JPH089243A - 自動露出調整装置 - Google Patents
自動露出調整装置Info
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- JPH089243A JPH089243A JP7147387A JP14738795A JPH089243A JP H089243 A JPH089243 A JP H089243A JP 7147387 A JP7147387 A JP 7147387A JP 14738795 A JP14738795 A JP 14738795A JP H089243 A JPH089243 A JP H089243A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 abstract description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 5
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- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な撮像画面に対応した詳細な条件設定を
行うことなく、予め実験的に決定された少数のルールに
基づいた推論で画面の評価を行い、画面の不安定さや不
自然さを招くことなく、主要被写体の位置及び形状に応
じて適切な露出補正を行う。 【構成】 撮像画面を複数の領域に分割し、各領域の輝
度レベルを輝度評価値として検出し、各領域の優先度を
決定して、この優先度にて各領域の輝度評価値に重み付
け処理を施した露出制御を行うに際して、少なくとも各
領域の輝度評価値あるいは輝度評価値から算術的に得ら
れる値を入力変数とし、前記優先度を結論部とし、予め
設定されている複数のルールを基にファジィ推論を行
う。
行うことなく、予め実験的に決定された少数のルールに
基づいた推論で画面の評価を行い、画面の不安定さや不
自然さを招くことなく、主要被写体の位置及び形状に応
じて適切な露出補正を行う。 【構成】 撮像画面を複数の領域に分割し、各領域の輝
度レベルを輝度評価値として検出し、各領域の優先度を
決定して、この優先度にて各領域の輝度評価値に重み付
け処理を施した露出制御を行うに際して、少なくとも各
領域の輝度評価値あるいは輝度評価値から算術的に得ら
れる値を入力変数とし、前記優先度を結論部とし、予め
設定されている複数のルールを基にファジィ推論を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露出の自動整合を行う
ビデオカメラ等の撮像装置に関する。
ビデオカメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラに於て、絞り及びゲイン等
による撮像映像信号の輝度レベルの制御、所謂露出調整
は焦点制御と並んで非常に重要な課題である。
による撮像映像信号の輝度レベルの制御、所謂露出調整
は焦点制御と並んで非常に重要な課題である。
【0003】従来、この自動露出調整機構としては、撮
像画面の輝度レベルの平均やピーク値等のレベルを検出
し、これらを基に絞り及び撮像映像信号に対するゲイン
を制御する方法が賞用されている。この方法では、画面
内に光源等の高輝度部が存在したり、逆に背景が暗い等
の場合には、周囲の影響で主要被写体が適切な露出を得
られないことがある。
像画面の輝度レベルの平均やピーク値等のレベルを検出
し、これらを基に絞り及び撮像映像信号に対するゲイン
を制御する方法が賞用されている。この方法では、画面
内に光源等の高輝度部が存在したり、逆に背景が暗い等
の場合には、周囲の影響で主要被写体が適切な露出を得
られないことがある。
【0004】これを解決するために、例えば特開昭62
−110369号(H04N5/243)に示される様
な技術が提案されている。これは、主要被写体が画面中
央に位置する可能性が高いという傾向を利用したもの
で、撮像画面を中央部とそれ以外の周辺部に分割し、各
部の輝度レベルを得て、この両者の比によって露出を調
整して、画面中央部にある主要被写体に適切な露出を得
ようとするものである。
−110369号(H04N5/243)に示される様
な技術が提案されている。これは、主要被写体が画面中
央に位置する可能性が高いという傾向を利用したもの
で、撮像画面を中央部とそれ以外の周辺部に分割し、各
部の輝度レベルを得て、この両者の比によって露出を調
整して、画面中央部にある主要被写体に適切な露出を得
ようとするものである。
【0005】図15は、この様な手法を用いたシステム
のブロック図である。この図15において、入射光は、
レンズ1を通過し、絞り機構2で光量を調節された後
に、撮像回路3で光電変換されて撮像映像信号として出
力される。
のブロック図である。この図15において、入射光は、
レンズ1を通過し、絞り機構2で光量を調節された後
に、撮像回路3で光電変換されて撮像映像信号として出
力される。
【0006】この撮像映像信号は、可変利得アンプ4に
て増幅された後に、ビデオ回路に送られる。この時、撮
像回路3出力は、比較器5で目標輝度レベルと比較さ
れ、この差電圧で絞り機構2を制御する。
て増幅された後に、ビデオ回路に送られる。この時、撮
像回路3出力は、比較器5で目標輝度レベルと比較さ
れ、この差電圧で絞り機構2を制御する。
【0007】一方、前記撮像映像信号は、領域選択回路
19に送られ、同期分離及び切換制御回路12、18で
得られた領域分離のための切換信号により、優先領域の
信号はレベル検出のためのディジタル積分器である積分
回路20に、非優先領域の信号は積分回路21に入力さ
れ、夫々1フィールド分についての積分が為される。
19に送られ、同期分離及び切換制御回路12、18で
得られた領域分離のための切換信号により、優先領域の
信号はレベル検出のためのディジタル積分器である積分
回路20に、非優先領域の信号は積分回路21に入力さ
れ、夫々1フィールド分についての積分が為される。
【0008】両積分回路の出力は、除算回路15に供給
され、両者の比が利得制御回路16と絞りの目標輝度レ
ベル制御回路17に送られる。両制御回路は、除算回路
15で得られた結果を基に、絞りの目標輝度レベル及び
可変利得アンプ4の利得を可変することで補正を行って
いる。
され、両者の比が利得制御回路16と絞りの目標輝度レ
ベル制御回路17に送られる。両制御回路は、除算回路
15で得られた結果を基に、絞りの目標輝度レベル及び
可変利得アンプ4の利得を可変することで補正を行って
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様な中央優先の手
法では、優先領域の設定が重要となる。例えば、優先領
域が小さいと、優先領域の輝度レベルが大きく変わるた
め、これに従って補正を行うと、画面全体の輝度レベル
が大きく変動してしまう。逆に優先領域を大きくする
と、安定にはなるが、主要被写体の位置、形状によって
優先領域内に主要被写体だけでなく背景も入るため、十
分な補正が得られなくなる。
法では、優先領域の設定が重要となる。例えば、優先領
域が小さいと、優先領域の輝度レベルが大きく変わるた
め、これに従って補正を行うと、画面全体の輝度レベル
が大きく変動してしまう。逆に優先領域を大きくする
と、安定にはなるが、主要被写体の位置、形状によって
優先領域内に主要被写体だけでなく背景も入るため、十
分な補正が得られなくなる。
【0010】これを改善するためには、優先領域を細分
化し、各領域の優先度を可変にして種々の画面に対応す
ることも考えられる。しかしながら、実際の画面は多様
で様々な輝度分布が生じ、その全ての場合を数値的に条
件分けして値を設定することは、システムの容量、処理
能力の面から厳しい制約を受ける。
化し、各領域の優先度を可変にして種々の画面に対応す
ることも考えられる。しかしながら、実際の画面は多様
で様々な輝度分布が生じ、その全ての場合を数値的に条
件分けして値を設定することは、システムの容量、処理
能力の面から厳しい制約を受ける。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画面の輝度分
布に応じて画面の各領域の優先度を決定するために予め
少数のルールを設定し、この条件による優先度の決定に
際して、ファジイ推論を用いることを特徴とする。
布に応じて画面の各領域の優先度を決定するために予め
少数のルールを設定し、この条件による優先度の決定に
際して、ファジイ推論を用いることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明は上述の如く構成したので、様々な画面
に対応した詳細な条件設定を行うことなく、ファジイ推
論を用いることで、予め実験的に決定された少数のルー
ルに基づいた推論で画面の評価を行い、最適な優先度の
決定が為される。
に対応した詳細な条件設定を行うことなく、ファジイ推
論を用いることで、予め実験的に決定された少数のルー
ルに基づいた推論で画面の評価を行い、最適な優先度の
決定が為される。
【0013】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。図1は本実施例装置の回路ブロック図であ
る。
説明する。図1は本実施例装置の回路ブロック図であ
る。
【0014】入射光は、レンズ1を通過し、絞り機構2
で光量を調節された後、撮像回路3で光電変換されて撮
像映像信号として出力される。この撮像映像信号は、利
得可変アンプ4にて増幅されてビデオ回路に送られ、ま
たLPF22、同期分離回路23、積分器80に供給さ
れる。
で光量を調節された後、撮像回路3で光電変換されて撮
像映像信号として出力される。この撮像映像信号は、利
得可変アンプ4にて増幅されてビデオ回路に送られ、ま
たLPF22、同期分離回路23、積分器80に供給さ
れる。
【0015】LPF22は撮像映像信号中の輝度信号の
低域成分を取り出して、後段の切換回路26に出力す
る。
低域成分を取り出して、後段の切換回路26に出力す
る。
【0016】同期分離回路23は、撮像映像信号より垂
直及び水平同期信号を抜き出し、後段の切換制御回路2
5では、この垂直及び水平同期信号と撮像回路3のCC
Dの駆動に用いられる固定の発振器出力に基づいて、図
3の6個の領域A1乃至A6にわたる画面分割のための
切換信号を発する。
直及び水平同期信号を抜き出し、後段の切換制御回路2
5では、この垂直及び水平同期信号と撮像回路3のCC
Dの駆動に用いられる固定の発振器出力に基づいて、図
3の6個の領域A1乃至A6にわたる画面分割のための
切換信号を発する。
【0017】切換回路26は、前記切換信号を受けて、
各領域A1乃至A6に応じて順次切換わり、LPF22
出力はこの切換回路26により領域毎に時分割されて、
夫々積算回路31乃至36に供給される。
各領域A1乃至A6に応じて順次切換わり、LPF22
出力はこの切換回路26により領域毎に時分割されて、
夫々積算回路31乃至36に供給される。
【0018】積算回路31乃至36は、いずれも図4の
如く切換回路26出力をA/D変換するA/D変換器2
7と、このA/D変換出力と後段のラッチ回路28出力
を加算する加算器29と、この加算出力をラッチするラ
ッチ回路28により構成されるディジタル積分器であ
り、該当する領域内での輝度信号の低域成分が所定のサ
ンプリング周期にてA/D変換され、1フィールド期間
にわたってこのA/D変換データが積分されることにな
る。ここで積算回路31は、領域A1内での輝度信号の
低域成分の1フィールド分の積分値をメモリ41に出力
し、以下同様に領域A2、A3、A4、A5、A6内で
の輝度信号の1フィールド分の積分値は、積算回路3
2、33、34、35、36から夫々メモリ42、4
3、44、45、46に出力されることになる。尚、前
記ラッチ回路28は1フィールド毎にリセットされ、ま
た各メモリは各ラッチ回路のリセット直前のデータを保
持し、1フィールド毎にデータ更新が為される。
如く切換回路26出力をA/D変換するA/D変換器2
7と、このA/D変換出力と後段のラッチ回路28出力
を加算する加算器29と、この加算出力をラッチするラ
ッチ回路28により構成されるディジタル積分器であ
り、該当する領域内での輝度信号の低域成分が所定のサ
ンプリング周期にてA/D変換され、1フィールド期間
にわたってこのA/D変換データが積分されることにな
る。ここで積算回路31は、領域A1内での輝度信号の
低域成分の1フィールド分の積分値をメモリ41に出力
し、以下同様に領域A2、A3、A4、A5、A6内で
の輝度信号の1フィールド分の積分値は、積算回路3
2、33、34、35、36から夫々メモリ42、4
3、44、45、46に出力されることになる。尚、前
記ラッチ回路28は1フィールド毎にリセットされ、ま
た各メモリは各ラッチ回路のリセット直前のデータを保
持し、1フィールド毎にデータ更新が為される。
【0019】ところで、領域A1乃至A6は、その面積
が夫々S1乃至S6で、領域A1は図3の様に画面中央
に位置し、領域A2は領域A1の外周に位置する。更に
この領域A2の周囲に領域A3乃至A6が配置されてい
る。
が夫々S1乃至S6で、領域A1は図3の様に画面中央
に位置し、領域A2は領域A1の外周に位置する。更に
この領域A2の周囲に領域A3乃至A6が配置されてい
る。
【0020】1画面分である1フィールド分の積算が完
了すると、メモリ41乃至46に保持された最新の各領
域での1フィールド分の積算値は、各領域の輝度評価値
Y1乃至Y6として後段の単純平均回路68、各正規化
回路及び各重み付け回路に出力される。
了すると、メモリ41乃至46に保持された最新の各領
域での1フィールド分の積算値は、各領域の輝度評価値
Y1乃至Y6として後段の単純平均回路68、各正規化
回路及び各重み付け回路に出力される。
【0021】正規化回路51乃至56は、各領域での輝
度評価値Y1乃至Y6を各面積S1乃至S6にて割り算
して、各領域の単位面積当りの輝度評価値を正規化輝度
評価値V1乃至V6(但し、V1=Y1/S1、V2=
Y2/S2、・・・)として出力する。
度評価値Y1乃至Y6を各面積S1乃至S6にて割り算
して、各領域の単位面積当りの輝度評価値を正規化輝度
評価値V1乃至V6(但し、V1=Y1/S1、V2=
Y2/S2、・・・)として出力する。
【0022】優先度決定回路57は、各正規化輝度評価
値V1乃至V6に基づいて各領域の優先度(重み)を決
定する。この優先度決定回路57での優先度決定処理
は、図2の如きフローチャートにより実行され、またこ
の優先度決定処理には、境界のあいまいな情報をあいま
いなまま扱う所謂ファジイ推論が用いられ、具体的には
以下の6個のルールが使用されている。
値V1乃至V6に基づいて各領域の優先度(重み)を決
定する。この優先度決定回路57での優先度決定処理
は、図2の如きフローチャートにより実行され、またこ
の優先度決定処理には、境界のあいまいな情報をあいま
いなまま扱う所謂ファジイ推論が用いられ、具体的には
以下の6個のルールが使用されている。
【0023】[ルール(1)] 「if V1とV2が近い and V1とV3が近く
ない then 領域A1、A2優先」 [ルール(2)] 「if V1とV2が近くない and V1とV3が
近い then 領域A1、A3優先」 [ルール(3)] 「if V1とV2が近くない and V1とV3が
近くない then 領域A1優先」 [ルール(4)] 「if V1とV2が近い and V1とV3が近い then 領域A1、A2、A3優先」 [ルール(5)] 「if max(Vi)(i=1〜6)が小さい then 全領域同一優先度」 [ルール(6)] 「if max(Vi)が小さくない and 単純平
均値が小さい then 単純平均値以下の領域優先」 これらのルールは、図6乃至図11に示す様に、「近
い」「小さい」といった条件が、「V2/V1」「ma
x(Vi)」といった各入力変数に対するメンバーシッ
プ関数で定義され、結論部として各領域の優先度(wi
k)をもっている。尚、推論は通常のmin−max法
で行われる。
ない then 領域A1、A2優先」 [ルール(2)] 「if V1とV2が近くない and V1とV3が
近い then 領域A1、A3優先」 [ルール(3)] 「if V1とV2が近くない and V1とV3が
近くない then 領域A1優先」 [ルール(4)] 「if V1とV2が近い and V1とV3が近い then 領域A1、A2、A3優先」 [ルール(5)] 「if max(Vi)(i=1〜6)が小さい then 全領域同一優先度」 [ルール(6)] 「if max(Vi)が小さくない and 単純平
均値が小さい then 単純平均値以下の領域優先」 これらのルールは、図6乃至図11に示す様に、「近
い」「小さい」といった条件が、「V2/V1」「ma
x(Vi)」といった各入力変数に対するメンバーシッ
プ関数で定義され、結論部として各領域の優先度(wi
k)をもっている。尚、推論は通常のmin−max法
で行われる。
【0024】次に各ルールについて詳述する。
【0025】[ルール(1)]は図6(a)(b)の如
きメンバ−シップ関数で定義されている。図6(a)は
「V1とV2が近い」というルール(1)の条件(1)
の成立度を示す、入力変数(V2/V1)に対するメン
バ−シップ関数である。即ち、領域A1の正規化輝度評
価値V1と領域A2の正規化輝度評価値V2がどの程度
近いかを示す近さの度合を判断するために、入力変数を
V2/V1とし、V2/V1=1となる場合に極大値と
なる山型のメンバーシップ関数に最新のフィールドでの
入力変数(V2/V1)を代入することによりメンバ−
シップ値u11が求まる。尚、V2/V1=1の時、メン
バ−シップ値u11は最大となる。
きメンバ−シップ関数で定義されている。図6(a)は
「V1とV2が近い」というルール(1)の条件(1)
の成立度を示す、入力変数(V2/V1)に対するメン
バ−シップ関数である。即ち、領域A1の正規化輝度評
価値V1と領域A2の正規化輝度評価値V2がどの程度
近いかを示す近さの度合を判断するために、入力変数を
V2/V1とし、V2/V1=1となる場合に極大値と
なる山型のメンバーシップ関数に最新のフィールドでの
入力変数(V2/V1)を代入することによりメンバ−
シップ値u11が求まる。尚、V2/V1=1の時、メン
バ−シップ値u11は最大となる。
【0026】図6(b)は「V1とV3が近くない」と
いうルール(1)の条件(2)の成立度を示す、入力変
数(V3/V1)に対するメンバ−シップ関数である。
即ち、領域A1の正規化輝度評価値V1と領域A3の正
規化輝度評価値V3がどの程度近くないかを示す近くな
い度合を判断するために、入力変数をV3/V1とし、
V3/V1=1となる場合に極小値となる谷型のメンバ
−シップ関数に最新のフィールドでの入力変数(V3/
V1)を代入することによりメンバ−シップ値u12が求
まる。尚、V3/V1=1の時に、メンバ−シップ値u
12は最小となる。こうして図6(a)(b)によりルー
ル(1)の条件(1)(2)のメンバ−シップ値u11、
u12の算出が為されることになる。尚、この算出は図2
のフローチャートのSTEP100に該当する。
いうルール(1)の条件(2)の成立度を示す、入力変
数(V3/V1)に対するメンバ−シップ関数である。
即ち、領域A1の正規化輝度評価値V1と領域A3の正
規化輝度評価値V3がどの程度近くないかを示す近くな
い度合を判断するために、入力変数をV3/V1とし、
V3/V1=1となる場合に極小値となる谷型のメンバ
−シップ関数に最新のフィールドでの入力変数(V3/
V1)を代入することによりメンバ−シップ値u12が求
まる。尚、V3/V1=1の時に、メンバ−シップ値u
12は最小となる。こうして図6(a)(b)によりルー
ル(1)の条件(1)(2)のメンバ−シップ値u11、
u12の算出が為されることになる。尚、この算出は図2
のフローチャートのSTEP100に該当する。
【0027】前記メンバ−シップ値u11、u12は、ST
EP101にて両者の最小値、即ち小さい方のメンバ−
シップ値がルール(1)の成立度U1として選択され
る。図6の例ではu11<u12となるので、U1=u11に
設定される。
EP101にて両者の最小値、即ち小さい方のメンバ−
シップ値がルール(1)の成立度U1として選択され
る。図6の例ではu11<u12となるので、U1=u11に
設定される。
【0028】上述のSTEP100、101の動作は、
残りの5つのルールについても実行される。
残りの5つのルールについても実行される。
【0029】[ルール(2)]は図7(a)(b)の如
く谷型及び山型のメンバ−シップ関数で定義され、図6
の場合と同様に、「V1とV2が近くない」というルー
ル(2)の条件(1)についてのメンバ−シップ値u21
が(a)より、また「V1とV3が近い」というルール
(2)の条件(2)についてのメンバ−シップ値u22が
(b)より求まり、STEP101にてメンバ−シップ
値u21、u22の小さい方がルール(2)の成立度U2と
して選択される。図7の例ではu21>u22となるのでU
2=u22に設定される。
く谷型及び山型のメンバ−シップ関数で定義され、図6
の場合と同様に、「V1とV2が近くない」というルー
ル(2)の条件(1)についてのメンバ−シップ値u21
が(a)より、また「V1とV3が近い」というルール
(2)の条件(2)についてのメンバ−シップ値u22が
(b)より求まり、STEP101にてメンバ−シップ
値u21、u22の小さい方がルール(2)の成立度U2と
して選択される。図7の例ではu21>u22となるのでU
2=u22に設定される。
【0030】[ルール(3)]は図8(a)(b)の如
く谷型のメンバ−シップ関数で定義され、図6の場合と
同様に、「V1とV2が近くない」というルール(3)
の条件(1)についてのメンバ−シップ値u31が(a)
より、また「V1とV3が近くない」というルール
(3)の条件(2)についてのメンバ−シップ値u32が
(b)より求まり、STEP101にてメンバ−シップ
値u31、u32の小さい方がルール(3)の成立度U3と
して選択される。図8の例ではu31<u32となるのでU
3=u31に設定される。
く谷型のメンバ−シップ関数で定義され、図6の場合と
同様に、「V1とV2が近くない」というルール(3)
の条件(1)についてのメンバ−シップ値u31が(a)
より、また「V1とV3が近くない」というルール
(3)の条件(2)についてのメンバ−シップ値u32が
(b)より求まり、STEP101にてメンバ−シップ
値u31、u32の小さい方がルール(3)の成立度U3と
して選択される。図8の例ではu31<u32となるのでU
3=u31に設定される。
【0031】[ルール(4)]は図9(a)(b)の如
く山型のメンバ−シップ関数で定義され、「V1とV2
が近い」というルール(4)の条件(1)についてのメ
ンバ−シップ値u41が(a)より、また「V1とV3が
近い」というルール(4)の条件(2)についてのメン
バ−シップ値u42が(b)より求まり、STEP101
にてメンバ−シップ値u41、u42の小さい方がルール
(4)の成立度U4として選択される。図9の例ではu
41>u42となるのでU4=u42に設定される。
く山型のメンバ−シップ関数で定義され、「V1とV2
が近い」というルール(4)の条件(1)についてのメ
ンバ−シップ値u41が(a)より、また「V1とV3が
近い」というルール(4)の条件(2)についてのメン
バ−シップ値u42が(b)より求まり、STEP101
にてメンバ−シップ値u41、u42の小さい方がルール
(4)の成立度U4として選択される。図9の例ではu
41>u42となるのでU4=u42に設定される。
【0032】[ルール(5)]は図10の如く、全正規
化輝度評価値V1乃至V6の中の最大値(max(V
i))(但し、i=1〜6)を入力変数とし、このma
x(Vi)の小さい度合を示す単純減少直線で示される
メンバ−シップ関数で定義され、max(Vi)が決ま
ると一義的にメンバ−シップ値u51が求まる。尚、この
メンバ−シップ値u51はmax(Vi)が大きくなるに
つれて小さくなる。STEP101では、ルール5に関
してメンバ−シップ値は1つだけであるため、ルール5
の成立度U5はU5=u51に設定される。
化輝度評価値V1乃至V6の中の最大値(max(V
i))(但し、i=1〜6)を入力変数とし、このma
x(Vi)の小さい度合を示す単純減少直線で示される
メンバ−シップ関数で定義され、max(Vi)が決ま
ると一義的にメンバ−シップ値u51が求まる。尚、この
メンバ−シップ値u51はmax(Vi)が大きくなるに
つれて小さくなる。STEP101では、ルール5に関
してメンバ−シップ値は1つだけであるため、ルール5
の成立度U5はU5=u51に設定される。
【0033】[ルール(6)]は図11(a)(b)の
如く、ルール(5)と同様にmax(Vi)を入力変数
とする単純増加直線を有するメンバ−シップ関数と、全
正規化輝度評価値V1乃至V6の単純平均値Z1(数1
に示す)を入力変数とする単純減少直線のメンバ−シッ
プ関数で定義されている。
如く、ルール(5)と同様にmax(Vi)を入力変数
とする単純増加直線を有するメンバ−シップ関数と、全
正規化輝度評価値V1乃至V6の単純平均値Z1(数1
に示す)を入力変数とする単純減少直線のメンバ−シッ
プ関数で定義されている。
【0034】
【数1】
【0035】即ち、図11(a)のメンバ−シップ関数
では、「max(Vi)が小さくない」というルール
(6)の条件(1)においてmax(Vi)が小さくな
い度合を判断するために、入力変数としてmax(V
i)が決まれば、メンバ−シップ値u61が決定できる。
尚、このメンバ−シップ値u61はmax(Vi)が小さ
くなるにつれて小さくなる。また、図11(b)のメン
バ−シップ関数では、「単純平均値が小さい」というル
ール(6)の条件(2)において前記単純平均値Z1が
小さい度合を判断するために入力変数として単純平均値
が決まれば、メンバ−シップ値u62が決定できる。尚、
このメンバ−シップ値u62は単純平均値が大きくなるに
つれて小さくなる。STEP101では、メンバ−シッ
プ値u61とu62の小さい方を選択して、ルール6の成立
度U6はU6=u62と設定される。
では、「max(Vi)が小さくない」というルール
(6)の条件(1)においてmax(Vi)が小さくな
い度合を判断するために、入力変数としてmax(V
i)が決まれば、メンバ−シップ値u61が決定できる。
尚、このメンバ−シップ値u61はmax(Vi)が小さ
くなるにつれて小さくなる。また、図11(b)のメン
バ−シップ関数では、「単純平均値が小さい」というル
ール(6)の条件(2)において前記単純平均値Z1が
小さい度合を判断するために入力変数として単純平均値
が決まれば、メンバ−シップ値u62が決定できる。尚、
このメンバ−シップ値u62は単純平均値が大きくなるに
つれて小さくなる。STEP101では、メンバ−シッ
プ値u61とu62の小さい方を選択して、ルール6の成立
度U6はU6=u62と設定される。
【0036】以上の様にSTEP100、101での全
ルールについての成立度Ui(i=1〜6)の算出が完
了したとSTEP102にて判断されると、STEP1
03にて各領域についての優先度Wk(k=1〜6)の
算出が為される。この優先度Wkは次式A(数2)の如
く各ルールの成立度で結論部を加重平均することで算出
される。
ルールについての成立度Ui(i=1〜6)の算出が完
了したとSTEP102にて判断されると、STEP1
03にて各領域についての優先度Wk(k=1〜6)の
算出が為される。この優先度Wkは次式A(数2)の如
く各ルールの成立度で結論部を加重平均することで算出
される。
【0037】
【数2】
【0038】この式Aにおいて、wikは各ルールに関
する各領域についての優先度であり、ルール毎に個々に
定められている。
する各領域についての優先度であり、ルール毎に個々に
定められている。
【0039】例えば、ルール(1)については、「領域
A1、A2を優先する」を数値にて示すために、結論部
として領域A1乃至A6の優先度w11乃至w16は w11=w12=3 w13=w14=w15=w16=1 と予め設定されている。即ち、ルール(1)についての
領域A1、A2の他の領域に対する優先度は3倍に設定
されている。尚、この優先度の設定は予め行われた実験
に基づく。
A1、A2を優先する」を数値にて示すために、結論部
として領域A1乃至A6の優先度w11乃至w16は w11=w12=3 w13=w14=w15=w16=1 と予め設定されている。即ち、ルール(1)についての
領域A1、A2の他の領域に対する優先度は3倍に設定
されている。尚、この優先度の設定は予め行われた実験
に基づく。
【0040】ルール(2)については、「領域A1、A
3を優先する」を結論部として示すために、各領域の優
先度w21乃至w26は w21=w23=3 w22=w24=w25=w26=1 と予め設定されている。
3を優先する」を結論部として示すために、各領域の優
先度w21乃至w26は w21=w23=3 w22=w24=w25=w26=1 と予め設定されている。
【0041】ルール(3)については、「領域A1を優
先する」を結論部として示すために、各領域の優先度w
31乃至w36は w31=3 w32=w33=w34=w35=w36=1 と予め設定されている。
先する」を結論部として示すために、各領域の優先度w
31乃至w36は w31=3 w32=w33=w34=w35=w36=1 と予め設定されている。
【0042】ルール(4)については、「領域A1、A
2、A3を優先する」を結論部として示すために、各領
域の優先度w41乃至w46は w41=w42=w43=3 w44=w45=w46=1 と予め設定されている。
2、A3を優先する」を結論部として示すために、各領
域の優先度w41乃至w46は w41=w42=w43=3 w44=w45=w46=1 と予め設定されている。
【0043】ルール(5)については、「全領域同一優
先度とする」を結論部として示すために、各領域の優先
度w51乃至w56は w51=w52=w53=w54=w55=w56=1 と予め設定されている。
先度とする」を結論部として示すために、各領域の優先
度w51乃至w56は w51=w52=w53=w54=w55=w56=1 と予め設定されている。
【0044】ルール(6)については、「単純平均値以
下の領域を優先する」を結論部として示すために、各領
域の優先度w61乃至w66は、L=1〜6とすると、 VL<単純平均値Z1ならばw6L=3 VL>単純平均値Z1ならばw6L=1 と予め設定されている。例えば、領域A1乃至A3の正
規化輝度評価値V1乃至V3が単純平均値Z1より大き
い場合には、 w64=w65=w66=3 w61=w62=w63=1 となる。尚、単純平均値Z1は、後述の如く単純平均回
路37にて算出される。この様に設定された各ルールに
おける各領域の優先度を用いて全ルールを考慮した優先
度Wkを、図6乃至図11の例で考えると、領域A1に
ついては、式Aが、次式B(数3)のように、
下の領域を優先する」を結論部として示すために、各領
域の優先度w61乃至w66は、L=1〜6とすると、 VL<単純平均値Z1ならばw6L=3 VL>単純平均値Z1ならばw6L=1 と予め設定されている。例えば、領域A1乃至A3の正
規化輝度評価値V1乃至V3が単純平均値Z1より大き
い場合には、 w64=w65=w66=3 w61=w62=w63=1 となる。尚、単純平均値Z1は、後述の如く単純平均回
路37にて算出される。この様に設定された各ルールに
おける各領域の優先度を用いて全ルールを考慮した優先
度Wkを、図6乃至図11の例で考えると、領域A1に
ついては、式Aが、次式B(数3)のように、
【0045】
【数3】
【0046】となる。この式Bにおいて、数4及び数5
が成り立つので、
が成り立つので、
【0047】
【数4】
【0048】
【数5】
【0049】領域A1の優先度W1は数6となる。同様
に優先度W2乃至W6は数7と算出される。
に優先度W2乃至W6は数7と算出される。
【0050】
【数6】
【0051】
【数7】
【0052】と算出される。こうして全ルールについて
ファジイ推論により決定された各領域の優先度Wkは、
重み付け回路61乃至66に発せられる。重み付け回路
61乃至66は、領域毎の優先度W1乃至W6に重み付
け、所謂優先処理を行う。即ち、各輝度評価値Y1乃至
Y6に該当する領域の優先度W1乃至W6を乗算してY
i・Wi(i=1〜6)を算出する。こうして重み付け
された輝度評価値は全て重み付け平均回路67に供給さ
れる。重み付け平均回路67は、重み付け回路61乃至
66出力の加算値を、各優先度と面積の積の和で割り算
して重み付け平均値Z2を出力する。即ち、次式C(数
8)を算出する。尚、Si(i=1〜6)は各領域の面
積を示す。
ファジイ推論により決定された各領域の優先度Wkは、
重み付け回路61乃至66に発せられる。重み付け回路
61乃至66は、領域毎の優先度W1乃至W6に重み付
け、所謂優先処理を行う。即ち、各輝度評価値Y1乃至
Y6に該当する領域の優先度W1乃至W6を乗算してY
i・Wi(i=1〜6)を算出する。こうして重み付け
された輝度評価値は全て重み付け平均回路67に供給さ
れる。重み付け平均回路67は、重み付け回路61乃至
66出力の加算値を、各優先度と面積の積の和で割り算
して重み付け平均値Z2を出力する。即ち、次式C(数
8)を算出する。尚、Si(i=1〜6)は各領域の面
積を示す。
【0053】
【数8】
【0054】単純平均回路68は、各輝度評価値Yiを
全て加算して、この加算値を画面全体の面積(S1+S
2+S3+S4+S5+S6)で割り算して画面全体の
単純平均値Z1を導出する。即ち、数9が成立する。
尚、この単純平均値Z1は各輝度評価値Yiに重み付け
回路61乃至66にて優先度W1乃至W6を全て「1」
として重み付けを行い、重み付け平均回路67にて式C
の算出を行ったものと同等の値である。
全て加算して、この加算値を画面全体の面積(S1+S
2+S3+S4+S5+S6)で割り算して画面全体の
単純平均値Z1を導出する。即ち、数9が成立する。
尚、この単純平均値Z1は各輝度評価値Yiに重み付け
回路61乃至66にて優先度W1乃至W6を全て「1」
として重み付けを行い、重み付け平均回路67にて式C
の算出を行ったものと同等の値である。
【0055】
【数9】
【0056】上述の如く算出された単純平均値Z1と重
み付け平均値Z2とは割算器69に入力され、m=Z1
/Z2の割算が為され、この割算値mは利得制御回路7
0及び目標レベル制御回路71に入力される。
み付け平均値Z2とは割算器69に入力され、m=Z1
/Z2の割算が為され、この割算値mは利得制御回路7
0及び目標レベル制御回路71に入力される。
【0057】利得制御回路70は、可変利得アンプ4の
ゲインを制御する比較器5に目標レベルPを供給するも
のである。この目標レベルPはm=1の時、即ち単純平
均値Z1と重み付け平均値Z2とが等しく撮像画面の輝
度分布を考慮しない時に、撮像画面に最適な露出を得ら
れる最適目標レベルPoに設定され、常にP=mPoを満
足する様に補正値である割算値mに追従する。従って、
結果的には、露出調整にて重み付け平均値Z2が最適目
標レベルPoとなる様に目標レベルPが変化することに
なる。
ゲインを制御する比較器5に目標レベルPを供給するも
のである。この目標レベルPはm=1の時、即ち単純平
均値Z1と重み付け平均値Z2とが等しく撮像画面の輝
度分布を考慮しない時に、撮像画面に最適な露出を得ら
れる最適目標レベルPoに設定され、常にP=mPoを満
足する様に補正値である割算値mに追従する。従って、
結果的には、露出調整にて重み付け平均値Z2が最適目
標レベルPoとなる様に目標レベルPが変化することに
なる。
【0058】比較器5は、撮像映像信号を十分に長い時
定数(例えば1フィールド期間)にて積分して、該当フ
ィールドの輝度レベルを示す積分器90出力と目標レベ
ルPとを比較するもので、この比較出力を利得可変アン
プ4に供給して、積分出力が目標レベルPに一致する様
にゲインを制御することにより、映像信号には重み付け
処理を考慮したAGCが付与されることになる。
定数(例えば1フィールド期間)にて積分して、該当フ
ィールドの輝度レベルを示す積分器90出力と目標レベ
ルPとを比較するもので、この比較出力を利得可変アン
プ4に供給して、積分出力が目標レベルPに一致する様
にゲインを制御することにより、映像信号には重み付け
処理を考慮したAGCが付与されることになる。
【0059】目標レベル制御回路71は、絞り機構2の
絞り量を制御する比較器72に目標レベルQを供給する
もので、この目標レベルQは前記目標レベルPと同様
に、前記割算値mがm=1の条件を満足する時にはQ=
qoの最適目標レベルに設定され、割算値mとの間にQ
=mqoの式を満足する様に変化し、結果的に露出調整
にて重み付け平均値Z2が最適目標レベルqoに常に一
致する様に目標レベルQが変化することになる。
絞り量を制御する比較器72に目標レベルQを供給する
もので、この目標レベルQは前記目標レベルPと同様
に、前記割算値mがm=1の条件を満足する時にはQ=
qoの最適目標レベルに設定され、割算値mとの間にQ
=mqoの式を満足する様に変化し、結果的に露出調整
にて重み付け平均値Z2が最適目標レベルqoに常に一
致する様に目標レベルQが変化することになる。
【0060】比較器72は前記目標レベルQと積分器8
0出力とを比較するもので、この比較出力を絞り機構2
に供給し、この比較出力に基づいて絞り機構2を駆動さ
せて、該当フィールドの輝度レベルを示す積分出力が目
標レベルQに一致する様に絞り機構2の絞り量が制御さ
れる。尚、積分器80の時定数は、積分器90のそれに
等しく、絞り機構2が撮像映像信号の瞬時的な変化には
追従しない様に設定されている。
0出力とを比較するもので、この比較出力を絞り機構2
に供給し、この比較出力に基づいて絞り機構2を駆動さ
せて、該当フィールドの輝度レベルを示す積分出力が目
標レベルQに一致する様に絞り機構2の絞り量が制御さ
れる。尚、積分器80の時定数は、積分器90のそれに
等しく、絞り機構2が撮像映像信号の瞬時的な変化には
追従しない様に設定されている。
【0061】以上の様に、可変利得アンプ4及び絞り機
構2の駆動を制御する比較器5、72の目標レベルP、
Qは、重み付け処理が施された重み付け平均値Z2に応
じて変化するため、可変利得アンプ4による電気的な、
また絞り機構2による光学的な露出調整には重み付け処
理が十分に考慮され、例えば、画面全体の単純平均値Z
1が「120」で、平均値Z2が「100」の場合、画
面全体にわたっては十分な明るさが得られているが、ル
ール(1)乃至(6)にて優先しなければならない領域
にのみ注目すると十分な明るさが得られておらず、中央
の領域が暗い等の状況にあることになり、割算値mはm
=1.2となって目標レベルP、Qは夫々P=mPo、
Q=mqoと上昇し、この結果、利得可変アンプ4のゲ
インも上昇し、絞り機構2の絞り量も小さくなり、優先
領域に対して最適な露出調整が為される。
構2の駆動を制御する比較器5、72の目標レベルP、
Qは、重み付け処理が施された重み付け平均値Z2に応
じて変化するため、可変利得アンプ4による電気的な、
また絞り機構2による光学的な露出調整には重み付け処
理が十分に考慮され、例えば、画面全体の単純平均値Z
1が「120」で、平均値Z2が「100」の場合、画
面全体にわたっては十分な明るさが得られているが、ル
ール(1)乃至(6)にて優先しなければならない領域
にのみ注目すると十分な明るさが得られておらず、中央
の領域が暗い等の状況にあることになり、割算値mはm
=1.2となって目標レベルP、Qは夫々P=mPo、
Q=mqoと上昇し、この結果、利得可変アンプ4のゲ
インも上昇し、絞り機構2の絞り量も小さくなり、優先
領域に対して最適な露出調整が為される。
【0062】次にルール(1)乃至(6)が露出調整に
どの様な影響を与えることになるのかをルール毎に説明
する。ルール(1)乃至(4)は、優先処理の基本をな
す部分で、領域A1、A2、A3の中で互いに輝度評価
値が近い時、その領域の優先度を高める様に作用する。
どの様な影響を与えることになるのかをルール毎に説明
する。ルール(1)乃至(4)は、優先処理の基本をな
す部分で、領域A1、A2、A3の中で互いに輝度評価
値が近い時、その領域の優先度を高める様に作用する。
【0063】例えば、前記従来技術の如く、被写体が最
も存在する確率が高い領域A1、A2、A3について単
純に領域A4、A5、A6に対して同一優先度をもたせ
て、図5の様に逆光の状況下で被写体Sを撮影すると、
領域A2にのみ明るい背景が入ってくるため被写体Sに
対して適正な補正ができない。そこでルール(1)乃至
(4)を適用すると、領域A1、A3は共に暗く、領域
A2のみが明るいので正規化輝度評価値V1、V2、V
3には、V1≒V3≠V2が成り立ち、ルール(1)の
条件(1)(2)、ルール(3)の条件(2)、ルール
(4)の条件(1)が成り立ち難いので、ルール(2)
の成立度のみが極めて高くなり領域A1、A3の優先度
が高くなり、これらの領域A1、A3に納まっている被
写体Sを重視してこの被写体Sに対して最適な露出状態
となる。これらの一連のルールは、逆光時や過度の順光
時に有効である。
も存在する確率が高い領域A1、A2、A3について単
純に領域A4、A5、A6に対して同一優先度をもたせ
て、図5の様に逆光の状況下で被写体Sを撮影すると、
領域A2にのみ明るい背景が入ってくるため被写体Sに
対して適正な補正ができない。そこでルール(1)乃至
(4)を適用すると、領域A1、A3は共に暗く、領域
A2のみが明るいので正規化輝度評価値V1、V2、V
3には、V1≒V3≠V2が成り立ち、ルール(1)の
条件(1)(2)、ルール(3)の条件(2)、ルール
(4)の条件(1)が成り立ち難いので、ルール(2)
の成立度のみが極めて高くなり領域A1、A3の優先度
が高くなり、これらの領域A1、A3に納まっている被
写体Sを重視してこの被写体Sに対して最適な露出状態
となる。これらの一連のルールは、逆光時や過度の順光
時に有効である。
【0064】ルール(5)が画面全体が暗い場合に対応
し、正規化輝度評価値の最大値が大きくない時は、優先
処理をせず画面の平均値を代表値にしようとする。ま
た、この画面全体が暗い場合のルールとして、次に示す
ルール(5)’をルール(5)に代用するも可能であ
る。
し、正規化輝度評価値の最大値が大きくない時は、優先
処理をせず画面の平均値を代表値にしようとする。ま
た、この画面全体が暗い場合のルールとして、次に示す
ルール(5)’をルール(5)に代用するも可能であ
る。
【0065】[ルール(5)’] 「if 絞りがかなり開いている。 then 全領域
同一優先度とする。」 このルール(5)’は撮像画面の暗さを絞り機構2の絞
りの開放度で検出しようとするもので、絞りがかなり開
いている、即ち開放度がかなり大きい場合には、撮像画
面が暗いとして、全領域での優先度を同一にし、不必要
な補正を抑える働きをする。尚、この開放度を入力変数
とするルール(5)’のメンバ−シップ関数を図示する
と図12の如くなり、各領域の優先度は、w51=w52=
w53=w54=w55=w56=1となる。この際、絞りの開
放度の検出には、絞り機構2を作動させる駆動電圧値を
図14の如くA/D変換器200にてA/D変換して優
先度決定回路57にフィードバックして得るか、あるい
は絞り機構2の駆動をロ−タの位置が計数可能なステッ
ピングモータにて行い、このモータの開放方向へのステ
ップ数に開放度を対応させ、更にはこの開放度を検出す
るセンサーを別途設ける等、様々な方法が考えられる。
尚、絞り機構2の絞り量は比較器72の電圧値に反比例
して変化する。即ち開放度は前記電圧値に比例して変化
する。尚、画面全体が暗い場合に対応するルールとし
て、ルール(5)及び(5)’を両方用いることも可能
である。
同一優先度とする。」 このルール(5)’は撮像画面の暗さを絞り機構2の絞
りの開放度で検出しようとするもので、絞りがかなり開
いている、即ち開放度がかなり大きい場合には、撮像画
面が暗いとして、全領域での優先度を同一にし、不必要
な補正を抑える働きをする。尚、この開放度を入力変数
とするルール(5)’のメンバ−シップ関数を図示する
と図12の如くなり、各領域の優先度は、w51=w52=
w53=w54=w55=w56=1となる。この際、絞りの開
放度の検出には、絞り機構2を作動させる駆動電圧値を
図14の如くA/D変換器200にてA/D変換して優
先度決定回路57にフィードバックして得るか、あるい
は絞り機構2の駆動をロ−タの位置が計数可能なステッ
ピングモータにて行い、このモータの開放方向へのステ
ップ数に開放度を対応させ、更にはこの開放度を検出す
るセンサーを別途設ける等、様々な方法が考えられる。
尚、絞り機構2の絞り量は比較器72の電圧値に反比例
して変化する。即ち開放度は前記電圧値に比例して変化
する。尚、画面全体が暗い場合に対応するルールとし
て、ルール(5)及び(5)’を両方用いることも可能
である。
【0066】ルール(6)は画面内に光源の様に極めて
高輝度なものが入った場合に対応し、正規化輝度評価値
Yiの最大値は小さくないにも拘らず単純平均値Z1が
小さく画面全体としては暗い時には、輝度の低い領域を
優先する。ここで、画面に光源等が含まれると、この光
源が含まれる領域は十分な正規化輝度評価値を有してい
るにも拘らず、単純平均値Z1は小さく暗い画面となっ
てしまう。この場合、光源の含まれていない正規化輝度
評価値の低い領域の優先度を高めることで、光源の影響
を低減させて、主要な被写体の露出を改善している。
高輝度なものが入った場合に対応し、正規化輝度評価値
Yiの最大値は小さくないにも拘らず単純平均値Z1が
小さく画面全体としては暗い時には、輝度の低い領域を
優先する。ここで、画面に光源等が含まれると、この光
源が含まれる領域は十分な正規化輝度評価値を有してい
るにも拘らず、単純平均値Z1は小さく暗い画面となっ
てしまう。この場合、光源の含まれていない正規化輝度
評価値の低い領域の優先度を高めることで、光源の影響
を低減させて、主要な被写体の露出を改善している。
【0067】尚、領域の分割及び各ルールの設定は本実
施例に限らず、様々な形態が考えられる。また、図1の
切換回路26乃至割算器69の動作をマイクロコンピュ
ータを用いてソフトウェア的に処理可能であることは言
うまでもない。
施例に限らず、様々な形態が考えられる。また、図1の
切換回路26乃至割算器69の動作をマイクロコンピュ
ータを用いてソフトウェア的に処理可能であることは言
うまでもない。
【0068】また、前記実施例では、輝度分布を考慮し
ない撮像画面の最適目標レベルPoを予め設定し、重み
付け平均値Z2に対する単純平均値Z1の比である割算
値mを補正値として最適目標レベルPoに乗算して、撮
像映像信号の輝度レベルを示す積分器90出力と比較す
ることにより、最適な露出制御を実現しているが、図1
3に示す様に、最適目標レベルPoを重み付け平均値Z
2と目標レベルメモリ91に記憶されている目標レベル
Po’(但し、Po’は前記目標レベルPoをディジタル
化した値である)とを比較器92にて直接比較し、この
比較結果により利得可変アンプ4のゲインを制御し、ま
た絞り機構2の絞り量を制御して電気的及び光学的露出
調整を為すことも可能である。例えば、重み付け平均値
Z2が目標レベルPo’より小さい時には、輝度分布を
考慮した上での撮像画面が最適露出状態に比べ露出不足
であるとして、Z2=Po’になる様に利得可変アンプ
4のゲインを上昇させると共に絞り機構2の絞り量を小
さくして輝度を上昇させ、逆に、重み付け平均値Z2が
目標レベルPo’より大きい時には、最適露出状態に比
べ露出過多であるとしてZ2=Po’となる様に利得可
変アンプ4のゲインを降下させると共に絞り機構2の絞
り量を大きくして輝度を低下させればよい。
ない撮像画面の最適目標レベルPoを予め設定し、重み
付け平均値Z2に対する単純平均値Z1の比である割算
値mを補正値として最適目標レベルPoに乗算して、撮
像映像信号の輝度レベルを示す積分器90出力と比較す
ることにより、最適な露出制御を実現しているが、図1
3に示す様に、最適目標レベルPoを重み付け平均値Z
2と目標レベルメモリ91に記憶されている目標レベル
Po’(但し、Po’は前記目標レベルPoをディジタル
化した値である)とを比較器92にて直接比較し、この
比較結果により利得可変アンプ4のゲインを制御し、ま
た絞り機構2の絞り量を制御して電気的及び光学的露出
調整を為すことも可能である。例えば、重み付け平均値
Z2が目標レベルPo’より小さい時には、輝度分布を
考慮した上での撮像画面が最適露出状態に比べ露出不足
であるとして、Z2=Po’になる様に利得可変アンプ
4のゲインを上昇させると共に絞り機構2の絞り量を小
さくして輝度を上昇させ、逆に、重み付け平均値Z2が
目標レベルPo’より大きい時には、最適露出状態に比
べ露出過多であるとしてZ2=Po’となる様に利得可
変アンプ4のゲインを降下させると共に絞り機構2の絞
り量を大きくして輝度を低下させればよい。
【0069】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、画面の状態
評価にファジイ推論を用いることで、様々な画面に対応
した詳細な条件設定を行うことなく、予め実験的に決定
された少数のルールに基づいた推論で画面の評価を行う
ことができる。
評価にファジイ推論を用いることで、様々な画面に対応
した詳細な条件設定を行うことなく、予め実験的に決定
された少数のルールに基づいた推論で画面の評価を行う
ことができる。
【0070】更に、画面の不安定さや不自然さを招くこ
となく、主要被写体の位置及び形状に応じて適切な補正
を行うことが可能になる。
となく、主要被写体の位置及び形状に応じて適切な補正
を行うことが可能になる。
【図1】本発明の一実施例の全体の回路ブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例の画面分割の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の要部回路ブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例の撮像画面の一例を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の一実施例のルール(1)の説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の一実施例のルール(2)の説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例のルール(3)の説明図であ
る。
る。
【図9】本発明の一実施例のルール(4)の説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の一実施例のルール(5)の説明図で
ある。
ある。
【図11】本発明の一実施例のルール(6)の説明図で
ある。
ある。
【図12】本発明の一実施例のルール(5)’の説明図
である。
である。
【図13】本発明の他の実施例の回路ブロック図であ
る。
る。
【図14】本発明の他の実施例の回路ブロック図であ
る。
る。
【図15】本発明の従来例の回路ブロック図である。
2 絞り機構 31 積算回路 32 積算回路 33 積算回路 34 積算回路 35 積算回路 36 積算回路 61 重み付け回路 62 重み付け回路 63 重み付け回路 64 重み付け回路 65 重み付け回路 66 重み付け回路 70 利得制御回路 71 目標レベル制御回路 57 優先度決定回路
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像画面を複数の領域に分割し、各領域
の輝度レベルを輝度評価値として検出する輝度評価値検
出手段と、 少なくとも各領域の輝度評価値あるいは輝度評価値から
算術的に得られる値を入力変数、前記優先度を結論部と
し、予め設定された複数のルールに基づいてファジィ推
論を実行することにより各領域の優先度を決定する優先
度決定手段と、 該優先度決定手段により決定された優先度で、前記各領
域の輝度評価値に重み付け処理を施して画面全体の輝度
レベルの代表値を得る演算部と、 前記代表値に応じて露出制御を行う露出制御手段を備え
る自動露出調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147387A JPH089243A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 自動露出調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7147387A JPH089243A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 自動露出調整装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1166134A Division JPH088659B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 自動露出調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089243A true JPH089243A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15429113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7147387A Pending JPH089243A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 自動露出調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089243A (ja) |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7147387A patent/JPH089243A/ja active Pending
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