JPH0884461A - 超電導回転電機の回転子およびその製造方法 - Google Patents

超電導回転電機の回転子およびその製造方法

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JPH0884461A
JPH0884461A JP6216305A JP21630594A JPH0884461A JP H0884461 A JPH0884461 A JP H0884461A JP 6216305 A JP6216305 A JP 6216305A JP 21630594 A JP21630594 A JP 21630594A JP H0884461 A JPH0884461 A JP H0884461A
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JP
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damper
rotor
electric machine
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superconducting
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Application number
JP6216305A
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English (en)
Inventor
Toshio Honda
登志男 本多
Nobuhisa Suzuki
信久 鈴木
Mayumi Yamamoto
真由美 山本
Sumiichi Shibuya
純市 澁谷
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Chodendo Hatsuden Kanren Kiki Zairyo Gijutsu Kenkyu Kumiai
Original Assignee
Chodendo Hatsuden Kanren Kiki Zairyo Gijutsu Kenkyu Kumiai
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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Abstract

(57)【要約】 【目的】常温ダンパーの径および軸方向の長さが長大に
なっても健全な接合が得られ、接合強度や組立性に優れ
た回転子外筒を得ることにある。 【構成】常温ダンパ21a を外径側と内径側から内側及び
外側ダンパーサポート21b 、21c により挟んで一体化し
た三層構造の回転子外筒21内に冷却媒体を収容する回転
子内筒を同軸的に設け、その両端部に設けられたトルク
チューブ5を回転子外筒21に取付けるようにした超電導
回転電機の回転子において、回転子外筒21を構成する常
温ダンパ21a を円周方向に分割された複数のダンパ部材
により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば液体ヘリウムから
なる冷却媒体により超電導回転電機の回転子およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の代表的な超電導回転電
機、例えば超電導発電機の回転子として図15および図
16に示すような構成のものがある。即ち、図15およ
び図16に示す回転子は、両端部に端部軸2が取付けら
れた回転子外筒1と、この回転子外筒1の内部に同軸的
に設けられ、且つ内部に冷却媒体として液体ヘリウム3
が収容される回転子内筒4から構成されている。
【0003】回転子内筒4の両端部には軸方向に伸びる
トルクチューブ5が取付けられ、その一方のトルクチュ
ーブ5の端部は回転子外筒1を介して端部軸2にボルト
等により強固に固定され、また他方のトルクチューブ5
の端部は回転子外筒1および回転子内筒4の熱収縮を吸
収する例えばダイヤフラム状の熱収縮吸収体6を介して
回転子外筒1と端部軸2の取付基端部との間に連結され
ている。
【0004】一方、回転子内筒4の外周面部に形成され
たコイル溝7には超電導コイル8が収納され、この超電
導コイル8は楔9、絶縁物10を用いて固定されてい
る。また、回転子内筒4から外方に出た超電導コイルエ
ンド部11については保持環12を用いて遠心力、電磁
力に十分に耐えるように強固に固定されている。また、
回転子内筒4内には一方の軸端部2内を通して中心回転
管13が挿入され、この中心回転管13より供給される
液体ヘリウム3により超電導コイル8が冷却される。
【0005】さらに、液体ヘリウムの温度とほぼ同温状
態の回転子内筒4と常温状態における回転子外筒1の間
には常温領域から内部への熱侵入を防止するための輻射
シールド14が回転子内筒4の両端のトルクチューブ5
に形成された取付座15間に跨がって同軸的に配設さ
れ、その端部を取付座15上に固定している。
【0006】ところで、このような構成の超電導発電機
の回転子において、回転子外筒1は真空容器を兼ね、交
流磁界の浸透の防止および負荷変動時の回転子同様の防
止および負荷変動時の回転子同様の防止のための常温ダ
ンパー1aと、この常温ダンパー1aを外径側と内径側
から高強度部材の外側ダンパーサポート1c、内側ダン
パーサボート1bで挟んだ三層構造から成立っている。
運転中の遠心力と電磁力が同時に作用すると三層構造の
回転子外筒1に変形が生じ、層間が剥離するという問題
が生じる。
【0007】そこで、高導電性金属の常温ダンパー1a
と高強度非磁性金属の内側ダンパーサポート1bと外側
ダンパーサポート1cを拡散接合により、一体化する方
法がある。
【0008】この円筒体の拡散接合は、常温ダンパー1
aの内、外径を高精度に機械加工する一方、相互に接合
される内側ダンパーサポート1bの外周面と外側ダンパ
ーサポート1cの内周面も同様に高精度に機械加工後、
各円筒を重ね合わせ、高温のガスによって高い圧力を加
えて接合するもので、組立時の各円筒間のクリアランス
が小さいほど強固に接合される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、火力発電所
で実用に供される数十万kWの大容量超電導発電機で
は、常温ダンパーの寸法が直径1m程度、軸方向長さが
数m程度と大型化している。
【0010】しかし、このような大きな常温ダンパーで
あっても、高電導性金属の円筒の厚さは精々10mm程度
と薄く、しかもこの金属には高導電性のために銅合金が
用いられるが、この銅合金は高強度非磁性の内、外ダン
パーサポート1b,1cと比較して径方向と軸方向の寸
法が大きい軟質の円筒であり、この円筒の板厚調整のよ
うな周面研削等を変形を起こさず、精度よく加工するこ
とは極めて困難である。
【0011】また、内、外ダンパーサポート1b,1c
を挟んで三層構造に組立てる場合、各円筒の間に接触し
て損傷や変形が生じないように常温ダンパー1aを挿入
するために、各円筒間のクリアランスは大きくなり、そ
れに伴い拡散接合強度が低下するという問題がある。
【0012】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、常温ダンパーの径および軸方向の長さが長大
になっても健全な接合が得られ、接合強度や組立性に優
れた超電導回転電機の回転子およびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により超電導回転電機の回
転子とその製造方法を供するものである。 (1)導電性部材からなる常温ダンパを外径側と内径側
から高強度非磁性部材からなる内側及び外側サポートに
より挟んで一体化した三層構造の回転子外筒内に冷却媒
体を収容する回転子内筒を同軸的に設け、その両端部に
設けられたトルクチューブを回転子外筒に取付けるよう
にした超電導回転電機の回転子において、前記回転子外
筒を構成する前記常温ダンパを円周方向に分割された複
数のダンパ部材により超電導回転電機の回転子を構成す
る。 (2)導電性部材からなる常温ダンパを挟んで高強度非
磁性部材の内、外側サポートの円筒を配置して三層構造
に形成する超電導回転電機の回転子の製造方法におい
て、前記常温ダンパーを分割された複数のダンパーバー
で形成し、これらのダンパーバーを前記内側ダンパーサ
ポートと外側ダンパーサポート間に挿入後、前記内、外
ダンパーサポートと拡散接合により一体化して超電導回
転電機の回転子を製造する。
【0014】
【作用】上記(1)のような構成の超電導回転電機の回
転子にあっては、高強度非磁性部材の内側ダンパーサポ
ートおよび外側ダンパーサポートと、この高強度非磁性
部材に比較して剛性の劣る導電性部材からなる常温ダン
パーとを組合せて三層構造の超電導回転電機の回転子外
筒を構成する場合、内側ダンパーサポートと外側ダンパ
ーサポートはそれぞれ一体の円筒物であるのに対して、
常温ダンパーは分割された複数のダンパーバーで構成さ
れ、内側ダンパーサポートと外側ダンパーサポート間に
ダンパーバーを挿入して組立てるので、組立後のダンパ
ーバーと内、外側ダンパーサポート間の半径方向クリア
ランスを小さくし、一体化して三層構造とすることによ
り、所定のダンパー形状およびダンパー寸法に加工する
ことができる。
【0015】上記(2)のような超電導回転電機の回転
子製造方法にあっては、回転子外筒の常温ダンパーは高
導電性部材のダンパーバーを拡散接合に必要な構成部品
とすることで、その加工および構造が容易になり、常温
ダンパーと内、外側ダンパーサポート相互間との健全な
接合が得られ、接合状態に優れたものになし得る。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1および図2は、本発明による超電導回転電機の
回転子における拡散接合前の回転子外筒の第1の実施例
を示す軸方向および径方向断面図である。
【0017】図1および図2に示すように、回転子外筒
21はA286 等の高強度非磁性金属製の内側ダンパーサ
ポート21bと外側ダンパーサポート21c間にクロム
銅等の高導電性金属製の常温ダンパー21aを挿入して
構成される。
【0018】常温ダンパー21aは、円周方向に分割さ
れた複数のダンパーバー21a1からなり、内側ダンパ
ーバーサポート21bと外側ダンパーバーサポート21
cをセット後、サポート間に各ダンパーバー21a1を
全周に亘って順次挿入し組立てられる。
【0019】このような構成の回転子外筒21とすれ
ば、高精度に加工することが極めて困難な長尺の薄肉円
筒で軟質材の内、外径の研削加工もなくなり、また組立
挿入時の接触損傷の危険も少なくなる分、常温ダンパー
21aと内側ダンパーサポート21bおよび外側ダンパ
ーサポート21c間のクリアランス22を小さくするこ
とができる。
【0020】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の第
2の実施例を図3および図4を参照して説明する。図3
は回転子外筒21の軽方向端面図、図4は常温ダンパー
21aをなす一部のダンパーバーの径方向端面図であ
る。
【0021】図3に示すように、回転子外筒21はA28
6 等の高強度非磁性金属製の内側ダンパーサポート21
bと外側ダンパーサポート21c間にクロム銅等の高導
電性金属製の常温ダンパー21aを挿入して構成され
る。
【0022】この常温ダンパー21aは、円周方向に分
割された図4に示すような複数のダンパーバー21a2
からなり、内側ダンパーサポート21bと外側ダンパサ
ポート21cをセット後、内、外側ダンパサポート21
b,21c間に各ダンパーバー21a2を全周に亘って
順次挿入して組立てることにより、常温ダンパー21a
を構成する。この場合、ダンパーバーの円周方向側面を
テーパ23状に形成することにより、各ダンパー21a
2は円周方向にてラップし、接合面積の増大を図ってい
る。
【0023】このような構成の常温ダンパー21aは、
拡散接合時に半径方向の加圧力を受け易く、接合性が向
上する。特に回転子外筒21の大型に伴って大口径の常
温ダンパー21aを必要とする場合に大きな効果を発揮
させ得る。
【0024】上記第2の実施例では、ダンパーバーの円
周方向側面をテーパ状にしてラップさせ、接合面積の増
大を図ったが、図5に示すようにダンパーバー21a2
の円周方向側面に段差部24を設けてこの部分をラップ
させるようにしてもよい。
【0025】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の常
温ダンパー21aの第3の実施例を図6を参照して説明
する。図6は常温ダンパーの軸方向断面図である。常温
ダンパー21aは円周方向に分割された複数のダンパー
バー21a3とそのダンパーバー両端を各両端部毎に短
絡するリング状の短絡環25からなり、内側ダンパーサ
ポート21bと外側ダンパーサポート21cをセット
後、内、外側ダンパーサポート21b,21c間に各ダ
ンパーバー21a3を全周に亘って順次挿入後、回転子
外筒21の両端より短絡環25を挿入し、組立て常温ダ
ンパー21aを構成するものである。
【0026】この場合、ダンパーバー21a3の両端の
半径方向の厚さは中央部に比べて短絡環25の厚さ分だ
け薄くする。また、ダンパーバーの軸方向端部に段差2
6を設けて、各ダンパーバー21a3を半径方向にラッ
プさせることにより、接合面積の増大を図るようにして
いる。
【0027】このような構成の常温ダンパー21aにお
いては、拡散接合時半径方向の加圧力が受け易くなり、
接合性を向上させることができる。上記第3の実施例で
は、ダンパーバー21a3と短絡環25の接合面に段差
26を設けてラップさせ、接合面積の増大を図ったが、
図7に示すようにテーパ27をダンパーバー21a3の
両端に形成して短絡環25をラップさせてもよい。
【0028】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の常
温ダンパーの第4の実施例を図8を参照して説明する。
図8は常温ダンパーの軸方向断面図である。図8に示す
ように昇温ダンパー21aは円周方向に分割された複数
のダンパーバー21a4を半径方向に分割し、分割した
面が軸方向にテーパ状28になしているダンパーバー2
1a4a,21a4bからなり、内側ダンパーサポート
21bと外側ダンパーサポート21cをセット後、内、
外側ダンパーサポート21b,21c間に半径方向に2
分割した面に軸方向にテーパ状28をなしている外側ダ
ンパーバー21a4aか内側ダンパーバー21a4bを
初めに順次挿入後、残りのダンパーバーを挿入して組立
てることにより、常温ダンパー21aを構成する。
【0029】例えば、内、外側ダンパーサポート21
b,21c間に外側ダンパーバー21a4aを順次挿入
後、内側ダンパーバー21a4bも同様に順次挿入して
組立てることにより、組立後の常温ダンパーバー21a
と内、外側ダンパーサポート21b,21c間の半径方
向のクリアランスを小さくすることができる。
【0030】このような構造の常温ダンパー21aにお
いては、拡散接合時半径方向のクリアランスが小さい分
だけ半径方向の圧力が受け易くなり、接合性の向上を図
ることができる。
【0031】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の常
温ダンパーの第5の実施例を図9および図10を参照し
て説明する。図9は常温ダンパーを半径方向から見た一
部の展開図で、図10は回転子外筒21の径方向端面図
である。図9および図10に示すように、常温ダンパー
21aは円周方向に分割された複数のダンパーバー21
a5間のダンパーバー側面を軸方向にテーパ状29にし
たダンパーバー21a5aからなり、内側ダンパーサポ
ート21bと外側ダンパーサポート21cをセット後、
内、外側ダンパーサポート21b,21c間に各ダンパ
ーバー21a5aを交互に全周に亘って順次挿入して組
立てることにより、常温ダンパー21aを構成する。
【0032】このような構成の常温ダンパー21aにお
いては、ダンパーバー21a5a間のダンパーバー側面
を軸方向にテーパ形状にすることにより、円周方向に分
割された複数のダンパーバー間側面の円周方向クリアラ
ンスを小さくすることができる。また、常温ダンパー2
1aは拡散接合時、各ダンパーバー21a5aの円周方
向クリアランスが小さい分、半径方向の圧力を受け、各
ダンパーバー間の接合性を向上させることができる。
【0033】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の常
温ダンパーの第6の実施例を図11を参照して説明す
る。図11は回転子外筒21の径方向端面の部分図であ
る。図11に示すように、常温ダンパー21aは周方向
に分割された複数のダンパーバー21a6をさらに半径
方向に二層にした外側ダンパーバー21a6aと内側ダ
ンパーバー21a6bからなり、内側ダンパーバー21
a6bと外側ダンパーバー21a6aをセット後、内、
外側ダンパーサポート21b,21c間に複数のダンパ
ーバー21a6を全周に亘って順次挿入して組立てる
際、外側ダンパーバー21a6a間の側面相互間と内側
ダンパーバー21a6b間の側面相互間を円周方向にず
らして挿入して組立てることにより、常温ダンパー21
aを構成する。
【0034】このような構成の常温ダンパー21aにお
いては、外側ダンパーバー21a6a間の側面相互間と
内側ダンパーバー21a6b間の側面相互間が円周方向
にずれているので、各ダンパバーの円周方向側面相互間
の隙間が大きくても拡散接合により各ダンパーバーの円
周方向側面相互間の隙間が接合しなくても、外側ダンパ
ーバー21a6aと内側ダンパーバー21a6bは半径
方向の圧力を受け易いので、接合性が向上すると同時に
常温ダンパー21aを容易に一体的に円筒状に構成する
ことができる。
【0035】次に本発明の拡散接合前の回転子外筒の常
温ダンパーの第7の実施例を図12を参照して説明す
る。図12は回転子外筒21の径方向端面図である。図
12に示すように、常温ダンパー21aは円周方向に分
割された複数のダンパーバーからなり、そのダンパーバ
ーは材質が異なる材料のダンパーバー21a7a,21
a7bより構成されている。内側ダンパーサポート21
bと外側ダンパーサポート21cをセットした後、内、
外側ダンパーサポート21b,21c間に複数のダンパ
ーバー21a7a,21a7bを全周に亘って順次挿入
して組立てる際、例えば極間中心軸30側に高導電性金
属のダンパーバー21a7aを配置し、磁極中心軸31
側に非磁性で非導電性金属のダンパーバー21a7bを
配置して常温ダンパー21aを構成する。
【0036】このような構成の常温ダンパー21aにお
いては、例えば固定子側から超電導コイルが設置されて
いる極間中心軸30側の高導電性金属のダンパーバー2
1a7aの低抵抗電流路を通るため、電流値が増大して
磁気シールド効果も大きくなり、変動磁界が超電導コイ
ルに侵入することはない。
【0037】従って、電力動揺時の超電導コイルの電流
上昇値が抑制され、超電導状態が維持される。一方、磁
極中心軸31側に非磁性で非導電性金属のダンパーバー
21a7bを配置することにより、変動磁界が侵入して
も超電導コイルは離れているので問題はなく、また回転
磁界の主なる通り道である磁極中心軸31側ダンパーバ
ー21a7bにて磁気シールドされることもなく、さら
に高導電性金属が必要でなくなった分、高強度材を選定
することが可能となり、常温ダンパー21aと内、外側
ダンパーサポート21b,21cを拡散接合にて一体化
した場合、剛性の高い回転子外筒を得ることができる。
【0038】上記本発明の第7の実施例では、極間中心
軸30側に高導電性金属のダンパーバー21a7a、磁
極中心軸31側に非導電性金属のダンパーバー21a7
bと大きく2種類の材料としたが、必要に応じ円周方向
ダンパーバーの導電性を数種類に変えても、円周方向に
て任意の配置に変えてもよい。また、ダンパーバーの両
端は第3の実施例と同様に短絡環を併用してもよい。
【0039】次に本発明の回転子外筒の製造方法を第1
の実施例の拡散接合前の回転子外筒をもとに説明する。
図1および図2において、超電導回転電機の回転子外筒
21は、A286 などの高強度非磁性金属製の内側ダンパ
ーサポート21bと外側ダンパーサポート21c間にク
ロム銅などの高導電性金属製の常温ダンパー21aを円
周方向に分割した複数のダンパーバー21a1を全周に
亘って順次挿入して組立後、回転子外筒21の両端面に
シール溶接リングを内側ダンパーサポート21bと外側
ダンパーサポート21c間にシール溶接し、ダンパーバ
ー21a1が挿入されたサポート間の空間を真空引き
し、真空雰囲気にした状態で密閉された図示しない拡散
接合装置の圧力容器に回転子外筒21を入れ、この圧力
容器にアルゴン等の不活性ガスを加圧封入する。
【0040】その後、ヒータ等にて加熱し、圧力容器内
の不活性ガスをさらに加熱して圧力上昇させる。そし
て、拡散接合に相応しい温度とガス圧が得られたら、こ
の温度とガス圧を一定に保持しながら、高強度非磁性金
属の内、外側ダンパーサポート21b,21cと高導電
性金属のダンパーバー21a1の拡散接合を行う。
【0041】この拡散接合により、軟らかい高導電性金
属のダンパーバー21a1は固い高強度非磁性金属の
内、外側ダンパーサポート21b,21cと強固に結合
されて一体化し、同時にダンパーバー21a1側面相互
間も結合され、円筒状の常温ダンパー21aとなり、三
層構造で一体化により高い剛性の回転子外筒21を得る
ことができる。
【0042】また、前述した各実施例で示す超電導回転
電機の回転子外筒21の常温ダンパー21aを円周方向
に分割したダンパーバーの設計構造とすることで、加工
寸法精度のでない円筒の常温ダンパーを製作することな
く、加工寸法精度がでやすく、表面粗さが拡散接合に必
要な所定の精度に加工できるダンパーバーを製作すれば
よい。
【0043】このため、大型構造物でありながら、比較
的薄い板厚で剛性の小さな高導電性金属を含む三層構造
の接合が可能となり、その接合部の健全性が高まる。ま
た、寸法精度も設計仕様値に見合う高精度の加工ができ
る。
【0044】次に本発明の拡散接合前後の回転子外筒の
常温ダンパーの第9の実施例を図13および図14を参
照して説明する。図13は拡散接合前の回転子外筒21
の径方向端面の部分図であり、図14は拡散接合後の回
転子外筒21の径方向端面の部分図である。
【0045】図13および図14に示すように、高強度
非磁性金属製の内側ダンパーサポート21bの厚さ(t
1)を外側ダンパーサポート21cの厚さ(t2)より
厚くすることで、拡散接合時圧力容器の不活性ガス圧力
により外側ダンパーサポート21cはダンパーバー21
a8を介して内側ダンパーサポート21bに速く圧縮接
触し接合するので、円周方向に分割された複数のダンパ
ーバー21a8間の側面の円周方向キャップxもなくな
り、各ダンパーバー側面相互間の接合性が向上し、一体
化した円筒の常温ダンパー21aとなり、同時に内、外
側ダンパーサポート21b,21cとの三層構造を一体
化し、高い剛性の回転子外筒21を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、良導
電性金属の常温ダンパーを外径側からと内径側から、高
強度非磁性金属の外側ダンパーサポートと内側ダンパー
サポートで挟んで一体化した三層構造の回転子外筒の常
温ダンパーを円周方向に分割された複数個のダンパーバ
ーで構成したので、拡散接合に必要な前工程であるダン
パーバーの加工精度を向上させることができ、その分
内、外側ダンパーサポート間の隙間に合せてダンパーバ
ーの厚さを精度良く加工できるので、常温ダンパー内、
外径とダンパーサポート間のクリアランスも小さくでき
る。このため、クリアランスの小さい三層構造の固定子
外筒は拡散接合により強固に結合することができる。
【0047】従って、このような三層構造の回転子外筒
の三層間の接合強度が高くなる機械的強度も高く、遠心
力や電磁力が作用しても接合面に生じる剥離を確実に防
止でき、性能および信頼性の優れた超電導回転電機の回
転子およびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超電導回転電機の回転子における
拡散接合前の回転子外筒の第1の実施例を示す軸方向断
面図。
【図2】図1の回転外筒を径方向に断面して示す断面
図。
【図3】本発明の第2の実施例の回転子外筒を示す径方
向断面図。
【図4】図3で使用されるダンパーバーの端面図。
【図5】図3で使用されるダンパーバーの他の構成例を
示す端面図。
【図6】本発明の第3の実施例の回転子外筒における常
温ダンパーを示す軸方向断面図。
【図7】図6で使用される常温ダンパーの他の構成例を
示す軸方向断面図。
【図8】本発明の第4の実施例の回転子外筒におけるダ
ンパーバーを示す軸方向断面図。
【図9】本発明の第5の実施例の回転子外筒における常
温ダンパーを展開して示す部分図。
【図10】同実施例の回転子外筒を示す径方向端面図。
【図11】本発明の第6の実施例を示す回転子外筒の径
方向端面の部分図。
【図12】本発明の第7の実施例を示す回転子外筒の径
方向端面図。
【図13】本発明の第8の実施例を示す回転子外筒の拡
散接合前の径方向端の部分図。
【図14】本発明の第9の実施例を示す回転子外筒の拡
散接合後の径方向端面の部分図。
【図15】従来の代表的な超電導回転電機の回転子を示
す軸方向断面図。
【図16】図15のA−A線に沿う径方向断面図。
【符号の説明】
2……端部軸、3……液体ヘリウム、4……回転子内
筒、5……トロクチューブ、6……熱収縮吸収体、7…
…コイル溝、8……超電導コイル、9……楔、10……
絶縁物、11……超電導コイルエンド部、12……保持
環、13……中心回転管、14……輻射シールド、15
……取付座、21……回転子外筒、21a……常温ダン
パー、21b……内側ダンパーサポート、21c……外
側ダンパーサポート、21a1a〜21a8a……ダン
パーバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 真由美 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 澁谷 純市 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性部材からなる常温ダンパを外径側
    からと内径側から高強度非磁性部材からなる内側及び外
    側サポートにより挟んで一体化した三層構造の回転子外
    筒内に冷却媒体を収容する回転子内筒を同軸的に設け、
    その両端部に設けられたトルクチューブを回転子外筒に
    取付けるようにした超電導回転電機の回転子において、
    前記回転子外筒を構成する前記常温ダンパを円周方向に
    分割された複数のダンパ部材により構成したことを特徴
    とする超電導回転電機の回転子。
  2. 【請求項2】 常温ダンパは円周方向に分割された複数
    のダンパーバー間のダンパ−バー側面間をラップさせた
    ことを特徴とする請求項1記載の超電導回転電機の回転
    子。
  3. 【請求項3】 常温ダンパは円周方向に分割された複数
    のダンパ−バーとダンパ−バー両端を各両端部毎に短絡
    するリング状の短絡環を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の超電導回転電機の回転子。
  4. 【請求項4】 常温ダンパは円周方向に分割された複数
    のダンパ−バーを半径方向に2分割し、その分割面を軸
    方向にテーパ形状にしたことを特徴とする請求項1記載
    の超電導回転電機の回転子。
  5. 【請求項5】 常温ダンパは円周方向に分割された複数
    のダンパ−バー間のダンパ−バー側面を軸方向にテーパ
    形状にしたことを特徴とする請求項1記載の超電導回転
    電機の回転子。
  6. 【請求項6】 常温ダンパを半径方向に二層にし、それ
    ぞれ円周方向に分割された複数のダンパ−バー側面間部
    が内層と外層相互間で円周方向にずらせたことを特徴と
    する請求項1記載の超電導回転電機の回転子。
  7. 【請求項7】 常温ダンパは円周方向に分割された複数
    のダンパ−バーの材料を2種類以上用いたことを特徴と
    する請求項1記載の超電導回転電機の回転子。
  8. 【請求項8】 導電性部材からなる常温ダンパを挟んで
    高強度非磁性部材の内、外側サポートの円筒を配置して
    三層構造に形成する超電導回転電機の回転子の製造方法
    において、前記常温ダンパーを分割された複数のダンパ
    ーバーで形成し、これらのダンパーバーを前記内側ダン
    パーサポートと外側ダンパーサポート間に挿入後、前記
    内、外ダンパーサポートと拡散接合により一体化するこ
    とを特徴とする超電導回転電機の回転子の製造方法。
  9. 【請求項9】 外側ダンパーサポートの厚さより内側ダ
    ンパーサポートの厚さをえ大きくしたことを特徴とする
    請求項1記載の超電導回転電機の回転子の製造方法。
JP6216305A 1994-09-09 1994-09-09 超電導回転電機の回転子およびその製造方法 Pending JPH0884461A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101386801B1 (ko) * 2012-12-28 2014-04-22 두산엔진주식회사 초전도 발전기의 회전자용 댐퍼 장치
KR20150119557A (ko) * 2014-04-15 2015-10-26 두산중공업 주식회사 초전도 회전 기기

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