JPH088987A - 位相検出装置 - Google Patents
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- JPH088987A JPH088987A JP6141982A JP14198294A JPH088987A JP H088987 A JPH088987 A JP H088987A JP 6141982 A JP6141982 A JP 6141982A JP 14198294 A JP14198294 A JP 14198294A JP H088987 A JPH088987 A JP H088987A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/233—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
- H04L27/2332—Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier
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- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/007—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
- H03D3/009—Compensating quadrature phase or amplitude imbalances
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L23/00—Apparatus or local circuits for systems other than those covered by groups H04L15/00 - H04L21/00
- H04L23/02—Apparatus or local circuits for systems other than those covered by groups H04L15/00 - H04L21/00 adapted for orthogonal signalling
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成で広いダイナミックレンジの入力信
号の位相を確実に検出できる位相検出装置を提供する。 【構成】入力信号Siを乗算器11,12で直交する二
つの基準信号と乗算した後フィルタ15,16を通すこ
とにより直交復調して得られたI信号およびQ信号を非
線形圧縮回路17,18に入力し、I信号およびQ信号
を非線形圧縮回路17,18で対数変換によって圧縮し
てから、位相検出回路19によりI信号およびQ信号の
位相を検出する。
号の位相を確実に検出できる位相検出装置を提供する。 【構成】入力信号Siを乗算器11,12で直交する二
つの基準信号と乗算した後フィルタ15,16を通すこ
とにより直交復調して得られたI信号およびQ信号を非
線形圧縮回路17,18に入力し、I信号およびQ信号
を非線形圧縮回路17,18で対数変換によって圧縮し
てから、位相検出回路19によりI信号およびQ信号の
位相を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力信号の位相を検出す
る位相検出装置に係り、特にラジオ受信機、TV受信
機、携帯電話機およびコードレス電話機などの受信装置
の復調装置に使用される位相検出装置に関する。
る位相検出装置に係り、特にラジオ受信機、TV受信
機、携帯電話機およびコードレス電話機などの受信装置
の復調装置に使用される位相検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】位相情報を有する信号を受信する受信装
置での検波復調方式の一つとして、ダイレクトコンバー
ジョン(DC)方式が知られている。ダイレクトコンバ
ージョン方式は、受信信号を搬送波周波数に等しく互い
に90°位相の異なる周波数の二つの基準信号を用いて
直交復調することにより、受信信号を直接ベースバンド
帯の信号に変換する方式である。従って、ヘテロダイン
方式のように中間周波段を用いる必要がなく、受信装置
を小型・安価に構成することが可能である。
置での検波復調方式の一つとして、ダイレクトコンバー
ジョン(DC)方式が知られている。ダイレクトコンバ
ージョン方式は、受信信号を搬送波周波数に等しく互い
に90°位相の異なる周波数の二つの基準信号を用いて
直交復調することにより、受信信号を直接ベースバンド
帯の信号に変換する方式である。従って、ヘテロダイン
方式のように中間周波段を用いる必要がなく、受信装置
を小型・安価に構成することが可能である。
【0003】反面、ダイレクトコンバージョン方式は受
信電界強度が大きく変動する環境、例えば移動通信のよ
うに受信信号のダイナミックレンジが例えば90dB以
上と広い場合には、信号レベルを一定に保つための自動
利得制御(AGC)が必要となる。しかし、AGCは帰
還ループであるため、受信電界強度の早い変化には追従
できない。
信電界強度が大きく変動する環境、例えば移動通信のよ
うに受信信号のダイナミックレンジが例えば90dB以
上と広い場合には、信号レベルを一定に保つための自動
利得制御(AGC)が必要となる。しかし、AGCは帰
還ループであるため、受信電界強度の早い変化には追従
できない。
【0004】ダイレクトコンバージョン方式では、ヘテ
ロダイン方式のように中間周波段でAGCを行うことが
できないため、システム的に工夫が必要となる。すなわ
ち、ヘテロダイン方式では中間周波数段にリミッタ増幅
器を用いて振幅制限を行い、必要な位相情報のみを取り
出すことにより、受信信号のダイナミックレンジが広い
場合でも正しく復調を行うことができる。また、ヘテロ
ダイン方式では受信信号がQPSK変調波の場合、符号
間干渉を低減するための適当な波形整形フィルタを通し
た後に振幅制限を施すことによっても、良好な復調特性
が実現できる。しかし、ダイレクトコンバージョン方式
の場合は中間周波信号のように受信信号を一定周波数の
信号とする段階がないため、リミッタ増幅器でレベルを
一定化することはできない。
ロダイン方式のように中間周波段でAGCを行うことが
できないため、システム的に工夫が必要となる。すなわ
ち、ヘテロダイン方式では中間周波数段にリミッタ増幅
器を用いて振幅制限を行い、必要な位相情報のみを取り
出すことにより、受信信号のダイナミックレンジが広い
場合でも正しく復調を行うことができる。また、ヘテロ
ダイン方式では受信信号がQPSK変調波の場合、符号
間干渉を低減するための適当な波形整形フィルタを通し
た後に振幅制限を施すことによっても、良好な復調特性
が実現できる。しかし、ダイレクトコンバージョン方式
の場合は中間周波信号のように受信信号を一定周波数の
信号とする段階がないため、リミッタ増幅器でレベルを
一定化することはできない。
【0005】このような問題に対処するため、ダイレク
トコンバージョン方式において直交復調によりベースバ
ンド帯に直接変換した信号をさらに再周波数変換して中
間周波信号とした後、リミッタ回路により振幅制限を施
す方法が提案されている(特開昭58−196629
号)。しかし、この方式は再周波数変換回路とリミッタ
回路が必要であるため、構成が非常に複雑となり、小型
・安価というダイレクトコンバージョン方式の利点を損
なうという問題がある。
トコンバージョン方式において直交復調によりベースバ
ンド帯に直接変換した信号をさらに再周波数変換して中
間周波信号とした後、リミッタ回路により振幅制限を施
す方法が提案されている(特開昭58−196629
号)。しかし、この方式は再周波数変換回路とリミッタ
回路が必要であるため、構成が非常に複雑となり、小型
・安価というダイレクトコンバージョン方式の利点を損
なうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ダイ
レクトコンバージョン方式の受信装置において、ダイナ
ミックレンジの広い受信信号に対応するために、ベース
バンド帯に直接変換して得られた信号を再周波数変換し
てから振幅制限を施すという従来の技術では、構成が非
常に複雑となり、小型・安価で高性能の受信装置を実現
する上で大きな問題となっている。本発明は、簡単な構
成で広いダイナミックレンジの入力信号の位相を確実に
検出できる位相検出装置を提供することを目的とする。
レクトコンバージョン方式の受信装置において、ダイナ
ミックレンジの広い受信信号に対応するために、ベース
バンド帯に直接変換して得られた信号を再周波数変換し
てから振幅制限を施すという従来の技術では、構成が非
常に複雑となり、小型・安価で高性能の受信装置を実現
する上で大きな問題となっている。本発明は、簡単な構
成で広いダイナミックレンジの入力信号の位相を確実に
検出できる位相検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は直交する第1および第2の信号を非線形圧
縮する少なくとも一つの非線形圧縮手段と、この非線形
圧縮手段により圧縮された二つの信号から第1および第
2の信号の位相を検出する位相検出手段とを具備するこ
とを基本的な特徴とする。
め、本発明は直交する第1および第2の信号を非線形圧
縮する少なくとも一つの非線形圧縮手段と、この非線形
圧縮手段により圧縮された二つの信号から第1および第
2の信号の位相を検出する位相検出手段とを具備するこ
とを基本的な特徴とする。
【0008】ここで、受信装置などに用いられる復調装
置の場合、直交する第1および第2の信号は入力信号を
互いに90°位相の異なる第1および第2の基準信号に
より直交復調する直交復調手段により得られる。
置の場合、直交する第1および第2の信号は入力信号を
互いに90°位相の異なる第1および第2の基準信号に
より直交復調する直交復調手段により得られる。
【0009】また、非線形圧縮手段を対数変換手段と絶
対値検出手段を縦続配置して構成することを特徴とす
る。また、非線形圧縮手段を対数変換手段と絶対値検出
手段を縦続配置することにより構成し、位相検出手段を
該非線形圧縮手段により圧縮された二つの信号の差信号
を出力する減算手段と、この減算手段から出力される差
信号を第1および第2の信号の位相を示す位相検出信号
に変換する非線形変換手段とにより構成することを特徴
とする。
対値検出手段を縦続配置して構成することを特徴とす
る。また、非線形圧縮手段を対数変換手段と絶対値検出
手段を縦続配置することにより構成し、位相検出手段を
該非線形圧縮手段により圧縮された二つの信号の差信号
を出力する減算手段と、この減算手段から出力される差
信号を第1および第2の信号の位相を示す位相検出信号
に変換する非線形変換手段とにより構成することを特徴
とする。
【0010】また、対数変換手段を第1および第2の信
号をPN接合素子に電流として入力し、該PN接合素子
に生じる電圧を出力として取り出すように構成し、さら
に非線形変換手段を減算手段から出力される差信号また
はこれに所定の係数を乗じた信号がベースに入力される
差動対トランジスタと、この差動対トランジスタの共通
エミッタに定電流を供給する定電流源と、該差動対トラ
ンジスタのコレクタから位相検出信号を取り出す出力手
段とにより構成することを特徴とする。
号をPN接合素子に電流として入力し、該PN接合素子
に生じる電圧を出力として取り出すように構成し、さら
に非線形変換手段を減算手段から出力される差信号また
はこれに所定の係数を乗じた信号がベースに入力される
差動対トランジスタと、この差動対トランジスタの共通
エミッタに定電流を供給する定電流源と、該差動対トラ
ンジスタのコレクタから位相検出信号を取り出す出力手
段とにより構成することを特徴とする。
【0011】非線形圧縮手段は、第1および第2の信号
をスイッチで時間的に交互に切り替えて一つの非線形圧
縮回路に入力することにより第1および第2の信号を非
線形圧縮する構成としてもよい。
をスイッチで時間的に交互に切り替えて一つの非線形圧
縮回路に入力することにより第1および第2の信号を非
線形圧縮する構成としてもよい。
【0012】さらに、非線形変換手段の出力信号または
位相検出手段の出力信号の平均値から前記非線形変換手
段のオフセットを検出するオフセット検出手段と、この
オフセット検出手段により検出されたオフセットを位相
検出手段の出力信号から除去するオフセット除去手段と
を有することを特徴とする。
位相検出手段の出力信号の平均値から前記非線形変換手
段のオフセットを検出するオフセット検出手段と、この
オフセット検出手段により検出されたオフセットを位相
検出手段の出力信号から除去するオフセット除去手段と
を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】このように本発明の位相検出装置では、直交す
る第1および第2の信号を対数変換などにより非線形圧
縮してから位相検出を行う。従って、ダイレクトコンバ
ージョン方式のように第1および第2の信号が入力信号
を直交復調により直接変換して得られた信号であり、か
つ入力信号のダイナミックレンジが非常に広い場合で
も、簡単かつ小型で安価な構成により、入力信号に高速
に追従する位相検出が可能となる。
る第1および第2の信号を対数変換などにより非線形圧
縮してから位相検出を行う。従って、ダイレクトコンバ
ージョン方式のように第1および第2の信号が入力信号
を直交復調により直接変換して得られた信号であり、か
つ入力信号のダイナミックレンジが非常に広い場合で
も、簡単かつ小型で安価な構成により、入力信号に高速
に追従する位相検出が可能となる。
【0014】また、非線形圧縮に対数変換を用いれば、
直交する第1および第2の信号を対数変換して得られた
二つの信号の差をとることにより、第1および第2の信
号の比が求まるので、その比から第1および第2の信号
の位相を簡単に求めることができる。
直交する第1および第2の信号を対数変換して得られた
二つの信号の差をとることにより、第1および第2の信
号の比が求まるので、その比から第1および第2の信号
の位相を簡単に求めることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による位相検出装置の基本的な実
施例を示すブロック図である。図1において、入力端子
10には位相情報を含む入力信号Si(t)、例えばQ
PSK変調波が与えられる。入力信号Si(t)は二つ
の乗算器11,12に入力され、基準信号発生器13の
出力信号を90°分波器14に通して得られた互いに直
交する第1および第2の基準信号と乗算されることによ
り、直交復調(直接変換)される。これにより、乗算器
11,12の出力から二つのベースバンド信号(以下、
I信号およびQ信号という)が得られる。基準信号発生
器13は発振器により構成され、その出力信号は入力信
号Si(t)の搬送波周波数と同一周波数に制御されて
いる。
する。図1は、本発明による位相検出装置の基本的な実
施例を示すブロック図である。図1において、入力端子
10には位相情報を含む入力信号Si(t)、例えばQ
PSK変調波が与えられる。入力信号Si(t)は二つ
の乗算器11,12に入力され、基準信号発生器13の
出力信号を90°分波器14に通して得られた互いに直
交する第1および第2の基準信号と乗算されることによ
り、直交復調(直接変換)される。これにより、乗算器
11,12の出力から二つのベースバンド信号(以下、
I信号およびQ信号という)が得られる。基準信号発生
器13は発振器により構成され、その出力信号は入力信
号Si(t)の搬送波周波数と同一周波数に制御されて
いる。
【0016】乗算器11,12から出力されるI信号お
よびQ信号は、フィルタ15,16に入力される。フィ
ルタ15,16は、所望チャネルの信号を選択するため
のベースバンドのチャネル選択フィルタ(ローパスフィ
ルタで構成される)と、伝送路での符号間干渉を補償す
るための波形整形フィルタからなっている。フィルタ1
5,16の出力信号I(t),Q(t)を次式に示す。
よびQ信号は、フィルタ15,16に入力される。フィ
ルタ15,16は、所望チャネルの信号を選択するため
のベースバンドのチャネル選択フィルタ(ローパスフィ
ルタで構成される)と、伝送路での符号間干渉を補償す
るための波形整形フィルタからなっている。フィルタ1
5,16の出力信号I(t),Q(t)を次式に示す。
【0017】 I(t)=Acos{θs(t)} (1) Q(t)=Asin{θs(t)} (2) 但し、Aは入力信号Si(t)の振幅、θsは入力信号
Si(t)の位相である。
Si(t)の位相である。
【0018】フィルタ15,16の出力信号は、それぞ
れ非線形圧縮回路17,18により非線形圧縮された
後、位相検出回路19に入力される。非線形圧縮回路1
7,18はフィルタ15,16の出力信号のダイナミッ
クレンジを圧縮する回路であり、具体的には例えば後述
するように対数変換回路を用いて実現される。位相検出
回路19は、非線形圧縮回路17,18の出力信号から
演算により入力信号Si(t)の位相θsさらには必要
に応じて入力信号Si(t)の振幅Aを求める回路であ
り、その具体的な構成については以下の実施例で説明す
る。
れ非線形圧縮回路17,18により非線形圧縮された
後、位相検出回路19に入力される。非線形圧縮回路1
7,18はフィルタ15,16の出力信号のダイナミッ
クレンジを圧縮する回路であり、具体的には例えば後述
するように対数変換回路を用いて実現される。位相検出
回路19は、非線形圧縮回路17,18の出力信号から
演算により入力信号Si(t)の位相θsさらには必要
に応じて入力信号Si(t)の振幅Aを求める回路であ
り、その具体的な構成については以下の実施例で説明す
る。
【0019】図2に、図1を具体化した実施例を示す。
図2の例では、非線形圧縮回路17,18は正負対数変
換回路21,22と絶対値回路23,24を縦続接続し
て構成される。正負対数変換回路21,22は正負両波
について対数変換を行い、絶対値回路23,24は正負
対数変換回路21,22の出力信号の絶対値を検出す
る。絶対値回路23,24の出力信号Il(t),Ql
(t)は、次式で与えられる。
図2の例では、非線形圧縮回路17,18は正負対数変
換回路21,22と絶対値回路23,24を縦続接続し
て構成される。正負対数変換回路21,22は正負両波
について対数変換を行い、絶対値回路23,24は正負
対数変換回路21,22の出力信号の絶対値を検出す
る。絶対値回路23,24の出力信号Il(t),Ql
(t)は、次式で与えられる。
【0020】 Il(t)=log{absI(t)} (3) Ql(t)=log{absQ(t)} (4) 但し、abs[x]はxの絶対値を表す。
【0021】位相検出回路19は、減算回路25と非線
形変換を行う変換回路26で構成される。減算回路25
は非線形圧縮された信号である絶対値回路23,24の
出力信号Il(t),Ql(t)の差、つまり次式に示
すβ(t)を求める。
形変換を行う変換回路26で構成される。減算回路25
は非線形圧縮された信号である絶対値回路23,24の
出力信号Il(t),Ql(t)の差、つまり次式に示
すβ(t)を求める。
【0022】 β(t)=Ql(t)−Il(t) =log[abs{Q(t)/I(t)}] (5) 式(5)に示されるように、β(t)はI信号およびQ
信号の比に依存するため、位相情報が保存されている。
すなわち、対数変換された二つの信号の差を求めること
は、対数変換前の二つの信号の比を求めることに相当す
るため、対数変換前の二つの信号が互いに直交する信号
つまりI信号およびQ信号であれば、この差は位相情報
を含んでいることになる。
信号の比に依存するため、位相情報が保存されている。
すなわち、対数変換された二つの信号の差を求めること
は、対数変換前の二つの信号の比を求めることに相当す
るため、対数変換前の二つの信号が互いに直交する信号
つまりI信号およびQ信号であれば、この差は位相情報
を含んでいることになる。
【0023】また、I信号およびQ信号の符号により、
入力信号Si(t)がπ/2毎のどの象限にあるかを決
定できる。以下、I信号およびQ信号の符号が共に正、
つまり入力信号Si(t)が第1象限(0〜π/2)に
ある場合について考えると、変換回路26によって次式
の非線形変換を行うことにより、入力信号Si(t)の
位相θs(t)を求めることができる。
入力信号Si(t)がπ/2毎のどの象限にあるかを決
定できる。以下、I信号およびQ信号の符号が共に正、
つまり入力信号Si(t)が第1象限(0〜π/2)に
ある場合について考えると、変換回路26によって次式
の非線形変換を行うことにより、入力信号Si(t)の
位相θs(t)を求めることができる。
【0024】 θs(t)=arctan[exp{β(t)}] (6) すなわち、exp{β(t)}は(5)式からQl
(t)/Il(t)に相当するので、そのアークタンジ
ェントを求めることにより、位相θs(t)が求まるこ
とになる。
(t)/Il(t)に相当するので、そのアークタンジ
ェントを求めることにより、位相θs(t)が求まるこ
とになる。
【0025】一方、入力信号Si(t)の振幅Aについ
ては、以下の操作を行うことにより求めることができ
る。 2logA=log[exp{2Il(t)}+exp{2Ql(t)}] (7) 図3に、図2の正負対数変換回路21,22および絶対
値回路23,24を具体化した例を示す。I信号用の正
負対数変換回路21は、入力側に設けられた抵抗R1と
キャパシタC1の直列回路と、演算増幅器OP1と、演
算増幅器OP1の反転入力端子と出力端子との間に逆並
列に接続されたダイオードD1,D2からなり、ダイオ
ード順方向電流と電圧降下との間の指数特性を利用し、
ダイオードD1,D2を負帰還回路に挿入することによ
り、指数変換の逆変換である対数変換を信号Il(t)
の正負両成分について行う。同様に、Q信号用の正負対
数変換回路22も入力側に設けられた抵抗R2とキャパ
シタC2の直列回路と、演算増幅器OP2と、演算増幅
器OP2の反転入力端子と出力端子との間に逆並列に接
続されたダイオードD3,D4からなり、I信号用の正
負変換回路21と同様にして、信号Ql(t)の正負両
成分について対数変換を行う。
ては、以下の操作を行うことにより求めることができ
る。 2logA=log[exp{2Il(t)}+exp{2Ql(t)}] (7) 図3に、図2の正負対数変換回路21,22および絶対
値回路23,24を具体化した例を示す。I信号用の正
負対数変換回路21は、入力側に設けられた抵抗R1と
キャパシタC1の直列回路と、演算増幅器OP1と、演
算増幅器OP1の反転入力端子と出力端子との間に逆並
列に接続されたダイオードD1,D2からなり、ダイオ
ード順方向電流と電圧降下との間の指数特性を利用し、
ダイオードD1,D2を負帰還回路に挿入することによ
り、指数変換の逆変換である対数変換を信号Il(t)
の正負両成分について行う。同様に、Q信号用の正負対
数変換回路22も入力側に設けられた抵抗R2とキャパ
シタC2の直列回路と、演算増幅器OP2と、演算増幅
器OP2の反転入力端子と出力端子との間に逆並列に接
続されたダイオードD3,D4からなり、I信号用の正
負変換回路21と同様にして、信号Ql(t)の正負両
成分について対数変換を行う。
【0026】ダイオードD1〜D4は、集積回路上では
コレクタ・ベース間が接続されたバイポーラトランジス
タで構成することもできる。その場合、バイポーラトラ
ンジスタのコレクタ電流対ベース・エミッタ間電圧特性
(Ic−Vbe特性)またはエミッタ電流対ベース・エ
ミッタ間電圧特性(Ie−Vbe特性)を利用して対数
圧縮を行う。すなわち、バイポーラトランジスタの基本
特性は、 Ic=Is{exp(Vbe/Vt)−1} (8) ただし、Vtはサーマルボルテージ(=kT/q)、I
sは飽和電流であるから、 Vbe=Vtlog{(Ic/Is)+1} (9) となり、IcとVbeとは対数の関係にある。これより
図3における正負対数変換回路21,22の出力信号
は、 Iv(t)=sign(I)log[abs{I(t)/Is}] (10) Qv(t)=sign(Q)log[abs{Q(t)/Is}] (11) となる。但し、sign(I),sign(Q)は信号
Iv(t),Qv(t)の符号(極性)を表す。
コレクタ・ベース間が接続されたバイポーラトランジス
タで構成することもできる。その場合、バイポーラトラ
ンジスタのコレクタ電流対ベース・エミッタ間電圧特性
(Ic−Vbe特性)またはエミッタ電流対ベース・エ
ミッタ間電圧特性(Ie−Vbe特性)を利用して対数
圧縮を行う。すなわち、バイポーラトランジスタの基本
特性は、 Ic=Is{exp(Vbe/Vt)−1} (8) ただし、Vtはサーマルボルテージ(=kT/q)、I
sは飽和電流であるから、 Vbe=Vtlog{(Ic/Is)+1} (9) となり、IcとVbeとは対数の関係にある。これより
図3における正負対数変換回路21,22の出力信号
は、 Iv(t)=sign(I)log[abs{I(t)/Is}] (10) Qv(t)=sign(Q)log[abs{Q(t)/Is}] (11) となる。但し、sign(I),sign(Q)は信号
Iv(t),Qv(t)の符号(極性)を表す。
【0027】絶対値回路23は、演算増幅器OP3と抵
抗R3,R5による反転増幅器と、反転増幅器の入力信
号と出力信号を選択するスイッチS1と、反転増幅器の
入力信号の極性に応じてスイッチS1を制御するゲート
回路G1からなり、スイッチS1で反転増幅器の入力信
号が正の時は反転増幅器の入力信号を選択し、負の時は
反転増幅器の出力信号を選択することにより、正負対数
変換回路21の出力信号の絶対値を求める。絶対値回路
24も同様に、演算増幅器OP4と抵抗R4,R6によ
る反転増幅器と、反転増幅器の入力信号と出力信号を選
択するスイッチS2と、反転増幅器の入力信号の極性に
応じてスイッチS2を制御するゲート回路G2からな
り、正負対数変換回路22の出力信号の絶対値を求め
る。
抗R3,R5による反転増幅器と、反転増幅器の入力信
号と出力信号を選択するスイッチS1と、反転増幅器の
入力信号の極性に応じてスイッチS1を制御するゲート
回路G1からなり、スイッチS1で反転増幅器の入力信
号が正の時は反転増幅器の入力信号を選択し、負の時は
反転増幅器の出力信号を選択することにより、正負対数
変換回路21の出力信号の絶対値を求める。絶対値回路
24も同様に、演算増幅器OP4と抵抗R4,R6によ
る反転増幅器と、反転増幅器の入力信号と出力信号を選
択するスイッチS2と、反転増幅器の入力信号の極性に
応じてスイッチS2を制御するゲート回路G2からな
り、正負対数変換回路22の出力信号の絶対値を求め
る。
【0028】こうして正負対数変換回路21,22およ
び絶対値回路23,24により非線形圧縮された信号
は、減算回路25に入力され、両者の差βv(t)が次
式のように求められる。
び絶対値回路23,24により非線形圧縮された信号
は、減算回路25に入力され、両者の差βv(t)が次
式のように求められる。
【0029】 βv(t)=|Qv(t)|−|Iv(t)| =Vtlog[abs{Q(t)/I(t)}] (12) この減算回路25から出力される差信号βv(t)は、
変換回路26に入力される。変換回路26では、例えば
減算回路25からの差信号βv(t)をA/D変換器に
よりディジタル化した後、次式に示す非線形変換を行う
ことにより、位相θv(t)を求める。この位相θv
(t)は、入力信号Si(t)の位相θsに対応してい
る。
変換回路26に入力される。変換回路26では、例えば
減算回路25からの差信号βv(t)をA/D変換器に
よりディジタル化した後、次式に示す非線形変換を行う
ことにより、位相θv(t)を求める。この位相θv
(t)は、入力信号Si(t)の位相θsに対応してい
る。
【0030】 θv(t)=arctan[exp{βv(t)/Vt}] (13) この変換回路26は、例えばA/D変換器とROMを用
いたテーブルによって実現できる。すなわち、(13)
式における[exp{βv(t)/Vt}]の種々の値
をディジタル値として格納したROMを用意しておき、
これをA/D変換器から出力される信号βv(t)をア
ドレスデータとして読み出せばよい。この場合、信号β
v(t)は対数変換により圧縮されているため、位相θ
v(t)の分解能として例えば1°程度が要求される場
合でも、信号βv(t)をディジタル化するためのA/
D変換器は7ビット程度の分解能のものでよい。
いたテーブルによって実現できる。すなわち、(13)
式における[exp{βv(t)/Vt}]の種々の値
をディジタル値として格納したROMを用意しておき、
これをA/D変換器から出力される信号βv(t)をア
ドレスデータとして読み出せばよい。この場合、信号β
v(t)は対数変換により圧縮されているため、位相θ
v(t)の分解能として例えば1°程度が要求される場
合でも、信号βv(t)をディジタル化するためのA/
D変換器は7ビット程度の分解能のものでよい。
【0031】一方、ゲート回路G1,G2の出力信号
は、正負対数変換回路21,22の出力信号の極性(符
号)を示す符号データsign(I),sign(Q)
として取り出される。これらの符号データsign
(I),sign(Q)は必要に応じて外部へ取り出さ
れるほか、変換回路26において入力信号Si(t)の
象限を検出して位相θsを正しく求めるために使用され
る。
は、正負対数変換回路21,22の出力信号の極性(符
号)を示す符号データsign(I),sign(Q)
として取り出される。これらの符号データsign
(I),sign(Q)は必要に応じて外部へ取り出さ
れるほか、変換回路26において入力信号Si(t)の
象限を検出して位相θsを正しく求めるために使用され
る。
【0032】次に、図4を用いて図2または図3の変換
回路26のより具体的な構成例を説明する。図4の構成
は、エミッタを共通接続した差動対トランジスタのコレ
クタ電流が共通エミッタ電流に対してtanh(ハイパ
ータンジェント)の関係にあり、tanh(X)はar
ctan(expX)に非常に近いという性質を利用し
ている。
回路26のより具体的な構成例を説明する。図4の構成
は、エミッタを共通接続した差動対トランジスタのコレ
クタ電流が共通エミッタ電流に対してtanh(ハイパ
ータンジェント)の関係にあり、tanh(X)はar
ctan(expX)に非常に近いという性質を利用し
ている。
【0033】図4において、入力端子30には図2また
は図3の減算回路25から出力される差信号βv(t)
が与えられる。この差信号βv(t)はまずスケーリン
グ回路31に入力され、次式に示すように適当な係数K
が乗じられて、信号Vinとなる。
は図3の減算回路25から出力される差信号βv(t)
が与えられる。この差信号βv(t)はまずスケーリン
グ回路31に入力され、次式に示すように適当な係数K
が乗じられて、信号Vinとなる。
【0034】 Vin=K・βv(t) (14) ここで係数Kは、K=4/π、またはK=0.96・π
/4に選ばれる。このスケーリング回路31からは信号
Vinが差動信号として出力され、この差動信号が差動
増幅回路32における差動対トランジスタQ11,Q1
2のベースにそれぞれ印加される。差動対トランジスタ
Q11,Q12のコレクタは、トランジスタQ13,1
4で構成されるカレントミラー回路33に接続される。
トランジスタQ11,Q12の共通エミッタは、トラン
ジスタQ16によって一定電流が流れるようにバイアス
された電流源トランジスタQ15のコレクタに接続され
る。トランジスタQ15,Q16は、カレントミラーに
よるバイアス回路を構成している。この場合、電流源ト
ランジスタQ15のコレクタ電流つまり差動対トランジ
スタQ11,Q12の共通エミッタ電流をIeとし、差
動対トランジスタQ11,12の負荷であるカレントミ
ラー回路33の出力電流をIoとすれば、次式の関係が
成立する。
/4に選ばれる。このスケーリング回路31からは信号
Vinが差動信号として出力され、この差動信号が差動
増幅回路32における差動対トランジスタQ11,Q1
2のベースにそれぞれ印加される。差動対トランジスタ
Q11,Q12のコレクタは、トランジスタQ13,1
4で構成されるカレントミラー回路33に接続される。
トランジスタQ11,Q12の共通エミッタは、トラン
ジスタQ16によって一定電流が流れるようにバイアス
された電流源トランジスタQ15のコレクタに接続され
る。トランジスタQ15,Q16は、カレントミラーに
よるバイアス回路を構成している。この場合、電流源ト
ランジスタQ15のコレクタ電流つまり差動対トランジ
スタQ11,Q12の共通エミッタ電流をIeとし、差
動対トランジスタQ11,12の負荷であるカレントミ
ラー回路33の出力電流をIoとすれば、次式の関係が
成立する。
【0035】 Io=Ie・tanh(Vin/2Vt) (15) すなわち、カレントミラー回路33の出力電流Ioは、
Vin/2Vtのハイパータンジェント値に共通エミッ
タ電流Ieを乗じたものとなる。このカレントミラー回
路33の出力電流Ioは、演算増幅器OP11と抵抗1
1からなる電流−電圧変換回路35により電圧信号に変
換され、次式に示す位相検出信号θv(t)が得られ
る。
Vin/2Vtのハイパータンジェント値に共通エミッ
タ電流Ieを乗じたものとなる。このカレントミラー回
路33の出力電流Ioは、演算増幅器OP11と抵抗1
1からなる電流−電圧変換回路35により電圧信号に変
換され、次式に示す位相検出信号θv(t)が得られ
る。
【0036】 θv(t)=K・{(Io/Ie)+1} (16) Kは、スケーリング回路31で与えられる係数である。
この位相検出信号θv(t)の値は、入力信号Si
(t)の位相θsに対応しており、特にKを適切に選ぶ
ことにより、θsをよく近似した値となる。図5は、入
力位相つまり入力信号Si(t)の位相θsと、位相検
出誤差つまり位相検出信号θv(t)で示される位相の
誤差Δθ(=θv−θs)の関係をスケーリング回路3
1によるスケーリングを行わない場合と行った場合につ
いて示したものである。スケーリングを行わない場合
は、4°程度の大きな比較的大きな位相検出誤差が生じ
るが、K=π/4でスケーリングを行うと、位相検出誤
差は約1°に低減される。また、K=0.96・π/4
でスケーリングを行うと、位相検出誤差を0.5°程度
にまで低減することができる。
この位相検出信号θv(t)の値は、入力信号Si
(t)の位相θsに対応しており、特にKを適切に選ぶ
ことにより、θsをよく近似した値となる。図5は、入
力位相つまり入力信号Si(t)の位相θsと、位相検
出誤差つまり位相検出信号θv(t)で示される位相の
誤差Δθ(=θv−θs)の関係をスケーリング回路3
1によるスケーリングを行わない場合と行った場合につ
いて示したものである。スケーリングを行わない場合
は、4°程度の大きな比較的大きな位相検出誤差が生じ
るが、K=π/4でスケーリングを行うと、位相検出誤
差は約1°に低減される。また、K=0.96・π/4
でスケーリングを行うと、位相検出誤差を0.5°程度
にまで低減することができる。
【0037】さらに、この構成によればサーマルボルテ
ージVtは、自動的に位相検出信号θv(t)から除去
され、位相検出信号θv(t)は入力信号Si(t)の
位相θsをそのまま表すので、温度変化の影響を受けな
い。
ージVtは、自動的に位相検出信号θv(t)から除去
され、位相検出信号θv(t)は入力信号Si(t)の
位相θsをそのまま表すので、温度変化の影響を受けな
い。
【0038】こうして得られた位相検出信号θv(t)
は、必要に応じてA/D変換器によりディジタル化され
た後、適宜処理される。この場合、A/D変換器の入力
の段階で既に位相情報が得られているため、ディジタル
信号での位相変換手段は不要となる。
は、必要に応じてA/D変換器によりディジタル化され
た後、適宜処理される。この場合、A/D変換器の入力
の段階で既に位相情報が得られているため、ディジタル
信号での位相変換手段は不要となる。
【0039】なお、図4においてバイアス回路34のバ
イアス電流は、演算増幅器OP12と抵抗R12,R1
3からなる電流−電圧変換回路36により電圧信号に変
換され、フルスケール値を示す信号Fsが取り出され
る。
イアス電流は、演算増幅器OP12と抵抗R12,R1
3からなる電流−電圧変換回路36により電圧信号に変
換され、フルスケール値を示す信号Fsが取り出され
る。
【0040】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
6に示す実施例は、非線形圧縮回路17,18において
対数変換回路と絶対値回路の位置を入れ替えたものであ
る。すなわち、フィルタ15,16の出力信号は、まず
絶対値回路41,42で絶対値に変換された後、対数変
換回路43,44に入力される。先の実施例では、絶対
値回路23,24の入力が正負対数変換回路21,22
により圧縮されているため、絶対値回路23,24の実
現が容易となるが、本実施例によると対数変換回路4
3,44が単極性のもの、つまり正の信号に対して対数
変換を行うものでよいため、対数圧縮回路を簡単に実現
できるという利点がある。
6に示す実施例は、非線形圧縮回路17,18において
対数変換回路と絶対値回路の位置を入れ替えたものであ
る。すなわち、フィルタ15,16の出力信号は、まず
絶対値回路41,42で絶対値に変換された後、対数変
換回路43,44に入力される。先の実施例では、絶対
値回路23,24の入力が正負対数変換回路21,22
により圧縮されているため、絶対値回路23,24の実
現が容易となるが、本実施例によると対数変換回路4
3,44が単極性のもの、つまり正の信号に対して対数
変換を行うものでよいため、対数圧縮回路を簡単に実現
できるという利点がある。
【0041】図7に示す実施例は、フィルタ15,16
の出力信号をスイッチ51により交互に切り替えて一つ
の非線形圧縮回路52に入力するようにしたものであ
る。非線形圧縮回路52の出力信号は位相検出回路53
に入力され、先の実施例と同様にして入力信号Si
(t)の位相が検出される。非線形圧縮回路52および
位相検出回路53の構成は、今までの実施例と同様でよ
い。切替信号54はスイッチ51を制御するための信号
であり、その周期は適当に選ばれる。
の出力信号をスイッチ51により交互に切り替えて一つ
の非線形圧縮回路52に入力するようにしたものであ
る。非線形圧縮回路52の出力信号は位相検出回路53
に入力され、先の実施例と同様にして入力信号Si
(t)の位相が検出される。非線形圧縮回路52および
位相検出回路53の構成は、今までの実施例と同様でよ
い。切替信号54はスイッチ51を制御するための信号
であり、その周期は適当に選ばれる。
【0042】本実施例によれば、フィルタ15,16か
ら出力される二つの信号が共通の非線形圧縮回路52で
圧縮されるため、非線形圧縮回路52の特性がばらつい
た場合、二つの信号に対して全く同一の影響を与えられ
ることになり、この特性のばらつきは位相検出信号に影
響を与えない。特に、非線形圧縮回路52に対数変換回
路を用い、位相検出回路53において対数圧縮された二
つの信号の差をとった後、位相を求める構成とした場
合、差をとる段階で非線形圧縮回路52の特性のばらつ
きの影響をキャンセルすることができる。
ら出力される二つの信号が共通の非線形圧縮回路52で
圧縮されるため、非線形圧縮回路52の特性がばらつい
た場合、二つの信号に対して全く同一の影響を与えられ
ることになり、この特性のばらつきは位相検出信号に影
響を与えない。特に、非線形圧縮回路52に対数変換回
路を用い、位相検出回路53において対数圧縮された二
つの信号の差をとった後、位相を求める構成とした場
合、差をとる段階で非線形圧縮回路52の特性のばらつ
きの影響をキャンセルすることができる。
【0043】図8に示す実施例は、図1の実施例の構成
にスイッチ61,62およびスイッチ63,64を追加
したものである。スイッチ61,62は非線形圧縮回路
17,18の入力側に、またスイッチ63,64は非線
形圧縮回路17,18の出力側にそれぞれ設けられ、切
替信号65によって第1の期間にはフィルタ15の出力
信号を非線形圧縮回路17を介して位相検出回路19
に、フィルタ16の出力信号を非線形圧縮回路18を介
して位相検出回路19にそれぞれ導き、また第2の期間
には逆にフィルタ15の出力信号を非線形圧縮回路18
を介して位相検出回路19に、フィルタ16の出力信号
を非線形圧縮回路17を介して位相検出回路19にそれ
ぞれ導く。すなわち、スイッチ61〜64によって、フ
ィルタ15,16の出力から非線形圧縮回路17,18
を介して位相検出回路19に至る経路は、切替信号65
で定まる所定の周期で交互に切り替えられる。
にスイッチ61,62およびスイッチ63,64を追加
したものである。スイッチ61,62は非線形圧縮回路
17,18の入力側に、またスイッチ63,64は非線
形圧縮回路17,18の出力側にそれぞれ設けられ、切
替信号65によって第1の期間にはフィルタ15の出力
信号を非線形圧縮回路17を介して位相検出回路19
に、フィルタ16の出力信号を非線形圧縮回路18を介
して位相検出回路19にそれぞれ導き、また第2の期間
には逆にフィルタ15の出力信号を非線形圧縮回路18
を介して位相検出回路19に、フィルタ16の出力信号
を非線形圧縮回路17を介して位相検出回路19にそれ
ぞれ導く。すなわち、スイッチ61〜64によって、フ
ィルタ15,16の出力から非線形圧縮回路17,18
を介して位相検出回路19に至る経路は、切替信号65
で定まる所定の周期で交互に切り替えられる。
【0044】本実施例によれば、二つの非線形圧縮回路
17,18の影響を平均化することにより、これらの非
線形圧縮回路17,18の特性変化や誤差の影響を取り
除くことができる。
17,18の影響を平均化することにより、これらの非
線形圧縮回路17,18の特性変化や誤差の影響を取り
除くことができる。
【0045】図9に示す実施例は、位相検出回路19の
後段にオフセット補償回路70を配置したものである。
アナログ回路においては、回路定数のばらつきにより誤
差がしばしば発生する。本実施例では、このようなアナ
ログ回路の誤差に起因する位相誤差を補償することがで
きる。この位相検出誤差の大きな要素の一つとして、I
信号とQ信号との相対的な振幅誤差に起因するオフセッ
ト誤差があり、これを補償するのがオフセット補償回路
70である。
後段にオフセット補償回路70を配置したものである。
アナログ回路においては、回路定数のばらつきにより誤
差がしばしば発生する。本実施例では、このようなアナ
ログ回路の誤差に起因する位相誤差を補償することがで
きる。この位相検出誤差の大きな要素の一つとして、I
信号とQ信号との相対的な振幅誤差に起因するオフセッ
ト誤差があり、これを補償するのがオフセット補償回路
70である。
【0046】図10に、オフセット補償回路70の構成
例を示す。オフセット補償回路70は、象限判定回路7
1とオフセット検出回路72およびオフセット除去のた
めの減算回路73からなる。象限判定回路71は、位相
検出回路19から出力される符号データsign
(I),sign(Q)(図3参照)から入力信号Si
(t)の象限を判定する回路である。オフセット検出回
路72は、位相検出回路19から出力される位相検出信
号θv(t)に含まれるオフセットを検出する回路であ
る。ここで、オフセット検出の方法には、以下の二つが
考えられる。
例を示す。オフセット補償回路70は、象限判定回路7
1とオフセット検出回路72およびオフセット除去のた
めの減算回路73からなる。象限判定回路71は、位相
検出回路19から出力される符号データsign
(I),sign(Q)(図3参照)から入力信号Si
(t)の象限を判定する回路である。オフセット検出回
路72は、位相検出回路19から出力される位相検出信
号θv(t)に含まれるオフセットを検出する回路であ
る。ここで、オフセット検出の方法には、以下の二つが
考えられる。
【0047】第1の方法は、本発明の位相検出装置が適
用される受信装置などの装置の立ち上げ時に、非線形圧
縮回路15,16に対して各象限に位置する既知のI信
号およびQ信号を参照信号として入力した状態で、位相
検出回路19からの位相検出信号θv(t)に含まれる
オフセットを象限判定回路71で判定された象限毎に検
出する方法である。参照信号に用いるI信号およびQ信
号としては、例えば45°の位相に相当する等振幅の信
号が適当である。この場合、非線形圧縮回路15,16
の出力にオフセットが存在すると、もともと等振幅であ
ったI信号とQ信号にオフセットに応じた振幅差が生じ
るため、その振幅差からオフセットを検出できることに
なる。
用される受信装置などの装置の立ち上げ時に、非線形圧
縮回路15,16に対して各象限に位置する既知のI信
号およびQ信号を参照信号として入力した状態で、位相
検出回路19からの位相検出信号θv(t)に含まれる
オフセットを象限判定回路71で判定された象限毎に検
出する方法である。参照信号に用いるI信号およびQ信
号としては、例えば45°の位相に相当する等振幅の信
号が適当である。この場合、非線形圧縮回路15,16
の出力にオフセットが存在すると、もともと等振幅であ
ったI信号とQ信号にオフセットに応じた振幅差が生じ
るため、その振幅差からオフセットを検出できることに
なる。
【0048】第2の方法は、実際に入力信号(受信信
号)Si(t)が入力された状態で、象限判定回路71
で判定された象限毎にオフセット検出回路72により、
位相検出回路19の出力の位相検出信号θv(t)の平
均値を算出し、その平均値から実際のオフセットを推定
して検出する方法である。なお、位相検出信号θv
(t)の平均値に代えて、例えば対数変換回路の出力信
号の平均値を算出することでオフセットを推定すること
も可能である。この場合、入力信号(受信信号)Si
(t)の統計的性質が既知であることが必要であるが、
例えば周波数オフセットのある受信信号が取り得る位相
の平均値は一様であるから、これを利用することができ
る。
号)Si(t)が入力された状態で、象限判定回路71
で判定された象限毎にオフセット検出回路72により、
位相検出回路19の出力の位相検出信号θv(t)の平
均値を算出し、その平均値から実際のオフセットを推定
して検出する方法である。なお、位相検出信号θv
(t)の平均値に代えて、例えば対数変換回路の出力信
号の平均値を算出することでオフセットを推定すること
も可能である。この場合、入力信号(受信信号)Si
(t)の統計的性質が既知であることが必要であるが、
例えば周波数オフセットのある受信信号が取り得る位相
の平均値は一様であるから、これを利用することができ
る。
【0049】図11に示す実施例は、I信号およびQ信
号の各々について複数(N)の係数回路81−1〜81
−Nと対数変換回路82−1〜82−Nの直列回路を並
列的に配置し、スイッチ83によって、例えば入力信号
Si(t)のレベル(振幅)を判定するレベル判定器8
4の判定結果に基づいて一つの対数変換回路81−i
(i=1,2,…N)の出力を選択して取り出すように
したものである。レベル判定器84は、入力信号Si
(t)のレベル変化に追従した信号であれば、他の信号
のレベルを判定するようにしてもよい。
号の各々について複数(N)の係数回路81−1〜81
−Nと対数変換回路82−1〜82−Nの直列回路を並
列的に配置し、スイッチ83によって、例えば入力信号
Si(t)のレベル(振幅)を判定するレベル判定器8
4の判定結果に基づいて一つの対数変換回路81−i
(i=1,2,…N)の出力を選択して取り出すように
したものである。レベル判定器84は、入力信号Si
(t)のレベル変化に追従した信号であれば、他の信号
のレベルを判定するようにしてもよい。
【0050】一般に、90dB以上といったような極め
てダイナミックレンジの広い入力信号を単一の対数変換
回路で対数変換することは難しい。そこで、本実施例で
は図12に示すように、要求される対数変換特性90を
複数の領域91,92,93…に分割し、これらの各領
域91,92,93…毎に異なる対数変換回路82−1
〜82−Nで入力信号を対数変換する構成とする。この
場合、係数回路81−1〜81−Nの係数(ゲイン)K
1〜KNを異ならせて、対数変換回路82−1〜82−
Nの入力の振幅変化範囲を異ならせることにより、対数
変換回路82−1〜82−N自体は同一構成のものを用
いることが可能である。また、対数変換回路82−1〜
82−Nがそれぞれ担当する領域91,92,93…を
図12に示すように一部オーバラップさせることも有効
である。
てダイナミックレンジの広い入力信号を単一の対数変換
回路で対数変換することは難しい。そこで、本実施例で
は図12に示すように、要求される対数変換特性90を
複数の領域91,92,93…に分割し、これらの各領
域91,92,93…毎に異なる対数変換回路82−1
〜82−Nで入力信号を対数変換する構成とする。この
場合、係数回路81−1〜81−Nの係数(ゲイン)K
1〜KNを異ならせて、対数変換回路82−1〜82−
Nの入力の振幅変化範囲を異ならせることにより、対数
変換回路82−1〜82−N自体は同一構成のものを用
いることが可能である。また、対数変換回路82−1〜
82−Nがそれぞれ担当する領域91,92,93…を
図12に示すように一部オーバラップさせることも有効
である。
【0051】このように本実施例によれば、極めて広大
なダイナミックレンジの入力信号に対しても、動作可能
な入力振幅範囲が極端に広い特別な対数変換回路を用い
ることなく、位相検出を行うことができる。
なダイナミックレンジの入力信号に対しても、動作可能
な入力振幅範囲が極端に広い特別な対数変換回路を用い
ることなく、位相検出を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば第
1および第2の信号を非線形圧縮してから位相検出を行
うことにより、優れた効果が得られる。 (1)ダイレクトコンバージョン方式のように第1およ
び第2の信号が入力信号を直交復調により直接変換して
得られた信号であって、かつそのダイナミックレンジが
非常に広い場合でも、再周波数変換後に振幅制限を行う
ことで入力信号の広ダイナミックレンジに対応する従来
の方法に比較して、簡単かつ小型で安価な構成により、
入力信号に高速に追従する位相検出が可能となる。
1および第2の信号を非線形圧縮してから位相検出を行
うことにより、優れた効果が得られる。 (1)ダイレクトコンバージョン方式のように第1およ
び第2の信号が入力信号を直交復調により直接変換して
得られた信号であって、かつそのダイナミックレンジが
非常に広い場合でも、再周波数変換後に振幅制限を行う
ことで入力信号の広ダイナミックレンジに対応する従来
の方法に比較して、簡単かつ小型で安価な構成により、
入力信号に高速に追従する位相検出が可能となる。
【0053】(2)非線形圧縮に対数変換を用いれば、
直交する第1および第2の信号を対数変換して得られた
二つの信号の差をとることにより、第1および第2の信
号の比が求まるので、その比から第1および第2の信号
の位相をより簡単に求めることができる。
直交する第1および第2の信号を対数変換して得られた
二つの信号の差をとることにより、第1および第2の信
号の比が求まるので、その比から第1および第2の信号
の位相をより簡単に求めることができる。
【0054】(3)AGCのように帰還ループが不要で
あるため、受信電界強度の変動などによる入力信号レベ
ルの変動に対する追従特性が良好である。 (4)位相検出や位相検出後の処理にA/D変換器を用
いる場合、そのダイナミックレンジが小さくてよいた
め、A/D変換器のコスト削減し、またサイズを小さく
することができる。
あるため、受信電界強度の変動などによる入力信号レベ
ルの変動に対する追従特性が良好である。 (4)位相検出や位相検出後の処理にA/D変換器を用
いる場合、そのダイナミックレンジが小さくてよいた
め、A/D変換器のコスト削減し、またサイズを小さく
することができる。
【0055】(5)信号の位相を直接検出することがで
きるため、直交復調後のデータ識別その他の処理を行う
ディジタル処理系の構成を簡単にすることが可能とな
る。 (6)リミッタ方式では振幅情報が除去されるのに対
し、本発明では必要に応じて振幅情報も取り出すことが
でき、QPSK波の復調のような位相と振幅の両方の情
報を必要とする場合でも有効である。
きるため、直交復調後のデータ識別その他の処理を行う
ディジタル処理系の構成を簡単にすることが可能とな
る。 (6)リミッタ方式では振幅情報が除去されるのに対
し、本発明では必要に応じて振幅情報も取り出すことが
でき、QPSK波の復調のような位相と振幅の両方の情
報を必要とする場合でも有効である。
【図1】本発明に係る位相検出装置の一実施例を示すブ
ロック図
ロック図
【図2】図1をより具体化した実施例を示すブロック図
【図3】図3の要部を詳細に示す回路図
【図4】図3の他の要部を詳細に示す回路図
【図5】図3のスケーリング回路によるスケーリングを
行った場合と行わない場合の位相検出誤差の特性を示す
図
行った場合と行わない場合の位相検出誤差の特性を示す
図
【図6】本発明に係る位相検出装置の他の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図7】本発明に係る位相検出装置の他の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図8】本発明に係る位相検出装置の他の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図9】本発明に係る位相検出装置の他の実施例を示す
ブロック図
ブロック図
【図10】図9のオフセット補償回路の構成を示すブロ
ック図
ック図
【図11】本発明に係る位相検出装置の他の実施例にお
ける要部のブロック図
ける要部のブロック図
【図12】図11の実施例の動作を説明するための入出
力特性を示す図
力特性を示す図
10…入力端子 11,12…乗
算器 13…基準信号発生器 14…90°分
波器 15,16…フィルタ 17,18…非
線形圧縮回路 19…位相検出回路 20…出力端子 21,22…正負対数変換回路 23,24…絶
対値回路 25…減算回路 26…変換回路 31…スケーリング回路 32…差動増幅
回路 33…カレントミラー回路 34…バイアス
回路 35,36…電流−電圧変換回路 Q11,Q12…差動対トランジスタ 41,42…絶
対値回路 43,44…対数変換回路 51…スイッチ 52…非線形圧縮回路 53…位相検出
回路 54…切替信号 61〜64…ス
イッチ 65…切替信号 70…オフセッ
ト補償回路 71…象限判定回路 72…オフセッ
ト検出回路 73…オフセット除去用減算回路 81−i…係数
回路 82−i…対数変換回路 83…スイッチ 84…レベル判定器
算器 13…基準信号発生器 14…90°分
波器 15,16…フィルタ 17,18…非
線形圧縮回路 19…位相検出回路 20…出力端子 21,22…正負対数変換回路 23,24…絶
対値回路 25…減算回路 26…変換回路 31…スケーリング回路 32…差動増幅
回路 33…カレントミラー回路 34…バイアス
回路 35,36…電流−電圧変換回路 Q11,Q12…差動対トランジスタ 41,42…絶
対値回路 43,44…対数変換回路 51…スイッチ 52…非線形圧縮回路 53…位相検出
回路 54…切替信号 61〜64…ス
イッチ 65…切替信号 70…オフセッ
ト補償回路 71…象限判定回路 72…オフセッ
ト検出回路 73…オフセット除去用減算回路 81−i…係数
回路 82−i…対数変換回路 83…スイッチ 84…レベル判定器
Claims (7)
- 【請求項1】直交する第1および第2の信号を非線形圧
縮する少なくとも一つの非線形圧縮手段と、 この非線形圧縮手段により圧縮された二つの信号から前
記第1および第2の信号の位相を検出する位相検出手段
とを具備することを特徴とする位相検出装置。 - 【請求項2】入力信号を互いに90°位相の異なる第1
および第2の基準信号により直交復調して直交する第1
および第2の信号を出力する直交復調手段と、 この直交復調手段から出力される第1および第2の信号
を非線形圧縮する少なくとも一つの非線形圧縮手段と、 この非線形圧縮手段により圧縮された二つの信号から前
記第1および第2の信号の位相を検出する位相検出手段
とを具備することを特徴とする位相検出装置。 - 【請求項3】前記非線形圧縮手段は、対数変換手段と絶
対値検出手段を縦続配置して構成されることを特徴とす
る請求項1または2に記載の位相検出装置。 - 【請求項4】前記非線形圧縮手段は、対数変換手段と絶
対値検出手段を縦続配置して構成され、 前記位相検出手段は、該非線形圧縮手段により圧縮され
た二つの信号の差信号を出力する減算手段と、この減算
手段から出力される差信号を前記第1および第2の信号
の位相を示す位相検出信号に変換する非線形変換手段と
で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載
の位相検出装置。 - 【請求項5】前記対数変換手段は、前記第1および第2
の信号をPN接合素子に電流として入力し、該PN接合
素子に生じる電圧を出力として取り出すように構成さ
れ、 前記非線形変換手段は、前記減算手段から出力される差
信号またはこれに所定の係数を乗じた信号がベースに入
力される差動対トランジスタと、この差動対トランジス
タの共通エミッタに定電流を供給する定電流源と、前記
差動対トランジスタのコレクタから前記位相検出信号を
取り出す出力手段とで構成されることを特徴とする請求
項4に記載の位相検出装置。 - 【請求項6】前記非線形圧縮手段は、前記第1および第
2の信号をスイッチ手段で時間的に交互に切り替えて一
つの非線形圧縮回路に入力することにより第1および第
2の信号を非線形圧縮することを特徴とする請求項1乃
至5のいずれか1項に記載の位相検出装置。 - 【請求項7】前記位相検出手段の出力信号または前記非
線形変換手段の出力信号の平均値から前記非線形変換手
段のオフセットを検出するオフセット検出手段と、この
オフセット検出手段により検出されたオフセットを前記
位相検出手段の出力信号から除去するオフセット除去手
段とを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
か1項に記載の位相検出装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141982A JPH088987A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 位相検出装置 |
| US08/493,938 US5521548A (en) | 1994-06-23 | 1995-06-23 | Phase detector |
| KR1019950017032A KR960003202A (ko) | 1994-06-23 | 1995-06-23 | 위상검출기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6141982A JPH088987A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 位相検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH088987A true JPH088987A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15304650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6141982A Pending JPH088987A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 位相検出装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5521548A (ja) |
| JP (1) | JPH088987A (ja) |
| KR (1) | KR960003202A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015156602A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 株式会社モバイルテクノ | 複素デジタル信号圧縮装置及びプログラム、複素デジタル信号伸長装置及びプログラム、並びに、通信装置 |
| CN107529113A (zh) * | 2016-06-15 | 2017-12-29 | Ess技术有限公司 | 使用多个频带的信号处理器 |
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1994
- 1994-06-23 JP JP6141982A patent/JPH088987A/ja active Pending
-
1995
- 1995-06-23 US US08/493,938 patent/US5521548A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-23 KR KR1019950017032A patent/KR960003202A/ko not_active Ceased
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| CN107529113A (zh) * | 2016-06-15 | 2017-12-29 | Ess技术有限公司 | 使用多个频带的信号处理器 |
| CN107529113B (zh) * | 2016-06-15 | 2020-08-18 | Ess技术有限公司 | 使用多个频带的信号处理器 |
Also Published As
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| KR960003202A (ko) | 1996-01-26 |
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