JPH0891901A - 人造石 - Google Patents
人造石Info
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- JPH0891901A JPH0891901A JP25427694A JP25427694A JPH0891901A JP H0891901 A JPH0891901 A JP H0891901A JP 25427694 A JP25427694 A JP 25427694A JP 25427694 A JP25427694 A JP 25427694A JP H0891901 A JPH0891901 A JP H0891901A
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- artificial stone
- mixed
- resin
- incineration ash
- stone
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
- C04B18/04—Waste materials; Refuse
- C04B18/06—Combustion residues, e.g. purification products of smoke, fumes or exhaust gases
- C04B18/10—Burned or pyrolised refuse
- C04B18/108—Burned or pyrolised refuse involving a melting step
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】廃棄処分となっていたゴミ焼却灰の溶融固化生
成物の有効な再利用対策として、一般的に広く利用する
ことができ、かつ装飾用として使用することができ商品
価値の高い、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を用いた人造
石を実現することを目的とする。 【構成】ゴミ焼却灰の溶融固化生成物と、樹脂材とを主
成分とし、少なくとも硬化材が混合されてなる人造石で
ある。
成物の有効な再利用対策として、一般的に広く利用する
ことができ、かつ装飾用として使用することができ商品
価値の高い、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を用いた人造
石を実現することを目的とする。 【構成】ゴミ焼却灰の溶融固化生成物と、樹脂材とを主
成分とし、少なくとも硬化材が混合されてなる人造石で
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーブル、カウンター
および壁材などの装飾用建築材料として広く用いられて
いる人造石に関する。
および壁材などの装飾用建築材料として広く用いられて
いる人造石に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題への関心が急速に高
まっているが、その中で廃棄物の問題は、その最終処分
地の確保が年々困難になり、各自治体で深刻な状況が生
まれている。その対策として、廃棄物の発生を抑える事
は勿論、該廃棄物の減容・減量化とその再利用化が重要
な課題となっている。
まっているが、その中で廃棄物の問題は、その最終処分
地の確保が年々困難になり、各自治体で深刻な状況が生
まれている。その対策として、廃棄物の発生を抑える事
は勿論、該廃棄物の減容・減量化とその再利用化が重要
な課題となっている。
【0003】再利用化は、選別・再生され再資源化する
など様々な努力が行なわれており、年間1億5100万
トンが再利用されている。また、廃棄物の減容・減量化
は、焼却処理などが行われ、重量比で10〜15%に減
量化されているが、最終処分として埋立処分される量
は、年間8900万トン(日本工業新聞掲載:厚生省の
調べ)にもなり、新たな再利用対策が強く望まれてい
る。
など様々な努力が行なわれており、年間1億5100万
トンが再利用されている。また、廃棄物の減容・減量化
は、焼却処理などが行われ、重量比で10〜15%に減
量化されているが、最終処分として埋立処分される量
は、年間8900万トン(日本工業新聞掲載:厚生省の
調べ)にもなり、新たな再利用対策が強く望まれてい
る。
【0004】再利用対策としては、焼却されたゴミの焼
却灰をセメント固化またはアスファルト固化し、セメン
ト骨材や路床材として再利用されている。また、近年、
このゴミ焼却灰を灰溶融炉で溶融固化する技術が確立さ
れ、さらに50%程度の減容化が可能となり、ゴミ焼却
処理の最終処理の主流となりつつある。
却灰をセメント固化またはアスファルト固化し、セメン
ト骨材や路床材として再利用されている。また、近年、
このゴミ焼却灰を灰溶融炉で溶融固化する技術が確立さ
れ、さらに50%程度の減容化が可能となり、ゴミ焼却
処理の最終処理の主流となりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
セメント固化またはアスファルト固化されたゴミ焼却灰
は、成分の問題があり、路床用ブロックなど建設材料の
一部に用いられるが、用途が狭く、広く一般的な再利用
とはなっていないのが現状である。また、再利用のほと
んどは、選別などによる再生利用である。また、溶融固
化生成物は、表面がガラス状であり、モルタルとの馴染
みが不十分なため、コンクリート用骨材に用いるには強
度に問題があり、2次製品の開発はされておらず、再利
用されずに最終処分場に埋め立てられている。
セメント固化またはアスファルト固化されたゴミ焼却灰
は、成分の問題があり、路床用ブロックなど建設材料の
一部に用いられるが、用途が狭く、広く一般的な再利用
とはなっていないのが現状である。また、再利用のほと
んどは、選別などによる再生利用である。また、溶融固
化生成物は、表面がガラス状であり、モルタルとの馴染
みが不十分なため、コンクリート用骨材に用いるには強
度に問題があり、2次製品の開発はされておらず、再利
用されずに最終処分場に埋め立てられている。
【0006】本発明は、廃棄物の有効な再利用対策とし
て、一般的に広く利用することができ、かつ装飾用とし
て使用することができて商品価値の高い、ゴミ焼却灰の
溶融固化生成物を用いた人造石を実現することにある。
て、一般的に広く利用することができ、かつ装飾用とし
て使用することができて商品価値の高い、ゴミ焼却灰の
溶融固化生成物を用いた人造石を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、ゴミ焼却灰
の溶融固化生成物と、樹脂材とを主成分とし、少なくと
も硬化材が混入されている人造石である。ゴミ焼却灰の
溶融固化生成物は、ゴミ焼却炉から排出される焼却残渣
および焼却飛灰などのゴミ焼却灰をそのままあるいは、
乾燥処理した後、灰溶融炉などで溶融固化処理されたも
のである。樹脂材は、樹脂製の結合材ならばいずれでも
良く、例えば、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂などでも良い。また、2種類以上の樹
脂材を混入して用いても良く、前記ゴミ焼却灰の溶融固
化生成物との接着性の良いものが好ましい。該硬化材
は、前記ゴミ焼却灰の溶融固化生成物と樹脂材との混合
物を凝固させるものならばいずれでも良く、例えば、日
本油脂(株)製の硬化材パーメックN(商品名)などで
も良い。また、2種類以上の硬化材を混入して用いても
良い。
の溶融固化生成物と、樹脂材とを主成分とし、少なくと
も硬化材が混入されている人造石である。ゴミ焼却灰の
溶融固化生成物は、ゴミ焼却炉から排出される焼却残渣
および焼却飛灰などのゴミ焼却灰をそのままあるいは、
乾燥処理した後、灰溶融炉などで溶融固化処理されたも
のである。樹脂材は、樹脂製の結合材ならばいずれでも
良く、例えば、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂などでも良い。また、2種類以上の樹
脂材を混入して用いても良く、前記ゴミ焼却灰の溶融固
化生成物との接着性の良いものが好ましい。該硬化材
は、前記ゴミ焼却灰の溶融固化生成物と樹脂材との混合
物を凝固させるものならばいずれでも良く、例えば、日
本油脂(株)製の硬化材パーメックN(商品名)などで
も良い。また、2種類以上の硬化材を混入して用いても
良い。
【0008】請求項2は、前記人造石の成分として着色
材を混入させた人造石である。該着色材としては、各種
の顔料を使用することができ、前記人造石を彩色できる
ものならばいずれでも良い。また、2種類以上の着色材
を混入して用いても良い。
材を混入させた人造石である。該着色材としては、各種
の顔料を使用することができ、前記人造石を彩色できる
ものならばいずれでも良い。また、2種類以上の着色材
を混入して用いても良い。
【0009】請求項3は、前記人造石の成分として、粒
状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なくとも1
種類を混入させた人造石である。該自然石またはガラス
材は、混入させることにより、前記人造石に斑模様が現
れるものならばいずれでも良く、粒の形状および大きさ
は特に限定しない。
状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なくとも1
種類を混入させた人造石である。該自然石またはガラス
材は、混入させることにより、前記人造石に斑模様が現
れるものならばいずれでも良く、粒の形状および大きさ
は特に限定しない。
【0010】請求項4は、前記人造石の成分として、強
化材を層状に混入させた人造石である。該強化材は、前
記人造石の曲げ強度を増すものならばいずれでも良く、
例えば、グラスファイバー材を層状に混入させたもので
も良い。また、複数層混入させても良い。
化材を層状に混入させた人造石である。該強化材は、前
記人造石の曲げ強度を増すものならばいずれでも良く、
例えば、グラスファイバー材を層状に混入させたもので
も良い。また、複数層混入させても良い。
【0011】請求項5は、前記人造石の結合材として混
合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽和ポリ
エステル樹脂が混合された人造石である。
合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽和ポリ
エステル樹脂が混合された人造石である。
【0012】
【作用】請求項1のように、ゴミ焼却灰の溶融固化生成
物と、樹脂材とを主成分とし、少なくとも硬化材を混入
させた人造石とすると、美しい光沢を有する黒曜石調の
人造石とすることができ、廃棄処理として埋め立て処分
されていたゴミ焼却灰を建築材料として再利用すること
ができる。
物と、樹脂材とを主成分とし、少なくとも硬化材を混入
させた人造石とすると、美しい光沢を有する黒曜石調の
人造石とすることができ、廃棄処理として埋め立て処分
されていたゴミ焼却灰を建築材料として再利用すること
ができる。
【0013】請求項2のように、前記人造石の成分とし
て着色材を混入させると、様々な色に彩色が可能とな
り、大理石調人造石など鮮やかな色彩と光沢を有する美
しい人造石とすることができる。また、複数の着色材を
混入すると、複雑な模様を呈する芸術的価値の高い人造
石とすることもできる。
て着色材を混入させると、様々な色に彩色が可能とな
り、大理石調人造石など鮮やかな色彩と光沢を有する美
しい人造石とすることができる。また、複数の着色材を
混入すると、複雑な模様を呈する芸術的価値の高い人造
石とすることもできる。
【0014】請求項3のように、前記人造石の成分とし
て、粒状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なく
とも1種類を混入させた人造石とすると、該自然石やガ
ラスの特有な色彩や形状により、様々な斑模様を表現す
ることが可能となり、御影石調人造石などの美しい商品
価値の高い人造石となる。
て、粒状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なく
とも1種類を混入させた人造石とすると、該自然石やガ
ラスの特有な色彩や形状により、様々な斑模様を表現す
ることが可能となり、御影石調人造石などの美しい商品
価値の高い人造石となる。
【0015】請求項4のように、前記人造石の構成要素
として、強化材を層状に混入させると、人造石の曲げ強
度を向上させることができる。また、軽量の強化材を用
いれば、強度と軽量化を同時に実現することが可能であ
る。
として、強化材を層状に混入させると、人造石の曲げ強
度を向上させることができる。また、軽量の強化材を用
いれば、強度と軽量化を同時に実現することが可能であ
る。
【0016】請求項5のように、前記人造石の結合材と
して混合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽
和ポリエステル樹脂を用いると、ゴミ焼却灰の溶融固化
生成物との接着性が良く、他の樹脂材に較べて、該ゴミ
焼却灰の溶融固化生成物の混合割合を高めることができ
る。
して混合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽
和ポリエステル樹脂を用いると、ゴミ焼却灰の溶融固化
生成物との接着性が良く、他の樹脂材に較べて、該ゴミ
焼却灰の溶融固化生成物の混合割合を高めることができ
る。
【0017】
【実施例】本発明の発明者らは、日々深刻化を増すゴミ
問題に取り組み、最終処分として埋め立てられるゴミ焼
却灰の溶融固化生成物から2次製品を開発するために、
あらゆる方面での検討を重ね、種々の試行錯誤を繰り返
した結果、人造石の骨材として用いると、非常に実用的
であることを見出し、該ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を
用いた人造石の開発に成功した。
問題に取り組み、最終処分として埋め立てられるゴミ焼
却灰の溶融固化生成物から2次製品を開発するために、
あらゆる方面での検討を重ね、種々の試行錯誤を繰り返
した結果、人造石の骨材として用いると、非常に実用的
であることを見出し、該ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を
用いた人造石の開発に成功した。
【0018】以下に本発明による人造石が実際上どのよ
うに具体化されるかを実施例で説明する。図1は、本発
明による御影石調の人造石の製造方法を示すフローチャ
ートであり、図2は、本発明による人造石の製造工程を
示す図である。以下にその製造手順を示す。 (1)ゴミ焼却灰の溶融固化生成物約100Kgと、結
合材となる不飽和ポリエステル樹脂20〜30Kgと、
斑模様を現出させるための天然石(寒水石など)を1K
g程度と、促進材(エスパーEP330(商品名))を
不飽和ポリエステル樹脂の1.0〜1.5重量%と、添
加材(パラフィン)を不飽和ポリエステル樹脂の1重量
%(気温20℃の場合)とを攪拌機などで混合して基層
材を製造する。必要に応じて着色材を混入する。
うに具体化されるかを実施例で説明する。図1は、本発
明による御影石調の人造石の製造方法を示すフローチャ
ートであり、図2は、本発明による人造石の製造工程を
示す図である。以下にその製造手順を示す。 (1)ゴミ焼却灰の溶融固化生成物約100Kgと、結
合材となる不飽和ポリエステル樹脂20〜30Kgと、
斑模様を現出させるための天然石(寒水石など)を1K
g程度と、促進材(エスパーEP330(商品名))を
不飽和ポリエステル樹脂の1.0〜1.5重量%と、添
加材(パラフィン)を不飽和ポリエステル樹脂の1重量
%(気温20℃の場合)とを攪拌機などで混合して基層
材を製造する。必要に応じて着色材を混入する。
【0019】(2)一方、表層材としては、不飽和ポリ
エステル樹脂を、基層材に用いた量に対して10%以内
とし、これに促進材を該表層用不飽和ポリエステル樹脂
の1重量%を混入し、攪拌機などで混合して表層材を製
造する。 (3)(2)で製造した表層材に、表層材用として混入
した促進材と同量の硬化材を加え、混合した後、任意の
形状に作成した型枠1の底部に、流し込み、人造石の表
層2を形成する。該表層の厚さは、0.7mm程度が好
ましい。
エステル樹脂を、基層材に用いた量に対して10%以内
とし、これに促進材を該表層用不飽和ポリエステル樹脂
の1重量%を混入し、攪拌機などで混合して表層材を製
造する。 (3)(2)で製造した表層材に、表層材用として混入
した促進材と同量の硬化材を加え、混合した後、任意の
形状に作成した型枠1の底部に、流し込み、人造石の表
層2を形成する。該表層の厚さは、0.7mm程度が好
ましい。
【0020】(4)該表層2が凝固した後、該表層2の
上部に、前記(1)で製造した基層材の1/2に硬化材
(基層材用として混入した促進材の1/2の量)を加
え、混合して流し込み、基層第一層3を形成する。 (5)グラスファイバー材を層状に敷き詰め、強化層4
を形成する。 (6)残りの1/2の基層材に硬化材(基層材用として
混入した促進材の1/2の量)を加え、混合して流し込
み、基層第二層5を形成する。 (7)完全に固まった後、型枠1を取り外す。 (8)表層の表面6をサンダーペーパーなどで磨きを入
れ、光沢を出す。
上部に、前記(1)で製造した基層材の1/2に硬化材
(基層材用として混入した促進材の1/2の量)を加
え、混合して流し込み、基層第一層3を形成する。 (5)グラスファイバー材を層状に敷き詰め、強化層4
を形成する。 (6)残りの1/2の基層材に硬化材(基層材用として
混入した促進材の1/2の量)を加え、混合して流し込
み、基層第二層5を形成する。 (7)完全に固まった後、型枠1を取り外す。 (8)表層の表面6をサンダーペーパーなどで磨きを入
れ、光沢を出す。
【0021】このようにして製造された人造石は、主成
分であるゴミ焼却灰の溶融固化生成物と不飽和ポリエス
テル樹脂の混合物は、黒色となり、混入される自然石
は、灰白色の斑模様となって現れるため、御影石に似た
美しい人造石となる。また、透明な不飽和ポリエステル
樹脂が表層を形成しており、表層表面は、光沢処理され
ているため、表面に自然石が露出することはなく、鮮や
かな光沢を呈する。
分であるゴミ焼却灰の溶融固化生成物と不飽和ポリエス
テル樹脂の混合物は、黒色となり、混入される自然石
は、灰白色の斑模様となって現れるため、御影石に似た
美しい人造石となる。また、透明な不飽和ポリエステル
樹脂が表層を形成しており、表層表面は、光沢処理され
ているため、表面に自然石が露出することはなく、鮮や
かな光沢を呈する。
【0022】実施例では、基層を形成するゴミ焼却灰の
溶融固化生成物と不飽和ポリエステル樹脂の混合比率
は、重量比で約8:2の割合としたが、これに限定され
るものでは無く、不飽和ポリエステル樹脂の混合割合を
15〜30重量%で任意に設定して製造することができ
る。15%以下では固化が困難であり、30%以上で
は、変形する恐れがある。また、結合材としては、不飽
和ポリエステル樹脂に代えてエポキシ樹脂など他の樹脂
材を用いることもできる。
溶融固化生成物と不飽和ポリエステル樹脂の混合比率
は、重量比で約8:2の割合としたが、これに限定され
るものでは無く、不飽和ポリエステル樹脂の混合割合を
15〜30重量%で任意に設定して製造することができ
る。15%以下では固化が困難であり、30%以上で
は、変形する恐れがある。また、結合材としては、不飽
和ポリエステル樹脂に代えてエポキシ樹脂など他の樹脂
材を用いることもできる。
【0023】硬化材は、その使用条件(気温)によって
異なるが、混合される樹脂材の0.5〜1.0重量%が
好ましく、例えば、日本油脂(株)製のパーメックN
(商品名)などが挙げられる。添加材は、混合される樹
脂材の1.5重量%程度が好ましく例えば、三井東圧化
学(株)製EM−23(商品名)(パラフィン)などが
挙げられる。促進材は、硬化材と同量程度が良く、例え
ば、三井東圧化学(株)製のエスパーEP330(商品
名)などが挙げられる。本実施例では強化材として、グ
ラスファイバー材を用いたが金属製の網などでも良く、
軽量化を必要とする場合には、木製合板材を混入させて
も良い。
異なるが、混合される樹脂材の0.5〜1.0重量%が
好ましく、例えば、日本油脂(株)製のパーメックN
(商品名)などが挙げられる。添加材は、混合される樹
脂材の1.5重量%程度が好ましく例えば、三井東圧化
学(株)製EM−23(商品名)(パラフィン)などが
挙げられる。促進材は、硬化材と同量程度が良く、例え
ば、三井東圧化学(株)製のエスパーEP330(商品
名)などが挙げられる。本実施例では強化材として、グ
ラスファイバー材を用いたが金属製の網などでも良く、
軽量化を必要とする場合には、木製合板材を混入させて
も良い。
【0024】なお、該ゴミ焼却灰には、多少の有害物質
が含まれる危険性があるが、灰溶融炉で1300℃以上
に強熱して溶融されたものを急冷して粒状にするため、
灰の中に含まれる珪酸が他の金属などと結合して固溶体
を作るので、多少の有害金属があっても、無害なものに
なってしまうため安全に処理することができる。
が含まれる危険性があるが、灰溶融炉で1300℃以上
に強熱して溶融されたものを急冷して粒状にするため、
灰の中に含まれる珪酸が他の金属などと結合して固溶体
を作るので、多少の有害金属があっても、無害なものに
なってしまうため安全に処理することができる。
【0025】この人造石の用途としては、テーブル、カ
ウンター、壁材、化粧台、花瓶などの材料として広く一
般的に利用することができ、その主要成分として全重量
の約80%に該ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を使用する
ことができる。このため大量に2次製品が製造でき、廃
棄物として埋め立て処分する必要がなくなり、深刻な問
題となっている埋立地の問題が解消される。
ウンター、壁材、化粧台、花瓶などの材料として広く一
般的に利用することができ、その主要成分として全重量
の約80%に該ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を使用する
ことができる。このため大量に2次製品が製造でき、廃
棄物として埋め立て処分する必要がなくなり、深刻な問
題となっている埋立地の問題が解消される。
【0026】従来より、装飾用建材としては、大理石な
どの石材資源不足の問題から樹脂系人造石が多く用いら
れているが、それらの主成分は、粉砕された天然石と樹
脂材とで構成されており、石材資源問題の解消にはなっ
ていなかった。該人造石に用いられる天然石の代価材料
として、高炉スラグやガラス材などを用いた人造石も開
発されているが、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を用いた
人造石は開発されていない。また、高炉スラグを用いた
人造石(特公昭62−10953)は、強度は天然石よ
り良くなるが、該スラグの粒度調整が必要であり、混合
割合は、実用上50%程度が限界である。また、ガラス
材を用いたものは、衝撃に弱い欠点があるなど有効な代
価材料とは言い難い。
どの石材資源不足の問題から樹脂系人造石が多く用いら
れているが、それらの主成分は、粉砕された天然石と樹
脂材とで構成されており、石材資源問題の解消にはなっ
ていなかった。該人造石に用いられる天然石の代価材料
として、高炉スラグやガラス材などを用いた人造石も開
発されているが、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物を用いた
人造石は開発されていない。また、高炉スラグを用いた
人造石(特公昭62−10953)は、強度は天然石よ
り良くなるが、該スラグの粒度調整が必要であり、混合
割合は、実用上50%程度が限界である。また、ガラス
材を用いたものは、衝撃に弱い欠点があるなど有効な代
価材料とは言い難い。
【0027】本発明の人造石は、ゴミ焼却灰の溶融固化
生成物を予め粒度調節するなどの前処理を必要とせず、
そのまま樹脂材と混合して固化することができるため、
実用性が極めて高い。また、着色材を混入することによ
り、様々な色彩を現出させることができ、美しい石目調
模様のテーブルや花瓶などの家具製品とすることもでき
る。
生成物を予め粒度調節するなどの前処理を必要とせず、
そのまま樹脂材と混合して固化することができるため、
実用性が極めて高い。また、着色材を混入することによ
り、様々な色彩を現出させることができ、美しい石目調
模様のテーブルや花瓶などの家具製品とすることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1のように、ゴミ焼却灰の溶融固
化生成物と樹脂材とを主成分とし、少なくとも硬化材を
混入させた人造石とすることにより、該ゴミ焼却灰の溶
融固化生成物を廃棄することなく、すべて人造石の原料
とすることができ、ゴミ処分地問題が解決できる。ま
た、強固で美しく安価な人造石が実現できる。
化生成物と樹脂材とを主成分とし、少なくとも硬化材を
混入させた人造石とすることにより、該ゴミ焼却灰の溶
融固化生成物を廃棄することなく、すべて人造石の原料
とすることができ、ゴミ処分地問題が解決できる。ま
た、強固で美しく安価な人造石が実現できる。
【0029】請求項2のように、前記人造石の成分とし
て着色材を混入させることにより、様々な色彩および模
様の美しい人造石を製造することができ、建築資材の
他、室内装飾家具用の材料としても広く利用することが
できる。
て着色材を混入させることにより、様々な色彩および模
様の美しい人造石を製造することができ、建築資材の
他、室内装飾家具用の材料としても広く利用することが
できる。
【0030】請求項3のように、前記人造石の成分とし
て、粒状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なく
とも1種類を混入させた人造石とすることにより、自然
な斑模様を現出させることができ、御影石などの天然石
同様の格調の高い人造石とすることができる
て、粒状の自然石と粉砕された粒状のガラス材の少なく
とも1種類を混入させた人造石とすることにより、自然
な斑模様を現出させることができ、御影石などの天然石
同様の格調の高い人造石とすることができる
【0031】請求項4のように、前記人造石の構成要素
として、強化材を層状に混入させることにより、曲げ強
度を増すことができ、軽量化することも可能となるた
め、取り扱いが容易となる。
として、強化材を層状に混入させることにより、曲げ強
度を増すことができ、軽量化することも可能となるた
め、取り扱いが容易となる。
【0032】請求項5のように、前記人造石の結合材と
して混合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽
和ポリエステル樹脂を混合させることにより、安価で接
着性の良い結合材を提供でき、かつゴミ焼却灰の溶融固
化生成物の使用量を高めることができる。
して混合される樹脂材として、15〜30重量%の不飽
和ポリエステル樹脂を混合させることにより、安価で接
着性の良い結合材を提供でき、かつゴミ焼却灰の溶融固
化生成物の使用量を高めることができる。
【0033】以上のように、本発明による人造石による
と、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物の有効的な再利用対策
となり、用途が広く大量に再利用することが可能であ
り、かつ商品価値の高い美しい人造石を提供することが
できる。
と、ゴミ焼却灰の溶融固化生成物の有効的な再利用対策
となり、用途が広く大量に再利用することが可能であ
り、かつ商品価値の高い美しい人造石を提供することが
できる。
【図1】本発明による人造石の製造方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1 型枠 2 表層 3 基層第一層 4 強化層 5 基層第二層 6 表層の表面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による人造石の製造方法を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図2】本発明による人造石の製造方法の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 1 型枠 2 表層 3 基層第一層 4 強化層 5 基層第二層 6 表層の表面
フロントページの続き (71)出願人 594172673 饒平名 知俊 沖縄県那覇市首里石嶺町1丁目123番地7 号 (71)出願人 594172684 比嘉 真徳 沖縄県那覇市首里寒川町2丁目77番地の1 (71)出願人 594172695 具志堅 文秀 沖縄県島尻郡豊見城村字高嶺446番地の16 豊見城団地C14−303号 (71)出願人 594172709 具志堅 文清 沖縄県浦添市牧港4丁目1番12−404号 (牧港団地) (72)発明者 饒平名 知勝 沖縄県那覇市若狭2丁目3番地7号
Claims (5)
- 【請求項1】 ゴミ焼却灰の溶融固化生成物と、樹脂材
とを主成分とし、少なくとも硬化材が混入されてなる人
造石。 - 【請求項2】 前記人造石の成分として、着色材が混入
されていることを特徴とする請求項1に記載の人造石。 - 【請求項3】 粒状の自然石と、粉砕された粒状のガラ
ス材の少なくとも1種類が混入されていることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の人造石。 - 【請求項4】 強化材が層状に混入されていることを特
徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の人
造石。 - 【請求項5】 前記の樹脂材として、15〜30重量%
の不飽和ポリエステル樹脂が混入されていることを特徴
とする請求項1から4までのいずれかの項に記載の人造
石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25427694A JPH0891901A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 人造石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25427694A JPH0891901A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 人造石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891901A true JPH0891901A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17262723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25427694A Pending JPH0891901A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 人造石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115849869A (zh) * | 2022-12-10 | 2023-03-28 | 佛山市雅博陶瓷发展有限公司 | 一种复合型节能生态石及其制造方法 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25427694A patent/JPH0891901A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115849869A (zh) * | 2022-12-10 | 2023-03-28 | 佛山市雅博陶瓷发展有限公司 | 一种复合型节能生态石及其制造方法 |
| CN115849869B (zh) * | 2022-12-10 | 2023-08-22 | 佛山市雅博陶瓷发展有限公司 | 一种复合型节能生态石制造方法 |
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