JPH0885959A - 建物基礎の施工方法 - Google Patents
建物基礎の施工方法Info
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- JPH0885959A JPH0885959A JP21987494A JP21987494A JPH0885959A JP H0885959 A JPH0885959 A JP H0885959A JP 21987494 A JP21987494 A JP 21987494A JP 21987494 A JP21987494 A JP 21987494A JP H0885959 A JPH0885959 A JP H0885959A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明の目的は、建物基礎天端のレベル精度
を確保するに際し、ベースピースを敷設するモルタルだ
んごのレベル出しを必要とせず、また、コンクリート天
端におけるレベル表示や漏れ止めなどの予備作業を必要
としない、作業効率に優れ、建物基礎のレベル精度を向
上させることができる建物基礎の施工方法を提案するこ
とにある。 【構成】 本発明は、建物基礎を構築する地盤面に、セ
ルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成したう
え、該基準面上に基礎コンクリートを打設することを特
徴とする建物基礎の施工方法を提案する。
を確保するに際し、ベースピースを敷設するモルタルだ
んごのレベル出しを必要とせず、また、コンクリート天
端におけるレベル表示や漏れ止めなどの予備作業を必要
としない、作業効率に優れ、建物基礎のレベル精度を向
上させることができる建物基礎の施工方法を提案するこ
とにある。 【構成】 本発明は、建物基礎を構築する地盤面に、セ
ルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成したう
え、該基準面上に基礎コンクリートを打設することを特
徴とする建物基礎の施工方法を提案する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の基礎を構築する
際の施工方法であって、特に建物基礎の天端レベルの精
度を向上させる施工方法に関する。
際の施工方法であって、特に建物基礎の天端レベルの精
度を向上させる施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物基礎の施工方法、特に型枠を
使用し、コンクリート基礎を構築する方法としては、図
9に示すようなものがあった。すなわち、同図(a) 、
(b) の両図に示すように、建物の基礎を構築する位置に
沿って地盤を掘削し、掘削溝51を掘り、その底部に割
栗・砕石53を敷設する。次に、割栗・砕石53に捨て
コンクリートを打って固めた後、複数のベースピース5
4をそれぞれモルタルだんご55を介して設置する。そ
して、図示しない鉄筋を配置しながら、これらベースピ
ース54の上に立上り型枠56を並設し、さらにベース
型枠をベースピース54の両側に配置したうえでコンク
リートCを打ち、コンクリートCの硬化後、各基礎型枠
52、56を外して建物の基礎を構築していた。
使用し、コンクリート基礎を構築する方法としては、図
9に示すようなものがあった。すなわち、同図(a) 、
(b) の両図に示すように、建物の基礎を構築する位置に
沿って地盤を掘削し、掘削溝51を掘り、その底部に割
栗・砕石53を敷設する。次に、割栗・砕石53に捨て
コンクリートを打って固めた後、複数のベースピース5
4をそれぞれモルタルだんご55を介して設置する。そ
して、図示しない鉄筋を配置しながら、これらベースピ
ース54の上に立上り型枠56を並設し、さらにベース
型枠をベースピース54の両側に配置したうえでコンク
リートCを打ち、コンクリートCの硬化後、各基礎型枠
52、56を外して建物の基礎を構築していた。
【0003】図9(a) に示す方法は、そのためにコンク
リートCが硬化する前に天端を立上り型枠56の上端を
ガイドとしてコテ57で押さえ、上面のレベル出しを行
う施工方法である。また、同図(b) の方法は、コンクリ
ートCの硬化後、その天端に流動性の高いセメント材で
あるセルフレベリング材Sを打設し、これによって基礎
天端のレベル出しを行うものである。
リートCが硬化する前に天端を立上り型枠56の上端を
ガイドとしてコテ57で押さえ、上面のレベル出しを行
う施工方法である。また、同図(b) の方法は、コンクリ
ートCの硬化後、その天端に流動性の高いセメント材で
あるセルフレベリング材Sを打設し、これによって基礎
天端のレベル出しを行うものである。
【0004】
【発明が解決する課題】しかしながら、上記した立上り
型枠56の上端を利用して基礎天端のレベル出しを行う
場合は、立上り型枠56を支持するベースピース54の
高さを水平に揃えなければならない。そのため、ベース
ピース54を設置する際、モルタルだんご55を使用し
たベースピース54のレベル出しを行わなければならな
い。これに加え、さらにベースピース54の上に立上り
型枠56を載置する際、必要に応じて図示しないスペー
サをかませて立上り型枠56上端のレベル出しを行うな
ど、作業効率が悪いという問題点があった。
型枠56の上端を利用して基礎天端のレベル出しを行う
場合は、立上り型枠56を支持するベースピース54の
高さを水平に揃えなければならない。そのため、ベース
ピース54を設置する際、モルタルだんご55を使用し
たベースピース54のレベル出しを行わなければならな
い。これに加え、さらにベースピース54の上に立上り
型枠56を載置する際、必要に応じて図示しないスペー
サをかませて立上り型枠56上端のレベル出しを行うな
ど、作業効率が悪いという問題点があった。
【0005】セルフレベリング材Sを使用する場合は、
レベル表示の設置を行う必要があり、また漏れ止めを行
わなければならないなど予備的な作業が多く、やはり作
業効率が悪いという問題点があった。また、いずれの場
合も、ベースピース54や型枠52、56を掘削溝51
に配列する際、やり方に水糸を張って位置決めしていた
が、鉄筋等を配置する際、これら水糸が邪魔になって作
業しにくいという問題点もあった。
レベル表示の設置を行う必要があり、また漏れ止めを行
わなければならないなど予備的な作業が多く、やはり作
業効率が悪いという問題点があった。また、いずれの場
合も、ベースピース54や型枠52、56を掘削溝51
に配列する際、やり方に水糸を張って位置決めしていた
が、鉄筋等を配置する際、これら水糸が邪魔になって作
業しにくいという問題点もあった。
【0006】そこで、この発明の目的は、建物基礎天端
のレベル精度を確保するためにモルタルだんごやスペー
サによるベースピース及び立上り型枠のレベル出し作業
を必要とせず、また、セルフレベリング材をコンクリー
トの天端に打設する施工方法のようなコンクリート天端
におけるレベル表示や漏れ止めなどの予備作業を必要と
しない、作業効率に優れ、建物基礎天端のレベル精度を
向上させることができる建物基礎の施工方法を提案する
ことにある。
のレベル精度を確保するためにモルタルだんごやスペー
サによるベースピース及び立上り型枠のレベル出し作業
を必要とせず、また、セルフレベリング材をコンクリー
トの天端に打設する施工方法のようなコンクリート天端
におけるレベル表示や漏れ止めなどの予備作業を必要と
しない、作業効率に優れ、建物基礎天端のレベル精度を
向上させることができる建物基礎の施工方法を提案する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物基礎を構
築する地盤面に、セルフレベリング材を受ける受け部材
を敷設し、該受け部材上にセルフレベリング材を打設し
て水平な基準面を形成したうえ、該基準面上に基礎コン
クリートを打設する建物基礎の施工方法を提案すること
により、上記課題を解決する。
築する地盤面に、セルフレベリング材を受ける受け部材
を敷設し、該受け部材上にセルフレベリング材を打設し
て水平な基準面を形成したうえ、該基準面上に基礎コン
クリートを打設する建物基礎の施工方法を提案すること
により、上記課題を解決する。
【0008】また、建物基礎を構築する地盤面に掘削溝
を掘削し、該掘削溝の内底にシート状の受け部材を敷設
し、該受け部材上にセルフレベリング材を打設して水平
な基準面を形成したうえ、該基準面上にベースピース、
立上り型枠及びベース型枠を配置し、これらベース型枠
及び立上り型枠間にコンクリートを打設する建物基礎の
施工方法としてもよい。
を掘削し、該掘削溝の内底にシート状の受け部材を敷設
し、該受け部材上にセルフレベリング材を打設して水平
な基準面を形成したうえ、該基準面上にベースピース、
立上り型枠及びベース型枠を配置し、これらベース型枠
及び立上り型枠間にコンクリートを打設する建物基礎の
施工方法としてもよい。
【0009】また、建物基礎を構築する地盤面に、側縁
が立設し断面コ字型となる長板状の受け部材を敷設し、
該受け部材上にセルフレベリング材を打設して水平な基
準面を形成したうえ該基準面上にベースピースを設置
し、該ベースピース上に立上り型枠を載置し、該立上り
型枠間にコンクリートを打設する建物基礎の施工方法と
することもできる。
が立設し断面コ字型となる長板状の受け部材を敷設し、
該受け部材上にセルフレベリング材を打設して水平な基
準面を形成したうえ該基準面上にベースピースを設置
し、該ベースピース上に立上り型枠を載置し、該立上り
型枠間にコンクリートを打設する建物基礎の施工方法と
することもできる。
【0010】建物基礎を構築する地盤面に、セルフレベ
リング材を受ける受け部材を敷設し、該受け部材上にセ
ルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成したう
え、該基準面上に既製の基礎部材を載置する建物基礎の
施工方法としてもよい。
リング材を受ける受け部材を敷設し、該受け部材上にセ
ルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成したう
え、該基準面上に既製の基礎部材を載置する建物基礎の
施工方法としてもよい。
【0011】
【作用】建物基礎を構築する位置に沿って受け部材を設
置し、その上にセルフレベリング材を流し込む。受け部
材は打設されたセルフレベリング材が地盤面に浸透する
ことを阻止し、これを保持する。そして、セルフレベリ
ング材は流動性に富むため、セルフレベリング材の表面
は水平となり、これが硬化することによりここに基準面
が構成される。
置し、その上にセルフレベリング材を流し込む。受け部
材は打設されたセルフレベリング材が地盤面に浸透する
ことを阻止し、これを保持する。そして、セルフレベリ
ング材は流動性に富むため、セルフレベリング材の表面
は水平となり、これが硬化することによりここに基準面
が構成される。
【0012】そして、基準面上に型枠やベースピースを
配置してコンクリートを打設することにより、コンクリ
ート天端のレベル出しを容易にする。特に、ベースピー
スを配置する際、モルタルだんごやスペーサ等を使用す
ることなく、ベースピース上端が水平を保った状態で基
準面に設置することができる。そのため、立上り型枠の
上端がそろって水平となり、コテ等でこれをガイドとし
て打設されたコンクリートの天端を均す事によって簡単
にそのレベル出しを行うことができ、打設したコンクリ
ート天端にセルフレベリング材を打設する作業も不要と
なる。また、基準面上に直接、地墨出しを行うことがで
きるために、ベースピースや型枠の配置のための水糸を
張設する必要がなくなる。また、さらに、セルフレベリ
ング材がコンクリートの砕石・割栗への浸透を阻止する
ために、捨てコンクリートの打設を不要とする。
配置してコンクリートを打設することにより、コンクリ
ート天端のレベル出しを容易にする。特に、ベースピー
スを配置する際、モルタルだんごやスペーサ等を使用す
ることなく、ベースピース上端が水平を保った状態で基
準面に設置することができる。そのため、立上り型枠の
上端がそろって水平となり、コテ等でこれをガイドとし
て打設されたコンクリートの天端を均す事によって簡単
にそのレベル出しを行うことができ、打設したコンクリ
ート天端にセルフレベリング材を打設する作業も不要と
なる。また、基準面上に直接、地墨出しを行うことがで
きるために、ベースピースや型枠の配置のための水糸を
張設する必要がなくなる。また、さらに、セルフレベリ
ング材がコンクリートの砕石・割栗への浸透を阻止する
ために、捨てコンクリートの打設を不要とする。
【0013】シート状の受け部材を掘削溝の内底に敷設
し、この部分にセルフレベリング材を打設して基準面を
構築する構造とした場合、その端部を掘削溝の両側面に
のせることによって樋状となり、打設されたセルフレベ
リング材を保持する。この場合、掘削溝の内底が平らで
なくとも、容易に密着してセルフレベリング材を確実に
保持する。
し、この部分にセルフレベリング材を打設して基準面を
構築する構造とした場合、その端部を掘削溝の両側面に
のせることによって樋状となり、打設されたセルフレベ
リング材を保持する。この場合、掘削溝の内底が平らで
なくとも、容易に密着してセルフレベリング材を確実に
保持する。
【0014】側縁が立設し断面コ字型となる長板状の受
け部材を使用した場合は、受け部材の立設した側縁がベ
ース型枠として使用可能であり、施工工程を簡略化す
る。
け部材を使用した場合は、受け部材の立設した側縁がベ
ース型枠として使用可能であり、施工工程を簡略化す
る。
【0015】加えて、基準面上で建物基礎を構築する以
外に、鉄骨基礎やプレキャストコンクリート基礎等の既
製基礎部材を載置してもよく、この場合はさらに施工工
程が単純化される。
外に、鉄骨基礎やプレキャストコンクリート基礎等の既
製基礎部材を載置してもよく、この場合はさらに施工工
程が単純化される。
【0016】
【実施例】本発明にかかる建物基礎の施工方法の一実施
例を図1及び図2に説明する。図1は本実施例にかかる
基礎施工方法の段取りの説明図であり、図2は型枠を設
置した状態での段取り作業を説明する斜視図である。
例を図1及び図2に説明する。図1は本実施例にかかる
基礎施工方法の段取りの説明図であり、図2は型枠を設
置した状態での段取り作業を説明する斜視図である。
【0017】まず、図1(a) に示すように、建物の基礎
を構築する位置に沿って側面が傾斜した掘削溝51を掘
り、その底部に割栗・砕石53を敷設する。そして、こ
の掘削溝51に沿い、割栗・砕石53上に複数の受け部
材1を連結しながら配列していく。なお、各受け部材1
の接続部は粘着テープやコーキング材を用いて連結し、
セルフレベリング材Sを流し込んだ際、これが連結部か
ら漏れないようにしている。
を構築する位置に沿って側面が傾斜した掘削溝51を掘
り、その底部に割栗・砕石53を敷設する。そして、こ
の掘削溝51に沿い、割栗・砕石53上に複数の受け部
材1を連結しながら配列していく。なお、各受け部材1
の接続部は粘着テープやコーキング材を用いて連結し、
セルフレベリング材Sを流し込んだ際、これが連結部か
ら漏れないようにしている。
【0018】受け部材1は例えばポリ塩化ビニル樹脂、
アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂により
形成された長板状の部材である(同図においては一部の
みを示す)。すなわち、受け部材1は幅450〜900
mm程度の底部2を有し、その両端が垂直に延びて高さ
50mm程度の立設部3となっており、幅方向断面が断
面コ字状となってる。
アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂により
形成された長板状の部材である(同図においては一部の
みを示す)。すなわち、受け部材1は幅450〜900
mm程度の底部2を有し、その両端が垂直に延びて高さ
50mm程度の立設部3となっており、幅方向断面が断
面コ字状となってる。
【0019】本実施例に使用する受け部材の構成例を図
4及び図5に説明する。図4は受け部材の構造説明図で
ある。図4(a) は受け部材の斜視図であり、図4(b) は
同図(a) の矢印bから見た立設部の一部拡大図であり、
また、図4(c) は同図(a) のc−c線による底部の断面
図である。これらの図に示すように、受け部材1の外面
にはその幅方向と平行に突条14を形成し、セルフレベ
リング材Sを流し込んだ場合に、その重量によって立設
部13a、13bが変形しないように補強している。な
お、少なくとも底部12はやわらかい材質で形成し、底
に敷かれる割栗・砕石の表面に密着するような構造とす
ればなおよい。
4及び図5に説明する。図4は受け部材の構造説明図で
ある。図4(a) は受け部材の斜視図であり、図4(b) は
同図(a) の矢印bから見た立設部の一部拡大図であり、
また、図4(c) は同図(a) のc−c線による底部の断面
図である。これらの図に示すように、受け部材1の外面
にはその幅方向と平行に突条14を形成し、セルフレベ
リング材Sを流し込んだ場合に、その重量によって立設
部13a、13bが変形しないように補強している。な
お、少なくとも底部12はやわらかい材質で形成し、底
に敷かれる割栗・砕石の表面に密着するような構造とす
ればなおよい。
【0020】図5は受け部材の他の構成例を示す構造説
明図である。図5(a) は、受け部材17の斜視図であ
り、図(b) は同図(a) の矢印bから見た立設部の一部拡
大図である。また、図5(c) は同図(a) のc−c線によ
る底部の断面図である。これらの図に示すように、受け
部材17の外面には補強板18が形成されており、補強
板14の立設部13a、13bに形成される部分は側面
三角形状となり、立設部13a、13bを高くしてもセ
ルフレベリング材Sの重量を確実に受ける構造となって
いる。
明図である。図5(a) は、受け部材17の斜視図であ
り、図(b) は同図(a) の矢印bから見た立設部の一部拡
大図である。また、図5(c) は同図(a) のc−c線によ
る底部の断面図である。これらの図に示すように、受け
部材17の外面には補強板18が形成されており、補強
板14の立設部13a、13bに形成される部分は側面
三角形状となり、立設部13a、13bを高くしてもセ
ルフレベリング材Sの重量を確実に受ける構造となって
いる。
【0021】図1(b) に示すように、受け部材1上にセ
ルフレベリング材Sを打設する。セルフレベリング材S
は高い流動性を有し、掘削溝51の状態にかかわらずそ
の上面は水平となり、セルフレベリング材Sが硬化する
と、その天端が基準面Bとなる。そして、基準面B上に
直接、地墨出しを行い、これに沿ってベースピース54
を配置していく。そして、図2に図示するような鉄筋5
8を配置しながら、ベースピース54上に立上り型枠5
6を、そしてベースピース54の両脇にベース型枠52
を順次配置していく。
ルフレベリング材Sを打設する。セルフレベリング材S
は高い流動性を有し、掘削溝51の状態にかかわらずそ
の上面は水平となり、セルフレベリング材Sが硬化する
と、その天端が基準面Bとなる。そして、基準面B上に
直接、地墨出しを行い、これに沿ってベースピース54
を配置していく。そして、図2に図示するような鉄筋5
8を配置しながら、ベースピース54上に立上り型枠5
6を、そしてベースピース54の両脇にベース型枠52
を順次配置していく。
【0022】このとき、ベースピース54は固定せず、
鉄筋等の配置の際、任意に位置を調節できるようにす
る。また、例えば、アンカーボルトの倒れ止め金具な
ど、建物基礎中に埋め込む必要のある部材は、立上り型
枠56の配置後、同型枠56または基準面Bに係合させ
て配置する。
鉄筋等の配置の際、任意に位置を調節できるようにす
る。また、例えば、アンカーボルトの倒れ止め金具な
ど、建物基礎中に埋め込む必要のある部材は、立上り型
枠56の配置後、同型枠56または基準面Bに係合させ
て配置する。
【0023】ベース型枠52の上端は、立上り型枠56
の下端より所定の幅だけ高くなるように設置し、コンク
リートCを打設した際、これがベース型枠52を乗り越
えて漏れないようにしている。ベースピース54上端が
基準面Bにより水平を保っているために、上記したよう
に設置した二枚の立上り型枠56の上端はそれぞれ高さ
が揃い、水平となる。
の下端より所定の幅だけ高くなるように設置し、コンク
リートCを打設した際、これがベース型枠52を乗り越
えて漏れないようにしている。ベースピース54上端が
基準面Bにより水平を保っているために、上記したよう
に設置した二枚の立上り型枠56の上端はそれぞれ高さ
が揃い、水平となる。
【0024】そして最後に、図1(c) に示すように、上
記した第1及び立上り型枠52、56にコンクリートC
を打設した後、立上り型枠56の上端をガイドとして、
コテ等でコンクリートC天端のレベル調整を行う。そし
て、コンクリートCの硬化後、これら基礎型枠52、5
6を除去して建物基礎を構築する。
記した第1及び立上り型枠52、56にコンクリートC
を打設した後、立上り型枠56の上端をガイドとして、
コテ等でコンクリートC天端のレベル調整を行う。そし
て、コンクリートCの硬化後、これら基礎型枠52、5
6を除去して建物基礎を構築する。
【0025】以上説明したように、本実施例によって
は、ベースピース54を設置する際、簡単にレベル出し
を行うことができ、モルタルだんごによるベースピース
54のレベル調整を省くことができ、作業工程を簡略化
することができる。また、セルフレベリング材Sの天端
である基準面B上に地墨出しを行うことができるため
に、基礎型枠52やベースピース54の設置作業が簡単
となる。さらに、アンカーボルトの倒れ止め金具など、
ベースピース54以外の部材を基礎に埋め込む場合もそ
の位置決め、固定を精度良く、容易に行うことができ
る。
は、ベースピース54を設置する際、簡単にレベル出し
を行うことができ、モルタルだんごによるベースピース
54のレベル調整を省くことができ、作業工程を簡略化
することができる。また、セルフレベリング材Sの天端
である基準面B上に地墨出しを行うことができるため
に、基礎型枠52やベースピース54の設置作業が簡単
となる。さらに、アンカーボルトの倒れ止め金具など、
ベースピース54以外の部材を基礎に埋め込む場合もそ
の位置決め、固定を精度良く、容易に行うことができ
る。
【0026】本発明の第2実施例を図3に示す。この実
施例においては、受け部材11の両端の立設部19a、
19bを高く形成し、これを前記実施例のベース型枠5
2の代替とするものである。同実施例に用いる受け部材
11は、第1実施例で説明した図4または図5の受け部
材1、17とほぼ同じ構成を有し、立設部の高さのみ2
00mmと高くしたものである。この実施例によれば、
ベース型枠を必要とせず、その配置工程を省略できるた
めに、さらに作業効率を向上させることができる。
施例においては、受け部材11の両端の立設部19a、
19bを高く形成し、これを前記実施例のベース型枠5
2の代替とするものである。同実施例に用いる受け部材
11は、第1実施例で説明した図4または図5の受け部
材1、17とほぼ同じ構成を有し、立設部の高さのみ2
00mmと高くしたものである。この実施例によれば、
ベース型枠を必要とせず、その配置工程を省略できるた
めに、さらに作業効率を向上させることができる。
【0027】次に、本発明の第3実施例を図6を用いて
説明する。本実施例は、受け部材21として非透水性の
変形可能な合成樹脂製のシート材を用いるものであっ
て、掘削溝51の内底、すなわち砕石・割栗53上と掘
削溝51の両側面51a、51b上に密着させて使用す
るものである。
説明する。本実施例は、受け部材21として非透水性の
変形可能な合成樹脂製のシート材を用いるものであっ
て、掘削溝51の内底、すなわち砕石・割栗53上と掘
削溝51の両側面51a、51b上に密着させて使用す
るものである。
【0028】すなわち、シート状受け部材21は、掘削
溝51の内底にのせることによって断面コ字状となり、
打設するセルフレベリング材Sを保持する。その後は第
1実施例と同様に、セルフレベリング材Sにより形成さ
れた基準面B上にベースピース54、立上り型枠56、
ベース型枠52を順に配置していき、コンクリートCを
打設して建物基礎を構築する。
溝51の内底にのせることによって断面コ字状となり、
打設するセルフレベリング材Sを保持する。その後は第
1実施例と同様に、セルフレベリング材Sにより形成さ
れた基準面B上にベースピース54、立上り型枠56、
ベース型枠52を順に配置していき、コンクリートCを
打設して建物基礎を構築する。
【0029】このように、本実施例によれば、シート状
の受け部材21が掘削溝51の内底に密着しやすく、そ
の敷設が容易である。また、本実施例のシート状受け部
材21によっては、第1及び第2実施例の受け部材1、
11、17のように既製の形状を持たないために、建築
現場において掘削溝51の形状に合わせて、敷設を柔軟
に行うことができる。また、シート状受け部材21を建
築現場で裁断し寸法加工することもでき、複数種類の受
け部材をあらかじめ用意する必要もない。
の受け部材21が掘削溝51の内底に密着しやすく、そ
の敷設が容易である。また、本実施例のシート状受け部
材21によっては、第1及び第2実施例の受け部材1、
11、17のように既製の形状を持たないために、建築
現場において掘削溝51の形状に合わせて、敷設を柔軟
に行うことができる。また、シート状受け部材21を建
築現場で裁断し寸法加工することもでき、複数種類の受
け部材をあらかじめ用意する必要もない。
【0030】本発明の第4実施例を図7及び図8に説明
する。本実施例は、基準面上にプレキャストコンクリー
ト基礎や鉄骨基礎の、既製の基礎部材を載置する施工方
法である。図7は基礎部材として鉄骨基礎を用いた施工
方法の説明図であって、鉄骨基礎31をセルフレベリン
グ材Sの基準面B上にボルト32を用いて固定してい
る。このボルト32はセルフレベリング材Sの打設の際
に埋めこみ固定すればよい。
する。本実施例は、基準面上にプレキャストコンクリー
ト基礎や鉄骨基礎の、既製の基礎部材を載置する施工方
法である。図7は基礎部材として鉄骨基礎を用いた施工
方法の説明図であって、鉄骨基礎31をセルフレベリン
グ材Sの基準面B上にボルト32を用いて固定してい
る。このボルト32はセルフレベリング材Sの打設の際
に埋めこみ固定すればよい。
【0031】図8は基礎部材としてプレキャストコンク
リート基礎35を用いた施工方法の説明図であり、この
場合も上記鉄骨基礎31と同様の方法によって基準面B
上に固定することができる。なお、図7、図8の施工方
法では、第3実施例に示すシート状受け部材21を用い
てセルフレベリング材Sによる基準面Bを形成している
が、第1実施例に示す受け部材1を用いて基準面Bを形
成することもできるのはもちろんである。
リート基礎35を用いた施工方法の説明図であり、この
場合も上記鉄骨基礎31と同様の方法によって基準面B
上に固定することができる。なお、図7、図8の施工方
法では、第3実施例に示すシート状受け部材21を用い
てセルフレベリング材Sによる基準面Bを形成している
が、第1実施例に示す受け部材1を用いて基準面Bを形
成することもできるのはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建物基礎
の施工方法によれば、建物基礎を構築する地盤面上に水
平な基準面を形成することができ、その上面にベースピ
ースを介して立上り型枠を載置することにより立上り型
枠上端の高さが水平に揃い、コンクリート天端のレベル
出しを精度良く、容易に行うことができる。
の施工方法によれば、建物基礎を構築する地盤面上に水
平な基準面を形成することができ、その上面にベースピ
ースを介して立上り型枠を載置することにより立上り型
枠上端の高さが水平に揃い、コンクリート天端のレベル
出しを精度良く、容易に行うことができる。
【0033】ベースピースの配置作業の際、モルタルだ
んごを使用する必要がなく、また、この上に立上り型枠
を設置する際に高さ調整の必要をなくすことができる。
さらに、基準面上に地墨出しを行うことができるため
に、ベースピースや型枠を設置する際、水糸の張設が不
要となるなど施工工程を簡略化し、施工効率を向上させ
ることができる。
んごを使用する必要がなく、また、この上に立上り型枠
を設置する際に高さ調整の必要をなくすことができる。
さらに、基準面上に地墨出しを行うことができるため
に、ベースピースや型枠を設置する際、水糸の張設が不
要となるなど施工工程を簡略化し、施工効率を向上させ
ることができる。
【0034】加えて、アンカーボルトの倒れ止め金具
等、他の部材を配置する際も、基準面を利用して精度良
く配置することができる。さらに、打設したコンクリー
トがセルフレベリング材により保持されるために、砕石
・割栗に捨てコンクリートを打つ必要がなくなる。
等、他の部材を配置する際も、基準面を利用して精度良
く配置することができる。さらに、打設したコンクリー
トがセルフレベリング材により保持されるために、砕石
・割栗に捨てコンクリートを打つ必要がなくなる。
【0035】また、シート状の受け部材を使用した施工
方法では、掘削溝の内底が平らでなくとも、受け部材を
掘削溝の内底に容易に密着させることができるほか、掘
削溝の形状に合わせて受け部材を敷設していくことがで
き、作業性に優れる。
方法では、掘削溝の内底が平らでなくとも、受け部材を
掘削溝の内底に容易に密着させることができるほか、掘
削溝の形状に合わせて受け部材を敷設していくことがで
き、作業性に優れる。
【0036】また、側縁が立設し断面コ字型となる長板
状の受け部材を使用した場合は、受け部材の立設した側
縁がベース型枠として使用可能であり、その配置作業を
省略することができるために、さらに施工効率を向上さ
せることができる。
状の受け部材を使用した場合は、受け部材の立設した側
縁がベース型枠として使用可能であり、その配置作業を
省略することができるために、さらに施工効率を向上さ
せることができる。
【0037】基準面上に鉄骨基礎やプレキャストコンク
リート基礎等の既製基礎部材を載置する施工方法では、
現場でのコンクリートの打設作業および養生作業を不要
とするために、施工工程を単純化し、施工効率を向上さ
せることができる。
リート基礎等の既製基礎部材を載置する施工方法では、
現場でのコンクリートの打設作業および養生作業を不要
とするために、施工工程を単純化し、施工効率を向上さ
せることができる。
【図1】第1実施例にかかる建物基礎の施工方法の段取
り説明図である。
り説明図である。
【図2】第1実施例にかかる建物基礎の構築構造の斜視
説明図である。
説明図である。
【図3】第2実施例の建物基礎の施工方法を示す説明図
である。
である。
【図4】第2実施例に使用する受け部材の構造説明図で
ある。
ある。
【図5】第2実施例に使用する他の受け部材の構造説明
図である。
図である。
【図6】第3実施例の建物基礎の施工方法を示す説明図
である。
である。
【図7】第4実施例の鉄骨基礎を使用した建物基礎の施
工方法を示す説明図である。
工方法を示す説明図である。
【図8】第4実施例のプレキャストコンクリート基礎を
使用した建物基礎の施工方法を示す説明図である。
使用した建物基礎の施工方法を示す説明図である。
【図9】従来の建物基礎の施工方法を示す説明図であ
る。
る。
1、11、17、21・・・受け部材 31・・・プレキャストコンクリート基礎(既製の基礎
部材) 35・・・鉄骨基礎(既製の基礎部材) 51・・・掘削溝 52・・・ベース型
枠 54・・・ベースピース 56・・・立上り型
枠 C・・・コンクリート S・・・セルフレベ
リング材 B・・・基準面
部材) 35・・・鉄骨基礎(既製の基礎部材) 51・・・掘削溝 52・・・ベース型
枠 54・・・ベースピース 56・・・立上り型
枠 C・・・コンクリート S・・・セルフレベ
リング材 B・・・基準面
Claims (4)
- 【請求項1】 建物基礎を構築する地盤面に、セルフレ
ベリング材を受ける受け部材を敷設し、該受け部材上に
セルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成した
うえ、該基準面上に基礎コンクリートを打設することを
特徴とする建物基礎の施工方法。 - 【請求項2】 建物基礎を構築する地盤面に掘削溝を掘
削し、該掘削溝の内底にシート状の受け部材を敷設し、
該受け部材上にセルフレベリング材を打設して水平な基
準面を形成したうえ、該基準面上にベースピース、立上
り型枠及びベース型枠を配置し、これらベース型枠及び
立上り型枠間にコンクリートを打設することを特徴とす
る建物基礎の施工方法。 - 【請求項3】 建物基礎を構築する地盤面に、側縁が立
設し断面コ字型となる長板状の受け部材を敷設し、該受
け部材上にセルフレベリング材を打設して水平な基準面
を形成したうえ該基準面上にベースピースを設置し、該
ベースピース上に立上り型枠を載置し、該立上り型枠間
にコンクリートを打設することを特徴とする建物基礎の
施工方法。 - 【請求項4】 建物基礎を構築する地盤面に、セルフレ
ベリング材を受ける受け部材を敷設し、該受け部材上に
セルフレベリング材を打設して水平な基準面を形成した
うえ、該基準面上に既製の基礎部材を載置することを特
徴とする建物基礎の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21987494A JPH0885959A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 建物基礎の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21987494A JPH0885959A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 建物基礎の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885959A true JPH0885959A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16742419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21987494A Withdrawn JPH0885959A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 建物基礎の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0885959A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083184A1 (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-09 | Jfe Civil Engineering & Construction Corp. | 打設材打設方法 |
| JP2017179969A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 基礎の構築方法 |
| JP2017179972A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 建物の基礎構造及び建物の基礎構造の構築方法 |
| JP2018021445A (ja) * | 2016-07-20 | 2018-02-08 | 大成建設株式会社 | プレキャストコンクリート基礎の構築方法、およびプレキャストコンクリート造の基礎構造 |
| CN113551131A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-26 | 黄春华 | 一种水平放置底座 |
| CN116065734A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-05 | 上海沪试实验室器材股份有限公司 | 高等级生物安全实验室围护结构的设置方法 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP21987494A patent/JPH0885959A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005083184A1 (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-09 | Jfe Civil Engineering & Construction Corp. | 打設材打設方法 |
| JP2017179969A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 基礎の構築方法 |
| JP2017179972A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 積水化学工業株式会社 | 建物の基礎構造及び建物の基礎構造の構築方法 |
| JP2018021445A (ja) * | 2016-07-20 | 2018-02-08 | 大成建設株式会社 | プレキャストコンクリート基礎の構築方法、およびプレキャストコンクリート造の基礎構造 |
| CN113551131A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-26 | 黄春华 | 一种水平放置底座 |
| CN116065734A (zh) * | 2022-12-28 | 2023-05-05 | 上海沪试实验室器材股份有限公司 | 高等级生物安全实验室围护结构的设置方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |