JPH0886210A - 車両用エンジンのオイル戻し構造 - Google Patents

車両用エンジンのオイル戻し構造

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Publication number
JPH0886210A
JPH0886210A JP22194194A JP22194194A JPH0886210A JP H0886210 A JPH0886210 A JP H0886210A JP 22194194 A JP22194194 A JP 22194194A JP 22194194 A JP22194194 A JP 22194194A JP H0886210 A JPH0886210 A JP H0886210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil return
oil
cylinder
cylinder block
return pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP22194194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kami
美 由 久 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0886210A publication Critical patent/JPH0886210A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルがシリンダの熱を受けて昇温するのを
できるだけ防止し、また、冷却効果の良好な車両用エン
ジンのオイル戻し構造を提供する。 【構成】 油通路を形成しシリンダヘッドと前記クラン
クケースを連通させる油戻しパイプ30をシリンダブロ
ック10の車両進行方向前面側の冷却フィン14部に貫
通する孔部32に遊嵌させるようにして取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エンジンのシリ
ンダブロックに設けるオイル戻し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車、自動二輪車などの車両に搭載さ
れる4ストロークエンジンでは、その潤滑系統は、オイ
ルを加圧するオイルポンプからエンジンの各部に強制圧
送して給油し、各部を潤滑および/または冷却したオイ
ルをオイルパンに回収するようになっている。エンジン
各部の潤滑経路のうち、シリンダヘッドを潤滑および/
または冷却したオイルをケースのオイルパンに戻すシリ
ンダブロックに設けた油通路としては図3乃至図5に示
すようなものが知られている。
【0003】そのうち、図3は、鉄パイプを利用した油
戻し通路を有するシリンダブロックを示す図である。図
3において、10はシリンダブロックの全体を示し、こ
のシリンダブロックには、シリンダ12が組み込まれて
いる。13はカムチェーン室を示す。このようなシリン
ダブロック10の外周面には、冷却フィン14が重層構
造に一体形成され、この冷却フィンの一部は切り欠か
れ、その切欠き部に鉄パイプ16が固定されている。こ
の鉄パイプ16の上端には図示しないシリンダヘッドを
潤滑したオイルが流入し、そのオイルは鉄パイプ16を
通って図示されないクランクケース側に導出されるよう
になっている。なお、17はシリンダブロック10にシ
リンダヘッドを締結するためのスタッドボルトが挿通さ
れるボルト孔を示している。
【0004】次に、図4は、シリンダブロック10に油
戻し通路を直接形成した従来例を示す図である。このシ
リンダブロック10では、シリンダブロック10の本体
にシリンダ12の軸方向に油戻し通路18が貫通形成さ
れているもので、シリンダヘッドを潤滑したオイルは直
にこの油戻し通路を流れてオイルパンに落下するように
なっている。
【0005】これに対して、図5のシリンダブロックの
油戻し構造は、シリンダ本体に直に形成した通路を利用
する点で図4の油戻し構造と共通するものであるが、ス
タッドボルトを通すボルト孔を油戻し孔として利用して
いるものである。
【0006】このシリンダブロック10では、スタッド
ボルト20を通すボルト孔17のうち、一部の孔の内径
を大きくとったボルト孔を設け、このボルト孔をシリン
ダヘッドを潤滑したオイルを戻す通路として構成したも
ので、スタッドボルト20とボトル孔17の内周面との
間で隙間のできるアニューラー状の空間を通路としてオ
イルが流れるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の従来の油戻し構造でも、シリンダ12から熱を受けて
油温が上昇しオイルによるシリンダの冷却効率が悪いこ
とが指摘されている。特に、図3のようなフィンを切り
欠いて油戻し用のパイプを設けたものでは、切欠きによ
ってフィンの放熱面積が減少し、また、エンジンがむき
出しの自動二輪車では外観の面から問題がある。そこ
で、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解
消し、オイルがシリンダの熱を受けて昇温するのをでき
るだけ防止し、また、冷却効果の良好な車両用エンジン
のオイル戻し構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、潤滑したオイルをシリンダヘッドから
クランクケースに戻す油通路をシリンダブロックに設け
た車両用エンジンのオイル戻し構造において、油通路を
形成しシリンダヘッドと前記クランクケースを連通させ
る油戻しパイプをシリンダブロックの車両進行方向前面
側の冷却フィン部に貫通する孔部に遊嵌させて取り付け
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、油戻しパイプをシリンダブロ
ックの冷却フィン部を貫く孔部に遊嵌せしてめてシリン
ダブロックと直接接触しないように断熱するので、この
油戻しパイプを流れるオイルがシリンダの熱を受けて昇
温しにくい構造となる。また、油戻しパイプは車両の進
行方向前面側に取り付けられるので、流れるオイルは空
気により冷却されてクランクケースに戻される。
【0010】さらに、従来のフィンの切欠き部に油戻し
用のパイプを取り付けた構造に較べて、フィンの放熱面
積を犠牲にすることがないばかりか、油戻しパイプが外
部にさらされないので、油戻しパイプの損傷を防止でき
る構造となっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明による車両用エンジンのオイル
戻し構造の一実施例について添付の図面を参照して説明
する。なお、以下の実施例において、上述の図3乃至図
5のシリンダブロックと同一の構成要素には同一の参照
番号を付してその詳細な説明は省略する。図1に示すよ
うに、シリンダヘッドを潤滑および/または冷却したオ
イルを戻す通路としては鉄製の油戻しパイプ30が利用
されている。この油戻しパイプ30は、シリンダヘッド
の内部とクラックケースの内部を連通させるように取り
付けられるもので、図2に示すようにパイプ両端にはシ
リンダヘッド34、クランクケース40のそれぞれに接
合し易いように円環状の凸条31a、31bが形成さ
れ、この凸条31a、31bの外側にOリング35、3
6がそれぞれ装着されている。
【0012】このような油戻しパイプ30は、シリンダ
ブロック10の冷却フィン14、14、…において車両
進行方向の前面側でフィン14を貫いて形成された貫通
孔32に挿通することによって取り付けられるものであ
る。この場合、貫通孔32の内径は、油戻しパイプ30
の外径よりも遊びをもって大きく設定され、油戻しパイ
プ30の取り付け状態において、冷却フィン14、1
4、…と油戻しパイプ30との間には間隙が形成され、
従って、油戻しパイプ30はフィン14、14、…とは
接触せず、空気によって断熱される構造になっている。
【0013】図2は、単気筒エンジンに本発明の油戻し
構造を適用した単気筒エンジンの一部断面を示す図であ
り、37はピストン、38はシリンダヘッド34とシリ
ンダブロック10の間に介装されるパッキンを,39は
クランクケースとの間に介装されるパッキンを示してい
る。
【0014】本実施例による油戻し構造によれば、シリ
ンダヘッド34を潤滑したオイルを戻す通路としてシリ
ンダブロック10とは別体の鉄製の油戻しパイプ30を
利用するとともに、この戻しパイプ30を取り付ける構
造として冷却フィン14を貫ぬく孔32に挿通して油戻
しパイプを孔32に遊嵌せしめてシリンダブロック10
と直接接触しないように断熱する構造になっているの
で、この油戻しパイプを流れるオイルがシリンダの熱を
受けて昇温しにくい構造となっている。また、実施例の
ように、油戻しパイプ30の両端をそれぞれシリンダヘ
ッド34、クランクケース39に接続する部分もシリン
ダブロック10と直接的に接触しない構造となっている
ので、断熱効果を高めることができる。そして油戻しパ
イプ30は車両の進行方向前面側に取り付けられている
ので、流れるオイルは空冷により冷却されてクランクケ
ースに戻される。
【0015】また、本実施例による油戻し構造によれ
ば、従来の冷却フィンの切欠き部に油戻し用のパイプを
取り付けた構造に較べて、フィンの放熱面積を犠牲にす
ることがないばかりか、油戻しパイプ30が外部にさら
されないので、油戻しパイプ30の損傷を防止できる構
造となっている。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、潤滑したオイルをシリンダヘッドからクラン
クケースに戻す油通路をシリンダブロックに設けた車両
用エンジンのオイル戻し構造において、油通路を形成し
シリンダヘッドと前記クランクケースを連通させる油戻
しパイプをシリンダブロックの車両進行方向前面側の冷
却フィン部に貫通する孔部に遊嵌させて取り付けている
ので、油戻しパイプを流れるオイルがシリンダの熱を受
けにくくなり、また、フィンの放熱面積を犠牲にせず油
戻しパイプ内を流れる油に対する冷却効果が良好とな
り、しかもパイプを保護しかつ外観が損ねられることが
ない等、種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示すシリンダブロック
の斜視図。
【図2】単気筒エンジンに本発明を適用した実施例によ
るシリンダブロックの一部断面図。
【図3】鉄パイプを利用した油戻し通路を有するエンジ
ンのシリンダブロックの従来例を示す斜視図。
【図4】油戻し通路をシリンダブロック本体に直接形成
したエンジンのシリンダブロックの従来例を示す斜視
図。
【図5】油戻し通路としてスタッドボルトを通すボルト
孔を油戻し通路として利用するエンジンのシリンダブロ
ックの斜視図。
【符号の説明】
10 シリンダブロック 12 シリンダ 13 冷却チェーンケース 14 フィン 17 ボルト孔 30 油戻しパイプ 32 孔部 34 シリンダヘッド 37 ピストン 39 クランクケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑したオイルをシリンダヘッドからクラ
    ンクケースに戻す油通路をシリンダブロックに設けた車
    両用エンジンのオイル戻し構造において、油通路を形成
    しシリンダヘッドと前記クランクケースを連通させる油
    戻しパイプをシリンダブロックの車両進行方向前面側の
    冷却フィン部に貫通する孔部に遊嵌させて取り付けたこ
    とを特徴とする車両用エンジンのオイル戻し構造。
JP22194194A 1994-09-16 1994-09-16 車両用エンジンのオイル戻し構造 Pending JPH0886210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22194194A JPH0886210A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用エンジンのオイル戻し構造

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JP22194194A JPH0886210A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用エンジンのオイル戻し構造

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JPH0886210A true JPH0886210A (ja) 1996-04-02

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ID=16774559

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JP22194194A Pending JPH0886210A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 車両用エンジンのオイル戻し構造

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JP (1) JPH0886210A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471229A1 (en) * 1995-07-06 2004-10-27 Tecumseh Products Company Overhead cam engine with dry sump lubrication system
JP2008180134A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2023156547A (ja) * 2022-03-31 2023-10-25 本田技研工業株式会社 内燃機関の油路構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1471229A1 (en) * 1995-07-06 2004-10-27 Tecumseh Products Company Overhead cam engine with dry sump lubrication system
JP2008180134A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Yanmar Co Ltd エンジン
JP2023156547A (ja) * 2022-03-31 2023-10-25 本田技研工業株式会社 内燃機関の油路構造

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