JPH08883A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
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- JPH08883A JPH08883A JP6141692A JP14169294A JPH08883A JP H08883 A JPH08883 A JP H08883A JP 6141692 A JP6141692 A JP 6141692A JP 14169294 A JP14169294 A JP 14169294A JP H08883 A JPH08883 A JP H08883A
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- tank
- tub
- inner tank
- hole
- pulsator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御
する全自動洗濯機において、洗い行程の衣類の撹拌中に
泡が内槽および外槽の上部より溢れるのを防止する。 【構成】 中央底部にパルセータ2を回転自在に配設し
た内槽1を外槽7内に内包し、内槽1を覆うように外槽
7上部に上部カバー8を配設し、外槽7の下部に設けた
排水弁12を介して機外と連通する排水ホース15を設
け、外槽7の上部に設けた穴13と連通する管14を排
水ホース15に連結する。モータ10の駆動力によりパ
ルセータ2または内槽1を選択的に駆動させる駆動機構
部11を備え、駆動機構部11により脱水行程では内槽
1を一方向に回転可能にし、洗い行程では内槽1の回転
を制動するようにし、外槽7は穴13の上部に開口部2
4を設け、上部カバー8は開口部24において内槽1の
回転方向側に対応し、かつ内槽1の中心方向に向かって
突出部23を形設した。
する全自動洗濯機において、洗い行程の衣類の撹拌中に
泡が内槽および外槽の上部より溢れるのを防止する。 【構成】 中央底部にパルセータ2を回転自在に配設し
た内槽1を外槽7内に内包し、内槽1を覆うように外槽
7上部に上部カバー8を配設し、外槽7の下部に設けた
排水弁12を介して機外と連通する排水ホース15を設
け、外槽7の上部に設けた穴13と連通する管14を排
水ホース15に連結する。モータ10の駆動力によりパ
ルセータ2または内槽1を選択的に駆動させる駆動機構
部11を備え、駆動機構部11により脱水行程では内槽
1を一方向に回転可能にし、洗い行程では内槽1の回転
を制動するようにし、外槽7は穴13の上部に開口部2
4を設け、上部カバー8は開口部24において内槽1の
回転方向側に対応し、かつ内槽1の中心方向に向かって
突出部23を形設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱水の
一連の行程を逐次制御する全自動洗濯機に関するもので
ある。
一連の行程を逐次制御する全自動洗濯機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の全自動洗濯機は図4に示
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
すような構成が一般的であった。以下、その構成につい
て説明する。
【0003】図に示すように、内槽1は、略円筒形状を
有していて中央底部にパルセータ2を配設し、上部に吐
出部3と略環状のバランサー4とを固着しており、さら
に内壁には複数の貫通した孔5を設けている。パルセー
タ2は下面に裏羽根6を有している。外槽7は、内槽1
を内包し、上部に上部カバー8をバランサー4を覆うよ
うに固着し、外底部に基板9を固着してモータ10、駆
動機構部11、排水弁12などを配設している。また、
外槽7上部には穴13を設け、この穴13に水密に嵌着
した管14の下部を排水ホース15と連結している。
有していて中央底部にパルセータ2を配設し、上部に吐
出部3と略環状のバランサー4とを固着しており、さら
に内壁には複数の貫通した孔5を設けている。パルセー
タ2は下面に裏羽根6を有している。外槽7は、内槽1
を内包し、上部に上部カバー8をバランサー4を覆うよ
うに固着し、外底部に基板9を固着してモータ10、駆
動機構部11、排水弁12などを配設している。また、
外槽7上部には穴13を設け、この穴13に水密に嵌着
した管14の下部を排水ホース15と連結している。
【0004】ここで、穴13は、穴13の位置より水位
が高くなると水を穴13から管14、排水ホース15を
通して機外へと放出させ、オーバーフローすすぎ、また
は排水弁12の故障時において外槽7上部に設けた給水
弁16から給水中の水が溢れないようにしている。基板
9の外縁部は、防振装置17、吊り棒18を介して外枠
19の上部角隅より垂下支持されている。排水口20
は、外槽7の底部に設け、排水弁12を介して排水ホー
ス15により機外へと連通する。21は制御装置、22
は設定手段である。
が高くなると水を穴13から管14、排水ホース15を
通して機外へと放出させ、オーバーフローすすぎ、また
は排水弁12の故障時において外槽7上部に設けた給水
弁16から給水中の水が溢れないようにしている。基板
9の外縁部は、防振装置17、吊り棒18を介して外枠
19の上部角隅より垂下支持されている。排水口20
は、外槽7の底部に設け、排水弁12を介して排水ホー
ス15により機外へと連通する。21は制御装置、22
は設定手段である。
【0005】駆動機構部11はモータ10の回転力を洗
い行程ではパルセータ2に正逆反転を伝達し、脱水行程
では内槽1に一方向回転をクラッチ(図示せず)により
選択的に切り換えて伝達させる。それと同時に、駆動機
構部11に内蔵するブレーキ機構部(図示せず)により
洗い行程では内槽1を制動し、脱水行程では内槽1の制
動を解除するとともに排水弁12と連動して排水弁12
を開放する。ここで、制動力は、脱水行程における内槽
1の回転の急制動で外槽7に作用する慣性力により、外
槽7が外枠17に激しく当たり、機体を移動させてしま
うことがないように設定されいる。
い行程ではパルセータ2に正逆反転を伝達し、脱水行程
では内槽1に一方向回転をクラッチ(図示せず)により
選択的に切り換えて伝達させる。それと同時に、駆動機
構部11に内蔵するブレーキ機構部(図示せず)により
洗い行程では内槽1を制動し、脱水行程では内槽1の制
動を解除するとともに排水弁12と連動して排水弁12
を開放する。ここで、制動力は、脱水行程における内槽
1の回転の急制動で外槽7に作用する慣性力により、外
槽7が外枠17に激しく当たり、機体を移動させてしま
うことがないように設定されいる。
【0006】上記構成において動作を説明すると、洗い
行程においては、衣類と洗剤を内槽1内に投入後、所定
の水位まで自動給水し、モータ10を回転して、このモ
ータ10の回転力により駆動機構部11を介してパルセ
ータ2を回転駆動させ衣類を撹拌する。ここで、内槽1
は駆動機構部11に内蔵されたクラッチ(図示せず)に
より一方向にだけ回動可能であるが、同じく駆動機構部
11に内蔵されたブレーキ機構部(図示せず)より制動
されている。また、パルセータ2の回転に伴いパルセー
タ2の下面に設けた裏羽根6が外槽7の下部の洗濯液を
吸い上げ、内槽1の上部に設けた吐出部3より吐出さ
せ、再び水面に落下させることにより、洗濯液を循環さ
せつつ糸屑、異物などの除去を行ったり、洗剤の溶解を
促進させている。
行程においては、衣類と洗剤を内槽1内に投入後、所定
の水位まで自動給水し、モータ10を回転して、このモ
ータ10の回転力により駆動機構部11を介してパルセ
ータ2を回転駆動させ衣類を撹拌する。ここで、内槽1
は駆動機構部11に内蔵されたクラッチ(図示せず)に
より一方向にだけ回動可能であるが、同じく駆動機構部
11に内蔵されたブレーキ機構部(図示せず)より制動
されている。また、パルセータ2の回転に伴いパルセー
タ2の下面に設けた裏羽根6が外槽7の下部の洗濯液を
吸い上げ、内槽1の上部に設けた吐出部3より吐出さ
せ、再び水面に落下させることにより、洗濯液を循環さ
せつつ糸屑、異物などの除去を行ったり、洗剤の溶解を
促進させている。
【0007】一方、脱水行程においては、排水弁12の
開放動作に連動して駆動機構部11に内蔵したクラッチ
(図示せず)が切り換わると同時に制動が解除され、内
槽1がモータ10の回転力により駆動機構部11を介し
て一方向に回転駆動する。そこで、内槽1内の衣類は回
転による遠心力によって内槽1の内周面に押しつけられ
て衣類の脱水を行う。脱水液は孔5より内槽1から外槽
7へと移動し、外槽7の下部の排水口20から排水弁1
2を介して排水ホース15を通り、機外へ放出される。
開放動作に連動して駆動機構部11に内蔵したクラッチ
(図示せず)が切り換わると同時に制動が解除され、内
槽1がモータ10の回転力により駆動機構部11を介し
て一方向に回転駆動する。そこで、内槽1内の衣類は回
転による遠心力によって内槽1の内周面に押しつけられ
て衣類の脱水を行う。脱水液は孔5より内槽1から外槽
7へと移動し、外槽7の下部の排水口20から排水弁1
2を介して排水ホース15を通り、機外へ放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、洗い行程において内槽1内ではパルセー
タ2の駆動により、渦運動をともないながら水面は放物
線状に近似して内槽1の中心で低く、内壁近傍で高くな
り、内槽1と外槽7の間では外槽7下部の洗濯液を吸い
上げるため、水位が運転開始時より低くなる。このよう
に内槽1の内外でパルセータ2の反転駆動ごとに断続的
に水位差が生じるため、内槽1内の水面に発生した泡が
内槽1内から孔5を通り洗濯液とともに内槽1外へと流
出する。このため、特に最高水位の運転時には、吐出部
3と水面迄の落差が最も小さくなり(H1<H2<H
3)ポンプアップ作用による循環水量が多くなるため、
内槽1内外の水位差は増大して内槽1内の泡が内槽1外
へ流れやすくなる。
来の構成では、洗い行程において内槽1内ではパルセー
タ2の駆動により、渦運動をともないながら水面は放物
線状に近似して内槽1の中心で低く、内壁近傍で高くな
り、内槽1と外槽7の間では外槽7下部の洗濯液を吸い
上げるため、水位が運転開始時より低くなる。このよう
に内槽1の内外でパルセータ2の反転駆動ごとに断続的
に水位差が生じるため、内槽1内の水面に発生した泡が
内槽1内から孔5を通り洗濯液とともに内槽1外へと流
出する。このため、特に最高水位の運転時には、吐出部
3と水面迄の落差が最も小さくなり(H1<H2<H
3)ポンプアップ作用による循環水量が多くなるため、
内槽1内外の水位差は増大して内槽1内の泡が内槽1外
へ流れやすくなる。
【0009】加えて、内槽1と外槽7の間の隙間が少な
くなるため、泡が崩壊するよりも溜まっていく速度のほ
うが速くなり、内槽1の上部に設けたバランサー4と上
部カバー8の隙間から泡が溢れ出し、衣類から遊離した
汚れが内槽1および外槽7上部に再付着して汚してしま
う不具合があった。さらに、外槽7上部より溢れた泡が
外槽7外へ落下して外槽7の下部に配設したモータ10
などの充電部に付着し、漏電させてしまう不安全な問題
があった。
くなるため、泡が崩壊するよりも溜まっていく速度のほ
うが速くなり、内槽1の上部に設けたバランサー4と上
部カバー8の隙間から泡が溢れ出し、衣類から遊離した
汚れが内槽1および外槽7上部に再付着して汚してしま
う不具合があった。さらに、外槽7上部より溢れた泡が
外槽7外へ落下して外槽7の下部に配設したモータ10
などの充電部に付着し、漏電させてしまう不安全な問題
があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、洗い
行程時に内槽および外槽上部に泡が溢れることを防止
し、安全にユーザーが使用できる全自動洗濯機を提供す
ることを目的としている。
行程時に内槽および外槽上部に泡が溢れることを防止
し、安全にユーザーが使用できる全自動洗濯機を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中央底部にパルセータを回転自在に配設し
た内槽と、前記内槽を内包する外槽と、前記内槽を覆う
ように前記外槽上部に配設した上部カバーと、前記外槽
の下部に設けた排水弁と、前記排水弁を介して機外と連
通する排水ホースと、前記排水ホースに連結して前記外
槽の上部に設けた穴と連通する管と、モータと、前記モ
ータの駆動力により前記パルセータまたは前記内槽を選
択的に駆動させる駆動機構部とを備え、前記駆動機構部
により脱水行程では前記内槽を一方向に回転可能にし、
洗い行程では前記内槽の回転を制動するようにし、前記
外槽は前記穴の上部に開口部を設け、前記上部カバーは
前記開口部において前記内槽の回転方向側に対応し、か
つ前記内槽の中心方向に向かって突出部を形設したこと
を第1の課題解決手段としている。
するために、中央底部にパルセータを回転自在に配設し
た内槽と、前記内槽を内包する外槽と、前記内槽を覆う
ように前記外槽上部に配設した上部カバーと、前記外槽
の下部に設けた排水弁と、前記排水弁を介して機外と連
通する排水ホースと、前記排水ホースに連結して前記外
槽の上部に設けた穴と連通する管と、モータと、前記モ
ータの駆動力により前記パルセータまたは前記内槽を選
択的に駆動させる駆動機構部とを備え、前記駆動機構部
により脱水行程では前記内槽を一方向に回転可能にし、
洗い行程では前記内槽の回転を制動するようにし、前記
外槽は前記穴の上部に開口部を設け、前記上部カバーは
前記開口部において前記内槽の回転方向側に対応し、か
つ前記内槽の中心方向に向かって突出部を形設したこと
を第1の課題解決手段としている。
【0012】また、上記第1の課題解決手段の突出部
は、上端が内槽の上端より上に位置し、下端が穴近傍の
高さに位置したことを第2の課題解決手段としている。
は、上端が内槽の上端より上に位置し、下端が穴近傍の
高さに位置したことを第2の課題解決手段としている。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
洗い行程時の撹拌中に内槽内に生じた泡が内槽外へ流れ
て溜まっていき、撹拌にともなって内槽が一方向に共回
りするにつれて、泡が内槽と外槽の間で回りながら上昇
していくが、泡が外槽上部に設けた穴の高さ近傍までく
ると、泡は穴上部に設けた開口部において内槽の回転方
向側に位置するように形設した突出部により穴へと案内
され、管から排水ホースを通り機外へと放出されるた
め、内槽上部、外槽上部で溢れることがなくなる。
洗い行程時の撹拌中に内槽内に生じた泡が内槽外へ流れ
て溜まっていき、撹拌にともなって内槽が一方向に共回
りするにつれて、泡が内槽と外槽の間で回りながら上昇
していくが、泡が外槽上部に設けた穴の高さ近傍までく
ると、泡は穴上部に設けた開口部において内槽の回転方
向側に位置するように形設した突出部により穴へと案内
され、管から排水ホースを通り機外へと放出されるた
め、内槽上部、外槽上部で溢れることがなくなる。
【0014】また、第2の課題解決手段により、撹拌途
中に洗剤量を追加したときに泡の発生量が急激に増大し
たり、水位を高めに途中変更して内槽と外槽の間の泡が
急激に上昇した場合でも、突出部の上端が内槽上端より
上に位置し下端が穴近傍の高さに位置していることによ
り、泡は突出部により穴へと案内され、管から排水ホー
スを通り機外へと放出されるため、内槽上部、外槽上部
で溢れることがなくなる。
中に洗剤量を追加したときに泡の発生量が急激に増大し
たり、水位を高めに途中変更して内槽と外槽の間の泡が
急激に上昇した場合でも、突出部の上端が内槽上端より
上に位置し下端が穴近傍の高さに位置していることによ
り、泡は突出部により穴へと案内され、管から排水ホー
スを通り機外へと放出されるため、内槽上部、外槽上部
で溢れることがなくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0016】図に示すように、突出部23は、上部カバ
ー8に一体に形設しており、外槽7上部に設けた穴13
の開口部24において内槽1の回転方向側に開口部24
の内壁と密着嵌合し、内槽1の回転方向側に位置してお
り、突出部23の外槽7の内壁からの高さは、外槽7下
部から上部にわたって内槽1外壁と外槽7内壁の距離を
考慮して、H=3〜15mmを確保している。
ー8に一体に形設しており、外槽7上部に設けた穴13
の開口部24において内槽1の回転方向側に開口部24
の内壁と密着嵌合し、内槽1の回転方向側に位置してお
り、突出部23の外槽7の内壁からの高さは、外槽7下
部から上部にわたって内槽1外壁と外槽7内壁の距離を
考慮して、H=3〜15mmを確保している。
【0017】駆動機構部11はモータ10の回転力を洗
い行程ではパルセータ2に正逆反転(図2のX方向、反
X方向)を、脱水行程では内槽1に一方向回転(図2の
X方向)をクラッチ(図示せず)により選択的に切り換
え、伝達させる。
い行程ではパルセータ2に正逆反転(図2のX方向、反
X方向)を、脱水行程では内槽1に一方向回転(図2の
X方向)をクラッチ(図示せず)により選択的に切り換
え、伝達させる。
【0018】上記構成において動作を説明すると、ま
ず、内槽1内に衣類を投入し、設定手段22より水位レ
ベル、洗い時間、水流の強弱、すすぎ回数、脱水時間等
をキー入力して運転を開始させると、制御装置21の指
令により給水弁16を開放し、所定水位になるまで給水
する。所定水位に達すると、制御装置21により給水弁
16を閉じ、モータ10への断続通電を行い、パルセー
タ2を反転駆動させ衣類を撹拌して洗い行程を開始させ
る。
ず、内槽1内に衣類を投入し、設定手段22より水位レ
ベル、洗い時間、水流の強弱、すすぎ回数、脱水時間等
をキー入力して運転を開始させると、制御装置21の指
令により給水弁16を開放し、所定水位になるまで給水
する。所定水位に達すると、制御装置21により給水弁
16を閉じ、モータ10への断続通電を行い、パルセー
タ2を反転駆動させ衣類を撹拌して洗い行程を開始させ
る。
【0019】撹拌が始まると、図2に示すように内槽1
内ではパルセータ2の反転ごと(X方向、反X方向)に
渦運動(水流)が生じるため、水面は放物線形状に近似
した自由表面(破線1a)を形成し、水位が中心で低く
内壁近傍で高くなる。一方、裏羽根6により外槽7下部
の洗濯液が反転ごとに吸い上げられ吐出部3を通り再び
内槽1内へと循環し、洗濯液内の糸屑、異物などを捕獲
したり、洗剤の溶解を促進させる。
内ではパルセータ2の反転ごと(X方向、反X方向)に
渦運動(水流)が生じるため、水面は放物線形状に近似
した自由表面(破線1a)を形成し、水位が中心で低く
内壁近傍で高くなる。一方、裏羽根6により外槽7下部
の洗濯液が反転ごとに吸い上げられ吐出部3を通り再び
内槽1内へと循環し、洗濯液内の糸屑、異物などを捕獲
したり、洗剤の溶解を促進させる。
【0020】ここで、吐出部3と水面迄の落差(H1、
H2、H3)は水位が下がるほど大きくなるため、最高
水位において最も吐出部3からの流量が多くなるととも
に、外槽7下部より吸い上げられる洗濯液の量も多くな
ることから、最高水位でポンプアップ作用の効果が最も
よくなり、洗濯液の循環が最もよくなる。洗い行程では
内槽1は制動されているが、撹拌時の反転ごとに内槽1
内に生じる慣性力により、内槽1はX方向に共回りする
ことがあり、1反転に対して内槽1は約0〜0.5回転
程度回転する。
H2、H3)は水位が下がるほど大きくなるため、最高
水位において最も吐出部3からの流量が多くなるととも
に、外槽7下部より吸い上げられる洗濯液の量も多くな
ることから、最高水位でポンプアップ作用の効果が最も
よくなり、洗濯液の循環が最もよくなる。洗い行程では
内槽1は制動されているが、撹拌時の反転ごとに内槽1
内に生じる慣性力により、内槽1はX方向に共回りする
ことがあり、1反転に対して内槽1は約0〜0.5回転
程度回転する。
【0021】撹拌がつづくにつれ、撹拌と洗濯液の循環
により洗剤が水に溶け出して内槽1内の水面上に泡が生
じてくるが、内槽1と外槽7の間ではパルセータ2の反
転ごとに水位が下がり(破線1b)、内槽1と外槽7と
に断続的に水位差が生じると、泡は内槽1内から孔5を
通り内槽1外へと流出して、内槽1の外壁と外槽7の内
壁の間を上昇するとともに、内槽1が脱水時と同一の回
転方向(X方向)へと共回りし、泡もこの共回りと同期
してX方向へ回る。
により洗剤が水に溶け出して内槽1内の水面上に泡が生
じてくるが、内槽1と外槽7の間ではパルセータ2の反
転ごとに水位が下がり(破線1b)、内槽1と外槽7と
に断続的に水位差が生じると、泡は内槽1内から孔5を
通り内槽1外へと流出して、内槽1の外壁と外槽7の内
壁の間を上昇するとともに、内槽1が脱水時と同一の回
転方向(X方向)へと共回りし、泡もこの共回りと同期
してX方向へ回る。
【0022】泡は穴13の位置より上の高さまで外槽7
内を回りながら上昇すると、開口部24において内槽1
の回転方向側に密着嵌合した突出部23に案内されて穴
13へと移動し、管14を通って排水ホース15より機
外へと放出されるため、上部カバー8から外槽7外へ溢
れることを防止でき、泡が外槽7の外壁をつたってモー
タ10などの充電部に付着して起こる漏電等の不安全事
故を防止することができる。
内を回りながら上昇すると、開口部24において内槽1
の回転方向側に密着嵌合した突出部23に案内されて穴
13へと移動し、管14を通って排水ホース15より機
外へと放出されるため、上部カバー8から外槽7外へ溢
れることを防止でき、泡が外槽7の外壁をつたってモー
タ10などの充電部に付着して起こる漏電等の不安全事
故を防止することができる。
【0023】つぎに、本発明の第2の実施例を図3を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0024】図に示すように、突出部25は、上部カバ
ー8に一体に形設しており、穴13の開口部24におい
て内槽1の回転方向側に開口部24の内壁と密着嵌合
し、内槽1の中心方向に向かって、突出部25の外槽7
の内壁からの高さを外槽7の下部から上部にわたって内
槽1の外壁と外槽7の内壁の距離を考慮して、H=3〜
15mmとしている。
ー8に一体に形設しており、穴13の開口部24におい
て内槽1の回転方向側に開口部24の内壁と密着嵌合
し、内槽1の中心方向に向かって、突出部25の外槽7
の内壁からの高さを外槽7の下部から上部にわたって内
槽1の外壁と外槽7の内壁の距離を考慮して、H=3〜
15mmとしている。
【0025】さらに、突出部25は上部カバー8下面か
ら一体的に設けられているため、バランサー4上面より
上方から設けられていて、突出部25の下端(先端)が
穴13近傍の高さに位置している。したがって、穴13
から突出部25上端(上部カバー8下面)までの距離A
は、穴13からバランサー4上面までの距離Bより大き
い位置関係(A>B)にある。
ら一体的に設けられているため、バランサー4上面より
上方から設けられていて、突出部25の下端(先端)が
穴13近傍の高さに位置している。したがって、穴13
から突出部25上端(上部カバー8下面)までの距離A
は、穴13からバランサー4上面までの距離Bより大き
い位置関係(A>B)にある。
【0026】上記構成において動作を説明すると、洗い
行程においては撹拌と洗濯液の循環により洗剤が水に溶
け出して内槽1内の水面上に泡が生じてくるが、撹拌途
中に洗剤量を追加したときに泡の発生量が急激に増大す
ることがあり、このとき、内槽1と外槽7の間ではパル
セータ2の反転ごとに水位が下がり(破線1b)、内槽
1と外槽7とに断続的に水位差が生じると、泡は内槽1
内から孔5を通り、内槽1外へと流出して内槽1の外壁
と外槽7の内壁の間を急激に上昇するとともに、内槽1
が脱水時と同一の回転方向(X方向)へと共回りし、泡
もこの共回りと同期してX方向へ回る。
行程においては撹拌と洗濯液の循環により洗剤が水に溶
け出して内槽1内の水面上に泡が生じてくるが、撹拌途
中に洗剤量を追加したときに泡の発生量が急激に増大す
ることがあり、このとき、内槽1と外槽7の間ではパル
セータ2の反転ごとに水位が下がり(破線1b)、内槽
1と外槽7とに断続的に水位差が生じると、泡は内槽1
内から孔5を通り、内槽1外へと流出して内槽1の外壁
と外槽7の内壁の間を急激に上昇するとともに、内槽1
が脱水時と同一の回転方向(X方向)へと共回りし、泡
もこの共回りと同期してX方向へ回る。
【0027】泡が穴13の位置より上の高さまで外槽7
内を回りながら急激に上昇しても、開口部24において
内槽1の回転方向側に形設された突出部25は下端(先
端)が穴13近傍の高さに位置し、上端が上部カバー8
の下面に一体的に設けていることにより、泡は上部カバ
ー8とバランサー4上面の間に流れ込む前に、突出部2
5に案内されて穴13へと移動し、管14を介して排水
ホース15より機外へと放出されるため、上部カバー8
から外槽7外へ溢れることを防止することができる。
内を回りながら急激に上昇しても、開口部24において
内槽1の回転方向側に形設された突出部25は下端(先
端)が穴13近傍の高さに位置し、上端が上部カバー8
の下面に一体的に設けていることにより、泡は上部カバ
ー8とバランサー4上面の間に流れ込む前に、突出部2
5に案内されて穴13へと移動し、管14を介して排水
ホース15より機外へと放出されるため、上部カバー8
から外槽7外へ溢れることを防止することができる。
【0028】また、撹拌途中で水位を変更して高めに設
定し直し、撹拌を再度つづけた場合でも、水位の増加分
だけ泡も上昇するが、同様に泡は上部カバー8とバラン
サー4上面の間に流れ込む前に、突出部25に案内され
て穴13へと移動し、穴13から管14、排水ホース1
5を順に通り機外へと放出されるため、泡が外槽7の上
部で溢れることを防止することができる。
定し直し、撹拌を再度つづけた場合でも、水位の増加分
だけ泡も上昇するが、同様に泡は上部カバー8とバラン
サー4上面の間に流れ込む前に、突出部25に案内され
て穴13へと移動し、穴13から管14、排水ホース1
5を順に通り機外へと放出されるため、泡が外槽7の上
部で溢れることを防止することができる。
【0029】なお、上記各実施例では、突出部25は上
部カバー8に一体に形設しているが、外槽7上部の開口
部24に延設しても同様の効果が得られることはいうま
でもない。しかし、外槽7も上部カバー8も合成樹脂の
一体成形品がほとんどであって、上部カバー8の下面に
突出部25を形設した方が上下抜きの金型で比較的容易
に製造でき、金型のメンテナンスもしやすくなり、形状
の精度も向上させることができる。
部カバー8に一体に形設しているが、外槽7上部の開口
部24に延設しても同様の効果が得られることはいうま
でもない。しかし、外槽7も上部カバー8も合成樹脂の
一体成形品がほとんどであって、上部カバー8の下面に
突出部25を形設した方が上下抜きの金型で比較的容易
に製造でき、金型のメンテナンスもしやすくなり、形状
の精度も向上させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、中央底部にパル
セータを回転自在に配設した内槽と、前記内槽を内包す
る外槽と、前記内槽を覆うように前記外槽上部に配設し
た上部カバーと、前記外槽の下部に設けた排水弁と、前
記排水弁を介して機外と連通する排水ホースと、前記排
水ホースに連結して前記外槽の上部に設けた穴と連通す
る管と、モータと、前記モータの駆動力により前記パル
セータまたは前記内槽を選択的に駆動させる駆動機構部
とを備え、前記駆動機構部により脱水行程では前記内槽
を一方向に回転可能にし、洗い行程では前記内槽の回転
を制動するようにし、前記外槽は前記穴の上部に開口部
を設け、前記上部カバーは前記開口部において前記内槽
の回転方向側に対応し、かつ前記内槽の中心方向に向か
って突出部を形設したから、内槽内から内槽外へ流れた
泡は撹拌にともなって内槽の一方向に共回りするのと同
期して動き、泡が内槽と外槽の間で回りながら溜まり上
昇していくが、外槽の上部に設けた穴の高さまでくる
と、泡は突出部により穴へと案内され、管、排水ホース
を通り機外へと放出され、内槽上部、外槽上部で泡が溢
れることを防止することができる。
セータを回転自在に配設した内槽と、前記内槽を内包す
る外槽と、前記内槽を覆うように前記外槽上部に配設し
た上部カバーと、前記外槽の下部に設けた排水弁と、前
記排水弁を介して機外と連通する排水ホースと、前記排
水ホースに連結して前記外槽の上部に設けた穴と連通す
る管と、モータと、前記モータの駆動力により前記パル
セータまたは前記内槽を選択的に駆動させる駆動機構部
とを備え、前記駆動機構部により脱水行程では前記内槽
を一方向に回転可能にし、洗い行程では前記内槽の回転
を制動するようにし、前記外槽は前記穴の上部に開口部
を設け、前記上部カバーは前記開口部において前記内槽
の回転方向側に対応し、かつ前記内槽の中心方向に向か
って突出部を形設したから、内槽内から内槽外へ流れた
泡は撹拌にともなって内槽の一方向に共回りするのと同
期して動き、泡が内槽と外槽の間で回りながら溜まり上
昇していくが、外槽の上部に設けた穴の高さまでくる
と、泡は突出部により穴へと案内され、管、排水ホース
を通り機外へと放出され、内槽上部、外槽上部で泡が溢
れることを防止することができる。
【0031】また、突出部は、上端が内槽の上端より上
に位置し、下端が穴近傍の高さに位置したから、撹拌途
中で洗剤量を追加したり、水位を変更しても、同様に泡
を突出部で案内させ穴、管、排水ホースを通して機外に
放出させ、外槽より泡が溢れて外槽下部の充電部などに
付着するのを防止することができる。
に位置し、下端が穴近傍の高さに位置したから、撹拌途
中で洗剤量を追加したり、水位を変更しても、同様に泡
を突出部で案内させ穴、管、排水ホースを通して機外に
放出させ、外槽より泡が溢れて外槽下部の充電部などに
付着するのを防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の全自動洗濯機の断面図
【図2】同全自動洗濯機の平面図
【図3】本発明の第2の実施例の全自動洗濯機の断面図
【図4】従来の全自動洗濯機の断面図
1 内槽 2 パルセータ 7 外槽 8 上部カバー 10 モータ 11 駆動機構部 12 排水弁 13 穴 14 管 15 排水ホース 23 突出部 24 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
した内槽と、前記内槽を内包する外槽と、前記内槽を覆
うように前記外槽上部に配設した上部カバーと、前記外
槽の下部に設けた排水弁と、前記排水弁を介して機外と
連通する排水ホースと、前記排水ホースに連結して前記
外槽の上部に設けた穴と連通する管と、モータと、前記
モータの駆動力により前記パルセータまたは前記内槽を
選択的に駆動させる駆動機構部とを備え、前記駆動機構
部により脱水行程では前記内槽を一方向に回転可能に
し、洗い行程では前記内槽の回転を制動するようにし、
前記外槽は前記穴の上部に開口部を設け、前記上部カバ
ーは前記開口部において前記内槽の回転方向側に対応
し、かつ前記内槽の中心方向に向かって突出部を形設し
てなる全自動洗濯機。 - 【請求項2】 突出部は、上端が内槽の上端より上に位
置し、下端が穴近傍の高さに位置してなる請求項1記載
の全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141692A JPH08883A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141692A JPH08883A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08883A true JPH08883A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15298001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141692A Pending JPH08883A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08883A (ja) |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6141692A patent/JPH08883A/ja active Pending
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