JPH0889019A - トラクタ−の旋回制御装置 - Google Patents
トラクタ−の旋回制御装置Info
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Abstract
し、枕地等の荒れた場所でステアリングハンドルが不測
に回されて、作業機を昇降させるオ−トリフト制御や、
後輪片側ブレ−キ装置を制動させるオ−トブレ−キ制御
が誤って作動しないようにしたものである。 【構成】オ−トリフト機構、あるいはオ−トブレ−キ機
構付のトラクタ−において、機体に傾斜センサを搭載し
て設け、この傾斜センサの検出結果に基づいて、オ−ト
リフト、あるいはオ−トブレ−キの連動の有無、タイミ
ングを変更する制御手段を設けている。
Description
御装置に関し、畦際等での機体の旋回操作を容易にして
作業者に掛かる精神的及び肉体的負担を軽減させようと
するものである。
れが所定角度以上に操作されると自動的にリフトア−ム
が回動され、あるいは後輪内側のブレ−キが効くように
連動構成されたもの、あるいはこれらが同時に作動する
ように連動構成されたものがあった。
置にあっては、ステアリングハンドルとリフトア−ムを
上昇させる制御バルブとが機械的に連動されていたり、
あるいはステアリングハンドルと後輪片側ブレ−キ装置
とが機械的に連動された構成であったから、ステアリン
グハンドルを所定角度回動操作すると、リフトア−ムを
上昇させたくないときでも作業機が自動的に上昇し、あ
るいはブレ−キを掛けたくないときでも旋回内側のブレ
−キが掛かってしまい、後輪で圃場を荒らしてしまうと
いった不具合を有していた。
に伴う凹凸が多く発生することから車輪が凹部に落ち込
んだり、反対に凸部に乗り上げたりすることが多く、機
体を直進させようとステアリングハンドルをしっかり握
っていても、これらの凹凸によってステアリングハンド
ルを大きく取られることがあり、トラクタ−の直進性を
維持することが困難であった。
操舵角が大きいと、ステアリングハンドル操作と連動し
て作業機が上昇する「オ−トリフト制御」やステアリン
グハンドル操作と連動して後輪片側ブレ−キが効く「オ
−トブレ−キ制御」が不測に作動することがあった。
問題点に鑑みて提案するものであって、このため、次の
ような技術的手段を講じた。即ち、ステアリングハンド
ル20操作と連動してリフトア−ム9が昇降回動するオ
−トリフト機構あるいはステアリングハンドル20操作
と連動して旋回内側の後輪ブレ−キ装置13が作動する
オ−トブレ−キ機構とを備えたトラクタ−において、前
記トラクタ−車体に機体の左右傾斜を検知する傾斜セン
サ32を設け、この傾斜センサ32の検出結果に基づい
て、その連動の有無あるいはタイミングを変更させる制
御手段15を設けたことを特徴とするトラクタ−の旋回
制御装置の構成とする。
する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で前
輪2と後輪3を備え、機体前部に搭載したエンジン5の
回転動力をミッションケ−ス6内の変速装置を介して適
宜減速し、これを前輪2と後輪3とに伝えるように構成
している。
ダケ−ス8が搭載され、その左右両側部には作業機昇降
用のリフトア−ム9、9が回動自由に枢着されている。
油圧シリンダケ−ス8内の単動式油圧シリンダ−10に
作動油が供給あるいは排出されるとリフトア−ム9、9
が上昇しあるいは下降する。図2に示す符号12は上
げ、中立、下げの3位置を有する油圧制御弁である。1
3、13は左右後輪3、3の後車軸上に設置されたブレ
−キ装置であって油圧で作動し、後述するようにマイコ
ンからなるコントロ−ラ15からの指令により、あるい
はブレ−キペダル16、16をオペレ−タが直接踏み込
むことにより、作動油がブレ−キ装置13、13のシリ
ンダ−17、17内に流入してブレ−キ装置13、13
が作動する。18a、18bは前記油圧制御弁12の上
昇用と下降用のソレノイドである。
回動基部には操舵角センサ22が設けられ、ステアリン
グハンドル20の操舵量と単位時間当たりの操作速度を
検出すべく構成している。この実施例では、操舵角セン
サ22はアナログセンサを利用したが、操舵角度に比例
してパルス信号を出力させる方式のものを用いても良
い。
ための切替弁であって、左旋回用と右旋回用のソレノイ
ド23a、23bが択一的に励磁されることによってブ
レ−キ用シリンダ−17、17に至る油路が切り替えら
れ、右側若しくは左側のブレ−キ装置13が作動する。
図2において符号24は分流弁、25は油圧ポンプであ
る。
ドル20を所定角度以上に回動操作するか、所定の操作
速度以上でステアリングハンドル20を操作した場合に
は作業機が上昇するように連動された「オ−トリフト制
御」と、ステアリングハンドル20を所定角度以上回動
操作したときに後輪3の片側ブレ−キ装置13が作動す
る「オ−トブレ−キ制御」が共に作動するように構成さ
れている。
効くタイミングは略同時でも良いが、ブレ−キが効くタ
イミングが、作業機の上昇するタイミングよりやや遅い
方が圃場の荒れが少なくて望ましい。なお、このトラク
タ−1は機体後部に連結した作業機を左右方向にロ−リ
ング制御することもできるものであって、そのための機
構を説明すると、リフトア−ム9とロワ−リンク27と
を接続するリフトロッド28のうち、片側のリフトロッ
ドが油圧シリンダ−28rで構成されており、この油圧
シリンダ−28rを伸縮させて作業機であるロ−タリ耕
耘装置29の左右傾斜姿勢をコントロ−ルできるように
している。
シリンダ−28rの長さを検出するストロ−クセンサ3
0が設けられ、トラクタ−1の油圧シリンダケ−ス8の
横側部には機体の左右傾斜を検出する傾斜センサ32が
設けられている。操縦席の近傍に設けた傾斜設定器33
によってロ−タリ耕耘装置29の傾斜角度を設定する
と、傾斜センサ32、ストロ−クセンサ30の検出値及
び傾斜設定器33の設定値から油圧シリンダ−28rの
目標位置を演算し、コントロ−ラ15からの指令によっ
て伸長用ソレノイド35あるいは短縮用ソレノイド36
が励磁され、油圧シリンダ−28rが設定長さに伸縮制
御される。
るロ−タリ耕耘装置29について概略の構成を説明する
と、このロ−タリ耕耘装置29は、耕耘部38と、耕耘
部38の上方を覆う主カバ−40と、主カバ−40の後
部に枢着されたリヤカバ−42等からなり、主カバ−4
0の後上部にはリヤカバ−42の前後揺動角度から耕深
を検出するデプスセンサ44が設けられている。デプス
センサ44と耕深設定器45は共に前記コントロ−ラ1
5に接続されており、耕深設定器45で設定した深さに
耕深が維持されるように前記上昇用ソレノイド18a又
は下降用ソレノイド18bが励磁される。
構成について簡単に説明を加えると、47はポジション
レバ−、48はポジションレバ−47の回動基部に取り
付けられたポジション設定器、49はリフトア−ム9の
基部に取り付けられたリフトア−ム角センサ、50はロ
ワ−リンク、51はトップリンク、52は自在継手であ
る。
スイッチ類や設定器、検出器類、及び同コントロ−ラ1
5の出力側に接続される各種ソレノイド等の関係につい
て説明したブロック図であって、このコントロ−ラ15
の入力ポ−ト側には、操舵角センサ22、ポジション設
定器48、リフトア−ム角センサ49、耕深設定器4
5、デプスセンサ44、傾斜設定器33、ストロ−クセ
ンサ30、傾斜センサ32が接続され、コントロ−ラ1
5の出力ポ−ト側には、上昇用ソレノイド18a、下降
用ソレノイド18b、伸長用ソレノイド35、短縮用ソ
レノイド36、左旋回ブレ−キ用ソレノイド23a、右
旋回ブレ−キ用ソレノイド23bが接続されている。
を説明する。このフロ−チャ−トで説明される制御プロ
グラムはコントロ−ラ15の記憶装置内に組み込まれて
いるものであって、傾斜センサ32の変化率によってオ
−トリフト制御を作動させるか、停止させるように構成
されている。まず、最初にコントロ−ラ15にセンサや
設定器の状態が読み込まれ(ステップS1)、更に、操
舵角センサ22の単位時間当たりの変化速度が算出され
る(ステップS2)。このとき、操舵角センサ22の操
舵角が大きい場合、例えば旋回操作に伴ってステアリン
グハンドル20を2回転(720度)以上回すような場
合には、ステアリングハンドル20の操作速度が小さく
てもオ−トリフト制御を作動させる(ステップS3、S
8)。
サ22の角度に関する検出値と操作速度に関する検出値
とをオ−トリフト制御判定のための演算式に代入し(ス
テップS4)、オ−トリフト制御に移行する場合には、
更に傾斜センサ32の変化率を算出する(ステップS
5、S6)。そして、傾斜センサ32が検出する傾斜信
号の変化する割合(率)が小さい場合には、凹凸変化が
少ないものであるから、この場合は、オ−トリフト制御
を行わせる(ステップS8)。
枕地のように凹凸の多い荒れ地を直進走行しているとき
と判断されるので、このような場所ではオ−トリフト制
御を停止させる(ステップS9)。このように、上記の
例によれば、圃場が荒れた枕地のような所でステアリン
グハンドル20を頻繁に左右に回動操作しても、傾斜セ
ンサ32がその機体の激しい揺れを検出することになっ
て、コントロ−ラ15から上昇用ソレノイド18aに対
する上昇指令がカットされ、このため、軌道修正のため
にハンドル20を回す度に作業機が上昇するようなこと
がなく、耕耘作業等を良好に行うことができるものであ
る。
明であり、次に図5乃至図10に基づいてオ−トブレ−
キ制御について説明する。図5は傾斜センサ32の出力
信号の変化の様子を示し、図6はステアリングハンドル
20操舵角と不感帯幅との関係について説明したもので
ある。図7のフロ−チャ−トについて説明すると、最初
に初期設定がなされた後、傾斜センサ32の検出値が読
み込まれ(ステップ♯2)、サンプリングした傾斜セン
サ32の検出値の分散値Vが算出される(ステップ♯
3)。そして、操舵角センサ22の検出値θhが入力さ
れ(ステップ♯4)、同時に求めた分散値Vと予め設定
されている許容分散値Vmaxとの比較がなされる(ス
テップ♯5)。分散値が許容値Vmax以下の場合に
は、不感帯幅θを狭いものθminにセットし(ステッ
プ♯6)、分散値が許容値Vmaxを越えるときには、
不感帯幅を大きなものθmaxにセットする(ステップ
♯9)。なお、この実施例では、不感帯幅をステアリン
グ操舵角で表すようにしており、狭いときの不感帯幅は
直進位置から±180度の範囲、広いときの不感帯幅は
直進位置から±270度の範囲としている。
ステアリング操舵角θhの絶対値と不感帯幅θとの大小
関係を比較し、その絶対値が設定した不感帯幅を越える
ときには後輪片側のブレ−キ装置13を効かせ(ステッ
プ♯10)、越えないときにはブレ−キ出力をカットす
る(ステップ♯8)ようにしている。この結果、不感帯
幅θが狭いときには、ステアリングハンドル20を±1
80度の範囲内で回動操作しても旋回内側のブレ−キ装
置13が作動することがなく、それを越えたときのみブ
レ−キ装置13が作動するものである。
度の範囲までステアリングハンドル20を回動操作して
もブレ−キ装置13が効くことはなく、それ以上になっ
たときにブレ−キ装置13が作動する。この実施例では
圃場内での通常の耕耘作業は不感帯幅を狭くし、枕地の
ように荒れた場所では不感帯幅を拡げて作業を行わせる
ようにしているのである。しかも、この不感帯幅の切替
は、手動操作によらず、傾斜センサ32の信号を拾って
コントロ−ラ15からの指令で自動的に切り替えられる
ものであるから、作業者には何ら負担が掛からず、操作
が楽であり、また、作業中にオ−トブレ−キが作動して
しまうような不具合は全く生じないのである。
帯幅調節に代えて、ブレ−キ制動力自体を変えるように
したものである。この場合、図9に示すように、枕地で
は圃場内の耕耘作業に比べて制動力を弱めに設定するよ
うにしている。次に図10のフロ−チャ−トについて説
明する。ステップT5において分散値Vと許容分散値V
maxとの比較がなされ、求めた分散値Vが許容分散値
Vmaxを越えたときには、ブレ−キ制動力を弱め(ス
テップT7)、逆に分散値Vが許容分散値Vmax以下
であるときには、ブレ−キ制動力を強める(ステップT
6)ようにしている。
り替えを2段切替方式としたが、それ以上に切り替えら
れるように構成しても良い。更に、その制動力のカ−ブ
は1次関数でなく、2次関数的に変化するようなものを
用いても良い。
ンドル操作と連動してリフトア−ムが昇降回動するオ−
トリフト機構あるいはステアリングハンドル操作と連動
して旋回内側の後輪ブレ−キ装置が作動するオ−トブレ
−キ機構とを備えたトラクタ−において、前記トラクタ
−車体に機体の左右傾斜を検知する傾斜センサを設け、
この傾斜センサの検出結果に基づいて、その連動の有無
あるいはタイミングを変更させる制御手段を設けたもの
であるから、枕地のように圃場が荒れた場所で直進性を
維持するためにステアリングハンドルを頻繁に回動操作
しても、オ−トリフト制御やオ−トブレ−キ制御が誤っ
て作動することがなく、旋回時に作業者に掛かる負担も
大幅に軽減され、操作性、作業性が著しく改善される特
徴を有する。
である。
たグラフである。
ある。
である。
を図示したグラフである。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングハンドル操作と連動してリフ
トア−ムが昇降回動するオ−トリフト機構あるいはステ
アリングハンドル操作と連動して旋回内側の後輪ブレ−
キ装置が作動するオ−トブレ−キ機構とを備えたトラク
タ−において、前記トラクタ−車体に機体の左右傾斜を
検知する傾斜センサを設け、この傾斜センサの検出結果
に基づいて、その連動の有無あるいはタイミングを変更
させる制御手段を設けたことを特徴とするトラクタ−の
旋回制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23331194A JP3646323B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | トラクターの旋回制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23331194A JP3646323B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | トラクターの旋回制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889019A true JPH0889019A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3646323B2 JP3646323B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=16953145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23331194A Expired - Fee Related JP3646323B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | トラクターの旋回制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3646323B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1077155C (zh) * | 1997-01-09 | 2002-01-02 | 阿克佐诺贝尔公司 | 纤维素纤维的制备方法 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23331194A patent/JP3646323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1077155C (zh) * | 1997-01-09 | 2002-01-02 | 阿克佐诺贝尔公司 | 纤维素纤维的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3646323B2 (ja) | 2005-05-11 |
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