JPH0891293A - 二重反転プロペラ用軸受装置 - Google Patents
二重反転プロペラ用軸受装置Info
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- JPH0891293A JPH0891293A JP25160594A JP25160594A JPH0891293A JP H0891293 A JPH0891293 A JP H0891293A JP 25160594 A JP25160594 A JP 25160594A JP 25160594 A JP25160594 A JP 25160594A JP H0891293 A JPH0891293 A JP H0891293A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 49
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/32—Other parts
- B63H23/321—Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H23/00—Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
- B63H23/32—Other parts
- B63H23/321—Bearings or seals specially adapted for propeller shafts
- B63H2023/323—Bearings for coaxial propeller shafts, e.g. for driving propellers of the counter-rotative type
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内軸23と外軸とが反対方向にほぼ等速度
で回転するエンジンの高回転域においては潤滑油の動圧
による負荷容量のみで内軸23を支え、動圧のみでは十
分な負荷容量を発生することが困難な低回転域において
は給油圧力を高くして静圧を付加することによって負荷
容量を確保することができる二重反転プロペラ用軸受装
置を提供することを課題とする。 【構成】 内軸23の中央給油通路28および放射状
給油孔29を通して内軸23から内側軸受26の内周面
に潤滑油を供給するとともに、内側軸受26の内周面に
複数の凹凸形状部(テーパーランド42)を形成し、凹
凸形状部42とは異なる内周面(ランド面41)に放射
状給油孔29を対向させたことを特徴とする。
で回転するエンジンの高回転域においては潤滑油の動圧
による負荷容量のみで内軸23を支え、動圧のみでは十
分な負荷容量を発生することが困難な低回転域において
は給油圧力を高くして静圧を付加することによって負荷
容量を確保することができる二重反転プロペラ用軸受装
置を提供することを課題とする。 【構成】 内軸23の中央給油通路28および放射状
給油孔29を通して内軸23から内側軸受26の内周面
に潤滑油を供給するとともに、内側軸受26の内周面に
複数の凹凸形状部(テーパーランド42)を形成し、凹
凸形状部42とは異なる内周面(ランド面41)に放射
状給油孔29を対向させたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船舶などの二重反転プロ
ペラを支持する二重反転プロペラ用軸受装置にかかるも
ので、とくに内軸と外軸との間の軸受部分を改良した二
重反転プロペラ用軸受装置に関するものである。
ペラを支持する二重反転プロペラ用軸受装置にかかるも
ので、とくに内軸と外軸との間の軸受部分を改良した二
重反転プロペラ用軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プロペラの推進エネルギーを
有効に活用するために、前方プロペラを有する外軸と、
この外軸に内嵌するとともに後方プロペラを有する内軸
とを互いに反対方向に回転駆動する二重反転プロペラが
知られている。
有効に活用するために、前方プロペラを有する外軸と、
この外軸に内嵌するとともに後方プロペラを有する内軸
とを互いに反対方向に回転駆動する二重反転プロペラが
知られている。
【0003】たとえば図14は、従来の二重反転プロペ
ラ1の一部切欠き側面図、図15は、図14のXV−X
V線断面図であって、二重反転プロペラ1は、前方プロ
ペラ2を有する外軸3と、後方プロペラ4を有する内軸
5と、外軸3および内軸5をそれぞれ反対方向に回転駆
動する主機関6と、を有する。
ラ1の一部切欠き側面図、図15は、図14のXV−X
V線断面図であって、二重反転プロペラ1は、前方プロ
ペラ2を有する外軸3と、後方プロペラ4を有する内軸
5と、外軸3および内軸5をそれぞれ反対方向に回転駆
動する主機関6と、を有する。
【0004】外軸3は、これを円筒状に形成してあるも
ので、船舶本体の船尾部分7に外側軸受8および外側シ
ール9を介してこれを回転可能に設ける。内軸5は、こ
の外軸3の内方に内側軸受10および内側シール11を
介して反対方向に回転可能に設ける。
ので、船舶本体の船尾部分7に外側軸受8および外側シ
ール9を介してこれを回転可能に設ける。内軸5は、こ
の外軸3の内方に内側軸受10および内側シール11を
介して反対方向に回転可能に設ける。
【0005】外軸3、内軸5、外側軸受8および内側軸
受10部分に潤滑油を供給する潤滑油供給機構12を設
けてある。なお、前方プロペラ2および後方プロペラ4
に対向してラダーホーン13および舵板14を設けてあ
る。
受10部分に潤滑油を供給する潤滑油供給機構12を設
けてある。なお、前方プロペラ2および後方プロペラ4
に対向してラダーホーン13および舵板14を設けてあ
る。
【0006】こうした構成の二重反転プロペラ1におい
て、外軸3と船尾部分7との間の外側軸受8は通常の軸
受機構を採用可能であるが、とくに内軸5と外軸3との
間に介装する内側軸受10は、内方で回転する内軸5
と、外方で反転する外軸3との回転方向が互いに反対で
あるため、潤滑油供給機構12からの潤滑油による油膜
の形成によって流体滑り軸受作用を行うことに問題があ
る。
て、外軸3と船尾部分7との間の外側軸受8は通常の軸
受機構を採用可能であるが、とくに内軸5と外軸3との
間に介装する内側軸受10は、内方で回転する内軸5
と、外方で反転する外軸3との回転方向が互いに反対で
あるため、潤滑油供給機構12からの潤滑油による油膜
の形成によって流体滑り軸受作用を行うことに問題があ
る。
【0007】つまり、図15に示すように、内軸5が時
計方向に回転し、外軸3およびこの外軸3の内周面に固
定してある滑り軸受などの内側軸受10が反時計方向に
回転する場合に、外軸3と内軸5とがほぼ等速度で回転
すると、内軸5の外周面と内側軸受10の内周面との間
の潤滑油がこの間に油膜を形成することができなくなる
という問題がある。
計方向に回転し、外軸3およびこの外軸3の内周面に固
定してある滑り軸受などの内側軸受10が反時計方向に
回転する場合に、外軸3と内軸5とがほぼ等速度で回転
すると、内軸5の外周面と内側軸受10の内周面との間
の潤滑油がこの間に油膜を形成することができなくなる
という問題がある。
【0008】そこで、内側軸受10の内面にテーパーラ
ンド部(図示せず)を設けて、動圧による負荷容量によ
り内軸5を持ち上げようとする軸受が提案されている
が、主機関6の始動時ないし低速回転時には動圧による
負荷容量が小さいため、油膜が薄くなり、軸受面におい
て内軸5および内側軸受10が金属接触して内側軸受1
0が焼け付くという問題がある。
ンド部(図示せず)を設けて、動圧による負荷容量によ
り内軸5を持ち上げようとする軸受が提案されている
が、主機関6の始動時ないし低速回転時には動圧による
負荷容量が小さいため、油膜が薄くなり、軸受面におい
て内軸5および内側軸受10が金属接触して内側軸受1
0が焼け付くという問題がある。
【0009】こうした問題を解消するための従来の技術
として、たとえば図16に示すような、静圧軸受を基本
とした「二重反転プロペラ用船尾管軸受」(特公平5−
45479号)がある。この軸受においては、内軸5内
に油圧同芯穴15およびこの油圧同芯穴15から放射状
に延びる放射状給油孔16を形成し、また放射状給油孔
16にはオリフィス形成用のあるいは毛細管絞り用の小
穴付きネジ17をはめ込んで、内軸5と、外軸3ないし
内側軸受10との間に放射状給油孔16から内側軸受1
0に向かって高圧の油を噴出することにより均等に圧力
を付与して、内軸5を持ち上げようとする静圧による負
荷容量を発生させ、内軸5の片当たりなどを防止しよう
としている。
として、たとえば図16に示すような、静圧軸受を基本
とした「二重反転プロペラ用船尾管軸受」(特公平5−
45479号)がある。この軸受においては、内軸5内
に油圧同芯穴15およびこの油圧同芯穴15から放射状
に延びる放射状給油孔16を形成し、また放射状給油孔
16にはオリフィス形成用のあるいは毛細管絞り用の小
穴付きネジ17をはめ込んで、内軸5と、外軸3ないし
内側軸受10との間に放射状給油孔16から内側軸受1
0に向かって高圧の油を噴出することにより均等に圧力
を付与して、内軸5を持ち上げようとする静圧による負
荷容量を発生させ、内軸5の片当たりなどを防止しよう
としている。
【0010】しかしながら、この船尾管軸受の場合に
は、外軸3の内側軸受10が真円軸受であるため、内軸
5および外軸3が等速度で互いに反転した場合、理論上
この真円軸受では潤滑油の動圧による負荷容量が発生し
ない。
は、外軸3の内側軸受10が真円軸受であるため、内軸
5および外軸3が等速度で互いに反転した場合、理論上
この真円軸受では潤滑油の動圧による負荷容量が発生し
ない。
【0011】したがって、内軸5と外軸3(内側軸受1
0)とがほぼ等速度で反転する高回転数比の場合に、ブ
ラックアウトや潤滑油供給機構12の給油ポンプの故障
などにより放射状給油孔16からの静圧給油が失われた
ときには、油膜が形成されず、焼付けを起こしやすいと
いう問題がある。
0)とがほぼ等速度で反転する高回転数比の場合に、ブ
ラックアウトや潤滑油供給機構12の給油ポンプの故障
などにより放射状給油孔16からの静圧給油が失われた
ときには、油膜が形成されず、焼付けを起こしやすいと
いう問題がある。
【0012】また、上述のように高回転数比においては
動圧による負荷容量が不足するため、放射状給油孔16
から比較的高い静圧をかけて潤滑油を供給する必要があ
り、潤滑油供給機構12が大型化するという問題があ
る。
動圧による負荷容量が不足するため、放射状給油孔16
から比較的高い静圧をかけて潤滑油を供給する必要があ
り、潤滑油供給機構12が大型化するという問題があ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、内軸と外軸とが反対
方向にほぼ等速度で回転する等速二重反転時、あるいは
これに近い状態のときにも、とくに内側軸受に負荷容量
を与えることができる二重反転プロペラ用軸受装置を提
供することを課題とする。
諸問題にかんがみなされたもので、内軸と外軸とが反対
方向にほぼ等速度で回転する等速二重反転時、あるいは
これに近い状態のときにも、とくに内側軸受に負荷容量
を与えることができる二重反転プロペラ用軸受装置を提
供することを課題とする。
【0014】また本発明は、エンジンの高回転域におい
ては、潤滑油の動圧による負荷容量のみで内軸を支え、
動圧のみでは十分な負荷容量を発生することが困難な低
回転域においては給油圧力を高くして静圧を付加するこ
とによって負荷容量を確保することができる二重反転プ
ロペラ用軸受装置を提供することを課題とする。
ては、潤滑油の動圧による負荷容量のみで内軸を支え、
動圧のみでは十分な負荷容量を発生することが困難な低
回転域においては給油圧力を高くして静圧を付加するこ
とによって負荷容量を確保することができる二重反転プ
ロペラ用軸受装置を提供することを課題とする。
【0015】また本発明は、内側軸受の非真円形状を利
用し、低い給油圧力で十分な負荷容量を発生させること
ができる二重反転プロペラ用軸受装置を提供することを
課題とする。
用し、低い給油圧力で十分な負荷容量を発生させること
ができる二重反転プロペラ用軸受装置を提供することを
課題とする。
【0016】また本発明は、潤滑油供給機構を大型化す
ることなく、船内電力を節約することができる二重反転
プロペラ用軸受装置を提供することを課題とする。
ることなく、船内電力を節約することができる二重反転
プロペラ用軸受装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、内側
軸受の内周面を非真円形状にすることにより内軸との間
において動圧を発生させること、およびこの非真円形状
には放射状給油孔を対向させないことに着目したもの
で、前方プロペラを有する外軸と、この外軸に内嵌して
該外軸とは反対方向に回転駆動するとともに後方プロペ
ラを有する内軸と、この内軸と上記外軸との間に設けた
軸受と、を有する二重反転プロペラ用軸受装置であっ
て、上記内軸に中央給油通路と、この中央給油通路に連
通する複数本の放射状給油孔とを形成し、これら中央給
油通路および放射状給油孔を通して該内軸から上記軸受
の内周面に潤滑油を供給するとともに、この軸受の内周
面に複数の凹凸形状部を形成し、かつこれらの凹凸形状
部とは異なる上記軸受の内周面に上記放射状給油孔を対
向させたことを特徴とする二重反転プロペラ用軸受装置
である。
軸受の内周面を非真円形状にすることにより内軸との間
において動圧を発生させること、およびこの非真円形状
には放射状給油孔を対向させないことに着目したもの
で、前方プロペラを有する外軸と、この外軸に内嵌して
該外軸とは反対方向に回転駆動するとともに後方プロペ
ラを有する内軸と、この内軸と上記外軸との間に設けた
軸受と、を有する二重反転プロペラ用軸受装置であっ
て、上記内軸に中央給油通路と、この中央給油通路に連
通する複数本の放射状給油孔とを形成し、これら中央給
油通路および放射状給油孔を通して該内軸から上記軸受
の内周面に潤滑油を供給するとともに、この軸受の内周
面に複数の凹凸形状部を形成し、かつこれらの凹凸形状
部とは異なる上記軸受の内周面に上記放射状給油孔を対
向させたことを特徴とする二重反転プロペラ用軸受装置
である。
【0018】上記凹凸形状部は、これをテーパーランド
あるいは多円弧軸受面とすることができる。
あるいは多円弧軸受面とすることができる。
【0019】上記軸受の内周面に真円部を形成すること
ができる。
ができる。
【0020】上記放射状給油孔と上記凹凸形状部とを軸
方向に交互に複数列形成することができる。
方向に交互に複数列形成することができる。
【0021】
【作用】本発明による二重反転プロペラ用軸受装置にお
いては、内軸の内部から放射状給油孔を通じて内側軸受
の表面に潤滑油を供給するとともに、この内側軸受の内
周面に複数のテーパーランドあるいは多円弧軸受面など
の凹凸形状部を形成することにより非真円形状とし、か
つこの非真円形状ではない内周面に放射状給油孔を対向
させたので、内軸の内方から内側軸受方向に向かって供
給される潤滑油による静圧負荷容量の変化を小さくする
ことができる。
いては、内軸の内部から放射状給油孔を通じて内側軸受
の表面に潤滑油を供給するとともに、この内側軸受の内
周面に複数のテーパーランドあるいは多円弧軸受面など
の凹凸形状部を形成することにより非真円形状とし、か
つこの非真円形状ではない内周面に放射状給油孔を対向
させたので、内軸の内方から内側軸受方向に向かって供
給される潤滑油による静圧負荷容量の変化を小さくする
ことができる。
【0022】さらに、テーパーランド部あるいは多円弧
軸受面などの凹凸形状部を形成してあるため、回転数比
によらず内軸および内側軸受の間に動圧による負荷容量
がほぼ一定に発生し、したがって、放射状給油孔からの
静圧を大きくする必要がない。
軸受面などの凹凸形状部を形成してあるため、回転数比
によらず内軸および内側軸受の間に動圧による負荷容量
がほぼ一定に発生し、したがって、放射状給油孔からの
静圧を大きくする必要がない。
【0023】結果的に、ブラックアウト時などにおいて
給油が行われずに静圧による負荷容量を発生させること
ができない場合でも、あるいはプロペラが低速度の遊転
状態となった場合にも、回転数比によらず動圧による負
荷容量を発生することができるので、軸の焼付きなどを
回避して安全性を高めることが可能となる。
給油が行われずに静圧による負荷容量を発生させること
ができない場合でも、あるいはプロペラが低速度の遊転
状態となった場合にも、回転数比によらず動圧による負
荷容量を発生することができるので、軸の焼付きなどを
回避して安全性を高めることが可能となる。
【0024】
【実施例】つぎに、本発明の実施例による二重反転プロ
ペラ用軸受装置を図1ないし図13にもとづき説明す
る。ただし、図14ないし図16と同様の部分には同一
符号を付し、その詳述はこれを省略する。
ペラ用軸受装置を図1ないし図13にもとづき説明す
る。ただし、図14ないし図16と同様の部分には同一
符号を付し、その詳述はこれを省略する。
【0025】図1は、二重反転プロペラ20用の軸受装
置21の断面図、図2は、図1のII−II線断面図で
あって、図1に示すように、二重反転プロペラ20は前
方プロペラ2を有する外軸22と、後方プロペラ4を有
する内軸23とを有する。
置21の断面図、図2は、図1のII−II線断面図で
あって、図1に示すように、二重反転プロペラ20は前
方プロペラ2を有する外軸22と、後方プロペラ4を有
する内軸23とを有する。
【0026】外軸22は、これを円筒状に形成してある
もので、前方プロペラ2の前方プロペラボス24および
連結部材25と一体的に、外側軸受8を介してこれを回
転可能に設けてある。
もので、前方プロペラ2の前方プロペラボス24および
連結部材25と一体的に、外側軸受8を介してこれを回
転可能に設けてある。
【0027】内軸23は、この外軸22の内方に内側軸
受26を介して、後方プロペラ4の後方プロペラボス2
7と一体的に、外軸22とは反対方向に回転可能に設け
てある。
受26を介して、後方プロペラ4の後方プロペラボス2
7と一体的に、外軸22とは反対方向に回転可能に設け
てある。
【0028】上記内軸23および内側軸受26部分に本
発明の二重反転プロペラ用軸受装置21を設けてある。
すなわち、内軸23の中央軸方向に中央給油通路28を
形成し、ここに潤滑油供給機構12から所定圧力で潤滑
油を供給する。
発明の二重反転プロペラ用軸受装置21を設けてある。
すなわち、内軸23の中央軸方向に中央給油通路28を
形成し、ここに潤滑油供給機構12から所定圧力で潤滑
油を供給する。
【0029】図2にも示すように、中央給油通路28に
連通して内軸23の部分に複数本の放射状給油孔29
(図2に示すように軸方向に直角な断面部分に8本、図
1に示すように軸方向に3列、計一箇所の内軸23に2
4本の放射状給油孔29)を形成し、内軸23の外周面
と内側軸受26の内周面との間の軸受表面に潤滑油を供
給可能としてある。
連通して内軸23の部分に複数本の放射状給油孔29
(図2に示すように軸方向に直角な断面部分に8本、図
1に示すように軸方向に3列、計一箇所の内軸23に2
4本の放射状給油孔29)を形成し、内軸23の外周面
と内側軸受26の内周面との間の軸受表面に潤滑油を供
給可能としてある。
【0030】この軸受表面に供給された潤滑油のうちの
一部は、内側軸受26の軸方向油路30を通り、隔離用
円筒部材31と内軸23との間の円筒通路32を通り、
隔離用円筒部材31の直径方向連通孔33、および外軸
22の排油孔34を通って、船尾部分7の排出口35か
ら潤滑油供給機構12のタンク(図示せず)へ還流す
る。
一部は、内側軸受26の軸方向油路30を通り、隔離用
円筒部材31と内軸23との間の円筒通路32を通り、
隔離用円筒部材31の直径方向連通孔33、および外軸
22の排油孔34を通って、船尾部分7の排出口35か
ら潤滑油供給機構12のタンク(図示せず)へ還流す
る。
【0031】軸受表面に供給された潤滑油のうち円筒通
路32の方向に流れたものは、上述の一部の潤滑油と合
流して、円筒通路32、隔離用円筒部材31の直径方向
連通孔33、外軸22の排油孔34、船尾部分7の排出
口35から上記タンクへ還流する。
路32の方向に流れたものは、上述の一部の潤滑油と合
流して、円筒通路32、隔離用円筒部材31の直径方向
連通孔33、外軸22の排油孔34、船尾部分7の排出
口35から上記タンクへ還流する。
【0032】つぎに図2ないし図8を参照して本発明の
二重反転プロペラ用軸受装置21部分について説明す
る。図2に示すように二重反転プロペラ用軸受装置21
は、内側軸受26の内周面においてその軸方向に直角な
面に、曲面状テーパー面40(非真円部)およびランド
面41(真円部)を交互に配置してなるテーパーランド
42を等角度間隔で形成してある。
二重反転プロペラ用軸受装置21部分について説明す
る。図2に示すように二重反転プロペラ用軸受装置21
は、内側軸受26の内周面においてその軸方向に直角な
面に、曲面状テーパー面40(非真円部)およびランド
面41(真円部)を交互に配置してなるテーパーランド
42を等角度間隔で形成してある。
【0033】曲面状テーパー面40は、内軸23の外周
面の曲率より小さな曲率の円弧によってリセス状にこれ
を形成してある。ランド面41は、内軸23の外周面と
同心円状にこれを形成してある。
面の曲率より小さな曲率の円弧によってリセス状にこれ
を形成してある。ランド面41は、内軸23の外周面と
同心円状にこれを形成してある。
【0034】図3は、曲面状テーパー面40およびラン
ド面41をより具体的に示す断面図であって、内側軸受
26の中心から任意の半径R1の円周上において等中心
角に分割する点(図では八箇所)を中心としてさらに半
径R2で円を描くことにより内側軸受26の内周面にラ
ンド面41を残しつつ曲面状テーパー面40を形成す
る。
ド面41をより具体的に示す断面図であって、内側軸受
26の中心から任意の半径R1の円周上において等中心
角に分割する点(図では八箇所)を中心としてさらに半
径R2で円を描くことにより内側軸受26の内周面にラ
ンド面41を残しつつ曲面状テーパー面40を形成す
る。
【0035】半径R1、R2を任意に選択かつ組み合わ
せることにより、所定の形状および深さを有する曲面状
テーパー面40および所定長さのランド面41を得るこ
とができる。
せることにより、所定の形状および深さを有する曲面状
テーパー面40および所定長さのランド面41を得るこ
とができる。
【0036】内軸23の半径をR、内軸23の外周面と
内側軸受26の内周面との間の間隙をCとすれば、曲面
状テーパー面40の最大深さHは、R1+R2−(R+
C)となる。
内側軸受26の内周面との間の間隙をCとすれば、曲面
状テーパー面40の最大深さHは、R1+R2−(R+
C)となる。
【0037】曲面状テーパー面40の最大深さHは、軸
受パッド数すなわちテーパーランド42の数や運転条件
などで若干変更することがあるが、1.0〜3.0×内
側軸受26の径/10000程度である。
受パッド数すなわちテーパーランド42の数や運転条件
などで若干変更することがあるが、1.0〜3.0×内
側軸受26の径/10000程度である。
【0038】ただし、内軸23に形成した三列の放射状
給油孔29を軸方向に沿ってテーパーランド42に同等
に対向させる構成のままでは、内軸23の回転に応じて
放射状給油孔29がテーパーランド42における曲面状
テーパー面40に対向するとき、およびランド面41に
対向するときにおいて、それぞれ三列の放射状給油孔2
9ともその相対位置関係が互いに同様なので、放射状給
油孔29からの潤滑油により発生する静圧による負荷容
量が軸方向において同様に変化することになり、全体と
して内軸23の軸心位置が若干不安定になるという問題
がある。
給油孔29を軸方向に沿ってテーパーランド42に同等
に対向させる構成のままでは、内軸23の回転に応じて
放射状給油孔29がテーパーランド42における曲面状
テーパー面40に対向するとき、およびランド面41に
対向するときにおいて、それぞれ三列の放射状給油孔2
9ともその相対位置関係が互いに同様なので、放射状給
油孔29からの潤滑油により発生する静圧による負荷容
量が軸方向において同様に変化することになり、全体と
して内軸23の軸心位置が若干不安定になるという問題
がある。
【0039】そこで本発明においては、図4および図5
に示すようなテーパーランド42を形成することとし
た。まず図4は、放射状給油孔29を一列に形成した場
合の、内側軸受26の内周面の展開図であり、放射状給
油孔29に対向する内周面上に一周して中央部のランド
面41Cを形成するとともに、その図中左右端部側に
は、テーパーランド42の曲面状テーパー面40および
左右端部のランド面41L、41Rを交互に形成してい
る。
に示すようなテーパーランド42を形成することとし
た。まず図4は、放射状給油孔29を一列に形成した場
合の、内側軸受26の内周面の展開図であり、放射状給
油孔29に対向する内周面上に一周して中央部のランド
面41Cを形成するとともに、その図中左右端部側に
は、テーパーランド42の曲面状テーパー面40および
左右端部のランド面41L、41Rを交互に形成してい
る。
【0040】なおランド面41の幅は、この非真円形状
の動圧による負荷容量を極端に減少しない程度の、たと
えば放射状給油孔29の直径の2〜4倍程度としてあ
る。
の動圧による負荷容量を極端に減少しない程度の、たと
えば放射状給油孔29の直径の2〜4倍程度としてあ
る。
【0041】また図5は、放射状給油孔29を三列に形
成した場合であって、図4と同様の内側軸受26の当該
内周面の展開した状態を示し、図示のように内側軸受2
6の内周面においてランド面41を格子状に形成すると
ともに、その間の部分に曲面状テーパー面40を配置
し、内周面方向のランド面41に放射状給油孔29を対
向させている。
成した場合であって、図4と同様の内側軸受26の当該
内周面の展開した状態を示し、図示のように内側軸受2
6の内周面においてランド面41を格子状に形成すると
ともに、その間の部分に曲面状テーパー面40を配置
し、内周面方向のランド面41に放射状給油孔29を対
向させている。
【0042】かくして、図4に示したような構成の場合
には、非真円形状である曲面状テーパー面40と真円形
状である左右端部のランド面41L、41Rを交互に配
置するとともに、真円形状である中央部のランド面41
Cに放射状給油孔29を対向させたので、放射状給油孔
29は常に真円部である中央部のランド面41Cに臨む
ため静圧による負荷容量が変化することなく、軸方向に
おける負荷容量を全体として均一化し、負荷容量の変動
を小さくすることができる。
には、非真円形状である曲面状テーパー面40と真円形
状である左右端部のランド面41L、41Rを交互に配
置するとともに、真円形状である中央部のランド面41
Cに放射状給油孔29を対向させたので、放射状給油孔
29は常に真円部である中央部のランド面41Cに臨む
ため静圧による負荷容量が変化することなく、軸方向に
おける負荷容量を全体として均一化し、負荷容量の変動
を小さくすることができる。
【0043】また図5に示したような構成の場合にも同
様に、内周面方向のランド面41に放射状給油孔29を
対向させたので、静圧による負荷容量が変化することな
く、軸方向における負荷容量を全体として均一化し、負
荷容量の変動を小さくすることができる。
様に、内周面方向のランド面41に放射状給油孔29を
対向させたので、静圧による負荷容量が変化することな
く、軸方向における負荷容量を全体として均一化し、負
荷容量の変動を小さくすることができる。
【0044】図6は、内側軸受26の内周面における非
真円形状の他の例を示す図3と同様の断面図であって、
テーパーランド42と同様の非真円形状を形成する構成
が図3の場合と若干異なる。内側軸受26の内周面を等
分(たとえば八等分)するとともに、これら隣合う等分
点の間において当該内周面に凹部を形成する。
真円形状の他の例を示す図3と同様の断面図であって、
テーパーランド42と同様の非真円形状を形成する構成
が図3の場合と若干異なる。内側軸受26の内周面を等
分(たとえば八等分)するとともに、これら隣合う等分
点の間において当該内周面に凹部を形成する。
【0045】すなわち、内軸23の中心から任意の半径
R1の円周上において等中心角に分割する点(図では八
箇所)のうち互いに隣り合う二点を中心としてさらに半
径R3でふたつの円を描きこれらの円弧が上記内周面と
交差するとともに互いに隣合う等分点の間において、テ
ーパーランド42に相当する多円弧軸受面43(凹部)
を所定の深さおよび形状に形成する。半径R1、R3を
任意に選択かつ組み合わせることにより、所定の形状お
よび深さを有する多円弧軸受面43を得ることができ
る。
R1の円周上において等中心角に分割する点(図では八
箇所)のうち互いに隣り合う二点を中心としてさらに半
径R3でふたつの円を描きこれらの円弧が上記内周面と
交差するとともに互いに隣合う等分点の間において、テ
ーパーランド42に相当する多円弧軸受面43(凹部)
を所定の深さおよび形状に形成する。半径R1、R3を
任意に選択かつ組み合わせることにより、所定の形状お
よび深さを有する多円弧軸受面43を得ることができ
る。
【0046】図7に示すように、図4のテーパーランド
42の場合と同様に、放射状給油孔29を一列に形成し
た場合に、この放射状給油孔29を真円部であるランド
面41に対向させるとともに、その左右端部側に多円弧
軸受面43を形成してある。
42の場合と同様に、放射状給油孔29を一列に形成し
た場合に、この放射状給油孔29を真円部であるランド
面41に対向させるとともに、その左右端部側に多円弧
軸受面43を形成してある。
【0047】また図8に示す例では、放射状給油孔29
を三列に形成した場合に、ランド面41もこれに合わせ
て三列に形成したものである。
を三列に形成した場合に、ランド面41もこれに合わせ
て三列に形成したものである。
【0048】図9は、放射状給油孔29を一列に形成す
るとともに、放射状給油孔29に対向する真円部として
ランド面41を設けた場合と、真円部を設けない場合
(内側軸受26の内周全面にテーパーランド42を形成
した場合)の静圧および動圧による負荷容量の安定性
を、軸の回転数に対する油膜の厚さで定性的に示したグ
ラフである。なお、図において「最大回転数」とは、連
続最大出力回転数、いわば定格出力時の回転数であり、
「最小回転数」とは、これ以下の回転数では運転不可能
となってエンジンが停止してしまう最低回転数のことを
言う。
るとともに、放射状給油孔29に対向する真円部として
ランド面41を設けた場合と、真円部を設けない場合
(内側軸受26の内周全面にテーパーランド42を形成
した場合)の静圧および動圧による負荷容量の安定性
を、軸の回転数に対する油膜の厚さで定性的に示したグ
ラフである。なお、図において「最大回転数」とは、連
続最大出力回転数、いわば定格出力時の回転数であり、
「最小回転数」とは、これ以下の回転数では運転不可能
となってエンジンが停止してしまう最低回転数のことを
言う。
【0049】図9に示すように、真円部を有するテーパ
ーランドの場合の方が、真円部のない場合に比較して、
最大負荷容量と最小負荷容量との間の幅が小さく、油膜
の厚さが安定していること、および最小負荷容量は真円
部を有するテーパーランドの場合の方が大きいことがわ
かる。
ーランドの場合の方が、真円部のない場合に比較して、
最大負荷容量と最小負荷容量との間の幅が小さく、油膜
の厚さが安定していること、および最小負荷容量は真円
部を有するテーパーランドの場合の方が大きいことがわ
かる。
【0050】図10は、テーパーランド42あるいは多
円弧軸受面43および放射状給油孔29を形成した場合
の内軸23の回転数に対する最小油膜厚さ(負荷容量)
の関係を示すグラフであって、内軸23および内側軸受
26が高速度で回転している場合には、動圧による負荷
容量が十分に発生するため、必要な油膜の厚さを得るこ
とができ、潤滑油の温度上昇が許容される限界まで給油
圧力を下げることができる。
円弧軸受面43および放射状給油孔29を形成した場合
の内軸23の回転数に対する最小油膜厚さ(負荷容量)
の関係を示すグラフであって、内軸23および内側軸受
26が高速度で回転している場合には、動圧による負荷
容量が十分に発生するため、必要な油膜の厚さを得るこ
とができ、潤滑油の温度上昇が許容される限界まで給油
圧力を下げることができる。
【0051】また、動圧による負荷容量が不足する低回
転域で運転されるときには、静圧による負荷容量を増加
するように制御する。
転域で運転されるときには、静圧による負荷容量を増加
するように制御する。
【0052】ただし、潤滑油供給機構12の給油ポンプ
(図示せず)が「ON/OFF」される回転数付近で長
い時間運転すると、海象(海上の気象条件)により回転
数がわずかに変動するたびに絶えず給油ポンプを「ON
/OFF」することになるので、図10に示すように、
軸回転数が上昇時はA−B−C−D−Eの経路を通って
軸回転数下降時はE−D−F−B−Aのようなヒステリ
シスを描く運転制御を行うことにより、一度給油ポンプ
を「ON」としたら多少回転数が上昇しても「OFF」
としないように設計する。
(図示せず)が「ON/OFF」される回転数付近で長
い時間運転すると、海象(海上の気象条件)により回転
数がわずかに変動するたびに絶えず給油ポンプを「ON
/OFF」することになるので、図10に示すように、
軸回転数が上昇時はA−B−C−D−Eの経路を通って
軸回転数下降時はE−D−F−B−Aのようなヒステリ
シスを描く運転制御を行うことにより、一度給油ポンプ
を「ON」としたら多少回転数が上昇しても「OFF」
としないように設計する。
【0053】図11は、回転数比、(内側軸受26回転
数/内軸23回転数)×100に対する最小油膜厚さ
(負荷容量)の関係を示すグラフである。従来例として
図16に示したような内軸23および内側軸受26がと
もに真円の場合、互いに反転する内軸23および内側軸
受26がそれぞれ潤滑油を運び込む作用が相殺されるた
め、互いに全くの等速度で反転した場合には、負荷容量
はゼロとなる。
数/内軸23回転数)×100に対する最小油膜厚さ
(負荷容量)の関係を示すグラフである。従来例として
図16に示したような内軸23および内側軸受26がと
もに真円の場合、互いに反転する内軸23および内側軸
受26がそれぞれ潤滑油を運び込む作用が相殺されるた
め、互いに全くの等速度で反転した場合には、負荷容量
はゼロとなる。
【0054】しかしながら本発明のように、内軸23お
よび内側軸受26にテーパーランド42あるいは多円弧
軸受面43のような凹凸部ないし非真円形状部を複数個
形成することにより、内軸23および内側軸受26の回
転方向が反対であっても内軸23と内側軸受26との間
における新たな隙間によって、軸回転にともなう動圧に
よる負荷容量を新たに発生させることができる。
よび内側軸受26にテーパーランド42あるいは多円弧
軸受面43のような凹凸部ないし非真円形状部を複数個
形成することにより、内軸23および内側軸受26の回
転方向が反対であっても内軸23と内側軸受26との間
における新たな隙間によって、軸回転にともなう動圧に
よる負荷容量を新たに発生させることができる。
【0055】したがって図11に図示のように、回転数
比が低い領域では真円軸受の方が動圧による負荷容量が
高いが、二重反転プロペラ20においてプロペラ推進効
率の高くなる高回転数比の領域ではテーパーランド42
あるいは多円弧軸受面43を形成した内側軸受26の方
が動圧による負荷容量が高くなることがわかる。
比が低い領域では真円軸受の方が動圧による負荷容量が
高いが、二重反転プロペラ20においてプロペラ推進効
率の高くなる高回転数比の領域ではテーパーランド42
あるいは多円弧軸受面43を形成した内側軸受26の方
が動圧による負荷容量が高くなることがわかる。
【0056】つぎに図12および図13にもとづき、静
圧による負荷容量および潤滑油の給油圧について説明す
る。図12は、図2ないし図3と同様の、ただし内軸2
3が内側軸受26に対して若干偏心した場合の断面図、
図13は、回転数比に対する油膜厚さの関係を示すグラ
フであって動圧と静圧との負荷容量を示す。
圧による負荷容量および潤滑油の給油圧について説明す
る。図12は、図2ないし図3と同様の、ただし内軸2
3が内側軸受26に対して若干偏心した場合の断面図、
図13は、回転数比に対する油膜厚さの関係を示すグラ
フであって動圧と静圧との負荷容量を示す。
【0057】図12に示すように、潤滑油の供給圧PS
に対して内側軸受26の圧力はオリフィス形成用の、あ
るいは毛細管形成用の小穴付きネジ17による絞りの抵
抗で内軸23の図中、下面でP1、内軸23の上面でP
2に低下する。
に対して内側軸受26の圧力はオリフィス形成用の、あ
るいは毛細管形成用の小穴付きネジ17による絞りの抵
抗で内軸23の図中、下面でP1、内軸23の上面でP
2に低下する。
【0058】内軸23の外周面と内側軸受26のランド
面41部分の内周面との間の間隔を下面でH1、上面で
H2とすると、内軸23と内側軸受26の中心がそれぞ
れ一致するときにはH1=H2となり、小穴付きネジ1
7による絞りと軸受隙間の絞りの抵抗とが同等となって
P1=P2となるため負荷容量はゼロとなる。
面41部分の内周面との間の間隔を下面でH1、上面で
H2とすると、内軸23と内側軸受26の中心がそれぞ
れ一致するときにはH1=H2となり、小穴付きネジ1
7による絞りと軸受隙間の絞りの抵抗とが同等となって
P1=P2となるため負荷容量はゼロとなる。
【0059】また内軸23が偏心して偏心距離eだけ図
中下方に沈むと、H1<H2、かつP2<P1となり、
この差圧(P1−P2)によって負荷容量が発生する。
中下方に沈むと、H1<H2、かつP2<P1となり、
この差圧(P1−P2)によって負荷容量が発生する。
【0060】図13に示すように、本発明におけるテー
パーランド42あるいは多円弧軸受面43のような非真
円形状を有する内軸23の方が動圧による負荷容量が高
いために、より低い給油圧で同等の負荷容量を得ること
ができ、図16に示した真円軸受に比較して給油圧力を
下げることができる。
パーランド42あるいは多円弧軸受面43のような非真
円形状を有する内軸23の方が動圧による負荷容量が高
いために、より低い給油圧で同等の負荷容量を得ること
ができ、図16に示した真円軸受に比較して給油圧力を
下げることができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内側軸受
の内周面に非真円形状のテーパーランドあるいは多円弧
軸受面などを形成するとともに放射状給油孔が直接対向
するランド部を真円部としたので、動圧による負荷容量
を積極的に発生させることが可能となるとともに、給油
圧力もこれを低く抑えることができ、かつ静圧による負
荷容量も安定させることができる。
の内周面に非真円形状のテーパーランドあるいは多円弧
軸受面などを形成するとともに放射状給油孔が直接対向
するランド部を真円部としたので、動圧による負荷容量
を積極的に発生させることが可能となるとともに、給油
圧力もこれを低く抑えることができ、かつ静圧による負
荷容量も安定させることができる。
【0062】したがって、潤滑油供給機構からの静圧給
油が不要あるいは低圧ですむため、船内電力を節約する
ことができる。
油が不要あるいは低圧ですむため、船内電力を節約する
ことができる。
【0063】また、ブラックアウト時などにおいて静圧
給油が行われず、また前方プロペラおよび後方プロペラ
が低速度の遊転状態となった場合にも、回転数比によら
ず動圧による負荷容量を発生することができるので、真
円軸受構造の場合よりも耐焼き付け性を向上させて安全
性を向上させることができる。
給油が行われず、また前方プロペラおよび後方プロペラ
が低速度の遊転状態となった場合にも、回転数比によら
ず動圧による負荷容量を発生することができるので、真
円軸受構造の場合よりも耐焼き付け性を向上させて安全
性を向上させることができる。
【0064】
【図1】本発明の実施例による二重反転プロペラ用軸受
装置21を装備した二重反転プロペラ20の断面図であ
る。
装置21を装備した二重反転プロペラ20の断面図であ
る。
【図2】同、図1のII−II線断面図である。
【図3】同、曲面状テーパー面40およびランド面41
をより具体的に示す断面図である。
をより具体的に示す断面図である。
【図4】同、放射状給油孔29を一列に形成する場合の
内側軸受26の内周面の展開図である。
内側軸受26の内周面の展開図である。
【図5】同、放射状給油孔29を三列に形成する場合の
内側軸受26の内周面の展開図である。
内側軸受26の内周面の展開図である。
【図6】同、内側軸受26の内周面における非真円形状
の他の例(多円弧軸受面43)を示す図3と同様の断面
図である。
の他の例(多円弧軸受面43)を示す図3と同様の断面
図である。
【図7】同、放射状給油孔29を一列に形成する場合の
内側軸受26の内周面の展開図である。
内側軸受26の内周面の展開図である。
【図8】同、放射状給油孔29を三列に形成する場合の
内側軸受26の内周面の展開図である。
内側軸受26の内周面の展開図である。
【図9】同、放射状給油孔29に対向する真円部として
ランド面41を設けた場合と、真円部を設けない場合と
の、軸の回転数に対する油膜の厚さの関係を示すグラフ
である。
ランド面41を設けた場合と、真円部を設けない場合と
の、軸の回転数に対する油膜の厚さの関係を示すグラフ
である。
【図10】同、テーパーランド42あるいは多円弧軸受
面43および放射状給油孔29を形成した場合の内軸2
3の回転数に対する最小油膜厚さ(負荷容量)の関係を
示すグラフである。
面43および放射状給油孔29を形成した場合の内軸2
3の回転数に対する最小油膜厚さ(負荷容量)の関係を
示すグラフである。
【図11】同、回転数比に対する最小油膜厚さの関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図12】同、図2ないし図3と同様の、ただし内軸2
3が内側軸受26に対して若干偏心した場合の断面図で
ある。
3が内側軸受26に対して若干偏心した場合の断面図で
ある。
【図13】同、回転数比に対する油膜厚さの関係を示す
グラフである。
グラフである。
【図14】従来の二重反転プロペラ1の一部切欠き側面
図である。
図である。
【図15】同、図14のXV−XV線断面図である。
【図16】従来の静圧真円軸受を基本とした二重反転プ
ロペラ用船尾管軸受の要部断面図である。
ロペラ用船尾管軸受の要部断面図である。
1 二重反転プロペラ 2 前方プロペラ 3 外軸 4 後方プロペラ 5 内軸 6 主機関 7 船舶本体の船尾部分 8 外側軸受 9 外側シール 10 内側軸受 11 内側シール 12 潤滑油供給機構 13 ラダーホーン 14 舵板 15 油圧同芯穴 16 放射状給油孔 17 オリフィス形成用の小穴付きネジ 20 二重反転プロペラ 21 二重反転プロペラ用軸受装置 22 外軸 23 内軸 24 前方プロペラボス 25 外軸22の連結部材 26 内側軸受 27 後方プロペラボス 28 中央給油通路 29 放射状給油孔 30 内側軸受26の軸方向油路 31 隔離用円筒部材 32 円筒通路 33 隔離用円筒部材31の直径方向連通孔 34 外軸22の排油孔 35 船尾部分7の排出口 40 曲面状テーパー面(非真円部) 41 ランド面(真円部) 41C 中央部のランド面 41L 左端部のランド面 41R 右端部のランド面 42 テーパーランド(曲面状テーパー面40およびラ
ンド面41) 43 多円弧軸受面 C 内軸23の外周面と内側軸受26の内周面との間の
間隙 H 曲面状テーパー面40の深さ R 内軸23の半径 R1 曲面状テーパー面40を形成するための内軸23
の中心からの任意の半径 R2 曲面状テーパー面40を形成するための半径R1
の円周上の点からの任意の半径 R3 多円弧軸受面43を形成するための半径R1の円
周上の点からの任意の半径 PS 潤滑油の供給圧 P1 内軸23の下面での圧力 P2 内軸23の上面での圧力 H1 内軸23の外周面と内側軸受26のランド面41
部分の内周面との間の下面での間隔 H2 内軸23の外周面と内側軸受26のランド面41
部分の内周面との間の上面での間隔 e 内軸23が内側軸受26に対して偏心した偏心距離
ンド面41) 43 多円弧軸受面 C 内軸23の外周面と内側軸受26の内周面との間の
間隙 H 曲面状テーパー面40の深さ R 内軸23の半径 R1 曲面状テーパー面40を形成するための内軸23
の中心からの任意の半径 R2 曲面状テーパー面40を形成するための半径R1
の円周上の点からの任意の半径 R3 多円弧軸受面43を形成するための半径R1の円
周上の点からの任意の半径 PS 潤滑油の供給圧 P1 内軸23の下面での圧力 P2 内軸23の上面での圧力 H1 内軸23の外周面と内側軸受26のランド面41
部分の内周面との間の下面での間隔 H2 内軸23の外周面と内側軸受26のランド面41
部分の内周面との間の上面での間隔 e 内軸23が内側軸受26に対して偏心した偏心距離
Claims (4)
- 【請求項1】 前方プロペラを有する外軸と、 この外軸に内嵌して該外軸とは反対方向に回転駆動する
とともに後方プロペラを有する内軸と、 この内軸と前記外軸との間に設けた軸受と、を有する二
重反転プロペラ用軸受装置であって、 前記内軸に中央給油通路と、この中央給油通路に連通す
る複数本の放射状給油孔とを形成し、これら中央給油通
路および放射状給油孔を通して該内軸から前記軸受の内
周面に潤滑油を供給するとともに、 この軸受の内周面に複数の凹凸形状部を形成し、かつこ
れらの凹凸形状部とは異なる前記軸受の内周面に前記放
射状給油孔を対向させたことを特徴とする二重反転プロ
ペラ用軸受装置。 - 【請求項2】 前記凹凸形状部は、これをテーパーラ
ンドあるいは多円弧軸受面としたことを特徴とする請求
項1記載の二重反転プロペラ用軸受装置。 - 【請求項3】 前記軸受の内周面に真円部を形成した
ことを特徴とする請求項1記載の二重反転プロペラ用軸
受装置。 - 【請求項4】 前記放射状給油孔と前記凹凸形状部と
を軸方向に交互に複数列形成したことを特徴とする請求
項1記載の二重反転プロペラ用軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25160594A JPH0891293A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 二重反転プロペラ用軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25160594A JPH0891293A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 二重反転プロペラ用軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891293A true JPH0891293A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17225311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25160594A Pending JPH0891293A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 二重反転プロペラ用軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891293A (ja) |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25160594A patent/JPH0891293A/ja active Pending
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