JPH0891956A - セラミックス材料 - Google Patents
セラミックス材料Info
- Publication number
- JPH0891956A JPH0891956A JP23086694A JP23086694A JPH0891956A JP H0891956 A JPH0891956 A JP H0891956A JP 23086694 A JP23086694 A JP 23086694A JP 23086694 A JP23086694 A JP 23086694A JP H0891956 A JPH0891956 A JP H0891956A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding surface
- sliding
- lubricant
- ceramic material
- tungsten
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B38/00—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
- C04B38/04—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by dissolving-out added substances
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、摺動動作中に適量の潤滑剤
を摺動面に供給することが可能なセラミックス材料を提
供することにある。 【構成】 本発明に係るセラミックス1は、予め混入し
た異物たるタングステン4を焼成後に除去することによ
って形成される凹穴2を摺動面1aに設け、該凹穴2
を、潤滑剤3を保持する油溜まりとして構成している。
を摺動面に供給することが可能なセラミックス材料を提
供することにある。 【構成】 本発明に係るセラミックス1は、予め混入し
た異物たるタングステン4を焼成後に除去することによ
って形成される凹穴2を摺動面1aに設け、該凹穴2
を、潤滑剤3を保持する油溜まりとして構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は摺動用材料として用いら
れるセラミックス材料に関するものである。
れるセラミックス材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミックス材料は高硬度で
あって、耐摩耗性、耐腐食性に優れていることから、高
温の状況下や、腐食性ガスの雰囲気および腐食性液体の
中で摺動用材料として使用されている。その一方、セラ
ミックスは、それ自身で潤滑作用を有さないため、摺動
する相手材を摩耗させることがある。このため、従来に
おいては、潤滑剤を多孔質セラミックスに含浸させるこ
とにより摺動材料として用いたり、あるいは摺動面の気
孔率を潤滑油の保持性が良好となるように変えたセラミ
ックス材料も提供されている。
あって、耐摩耗性、耐腐食性に優れていることから、高
温の状況下や、腐食性ガスの雰囲気および腐食性液体の
中で摺動用材料として使用されている。その一方、セラ
ミックスは、それ自身で潤滑作用を有さないため、摺動
する相手材を摩耗させることがある。このため、従来に
おいては、潤滑剤を多孔質セラミックスに含浸させるこ
とにより摺動材料として用いたり、あるいは摺動面の気
孔率を潤滑油の保持性が良好となるように変えたセラミ
ックス材料も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如く、多孔質セラミックスに潤滑剤を含浸させた摺動材
料では、含浸した潤滑剤が過剰ににじみ出てくることが
あるので、クリーン度が要求される場所において使用す
ることができないおそれがあった。また、セラミックス
材料の摺動面の気孔率を特定の値に限定するには、従来
の方法では焼成温度や焼結助剤量を微妙に変える必要が
あるので、目標とする気孔率の焼結体を得ることは困難
であった。
如く、多孔質セラミックスに潤滑剤を含浸させた摺動材
料では、含浸した潤滑剤が過剰ににじみ出てくることが
あるので、クリーン度が要求される場所において使用す
ることができないおそれがあった。また、セラミックス
材料の摺動面の気孔率を特定の値に限定するには、従来
の方法では焼成温度や焼結助剤量を微妙に変える必要が
あるので、目標とする気孔率の焼結体を得ることは困難
であった。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、摺動動作中に適量の潤滑剤
を摺動面に供給することが可能なセラミックス材料を提
供することにある。
ものであって、その目的は、摺動動作中に適量の潤滑剤
を摺動面に供給することが可能なセラミックス材料を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、予め混入した
異物を焼成後に除去することによって形成される凹穴を
摺動面に設け、該凹穴を、潤滑剤を保持する油溜まりと
して構成している。
題を解決するために、本発明においては、予め混入した
異物を焼成後に除去することによって形成される凹穴を
摺動面に設け、該凹穴を、潤滑剤を保持する油溜まりと
して構成している。
【0006】
【作用】本発明に係るセラミックス材料では、摺動面に
設けた凹穴が潤滑剤を保持する油溜まりとして構成され
ているため、当該凹穴に塗布した潤滑剤が摺動動作中に
適量ずつ凹穴からにじみ出てきて、摺動面が常に良好な
状態に潤滑されることになる。また、本発明のセラミッ
クス材料では、予め混入した異物を焼成後に除去するこ
とによって凹穴を形成しているため、混入する異物の大
きさや量により凹穴の大きさや凹穴の摺動面での面積率
を容易に制御することが可能である。
設けた凹穴が潤滑剤を保持する油溜まりとして構成され
ているため、当該凹穴に塗布した潤滑剤が摺動動作中に
適量ずつ凹穴からにじみ出てきて、摺動面が常に良好な
状態に潤滑されることになる。また、本発明のセラミッ
クス材料では、予め混入した異物を焼成後に除去するこ
とによって凹穴を形成しているため、混入する異物の大
きさや量により凹穴の大きさや凹穴の摺動面での面積率
を容易に制御することが可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】図1〜図4は本発明に係るセラミックス材
料の一実施例を示している。図において、1は各種摺動
用材料として用いられるセラミックスであり、このセラ
ミックス1の摺動面1aには多数の凹穴2が設けられて
いる。これら凹穴2は、供給した潤滑剤(例えば、潤滑
油)3を保持する油溜まりとして構成されており、その
大きさおよび摺動面1aでの面積率は混入する異物たる
タングステン4の大きさや量によって変化させることが
可能になっている。混入する異物としてタングステン4
を使用するのは、耐熱性を有しているからである。
料の一実施例を示している。図において、1は各種摺動
用材料として用いられるセラミックスであり、このセラ
ミックス1の摺動面1aには多数の凹穴2が設けられて
いる。これら凹穴2は、供給した潤滑剤(例えば、潤滑
油)3を保持する油溜まりとして構成されており、その
大きさおよび摺動面1aでの面積率は混入する異物たる
タングステン4の大きさや量によって変化させることが
可能になっている。混入する異物としてタングステン4
を使用するのは、耐熱性を有しているからである。
【0009】また、本実施例のセラミックス1を成形す
るには、タングステン溶解液5と、これを貯蔵するタン
ク6とが用いられている。タングステン溶解液5として
は、30%フッ化水素酸を使用している。なお、図1に
おいて、符号7はセラミックス1と相対的に摺動する相
手摺動材である。
るには、タングステン溶解液5と、これを貯蔵するタン
ク6とが用いられている。タングステン溶解液5として
は、30%フッ化水素酸を使用している。なお、図1に
おいて、符号7はセラミックス1と相対的に摺動する相
手摺動材である。
【0010】次に、本実施例のセラミックス1を成形す
る方法を具体例をもって説明する。まず、96vol%
のアルミナ粉末(平均粒径0.07μm)と4vol%
のタングステン粉末(平均粒径0.09μm)とをそれ
ぞれ混合する。そして、造粒、乾燥後にホットプレスを
1500゜Cで0.5時間程行い、図2に示す如く、で
き上がった焼結体を所定の形状に加工するとともに、摺
動面として利用する側を研削加工などで所定の精度に仕
上げる。
る方法を具体例をもって説明する。まず、96vol%
のアルミナ粉末(平均粒径0.07μm)と4vol%
のタングステン粉末(平均粒径0.09μm)とをそれ
ぞれ混合する。そして、造粒、乾燥後にホットプレスを
1500゜Cで0.5時間程行い、図2に示す如く、で
き上がった焼結体を所定の形状に加工するとともに、摺
動面として利用する側を研削加工などで所定の精度に仕
上げる。
【0011】次いで、図3に示すように、この焼結体を
持ち上げ、タングステン4をエッチングするタングステ
ン溶解液5の中に摺動面として利用する側を浸漬し、表
面に存在するタングステン4を溶解除去すると、セラミ
ックス1の摺動面1aには、多数の微細な凹穴2が形成
される(図4参照)。
持ち上げ、タングステン4をエッチングするタングステ
ン溶解液5の中に摺動面として利用する側を浸漬し、表
面に存在するタングステン4を溶解除去すると、セラミ
ックス1の摺動面1aには、多数の微細な凹穴2が形成
される(図4参照)。
【0012】図1に示す如く、本実施例のセラミックス
1を摺動用材料として使用する場合において、摺動面1
aに潤滑剤3の油を塗布しておくと、該潤滑剤3は凹穴
2に入り込んで保持されることから、相手摺動材7が矢
印方向に摺動するに伴って、摺動面1aに潤滑剤3が適
量ずつ凹穴2からにじみ出てくる。したがって、セラミ
ックス1の摺動面1aは、摺動動作中、潤滑剤3により
被覆されて常に良好な状態に潤滑されることになり、当
該潤滑剤3の介在にて相手摺動材7がセラミックス1に
よって摩耗するおそれがない。
1を摺動用材料として使用する場合において、摺動面1
aに潤滑剤3の油を塗布しておくと、該潤滑剤3は凹穴
2に入り込んで保持されることから、相手摺動材7が矢
印方向に摺動するに伴って、摺動面1aに潤滑剤3が適
量ずつ凹穴2からにじみ出てくる。したがって、セラミ
ックス1の摺動面1aは、摺動動作中、潤滑剤3により
被覆されて常に良好な状態に潤滑されることになり、当
該潤滑剤3の介在にて相手摺動材7がセラミックス1に
よって摩耗するおそれがない。
【0013】本実施例のセラミックス1では、潤滑剤3
の保持体として利用する油溜まりの凹穴2が予め混入し
たタングステン4のみをタングステン溶解液5でエッチ
ングして溶解除去することにより形成されるため、混入
するタングステン4の大きさや量を選択して凹穴2の大
きさや凹穴2の摺動面1aでの面積率を容易に変えるこ
とができ、最適の油溜まりを摺動面1aに設けることが
できる。すなわち、本実施例のセラミックス1は、適用
する摺動用材料に応じて凹穴2の大きさや該凹穴2の摺
動面1aでの面積率を任意に変更し得るため、摺動面1
aが常に良好な状態に潤滑され、相手摺動材7の摩耗を
防ぐことができる。
の保持体として利用する油溜まりの凹穴2が予め混入し
たタングステン4のみをタングステン溶解液5でエッチ
ングして溶解除去することにより形成されるため、混入
するタングステン4の大きさや量を選択して凹穴2の大
きさや凹穴2の摺動面1aでの面積率を容易に変えるこ
とができ、最適の油溜まりを摺動面1aに設けることが
できる。すなわち、本実施例のセラミックス1は、適用
する摺動用材料に応じて凹穴2の大きさや該凹穴2の摺
動面1aでの面積率を任意に変更し得るため、摺動面1
aが常に良好な状態に潤滑され、相手摺動材7の摩耗を
防ぐことができる。
【0014】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0015】例えば、既述の実施例において、潤滑油が
供給されないような場所でセラミックス1を使用する場
合は、摺動面1aに潤滑剤を塗布し、タングステン4の
溶解で生じた凹穴2にこの潤滑剤を保持させることによ
り、優れた摺動特性を有するセラミックス摺動材料とし
てもよい。
供給されないような場所でセラミックス1を使用する場
合は、摺動面1aに潤滑剤を塗布し、タングステン4の
溶解で生じた凹穴2にこの潤滑剤を保持させることによ
り、優れた摺動特性を有するセラミックス摺動材料とし
てもよい。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るセラミックス
材料は、予め混入した異物を焼成後に除去することによ
って形成される凹穴を摺動面に設け、該凹穴を、潤滑剤
を保持する油溜まりとして構成しているので、凹穴で保
持された潤滑剤が過剰に摺動面ににじみ出てくることは
なく、摺動動作中に適量ずつ凹穴からにじみ出て摺動面
に供給され、したがって当該摺動面は常に良好な状態に
潤滑されることになり、相手摺動材の摩耗を無くせると
ともに、優れた摺動特性を有する広範囲の摺動用材料に
使用できる。また、本発明のセラミックス材料では、混
入する異物の大きさや量により摺動面に設ける凹穴の大
きさや凹穴の摺動面の面積率を容易に制御することが可
能であるので、適用する摺動用材料に応じて最適の油溜
まりを形成することができる。
材料は、予め混入した異物を焼成後に除去することによ
って形成される凹穴を摺動面に設け、該凹穴を、潤滑剤
を保持する油溜まりとして構成しているので、凹穴で保
持された潤滑剤が過剰に摺動面ににじみ出てくることは
なく、摺動動作中に適量ずつ凹穴からにじみ出て摺動面
に供給され、したがって当該摺動面は常に良好な状態に
潤滑されることになり、相手摺動材の摩耗を無くせると
ともに、優れた摺動特性を有する広範囲の摺動用材料に
使用できる。また、本発明のセラミックス材料では、混
入する異物の大きさや量により摺動面に設ける凹穴の大
きさや凹穴の摺動面の面積率を容易に制御することが可
能であるので、適用する摺動用材料に応じて最適の油溜
まりを形成することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るセラミックス材料の摺
動面に設けた凹穴から潤滑剤がにじみ出ている状態を示
す断面図である。
動面に設けた凹穴から潤滑剤がにじみ出ている状態を示
す断面図である。
【図2】上記セラミックス材料のタングステン混入セラ
ミックス焼結体を示す断面図である。
ミックス焼結体を示す断面図である。
【図3】上記タングステン混入セラミックス焼結体をタ
ングステン溶解液でエッチングしている状態を示す断面
図である。
ングステン溶解液でエッチングしている状態を示す断面
図である。
【図4】上記エッチングで摺動面に凹穴が形成されてい
るセラミックス材料を示す断面図である。
るセラミックス材料を示す断面図である。
1 セラミックス 1a 摺動面 2 凹穴 3 潤滑剤 4 タングステン 5 タングステン溶解液 6 タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 予め混入した異物を焼成後に除去するこ
とによって形成される凹穴を摺動面に設け、該凹穴を、
潤滑剤を保持する油溜まりとして構成したことを特徴と
するセラミックス材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23086694A JPH0891956A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | セラミックス材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23086694A JPH0891956A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | セラミックス材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891956A true JPH0891956A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16914539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23086694A Pending JPH0891956A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | セラミックス材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891956A (ja) |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23086694A patent/JPH0891956A/ja active Pending
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