JPH0890886A - インクリボン検知装置 - Google Patents
インクリボン検知装置Info
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- JPH0890886A JPH0890886A JP22959294A JP22959294A JPH0890886A JP H0890886 A JPH0890886 A JP H0890886A JP 22959294 A JP22959294 A JP 22959294A JP 22959294 A JP22959294 A JP 22959294A JP H0890886 A JPH0890886 A JP H0890886A
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- ink
- light
- ink ribbon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インクリボンの位置を正しく検出するリボン検
知装置を提供する。 【構成】発光素子5は白色光を発光する。この発光によ
り、インクリボン6を透過し各インク色毎に特有の透過
特性に従って減衰した所定の2波長の分光が受光素子7
a及び7bに入射する。受光素子7a及び7bは夫々入
射光を電流に変換し、これらの電流を電圧変換器8a及
び8bが電圧値に変換し、これらの電圧値を比較器9a
及び9bが、予め設定されている比較電圧値10a及び
10bと夫々比較し、この比較結果を2値データとして
夫々出力する。これにより、インク色毎に異なる一対の
2値データを得ることができ、これら一対の2値データ
に基づいて容易にインクリボンの色を判別でき、これか
らインクリボンの位置を容易に検出することができる。
知装置を提供する。 【構成】発光素子5は白色光を発光する。この発光によ
り、インクリボン6を透過し各インク色毎に特有の透過
特性に従って減衰した所定の2波長の分光が受光素子7
a及び7bに入射する。受光素子7a及び7bは夫々入
射光を電流に変換し、これらの電流を電圧変換器8a及
び8bが電圧値に変換し、これらの電圧値を比較器9a
及び9bが、予め設定されている比較電圧値10a及び
10bと夫々比較し、この比較結果を2値データとして
夫々出力する。これにより、インク色毎に異なる一対の
2値データを得ることができ、これら一対の2値データ
に基づいて容易にインクリボンの色を判別でき、これか
らインクリボンの位置を容易に検出することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンの色を検
出するインクリボン検知装置に関する。
出するインクリボン検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱転写記録装置の印字には、
ベースフィルム上にインクを塗布したインクリボンが用
いられる。このインクリボンは、記録用紙とほぼ同じ幅
で長尺の帯状をなしている。
ベースフィルム上にインクを塗布したインクリボンが用
いられる。このインクリボンは、記録用紙とほぼ同じ幅
で長尺の帯状をなしている。
【0003】多色刷り印字(カラー印刷)に用いられる
インクリボンの場合は、通常、減法混色のY(イエロ
ー:黄色)、M(マゼンタ:赤色染料)、及びC(シア
ン:緑味のある青色)の三原色、又はこれらの三色に更
に文字などの印字に専用されるBk(ブラック:黒)を
加えた四色のインクを、ベースフィルム上に、長手方向
に順次に並べて繰り返し塗布した形状のインクリボンが
用いられる。そして、これらの色を、重ね塗りによって
種々の割合で混合し、様々な色合いと階調とを表現す
る。
インクリボンの場合は、通常、減法混色のY(イエロ
ー:黄色)、M(マゼンタ:赤色染料)、及びC(シア
ン:緑味のある青色)の三原色、又はこれらの三色に更
に文字などの印字に専用されるBk(ブラック:黒)を
加えた四色のインクを、ベースフィルム上に、長手方向
に順次に並べて繰り返し塗布した形状のインクリボンが
用いられる。そして、これらの色を、重ね塗りによって
種々の割合で混合し、様々な色合いと階調とを表現す
る。
【0004】この多色刷り印字に際しては、インクリボ
ンの色又は位置を検出するために、図8又は図9に示す
ような検知装置を用いている。図8では、インクリボン
1上に形成された各色(インク色a、b及びc)間に特
定のマーキング部2を設け、インクリボン1が移動する
際に反射型フォトセンサ3でマーキング部に印刷された
各種マークを読み取ることによりインクの色を判別して
いる。
ンの色又は位置を検出するために、図8又は図9に示す
ような検知装置を用いている。図8では、インクリボン
1上に形成された各色(インク色a、b及びc)間に特
定のマーキング部2を設け、インクリボン1が移動する
際に反射型フォトセンサ3でマーキング部に印刷された
各種マークを読み取ることによりインクの色を判別して
いる。
【0005】また、図9では、インクリボン1′上に形
成された色セット(同図の場合はインク色a、b及びc
の三色で1セット)間に特定のマーキング部2′を設
け、インクリボン1′が移動する際に反射型フォトセン
サでマークを読み取ることにより特定色(例えばインク
色a)のイニシャル位置を判別している。
成された色セット(同図の場合はインク色a、b及びc
の三色で1セット)間に特定のマーキング部2′を設
け、インクリボン1′が移動する際に反射型フォトセン
サでマークを読み取ることにより特定色(例えばインク
色a)のイニシャル位置を判別している。
【0006】また、上記のようにマーキングを用いず、
例えば特公平2−59070に示すように、色を直接光
センサで判別する方法も知られている。
例えば特公平2−59070に示すように、色を直接光
センサで判別する方法も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
各色間に特定のマーキングを施す方式は、1種類のマー
キングでは色の判別ができないからマーキングの意味が
なく必ず3種類のマーキングが必要となる。このため、
一方では、インクリボンを作成する際、マーキングとこ
れに対応する色とを一致させる管理が煩雑であり、他方
では、印字する際、マーキングの種類を判別するセンサ
の制御が面倒であるという欠点がある。また、図9に示
す色セット間にマーキングを施す方式は、特定の先頭色
を検出するまで空送りされた部分の色が無駄になって不
経済であり、この無駄を避けるため手前の先頭色まで巻
き戻すようにすると、このために一方では作業時間が長
くなり、他方では巻き戻しのための制御が必要となっ
て、やはり種々の問題が発生する。
各色間に特定のマーキングを施す方式は、1種類のマー
キングでは色の判別ができないからマーキングの意味が
なく必ず3種類のマーキングが必要となる。このため、
一方では、インクリボンを作成する際、マーキングとこ
れに対応する色とを一致させる管理が煩雑であり、他方
では、印字する際、マーキングの種類を判別するセンサ
の制御が面倒であるという欠点がある。また、図9に示
す色セット間にマーキングを施す方式は、特定の先頭色
を検出するまで空送りされた部分の色が無駄になって不
経済であり、この無駄を避けるため手前の先頭色まで巻
き戻すようにすると、このために一方では作業時間が長
くなり、他方では巻き戻しのための制御が必要となっ
て、やはり種々の問題が発生する。
【0008】また、そればかりでなく、上記のようにマ
ーキングを用いてインクリボンの色又は位置を検出する
ためには、インクリボン上に、印刷(印字)に使用する
インク部分の他に、マーキング部として使用する領域も
必要となるため、インクリボンが一層長尺となり、この
ためインクリボンカセットが大型化するという欠点があ
る。また、インクリボンの作成にあたっては、インク塗
布の工程に更にマークを付加する工程も加わって、この
ためインクリボンの価格が上昇してしまうという問題も
あった。
ーキングを用いてインクリボンの色又は位置を検出する
ためには、インクリボン上に、印刷(印字)に使用する
インク部分の他に、マーキング部として使用する領域も
必要となるため、インクリボンが一層長尺となり、この
ためインクリボンカセットが大型化するという欠点があ
る。また、インクリボンの作成にあたっては、インク塗
布の工程に更にマークを付加する工程も加わって、この
ためインクリボンの価格が上昇してしまうという問題も
あった。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
インクリボンの色を直接正しく検出するインクリボン検
知装置を提供することである。
インクリボンの色を直接正しく検出するインクリボン検
知装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
インクリボン検知装置の構成について述べる。本発明の
インクリボン検知装置は、白色光を出射する発光素子
と、該発光素子より出射される光を複数色を有するイン
クリボンを介して受光し第1の特定波長に感度波長を有
する第1の受光素子と、上記発光素子より出射される光
を複数色を有するインクリボンを介して受光し上記第1
の特定波長とは異なる第2の特定波長に感度波長を有す
る第2の受光素子と、上記第1の受光素子からの出力を
基準値と比較する第1の比較手段と、上記第2の受光素
子からの出力を基準値と比較する第2の比較手段と、上
記第1の比較手段及び上記第2の比較手段からの出力に
基づき上記インクリボンの色を判断する判断手段とを有
して構成される。
インクリボン検知装置の構成について述べる。本発明の
インクリボン検知装置は、白色光を出射する発光素子
と、該発光素子より出射される光を複数色を有するイン
クリボンを介して受光し第1の特定波長に感度波長を有
する第1の受光素子と、上記発光素子より出射される光
を複数色を有するインクリボンを介して受光し上記第1
の特定波長とは異なる第2の特定波長に感度波長を有す
る第2の受光素子と、上記第1の受光素子からの出力を
基準値と比較する第1の比較手段と、上記第2の受光素
子からの出力を基準値と比較する第2の比較手段と、上
記第1の比較手段及び上記第2の比較手段からの出力に
基づき上記インクリボンの色を判断する判断手段とを有
して構成される。
【0011】上記の第1の受光素子及び第2の受光素子
は、例えば請求項2記載のように、上記発光素子から出
射され上記インクリボンを透過した光を受光するように
構成される。また、例えば請求項3記載のように、上記
発光素子から出射され上記インクリボンで反射した光を
受光するように構成される。また、例えば請求項4記載
のように、上記発光素子から出射された光を、イエロ
ー、マゼンタ及びシアンの各色を有するインクリボンを
介して受光するように構成される。
は、例えば請求項2記載のように、上記発光素子から出
射され上記インクリボンを透過した光を受光するように
構成される。また、例えば請求項3記載のように、上記
発光素子から出射され上記インクリボンで反射した光を
受光するように構成される。また、例えば請求項4記載
のように、上記発光素子から出射された光を、イエロ
ー、マゼンタ及びシアンの各色を有するインクリボンを
介して受光するように構成される。
【0012】そして、例えば請求項5記載のように、上
記第1の受光素子は緑色に感度波長を有し、上記第2の
受光素子は赤色に感度波長を有するように構成される。
記第1の受光素子は緑色に感度波長を有し、上記第2の
受光素子は赤色に感度波長を有するように構成される。
【0013】
【作用】この発明のインクリボン検知装置では、発光素
子から出射された白色光が複数色例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各色を有するインクリボンを透過し又は
反射する。その透過又は反射した光を受光して一方では
第1の受光素子が第1の特定波長例えば緑色により良く
感応し他方では第2の受光素子が上記緑色とは異なる第
2の特定波長例えば赤色に感度波長を有する。これら第
1の受光素子からの出力を基準値と比較する第1の比較
手段の出力と第2の受光素子からの出力を基準値と比較
する第2の比較手段の出力とに基づいて、判断手段が上
記インクリボンの色を判断する。
子から出射された白色光が複数色例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各色を有するインクリボンを透過し又は
反射する。その透過又は反射した光を受光して一方では
第1の受光素子が第1の特定波長例えば緑色により良く
感応し他方では第2の受光素子が上記緑色とは異なる第
2の特定波長例えば赤色に感度波長を有する。これら第
1の受光素子からの出力を基準値と比較する第1の比較
手段の出力と第2の受光素子からの出力を基準値と比較
する第2の比較手段の出力とに基づいて、判断手段が上
記インクリボンの色を判断する。
【0014】これにより、インクリボンの色を正しく検
出することができる。
出することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、発光素子5は、不図示の制
御部から制御されるこれも不図示のドライバにより駆動
されて白色光を発光する。この発光による照射光はイン
クリボン7を透過し、インクリボン6に塗布されている
各インクの色毎に特有の透過特性に従って減衰して受光
素子7a(第1の受光素子)及び受光素子7b(第2の
受光素子)に入射する。
ながら詳述する。図1は、一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、発光素子5は、不図示の制
御部から制御されるこれも不図示のドライバにより駆動
されて白色光を発光する。この発光による照射光はイン
クリボン7を透過し、インクリボン6に塗布されている
各インクの色毎に特有の透過特性に従って減衰して受光
素子7a(第1の受光素子)及び受光素子7b(第2の
受光素子)に入射する。
【0016】受光素子7aは、例えばホトダイオード等
からなり、入射した透過光を電流に変換して、この変換
した電流を電圧変換器8aに出力する。電圧変換器8a
は受光素子7aから入力される電流をアナログ電圧値に
変換してこの電圧値を比較器9aに出力する。比較器9
aは電圧変換器8aから入力される電圧値と予め設定さ
れている基準値すなわち比較電圧値10aとを比較して
この比較結果を2値データとし判断回路11に出力す
る。他方の受光素子7b、電圧変換器8b、比較器9
b、及び比較電圧値10bも、上述した受光素子7a、
電圧変換器8a、比較器9a、及び比較電圧値10aと
同様に構成されている。
からなり、入射した透過光を電流に変換して、この変換
した電流を電圧変換器8aに出力する。電圧変換器8a
は受光素子7aから入力される電流をアナログ電圧値に
変換してこの電圧値を比較器9aに出力する。比較器9
aは電圧変換器8aから入力される電圧値と予め設定さ
れている基準値すなわち比較電圧値10aとを比較して
この比較結果を2値データとし判断回路11に出力す
る。他方の受光素子7b、電圧変換器8b、比較器9
b、及び比較電圧値10bも、上述した受光素子7a、
電圧変換器8a、比較器9a、及び比較電圧値10aと
同様に構成されている。
【0017】判断回路11は、上記比較器9a及び9b
から入力される2個の2値データに基づいて、詳しくは
後述するインクリボンの色判断を行って、その判断結果
を不図示の所定回路に出力する。
から入力される2個の2値データに基づいて、詳しくは
後述するインクリボンの色判断を行って、その判断結果
を不図示の所定回路に出力する。
【0018】図2に、上記発光素子5、インクリボン
6、受光素子7a、及び受光素子7bの配置状態を示
す。同図において、インクリボン6は、樹脂製の透明な
ベースフィルム上にインク色a(例えばイエローY)、
インク色b(例えばマゼンタM)、及びインク色c(例
えばシアンC)が面順次に繰り返し塗布されて形成され
ている。このインクリボン6は、未使用部分が送出コア
6−1に巻かれて保持されており、送出コア6−1から
図の矢印Aで示す右上から左下方向に送り出され、不図
示の駆動機構により回転駆動される巻取コア6−2によ
って巻き取られる。上記のインクリボン6を挟んで上方
には発光素子5が配設され下方に受光素子7a及び受光
素子7bが配設されている。勿論、下方に発光素子5を
配設し上方に2個の受光素子7a及び7bを配設しても
よい。
6、受光素子7a、及び受光素子7bの配置状態を示
す。同図において、インクリボン6は、樹脂製の透明な
ベースフィルム上にインク色a(例えばイエローY)、
インク色b(例えばマゼンタM)、及びインク色c(例
えばシアンC)が面順次に繰り返し塗布されて形成され
ている。このインクリボン6は、未使用部分が送出コア
6−1に巻かれて保持されており、送出コア6−1から
図の矢印Aで示す右上から左下方向に送り出され、不図
示の駆動機構により回転駆動される巻取コア6−2によ
って巻き取られる。上記のインクリボン6を挟んで上方
には発光素子5が配設され下方に受光素子7a及び受光
素子7bが配設されている。勿論、下方に発光素子5を
配設し上方に2個の受光素子7a及び7bを配設しても
よい。
【0019】ところで、上記のインクリボン6の有する
インク色a、b、cの各色に対して光の透過率は波長に
よって夫々異なる。図3は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)及びシアン(C)の三色によって構成されるイン
クリボンを例にとった場合の各色のリボン分光透過特性
図である。同図は縦軸に透過率、横軸に可視領域の光の
波長を示している。同図に示すように、イエロー(Y)
は、波長400〜440nm(ナノメートル)では透過
率が20%程度であり、以後520nmまで波長が長く
なるに従い透過率が急激に上昇し、520nmから70
0nmまでおよそ70%の透過率を維持している。マゼ
ンタ(M)は、波長400〜440nmでは透過率がお
よそ40%、520〜570nmでおよそ5%、630
〜700nmでおよそ65%であり、これらの中間では
急激に下降と上昇を示している。そして、シアン(C)
の透過特性は、400〜550nmにおいて低部を40
%、頂点を70%とするサインカーブを示し、以後60
0nmまで急激に透過率が低下し、600nmからは7
00nmまでほぼ12%を維持している。
インク色a、b、cの各色に対して光の透過率は波長に
よって夫々異なる。図3は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)及びシアン(C)の三色によって構成されるイン
クリボンを例にとった場合の各色のリボン分光透過特性
図である。同図は縦軸に透過率、横軸に可視領域の光の
波長を示している。同図に示すように、イエロー(Y)
は、波長400〜440nm(ナノメートル)では透過
率が20%程度であり、以後520nmまで波長が長く
なるに従い透過率が急激に上昇し、520nmから70
0nmまでおよそ70%の透過率を維持している。マゼ
ンタ(M)は、波長400〜440nmでは透過率がお
よそ40%、520〜570nmでおよそ5%、630
〜700nmでおよそ65%であり、これらの中間では
急激に下降と上昇を示している。そして、シアン(C)
の透過特性は、400〜550nmにおいて低部を40
%、頂点を70%とするサインカーブを示し、以後60
0nmまで急激に透過率が低下し、600nmからは7
00nmまでほぼ12%を維持している。
【0020】このように光の波長毎及びインクの色毎に
透過率が異なることによって、透過した同一の波長の光
を検出して、これを電圧変換すれば、インクの色毎に異
なる電圧値を得ることができ、一方、同一のインク色を
透過した波長の異なる二つの光(分光)を検出して、こ
れらを電圧変換すれば、一つの色に対し分光の波長に応
じた異なる2つの電圧値を得ることができる。図2に示
した受光素子7a及び7bは、そのような分光を検出す
るために設けられている。
透過率が異なることによって、透過した同一の波長の光
を検出して、これを電圧変換すれば、インクの色毎に異
なる電圧値を得ることができ、一方、同一のインク色を
透過した波長の異なる二つの光(分光)を検出して、こ
れらを電圧変換すれば、一つの色に対し分光の波長に応
じた異なる2つの電圧値を得ることができる。図2に示
した受光素子7a及び7bは、そのような分光を検出す
るために設けられている。
【0021】図4は、上記2個の受光素子7a及び7b
の分光感度特性を示す図である。同図は受光素子7aの
分光感度特性を曲線12aで示し、受光素子7bの分光
感度特性を曲線12bで示している。同図に示すよう
に、受光素子7aは波長563nm近傍の光(緑)に対
して良く感応する分光感度特性を有し、他方、受光素子
7bは、波長685nm近傍の光(赤)に対して良く感
応する分光感度特性を有している。
の分光感度特性を示す図である。同図は受光素子7aの
分光感度特性を曲線12aで示し、受光素子7bの分光
感度特性を曲線12bで示している。同図に示すよう
に、受光素子7aは波長563nm近傍の光(緑)に対
して良く感応する分光感度特性を有し、他方、受光素子
7bは、波長685nm近傍の光(赤)に対して良く感
応する分光感度特性を有している。
【0022】以上のように構成される本実施例におい
て、インクリボン6の色を判別(判断)する方法を、図
5(a),(b) に示す図表を用いて説明する。図5(a),(b)
は、インク色が三色のときに色判別を行う場合の具体例
を示す図表である。同図(a) に示す図表は、上欄横に2
個の受光素子7a及び7bによりそれぞれ検出される二
つの異なる波長563nmの光(緑)と685nmの光
(赤)が示され、左欄縦にインクリボン7に配設されて
いる三種類のインク色、イエロー(R)、マゼンタ
(M)、シアン(C)が示されている。これら二種類の
波長光と三種類のインク色とが対応する欄には、これら
のインク色を、白色光が透過したとき、その分光(緑と
赤)の透過光量に対応して図1の受光素子7aと7b及
び電圧変換器8aと8bを介して出力される電圧値が示
されている。
て、インクリボン6の色を判別(判断)する方法を、図
5(a),(b) に示す図表を用いて説明する。図5(a),(b)
は、インク色が三色のときに色判別を行う場合の具体例
を示す図表である。同図(a) に示す図表は、上欄横に2
個の受光素子7a及び7bによりそれぞれ検出される二
つの異なる波長563nmの光(緑)と685nmの光
(赤)が示され、左欄縦にインクリボン7に配設されて
いる三種類のインク色、イエロー(R)、マゼンタ
(M)、シアン(C)が示されている。これら二種類の
波長光と三種類のインク色とが対応する欄には、これら
のインク色を、白色光が透過したとき、その分光(緑と
赤)の透過光量に対応して図1の受光素子7aと7b及
び電圧変換器8aと8bを介して出力される電圧値が示
されている。
【0023】即ち、同図(a) には,波長563nmの透
過分光(緑)による電圧値は、インク色がイエロー
(R)、マゼンタ(M)、シアン(C)に対し、夫々3
30mV、60mV、90mVであることが示されてい
る。これらの電圧値は、図3のリボン分光透過特性図の
緑の波長領域を示す縦破線31と夫々の曲線Y、M及び
Cとが交わる点が示す透過率、夫々およそ70%前後、
5%前後、30%前後の光量に対応する電圧値である。
過分光(緑)による電圧値は、インク色がイエロー
(R)、マゼンタ(M)、シアン(C)に対し、夫々3
30mV、60mV、90mVであることが示されてい
る。これらの電圧値は、図3のリボン分光透過特性図の
緑の波長領域を示す縦破線31と夫々の曲線Y、M及び
Cとが交わる点が示す透過率、夫々およそ70%前後、
5%前後、30%前後の光量に対応する電圧値である。
【0024】また、波長685nmの透過分光(赤)に
よる電圧値は、インク色がイエロー(R)、マゼンタ
(M)、シアン(C)に対し、夫々1910mV、18
50mV、350mVであることが示されている。これ
らの電圧値も、図3のリボン分光透過特性図の、この場
合は赤の波長領域を示す縦破線32と夫々の曲線Y
(1)、M(2)、C(3)とが交わる点が示す透過
率、夫々およそ68%前後、45%前後、12%前後の
光量に対応する電圧値である。
よる電圧値は、インク色がイエロー(R)、マゼンタ
(M)、シアン(C)に対し、夫々1910mV、18
50mV、350mVであることが示されている。これ
らの電圧値も、図3のリボン分光透過特性図の、この場
合は赤の波長領域を示す縦破線32と夫々の曲線Y
(1)、M(2)、C(3)とが交わる点が示す透過
率、夫々およそ68%前後、45%前後、12%前後の
光量に対応する電圧値である。
【0025】このとき、このような電圧変換器8a及び
8bからの出力に対応して、比較電圧10a及び10b
に適宜の比較電圧(基準値)を設定すれば、二つの比較
器9a、9bの出力から、一つのインク色に対応する二
波長の光による一対の2値化データが、四組得られる。
8bからの出力に対応して、比較電圧10a及び10b
に適宜の比較電圧(基準値)を設定すれば、二つの比較
器9a、9bの出力から、一つのインク色に対応する二
波長の光による一対の2値化データが、四組得られる。
【0026】これは、例えば、上記図5(a) の図表の電
圧値に対して、波長563nmのときの比較電圧として
260mVを比較電圧10aに設定し、波長685nm
のときの比較電圧として1100mVを比較電圧10b
に設定する。上記の比較電圧260mVは、図3の緑の
透過率およそ48%(図3の点33参照)のときの変換
電圧値に対応しており、上記の1100mVは、図3の
赤の透過率およそ35%(図3の点34参照)のときの
変換電圧値に対応している。これらの点33及び点34
は、いずれも、図3のリボン分光透過特性図においてイ
ンク色Y、M、C三色の内何れか一色を分離する点を示
している。
圧値に対して、波長563nmのときの比較電圧として
260mVを比較電圧10aに設定し、波長685nm
のときの比較電圧として1100mVを比較電圧10b
に設定する。上記の比較電圧260mVは、図3の緑の
透過率およそ48%(図3の点33参照)のときの変換
電圧値に対応しており、上記の1100mVは、図3の
赤の透過率およそ35%(図3の点34参照)のときの
変換電圧値に対応している。これらの点33及び点34
は、いずれも、図3のリボン分光透過特性図においてイ
ンク色Y、M、C三色の内何れか一色を分離する点を示
している。
【0027】このことによって、波長563nm(緑)
に対しイエロー(Y)は、その変換電圧330mVの方
が比較電圧260mVよりも高いから比較器9aからは
“1”が出力される。また、波長650mm(赤)に対
しても、イエロー(Y)は、その変換電圧1910mV
の方が比較電圧1100mVよりも高いから比較器9b
からは“1”が出力される。同様にしてマゼンタ(M)
の場合は“0”と“1”が出力され、シアン(C)の場
合は“0”と“0”が出力される。これによって、同図
(b) の図表に示す2値データが得られる。この図表か
ら、比較器9a、9bの出力が「1、1」であればイン
ク色はイエロー(Y)であり、出力が「0、1」であれ
ばマゼンタ(M)であり、出力が「0、0」であればシ
アン(C)であることが容易に判明する。
に対しイエロー(Y)は、その変換電圧330mVの方
が比較電圧260mVよりも高いから比較器9aからは
“1”が出力される。また、波長650mm(赤)に対
しても、イエロー(Y)は、その変換電圧1910mV
の方が比較電圧1100mVよりも高いから比較器9b
からは“1”が出力される。同様にしてマゼンタ(M)
の場合は“0”と“1”が出力され、シアン(C)の場
合は“0”と“0”が出力される。これによって、同図
(b) の図表に示す2値データが得られる。この図表か
ら、比較器9a、9bの出力が「1、1」であればイン
ク色はイエロー(Y)であり、出力が「0、1」であれ
ばマゼンタ(M)であり、出力が「0、0」であればシ
アン(C)であることが容易に判明する。
【0028】尚、波長563nm(緑)に感応する受光
素子の代わりに、波長580nm(黄)に感応する受光
素子を用いても同様な結果が得られる。また、透過分光
の代わりに反射分光を用いても、やはり同様の結果が得
られる。
素子の代わりに、波長580nm(黄)に感応する受光
素子を用いても同様な結果が得られる。また、透過分光
の代わりに反射分光を用いても、やはり同様の結果が得
られる。
【0029】なお、上記図5(a) 示す異なる波長光に対
応してインク色毎に定まる電圧値は、受光素子7a、7
bの特性又は電圧変換器8a、8bの回路構成の違いに
よって、上記図表に示す値とは異なる値をとる場合があ
るが、その場合でも、値がこの図表と違っていれば違っ
ているなりに、波長と色とに対応する強弱の傾向は、図
3に示したリボン分光特性曲線の示す傾向に従うから、
その場合に相応する適宜の基準値を設定すれば同様の結
果が得られる。
応してインク色毎に定まる電圧値は、受光素子7a、7
bの特性又は電圧変換器8a、8bの回路構成の違いに
よって、上記図表に示す値とは異なる値をとる場合があ
るが、その場合でも、値がこの図表と違っていれば違っ
ているなりに、波長と色とに対応する強弱の傾向は、図
3に示したリボン分光特性曲線の示す傾向に従うから、
その場合に相応する適宜の基準値を設定すれば同様の結
果が得られる。
【0030】続いて、四色の場合の色判定について説明
する。図6(a) は四色の色判定を行う場合のアルゴリズ
ムを説明する図表である。同図示すように、分光する二
つの波長光を、高い波長hg及び低い波長lwとして上
欄横に示している。これらの波長は、例えば青の500
nm及び赤の685nmである。そして、四色のインク
色を、インク色1、インク色2、インク色3及びインク
色4として左欄縦に示している。これらの色は、例えば
イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及び黒
(Bk)である。
する。図6(a) は四色の色判定を行う場合のアルゴリズ
ムを説明する図表である。同図示すように、分光する二
つの波長光を、高い波長hg及び低い波長lwとして上
欄横に示している。これらの波長は、例えば青の500
nm及び赤の685nmである。そして、四色のインク
色を、インク色1、インク色2、インク色3及びインク
色4として左欄縦に示している。これらの色は、例えば
イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及び黒
(Bk)である。
【0031】図7は、上記のイエロー(Y)、シアン
(C)、マゼンタ(M)及び黒(Bk)からなる4色の
リボン透過特性曲線図である。同図は、図3に示したリ
ボン透過特性曲線図に黒(Bk)を付け加えて示したも
のである。但し、黒(Bk)は光を全く透過させないた
め、図7のリボン透過特性図において、黒(Bk)のリ
ボン透過特性曲線は横軸と同一である。
(C)、マゼンタ(M)及び黒(Bk)からなる4色の
リボン透過特性曲線図である。同図は、図3に示したリ
ボン透過特性曲線図に黒(Bk)を付け加えて示したも
のである。但し、黒(Bk)は光を全く透過させないた
め、図7のリボン透過特性図において、黒(Bk)のリ
ボン透過特性曲線は横軸と同一である。
【0032】上記図6(a) の図表において、二つの波長
hg及び波長lwの光と四種類のインク色1、インク色
2、インク色3及びインク色4とが対応する欄には、こ
れらのインク色を、これらの光が透過したときの透過光
量に対応して図1の受光素子7a、7b及び電圧変換器
8a、8bを介して出力される電圧値が示されている。
即ち、波長hgのとき、その透過光による電圧値は、イ
ンク色1、インク色2、インク色3及びインク色4に対
し、夫々Va、Vb、Vc及びVdである。これらの電
圧値は、例えば図7のリボン分光透過特性図において、
青の波長領域を示す縦の実線41と夫々交わる特性曲線
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒
(Bk)の交点が示す透過率に対応する電圧値である。
同図では、参考として、インク色1、インク色2、イン
ク色3及びインク色4と、例えばイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)及び黒(Bk)とを対比する
ことを容易にするために、特性曲線を示す色記号Y、
M、C、Bkに図表の色番号1、2、3、4を夫々括弧
付で示している。
hg及び波長lwの光と四種類のインク色1、インク色
2、インク色3及びインク色4とが対応する欄には、こ
れらのインク色を、これらの光が透過したときの透過光
量に対応して図1の受光素子7a、7b及び電圧変換器
8a、8bを介して出力される電圧値が示されている。
即ち、波長hgのとき、その透過光による電圧値は、イ
ンク色1、インク色2、インク色3及びインク色4に対
し、夫々Va、Vb、Vc及びVdである。これらの電
圧値は、例えば図7のリボン分光透過特性図において、
青の波長領域を示す縦の実線41と夫々交わる特性曲線
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒
(Bk)の交点が示す透過率に対応する電圧値である。
同図では、参考として、インク色1、インク色2、イン
ク色3及びインク色4と、例えばイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)及び黒(Bk)とを対比する
ことを容易にするために、特性曲線を示す色記号Y、
M、C、Bkに図表の色番号1、2、3、4を夫々括弧
付で示している。
【0033】同図のリボン透過特性図から明らかなよう
に、500nm(青)領域の透過率およそ35%の点
(図の点42参照)に対応する電圧値を比較電圧Vsと
すれば、この比較電圧にVsに対して500nm(青)
によるY(1)及びC(2)の透過光変換電圧Va及び
Vbは“1”に2値化される。また、この比較電圧にV
sに対して500nm(青)によるM(3)及びBk
(4)の透過光変換電圧Vc及びVdは“0”に2値化
される。図6(b) の図表の縦の中欄は、このような場合
の図1の比較器9aの出力を示している。
に、500nm(青)領域の透過率およそ35%の点
(図の点42参照)に対応する電圧値を比較電圧Vsと
すれば、この比較電圧にVsに対して500nm(青)
によるY(1)及びC(2)の透過光変換電圧Va及び
Vbは“1”に2値化される。また、この比較電圧にV
sに対して500nm(青)によるM(3)及びBk
(4)の透過光変換電圧Vc及びVdは“0”に2値化
される。図6(b) の図表の縦の中欄は、このような場合
の図1の比較器9aの出力を示している。
【0034】同じく図7のリボン透過特性図から明らか
なように、685nm(赤)領域の透過率、即ちこれも
およそ35%の点(図の点34参照)に対応する電圧値
を比較電圧Vtとすれば、この比較電圧にVtに対して
685nm(赤)によるY(1)及びM(3)の透過光
変換電圧Ve及びVgは“1”に2値化される。また、
この比較電圧にVtに対して685nm(赤)によるC
(2)及びBk(4)の透過光変換電圧Vf及びVhは
“0”に2値化される。図6(b) の図表の縦の右欄は、
このような場合の図1の比較器9bの出力を示してい
る。
なように、685nm(赤)領域の透過率、即ちこれも
およそ35%の点(図の点34参照)に対応する電圧値
を比較電圧Vtとすれば、この比較電圧にVtに対して
685nm(赤)によるY(1)及びM(3)の透過光
変換電圧Ve及びVgは“1”に2値化される。また、
この比較電圧にVtに対して685nm(赤)によるC
(2)及びBk(4)の透過光変換電圧Vf及びVhは
“0”に2値化される。図6(b) の図表の縦の右欄は、
このような場合の図1の比較器9bの出力を示してい
る。
【0035】このように、任意の四色のインク色に白色
光を透過させ、適宜の二波長の分光を検出することによ
り、図6(b) の図表に示すように、色毎に異なる一対の
2値データを得ることができる。同図(b) に明かなよう
に、比較器9a及び9bの出力が「1、1」であればイ
ンク色1、出力が「1、0」であればインク色2、出力
が「0、1」であればインク色3、そして出力が「0、
0」であればインク色4であることが容易に判明する。
このように、4色の場合も容易にインクリボンの色を判
別することができる。尚、この場合も、三色の場合と同
様に、反射光を用いても良い結果が得られることは明ら
かである。
光を透過させ、適宜の二波長の分光を検出することによ
り、図6(b) の図表に示すように、色毎に異なる一対の
2値データを得ることができる。同図(b) に明かなよう
に、比較器9a及び9bの出力が「1、1」であればイ
ンク色1、出力が「1、0」であればインク色2、出力
が「0、1」であればインク色3、そして出力が「0、
0」であればインク色4であることが容易に判明する。
このように、4色の場合も容易にインクリボンの色を判
別することができる。尚、この場合も、三色の場合と同
様に、反射光を用いても良い結果が得られることは明ら
かである。
【0036】尚、本実施例では、上記の波長hgとイン
ク色1、2、3、4とに対応する変換電圧Va〜Vdに
対して設定する比較電圧Vsと、波長lwとインク色
1、2、3、4とに対応する変換電圧Ve〜Vhに対し
て設定する比較電圧Vtは、次の不等式から求めてい
る。
ク色1、2、3、4とに対応する変換電圧Va〜Vdに
対して設定する比較電圧Vsと、波長lwとインク色
1、2、3、4とに対応する変換電圧Ve〜Vhに対し
て設定する比較電圧Vtは、次の不等式から求めてい
る。
【0037】 min(Va,Vb)>Vs>max(Vc,Vd) min(Ve,Vg)>Vt>max(Vf,Vh) 上記「min」は二つの値Va,Vb(又はVe,V
g)の内何れか小さな方の値をとることを表わし、「m
ax」は二つの値Vc,Vd(又はVf,Vh)の内何
れか大きな方の値をとることを表わしている。
g)の内何れか小さな方の値をとることを表わし、「m
ax」は二つの値Vc,Vd(又はVf,Vh)の内何
れか大きな方の値をとることを表わしている。
【0038】また、三色の場合は、不等式を、 Va>Vs>max(Vb,Vc) min(Ve,Vf)>Vt>Vg とすれば、このとき選択する二つの波長hg,lwと、
これに対して設定する比較値Vs,Vtとに対応して、
比較器9a、9bの出力から得られる一対3組の2値デ
ータは、図5(b) に示した「(1、1)、(0、1)、
(0、0)」になる。
これに対して設定する比較値Vs,Vtとに対応して、
比較器9a、9bの出力から得られる一対3組の2値デ
ータは、図5(b) に示した「(1、1)、(0、1)、
(0、0)」になる。
【0039】また、不等式を、 min(Va,Vb)>Vs>Vc min(Ve,Vg)>Vt>Vf としてもよく、この場合は、比較器9a、9bの出力か
ら得られる2値データは、「(1、1)、(1、0)、
(0、1)」である。なお、比較器9a、9bの出力か
ら得られる2値データを、「(1、0)、(0、1)、
(0、0)」になるように、不等式を設定することもで
きる。
ら得られる2値データは、「(1、1)、(1、0)、
(0、1)」である。なお、比較器9a、9bの出力か
ら得られる2値データを、「(1、0)、(0、1)、
(0、0)」になるように、不等式を設定することもで
きる。
【0040】尚、上述した実施例では、色の判別を四色
で説明ているが、四色に限ることなく、受光素子によっ
て感応する波長の種類を適宜に増やし、これに応じて比
較器を増設するようにして、三つ以上の2値データから
なる色毎に対応した比較器出力を得るようにすれば、五
色以上のインク色の場合であっても同様に位置検出が可
能である。
で説明ているが、四色に限ることなく、受光素子によっ
て感応する波長の種類を適宜に増やし、これに応じて比
較器を増設するようにして、三つ以上の2値データから
なる色毎に対応した比較器出力を得るようにすれば、五
色以上のインク色の場合であっても同様に位置検出が可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、異なる波長光によるインクリボンの透過又は反射
を光電変換することにより、色毎に異なる2値データの
組を得ることができるので、直接インクリボンの色を色
毎に正しく検出することが容易となり、したがって、イ
ンクリボン上にインク以外の検出用マークなどを添設す
る必要がなく、これにより、インクリボンに無駄がなく
なり且つインクリボンの製造工程も簡略になるためコス
トが低減し、また、実用上における印字作業においても
インクリボンの送り戻しなどの時間の無駄が解消され印
字能率が向上する。
れば、異なる波長光によるインクリボンの透過又は反射
を光電変換することにより、色毎に異なる2値データの
組を得ることができるので、直接インクリボンの色を色
毎に正しく検出することが容易となり、したがって、イ
ンクリボン上にインク以外の検出用マークなどを添設す
る必要がなく、これにより、インクリボンに無駄がなく
なり且つインクリボンの製造工程も簡略になるためコス
トが低減し、また、実用上における印字作業においても
インクリボンの送り戻しなどの時間の無駄が解消され印
字能率が向上する。
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】発光素子、インクリボン及び各受光素子の配置
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図3】イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン
(C)の三色によって構成されるインクリボンを例にと
った場合の各色のリボン分光透過特性図である。
(C)の三色によって構成されるインクリボンを例にと
った場合の各色のリボン分光透過特性図である。
【図4】2個の受光素子の分光感度特性を示す図であ
る。
る。
【図5】(a),(b) はインク色が三色のときに色判別を行
う場合の具体例を示す図表である。
う場合の具体例を示す図表である。
【図6】(a),(b) は四色の色判別を行う場合のアルゴリ
ズムを説明する図表である。
ズムを説明する図表である。
【図7】イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ
(M)及び黒(Bk)のリボン透過特性曲線図である。
(M)及び黒(Bk)のリボン透過特性曲線図である。
【図8】従来のインククリボン色を判別する方法を説明
する図(その1)である。
する図(その1)である。
【図9】従来のインククリボン色を判別する方法を説明
する図(その2)である。
する図(その2)である。
1、1′ インクリボン 2、2′ マーキング部 3 反射型フォトセンサ 5 発光素子 6 インクリボン 6−1 送出コア 6−2 巻取コア 7a、7b 受光素子 8a、8b 電圧変換器 9a、9b 比較器 10a、10b 比較電圧 11 判断回路 Y(1) イエローの分光透過特性曲線 M(2) マゼンタの分光透過特性曲線 C(3) シアンの分光透過特性曲線 Bk(4) 黒の分光透過特性曲線 12a、12b 受光素子の分光感度特性曲線
Claims (5)
- 【請求項1】 白色光を出射する発光素子と、 該発光素子より出射される光を複数色を有するインクリ
ボンを介して受光し第1の特定波長に感度波長を有する
第1の受光素子と、 前記発光素子より出射される光を複数色を有するインク
リボンを介して受光し前記第1の特定波長とは異なる第
2の特定波長に感度波長を有する第2の受光素子と、 前記第1の受光素子からの出力を基準値と比較する第1
の比較手段と、 前記第2の受光素子からの出力を基準値と比較する第2
の比較手段と、 前記第1の比較手段及び前記第2の比較手段からの出力
に基づき前記インクリボンの色を判断する判断手段と、 を有することを特徴とするインクリボン検知装置。 - 【請求項2】 前記第1の受光素子及び前記第2の受光
素子は、前記発光素子から出射され前記インクリボンを
透過した光を受光することを特徴とする請求項1記載の
インクリボン検知装置。 - 【請求項3】 前記第1の受光素子及び前記第2の受光
素子は、前記発光素子から出射され前記インクリボンで
反射した光を受光することを特徴とする請求項1記載の
インクリボン検知装置。 - 【請求項4】 前記第1の受光素子及び前記第2の受光
素子は、前記発光素子から出射された光を、イエロー、
マゼンタ及びシアンの各色を備えたインクリボンを介し
て受光することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
インクリボン検知装置。 - 【請求項5】 前記第1の受光素子は緑色に感度波長を
有し、前記第2の受光素子は赤色に感度波長を有するこ
とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のインクリ
ボン検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22959294A JPH0890886A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | インクリボン検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22959294A JPH0890886A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | インクリボン検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890886A true JPH0890886A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16894605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22959294A Withdrawn JPH0890886A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | インクリボン検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890886A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000127581A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-05-09 | Acer Peripherals Inc | インクリボン位置決めシステム |
| JP2009051154A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Nidec Sankyo Corp | 熱転写印刷装置 |
| WO2019155991A1 (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-15 | 日本電産サンキョー株式会社 | インクリボンの色判定装置、印刷装置、インクリボンの色判定方法 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22959294A patent/JPH0890886A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000127581A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-05-09 | Acer Peripherals Inc | インクリボン位置決めシステム |
| JP2009051154A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Nidec Sankyo Corp | 熱転写印刷装置 |
| WO2019155991A1 (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-15 | 日本電産サンキョー株式会社 | インクリボンの色判定装置、印刷装置、インクリボンの色判定方法 |
| JP2019136945A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | インクリボンの色判定装置、印刷装置、インクリボンの色判定方法 |
| CN111683817A (zh) * | 2018-02-09 | 2020-09-18 | 日本电产三协株式会社 | 墨带颜色判定装置、印刷装置、墨带的颜色判定方法 |
| CN111683817B (zh) * | 2018-02-09 | 2022-02-11 | 日本电产三协株式会社 | 墨带颜色判定装置、印刷装置、墨带的颜色判定方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |