JPH0886697A - 平面構造材の面応力検出方法 - Google Patents

平面構造材の面応力検出方法

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JPH0886697A
JPH0886697A JP6223237A JP22323794A JPH0886697A JP H0886697 A JPH0886697 A JP H0886697A JP 6223237 A JP6223237 A JP 6223237A JP 22323794 A JP22323794 A JP 22323794A JP H0886697 A JPH0886697 A JP H0886697A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetic
structure material
planar structure
surface stress
Prior art date
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Pending
Application number
JP6223237A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamakawa
浩 山川
Katsuhiko Takebe
克彦 武部
Jun Sasahara
潤 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出コイルに測定精度を上げるに十分な誘導
起電力を発生させる磁束を得て確実に面応力が測定出来
る平面構造材の面応力検出方法を提供する。 【構成】 磁性体であるアモルファスワイヤ5を埋め込
んだ平面構造材8の面に励磁コイルと検出コイルから成
る平面コイル1を密着させると共に、この平面コイル1
を励磁することにより構成される磁気回路の磁路に磁束
レンズ10を設け、平面構造材8の面応力に伴うアモル
ファスワイヤ5の磁気抵抗の変化を測定することにより
平面構造材8の面応力を検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化プラスチック
(FRP)部材等の平面構造材の疲労破壊の事前検出が
可能な平面構造材の面応力検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の平面構造材の面応力検出方法とし
ては、特開平5−142130号公報に記載されている
ように、磁性体であるアモルファスワイヤを埋め込んだ
FRP部材の表層に、平面状の励磁コイルと平面状の検
出コイルとから成るピックアップ型センサを接触状態或
は非接触状態で設置し、励磁コイルに高周波電流を供給
してFRP部材内を通過する磁束によって検出コイルに
発生する誘導起電力を検出し、アモルファスワイヤに生
じる応力を相互インダクタンスの変化として捕らえるよ
うにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ある用途においては、
励磁コイルになるべく少ない高周波電流を供給して、検
出コイルに測定精度を上げるに十分な誘導起電力を発生
させる程の磁束を得ることが望まれる。
【0004】本発明の目的とするところは、低電力で検
出コイルに測定精度を上げるに十分な誘導起電力を発生
させる磁束を得て確実に面応力が測定出来る平面構造材
の面応力検出方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、アモルファスワイヤを埋め込んだ平面構造材の
面に励磁コイルと検出コイルから成る平面コイルを設置
すると共に、この平面コイルを励磁することにより構成
される磁気回路の磁路に磁束レンズを設け、前記平面構
造材の面応力に伴う前記アモルファスワイヤの磁気抵抗
の変化を測定して前記平面構造材の面応力を検出するも
のである。
【0006】前記平面コイルは、プリントコイルで形成
することが好ましい。
【0007】前記平面コイルは、励磁コイルと検出コイ
ルに分離して形成し、前記検出コイルを前記励磁コイル
が設置された前記平面構造材の面と同一面又は反対面に
設置してもよい。
【0008】
【作用】平面コイル等によって構成される磁気回路の磁
気抵抗が磁束レンズにより低減され、測定に際し十分な
誘導起電力を平面コイルの検出コイルに生じさせる磁束
が得られる。また、複数の検出コイルと励磁コイルを平
面構造材の同一面又は反対面に配置することによって、
広範囲で平面構造材の面応力の検出が可能となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る平面構造材の面
応力検出方法を実施するに際し使用する平面コイルの概
念図、図2は平面コイルを平面構造材に設置した状態の
側面図、図3は磁束レンズと平面コイルを平面構造材に
設置した状態の側面図、図4は励磁コイルと検出コイル
を互いに異なる平面構造材の面に設置した状態の側面
図、図5は励磁コイルと検出コイルを平面構造材の同一
面に設置した状態の側面図、図6は励磁コイルと検出コ
イルを平面構造材の同一面に複数設置した状態の側面図
である。
【0010】図1に示すように、平面コイル1は、基板
2に励磁コイル(不図示)と検出コイル(不図示)から
成るプリントコイル3を形成し、リード線4を備えて構
成されている。
【0011】平面コイル1は、図2に示すように、多数
の磁性体であるアモルファスワイヤ5を平行に配列して
2枚のFRP部材6で接着剤7を介して挟持し形成され
た平面構造材8の表面に密着させて設置される。
【0012】更に、図3に示すように、平面コイル1上
にフェライト等の強磁性体(透磁率が大きい)で形成し
た磁束レンズ10が設置される。
【0013】そして、平面構造材8の面応力を検出する
ためリード線4を介して励磁コイル(不図示)に高周波
電流用電源(不図示)から高周波電流を供給する。する
と、励磁コイル(不図示)の励磁によって図3の点線で
示す磁束Aが生じ、磁束Aが平面コイル1、磁束レンズ
10、空中部、FRP部材6、アモルファスワイヤ5な
どを通過する磁気回路が構成される。
【0014】ここで、磁束レンズ10を平面コイル1上
に設置したのは、磁気回路の磁気抵抗Rmを出来るだけ
小さくすることによって磁束Aの値を大きくし、測定に
際してのS/N比を大きくするためである。
【0015】一般に、磁気回路の磁気抵抗Rmは、磁気
回路の形状と材質のみで決まり、次式のように表され
る。
【0016】Rm=l/(μ・s)、ここでlは磁路の
長さ、sは磁路の断面積、μは透磁率である。従って、
透磁率μが大きく、磁路の長さlが短い程、磁気回路全
体としての磁気抵抗Rmは小さくなる。
【0017】また、磁束Aは次式のように表される。
【0018】A=NI/Rm、ここでNは励磁コイルの
巻数、Iは励磁コイルに流れる高周波電流である。
【0019】平面構造材8に加わる応力は、FRP部材
6内に埋め込まれたアモルファスワイヤ5にも加わり、
アモルファスワイヤ5の形状に変化を及ぼす。すると、
磁束Aが通過する磁気回路を構成する平面コイル1、磁
束レンズ10、空中部、FRP部材6、アモルファスワ
イヤ5のうち平面構造材8に加わる応力によって、その
形状が変化するのはアモルファスワイヤ5である。
【0020】従って、アモルファスワイヤ5の形状変化
で磁気抵抗Rmが変化し、磁気抵抗Rmの変化で磁束A
が変化する。そして、磁束Aの変化で検出コイルに誘導
される誘導起電力V(V=−dA/dt)が変化する。
なお、検出コイルの巻数がnであれば、検出コイルに誘
導される誘導起電力は、nVとなる。
【0021】従って、誘導起電力Vの変化から平面構造
材8に加わる応力を検出することが出来るので、平面構
造材8の疲労破壊の事前検出が可能になる。
【0022】図4は平面コイル20を励磁コイル21と
検出コイル22に分離して形成し、検出コイル22を励
磁コイル21が密着状態で設置された平面構造材8の面
と反対の面に密着状態で設置した場合を表している。ま
た、磁束レンズ10を励磁コイル21上に密着させて設
置している。
【0023】そして、平面構造材8の面応力を検出する
ため励磁コイル21に高周波電流を供給する。すると、
励磁コイル21の励磁によって点線で示す磁束Bが生
じ、磁束Bが励磁コイル21、磁束レンズ10、空中
部、FRP部材6、アモルファスワイヤ5、検出コイル
22などを通過する磁気回路が構成される。
【0024】従って、平面構造材8に加わる応力によっ
て、アモルファスワイヤ5の形状が変化し、磁気抵抗R
mが変化する。すると、磁気抵抗Rmの変化で磁束Bが
変化し、磁束Bの変化で検出コイル22に誘導される誘
導起電力V(V=−dB/dt)が変化する。なお、検
出コイル22の巻数がnであれば、検出コイルに誘導さ
れる誘導起電力は、nVとなる。
【0025】従って、誘導起電力Vの変化から平面構造
材8に加わる応力を検出することが出来るので、平面構
造材8の疲労破壊の事前検出が可能になる。
【0026】図5は平面コイル20を励磁コイル21と
検出コイル22に分離して形成し、検出コイル22を励
磁コイル21が密着状態で設置された平面構造材8の面
と同一の面に密着状態で設置した場合を表している。ま
た、磁束レンズ10を励磁コイル21及び検出コイル2
2上に密着させて設置している。
【0027】そして、平面構造材8の面応力を検出する
ため励磁コイル21に高周波電流を供給する。すると、
励磁コイル21の励磁によって点線で示す磁束Cが生
じ、磁束Cが励磁コイル21、磁束レンズ10、空中
部、FRP部材6、アモルファスワイヤ5、検出コイル
22などを通過する磁気回路が構成される。
【0028】従って、平面構造材8に加わる応力によっ
て、アモルファスワイヤ5の形状が変化し、磁気抵抗R
mが変化する。すると、磁気抵抗Rmの変化で磁束Cが
変化し、磁束Cの変化で検出コイル22に誘導される誘
導起電力V(V=−dC/dt)が変化する。なお、検
出コイル22の巻数がnであれば、検出コイルに誘導さ
れる誘導起電力は、nVとなる。
【0029】従って、誘導起電力Vの変化から平面構造
材8に加わる応力を検出することが出来るので、平面構
造材8の疲労破壊の事前検出が可能になる。
【0030】また、図6に示すように、励磁コイル21
を平面構造材8のうち測定対象となる部位の中央部に設
置し、一方検出コイル22を励磁コイル21の周りに設
置することも出来る。そして、励磁コイル21と対にな
る検出コイル22を順次選択して検出コイル22に発生
する誘導起電力Vの変化を測定すれば、平面構造材8に
加わる応力を広範囲に検出することが出来る。
【0031】また、励磁コイル21と検出コイル22を
互換性があるように構成すれば、図6に示すように、励
磁コイル21と検出コイル22を設置し、任意に励磁コ
イル21と検出コイル22の対を構成して検出コイル2
2に発生する誘導起電力Vの変化から平面構造材8に加
わる応力を広範囲に検出することが可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
面コイル等によって構成される磁気回路の磁気抵抗が磁
束レンズにより低減され、測定に際し十分な誘導起電力
を検出コイルに生じさせる磁束が得られる。また、平面
コイルをプリントコイルで形成することによって、測定
に際して必要とされるスペースの低減が図れる。また、
複数の検出コイルと励磁コイルを平面構造材の同一面又
は反対面に設置することによって、広範囲で平面構造材
の面応力の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面構造材の面応力検出方法を実
施するに際し使用する平面コイルの概念図
【図2】平面コイルを平面構造材に設置した状態の側面
【図3】磁束レンズと平面コイルを平面構造材に設置し
た状態の側面図
【図4】励磁コイルと検出コイルを互いに異なる平面構
造材の面に設置した状態の側面図
【図5】励磁コイルと検出コイルを平面構造材の同一面
に設置した状態の側面図
【図6】励磁コイルと検出コイルを平面構造材の同一面
に複数設置した状態の側面図
【符号の説明】
1,20…平面コイル、3…プリントコイル、5…アモ
ルファスワイヤ、6…FRP部材、8…平面構造材、1
0…磁束レンズ、21…励磁コイル、22…検出コイ
ル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アモルファスワイヤを埋め込んだ平面構
    造材の面に励磁コイルと検出コイルから成る平面コイル
    を設置すると共に、この平面コイルを励磁することによ
    り構成される磁気回路の磁路に磁束レンズを設け、前記
    平面構造材の面応力に伴う前記アモルファスワイヤの磁
    気抵抗の変化を測定して前記平面構造材の面応力を検出
    することを特徴とする平面構造材の面応力検出方法。
  2. 【請求項2】 前記平面コイルは、プリントコイルで形
    成した請求項1記載の平面構造材の面応力検出方法。
  3. 【請求項3】 前記平面コイルは、励磁コイルと検出コ
    イルに分離して形成し、前記検出コイルを前記励磁コイ
    ルが設置された前記平面構造材の面と同一面又は反対面
    に設置した請求項1又は2記載の平面構造材の面応力検
    出方法。
JP6223237A 1994-09-19 1994-09-19 平面構造材の面応力検出方法 Pending JPH0886697A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011113