JPH0884452A - スラスト軸受装置 - Google Patents

スラスト軸受装置

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JPH0884452A
JPH0884452A JP6218508A JP21850894A JPH0884452A JP H0884452 A JPH0884452 A JP H0884452A JP 6218508 A JP6218508 A JP 6218508A JP 21850894 A JP21850894 A JP 21850894A JP H0884452 A JPH0884452 A JP H0884452A
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JP
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thrust bearing
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plate
thrust
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JP6218508A
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Masatoshi Ando
雅敏 安藤
Tsuyoshi Yamaguchi
強 山口
Shuetsu Uno
修悦 宇野
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Toshiba Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2300/00Application independent of particular apparatuses
    • F16C2300/30Application independent of particular apparatuses related to direction with respect to gravity
    • F16C2300/34Vertical, e.g. bearings for supporting a vertical shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

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  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、耐摩耗性に優れ、かつ軸受すべり面
摩擦係数も小さく、軸受損失を大幅に減少させたスラス
ト軸受装置を提供することにある。 【構成】本発明は、回転軸の周りに放射状に配置され、
前記回転軸に取り付けたスラストカラーの下端面に設け
た回転板を摺動可能に支持する複数の扇型の静止板を備
え、潤滑油中で回転するスラスト軸受装置において、前
記回転板と摺接する前記静止板の軸受すべり面をグラス
ファイバー,二硫化モリブデン等を充填したテトラフル
オロエチレン材料で形成しているので、極めて耐摩耗性
に優れており、高荷重下での安定した流体潤滑特性が得
られ、また、スラスト軸受静止板のすべり面材料として
のテトラフルオロエチレン材料は静止板と一体構成とす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラスト軸受装置、特
に立軸回転電機等に使用されて軸受損失を大幅に減少さ
せる高面圧,高周速,大荷重のスラスト軸受装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要の増大に伴い水力発電設
備は、高速,大容量化の一途をたどり、ここで使用され
るポンプ水車や水車等の水力機械や発電機は、高速,高
圧及び高荷重下での苛酷な運転にさらされるに至ってい
る。しかも、電力需要の要求に応じて、素早い起動・停
止と種々の負荷条件の下で運転される状況下にあり、安
定した電力供給のために高い信頼性が要求されている。
【0003】一般に、立軸回転電機、例えば立形水車発
電機または揚水発電電動機に使用されるスラスト軸受
は、発電機と水車の回転体の重量だけでなく、水車また
はポンプ水車の水スラストも支持している。近年、発電
機の高周速・大容量化に伴って水スラストが回転体重量
の3倍に達するものがあり、水スラストと回転体重量と
の合計が4000トンを越え、スラスト軸受の周速が6
0m/secを越えるものもある。このため、このよう
な大型機では、スラスト軸受の摩耗損失が3000KW
にも達し、発電機全体の容量が増大し、不経済なものと
なっている。
【0004】このような高周速,大荷重のスラスト軸受
において、従来用いられている一層の静止板によると、
軸受すべり面の摩擦により静止板のすべり面(上面)と
下面との温度差が増大し、熱応力により静止板が凸状に
変形するので、軸受性能が低下し、焼損を招くなどの欠
点があった。そこで、スラスト軸受の平均面圧を高めて
軸受を小型化するため、次のような方法が採られてい
る。
【0005】先ず、静止板を直接水冷却するようにした
スラスト軸受があるが、この方法によると、上述の欠点
は解消するものの、構造が複雑となって高価となり、ま
た長期の運転中に水垢がたまって冷却能力が低下するな
どの欠点があった。
【0006】次に、静止板を上下の2層構造としたスラ
スト軸受があり、その一例を図6に示す。図6におい
て、回転軸1にはスラストカラー2が取り付けられ、こ
のスラストカラー2の下面には回転板3が設けられてい
る。そして、複数の扇形の上下の静止板4a,4bが回
転軸1の周りに放射状に配置され、回転板3を摺動可能
に支持している。これらの静止板4a,4bは複数のば
ねなどの弾性部材5を介して支持板6により支持されて
いる。また、スラストカラー2の側面にはガイド軸受1
1が取付られ、その外側に油槽7が設けられ、この油槽
7には潤滑油9が封入されている。
【0007】ところで、下部静止板4bには板厚が厚
く,剛性の高い材料を用い、上部静止板4aには下部静
止板4bよりは板厚が薄くて剛性が低く、場合によって
は熱伝導率の高い材料を用いている。そして、上部静止
板4aと下部静止板4bとが接する面には、冷却兼断熱
用として半径方向及び円周方向に延びるまたは格子状の
油溝8が設けられている。すなわち、下部静止板4b
は、剛性が高くかつ上部静止板4aと油溝8とで熱的に
遮断されるので、運転時発生する熱変形が小さい。ま
た、上部静止板4aは下部静止板4bの上面に重なるよ
うに設けられているが、固定されずかつ剛性が低いため
に、油膜圧力で下部静止板4bに押し付けられるので、
熱変形は生じにくいように構成されている。
【0008】しかしながら、実荷重試験装置による実験
結果によれば、高周速・大荷重の条件下では十分な断熱
効果が得られず、下部静止板4bの熱変形はかなり大き
いものであった。図7は運転時における上部静止板4a
及び下部静止板4bの半径方向の油膜圧力分布を示し、
これにより下部静止板4bの熱変形が大きく、最大油膜
圧力Pが平均油膜圧力Mの3倍を越え、高面圧スラスト
軸受に使用すると、焼損を招く欠点があった。
【0009】図8は、他の従来例の出す面図であり、上
記した従来例とは油溝8に代えて、熱絶縁板10を上部
静止板4aと下部静止板4bとの間に介在した構成がこ
となり、その他の構成は同一であるので、同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。同図に示すよう
な構造によれば、熱絶縁板10によって、下部静止板4
bは上部静止板4aの熱影響を受けないので、下部静止
板4bの温度は周辺の液温に近く、特に板厚方向の大き
な温度差が発生しないので、下部静止板4bの過大な熱
変形が防止される。したがって、上部静止板4aの変形
も防止されるから、すべり面に理想的な油膜圧力分布が
形成されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、スラ
スト軸受の改良方向は静止板の過大な熱変形の防止にあ
った。すなわち、軸受損失を減少させるために、軸受面
圧を上げて静止板の熱変形を抑制することがスラスト軸
受開発のポイントであるが、最大の難点は熱絶縁を施す
ことで軸受すべり面や油膜温度が上昇することであり、
この結果、軸受すべり面の材料の温度強度限界や、高面
圧下での軸受材料のクリープ開始時の温度限界が、高周
速・大荷重軸受では制約されるという問題があった。
【0011】一般に、水力発電機に用いられるスラスト
軸受に限らず、従来の回転機械に用いられるすべり軸受
のすべり面材料としては、金属のすずを主成分にした軸
受材料合金が殆どと言ってよく、JIS呼称でホワイト
メタルWJ2(JIS:H5401)が使用されている
(まれに、鉛系主体のホワイトメタルも使用されてい
る)。具体的には、このWJ2軸受材料の許容限界温度
は、圧縮耐力を考え、120℃程度である。但し、WJ
2自体の溶融温度は240℃〜300℃程度ともっと高
い。
【0012】上記の理由により、水力発電機用大荷重ス
ラスト軸受に使用されるホワイトメタル材料において
は、軸受材料の強度、疲労、長時間の運転時の摩耗量の
限界と、何よりも前述の高面圧下での安定した軸受性能
を発揮できる最高軸受平均面圧は50kg/cm2 が限
界であった。
【0013】本発明は、上記した従来技術の状況に鑑み
てなされたもので、その目的は耐摩耗性に優れ、かつ軸
受すべり面摩擦係数も小さく、軸受損失を大幅に減少さ
せたスラスト軸受装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1は、回転軸の周りに放射状に配
置され、前記回転軸に取り付けたスラストカラーの下端
面に設けた回転板を摺動可能に支持する複数の扇型の静
止板を備え、潤滑油中で回転するスラスト軸受装置にお
いて、前記回転板と摺接する前記静止板の軸受すべり面
をグラスファイバー,二硫化モリブデン等を充填したテ
トラフルオロエチレン材料で形成したことを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明によると、スラスト軸受における静止板
の軸受すべり面を形成するグラスファイバー,二硫化モ
リブデン等を充填したテトラフルオロエチレン材料は、
金属材料例えばホワイトメタルWJ2に比べて極めて耐
摩耗性に優れているので、高荷重下での安定した流体潤
滑特性が得られる。また、テトラフルオロエチレン材料
は摩耗係数も非常に小さいので、起動停止時に高圧油を
ポンプを使用した高圧油の送入が不用になり、かつ長期
停止や起動時の油温に関係なく起動可能となる。更に、
テトラフルオロエチレン材料は、熱不良導体でもあるの
で、軸受すべり面に発生する熱を遮断し、テトラフルオ
ロエチレン材料を支持する部材への断熱効果も呈する。
【0016】また、本発明のスラスト軸受における静止
板の軸受すべり面を形成するグラスファイバー,二硫化
モリブデン,炭素等を充填したテトラフルオロエチレン
材料は、金属材料、例えばホワイトメタルに比べて極め
て摩耗特性に優れており、高荷重下での安定した流体潤
滑特性が得られるので、スラスト軸受静止板のすべり面
材料としてのテトラフルオロエチレン材料は静止板と一
体構成とすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例の平面図、図2は図
1のA−A線に沿う断面図である。
【0018】図1および図2に示すように、充填材混入
のテトラフルオロエチレン材料13は多孔薄板のバック
メタル15(SS材またはSUS材等の銅板に多数の小
孔を明けた材料)に、高温,高圧で一体接合されてお
り、この一体構成された部材を、スラスト軸受性能計算
で最適の板厚で設計された鉄系台金14にテトラフルオ
ロエチレン材の溶融温度より低いハンダ材料16でバッ
クメタル15下面と鉄系台金14上面に一定条件の高
温,高圧で一体接着されてスラスト軸受静止板4を構成
している。
【0019】このように予め一体接合されたバックメタ
ルと充填材入りテトラフルオロエチレン材料は以下の如
き特徴を有する。すなわち、単体P.T.F.Eは低い
材料強度であるが、これをバックメタルの金属材料の高
強度材料で補うことができる。具体的には耐圧荷重が増
大できること、また何より有利な強度向上は圧縮クリー
プ特性が約2倍改善できることである。さらに、スラス
ト軸受高荷重時の圧縮変形を小さくするためにはP.
T.F.E材の厚みをできるだけ薄くする必要がある
が、本発明によると一体接合されたバックメタルのため
にP.T.F.E材の板厚は1.0〜2.0mmに製作
可能である。
【0020】図3は本発明の他の実施例の断面図(図1
のA−A断面に相当する)であり、図4は図3の鳥瞰図
である。本実施例では、多数の小孔17のあいたバック
メタル15の全周を鉄系台金14にTIG溶接にて溶接
ビート18を施しスラスト軸受静止板を構成している。
この場合、TIG溶接時の高温でP.T.F.E材13
が溶融温度以上でバックメタル15との接合が離れるの
を防ぐ目的で、P.T.F.E材の縁は5〜16mm程
度へこませておく。また鉄系台金14とバックメタル1
5とのTIG溶接のため、5mm程度の鉄系台金14を
大きくする。なお16はハンダである。
【0021】また、図2のバックメタル下面と静止板台
金上面をハンダ付けする方法と図3のバックメタル周辺
の鉄系台金14上面へのTIG溶接する方法の両方によ
る接合も実施可能である。
【0022】以上述べた各実施例においては、スラスト
軸受における静止板4の軸受すべり面12を形成するグ
ラスファイバー,二硫化モリブデン等を充填したテトラ
フルオロエチレン材料13は、金属材料例えばホワイト
メタルWJ2に比べて極めて耐摩耗性に優れているの
で、高荷重下での安定した流体潤滑特性が得られる。
【0023】また、テトラフルオロエチレン材料13は
摩擦係数もホワイトメタルWJ2に比べて非常に小さい
ので、起動停止時に高圧油ポンプを使用した高圧油の送
入が不用になり、かつ長期停止や起動時の油温に関係な
く起動可能となる。更に、テトラフルオロエチレン材料
13は、熱不良導体でもあるので、軸受すべり面12に
発生する熱を遮断し、鉄系台金14への断熱効果も呈す
る。
【0024】なお、テトラフルオロエチレン材料13に
混入される充填材は、実際に使用される回転機械のスラ
スト軸受の用途に応じて、耐摩耗特性や摩擦係数等を考
慮して適宜決定される。
【0025】図5は、本発明によるスラスト軸受と従来
のスラスト軸受との特性比較の実験結果を示す図であ
る。本発明の軸受すべり面材料としては、グラスファイ
バーを約15%と二硫化モリブデンを約5%とをテトラ
フルオロエチレン材料に充填したものを使用した。ま
た、従来の軸受すべり面材料としては、すず系主体のホ
ワイトメタルWJ2を使用した。そして、本発明の軸受
温度測定点は温度測定感熱素子が設置できる鉄系台金1
4の上部付近とし、従来軸受の温度計設置位置のすべり
面から30〜50mmの位置と全く同じ位置とした。ま
た、図5中の比摩耗率は下記式で表わされ、軸受平均面
圧,単位走行距離当たりのすべり面材料の摩耗深さを示
す物理的意味がある。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、W:スラスト軸受荷重(kg) S:走行距離(km) ΔW:軸受材料摩耗重量(×10-4g) γ:軸受材料比重量(g/cm3 ) Δh:摩耗深さ(μm) P:軸受平均面表圧(kg/cm2 ) 図5に示す結果から明らかなように、従来軸受材料のホ
ワイトメタルWJ2に比べて、本発明の軸受材料の比摩
耗率は極めて小さく、優れた軸受性能を有し、かつ軸受
平均面圧が増大すると、むしろ摩耗率は低下する傾向す
ら示す結果が得られた。
【0028】更に、本発明の軸受材料では、起動時のす
べり面静摩擦係数も小さく、これにより起動時における
高圧油ポンプの使用を不用とすることができる。また、
従来軸受では、軸受平均面圧が増大していき、やがて損
傷する場合の限界の軸受温度試験では、軸受すべり面に
は深い摩耗条痕が発生し、しかも相手側の回転板すべり
面にホワイトメタルWJ2が付着し、軸受性能としての
流体潤滑油膜が破断して、スラスト軸受の焼損に至っ
た。
【0029】これに対し、本発明の軸受では、スラスト
軸受平均面圧が100kg/cm2の高面圧でも、回転
板すべり面は鏡面に光っていて、回転板すべり面の摩耗
量も極めて少なかった。このような特徴は、次の理由に
よるものである。すなわち、軸受平均面圧の増加と共
に、最高油膜圧力との比PMAX/DMEANが低下し
ていくことから、油膜厚さはかなり小さくなるが、油膜
圧力分布の波形がなだらかなお椀状になる。そして、こ
の現象は、テトラフルオロエチレン材料が弾性体であ
り、軸受すべり面材料が高面圧下ではすべり面の中央部
で油膜の発生圧力によりなめらかに凹形状に変形するた
めに、生じるものと思われる。
【0030】最後に、従来の軸受ではすべり面と静止板
底面との温度差により静止板の熱変形が発生していた
が、本発明の軸受ではテトラフルオロエチレン材料の熱
伝導率は0.3kcal/m・h・℃であって不良導体
であることから(ちなみに、ホワイトメタルWJ2の熱
伝導率は51kcal/m・h・℃)、鉄系台金の過大
な熱変形は全く発生しなかった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸の周りに放射状に配置され、該回転軸に取り付け
たスラストカラーの下端面に設けた回転板を摺動可能に
支持する複数の扇形の静止板を具備するスラスト軸受装
置において、前記回転板と摺接する静止板の軸受すべり
面をグラスファイバー,二硫化モリブデン等を充填した
テトラフルオロエチレン材料で形成した構成とし、この
静止板の軸受すべり面を形成する充填材混入テトラフル
オロエチレン材料は、従来の軸受金属材料例えばホワイ
トメタルWJ2に比べて極めて耐摩耗性に優れているの
で、高荷重下での安定した流体潤滑特性が得られ、ま
た、摩耗係数も非常に小さいので、起動停止時に高圧油
ポンプを使用した高圧油の送入が不用になり、かつ長期
停止や起動時の油温に関係なく起動可能となり、更に、
熱不良導体でもあるので、軸受すべり面に発生する熱を
遮断し、静止板を支持する部材への断熱効果も呈する。
したがって、スラスト軸受平均面圧を従来軸受に比べて
50%も高い70〜80kg/cm2 にも高めることが
できるので、飛躍的に軸受損失を低減することができる
などの優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスラスト軸受における静止
板の平面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】本発明の他の実施例の静止板の断面図。
【図4】図3の鳥瞰図。
【図5】本発明のスラスト軸受と従来のスラスト軸受と
の特性比較の実験結果を示す図。
【図6】従来のスラスト軸受の断面図。
【図7】図6に示した従来のスラスト軸受の静止板のす
べり面における油膜圧力分布を示す図。
【図8】他の従来のスラスト軸受の断面図。
【符号の説明】
1…回転軸、2…スラストカラー、3…回転板、4,4
a,4b…静止板、5…弾性部材、6…支持板、7…油
槽、8…油溝、9…潤滑油、10…熱絶縁板、11…ガ
イド軸受、12…軸受すべり面、13…充填材混入テト
ラフルオロエチレン材料、14…鉄系台金、15…バッ
クメタル、16…ハンダ、17…小孔、18…溶接線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の周りに放射状に配置され、前記
    回転軸に取り付けたスラストカラーの下端面に設けた回
    転板を摺動可能に支持する複数の扇型の静止板を備え、
    潤滑油中で回転するスラスト軸受装置において、前記回
    転板と摺接する前記静止板の軸受すべり面をグラスファ
    イバー,二硫化モリブデン等を充填したテトラフルオロ
    エチレン材料で形成したことを特徴とするスラスト軸受
    装置。
JP6218508A 1994-09-13 1994-09-13 スラスト軸受装置 Pending JPH0884452A (ja)

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