JPH08867U - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JPH08867U
JPH08867U JP009204U JP920495U JPH08867U JP H08867 U JPH08867 U JP H08867U JP 009204 U JP009204 U JP 009204U JP 920495 U JP920495 U JP 920495U JP H08867 U JPH08867 U JP H08867U
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wiper blade
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宏之 小嶋
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株式会社精工舎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドのノズル面に廃インクの筋目を残
さずに、確実に廃インクを掻き取る。 【解決手段】 ベルト車2,2 にはクリーニングベルト3
が掛回してあり、このベルトの外周面には3枚のワイパ
ーブレード4a,4b,4cを1群とするブレード群が設けてあ
る。移動方向の先行側に位置する2枚のワイパーブレー
ド4a,4b には多数のスリットSが設けてあり、このスリ
ットの移動軌跡は相互に異なる。移動方向最後尾に位置
する残りの1枚のワイパーブレード4cはスリットなし
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、インクジェットプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からインクジェットプリンタは良好な印字を得る条件として、印字ヘッド の清浄化が不可欠のものとされ、それに対応して各種の印字ヘッドのクリーニン グ装置を備えたインクジェットプリンタが提案されている。
【0003】 第1例として、印字ヘッドが往復移動するプリンタケースの所定位置に板状の ブレードが設けてあり、ヘッドブロックがキャリアとともに移動する際に、印字 ヘッドのノズル面がブレードに弾接して、ノズル面に付着している廃インクを掻 き落すようにしたクリーング装置を備えたもの(例えば、特開昭62−1014 48号公報)がある。この例ではブレードは先端が複数に分割されており、廃イ ンクをこの分割した隙間に吸収させて、ノズル面の側部に残してしまったり、あ るいはノズル面がブレードから離脱する際に、廃インクを跳ね飛ばしてプリンタ ケース内を汚したりしないようにしてある。
【0004】 第2例として、印字ヘッドがクリーニングポジションに来たときに、複数の板 状のブレードを備えたクリーニングベルトが、モータの駆動力により下向きに回 転移動することにより、ブレードがノズル面に弾接してノズル面の廃インクを掻 き取るようにしたもの(例えば、特開昭59−31166号公報)がある。この 例では各ブレードはゴムで作られており、弾性変形によりノズル面に弾接しなが ら移動してクリーニング動作を行う。しかし、この構成ではノズル面の汚れがヘ ッドの両側面に廻り込んで十分なクリーニングができない。そこで現実にはブレ ードに多数のスリットを設けて用いており、ノズル面の廃インクを掻き取る際に 、これをスリットに吸収させて、ノズル面には廃インクが残らないように配慮さ れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように上記の第1,2例では、いずれもブレードを分割したり、スリット を設けたりして廃インクを吸収させ、印字ヘッドの廃インクを確実に除去できる ようにしている。しかし、スリットなどを設けたブレードで廃インクを掻き取っ たあとのノズル面には、スリットなどによって廃インクの筋目が残り、確実にク リーニングできない難点がある。
【0006】 本考案の目的は、印字ヘッドのノズル面に廃インクの筋目を残さずに、確実に 廃インクを掻き取ることができるクリーニング装置を備えたインクジェットプリ ンタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴は、印字ヘッドのノズル面を清掃するクリーニング装置に複数枚 のワイパーブレードからなるワイパーブレード群が少なくとも1群備わっており 、各ワイパーブレード群をなす複数枚のワイパーブレードのうち移動方向最後尾 のワイパーブレードがスリットなしである一方、残りのワイパーブレードがスリ ット付であり、このスリット付ワイパーブレードは複数枚設けてあり、これらは それぞれのスリットの移動軌跡が異なるように構成したところにある。
【0008】 本考案の他の特徴は、1群のワイパーブレードの少なくとも一つには、印字ヘ ッドのノズル面の形状に対応する凹部を形成してあるところにある。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案が適用されたインクジェットプリンタの要部を示しており、クリ ーニング装置は図示のように上下に平行に設けてある軸1,1にベルト車2,2 が取付けてあり、このベルト車には、平帯状のクリーニングベルト3が前後に平 行になるように無端ベルト状に掛回してある。クリーニングベルト3の外周面に は、これと一体に3枚のワイパーブレード4a,4b,4cを1群とするワイパ ーブレード群が設けてある。
【0010】 ワイパーブレード群を構成する各ワイパーブレード4a,4b,4cは、平板 状のゴム等の弾性材からなり、可撓性を有している。3枚のワイパーブレード群 のうち、移動方向の先行側に位置している2枚のワイパーブレード4a,4bは 、先端部から付根に向けて多数のスリットSが設けてあるスリット付ワイパーブ レードである。移動方向最後尾に位置している残りの1枚4cは、スリットSが 全く設けてないスリットなしワイパーブレードである。スリット付ワイパーブレ ード4a,4bのスリットSの数は、先行のワイパーブレード4aの方を後行の ワイパーブレード4bの数よりも多くして、このスリットの間隔を異なるように してある。すなわち、この2枚のスリット付ワイパーブレードのスリットSの移 動軌跡は、相互に異なるようにしてある。
【0011】 一方、クリーニングベルト3の手前には、2本のキャリアガイド5,5が図示 しないプリンタケースに支持してあり、これらのキャリアガイド5,5に案内さ れてキャリア6が往復移動自在に取付けてある。キャリア6には、ヘッドブロッ ク7が搭載してあり、このヘッドブロックの前端部には印字ヘッド8が突出して いる。キャリア6がホームポジションに位置しているときは、印字ヘッド8のノ ズル面8aに図示しないノズルキャップが被せてある。
【0012】 キャリア6が、ホームポジションより少し外方のクリーニングポジションに位 置するときには、印字ヘッド8のノズル面8aは、クリーニングベルト3のワイ パーブレードのない平坦部3aと対向するように設定してあり、かつクリーニン グベルト3が回転移動すると、各ワイパーブレード4a,4b,4cがノズル面 8aに順次弾接しながら移動するように設けてある。
【0013】 図2に示すように、クリーニングベルト3の下方には、適当な間隔をおいてブ レードクリーニング9が配置してあり、さらに、その下方にフォーム材10を収 納した廃インク回収槽11が配置してある。
【0014】 クリーニングベルト3の駆動手段の構成は、図3に示すようであって、モータ 12の回転が駆動歯車13,制御歯車14以下の輪列15を介してベルト車2を 回転させることにより行われる。クリーニングベルト3の回転移動の停止は、制 御歯車14と一体回転するように設けてあるカム16とスイッチ18とによって 行われる。すなわち、スイッチ18の可動接片17aは、通常はカム16の最長 部から少し過ぎた位置に接し、固定接片17bから離れており、スイッチ18は オフとなっている。
【0015】 次に動作について説明する。
【0016】 印字作業に入るときには、ホームポジションにある印字ヘッド8のノズル面8 aからノズルキャップが外され、キャリア6が印字部へ向かって搬送される。印 字部でノズル面8aからインクが噴射されて記録紙に印字される。
【0017】 印字動作が終ると、印字ヘッド8はホームポジションを通過してクリーニング ポジションに至り、ノズル面8aのクリーニング動作に入る。即ち、駆動手段の モータ12が回転駆動され、駆動歯車13,制御歯車14,輪列15を介してベ ルト車2が回転し、クリーニングルト3が図2矢印方向に回転移動すると、ワイ パーブレード群の各ワイパーブレード4a,4b,4cが順次ノズル面8aに弾 接しながら下向きに移動する。このとき各ワイパーブレードは後方へ曲げられる ように弾性変形し、先端部でノズル面8aをこすりながらノズル面8aに付いて いる廃インクを掻き取る。3枚のワイパーブレードの配置は、初めに多数のスリ ットSが設けてあるスリット付ワイパーブレード4a,次にスリットの数が少な いスリット付ワイパーブレード4bと続き、最後にスリットなしワイパーブレー ド4cが順次弾接するようにしてあり、ノズル面8aに残された先行のワイパー ブレード4a,4bによる廃インクの筋目を掻き取る。
【0018】 スリット付ワイパーブレード4a,4bは複数枚設けられ、スリットSの移動 軌跡が異なるため、この各スリット付ワイパーブレードの廃インクの筋目の位置 が異なり、そのため先行のスリットつきワイパーブリード4aによって残された 廃インクの筋目を後行のスリット付ワイパーブレード4bによって掻き取り、ノ ズル面8aの廃インクの量を少くし、最後にスリットなしワイパーブレード4c によって残りの筋目も掻き取られる。このようにして、クリーニングベルト3が 1周すると、3枚のワイパーブレード4a,4b,4cが順次ノズル面8aの廃 インクを掻き取り、この廃インクが残っていないようにきれいに印字ヘッドのク リーニングが終了する。なお、スリット付ワイパーブレード4bはスリットの数 が同じで、スリットの位置が変えてあるものであっても良い。
【0019】 クリーニングが終了した時には、クリーニングベルト3はその平坦部3aにノ ズル面8aが対向する位置に停止する。クリーニング動作中に各ワイパーブレー ド群によって掻き取られた廃インクは、クリーニングベルト3の回転移動によっ てワイパーブレード群が下方に来ると、ブレードクリーニング9に弾接し、今度 はノズル面から掻き取られて各ワイパーブレード4a,4b,4cに付着してい る廃インクを掻き落す。ブレードクリーニング9に掻き落された廃インクはここ から滴下し、その下方に設けてあるフォーム材10に吸収されて廃インク回収槽 11に回収される。
【0020】 クリーニング動作が終ったときに、クリーニングベルト3の回転移動が停止さ れるが、これは制御歯車14の回転と共にカム16が回転し、可動接片17aは カムの最短部に接するまでは固定接片17bから次第に離れ、続いて最長部に向 って次第に接近し、最長部に接したとき固定接片17bに弾接し(図3に図示の 状態)、このときスイッチ18はオンとなる。スイッチ18がオンとなったとき モータ12は停止する。カム16は慣性によりさらに若干回転し、可動接片17 aがカムの最長部から少し過ぎた元の位置に接したとき停止する。
【0021】 したがって、クリーニングベルト3の移動量は、カム16が1回転する間回転 駆動されるベルト車2の回転量に対応するもので、この例ではカム16の1回転 によってクリーニングベルト3も1回転するように設定してあり、この間に上に 述べたようにワイパーブレード4a,4b,4cによるノズル面8aのクリーニ ングが行われる。
【0022】 なお、ワイパーブレード群のワイパーブレードの数は、3枚に限定されるもの ではなく任意にすることができ、先行の複数のワイパーブレードがスリット付ワ イパーブレードであり、移動方向最後尾のワイパーブレードがスリットなしワイ パーブレードであればよい。
【0023】 また、カム16の1回転によりクリーニングベルト3が1回転するものには限 定されず、クリーニングベルトを2分の1回転あるいは3分の1回転するもので もよく、この場合にはクリーニングベルトの1回の移動量内に1群のワイパーブ レード群が設けられる。
【0024】 図4、図5に示す例では、クリーニングベルト23を2回のクリーニング動作 により1回転するように構成してあり、ベルトの外周に2群のワイパーブレード 群を備えている。各1群のワイパーブレード群は、スリット付ワイパーブレード 24a,24bおよびスリットなしワイパーブレード24cの3枚が接近した位 置に配設してあり、この対称側にも同様の1群のワイパーブレード群が配設して あり、この2群の間を平坦部23aとしている。この場合、クリーニングベルト 23が半周すると、各ワイパーブレード24a,24b,24cが印字ヘッド8 のノズル面8aに順次弾接しながら移動して、廃インクを掻き取るようになって いる。図5に示すように、各群のワイパーブレード24a,24b,24cの間 隔を狭くすることによって、両群の間にはワイパーブレードの設けてない平坦部 23a,23aを十分に大きくとれ、ノズル面8aとの対向面を安全に確保でき る。この場合に、2群のワイパーブレード群は交互に使用されるので、クリーニ ング動作1回当たりの移動量が少なく、かつワイパーブレードの消耗が減るので 、その寿命も長くなる。
【0025】 次に、図6、図7に示す例では、各ワイパーブレード34a,34b,34c の先端部に、印字ヘッド8の前端部に対応する凹部Kを設けてある。これは、例 えば図7に示すようなノズル面8aによってヘッドブロック7と印字ヘッド8の 前端面に段差が生じているような場合に、段差部の隅に付着している廃インクを 掻き取れるようにしたものである。
【0026】 なお、1群のワイパーブレードのうち、凹部を設けてあるものと、設けてない ものとを適宜混在させてもよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案は、1群のワイパーブレードのうち最後尾のワイパーブレードをスリッ トなしとし、残りの複数のワイパーブレードはスリット付きで、この複数のスリ ット付ワイパーブレード相互の各スリットの移動軌跡を異なるようにしてあるの で、印字ヘッドのノズル面のクリーニングを順序立てて行い、これにより筋目を 残さずに確実にクリーニングすることができ、クリーニングの効率を向上できる 。また、ワイパーブレードに印字ヘッドのノズル面の形状に対応する凹部が形成 してあるものでは、印字ヘッド側の凹部にまでワイパーブレードが達するので、 一層確実に廃インクを掻き取ることができ、印字ヘッドのクリーニングが確実に 行われるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたインクジェットプリンタの
要部斜視図である。
【図2】図1のワイパーブレードをクリーニングする構
成を示す側面図である。
【図3】図1のワイパーブレードの駆動手段を示す側面
図である。
【図4】他の例を示す要部斜視図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】その他の例を示す要部斜視図である。
【図7】図6のワイパーブレードの凹部とそれに対向す
る印字ヘッドのノズル面の形状を示す平面図である。
【符号の説明】
3 クリーニングベルト 4a スリット付ワイパーブレード 4b スリット付ワイパーブレード 4c スリットなしワイパーブレード 8 印字ヘッド 8a ノズル面 S スリット 24a スリット付ワイパーブレード 24b スリット付ワイパーブレード 24c スリットなしワイパーブレード 34a スリット付ワイパーブレード 34b スリット付ワイパーブレード 34c スリットなしワイパーブレード K 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドのノズル面を清掃するクリー
    ニング装置が設けてあるインクジェットプリンタであっ
    て、 上記クリーニング装置には、複数枚のワイパーブレード
    からなる群が少なくとも1群備わっており、各ワイパー
    ブレード群のうち移動方向最後尾のワイパーブレードが
    スリットなしワイパーブレードである一方、残りのワイ
    パーブレードはスリット付ワイパーブレードであり、 上記スリット付ワイパーブレードは複数枚設けてあり、
    それぞれのスリットは移動軌跡の異なる位置に設けてあ
    ることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記1群のワイパー
    ブレードの少なくとも一つには、上記印字ヘッドのノズ
    ル面の形状に対応する凹部が形成してあることを特徴と
    するインクジェットプリンタ。
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