JPH0890300A - プレス成形装置 - Google Patents

プレス成形装置

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JPH0890300A
JPH0890300A JP22674294A JP22674294A JPH0890300A JP H0890300 A JPH0890300 A JP H0890300A JP 22674294 A JP22674294 A JP 22674294A JP 22674294 A JP22674294 A JP 22674294A JP H0890300 A JPH0890300 A JP H0890300A
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JP
Japan
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work
forming
interval
cam
lifter
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JP22674294A
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Shigeto Tanaka
成人 田中
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2個取りされたワークW,Wを複数の工程に
亘りを搬送しながらそれぞれ各工程の成形型2により成
形する場合、2個のワークW,W間の間隔を広げる必要
のあるカム成形工程Scでのみその間隔を大きくし、他
の工程では小さい通常間隔P1とし、小型の成形型2を
使用してそのコストの低減を図り、ワークWの材料の損
失を低減する。 【構成】 カム成形工程Scの前のフランジ成形工程S
fでの成形型2に、上昇時にワークWを下型4から分離
して上昇させるワークリフタ17と、このワークリフタ
17を上昇に応じてワークWの他のワークWとの間隔が
広がるように水平横方向に移動させるカム機構21と、
ワークWの成形後にワークリフタ17を上昇させるシリ
ンダ28とを設け、フランジ成形工程Sfで成形型2に
より2個のワークW,Wをそれぞれフランジ成形した
後、そのワークWをリフタ17で上昇させて両ワーク
W,Wの間隔を広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個取りされたワー
クを同時に多工程に亘り工程間を搬送しながら各工程で
成形型により成形するプレス成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークを多工程に亘り成形型
により順に成形するプレス成形装置として、例えば実開
平3―116228号公報に示されるように、ワーク搬
送方向に延びかつ吊下げ部材により昇降可能なリフト部
材に、各工程でワークを保持する送り部材をワーク移動
方向に移動可能に取り付け、リフト部材の昇降動作及び
送り部材の移動により、ワークを各工程間で搬送させな
がら各工程でワークの絞り成形等を行うようにしたもの
が知られている。
【0003】この他、実開平2―114120号公報に
示される如く、成形型としての下型の側部にワークの側
縁部を折り曲げてヘミング加工するヘミングパンチを揺
動可能に支持し、このヘミングパンチをカム機構により
上型の下降動作に応じて回動させてワーク側縁部をヘミ
ング加工するようにしたカム成形方法が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のようにワークを多工程に亘り工程間を搬送しながら各
工程で成形型により順に成形するプレス成形装置におい
て、ワークをブランクから多数個取りして成形する場合
に、その所定の工程で、ワークの側縁部を隣り合うワー
ク側の側方から上記提案例のようにカム成形を行うこと
がある。
【0005】このとき、カム成形用のカム機構等を配置
するために、この工程でのワーク間の間隔をカム機構等
の配置スペースとして広げておく必要がある。このた
め、この工程でのワークの間隔に合わせて他の工程での
ワーク間隔を設定せねばならず、大型の成形型が必要と
なって型のコストが増大したり、或いはブランクにおけ
るワーク間の廃棄部分が多くなって材料損失が大きくな
ったりする等の問題が生じる。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記したように多数個取りされたワー
クを複数の工程で順次成形しながら搬送する場合におい
て、そのワークの搬送形態に改良を加えることで、カム
成形等を行うためにワーク間の間隔を広げる必要のある
工程でのみ、そのワーク間の間隔を大きくして、その他
の工程では小さい間隔でワークを成形できるようにし、
全体として小型の成形型を使用してそのコストの低減を
図るとともに、ワークの材料の損失を低減しようとする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、多数個取りされるワークの
間隔が変更される工程の前に、その工程での成形型によ
るワークの成形間隔に合わせてワーク間の間隔を変更す
るようにした。
【0008】具体的には、この発明では、複数個取りさ
れたワークを同時に多工程に亘り工程間を搬送手段で搬
送しながら各工程で成形型により成形するようにしたプ
レス成形装置が前提である。
【0009】そして、上記多工程の途中に次工程の成形
型によるワークの成形間隔に合わせてワークの間隔を変
化させるワーク間隔変更手段を設ける。
【0010】請求項2の発明では、上記ワーク間隔変更
手段は、複数の工程のうちの所定の工程における成形型
に昇降可能に配置されかつ上昇時に各ワークを成形型か
ら分離して上昇させるワークリフタと、このワークリフ
タをその上昇に応じて他のワークリフタとの間隔が広が
るように水平横方向に移動させ、ワークリフタの上昇端
位置ではワークの他のワークとの間隔を次工程の成形型
でのワークの成形間隔に対応させるカム機構と、成形型
によるワークの成形後に上記ワークリフタを上昇させる
ように駆動するリフト手段とを備えてなるものとする。
【0011】請求項3の発明では、上記搬送手段は、ワ
ーク間隔変更手段におけるワークリフタが上昇端位置に
あるときに該ワークリフタ上のワークをそれぞれ保持し
て次工程に搬送するワーク保持部を有するものとする。
【0012】請求項4の発明では、上記カム機構は、ワ
ークリフタの下面に突設されかつ上方に向かって他のワ
ークリフタとの距離が大きくなる方向に傾斜するカム部
を有する1対のガイド部材と、成形型の固定体に設けら
れ、上記ガイド部材のカム部にそれぞれ係合する1対の
係合部とを有してなるものとする。
【0013】一方、リフト手段は、上記固定体に揺動可
能に支持されたボディ部と、先端部が上記1対のガイド
部材間のワークリフタに連結されたピストンロッドとを
有するシリンダとし、このシリンダが伸長側ストローク
エンドに達する前に各ガイド部材のカム部下端に係合部
が係合するように構成する。
【0014】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、複数
個取りされたワークは多工程に亘り工程間を搬送手段で
搬送されながら各工程で成形型により成形される。この
多工程の途中でワーク間隔変更手段によりワーク間の間
隔がその後の次工程の成形型によるワークの成形間隔に
合わせて変更される。従って、通常の工程ではワーク間
の間隔を小さい間隔としてワークを成形し、カム成形等
を行うためにワーク間の間隔を変更する必要のある工程
では、その前にワーク間隔変更手段によりワーク間の間
隔を次工程に合わせて変更すればよく、よって、全体と
してはワーク間の間隔が小さい小型の成形型を多用で
き、そのコストを下げることができる。
【0015】また、こうして多工程の途中でワークの間
隔を変更するので、ブランクからワークを多数個取りす
るときには、ワーク間の間隔を最初の工程での間隔に合
わせて小さいままで多数個取りすればよく、ワークの材
料の損失を低減することができる。
【0016】請求項2の発明では、所定の工程でワーク
間隔変更手段によりワークの間隔を変更するとき、その
工程での成形型によりワークが成形された後、リフト手
段が作動してワークリフタが上昇し、このリフタの上昇
によりワークが成形型から分離して上昇する。また、こ
れと同時に、ワークリフタがその上昇に応じてカム機構
により水平横方向に移動され、このことでワークリフタ
が他のワークリフタと離れてワーク間の間隔が広げら
れ、ワークリフタの上昇端位置ではワークの他のワーク
との間隔が次工程の成形型でのワークの成形間隔に対応
する。このようにして所定の工程での成形型によるワー
ク成形後にワークの間隔を目的の間隔まで拡大変更する
ので、ワークの間隔の変更を容易に行うことができる。
【0017】請求項3の発明では、上記ワーク間隔変更
手段におけるワークリフタが上昇端位置まで上昇したと
き、該ワークリフタ上のワークがそれぞれ搬送手段のワ
ーク保持部により保持されて次工程に搬送される。この
ため、搬送手段のワーク保持部の間隔は次の工程でのワ
ークの成形間隔に合わせて固定したままでよく、その間
隔を搬送の途中で変更する必要がなく、搬送手段の構造
及びその制御を簡易にすることができる。
【0018】請求項4の発明では、リフト手段としての
シリンダが伸長動作すると、固定体に揺動可能に支持さ
れたボディ部からピストンロッドが伸長し、そのピスト
ンロッド先端に連結されているワークリフタが上昇し
て、上記のように成形型からワークが分離されて持ち上
げられる。また、ワークリフタの下面に突設されている
1対のガイド部材のカム部内を固定体側の係合部が案内
されながら移動する。このカム部は、上方に向かって他
のワークリフタとの距離が大きくなる方向に傾斜してい
るので、このカム部での係合部の係合案内により、ガイ
ド部材及びワークリフタは上昇に伴って他のワークリフ
タとの距離が大きくなる方向に水平移動し、ワークリフ
タが上昇端位置に達したときにワーク間の間隔が所定間
隔に広げられる。
【0019】そして、上記シリンダのピストンロッド先
端は1対のガイド部材間のワークリフタに連結され、し
かもシリンダが伸長側ストロークエンドに達する前に各
ガイド部材のカム部下端に係合部が係合するので、ワー
クリフタが上昇端位置にあるとき、各ガイド部材のカム
部の下端にそれぞれ固定体側の係合部が押し付けられて
係止され、かつこの両係止部分間でそれよりも上方に位
置するリフタがシリンダにより押し上げられた状態とな
って、これら両カム部下端への係合部への係止部分とシ
リンダのピストンロッドへの連結点との3点でワークリ
フタが固定体に支持されることとなり、よってワークリ
フタを上昇端位置に安定して保持することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6は本発明の実施例に係るワーク成形ラインL
の要部を示し、このラインLでは、自動車の車体パネル
部品としてのワークWを図外のブランクから2個取りし
た後、これら両ワークW,WをラインLに沿った方向と
直交する左右方向に並べて同時に複数の工程に亘り搬送
しながら各工程でそれぞれ成形加工する。図6におい
て、Sfはフランジ成形工程、Scは該フランジ成形工
程Sfに続くカム成形工程である。
【0021】上記各工程にはそれぞれワークW,Wを同
時に成形する公知のプレス成形装置1が設置されてい
る。この各プレス成形装置1は基本的に同じ構造であ
り、例えば上記フランジ成形工程Sfでのプレス成形装
置1について例示すると、図3及び図4に示すように、
プレス成形装置1は、各ワークWに対応して設けられか
つ同期して作動する左右に分けられた成形型2を有す
る。この成形型2は、床面上に設置された受台3(ボル
スタ)と、この受台3上に取り付けられ、上端部に成形
面4aを有する左右の下型4,4と、この各下型4の上
方に下型4に対し接離するように昇降可能に配置され、
下端部に成形面5aを有する左右の上型5,5(右側の
み図示する)とを有してなり、この各上型5を昇降駆動
する図外の昇降駆動機構が設けられている。そして、昇
降駆動機構により各上型5を上昇させて下型4上に各ワ
ークWを載置した後、上型5を下降移動させてその成形
面5aと下型4の成形面4aとの間でワークWを成形す
るようになっている。尚、このフランジ成形工程Sfの
成形型2では、図3に示す如くワークWの側縁部を下型
4上で上型5により下側に略直角に折り曲げてフランジ
W1を形成する。
【0022】上記隣り合う工程間には工程間でワークW
を搬送する搬送装置7が設置されている。この搬送装置
6は、ワークWを位置決め載置して工程間をライン方向
の前後に往復移動するワーク受部7aを有するシャトル
フィーダ7と、前工程のプレス成形装置1の成形型2に
おける各下型4上から成形後のワークWを取り出して上
記シャトルフィーダ7の後退端位置にあるワーク受部7
a上に移載するアンローダ8と、シャトルフィーダ7の
前進端位置にあるワーク受部7aからワークWを取り上
げて後工程のプレス成形装置1の成形型2における各下
型4上にセットするローダ9とからなる。上記アンロー
ダ8及びローダ9の各々は同様の構成のもので、工程間
の上方をラインLに沿って延びるガイドレール10aに
移動可能に吊下げ支持された本体10と、この本体10
に昇降可能にかつ回動可能に垂設された左右1対のアー
ム11,11(1つのみ図示する)と、この各アーム1
1先端に取り付けられ、各ワークWを吸着保持するハン
ド12とを備えてなり、前の工程で成形された各ワーク
Wをそれぞれプレス成形装置1の下型4上(フランジ成
形工程Sfでは後述するようにワークリフタ17)から
アンローダ8のハンド12により吸着して取り上げてシ
ャトルフィーダ7の後退端位置にあるワーク受部7a上
に移載し、このシヤトルフィーダ7のワーク受部7aを
前進させてその前進端位置でワークWをワーク受部7a
からローダ9のハンド12により取り上げて、これを次
の工程のプレス成形装置1の下型4上にセットするよう
になっている。
【0023】本発明の特徴として、図1に示すように、
ワーク成形ラインLの最初の工程から上記フランジ成形
工程Sfまでは、2個取りされたワークW,Wのピッチ
間隔、従ってこの両ワークW,Wを成形する成形型2で
の下型4,4間(又は上型5,5間)の間隔は比較的小
さい通常間隔P1であるが、フランジ成形工程Sfの次
工程であるカム成形工程Scでは、上記ピッチ間隔がそ
れまでの通常間隔P1よりも大きいカム成形間隔P2
(>P1)となるように設定されている(尚、Cはワー
ク成形ラインLの中央線である)。すなわち、カム成形
工程Scのプレス成形装置1には、図5に示す如く、成
形型2の各下型4において隣りの下型4側の側方に、下
型4に対応するカム型13がカム台14に支持されて下
型4に接離可能に設けられており、このカム型13を図
外のカム機構により上型5の下降動作に応じて駆動して
下型4に接近させることで、下型4上にセットされてい
るワークWのフランジW1をカム型13で押してさらに
ワークWの中央側に鋭角に折り曲げるようにしている。
そして、上記両下型4,4間のスペースは上記カム型1
3やカム台14、カム機構等の設置スペースとされ、そ
れ故、成形型2の下型4,4間つまり両ワークW,W間
の間隔は他の工程よりも大きなカム成形間隔P2とされ
ている。
【0024】上記フランジ成形工程Sfにおけるプレス
成形装置1の成形型2には、成形後のワークW,Wの間
隔を次のカム成形工程Scでの成形型2でのカム成形間
隔P2に合わせて増大変化させるワーク間隔変更装置1
6が設けられている。このワーク間隔変更装置16は、
図2〜図4に示すように(尚、この図2〜図4では、主
としてワーク間隔変更装置16のラインL下流側に向か
って右側の半部を示している)、フランジ成形工程Sf
における1対の成形型2,2における下型4,4内にそ
れぞれ昇降可能に配置された1対のワークリフタ17,
17を備えている。この各ワークリフタ17は上昇時に
ワークWを下型4の上面から分離して上昇させるもの
で、下型4内に配置されたプレート18と、このプレー
ト18上面の所定位置に突設された複数の押上げ部1
9,19,…とを備え、各押上げ部19は成形型2での
ワークWの成形時に干渉しないように、その下降端位置
では上面が下型4上のワークWよりも下側に位置してい
る。
【0025】また、上記各ワークリフタ17をその上昇
に応じて水平横方向に移動させるカム機構21が設けら
れている。このカム機構21は、ワークリフタ17のプ
レート18下面に前後方向つまりラインLに沿った方向
に所定の間隔をあけて突設された1対のガイド板22,
22を備え、この各ガイド板22にはカム溝23が相対
向するガイド板22のカム溝23と対応して形成され、
この各カム溝23は、上方に向かって他のワークリフタ
17との距離が大きくなるように、つまりラインLの下
流側に向かって右側のカム機構21のカム溝23にあっ
ては右方向に、また左側のカム機構21のカム溝23に
あっては左方向にそれぞれ傾斜している。一方、各下型
4の受台3には1対のブラケット24,24がそれぞれ
上記各ガイド板22,22に近接して取り付けられ、こ
の各ブラケット24の先端部には前後方向に延びる係合
部としての係合ピン25が取り付けられ、この係合ピン
25はその先端がガイド板22のカム溝23に係合して
いて、その先端部にはガイドローラ26がカム溝23内
で転動自在に支持されており、この各カム機構21によ
りワークリフタ17をその昇降動作に伴って水平横方向
に移動させ、図2及び図3で実線にて示す下降端位置で
は、ワークリフタ17を下型4内に収容された位置に位
置付けて、ワークW,Wの間隔を通常間隔P1とする一
方、図2及び図3で仮想線にて示す上昇端位置では、ワ
ークリフタ17をその上のワークWが他のワークWと離
れて次のカム成形工程ScでのワークW,Wの成形位置
に対応するように位置付けて、両ワークW,Wの間隔を
カム成形間隔P2とするようにしている。
【0026】さらに、上記成形型2によるワークW,W
の成形後に上記各ワークリフタ17を他のワークリフタ
17と同期して上昇させるように駆動するリフト手段と
してのシリンダ28が設けられている。すなわち、この
各シリンダ28は、上記下型4の受台3に長さ方向の中
間部にて水平支持軸31にて揺動可能に支持されたシリ
ンダボディ29と、上端部(先端部)がワークリフタ1
7のプレート18下面において上記1対のガイド板2
2,22間の部位にフローティングジョイント32を介
して揺動可能に連結されたピストンロッド30とを有
し、このシリンダ28の伸長動作に伴いワークリフタ1
7が下降端位置から上昇して上昇端位置に移動する。そ
して、シリンダ28の伸長動作と、各ガイド板22のカ
ム溝23におけるガイドローラ26の位置との関係は、
シリンダ28が伸長側ストロークエンドに達する前に各
カム溝23の下端にガイドローラ26が係合するものと
されている。
【0027】また、上記フランジ成形工程Sfとカム成
形工程Scとの間の搬送装置6においては、フランジ成
形工程Sfのワーク間隔変更装置16における両ワーク
リフタ17,17が上昇端位置にあるときに該ワークリ
フタ17,17上のワークW,Wをアンローダ8のハン
ド12,12、次いでローダ9のハンド12,12でそ
れぞれ保持して次のカム成形工程Scに搬送するように
設定されている。
【0028】次に、上記実施例の作用について説明する
に、ワーク成形ラインLに搬入されたブランクから2枚
のワークW,Wが切り抜かれ、これらワークW,Wは、
その後、多工程に亘り工程間を該工程間の搬送装置6で
搬送されながら各工程でプレス成形装置1の成形型2に
より順次成形される。そして、上記多工程の途中である
フランジ成形工程Sfでは、搬入された両ワークW,W
はそれぞれ成形型2の下型4,4上に載置され、その
後、上型5,5の下降動作により各ワークWの周縁部に
フランジW1が折曲げ形成される。
【0029】このフランジW1の成形状態では、ワーク
間隔変更装置16の各シリンダ28は収縮状態にあっ
て、各ワークリフタ17は図2及び図3で実線にて示す
如く下型4内に収容された下降端位置にある。このた
め、ワークリフタ17が下型4でのワークWの成形に邪
魔になることはない。
【0030】このようなフランジW1の成形後、同じフ
ランジ成形工程Sfで両ワークW,W間の間隔がそれま
での通常間隔P1からその後のカム成形工程Scの成形
型2によるワークW,Wの成形間隔に合わせたカム成形
間隔P2に拡大変更される。すなわち、各ワークWがフ
ランジ成形されて上型5が上昇した後、上記ワーク間隔
変更装置16の両シリンダ28,28が同時に伸長し、
この各シリンダ28のピストンロッド30上端に連結さ
れているワークリフタ17が下降端位置から上昇端位置
に向かって上昇して下型4内から抜け出し、このワーク
リフタ17の上昇により、下型4上面に載置されている
成形後のワークWがワークリフタ17の押上げ部19,
19,…により押し上げられて下型4から分離して上昇
する。上記ワークリフタ17の下面にはガイド板22,
22が突設され、この各ガイド板22のカム溝23には
受台3側の係合ピン25がその先端部のガイドローラ2
6にて係合しているので、上記シリンダ28の伸長動作
に伴って上昇する各ワークリフタ17は、上記カム溝2
3でのガイドローラ26の案内作用により、上昇しなが
ら他のワークリフタ17から離れるように水平横方向に
移動し、ワークリフタ17の上昇端位置では、図2及び
図3で仮想線にて示すように両ワークリフタ17,17
の間隔、つまり両リフタ17,17上にそれぞれ載置さ
れている1対のワークW,W間の間隔はそれまでの通常
間隔P1から次のカム成形工程Scでの下型4,4間の
間隔に一致したカム成形間隔P2に広げられる。
【0031】このとき、シリンダ28の伸長動作と、カ
ム機構21のカム溝23におけるガイドローラ26の位
置とは、シリンダ28が伸長側ストロークエンドに達す
る前にカム溝23下端にガイドローラ26が係合する関
係とされているので、シリンダ28の伸長動作に伴うワ
ークリフタ17の上昇時、シリンダ28が伸長側ストロ
ークエンドに達する前に各カム溝23の下端にガイドロ
ーラ26が係合し、ワークリフタ17が上昇端位置にあ
るときには、各カム溝23の下端にそれぞれ受台3側の
ガイドローラ26が押し付けられて係止され、かつこの
両係止部分間でそれよりも上方に位置するリフタ17が
シリンダ28により押し上げられた状態となって、これ
ら両係止部分とシリンダ28のピストンロッド30への
連結点との3点でワークリフタ17が受台3に支持され
る。このことによってワークリフタ17は上昇端位置に
ふらつくことなく安定して保持される。
【0032】そして、このワークリフタ17,17が上
昇端位置にある状態で、その上に支持されているワーク
W,Wがそれぞれアンローダ8のハンド12,12によ
り吸着されて取り上げられてシャトルフィーダ7の後退
端位置にあるワーク受部7a上に移載される。この後、
ワーク受部7aが前進端位置に移動し、このワーク受部
7aからワークW,Wがローダ9のハンド12,12に
より吸着されて取り上げられ、次のカム成形工程Scの
下型4,4上にセットされる。
【0033】この際、上記両ワークリフタ17,17が
上昇端位置にあるとき、該両ワークリフタ17,17上
のワークW,Wの間隔は次のカム成形工程Scでの下型
4,4間のカム成形間隔P2に一致しているので、上記
アンローダ8及びローダ9の各々のハンド12,12等
の間隔は上記カム成形工程Scでのカム成形間隔P2に
合わせて固定したままでよく、その間隔を搬送の途中で
変更する必要がなく、搬送装置6の構造及びその制御が
簡易になる。
【0034】そして、カム成形工程Scに搬送された各
ワークWに対しそれぞれ成形型2における下型4とカム
型13との間でカム成形が行われ、各ワークWのフラン
ジW1が鋭角に折り曲げられる。しかる後、さらに次の
工程に搬送されてワークWに対する所定の成形が行われ
る。
【0035】したがって、この実施例においては、ワー
ク成形ラインLにおけるフランジ成形工程Sf以前の工
程ではワークW,W間の間隔を小さい通常間隔P1とし
て各ワークWを成形し、カム成形を行うためにワーク
W,W間の間隔を拡大変更する必要のあるカム成形工程
Scでは、その前のフランジ成形工程SfでワークW,
W間の間隔をカム成形工程Scに合わせたカム成形間隔
P2に拡大変更するので、ラインL全体としてはその大
半以上のプレス成形装置1において小型の成形型2を使
用すればよくなり、そのコストを下げることができる。
しかも、フランジ成形工程Sfでの成形後にワークW,
Wの間隔を拡大変更するので、ワークW,Wの間隔の変
更を容易に行うことができる。
【0036】また、こうして多工程の途中でワークW,
Wの間隔を変更するので、ブランクからワークW,Wを
2個取りするときには、ワークW,W間の間隔を最初の
工程での間隔に合わせた小さいままの通常間隔P1で2
個取りすればよく、そのときのワークW,W間に位置す
る部分を小さくして材料の損失を低減することができ
る。
【0037】尚、上記実施例では、ワークW,Wを2個
取りする場合を示してあるが、本発明はワークW,Wを
3個以上に多数個取りする場合にも適用することができ
る。
【0038】また、上記実施例では、ラインLのフラン
ジ成形工程Sfにおけるプレス成形装置1にワーク間隔
変更装置16を設けているが、ラインLの工程間位置に
同様のワーク間隔変更装置を配設してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、複数個取りされたワークを同時に多工程に亘り
工程間を搬送しながら各工程で成形型により成形する場
合に、多工程の途中にワーク間隔変更手段を設け、通常
の工程ではワーク間の間隔を小さい間隔としてワークを
成形し、カム成形等を行うためにワーク間の間隔を変更
する必要のある工程では、その前にワーク間隔変更手段
によってワーク間の間隔を次工程に合わせて変更するよ
うにしたことにより、成形ライン全体では小型の成形型
を多く使用でき、成形型のコストダウン化及びワーク材
料損失の低減を図ることができる。
【0040】請求項2の発明によると、所定の工程にお
ける成形型に、上昇時にワークを成形型から分離して上
昇させるワークリフタと、このワークリフタをその上昇
に応じて他のワークリフタとの間隔が広がるように水平
横方向に移動させ、ワークリフタの上昇端位置でワーク
の他のワークとの間隔を次工程の成形型でのワークの成
形間隔に対応させるカム機構と、成形型によるワークの
成形後にワークリフタを上昇させるように駆動するリフ
ト手段とを設けたことにより、複数の工程のうちの所定
の工程で成形型によりワークを成形した後にそのワーク
の間隔を変更することができ、ワークの間隔の変更の容
易化を図ることができる。
【0041】請求項3の発明によると、上記ワークリフ
タの上昇端位置でワークリフタ上のワークをそれぞれ搬
送手段のワーク保持部で保持して次工程に搬送するよう
にしたことにより、搬送手段でのワーク保持部の間隔を
搬送の途中で変更する必要がなく、搬送手段の構造及び
その制御の簡易化を図ることができる。
【0042】請求項4の発明によれば、カム機構とし
て、ワークリフタの下面に、上方に向かって他のワーク
リフタとの距離が大きくなる方向に傾斜するカム部を有
する1対のガイド部材を突設する一方、固定体に、上記
ガイド部材のカム部と係合する係合部を設け、リフト手
段は、固定体に揺動可能に支持されたボディ部と、先端
部が上記ガイド部材間のワークリフタに連結されたピス
トンロッドとを有するシリンダとし、このシリンダが伸
長側ストロークエンドに達する前に各ガイド部材のカム
部下端に係合部が係合するように構成したことにより、
シリンダが伸長してワークリフタが上昇端位置にあると
き、このリフタを、各ガイド部材のカム部下端への係合
部の係止部分とシリンダのピストンロッドへの連結点と
の3点で固定体に支持でき、ワークリフタの上昇端位置
へ安定保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例においてフランジ成形工程から
カム成形工程へ移るときのワークの間隔の変化を概略的
に示す平面図である。
【図2】フランジ成形工程でのワーク間隔変更装置の主
として半部を示す平面図である。
【図3】図2のIII ―III 線断面図である。
【図4】図2のIV―IV線断面図である。
【図5】カム成形工程でのワーク成形状態を示す要部拡
大断面図である。
【図6】ワーク成形ラインにおけるフランジ成形工程及
びカム成形工程を示す概略正面図である。
【符号の説明】
2 成形型 3 受台(固定体) 4 下型 5 上型 6 搬送装置(搬送手段) 7 シャトルフィーダ 8 アンローダ 9 ローダ 12 ハンド(ワーク保持部) 16 ワーク間隔変更装置(ワーク間隔変更手段) 17 ワークリフタ 21 カム機構 23 カム溝(カム部) 25 係合ピン(係合部) 26 ガイドローラ 28 シリンダ(リフト手段) L ワーク成形ライン Sf フランジ成形工程 Sc カム成形工程 W ワーク P1 通常間隔 P2 カム成形間隔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個取りされたワークを同時に多工程
    に亘り工程間を搬送手段で搬送しながら各工程で成形型
    により成形するようにしたプレス成形装置において、 上記多工程の途中に次工程の成形型によるワークの成形
    間隔に合わせてワークの間隔を変化させるワーク間隔変
    更手段を設けたことを特徴とするプレス成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプレス成形装置におい
    て、 ワーク間隔変更手段は、所定の工程における成形型に昇
    降可能に配置されかつ上昇時に各ワークを成形型から分
    離して上昇させるワークリフタと、 上記ワークリフタをその上昇に応じて他のワークリフタ
    との間隔が広がるように水平横方向に移動させ、ワーク
    リフタの上昇端位置ではワークの他のワークとの間隔を
    次工程の成形型でのワークの成形間隔に対応させるカム
    機構と、 成形型によるワークの成形後に上記ワークリフタを上昇
    させるように駆動するリフト手段とを備えてなることを
    特徴とするプレス成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプレス成形装置におい
    て、 搬送手段は、ワーク間隔変更手段におけるワークリフタ
    が上昇端位置にあるとき、該ワークリフタ上のワークを
    それぞれ保持して次工程に搬送するワーク保持部を有す
    ることを特徴とするプレス成形装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のプレス成形装置におい
    て、 カム機構は、ワークリフタの下面に突設されかつ上方に
    向かって他のワークリフタとの距離が大きくなる方向に
    傾斜するカム部を有する1対のガイド部材と、成形型の
    固定体に設けられ、上記ガイド部材のカム部にそれぞれ
    係合する1対の係合部とを有してなり、 リフト手段は、上記固定体に揺動可能に支持されたボデ
    ィ部と、先端部が上記1対のガイド部材間のワークリフ
    タに連結されたピストンロッドとを有するシリンダであ
    り、 上記シリンダが伸長側ストロークエンドに達する前に各
    ガイド部材のカム部下端に係合部が係合するように構成
    されていることを特徴とするプレス成形装置。
JP22674294A 1994-09-21 1994-09-21 プレス成形装置 Withdrawn JPH0890300A (ja)

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