JPH0888385A - 薄膜太陽電池 - Google Patents
薄膜太陽電池Info
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- JPH0888385A JPH0888385A JP6224467A JP22446794A JPH0888385A JP H0888385 A JPH0888385 A JP H0888385A JP 6224467 A JP6224467 A JP 6224467A JP 22446794 A JP22446794 A JP 22446794A JP H0888385 A JPH0888385 A JP H0888385A
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- JP
- Japan
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- film
- solar cell
- acrylic resin
- moisture
- adhesive
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プラスチックフィルム基板上に薄膜を積層して
防湿フィルム間に挟着した薄膜太陽電池の耐湿性および
耐候性を向上させる。 【構成】耐候性の優れたアクリル樹脂フィルムの表面
に、やはり耐候性の優れたPVDF樹脂フィルムをラミ
ネートして防湿フィルムに用いる。さらに、アクリル樹
脂に紫外線吸収剤を添加し、防湿フィルムの接着剤に黄
変せず、接着強度の高いアクリル接着剤あるいはホット
メルト系接着剤を用いる。
防湿フィルム間に挟着した薄膜太陽電池の耐湿性および
耐候性を向上させる。 【構成】耐候性の優れたアクリル樹脂フィルムの表面
に、やはり耐候性の優れたPVDF樹脂フィルムをラミ
ネートして防湿フィルムに用いる。さらに、アクリル樹
脂に紫外線吸収剤を添加し、防湿フィルムの接着剤に黄
変せず、接着強度の高いアクリル接着剤あるいはホット
メルト系接着剤を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可とう性の絶縁性基板
を用いた薄膜太陽電池に関する。
を用いた薄膜太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池はクリーンなエネルギーとして
注目されており、その技術の進歩はめざましいものがあ
る。特に、非晶質シリコンを主材料とした光電変換層は
大面積の成膜が容易で低価格であるため、それを用いた
薄膜太陽電池に対する期待は大きい。従来の太陽電池は
ガラス基板が用いられていたが、厚型で重く、割れやす
い欠点があり、また屋外の屋根等への適用化による作業
性の改良等の理由により、薄型・軽量化の要望が強くな
っている。これらの要望に対し、可とう性のあるプラス
チックフィルムおよび薄膜金属フィルムを基板に用いた
フレキシブルタイプの薄膜太陽電池の実用化が進みつつ
ある。このようなフレキシブルタイプ太陽電池を10〜
15年の長期にわたり使用するために、太陽電池セルの
表裏両側を接着層を介して防湿フィルムをラミネートし
て水分の侵入を防止している。図2はそのようなフレキ
シブルタイプ太陽電池の断面構造を示し、可とう性のあ
るプラスチックフィルム基板1の一面上に金属からなる
第一電極層2、pin接合を有する結晶質あるいは非晶
質の半導体層3、ITOなどからなる透明な第二電極層
4が積層され、他面側には、例えば特願平5−6797
6号明細書に記載されている第三電極層5が形成され、
基板1に明けられた図示しない貫通孔を通じて第一電極
層2あるいは第二電極層4と接続されている。このよう
な構造の太陽電池セルが、第二電極層の上に透明接着剤
層61を介した透明防湿フィルム71と第三電極層5の
上に接着剤層62を介した防湿フィルム72とにより挟
着されている。
注目されており、その技術の進歩はめざましいものがあ
る。特に、非晶質シリコンを主材料とした光電変換層は
大面積の成膜が容易で低価格であるため、それを用いた
薄膜太陽電池に対する期待は大きい。従来の太陽電池は
ガラス基板が用いられていたが、厚型で重く、割れやす
い欠点があり、また屋外の屋根等への適用化による作業
性の改良等の理由により、薄型・軽量化の要望が強くな
っている。これらの要望に対し、可とう性のあるプラス
チックフィルムおよび薄膜金属フィルムを基板に用いた
フレキシブルタイプの薄膜太陽電池の実用化が進みつつ
ある。このようなフレキシブルタイプ太陽電池を10〜
15年の長期にわたり使用するために、太陽電池セルの
表裏両側を接着層を介して防湿フィルムをラミネートし
て水分の侵入を防止している。図2はそのようなフレキ
シブルタイプ太陽電池の断面構造を示し、可とう性のあ
るプラスチックフィルム基板1の一面上に金属からなる
第一電極層2、pin接合を有する結晶質あるいは非晶
質の半導体層3、ITOなどからなる透明な第二電極層
4が積層され、他面側には、例えば特願平5−6797
6号明細書に記載されている第三電極層5が形成され、
基板1に明けられた図示しない貫通孔を通じて第一電極
層2あるいは第二電極層4と接続されている。このよう
な構造の太陽電池セルが、第二電極層の上に透明接着剤
層61を介した透明防湿フィルム71と第三電極層5の
上に接着剤層62を介した防湿フィルム72とにより挟
着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の薄膜太陽電池では、紫外線、酸素による酸化ある
いは熱による劣化、また、屋外での雨水および空気中の
ガス状の水分の侵入によって、透明防湿フィルムおよび
接着剤層との剥離、接着強度の低下、接着剤の変色等に
より太陽電池セルに影響し、太陽電池の出力が低下する
問題があった。そのため、このような薄膜太陽電池は長
期の屋外使用に対しては未だ充分でなく、さらに改良が
望まれていた。
従来の薄膜太陽電池では、紫外線、酸素による酸化ある
いは熱による劣化、また、屋外での雨水および空気中の
ガス状の水分の侵入によって、透明防湿フィルムおよび
接着剤層との剥離、接着強度の低下、接着剤の変色等に
より太陽電池セルに影響し、太陽電池の出力が低下する
問題があった。そのため、このような薄膜太陽電池は長
期の屋外使用に対しては未だ充分でなく、さらに改良が
望まれていた。
【0004】本発明の目的は、上記の問題を解決し、水
分の侵入により特性の低下のないような防湿性とともに
耐候性も優れた薄膜太陽電池を提供することにある。
分の侵入により特性の低下のないような防湿性とともに
耐候性も優れた薄膜太陽電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、可とう性基板上に少なくとも第一電極
層、光電変換半導体層、透明第二電極層が積層され、接
着剤層を介して防湿フィルムにより挟着された薄膜太陽
電池において、少なくとも透明第二電極層の上の防湿フ
ィルムが表面をポリビニリデンフルオライド (PVD
F) 樹脂により覆われたアクリル樹脂フィルムであるも
のとする。その表面をPVDF樹脂により覆われたアク
リル樹脂フィルムが、PVDF樹脂フィルムをラミネー
トされたアクリル樹脂フィルムであることが良い。アク
リル樹脂フィルムが紫外線吸収剤の添加されたアクリル
樹脂よりなることが有効である。そして、アクリル樹脂
フィルムに接する接着剤層がアクリル接着剤よりなるこ
とも、ホットメルト系接着剤よりなることも良い。
めに、本発明は、可とう性基板上に少なくとも第一電極
層、光電変換半導体層、透明第二電極層が積層され、接
着剤層を介して防湿フィルムにより挟着された薄膜太陽
電池において、少なくとも透明第二電極層の上の防湿フ
ィルムが表面をポリビニリデンフルオライド (PVD
F) 樹脂により覆われたアクリル樹脂フィルムであるも
のとする。その表面をPVDF樹脂により覆われたアク
リル樹脂フィルムが、PVDF樹脂フィルムをラミネー
トされたアクリル樹脂フィルムであることが良い。アク
リル樹脂フィルムが紫外線吸収剤の添加されたアクリル
樹脂よりなることが有効である。そして、アクリル樹脂
フィルムに接する接着剤層がアクリル接着剤よりなるこ
とも、ホットメルト系接着剤よりなることも良い。
【0006】
【作用】アクリル樹脂およびPVDF樹脂は従来より、
優れた耐候性を示す材料として公知である。しかしなが
ら、この両者を組み合わせ、フィルム状に形成するのは
困難であった。本発明者は、表面処理技術およびラミネ
ート技術を駆使することにより、アクリル樹脂フィルム
上にPVDF樹脂フィルムを被覆することに成功した。
したがって、優れた耐候性を有する材料同士の組合わせ
による薄膜太陽電池は防湿性と共に耐候性も優れている
ことは言うまでもない。さらに、アクリル樹脂フィルム
に紫外線吸収剤を添加することにより、紫外線に対して
強くなる。
優れた耐候性を示す材料として公知である。しかしなが
ら、この両者を組み合わせ、フィルム状に形成するのは
困難であった。本発明者は、表面処理技術およびラミネ
ート技術を駆使することにより、アクリル樹脂フィルム
上にPVDF樹脂フィルムを被覆することに成功した。
したがって、優れた耐候性を有する材料同士の組合わせ
による薄膜太陽電池は防湿性と共に耐候性も優れている
ことは言うまでもない。さらに、アクリル樹脂フィルム
に紫外線吸収剤を添加することにより、紫外線に対して
強くなる。
【0007】また、接着剤として、アクリル樹脂との接
着性の良好なアクリル接着剤およびホットメルト系接着
剤を用いることにより、従来のEVA (エチレン酢酸ビ
ニル共重合体) のような接着剤層は不要となり、黄変等
の問題の発生はなくなるほか、作業性の向上、膜厚の低
減が可能となる。
着性の良好なアクリル接着剤およびホットメルト系接着
剤を用いることにより、従来のEVA (エチレン酢酸ビ
ニル共重合体) のような接着剤層は不要となり、黄変等
の問題の発生はなくなるほか、作業性の向上、膜厚の低
減が可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例の薄膜太陽電池の構造を図1
に示す。フィルム状絶縁基板1は電極層および非晶質半
導体層が200℃前後で成膜されるため耐熱性が要求さ
れる。したがって、耐熱性を有するプラスチックフィル
ムとして、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサル
ホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサルファ
イド、パラ系アラミド、ポリエーテルケトン、あるい
は、ふっ素系全般のフィルムが挙げられるが、特にポリ
イミド、パラ系アラミド、ふっ素系全般のフィルムが好
適である。しかし、薄膜型の金属フィルムとしてステン
レス鋼、ニッケル、銅等の箔を用い、表面に耐熱性絶縁
膜を被着してもよい。あるいは、第一電極層を兼ねる導
電性基板としてそのまま用いることもできる。薄膜半導
体層3は一般的に成膜されるpin接合を有する非晶質
シリコンを主体とした薄膜である。電極層2、4、5と
しては、それぞれ金属膜、透明導電膜、金属膜がスパッ
タ等の手段により形成される。
に示す。フィルム状絶縁基板1は電極層および非晶質半
導体層が200℃前後で成膜されるため耐熱性が要求さ
れる。したがって、耐熱性を有するプラスチックフィル
ムとして、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリサル
ホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサルファ
イド、パラ系アラミド、ポリエーテルケトン、あるい
は、ふっ素系全般のフィルムが挙げられるが、特にポリ
イミド、パラ系アラミド、ふっ素系全般のフィルムが好
適である。しかし、薄膜型の金属フィルムとしてステン
レス鋼、ニッケル、銅等の箔を用い、表面に耐熱性絶縁
膜を被着してもよい。あるいは、第一電極層を兼ねる導
電性基板としてそのまま用いることもできる。薄膜半導
体層3は一般的に成膜されるpin接合を有する非晶質
シリコンを主体とした薄膜である。電極層2、4、5と
しては、それぞれ金属膜、透明導電膜、金属膜がスパッ
タ等の手段により形成される。
【0009】光入射側の防湿フィルム71には、透明
で、かつ水分透過率の小さいプラスチックフィルムが用
いられ、本発明によりアクリル樹脂 (ポリメチルメタア
クリレート) フィルム8の表面がふっ素系PVDF樹脂
により覆われたフィルムが用いられる。アクリル樹脂8
中には、紫外線吸収剤として、ベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系、アクリレート系、サリチレート系な
どのものが添加される。
で、かつ水分透過率の小さいプラスチックフィルムが用
いられ、本発明によりアクリル樹脂 (ポリメチルメタア
クリレート) フィルム8の表面がふっ素系PVDF樹脂
により覆われたフィルムが用いられる。アクリル樹脂8
中には、紫外線吸収剤として、ベンゾフェノン系、ベン
ゾトリアゾール系、アクリレート系、サリチレート系な
どのものが添加される。
【0010】光入射側と反対面の防湿フィルム72は、
必ずしも透明である必要はなく、たとえば上記フィルム
の他にアルミニウム等の金属箔をプラスチックフィルム
でサンドイッチしたもので、プラスチックフィルム自体
は若干水分透過率の大きいものでも、プラスチックフィ
ルムでサンドイッチされた金属箔により、侵入してくる
水分を遮断するものを用いることができる。接着剤層6
1、62には、アクリル樹脂あるいはホットメルト系接
着剤が用いられる。
必ずしも透明である必要はなく、たとえば上記フィルム
の他にアルミニウム等の金属箔をプラスチックフィルム
でサンドイッチしたもので、プラスチックフィルム自体
は若干水分透過率の大きいものでも、プラスチックフィ
ルムでサンドイッチされた金属箔により、侵入してくる
水分を遮断するものを用いることができる。接着剤層6
1、62には、アクリル樹脂あるいはホットメルト系接
着剤が用いられる。
【0011】実施例1:フィルム基板1として、ポリイ
ミドフィルム (東レデュポン社製、商品名:カプトン)
を用い、第一電極層2はAg膜、薄膜半導体層3として
nip接合を有する非晶質シリコン膜、第二電極層4は
ITO膜、絶縁性基板1の裏側に第三電極層5としてA
g膜をそれぞれ所定の装置により形成し、太陽電池セル
とした。防湿フィルム71、72には同じ材質のものを
用い、厚さ30μmの紫外線吸収剤入りのアクリル樹脂
フィルム8の片面をコロナ処理し、厚さ50μmのPV
DFフィルム9を押出機により押出しながら、そのアク
リル樹脂フィルムをラミネートして厚さ80μmの透明
な防湿フィルムを形成したものである。この防湿フィル
ム71、72の裏面に溶液状のアクリル樹脂を30μm
の膜厚に塗布して接着剤層61、62を形成した。この
接着剤付き防湿フィルムを太陽電池セルを形成したフィ
ルム基板1の両側にセットし、130℃の温度で15分
間の真空加熱圧着条件でラミネートして薄膜太陽電池を
作製した。
ミドフィルム (東レデュポン社製、商品名:カプトン)
を用い、第一電極層2はAg膜、薄膜半導体層3として
nip接合を有する非晶質シリコン膜、第二電極層4は
ITO膜、絶縁性基板1の裏側に第三電極層5としてA
g膜をそれぞれ所定の装置により形成し、太陽電池セル
とした。防湿フィルム71、72には同じ材質のものを
用い、厚さ30μmの紫外線吸収剤入りのアクリル樹脂
フィルム8の片面をコロナ処理し、厚さ50μmのPV
DFフィルム9を押出機により押出しながら、そのアク
リル樹脂フィルムをラミネートして厚さ80μmの透明
な防湿フィルムを形成したものである。この防湿フィル
ム71、72の裏面に溶液状のアクリル樹脂を30μm
の膜厚に塗布して接着剤層61、62を形成した。この
接着剤付き防湿フィルムを太陽電池セルを形成したフィ
ルム基板1の両側にセットし、130℃の温度で15分
間の真空加熱圧着条件でラミネートして薄膜太陽電池を
作製した。
【0012】実施例2:実施例1の太陽電池セル裏側の
防湿フィルム72を、アルミニウム箔をポリふっ化ビニ
ル (PVF) でサンドイッチした白色フィルム (デュポ
ン社、商品名:テドラ−PVF) の厚さ120μmの防
湿フィルムに変更した以外は実施例1と同様にして薄膜
太陽電池を作製した。
防湿フィルム72を、アルミニウム箔をポリふっ化ビニ
ル (PVF) でサンドイッチした白色フィルム (デュポ
ン社、商品名:テドラ−PVF) の厚さ120μmの防
湿フィルムに変更した以外は実施例1と同様にして薄膜
太陽電池を作製した。
【0013】実施例3:接着剤層61、62を変性ポリ
オレフィン系のシート状ホットメルト接着剤により太陽
電池セルの両側にセットし、実施例1と同様にして薄膜
太陽電池を作製した。 比較例 実施例1の防湿フィルム71、72をポリエチレンナフ
タレート (PEN) フィルムとし、接着剤61、62を
厚さ400μmのEVA (エチレン酢酸ビニル共重合
体) に変更した以外は実施例1と同様にして薄膜太陽電
池を作製した。
オレフィン系のシート状ホットメルト接着剤により太陽
電池セルの両側にセットし、実施例1と同様にして薄膜
太陽電池を作製した。 比較例 実施例1の防湿フィルム71、72をポリエチレンナフ
タレート (PEN) フィルムとし、接着剤61、62を
厚さ400μmのEVA (エチレン酢酸ビニル共重合
体) に変更した以外は実施例1と同様にして薄膜太陽電
池を作製した。
【0014】上記実施例1〜3、比較例とも太陽電池の
電極より外部へリード線を引き出し、特性評価できる構
造となっている。以上の実施例1〜3および比較例の薄
膜太陽電池を、屋外暴露の加速試験として1000時間
のウェザーメータによる試験 (屋外暴露約5年相当) 行
った結果、実施例1〜3においては外観上変化は見られ
ず、比較例では表面が若干黄色に変色していた。また、
太陽電池の出力特性として変換効率を測定した結果、実
施例1〜3では初期値と同一値を示したが、比較例は約
1.0%低下していた。
電極より外部へリード線を引き出し、特性評価できる構
造となっている。以上の実施例1〜3および比較例の薄
膜太陽電池を、屋外暴露の加速試験として1000時間
のウェザーメータによる試験 (屋外暴露約5年相当) 行
った結果、実施例1〜3においては外観上変化は見られ
ず、比較例では表面が若干黄色に変色していた。また、
太陽電池の出力特性として変換効率を測定した結果、実
施例1〜3では初期値と同一値を示したが、比較例は約
1.0%低下していた。
【0015】以上説明したように、本発明の実施例の薄
膜太陽電池は、外観上および特性上、比較例に比べ防湿
性、耐候性が優れていることが分かる。なお、以上の実
施例では基板表面に第三電極層を形成した薄膜太陽電池
に実施しているが、基板一面上にのみ構成される薄膜太
陽電池、即ち第三電極層を有しない薄膜太陽電池に適用
しても有効であることは明白である。
膜太陽電池は、外観上および特性上、比較例に比べ防湿
性、耐候性が優れていることが分かる。なお、以上の実
施例では基板表面に第三電極層を形成した薄膜太陽電池
に実施しているが、基板一面上にのみ構成される薄膜太
陽電池、即ち第三電極層を有しない薄膜太陽電池に適用
しても有効であることは明白である。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、アクリル樹脂フィル
ム上にPVDF樹脂を被覆した防湿フィルムを使用する
こと、さらに、接着剤としてアクリル樹脂およびホット
メルト系を用いること、アクリル樹脂フィルム中に紫外
線吸収剤を添加することにより、防湿性と共に耐候性も
優れた薄膜太陽電池を得ることができた。
ム上にPVDF樹脂を被覆した防湿フィルムを使用する
こと、さらに、接着剤としてアクリル樹脂およびホット
メルト系を用いること、アクリル樹脂フィルム中に紫外
線吸収剤を添加することにより、防湿性と共に耐候性も
優れた薄膜太陽電池を得ることができた。
【0017】また、従来のEVA (エチレン酢酸ビニル
共重合体) のような接着剤層は不要となり、黄変等の問
題の発生はなく、作業性の向上、膜厚の低減が可能で、
薄膜太陽電池のコスト低減に有効である。
共重合体) のような接着剤層は不要となり、黄変等の問
題の発生はなく、作業性の向上、膜厚の低減が可能で、
薄膜太陽電池のコスト低減に有効である。
【図1】本発明の実施例の薄膜太陽電池の構造を示す断
面図
面図
【図2】従来の薄膜太陽電池の構造の一例を示す断面図
1 フィルム状絶縁基板 2 第一電極層 3 薄膜半導体層 4 透明第二電極層 61、62 接着剤層 71 透明防湿フィルム 72 防湿フィルム
Claims (5)
- 【請求項1】可とう性基板上に少なくとも第一電極層、
光電変換半導体層、透明第二電極層が積層され、接着剤
層を介して防湿フィルムにより挟着されたものにおい
て、少なくとも透明第二電極層の上の防湿フィルムが表
面をポリビニリデンフルオライド (PVDF) 樹脂によ
り覆われたアクリル樹脂フィルムであることを特徴とす
る薄膜太陽電池。 - 【請求項2】表面をPVDF樹脂により覆われたアクリ
ル樹脂フィルムが、PVDF樹脂フィルムをラミネート
されたアクリル樹脂フィルムである請求項1記載の薄膜
太陽電池。 - 【請求項3】アクリル樹脂フィルムが紫外線吸収剤の添
加されたアクリル樹脂よりなる請求項1あるいは2記載
の薄膜太陽電池。 - 【請求項4】アクリル樹脂フィルムに接する接着剤層が
アクリル接着剤よりなる請求項1ないし3のいずれかに
記載の薄膜太陽電池。 - 【請求項5】アクリル樹脂フィルムに接する接着剤層が
ホットメルト系接着剤よりなる請求項1ないし3のいず
れかに記載の薄膜太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224467A JPH0888385A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 薄膜太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224467A JPH0888385A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 薄膜太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888385A true JPH0888385A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16814255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6224467A Pending JPH0888385A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 薄膜太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0888385A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997027260A1 (en) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Elf Atochem S.A. | Method for the adhesion of fluorinated resins to metals |
| JP2011077081A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 太陽電池用表面保護シート |
| JP2014520390A (ja) * | 2011-05-16 | 2014-08-21 | エルジー・ケム・リミテッド | 太陽電池用保護フィルム及びこれを含む太陽電池 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6224467A patent/JPH0888385A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997027260A1 (en) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Elf Atochem S.A. | Method for the adhesion of fluorinated resins to metals |
| JP2011077081A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 太陽電池用表面保護シート |
| JP2014520390A (ja) * | 2011-05-16 | 2014-08-21 | エルジー・ケム・リミテッド | 太陽電池用保護フィルム及びこれを含む太陽電池 |
| US10020406B2 (en) | 2011-05-16 | 2018-07-10 | Lg Chem, Ltd. | Protective film for solar cell and solar cell comprising the same |
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