JPH0889774A - 乳化分散方法及び乳化分散装置 - Google Patents
乳化分散方法及び乳化分散装置Info
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- JPH0889774A JPH0889774A JP22994494A JP22994494A JPH0889774A JP H0889774 A JPH0889774 A JP H0889774A JP 22994494 A JP22994494 A JP 22994494A JP 22994494 A JP22994494 A JP 22994494A JP H0889774 A JPH0889774 A JP H0889774A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粒径が小さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳化
分散産物が連続的に製造できるようにするとともに、混
合の比率調整も容易とし、且つ反応の起きる前での素早
い処理を可能とする。 【構成】 乳化分散方法は、所定の高圧力、せん断力及
びズリ応力が加えられる処理空間に主液を供給するとと
もに、この処理空間に副液を直接供給しながら連続処理
して乳化分散液を作る。乳化分散装置21は、スリット
を有する多段リング状固定子31と、この多段リング状
固定子31と組み合う多段リング状回転子49とを同軸
上に設け、固定子31と回転子49との組み合せによっ
て形成された処理空間に混合液毎に別々の供給路27、
45を接続した。
分散産物が連続的に製造できるようにするとともに、混
合の比率調整も容易とし、且つ反応の起きる前での素早
い処理を可能とする。 【構成】 乳化分散方法は、所定の高圧力、せん断力及
びズリ応力が加えられる処理空間に主液を供給するとと
もに、この処理空間に副液を直接供給しながら連続処理
して乳化分散液を作る。乳化分散装置21は、スリット
を有する多段リング状固定子31と、この多段リング状
固定子31と組み合う多段リング状回転子49とを同軸
上に設け、固定子31と回転子49との組み合せによっ
て形成された処理空間に混合液毎に別々の供給路27、
45を接続した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2種類以上の液体の乳
化、或いは1種類以上の液体とそれとは別の液体と混合
された固体懸濁液との分散における乳化分散方法及び乳
化分散装置に関する。
化、或いは1種類以上の液体とそれとは別の液体と混合
された固体懸濁液との分散における乳化分散方法及び乳
化分散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より2種類以上の液体の乳化分散方
法や乳化分散装置は各種の分野において利用されてい
る。そして、最近、乳化分散方法を利用する分野とし
て、例えばオイルサンド油、石油アスファルト等の重質
油を利用する分野がある。これらの重油は、もともと世
界各地域に広く分布し、石油以上の埋蔵量を有している
ことが知られている。また、石油自体も今後重質油化す
る傾向にあるとともに、原油精製工程から発生するアス
ファルトも増加していることから、その需要拡大が求め
られている。
法や乳化分散装置は各種の分野において利用されてい
る。そして、最近、乳化分散方法を利用する分野とし
て、例えばオイルサンド油、石油アスファルト等の重質
油を利用する分野がある。これらの重油は、もともと世
界各地域に広く分布し、石油以上の埋蔵量を有している
ことが知られている。また、石油自体も今後重質油化す
る傾向にあるとともに、原油精製工程から発生するアス
ファルトも増加していることから、その需要拡大が求め
られている。
【0003】ところが、これら重質油は、軟化点が常温
以上で、常温では固体ないしは半固体となり、取り扱い
が困難であるために、その用途が制限されている。一
方、これら重質油は、乳化により水中油滴型の乳化物と
することで、粘度が下がり、常温での取り扱いが容易と
なる。このような、相互に溶解性が低い2種類以上の液
体を乳化させて、1相からなる乳化物を製造する場合、
もしくは1種類以上の液体とそれとは別の液体と混合さ
れた固定懸濁液とから分散産物を製造する場合、従来で
は、槽型攪拌機や、ハレル型ホモジナイザーやコロイド
ミル等の乳化機が用いられていた。
以上で、常温では固体ないしは半固体となり、取り扱い
が困難であるために、その用途が制限されている。一
方、これら重質油は、乳化により水中油滴型の乳化物と
することで、粘度が下がり、常温での取り扱いが容易と
なる。このような、相互に溶解性が低い2種類以上の液
体を乳化させて、1相からなる乳化物を製造する場合、
もしくは1種類以上の液体とそれとは別の液体と混合さ
れた固定懸濁液とから分散産物を製造する場合、従来で
は、槽型攪拌機や、ハレル型ホモジナイザーやコロイド
ミル等の乳化機が用いられていた。
【0004】図7は槽型攪拌機を用いた場合の乳化産物
製造方法の説明図である。この従来例では、原料となる
溶解性の低い2種類以上の液体A、B等が攪拌槽1に投
入され、回転子羽3で長時間攪拌した後、産物Cが攪拌
槽1から抜き出される。
製造方法の説明図である。この従来例では、原料となる
溶解性の低い2種類以上の液体A、B等が攪拌槽1に投
入され、回転子羽3で長時間攪拌した後、産物Cが攪拌
槽1から抜き出される。
【0005】図8は乳化機を用いた場合の乳化産物製造
方法の説明図である。この従来例では、固定子と回転子
とを備えた高速回転式乳化分散機5の原料供給口にT型
分岐管(又はY型分岐管)7が接続され、T型分岐管7
は所定比率の主液Dと副液Eとを別々に仕込んだタンク
9a、9bに接続される。そして、タンク9a、9bか
らの供給配管にそれぞれ設けられたポンプ11a、11
bで、所定量の原料を同時に高速回転式乳化分散機5に
供給し、吐出産物Fを再度いずれかのタンク9a、9b
へ戻すことによって、原料が循環処理されていた。
方法の説明図である。この従来例では、固定子と回転子
とを備えた高速回転式乳化分散機5の原料供給口にT型
分岐管(又はY型分岐管)7が接続され、T型分岐管7
は所定比率の主液Dと副液Eとを別々に仕込んだタンク
9a、9bに接続される。そして、タンク9a、9bか
らの供給配管にそれぞれ設けられたポンプ11a、11
bで、所定量の原料を同時に高速回転式乳化分散機5に
供給し、吐出産物Fを再度いずれかのタンク9a、9b
へ戻すことによって、原料が循環処理されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た槽型攪拌機を用いた乳化産物の製造方法では、常温で
の攪拌が一般的であるとともに、開放系であって圧力が
加えられないため、微粒子が得にくく、しかも粒度範囲
が広いという欠点があった。また、一回づつ原料を攪拌
する、所謂回分式であるため、原料が連続処理できない
という問題があった。
た槽型攪拌機を用いた乳化産物の製造方法では、常温で
の攪拌が一般的であるとともに、開放系であって圧力が
加えられないため、微粒子が得にくく、しかも粒度範囲
が広いという欠点があった。また、一回づつ原料を攪拌
する、所謂回分式であるため、原料が連続処理できない
という問題があった。
【0007】一方、上述した高速回転式乳化分散機5を
用いた乳化産物の製造方法では、加温・加圧は容易であ
るものの、原料比率が1対1から大きく外れると、分岐
管(T型又はY型分岐管)7での原料の急速且つ均一な
混合が困難となり、粒度が期待した程細かくならないと
いう欠点があった。また、この製造方法も、吐出産物F
を再度いずれかのタンク9a、9bへ戻す循環処理が行
われるため、基本的には回分式であり、上述の方法と同
様、原料が連続処理できない問題があった。更に、この
場合、高速回転式乳化分散機5への供給前に、分岐管7
によって原料D、Fが合流するため、原料の物性によっ
ては、合流後から高速回転式乳化分散機5へ流入するま
での接触時間が長すぎ、反応が起きることで粒径が大き
くなり、その結果、必要な粒度を持った産物が得られな
くなる問題もあった。
用いた乳化産物の製造方法では、加温・加圧は容易であ
るものの、原料比率が1対1から大きく外れると、分岐
管(T型又はY型分岐管)7での原料の急速且つ均一な
混合が困難となり、粒度が期待した程細かくならないと
いう欠点があった。また、この製造方法も、吐出産物F
を再度いずれかのタンク9a、9bへ戻す循環処理が行
われるため、基本的には回分式であり、上述の方法と同
様、原料が連続処理できない問題があった。更に、この
場合、高速回転式乳化分散機5への供給前に、分岐管7
によって原料D、Fが合流するため、原料の物性によっ
ては、合流後から高速回転式乳化分散機5へ流入するま
での接触時間が長すぎ、反応が起きることで粒径が大き
くなり、その結果、必要な粒度を持った産物が得られな
くなる問題もあった。
【0008】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、粒径が小さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳化分散産
物が連続的に製造できるとともに、混合の比率調整も容
易で、しかも、反応の起きる前での素早い処理が可能と
なる乳化分散方法及び乳化分散装置の提供を目的とす
る。
で、粒径が小さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳化分散産
物が連続的に製造できるとともに、混合の比率調整も容
易で、しかも、反応の起きる前での素早い処理が可能と
なる乳化分散方法及び乳化分散装置の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る乳化分散方法は、所定の高圧力、せん断
力及びズリ応力が加えられる特定の処理空間に主液を供
給するとともに、この処理空間に副液を直接供給しなが
ら連続処理して乳化分散液を作ることを特徴とするもの
である。また、乳化分散装置は、スリットを有する多段
リング状固定子と、この多段リング状固定子のスリット
に対して補完的に組み合う同じくスリットを有する構造
の多段リング状回転子とが同軸上に設けられ、固定子と
回転子との組み合せによって形成された処理空間に混合
液毎に別々の供給路が接続されたことを特徴とするもの
である。
の本発明に係る乳化分散方法は、所定の高圧力、せん断
力及びズリ応力が加えられる特定の処理空間に主液を供
給するとともに、この処理空間に副液を直接供給しなが
ら連続処理して乳化分散液を作ることを特徴とするもの
である。また、乳化分散装置は、スリットを有する多段
リング状固定子と、この多段リング状固定子のスリット
に対して補完的に組み合う同じくスリットを有する構造
の多段リング状回転子とが同軸上に設けられ、固定子と
回転子との組み合せによって形成された処理空間に混合
液毎に別々の供給路が接続されたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】乳化分散方法では、特定の処理空間において、
所定の高圧力、せん断力及びズリ応力を加えられている
主液に、直接副液が供給され、混合と同時に両者の混合
液がせん断力、ズリ応力によって連続処理され、乳化分
散される。これによって、短い接触時間でも反応が起き
る原料においても、混合前での接触時間がなくなり、反
応が起きなくなる。乳化分散装置では、多段リング状固
定子と多段リング状回転子とで形成される処理空間に、
混合液毎に別々の供給路が接続され、処理空間において
始めて混合されることになり、処理前での混合液同士の
接触がなくなる。
所定の高圧力、せん断力及びズリ応力を加えられている
主液に、直接副液が供給され、混合と同時に両者の混合
液がせん断力、ズリ応力によって連続処理され、乳化分
散される。これによって、短い接触時間でも反応が起き
る原料においても、混合前での接触時間がなくなり、反
応が起きなくなる。乳化分散装置では、多段リング状固
定子と多段リング状回転子とで形成される処理空間に、
混合液毎に別々の供給路が接続され、処理空間において
始めて混合されることになり、処理前での混合液同士の
接触がなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る乳化分散方法及び乳化分
散装置の好適な実施例を図面を参照して説明する。図1
は本発明による乳化分散装置の要部断面図、図2は固定
子の断面図、図3は固定子の処理面側の平面図、図4は
固定子の裏面側の平面図、図5は乳化分散装置の要部拡
大図である。乳化分散装置21にはケーシング23が設
けられ、ケーシング23は内部に円筒状の収容室25を
有している。収容室25の一方の円形内壁中心には原料
入口(供給口)27が設けられ、原料入口27は外部か
ら収容室25へ貫通する。二つの円形内壁に挟まれた収
容室25の周側壁には産物出口29が設けられ、産物出
口29は収容室25から外部へ貫通する。
散装置の好適な実施例を図面を参照して説明する。図1
は本発明による乳化分散装置の要部断面図、図2は固定
子の断面図、図3は固定子の処理面側の平面図、図4は
固定子の裏面側の平面図、図5は乳化分散装置の要部拡
大図である。乳化分散装置21にはケーシング23が設
けられ、ケーシング23は内部に円筒状の収容室25を
有している。収容室25の一方の円形内壁中心には原料
入口(供給口)27が設けられ、原料入口27は外部か
ら収容室25へ貫通する。二つの円形内壁に挟まれた収
容室25の周側壁には産物出口29が設けられ、産物出
口29は収容室25から外部へ貫通する。
【0012】収容室25の一方の円形内壁には多段リン
グ状固定子(以下、「固定子」という)31が同一中心
で固着され、固定子31は中心が原料入口27と連通す
る主液入口33となって開口している。図2に示すよう
に、一方の円形内壁と反対側となる固定子31の円形面
(処理面)には固定子31と同心円の円環突起SI、S
II、SIIIが多段状(本実施例では、3段)に突設
され、円環突起SI、SII、SIII同士の間隙は周
溝35、37を形成している。それぞれの円環突起S
I、SII、SIIIには半径方向に横断する複数のス
リット39が形成され、スリット39による空間は所謂
チャンバーとなる。
グ状固定子(以下、「固定子」という)31が同一中心
で固着され、固定子31は中心が原料入口27と連通す
る主液入口33となって開口している。図2に示すよう
に、一方の円形内壁と反対側となる固定子31の円形面
(処理面)には固定子31と同心円の円環突起SI、S
II、SIIIが多段状(本実施例では、3段)に突設
され、円環突起SI、SII、SIII同士の間隙は周
溝35、37を形成している。それぞれの円環突起S
I、SII、SIIIには半径方向に横断する複数のス
リット39が形成され、スリット39による空間は所謂
チャンバーとなる。
【0013】円環突起SI、SIIの間隙である周溝3
5の底面には複数の副液噴出孔41(本実施例では、6
個)が円周を等分して穿設され、副液噴出孔41は図4
に示す固定子31の処理面と反対側の面(裏面)に形成
された円環状の副液分配溝43と連通している。副液分
配溝43は、固定子31が収容室25の円形内壁に固着
された際閉塞されるとともに、ケーシング23に設けら
れた副液入口(供給路)45と一致して外部と連通す
る。また、この副液噴出孔41は、任意の個数が閉鎖自
在となっている。副液噴出孔41を閉鎖する手段として
は、図示は省略するが、副液分配溝43側からニードル
ピンを挿入するニードル弁構造のもの、或いは、略同一
径の孔が穿設されたシャッターを副液噴出孔41に相対
摺動させて副液噴出孔41の開度を可変させるもの等が
考えられる。
5の底面には複数の副液噴出孔41(本実施例では、6
個)が円周を等分して穿設され、副液噴出孔41は図4
に示す固定子31の処理面と反対側の面(裏面)に形成
された円環状の副液分配溝43と連通している。副液分
配溝43は、固定子31が収容室25の円形内壁に固着
された際閉塞されるとともに、ケーシング23に設けら
れた副液入口(供給路)45と一致して外部と連通す
る。また、この副液噴出孔41は、任意の個数が閉鎖自
在となっている。副液噴出孔41を閉鎖する手段として
は、図示は省略するが、副液分配溝43側からニードル
ピンを挿入するニードル弁構造のもの、或いは、略同一
径の孔が穿設されたシャッターを副液噴出孔41に相対
摺動させて副液噴出孔41の開度を可変させるもの等が
考えられる。
【0014】一方、収容室25の他方の円形内壁中心に
は駆動軸47が軸支され、駆動軸47は図示しない駆動
部に接続されて高速回転される。駆動軸47の先端には
多段リング状回転子(以下、「回転子」という)49が
固定され、回転子49は固定子31と平行且つ同一中心
軸上に配置されている。図5に示すように、固定子31
と対向する回転子49の対向面には回転子49と同心円
の円環突起RI、RII、RIII、RIVが多段状
(本実施例では、4段)に突設され、円環突起RI、R
II、RIII、RIV同士の間隙は周溝51、53、
55を形成している。また、それぞれの円環突起RI、
RII、RIII、RIVには、固定子31と同様に、
半径方向に横断する複数のスリット57が形成されてい
る。
は駆動軸47が軸支され、駆動軸47は図示しない駆動
部に接続されて高速回転される。駆動軸47の先端には
多段リング状回転子(以下、「回転子」という)49が
固定され、回転子49は固定子31と平行且つ同一中心
軸上に配置されている。図5に示すように、固定子31
と対向する回転子49の対向面には回転子49と同心円
の円環突起RI、RII、RIII、RIVが多段状
(本実施例では、4段)に突設され、円環突起RI、R
II、RIII、RIV同士の間隙は周溝51、53、
55を形成している。また、それぞれの円環突起RI、
RII、RIII、RIVには、固定子31と同様に、
半径方向に横断する複数のスリット57が形成されてい
る。
【0015】この固定子31と回転子49とは、円環突
起SI、SII、SIII及び周溝35、37と、円環
突起RI、RII、RIII、RIV及び周溝51、5
3、55とを互いに挿入した状態(相補的)に組み合わ
される。従って、固定子31と回転子49との組み合わ
せによって、円環突起SI、SII、SIIIと、円環
突起RI、RII、RIII、RIVとの間には、小さ
な間隙である処理空間59が形成されている。
起SI、SII、SIII及び周溝35、37と、円環
突起RI、RII、RIII、RIV及び周溝51、5
3、55とを互いに挿入した状態(相補的)に組み合わ
される。従って、固定子31と回転子49との組み合わ
せによって、円環突起SI、SII、SIIIと、円環
突起RI、RII、RIII、RIVとの間には、小さ
な間隙である処理空間59が形成されている。
【0016】図6は本発明における原料の流れを説明す
る図である。以上のように構成された乳化分散装置21
の原料入口27には主液タンク61からの主液Gが、主
液ポンプ63によって供給される。また、乳化分散装置
21の副液入口45には副液タンク65からの副液H
が、副液ポンプ67によって供給される。そして、乳化
分散装置21に供給された主液G及び副液Hは、後述す
る作用により乳化分散され、産物Jとなって産物出口2
9から取り出される。
る図である。以上のように構成された乳化分散装置21
の原料入口27には主液タンク61からの主液Gが、主
液ポンプ63によって供給される。また、乳化分散装置
21の副液入口45には副液タンク65からの副液H
が、副液ポンプ67によって供給される。そして、乳化
分散装置21に供給された主液G及び副液Hは、後述す
る作用により乳化分散され、産物Jとなって産物出口2
9から取り出される。
【0017】次に、このように構成された乳化分散装置
21の作用を説明する。図5に示すように、回転子49
が高速回転されるとともに、固定子31の主液入口33
に主液が供給されると、主液入口33から回転子49の
スリット57に入った主液Gは、遠心力により、円環突
起RIの外周から吐出され、固定子31の内側1段目の
円環突起SIに押し付けられた後、円環突起SIのスリ
ット39に入り込む。スリット39に入った主液Gは、
遠心力により円環突起RIの外周から順次吐出される主
液Gに押されて、更に、周溝35と円環突起RIIの間
隙である処理空間59に吐出される。
21の作用を説明する。図5に示すように、回転子49
が高速回転されるとともに、固定子31の主液入口33
に主液が供給されると、主液入口33から回転子49の
スリット57に入った主液Gは、遠心力により、円環突
起RIの外周から吐出され、固定子31の内側1段目の
円環突起SIに押し付けられた後、円環突起SIのスリ
ット39に入り込む。スリット39に入った主液Gは、
遠心力により円環突起RIの外周から順次吐出される主
液Gに押されて、更に、周溝35と円環突起RIIの間
隙である処理空間59に吐出される。
【0018】同時に、周溝35の底面に開口した副液噴
出孔41からは、副液分配溝43を介して副液Hが供給
され、処理空間59の主液Gは、この副液Hと合流して
混合液となる。この時、混合液は、固定子31の円環突
起SI、SIIと回転子49の円環突起RIIとによっ
て強いせん断力が加えられるとともに、固定子31と回
転子49との軸方向及び半径方向の間隙を通過するに伴
って、ズリ応力が加えられる。つまり、混合液には、合
流と同時に、強いせん断力及びズリ応力が加えられるの
である。
出孔41からは、副液分配溝43を介して副液Hが供給
され、処理空間59の主液Gは、この副液Hと合流して
混合液となる。この時、混合液は、固定子31の円環突
起SI、SIIと回転子49の円環突起RIIとによっ
て強いせん断力が加えられるとともに、固定子31と回
転子49との軸方向及び半径方向の間隙を通過するに伴
って、ズリ応力が加えられる。つまり、混合液には、合
流と同時に、強いせん断力及びズリ応力が加えられるの
である。
【0019】なお、副液Hの流入速度の調節は、複数開
口された副液噴出孔41の幾つかを閉鎖するか、或いは
面積を縮小させることにより、容易に達成される。これ
は、従来のように、分岐管へ供給する副液を、ポンプの
吐出圧力又は流量制御で調節するのに比べ、一定圧力の
もとで副液噴出孔41の開閉個数制御、或いは開度制御
を行う方が安定した流速が得られるためである。
口された副液噴出孔41の幾つかを閉鎖するか、或いは
面積を縮小させることにより、容易に達成される。これ
は、従来のように、分岐管へ供給する副液を、ポンプの
吐出圧力又は流量制御で調節するのに比べ、一定圧力の
もとで副液噴出孔41の開閉個数制御、或いは開度制御
を行う方が安定した流速が得られるためである。
【0020】せん断力及びズリ応力が加えられた後、混
合液は後発の混合液に押されて、円環突起SIIのスリ
ット39に入り開放される。これによって、混合液は、
高周波レベルの圧力変化も受けることになる。円環突起
SIIのスリット39に入った混合液は、同様のせん断
力、ズリ応力及び高周波レベルの圧力変化を、外側の円
環突起SII、SIII及び円環突起RII、RII
I、RIVとの処理空間59で繰り返して受けながら、
外側に移動され、最終的に乳化分散が完了され、産物J
となって産物出口29から取り出されるのである。
合液は後発の混合液に押されて、円環突起SIIのスリ
ット39に入り開放される。これによって、混合液は、
高周波レベルの圧力変化も受けることになる。円環突起
SIIのスリット39に入った混合液は、同様のせん断
力、ズリ応力及び高周波レベルの圧力変化を、外側の円
環突起SII、SIII及び円環突起RII、RII
I、RIVとの処理空間59で繰り返して受けながら、
外側に移動され、最終的に乳化分散が完了され、産物J
となって産物出口29から取り出されるのである。
【0021】上述の乳化分散装置21を用いた乳化分散
方法によれば、副液噴出孔41を処理空間59に直接開
口させ、主液Gと副液Hとの合流と同時に、強いせん断
力及びズリ応力が加えられるようにしたので、粒径が小
さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳化分散産物が連続的に
製造できる。また、反応の起きない素早い処理が可能と
なり、原料の接触時間が長いと反応を起こしてしまうよ
うな困難な原料においても、粒径が小さく且つ粒範囲の
狭い産物を得ることができる。更に、副液噴出孔41の
うち幾つかを閉鎖或いは面積を縮小することにより、副
液流入速度を容易且つ正確に調節できるので、主液と副
液の比率が1対1から大きく外れる少量の副液であって
も、素早く均一に混合することができ、瞬時に乳化分散
させて良質の産物を得ることができる。
方法によれば、副液噴出孔41を処理空間59に直接開
口させ、主液Gと副液Hとの合流と同時に、強いせん断
力及びズリ応力が加えられるようにしたので、粒径が小
さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳化分散産物が連続的に
製造できる。また、反応の起きない素早い処理が可能と
なり、原料の接触時間が長いと反応を起こしてしまうよ
うな困難な原料においても、粒径が小さく且つ粒範囲の
狭い産物を得ることができる。更に、副液噴出孔41の
うち幾つかを閉鎖或いは面積を縮小することにより、副
液流入速度を容易且つ正確に調節できるので、主液と副
液の比率が1対1から大きく外れる少量の副液であって
も、素早く均一に混合することができ、瞬時に乳化分散
させて良質の産物を得ることができる。
【0022】次に、上述した乳化分散装置21を用い、
平均粒径5μm程度の微粒子樹脂分散産物を得ることを
目的として行った実験結果を示す。
平均粒径5μm程度の微粒子樹脂分散産物を得ることを
目的として行った実験結果を示す。
【0023】なお、樹脂液は、樹脂を油に溶解したもの
で、樹脂と油との比率は、半々とした。乳化液は、イオ
ン交換純水の中へ界面活性剤を純分濃度で1%になるよ
うに溶解した。
で、樹脂と油との比率は、半々とした。乳化液は、イオ
ン交換純水の中へ界面活性剤を純分濃度で1%になるよ
うに溶解した。
【0024】また、乳化液、樹脂液のそれぞれの液流量
は、1時間当たり360リットル、24リットルとし、
産物量は1時間当たり384リットルとなるようにし
た。従って、この場合の容積混合比率は、乳化液15に
対して、樹脂液1となる。また、界面活性剤は、副液に
対して純分15%、樹脂に対しては純分30%の添加量
となる。
は、1時間当たり360リットル、24リットルとし、
産物量は1時間当たり384リットルとなるようにし
た。従って、この場合の容積混合比率は、乳化液15に
対して、樹脂液1となる。また、界面活性剤は、副液に
対して純分15%、樹脂に対しては純分30%の添加量
となる。
【0025】この処理においては、樹脂は、まず乳化液
中の界面活性剤の作用と乳化分散装置21から与えられ
るせん断力とによって微粒子化されるが、樹脂そのもの
は水に溶けないため、水中では固定微粒子として存在
し、産物は分散液として得られる。
中の界面活性剤の作用と乳化分散装置21から与えられ
るせん断力とによって微粒子化されるが、樹脂そのもの
は水に溶けないため、水中では固定微粒子として存在
し、産物は分散液として得られる。
【0026】また、乳化分散装置21としては、日鉄鉱
業(株)のキャビトロン(商品名)CD1010型を用
いた。以下にその具体的な仕様を示す。回転子は、4段
で外径35〜74mm、スリット数12〜72、スリッ
ト幅3.0〜0.6mmである。固定子は、3段で外径
46〜68mm、スリット数24〜72、スリット幅
2.0〜0.6mmである。
業(株)のキャビトロン(商品名)CD1010型を用
いた。以下にその具体的な仕様を示す。回転子は、4段
で外径35〜74mm、スリット数12〜72、スリッ
ト幅3.0〜0.6mmである。固定子は、3段で外径
46〜68mm、スリット数24〜72、スリット幅
2.0〜0.6mmである。
【0027】(実験1)乳化液15リットルを容積20
リットルの乳化液槽に仕込み、乳化液ポンプからキャビ
トロンCD1010型(以下、「乳化分散装置」とい
う)の原料入口へ供給した。一方、樹脂液2リットルを
容積5リットルの樹脂液槽に仕込み、樹脂液ポンプで副
液入口へ供給した。乳化分散装置の回転子を11200
rpmで運転した後、乳化液ポンプから毎分6リットル
の割合で乳化液を送り、樹脂液ポンプからは毎分0.4
リットルで樹脂液を送り、産物を別の20リットルの産
物容器に受けた。従って、この場合には、原料は乳化分
散装置を1回通過したのみとなる。この実験1では、副
液噴出孔を固定子の内側から1段目と2段目の円環突起
の間で開口させた場合と、2段目と3段目の円環突起の
間でさせた場合との比較も行った。なお、この場合の副
液噴出孔は、直径2mmのものを1個とした。比較は、
産物を取り出し、レーザー回析式粒度測定機(マイクロ
トラックFRA型)によって粒度を測定した。その結果
を、通過分10%、50%、90%、100%に当たる
代表粒径(それぞれd10、d50、d90、d100 と書き、
単位はμm)で整理し、表1に示した。
リットルの乳化液槽に仕込み、乳化液ポンプからキャビ
トロンCD1010型(以下、「乳化分散装置」とい
う)の原料入口へ供給した。一方、樹脂液2リットルを
容積5リットルの樹脂液槽に仕込み、樹脂液ポンプで副
液入口へ供給した。乳化分散装置の回転子を11200
rpmで運転した後、乳化液ポンプから毎分6リットル
の割合で乳化液を送り、樹脂液ポンプからは毎分0.4
リットルで樹脂液を送り、産物を別の20リットルの産
物容器に受けた。従って、この場合には、原料は乳化分
散装置を1回通過したのみとなる。この実験1では、副
液噴出孔を固定子の内側から1段目と2段目の円環突起
の間で開口させた場合と、2段目と3段目の円環突起の
間でさせた場合との比較も行った。なお、この場合の副
液噴出孔は、直径2mmのものを1個とした。比較は、
産物を取り出し、レーザー回析式粒度測定機(マイクロ
トラックFRA型)によって粒度を測定した。その結果
を、通過分10%、50%、90%、100%に当たる
代表粒径(それぞれd10、d50、d90、d100 と書き、
単位はμm)で整理し、表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】(実験2)乳化分散装置の固定子のうち、
内側から1段目と2段目の円環突起の間へ、直径2mm
の副液噴出孔を6個等間隔で開口させ、それら副液噴出
孔の幾つかを閉鎖するか、或いは面積を縮小させること
により、同一の副液流入量に対して、副液噴出孔からの
流入速度Uを可変させた。この場合、固定子における1
段目の円環突起の主液通過断面積は120mm2であ
り、主液通過速度Vは、0.83m/sとなる。計算例
で示せば、 V=360 l/h/1000/(3600s/hx120mm2/1000000)=0.83m/s
である。また、毎時24リットルの副液流入量に対し
て、副液噴出孔の幾つかを閉鎖した場合の副液流入速度
Uは、副液噴出孔の通過断面積が3.14mm2 である
ことから、2.1m/sとなる。計算例で示せば、 U=24 l/h/1000/(3600s/hx3.14mm2/1000000)=2.1m/s
である。以上により、副液噴出孔の通過断面積と副液流
入速度の関係を表2に示し、副液流入速度と粒度の関係
を表3に示した。
内側から1段目と2段目の円環突起の間へ、直径2mm
の副液噴出孔を6個等間隔で開口させ、それら副液噴出
孔の幾つかを閉鎖するか、或いは面積を縮小させること
により、同一の副液流入量に対して、副液噴出孔からの
流入速度Uを可変させた。この場合、固定子における1
段目の円環突起の主液通過断面積は120mm2であ
り、主液通過速度Vは、0.83m/sとなる。計算例
で示せば、 V=360 l/h/1000/(3600s/hx120mm2/1000000)=0.83m/s
である。また、毎時24リットルの副液流入量に対し
て、副液噴出孔の幾つかを閉鎖した場合の副液流入速度
Uは、副液噴出孔の通過断面積が3.14mm2 である
ことから、2.1m/sとなる。計算例で示せば、 U=24 l/h/1000/(3600s/hx3.14mm2/1000000)=2.1m/s
である。以上により、副液噴出孔の通過断面積と副液流
入速度の関係を表2に示し、副液流入速度と粒度の関係
を表3に示した。
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】以上の実験結果から、原料比率が1対1か
ら大きく外れる場合においても、上述の実施例の乳化分
散装置21に基づく構造を用いれば、主液入口、副液噴
出孔から、主液及び副液をそれぞれのポンプで定量供給
して処理する方法により、産物の粒度として、表1のd
90=4.9μm(1−2段目)に示すように、期待通り
のものが得られることが確認できた。また、その際に
は、副液噴出孔を固定子の1段目と2段目の間に開口さ
せることが望ましいことが分かった。更に、主液通過速
度Vに対して、副液流入速度Uをある範囲に設定すると
良い結果が得られること、そして、その速度比率U/V
は、表3に示すように、0.9から1.9の間が望まし
いこと、副液流入速度をこの範囲に設定する手段として
複数の副液噴出孔のうち幾つかを閉鎖或いは面積を調節
して使うことのできることが確認された。
ら大きく外れる場合においても、上述の実施例の乳化分
散装置21に基づく構造を用いれば、主液入口、副液噴
出孔から、主液及び副液をそれぞれのポンプで定量供給
して処理する方法により、産物の粒度として、表1のd
90=4.9μm(1−2段目)に示すように、期待通り
のものが得られることが確認できた。また、その際に
は、副液噴出孔を固定子の1段目と2段目の間に開口さ
せることが望ましいことが分かった。更に、主液通過速
度Vに対して、副液流入速度Uをある範囲に設定すると
良い結果が得られること、そして、その速度比率U/V
は、表3に示すように、0.9から1.9の間が望まし
いこと、副液流入速度をこの範囲に設定する手段として
複数の副液噴出孔のうち幾つかを閉鎖或いは面積を調節
して使うことのできることが確認された。
【0033】なお、上述の実施例による乳化分散装置2
1では、複数の副液噴出孔41を一つの副液分配溝43
で連通させ、一種類の副液を副液分配溝43を介して副
液噴出孔41から供給する場合を例に説明したが、乳化
分散装置21は、副液分配溝43を分割し、分割された
それぞれの副液分配溝43から別々の副液を供給するも
のであってもよい。また、この場合の副液分配溝43
は、円周方向に分割しても、或いは、同心円状の多段溝
として分割してもよい。
1では、複数の副液噴出孔41を一つの副液分配溝43
で連通させ、一種類の副液を副液分配溝43を介して副
液噴出孔41から供給する場合を例に説明したが、乳化
分散装置21は、副液分配溝43を分割し、分割された
それぞれの副液分配溝43から別々の副液を供給するも
のであってもよい。また、この場合の副液分配溝43
は、円周方向に分割しても、或いは、同心円状の多段溝
として分割してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る乳化分散方法によれば、所定の高圧力、せん断力及び
ズリ応力が加えられる特定の処理空間に主液を供給する
とともに、この処理空間に副液を直接供給しながら連続
処理することとしたので、混合前での接触時間がなくな
り、短い接触時間でも反応が起きる原料においても、反
応が起きず、粒径が小さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳
化分散産物を連続的に製造することができる。乳化分散
装置によれば、スリットを有する多段リング状固定子
と、同じくスリットを有する多段リング状回転子とを同
軸上に設け、この固定子と回転子との組み合せによって
形成された処理空間に混合液毎に別々の供給路を接続し
たので、処理前での混合液同士の接触がなくなり、反応
の起きる前での原料の素早い処理が可能となる。
る乳化分散方法によれば、所定の高圧力、せん断力及び
ズリ応力が加えられる特定の処理空間に主液を供給する
とともに、この処理空間に副液を直接供給しながら連続
処理することとしたので、混合前での接触時間がなくな
り、短い接触時間でも反応が起きる原料においても、反
応が起きず、粒径が小さく且つ粒度範囲も狭い良質な乳
化分散産物を連続的に製造することができる。乳化分散
装置によれば、スリットを有する多段リング状固定子
と、同じくスリットを有する多段リング状回転子とを同
軸上に設け、この固定子と回転子との組み合せによって
形成された処理空間に混合液毎に別々の供給路を接続し
たので、処理前での混合液同士の接触がなくなり、反応
の起きる前での原料の素早い処理が可能となる。
【図1】本発明による乳化分散装置の要部断面図であ
る。
る。
【図2】固定子の断面図である。
【図3】固定子の処理面側の平面図である。
【図4】固定子の裏面側の平面図である。
【図5】乳化分散装置の要部拡大図である。
【図6】本発明における原料の流れを説明する図であ
る。
る。
【図7】槽型攪拌機を用いた場合の乳化産物製造方法の
説明図である。
説明図である。
【図8】乳化機を用いた場合の乳化産物製造方法の説明
図である。
図である。
21 乳化分散装置 27 原料入口(供給路) 31 多段リング状固定子 33 主液入口 39、57 スリット 41 噴出孔 43 分配溝 45 副液入口(供給路) 49 多段リング状回転子 59 処理空間
Claims (5)
- 【請求項1】 所定の高圧力、せん断力及びズリ応力が
加えられる特定の処理空間に主液を供給するとともに、
該処理空間に副液を直接供給しながら連続処理して乳化
分散液を作ることを特徴とする乳化分散方法。 - 【請求項2】 スリットを有する多段リング状固定子
と、該多段リング状固定子のスリットに対して補完的に
組み合う同じくスリットを有する構造の多段リング状回
転子とが同軸上に設けられ、前記固定子と前記回転子と
の組み合せによって形成された処理空間に混合液毎に別
々の供給路が接続されたことを特徴とする乳化分散装
置。 - 【請求項3】 少なくとも一つの液供給路につながった
分配溝が前記処理空間に沿って前記固定子に形成され、
該分配溝と前記処理空間を連通する副液噴出孔が前記固
定子に形成されたことを特徴とする請求項2記載の乳化
分散装置。 - 【請求項4】 主液入口が前記固定子の中心近傍に設け
られ、前記副液噴出孔が該主液入口より固定子の半径方
向外側に配設されたことを特徴とする請求項3記載の乳
化分散装置。 - 【請求項5】 複数個のうち任意の個数の前記副液噴出
孔が閉鎖自在に設けられたことを特徴とする請求項3又
は4記載の乳化分散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22994494A JPH0889774A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 乳化分散方法及び乳化分散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22994494A JPH0889774A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 乳化分散方法及び乳化分散装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889774A true JPH0889774A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16900172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22994494A Pending JPH0889774A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 乳化分散方法及び乳化分散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889774A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009518185A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-05-07 | フリーマコルマ・アクチエンゲゼルシヤフト | 回転子及びこの回転子に対して逆向きに回転可能な先行羽根車(導入スクリュ)及び回転子に対して逆向きに回転可能な逆流回転子を持つホモジナイザー装置 |
| JP2009299877A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Izumi Food Machinery Co Ltd | メタルブッシュ、及びこれを用いた駆動装置並びに乳化分散装置 |
| JP2011067780A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Funken Pautekkusu:Kk | 粉体と液体との連続混練装置 |
| JP2011092941A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | M Technique Co Ltd | 流動体処理装置 |
| US8556494B2 (en) | 2011-03-17 | 2013-10-15 | Michael Hawes | System for manufacturing emulsified/dispersed liquid |
| JP2020179361A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 淺田鉄工株式会社 | 二軸式分散機 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22994494A patent/JPH0889774A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009518185A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-05-07 | フリーマコルマ・アクチエンゲゼルシヤフト | 回転子及びこの回転子に対して逆向きに回転可能な先行羽根車(導入スクリュ)及び回転子に対して逆向きに回転可能な逆流回転子を持つホモジナイザー装置 |
| JP4888866B2 (ja) * | 2005-11-23 | 2012-02-29 | フリーマコルマ・アクチエンゲゼルシヤフト | ホモジナイザー装置 |
| JP2009299877A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Izumi Food Machinery Co Ltd | メタルブッシュ、及びこれを用いた駆動装置並びに乳化分散装置 |
| JP2011067780A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Funken Pautekkusu:Kk | 粉体と液体との連続混練装置 |
| JP2011092941A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-12 | M Technique Co Ltd | 流動体処理装置 |
| US8556494B2 (en) | 2011-03-17 | 2013-10-15 | Michael Hawes | System for manufacturing emulsified/dispersed liquid |
| JP2020179361A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | 淺田鉄工株式会社 | 二軸式分散機 |
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