JPH0225053B2 - - Google Patents

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JPH0225053B2
JPH0225053B2 JP61164233A JP16423386A JPH0225053B2 JP H0225053 B2 JPH0225053 B2 JP H0225053B2 JP 61164233 A JP61164233 A JP 61164233A JP 16423386 A JP16423386 A JP 16423386A JP H0225053 B2 JPH0225053 B2 JP H0225053B2
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JP
Japan
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bearing
oil
impregnated
etching
holes
Prior art date
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JP61164233A
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JPS6319419A (ja
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Yojiro Shigemori
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は軸受の製造業界に利用される含油軸受
の製造方法に係る。
(従来の技術) 従来金属の粉体を金型にて加圧成形した後、焼
結して多孔性焼結体とし、更にその孔部に油等の
潤滑媒体を含浸させた構成の焼結含油軸受は既に
公知である。
この従来公知の焼結含油軸受は図面第6図に示
すように、銅又は鉄系軸受素材の微小粒子単独
か、或いは数種の素材を均一に混合させるための
混合工程と、この混合した材料を金型で圧縮成形
させる加圧成形工程と、前記加圧成形したものを
焼結炉で高温にて焼結させる焼結工程と、焼結し
たものの寸法矯正と部分的機械加工とを行なう矯
正及び機械加工工程と、形成される軸受けの多孔
部へ油を含浸させる油含浸工程とからなる製造工
程を経て製作される。
又、焼結合金を用いた軸受けの軸に対する摺動
面に焼結合金内の油を微量ずつ流出するための微
小で多孔質なナイロン、テフロン、デルリン等の
プラスチツク材料をコーテイング又は嵌着する方
法として特公昭40−5362号公報記載のものがあ
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記従来の含油軸受は、使用時軸受と軸
とが接触しながら軸回転したときに軸受の孔部に
含浸した油が流出して軸受と間との間に油膜を形
成し、この油膜の介在により潤滑し軸の円滑な回
転を可能とするもので、この為多孔部へ潤滑媒体
をいかに多く含浸させるかが重要なポイントとな
るし、又同時にこの潤滑媒体を常に適量流出させ
る為には多孔部の孔をどの程度の大きさとすべき
かも重要なポイントとなり、例えば孔の大きさが
大き過がると潤滑媒体である油の流出が多くな
り、軸回転により同油が飛び散り、油は早く消失
する。
又孔が小さ過ぎると潤滑媒体の油が思うように
流れ出ずに前記油膜構成が困難となつて、軸受の
焼付けを起こす等の問題が発生する。
之等を解決するため最近含油量を増やす方法と
して、軸受と接する外部に油溜装置を設ける手段
が考えられて実施されているが、この油溜装置に
よる場合は、その構成が複雑となり装置が高価と
なる問題点を有するものであつた。
又、特公昭40−5362号公報記載のものにおいて
は、微小な多孔質部材として、焼結合金とは別の
部材をコーテイング又は嵌着するために、製造性
が悪いという問題点があつた。
本発明は前記した従来の問題点を解決するため
になされたもので、軸受に於ける潤滑媒体の流出
する軸受表面部及び浅層部の孔を小さく、深層部
の孔を大きく形成してこの結果保油量(含油量)
を多くすると共に、保油時間を持続できる安価な
含油軸受の製造方法を提供することを目的とした
ものである。
ロ 発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明の含油軸受
の製造方法は、実施例に示す次の工程からなるも
のである。
即ち多孔性の含油軸受に於て、焼成工程cの
後、軸受表面部3及び浅層部4の小孔壁部をマス
キングする工程dと、該マスキング工程d後、軸
受深層部7をエツチングする工程eと、エツチン
グされた多孔部へ潤滑媒体2を含浸する工程iと
によるものである。
(実施例) 次に本発明に係る含油軸受の製造方法によつて
製造された含油軸受の実施例を第1図乃至第3図
に基づいて説明すると、第1図は実施例に於ける
多孔性の含油軸受1を示す断面図で、該含油軸受
1は、油からなる潤滑媒体2を流出する軸受表面
部3及び浅層部4の孔5を加圧成形時に於て小孔
とし、且つ形成される軸受6の深層部7に後記塩
化第二鉄等のエツチング液を真空含浸するエツチ
ング工程により大孔とした孔8を形成して前記軸
受表面部3及び浅層部4の孔5と深層部7の孔8
とからなる多孔部に、アンデロールオイル等の油
からなる潤滑媒体2を含浸させたものである。
前記構成による含油軸受は下記第一実施例及び
第二実施例の製造方法により製造されるが、その
第一実施例を第4図に基づいて説明する。
(a) 混合工程; 銅粉、鉛粉、錫粉、黒鉛粉の微小粒子を混合
機にかけて混合するか、鉄粉、銅粉、鉛粉、黒
鉛粉からなる軸受形成素材を混合機にかける。
(b) 成形工程; 前記混合した軸受形成素材を金型で圧縮成形
し、軸受6を成形する。このとき形成される軸
受6の表面部3及び浅層部4に多数の小孔から
なる孔5を形成した圧粉成形体を得る。
(c) 焼成工程; 軸受の形とした前記圧粉成形体を炉内を高温
とした焼成炉へ入れて焼結させる。
(d) マスキング工程; 焼成した軸受6の表面部3及び表面に近い浅
層部4の孔5に於ける金属粉子表面に水溶性の
アクリル系樹脂液を真空含浸して乾燥させ、そ
の水分を蒸発させて1um程度の樹脂皮膜9を形
成し、前記金属粉子表面が後記エツチングによ
つて影響を受けない様にする。
尚このマスキングの手段として例えば黒染め
等の表面処理により酸化皮膜を形成する場合と
か、或いはニツケル等の電解メツキ処理により
金属粉子表面に皮膜を形成する場合もある。之
等は何れもエツチング液に腐蝕されない材質の
ものであることが限定される。
(e) エツチング工程; マスキング工程で樹脂皮膜9により被覆され
た軸受表面部3の孔5からエツチング液を軸受
6内部へ含浸させ、前記マスキングされていな
い鉄又は銅系の金属部を腐蝕させ、軸受5の深
層部7に大きな孔8を形成する。
このエツチング液は塩化第二鉄を使用しこれ
を真空含浸させる。又このエツチングの量は時
間及び液の濃度によつて管理する。
又このエツチング手段として金属を腐蝕する
気体(ガス)を使用する場合もある。
(f) 洗滌工程; エツチングした軸受6を洗滌溶剤により洗滌
しエツチング液を洗い流し、これを除去する。
(g) マスキング用皮膜の除去工程; 前記エツチング液を除去した後、軸受6の表
面部3より皮膜除去液を含浸させて、軸受6の
表面部3及び浅層部4の孔5に旋した樹脂皮膜
9を剥離する。このときアクリル系樹脂剤を使
用して樹脂皮膜9を形成した場合、アルカリ液
により、その皮膜9を除去することができる。
(h) 洗滌工程; 樹脂皮膜9を除去してから、付着する皮膜除
去液を再度洗滌溶液にて洗い流し、これを除去
する。
(i) 含油工程; 軸受6表面部3及び浅層部4の孔5を小孔と
し、深層部7の孔8を大孔とした多孔性の軸受
6に於ける前記孔5、に潤滑媒体2であるアン
デロールオイルを含浸させるこの含浸は含浸タ
ンクの中に前記軸受6を入れ、タンク内を真空
脱気した後、タンク内にアンデロールオイルを
注入しこれを一定時間保持して、仝オイルを含
浸させるものである。
次に本発明に係る製造方法の第二実施例を第5
図に基づいて説明すると、この第二実施例の製法
は、混合工程、成形工程、焼成工程、マスキング
工程、エツチング工程洗滌工程、含油工程とから
なるもので、特に混合工程、成形工程、焼成工程
までは前記第一実施例と同じであつて、次のマス
キング工程に於て低摩擦係数のフツ素系樹脂を使
用し、軸受表面部及び表面に近い浅層部の孔にフ
ツ素系樹脂溶液を含浸させて乾燥し、更に水分を
蒸発させて樹脂皮膜を形成しマスキングする。
このマスキングした軸受に塩化第二鉄からなる
エツチング液を真空含浸させて、前記マスキング
されていない金属部分をエツチングし、軸受の深
層部に油溜用の孔を形成(エツチング工程)した
後、エツチング液を洗滌溶液により洗い流し(洗
滌工程)てから、形成される多孔部分にアンデロ
ールオイルを含浸(含油工程)させて、所定の含
油軸受を形成するものである。
尚このマスキングに於てフツ素系樹脂を使用し
た場合、エツチング工程後も摩擦係数を付する目
的で、洗滌することなくそのままにしておいても
良い。
なお本実施例によつて製造された含油軸受は、
例えばオーデイオ等の音響機器に於けるマイクロ
モータ等に使用し、これらの回転軸を受けるもの
で、軸が回転したとき軸受の多孔部に含浸した潤
滑媒体2の油が流れ出て、軸受けと軸との間に油
膜を作つて潤滑する。
このとき油膜は当初軸受表面部3及び浅層部4
の孔5に溜る油により形成され、後に含油量の増
大を図つた軸受深層部7の孔8に溜めた油2によ
り油膜が形成され、常時安定した油供給により長
寿命の含油軸受を得ることができる。
ハ 発明の効果 本発明に係る含油軸受に製造方法は多孔性の含
油軸受に於て、焼成工程の後、軸受表面部及び浅
層部の小孔壁部をマスキングする工程と、該マス
キング工程後、軸受深層部をエツチングする工程
と、エツチングされた多孔部へ潤滑媒体を含浸す
る工程によるものであるから、前記軸受表面部及
び浅層部の孔に影響を及ぼすことなく深層部へ油
溜用或いは圧入歪み吸収用の孔を簡単に形成でき
るし、又前記エツチング工程に於てエツチング液
の濃度とエツチング時間を調整することにより、
深層部の孔の大きさを最適な孔の大きさとするこ
とも出来て、使用時潤滑媒体の常時適切な供給を
可能とし、且つ製造性が良好で高性能な軸受を安
価に提供できる特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明に係る含油軸受の製造方法
によつて製造された含油軸受の実施例を示す断面
図、第2図は仝上製造工程に於けるマスキング状
態の要部の拡大断面図、第3図は仝上含油後に於
ける要部の拡大断面図、第4図は製造方法に於け
る第一実施例を示すブロツク図、第5図は仝上第
二実施例を示すブロツク図、第6図は従来の製造
工程を示すブロツク図である。 尚図中1は含油軸受、2は潤滑媒体、3は軸受
表面部、4は浅層部、5は孔、6は軸受、7は深
層部、8は孔、9は樹脂皮膜、cは焼成工程、d
はマスキング工程、eはエツチング工程、iは含
油工程である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多孔性の含油軸受に於て、焼成工程の後、軸
    受表面部及び浅層部の小孔壁部をマスキングする
    工程と、該マスキング工程後、軸受深層部をエツ
    チングする工程と、エツチングされた多孔部へ潤
    滑媒体を含浸する工程とより構成する含油軸受の
    製造方法。
JP16423386A 1986-07-11 1986-07-11 含油軸受の製造方法 Granted JPS6319419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16423386A JPS6319419A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 含油軸受の製造方法

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JP16423386A JPS6319419A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 含油軸受の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS6319419A JPS6319419A (ja) 1988-01-27
JPH0225053B2 true JPH0225053B2 (ja) 1990-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2808374B2 (ja) * 1991-07-16 1998-10-08 勇 菊池 含油軸受

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JPS6319419A (ja) 1988-01-27

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