらくして有効になる
と予想される。したがって、両方向セレクタへのSEL
ECT信号SELは、他の2つの入力よりも遅延してセ
レクタに到達すると予想される。両方向セレクタは、他
の2つの入力のいずれかにおける変化よりも速く、SE
LECT入力SELにおける変化に呼応することが好ま
しい。
【0057】本発明によるエンコーダ・ネットワークの
各ブロックは、図7ないし図10の回路を使用して実施
することができる。
【0058】以上で本発明の好ましい実施例の説明を完
了する。本明細書に記載した本発明の範囲を逸脱するこ
となく変更を加えることができるので、上記の説明に含
まれまたは添付の図面に示されるすべての内容は、例示
的に解釈されるものであって、本発明を限定するもので
はない。したがって、当業者には、冒頭の特許請求の範
囲に記載された本発明の精神および範囲から逸脱するこ
となく、他の変更および修正が明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】2ビット・エンコーダ・ブロックを示すブロッ
ク図である。
【図2】2ビット・セレクタ・ブロックを示すブロック
図である。
【図3】本発明による4入力エンコーダを示すブロック
図である。
【図4】本発明による8ビット・エンコーダを示すブロ
ック図である。
【図5】入力数が2の正整数乗である、本発明によるエ
ンコーダを示すブロック図である。
【図6】入力数が2の正整数乗ではない、本発明による
エンコーダを示すブロック図である。
【図7】2入力エンコーダの第1のトランジスタ化実施
態様を示す図である。
【図8】図7の回路の相補型である、2入力エンコーダ
の第2のトランジスタ化実施態様を示す図である。
【図9】両方向セレクタ回路の第1のトランジスタ化実
施態様を示す図である。
【図10】図9の回路の相補型である、両方向セレクタ
の第2のトランジスタ化実施態様を示す図である。
【符号の説明】
10 2入力エンコーダ 21 両方向セレクタ 30 2入力エンコーダ 32 2入力エンコーダ 34 2入力エンコーダ 36 両方向セレクタ 60 4入力エンコーダ 62 4入力エンコーダ 64 2入力エンコーダ 66 両方向セレクタ 68 両方向セレクタ 90 2n入力エンコーダ 91 2入力エンコーダ 92 2n入力エンコーダ 95 両方向セレクタ 100 2入力エンコーダ 103 2入力エンコーダ 106 2入力エンコーダ 109 2入力エンコーダ 114 2入力エンコーダ 112 両方向セレクタ 116 両方向セレクタ 115 AND回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 11/22 H03K 19/0948 // H03M 9/00 A 9382−5K (72)発明者 スティーブン・エフ・オークランド アメリカ合衆国 バーモント州コルチェス ター ノーウェイ・ドライブ 7

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コード化される入力の信号源に接続された
    入力および出力を有する複数の並列2n入力エンコーダ
    と、2入力エンコーダと、n個の両方向セレクタ回路を
    有し、前記出力は前記2入力エンコーダおよび前記n個
    の両方向セレクタ回路に選択的に接続されたエンコー
    ダ。
  2. 【請求項2】2つの高位入力を有し、VALID出力お
    よびCODE出力を有する、第1の2入力エンコーダ
    と、2つの低位入力を有し、VALID出力およびCO
    DE出力を有する、第2の2入力エンコーダと、 第1および第2の入力とVALID出力およびCODE
    出力を有する、第3の2入力エンコーダと、 第1および第2のデータ入力とSELECT入力および
    CODE出力を有する両方向セレクタとを含み、 前記第1および第2の2入力エンコーダのVALID出
    力が、それぞれ前記第3の2入力エンコーダの前記第1
    および第2の入力に接続されており、 前記第2の2入力エンコーダのVALID出力がさら
    に、前記両方向セレクタのSELECT入力に接続され
    ており、 前記第1および第2の2入力エンコーダのCODE出力
    が、それぞれ前記両方向セレクタの第1入力および第2
    の入力に接続されている、最低位から最高位へと並べら
    れた入力をコード化するための、バイナリ選択エンコー
    ダ。
  3. 【請求項3】それぞれが第1および第2のデータ入力と
    VALID出力およびCODE出力を有する、第1、第
    2および第3の2入力エンコーダと、 第1および第2の入力とVALID出力およびCODE
    出力を有する、第4の2入力エンコーダと、 それぞれ2つのデータ入力とSELECT入力およびC
    ODE出力を有する、第1および第2の両方向セレクタ
    と、 第1および第2の入力とVALID出力およびCODE
    出力を有する第5の2入力エンコーダと、 第1および第2の入力と1つの出力を有するAND回路
    とを含み、 前記第1および第2の2入力エンコーダのVALID出
    力が、それぞれ前記第4の2入力エンコーダの第1およ
    び第2入力に接続されており、 前記第2の2入力エンコーダのVALID出力が、さら
    に前記第1の両方向セレクタのSELECT入力に接続
    されており、 前記第1および第2の2入力エンコーダのCODE出力
    が、それぞれ前記第1の両方向セレクタの0入力および
    1入力に接続されており、 前記第4の2入力エンコーダのVALID出力が前記第
    5の2入力エンコーダの第1入力に接続され、前記第4
    の2入力エンコーダのCODE出力が、前記AND回路
    の第2入力に接続されており、 前記第3の2入力エンコーダのVALID出力が、それ
    ぞれ前記第2の両方向セレクタのSELECT入力およ
    び前記AND回路の第1入力および前記第5のエンコー
    ダの第2入力に接続されており、 前記第1の両方向セレクタの出力が、前記第2の両方向
    セレクタの第1入力に接続されている、最低位から最高
    位へと並べられた入力をコード化するための、バイナリ
    選択エンコーダ。
  4. 【請求項4】2i高位入力を有する第1のエンコーダ
    と、2i低位入力を有する第2のエンコーダと、 2入力エンコーダと、 複数の両方向セレクタとを含む、バイナリ選択エンコー
    ダであって、 前記第1の2i入力エンコーダのVALID出力が、前
    記2入力エンコーダの第1入力に接続され、前記第2の
    i入力エンコーダのVALID出力が、前記2入力エ
    ンコーダの第2の入力およびすべての前記両方向セレク
    タのSELECT入力に接続されており、 前記第1の2i入力エンコーダのCODE出力が、それ
    ぞれ前記複数の両方向セレクタの0入力の1つに接続さ
    れ、前記第2の2i入力エンコーダのCODE出力が、
    それぞれ前記複数の両方向セレクタの1入力の1つに接
    続され、前記第1および第2の2iエンコーダの同一の
    順序ビット位置を有する出力が、同一の両方向セレクタ
    への入力であり、 前記2入力エンコーダのVALID出力が、前記バイナ
    リ選択エンコーダのVALID出力であり、前記2入力
    エンコーダのコード化出力が、前記バイナリ選択エンコ
    ーダの出力の最上位ビットであり、前記両方向セレクタ
    のコード化出力が、前記バイナリ選択エンコーダの出力
    の残りのビットであり、前記2i入力エンコーダからの
    入力順に順序付けられることを特徴とする、最低位から
    最高位へと並べられた入力をコード化するための、バイ
    ナリ選択エンコーダ。
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