JPH0887108A - 感光性酸前駆体を含む画像形成要素を有するリス印刷版の製造法 - Google Patents

感光性酸前駆体を含む画像形成要素を有するリス印刷版の製造法

Info

Publication number
JPH0887108A
JPH0887108A JP7252047A JP25204795A JPH0887108A JP H0887108 A JPH0887108 A JP H0887108A JP 7252047 A JP7252047 A JP 7252047A JP 25204795 A JP25204795 A JP 25204795A JP H0887108 A JPH0887108 A JP H0887108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive
layer
acid
precursor
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7252047A
Other languages
English (en)
Inventor
Damme Marc Van
マルク・バン・ダム
Joan Vermeersch
ジヨアン・ベルメールシユ
Etienne Schacht
エテイエンヌ・シヤハト
Stefan Vansteenkiste
ステフアン・バンステーンキステ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JPH0887108A publication Critical patent/JPH0887108A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/34Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away
    • G03F7/346Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away using photosensitive materials other than non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾式現像法により優れたリス印刷版を提供す
る。 【解決手段】 (a)支持体の親水性表面上に、(i)
感光性酸前駆体及び(ii)疎水性ポリマー結合剤を含
む疎水性感光層を該親水性表面に隣接して含む感光性画
像形成要素を画像通り又は情報通りに露光し、 (b)該露光された画像形成要素を(i)該露光の前又
は後に該画像形成要素の最上層を受像層に積層し、(i
i)支持体の親水性表面から受像層を剥がし、かくして
該疎水性感光性組成物を受像層にパターン通りに転写す
る段階により現像する段階を含み、該疎水性感光層が感
光性酸前駆体としてスルホン酸の非イオン性感光性前駆
体、又は場合により部分的にエステル化されたホスホン
酸の非イオン性感光性前駆体、又は場合により部分的に
エステル化されたリン酸の非イオン性感光性前駆体を含
み、後者のホスホン酸又はリン酸前駆体は低分子量化合
物の酸−感受性組成物の不在下に含まれることを特徴と
するリス印刷版を得る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は感光性酸前駆体及び疎水性ポリ
マー結合剤を含む感光性画像形成要素、ならびにそれら
を用いたリス印刷版(lithographic pr
inting plates)の形成法に関する。
【0002】
【発明の背景】感光性酸前駆体、及びそれを化学線に情
報通りに露光することにより画像を形成するための酸−
感受性組成物を含む感光性画像形成要素の利用は周知で
ある。これらの材料のほとんどすべては、酸−感受性組
成物の露光及び非露光部分の間に溶解度の分化を導入す
るという原理に基づいている。かくして作られる溶解度
の差は続いて現像段階に用いられ、可視画像を生ずる。
【0003】酸−感受性組成物の露光及び非露光部分の
間の溶解度の差は、多くの場合リス印刷版の製造に用い
られ、その場合親水性ベースに酸−受容性組成物が塗布
され、続いて露光され、溶剤、一般に水溶液を用いて現
像され、酸−感受性組成物がパターン通りに除去され
る。光生成された酸が、用いられる溶剤における酸−感
受性組成物の溶解度を増す場合、画像形成要素の十分に
露光された領域は現像の間に除去され、方法はポジティ
ブ作用性(positive working)であ
る。同様に、光生成された酸が用いられる溶剤における
酸−感受性組成物の溶解度を低下させる場合、方法はネ
ガティブ作用性であることができ、その場合画像形成要
素の非露光又は不十分な露光の部分が現像の間に除去さ
れる。そのような方法は例えばE.Brinckma
n,G.Delzenne,A.Poot and
J.Willems,Focal Press Lon
don−New York,first editio
n 1978,pages88−91により“Unco
nventional imaging proces
ses”に記載されている。
【0004】画像を得るための粘着性における差の利用
は例えば米国特許第4,810,601号明細書に記載
されている。この米国特許に開示されている方法に従う
と、画像通りに露光された酸−感受性組成物は加熱の
後、露光部分において粘着性となるが、非露光部分が非
粘着性で残る。従って露光部分を吸収色素を用いて着色
し、画像を可視とすることができる。
【0005】感光性酸前駆体及び酸−感受性組成物を含
み、酸−感受性組成物の露光及び非露光部分の間に溶解
度の分化を導入する原理に基づく感光性画像形成要素の
現像は、ほとんどの場合に現像薬水溶液の利用を必要と
する。これは危険な該現像薬水溶液との接触の可能性の
故に、該画像形成要素の使用者にとってやっかいで生来
的に危険な操作である。
【0006】さらに現像された画像形成要素は現像段階
の後にさらに濯ぎを必要とし、該画像形成要素の処理の
間に相当な量の希薄な廃水が生じ、該方法にとって生態
学的及び経済的欠点である。
【0007】しかし英国特許出願第2,009,436
及び2,009,955号は、(a)支持体、及び特定
された感光性酸前駆体を含む熱可塑性感光性組成物の層
を含む感光性画像形成材料を画像通りに露光し、(b)
露光された感光性材料を、少なくとも1面が熱可塑性材
料を含む剥離現像キャリヤシート(peelingde
velopment carrier sheet)と
該層を密着させて置き、集合体を感光性組成物層及び剥
離現像キャリヤシートの少なくとも1つの軟化温度より
高い温度に加熱し、次いで(c)該加熱温度と同じかそ
れより低い温度で感光性画像形成材料から現像キャリヤ
シートを剥がし、それにより感光性組成物層の露光又は
非露光領域を剥離現像キャリヤシート上に、及び対応す
る非露光又は露光領域を支持体上に残す画像の形成法を
開示している。
【0008】しかし特定された感光性酸前駆体は熱的に
不安定であるか(ジアゾ化合物)、又は生態学的に有害
な(有機ポリハロゲン化合物)化合物である。
【0009】
【発明の概略】本発明の目的は、感光性酸前駆体及び疎
水性ポリマー結合剤を含む感光性画像形成要素を用い、
乾式現像段階によって行われ、該感光性酸前駆体が熱的
に安定であり、生態学的に許容し得る化合物である、高
品質のリス印刷版を得るための方法の提供である。
【0010】本発明の他の目的は、簡単な方法で該感光
性画像形成要素を用い、経済的及び生態学的利点を与え
るリス印刷版を得るための方法の提供である。
【0011】本発明の他の目的は後文の記述から明らか
になるであろう。
【0012】本発明に従えば、(a)支持体の親水性表
面上に、(i)感光性酸前駆体及び(ii)疎水性ポリ
マー結合剤を含む疎水性感光層を該親水性表面に隣接し
て含む感光性画像形成要素を画像通り又は情報通りに露
光し、 (b)該露光された画像形成要素を(i)該露光の前又
は後に該画像形成要素の最上層を受像層に積層し、(i
i)支持体の親水性表面から受像層を剥がし、かくして
該疎水性感光性組成物を受像層にパターン通りに転写す
る段階により現像する段階を含み、該疎水性感光層が感
光性酸前駆体としてスルホン酸の非イオン性感光性前駆
体又は場合により部分的にエステル化されたホスホン酸
の非イオン性感光性前駆体、あるいは場合により部分的
にエステル化されたリン酸の非イオン性感光性前駆体を
含み、後者のホスホン酸又はリン酸前駆体は1つ又は複
数の低分子量化合物の酸−感受性組成物の不在下に含ま
れることを特徴とするリス印刷版を得る方法が提供され
る。
【0013】
【発明の詳細な記述】疎水性ポリマー結合剤及び上記の
感光性酸前駆体を含む疎水性感光層を親水性ベース上に
含む画像形成要素を用いた本発明の方法に従い、乾式現
像段階を用いることによりリス印刷版が得られることが
見いだされた。さらに特定的には、該印刷版が高品質の
ものであり、熱的に不安定な又は生態学的に有害な化合
物を含まず、簡単な方法で与えられ、それにより経済的
及び生態学的利点を与えることが見いだされた。
【0014】好ましいスルホン酸の非イオン性感光性前
駆体はPolymer Preprints Japa
n,35(8)においてM.Tunooka et a
l.により記載されているイミノスルホネート、JP−
Pi 61−166544に記載のジスルホン化合物、
α−スルホニルオキシケトン類、α−ヒドロキシメチル
ベンゾインスルホネート類、o−ニトロベンジルスルホ
ネート類、α−スルホニルアセトフェノン類及びスルホ
ニルイミド類により示され、これらの化合物の製造は文
献において周知である。
【0015】場合により部分的にエステル化されたホス
ホン酸、あるいは場合により部分的にエステル化された
リン酸の好ましい非イオン性感光性前駆体は、感光性基
としてo−ニトロベンジル基、1−(2−ニトロフェニ
ル)エチル基、ベンゾイン基、3,5−ジメトキシベン
ゾイン基を含む場合により部分的にエステル化されたホ
スホン酸又は場合により部分的にエステル化されたリン
酸の誘導体、ピレンメタノールのホスホン酸エステル又
はリン酸エステル、イミノホスホネート又はイミノホス
フェート及びイミドホスホネート又はイミドホスフェー
トであり、これらの製造は文献において周知である。
【0016】本発明に従う低分子量化合物の酸−感受性
組成物は、当該技術分野における熟練者に周知のカチオ
ン重合を行うことができるモノマー類、少なくとも2つ
のヒドロキシル基を有する化合物及び酸の影響下で少な
くとも2つのヒドロキシル基を有する該化合物を架橋す
ることができる試薬、ならびに酸と反応すると求電子性
基に変換される少なくとも2つの潜在又はマスクド求電
子性基を含む化合物及び求電子性芳香族置換を受け易い
芳香族部分を含む化合物である。
【0017】本発明に関連して用いられる感光性酸前駆
体はo−ニトロベンジルホスホネート、o−ニトロベン
ジルホスフェート及びo−ニトロベンジルサルフェート
がより好ましい。
【0018】本発明に従う画像形成要素の支持体は親水
性表面を有し、処理条件において安定でなければならな
い。
【0019】親水性表面を有する該支持体は金属支持
体、例えばざらざらにされた(grained)アルマ
イト支持体(anodized aluminium
support)であることができる。
【0020】親水性表面を有する該支持体は、柔軟性支
持体上に塗布された親水性結合剤及び硬膜剤を含む硬膜
親水性層を含むのがより好ましい。
【0021】そのような親水性結合剤は例えばヨーロッ
パ特許出願第450,199号に開示されており、従っ
てそれは引用することにより本明細書の内容となる。好
ましい硬膜親水性層は部分的に修飾されたデキストラン
又は例えばヨーロッパ特許第514,990号に記載の
ようなアルデヒドを用いて硬膜されたプルランを含む。
より好ましい親水性層は、例えば英国特許第1,41
9,512号、フランス特許第2,300,354号、
米国特許第3,971,660号、米国特許第4,28
4,705号、ヨーロッパ特許出願第405,016号
及びヨーロッパ特許出願第450,199号に記載のよ
うな、テトラアルキルオルトシリケートを用いて硬膜さ
れ、好ましくはSiO2及び/又はTiO2を含み、ポリ
ビニルアルコールと該テトラアルキルオルトシリケート
の間の重量比が0.5〜5であるポリビニルアルコール
の層である。
【0022】特に適した親水性層は、テトラメチルオル
トシリケート又はテトラエチルオルトシリケートを用い
て硬膜され、TiO2を含み、ポリビニルアルコールと
該テトラメチルオルトシリケート又はテトラエチルオル
トシリケートの間の重量比が0.8〜2であり、ポリビ
ニルアルコールと該二酸化チタンの間の重量比が好まし
くは1より高くないポリビニルアルコールの層である。
【0023】上記の柔軟性支持体は不透明又は透明であ
ることができ、例えば紙の支持体又は樹脂の支持体であ
ることができる。紙の支持体が用いられる場合、片側又
は両側に場合によりハレーション防止色素又は顔料を含
むアルファ−オレフィンポリマー、例えばポリエチレン
層が塗布されたものが好ましい。有機樹脂の支持体、例
えばセルロースエステル類、例えばセルロースアセテー
ト、セルロースプロピオネート及びセルロースブチレー
ト、ポリエステル類、例えばポリ(エチレンテレフタレ
ート)、ポリビニルアセタール類、ポリスチレン、ポリ
カーボネート類、ポリビニルクロリド又はポリ−アルフ
ァ−オレフィン類、例えばポリエチレン又はポリプロピ
レンを用いることもできる。
【0024】本発明に従って用いられる柔軟性疎水性支
持体と親水性層の間に、これらの2層の間の接着性を向
上させるために1つ又はそれ以上の下塗り層を塗布する
ことができる。
【0025】本発明と関連して用いるのに好ましい下塗
り層は、親水性層に隣接し、ゼラチン及びシリカを含む
下塗り層である。
【0026】本発明に従うと画像形成要素は、支持体の
親水性表面上にそれと隣接して、少なくとも1種の感光
性酸前駆体及び少なくとも1種の疎水性ポリマー結合剤
を含む疎水性感光層を含む。
【0027】本発明の好ましい様式に従うと、感光性酸
前駆体は疎水性熱可塑性ポリマーを含む疎水性熱可塑性
層中に含まれる。
【0028】該熱可塑性層は40℃以下の温度で固体で
あり、画像通りの露光の後に40℃〜250℃の温度で
パターン通りに転写可能であるのが好ましい。
【0029】本発明に従って用いるのに適した疎水性熱
可塑性ポリマーには: (A)コポリエステル類、例えばアルキレングリコー
ル、例えばvが2〜10までの全数である式HO(CH
2vOHのポリメチレングリコールと(1)ヘキサヒド
ロテレフタル酸、セバシン酸及びテレフタル酸、(2)
テレフタル酸、イソフタル酸及びセバシン酸、(3)テ
レフタル酸及びセバシン酸、(4)テレフタル酸及びイ
ソフタル酸の反応生成物から製造されるもの、ならびに
(5)該グリコール類と(i)テレフタル酸、イソフタ
ル酸及びセバシン酸から製造されるコポリエステル類及
び(ii)テレフタル酸、イソフタル酸、セバシン酸及
びアジピン酸から製造されるコポリエステル類の混合
物、(B)ナイロン類又はポリアミド類、例えばN−メ
トキシメチルポリヘキサメチレンアジパミド、(C)ビ
ニリデンクロリドコポリマー類、例えばビニリデンクロ
リド/アクリロニトリル、ビニリデンクロリド/メチル
アクリレート及びビニリデンクロリド/ビニルアセテー
トコポリマー類、(D)エチレン/ビニルアセテートコ
ポリマー、(E)セルロース性エーテル類、例えばメチ
ルセルロース、エチルセルロース及びベンジルセルロー
ス、(F)ポリエチレン、(G)合成ゴム、例えばブタ
ジエン/アクリロニトリルコポリマー類及びクロロ−2
−ブタジエン−1,3−ポリマー類、(H)セルロース
エステル類、例えばセルロースアセテート、セルロース
アセテートスクシネート及びセルロースアセテートブチ
レート、セルロースナイトレート、(I)ポリビニルエ
ステル類、例えばポリビニルアセテート/アクリレー
ト、ポリビニルアセテート/メタクリレート及びポリビ
ニルアセテート、(J)ポリアクリレート及びアルファ
−アルキルポリアクリレートエステル類、例えばポリメ
チルメタクリレート及びポリビニルアセテート、(K)
平均分子量が約4,000〜1,000,000のポリ
グリコール類の高分子量ポリエチレンオキシド類、
(L)ポリビニルクロリド及びコポリマー類、例えばポ
リビニルクロリド/アセテート、ポリビニルクロリド/
アセテート/アルコール、(M)ポリビニルアセター
ル、例えばポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、(N)ポリホルムアルデヒド類、(O)ポリウレタ
ン類及びコポリマー類、(P)ポリカーボネート類及び
コポリマー類、(Q)ポリスチレン類及びコポリマー
類、例えばポリスチレン/アクリロニトリル、ポリスチ
レン/アクリロニトリル/ブタジエンが含まれる。
【0030】本発明と関連して用いられる疎水性熱可塑
性ポリマーはスチレンのコポリマーが好ましく、スチレ
ン及び(メタ)アクリレート類のコポリマーがより好ま
しく、スチレン及びブチルメタクリレートのコポリマー
が最も好ましい。
【0031】本発明に従って用いられる感光層は0.3
0g/m2〜5.00g/m2の範囲で塗布されるのが好
ましく、1.00g/cm2〜3.50g/cm2の範囲
で塗布されるのがより好ましい。該層における感光性酸
前駆体対ポリマー結合剤の重量比は5%〜40%が好ま
しく、8%〜30%がより好ましい。
【0032】一般に本発明に従って用いられる感光層
は、用いられる感光性酸前駆体が吸収を有していない遠
紫外より長波長の領域に対して該感光層を増感するため
に少なくとも1種の分光増感剤も含む。
【0033】好ましい分光増感剤にはベンゾフェノン、
p,p’−テトラエチルメチルジアミノベンゾフェノ
ン、p,p’−テトラエチルエチルアミノベンゾフェノ
ン、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、アン
トロン、9−エトキシアントラセン、アントラセン、ピ
レン、ペリレン、フェノチアジン、ベンジル、アクリジ
ンオレンジ、ベンゾフラビン、セトフラビン−T(Se
toflavin−T)、9,10−ジフェニルアント
ラセン、9−フルオレン、アセトフェノン、フェナトレ
ン、2−ニトロフルオレン、5−ニトロアセナフテン、
ベンゾキノン、2−クロロ−4−ニトロアニリン、N−
アシル−p−ニトロアニリン、p−ニトロアニリン、N
−アシル−4−ニトロ−1−ナフチルアミン、ピクラミ
ド、アントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−
tert−ブチルアントラキノン、1,2−ベンズアン
トラキノン、3−メチル−1,3−ジアザ−1,9−ベ
ンズアントロン、ジベンザルアセトン、1,2−ナフト
キノン、3,3’−カルボニル−ビス−(5,7−ジメ
トキシカルボニルクマリン)及びコロネンが含まれる。
【0034】ある種の望ましい性質、例えば本発明に従
って用いられる支持体の該親水性表面への接着性の向
上、耐摩耗性、化学的不活性性などを与えるために、疎
水性感光層に非熱可塑性ポリマー化合物を加えることも
できる。適した非熱可塑性ポリマー化合物にはセルロー
ス、フェノール性樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂などが含まれる。望ましい場合、疎水性感光層は、感
光性画像形成要素の露光に用いられる波長において本質
的に透明である非混和性ポリマー又は非ポリマー有機又
は無機充填剤又は強化剤、例えば親有機性シリカ類、ベ
ントナイト類、シリカ、粉末ガラス、コロイドカーボ
ン、ならびに種々の種類の色素及び顔料を疎水性感光層
に望ましい性質と共に変化する量で含むこともできる。
充填剤は組成物の強度の向上、粘着性の低下において、
及びさらに着色剤として有用である。
【0035】湿潤性を向上させる、及び/又は疎水性感
光層の接着性を調節する薬剤を加えることができる。適
した薬剤は例えばシリコン類、シリコン含有ポリマー、
例えばポリ(ジメチルシロキサン)−ポリエーテルコポ
リマー、ポリ(ジメチルシロキサン)−ポリエステル、
シリコン含有界面活性剤、フッ素含有コポリマー及びフ
ッ素含有界面活性剤である。
【0036】種々の色素、顔料、サーモグラフ化合物
(thermographic compound
s)、UV−吸収剤、酸化防止剤及びヨーロッパ特許出
願第522,616号に開示されているような発色成分
を感光層に加え、処理後に多様な画像を与えることがで
きる。しかし好ましくはこれらの添加材料は、露光波長
において過剰量の光を吸収するべきではなく、酸生成反
応を阻害するべきではない。画像形成要素は光重合可能
な組成物の上に一時的保護層、好ましくは例えばポリビ
ニルアルコールなどの親水性剥離層を塗布されたセルロ
ーストリアセテート又はポリエチレンテレフタレートフ
ィルムベースを含むことができる。該一時的層は露光段
階の前又は後であるが処理段階の前に除去しなければな
らない。
【0037】感光性画像形成要素は感光層の上に、
(i)受像層(receptor layer)に接着
することができる転写層及び(ii)下にある隣接層に
接着することができ、転写層が存在する場合は該転写層
の上にある受像層から成る群より選ばれる1つ又はそれ
以上の保護層を含むのが好ましい。
【0038】該受像層は処理条件において安定であるの
が好ましい。用いられる特定の層は画像形成要素の組成
物の性質に依存する。適した受像層には紙、板紙、金属
シート、フォイル及びメッシュ、例えばアルミニウム、
銅、スチール、ブロンズなど、透明有機樹脂類、例えば
セルロースアセテート、セルロースプロピオネート及び
セルロースブチレートなどのセルロースエステル類、ポ
リビニルアセタール類、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト又はポリビニルクロリド、不透明発泡又は着色ポリエ
ステル、絹、綿及びビスコースレーヨン布又はスクリー
ンが含まれる。好ましい受像層は、ヨーロッパ特許出願
第93201858.3号に開示されており、従ってそ
の記載事項が引用することにより本明細書の内容となる
商業的に入手可能なペーパー・ブランド(paper
brands)、ならびにポリエチレンテレフタレート
などのポリエステル類又はポリエチレンもしくはポリプ
ロピレンなどのポリ−アルファ−オレフィン類のフィル
ム又はコーティングである。
【0039】場合により受像層は受像要素の一部である
ことができる。本発明に従って用いるための受像要素は
少なくとも1つの受像層及び少なくとも1つの外層を含
む。1つの実施態様において、該受像要素は受像層とし
て前記の受像層の1つ及びさらに薄い追加の層を含む。
例は薄い金属層を設けた支持体、例えば蒸着金属層を設
けたポリエステル支持体及び最も有用なポリエチレンを
塗布された紙である。該受像要素は裏引き層などの追加
の層を含むこともできる。
【0040】受像層に接着することができる転写層は熱
接着(thermo−adhesive)層又は圧力接
着(pressure−adhesive)層であるこ
とができる。
【0041】本発明で用いるのに適した熱接着層(TA
Ls)は、Du Pont Co.の1090 THE
RMOANALYZERを用いて測定されるガラス転移
温度Tgが10℃〜100℃であることができる。エネ
ルギーを節約し、材料が変化又は変形する危険を少なく
するために、積層及び離層段階の間に材料に与えられる
熱的負荷は最小でなければならない。これらの理由か
ら、TALのTgは60℃より低いのが好ましい。TA
LのTgの値は用いられるポリマーのTgの値及び/ある
いはポリマーもしくは低分子量可塑剤又はサーモソルベ
ント(thermosolvents)の添加により決
定することができる。
【0042】受像層へのTALの接着性もTgより高温
に加熱する間のTALの流動性により決定することがで
きる。この性質を記載するパラメーターは溶融粘度であ
る。本発明に従って用いるためのTALは、Rheom
etrics Co,Surrey,UKのVISCO
ELASTIC MELT TESTERを用いて12
0℃で測定される溶融粘度が3000ポアズ(Pois
e)より高いのが好ましい。
【0043】画像形成媒体の裏側又は他の材料へのTA
Lの望ましくない粘着を起こさない容易なフィルム形成
を誘導するために、Tgの値が20℃〜45℃であり、
溶融粘度が7000ポアズより高く、tg δ-1の値に
対応する弾性率がRheometrics Co,Su
rrey,UKのVISCOELASTIC MELT
TESTERを用いて120℃で測定して1.30よ
り大きいTALを用いるのが好ましい。tg δ-1の値
はP.C.Hiemenzにより“Polymer C
hemistry:the Basic Concep
t”,edit. by M.Dekker In
c.,New Yorkに記載された通り、弾性率に関
する測定値である。
【0044】生態学的及び実用的理由から、TALは水
性媒体から塗布するのが好ましい。従ってポリマーはラ
テックスとして挿入されるのが好ましい。
【0045】好ましいラテックスはスチレン、スチレン
−ブタジエン、スチレン−(メタ)アクリレート及び
n.ブチルアクリレート−メチルメタクリレート−アク
リロニトリルのラテックスである。これらのラテックス
はラテックスの安定性を向上させる他のコモノマー、例
えばアクリル酸、メタクリル酸及びアクリルアミドを含
むことができる。他の可能なラテックスはヨーロッパ特
許出願第92203188.3号に開示されており、従
ってその記載事項は引用することにより本明細書の内容
となる。
【0046】TAL層において用いるために特に適した
ポリマーはBayer AG,Germanyにより販
売されているBAYSTAL型ポリマーであり、それは
重量比が40/60〜80/20のスチレン−ブタジエ
ンコポリマーに基づいている。望ましい場合は、数重量
%(最高約10%)のアクリルアミド及び/又はアクリ
ル酸を含むことができる。他の有用なポリマーはやはり
Bayer AGからのEUDERMポリマーであり、
それはn.−ブチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、アクリロニトリル及び少量のメタクリル酸を含むコ
ポリマーである。
【0047】層の形成又は層の性質を向上させるための
種々の添加剤、例えば増粘剤、界面活性剤、均展剤、熱
溶媒(thermal solvent)及び顔料がT
AL中に存在することができる。
【0048】好ましくは上記の要求に従わなければなら
ない上部の熱接着層と別に、例えば離層処理の後により
高い画質を得るという観点から疎水性感光層への接着性
を最適化するために、材料は上部TAL及び疎水性感光
層の間に位置する1つ又はそれ以上の補足的熱接着層を
含むことができる。この(これらの)他のTALは上部
TALに与えられたものと異なる組成及び/又は物理的
性質を有することができる。この(これらの)層は1種
類のポリマー又はポリマーの混合物を、場合により可塑
剤又はサーモソルベントのような低分子量添加剤と組み
合わせて含むことができる。挿入することができる他の
成分にはワックス類、充填剤類、ポリマービーズ類、ガ
ラスビーズ類、シリカなどが含まれる。
【0049】本発明において用いるのに適した圧力接着
層(PALs)は1種又はそれ以上の感圧接着剤を含
む。該感圧接着剤は粘着性エラストマー、例えばスチレ
ン/イソプレンのブロックコポリマー、スチレン/ブタ
ジエンゴム、ブチルゴム、イソブチレンのポリマー及び
シリコン類であるのが好ましい。特に好ましいのは天然
ゴム及び米国特許第3,857,731号に開示されて
いるようなアクリレートコポリマーである。用いられる
感圧接着剤は未処理の紙に適用された場合、連続−コー
ト(被覆率100%)剥離接着値(peel adhe
sion value)が1〜10N/cm幅であるの
が好ましく、2〜7N/cm幅がより好ましい。
【0050】感圧接着剤を含む圧力接着層は結合剤を含
むことができる。感圧接着剤と組み合わせて用いるのに
適した結合剤は、感圧接着剤に対して不活性な結合剤で
あり、すなわちそれらは感圧接着剤を化学的に攻撃しな
い、又はそれらの溶剤として作用しない。そのような結
合剤の例はニトロセルロース、ウレタン類、ゼラチン、
ポリビニルアルコールなどである。
【0051】結合剤の量は感圧接着剤が疎水性感光層に
有効に固定されるように選ばれなければならない。結合
剤の量は感圧接着剤に関して2.5重量部より低いのが
好ましく、0.6より低いのがより好ましい。
【0052】感圧接着剤を含む圧力接着層は粘着剤、例
えばロジン石鹸又はテルペンも含むことができる。
【0053】圧力接着層を含む画像形成要素は、該圧力
接着層の上に受像層も含むのが好ましい。一般に該受像
層は該圧力接着層に隣接する透明な層、例えば透明な有
機樹脂層である。
【0054】熱接着又は圧力接着転写層の厚さは感光層
への該層の接着のために重要である。該転写層の厚さは
0.1〜30μmであるのが好ましく、1〜15μmが
より好ましい。
【0055】画像形成要素は、互いの上に層を塗布する
ことにより、及び/又は層もしくは層の束を互いに積層
することにより製造することができる。
【0056】実際の実施態様の場合、画像形成要素は以
下の段階により製造される:−本発明に従う親水性表面
を有する支持体の上に(i)感光性酸前駆体及び疎水性
ポリマー結合剤を含む疎水性感光層、及び(ii)場合
により下に圧力接着層を有する熱接着層を塗布する。
【0057】他の実際の実施態様の場合、画像形成要素
は、その熱接着層を有する上記の画像形成要素を受像層
上に、又は受像層上に塗布された圧力接着層上に積層す
ることにより製造される。
【0058】さらに別の実際の実施態様の場合、画像形
成要素は以下の段階により製造される:−本発明に従う
支持体の親水性表面上に感光性酸前駆体及び疎水性ポリ
マー結合剤を含む疎水性感光層を塗布し、−かくして形
成されたその疎水性感光層を有する要素を受像層上に、
又は受像層上に塗布された圧力接着又は熱接着層上に積
層する。
【0059】画像を得るための本発明の方法に従うと、
本発明の画像形成要素は画像通りに、又は情報通りに化
学線に露光され、パターン通りに疎水性感光層の接着性
を変化させる。露光は例えば紫外線を用いた接触露光、
カメラ露光、走査露光又はレーザー露光であることがで
きる。露光段階を行う場合に用いられる線源には例えば
日光、白熱電球、水銀蒸気ランプ、ハロゲンランプ、キ
セノンランプ、蛍光ランプ、発光ダイオード、レーザ
ー、電子線及びX線が含まれる。
【0060】該露光は画像形成要素の前側又は後側を通
して行うことができる。後側を通した露光の場合、支持
体は感光性画像形成要素の露光に用いられる線に関して
透明でなければならず、前側の露光の場合は、もし存在
するならば保護層が該線に対して透明でなければならな
いのは言うまでもない。
【0061】画像通りの、又は情報通りの露光に続き、
(i)該露光の前又は後に該画像形成要素の最上層を受
像層に積層し、(ii)受像層を支持体の親水性表面か
ら剥がし、かくして該疎水性感光層をパターン通りに受
像層に転写し、支持体の親水性表面及び保持されている
疎水性感光層を含む画像を現すことにより画像が得られ
る。
【0062】画像形成要素が保護層を含まない場合、受
像要素は受像層として熱接着層又は圧力接着層を含むこ
とができる。下塗り層も受像層として働くことができ
る。
【0063】画像形成要素又は受像要素が圧力接着層を
含まない場合、該積層は、好ましくは25℃〜180℃
の温度、より好ましくは65℃〜120℃の温度におけ
る加熱段階を用いることにより行われる。該加熱は親水
性ベース及び受像層のいずれか、又は両方に、受像層を
画像形成要素の最上層と接触させる前、その間、又はそ
の後に適用することができる。より高い温度は、おそら
く画像形成要素への受像層のより良いパターン通りの接
着のために、より高い感度を生ずる。
【0064】画像形成要素における転写層として熱接着
層を含む本発明の画像形成要素を用いた場合、受像層と
して種々の安価な普通紙を適用することができる。多様
な物理的性質を有する広範囲の市販の紙を用いることが
できる。
【0065】画像形成要素又は受像要素が圧力接着層を
含む場合、該積層は圧力段階を必要とする。該圧力は受
像層が画像形成要素の最上層と接触している間に適用さ
れる。
【0066】画像形成要素及び受像層、場合により受像
要素は露光の前に接触させることができる。そのような
実施態様の場合、画像形成要素及び/又は好ましくは受
像層又は場合により受像要素のいずれかの裏側が光重合
可能な組成物の露光に用いられる線に関して透明である
ことが必要である。
【0067】その安定性を増すために画像を光及び/又
は熱に全体的に暴露するのが有利であり得る。そのよう
な方法は、画像が下記のような印刷マスター(prin
ting master)として用いられる場合、画像
の耐引掻性を向上させるために特に好ましい。
【0068】本発明の画像形成要素は親水性ベース上に
疎水性感光層を含むので、得られる画像はリス印刷版と
して用いることができる。受像層への感光層のパターン
通りの転写及び支持体の親水性表面からの受像層の剥離
は親水性及び疎水性部分の間の画像通りの分化を生じ、
それを油性又は脂性インクを用いた印刷に用いることが
できる。疎水性部分はリスインクを受容することができ
るが、親水性領域は水で湿らせるとインクを受容しな
い。インクを受容する領域は印刷画像領域を形成し、イ
ンク−排除領域は背景領域を形成する。
【0069】画像形成要素は主に疎水性感光層における
感光性酸前駆体と疎水性(熱可塑性)ポリマーの間の重
量比に依存して、ポジティブ作用性又はネガティブ作用
性であることができる。該比率は中でも感光性酸前駆体
及び疎水性(熱可塑性)ポリマーの性質により影響され
るが、該層における与えられた感光性酸前駆体対与えら
れた疎水性ポリマー結合剤の重量比はポジティブ作用系
の場合よりネガティブ作用系の場合に高い。
【0070】本発明のネガティブ作用性画像形成要素
(すなわち原画像の反転が起こる)の場合、化学線に対
する情報通りの露光は、化学線の情報通りの分布に対応
するパターン通りに支持体の親水性表面への疎水性感光
層の接着性を向上させる。この場合、疎水性感光層の非
露光又は不十分な露光の領域は、支持体の親水性表面か
ら受像層を剥がす時に受像層に接着し、支持体の親水性
表面及び保持されている疎水性感光層の十分に露光され
た領域を含むリス印刷版を現す。
【0071】本発明のポジティブ作用性画像形成要素の
場合(すなわち原画像の反転が起こらない)、化学線へ
の情報通りの露光は支持体の親水性表面への疎水性感光
層の接着性を化学線の情報通りの分布に対応するパター
ン通りに低下させる。この場合、疎水性感光層の十分に
露光された領域が、支持体の親水性表面から受像層を剥
がす時に受像層に接着し、支持体の親水性表面及び保持
されている疎水性感光層の非露光又は不十分な露光の領
域を含むリス印刷版を現す。
【0072】以下の実施例は本発明を例示するものであ
り、本発明を実施例に制限することはない。パーセンテ
ージは他に記述がなければすべて重量による。
【0073】実施例1(本発明に従う実施例) 親水性ベースの製造 21.5%のTiO2(平均粒径0.3〜0.5μm)
及び2.5%のポリビニルアルコールを脱イオン水中に
含む440gの分散液に、撹拌しながら水中の5%のポ
リビニルアルコール溶液250g、水中の加水分解され
た22%のテトラメチルオルトシリケート乳液105g
及び10%の湿潤剤溶液12gを続けて加えた。
【0074】この混合物に193gの脱イオン水を加
え、pHをpH=4に調節した。
【0075】得られた分散液を、厚さが175μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム支持体(その上に親
水性下塗り層が設けられている)上に、50g/m2
湿潤コーティング厚さで塗布し、30℃で乾燥し、続い
てそれを57℃の温度に1週間供することにより硬膜し
た。
【0076】画像形成要素の製造 上記で得たリスベース上に、メチルエチルケトン中の
8.50重量%のコポリマースチレン/ブチルメタクリ
レート(DegussaからのToner Resin
OT 5154)、0.10重量%の青色素(C.
I.61551)、1.00重量%の2,6−ジニトロ
ベンジルトシレート及び0.50重量%のチオキサント
ンの溶液から成る感光性組成物を37.5μmの湿潤コ
ーティング厚さで塗布した。
【0077】上記で得た画像形成要素に、スチレン、ブ
タジエン及びアクリル酸を含み、ガラス転移温度が34
℃であり(Du Pont Co.の“1090 TH
ERMOANALYZER”を用いて測定)、両方共1
20℃で測定した(Rheometrics Co.U
Kの“VISCOELASTIC MELT TEST
ER”を用いて)溶融粘度が13420ポアズより高
く、tg δ-1の値に対応する弾性率が3.54のコポ
リマーであるBaystal KA 8522(Bay
er AG,Germanyから)の20重量%の水性
分散液を含む溶液を30g/m2の湿潤コーティング厚
さで上塗りした。
【0078】リス乾板の製造及び評価 この画像形成要素及び下記の画像形成要素の上に1cm
のスクリーン当たり60本の線、ならびに微細なポジテ
ィブ及びネガティブ線を有する試験標的を置き、画像形
成要素をそれを通して紫外線に露光した。
【0079】露光された画像形成要素のそれぞれを次い
で、下塗りされたポリエチレンテレフタレート支持体
(ゼラチン及びシリカを含む上部下塗り層を有する)で
ある受像要素と面と面を接触させて置いた。
【0080】接触している要素を90℃において、及び
0.3m/分の速度でロールラミネーター装置を通して
搬送し、要素を剥がした。
【0081】この実施例の場合は感光層の露光部分が除
去され、非露光領域がリスベース上に残り、かくしてポ
ジティブ作用系である。
【0082】この試料を用いて、12μmの線に関する
線再現を有する優れた画像が得られた。
【0083】親水性ベース上に得られた画像は、通常用
いられるインク及びインク溜を用いた従来のオフセット
印刷機における印刷に用いることができた。汚染のない
優れたコピーが得られた。
【0084】実施例2(本発明に従う実施例) 感光層を、メチルエチルケトン中の8.00重量%のコ
ポリマースチレン/ブチルメタクリレート(Degus
saからのToner Resin OT 515
4)、0.10重量%の青色素(C.I.6155
1)、1.50重量%の2,6−ジニトロベンジルトシ
レート及び0.50重量%のチオキサントンの溶液から
37.5μmの湿潤コーティング厚さで親水性ベース上
に塗布した以外は、実施例1の画像形成要素と同様にし
て画像形成要素を製造し、露光し、積層し、剥がした。
【0085】この実施例の場合は感光層の非露光部分が
除去され、露光領域がリスベース上に残り、かくしてネ
ガティブ作用系である。
【0086】この試料を用いて、12μmの線に関する
線再現を有する優れた画像が得られた。
【0087】親水性ベース上に得られた画像は、通常用
いられるインク及びインク溜を用いた従来のオフセット
印刷機における印刷に用いることができた。汚染のない
優れたコピーが得られた。
【0088】実施例3(本発明に従う実施例) 感光層を、メチルエチルケトン中の7.50重量%のコ
ポリマースチレン/ブチルメタクリレート(Degus
saからのToner Resin OT 515
4)、0.10重量%の青色素(C.I.6155
1)、2.00重量%の2,6−ジニトロベンジルトシ
レート及び0.50重量%のチオキサントンの溶液から
37.5μmの湿潤コーティング厚さで親水性ベース上
に塗布した以外は、実施例1の画像形成要素と同様にし
て画像形成要素を製造し、露光し、積層し、剥がした。
【0089】この実施例の場合は感光層の非露光部分が
除去され、露光領域がリスベース上に残り、かくしてネ
ガティブ作用系である。
【0090】この試料を用いて、12μmの線に関する
線再現を有する優れた画像が得られた。
【0091】親水性ベース上に得られた画像は、通常用
いられるインク及びインク溜を用いた従来のオフセット
印刷機における印刷に用いることができた。汚染のない
優れたコピーが得られた。
【0092】実施例4(本発明に従う実施例) 感光層を、メチルエチルケトン中の8.50重量%のコ
ポリマースチレン/ブチルメタクリレート(Degus
saからのToner Resin OT 515
4)、0.10重量%の青色素(C.I.6155
1)、1.00重量%のジ−(2−ニトロベンジル)−
モノメトキシエチルホスフェート及び0.50重量%の
チオキサントンの溶液から37.5μmの湿潤コーティ
ング厚さで親水性ベース上に塗布した以外は、実施例1
の画像形成要素と同様にして画像形成要素を製造し、露
光し、積層し、剥がした。
【0093】この実施例の場合は感光層の非露光部分が
除去され、露光領域がリスベース上に残り、かくしてネ
ガティブ作用系である。
【0094】この試料を用いて、12μmの線に関する
線再現を有する優れた画像が得られた。
【0095】親水性ベース上に得られた画像は、通常用
いられるインク及びインク溜を用いた従来のオフセット
印刷機における印刷に用いることができた。汚染のない
優れたコピーが得られた。
【0096】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0097】1.(a)支持体の親水性表面上に、
(i)感光性酸前駆体及び(ii)疎水性ポリマー結合
剤を含む疎水性感光層を該親水性表面に隣接して含む感
光性画像形成要素を画像通り又は情報通りに露光し、 (b)該露光された画像形成要素を(i)該露光の前又
は後に該画像形成要素の最上層を受像層に積層し、(i
i)支持体の親水性表面から受像層を剥がし、かくして
該疎水性感光性組成物を受像層にパターン通りに転写す
る段階により現像する段階を含み、該疎水性感光層が感
光性酸前駆体としてスルホン酸の非イオン性感光性前駆
体、又は場合により部分的にエステル化されたホスホン
酸の非イオン性感光性前駆体、又は場合により部分的に
エステル化されたリン酸の非イオン性感光性前駆体を含
み、後者のホスホン酸又はリン酸前駆体は1つ又は複数
の低分子量化合物の酸−感受性組成物の不在下に含まれ
ることを特徴とするリス印刷版を得る方法。
【0098】2.支持体上の該親水性表面が、(i)加
水分解されたテトラアルキルオルトシリケートで硬膜さ
れ、ポリビニルアルコールと該テトラアルキルオルトシ
リケートの間の重量比が0.5〜5であるポリビニルア
ルコール及び(ii)酸化ケイ素及び/又は二酸化チタ
ンを含む、柔軟な支持体上に塗布された硬膜親水性層で
ある上記1項に記載の方法。
【0099】3.該感光性酸前駆体がo−ニトロベンジ
ルスルホネートである上記1又は2項に記載の方法。
【0100】4.該感光性酸前駆体がo−ニトロベンジ
ルホスホネート又はo−ニトロベンジルホスフェートで
ある上記1又は2項に記載の方法。
【0101】5.該疎水性ポリマー結合剤が疎水性熱可
塑性ポリマーである上記1〜4項のいずれかに記載の方
法。
【0102】6.該疎水性感光層が0.30g/cm2
〜5.00g/cm2の範囲内の乾燥重量を有する上記
1〜5項のいずれかに記載の方法。
【0103】7.疎水性感光層における感光性酸前駆体
対ポリマー結合剤の重量比が5%〜40%の範囲内にあ
る上記1〜6項のいずれかに記載の方法。
【0104】8.感光性画像形成要素が感光層の上に、
受像層に接着することができる少なくとも1つの転写層
を含む上記1〜7項のいずれかに記載の方法。
【0105】9.該転写層が熱接着層である上記8項に
記載の方法。
【0106】10.該転写層が圧力接着層である上記8
項に記載の方法。
【0107】11.支持体の親水性表面上に、感光性酸
前駆体及び疎水性ポリマー結合剤を含む該親水性表面に
隣接する疎水性感光層、ならびに(i)受像層に接着す
ることができる転写層及び(ii)下にある隣接層に接
着することができ且つ転写層が存在する場合は該転写層
の上にある受像層から成る群より選ばれる1種又はそれ
以上の保護層を、示されている順序で含み、該疎水性感
光層が感光性酸前駆体としてスルホン酸の非イオン性感
光性前駆体、又は場合により部分的にエステル化された
ホスホン酸の非イオン性感光性前駆体、又は場合により
部分的にエステル化されたリン酸の非イオン性感光性前
駆体を含み、後者のホスホン酸又はリン酸前駆体は1つ
又は複数の低分子量化合物の酸−感受性組成物の不在下
に含まれることを特徴とする感光性画像形成要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨアン・ベルメールシユ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 エテイエンヌ・シヤハト ベルギー・ビー8840スタデン・リーセベル トストラート99 (72)発明者 ステフアン・バンステーンキステ ベルギー・ビー9840デピンテ・リースター ストラート34

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)支持体の親水性表面上に、(i)
    感光性酸前駆体及び(ii)疎水性ポリマー結合剤を含
    む疎水性感光層を該親水性表面に隣接して含む感光性画
    像形成要素を画像通り又は情報通りに露光し、 (b)該露光された画像形成要素を(i)該露光の前又
    は後に該画像形成要素の最上層を受像層に積層し、(i
    i)支持体の親水性表面から受像層を剥がし、かくして
    該疎水性感光性組成物を受像層にパターン通りに転写す
    る段階により現像する段階を含み、該疎水性感光層が感
    光性酸前駆体としてスルホン酸の非イオン性感光性前駆
    体、又は場合により部分的にエステル化されたホスホン
    酸の非イオン性感光性前駆体、又は場合により部分的に
    エステル化されたリン酸の非イオン性感光性前駆体を含
    み、後者のホスホン酸又はリン酸前駆体は1つ又は複数
    の低分子量化合物の酸−感受性組成物の不在下に含まれ
    ることを特徴とするリス印刷版を得る方法。
  2. 【請求項2】 支持体の親水性表面上に、感光性酸前駆
    体及び疎水性ポリマー結合剤を含む該親水性表面に隣接
    する疎水性感光層、ならびに(i)受像層に接着するこ
    とができる転写層(transfer layer)及
    び(ii)下にある隣接層に接着することができ且つ転
    写層が存在する場合は該転写層の上にある受像層から成
    る群より選ばれる1種又はそれ以上の保護層を、示され
    ている順序で含み、該疎水性感光層が感光性酸前駆体と
    してスルホン酸の非イオン性感光性前駆体、又は場合に
    より部分的にエステル化されたホスホン酸の非イオン性
    感光性前駆体、又は場合により部分的にエステル化され
    たリン酸の非イオン性感光性前駆体を含み、後者のホス
    ホン酸又はリン酸前駆体は1つ又は複数の低分子量化合
    物の酸−感受性組成物の不在下に含まれることを特徴と
    する感光性画像形成要素。
JP7252047A 1994-09-08 1995-09-06 感光性酸前駆体を含む画像形成要素を有するリス印刷版の製造法 Pending JPH0887108A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE94202581.8 1994-09-08
EP94202581 1994-09-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0887108A true JPH0887108A (ja) 1996-04-02

Family

ID=8217178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7252047A Pending JPH0887108A (ja) 1994-09-08 1995-09-06 感光性酸前駆体を含む画像形成要素を有するリス印刷版の製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5851724A (ja)
EP (1) EP0701173B1 (ja)
JP (1) JPH0887108A (ja)
DE (1) DE69501030T2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0890878A3 (en) * 1997-07-08 1999-01-20 Agfa-Gevaert N.V. Development material and process for the production of a negative colour proof, and process for the production of both a positive and negative colour proof on a single image-receiving material.
JPH11109621A (ja) * 1997-07-08 1999-04-23 Agfa Gevaert Nv ネガテイブカラープルーフの作製のための現像材料及び方法ならびに1つの受像材料上にポジテイブ及びネガテイブカラープルーフの両方を作製するための方法
EP0924568B1 (en) * 1997-11-27 2002-10-09 Agfa-Gevaert Radiation-sensitive material containing a multilayer support material
JP3638086B2 (ja) 1998-08-21 2005-04-13 東京応化工業株式会社 ポジ型レジスト組成物及びそれを用いたレジストパターン形成方法
JP4310266B2 (ja) * 2004-12-06 2009-08-05 パナソニック株式会社 感光性硬化樹脂の塗布方法および接着方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049301B2 (ja) * 1977-12-06 1985-11-01 富士写真フイルム株式会社 画像形成方法
JPS5479034A (en) * 1977-12-06 1979-06-23 Fuji Photo Film Co Ltd Image formation method
JPS5479032A (en) * 1977-12-06 1979-06-23 Fuji Photo Film Co Ltd Image formation emthod
US4291114A (en) * 1978-10-18 1981-09-22 Minnesota Mining And Manufacturing Co. Imageable, composite-dry transfer sheet and process of using same
US4511641A (en) * 1983-02-02 1985-04-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Metal film imaging structure
US4554238A (en) * 1984-03-20 1985-11-19 Minnesota Mining And Manufacturing Company Spectrally-sensitized imaging system
US4996136A (en) * 1988-02-25 1991-02-26 At&T Bell Laboratories Radiation sensitive materials and devices made therewith
JP2930369B2 (ja) * 1990-05-21 1999-08-03 富士写真フイルム 株式会社 感光性組成物
US5258263A (en) * 1991-09-10 1993-11-02 Polaroid Corporation Printing plate and methods of making and use same
EP0689096B1 (en) * 1994-06-16 1999-09-22 Kodak Polychrome Graphics LLC Lithographic printing plates utilizing an oleophilic imaging layer
DE69607511D1 (de) * 1995-04-21 2000-05-11 Agfa Gevaert Nv Bildaufzeichnungselement, eine Photosäuresubstanz enthaltend und Verfahren zur Herstellung von Flachdruckplatten

Also Published As

Publication number Publication date
EP0701173B1 (en) 1997-11-12
US5851724A (en) 1998-12-22
DE69501030T2 (de) 1998-06-10
EP0701173A1 (en) 1996-03-13
DE69501030D1 (de) 1997-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4396700A (en) Process for forming an image
JP3030261B2 (ja) 積層/層剥離によって処理される平版印刷版における支持体として使用するための平版アルミニウム基体の親水性面を製造する方法
JP2901235B2 (ja) 感熱性画像形成要素及びそれを用いて平版印刷版を作製する方法
US6010817A (en) Heat sensitive imaging element and a method for producing lithographic plates therewith
EP0653685A1 (en) Methods for producing lithographic plates with imaging elements comprising a photopolymerizable composition
JPH1097063A (ja) バーニッシュ処理フィルム及びそれを使用するプレプレスカラープルーフの表面光沢度調整方法
JPH0887108A (ja) 感光性酸前駆体を含む画像形成要素を有するリス印刷版の製造法
US5922506A (en) Imaging element comprising a hydrophobic photopolymerizable composition and method for producing lithographic plates therewith
JPH05107759A (ja) 像製造方法
JPH05216230A (ja) 光重合性組成物を用いる像の製造方法
EP0653686B1 (en) Imaging element comprising a photopolymerizable composition and methods for producing lithographic plates therewith
US5624785A (en) Imaging element comprising a photoacid-sensitive composition and a method for producing lithographic plates therewith
EP0738932B1 (en) Imaging element comprising a photoacid-sensitive composition and a method for producing lithographic plates therewith
JPH05107748A (ja) 着色陽画処理感光性記録材料およびこの材料を使用する陽画および陰画の両方の色試験画像の製造方法
EP0653684A1 (en) Imaging element comprising a photopolymerizable composition and methods for producing lithographic plates therewith
JP3117172B2 (ja) 感光性転写シート
EP0708373B1 (en) Imaging element comprising a hydrophobic photopolymerizable composition and method for producing lithographic plates therewith
US5681683A (en) Imaging element comprising a photopolymerizable composition
JP3371989B2 (ja) 箔押し用感光性樹脂版
JPH07191457A (ja) 光重合性組成物を含有する像形成材料を用いる平版印刷版の製造方法
JPH07191459A (ja) 光重合性組成物を含有する像形成材料及びそれを用いた平版印刷版の製造方法
EP0851296B1 (en) Thermally imageable material
GB2026709A (en) Process for Forming Relief Images by Transfer Development from Light-sensitive Material
JP3094884B2 (ja) 多色プルーフ一時支持体、光重合性材料及び顔料入りの転写材料
JPH02308253A (ja) 感光性転写シート