JPH088445Y2 - 静電容量型湿度変換装置 - Google Patents
静電容量型湿度変換装置Info
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- JPH088445Y2 JPH088445Y2 JP1964792U JP1964792U JPH088445Y2 JP H088445 Y2 JPH088445 Y2 JP H088445Y2 JP 1964792 U JP1964792 U JP 1964792U JP 1964792 U JP1964792 U JP 1964792U JP H088445 Y2 JPH088445 Y2 JP H088445Y2
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- capacitance
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Landscapes
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、静電容量型湿度検知素
子の湿度変化に対する容量変化を電圧の変化として取り
出す静電容量型湿度変換装置に関するものである。
子の湿度変化に対する容量変化を電圧の変化として取り
出す静電容量型湿度変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、快適空間を実現するためにニュー
ロやファジイ制御が行われるようになってきたが、体感
状態を検出するためのファクターとして温度ばかりでな
く湿度や風量なども積極的に使われるようになってきて
いる。とりわけ、湿度は快適性を得るための重要な要素
であり、従来より種々の湿度検知素子が開発されてい
る。これらの中でも、例えば、工業計測に使用されてい
た静電容量型湿度検知素子は、低湿度側での測定範囲、
直線性、温度特性、ヒステリシス特性、応答時間等の各
特性において抵抗型湿度検知素子よりも著しく優れてい
るため、近年、民生機器からも注目されるようになって
きている。
ロやファジイ制御が行われるようになってきたが、体感
状態を検出するためのファクターとして温度ばかりでな
く湿度や風量なども積極的に使われるようになってきて
いる。とりわけ、湿度は快適性を得るための重要な要素
であり、従来より種々の湿度検知素子が開発されてい
る。これらの中でも、例えば、工業計測に使用されてい
た静電容量型湿度検知素子は、低湿度側での測定範囲、
直線性、温度特性、ヒステリシス特性、応答時間等の各
特性において抵抗型湿度検知素子よりも著しく優れてい
るため、近年、民生機器からも注目されるようになって
きている。
【0003】この種の静電容量型湿度検知素子の構成と
しては、絶縁基板上に対向電極層が形成され、その上に
ポリイミドやセルロース系の感湿膜が形成された後、更
に最外殻に各種処理が施されたフローティング電極が形
成されてなるものが一般的である。しかし、このような
構成の湿度検知素子は、構造が複雑で価格が極めて高価
であるのに加え、フローティング電極構成であるため、
容量値やその変化量が小さく、また、湿度に対する容量
変化の直線からのズレがやや大きい。更に、60℃を越
える高湿度中では容量値が変化したまま復元せず(ドリ
フト量が大きい)、加熱処理等を施しても容易に復元さ
れないという欠点がある。
しては、絶縁基板上に対向電極層が形成され、その上に
ポリイミドやセルロース系の感湿膜が形成された後、更
に最外殻に各種処理が施されたフローティング電極が形
成されてなるものが一般的である。しかし、このような
構成の湿度検知素子は、構造が複雑で価格が極めて高価
であるのに加え、フローティング電極構成であるため、
容量値やその変化量が小さく、また、湿度に対する容量
変化の直線からのズレがやや大きい。更に、60℃を越
える高湿度中では容量値が変化したまま復元せず(ドリ
フト量が大きい)、加熱処理等を施しても容易に復元さ
れないという欠点がある。
【0004】一方、前記静電容量型湿度検知素子の湿度
に対する静電容量の変化を電圧の変化等に変換する変換
回路は、精度の程度に応じて種々提案されている。
に対する静電容量の変化を電圧の変化等に変換する変換
回路は、精度の程度に応じて種々提案されている。
【0005】この種の変換回路として最も基本的なもの
として、例えば、交流ブリッジによる位相差の検出があ
る。しかし、この回路は高精度ではあるものの回路の規
模が大き過ぎ、民生機器の回路としては不適である。ま
た最近では、スイッチド・キャパシタで構成された電荷
平衡アンプにより、非常に高精度な変換回路が現実化さ
れているが、これも多相クロックを使うなど構成が複雑
で規模も大きく民生機器の回路としては不適である。
として、例えば、交流ブリッジによる位相差の検出があ
る。しかし、この回路は高精度ではあるものの回路の規
模が大き過ぎ、民生機器の回路としては不適である。ま
た最近では、スイッチド・キャパシタで構成された電荷
平衡アンプにより、非常に高精度な変換回路が現実化さ
れているが、これも多相クロックを使うなど構成が複雑
で規模も大きく民生機器の回路としては不適である。
【0006】これらの他、容量値を電圧に変換する回路
として、精度は高くないが良く知られているものとして
以下のようなものがある。 (a)CRタイミング回路からなる無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力がカウンターに入力され、そのカ
ウント出力がデジタル・アナログ・コンバーターで電圧
に変換される回路。 (b)CRタイミング回路からなる無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力のエッジ微分で作成されるトリガ
ー・パルスにより単安定マルチバイブレーターが駆動さ
れて出力される一定間隔パルスが、前記方形波出力周期
ごとに積分されて電圧に変換される、いわゆる周波数−
電圧変換回路。 (c)CRタイミング回路から成る無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力がミラー積分回路に加えられ、そ
の出力が直線検波、平滑されて電圧に変換される、いわ
ゆる周期−電圧変換回路。
として、精度は高くないが良く知られているものとして
以下のようなものがある。 (a)CRタイミング回路からなる無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力がカウンターに入力され、そのカ
ウント出力がデジタル・アナログ・コンバーターで電圧
に変換される回路。 (b)CRタイミング回路からなる無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力のエッジ微分で作成されるトリガ
ー・パルスにより単安定マルチバイブレーターが駆動さ
れて出力される一定間隔パルスが、前記方形波出力周期
ごとに積分されて電圧に変換される、いわゆる周波数−
電圧変換回路。 (c)CRタイミング回路から成る無安定マルチバイブ
レーターの方形波出力がミラー積分回路に加えられ、そ
の出力が直線検波、平滑されて電圧に変換される、いわ
ゆる周期−電圧変換回路。
【0007】ここで、前記(a)及び(b)の変換回路
は、回路構成が複雑であると共に、優れた精度や安定性
を得ることが難しく、また調整が繁雑な点や比較的高価
な部品を必要とする点で不経済である。
は、回路構成が複雑であると共に、優れた精度や安定性
を得ることが難しく、また調整が繁雑な点や比較的高価
な部品を必要とする点で不経済である。
【0008】前記(c)の変換回路は、高精度ではない
ものの、回路構成が極めて簡単であるため、高価な部品
は使用せず経済的である。しかし、その反面、無安定マ
ルチバイブレーターからの方形波出力が、1次アクティ
ブ・ローパス・フィルターの1種ではあるが、ミラー積
分回路という単純な回路に入力されるために方形波出力
の周波数成分に対して、減衰特性、遮断周波数、Q値等
のフィルター特性を自由に選択することができず、変換
特性の感度や安定性に不満足な点が残る場合が多い。
ものの、回路構成が極めて簡単であるため、高価な部品
は使用せず経済的である。しかし、その反面、無安定マ
ルチバイブレーターからの方形波出力が、1次アクティ
ブ・ローパス・フィルターの1種ではあるが、ミラー積
分回路という単純な回路に入力されるために方形波出力
の周波数成分に対して、減衰特性、遮断周波数、Q値等
のフィルター特性を自由に選択することができず、変換
特性の感度や安定性に不満足な点が残る場合が多い。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】このように従来の静電
容量型湿度検知素子は、抵抗型湿度検知素子に比べ特性
は著しく優れているものの、低湿度域の測定においては
直線性を得るために補正回路が必要であるし、少ない容
量変化を拡大するための高精度で、かつ高安定な湿度変
換回路が必要であった。
容量型湿度検知素子は、抵抗型湿度検知素子に比べ特性
は著しく優れているものの、低湿度域の測定においては
直線性を得るために補正回路が必要であるし、少ない容
量変化を拡大するための高精度で、かつ高安定な湿度変
換回路が必要であった。
【0010】また、湿度変換回路にしても、民生機器に
おいて使用できる程簡単な構成であり安価で、しかも精
度、安定性、設計の自由度が得られる回路は見当たらな
い。
おいて使用できる程簡単な構成であり安価で、しかも精
度、安定性、設計の自由度が得られる回路は見当たらな
い。
【0011】本考案はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、静電容量型湿度検知
素子を用い、民生機器で使用できる程のコスト・パフォ
ーマンスを有する静電容量型湿度検知装置を提供するこ
とにある。
もので、その目的とするところは、静電容量型湿度検知
素子を用い、民生機器で使用できる程のコスト・パフォ
ーマンスを有する静電容量型湿度検知装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するべく
本考案による静電容量型湿度変換装置は、下部電極層を
有するシリコン基板の上面に、ポリイミド感湿膜、上部
電極層、保護膜が順次積層されてなる静電容量型湿度検
知素子がCRタイミング回路の容量成分Cとして接続さ
れた無安定マルチバイブレーターと、アクティブ・ロー
パス・フィルターと、直線検波回路と、平滑回路とが縦
続接続されてなる静電容量型湿度変換装置において、前
記無安定マルチバイブレーターの出力方形波の基本周波
数が前記アクティブ・ローパス・フィルターの遮断周波
数より高い周波数に設定されるよう構成されたことを特
徴とするものである。
本考案による静電容量型湿度変換装置は、下部電極層を
有するシリコン基板の上面に、ポリイミド感湿膜、上部
電極層、保護膜が順次積層されてなる静電容量型湿度検
知素子がCRタイミング回路の容量成分Cとして接続さ
れた無安定マルチバイブレーターと、アクティブ・ロー
パス・フィルターと、直線検波回路と、平滑回路とが縦
続接続されてなる静電容量型湿度変換装置において、前
記無安定マルチバイブレーターの出力方形波の基本周波
数が前記アクティブ・ローパス・フィルターの遮断周波
数より高い周波数に設定されるよう構成されたことを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】上述のように構成された本考案よる静電容量型
湿度変換装置は、まず静電容量型湿度検知素子の優れた
作用が挙げられる。本考案において使用される湿度検知
素子については、特願平3−60822号に詳しく述べ
られているが、図2及び図3を参照して簡単に説明す
る。図2において、まず符号1は金(Au)の真空蒸着
によって形成された下部電極層2を有するシリコン単結
晶基板である。このシリコン基板1の上面にはポリイミ
ド感湿膜3、Auの真空蒸着による上部電極層4、ポリ
イミド保護膜5が順次形成されている。符号7はリード
線であり、上部電極層4及び下部電極層2に導電性接着
剤6によって接続されている。このように構成された湿
度検知素子8は、図3に示すような保護ケース9に収納
されて使用される。
湿度変換装置は、まず静電容量型湿度検知素子の優れた
作用が挙げられる。本考案において使用される湿度検知
素子については、特願平3−60822号に詳しく述べ
られているが、図2及び図3を参照して簡単に説明す
る。図2において、まず符号1は金(Au)の真空蒸着
によって形成された下部電極層2を有するシリコン単結
晶基板である。このシリコン基板1の上面にはポリイミ
ド感湿膜3、Auの真空蒸着による上部電極層4、ポリ
イミド保護膜5が順次形成されている。符号7はリード
線であり、上部電極層4及び下部電極層2に導電性接着
剤6によって接続されている。このように構成された湿
度検知素子8は、図3に示すような保護ケース9に収納
されて使用される。
【0014】上記構成をなす容量型湿度検知素子は、以
下に示すような特徴を有するものである。 (1)相対湿度に対する静電容量の直線性が良い。 (2)容量値と容量変化を比較的大きくとれる。 (3)結露に対する変動が少なく、加熱による短時間復
帰が可能である。 (4)ヒステリシスが小さい。 (5)0〜100%RHまでの測定が可能である。 (6)温度依存性が著しく小さい。 (7)応答性が早い。 このような特徴を持つ静電容量型湿度検知素子は、従来
の素子には無い優れた特性を有すると共に、構造が簡単
で作製し易く、歩留りも高いため民生機器で使用するた
めの諸条件を十分満足するものである。
下に示すような特徴を有するものである。 (1)相対湿度に対する静電容量の直線性が良い。 (2)容量値と容量変化を比較的大きくとれる。 (3)結露に対する変動が少なく、加熱による短時間復
帰が可能である。 (4)ヒステリシスが小さい。 (5)0〜100%RHまでの測定が可能である。 (6)温度依存性が著しく小さい。 (7)応答性が早い。 このような特徴を持つ静電容量型湿度検知素子は、従来
の素子には無い優れた特性を有すると共に、構造が簡単
で作製し易く、歩留りも高いため民生機器で使用するた
めの諸条件を十分満足するものである。
【0015】一方、静電容量型湿度変換回路は、前記の
周期−電圧変換回路のミラー積分回路による1次アクテ
ィブ・ローパス・フィルター回路構成をn次を含むアク
ティブ・ローパス・フィルターに拡張することによっ
て、精度、安定性及び設計の自由度が得られるようにな
り、また前記無安定マルチバイブレーターからの方形波
出力の基本周波数が、前記アクティブ・ローパス・フィ
ルターの遮断周波数より高い周波数に設定されるので、
次のような大きな作用がある。
周期−電圧変換回路のミラー積分回路による1次アクテ
ィブ・ローパス・フィルター回路構成をn次を含むアク
ティブ・ローパス・フィルターに拡張することによっ
て、精度、安定性及び設計の自由度が得られるようにな
り、また前記無安定マルチバイブレーターからの方形波
出力の基本周波数が、前記アクティブ・ローパス・フィ
ルターの遮断周波数より高い周波数に設定されるので、
次のような大きな作用がある。
【0016】つまり、本考案で使用される静電容量型湿
度検知素子は、使用する素材の純度や混合比、及び寸法
や熱処理条件により容量値、容量変化率、直線性等の基
本的特性が変化するものの、本考案の湿度変換回路に組
み込むことにより出力の大きさや感度及び直線性を任意
に選択できるので、装置の総合出力としては正規化でき
る。従って、たとえ湿度検知素子間にバラツキが生じて
も湿度変換装置としては高い歩留りを維持することがで
きるのである。
度検知素子は、使用する素材の純度や混合比、及び寸法
や熱処理条件により容量値、容量変化率、直線性等の基
本的特性が変化するものの、本考案の湿度変換回路に組
み込むことにより出力の大きさや感度及び直線性を任意
に選択できるので、装置の総合出力としては正規化でき
る。従って、たとえ湿度検知素子間にバラツキが生じて
も湿度変換装置としては高い歩留りを維持することがで
きるのである。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図4を参照して本考案を更に
詳しく説明する。図2は、本考案を構成する静電容量型
湿度検知素子の一実施例を示す斜視図である。まず、厚
さ0.4mm、抵抗率0.01Ω・cmのN型シリコン
単結晶基板1があり、この基板1の裏面にはクロム(C
r)、ニッケル(Ni)、Auが順次真空蒸着されて、
下部電極層2が形成される。上記基板1の表面にはポリ
イミド樹脂がスピンコーターで塗布され、乾燥後約35
0℃で硬化され、厚さ約1.2μmのポリイミド感湿膜
3が形成される。上記感湿膜3の表面には櫛型のメタル
マスクを用いてAuが真空蒸着され、水分透過性の厚さ
約200Åの上部電極層4が形成される。更にその上面
には感光性ポリイミド膜が塗布され、ホトリソグラフィ
によりリード線取り出し窓が開けられると同時に感光性
ポリイミド膜は溶剤処理によって多孔質化され、ポリイ
ミド保護膜5が形成される。これらは更に、4.5mm
×5.5mmの大きさにカットされチップ状とされた
後、上部電極層1及び下部電極層4にリード線7が導電
性接着剤6によって接続される。このようにして形成さ
れた静電容量型湿度検知素子8は、図3に示すような保
護ケース9に収納されて使用される。尚、図3におい
て、符号10はリードピンであり、静電容量型湿度検知
素子8のリード線7と接続されている。
詳しく説明する。図2は、本考案を構成する静電容量型
湿度検知素子の一実施例を示す斜視図である。まず、厚
さ0.4mm、抵抗率0.01Ω・cmのN型シリコン
単結晶基板1があり、この基板1の裏面にはクロム(C
r)、ニッケル(Ni)、Auが順次真空蒸着されて、
下部電極層2が形成される。上記基板1の表面にはポリ
イミド樹脂がスピンコーターで塗布され、乾燥後約35
0℃で硬化され、厚さ約1.2μmのポリイミド感湿膜
3が形成される。上記感湿膜3の表面には櫛型のメタル
マスクを用いてAuが真空蒸着され、水分透過性の厚さ
約200Åの上部電極層4が形成される。更にその上面
には感光性ポリイミド膜が塗布され、ホトリソグラフィ
によりリード線取り出し窓が開けられると同時に感光性
ポリイミド膜は溶剤処理によって多孔質化され、ポリイ
ミド保護膜5が形成される。これらは更に、4.5mm
×5.5mmの大きさにカットされチップ状とされた
後、上部電極層1及び下部電極層4にリード線7が導電
性接着剤6によって接続される。このようにして形成さ
れた静電容量型湿度検知素子8は、図3に示すような保
護ケース9に収納されて使用される。尚、図3におい
て、符号10はリードピンであり、静電容量型湿度検知
素子8のリード線7と接続されている。
【0018】この湿度検知素子8の湿度に対する静電容
量値の変化の様子は図4に示す通りである。
量値の変化の様子は図4に示す通りである。
【0019】図1は、本考案による静電容量型湿度変換
装置の一実施例を示す説明図である。図1において、左
側の部分はCRタイミング回路の容量成分Cとして前記
静電容量型湿度検知素子8(CX)が接続されたCMO
SタイマーIC 5555からなる無安定マルチバイブ
レーターであり、そのA点出力は図4に示した容量変化
に対し、ほとんど直線的な変化であり21.1KHzか
ら17.5KHzまで変わる。出力波形は方形波でデュ
ーティはほぼ1/2である。この方形波出力は図1の中
央部に示す2次バター・ワース・アクティブ・ローパス
・フィルターに入力され、その遮断周波数fCは6.2
52KHzであるから、入力された方形波の基本周波数
f0の方が十分高周波側にある。B点の波形は直流バイ
アスの乗ったほぼ正弦波に近いものである。尚、前記f
0とfCの関係が数1であったり、数2であったりする
と、容量変化に対する出力の直線性は著しく劣化するの
で、数3となる条件が必要である。B点の出力は図1の
右側の部分の直線検波回路と平滑回路に入力され、直流
電圧に変換される。ここで得られる出力V0の値は1.
01V〜1.15Vであり、その直線性誤差は図4に示
した湿度検知素子の湿度−容量変化特性を基準にして、
相対湿度換算で±1%RH以内という高精度が得られ
た。
装置の一実施例を示す説明図である。図1において、左
側の部分はCRタイミング回路の容量成分Cとして前記
静電容量型湿度検知素子8(CX)が接続されたCMO
SタイマーIC 5555からなる無安定マルチバイブ
レーターであり、そのA点出力は図4に示した容量変化
に対し、ほとんど直線的な変化であり21.1KHzか
ら17.5KHzまで変わる。出力波形は方形波でデュ
ーティはほぼ1/2である。この方形波出力は図1の中
央部に示す2次バター・ワース・アクティブ・ローパス
・フィルターに入力され、その遮断周波数fCは6.2
52KHzであるから、入力された方形波の基本周波数
f0の方が十分高周波側にある。B点の波形は直流バイ
アスの乗ったほぼ正弦波に近いものである。尚、前記f
0とfCの関係が数1であったり、数2であったりする
と、容量変化に対する出力の直線性は著しく劣化するの
で、数3となる条件が必要である。B点の出力は図1の
右側の部分の直線検波回路と平滑回路に入力され、直流
電圧に変換される。ここで得られる出力V0の値は1.
01V〜1.15Vであり、その直線性誤差は図4に示
した湿度検知素子の湿度−容量変化特性を基準にして、
相対湿度換算で±1%RH以内という高精度が得られ
た。
【0020】
【数1】
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】このように本考案で述べた静電容量型湿度
検知素子の容量変化特性を、無安定マルチバイブレータ
ーの発振周波数とアクティブ・ローパス・フィルターの
特性とで組み合わせれば、自由度の高い設計が可能とな
り、高精度な変換結果が得られるのは明らかである。
検知素子の容量変化特性を、無安定マルチバイブレータ
ーの発振周波数とアクティブ・ローパス・フィルターの
特性とで組み合わせれば、自由度の高い設計が可能とな
り、高精度な変換結果が得られるのは明らかである。
【0024】尚、本実施例ではアクティブ・ローパス・
フィルターとして、2次バター・ワース・ローパス・フ
ィルターを用いたが、n次のベッセル・フィルターやチ
エビシェフ・フィルターを用いて自由度を高め得ること
は勿論である。
フィルターとして、2次バター・ワース・ローパス・フ
ィルターを用いたが、n次のベッセル・フィルターやチ
エビシェフ・フィルターを用いて自由度を高め得ること
は勿論である。
【0025】また、図1において、U1はタイマーIC
5555、U2はオペアンプIC324C、D1は小
信号用ダイオード、R1〜R5は固定抵抗器(R1:100
kΩ、R2:3kΩ、R3:2kΩ、R4:36kΩ、R5:3
6kΩ)、C1〜C4はフィルムコンデンサー(C1:10
000pF、C2:1000pF、C3:500pF、
C4:100000pF)を示している。尚、図中のU
1の番号1〜8は、ICのピン番号である。
5555、U2はオペアンプIC324C、D1は小
信号用ダイオード、R1〜R5は固定抵抗器(R1:100
kΩ、R2:3kΩ、R3:2kΩ、R4:36kΩ、R5:3
6kΩ)、C1〜C4はフィルムコンデンサー(C1:10
000pF、C2:1000pF、C3:500pF、
C4:100000pF)を示している。尚、図中のU
1の番号1〜8は、ICのピン番号である。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、シ
リコン基板上に形成されたポリイミド感湿膜からなる静
電容量型湿度検知素子が、無安定マルチバイブレーター
に組み込まれ、その出力がアクティブ・ローパス・フィ
ルターと直線検波回路と平滑回路に順次入力されて、容
量変化が直流電圧に変換されるので、静電容量型湿度検
知素子と簡単な構成の変換回路との組み合わせでありな
がら、自由度の高い設計が可能となり、従来、工業計測
にしか使われ難かった静電容量型湿度変換装置を民生機
器へ適用できる程の高歩留りと、コスト・パフォーマン
スを実現できるものである。
リコン基板上に形成されたポリイミド感湿膜からなる静
電容量型湿度検知素子が、無安定マルチバイブレーター
に組み込まれ、その出力がアクティブ・ローパス・フィ
ルターと直線検波回路と平滑回路に順次入力されて、容
量変化が直流電圧に変換されるので、静電容量型湿度検
知素子と簡単な構成の変換回路との組み合わせでありな
がら、自由度の高い設計が可能となり、従来、工業計測
にしか使われ難かった静電容量型湿度変換装置を民生機
器へ適用できる程の高歩留りと、コスト・パフォーマン
スを実現できるものである。
【図1】本考案による静電容量型湿度変換装置の一実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図2】本考案を構成する静電容量型湿度検知素子の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案を構成する静電容量型湿度検知素子が収
納される保護ケースの一例を示す図であり、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
納される保護ケースの一例を示す図であり、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図4】本考案を構成する静電容量型湿度検知素子の感
湿特性を示すグラフである。
湿特性を示すグラフである。
1 シリコン単結晶基板 2 下部電極層 3 ポリイミド感湿膜 4 上部電極層 5 ポリイミド保護膜 6 導電性接着剤 7 リード線 8 静電容量型湿度検知素子 9 保護ケース 10 リードピン
Claims (1)
- 【請求項1】 下部電極層を有するシリコン基板の上面
に、ポリイミド感湿膜、上部電極層、保護膜が順次積層
されてなる静電容量型湿度検知素子がCRタイミング回
路の容量成分Cとして接続された無安定マルチバイブレ
ーターと、アクティブ・ローパス・フィルターと、直線
検波回路と、平滑回路とが、縦続接続されてなる静電容
量型湿度変換装置において、前記無安定マルチバイブレ
ーターの出力方形波の基本周波数が前記アクティブ・ロ
ーパス・フィルターの遮断周波数より高い周波数に設定
されるよう構成されたことを特徴とする静電容量型湿度
変換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964792U JPH088445Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 静電容量型湿度変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964792U JPH088445Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 静電容量型湿度変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571760U JPH0571760U (ja) | 1993-09-28 |
| JPH088445Y2 true JPH088445Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=12005036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1964792U Expired - Lifetime JPH088445Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 静電容量型湿度変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088445Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340836A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Kurabe Ind Co Ltd | 静電容量型湿度変換器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770220B2 (ja) * | 2005-03-23 | 2011-09-14 | 旭硝子株式会社 | 結露状態検出センサと車両用窓用板状体 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP1964792U patent/JPH088445Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002340836A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-27 | Kurabe Ind Co Ltd | 静電容量型湿度変換器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0571760U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |