JPH089012A - 透視窓を有する筐体構造 - Google Patents

透視窓を有する筐体構造

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JPH089012A
JPH089012A JP6162734A JP16273494A JPH089012A JP H089012 A JPH089012 A JP H089012A JP 6162734 A JP6162734 A JP 6162734A JP 16273494 A JP16273494 A JP 16273494A JP H089012 A JPH089012 A JP H089012A
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JP
Japan
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lining
case
window
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housing
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Pending
Application number
JP6162734A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Narutomi
正徳 成富
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Taisei Purasu Co Ltd
Original Assignee
Taisei Purasu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】透視窓を形成するための工数が少なくて済む筐
体構造。 【構成】内張4の開口5と、開口5と整合する透明の筐
体部分2とによって透視窓6が構成される。開口5を有
する内張5を筐体内面に固着するだけでよいので、工数
が少なくて済む。内張4を筐体部分2の開口端面7にも
固着することにより、2つの筐体部分の継目がシールさ
れ、防水性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は表示部を透視するため
の透視窓を有する筐体構造に関する。さらに詳細にはポ
ケットベル、携帯電話等のハンディタイプ電子機器の筐
体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポケットベル、携帯電話、トランシーバ
ー等のハンディタイプの通信・電子機器が近年広く使用
されている。このような機器は、筐体にプリント基板が
内臓され、さらにプリント基板の回路が作動することに
よって文字、数字などが表示される液晶パネルからなる
表示部を有している。
【0003】表示部は筐体に設けた透視窓を通してユー
ザーによって看取される。透視窓は従来、次のような構
造となっている。すなわち、筐体に矩形の開口を設け、
この開口の周縁に枠形の両面テープの一方の面を貼着
し、他方の面に透明パネルを貼着している。しかし、こ
のような従来の構造は両面テープの貼着工程、両面テー
プに対する透明パネルの貼着工程を必要とするため、工
数が多くなる。
【0004】一方、前記のようなポケットベル、携帯電
話は屋外で使用されることが多いため、雨天の日などは
濡れやすい。屋内においても濡れた手で使用する場合も
同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。
【0006】この発明の目的は、透視窓を形成するため
の工数が少なくて済む筐体構造を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、防水性にすぐれた
筐体構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採る。
【0009】すなわちこの発明は、表示部を透視するた
めの透視窓(6)を有する筐体構造において、少なくと
も一部(2)が透明材料からなる筐体(1)と、前記筐
体の前記透明部の内面に固着され、不透明材料からなる
内張(4)と、前記内張に形成され、前記透明部ととも
に前記透視窓を構成する開口(5)とからなることを特
徴とする透視窓を有する筐体構造である。
【0010】前記筐体がその厚さ方向に二分割された2
つの筐体部分(2,3)からなり、一方の前記筐体部分
(2)が前記透明材料からなる。
【0011】前記内張が一方の前記筐体部分の開口端面
(7)を含む面に固着されている。
【0012】前記内張が熱可塑性エラストマーからな
り、前記筐体に熱融着されている。
【0013】
【作用】内張4の開口5と、開口5と整合する透明の筐
体部分2とによって透視窓6が構成される。開口5を有
する内張5を筐体内面に固着するだけでよいので、工数
が少なくて済む。内張4を筐体部分2の開口端面7にも
固着することにより、2つの筐体部分の継目がシールさ
れ、防水性が得られる。
【0014】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら以下
に説明する。以下に示す実施例は、この発明をポケット
ベルに適用した例であり、図1は上部筐体の平面図、図
2は上部筐体の断面図である。
【0015】筐体1は上部筐体2と下部筐体3とに二分
割されている。上部筐体2は硬質の熱可塑性合成樹脂か
らなっている。熱可塑性合成樹脂は顔料を加えないも
の、すなわち透明材料である。熱可塑性合成樹脂として
は、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、PBT樹脂、
ポリプロピレン樹脂などの周知の樹脂が使用される。
【0016】上部筐体の内面には内張4が設けられてい
る。内張4は熱可塑性エラストマーからなり、上部筐体
2に熱融着される。熱可塑性エラストマーは着色のため
の顔料が加えられ、不透明材料である。この熱可塑性エ
ラストマーとしては、ナイロンエラストマー、ポリウレ
タン系エラストマー、オレフィン系エラストマー等の種
々のエラストマーを選択することができる。
【0017】上部筐体2の上壁2aに対応する部分の内
張4には、開口5が設けられている。開口5は上部筐体
2とともに透視窓6を構成し、この透視窓6を介して筐
体1の内部を目視することができる。具体的には、上部
筐体2の内部には開口5に近接して図示しない液晶パネ
ル等の表示部が配置され、透視窓6を介して表示部を目
視することができる。
【0018】内張4は上部筐体2の開口端面7を含む内
面を被覆している。内張4の端面には段部8が形成され
ている。下部筐体3も段部8と係合する段部を有し、両
段部を係合させて上部筐体2と下部筐体3とによって筐
体1を組立てると、上部筐体2と下部筐体3との間に内
張4が介在されることになる。内張4は弾性体であり、
したがって段部8はシール作用をすることになる。
【0019】上部筐体2の周壁にはスイッチ9が設けら
れている。スイッチ9は特開平3−11509号公報な
どにおいて本出願人が提案した構造と同様である。すな
わち、図3に断面で示すように上部筐体2の周壁2bに
スイッチの数に対応した数の透孔10が設けられてい
る。透孔10内に、内張4の一部を台形状に突出させる
ことにより指接触部12が形成されている。
【0020】指接触部12の内面に接触突起13が設け
られている。接触突起13は硬質の熱可塑性合成樹脂で
作られ、接触突起13と指接触部12との間にはプライ
マー14が介在されている。接触突起13は指接触部1
2に熱融着されるが、プライマー14は両者の熱融着性
を向上させるためのものである。なお、接触突起13を
指接触部12と同一材質で一体に成形しても良い。
【0021】接触突起13の先端には導電体15が貼り
つけられている。導電体15は接着性のある導電材料を
印刷によって形成する方法、板状の導電材料を接着剤で
接着して形成する方法など周知の方法で製造される。筐
体1の内部にはプリント基板16が配置され、指接触部
12を押圧するとこれが弾性変形し、接触突起13が内
部に進入し、導電体15がプリント基板10上の回路に
接触してスイッチングなどの動作を行う。
【0022】製造法 上記の筐体は次のようにして製造される。上下部筐体
2,3および内張4はいずれも周知の射出成形法でで成
形される。ここでは、特に内張4の熱融着方法について
説明する。まず、上部筐体2を射出成形方法により成形
する。
【0023】上部筐体2の射出成形後、必要に応じて上
部筐体2の内面にプライマー加工を行う。プライマー
は、ウレタン系、シリコンゴム系などの周知のプライマ
ー効果のあるものであり、塗布、浸漬処理される。この
プライマー処理後、上部筐体2を次工程の射出成形金型
(図示せず)に入れる。金型内では開口5の部分を除く
内張4の部分がキャビティ部を構成する。言い換えれ
ば、開口5の部分は可動型板が占める。
【0024】この状態で、スプルーから加熱溶融した熱
可塑性エラストマーを流入させる。スプルー、ランナ
ー、ゲートを通って流入した樹脂は、キャビティ部を満
たす。キャビティ部において、熱可塑性エラストマーは
それ自身の溶融熱で下部筐体2の表面部分を一部溶かし
て、またはプライマーを溶かして両者は混合または凝着
して熱融着面を作る。この後、金型から内張4が熱融着
された上部筐体2を取り出し、接触突起13および導電
体15を取付け、他の必要な処理を行って完成する。
【0025】なお、内張4を融着する方法は射出成形法
に限らず、他の周知の手段でもよい。例えば、超音波溶
着法などの他の方法でもよい。また、前記実施例ではプ
ライマー加工したが上下部筐体2,3と内張4との間で
の熱融着性が高いものは必要ではない。
【0026】その他の熱可塑性弾性体 前記筐体1には通常の熱可塑性合成樹脂を用いた。通
常、合成樹脂製品は、高い耐熱性および機械的強度が必
要なときは、ポリカーボネート、ナイロンなどの熱可塑
性のエンジニアリングプラスチックを使用している。
【0027】しかし、従来用いられている熱可塑性エラ
ストマーをこれらのエンジニアリングプラスチックに接
合するには、比較的硬い熱可塑性エラストマーに限られ
ている。弾力性に優れた熱可塑性エラストマーを、エン
ジニアリングプラスチックに熱融着する方法がなかっ
た。
【0028】本出願人は、そのための方法を特開平1−
139240号公報で提案した。その発明の要旨は、次
のようなものである。
【0029】あらかじめ成形された比較的硬度が高い合
成樹脂成形体に、この合成樹脂成形体より硬度(JI
S,A硬度)の低い成形体の熱可塑性組成物を熱融着に
より接合させるか、あるいはこの熱可塑性弾性体組成物
からなる成形体にこの熱可塑性弾性体組成物からなる成
形体より硬度が高い前記成形体を熱融着により接合させ
て複合成形体を製造する方法である。
【0030】この熱可塑性弾性体組成物は、 (1)熱可塑性弾性体 …100重量部 (2)ポリエーテルブロックアミド …25〜185重量部 からなる複合成形体の製造方法である。
【0031】前記熱可塑性弾性体の硬度が、70〜35
度(JIS,A硬度)であり、この熱可塑性弾性体は、
水添SBSブロックコポリマー、オレフィン系エラスト
マー、ジエン系エラストマー、ウレタン系エラストマ
ー、可塑化ポリ塩化ビニルから選ばれる。
【0032】熱可塑性弾性体組成物からなる成形体より
硬度が高い成形体の硬度は、70以上である。この合成
樹脂は、ポリカーボネート、ナイロン11、ナイロン1
2、ABS樹脂、メタクリル樹脂から選ばれる一種であ
る。熱融着により接合させる手段は、射出成形法が生産
性の点で望ましい。前記したポリエーテルブロックアミ
ドは、ポリエステルエラストマーでも前記と同様の効果
が得られるので、置き換えてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、筐体の
少なくとも一部を透明部とし、この透明部に開口を有す
る内張を固着するので、少ない工数で透視窓を有する筐
体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、上部筐体の平面図である。
【図2】図2は、上部筐体の断面図である。
【図3】図3は、スイッチ構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1…筐体 2…上部筐体 3…下部筐体 4…内張 5…開口 6…透視窓 7…開口端面 9…スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部を透視するための透視窓(6)を有
    する筐体構造において、 少なくとも一部(2)が透明材料からなる筐体(1)
    と、 前記筐体の前記透明部の内面に固着され、不透明材料か
    らなる内張(4)と、 前記内張に形成され、前記透明部とともに前記透視窓を
    構成する開口(5)とからなることを特徴とする透視窓
    を有する筐体構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記筐体がその厚さ方向に二分割された2つの筐体部分
    (2,3)からなり、 一方の前記筐体部分(2)が前記透明材料からなること
    を特徴とする透視窓を有する筐体構造。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記内張が一方の前記筐体部分の開口端面(7)を含む
    面に固着されていることを特徴とする透視窓を有する筐
    体構造。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項において、 前記内張が熱可塑性エラストマーからなり、前記筐体に
    熱融着されていることを特徴とする透視窓を有する筐体
    構造。
JP6162734A 1994-06-21 1994-06-21 透視窓を有する筐体構造 Pending JPH089012A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054016A1 (en) * 1998-11-11 2000-09-14 Microlife Ag Electronic fever thermometer and method for forming a casing for a thermometer
US6939039B2 (en) 2000-08-23 2005-09-06 Microlife Intellectual Property Gmbh Medical thermometer and method for producing medical thermometer

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