JPH0885045A - エアカット時間を短縮する旋削加工方法 - Google Patents
エアカット時間を短縮する旋削加工方法Info
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- JPH0885045A JPH0885045A JP3620095A JP3620095A JPH0885045A JP H0885045 A JPH0885045 A JP H0885045A JP 3620095 A JP3620095 A JP 3620095A JP 3620095 A JP3620095 A JP 3620095A JP H0885045 A JPH0885045 A JP H0885045A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主軸台の下降速度を最適位置で切り換えて、
エアカット時間を短縮して施削加工の能率化させる旋削
加工方法を提供する。 【構成】 待機位置にある刃物先端との距離が、所定値
aとなるように超音波センサを固定しておき、刃物の移
動速度を切り換えるべき位置を、各ワーク表面と刃物先
端との最接近距離dとして予め特定しておき、各ワーク
の加工に先立って、超音波センサと各ワーク表面との距
離cを計測して、計測値cと所定値aと最接近距離dと
に基づいて、刃物の移動距離をc−a−dとして算出
し、刃物先端を算出値c−a−dだけ迅速に近づけ、そ
の後、刃物移動速度を遅くする。
エアカット時間を短縮して施削加工の能率化させる旋削
加工方法を提供する。 【構成】 待機位置にある刃物先端との距離が、所定値
aとなるように超音波センサを固定しておき、刃物の移
動速度を切り換えるべき位置を、各ワーク表面と刃物先
端との最接近距離dとして予め特定しておき、各ワーク
の加工に先立って、超音波センサと各ワーク表面との距
離cを計測して、計測値cと所定値aと最接近距離dと
に基づいて、刃物の移動距離をc−a−dとして算出
し、刃物先端を算出値c−a−dだけ迅速に近づけ、そ
の後、刃物移動速度を遅くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種工作機械の分野
において、ワークを加工するのに用いられるエアカット
時間を短縮する旋削加工方法に関する。
において、ワークを加工するのに用いられるエアカット
時間を短縮する旋削加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤による研削加工方法として
は、例えば、特公昭56−7824号公報に開示された
ものが知られている。この公報に開示された方法は、供
給されるワークの寸法を遅くとも前段のワークの加工終
了までに各個毎に順次測定し、ワークの最大寸法が基準
寸法より小さいか大きいかに応じて、その小さい分また
は大きい分だけ、次の加工サイクルの砥石の待機位置
を、前回加工サイクルの待機位置より前位または後位に
設定して砥石の加工寸前までの急速前進ストロークが一
定になるようにし、砥石が急速前進中にワークに当たる
ようなトラブルを生じないようにするとともに、エアカ
ット時間の無駄を少なくしようとしたものである。
は、例えば、特公昭56−7824号公報に開示された
ものが知られている。この公報に開示された方法は、供
給されるワークの寸法を遅くとも前段のワークの加工終
了までに各個毎に順次測定し、ワークの最大寸法が基準
寸法より小さいか大きいかに応じて、その小さい分また
は大きい分だけ、次の加工サイクルの砥石の待機位置
を、前回加工サイクルの待機位置より前位または後位に
設定して砥石の加工寸前までの急速前進ストロークが一
定になるようにし、砥石が急速前進中にワークに当たる
ようなトラブルを生じないようにするとともに、エアカ
ット時間の無駄を少なくしようとしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、ワー
クを加工する場合、そのワークの最大寸法を前段のワー
クの加工中またはそれ以前に測定して基準寸法と比較し
なければならないから、ワークの加工は、他のワークの
加工と無関係に独立して行うことができない。また、こ
の方法によるときは、待機位置の変更によって、砥石の
加工寸前までの急速前進ストロークは一定になるが、粗
研削送り区間のストロークは、ワークの最大測定寸法が
基準寸法と相違する分だけ増減して粗研削条件に変化を
生ずる。その上、急速前進終了点はワークの最大外径位
置となっているため、この方法は刃物をワークの表面か
ら設定した位置まで急速に移動し、その後移動速度を低
下してワークを能率良く旋削する場合などには適用でき
ない。
クを加工する場合、そのワークの最大寸法を前段のワー
クの加工中またはそれ以前に測定して基準寸法と比較し
なければならないから、ワークの加工は、他のワークの
加工と無関係に独立して行うことができない。また、こ
の方法によるときは、待機位置の変更によって、砥石の
加工寸前までの急速前進ストロークは一定になるが、粗
研削送り区間のストロークは、ワークの最大測定寸法が
基準寸法と相違する分だけ増減して粗研削条件に変化を
生ずる。その上、急速前進終了点はワークの最大外径位
置となっているため、この方法は刃物をワークの表面か
ら設定した位置まで急速に移動し、その後移動速度を低
下してワークを能率良く旋削する場合などには適用でき
ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記問題点
を解決すべくなされたもので、刃物先端をワーク表面付
近まで迅速に近づけた後、その刃物の移動速度を遅くし
て各ワークを加工する旋削加工方法であって、待機位
置にある前記刃物先端との距離が、刃物移動方向におい
て所定値aとなるように超音波センサを固定部材に固定
しておき、前記刃物の移動速度を切り換えるべき位置
を、各ワーク表面と前記刃物先端との最接近距離dとし
て予め特定しておき、各ワークの加工に先立って、前
記超音波センサと各ワーク表面との距離cを、前記超音
波センサの出力に基づいて計測して、この計測値cと
前記所定値aと前記最接近距離dとに基づいて、前記刃
物を待機位置から移動させるべき距離をc−a−dとし
て算出し、計測手段により刃物の移動距離xを計測し
つつ、前記刃物先端をワーク表面に向けて前記算出値c
−a−dだけ迅速に近づけ、その後、刃物移動速度を遅
くするようにしている。ここで、最接近距離dとは、刃
物の移動距離を遅い値に切り換える位置における、各ワ
ーク表面と刃物先端との相対距離をいい、この最接近距
離dの特定は、例えば人為的に行われる。
を解決すべくなされたもので、刃物先端をワーク表面付
近まで迅速に近づけた後、その刃物の移動速度を遅くし
て各ワークを加工する旋削加工方法であって、待機位
置にある前記刃物先端との距離が、刃物移動方向におい
て所定値aとなるように超音波センサを固定部材に固定
しておき、前記刃物の移動速度を切り換えるべき位置
を、各ワーク表面と前記刃物先端との最接近距離dとし
て予め特定しておき、各ワークの加工に先立って、前
記超音波センサと各ワーク表面との距離cを、前記超音
波センサの出力に基づいて計測して、この計測値cと
前記所定値aと前記最接近距離dとに基づいて、前記刃
物を待機位置から移動させるべき距離をc−a−dとし
て算出し、計測手段により刃物の移動距離xを計測し
つつ、前記刃物先端をワーク表面に向けて前記算出値c
−a−dだけ迅速に近づけ、その後、刃物移動速度を遅
くするようにしている。ここで、最接近距離dとは、刃
物の移動距離を遅い値に切り換える位置における、各ワ
ーク表面と刃物先端との相対距離をいい、この最接近距
離dの特定は、例えば人為的に行われる。
【0005】
【実施例】図1は、この発明をボール盤に適用した実施
例を図示したものである。図1には、チャック3を介し
て主軸筒2に保持されている刃物4や、主軸筒2の上下
方向の移動速度を制御するモータ5や、ワーク7が載置
されるテーブル6などが示されている。超音波センサ1
は、上下方向に移動する主軸筒2とは別個の固定部材1
2に取り付けられている。また、主軸筒2の下降距離x
を計測するため、主軸筒2の長さ方向に沿ってリニアス
ケールなどの計測手段13が設けられている。超音波セ
ンサ1は、ワーク7が載置される前のテーブル6に指向
性の良い超音波を発信してその反射波を受信することに
より、テーブル6までの距離bを正確に計測する。テー
ブル6に載置されたワーク7の表面に超音波を発信する
と、同様にして超音波センサ1とワーク7の表面までの
距離cが正確に計測され、ワーク7の厚さtは、テーブ
ル6までの計測値bからワーク7の表面までの計測値c
を差し引く演算によって求められる。超音波センサ1に
接続された記憶回路8には、超音波センサ1によって計
測される超音波センサ1とワーク7の表面までの距離c
と、超音波センサ1から待機位置にある刃物4の先端ま
での距離aとが記憶されている。なお、超音波センサ1
から待機位置の刃物先端までの距離aは、超音波センサ
1の取り付け位置によって決まる。記憶回路8に接続さ
れた演算回路9は、主軸筒2の下降速度を切り換える設
定距離dがセットされたとき、(c−a−d)の演算を
行うようになっている。演算回路9と計測手段13に接
続された比較回路10は、待機位置からの主軸筒2の下
降距離xが計測手段13から入力されたとき、このxの
値と演算回路9で演算された(c−a−d)との比較を
行う。そして、xの値が(c−a−d)の値と等しくな
ったときのみ、制御回路11に指令を出して、モータ5
の回転速度を低下させて主軸筒2の下降速度を設定され
た値に切り換えるように構成されている。
例を図示したものである。図1には、チャック3を介し
て主軸筒2に保持されている刃物4や、主軸筒2の上下
方向の移動速度を制御するモータ5や、ワーク7が載置
されるテーブル6などが示されている。超音波センサ1
は、上下方向に移動する主軸筒2とは別個の固定部材1
2に取り付けられている。また、主軸筒2の下降距離x
を計測するため、主軸筒2の長さ方向に沿ってリニアス
ケールなどの計測手段13が設けられている。超音波セ
ンサ1は、ワーク7が載置される前のテーブル6に指向
性の良い超音波を発信してその反射波を受信することに
より、テーブル6までの距離bを正確に計測する。テー
ブル6に載置されたワーク7の表面に超音波を発信する
と、同様にして超音波センサ1とワーク7の表面までの
距離cが正確に計測され、ワーク7の厚さtは、テーブ
ル6までの計測値bからワーク7の表面までの計測値c
を差し引く演算によって求められる。超音波センサ1に
接続された記憶回路8には、超音波センサ1によって計
測される超音波センサ1とワーク7の表面までの距離c
と、超音波センサ1から待機位置にある刃物4の先端ま
での距離aとが記憶されている。なお、超音波センサ1
から待機位置の刃物先端までの距離aは、超音波センサ
1の取り付け位置によって決まる。記憶回路8に接続さ
れた演算回路9は、主軸筒2の下降速度を切り換える設
定距離dがセットされたとき、(c−a−d)の演算を
行うようになっている。演算回路9と計測手段13に接
続された比較回路10は、待機位置からの主軸筒2の下
降距離xが計測手段13から入力されたとき、このxの
値と演算回路9で演算された(c−a−d)との比較を
行う。そして、xの値が(c−a−d)の値と等しくな
ったときのみ、制御回路11に指令を出して、モータ5
の回転速度を低下させて主軸筒2の下降速度を設定され
た値に切り換えるように構成されている。
【0006】上記構成の場合、待機位置にある刃物4の
先端とワーク7の表面との距離(c−a)を超音波セン
サ1によって正確に割り出すことができる上に、待機位
置からの主軸筒2の下降距離xをリニアスケールなどの
計測手段13によって正確に計測することができるか
ら、優れた効果を奏することができる。すなわち、超音
波センサ1を作動し、主軸筒2の移動速度の設定距離d
をセットしてボール盤を運転すると、計測手段13によ
って計測される下降距離xが(c−a−d)の値より小
さい間は、主軸筒2はモータ5によって迅速に下降され
る。その後、下降距離xが(c−a−d)に等しくなっ
たとき、制御回路11は、比較回路10から出される指
令によってモータ5の回転速度を遅くし、主軸筒2の下
降速度を設定された低い値に切り換える。それ故、刃物
4がワーク7に近接するまでのエアカット時間を短縮し
て旋削加工の能率を向上することができる。また、ワー
ク7の表面までの距離の計測は、光センサを用いるとき
と異なり、超音波センサ1やワーク7に各種表面粗さの
切削材や、水、油などが付着した場合にも、それらの影
響を受けずに超音波センサ1により測定することができ
るから、主軸筒2が速い移動速度で下降しているとき
に、刃物4がワーク7とトラブルを起こすのを確実に防
止できる。しかも、主軸筒2は、刃物4の先端がワーク
7の表面に近接した設定距離dの位置に移動したときに
下降速度が遅くなるように切り換えられるので、ワーク
7の加工仕上げ精度は、良好な状態に保つことができ
る。なお、この発明の適用は、ボール盤の場合に限定さ
れるものではなく、施盤その他の各種工作機械にも適用
することができる。
先端とワーク7の表面との距離(c−a)を超音波セン
サ1によって正確に割り出すことができる上に、待機位
置からの主軸筒2の下降距離xをリニアスケールなどの
計測手段13によって正確に計測することができるか
ら、優れた効果を奏することができる。すなわち、超音
波センサ1を作動し、主軸筒2の移動速度の設定距離d
をセットしてボール盤を運転すると、計測手段13によ
って計測される下降距離xが(c−a−d)の値より小
さい間は、主軸筒2はモータ5によって迅速に下降され
る。その後、下降距離xが(c−a−d)に等しくなっ
たとき、制御回路11は、比較回路10から出される指
令によってモータ5の回転速度を遅くし、主軸筒2の下
降速度を設定された低い値に切り換える。それ故、刃物
4がワーク7に近接するまでのエアカット時間を短縮し
て旋削加工の能率を向上することができる。また、ワー
ク7の表面までの距離の計測は、光センサを用いるとき
と異なり、超音波センサ1やワーク7に各種表面粗さの
切削材や、水、油などが付着した場合にも、それらの影
響を受けずに超音波センサ1により測定することができ
るから、主軸筒2が速い移動速度で下降しているとき
に、刃物4がワーク7とトラブルを起こすのを確実に防
止できる。しかも、主軸筒2は、刃物4の先端がワーク
7の表面に近接した設定距離dの位置に移動したときに
下降速度が遅くなるように切り換えられるので、ワーク
7の加工仕上げ精度は、良好な状態に保つことができ
る。なお、この発明の適用は、ボール盤の場合に限定さ
れるものではなく、施盤その他の各種工作機械にも適用
することができる。
【0007】図2は、この発明に関連する実施例を示す
もので、超音波センサ1は、ボール盤の主軸筒2の表面
に取り付けられていて、チャック3を介して主軸筒2に
保持されている刃物4と共に上下方向に移動する。5は
主軸筒2の上下方向の移動速度を制御するモータであ
る。超音波センサ1の取り付けは、刃物4の先端からの
距離aが予め設定された一定の値になるように行われ、
この設定値aは記憶回路8に記憶される。超音波センサ
1は、ワーク7が載置される前のテーブル6に指向性の
良い超音波を発信してその反射波を受信することによ
り、テーブル6までの距離bを正確に計測する。テーブ
ル6に載置されたワーク7の表面に超音波を発信する
と、同様にして超音波センサ1とワーク7の表面までの
距離cが正確に計測され、ワーク7の厚さtは、テーブ
ル6までの計測値bからワーク7の表面までの計測値c
を差し引く演算によって求められる。9は記憶回路8に
接続された演算回路で、この演算回路9に刃物4の移動
速度を切り換えるワーク7の表面からの設定距離dがセ
ットされると、演算回路9は、この状態におけるワーク
7の表面から超音波センサ1までの距離を求める(a+
b)の演算を行う。主軸筒2が下降するとき、超音波セ
ンサ1によって計測されるワーク7の表面までの距離x
は、連続的に比較回路10に入力される。比較回路10
は超音波センサ1から計測距離xの入力を受けると、演
算回路9から入力された演算値(a+b)とxの比較を
行う。xの値が(a+b)より大きい間は、比較回路1
0から制御回路11には何らの指令も出されず、モータ
5による主軸筒2の下降速度は、速い状態に保たれる。
しかしながら、xの値が(a+b)に等しくなったとき
は、比較回路10から制御回路11にモータ5の回転速
度を減速して主軸筒2の下降速度を設定された値にまで
低下するようにとの指令が出される構成となっている。
上記構成の装置において、超音波センサ1を作動し、主
軸筒2の移動速度の設定距離dをセットしてボール盤を
運転すると、超音波センサ1によって計測される距離x
が(a+b)の値より大きい間は、主軸筒2はモータ5
によって迅速に下降される。しかし、測定される距離x
が(a+b)に等しくなったとき、制御回路11は、比
較回路10から出される指令によってモータ5の回転速
度を遅くし、主軸筒2の下降速度を設定された低い値に
切り換える。
もので、超音波センサ1は、ボール盤の主軸筒2の表面
に取り付けられていて、チャック3を介して主軸筒2に
保持されている刃物4と共に上下方向に移動する。5は
主軸筒2の上下方向の移動速度を制御するモータであ
る。超音波センサ1の取り付けは、刃物4の先端からの
距離aが予め設定された一定の値になるように行われ、
この設定値aは記憶回路8に記憶される。超音波センサ
1は、ワーク7が載置される前のテーブル6に指向性の
良い超音波を発信してその反射波を受信することによ
り、テーブル6までの距離bを正確に計測する。テーブ
ル6に載置されたワーク7の表面に超音波を発信する
と、同様にして超音波センサ1とワーク7の表面までの
距離cが正確に計測され、ワーク7の厚さtは、テーブ
ル6までの計測値bからワーク7の表面までの計測値c
を差し引く演算によって求められる。9は記憶回路8に
接続された演算回路で、この演算回路9に刃物4の移動
速度を切り換えるワーク7の表面からの設定距離dがセ
ットされると、演算回路9は、この状態におけるワーク
7の表面から超音波センサ1までの距離を求める(a+
b)の演算を行う。主軸筒2が下降するとき、超音波セ
ンサ1によって計測されるワーク7の表面までの距離x
は、連続的に比較回路10に入力される。比較回路10
は超音波センサ1から計測距離xの入力を受けると、演
算回路9から入力された演算値(a+b)とxの比較を
行う。xの値が(a+b)より大きい間は、比較回路1
0から制御回路11には何らの指令も出されず、モータ
5による主軸筒2の下降速度は、速い状態に保たれる。
しかしながら、xの値が(a+b)に等しくなったとき
は、比較回路10から制御回路11にモータ5の回転速
度を減速して主軸筒2の下降速度を設定された値にまで
低下するようにとの指令が出される構成となっている。
上記構成の装置において、超音波センサ1を作動し、主
軸筒2の移動速度の設定距離dをセットしてボール盤を
運転すると、超音波センサ1によって計測される距離x
が(a+b)の値より大きい間は、主軸筒2はモータ5
によって迅速に下降される。しかし、測定される距離x
が(a+b)に等しくなったとき、制御回路11は、比
較回路10から出される指令によってモータ5の回転速
度を遅くし、主軸筒2の下降速度を設定された低い値に
切り換える。
【0008】
【発明の効果】この発明は、待機位置にある刃物の先端
とワーク表面との距離を、測定範囲が広くかつ指向性が
鋭い超音波センサによって正確に求めるとともに、待機
位置からワーク表面に近接して設定された位置まで刃物
を迅速に移動させたのち刃物の移動速度を遅くするよう
にしたものであるから、刃物がワークに近接するまでの
エアカット時間を短縮して施削加工の能率を向上するこ
とができる。また、超音波センサによる距離測定は、測
定精度が良い上に、各種表面粗さの切削材や、油などが
超音波センサやワークに附着した場合にも、それらの影
響を殆ど受けないため、刃物が速い移動速度で下降して
いる間にも、刃物がワークと接触してトラブルを起こす
のを解消することができる。その上、エアカット時間を
短縮しても、刃物がワークの表面に近接した位置で下降
速度が遅くなるように切り換えられるから、ワークの加
工仕上げ精度は、良好な状態に保つことができる。
とワーク表面との距離を、測定範囲が広くかつ指向性が
鋭い超音波センサによって正確に求めるとともに、待機
位置からワーク表面に近接して設定された位置まで刃物
を迅速に移動させたのち刃物の移動速度を遅くするよう
にしたものであるから、刃物がワークに近接するまでの
エアカット時間を短縮して施削加工の能率を向上するこ
とができる。また、超音波センサによる距離測定は、測
定精度が良い上に、各種表面粗さの切削材や、油などが
超音波センサやワークに附着した場合にも、それらの影
響を殆ど受けないため、刃物が速い移動速度で下降して
いる間にも、刃物がワークと接触してトラブルを起こす
のを解消することができる。その上、エアカット時間を
短縮しても、刃物がワークの表面に近接した位置で下降
速度が遅くなるように切り換えられるから、ワークの加
工仕上げ精度は、良好な状態に保つことができる。
【図1】この発明を実施するための装置の一例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】この発明に関連する装置の一例を示す構成図で
ある。
ある。
1 超音波センサ 2 可動部材(主軸筒) 4 刃物 7 ワーク 12 固定部材 13 計測手段
Claims (1)
- 【請求項1】 刃物先端をワーク表面付近まで迅速に近
づけた後、その刃物の移動速度を遅くして各ワークを加
工する旋削加工方法であって、 待機位置にある前記刃物先端との距離が、刃物移動方向
において所定値aとなるように超音波センサを固定部材
に固定しておき、 前記刃物の移動速度を切り換えるべき位置を、各ワーク
表面と前記刃物先端との最接近距離dとして予め特定し
ておき、 各ワークの加工に先立って、前記超音波センサと各ワー
ク表面との距離cを、前記超音波センサの出力に基づい
て計測して、 この計測値cと前記所定値aと前記最接近距離dとに基
づいて、前記刃物を待機位置から移動させるべき距離を
c−a−dとして算出し、 計測手段により刃物の移動距離xを計測しつつ、前記刃
物先端をワーク表面に向けて前記算出値c−a−dだけ
迅速に近づけ、その後、刃物移動速度を遅くすることを
特徴とするエアカット時間を短縮する旋削加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7036200A JP2684347B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアカット時間を短縮する旋削加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7036200A JP2684347B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアカット時間を短縮する旋削加工方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61162612A Division JPH0757463B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | エアカット時間を短縮する旋削加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885045A true JPH0885045A (ja) | 1996-04-02 |
| JP2684347B2 JP2684347B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=12463102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7036200A Expired - Lifetime JP2684347B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアカット時間を短縮する旋削加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2684347B2 (ja) |
Cited By (4)
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