JPH0890375A - 鋳造品支持装置 - Google Patents

鋳造品支持装置

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JPH0890375A
JPH0890375A JP23130194A JP23130194A JPH0890375A JP H0890375 A JPH0890375 A JP H0890375A JP 23130194 A JP23130194 A JP 23130194A JP 23130194 A JP23130194 A JP 23130194A JP H0890375 A JPH0890375 A JP H0890375A
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Moriyuki Miyagaki
守之 宮垣
Hitoshi Fujiwara
整 藤原
Eiji Yoshioka
栄司 吉岡
Yoshimasa Shiraishi
義政 白石
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳造品からふりおとされた砂や切粉が位置決
め機構の摺動部にかかり難く、仮にかかっても、耐久性
の低下を生じ難くする。 【構成】 鋳造品1を載置支持自在な支持部2上に載置
した状態の鋳造品1を支持部2に対して位置決め自在な
位置決め機構Kを構成するに、支持部2上に載置された
鋳造品1に対して左右方向に互いに逆方向で接当自在な
一対の接当部3を設け、揺動によって一対の接当部3夫
々を左右方向に互いに逆方向に移動自在な一対の揺動ア
ーム部材4を設け、一対の揺動アーム部材4を同期させ
て揺動させる揺動リンク機構Lを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳造品を載置支持自在
な支持部を設け、前記支持部上に載置した状態の前記鋳
造品を前記支持部に対して位置決め自在な位置決め機構
を設けてある鋳造品支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳造品の位置決めは、鋳造品を載
置するパレットに、鋳造品を嵌合させることで定位置に
位置させる。凹凸部を設けておき、形状の異なる鋳造品
ごとに専用のパレットを用意して実施していた。しか
し、この場合、複数種の鋳造品をラインに流すために
は、前記パレットの種類もそれに見合った複数種を用意
しなければならず、載置する鋳造品の種類と、それに適
合するパレットの選別、及び、回収後のパレットの仕分
け等、管理に手がかかるという問題がある。そこで、こ
の問題点を解消するものとして、パレットによる鋳造品
の位置決めに替えて、支持装置に位置決め機構を設け、
その位置決め機構によって鋳造品の位置決めを行うもの
が考えられた。この種の鋳造品支持装置としては、位置
決め機構を構成するに、図5に示すように、支持部2上
に載置された鋳造品1に対して左右側面に互いに逆方向
で各別に接当自在な一対の接当部30を設け、前記両接
当部30の基端部をそれぞれ外嵌させた状態でそれらの
接当部30を近接離間方向に沿って摺動自在に支持する
シャフト31を、前記支持部2の下方に設け、前記シャ
フト31に対して摺動自在に取り付けられた前記両接当
部30を、近接離間方向に同期させて移動自在な移動手
段32を、両接当部30間に設けて構成し、前記支持部
2上に鋳造品1を載置した状態で、前記シャフト31に
取り付けられた両接当部30を、前記移動手段32によ
って近接方向に沿って同期状態で摺動させ、両接当部3
0が鋳造品1の左右側面に各別に接当して挟み込んだ状
態で、支持部2上の所定の位置に鋳造品1がセットされ
るように形成してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的、鋳造品仕上げ
加工ラインを搬送される鋳造品には、砂型の砂や、切粉
が付着していることが多く、この砂や切粉は、鋳造品が
各加工工程を搬送される際に、振り落とされる。 上述
した従来の鋳造品支持装置によれば、支持する鋳造品の
下方に、シャフトが設けてあると共に、鋳造品に接当し
て位置決めする両接当部が前記シャフトに摺動自在に取
り付けてあるから、支持部上に載置された鋳造品から前
記砂や切粉が落ちると、前記シャフトや接当部や移動手
段等に降りかかり、その砂や切粉が前記シャフトと接当
部との摺接部にかみ込んで摺接部の摩耗が激しくなった
り、かみ込んだ砂や切粉が障害となって接当部の摺動を
妨げるという問題があり、装置としての耐久性・運転性
能が低下するという欠点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点を鑑
み、鋳造品からふりおとされた砂や切粉が位置決め機構
の摺動部にかかり難く、仮にかかっても、耐久性の低下
が少ない鋳造品支持装置を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の鋳造品支持装置の特徴構成は、鋳造品を載置
支持自在な支持部上に載置した状態の前記鋳造品を前記
支持部に対して位置決め自在な位置決め機構を構成する
に、前記支持部上に載置された前記鋳造品に対して左右
方向に互いに逆方向で接当自在な一対の接当部を設け、
揺動によって前記一対の接当部夫々を左右方向に互いに
逆方向に移動自在な一対の揺動アーム部材を設け、前記
一対の揺動アーム部材を同期させて揺動させる揺動リン
ク機構を設けてあるところにある(請求項1に対応)。
【0006】尚、前記接当部が、縦軸芯周りに回転自在
で且つ前後に間隔をあけて並設配置された一対のローラ
であってもよい(請求項2に対応)。
【0007】
【作用】本発明の鋳造品支持装置の特徴構成によれば、
支持部上に載置された鋳造品に対して左右方向に互いに
逆方向で接当自在な一対の接当部を設け、揺動によって
前記一対の接当部夫々を左右方向に互いに逆方向に移動
自在な一対の揺動アーム部材を設け、前記一対の揺動ア
ーム部材を同期させて揺動させる揺動リンク機構を設け
て位置決め機構を構成してあるから、各駆動系の摺接部
を外部に露出し難くすることが可能となり、例えば、支
持部上に載置された鋳造品から落ちた砂や切粉が前記揺
動アームや揺動リンク機構等に降りかかったにしても、
その砂や切粉が摺動部にかみ込んで耐久性を低下させた
り、運転不能にしたりすることを防止することができ
る。更には、揺動アーム部材・揺動リンク機構を用いる
から、前記支持部の下方を空間としてあけ、その空間を
迂回させた状態に揺動アーム部材・揺動リンク機構等の
駆動系を配置し易くなり、より砂や切粉の影響を受難く
することが可能となる。そして、前記支持部の下方の空
間に、例えば、鋳造品の搬送装置等を組み込むことも可
能となる(請求項1に対応)。
【0008】尚、前記接当部が、縦軸芯周りに回転自在
で且つ前後に間隔をあけて並設配置された一対のローラ
であれば、前記両接当部が各別に接当する鋳造品の両被
接当部の形状が、例えば図3・4に示すように、上面視
において互いに逆向きの凹面状、又は、凸面状である場
合に、前記両被接当部に対して一対ずつのローラー5が
接当して、鋳造品1の左右位置に加えて、前後位置につ
いても位置決めすることが可能となり、更には、支持部
2上での所定位置への鋳造品1の誘導を、前記ローラー
5によって回転支持しながらスムースに行うことが可能
となる(請求項2に対応)。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明の請求項1に記載の鋳造
品支持装置によれば、鋳造品からふりおとされた砂や切
粉が摺動部にかかり難く、仮にかかっても、激しい摩耗
が生じ難く、装置の耐久性低下を防止できると共に、摩
耗による部品交換の手間や、その部品交換の際のロスタ
イムを低減することによってコストダウンを図ることが
可能となる。
【0010】また、本発明の請求項2に記載の鋳造品支
持装置によれば、上述の効果に加えて鋳造品の位置決め
を、スムースに効率よく実施できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0012】図1・2は、鋳造品仕上げ加工ラインの内
の、一つの工程で鋳造品1を支持するための鋳造品支持
装置の一例Sを表したものであり、この鋳造品支持装置
(以後、単に支持装置という)Sは、例えば、鋳造品1
のバリ取り工程において、当該支持装置S上に搬送され
た鋳造品1を、所定の位置に位置合せした状態で支持す
るのに用いられる。
【0013】前記鋳造品1は、エンジンのシリンダヘッ
ド部材で、形の異なる複数種のシリンダヘッド部材があ
って、それらが、順次、当該鋳造品仕上げ加工ラインに
送り込まれ、所定の加工工程を経て所定の形状に仕上げ
られる。また、前記各鋳造品1は、低圧鋳造法によって
形成してあり、当該鋳造品仕上げ加工ラインに送り込ま
れた状態の鋳造品1には、何れも、複数のチャンバーの
凹部1aが下面に夫々設けてある(図3・4参照)。前
記凹部1aは、図に示すように、その左右端面が、対向
した凹面に形成してある。
【0014】前記支持装置Sを説明すると、鋳造品1を
載置自在な支持部2と、その支持部2上に載置した状態
の前記鋳造品1を前記支持部2に対して位置決め自在な
位置決め機構Kと、前記位置決め機構Kを駆動させるた
めの駆動手段Yとを、支持フレームFに設けて構成して
ある。
【0015】前記支持部2は、前記鋳造品1を、水平方
向に移動自在に且つ所定の高さに載置自在に構成してあ
る。
【0016】前記位置決め機構Kは、前記支持部2上に
載置された前記鋳造品1に対して左右方向に互いに逆方
向で接当自在な一対の接当部3を設け、揺動によって前
記一対の接当部3夫々を左右方向に互いに逆方向に移動
自在な一対の揺動アーム部材4を設け、前記一対の揺動
アーム部材4を同期させて揺動させる揺動リンク機構L
を設けて構成してある。
【0017】前記接当部3は、縦軸芯周りに回転自在で
且つ前後に間隔をあけて並設配置された一対のローラ5
で構成してあり、前記揺動アーム部材4の一端部に取り
付けてある。また、前記各ローラ5は、前記支持部2の
支持面より上に突出する状態に配置してあり、且つ、前
記支持部2上に載置された鋳造品の凹部1aの前記凹面
形状の側壁部に当接自在に形成してある(図3・4参
照)。前記揺動アーム部材4は、図に示すように、支持
装置Sの正面視において『L』の字形の部材で構成して
あって、この揺動アーム部材4の一端部には、上述のよ
うに一対のローラ5を取り付けてあり、他端部には、前
記揺動リンク機構Lを連結してある。また、中間部は、
前記支持フレームFに枢支連結してあり、揺動アーム部
材4は支持フレームFとの枢支軸芯周りに揺動自在に構
成してある。前記揺動アーム部材4には、その他、枢支
軸が露出しないように筒状のカバー部6をシールした状
態に設けてあり(図2参照)、例えば、鋳造品1の鋳砂
や切粉が落下しても枢支部の摺接部分に直接かかり難い
ように形成してある。
【0018】前記揺動リンク機構Lは、前記両揺動アー
ム部材4の他端部に対して各別に一端部を枢支連結した
一対のロッド部材7を設け、これら一対のロッド部材7
を同期させて上下移動させるためのシャフト8を設けて
構成してある。前記シャフト8は、支持装置Sの正面視
における左右方向にその軸芯を向けた状態で前記支持フ
レームFに対して前記軸芯周りに回転自在に取り付けて
あり、シャフト8の中間部には、前記一対のロッド部材
7の他端部を各別に枢支連結するための一対のロッド取
付部8aを径方向に突出させた状態に一体的に設けてあ
り、シャフト8の一端部には、前記駆動手段Yの一例で
ある油圧シリンダY1の出退駆動力を受けてシャフト8
の軸芯周りの回転駆動力に変換する駆動力伝達部8bを
一体的に設けてある。従って、油圧シリンダY1を駆動
させることによってシャフト8が軸芯周りに回転し、そ
の回転力が夫々のロッド取付部8aから前記一対のロッ
ド部材7に上下動として各別に伝達され、その上下移動
力によって前記一対の揺動アーム部材4を各別に枢支軸
芯周りに揺動させて、前記両接当部3を同期させて近接
または離間させることができる。
【0019】本実施例の鋳造品支持装置Sによれば、凹
部1aが下を向く状態で、且つ、凹部1a内に各ローラ
5が位置できる状態にして鋳造品1を支持部2上に載置
し、前記油圧シリンダY1を伸長する方向に駆動させる
と、前記揺動リンク機構Lを介して駆動力が伝達して揺
動アーム部材4が揺動し、一方側の一対のローラ5と、
他方側の一対のローラ5とを同期させて離間方向に移動
させ、前記凹部1aの凹面状の側壁に左右方向に互いに
逆方向で接当して鋳造品1を支持部2上の所定位置に位
置決め誘導することが可能となる。
【0020】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0021】〈1〉 前記鋳造品は、先の実施例で説明
したシリンダヘッド部材に限るものではなく、鋳造品全
般を対象とすることが可能である。 〈2〉 前記接当部は、先の実施例で説明した鋳造品1
の凹面状の凹部1a側壁に接当させて位置決めできるよ
うに形成したものの他、例えば、凸面状の側壁に接当さ
せて位置決めできるように構成してあるものであっても
よく、要するに、支持部2上に載置された鋳造品1に対
して左右方向に互いに逆方向で接当自在に構成してある
ものであればよい。また、左右一方側のローラ5の数
は、先の実施例で説明した二つに限らず、一つでもよ
い。また、ローラ5以外の構成も可能で、例えば、鋳造
品1の被接当部の形状に合わせたプレート状に形成して
あってもよい。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の鋳造品支持装置を示す正面視断面図
【図2】実施例の鋳造品支持装置を示す側面視断面図
【図3】鋳造品の凹部でのローラの接当状況を示す正面
視断面図
【図4】鋳造品の凹部でのローラの接当状況を示す下面
視断面図
【図5】従来例の鋳造品支持装置を示す正面視断面図
【符号の説明】
1 鋳造品 2 支持部 3 接当部 4 揺動アーム部材 5 ローラ K 位置決め機構 L 揺動リンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 栄司 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 株式会社クボタ内 (72)発明者 白石 義政 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造品(1)を載置支持自在な支持部
    (2)を設け、前記支持部(2)上に載置した状態の前
    記鋳造品(1)を前記支持部(2)に対して位置決め自
    在な位置決め機構(K)を設けてある鋳造品支持装置で
    あって、 前記位置決め機構(K)を構成するに、前記支持部
    (2)上に載置された前記鋳造品(1)に対して左右方
    向に互いに逆方向で接当自在な一対の接当部(3)を設
    け、揺動によって前記一対の接当部(3)夫々を左右方
    向に互いに逆方向に移動自在な一対の揺動アーム部材
    (4)を設け、前記一対の揺動アーム部材(4)を同期
    させて揺動させる揺動リンク機構(L)を設けてある鋳
    造品支持装置。
  2. 【請求項2】 前記接当部(3)が、縦軸芯周りに回転
    自在で且つ前後に間隔をあけて並設配置された一対のロ
    ーラ(5)である請求項1に記載の鋳造品支持装置。
JP06231301A 1994-09-27 1994-09-27 鋳造品支持装置 Expired - Lifetime JP3121214B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112846947A (zh) * 2021-01-11 2021-05-28 宁波德玛智能机械有限公司 一种多头五轴立式加工中心

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112846947A (zh) * 2021-01-11 2021-05-28 宁波德玛智能机械有限公司 一种多头五轴立式加工中心

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