JPH0885390A - 車両用荷物室遮蔽装置 - Google Patents
車両用荷物室遮蔽装置Info
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- JPH0885390A JPH0885390A JP22205594A JP22205594A JPH0885390A JP H0885390 A JPH0885390 A JP H0885390A JP 22205594 A JP22205594 A JP 22205594A JP 22205594 A JP22205594 A JP 22205594A JP H0885390 A JPH0885390 A JP H0885390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷物室の遮蔽用及び荷物載置用としての用途
に止まらず、さらに多目的に使用することが可能な車両
用荷物室遮蔽装置を提供する。 【構成】 リヤーシート後方の荷物室を遮蔽する車両用
荷物室遮蔽装置において、荷物室に略水平状に設置され
るパッケージトレイ1の前端部と後端部に弾性クリップ
からなるトノカバーホルダー4を設置する。この前後の
トノカバーホルダー4に巻取式トノカバー7を選択的に
着脱可能とする。そして、巻取式トノカバー7の遮蔽フ
ィルム9をパッケージトレイ1の上面又は下面に沿って
引き出して固定したときは荷物押さえ又は軽量物の収納
空間として使用でき、また上方へ引き出して固定したと
きは車内空間の間仕切り用スクリーン又は遮光用のサン
シェードとして使用できるようにした。
に止まらず、さらに多目的に使用することが可能な車両
用荷物室遮蔽装置を提供する。 【構成】 リヤーシート後方の荷物室を遮蔽する車両用
荷物室遮蔽装置において、荷物室に略水平状に設置され
るパッケージトレイ1の前端部と後端部に弾性クリップ
からなるトノカバーホルダー4を設置する。この前後の
トノカバーホルダー4に巻取式トノカバー7を選択的に
着脱可能とする。そして、巻取式トノカバー7の遮蔽フ
ィルム9をパッケージトレイ1の上面又は下面に沿って
引き出して固定したときは荷物押さえ又は軽量物の収納
空間として使用でき、また上方へ引き出して固定したと
きは車内空間の間仕切り用スクリーン又は遮光用のサン
シェードとして使用できるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステーションワゴンやバ
ンのようなリヤーシートの後部に荷物室を有し、かつ車
両後部にはバックドアを備えている車室構造の自動車に
好適な車両用荷物室遮蔽装置に関する。
ンのようなリヤーシートの後部に荷物室を有し、かつ車
両後部にはバックドアを備えている車室構造の自動車に
好適な車両用荷物室遮蔽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷物室遮蔽装置として
は、図13に示す巻取式トノカバータイプと、図14に
示す可動式パッケージトレイタイプとの二通りの形式が
知られている。前者の巻取式トノカバー方式は、巻取装
置41と、該巻取装置41に引出し可能に巻き取られる
シート状の遮蔽フィルム42とから構成され、巻取装置
41を荷物室前端部に荷物室43を横切る方向に略水平
状に横架し、遮蔽フィルム42を車両後方へ引き出して
その引出し端部42aを荷物室側面の後部寄りに設けた
フック44に係止して固定することにより荷物室43を
日光や視線から遮蔽する構成となっている。
は、図13に示す巻取式トノカバータイプと、図14に
示す可動式パッケージトレイタイプとの二通りの形式が
知られている。前者の巻取式トノカバー方式は、巻取装
置41と、該巻取装置41に引出し可能に巻き取られる
シート状の遮蔽フィルム42とから構成され、巻取装置
41を荷物室前端部に荷物室43を横切る方向に略水平
状に横架し、遮蔽フィルム42を車両後方へ引き出して
その引出し端部42aを荷物室側面の後部寄りに設けた
フック44に係止して固定することにより荷物室43を
日光や視線から遮蔽する構成となっている。
【0003】一方、後者のパッケージトレイ方式は、剛
性を有する合成樹脂製のパッケージトレイ45を荷物室
43に略水平状に配置することにより荷物室43を日光
や視線から遮蔽する構成であり、そしてパッケージトレ
イ45はその前端部が荷物室側面のサイドトリム等にヒ
ンジを介して上下回動可能に取付けられとともに、後端
側が図示省略のバックドアに紐46を介して吊下げら
れ、バックドアの開閉動作に連動して開閉されるタイプ
のほか、荷物室側面のサイドトリムに支持金具を介して
前後両端部を取外し可能に受承するタイプがある。
性を有する合成樹脂製のパッケージトレイ45を荷物室
43に略水平状に配置することにより荷物室43を日光
や視線から遮蔽する構成であり、そしてパッケージトレ
イ45はその前端部が荷物室側面のサイドトリム等にヒ
ンジを介して上下回動可能に取付けられとともに、後端
側が図示省略のバックドアに紐46を介して吊下げら
れ、バックドアの開閉動作に連動して開閉されるタイプ
のほか、荷物室側面のサイドトリムに支持金具を介して
前後両端部を取外し可能に受承するタイプがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の荷物室遮蔽装置によるときは、下記のような不具合
があった。前者の遮蔽フィルム42を利用する巻取式ト
ノカバー方式の場合、遮蔽フィルム42が塩化ビニール
のような柔軟材料から形成されている関係で専ら荷物室
の遮蔽用として使用されるに限られ、荷物置きとしては
利用できないものであり、他方、後者の剛性材料製のパ
ッケージトレイ45の場合は、遮蔽用のほか荷物置きと
しても使用し得るものの、発進時や制動時においてパッ
ケージトレイ45上に置かれた荷物が転倒或いは転落す
るという不具合がある。すなわち、従来の荷物室遮蔽装
置はその使用範囲が狭いものであった。
来の荷物室遮蔽装置によるときは、下記のような不具合
があった。前者の遮蔽フィルム42を利用する巻取式ト
ノカバー方式の場合、遮蔽フィルム42が塩化ビニール
のような柔軟材料から形成されている関係で専ら荷物室
の遮蔽用として使用されるに限られ、荷物置きとしては
利用できないものであり、他方、後者の剛性材料製のパ
ッケージトレイ45の場合は、遮蔽用のほか荷物置きと
しても使用し得るものの、発進時や制動時においてパッ
ケージトレイ45上に置かれた荷物が転倒或いは転落す
るという不具合がある。すなわち、従来の荷物室遮蔽装
置はその使用範囲が狭いものであった。
【0005】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、パッケージトレ
イとトノカバーとを組み合わせることにより荷物室の遮
蔽用及び荷物載置用としての用途に止まらず、さらに多
目的に使用することが可能な車両用荷物室遮蔽装置を提
供することにある。
ものであり、その目的とするところは、パッケージトレ
イとトノカバーとを組み合わせることにより荷物室の遮
蔽用及び荷物載置用としての用途に止まらず、さらに多
目的に使用することが可能な車両用荷物室遮蔽装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明を創出した。この発明はリヤーシー
ト後方の荷物室を遮蔽するための車両用荷物室遮蔽装置
であって、前記荷物室に略水平状に設置され、かつ適度
の剛性を有するパッケージトレイと、該パッケージトレ
イの前端部及び後端部に各々設置された前後のトノカバ
ー保持手段と、巻取装置にシート状の遮蔽フィルムを巻
き込み収納可能に構成され、かつ前記前後のトノカバー
保持手段に選択的に着脱可能な巻取式トノカバーと、該
巻取式トノカバーにおける遮蔽フィルムを引出し位置に
固定するための係止具とを備えたことを特徴とする。
に、請求項1の発明を創出した。この発明はリヤーシー
ト後方の荷物室を遮蔽するための車両用荷物室遮蔽装置
であって、前記荷物室に略水平状に設置され、かつ適度
の剛性を有するパッケージトレイと、該パッケージトレ
イの前端部及び後端部に各々設置された前後のトノカバ
ー保持手段と、巻取装置にシート状の遮蔽フィルムを巻
き込み収納可能に構成され、かつ前記前後のトノカバー
保持手段に選択的に着脱可能な巻取式トノカバーと、該
巻取式トノカバーにおける遮蔽フィルムを引出し位置に
固定するための係止具とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、上記課題を解決するために、請求項
2の発明を創出した。この発明はリヤーシート後方の荷
物室を遮蔽するための車両用荷物室遮蔽装置であって、
前記荷物室に略水平状に設置され、かつ適度の剛性を有
するパッケージトレイと、巻取装置にシート状の遮蔽フ
ィルムを巻き込み収納する構成の巻取式トノカバーと、
該巻取式トノカバーにおける遮蔽フィルムを引出し位置
に固定するための係止具とを備え、しかも前記巻取式ト
ノカバーが前記パッケージトレイの前端部又は後端部の
いずれか一方に一体化されたことを特徴とする。
2の発明を創出した。この発明はリヤーシート後方の荷
物室を遮蔽するための車両用荷物室遮蔽装置であって、
前記荷物室に略水平状に設置され、かつ適度の剛性を有
するパッケージトレイと、巻取装置にシート状の遮蔽フ
ィルムを巻き込み収納する構成の巻取式トノカバーと、
該巻取式トノカバーにおける遮蔽フィルムを引出し位置
に固定するための係止具とを備え、しかも前記巻取式ト
ノカバーが前記パッケージトレイの前端部又は後端部の
いずれか一方に一体化されたことを特徴とする。
【0008】この場合において、前記巻取式トノカバー
における巻取装置の本体ケースの一部又は全部を前記パ
ッケージトレイの前端部又は後端部に一体成形すること
が好ましく、また前記パッケージトレイがその向きを前
後に変向してセット可能とされることが望ましい。
における巻取装置の本体ケースの一部又は全部を前記パ
ッケージトレイの前端部又は後端部に一体成形すること
が好ましく、また前記パッケージトレイがその向きを前
後に変向してセット可能とされることが望ましい。
【0009】
【作用】上記のように構成された請求項1の発明に係る
荷物室遮蔽装置においては、巻取式トノカバーの遮蔽フ
ィルムをパッケージトレイの上面に沿って引き出したと
きはパッケージトレイ上に乗せられた荷物の荷物押えと
して使用でき、またパッケージトレイの下面に沿って引
き出したときは、該パッケージトレイと遮蔽フィルムと
の空間を軽量物の収納空間として使用できる。また遮蔽
フィルムを垂直に上方へ引き出したときは車内を乗員側
空間と荷物室側空間とに仕切る間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは室内の冷暖房効果を向上する上
で有効となり、さらにまた遮蔽フィルムをバックドアに
沿って引き出したときは遮光用のサンシェードとして使
用できる。
荷物室遮蔽装置においては、巻取式トノカバーの遮蔽フ
ィルムをパッケージトレイの上面に沿って引き出したと
きはパッケージトレイ上に乗せられた荷物の荷物押えと
して使用でき、またパッケージトレイの下面に沿って引
き出したときは、該パッケージトレイと遮蔽フィルムと
の空間を軽量物の収納空間として使用できる。また遮蔽
フィルムを垂直に上方へ引き出したときは車内を乗員側
空間と荷物室側空間とに仕切る間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは室内の冷暖房効果を向上する上
で有効となり、さらにまた遮蔽フィルムをバックドアに
沿って引き出したときは遮光用のサンシェードとして使
用できる。
【0010】また、請求項2の発明に係る荷物室遮蔽装
置においては、巻取式トノカバーをパッケージトレイに
一体的に設けることにより、遮蔽フィルムをパッケージ
トレイの上面又は下面に沿って引き出して、パッケージ
トレイ上に乗せられた荷物の荷物押えとして又はパッケ
ージトレイと遮蔽フィルムとの空間を軽量物の収納空間
として使用できる。また、巻取式トノカバーがトレイ前
端部に設けられたときは、遮蔽フィルムを車内を乗員側
空間と荷物室側空間とに仕切る間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは室内の冷暖房効果を向上する上
で有効となり、さらにまた、巻取式トノカバーがトレイ
後端部に設けられたときは、遮蔽フィルムを遮光用のサ
ンシェードとして使用できる。
置においては、巻取式トノカバーをパッケージトレイに
一体的に設けることにより、遮蔽フィルムをパッケージ
トレイの上面又は下面に沿って引き出して、パッケージ
トレイ上に乗せられた荷物の荷物押えとして又はパッケ
ージトレイと遮蔽フィルムとの空間を軽量物の収納空間
として使用できる。また、巻取式トノカバーがトレイ前
端部に設けられたときは、遮蔽フィルムを車内を乗員側
空間と荷物室側空間とに仕切る間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは室内の冷暖房効果を向上する上
で有効となり、さらにまた、巻取式トノカバーがトレイ
後端部に設けられたときは、遮蔽フィルムを遮光用のサ
ンシェードとして使用できる。
【0011】請求項2の発明において、巻取式カバーに
おける巻取装置のケースの一部又は全部を前記パッケー
ジトレイの前端部又は後端部に一体成形により形成した
ときは、コストの低減に有利となり、またパッケージト
レイがその向きを前後に変向してセット可能とされる構
成としたときは、巻取式トノカバーの遮蔽フィルムを車
内空間の間仕切りスクリーンと遮光用サンシェードとの
両方に使用することができる。
おける巻取装置のケースの一部又は全部を前記パッケー
ジトレイの前端部又は後端部に一体成形により形成した
ときは、コストの低減に有利となり、またパッケージト
レイがその向きを前後に変向してセット可能とされる構
成としたときは、巻取式トノカバーの遮蔽フィルムを車
内空間の間仕切りスクリーンと遮光用サンシェードとの
両方に使用することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、実施例1を図1〜図5に基づいて
説明する。図1及び図2は本実施例に係る荷物室遮蔽装
置を示し、図3は荷物室遮蔽装置を車両後部に設置した
状態を示し、さらに図4及び図5はそれぞれ荷物室遮蔽
装置の使用態様を示している。
的に説明する。まず、実施例1を図1〜図5に基づいて
説明する。図1及び図2は本実施例に係る荷物室遮蔽装
置を示し、図3は荷物室遮蔽装置を車両後部に設置した
状態を示し、さらに図4及び図5はそれぞれ荷物室遮蔽
装置の使用態様を示している。
【0013】本実施例の車両用荷物室遮蔽装置は、車内
のリヤーシート14と車体後部のバックドア15との間
の荷物室に略水平状に配置されるパッケージトレイ1
と、このパッケージトレイ1の前端部及び後端部に各々
設置されたトノカバー保持手段としての前後のトノカバ
ーホルダー4と、この前後のトノカバーホルダー4に選
択的に脱着される巻取式トノカバー7とから構成され
る。
のリヤーシート14と車体後部のバックドア15との間
の荷物室に略水平状に配置されるパッケージトレイ1
と、このパッケージトレイ1の前端部及び後端部に各々
設置されたトノカバー保持手段としての前後のトノカバ
ーホルダー4と、この前後のトノカバーホルダー4に選
択的に脱着される巻取式トノカバー7とから構成され
る。
【0014】パッケージトレイ1は合成樹脂のような適
度の剛性を有する材料から形成され、その上面には必要
に応じて適当な深さの単数又は複数の凹部(図示省略)
が設定される。そしてパッケージトレイ1は車幅方向の
両端部には前後一対の取付ピン2を有し、この取付ピン
2を荷物室の両サイドトリム等に設けた前後の略U字形
の受具3に嵌合することによりリヤシートバック14a
上端付近の高さ位置に略水平状に支持されてリヤシート
14後方の荷物室16下部空間を遮蔽する。つまり、こ
の取付ピン2と受具3によりトレイ支持手段が構成され
ている。
度の剛性を有する材料から形成され、その上面には必要
に応じて適当な深さの単数又は複数の凹部(図示省略)
が設定される。そしてパッケージトレイ1は車幅方向の
両端部には前後一対の取付ピン2を有し、この取付ピン
2を荷物室の両サイドトリム等に設けた前後の略U字形
の受具3に嵌合することによりリヤシートバック14a
上端付近の高さ位置に略水平状に支持されてリヤシート
14後方の荷物室16下部空間を遮蔽する。つまり、こ
の取付ピン2と受具3によりトレイ支持手段が構成され
ている。
【0015】一方、パッケージトレイ1に設けられるト
ノカバーホルダー4は、本実施例ではバネ鋼板製又は合
成樹脂製の断面略U字形をなす弾性クリップから構成さ
れており、一対の弾性変形可能な脚片4aの開口が前方
又は後方を向くようにその基部がパッケージトレイ1の
前後の上端面に熱カシメやネジ等の固定手段、本実施例
では図2に示すように、ボルト5とナット6にて固定さ
れている。
ノカバーホルダー4は、本実施例ではバネ鋼板製又は合
成樹脂製の断面略U字形をなす弾性クリップから構成さ
れており、一対の弾性変形可能な脚片4aの開口が前方
又は後方を向くようにその基部がパッケージトレイ1の
前後の上端面に熱カシメやネジ等の固定手段、本実施例
では図2に示すように、ボルト5とナット6にて固定さ
れている。
【0016】巻取式トノカバー7は、巻取装置8と、こ
の巻取装置8に引出し可能に巻き取られる遮蔽フィルム
9とから構成されている。そして巻取装置8は具体的図
示は省略するが、従来と同様に巻取装置本体を構成する
略円筒形のフィルム収納用の本体ケース、該本体ケース
内に回転可能に取付けられる巻取軸、該巻取軸を回転さ
せるために収納ケースの軸方向端部に設置される手動巻
取式の操作ダイヤル又は自動巻取用の内蔵式渦巻きバネ
等から構成されている。なお、図では手動巻取式の操作
ダイヤル10を備えた場合を示している。
の巻取装置8に引出し可能に巻き取られる遮蔽フィルム
9とから構成されている。そして巻取装置8は具体的図
示は省略するが、従来と同様に巻取装置本体を構成する
略円筒形のフィルム収納用の本体ケース、該本体ケース
内に回転可能に取付けられる巻取軸、該巻取軸を回転さ
せるために収納ケースの軸方向端部に設置される手動巻
取式の操作ダイヤル又は自動巻取用の内蔵式渦巻きバネ
等から構成されている。なお、図では手動巻取式の操作
ダイヤル10を備えた場合を示している。
【0017】しかして、巻取式トノカバー7は巻取装置
8の本体ケースを前記トノカバーホルダー4の一対の脚
片4a間に図示矢印の如く嵌入することにより弾性的に
挟持される。そして、その挟持状態では軸方向の端部の
操作ダイヤル10がトノカバーホルダー4から突出する
ように脚片4aの長さが設定され、操作ダイヤル10の
操作が妨げられないようにいてある。なお、トノカバー
ホルダー4は巻取装置8の本体ケース全体を挟持する必
要はなく、少なくとも長手方向の両端部を挟持する構成
であれば足りる。
8の本体ケースを前記トノカバーホルダー4の一対の脚
片4a間に図示矢印の如く嵌入することにより弾性的に
挟持される。そして、その挟持状態では軸方向の端部の
操作ダイヤル10がトノカバーホルダー4から突出する
ように脚片4aの長さが設定され、操作ダイヤル10の
操作が妨げられないようにいてある。なお、トノカバー
ホルダー4は巻取装置8の本体ケース全体を挟持する必
要はなく、少なくとも長手方向の両端部を挟持する構成
であれば足りる。
【0018】また、巻取式トノカバー7の遮蔽フィルム
9は塩化ビニールや織布等の柔軟でかつ不透明なシート
状の材料からなり、本実施例ではその表面又は裏面若し
くは両面に繊維系(ニット系)の材料から形成された補
強ネットが縫着又は接着されてその強度が高められてい
る。そして遮蔽フィルム9の引出し端部には孔付き取手
11を備えた引棒12が設けられている。
9は塩化ビニールや織布等の柔軟でかつ不透明なシート
状の材料からなり、本実施例ではその表面又は裏面若し
くは両面に繊維系(ニット系)の材料から形成された補
強ネットが縫着又は接着されてその強度が高められてい
る。そして遮蔽フィルム9の引出し端部には孔付き取手
11を備えた引棒12が設けられている。
【0019】また、パッケージトレイ1の前後両端部の
上面及び下面と、車体後部の開口縁付近の天井17に
は、それぞれフィルム固定用のフック13が設けられて
おり、これらフック13に遮蔽フィルム9の取手11を
係止することにより遮蔽フィルム9を引出し位置に固定
する構成となっている。つまり、取手11とフック13
とにより遮蔽フィルム9の係止具が構成されている。な
お、図では係止具を2個ずつ設けた場合を示すが、これ
は中央一個であっても差し支えなく、要は遮蔽フィルム
9を引出し位置に固定できるものであれば良い。
上面及び下面と、車体後部の開口縁付近の天井17に
は、それぞれフィルム固定用のフック13が設けられて
おり、これらフック13に遮蔽フィルム9の取手11を
係止することにより遮蔽フィルム9を引出し位置に固定
する構成となっている。つまり、取手11とフック13
とにより遮蔽フィルム9の係止具が構成されている。な
お、図では係止具を2個ずつ設けた場合を示すが、これ
は中央一個であっても差し支えなく、要は遮蔽フィルム
9を引出し位置に固定できるものであれば良い。
【0020】本実施例に係る荷物室遮蔽装置は上述のよ
うに構成したものであり、パッケージトレイ1を日光及
び視線の遮蔽用及び荷物置き用として使用し得ることの
ほか、巻取式トノカバー7を下記の如く使用できる。以
下その使用態様を図4及び図5を参照して説明する。図
4は巻取式トノカバー7を前側のトノカバーホルダー4
に装着した場合を示している。この状態において、図4
の(A)に示すように、トノカバー7の遮蔽フィルム9
をパッケージトレイ1の上面側に沿って引き出すととも
に取手11を後端上面のフック13に係止して固定した
ときは、パッケージトレイ1上に乗せられた荷物Wの荷
物押えとして機能し、発進時や制動時における荷物Wの
転倒や転落を防止することができる。
うに構成したものであり、パッケージトレイ1を日光及
び視線の遮蔽用及び荷物置き用として使用し得ることの
ほか、巻取式トノカバー7を下記の如く使用できる。以
下その使用態様を図4及び図5を参照して説明する。図
4は巻取式トノカバー7を前側のトノカバーホルダー4
に装着した場合を示している。この状態において、図4
の(A)に示すように、トノカバー7の遮蔽フィルム9
をパッケージトレイ1の上面側に沿って引き出すととも
に取手11を後端上面のフック13に係止して固定した
ときは、パッケージトレイ1上に乗せられた荷物Wの荷
物押えとして機能し、発進時や制動時における荷物Wの
転倒や転落を防止することができる。
【0021】また、図4の(A)に仮想線で示すよう
に、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の下面に沿っ
て引き出すとともに取手11を後端下面のフック13に
係止して固定したときは、パッケージトレイ1下面と遮
蔽フィルム9との間にシャツ類のような軽量物W1を挟
んで収納することができる。つまり、パッケージトレイ
1下面と遮蔽フィルム9との間を人目に触れさせたくな
い軽量物W1の収納空間として利用できる。さらには、
図4の(B)に示すように、遮蔽フィルム9を上方へほ
ぼ垂直に引き出すとともに取手11を天井17のフック
13に係止して固定したときは、遮蔽フィルム9を車内
の乗員側空間と荷室側空間との間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは例えば乗員側空間の空調効果を
向上する上で有効となる。
に、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の下面に沿っ
て引き出すとともに取手11を後端下面のフック13に
係止して固定したときは、パッケージトレイ1下面と遮
蔽フィルム9との間にシャツ類のような軽量物W1を挟
んで収納することができる。つまり、パッケージトレイ
1下面と遮蔽フィルム9との間を人目に触れさせたくな
い軽量物W1の収納空間として利用できる。さらには、
図4の(B)に示すように、遮蔽フィルム9を上方へほ
ぼ垂直に引き出すとともに取手11を天井17のフック
13に係止して固定したときは、遮蔽フィルム9を車内
の乗員側空間と荷室側空間との間仕切りスクリーンとし
て使用でき、このときは例えば乗員側空間の空調効果を
向上する上で有効となる。
【0022】一方、図5は巻取式トノカバー7を前側の
トノカバーホルダー4から外して後側のトノカバーホル
ダー4に装着した場合を示している。この状態におい
て、図5の(A)に示すように、遮蔽フィルム9をパッ
ケージトレイ1の上面又は下面に沿って引き出すととも
に取手11を前側のフック13に係止して固定すれば、
前述と同様に荷物Wの荷物押え又は軽量物W1の収納空
間として利用できるほか、遮蔽フィルム9をバックドア
15に沿って引き上げて取手11を天井17のフック1
3に係止して固定したときは、リヤウインドガラスの遮
光用サンシェード又はブラインドとして使用することが
できる。
トノカバーホルダー4から外して後側のトノカバーホル
ダー4に装着した場合を示している。この状態におい
て、図5の(A)に示すように、遮蔽フィルム9をパッ
ケージトレイ1の上面又は下面に沿って引き出すととも
に取手11を前側のフック13に係止して固定すれば、
前述と同様に荷物Wの荷物押え又は軽量物W1の収納空
間として利用できるほか、遮蔽フィルム9をバックドア
15に沿って引き上げて取手11を天井17のフック1
3に係止して固定したときは、リヤウインドガラスの遮
光用サンシェード又はブラインドとして使用することが
できる。
【0023】このように本実施例によれば、パッケージ
トレイ1に対する巻取式トノカバー7の取付位置を選択
的に変えることにより、多目的用途に対応することが可
能となり、便利性の高い荷物室遮蔽装置を提供すること
ができる。また、巻取式トノカバー7を脱着可能に保持
するトノカバーホルダー4を弾性クリップから構成して
あるため、その脱着作業をワンタッチで簡単に行うこと
ができる。
トレイ1に対する巻取式トノカバー7の取付位置を選択
的に変えることにより、多目的用途に対応することが可
能となり、便利性の高い荷物室遮蔽装置を提供すること
ができる。また、巻取式トノカバー7を脱着可能に保持
するトノカバーホルダー4を弾性クリップから構成して
あるため、その脱着作業をワンタッチで簡単に行うこと
ができる。
【0024】なお、本実施例では巻取式トノカバー7の
巻取りを操作ダイヤル10による手動操作式の場合で図
示したが、渦巻きバネによる自動巻取式とすれば、荷物
押え又は軽量物の収納空間として使用する際に渦巻きバ
ネによる巻取力を利用してフィルム引出し量の融通性を
得ることができる。また、図示の実施例ではフィルム固
定用係止具を取手11とフック13とから構成するとし
たが、係止具としてはピンとフック又はフック同志によ
る係合方式としたり磁石やマジックテープを利用しても
よい。また、トノカバーホルダ4はパッケージトレイ1
の上面側と下面側との各々に設定してもよい。さらに
は、トノカバーホルダー4の取付けはボルト、ナットに
変えてリベットを利用してもよい。
巻取りを操作ダイヤル10による手動操作式の場合で図
示したが、渦巻きバネによる自動巻取式とすれば、荷物
押え又は軽量物の収納空間として使用する際に渦巻きバ
ネによる巻取力を利用してフィルム引出し量の融通性を
得ることができる。また、図示の実施例ではフィルム固
定用係止具を取手11とフック13とから構成するとし
たが、係止具としてはピンとフック又はフック同志によ
る係合方式としたり磁石やマジックテープを利用しても
よい。また、トノカバーホルダ4はパッケージトレイ1
の上面側と下面側との各々に設定してもよい。さらに
は、トノカバーホルダー4の取付けはボルト、ナットに
変えてリベットを利用してもよい。
【0025】次に、本発明の実施例2を図6〜図11に
基づいて説明する。この実施例に係る車両用荷物室遮蔽
装置は、図6に示すように、適度の剛性を有する材料で
ある例えば合成樹脂から形成されたパッケージトレイ1
と、このパッケージトレイ1の前後方向の端部に一体的
に設けられる巻取式トノカバー7とから構成される。パ
ッケージトレイ1は車幅方向の両端部に備えた前後一対
の取付ピン2を有し、この取付ピン2をリヤシート後方
の荷物室16のサイドトリム等に設けた略U字形の受具
3に上方から嵌め込むことによりリヤシートバック14
a上端付近の高さ位置に略水平状に支持されて荷物室1
6の下部空間を遮蔽する。すなわち、取付ピン2と受具
3によりトレイ支持手段が構成され、この支持手段を介
してパッケージトレイ1は荷物室16の側面に取外し可
能に支持される。
基づいて説明する。この実施例に係る車両用荷物室遮蔽
装置は、図6に示すように、適度の剛性を有する材料で
ある例えば合成樹脂から形成されたパッケージトレイ1
と、このパッケージトレイ1の前後方向の端部に一体的
に設けられる巻取式トノカバー7とから構成される。パ
ッケージトレイ1は車幅方向の両端部に備えた前後一対
の取付ピン2を有し、この取付ピン2をリヤシート後方
の荷物室16のサイドトリム等に設けた略U字形の受具
3に上方から嵌め込むことによりリヤシートバック14
a上端付近の高さ位置に略水平状に支持されて荷物室1
6の下部空間を遮蔽する。すなわち、取付ピン2と受具
3によりトレイ支持手段が構成され、この支持手段を介
してパッケージトレイ1は荷物室16の側面に取外し可
能に支持される。
【0026】巻取式トノカバー7は、パッケージトレイ
1の車幅方向の長さとほぼ等長の軸方向長さを有する巻
取装置8と、該巻取装置8に引出し可能に巻き取られる
遮蔽フィルム9とから構成され、遮蔽フィルム9自体は
前述の実施例1と同様に構成され、引出し端部には孔付
取手11を備えた引棒12が設けられている。しかし
て、巻取式トノカバー7はパッケージトレイ1の前後方
向の一端部に一体的に組付けられており、以下その構造
を図7及び図8に基づいて説明する。
1の車幅方向の長さとほぼ等長の軸方向長さを有する巻
取装置8と、該巻取装置8に引出し可能に巻き取られる
遮蔽フィルム9とから構成され、遮蔽フィルム9自体は
前述の実施例1と同様に構成され、引出し端部には孔付
取手11を備えた引棒12が設けられている。しかし
て、巻取式トノカバー7はパッケージトレイ1の前後方
向の一端部に一体的に組付けられており、以下その構造
を図7及び図8に基づいて説明する。
【0027】巻取式トノカバー7における巻取装置8
は、遮蔽フィルム9を収納するための略円筒状をなす本
体ケース20がその軸方向に沿って2分割構造とされ、
一方の半円筒形の半割部20aがパッケージトレイ1に
一体成形により形成され、他方の半円筒形の半割部20
bが鉄板等から別体に形成されている。そして、それら
両半割部20a,20bはその接合面においてネジ21
等により固定されて円筒形の本体ケース20を構成し、
パッケージトレイ1と一体の半割部20aの端部側接合
面には遮蔽フィルム出入用のスリット20cを有してい
る。なお、パッケージトレイ1は通常の使用形態におい
て該パッケージトレイ1と一体の半割部20aが上面側
となるように設定され、そして図6に示すように、巻取
式トノカバー7の反取付側端部には上方に反り返り状に
湾曲する荷物のずれ止め1aが形成され、また下面側に
は車幅方向に延びる補強用リブ1bが形成されている。
は、遮蔽フィルム9を収納するための略円筒状をなす本
体ケース20がその軸方向に沿って2分割構造とされ、
一方の半円筒形の半割部20aがパッケージトレイ1に
一体成形により形成され、他方の半円筒形の半割部20
bが鉄板等から別体に形成されている。そして、それら
両半割部20a,20bはその接合面においてネジ21
等により固定されて円筒形の本体ケース20を構成し、
パッケージトレイ1と一体の半割部20aの端部側接合
面には遮蔽フィルム出入用のスリット20cを有してい
る。なお、パッケージトレイ1は通常の使用形態におい
て該パッケージトレイ1と一体の半割部20aが上面側
となるように設定され、そして図6に示すように、巻取
式トノカバー7の反取付側端部には上方に反り返り状に
湾曲する荷物のずれ止め1aが形成され、また下面側に
は車幅方向に延びる補強用リブ1bが形成されている。
【0028】本体ケース20内に収容される遮蔽フィル
ム9の巻取軸22は、その両端部を本体ケース20の軸
方向両端部に装着される樹脂製のキャップ23内に嵌合
固定された円形のプレート24に支持ピン25を介して
回転可能に支持される。なお、プレート24はキャップ
23内に嵌合された状態でその外周部が適数個のネジ2
6によりキャップ23の雌ネジ部23aに締着されて固
定される。また支持ピン25は軸方向の中央大径部がプ
レート24に回転自在に支持されており、軸中心部に軸
方向に延びる切り込み付の一方のピン部25aが巻取軸
22の孔に挿入されている。
ム9の巻取軸22は、その両端部を本体ケース20の軸
方向両端部に装着される樹脂製のキャップ23内に嵌合
固定された円形のプレート24に支持ピン25を介して
回転可能に支持される。なお、プレート24はキャップ
23内に嵌合された状態でその外周部が適数個のネジ2
6によりキャップ23の雌ネジ部23aに締着されて固
定される。また支持ピン25は軸方向の中央大径部がプ
レート24に回転自在に支持されており、軸中心部に軸
方向に延びる切り込み付の一方のピン部25aが巻取軸
22の孔に挿入されている。
【0029】しかして、一方のキャップ23には、遮蔽
フィルム9自動巻取用の渦巻きバネ27が収容されてい
る。この渦巻きバネ27はキャップ23の奥側、つまり
プレート24との間に収容され、その内周端部27aが
支持ピン25の他方の切り込み付ピン部25bに掛止さ
れ、外周端部27bがキャップ23の内周面の掛止部2
3bに掛止されている。なお、キャップ23は本体ケー
ス20に嵌合した状態でキャップ外周からねじ込まれる
適数個の止めネジ28にて止められている。また、キャ
ップ23にはパッケージトレイ1とこれに一体の半割部
20aとのつなぎ部に嵌まり得るスリット23cが形成
されている。
フィルム9自動巻取用の渦巻きバネ27が収容されてい
る。この渦巻きバネ27はキャップ23の奥側、つまり
プレート24との間に収容され、その内周端部27aが
支持ピン25の他方の切り込み付ピン部25bに掛止さ
れ、外周端部27bがキャップ23の内周面の掛止部2
3bに掛止されている。なお、キャップ23は本体ケー
ス20に嵌合した状態でキャップ外周からねじ込まれる
適数個の止めネジ28にて止められている。また、キャ
ップ23にはパッケージトレイ1とこれに一体の半割部
20aとのつなぎ部に嵌まり得るスリット23cが形成
されている。
【0030】また、パッケージトレイ1における巻取式
トノカバー7の反取付側の上下両面には、前述の実施例
と同様に巻取装置8から引き出された遮蔽フィルム9の
取手11と係合して該遮蔽フィルム9を引出し位置に固
定するためのフック13が設けられ、さらにまた図示は
省略するが、車体側の所要部位には、巻取装置8から引
き出された遮蔽フィルム9の取手11と係合して該遮蔽
フィルム9を引出し位置に固定するためのフックが設け
られており、これらフック13と取手11とで係止具を
構成することは前述の実施例1と同様である。
トノカバー7の反取付側の上下両面には、前述の実施例
と同様に巻取装置8から引き出された遮蔽フィルム9の
取手11と係合して該遮蔽フィルム9を引出し位置に固
定するためのフック13が設けられ、さらにまた図示は
省略するが、車体側の所要部位には、巻取装置8から引
き出された遮蔽フィルム9の取手11と係合して該遮蔽
フィルム9を引出し位置に固定するためのフックが設け
られており、これらフック13と取手11とで係止具を
構成することは前述の実施例1と同様である。
【0031】本実施例の荷物室遮蔽装置は上述のように
構成したものであり、2ボックスのワゴン車に使用した
形態が図9〜図11に示されている。一般に、2ボック
スのワゴン車は荷物室16が大きく、図9には巻取式ト
ノカバー7を前側にした状態でパッケージトレイ1を荷
物室16の前寄りにセットした場合を示してあり、この
状態でパッケージトレイ1とリヤシートバック14aと
の間に隙間が存在するときは、図9の(A)に示す如
く、遮蔽フィルム9を前方へ引き出してリヤシートバッ
ク14aに固定し前記隙間を塞ぐことによりパッケージ
トレイ1上に乗せた荷物が該隙間から脱落することを防
止できる。
構成したものであり、2ボックスのワゴン車に使用した
形態が図9〜図11に示されている。一般に、2ボック
スのワゴン車は荷物室16が大きく、図9には巻取式ト
ノカバー7を前側にした状態でパッケージトレイ1を荷
物室16の前寄りにセットした場合を示してあり、この
状態でパッケージトレイ1とリヤシートバック14aと
の間に隙間が存在するときは、図9の(A)に示す如
く、遮蔽フィルム9を前方へ引き出してリヤシートバッ
ク14aに固定し前記隙間を塞ぐことによりパッケージ
トレイ1上に乗せた荷物が該隙間から脱落することを防
止できる。
【0032】また、図9の(B)に示す如く、遮蔽フィ
ルム9を上方へ引出して天井に固定したときは、車室空
間を乗員側空間と荷室側空間とに仕切る間仕切りスクリ
ーンとして使用し、このときは乗員側空間の冷暖房効果
を向上することができる。さらに図9の(C)に示す如
く、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の上面に沿っ
て引出して該パッケージトレイ1に固定したときは、パ
ッケージトレイ1に乗せられた荷物の荷物抑えとして使
用でき、また図示は省略するが遮蔽フィルム9をパッケ
ージトレイ1の下面に沿って引出して固定したときは、
パッケージトレイ1下面と遮蔽フィルム9との間をシャ
ツ類のような軽量物の収納空間として使用できる。
ルム9を上方へ引出して天井に固定したときは、車室空
間を乗員側空間と荷室側空間とに仕切る間仕切りスクリ
ーンとして使用し、このときは乗員側空間の冷暖房効果
を向上することができる。さらに図9の(C)に示す如
く、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の上面に沿っ
て引出して該パッケージトレイ1に固定したときは、パ
ッケージトレイ1に乗せられた荷物の荷物抑えとして使
用でき、また図示は省略するが遮蔽フィルム9をパッケ
ージトレイ1の下面に沿って引出して固定したときは、
パッケージトレイ1下面と遮蔽フィルム9との間をシャ
ツ類のような軽量物の収納空間として使用できる。
【0033】図10には巻取式トノカバー7を後側にし
た状態でパッケージトレイ1を荷物室16の後側にセッ
トした場合を示しており、この状態で遮蔽フィルム9を
上方へバックドアに沿って引き出してその引出し端部を
天井に固定したときは、リヤウインドガラスの遮光用サ
ンシェードとして使用できる。また、図11には巻取式
トノカバー7を後側にした状態でパッケージトレイ1を
荷物室16の前側にセットした場合を示しており、この
状態で遮蔽フィルム9を後方へ水平に引き出してその引
出し端部を荷物室のリヤトリムに固定することにより荷
物室16の後側を遮蔽することができる。
た状態でパッケージトレイ1を荷物室16の後側にセッ
トした場合を示しており、この状態で遮蔽フィルム9を
上方へバックドアに沿って引き出してその引出し端部を
天井に固定したときは、リヤウインドガラスの遮光用サ
ンシェードとして使用できる。また、図11には巻取式
トノカバー7を後側にした状態でパッケージトレイ1を
荷物室16の前側にセットした場合を示しており、この
状態で遮蔽フィルム9を後方へ水平に引き出してその引
出し端部を荷物室のリヤトリムに固定することにより荷
物室16の後側を遮蔽することができる。
【0034】なお、図示は省略するが、パッケージトレ
イ1を図10及び図11に示す如くセットした状態にお
いて、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の上面又は
下面に沿って引出し固定することにより、遮蔽フィルム
9を荷物押さえとして又は軽量物の収納用として使用で
きることは図9の(C)の場合と同様である。また、図
では巻取式トノカバー7がパッケージトレイ1の車幅と
略等長に設定した場合を示してあるが、トノカバーを車
幅方向において左右2個に分割して使い分けができる構
成に変更することも可能である。
イ1を図10及び図11に示す如くセットした状態にお
いて、遮蔽フィルム9をパッケージトレイ1の上面又は
下面に沿って引出し固定することにより、遮蔽フィルム
9を荷物押さえとして又は軽量物の収納用として使用で
きることは図9の(C)の場合と同様である。また、図
では巻取式トノカバー7がパッケージトレイ1の車幅と
略等長に設定した場合を示してあるが、トノカバーを車
幅方向において左右2個に分割して使い分けができる構
成に変更することも可能である。
【0035】このように、本実施例によれば、パッケー
ジトレイ1を反転又は水平回転することによりその向き
を変えて巻取式トノカバー7を前側又は後側に位置換え
することにより前述の実施例1と同様に種々の使用形態
を得ることができる。すなわち、多目的用途に対応で
き、便利性の高い荷物室遮蔽装置を提供できる。なお、
パッケージトレイ1を図6に示す状態から反転してセッ
トしたときは、補強用リブ1bがトレイ上に乗せられた
荷物のずれ止めとして作用する。
ジトレイ1を反転又は水平回転することによりその向き
を変えて巻取式トノカバー7を前側又は後側に位置換え
することにより前述の実施例1と同様に種々の使用形態
を得ることができる。すなわち、多目的用途に対応で
き、便利性の高い荷物室遮蔽装置を提供できる。なお、
パッケージトレイ1を図6に示す状態から反転してセッ
トしたときは、補強用リブ1bがトレイ上に乗せられた
荷物のずれ止めとして作用する。
【0036】ところで、本実施例の荷物室遮蔽装置を荷
物室の小さいハッチバックタイプ及び1ボックスの乗用
車に適用するときは、パッケージトレイ1の前端側をヒ
ンジを介して回動自在に支持する一方、後端側を紐を介
してバックドアにて吊り下げる構成としても差し支えな
い。そのときは巻取式トノカバー7はパッケージトレイ
1の前端又は後端のいずれか一方に固定した形態となる
が、その場合であっても巻取式トノカバーを荷物押さえ
及び軽量物の収納用として使用できるほか、間仕切りス
クリーン又は遮光用サンシェードのいずれか一方の機能
を得ることが可能である。また、巻取式トノカバー7は
渦巻きバネを利用した自動巻取式に限らず、手動の巻取
式でも差し支えない。さらにまた、本実施例では収納ケ
ース20の半分をパッケージトレイ1と一体成形により
形成するとしたが、これに変えて図12に示す如く収納
ケース20の全体をパッケージトレイ1と一体成形によ
りスリット20c付の筒状に形成してもよい。
物室の小さいハッチバックタイプ及び1ボックスの乗用
車に適用するときは、パッケージトレイ1の前端側をヒ
ンジを介して回動自在に支持する一方、後端側を紐を介
してバックドアにて吊り下げる構成としても差し支えな
い。そのときは巻取式トノカバー7はパッケージトレイ
1の前端又は後端のいずれか一方に固定した形態となる
が、その場合であっても巻取式トノカバーを荷物押さえ
及び軽量物の収納用として使用できるほか、間仕切りス
クリーン又は遮光用サンシェードのいずれか一方の機能
を得ることが可能である。また、巻取式トノカバー7は
渦巻きバネを利用した自動巻取式に限らず、手動の巻取
式でも差し支えない。さらにまた、本実施例では収納ケ
ース20の半分をパッケージトレイ1と一体成形により
形成するとしたが、これに変えて図12に示す如く収納
ケース20の全体をパッケージトレイ1と一体成形によ
りスリット20c付の筒状に形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の車両用荷物室遮
蔽装置によれば、荷物室の遮蔽用及び荷物載置用として
使用できることに止まらず、使用目的に応じて種々使い
分けることができるものであり、使用形態の多様化によ
る便利性を向上できる。また、巻取式トノカバーにおけ
る巻取装置の本体ケースの一部又は全部をパッケージト
レイと一体成形により形成する構成を採用したときは、
コスト低減に有利であるとともに、パッケージトレイと
巻取式トノカバーの一体感が得られ、見栄えの良好な荷
物室遮蔽装置が提供される。
蔽装置によれば、荷物室の遮蔽用及び荷物載置用として
使用できることに止まらず、使用目的に応じて種々使い
分けることができるものであり、使用形態の多様化によ
る便利性を向上できる。また、巻取式トノカバーにおけ
る巻取装置の本体ケースの一部又は全部をパッケージト
レイと一体成形により形成する構成を採用したときは、
コスト低減に有利であるとともに、パッケージトレイと
巻取式トノカバーの一体感が得られ、見栄えの良好な荷
物室遮蔽装置が提供される。
【図1】本発明の実施例1に係る荷物室遮蔽装置の斜視
図である。
図である。
【図2】同じく一部破断側面図である。
【図3】荷物室遮蔽装置が設置された荷物室を示す後方
斜視図である。
斜視図である。
【図4】巻取式トノカバーをパッケージトレイの前側に
装着した場合の荷物室遮蔽装置の使用態様図であり、
(A)は荷物押え又は軽量物の収納空間として使用する
場合を示し、(B)は間仕切りスクリーンとして使用す
る場合を示す。
装着した場合の荷物室遮蔽装置の使用態様図であり、
(A)は荷物押え又は軽量物の収納空間として使用する
場合を示し、(B)は間仕切りスクリーンとして使用す
る場合を示す。
【図5】巻取式トノカバーをパッケージトレイの後側に
装着した場合の荷物室遮蔽装置の使用態様図であり、
(A)は荷物押え又は軽量物の収納空間として使用する
場合を示し、(B)は遮光用サンシェードとして使用す
る場合を示す。
装着した場合の荷物室遮蔽装置の使用態様図であり、
(A)は荷物押え又は軽量物の収納空間として使用する
場合を示し、(B)は遮光用サンシェードとして使用す
る場合を示す。
【図6】本発明の実施例2に係る荷物室遮蔽装置の斜視
図である。
図である。
【図7】巻取式トノカバーの分解斜視図である。
【図8】巻取式トノカバーの組付断面図である。
【図9】巻取式トノカバーを前側にした状態でパッケー
ジトレイを荷物室の前側に配置した場合の使用態様図で
あり、(A)は遮蔽フィルムを荷物受けとして使用する
場合を、(B)は遮蔽フィルムを間仕切りスクリーンと
して使用する場合を、さらに(C)は遮蔽フィルムを荷
物押さえとして使用する場合を示す。
ジトレイを荷物室の前側に配置した場合の使用態様図で
あり、(A)は遮蔽フィルムを荷物受けとして使用する
場合を、(B)は遮蔽フィルムを間仕切りスクリーンと
して使用する場合を、さらに(C)は遮蔽フィルムを荷
物押さえとして使用する場合を示す。
【図10】巻取式トノカバーを後側にした状態でパッケ
ージトレイを荷物室の後側に配置した場合の使用態様図
である。
ージトレイを荷物室の後側に配置した場合の使用態様図
である。
【図11】巻取式トノカバーを後側にした状態でパッケ
ージトレイを荷物室の前側に配置した場合の使用態様図
である。
ージトレイを荷物室の前側に配置した場合の使用態様図
である。
【図12】巻取式トノカバーの収納ケースに関する変更
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図13】従来のトノカバーを示す概略斜視図である。
【図14】従来のパッケージトレイを示す概略斜視図で
ある。
ある。
1…パッケージトレイ 2…取付ピン 3…受具 4…トノカバーホルダー 7…巻取式トノカバー 8…巻取装置 9…遮蔽フィルム 11…取手 13…フック
Claims (4)
- 【請求項1】 リヤーシート後方の荷物室を遮蔽するた
めの車両用荷物室遮蔽装置であって、前記荷物室に略水
平状に設置され、かつ適度の剛性を有するパッケージト
レイと、該パッケージトレイの前端部及び後端部に各々
設置された前後のトノカバー保持手段と、巻取装置にシ
ート状の遮蔽フィルムを巻き込み収納可能に構成され、
かつ前記前後のトノカバー保持手段に選択的に着脱可能
な巻取式トノカバーと、該巻取式トノカバーにおける遮
蔽フィルムを引出し位置に固定するための係止具とを備
えた車両用荷物室遮蔽装置。 - 【請求項2】 リヤーシート後方の荷物室を遮蔽するた
めの車両用荷物室遮蔽装置であって、前記荷物室に略水
平状に設置され、かつ適度の剛性を有するパッケージト
レイと、巻取装置にシート状の遮蔽フィルムを巻き込ん
で収納する構成の巻取式トノカバーと、該巻取式トノカ
バーにおける遮蔽フィルムを引出し位置に固定するため
の係止具とを備え、しかも前記巻取式トノカバーが前記
パッケージトレイの前端部又は後端部のいずれか一方に
一体化されたことを特徴とする車両用荷物室遮蔽装置。 - 【請求項3】 前記巻取式トノカバーにおける巻取装置
の本体ケースの一部又は全部を前記パッケージトレイの
前端部又は後端部に一体成形したことを特徴とする請求
項2記載の車両用荷物室遮蔽装置。 - 【請求項4】 前記パッケージトレイがその向きを前後
に変向してセット可能とされたことを特徴とする請求項
2又は3記載の車両用荷物室遮蔽装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22205594A JPH0885390A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 車両用荷物室遮蔽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22205594A JPH0885390A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 車両用荷物室遮蔽装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885390A true JPH0885390A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16776399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22205594A Pending JPH0885390A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 車両用荷物室遮蔽装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0885390A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443963B1 (ko) * | 2002-03-13 | 2004-08-11 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 파티션 네트 |
| DE102005052452A1 (de) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Volkswagen Ag | Abdeckanordnung für einen Laderaum eines Fahrzeuges |
| KR100950940B1 (ko) * | 2008-12-05 | 2010-04-01 | 한일이화주식회사 | 차량용 햇빛 가리개 겸용 카고 스크린 조립체 |
| KR100950605B1 (ko) * | 2008-12-01 | 2010-04-01 | 한일이화주식회사 | 카고스크린 |
| FR2974774A1 (fr) * | 2011-05-05 | 2012-11-09 | Cera | Dispositif de mise en surtension d’un rideau de cache bagages de vehicule automobile |
| JP2016168930A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 日本発條株式会社 | シート巻取装置及びシート巻取装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP22205594A patent/JPH0885390A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443963B1 (ko) * | 2002-03-13 | 2004-08-11 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 파티션 네트 |
| DE102005052452A1 (de) * | 2005-11-03 | 2007-05-10 | Volkswagen Ag | Abdeckanordnung für einen Laderaum eines Fahrzeuges |
| KR100950605B1 (ko) * | 2008-12-01 | 2010-04-01 | 한일이화주식회사 | 카고스크린 |
| KR100950940B1 (ko) * | 2008-12-05 | 2010-04-01 | 한일이화주식회사 | 차량용 햇빛 가리개 겸용 카고 스크린 조립체 |
| FR2974774A1 (fr) * | 2011-05-05 | 2012-11-09 | Cera | Dispositif de mise en surtension d’un rideau de cache bagages de vehicule automobile |
| JP2016168930A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | 日本発條株式会社 | シート巻取装置及びシート巻取装置の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040423 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040921 |