JPH0890805A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
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- JPH0890805A JPH0890805A JP23084394A JP23084394A JPH0890805A JP H0890805 A JPH0890805 A JP H0890805A JP 23084394 A JP23084394 A JP 23084394A JP 23084394 A JP23084394 A JP 23084394A JP H0890805 A JPH0890805 A JP H0890805A
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- JP
- Japan
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- recording paper
- recording
- ink
- ink film
- platen roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機構部を簡素化して小型化を図るとともに、
ラフな表面を持つカット紙等の記録媒体に対しても良好
な印字品質を有し、さらに、カラー記録等の場合には、
非印字領域を増加させることなく、色ずれの少ない高品
質なカラー画像を得ることのできる熱転写プリンタを提
供する。 【構成】 プラテンローラ1とプレッシャーローラ2の
間に記録紙11を狭持し、搬送しながら、サーマルヘッ
ド3に設けられた発熱素子4の発熱により、記録紙11
にインクを溶融接着する。1画面分の画像形成後、所定
時間だけ記録紙11とインクフィルム8の密着を維持
し、その後、プラテンローラ11とプレッシャーローラ
2を逆回転させ、記録紙11とインクフィルム8との剥
離転写を行なう。カラー印字などでは、記録紙11をプ
ラテンローラ1とプレッシャーローラ2に挟持したま
ま、繰り返し行なう。これにより、位置ズレを低減す
る。
ラフな表面を持つカット紙等の記録媒体に対しても良好
な印字品質を有し、さらに、カラー記録等の場合には、
非印字領域を増加させることなく、色ずれの少ない高品
質なカラー画像を得ることのできる熱転写プリンタを提
供する。 【構成】 プラテンローラ1とプレッシャーローラ2の
間に記録紙11を狭持し、搬送しながら、サーマルヘッ
ド3に設けられた発熱素子4の発熱により、記録紙11
にインクを溶融接着する。1画面分の画像形成後、所定
時間だけ記録紙11とインクフィルム8の密着を維持
し、その後、プラテンローラ11とプレッシャーローラ
2を逆回転させ、記録紙11とインクフィルム8との剥
離転写を行なう。カラー印字などでは、記録紙11をプ
ラテンローラ1とプレッシャーローラ2に挟持したま
ま、繰り返し行なう。これにより、位置ズレを低減す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融転写型のインクを
記録紙上に転写して画像を形成する熱転写プリンタに関
するものであり、特に、記録紙として所定の長さにカッ
トされた記録紙を用いる熱転写プリンタに関するもので
ある。
記録紙上に転写して画像を形成する熱転写プリンタに関
するものであり、特に、記録紙として所定の長さにカッ
トされた記録紙を用いる熱転写プリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】熱転写プリンタは、インクシート上に塗
布されたインクを、入力データに基づく発熱素子の通電
発熱により加熱溶融し、サーマルヘッドの圧接力により
記録紙上に転写して画像を形成するものである。したが
って、普通紙のようなラフな表面をもつ記録媒体に対し
ては、インクが完全に記録媒体に転写されず、濃度の低
下や画像欠けなどの画質の低下が発生するという問題が
存在していた。またOHPシート等、インクの浸透によ
る接着力を得られない記録媒体に対しても同様に良好な
画質を得られないという問題が発生していた。
布されたインクを、入力データに基づく発熱素子の通電
発熱により加熱溶融し、サーマルヘッドの圧接力により
記録紙上に転写して画像を形成するものである。したが
って、普通紙のようなラフな表面をもつ記録媒体に対し
ては、インクが完全に記録媒体に転写されず、濃度の低
下や画像欠けなどの画質の低下が発生するという問題が
存在していた。またOHPシート等、インクの浸透によ
る接着力を得られない記録媒体に対しても同様に良好な
画質を得られないという問題が発生していた。
【0003】これらの問題に対し、例えば特公昭62−
21635号公報に示されるように、記録を行なってか
ら記録媒体とインクフィルムを剥離するまでの時間が画
像濃度や画質に影響を及ぼすことに着目し、印字部から
前方に所定距離離れた位置に記録媒体とインクフィルム
を引きはがすための剥離部を設け、さらには、印字部と
剥離部の間にインクフィルムを冷却する手段を設ける技
術が開発されている。この技術によれば、インクの温度
が低下した状態で記録媒体とインクフィルムの剥離を行
なうことができ、ある程度の画質の向上をはかることが
できる。
21635号公報に示されるように、記録を行なってか
ら記録媒体とインクフィルムを剥離するまでの時間が画
像濃度や画質に影響を及ぼすことに着目し、印字部から
前方に所定距離離れた位置に記録媒体とインクフィルム
を引きはがすための剥離部を設け、さらには、印字部と
剥離部の間にインクフィルムを冷却する手段を設ける技
術が開発されている。この技術によれば、インクの温度
が低下した状態で記録媒体とインクフィルムの剥離を行
なうことができ、ある程度の画質の向上をはかることが
できる。
【0004】図6,図7は、従来の熱転写プリンタの構
成および動作の説明図である。図中、1はプラテンロー
ラ、2はプレッシャーローラ、3はサーマルヘッド、4
は発熱素子、5,6はガイドローラ、7はインクフィル
ムロール、8はインクフィルム、9は基材、10はイン
ク層、11は記録紙、12はレバー、13は弾性部材、
14はインク像である。
成および動作の説明図である。図中、1はプラテンロー
ラ、2はプレッシャーローラ、3はサーマルヘッド、4
は発熱素子、5,6はガイドローラ、7はインクフィル
ムロール、8はインクフィルム、9は基材、10はイン
ク層、11は記録紙、12はレバー、13は弾性部材、
14はインク像である。
【0005】この従来の熱転写プリンタには、プラテン
ローラ1とサーマルヘッド3の当接する印字部から所定
距離Dだけ離れた位置に剥離のためのガイドローラ5が
配設されている。図6に示すように、記録紙11をプラ
テンローラ1とプレッシャーローラ2間に狭持し、プラ
テンローラ1を回転駆動することにより、記録紙11を
矢印の方向に搬送する。一方、インクフィルム8は、イ
ンクフィルムロール7からガイドローラ6を経て、記録
部に搬送される。印字部において、発熱素子4の通電発
熱によりインクシート9上に塗布されたインク層10を
選択的に溶融して記録紙11に転写させ、画像を形成し
ていく。画像形成後は、記録紙11とインクシート9と
が密着したまま、所定距離Dだけ進む。このあいだに発
熱素子4によって加熱溶融したインクは冷却され、再び
固化する。そして、ガイドローラ5により記録紙11と
インクシート9を剥離する。このとき、記録紙11に溶
融転写されたインクは、インク像14として記録紙11
に残る。
ローラ1とサーマルヘッド3の当接する印字部から所定
距離Dだけ離れた位置に剥離のためのガイドローラ5が
配設されている。図6に示すように、記録紙11をプラ
テンローラ1とプレッシャーローラ2間に狭持し、プラ
テンローラ1を回転駆動することにより、記録紙11を
矢印の方向に搬送する。一方、インクフィルム8は、イ
ンクフィルムロール7からガイドローラ6を経て、記録
部に搬送される。印字部において、発熱素子4の通電発
熱によりインクシート9上に塗布されたインク層10を
選択的に溶融して記録紙11に転写させ、画像を形成し
ていく。画像形成後は、記録紙11とインクシート9と
が密着したまま、所定距離Dだけ進む。このあいだに発
熱素子4によって加熱溶融したインクは冷却され、再び
固化する。そして、ガイドローラ5により記録紙11と
インクシート9を剥離する。このとき、記録紙11に溶
融転写されたインクは、インク像14として記録紙11
に残る。
【0006】このようなプリンタに所定の長さにカット
された記録紙11を用いた場合、記録画像全面の剥離が
行なわれる前に、記録紙11の後端がプラテンローラ1
とプレッシャーローラ2の圧接部から離れてしまうた
め、剥離部前方には回転駆動される1対のキャプスタン
ローラ15が配設されている。このキャプスタンローラ
15により、図7に示すように、記録紙11の前端がこ
のキャプスタンローラ15に狭持された後、記録画像全
体の剥離が行なわれるまでの間、記録紙11を搬送する
ように構成されている。
された記録紙11を用いた場合、記録画像全面の剥離が
行なわれる前に、記録紙11の後端がプラテンローラ1
とプレッシャーローラ2の圧接部から離れてしまうた
め、剥離部前方には回転駆動される1対のキャプスタン
ローラ15が配設されている。このキャプスタンローラ
15により、図7に示すように、記録紙11の前端がこ
のキャプスタンローラ15に狭持された後、記録画像全
体の剥離が行なわれるまでの間、記録紙11を搬送する
ように構成されている。
【0007】しかしながら、上述の従来の記録装置で
は、キャプスタンローラ15によって記録紙11を排出
するため、このキャプスタンローラ15は必須のもので
あり、部品点数が多いという問題がある。また、記録紙
11がプラテンローラ1とプレッシャーローラ2による
押し出し力によって搬送され、キャプスタンローラ15
に挟持される際に、その張力などによって記録位置がず
れて画質が低下する場合がある。
は、キャプスタンローラ15によって記録紙11を排出
するため、このキャプスタンローラ15は必須のもので
あり、部品点数が多いという問題がある。また、記録紙
11がプラテンローラ1とプレッシャーローラ2による
押し出し力によって搬送され、キャプスタンローラ15
に挟持される際に、その張力などによって記録位置がず
れて画質が低下する場合がある。
【0008】さらに、上述の従来の記録装置をカラー熱
転写プリンタに適用した場合、以下に示すような問題が
考えられる。すなわち、3色の画像を繰り返し印字し、
1画面分のカラー画像を得るようにしたカラー熱転写プ
リンタにおいては、1色分の記録が完了すると、記録媒
体を印字方向と逆の方向に搬送し、同一の記録開始位置
に記録媒体を戻す必要がある。上述の従来の記録装置に
おいては、記録媒体の搬送手段がプラテンローラ1か
ら、キャプスタンローラ15へと印字中に変化するた
め、記録媒体が唯一のローラに常に接した状態で搬送さ
れる記録媒体搬送方法に比して、スキューや記録媒体の
たわみによる記録開始位置のずれが起こり易く、3色の
重ね位置がずれることにより印字品質が低下してしまう
という問題がある。
転写プリンタに適用した場合、以下に示すような問題が
考えられる。すなわち、3色の画像を繰り返し印字し、
1画面分のカラー画像を得るようにしたカラー熱転写プ
リンタにおいては、1色分の記録が完了すると、記録媒
体を印字方向と逆の方向に搬送し、同一の記録開始位置
に記録媒体を戻す必要がある。上述の従来の記録装置に
おいては、記録媒体の搬送手段がプラテンローラ1か
ら、キャプスタンローラ15へと印字中に変化するた
め、記録媒体が唯一のローラに常に接した状態で搬送さ
れる記録媒体搬送方法に比して、スキューや記録媒体の
たわみによる記録開始位置のずれが起こり易く、3色の
重ね位置がずれることにより印字品質が低下してしまう
という問題がある。
【0009】このような問題を解決すべく、上述の従来
の記録装置の構成において、記録紙11が常にプラテン
ローラ1に接するように構成することもできるが、各色
の記録後、剥離距離Dだけ先で剥離を行なうために、記
録紙11の後端部に剥離距離D以上の非印字領域が必要
となる。また、キャプスタンローラ15に記録紙11が
常に接するように構成した場合には、キャプスタンロー
ラ15から印字部までの剥離距離D以上の部分には印字
できず、記録紙11の前端部に剥離距離D以上の非印字
領域が必要となる。このように、従来の記録装置では、
一方のローラに常に接するように構成して印字品質を保
とうとすると、有効印字領域が非常に小さくなるという
問題がある。
の記録装置の構成において、記録紙11が常にプラテン
ローラ1に接するように構成することもできるが、各色
の記録後、剥離距離Dだけ先で剥離を行なうために、記
録紙11の後端部に剥離距離D以上の非印字領域が必要
となる。また、キャプスタンローラ15に記録紙11が
常に接するように構成した場合には、キャプスタンロー
ラ15から印字部までの剥離距離D以上の部分には印字
できず、記録紙11の前端部に剥離距離D以上の非印字
領域が必要となる。このように、従来の記録装置では、
一方のローラに常に接するように構成して印字品質を保
とうとすると、有効印字領域が非常に小さくなるという
問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、機構部を簡素化して小型化
を図るとともに、ラフな表面を持つ所定の長さにカット
された記録媒体に対しても良好な印字品質による記録を
行なうことができ、さらに、カラーの記録等のように重
ね印字を行なう場合には、非印字領域を増加させること
なく、色ずれの少ない高品質なカラー画像を得ることの
できる熱転写プリンタを提供することを目的とするもの
である。
情に鑑みてなされたもので、機構部を簡素化して小型化
を図るとともに、ラフな表面を持つ所定の長さにカット
された記録媒体に対しても良好な印字品質による記録を
行なうことができ、さらに、カラーの記録等のように重
ね印字を行なう場合には、非印字領域を増加させること
なく、色ずれの少ない高品質なカラー画像を得ることの
できる熱転写プリンタを提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融転写型の
インクを記録紙上に転写して画像を形成する熱転写プリ
ンタにおいて、プラテンローラと、前記プラテンローラ
との間に前記記録紙を狭持するプレッシャーローラと、
前記インクを担持するインクフィルムと、該インクフィ
ルムに担持された前記インクを前記記録紙上に転写する
サーマルヘッドを具備し、記録を行なう際には、記録
後、前記記録紙と前記インクフィルムの剥離が行なわれ
ない状態に保持したまま搬送し、所定の時間経過後、記
録時とは逆の方向に前記プラテンローラおよびプレッシ
ャーローラを回転させて前記記録紙と前記インクフィル
ムを記録時とは反対方向に搬送するとともに、記録画像
後端より前記記録紙と前記インクフィルムの剥離を行な
うことを特徴とするものである。
インクを記録紙上に転写して画像を形成する熱転写プリ
ンタにおいて、プラテンローラと、前記プラテンローラ
との間に前記記録紙を狭持するプレッシャーローラと、
前記インクを担持するインクフィルムと、該インクフィ
ルムに担持された前記インクを前記記録紙上に転写する
サーマルヘッドを具備し、記録を行なう際には、記録
後、前記記録紙と前記インクフィルムの剥離が行なわれ
ない状態に保持したまま搬送し、所定の時間経過後、記
録時とは逆の方向に前記プラテンローラおよびプレッシ
ャーローラを回転させて前記記録紙と前記インクフィル
ムを記録時とは反対方向に搬送するとともに、記録画像
後端より前記記録紙と前記インクフィルムの剥離を行な
うことを特徴とするものである。
【0012】また、このような構成の熱転写プリンタに
おいて、前記記録紙と前記インクフィルムの往復動を複
数回行なうことにより複数色の記録を行なうことを特徴
とするものである。
おいて、前記記録紙と前記インクフィルムの往復動を複
数回行なうことにより複数色の記録を行なうことを特徴
とするものである。
【0013】
【作用】本発明によれば、記録媒体への画像印字後、記
録媒体とインクフィルムの密着状態を所定時間維持した
後、記録媒体およびインクフィルムを印字時と逆の方向
に搬送しながら、画像後端から記録媒体とインクフィル
ムの剥離を行なう。これにより、キャプスタンローラを
不要とし、所定の長さにカットされたラフな表面の記録
媒体に対しても、非印字領域を増加させることなく、イ
ンクが冷却した状態で記録媒体とインクフィルムの剥離
を行なうことが可能となり、インクの転写性が高く、良
好な記録画像を得ることができる。さらに、記録媒体の
正逆両方向の搬送を唯一のローラで行なうように構成し
たことから、ローラの回転量と記録媒体の搬送量が対応
するため、各色の記録開始位置のずれが低減され、例え
ばカラーの記録を行なう場合でも、複数色の重ね精度が
高いので、良好なカラー記録画像を得ることができる。
録媒体とインクフィルムの密着状態を所定時間維持した
後、記録媒体およびインクフィルムを印字時と逆の方向
に搬送しながら、画像後端から記録媒体とインクフィル
ムの剥離を行なう。これにより、キャプスタンローラを
不要とし、所定の長さにカットされたラフな表面の記録
媒体に対しても、非印字領域を増加させることなく、イ
ンクが冷却した状態で記録媒体とインクフィルムの剥離
を行なうことが可能となり、インクの転写性が高く、良
好な記録画像を得ることができる。さらに、記録媒体の
正逆両方向の搬送を唯一のローラで行なうように構成し
たことから、ローラの回転量と記録媒体の搬送量が対応
するため、各色の記録開始位置のずれが低減され、例え
ばカラーの記録を行なう場合でも、複数色の重ね精度が
高いので、良好なカラー記録画像を得ることができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の熱転写プリンタの一実施例
を示す概略構成図である。図中の符号は図6、図7と同
様である。この実施例では、カラー記録を行なう熱転写
プリンタを示している。
を示す概略構成図である。図中の符号は図6、図7と同
様である。この実施例では、カラー記録を行なう熱転写
プリンタを示している。
【0015】プラテンローラ1には、プレッシャーロー
ラ2が所定の圧力で押圧されている。このプラテンロー
ラ1とプレッシャーローラ2との間に記録紙11を狭持
し、図示しない駆動手段により正逆両方向に回転駆動さ
れることによって、記録紙11を印字方向および戻し方
向に搬送する。サーマルヘッド3には、通電により発熱
する複数の発熱素子4が列状に形成されている。また、
サーマルヘッド3はレバー12の一端に取り付けられて
いる。印字時においてはレバー12の他端に取り付けら
れた弾性部材13により、サーマルヘッド3はプラテン
ローラ1に圧接される。また、非印字時においては図示
しない駆動手段によりレバー12が駆動され、サーマル
ヘッド3がプラテンローラ1から離間するように構成さ
れている。
ラ2が所定の圧力で押圧されている。このプラテンロー
ラ1とプレッシャーローラ2との間に記録紙11を狭持
し、図示しない駆動手段により正逆両方向に回転駆動さ
れることによって、記録紙11を印字方向および戻し方
向に搬送する。サーマルヘッド3には、通電により発熱
する複数の発熱素子4が列状に形成されている。また、
サーマルヘッド3はレバー12の一端に取り付けられて
いる。印字時においてはレバー12の他端に取り付けら
れた弾性部材13により、サーマルヘッド3はプラテン
ローラ1に圧接される。また、非印字時においては図示
しない駆動手段によりレバー12が駆動され、サーマル
ヘッド3がプラテンローラ1から離間するように構成さ
れている。
【0016】インクフィルム8は、1対のインクフィル
ムロール7に巻回されている。インクフィルム8は、例
えばポリエチレンテフタレート等からなる基材9と、そ
の上に面順次に塗布された例えばイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の3色、あるいは、ブラック
(K)を加えた4色のインク層10から構成されてい
る。ガイドローラ5,6は、回転自在に軸支されてお
り、インクフィルム8の搬送方向を規定している。
ムロール7に巻回されている。インクフィルム8は、例
えばポリエチレンテフタレート等からなる基材9と、そ
の上に面順次に塗布された例えばイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の3色、あるいは、ブラック
(K)を加えた4色のインク層10から構成されてい
る。ガイドローラ5,6は、回転自在に軸支されてお
り、インクフィルム8の搬送方向を規定している。
【0017】図2ないし図5は、本発明の熱転写プリン
タの一実施例における動作の一例の説明図である。初期
状態においては、サーマルヘッド3はプラテンローラ1
から離間した状態に保持されている。この状態におい
て、図示しない記録紙搬送手段により、プラテンローラ
1の近傍まで記録紙11が搬送される。搬送されてきた
記録紙11は、プラテンローラ1とプレッシャーローラ
2の間に狭持され、この2つのローラの摩擦力により記
録開始位置まで搬送される。一方、インクフィルム8
は、1色目の印字開始位置まで搬送される。すると、プ
ラテンローラ1から離間していたサーマルヘッド3が記
録紙11とインクフィルム8を狭持するように前記プラ
テンローラ1に圧接され、図2に示すような状態となっ
て記録が開始される。
タの一実施例における動作の一例の説明図である。初期
状態においては、サーマルヘッド3はプラテンローラ1
から離間した状態に保持されている。この状態におい
て、図示しない記録紙搬送手段により、プラテンローラ
1の近傍まで記録紙11が搬送される。搬送されてきた
記録紙11は、プラテンローラ1とプレッシャーローラ
2の間に狭持され、この2つのローラの摩擦力により記
録開始位置まで搬送される。一方、インクフィルム8
は、1色目の印字開始位置まで搬送される。すると、プ
ラテンローラ1から離間していたサーマルヘッド3が記
録紙11とインクフィルム8を狭持するように前記プラ
テンローラ1に圧接され、図2に示すような状態となっ
て記録が開始される。
【0018】記録は、画像データに基づいて発熱素子4
が選択的に通電されて発熱し、発熱部のインク層10b
が溶融状態になりプラテンローラ1とサーマルヘッド3
の圧接力により記録紙11に接着されることにより行な
われる。この状態で記録紙11およびインクフィルム8
が矢印の方向に搬送される。このとき、記録紙11とイ
ンクフィルム8が密着された状態のままである。このよ
うにして、1色目の画像が記録紙11上に順次接着形成
されていく。
が選択的に通電されて発熱し、発熱部のインク層10b
が溶融状態になりプラテンローラ1とサーマルヘッド3
の圧接力により記録紙11に接着されることにより行な
われる。この状態で記録紙11およびインクフィルム8
が矢印の方向に搬送される。このとき、記録紙11とイ
ンクフィルム8が密着された状態のままである。このよ
うにして、1色目の画像が記録紙11上に順次接着形成
されていく。
【0019】1色目の画像の形成は、記録紙11の後端
がプラテンローラ1とプレッシャーローラ2の当接部か
ら離れる直前まで行なう。1色目の画像形成終了時の状
態を図3に示す。このとき、記録紙11の後端部には印
字ができない非印字領域が存在するが、この大きさはプ
ラテンローラ1とプレッシャーローラ2の当接部からプ
ラテンローラ1とサーマルヘッド3の当接部までの距離
で規定されることになる。この距離は、従来の記録装置
における剥離距離Dよりも非常に短く、印字可能領域を
広く取ることが可能である。
がプラテンローラ1とプレッシャーローラ2の当接部か
ら離れる直前まで行なう。1色目の画像形成終了時の状
態を図3に示す。このとき、記録紙11の後端部には印
字ができない非印字領域が存在するが、この大きさはプ
ラテンローラ1とプレッシャーローラ2の当接部からプ
ラテンローラ1とサーマルヘッド3の当接部までの距離
で規定されることになる。この距離は、従来の記録装置
における剥離距離Dよりも非常に短く、印字可能領域を
広く取ることが可能である。
【0020】図3に示すように、1色目の1画面分の画
像が記録紙11上に接着形成されると、上述のように、
記録紙11の後端がプラテンローラ1とプレッシャーロ
ーラ2の当接部から離れる直前の状態で、記録紙11お
よびインクフィルム8の搬送は停止する。このとき、印
字部下流側のガイドローラ5が記録紙11の先端よりも
下流側に存在するように構成されている。そのため、画
像全面に渡って記録紙11とインクフィルム8が密着し
た状態に維持されていることになる。インクの記録紙1
1への完全な転写を行なうためには、インクが完全に冷
却され凝集破壊を起こさない状態で、記録紙11とイン
クフィルム8を剥離することが必要となる。そこで、画
像最終部の印字後、上述のように記録紙11とインクフ
ィルム8の搬送を停止し、これらが密着した状態で所定
時間維持することにより、加熱溶融されたインク部の冷
却を行なっている。
像が記録紙11上に接着形成されると、上述のように、
記録紙11の後端がプラテンローラ1とプレッシャーロ
ーラ2の当接部から離れる直前の状態で、記録紙11お
よびインクフィルム8の搬送は停止する。このとき、印
字部下流側のガイドローラ5が記録紙11の先端よりも
下流側に存在するように構成されている。そのため、画
像全面に渡って記録紙11とインクフィルム8が密着し
た状態に維持されていることになる。インクの記録紙1
1への完全な転写を行なうためには、インクが完全に冷
却され凝集破壊を起こさない状態で、記録紙11とイン
クフィルム8を剥離することが必要となる。そこで、画
像最終部の印字後、上述のように記録紙11とインクフ
ィルム8の搬送を停止し、これらが密着した状態で所定
時間維持することにより、加熱溶融されたインク部の冷
却を行なっている。
【0021】一定時間経過してインクの温度が低下した
後、図4に示すように、サーマルヘッド3をプラテンロ
ーラ1から離間し、プラテンローラ1を印字時と逆の方
向に駆動することにより、記録紙11を矢印のように印
字時と逆の方向に搬送する。同時に、インクフィルム8
も印字時と逆の矢印の方向に搬送し、印字部において画
像後端から記録紙11とインクフィルム8の剥離を行な
い、インク像14を記録紙11上に転写する。記録紙1
1が印字開始位置以上に戻され、すべてのインク像14
が記録紙11上に転写されると、印字時とは逆の方向へ
の搬送は停止する。このとき、記録紙11は、プラテン
ローラ1とプレッシャーローラ2に挟持されたままであ
る。
後、図4に示すように、サーマルヘッド3をプラテンロ
ーラ1から離間し、プラテンローラ1を印字時と逆の方
向に駆動することにより、記録紙11を矢印のように印
字時と逆の方向に搬送する。同時に、インクフィルム8
も印字時と逆の矢印の方向に搬送し、印字部において画
像後端から記録紙11とインクフィルム8の剥離を行な
い、インク像14を記録紙11上に転写する。記録紙1
1が印字開始位置以上に戻され、すべてのインク像14
が記録紙11上に転写されると、印字時とは逆の方向へ
の搬送は停止する。このとき、記録紙11は、プラテン
ローラ1とプレッシャーローラ2に挟持されたままであ
る。
【0022】例えば、蓄熱の影響により、記録時の印字
ドットが後方に膨らんだ角の丸い三角形状となる場合、
上述のように記録紙11の後端部から剥離を行なうこと
によって、記録紙11との接着力の大きい印字ドットの
後端から剥離を行なうことができ、転写効率を向上させ
ることができるという効果も有している。
ドットが後方に膨らんだ角の丸い三角形状となる場合、
上述のように記録紙11の後端部から剥離を行なうこと
によって、記録紙11との接着力の大きい印字ドットの
後端から剥離を行なうことができ、転写効率を向上させ
ることができるという効果も有している。
【0023】記録紙11とインクフィルム8の剥離が終
了すると、図5に示すように、プラテンローラ1を再び
印字方向に駆動して記録紙11を矢印の方向に搬送し、
印字開始位置にセットする。同時にインクフィルム8を
矢印の方向に搬送し、2色目の印字開始位置にセットす
る。以上のプロセスにより、1色目の1画面分の記録動
作を完了する。以下同様にして、2色目以降の記録を行
ない、各色のインク像を重ね書きすることにより1画面
分のカラー画像を形成する。
了すると、図5に示すように、プラテンローラ1を再び
印字方向に駆動して記録紙11を矢印の方向に搬送し、
印字開始位置にセットする。同時にインクフィルム8を
矢印の方向に搬送し、2色目の印字開始位置にセットす
る。以上のプロセスにより、1色目の1画面分の記録動
作を完了する。以下同様にして、2色目以降の記録を行
ない、各色のインク像を重ね書きすることにより1画面
分のカラー画像を形成する。
【0024】複数色の記録が終了した記録紙11は、プ
ラテンローラ1を印字時と逆に回転させ、最後の色の剥
離転写を行なう際に、図示しない記録紙11の搬送路を
切り替え、戻し搬送によって排紙あるいは排紙ローラへ
の搬送を行なえばよい。
ラテンローラ1を印字時と逆に回転させ、最後の色の剥
離転写を行なう際に、図示しない記録紙11の搬送路を
切り替え、戻し搬送によって排紙あるいは排紙ローラへ
の搬送を行なえばよい。
【0025】このように、本発明では、プラテンローラ
1のみの駆動で、記録紙11の印字時の送り搬送および
非印字時の戻し搬送の両方を行なっている。これによ
り、2色目以降の印字開始位置のずれを防止し、高画質
の印字画像を得ることができる。また、各色の溶融接着
後、所定時間経過して冷却してから剥離転写を行なって
いるので、例えばラフなカット紙などに印字を行なった
場合でも、良好な画像を得ることができる。さらに、従
来の記録装置では必須であったキャプスタンローラは不
要であり、装置の小型化、低価格化を実現することがで
きる。
1のみの駆動で、記録紙11の印字時の送り搬送および
非印字時の戻し搬送の両方を行なっている。これによ
り、2色目以降の印字開始位置のずれを防止し、高画質
の印字画像を得ることができる。また、各色の溶融接着
後、所定時間経過して冷却してから剥離転写を行なって
いるので、例えばラフなカット紙などに印字を行なった
場合でも、良好な画像を得ることができる。さらに、従
来の記録装置では必須であったキャプスタンローラは不
要であり、装置の小型化、低価格化を実現することがで
きる。
【0026】なお、本発明は上述の実施例のものに限定
されるものではなく、例えば、モノクロ熱転写プリン
タ、あるいは、昇華型プリンタ等に適用することも可能
である。また、記録媒体としてOHPフィルムを用いる
ことも可能である。
されるものではなく、例えば、モノクロ熱転写プリン
タ、あるいは、昇華型プリンタ等に適用することも可能
である。また、記録媒体としてOHPフィルムを用いる
ことも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の熱転写プリンタは、印字時に記録紙とインクフィルム
の剥離を行わず、これらが密着した状態で所定時間維持
し、溶融インク部が十分冷却されてから、記録紙を逆搬
送し、画像後端から記録紙とインクフィルムの剥離を行
なう。これにより、インクの記録紙への転写性を高め、
優れた記録画像が得られるとともに、カット紙を使用し
た場合においても非印字領域を大きくする必要がない。
また、記録紙に常に接した状態にあるプラテンローラに
より正逆両方向の搬送が行なわれることから、例えばカ
ラー印字など、複数回の重ね印字を行なう場合に、各回
の印字開始位置のずれが低減され、色ずれのない画像が
得られるという効果がある。
の熱転写プリンタは、印字時に記録紙とインクフィルム
の剥離を行わず、これらが密着した状態で所定時間維持
し、溶融インク部が十分冷却されてから、記録紙を逆搬
送し、画像後端から記録紙とインクフィルムの剥離を行
なう。これにより、インクの記録紙への転写性を高め、
優れた記録画像が得られるとともに、カット紙を使用し
た場合においても非印字領域を大きくする必要がない。
また、記録紙に常に接した状態にあるプラテンローラに
より正逆両方向の搬送が行なわれることから、例えばカ
ラー印字など、複数回の重ね印字を行なう場合に、各回
の印字開始位置のずれが低減され、色ずれのない画像が
得られるという効果がある。
【図1】 本発明の熱転写プリンタの一実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】 本発明の熱転写プリンタの一実施例における
動作の一例において、1色目の印字開始時の状態を示す
説明図である。
動作の一例において、1色目の印字開始時の状態を示す
説明図である。
【図3】 本発明の熱転写プリンタの一実施例における
動作の一例において、1色目の溶融接着終了時の状態を
示す説明図である。
動作の一例において、1色目の溶融接着終了時の状態を
示す説明図である。
【図4】 本発明の熱転写プリンタの一実施例における
動作の一例において、戻し搬送による剥離転写時の状態
を示す説明図である。
動作の一例において、戻し搬送による剥離転写時の状態
を示す説明図である。
【図5】 本発明の熱転写プリンタの一実施例における
動作の一例において、2色目の印字開始時の状態を示す
説明図である。
動作の一例において、2色目の印字開始時の状態を示す
説明図である。
【図6】 従来の熱転写プリンタの構成図である。
【図7】 従来の熱転写プリンタにおける印字終了時の
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
1…プラテンローラ、2…プレッシャーローラ、3…サ
ーマルヘッド、4…発熱素子、5,6…ガイドローラ、
7…インクフィルムロール、8…インクフィルム、9…
基材、10…インク層、11…記録紙、12…レバー、
13…弾性部材、14…インク像。
ーマルヘッド、4…発熱素子、5,6…ガイドローラ、
7…インクフィルムロール、8…インクフィルム、9…
基材、10…インク層、11…記録紙、12…レバー、
13…弾性部材、14…インク像。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融転写型のインクを記録紙上に転写し
て画像を形成する熱転写プリンタにおいて、プラテンロ
ーラと、前記プラテンローラとの間に前記記録紙を狭持
するプレッシャーローラと、前記インクを担持するイン
クフィルムと、該インクフィルムに担持された前記イン
クを前記記録紙上に転写するサーマルヘッドを具備し、
記録を行なう際には、記録後、前記記録紙と前記インク
フィルムの剥離が行なわれない状態に保持したまま搬送
し、所定の時間経過後、記録時とは逆の方向に前記プラ
テンローラおよびプレッシャーローラを回転させて前記
記録紙と前記インクフィルムを記録時とは反対方向に搬
送するとともに、記録画像後端より前記記録紙と前記イ
ンクフィルムの剥離を行なうことを特徴とする熱転写プ
リンタ。 - 【請求項2】 前記記録紙と前記インクフィルムの往復
動を複数回行なうことにより複数色の記録を行なうこと
を特徴とする請求項1に記載の熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23084394A JPH0890805A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23084394A JPH0890805A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890805A true JPH0890805A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16914163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23084394A Pending JPH0890805A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890805A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103811A (ja) * | 2001-09-29 | 2003-04-09 | Toshiba Corp | 印刷装置、および印刷方法 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23084394A patent/JPH0890805A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003103811A (ja) * | 2001-09-29 | 2003-04-09 | Toshiba Corp | 印刷装置、および印刷方法 |
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