JPH0892241A - 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤 - Google Patents
5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤Info
- Publication number
- JPH0892241A JPH0892241A JP22802194A JP22802194A JPH0892241A JP H0892241 A JPH0892241 A JP H0892241A JP 22802194 A JP22802194 A JP 22802194A JP 22802194 A JP22802194 A JP 22802194A JP H0892241 A JPH0892241 A JP H0892241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- hydrazinoquinolonecarboxylic
- acid derivative
- compound
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 次の一般式(1);
【化1】
[式中、R1 は置換基を有していてもよいアミノ基、ヒ
ドロキシル基又は低級アルコキシ基を示し;R2 は水素
原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよいアル
キル基を示し;nは1〜3の整数を示す。ただし、n=
1のとき、同時にR1 がアミノ基で、R2 が水素原子を
示すことはない]で表される5−ヒドラジノキノロンカ
ルボン酸誘導体、及びこれを有効成分とする抗菌剤。 【効果】 本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体(1)は、グラム陰性菌及び耐性菌を含むグラム
陽性菌に対して優れた抗菌活性を有し、抗菌剤として有
用である。
ドロキシル基又は低級アルコキシ基を示し;R2 は水素
原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよいアル
キル基を示し;nは1〜3の整数を示す。ただし、n=
1のとき、同時にR1 がアミノ基で、R2 が水素原子を
示すことはない]で表される5−ヒドラジノキノロンカ
ルボン酸誘導体、及びこれを有効成分とする抗菌剤。 【効果】 本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体(1)は、グラム陰性菌及び耐性菌を含むグラム
陽性菌に対して優れた抗菌活性を有し、抗菌剤として有
用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラム陰性菌及び耐性
菌を含むグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を有する
新規な5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこ
れを有効成分とする抗菌剤に関する。
菌を含むグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を有する
新規な5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこ
れを有効成分とする抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
感染症の治療薬としては、ナリジクス酸、ピロミド酸等
の合成抗菌剤が知られているが、これらは緑膿菌感染症
等の難治性疾患に対して効果が低いという問題がある。
そこで、このような問題を解決するものとして、ノルフ
ロキサシン、オフロキサシン、シプロキサシン、スパフ
ロキサシン等の6位がフッ素原子で置換されたキノロン
カルボン酸誘導体が開発されている。これらはグラム陰
性菌に対して強い抗菌作用を有することから、臨床にお
いて広く使用されている。しかし、従来の合成抗菌剤
は、体内動態が優れておらず、グラム陽性菌、特にメチ
シリン耐性黄色ブドウ球菌のような耐性菌に対する抗菌
作用が低いという問題がある。
感染症の治療薬としては、ナリジクス酸、ピロミド酸等
の合成抗菌剤が知られているが、これらは緑膿菌感染症
等の難治性疾患に対して効果が低いという問題がある。
そこで、このような問題を解決するものとして、ノルフ
ロキサシン、オフロキサシン、シプロキサシン、スパフ
ロキサシン等の6位がフッ素原子で置換されたキノロン
カルボン酸誘導体が開発されている。これらはグラム陰
性菌に対して強い抗菌作用を有することから、臨床にお
いて広く使用されている。しかし、従来の合成抗菌剤
は、体内動態が優れておらず、グラム陽性菌、特にメチ
シリン耐性黄色ブドウ球菌のような耐性菌に対する抗菌
作用が低いという問題がある。
【0003】また、WO94/10163号公報に記載
されている5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体
は、in vitroにおいてはグラム陰性菌及びグラ
ム陽性菌に対して抗菌活性を有するが、in vivo
においては、その体内動態の悪さから、抗菌活性は非常
に低下してしまうという問題がある。
されている5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体
は、in vitroにおいてはグラム陰性菌及びグラ
ム陽性菌に対して抗菌活性を有するが、in vivo
においては、その体内動態の悪さから、抗菌活性は非常
に低下してしまうという問題がある。
【0004】従って、本発明は、上記問題を解決し、体
内動態に優れており、in vitroのみならずin
vivoにおいてもグラム陰性菌及びグラム陽性菌に
対して優れた抗菌活性を有し、更に耐性菌にも優れた抗
菌活性を有する5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導
体及びこれを有効成分とする抗菌剤を提供することを目
的とする。
内動態に優れており、in vitroのみならずin
vivoにおいてもグラム陰性菌及びグラム陽性菌に
対して優れた抗菌活性を有し、更に耐性菌にも優れた抗
菌活性を有する5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導
体及びこれを有効成分とする抗菌剤を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は、数多くのキノロンカルボン酸誘導体を
合成し、それらの抗菌活性及び体内動態を検討したとこ
ろ、後記一般式(1)で表される5−ヒドラジノキノロ
ンカルボン酸誘導体が、体内動態に優れ、invitr
oのみならずin vivoにおいても、緑膿菌をはじ
めとするグラム陰性菌及びメチシリン耐性黄色ブドウ状
球菌のような耐性菌を含むグラム陽性菌に対する抗菌活
性において、公知のキノロンカルボン酸誘導体に比べて
格段に優れていることを見出し、本発明を完成した。
て、本発明者は、数多くのキノロンカルボン酸誘導体を
合成し、それらの抗菌活性及び体内動態を検討したとこ
ろ、後記一般式(1)で表される5−ヒドラジノキノロ
ンカルボン酸誘導体が、体内動態に優れ、invitr
oのみならずin vivoにおいても、緑膿菌をはじ
めとするグラム陰性菌及びメチシリン耐性黄色ブドウ状
球菌のような耐性菌を含むグラム陽性菌に対する抗菌活
性において、公知のキノロンカルボン酸誘導体に比べて
格段に優れていることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、次の一般式(1);
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1は置換基を有していてもよい
アミノ基、ヒドロキシル基又は低級アルコキシ基を示
し;R2 は水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有して
いてもよい低級アルキル基を示し;nは1〜3の整数を
示す。ただし、n=1のとき、同時にR1 がアミノ基
で、R2 が水素原子を示すことはない]で表される5−
ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体を提供するもので
ある。
アミノ基、ヒドロキシル基又は低級アルコキシ基を示
し;R2 は水素原子、ハロゲン原子又は置換基を有して
いてもよい低級アルキル基を示し;nは1〜3の整数を
示す。ただし、n=1のとき、同時にR1 がアミノ基
で、R2 が水素原子を示すことはない]で表される5−
ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体を提供するもので
ある。
【0009】また、本発明は、前記5−ヒドラジノキノ
ロンカルボン酸誘導体(1)を有効成分とする抗菌剤を
提供するものである。
ロンカルボン酸誘導体(1)を有効成分とする抗菌剤を
提供するものである。
【0010】一般式(1)中におけるR1 の意味は上記
のとおりであるが、より詳細には次のとおりである。置
換基を有していてもよいアミノ基における置換基として
は、低級アルキル基、アシル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アラルキル基等
を挙げることができる。ここで、低級アルキル基として
は、炭素数1〜5個の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、イソペンチル基等を挙げることができ;アシル基と
しては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、イ
ソブチリル基、ビバロイル基、ベンゾイル基、フェナシ
ル基、トリフルオロアセチル基等を挙げることができ;
低級アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、ペンチルオキシカルボニル基等を挙げることがで
き;アラルキル基としては、ベンジル基、フェニルエチ
ル基、メチルベンジル基、メトキシベンジル基、ナフチ
ルメチル基等を挙げることができる。置換基を有してい
てもよいアミノ基は、これらの置換基を1又は2個有し
ていてもよい。
のとおりであるが、より詳細には次のとおりである。置
換基を有していてもよいアミノ基における置換基として
は、低級アルキル基、アシル基、低級アルコキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アラルキル基等
を挙げることができる。ここで、低級アルキル基として
は、炭素数1〜5個の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル
基、イソペンチル基等を挙げることができ;アシル基と
しては、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、イ
ソブチリル基、ビバロイル基、ベンゾイル基、フェナシ
ル基、トリフルオロアセチル基等を挙げることができ;
低級アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、ペンチルオキシカルボニル基等を挙げることがで
き;アラルキル基としては、ベンジル基、フェニルエチ
ル基、メチルベンジル基、メトキシベンジル基、ナフチ
ルメチル基等を挙げることができる。置換基を有してい
てもよいアミノ基は、これらの置換基を1又は2個有し
ていてもよい。
【0011】また、低級アルコキシ基としては、炭素数
1〜5個を有する直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、例え
ばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポ
キシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ
基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチル
オキシ基、ネオペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ
基等を挙げることができる。
1〜5個を有する直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、例え
ばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポ
キシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ
基、t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペンチル
オキシ基、ネオペンチルオキシ基、t−ペンチルオキシ
基等を挙げることができる。
【0012】R1 としては、置換基を有していてもよい
アミノ基、ヒドロキシル基が好ましく、特に低級アルキ
ル基及び/又は低級アルコキシカルボニル基を有してい
てもよいアミノ基、ヒドロキシル基が好ましく、更に低
級アルキル基を有していてもよいアミノ基が好ましい。
アミノ基、ヒドロキシル基が好ましく、特に低級アルキ
ル基及び/又は低級アルコキシカルボニル基を有してい
てもよいアミノ基、ヒドロキシル基が好ましく、更に低
級アルキル基を有していてもよいアミノ基が好ましい。
【0013】一般式(1)中におけるR2 の意味は上記
のとおりであるが、より詳細には次のとおりである。ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子を挙げることができる。低級アルキル基
としては、炭素数1〜5個の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、イソペンチル基等を挙げることができる。ま
た、置換基を有していてもよい低級アルキル基における
置換基としては、ハロゲン原子、アミノ基、低級アルキ
ルアミノ基[−NHR3(R3 は上記の低級アルキル基
を示す)で表される基]、低級ジアルキルアミノ基[−
N(R4)2(R4 は上記の低級アルキル基を示す)で表
される基]、ヒドロキシル基、低級アルコキシ基、メル
カプト基、低級アルキルチオ基等を挙げることができ
る。
のとおりであるが、より詳細には次のとおりである。ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子を挙げることができる。低級アルキル基
としては、炭素数1〜5個の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、イソペンチル基等を挙げることができる。ま
た、置換基を有していてもよい低級アルキル基における
置換基としては、ハロゲン原子、アミノ基、低級アルキ
ルアミノ基[−NHR3(R3 は上記の低級アルキル基
を示す)で表される基]、低級ジアルキルアミノ基[−
N(R4)2(R4 は上記の低級アルキル基を示す)で表
される基]、ヒドロキシル基、低級アルコキシ基、メル
カプト基、低級アルキルチオ基等を挙げることができ
る。
【0014】R2 としては、水素原子又はハロゲン原子
が好ましい。
が好ましい。
【0015】一般式(1)中において、nは1〜3の整
数を示すが、好ましくは1又は2であり、特に1である
のが好ましい。
数を示すが、好ましくは1又は2であり、特に1である
のが好ましい。
【0016】一般式(1)で表される5−ヒドラジノキ
ノロンカルボン酸誘導体としては、式中のR1 が置換基
を有していてもよいアミノ基又はヒドロキシル基を示
し、R 2 が水素原子又はハロゲン原子を示し、nが1又
は2を示すものが好ましい。更に好ましいものとして、
次式(2)で表される化合物が挙げられる。
ノロンカルボン酸誘導体としては、式中のR1 が置換基
を有していてもよいアミノ基又はヒドロキシル基を示
し、R 2 が水素原子又はハロゲン原子を示し、nが1又
は2を示すものが好ましい。更に好ましいものとして、
次式(2)で表される化合物が挙げられる。
【0017】
【化4】
【0018】本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン
酸誘導体には、加水分解で又は生体内で容易に脱離され
て、一般式(1)で表される化合物になるようなエステ
ルも含まれる。このエステルとしては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
−ブチルエステル等の低級アルキルエステル類、コリン
エステル、ジメチルアミノエチルエステル、ピペリジノ
エチルエステル等のアミノエチルエステル類、アセトキ
シメチルエステル、ビバロイルオキシメチルエステル、
エトキシカルボニルオキシエチルエステル等を挙げるこ
とができる。
酸誘導体には、加水分解で又は生体内で容易に脱離され
て、一般式(1)で表される化合物になるようなエステ
ルも含まれる。このエステルとしては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
−ブチルエステル等の低級アルキルエステル類、コリン
エステル、ジメチルアミノエチルエステル、ピペリジノ
エチルエステル等のアミノエチルエステル類、アセトキ
シメチルエステル、ビバロイルオキシメチルエステル、
エトキシカルボニルオキシエチルエステル等を挙げるこ
とができる。
【0019】本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン
酸誘導体には、5−ヒドラジノキノロンカルボン酸の塩
も含まれる。この塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、臭化
水素酸、リン酸等の無機酸との塩、酢酸、フマル酸、マ
レイン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、シュウ
酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トル
エンスルホン酸等の有機酸との塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等の酸性アミノ酸との塩、ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銀等の金属
塩、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ジエタノール
アミン、ベンジルアミン等の有機塩基との塩、リジン、
アルギニン等の塩基性アミノ酸との塩等を挙げることが
できる。
酸誘導体には、5−ヒドラジノキノロンカルボン酸の塩
も含まれる。この塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、臭化
水素酸、リン酸等の無機酸との塩、酢酸、フマル酸、マ
レイン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、シュウ
酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トル
エンスルホン酸等の有機酸との塩、アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等の酸性アミノ酸との塩、ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銀等の金属
塩、ジメチルアミン、トリエチルアミン、ジエタノール
アミン、ベンジルアミン等の有機塩基との塩、リジン、
アルギニン等の塩基性アミノ酸との塩等を挙げることが
できる。
【0020】本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン
酸誘導体には、水和物として存在するものも含まれる。
また、不斉炭素原子を有するものも含まれ、光学活性体
として存在し得る場合には、それらも含まれる。更に、
複数の不斉炭素原子を有するものも含まれ、異なる立体
異性体として存在し得る場合には、それらの立体異性体
も含まれる。
酸誘導体には、水和物として存在するものも含まれる。
また、不斉炭素原子を有するものも含まれ、光学活性体
として存在し得る場合には、それらも含まれる。更に、
複数の不斉炭素原子を有するものも含まれ、異なる立体
異性体として存在し得る場合には、それらの立体異性体
も含まれる。
【0021】本発明の一般式(1)で表される5−ヒド
ラジノキノロンカルボン酸誘導体は、例えば下記反応式
に従って、化合物(3)とヒドラジンを反応させること
により製造することができる。
ラジノキノロンカルボン酸誘導体は、例えば下記反応式
に従って、化合物(3)とヒドラジンを反応させること
により製造することができる。
【0022】
【化5】
【0023】(式中、Xはハロゲン原子を示し、Zは水
素原子、低級アルキル基又はベンジル基等を示し、
R1、R2及びnは上記と同じものを示す)
素原子、低級アルキル基又はベンジル基等を示し、
R1、R2及びnは上記と同じものを示す)
【0024】化合物(3)とヒドラジン(水和物及び無
機酸又は有機酸との塩を含む)との反応は、溶媒中、塩
基の存在下で、好ましくは窒素気流中で行う。化合物
(3)とヒドラジンの使用量は、化合物(3)1モルに
対して、ヒドラジンが1〜20モル、好ましくは1〜1
0モルである。この反応で用いる溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノール、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメト
キシエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニ
トリル、ピリジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ヘキサメチルフォスフォリックトリアミド
又はN−メチルピロリドン及びこれらの2種以上の混合
物を挙げることができる。塩基としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、重炭酸ナトリウム等の
重炭酸塩、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)等の有機塩基
等を挙げることができる。反応温度は、通常−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃である。
機酸又は有機酸との塩を含む)との反応は、溶媒中、塩
基の存在下で、好ましくは窒素気流中で行う。化合物
(3)とヒドラジンの使用量は、化合物(3)1モルに
対して、ヒドラジンが1〜20モル、好ましくは1〜1
0モルである。この反応で用いる溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、イソプロパノール、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメト
キシエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニ
トリル、ピリジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、ヘキサメチルフォスフォリックトリアミド
又はN−メチルピロリドン及びこれらの2種以上の混合
物を挙げることができる。塩基としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、重炭酸ナトリウム等の
重炭酸塩、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)等の有機塩基
等を挙げることができる。反応温度は、通常−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃である。
【0025】反応終了後、生成した沈殿を、濾過、溶媒
の留去又は抽出等の適当な手段により採取し、その後、
再結晶等の精製手段により精製することにより、一般式
(1′)で表される5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体を得ることができる。一般式(1′)中、Zが水
素原子以外のものの場合は、常法により加水分解するこ
とにより、本発明化合物(1)を得ることができる。な
お、原料となる式(3)で表される化合物は、後記する
合成例のほか、例えばChem.Pharm.Bull.,38,2390(199
0)、ヨーロッパ特許公開−391169号、同−221
463号、同−342649号、同−242789号、
ドイツ特許公開−3711193号、同−390636
5号、特開昭61−243077号公報、同62−46
9号公報、WO94/10163号公報等に記載された
方法又はそれらに準じた方法により製造することができ
る。また、その際には、可能ならば、反応に関与しない
基を保護した形で用い、反応終了後、その保護基を除去
することもできる。
の留去又は抽出等の適当な手段により採取し、その後、
再結晶等の精製手段により精製することにより、一般式
(1′)で表される5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体を得ることができる。一般式(1′)中、Zが水
素原子以外のものの場合は、常法により加水分解するこ
とにより、本発明化合物(1)を得ることができる。な
お、原料となる式(3)で表される化合物は、後記する
合成例のほか、例えばChem.Pharm.Bull.,38,2390(199
0)、ヨーロッパ特許公開−391169号、同−221
463号、同−342649号、同−242789号、
ドイツ特許公開−3711193号、同−390636
5号、特開昭61−243077号公報、同62−46
9号公報、WO94/10163号公報等に記載された
方法又はそれらに準じた方法により製造することができ
る。また、その際には、可能ならば、反応に関与しない
基を保護した形で用い、反応終了後、その保護基を除去
することもできる。
【0026】このようにして得られる本発明の5−ヒド
ラジノキノロンカルボン酸誘導体は、優れた抗菌活性及
び体内動態を有し、抗菌剤として有用である。
ラジノキノロンカルボン酸誘導体は、優れた抗菌活性及
び体内動態を有し、抗菌剤として有用である。
【0027】本発明の抗菌剤は、一般式(1)で表され
る5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体を有効成分
とするものであり、この有効成分を単独で又は他の薬学
的に許容される医薬坦体とともに構成することができ
る。本発明の抗菌剤は、ヒト又は動物に対して、経口又
は非経口的に投与することができ、錠剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤、懸濁剤、注射剤、軟膏剤、点眼剤、坐
剤等の所望の剤型にすることができる。
る5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体を有効成分
とするものであり、この有効成分を単独で又は他の薬学
的に許容される医薬坦体とともに構成することができ
る。本発明の抗菌剤は、ヒト又は動物に対して、経口又
は非経口的に投与することができ、錠剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤、懸濁剤、注射剤、軟膏剤、点眼剤、坐
剤等の所望の剤型にすることができる。
【0028】これらのうち固形製剤にする場合には、薬
学的に許容される医薬坦体として、デンプン、乳糖、白
糖、ブドウ糖、結晶セルロース等の賦形剤、シロップ、
アラビアゴム、トラガントゴム、ゼラチン、カルボキシ
メチルセルロース等の結合剤、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、デンプン、炭酸カルシウム等の崩壊
剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、着
色剤、メントール等の矯味矯臭剤、増量剤、被覆剤、白
糖等の糖衣剤等を用いて製剤することができる。
学的に許容される医薬坦体として、デンプン、乳糖、白
糖、ブドウ糖、結晶セルロース等の賦形剤、シロップ、
アラビアゴム、トラガントゴム、ゼラチン、カルボキシ
メチルセルロース等の結合剤、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム、デンプン、炭酸カルシウム等の崩壊
剤、ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤、着
色剤、メントール等の矯味矯臭剤、増量剤、被覆剤、白
糖等の糖衣剤等を用いて製剤することができる。
【0029】軟膏剤を製する場合は、基剤として脂肪、
ラノリン、ワセリン、パラフィン、グリコール類、高級
アルコール、水、乳化剤、懸濁剤等を用いることがで
き、保存剤、抗酸化剤等を配合することができる。
ラノリン、ワセリン、パラフィン、グリコール類、高級
アルコール、水、乳化剤、懸濁剤等を用いることがで
き、保存剤、抗酸化剤等を配合することができる。
【0030】点眼剤を製する場合は、溶剤として滅菌精
製水等を用いることができ、安定剤、溶解補助剤、乳化
剤、緩衝剤、等張剤、保存剤等を加えることができる。
製水等を用いることができ、安定剤、溶解補助剤、乳化
剤、緩衝剤、等張剤、保存剤等を加えることができる。
【0031】注射剤にする場合は、製剤中に、安定剤、
防腐剤、乳化剤等を配合することができ、注射用の粉末
にして、用時調製の注射剤とすることもできる。注射剤
は、静脈内投与、動脈内投与、門脈内投与、腹腔内投
与、筋肉内投与、皮下投与することができる。
防腐剤、乳化剤等を配合することができ、注射用の粉末
にして、用時調製の注射剤とすることもできる。注射剤
は、静脈内投与、動脈内投与、門脈内投与、腹腔内投
与、筋肉内投与、皮下投与することができる。
【0032】本発明の抗菌剤の投与量は、患者の体重、
年齢、性別、投与方法、体調、病状等により異なるが、
一般式(1)で表される5−ヒドラジノキノロンカルボ
ン酸誘導体として、通常成人の場合、経口投与で一日1
0〜1000mgが適当であり、非経口投与で一日1〜
500mgが適当である。
年齢、性別、投与方法、体調、病状等により異なるが、
一般式(1)で表される5−ヒドラジノキノロンカルボ
ン酸誘導体として、通常成人の場合、経口投与で一日1
0〜1000mgが適当であり、非経口投与で一日1〜
500mgが適当である。
【0033】
【実施例】以下、実施例、参考例、試験例を挙げて本発
明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定
されるものではない。なお、下記参考例は、化合物
(3)の合成例である。
明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定
されるものではない。なお、下記参考例は、化合物
(3)の合成例である。
【0034】参考例1 (3RS)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル
−N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シク
ロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸の合成:1
−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸のフッ化ホウ素キレート1.00g(2.87mmol)
をエタノール50mlに懸濁し、(3RS)−3−(N−
t−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピロリジ
ン0.57g(2.87mmol)及びトリエチルアミン
0.58g(5.74mmol)を加え、室温で3時間攪拌
した。その後、析出した結晶を濾取し、この結晶に1N
水酸化ナトリウム水溶液を加え、90℃で10分間攪拌
した。冷後、50%酢酸で中和し、析出した結晶を濾取
し、水洗し、乾燥して1.21gの標記化合物を得た。
この化合物の物理化学的性質は次のとおりである。
−N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シク
ロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸の合成:1
−シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸のフッ化ホウ素キレート1.00g(2.87mmol)
をエタノール50mlに懸濁し、(3RS)−3−(N−
t−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)ピロリジ
ン0.57g(2.87mmol)及びトリエチルアミン
0.58g(5.74mmol)を加え、室温で3時間攪拌
した。その後、析出した結晶を濾取し、この結晶に1N
水酸化ナトリウム水溶液を加え、90℃で10分間攪拌
した。冷後、50%酢酸で中和し、析出した結晶を濾取
し、水洗し、乾燥して1.21gの標記化合物を得た。
この化合物の物理化学的性質は次のとおりである。
【0035】1H−NMR(δppm)(CDCl3):
1.00〜1.50(4H,m),1.48(9H,
s),1.90〜2.30(2H,m),2.86(3
H,s),3.60〜4.10(6H,m),8.70
(1H,s).
1.00〜1.50(4H,m),1.48(9H,
s),1.90〜2.30(2H,m),2.86(3
H,s),3.60〜4.10(6H,m),8.70
(1H,s).
【0036】参考例2 1−シクロプロピル−5,6,8−トリフルオロ−7−
(4−ヒドロキシ−1−ピペリジノ)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸の合成:1−
シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸1.00g(3.32mmol)、4−ヒドロキシピ
ペリジン0.40g(3.96mmol)及びピリジン
20mlの混合物を、80〜90℃で2時間加熱攪拌し
た。その後、溶媒を減圧留去し、残渣に水を加え、クロ
ロホルム/メタノール混液で抽出し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残
渣を熱エタノールで洗浄後、乾燥し、0.42gの標記
化合物を淡黄色針状結晶として得た。この化合物の物理
化学的性質は次のとおりである。
(4−ヒドロキシ−1−ピペリジノ)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸の合成:1−
シクロプロピル−5,6,7,8−テトラフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸1.00g(3.32mmol)、4−ヒドロキシピ
ペリジン0.40g(3.96mmol)及びピリジン
20mlの混合物を、80〜90℃で2時間加熱攪拌し
た。その後、溶媒を減圧留去し、残渣に水を加え、クロ
ロホルム/メタノール混液で抽出し、有機層を無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残
渣を熱エタノールで洗浄後、乾燥し、0.42gの標記
化合物を淡黄色針状結晶として得た。この化合物の物理
化学的性質は次のとおりである。
【0037】m.p.:293〜295℃(decomp.) IR(KBr法):3482,1712,1636cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.1
4〜1.15(4H,m),1.50〜1.58(2
H,m),1.86〜1.90(2H,m),3.21
〜3.26(2H,m),3.52〜3.55(2H,
m),3.70〜3.75(1H,m),4.08〜
4.12(1H,m),4.72(1H,d,J=4H
z),8.62(1H,s).
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.1
4〜1.15(4H,m),1.50〜1.58(2
H,m),1.86〜1.90(2H,m),3.21
〜3.26(2H,m),3.52〜3.55(2H,
m),3.70〜3.75(1H,m),4.08〜
4.12(1H,m),4.72(1H,d,J=4H
z),8.62(1H,s).
【0038】実施例1 (3RS)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル
−N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シク
ロプロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸(化合物番号1−1)の製造:(3RS)−7−〔3
−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)
−1−ピロリジニル〕−1−シクロプロピル−5,6,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸481mg(1.00mmol)、ヒド
ラジン一水和物501mg(10.00mmol)、アセトニ
トリル20ml及びエタノール10mlの混合物を8時間加
熱還流した。放冷後、溶媒を減圧留去し、残留物に水を
加え、クロロホルム/メタノール混液で抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をア
セトニトリルから再結晶して、200mgの標記化合物
(化合物番号1−1)を得た。この化合物の物理化学的
性質は次のとおりである。
−N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シク
ロプロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸(化合物番号1−1)の製造:(3RS)−7−〔3
−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチルアミノ)
−1−ピロリジニル〕−1−シクロプロピル−5,6,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸481mg(1.00mmol)、ヒド
ラジン一水和物501mg(10.00mmol)、アセトニ
トリル20ml及びエタノール10mlの混合物を8時間加
熱還流した。放冷後、溶媒を減圧留去し、残留物に水を
加え、クロロホルム/メタノール混液で抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をア
セトニトリルから再結晶して、200mgの標記化合物
(化合物番号1−1)を得た。この化合物の物理化学的
性質は次のとおりである。
【0039】黄茶色粉末状結晶1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.80〜2.30(2H,m),2.88(3H,
s),3.60〜4.20(6H,m),4.80(1
H,br),8.58(1H,s),9.52(1H,
br),14.64(1H,br).
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.80〜2.30(2H,m),2.88(3H,
s),3.60〜4.20(6H,m),4.80(1
H,br),8.58(1H,s),9.52(1H,
br),14.64(1H,br).
【0040】実施例2〜7 実施例1に準じて、化合物番号1−2〜1−7の化合物
を製造した。
を製造した。
【0041】実施例2 (3S)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル−
N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロ
プロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−2):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロ
プロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−2):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
【0042】茶黄色粉末状結晶1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.90〜2.25(2H,m),2.85(3H,
s),3.60〜4.15(5H,m),4.60〜
5.00(1H,m),8.64(1H,s).
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.90〜2.25(2H,m),2.85(3H,
s),3.60〜4.15(5H,m),4.60〜
5.00(1H,m),8.64(1H,s).
【0043】実施例3 (3R)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル−
N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロ
プロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−3):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
N−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロ
プロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−3):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
【0044】茶黄色粉末状結晶1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.90〜2.25(2H,m),2.85(3H,
s),3.60〜4.15(5H,m),4.60〜
5.00(1H,m),8.64(1H,s).
5〜1.30(4H,m),1.50(9H,s),
1.90〜2.25(2H,m),2.85(3H,
s),3.60〜4.15(5H,m),4.60〜
5.00(1H,m),8.64(1H,s).
【0045】実施例4 (3RS)−1−シクロプロピル−7−(3−N−エチ
ルアミノ−1−ピロリジニル)−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−4):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
ルアミノ−1−ピロリジニル)−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−4):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
【0046】緑褐色粉末状結晶(ジメチルスルホキシド
から再結晶) m.p.:205〜210℃(decomp.) IR(KBr法):3392,1558,1540cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
2〜1.09(7H,m),1.72〜1.77(1
H,m),2.02〜2.05(1H,m),2.54
〜2.64(2H,m),2.80〜2.92(1H,
m),3.40〜3.80(4H,m),4.25〜
4.27(1H,m),8.38(1H,s),9.0
6(1H,br).
から再結晶) m.p.:205〜210℃(decomp.) IR(KBr法):3392,1558,1540cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
2〜1.09(7H,m),1.72〜1.77(1
H,m),2.02〜2.05(1H,m),2.54
〜2.64(2H,m),2.80〜2.92(1H,
m),3.40〜3.80(4H,m),4.25〜
4.27(1H,m),8.38(1H,s),9.0
6(1H,br).
【0047】実施例5 cis−7−(3−アミノ−4−フルオロ−1−ピロリ
ジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−5):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
ジニル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−5):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
【0048】淡黄緑色粉末状結晶(ジメチルスルホキシ
ド/水混液から再結晶) m.p.:280〜284℃(decomp.) IR(KBr法):3357,1711,1635cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
6〜1.20(4H,m),3.50〜4.33(6
H,m),5.00(1H,dt,J=55,3H
z),8.64(1H,s),9.53(1H,s),
14.50(1H,br).
ド/水混液から再結晶) m.p.:280〜284℃(decomp.) IR(KBr法):3357,1711,1635cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
6〜1.20(4H,m),3.50〜4.33(6
H,m),5.00(1H,dt,J=55,3H
z),8.64(1H,s),9.53(1H,s),
14.50(1H,br).
【0049】実施例6 (3RS)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ
−5−ヒドラジノ−7−(3−ヒドロキシ−1−ピロリ
ジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸(化合物番号1−6):この化合物の物理
化学的性質は次のとおりである。
−5−ヒドラジノ−7−(3−ヒドロキシ−1−ピロリ
ジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸(化合物番号1−6):この化合物の物理
化学的性質は次のとおりである。
【0050】黄色粉末状結晶(クロロホルム/エタノー
ル混液から再結晶) m.p.:281〜283℃(decomp.) IR(KBr法):3340,1699,1623,1
519cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
9〜1.14(4H,m),1.86〜1.96(2
H,m),3.40〜3.43(1H,m),3.62
〜3.67(1H,m),3.85〜3.94(2H,
m),4.01〜4.05(1H,m),4.37(1
H,brs),4.97(1H,d,J=2Hz),
8.50(1H,s),9.27(1H,d,J=3H
z).
ル混液から再結晶) m.p.:281〜283℃(decomp.) IR(KBr法):3340,1699,1623,1
519cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):0.9
9〜1.14(4H,m),1.86〜1.96(2
H,m),3.40〜3.43(1H,m),3.62
〜3.67(1H,m),3.85〜3.94(2H,
m),4.01〜4.05(1H,m),4.37(1
H,brs),4.97(1H,d,J=2Hz),
8.50(1H,s),9.27(1H,d,J=3H
z).
【0051】実施例7 1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラ
ジノ−7−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジノ)−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−7):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
ジノ−7−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジノ)−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
(化合物番号1−7):この化合物の物理化学的性質は
次のとおりである。
【0052】黄色粉末状結晶(ジメチルスルホキシド/
エタノール混液から再結晶) m.p.:230〜232℃(decomp.) IR(KBr法):3431,1711,1624,1
522cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
5〜1.14(4H,m),1.49〜1.57(2
H,m),1.84〜1.88(2H,m),3.20
〜3.25(2H,m),3.47〜3.51(2H,
m),3.68〜3.72(1H,m),4.05〜
4.09(1H,m),4.69(1H,brs),
8.54(1H,s),9.35(1H,d,J=2H
z).
エタノール混液から再結晶) m.p.:230〜232℃(decomp.) IR(KBr法):3431,1711,1624,1
522cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
5〜1.14(4H,m),1.49〜1.57(2
H,m),1.84〜1.88(2H,m),3.20
〜3.25(2H,m),3.47〜3.51(2H,
m),3.68〜3.72(1H,m),4.05〜
4.09(1H,m),4.69(1H,brs),
8.54(1H,s),9.35(1H,d,J=2H
z).
【0053】実施例8 (3RS)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ
−5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−
ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−8)の製造:(3
RS)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル−N
−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロプ
ロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸20
0mg(0.41mmol)を酢酸3mlに懸濁し、30%臭化
水素酸酢酸溶液5滴を加え、室温で1時間攪拌した。反
応混合物にエーテルを加え、析出した沈澱を濾取し、得
られた沈澱をメタノールに溶解し、トリエチルアミンを
加え中和した後、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホ
ルムを加え、結晶を濾取し少量のクロロホルムで洗浄
し、乾燥し、エタノールから再結晶し、50mgの標記化
合物(化合物番号1−8)を得た。この化合物の物理化
学的性質は次のとおりである。
−5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−
ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸(化合物番号1−8)の製造:(3
RS)−7−〔3−(N−t−ブトキシカルボニル−N
−メチルアミノ)−1−ピロリジニル〕−1−シクロプ
ロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸20
0mg(0.41mmol)を酢酸3mlに懸濁し、30%臭化
水素酸酢酸溶液5滴を加え、室温で1時間攪拌した。反
応混合物にエーテルを加え、析出した沈澱を濾取し、得
られた沈澱をメタノールに溶解し、トリエチルアミンを
加え中和した後、溶媒を減圧留去した。残渣にクロロホ
ルムを加え、結晶を濾取し少量のクロロホルムで洗浄
し、乾燥し、エタノールから再結晶し、50mgの標記化
合物(化合物番号1−8)を得た。この化合物の物理化
学的性質は次のとおりである。
【0054】黄褐色粉末状結晶 m.p.:220〜229℃(decomp.) IR(KBr法):3421,1636,1559,1
540cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
1〜1.12(4H,m),1.75〜1.79(1
H,m),2.01〜2.04(1H,m),2.32
(3H,s),3.35〜3.45(1H,m),3.
42〜3.45(1H,m),3.66〜3.81(3
H,m),4.01〜4.05(1H,m),8.50
(1H,s),9.27(1H,d,J=2Hz).
540cm-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
1〜1.12(4H,m),1.75〜1.79(1
H,m),2.01〜2.04(1H,m),2.32
(3H,s),3.35〜3.45(1H,m),3.
42〜3.45(1H,m),3.66〜3.81(3
H,m),4.01〜4.05(1H,m),8.50
(1H,s),9.27(1H,d,J=2Hz).
【0055】実施例9〜10 実施例8に準じて、化合物番号1−9〜1−10の化合
物を製造した。
物を製造した。
【0056】実施例9 (3S)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸(化合物番号1−9):この化合物の
物理化学的性質は次のとおりである。
5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸(化合物番号1−9):この化合物の
物理化学的性質は次のとおりである。
【0057】黄茶色粉末状結晶 m.p.:184〜188℃(decomp.) IR(KBr法):3422,1637,1442cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
4〜1.17(4H,m),1.77〜1.80(1
H,m),2.03〜2.06(1H,m),2.35
(3H,s),3.20〜3.30(1H,m),3.
45〜3.47(1H,m),3.68〜3.81(3
H,m),4.02〜4.05(1H,m),8.50
(1H,s),9.28(1H,d,J=2Hz).
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
4〜1.17(4H,m),1.77〜1.80(1
H,m),2.03〜2.06(1H,m),2.35
(3H,s),3.20〜3.30(1H,m),3.
45〜3.47(1H,m),3.68〜3.81(3
H,m),4.02〜4.05(1H,m),8.50
(1H,s),9.28(1H,d,J=2Hz).
【0058】実施例10 (3R)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸(化合物番号1−10):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
5−ヒドラジノ−7−(3−N−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸(化合物番号1−10):この化合物
の物理化学的性質は次のとおりである。
【0059】黄茶色粉末状結晶 m.p.:180〜184℃(decomp.) IR(KBr法):3422,1637,1448cm
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
4〜1.16(4H,m),1.93〜1.96(1
H,m),2.14〜2.18(1H,m),2.49
(3H,s),3.53〜4.04(6H,m),8.
52(1H,s),9.31(1H,d,J=2H
z).
-1 1 H−NMR(δppm)(DMSO−d6 ):1.0
4〜1.16(4H,m),1.93〜1.96(1
H,m),2.14〜2.18(1H,m),2.49
(3H,s),3.53〜4.04(6H,m),8.
52(1H,s),9.31(1H,d,J=2H
z).
【0060】実施例11(錠剤) 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体(化合物番号
1−8)100g、乳糖、結晶セルロース、ステアリン
酸マグネシウムを混合し、打錠機により打錠し、計10
00錠の錠剤を得た。
1−8)100g、乳糖、結晶セルロース、ステアリン
酸マグネシウムを混合し、打錠機により打錠し、計10
00錠の錠剤を得た。
【0061】実施例12(カプセル剤) 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体(化合物番号
1−8)100g、乳糖、ステアリン酸マグネシウムを
混和し、自動充填機によりカプセルに充填し、1000
個のカプセル剤を得た。
1−8)100g、乳糖、ステアリン酸マグネシウムを
混和し、自動充填機によりカプセルに充填し、1000
個のカプセル剤を得た。
【0062】実施例13(注射剤) 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体(化合物番号
1−8)10gを注射用蒸留水に溶解し、全量を100
0mlとし、無菌的に濾過した。これを1アンプル5mlの
割合で無菌的に封入し注射剤を得た。
1−8)10gを注射用蒸留水に溶解し、全量を100
0mlとし、無菌的に濾過した。これを1アンプル5mlの
割合で無菌的に封入し注射剤を得た。
【0063】実施例14(軟膏剤) 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体(化合物番号
1−8)10g、セタノール、白色ワセリン、エデト酸
ナトリウム、モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル及び水を練合して軟膏剤100
0gを得た。
1−8)10g、セタノール、白色ワセリン、エデト酸
ナトリウム、モノステアリン酸グリセリン、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル及び水を練合して軟膏剤100
0gを得た。
【0064】実施例15(点眼剤) 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体(化合物番号
1−8)0.3gを滅菌精製水に溶解し、塩化ナトリウ
ム、塩化ベンザルコニウム、エデト酸ナトリウムを加
え、塩酸を用いてpH6とし、更に滅菌精製水にて全量を
100mlとし点眼剤を得た。
1−8)0.3gを滅菌精製水に溶解し、塩化ナトリウ
ム、塩化ベンザルコニウム、エデト酸ナトリウムを加
え、塩酸を用いてpH6とし、更に滅菌精製水にて全量を
100mlとし点眼剤を得た。
【0065】試験例1(抗菌試験) 日本化学療法学会MIC測定法に準じて、表1に示す細
菌に対する本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体の抗菌性を下記条件により試験した。なお、対照
として、WO94/10163号公報に記載された(3
S)−7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シ
クロプロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸(化合物A)を用いた。結果を表1に示す。
菌に対する本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボン酸
誘導体の抗菌性を下記条件により試験した。なお、対照
として、WO94/10163号公報に記載された(3
S)−7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シ
クロプロピル−6,8−ジフルオロ−5−ヒドラジノ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸(化合物A)を用いた。結果を表1に示す。
【0066】(試験条件) 使用培地:細菌 Mueller hinton Medium. 検体稀釈:25%ジメチルスルホキシドにて1000μ
g/mlとし、以後滅菌精製水にて倍々稀釈し、100
〜0.006μg/mlとし、更に、以後培地にて10
倍稀釈し平板とした。 接種菌量:106 /mlを1エーゼ。 培養条件:37℃で48時間。 判定:24時間目。
g/mlとし、以後滅菌精製水にて倍々稀釈し、100
〜0.006μg/mlとし、更に、以後培地にて10
倍稀釈し平板とした。 接種菌量:106 /mlを1エーゼ。 培養条件:37℃で48時間。 判定:24時間目。
【0067】
【表1】
【0068】試験例2(感染試験) マウスの大腸菌全身感染モデルを用いて、下記条件によ
り測定した。なお、対照薬として、試験例1と同様の化
合物Aを用いた。結果を表2に示す。
り測定した。なお、対照薬として、試験例1と同様の化
合物Aを用いた。結果を表2に示す。
【0069】実験動物:ICR系雄性マウス4週齢を1
群5匹として用いた。動物の体重は、23±2gとし
た。 検体溶液の調製:滅菌精製水にて溶解して用いた。 接種菌液の調製:Escherichia coli
O−1の凍結保存菌液を、tryptic soy ブ
ロスに植菌し、37℃で16時間培養した。この菌液を
遠心集菌し、生理食塩水で洗浄後、同液に懸濁して、所
定の菌量になるように、10%(W/V)mucin
bacteriological(Difco)に等量
加えた。 感染モデルの作成及び治療:接種菌液をマウスに0.5
ml腹腔内投与(2.6×106 CFU/mouse)し
て感染を成立させ、直後に薬剤を単回経口投与した。感
染6日までのマウスの生死を観察し、薬効を判断した。
群5匹として用いた。動物の体重は、23±2gとし
た。 検体溶液の調製:滅菌精製水にて溶解して用いた。 接種菌液の調製:Escherichia coli
O−1の凍結保存菌液を、tryptic soy ブ
ロスに植菌し、37℃で16時間培養した。この菌液を
遠心集菌し、生理食塩水で洗浄後、同液に懸濁して、所
定の菌量になるように、10%(W/V)mucin
bacteriological(Difco)に等量
加えた。 感染モデルの作成及び治療:接種菌液をマウスに0.5
ml腹腔内投与(2.6×106 CFU/mouse)し
て感染を成立させ、直後に薬剤を単回経口投与した。感
染6日までのマウスの生死を観察し、薬効を判断した。
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】本発明の5−ヒドラジノキノロンカルボ
ン酸誘導体(1)は、緑膿菌をはじめとするグラム陰性
菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のような耐性菌を含
むグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を有し、かつ優
れた体内動態を有する。よって、本発明の5−ヒドラジ
ノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする
抗菌剤は、臨床において、種々の感染症の予防及び治療
に有用である。
ン酸誘導体(1)は、緑膿菌をはじめとするグラム陰性
菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のような耐性菌を含
むグラム陽性菌に対して優れた抗菌活性を有し、かつ優
れた体内動態を有する。よって、本発明の5−ヒドラジ
ノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする
抗菌剤は、臨床において、種々の感染症の予防及び治療
に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前橋 一紀 千葉県習志野市本大久保5−9−13−502 (72)発明者 浅岡 健光 千葉県成田市加良部1−17−1−306 (72)発明者 松田 秀明 千葉県我孫子市東我孫子2−29−8 (72)発明者 倉石 忠幸 千葉県習志野市香澄2−5−4
Claims (3)
- 【請求項1】 次の一般式(1); 【化1】 [式中、R1は置換基を有していてもよいアミノ基、ヒ
ドロキシル基又は低級アルコキシ基を示し;R2は水素
原子、ハロゲン原子又は置換基を有していてもよい低級
アルキル基を示し;nは1〜3の整数を示す。ただし、
n=1のとき、同時にR1 がアミノ基で、R2 が水素原
子を示すことはない]で表される5−ヒドラジノキノロ
ンカルボン酸誘導体。 - 【請求項2】 次式(2); 【化2】 で表される5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体。
- 【請求項3】 請求項1又は2記載の5−ヒドラジノキ
ノロンカルボン酸誘導体を有効成分とする抗菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22802194A JPH0892241A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22802194A JPH0892241A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892241A true JPH0892241A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16869958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22802194A Withdrawn JPH0892241A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892241A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO9805715A1 (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-12 | ||
| JP2002525317A (ja) * | 1998-09-30 | 2002-08-13 | アルコン ラボラトリーズ,インコーポレイテッド | 眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22802194A patent/JPH0892241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO9805715A1 (ja) * | 1996-08-07 | 1998-02-12 | ||
| JP2002525317A (ja) * | 1998-09-30 | 2002-08-13 | アルコン ラボラトリーズ,インコーポレイテッド | 眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物 |
| JP2012067141A (ja) * | 1998-09-30 | 2012-04-05 | Alcon Lab Inc | 眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物 |
| JP2013018799A (ja) * | 1998-09-30 | 2013-01-31 | Alcon Lab Inc | 眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4886810A (en) | Quinoline derivatives, pharmaceutical composition and method of use | |
| KR950010325B1 (ko) | 4-옥소퀴놀린-3-카르복실산 유도체, 그의 제조방법 | |
| CZ299554B6 (cs) | Sloucenina se strukturou chinolonu, farmaceutickýprostredek ji obsahující a použití | |
| JPH0543551A (ja) | 新規5−置換キノロン誘導体、そのエステルおよびその塩 | |
| KR880002353B1 (ko) | 퀴놀린 화합물 및 그의 제조방법 | |
| JP4342797B2 (ja) | 新世代三重照準、キラル、広域スペクトラム抗菌、7位置換ピペリジノ−キノロンカルボン酸誘導体の調製、組成、および薬剤としての使用 | |
| JPH0635457B2 (ja) | ピリドンカルボン酸誘導体およびその製造方法 | |
| JP2673937B2 (ja) | 5−アミノ−8−メチル−7−ピロリジニルキノリン−3−カルボン酸誘導体 | |
| US5527910A (en) | Pyridone carboxylic acid compounds and their uses for treating infectious diseases caused by bacteria | |
| HU205105B (en) | Process for producing azetidinyl quinoline carboxylic acids and pharmaceutical compositions comprising same | |
| HU204521B (en) | Process for producing quinoline derivatives and pharmaceutical compositions containing them | |
| JPH0892241A (ja) | 5−ヒドラジノキノロンカルボン酸誘導体及びこれを有効成分とする抗菌剤 | |
| JPH06199835A (ja) | 8−ジフルオロメトキシキノリン−3−カルボン酸誘導体 | |
| RU2130932C1 (ru) | Производные 5-амино-8-метил-7-пирролидинилхинолин-3-карбоновой кислоты, способы их получения, фармацевтическая композиция, способ лечения, промежуточный продукт | |
| JPH05345777A (ja) | 7−(4,4−ジアルキル−3−アミノ置換ピロリジニル)キノロン−3−カルボン酸誘導体 | |
| JPH06145167A (ja) | 8−メトキシ−5−メチルキノリン−3−カルボン酸誘導体 | |
| JPS6270370A (ja) | キノロンカルボン酸誘導体およびその製造方法 | |
| KR0139946B1 (ko) | 신규한 피리돈 카르본산 유도체 및 그의 제조방법 | |
| JPH0649059A (ja) | 7−(5−アザスピロ〔2,4〕ヘプタン−5−イル)−8−アルコキシキノリン−3−カルボン酸誘導体 | |
| JPH06263754A (ja) | 7−アミノピロリジニルキノリン−3−カルボン酸誘導体 | |
| TWI313602B (en) | Gyrase inhibitors and uses thereof | |
| CN101450947B (zh) | 7-(3-肟基-4-氨基-4-烷基-1-哌啶基)喹啉羧酸衍生物及其制备方法 | |
| JPH0625224A (ja) | 抗微生物活性を有する新規ピリドンカルボン酸アゼチジン誘導体 | |
| WO2010012138A1 (zh) | 7-[4-(胺甲基)-4-氟-3-(烷氧亚氨基)吡咯烷-1-基]取代的喹啉羧酸衍生物及其制备方法 | |
| KR970007919B1 (ko) | 신규한 피리돈 카르본산 유도체 및 그의 제조방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |